JPS584755A - マロンジニトリルの製造法 - Google Patents
マロンジニトリルの製造法Info
- Publication number
- JPS584755A JPS584755A JP56100548A JP10054881A JPS584755A JP S584755 A JPS584755 A JP S584755A JP 56100548 A JP56100548 A JP 56100548A JP 10054881 A JP10054881 A JP 10054881A JP S584755 A JPS584755 A JP S584755A
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- Japan
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- oxygen
- raw material
- ammonia
- reaction
- ethylenecyanohydrin
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、マロンジニトリルの新規な製造法に関するも
のである。さらに詳しくは、エチレンシアンヒドリンと
アンモニアおよび酸素を気相接触させることを特徴とす
るマロンジニトリルの製造方法に関するものである。
のである。さらに詳しくは、エチレンシアンヒドリンと
アンモニアおよび酸素を気相接触させることを特徴とす
るマロンジニトリルの製造方法に関するものである。
マロンジニトリルはビタミンB、の合成原料、その地区
薬品の合成原料として1]広い用途を持つ物質である。
薬品の合成原料として1]広い用途を持つ物質である。
従来、マロンジニトリルの製造法と【7てハ、モノクロ
ル酢酸とシアン化ソーダを原料として合成したシアン酢
酸アミドの脱水による方法、アセトニトリルと塩化シア
ンを800〜1000℃の高温で反応させる方法が知ら
れている。
ル酢酸とシアン化ソーダを原料として合成したシアン酢
酸アミドの脱水による方法、アセトニトリルと塩化シア
ンを800〜1000℃の高温で反応させる方法が知ら
れている。
しかしながら、前者の方法は、猛毒のシアン化ソーダを
原料とするため取扱い上問題がある上、工程が長く、シ
アン酢酸アミドを脱水する工程で高価な副原狛を使用し
なければ力らない欠点を有する。また、後者の方法は、
反応が800〜1000℃と極めて高温で行々われるた
め、装置上の問題があるほか、熱分解によるカーボンや
重合物が生成して系内に汚れが生じるという欠点を有す
る。
原料とするため取扱い上問題がある上、工程が長く、シ
アン酢酸アミドを脱水する工程で高価な副原狛を使用し
なければ力らない欠点を有する。また、後者の方法は、
反応が800〜1000℃と極めて高温で行々われるた
め、装置上の問題があるほか、熱分解によるカーボンや
重合物が生成して系内に汚れが生じるという欠点を有す
る。
本発明者らは、上記従来技術の欠点を除去し、経済的に
マロンジニトリルを製造する方法を釧1意研究した結果
、エチレンシア/ヒドリンとアンモニアおよび酸素を気
相接触させてマロンジニトリルを製造しうることを見出
し1、本発明を々すに至った。
マロンジニトリルを製造する方法を釧1意研究した結果
、エチレンシア/ヒドリンとアンモニアおよび酸素を気
相接触させてマロンジニトリルを製造しうることを見出
し1、本発明を々すに至った。
本発明に用いられる触媒とし7ては、MOおよび/また
はVを含む金属酸化物触媒が有効である。
はVを含む金属酸化物触媒が有効である。
本発明の触媒は、通常の方法によって製造される。触媒
はそのま\でも使用できるが、シリカ、アルミナ、@:
藻」ハ軽石等に相持した形態においても使用できる。
はそのま\でも使用できるが、シリカ、アルミナ、@:
藻」ハ軽石等に相持した形態においても使用できる。
本発明の反応は、固定床、流動床のいずれにおいても実
