JPS583472B2 - 塗型の塗布された金型を使用する自動鋳造ライン - Google Patents
塗型の塗布された金型を使用する自動鋳造ラインInfo
- Publication number
- JPS583472B2 JPS583472B2 JP1254378A JP1254378A JPS583472B2 JP S583472 B2 JPS583472 B2 JP S583472B2 JP 1254378 A JP1254378 A JP 1254378A JP 1254378 A JP1254378 A JP 1254378A JP S583472 B2 JPS583472 B2 JP S583472B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- conveyor
- unit
- casting
- heating means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋳造に関するものであり、より詳細に述べるな
らば、塗型の塗布された金型を使用する自動鋳造ライン
に関するものである。
らば、塗型の塗布された金型を使用する自動鋳造ライン
に関するものである。
実際に、片状黒鉛鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄、炭素鋼及び合金
鋼等でかつあらゆる形状の高品質鋳造物を製造するのに
使用される塗型材の塗布された金型が一般に知られてい
る。
鋼等でかつあらゆる形状の高品質鋳造物を製造するのに
使用される塗型材の塗布された金型が一般に知られてい
る。
製造される鋳造物は、大きさが数十ミリから1メートル
以上であり、また、その重量が数百グラムから300キ
ログラム以上である。
以上であり、また、その重量が数百グラムから300キ
ログラム以上である。
塗型の塗布された金型を次のような製品を製造するのに
使用することは好都合である。
使用することは好都合である。
この製品とは、自動車及びトラクターのエンジン用クラ
ンクシャフト、電動機の骨組わく、鉄道車輛に使用され
る潤滑剤箱、鋳造時に形成される流路を有する油圧制御
バルブ、トラクター用駆動されるスプロケット及びその
他多数の同様な部品である。
ンクシャフト、電動機の骨組わく、鉄道車輛に使用され
る潤滑剤箱、鋳造時に形成される流路を有する油圧制御
バルブ、トラクター用駆動されるスプロケット及びその
他多数の同様な部品である。
例えは、当業者に知られている塗型の塗布された金型を
使用する自動鋳造ラインがある(E.G.Ni cko
l ayenko +″Coated Metal
Mould(:asting”s Foundry P
ractice magazine,1969,/%1
参照)。
使用する自動鋳造ラインがある(E.G.Ni cko
l ayenko +″Coated Metal
Mould(:asting”s Foundry P
ractice magazine,1969,/%1
参照)。
この自動ラインは鋳造フローチャートに従って連続的に
配置された個別的なユニットを結合している。
配置された個別的なユニットを結合している。
ユニツトはローラーテーブル形態のコンベヤによって相
互に連結されており、また、このコンベヤは運転中貯蔵
所として働く。
互に連結されており、また、このコンベヤは運転中貯蔵
所として働く。
金型の各部分の使用表面に塗型材を塗布して、この表面
で凝結させるユニットが4ステーション回転送風機を含
んでおり、この送風機(ブロアー)の直径的に反対側の
2ステーション上に金型の上側部分が搭載され、かつ、
残りの2ステーション上に金型の下側部分が配置される
。
で凝結させるユニットが4ステーション回転送風機を含
んでおり、この送風機(ブロアー)の直径的に反対側の
2ステーション上に金型の上側部分が搭載され、かつ、
残りの2ステーション上に金型の下側部分が配置される
。
また、このユニットは、塗布されていない金型の各部分
をローラーテーブルから外して塗型ステーションへ搬送
するマニピュレータを組み込んでいる。
をローラーテーブルから外して塗型ステーションへ搬送
するマニピュレータを組み込んでいる。
さらに、金型の塗布された部分を回転設備から外して使
用表面が上を向くようにローラーテーブル上に置くため
のマニピュレータが前述のマニピュレータと直径的に反
対側に配置されている。
用表面が上を向くようにローラーテーブル上に置くため
のマニピュレータが前述のマニピュレータと直径的に反
対側に配置されている。
塗型材が初めに金型の上側部分に次に下側部分に塗布さ
れ、これら塗布された部分が同じ順序でローラーテーブ
ル上に置かれる。
れ、これら塗布された部分が同じ順序でローラーテーブ
ル上に置かれる。
金型の塗布された部分がローラーテーブルに沿って動か
されるときに、塗型の品質の制御が操作員によって行な
われる。
されるときに、塗型の品質の制御が操作員によって行な
われる。
必要ならば、中子が金型組み立てユニットに搬送された
金型の部分内にセットされる。
金型の部分内にセットされる。
この組み立てユニットは組み立て機構と支持体組織とを
組み込んでいる。
組み込んでいる。
組み立てユニットにおいて、金型の上側部分が持ち上げ
られて固定クランプによって把持され、そして、持ち上
げ装置を離れるときにこの上側部分がその使用表面を下
にするように傾けられる。
られて固定クランプによって把持され、そして、持ち上
げ装置を離れるときにこの上側部分がその使用表面を下
にするように傾けられる。
金型の下側部分がこの下側部分と接触す名ことになるに
なる同じ持ち上げ装置によって持ち上けられる。
なる同じ持ち上げ装置によって持ち上けられる。
金型の上側部分がクランプから解放されて組み立てられ
た金型がローラーテーブル上に降ろされる。
た金型がローラーテーブル上に降ろされる。
このローラーテーブルによって金型が溶融金属鋳込みユ
ニットに搬送される。
ニットに搬送される。
鋳込みユニットはローラーテーブル形態に作られており
、このローラーテーブルには従来方法によって鋳型内へ
の浴融金属の鋳込みができる位置に金型をセットするの
に適した駆動された支持体が取り付けられている。
