JPS5842138B2 - 弗化物ガラスの製造方法 - Google Patents
弗化物ガラスの製造方法Info
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- JPS5842138B2 JPS5842138B2 JP54127315A JP12731579A JPS5842138B2 JP S5842138 B2 JPS5842138 B2 JP S5842138B2 JP 54127315 A JP54127315 A JP 54127315A JP 12731579 A JP12731579 A JP 12731579A JP S5842138 B2 JPS5842138 B2 JP S5842138B2
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- component
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/062—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/12—Silica-free oxide glass compositions
- C03C3/23—Silica-free oxide glass compositions containing halogen and at least one oxide, e.g. oxide of boron
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/12—Silica-free oxide glass compositions
- C03C3/23—Silica-free oxide glass compositions containing halogen and at least one oxide, e.g. oxide of boron
- C03C3/247—Silica-free oxide glass compositions containing halogen and at least one oxide, e.g. oxide of boron containing fluorine and phosphorus
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- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、基本的にP−8l−Al−(アルカリ土類金
属)−(アルカリ金属)−F系の成分を含有し、超色消
しレンズ用ガラスとして用いるに適した新規な弗化物ガ
ラスの製造方法に関する。
属)−(アルカリ金属)−F系の成分を含有し、超色消
しレンズ用ガラスとして用いるに適した新規な弗化物ガ
ラスの製造方法に関する。
超色消しレンズ用光学材料としては、色収差を広い光線
波長範囲にわたって容易に補正し球面収差をも減少し、
屈折面の曲率半径を大きくしてレンズの製作を容易にす
るものが望まれる。
波長範囲にわたって容易に補正し球面収差をも減少し、
屈折面の曲率半径を大きくしてレンズの製作を容易にす
るものが望まれる。
このような要望を満たすには、アツベ数と部分分散比と
が直線的比例関係にある正常分散ガラスでは足りず、高
度の異常部分分散性と大きなアツベ数とを有する材料を
用いる必要がある。
が直線的比例関係にある正常分散ガラスでは足りず、高
度の異常部分分散性と大きなアツベ数とを有する材料を
用いる必要がある。
上記特性を有する材料として、結晶性の螢石(CaF2
)が知られており、その光学特性は、〔屈折率(Nd)
= 1.4339、アツベ数(νd)=94.9、部
分分散比(θgF)= 0.5383、異常部分分散値
(Aνd)−+31.3)という優れた値を示すが、こ
のものは骨間性があり脆いので加工に難点があり、また
非常に高価である。
)が知られており、その光学特性は、〔屈折率(Nd)
= 1.4339、アツベ数(νd)=94.9、部
分分散比(θgF)= 0.5383、異常部分分散値
(Aνd)−+31.3)という優れた値を示すが、こ
のものは骨間性があり脆いので加工に難点があり、また
非常に高価である。
そこで、螢石にかわる材料として、米国特許第2、’5
11,224号公報には弗化べIJ IJウムを含有す
るガラスが開示されているが、このガラスは毒性のべI
J IJウムを含有し人体に極めて有害である。
11,224号公報には弗化べIJ IJウムを含有す
るガラスが開示されているが、このガラスは毒性のべI
J IJウムを含有し人体に極めて有害である。
また、特開昭51−114412号公報には、弗燐酸塩
系ガラスが開示されているが、前記螢石の光学特性には
遠く及ばない。
系ガラスが開示されているが、前記螢石の光学特性には
遠く及ばない。
本発明の目的は、P、 Si、 AA等の弗化物原料を
用いて、上記従来の光学材料にみられる諸欠点を解消し
極めて高度の異常部分分散性と低分散性、すなわち、具
体的目標値として、それぞれAνd>+26、νd〉9
0の値を有し、かつ、失透性のない安定なガラスを容易
に得る方法を提供することにある。
用いて、上記従来の光学材料にみられる諸欠点を解消し
極めて高度の異常部分分散性と低分散性、すなわち、具
体的目標値として、それぞれAνd>+26、νd〉9
0の値を有し、かつ、失透性のない安定なガラスを容易
に得る方法を提供することにある。
本発明者は、この目的達成のため金属の弗化物および弗
素錯体化合物の各原料、さらに必要に応じ添加される種
々の金属の酸素化合物原料を溶融して試験研究を重ねた
結果、本明細書に掲げる方法により極めて高度の異常部
分分散性と低分散性とを有し、かつ、失透のない安定な
ガラスを形威し得ることをみいだした。
素錯体化合物の各原料、さらに必要に応じ添加される種
々の金属の酸素化合物原料を溶融して試験研究を重ねた
結果、本明細書に掲げる方法により極めて高度の異常部
分分散性と低分散性とを有し、かつ、失透のない安定な
ガラスを形威し得ることをみいだした。
本発明にかかる弗化物ガラスの製造方法は、特許請求の
範囲に掲げるとおり、全原料に対する重量%で、P元素
成分が、R’ PF6(R’はアルカリ金属元素)1.