施できる。
施できる。
反応温度は、通常300〜600℃、好ましくは350
〜500℃が採用されるが、それ以上の温度も使用可能
である。
〜500℃が採用されるが、それ以上の温度も使用可能
である。
反応原料としては、エチレンシアンヒドリン、アンモニ
ア、空気等の酸素含有ガス、および必要に応じて水蒸気
もしくは不活性ガスからなる混合ガスを用いる。
ア、空気等の酸素含有ガス、および必要に応じて水蒸気
もしくは不活性ガスからなる混合ガスを用いる。
反応において触媒との接触時間は、通常0.01〜20
秒、好゛ましくけ0.1〜5秒にする。
秒、好゛ましくけ0.1〜5秒にする。
原料中のエチレンシアンヒドリンとNH3と酸素のモル
比率は、通常1:0.3〜5 : 0,5〜10、好ま
しくは1 : 0.5〜2 : 0,8〜2の範囲とす
る。
比率は、通常1:0.3〜5 : 0,5〜10、好ま
しくは1 : 0.5〜2 : 0,8〜2の範囲とす
る。
反応の圧力は任意の圧力で実施できるが、好ましくは負
圧〜数気圧の圧力である。
圧〜数気圧の圧力である。
本発明によれば、反応混合ガス中には目的物質であるマ
ロンジニトリルのほかに、未反応のエチレンシアンヒド
リン、CO2、CO、アクリロニトリルおよび少廿の背
酸、アセi・ニドIJル、高沸点物質が含まれる。
ロンジニトリルのほかに、未反応のエチレンシアンヒド
リン、CO2、CO、アクリロニトリルおよび少廿の背
酸、アセi・ニドIJル、高沸点物質が含まれる。
以下に実施例を述べるが、エチレンシアンヒドリンの反
応率、マロンジニトリルの選択率の定義は次による。
応率、マロンジニトリルの選択率の定義は次による。
エチレンシアンヒドリン(’D i 化−II (%)
−供給したエチレンシアンヒドリンのモル数マロンジニ
トリルの選択率(刑− 実施例1 モリブデン酸アンモニウムC(NH4)eMO7oz+
・4HtO]1部を70℃に加温した水2部に溶かし
た溶液を蒸発乾固し、600℃において2時間焼成する
ことによって酸化モリブデン触媒を調製した。この触媒
を後述の反応に供した。
−供給したエチレンシアンヒドリンのモル数マロンジニ
トリルの選択率(刑− 実施例1 モリブデン酸アンモニウムC(NH4)eMO7oz+
・4HtO]1部を70℃に加温した水2部に溶かし
た溶液を蒸発乾固し、600℃において2時間焼成する
ことによって酸化モリブデン触媒を調製した。この触媒
を後述の反応に供した。
実施例2
メタバナジン酸アンモニウム(NH,VO,) ヲ55
0℃において2時間焼成することによって五酸化バナジ
ウム触媒を調製した。この触媒を後述の反応に供した。
0℃において2時間焼成することによって五酸化バナジ
ウム触媒を調製した。この触媒を後述の反応に供した。
実施例6
試薬リンモリブデン酸を400℃において2時間焼成し
て、MO,、P、の組成の酸化物触媒′f:調製した。
て、MO,、P、の組成の酸化物触媒′f:調製した。
この触Nを後述の反応に供した。
実施例4
試薬モリブデン酸アンモ21部を70℃に加温した水2
部に溶かした溶液を用意する(これをA液とする)。8
0℃に加温した20重量%の蓚酸水溶液1.46部に、
試薬メタバナジン酸アンモンJ146部を激しく攪拌し
ながら徐々に添加し、添加終了後、溶液の色が濃紺色に
なる1で約20分間攪拌を続ける(これをB液とする)
。A液にB液を加え、さらに試薬α−届、0.粉末6.
45部を加えた後、蒸発乾固し、400℃において2時
間焼成し、α−A#203に担持したMO*t■r、s
s (7)組成の酸化物触媒を調製した。この触媒を後
述の反応に供した。
部に溶かした溶液を用意する(これをA液とする)。8
0℃に加温した20重量%の蓚酸水溶液1.46部に、
試薬メタバナジン酸アンモンJ146部を激しく攪拌し
ながら徐々に添加し、添加終了後、溶液の色が濃紺色に
なる1で約20分間攪拌を続ける(これをB液とする)
。A液にB液を加え、さらに試薬α−届、0.粉末6.