、このローラーテーブルには従来方法によって鋳型内へ
の浴融金属の鋳込みができる位置に金型をセットするの
に適した駆動された支持体が取り付けられている。
その後に、金型内に鋳造された金属を凝固させるユニッ
トに前述の金型が搬送される。
トに前述の金型が搬送される。
金型内で鋳込まれた金属を凝固させるユニットは実質的
にローラーテーフルであり、その長さ及び搬送速度はこ
のローラーテーブルに沿った金型の移動中に金型内で鋳
造された金属が凝固するのに十分な時間を与えるもので
ある。
にローラーテーフルであり、その長さ及び搬送速度はこ
のローラーテーブルに沿った金型の移動中に金型内で鋳
造された金属が凝固するのに十分な時間を与えるもので
ある。
凝固しかつ金型から取り出しうる温度まで冷却された鋳
造物を有する金型が金型解体かつ鋳造物取り出しユニッ
トに運搬される。
造物を有する金型が金型解体かつ鋳造物取り出しユニッ
トに運搬される。
解体ユニットは金型解体機構と鋳造物を金型から増り出
す機構とからなり、これら機構はローラーテーブルに沿
って関連した間隙で配置されている。
す機構とからなり、これら機構はローラーテーブルに沿
って関連した間隙で配置されている。
解体ユニットは、金型の上側部分が固定クランプによっ
て把持されながらローラーテーブルからの金型の持ち上
けを行なうように運転される。
て把持されながらローラーテーブルからの金型の持ち上
けを行なうように運転される。
持ち上げ装置によってローラーテーブル上に置かれかつ
このローラーテーブルによって鋳造物取り出し機構に搬
送された金型の下側部分から、鋳造物が特殊装置によっ
て押し出される。
このローラーテーブルによって鋳造物取り出し機構に搬
送された金型の下側部分から、鋳造物が特殊装置によっ
て押し出される。
このことが起こなわれているときに、金型の上側部分が
その使用表面を上にするように引つ繰り返えされ、持ち
上げ装置が上方へ動いてクランプから解放された上側部
分と接触する。
その使用表面を上にするように引つ繰り返えされ、持ち
上げ装置が上方へ動いてクランプから解放された上側部
分と接触する。
そして、この上側部分がこの持ち上げ装置によってロー
ラーテーブル上に降ろされて金型の各部分から使用した
塗型を清掃するユニットへ搬送される。
ラーテーブル上に降ろされて金型の各部分から使用した
塗型を清掃するユニットへ搬送される。
鋳造物取り出し機構がローラーテーブルから鋳造物を有
する金型の下側部分を持ち上けるように運転され、次に
この下側部分がクランプされて使用表面が下を向くよう
に引つ繰り返えされる。
する金型の下側部分を持ち上けるように運転され、次に
この下側部分がクランプされて使用表面が下を向くよう
に引つ繰り返えされる。
特殊装置によって鋳造物が受け器内へ押し出される。
金型の下側部分が反対方向に引つ繰り返されて、クラン
プから解放されるときにローラーテーブル上に置かれる
。
プから解放されるときにローラーテーブル上に置かれる
。
その後に、金型の下側部分も金型の各部分から使用した
塗型を清掃するユニットへ搬送される。
塗型を清掃するユニットへ搬送される。
上述の清掃ユニットは、圧縮空気の衝風を金型の部分の
使用表面に与えるための室と回転引かきフラシとを備え
ているローラーテーブルを含んでなる。
使用表面に与えるための室と回転引かきフラシとを備え
ているローラーテーブルを含んでなる。
さらに、金型の清掃された部分が、再塗型サイクルに先
立って清掃された部分の温度を安定させるユニットへ運
搬される。
立って清掃された部分の温度を安定させるユニットへ運
搬される。
この安定させるユニットはローラーテーブルに装着され
ている密封されたハウジングと空気・水混合物で金型の
部分を冷却するノズルとを含んでなる。
ている密封されたハウジングと空気・水混合物で金型の
部分を冷却するノズルとを含んでなる。
規定温度に冷却された金型の各部分(金型はその中に鋳
込まれた溶融金属によって加熱される)がローラーテー
ブルによってこの金型の部分を使用面か下を向くように
引つ繰り返す装置へ搬送され、それから、塗型材を金型
の使用表面に塗布しかつその表面上で凝結させるユニッ
トの回転設備上に金型の塗布されていない部分が置かれ
るそのステーションに、前述の金型の各部分が搬送され
る。
込まれた溶融金属によって加熱される)がローラーテー
ブルによってこの金型の部分を使用面か下を向くように
引つ繰り返す装置へ搬送され、それから、塗型材を金型
の使用表面に塗布しかつその表面上で凝結させるユニッ
トの回転設備上に金型の塗布されていない部分が置かれ
るそのステーションに、前述の金型の各部分が搬送され
る。
さらに、自動塗型ユニツトは、金型の各部分が使用され
る前にこの部分を予熱するに適しかつ鋳造工程ラインの
外部に配置された炉を備えている。
る前にこの部分を予熱するに適しかつ鋳造工程ラインの
外部に配置された炉を備えている。
ローラーテーブルによって工程ラインの外部の炉内で予
熱された金型の各部分か金型部分清掃ユニットのローラ
ーテーブルへ搬送される。
熱された金型の各部分か金型部分清掃ユニットのローラ
ーテーブルへ搬送される。
前述した自動鋳造ラインを運転する前に、金型の部分か
ひとつづつ加熱されて(この操作には労力と時間がかか
る)、そうでないと、自動ラインを停止する前に、塗型
材か金型の全ての部分の表面に塗布されていて、工程が
鋳込み作業から始まる。
ひとつづつ加熱されて(この操作には労力と時間がかか
る)、そうでないと、自動ラインを停止する前に、塗型
材か金型の全ての部分の表面に塗布されていて、工程が
鋳込み作業から始まる。
(ア)金型の塗布された部分を溶融金属で使用温度に加
熱するために、(イ)金型内に鋳造物を保持する時間を
漸進的に増すために、および(ウ)低い温度の金型部分
の表面に塗布される塗型の急速な固定は不十分であるこ
とから塗型作業をゆっくりさせるために必要とされる一
定数の鋳込みサイクルを行なわなければならないかきり
は、上述のことは鋳造工程の開始時および終了時の両方
で生産能率を悪くする。
熱するために、(イ)金型内に鋳造物を保持する時間を
漸進的に増すために、および(ウ)低い温度の金型部分
の表面に塗布される塗型の急速な固定は不十分であるこ
とから塗型作業をゆっくりさせるために必要とされる一