0〜15.0%、P2O50〜8.0%、Si元素成分
が、N’a2SiF5および/またはBa5iF 3
.0〜24.0%、5iO20〜1.5%、Al、 Y
、 Ln (Lnは希土類金属元素)、Asおよびsb
元元素外分、それぞれ(AlF325.0〜35.0%
、A12030〜3.0%)、(YF30〜12.0%
、¥2030〜8.0%)、(LnF30〜12.0%
、Ln2O30〜8.0%)、As2030〜3.0%
および(SbF30〜8.0%、5b2030〜6.0
%)、Mg、 Ca、 SrおよびBa元素成分が、そ
れぞれMgF20〜8.0%、CaF28.0〜32.
0%、5rF28. O〜28.0%、およびBaF2
0〜30.0%、Li、Naおよびに元素成分が、それ
ぞれLiF O〜4.0%、NaFO〜8.0%および
KFO〜7.5%、W元素成分が、WO30〜8.0%
、その合計が97〜100%であり、かつ、元素数比で
、全金属に対しSiが5.0%、および/またはOに対
しFが15.0を超える組成の原料を溶融して、原子重
量%で、P o、35〜4.20%、Si0.30〜3
.33%、AA8.03〜11.25%、YO〜7.3
1%、LnO〜8.60%、As O”−2,27%、
SbO〜5.45%、ただし、AA+Y+Ln十As+
Sb 8.03〜27.26%、MgO〜3.12%、
Ca 4.11〜16.43%、Sr 5.58〜19
.53%、BaO〜23.90%、ただし、Mg +
Ca 十Sr 十Ba 17.23〜40.83%、L
iO〜1.07%、Na O〜4.38%、KO〜4.
86%、ただし、Li +Na+K O,27〜5.3
4%、WO〜6.34%、F42.41〜53.25%
、00〜5.17%を含有する組成からなり、Nd1.
41150〜1.45146、シd90.7〜100.
7.0.9F0.5287〜0.5429および+Av
d26.1〜36.1の範囲の光学恒数を有する弗化物
ガラスを製造する方法である。
範囲に掲げるとおり、全原料に対する重量%で、P元素
成分が、R’ PF6(R’はアルカリ金属元素)1.
0〜15.0%、P2O50〜8.0%、Si元素成分
が、N’a2SiF5および/またはBa5iF 3
.0〜24.0%、5iO20〜1.5%、Al、 Y
、 Ln (Lnは希土類金属元素)、Asおよびsb
元元素外分、それぞれ(AlF325.0〜35.0%
、A12030〜3.0%)、(YF30〜12.0%
、¥2030〜8.0%)、(LnF30〜12.0%
、Ln2O30〜8.0%)、As2030〜3.0%
および(SbF30〜8.0%、5b2030〜6.0
%)、Mg、 Ca、 SrおよびBa元素成分が、そ
れぞれMgF20〜8.0%、CaF28.0〜32.
