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JPS5844672Y2 - 雑音除去回路 - Google Patents

雑音除去回路

Info

Publication number
JPS5844672Y2
JPS5844672Y2 JP15739578U JP15739578U JPS5844672Y2 JP S5844672 Y2 JPS5844672 Y2 JP S5844672Y2 JP 15739578 U JP15739578 U JP 15739578U JP 15739578 U JP15739578 U JP 15739578U JP S5844672 Y2 JPS5844672 Y2 JP S5844672Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric field
signal
circuit
amplitude
threshold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15739578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5574142U (ja
Inventor
憲夫 藤木
裕成 福原
Original Assignee
日産自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP15739578U priority Critical patent/JPS5844672Y2/ja
Priority to US06/068,482 priority patent/US4271535A/en
Priority to DE2934956A priority patent/DE2934956C2/de
Priority to FR7921793A priority patent/FR2435173A1/fr
Priority to GB7930203A priority patent/GB2029673B/en
Publication of JPS5574142U publication Critical patent/JPS5574142U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5844672Y2 publication Critical patent/JPS5844672Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Noise Elimination (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ラジオ受信機における雑音除去回路に係り、
特に、自動車の点火系などより発生してラジオ受信機に
混入する衝撃性雑音を除去する雑音除去回路に関するも
のである。
従来技術を第1図〜第3図により説明する。
ラジオ受信機に混入する衝撃性雑音除去回路として、周
波数・電圧績を一定値以下に制限する方式のものが従来
から採用されている。
第1図はそのブロック構成図と各部信号の波形図とを示
しており、入力信号1を微分器2で微分し、この微分結
果の信号を振幅制限器3に通した後積分器4で積分して
出力信号5とするものである。
N(1)〜N(4)は衝撃性雑音の、5(1)〜5(4
)は信号の各部波形図を示しており、このうち、N(1
)と5(1)は微分器2に入る前の、N(2)と5(2
)は微分器2を出た後の、N(3)と5(3)は振幅制
限器3を出た後の、N(4)と5(4)は積分器4を出
た後の、それぞれの波形図である。
振幅制限器3のしきい値(クリッピングレベル)は、信
号成分の微分出力より大きく設定され、従って、衝撃性
雑音のように微分出力が非常に大きい成分に対してのみ
振幅制限作用が働くことになる。
これに対し、信号成分は微分と積分の過程を通過するだ
けで、歪なく伝達される。
また、第2図は、信号成分が電界強度の変化によって歪
まないように、振幅制限器のしきい値電圧を受信電界に
応じて制御する方式の従来装置のブロック構成図を示す
もので、受信電界を検知するため受信機の中間周波信号
あるいは自動利得制御信号を利用する。
第2図は、受信機の中間周波信号6を検波器7で検波し
た出力信号をしきい値制御回路8に取込んで振幅制限器
3のしきい値電圧を制御する場合である。
第3図は、この場合のしきい値電圧特性を示すもので、
横軸は電界強度、縦軸は各部信号のレベルをテ゛ジベル
で示している。
曲線11及び12は受信機のSN特性で、曲線11が信
号Sの平均レベルを、曲線12が暗雑音Nのレベルを示
している。
曲線13は受信機の中間周波信号6を検波器7で検波し
て得られる直流電圧の出力特性を示し、曲線14はしき
い値制御回路8により曲線13を増幅したもので、この
曲線14の電圧がしきい値電圧になる。