定数の鋳込みサイクルを行なわなければならないかきり
は、上述のことは鋳造工程の開始時および終了時の両方
で生産能率を悪くする。
なお、鋳込みサイクル数は金型の容量にも依存している
。
。
小型鋳造物が求められた場合に、金型内へ注がれた溶融
金属からの熱量は金型の部分の加熱を確実にするには不
十分である。
金属からの熱量は金型の部分の加熱を確実にするには不
十分である。
製鋼においてしばしばあるように溶融金属が一定間隔で
又は間欠的に供給されたならば、組み立てられた金型の
温度パラメーターが乱れるであろう。
又は間欠的に供給されたならば、組み立てられた金型の
温度パラメーターが乱れるであろう。
溶融金属が注がれる前の金型温度が異なる場合に、金型
のキャビテイは鋳造物に応じてそのサイズかお互いに異
なるであろうし、並びに金型の冷却条件も同様に異なる
場合に、これらのことから鋳造物の組織及び機械的特色
が異なる結果になるであろう。
のキャビテイは鋳造物に応じてそのサイズかお互いに異
なるであろうし、並びに金型の冷却条件も同様に異なる
場合に、これらのことから鋳造物の組織及び機械的特色
が異なる結果になるであろう。
しかしながら、このことは許容できないことである。
なぜならば、カム及び偏心輪が組み込まれる自動車エン
ジン用カムシャフトのような多数の部品は、他の鋳造部
品で見い出される硬度特性よりも非常に優れている正確
な規定硬度を有していなければいけない。
ジン用カムシャフトのような多数の部品は、他の鋳造部
品で見い出される硬度特性よりも非常に優れている正確
な規定硬度を有していなければいけない。
したがって、本発明の目的は、規定された形状と、金属
組織と、金属の物理的かつ機械的特性が正確に同じにな
る高品質鋳造物を塗型材の塗布された金型内で製造する
ことを確実にすることである。
組織と、金属の物理的かつ機械的特性が正確に同じにな
る高品質鋳造物を塗型材の塗布された金型内で製造する
ことを確実にすることである。
本発明の別の目的は、鋳造工程の全体にわたって金型の
部分の温度及び組み立てられた温度を規定温度に維持す
ることを可能にするところの塗型材の塗布された金型を
使用する自動鋳造ラインを提供することである。
部分の温度及び組み立てられた温度を規定温度に維持す
ることを可能にするところの塗型材の塗布された金型を
使用する自動鋳造ラインを提供することである。
本発明のこれら及びその他目的及び特色が次のような自
動鋳造ラインの提供によって達成される。
動鋳造ラインの提供によって達成される。
すなわち、この自動鋳造ラインとは、鋳造のフローチャ
ートに従って連続して配置されかつコンベヤ手段によっ
て相互に連結されているユニット(イ)〜(ト):(イ
)金型の各部分の使用表面に塗型材を塗布してこの表面
で凝結させるユニット、(D)塗布された金型の各部分
を完全な金型に組み立てるユニット、(ハ)組み立てら
れた金型内へ溶融金属を鋳込むユニット、(ニ)金型内
部の鋳造物を凝固させるユニット、(ホ)金型を解体し
てこの金型から鋳造物を取り出すユニット、(ヘ)冷型
の各部分から使用した塗型を清掃するユニット、及び、
(ト)塗型材の再塗布サイクルに先立って清掃された金
型の各部分の温度を安定させるユニット、含んでなる塗
型の塗布された金型を使用する自動鋳造ラインにおいて
、本発明によると、金型組み立てユニット(ロ)と組み
立てられた金型内への溶融金属の鋳込みユニット(ハ)
との中間に位置するコンベヤ手段の区域に沿って、前記
組み立てられた金型の必要な温度を維持するのに適した
加熱手段が配置されており、また、前記鋳込みユニット
(ハ)と前記金型解体ユニット(ホ)との中間に位置す
るコンベヤ手段の区域に沿って、前記自動ラインが全体
として停止される際に使用される加熱手段が配置されて
おり、そして、前記区域の一方から他方へ前記組み立て
られた金型を搬送するのに適した付加コンベヤ手段によ
って前記区域が相互に連結されていることを特徴とする
塗型の塗布された金型を使用する自動鋳造ラインである
。
ートに従って連続して配置されかつコンベヤ手段によっ
て相互に連結されているユニット(イ)〜(ト):(イ
)金型の各部分の使用表面に塗型材を塗布してこの表面
で凝結させるユニット、(D)塗布された金型の各部分
を完全な金型に組み立てるユニット、(ハ)組み立てら
れた金型内へ溶融金属を鋳込むユニット、(ニ)金型内
部の鋳造物を凝固させるユニット、(ホ)金型を解体し
てこの金型から鋳造物を取り出すユニット、(ヘ)冷型
の各部分から使用した塗型を清掃するユニット、及び、
(ト)塗型材の再塗布サイクルに先立って清掃された金
型の各部分の温度を安定させるユニット、含んでなる塗
型の塗布された金型を使用する自動鋳造ラインにおいて
、本発明によると、金型組み立てユニット(ロ)と組み
立てられた金型内への溶融金属の鋳込みユニット(ハ)
との中間に位置するコンベヤ手段の区域に沿って、前記
組み立てられた金型の必要な温度を維持するのに適した
加熱手段が配置されており、また、前記鋳込みユニット
(ハ)と前記金型解体ユニット(ホ)との中間に位置す
るコンベヤ手段の区域に沿って、前記自動ラインが全体
として停止される際に使用される加熱手段が配置されて
おり、そして、前記区域の一方から他方へ前記組み立て
られた金型を搬送するのに適した付加コンベヤ手段によ
って前記区域が相互に連結されていることを特徴とする
塗型の塗布された金型を使用する自動鋳造ラインである
。
本発明に係る塗型材の塗布された金型内への鋳造用自動
ラインは下記のことを可能にする。
ラインは下記のことを可能にする。
(1)鋳造工程の全体を通して金型の各部分及び組み立
てられた金型の温度を規定温度に維持すること、 (2)安定な物理的かつ機械的特性と、規定の金属組織
と、必要な形状と正確に同じ形状とを有する高品質鋳造
物を得ること、 (3)自動ラインの長いアイドル期間の最中に、塗布し
て組み立てられた金型及び塗布せずに組み立てられた金
型の両方の温度を規定温度に維持すること、 (4)長いアイドル期間の終った際に自動ラインが運転
状態に回帰した後に、製造される鋳造物における欠陥又
は効率における損失を防止すること、 (5)例えば、製鋼におけるように溶融金域の金型への
間欠的な鋳込みが必要な運転条件のもとて自動ラインを