0%、5rF28. O〜28.0%、およびBaF2
0〜30.0%、Li、Naおよびに元素成分が、それ
ぞれLiF O〜4.0%、NaFO〜8.0%および
KFO〜7.5%、W元素成分が、WO30〜8.0%
、その合計が97〜100%であり、かつ、元素数比で
、全金属に対しSiが5.0%、および/またはOに対
しFが15.0を超える組成の原料を溶融して、原子重
量%で、P o、35〜4.20%、Si0.30〜3
.33%、AA8.03〜11.25%、YO〜7.3
1%、LnO〜8.60%、As O”−2,27%、
SbO〜5.45%、ただし、AA+Y+Ln十As+
Sb 8.03〜27.26%、MgO〜3.12%、
Ca 4.11〜16.43%、Sr 5.58〜19
.53%、BaO〜23.90%、ただし、Mg +
Ca 十Sr 十Ba 17.23〜40.83%、L
iO〜1.07%、Na O〜4.38%、KO〜4.
86%、ただし、Li +Na+K O,27〜5.3
4%、WO〜6.34%、F42.41〜53.25%
、00〜5.17%を含有する組成からなり、Nd1.
41150〜1.45146、シd90.7〜100.
7.0.9F0.5287〜0.5429および+Av
d26.1〜36.1の範囲の光学恒数を有する弗化物
ガラスを製造する方法である。
なお、本発明に用いる原料中の各元素は、溶融状態にお
いてイオン化するから、各金属陽イオンとそれらの陽イ
オンのイオン価に対応して化学品量分存在するF−およ
び02−の各陰イオンは、種種の形の原料から含有させ
ることができる。
いてイオン化するから、各金属陽イオンとそれらの陽イ
オンのイオン価に対応して化学品量分存在するF−およ
び02−の各陰イオンは、種種の形の原料から含有させ
ることができる。
本発明の弗化物ガラスの製造方法において、P元素成分
の原料としては単独またはP2O,とあわせて、必ずR
′PF6を使用する。
の原料としては単独またはP2O,とあわせて、必ずR
′PF6を使用する。
ガラス中に含有されるP元素成分は、ガラスの失透傾向
を防止し、正の異常部分分散値とアツベ数をいずれも増
大する効果が著しいが、得られたガラス中のPの量が0
.3%未満ではガラスが失透しやすくなり、また4、5
%を超えると異常部分分散値とアツベ数がともに本発明
の目標値より低くなる。
を防止し、正の異常部分分散値とアツベ数をいずれも増
大する効果が著しいが、得られたガラス中のPの量が0
.3%未満ではガラスが失透しやすくなり、また4、5
%を超えると異常部分分散値とアツベ数がともに本発明
の目標値より低くなる。
本発明の弗化物ガラスの製造方法において、Si元素成
分を添加するのは、ガラスの失透傾向を防止し、正の異
常部分分散値を増大するとともに屈折率を低下させ、化
学的耐久性を増大させるためであるが、Siの量が0.
2%未満では得られたガラスが失透を生じやすくなり、
その量が3.5%を超えると異常部分分散値がかえって
減少し、ガラスが失透しやすくなる。
分を添加するのは、ガラスの失透傾向を防止し、正の異
常部分分散値を増大するとともに屈折率を低下させ、化
学的耐久性を増大させるためであるが、Siの量が0.