さらに、曲線15は自動車のイグニション雑音などの衝
撃性雑音の出力特性で、電界強度が大きくなると自動利
得制御の効果により出力が抑圧される。
なお、曲線16は曲線11に示す信号Sのピークレベル
である。
上記方式の雑音除去回路においては、信号がいかなる電
界強度においても歪まないためには、しきい値電圧14
は第3図に示すように信号Sのピークレベル16より大
としなければならないが、しかし、雑音の除去効果を高
めるには、しきい値電圧はできるだけ小さくする方が良
いという相反する関係がある。
しかし、以下に示す理由から、しきい値電圧14の信号
Sのピークレベル16に対する大小関係は、電界強度と
の関係によって、除去効果と歪特性のいずれを重視する
かで決めることができる。
即ち、無信号時から弱・中電界領域では、(イ)SNが
悪く、信号Sの明瞭度が低いの、で、振幅制限器による
多少の歪は感知できない、(ロ)衝撃性雑音レベルが高
い、ことから雑音除去効果を重視して、しきい値電圧1
4を信号Sのピークレベル16より小さく設定すること
ができ、また中電界領域を超えて電界強度が大きい領域
では、(イ)SN比が良くなり、信号Sの明瞭度は高く
、歪があっては具合が悪い、(ロ)受信機の自動利得制
御により衝撃性雑音は抑圧される、ことから、歪特性を
重視し、しきい値電圧14を信号Sのピークレベル16
より大きく設定して、歪の発生がないようにしなければ
ならない。
本考案は、以上のような点にかんがみてなされたもので
、雑音除去効果の改善と信号歪の低減とをより有効なも
のとすることを目的とし、しきい値制御回路の増幅度を
受信電界の大きさに応動して自動的に切換えるスイッチ
ング回路をしきい値制御回路に設ける構成とすることを
特徴とするもので、受信電界が弱い時にはしきい値電圧
を聴感上歪が感知できない程度に小さくシ、雑音除去効
果をあげ、受信電界が強い時にはしきい値電圧を大きく
して歪が発生することのないようにしようとするもので
ある。
以下、図面により本考案の一実施例を説明する。
第4図は本考案の一実施例ブロック構成図で、8(1)
は負の振幅しきい値を設定するしきい値制御回路、8(
2)は正の振幅しきい値を設定するしきい値制御回路、
9(1)及び9(2)はそれぞれ負側及び正側のしきい
値制御回路8(1) 、8(2)に対するスイッチング
回路、10(1)及び10(2)はそれぞれダイオード
であり、その他の符号は第2図の場合と同じである。
スイッチング回路9(1)、9(2)は、受信機の中間
周波信号6を検波器7で検波して得られる直流電圧の大
きさ、即ち受信電界の大きさ、に応じて、受信電界が弱
・中電界の時はしきい値制御回路8(1)、8(2)の
増幅度を下げてしきい値電圧を小さくし、また受信電界
が強電界領域に入った時はしきい値制御回路8(1)
、8(2)の増幅度を上げてしきい値電圧を大きくする
よう動作する。
第5図は第4図に対応する、本考案の具体的な実施例回
路構成図で、同一機能を持つ部品には同じ符号を用いて
いる。
C1,C2はコンデンサ、DI。D2はダイオード、R
3及びRI R9,RIOは抵抗器である。
21及び22は第4図のしきい値制御回路8(1) 、
8(2)に相当する機能を持つ増幅器で実施例ではIC
(集積回路)で構成される。
十B、−Bは増幅器21.22用の直流駆動電源、EB
はバイアス用の直流電源である。
増幅器21は増幅器22の出力電圧と逆極性の電圧を出
力するようになっている。
スイッチング回路9内のダイオードD2はスイッチング
用ダイオードであり、抵抗器R,,R2,R3は抵抗器
R8と共に増幅器22の増幅度を決定する。
各抵抗器R,,R2,R3,R3の持つ抵抗値も抵抗器
と同じ符号を用いるものとすると、いま、しきい値電圧
、即ち増幅器22の出力電圧、EoがE。
−EB・(R1+ R2) / R2を境にしてそれよ
りもEoが小さい範囲ではスイッチング用ダイオードD
2はオフ状態であり、増幅器22の増幅度A1は となり、増幅器21を介して検波器7の出力信号がしき
い値として出力される。
これよりも大きい範囲ではスイッチング用ダイオードD
2はオン状態であり、増幅器22の増幅度A2は A2=−R3/R3となり1A21> A、Iとなる。
増幅器21の基準電圧が上昇するため増幅器21の出力
は大となる。
即ち高いしきいイ直を出力する。
第6図は本考案を実施した時のSN特性としきい値電圧
特性を示すもので、曲線12,14.16は第3図の場
合と同様に、それぞれ、暗雑音Nのレベル、しきい値電
圧、信号Sのピークレベルを示しているが、しきい値電
圧曲線14の曲線形状が第6図では第3図と異なる。
即ち、第6図においては、弱・中電界領域ではしきい値
制御回路の増幅度A1が小さく、シきい値電圧曲線14
は信号Sのピークレベルの曲線16を下まわっているが
、強電界領域では増幅器A2が大きく、シきい値電圧曲
線14が信号Sのピークレベルの曲線16を上まわるよ
うになる。
なお、上述の実施例では、しきい値制御回路の増幅度を
、受信電界の大きさに応じてA1とA2の2段階に切換