効果的に使用すること、及び、(6)自動ラインの長さ
を増すことなく組み立てられた金型のための貯蔵所を設
けること。
てられた金型の温度を規定温度に維持すること、 (2)安定な物理的かつ機械的特性と、規定の金属組織
と、必要な形状と正確に同じ形状とを有する高品質鋳造
物を得ること、 (3)自動ラインの長いアイドル期間の最中に、塗布し
て組み立てられた金型及び塗布せずに組み立てられた金
型の両方の温度を規定温度に維持すること、 (4)長いアイドル期間の終った際に自動ラインが運転
状態に回帰した後に、製造される鋳造物における欠陥又
は効率における損失を防止すること、 (5)例えば、製鋼におけるように溶融金域の金型への
間欠的な鋳込みが必要な運転条件のもとて自動ラインを
効果的に使用すること、及び、(6)自動ラインの長さ
を増すことなく組み立てられた金型のための貯蔵所を設
けること。
各加熱手段かコンベヤ手段を有する炉の形態に作られる
ことは好ましく、コンベヤ手段は対応する運転区域で各
加熱手段を貫通している。
ことは好ましく、コンベヤ手段は対応する運転区域で各
加熱手段を貫通している。
炉の長さはこの炉を貫通しているコンベヤ手段の長さに
相当すべきである。
相当すべきである。
前述した長所に加えて、上述構造の設備は有害な煙及び
放出熱を制御することを可能にし、作業環境を改善する
。
放出熱を制御することを可能にし、作業環境を改善する
。
組み立てられた金型内への溶融金属の鋳込みのためにこ
の金型を配送する区域における加熱手段の入口と、金型
内部で鋳造物を凝固させている区域における加熱手段の
出口との間に付加コンベヤ手段が配置されていることは
好ましい。
の金型を配送する区域における加熱手段の入口と、金型
内部で鋳造物を凝固させている区域における加熱手段の
出口との間に付加コンベヤ手段が配置されていることは
好ましい。
また、前述の付加コンベヤ手段はその両端部に配置され
た搬送装置を備えた可逆コンベヤの形態に作られている
ことは好ましい。
た搬送装置を備えた可逆コンベヤの形態に作られている
ことは好ましい。
付加コンベヤ手段のこのような構造配置が、組み立てら
れた金型を鋳込みユニットのコンベヤに搬送することな
くこれら金型の貯蔵を可能にし、このことが自動ライン
の生産性をかなり高める。
れた金型を鋳込みユニットのコンベヤに搬送することな
くこれら金型の貯蔵を可能にし、このことが自動ライン
の生産性をかなり高める。
前述の搬送装置が、テーブル自身の鉛直方向運動のため
の可逆駆動機を備えているテーブルと、このテーブルの
上に装着されかつ組み立てられた金型を水平方向に搬送
することを意図した可逆駆動されるローラーコンベヤと
の形態に作られることは好ましい。
の可逆駆動機を備えているテーブルと、このテーブルの
上に装着されかつ組み立てられた金型を水平方向に搬送
することを意図した可逆駆動されるローラーコンベヤと
の形態に作られることは好ましい。
搬送装置のこのような構造の配置がこの装置の構成を簡
単にしかつ運転を容易にする。
単にしかつ運転を容易にする。
添付図面に関連した好ましい実施態様によって本発明を
説明する。
説明する。
これら添付図面、特に第1図について説明すると、同図
において個別的な工程ユニットを基礎的に含んでなる塗
型の塗布された金型(metalmould)を使用す
る自動鋳造ラインを示す。
において個別的な工程ユニットを基礎的に含んでなる塗
型の塗布された金型(metalmould)を使用す
る自動鋳造ラインを示す。
なお、工程ユニットのそれぞれは製造工程の規定された
運転サイクルを完全に成しとげるのに適している。
運転サイクルを完全に成しとげるのに適している。
これら個別的な工程ユニットはコンベヤ手段によって相
互に連結されている。
互に連結されている。
本発明の自動ライン構造において、前述したようなコン
ベヤ手段は、金型の分離した部分のため又は組み立てた
金型のための貯蔵所として使用されている。
ベヤ手段は、金型の分離した部分のため又は組み立てた
金型のための貯蔵所として使用されている。
本明細書にて説明する本発明の好ましい実施態様におい
て、コンベヤ手段は従来の摩擦駆動ローラーテーブルの
形態に作られており、貯蔵所として機能するのに適して
いる。
て、コンベヤ手段は従来の摩擦駆動ローラーテーブルの
形態に作られており、貯蔵所として機能するのに適して
いる。
また、ローラーテーブルは周期的なオンオフ制御指令を
必要としないで容易に連続運転されるので、自動ライン
運転の制御が容易になる。
必要としないで容易に連続運転されるので、自動ライン
運転の制御が容易になる。
前述した実施態様の摩擦駆動ローラーコンベヤ形態のコ
ンベヤ手段は台車タイプコンベヤ、重力ローラーコンベ
ヤ等々のような他の従来のコンベヤ手段の応用をはばむ
ものではない。
ンベヤ手段は台車タイプコンベヤ、重力ローラーコンベ
ヤ等々のような他の従来のコンベヤ手段の応用をはばむ
ものではない。
本発明の自動ラインは製造工程の方向に連続的に配置さ
れた下記ユニット(イ)〜(ト):(イ)金型の各部分
の使用表面に塗型材を塗布してこの表面で凝結させるユ
ニット1、 (ロ)塗型の塗布された金型の各部分から金型を組み立
てるユニット2、 (ハ) 組み立てられた金型内へ溶融金属を鋳込むユニ
ット3、 (ニ)金型内部の鋳造物を凝固させるユニット4、(ホ
)金型を解体してこの金型から鋳造物を取り出すユニツ
ト5、 b)金型の各部分から使用した塗型を清掃するユニット
6、及び、 (ト)塗型材の再塗布サイクルに先立って清掃された金
型の各部分の温度を安定させるユニット7、を含んでな
る。
れた下記ユニット(イ)〜(ト):(イ)金型の各部分
の使用表面に塗型材を塗布してこの表面で凝結させるユ
ニット1、 (ロ)塗型の塗布された金型の各部分から金型を組み立
てるユニット2、 (ハ) 組み立てられた金型内へ溶融金属を鋳込むユニ
ット3、 (ニ)金型内部の鋳造物を凝固させるユニット4、(ホ
)金型を解体してこの金型から鋳造物を取り出すユニツ
ト5、 b)金型の各部分から使用した塗型を清掃するユニット
6、及び、 (ト)塗型材の再塗布サイクルに先立って清掃された金
型の各部分の温度を安定させるユニット7、を含んでな
る。
本発明の好ましい実施態様に従うと、金型の各部分の使