2%未満では得られたガラスが失透を生じやすくなり、
その量が3.5%を超えると異常部分分散値がかえって
減少し、ガラスが失透しやすくなる。
AA、 Y、 Ln、 Asおよびsbの各元素成分の
添加は、いずれも失透傾向を減少させてガラスを安定化
し、そのうえ化学的耐久性を高める効果がある。
添加は、いずれも失透傾向を減少させてガラスを安定化
し、そのうえ化学的耐久性を高める効果がある。
とくに、Alは、失透析出温度を下げてガラスを安定化
する効果が顕著であるので、必須成分とするが、その量
が7〜12%の範囲外ではガラスはかえって失透しやす
くなる。
する効果が顕著であるので、必須成分とするが、その量
が7〜12%の範囲外ではガラスはかえって失透しやす
くなる。
YおよびLn、すなわち、La、 Ce、 Nd、 S
m、 Eu、 Gd、Tb1Dy、 Ho、 Er、
Tm、 YbおよびLu等の各成分は、上記効果のみな
らず高度な正の異常部分分散性を維持する効果があるの
で、ガラス中に含有させ得るが、Yの量が8%を超え、
またLnの一種以上の成分の合計量が9%を超えると、
ガラスはいずれも逆に失透を生じやすくなる。
m、 Eu、 Gd、Tb1Dy、 Ho、 Er、
Tm、 YbおよびLu等の各成分は、上記効果のみな
らず高度な正の異常部分分散性を維持する効果があるの
で、ガラス中に含有させ得るが、Yの量が8%を超え、
またLnの一種以上の成分の合計量が9%を超えると、
ガラスはいずれも逆に失透を生じやすくなる。
As成分の量は、上記効果のほか正の異常部分分散値を
増大させる効果があるが、3%を超えると白金等の金属
性ガラス溶融耐火物を侵蝕しやすくなる。
増大させる効果があるが、3%を超えると白金等の金属
性ガラス溶融耐火物を侵蝕しやすくなる。
sb酸成分、上記効果に加え、正の異常部分分散値を高
める効果があるが、その量が6%を超えると、ガラスは
かえって失透を生じやすくなる。
める効果があるが、その量が6%を超えると、ガラスは
かえって失透を生じやすくなる。
さらに、上記AA、 YlLn、 Asおよびsbの各
成分の合計量が7〜28%の範囲外では、ガラスは失透
を生じ不安定となる。
成分の合計量が7〜28%の範囲外では、ガラスは失透
を生じ不安定となる。
Mg、 Ca、 SrおよびBaの各成分は、いずれも
ガラスの失透を防止する効果がある。
ガラスの失透を防止する効果がある。
とくに、CaとSrの各成分は、これらの効果が大きい
ので必須成分とするが、Caの量が3.5〜17%の範
囲を超え、またSrの量が5〜20%の範囲を超えて、
それぞれ増加または減少するとガラスは失透傾向を増大
する。
ので必須成分とするが、Caの量が3.5〜17%の範
囲を超え、またSrの量が5〜20%の範囲を超えて、
それぞれ増加または減少するとガラスは失透傾向を増大
する。
また、MgとBaは任意成分として用いるが、これらの
成分の量がそれぞれ4%および24%を超えると、ガラ
スは失透しやすくなる。
成分の量がそれぞれ4%および24%を超えると、ガラ
スは失透しやすくなる。
さらに、上記Mg、 Ca、 SrおよびBaの各成分
の合計量が17〜41%の範囲を超えて増加または減少
すると、ガラスの失透傾向が増大する。
の合計量が17〜41%の範囲を超えて増加または減少
すると、ガラスの失透傾向が増大する。
Li、NaおよびKの各成分は、ガラスの失透を防止し
、屈折率を下げる効果がある。
、屈折率を下げる効果がある。
しかし、Li、NaおよびKの量がそれぞれ1.5%、
5%および5%を超えると、ガラスはかえって失透を生
じやすくなる。
5%および5%を超えると、ガラスはかえって失透を生
じやすくなる。
また、上記Li、NaおよびKの一種以上の成分の合計
量が0.2%未満ではガラスの失透傾向を十分に防止す
ることができず、またその量が6%を超えるとガラスは
低粘性となって失透を生じやすくなり、また異常部分分
散性と化学的耐久性がともに低下する。
量が0.2%未満ではガラスの失透傾向を十分に防止す
ることができず、またその量が6%を超えるとガラスは