45部を加えた後、蒸発乾固し、400℃において2時
間焼成し、α−A#203に担持したMO*t■r、s
s (7)組成の酸化物触媒を調製した。この触媒を後
述の反応に供した。
−5=
実施例5
試薬モリブデン酸アンモ71部を70℃に加温した水2
部に溶かした溶液を30重量%のシリカゾル6.96部
に加え、次いで試薬二酸化チタン粉末0.375部を加
えた後、蒸発乾固し、6oo℃において2時間焼成し、
5lo2に担持したMo、□Ti、。
部に溶かした溶液を30重量%のシリカゾル6.96部
に加え、次いで試薬二酸化チタン粉末0.375部を加
えた後、蒸発乾固し、6oo℃において2時間焼成し、
5lo2に担持したMo、□Ti、。
の組成の酸化物触媒を調製した。この触媒を後述の反応
に供した。
に供した。
実施例6
試薬モリブデン酸アンモ71部を70℃に加温した水2
部に溶か(〜た溶液を30重量%のシリカゾル6.54
部に加え、次いで試薬硝酸クロム〔Cr (NO3)、
−9H20:) 1 、51部を2.5部の水で溶が
した溶液を加える。これを蒸発乾固させ、600℃にお
いて2時間焼成し、SIO□に担持し7’c Mo 、
、Cr 、。
部に溶か(〜た溶液を30重量%のシリカゾル6.54
部に加え、次いで試薬硝酸クロム〔Cr (NO3)、
−9H20:) 1 、51部を2.5部の水で溶が
した溶液を加える。これを蒸発乾固させ、600℃にお
いて2時間焼成し、SIO□に担持し7’c Mo 、
、Cr 、。
の組成の酸化物触媒を調製した。この触媒を後述の反応
に供した。
に供した。
実施例7〜26
実施例1〜6に順じて他に表−1に示すような20柚類
の触媒を調製した。たソし、原料として= 6 = はBのホウ酸、Snは酸化第2!jAssbけ3酸化ア
ンチモン、Teはテルル酸を使用し、その曲の金属はい
ずれも硝酸塩を使用した。また、焼成温度は表−1に示
ty iとおりであり、焼成時間なコいずれも21埒1
1fi−C7ある。
の触媒を調製した。たソし、原料として= 6 = はBのホウ酸、Snは酸化第2!jAssbけ3酸化ア
ンチモン、Teはテルル酸を使用し、その曲の金属はい
ずれも硝酸塩を使用した。また、焼成温度は表−1に示
ty iとおりであり、焼成時間なコいずれも21埒1
1fi−C7ある。
触媒の活性試験
実施例1〜26の触媒各0.57の内径811111の
ガラス製反応管に充填1..、F)「定の温度に保ち、
反応圧力を大気圧に保って、エチレンシアンヒドリン:
アンモニア、酸素:窒素の比が1 : 1 : 1,2
:20である混合ガスを接触時間0.15秒で通じだ
。
ガラス製反応管に充填1..、F)「定の温度に保ち、
反応圧力を大気圧に保って、エチレンシアンヒドリン:
アンモニア、酸素:窒素の比が1 : 1 : 1,2
:20である混合ガスを接触時間0.15秒で通じだ
。
反応生成カスの一部を採取し、ガスクロマトグラフによ
り分析を行った。この活性試験の結果を表−1に示す。
り分析を行った。この活性試験の結果を表−1に示す。
= 7−
表−1触媒活性試験結果
8−
373−
Claims (1)
- エチレンシアンヒドリンとアンモニアおよび酸素を気相
接触させることを特徴とするマロンジニトリルの製造法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56100548A JPS584755A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | マロンジニトリルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56100548A JPS584755A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | マロンジニトリルの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS584755A true JPS584755A (ja) | 1983-01-11 |
JPH0132817B2 JPH0132817B2 (ja) | 1989-07-10 |
Family
ID=14276993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56100548A Granted JPS584755A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | マロンジニトリルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS584755A (ja) |
-
1981
- 1981-06-30 JP JP56100548A patent/JPS584755A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0132817B2 (ja) | 1989-07-10 |
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