える場合について説明したが、しきい値制御回路に設け
るスイッチング回路の個数をさらに増すことにより、増
幅度を受信電界の大きさに応じて複数段階に切換える方
式とすることも可能である。
第7図は、増幅度をA、、A2.A3の3段階に切換え
る場合の、しきい値電圧曲線14と信号Sのピークレベ
ルの曲線16との関係の一例を示すものである。
以上説明したように、本考案によれば、しきい値制御回
路の増幅度を受信電界の大きさに応じて自動的に切換え
る構成としたことにより、受信電界が弱・中電界領域で
の雑音除去効果の改善が可能であると同時に、強電界領
域で聴感上感知される信号歪をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の雑音除去回路とその動作説明用の信号波
形図、第2図はしきい値電圧を受信電界に応じて制御す
る方式の従来装置のブロック構成図、第3図は第2図の
しきい値電圧特性図、第4図は本考案の一実施例ブロッ
ク構成図、第5図は第4図に対応する実施例回路構成図
、第6図及び第7図は本考案を実施した場合のしきい値
電圧特性図である。 符号の説明 1・・・・・・入力信号、2・・・・・・
微分器、3・・・・・・振幅制限器、4・・・・・・積
分器、5・・・・・・出力信号、6・・・・・・中間周
波信号、7・・・・・・検波器、8(1)、8(2)・
・・・・・しきい値制御回路、9(1)、9(2)・・
・・・・スイッチング回路、11・・・・・・信号の平
均レベル曲線、12・・・・・・暗雑音のレベル曲線、
14・・・・・・しきい値電圧曲線、16・・・・・・
信号のピークレベル曲線21.22・・・・・・増幅器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受信機の検波回路と低周波増幅段との間に接続され検波
    回路出力信号を微分する微分器と、この微分出力信号の
    振幅を受信電界の大きさに応動してしきい値制御回路で
    自動的に設定されるしきい値以下に抑える振幅制限器と
    、この振幅制限器出力信号を積分する積分器との縦続接
    続から戒り、周波数・振幅積を一定値以下に制限する雑
    音除去回路において、前記しきい値制御回路に、このし
    きい値制御回路の増幅度を受信電界の大きさに応動して
    自動的に切換えるスイッチング回路を設けたことを特徴
    とする雑音除去回路。
JP15739578U 1978-08-31 1978-11-17 雑音除去回路 Expired JPS5844672Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15739578U JPS5844672Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17 雑音除去回路
US06/068,482 US4271535A (en) 1978-08-31 1979-08-21 Noise eliminating system
DE2934956A DE2934956C2 (de) 1978-08-31 1979-08-29 Rauschunterdrückungssystem für einen Radioempfänger zur Unterdrückung von Impulsrauschen
FR7921793A FR2435173A1 (fr) 1978-08-31 1979-08-30 Dispositif d'elimination de bruit
GB7930203A GB2029673B (en) 1978-08-31 1979-08-31 Noise eliminating system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15739578U JPS5844672Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17 雑音除去回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5574142U JPS5574142U (ja) 1980-05-22
JPS5844672Y2 true JPS5844672Y2 (ja) 1983-10-11

Family

ID=29148266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15739578U Expired JPS5844672Y2 (ja) 1978-08-31 1978-11-17 雑音除去回路

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JPS5574142U (ja) 1980-05-22

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