低粘性となって失透を生じやすくなり、また異常部分分
散性と化学的耐久性がともに低下する。
また、W成分は、ガラスの失透防止効果とゾーラリセー
ション防止効果とを有するが、その量が7%を超えると
ガラ、スは逆に失透しやすくなり、しかもアツベ数が目
標値より低くなる。
ション防止効果とを有するが、その量が7%を超えると
ガラ、スは逆に失透しやすくなり、しかもアツベ数が目
標値より低くなる。
さらに、本発明のガラスの製造方法に用いる原料中の上
記各金属元素成分以外はF成分であるが、必要に応じ、
このF成分の一部をO成分で、Fの2原子に対しOの1
原子の割合で、置換することにより、得られるガラスに
光学性能の多様性を与えたり、または失透防止効果や粘
性を高めて成形性を改善する効果を与えたりすることが
できる。
記各金属元素成分以外はF成分であるが、必要に応じ、
このF成分の一部をO成分で、Fの2原子に対しOの1
原子の割合で、置換することにより、得られるガラスに
光学性能の多様性を与えたり、または失透防止効果や粘
性を高めて成形性を改善する効果を与えたりすることが
できる。
しかし、原料中のO成分の量が6%を超えると得られる
ガラスの異常部分分散値およびアツベ数が急減し、目標
値より低くなる。
ガラスの異常部分分散値およびアツベ数が急減し、目標
値より低くなる。
本発明における上記F成分の量は42〜54%の範囲に
わたる。
わたる。
前述のとおり、本発明の弗化物ガラスの製造に際しては
、ガラス原料として、R’PF6(R’はアルカリ金属
元素)、R25xF6およびR81F6(Rはアルカリ
土類金属元素)等の弗素錯体化合物原料、およびAA、
Y、 Ln、 sb、 RおよびR′等の金属弗化物
原料を使用するが、必要に応じ、ガラス中にO成分を含
有させるため、H2PO,、P2O5、各種金属燐酸塩
、5IO2、各種金属珪酸塩、上記弗化物の金属元素の
酸化物、As2O3およびWO3等の酸素化合原料を使
用し得る。
、ガラス原料として、R’PF6(R’はアルカリ金属
元素)、R25xF6およびR81F6(Rはアルカリ
土類金属元素)等の弗素錯体化合物原料、およびAA、
Y、 Ln、 sb、 RおよびR′等の金属弗化物
原料を使用するが、必要に応じ、ガラス中にO成分を含
有させるため、H2PO,、P2O5、各種金属燐酸塩
、5IO2、各種金属珪酸塩、上記弗化物の金属元素の
酸化物、As2O3およびWO3等の酸素化合原料を使
用し得る。
P元素成分原料としては任意加えるP2O,以外に必ず
R′PF6を使用する。
R′PF6を使用する。
マタ、本発明の方法において、Ti、 Pb、 Zn。
B、 Ge、、TaおよびNbの各金属元素をこれらの
元素の弗素錯塩、弗化物および酸化物を使用して、それ
ぞれ3%程度まで含有させることにより、光学性能の多
様化やソーラリゼーションの防止をはかることができる
。
元素の弗素錯塩、弗化物および酸化物を使用して、それ
ぞれ3%程度まで含有させることにより、光学性能の多
様化やソーラリゼーションの防止をはかることができる
。
さらに、本発明の方法において、ガラス原料として以上
に述べた金属元素の塩化物、臭化物および硫酸塩等の成
分を少量程度添加することも可能である。
に述べた金属元素の塩化物、臭化物および硫酸塩等の成
分を少量程度添加することも可能である。
つぎに、本発明にかかる弗化物ガラスの製造方法に用い
るガラス原料の組成例(嵐1〜嵐49)を表1に示した
。
るガラス原料の組成例(嵐1〜嵐49)を表1に示した
。
また、この原料組成により得たガラスの組成と屈折率(
Nd)、アツベ数(νd)、部分分散比(θgF)およ
び異常部分分散値(−1−Jνd)を表2に示した。
Nd)、アツベ数(νd)、部分分散比(θgF)およ
び異常部分分散値(−1−Jνd)を表2に示した。
表2に掲げた異常部分分散値(Aνd)は、アツベ数(
νd)一部分分散比(θgF)座標において、正常分散
ガラスであるに7(シd=60.5、θgF=0.54
34)およびF2(シd=36.3、θgF=0.58
26)の分布点を通る直線を基準線として設定し、この