用表面に塗型材を塗布してこの表面で凝結させるユニッ
ト1は、金型の上側部分9及び下側部分10を連続往復
サンド投入機(shuttlesand−sl ing
machine )ないしブロアー( blowin
g mach ine ) 1 1へ配送するのに適し
たコンベヤ8を含んでいる。
用表面に塗型材を塗布してこの表面で凝結させるユニッ
ト1は、金型の上側部分9及び下側部分10を連続往復
サンド投入機(shuttlesand−sl ing
machine )ないしブロアー( blowin
g mach ine ) 1 1へ配送するのに適し
たコンベヤ8を含んでいる。
また、既知構造の持上げテーブルに装着されかつ加熱さ
れた4個のパターン板、すなわち、金型の上側部分向け
の2個のパターン板及び下側部分向けの2個のパターン
板(これらは図示せず)をこのサンド投入機が有してい
る。
れた4個のパターン板、すなわち、金型の上側部分向け
の2個のパターン板及び下側部分向けの2個のパターン
板(これらは図示せず)をこのサンド投入機が有してい
る。
サンド投入機11は、塗型材(例えば、熱硬化性のサン
ドーレジン混合物で調整された塗型材)を金型の各部分
の使用表面に塗布するためのサンド投入ヘッド12,1
3,14及び15を備えている。
ドーレジン混合物で調整された塗型材)を金型の各部分
の使用表面に塗布するためのサンド投入ヘッド12,1
3,14及び15を備えている。
サンド投入ヘッド12,13.14及び15は調節可能
なノズルを備えており、また、既知のデザインに作られ
ている(cf−P.L.Snezhnoi and o
thers,″Techno Iogiche−ski
e Qsnovy y kompleks−naye
mecha−nizatsija protsessa
poluchenijaotlivok iz c
hernyeh splavov v゜obli−ts
ovanych kokiliach”s P roc
es sFundamentals and Comp
rehensiveMechanization o
f Coated MetalMould Cas
ting, ”Liteinoe Proizvo−d
stvo magazine, 1973,Al l
)o塗型材は対角的に配置されたサンド投入ヘッド13
及ひ14によって金型の上側部分9及ひ下側部分10に
同時に塗布される。
なノズルを備えており、また、既知のデザインに作られ
ている(cf−P.L.Snezhnoi and o
thers,″Techno Iogiche−ski
e Qsnovy y kompleks−naye
mecha−nizatsija protsessa
poluchenijaotlivok iz c
hernyeh splavov v゜obli−ts
ovanych kokiliach”s P roc
es sFundamentals and Comp
rehensiveMechanization o
f Coated MetalMould Cas
ting, ”Liteinoe Proizvo−d
stvo magazine, 1973,Al l
)o塗型材は対角的に配置されたサンド投入ヘッド13
及ひ14によって金型の上側部分9及ひ下側部分10に
同時に塗布される。
サンド投入ヘッド12及び15あるいは13及び14に
よって行なわれる塗型のために塗布されていない金型の
部分9及び10をコンベヤから配送すること、並びに、
コンベヤ16上に置かれた金型の塗布された部分をおろ
すことが2ステーションの懸吊された移動台部(図示せ
ず)によって行なわれる。
よって行なわれる塗型のために塗布されていない金型の
部分9及び10をコンベヤから配送すること、並びに、
コンベヤ16上に置かれた金型の塗布された部分をおろ
すことが2ステーションの懸吊された移動台部(図示せ
ず)によって行なわれる。
本発明の好ましい実施態様において、ユニット1は、サ
ンド投入機11から塗布された金型部分をおろすための
コンベヤ16と、使用表面が上を向くように塗布された
金型部分9及び10を引つ繰り返すのに適したマニピュ
レータ17とをも備えている。
ンド投入機11から塗布された金型部分をおろすための
コンベヤ16と、使用表面が上を向くように塗布された
金型部分9及び10を引つ繰り返すのに適したマニピュ
レータ17とをも備えている。
マニピュレータ17は、自動造型・鋳込みユニットにお
いて鋳型及びその部分を傾けるために広範に使用されて
いる既知設計のものである( Foundry Tra
de Journal , 1 9 7 2 )No2
9 0 0参照)。
いて鋳型及びその部分を傾けるために広範に使用されて
いる既知設計のものである( Foundry Tra
de Journal , 1 9 7 2 )No2
9 0 0参照)。
もし必要ならば、塗型材を塗布するためのユニット1は
塗型材の凝結を確実にするのに適した手段18を組み込
んでもよい。
塗型材の凝結を確実にするのに適した手段18を組み込
んでもよい。
本発明の好ましい実施態様によると、手段18は塗型の
付加加熱用炉であって、基本的にはコンベヤを備えた貫
通炉である。
付加加熱用炉であって、基本的にはコンベヤを備えた貫
通炉である。
金型の各部分の使用表面に塗布した塗型の凝結を実施す
るために必要なプロセスに依存して前述の手段18は別
のさまさまな態様であってもよい。
るために必要なプロセスに依存して前述の手段18は別
のさまさまな態様であってもよい。
塗型材を塗布するユニット1においては鋳造工程によっ
て特定されるその他の構造的変更がなされてもよい。
て特定されるその他の構造的変更がなされてもよい。
例えば、1個のサンド投入ヘッドが取付けられかつ金型
の各部分を取扱うマニピュレー夕ヲ備えている多ステー
ションターンテーブルの形態にユニット1を作ることも
できる。
の各部分を取扱うマニピュレー夕ヲ備えている多ステー
ションターンテーブルの形態にユニット1を作ることも
できる。
なお、このマニピュレータは前述のターンテーブル上に
金型の塗布されていない部分を置きかつここから塗布さ
れた部分を取り除く。
金型の塗布されていない部分を置きかつここから塗布さ
れた部分を取り除く。
塗型ユニット1は金型組み立てユニット2とコンベヤ1
9によって連結されている。
9によって連結されている。
本発明の好ましい実施態様において組み立てユニット2
は(イ)金型の上側部分をその使用面が下を向くように
引ツ繰り返すマニピュレータ20及び(口)金型の各部
分からの金型組み立てを行なうマニビュレータ21を含
んでなる。
は(イ)金型の上側部分をその使用面が下を向くように
引ツ繰り返すマニピュレータ20及び(口)金型の各部
分からの金型組み立てを行なうマニビュレータ21を含
んでなる。
なお、マニピュレータ20の構造はマニピュレータ17
の構造と同様なものである。
の構造と同様なものである。
また、これらのマニピュレータは鋳造作業において一般
に知られておりかつ広く使用されている。
に知られておりかつ広く使用されている。
組み立てユニット2は別のさまざまな構造的態様であっ
てもよく、例えは、コンベヤの上方で移動できないよう
に装着されかつ金型の上側部分を接合面が下を向くよう
に引つ繰り返すのに適した引つ繰り返し装置と、金型を
持ち上けるための装置とを組み合せた形態でもよい。
てもよく、例えは、コンベヤの上方で移動できないよう
に装着されかつ金型の上側部分を接合面が下を向くよう
に引つ繰り返すのに適した引つ繰り返し装置と、金型を
持ち上けるための装置とを組み合せた形態でもよい。
組み立てユニット2はコンベヤ22によって鋳込みユニ
ット3と連結されている。
ット3と連結されている。
溶融金属の鋳込みに先立って組み立てられた金型の温度
を維持する加熱手段23がコンベヤ22に装着されてい
る。
を維持する加熱手段23がコンベヤ22に装着されてい
る。
加熱手段23は基本的にはコンベヤ22を有する炉24
(第2図)であり、コンベヤ22はこの炉内を進みかつ
組み立てられた金型25を組み立てユニット2から鋳込
みユニット3へ移動させるのに適している。
(第2図)であり、コンベヤ22はこの炉内を進みかつ
組み立てられた金型25を組み立てユニット2から鋳込
みユニット3へ移動させるのに適している。
本発明の好ましい実施態様において、炉殼体26はコン
ベヤを囲みかつ換気系統への接続用枝管27を備えてい
る。
ベヤを囲みかつ換気系統への接続用枝管27を備えてい
る。
炉殼体26はコンベヤ22の支持体28上に装着され、
かつ、コンベヤ22のローラー29の上を組み立てられ
た金型25が炉24内で動かされる。
かつ、コンベヤ22のローラー29の上を組み立てられ
た金型25が炉24内で動かされる。
炉24内温度は従来の加熱装置(図示せず)によって塗
型材を塗布しかつ硬化させた後の金型温度に等しいよう
に維持される。
型材を塗布しかつ硬化させた後の金型温度に等しいよう
に維持される。
ホールベアリングの加熱を回避するために)ローラー2
9の支持体30が炉24の外側に配置されている。
9の支持体30が炉24の外側に配置されている。
この工程中同時に使用される組み立てられた金型の半分
以上が加熱手段内に配置されるようにこの加熱手段の長
さが選定される。
以上が加熱手段内に配置されるようにこの加熱手段の長
さが選定される。
コンベヤ22の長さは加熱手段23の長さに対応してお
り、言い換えるならば、加熱手段23の長さよりもわず
かに長く、このことによって付加した金型移動装置をコ
ンベヤ22に配置するのを可能にする。
り、言い換えるならば、加熱手段23の長さよりもわず
かに長く、このことによって付加した金型移動装置をコ
ンベヤ22に配置するのを可能にする。
鋳込みユニット3(第1図)は、搬送装置( tran
sfer device ) 3 1 s 3 2と溶
融金属か注がれる組み立てられた金型を運搬するコンベ
ヤ33とを含んでなる。
sfer device ) 3 1 s 3 2と溶
融金属か注がれる組み立てられた金型を運搬するコンベ
ヤ33とを含んでなる。
鋳込み工程は従来方法によって行なわれる。
組み立てられた金型をコンベヤ33に配送すること及び
鋳込まれた金型をコンベヤ33から配送することがそれ
ぞれ搬送装置31及び32によって行なわれる。
鋳込まれた金型をコンベヤ33から配送することがそれ
ぞれ搬送装置31及び32によって行なわれる。
本発明の好ましい実施態様において、搬送装置は動力駆
動されたローラーコンベヤを有する従来の持ち上げテー
ブルの形態に作られている。
動されたローラーコンベヤを有する従来の持ち上げテー
ブルの形態に作られている。
しかしながら、他の従来の搬送手段か使用されてもよく
、例えば、持ち上げ機と押し機でよい。
、例えば、持ち上げ機と押し機でよい。
搬送装置32は鋳込みユニット3と鋳造物凝固ユニット
4とを相互に連結している。
4とを相互に連結している。
好ましい実施態様においてユニット4は可逆コンベヤ3
4及び加熱手段35を組み込んでおり、これらはそれそ
れコンベヤ22及び加熱手段23の構造と同様な構造で
ある。
4及び加熱手段35を組み込んでおり、これらはそれそ
れコンベヤ22及び加熱手段23の構造と同様な構造で
ある。
溶融金属が満たされた金型をコンベヤ34に沿って移動
させる時間は鋳造物の凝固時間に等しい。
させる時間は鋳造物の凝固時間に等しい。
コンベヤ34の移動速度が本発明の自動ラインで製造さ
れる鋳造物の凝固時間を変えるように調節されることは
望ましい。
れる鋳造物の凝固時間を変えるように調節されることは
望ましい。
加熱手段35及びコンベヤ34の長さは加熱手段23及
ひコンベヤ22の場合と同じ理由で選定される。
ひコンベヤ22の場合と同じ理由で選定される。
したがって、本発明の好ましい実施態様において、加熱
手段23と35との全長の長さは組み立てられた金型の
全てがこれら加熱手段内に配置できる長さである。
手段23と35との全長の長さは組み立てられた金型の
全てがこれら加熱手段内に配置できる長さである。
このことはアイドル期間中金型の温度を必要な温度に維
持することを可能にし、また、効率を下ける可能性及び
自動ラインのその後の運転による鋳造物の品質を悪くす
る可能性が解消できる。
持することを可能にし、また、効率を下ける可能性及び
自動ラインのその後の運転による鋳造物の品質を悪くす
る可能性が解消できる。
加熱手段35が断続的に運転される。
自動ラインの通常の運転状態のもとで、この加熱手段は
有害な蒸気及び放出熱の制御に使用される鋳込まれた金