基準線からの同一θ、9F値におけるアツベ数(νd)
の差を表わしている。
νd)一部分分散比(θgF)座標において、正常分散
ガラスであるに7(シd=60.5、θgF=0.54
34)およびF2(シd=36.3、θgF=0.58
26)の分布点を通る直線を基準線として設定し、この
基準線からの同一θ、9F値におけるアツベ数(νd)
の差を表わしている。
本発明の表1の実施例に掲げた組成の原料は、いずれも
、白金製坩堝等の溶融装置を用い、混合原料を約800
〜1050℃の温度で従来公知の成分揮発防止のための
雰囲気調整法等を適用しつつ溶融し、攪拌均質化した後
、約600℃まで冷却し、ついで予熱された鋳型に鋳込
み、徐冷することによりガラスとすることができる。
、白金製坩堝等の溶融装置を用い、混合原料を約800
〜1050℃の温度で従来公知の成分揮発防止のための
雰囲気調整法等を適用しつつ溶融し、攪拌均質化した後
、約600℃まで冷却し、ついで予熱された鋳型に鋳込
み、徐冷することによりガラスとすることができる。
表2にみられるとおり、本発明の方法によって得られる
ガラスは、いずれもNd=1.410〜1.455、ν
d=90〜101、θ、!7F=0.52〜0.55お
よびAシd=+26〜37の範囲の値にあり、目標とす
る優れた光学恒数のガラスを容易に得ることができる。
ガラスは、いずれもNd=1.410〜1.455、ν
d=90〜101、θ、!7F=0.52〜0.55お
よびAシd=+26〜37の範囲の値にあり、目標とす
る優れた光学恒数のガラスを容易に得ることができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 全原料に対する重量%で、 P元素酸分が、 R’PF6(R’はアルカリ金属元素)1.0〜15.
0%、 P2O50〜8.0%、 Si元素成分が、 Na2S iF6および/またはBaSiF63.0〜
24.0%、 5iO20〜1.5%、 Al、 Y、 Ln (Lnは希土類金属元素)、As
およびsb元素成分が、 それぞれCAAF325.0〜35.0%、All 2
030〜3.0%)、(YF3o〜12.0%、Y2O
30〜8.0%)、(LnF 30〜12.0%、Ln
2O30〜8.0%)、 As2O30〜3.0%および(SbF30〜8.0%
、5b2030〜6.0%)、 Mg、Ca、SrおよびBa元元素外分、それぞれMg
F20〜8.0%、CaF28.0〜32.0%、 5rF28.0〜28.0%、およびBaF2o〜3o
、。 %、 Li、Naおよびに元素成分が、 それぞれLiF O〜4.0%、NaF O〜8.0%
およびKF O〜7.5%、 W元素成分が、 WO30〜8.0%、 その合計が 97〜100% であり、かつ、元素数比で、全金属に対しSiが5.0
%、および/または0に対しFが15.0を超える組成
の原料を溶融して、 原子重量%で、 を含有する組成からなり、Nd1.41150〜1.4
5146、νd90.7〜100.7、θgF0.52
87〜0.5429および+Aシd26.1〜36.1
の範囲の光学恒数を有する弗化物ガラスを製造する方法
。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54127315A JPS5842138B2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | 弗化物ガラスの製造方法 |
GB8030266A GB2062613B (en) | 1979-10-04 | 1980-09-18 | Fluoride glass |
US06/188,486 US4358543A (en) | 1979-10-04 | 1980-09-18 | Fluoride glass |
DE3035180A DE3035180C2 (de) | 1979-10-04 | 1980-09-18 | Optisches Fluorphosphatglas |
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