型用カバーとして働き、このことによって作業の衛生状
態をかなり改善する。
有害な蒸気及び放出熱の制御に使用される鋳込まれた金
型用カバーとして働き、このことによって作業の衛生状
態をかなり改善する。
自動ラインが停止しても加熱システムは運転されかつ加
熱手段35は溶融金属で満たされていない金型の温度を
維持するように機能する。
熱手段35は溶融金属で満たされていない金型の温度を
維持するように機能する。
そして、前述の鋳込まれていない金型が組み立てユニッ
ト2から加熱手段35内に搬送装置31及び32とコン
ベヤ33及ひ34とによって搬送される。
ト2から加熱手段35内に搬送装置31及び32とコン
ベヤ33及ひ34とによって搬送される。
コンベヤ34は金型解体及ひ鋳造物取り出しユニット5
と連結している。
と連結している。
本発明の好ましい実施態様において、解体ユニット5は
次のように連続的に配列された装置(チ)〜(ル): (チ) 金型を解体しかつ金型の上側部分内のオーバ
ーチャージ孔を清掃するマニピュレータ36、(リ)金
型の下側部分を使用面が下を向くように引つ繰り返すた
めのマニピュレータ37、なお、これはマニピュレータ
11と同じ構造である、(ヌ)コンベヤ38、及ひ、 (ル) 金型の下側部分から鋳造物を取り出しかつ下側
部分のオーバーチャージ孔を清掃するマニピュレータ3
9、 からなる。
次のように連続的に配列された装置(チ)〜(ル): (チ) 金型を解体しかつ金型の上側部分内のオーバ
ーチャージ孔を清掃するマニピュレータ36、(リ)金
型の下側部分を使用面が下を向くように引つ繰り返すた
めのマニピュレータ37、なお、これはマニピュレータ
11と同じ構造である、(ヌ)コンベヤ38、及ひ、 (ル) 金型の下側部分から鋳造物を取り出しかつ下側
部分のオーバーチャージ孔を清掃するマニピュレータ3
9、 からなる。
マニピュレータ36及び39は自動鋳造ラインで広範に
使用されている従来設計のものである。
使用されている従来設計のものである。
好ましい実施態様において、前述のマニピュレータは、
基本的には、金型の下側部分及び上側部分を担持するフ
ックとこれら金型部分内のオーバーチャージ孔を清掃す
る1組の固定棒とを有する持ち上げ機である。
基本的には、金型の下側部分及び上側部分を担持するフ
ックとこれら金型部分内のオーバーチャージ孔を清掃す
る1組の固定棒とを有する持ち上げ機である。
解体ユニット5は別の実施態様であってもよい。
コンベヤ38は解体ユニット5をユニツト6と相互に連
結する。
結する。
なお、このユニット6は金型の各部分かり使用した塗型
を清掃するユニットである。
を清掃するユニットである。
本発明の好ましい実施態様において、ユニット6は、金
型の各部分を使用表面か下を向くように引つ繰り返すマ
ニピュレータ40と、コンベヤ41と、この金型部分か
ら使用した塗型を清掃する装置42とからなる。
型の各部分を使用表面か下を向くように引つ繰り返すマ
ニピュレータ40と、コンベヤ41と、この金型部分か
ら使用した塗型を清掃する装置42とからなる。
装置42は塗型の塗布された金型を使用する自動鋳造ラ
インにおいて広範に使用されている従来機構を組み込ん
でおり、この機構は塗型を接合面に沿って破壊すること
を意図しかつその後に塗型を圧縮空気で吹き飛ばして除
去する。
インにおいて広範に使用されている従来機構を組み込ん
でおり、この機構は塗型を接合面に沿って破壊すること
を意図しかつその後に塗型を圧縮空気で吹き飛ばして除
去する。
好ましい実施態様において、塗型破壊作用は作業環境を
改善する見地からダスト及び空気の漏れがない囲い部材
内で行なわれる。
改善する見地からダスト及び空気の漏れがない囲い部材
内で行なわれる。
再塗型サイクルに先立って金型の清掃した部分の温度を
安定させるユニット1をコンベヤ41が清掃ユニット6
と結んでいる。
安定させるユニット1をコンベヤ41が清掃ユニット6
と結んでいる。
好ましい実施態様において、ユニット7は(ヲ)塗型実
施に必要な温度まで金型の各部分を冷却するための冷却
室を担持しているコンベヤ43、(ワ)金型の各部分を
使用面か下に向くように引つ繰り返すマニピュレータ4
5、及び、(イ))金型の各部分を搬送するコンベヤ4
6を組み込んでいる。
施に必要な温度まで金型の各部分を冷却するための冷却
室を担持しているコンベヤ43、(ワ)金型の各部分を
使用面か下に向くように引つ繰り返すマニピュレータ4
5、及び、(イ))金型の各部分を搬送するコンベヤ4
6を組み込んでいる。
なお、マニピュレータ45はその構造がマニピュレータ
17の構造と類似している。
17の構造と類似している。
冷却室44は金型を冷却するのに広く使用されている従
来構造のものである。
来構造のものである。
そしてコンベヤ43によって搬送されている金型の各部
分の使用表面に注ぐべき水一空気混合物のような冷却剤
を供給するノズルが備え付けられている。
分の使用表面に注ぐべき水一空気混合物のような冷却剤
を供給するノズルが備え付けられている。
また、金型の収容力がかなり小さいと鋳型内へ注がれた
溶融金属による金型部分の十分な加熱ができないので、
その場合には、冷却室44を金型部分の加熱手段に交換
してもよい。
溶融金属による金型部分の十分な加熱ができないので、
その場合には、冷却室44を金型部分の加熱手段に交換
してもよい。
金型部分の加熱ないし冷却を兼ね備えた装置を製造工程
の必要条件に依存して同様に使用することができる。
の必要条件に依存して同様に使用することができる。
コンベヤ46、中間コンベヤ49及び搬送装置47,4
8かユニット7とユニット1とを相互に結んでいる。
8かユニット7とユニット1とを相互に結んでいる。
搬送装置41及び48は従来設計のものであり、本発明
の好ましい実施態様においては、この搬送装置は動力駆
動されたテーブルローラーの付いた持ち上げテーブルの
形態に作られ、あるいは、他に知られた構造の態様でも
よい。
の好ましい実施態様においては、この搬送装置は動力駆
動されたテーブルローラーの付いた持ち上げテーブルの
形態に作られ、あるいは、他に知られた構造の態様でも
よい。
組み立てられた金型を鋳込みユニットへ配送するのに適
したコンベヤ22(第1図及び第3図)の区域が、鋳込
まれた金型を鋳込みユニット3から解体ユニット5へ搬
送するコンベヤ34の区域と付加コンベヤ手段50によ
って結ばれている。
したコンベヤ22(第1図及び第3図)の区域が、鋳込
まれた金型を鋳込みユニット3から解体ユニット5へ搬
送するコンベヤ34の区域と付加コンベヤ手段50によ
って結ばれている。
この付加コンベヤ手段50は組み立てられた金型を一方
の区域から他方の区域へ搬送することを意図したもので
ある。
の区域から他方の区域へ搬送することを意図したもので
ある。
本発明の好ましい実施態様において、付加コンベヤ手段
50は可逆コンベヤ51と、このコンベヤの両側に配置
されている搬送装置52及び53とを含んでいる。
50は可逆コンベヤ51と、このコンベヤの両側に配置
されている搬送装置52及び53とを含んでいる。
搬送装置52は組み立てユニット2と加熱手段23との
中間でコンベヤ22に装着されており、また、搬送装置
53は加熱手段35と解体ユニット5との中間でコンベ
ヤ34に装着されている。
中間でコンベヤ22に装着されており、また、搬送装置
53は加熱手段35と解体ユニット5との中間でコンベ
ヤ34に装着されている。
付加コンベヤ手段50の用意によって鋳造物凝固ユニッ
ト4の加熱手段35を塗布されかつ組み立てられた金型
の貯蔵所として使用することが可能になる。
ト4の加熱手段35を塗布されかつ組み立てられた金型
の貯蔵所として使用することが可能になる。
なせならば、運転の始めにおいて前述の鋳型がコンベヤ
22へ搬送されて鋳込みユニット3へ配送されるからで
ある。
22へ搬送されて鋳込みユニット3へ配送されるからで
ある。
加熱手段35を塗布されかつ組み立てられた金型の貯蔵
所として使用することは貯蔵所の長さを1/2に減らす
ことを可能にし、したがって、自動鋳造ラインの全長が
短かくなる。
所として使用することは貯蔵所の長さを1/2に減らす
ことを可能にし、したがって、自動鋳造ラインの全長が
短かくなる。
加えて、可逆コンベヤ51の用意によって本発明の自動
ラインの生産率をかなり高めることが可能になる。
ラインの生産率をかなり高めることが可能になる。
なせならば、前述のコンベヤーの可逆原理は組み立てら
れた金型(塗型の塗布された金型及び塗布されない金型
の両方)を加熱手段35内へ鋳込みユニット3を通らず
して装入することができるからである。
れた金型(塗型の塗布された金型及び塗布されない金型
の両方)を加熱手段35内へ鋳込みユニット3を通らず
して装入することができるからである。
本発明の好ましい実施態様において、搬送装置52及び
53(第3図及び第4図)は発動機を備えたテーブル5
4を含んでなり、この発動機かテーブルの鉛直方向での
上下運動を可能にする。
53(第3図及び第4図)は発動機を備えたテーブル5
4を含んでなり、この発動機かテーブルの鉛直方向での
上下運動を可能にする。
この発動機は基本的にはフレーム56(第3図及び第4
図)に装着された動力シリンダ55(第4図)である。
図)に装着された動力シリンダ55(第4図)である。
テーブル54はガイド51(第4図)に沿って動かされ
かつこのガイドの支持体58かフレーム56に装着され
ている。
かつこのガイドの支持体58かフレーム56に装着され
ている。
もつと厳密に言えば、搬送装置52のフレーム56がコ
ンベヤ22の支持体28(第3図)に据えられており、
また、搬送装置53のフレーム56かコンベヤ34の支
持体59に据えられている。
ンベヤ22の支持体28(第3図)に据えられており、
また、搬送装置53のフレーム56かコンベヤ34の支
持体59に据えられている。
駆動された可逆ローラーコンベヤ60及び61(第4図
)がテーブル54上に装着されている。
)がテーブル54上に装着されている。
ローラーコンベヤ60は、例えば、油圧エンジン又は電
動機の可逆可能な発動機62を担持している。
動機の可逆可能な発動機62を担持している。
この発動機は、回転運動をローラー65へ歯車列63及
ひ64を介して与えかつ連接棒66、クラッチ67及び
歯車68及び69を介してローラーコンベヤ61のロー
ラー70へも回転運動を与える。
ひ64を介して与えかつ連接棒66、クラッチ67及び
歯車68及び69を介してローラーコンベヤ61のロー
ラー70へも回転運動を与える。
押し出し部材又はストツパー71が第3図に示したよう
にコンベヤ22に付加的に装着されている。
にコンベヤ22に付加的に装着されている。
本発明を好ましい実施態様の見地から説明したが、図面
に図示しかつ本明細書にて説明した自動鋳造ラインにお
いて従属クレームで述べたように本発明から逸脱するこ
となく多数の変形実施態様を形成してもよい。
に図示しかつ本明細書にて説明した自動鋳造ラインにお
いて従属クレームで述べたように本発明から逸脱するこ
となく多数の変形実施態様を形成してもよい。
本明細書にて説明した見本的実施態様は、自動ライン軌
道に沿って移動する金型の各部分及び組み立てられた金
型を用いて自動ラインのコンベヤ手段及び独立したユニ
ットが構成的に簡単であるのを確実にするために好まし
いものである。
道に沿って移動する金型の各部分及び組み立てられた金
型を用いて自動ラインのコンベヤ手段及び独立したユニ
ットが構成的に簡単であるのを確実にするために好まし
いものである。
本発明の自動鋳造ラインは、一方で組み立てユニットと
鋳込みユニットとの中間に位置するコンベヤかつ他方で
鋳込みユニットと解体ユニットとの中間に位置するコン
ベヤに加熱手段を配置することにおいて、並びに付加コ
ンベヤ手段の用意のために、先行技術ユニットよりも好
都合である。
鋳込みユニットとの中間に位置するコンベヤかつ他方で
鋳込みユニットと解体ユニットとの中間に位置するコン
ベヤに加熱手段を配置することにおいて、並びに付加コ
ンベヤ手段の用意のために、先行技術ユニットよりも好
都合である。
本発明の自動鋳造ラインは次のように作動する。
自動ラインを作動させる間、組み立てられた金型25の
全セットが加熱手段23及び35(第1図)内に置かれ
ている。
全セットが加熱手段23及び35(第1図)内に置かれ
ている。
凝固ユニット4の加熱手段35内の組み立てられた金型
は塗型作業に必要な温度よりもわずかに高い温度まで加
熱されてコンベヤ34によって解体ユニット5へ搬送さ
れる。
は塗型作業に必要な温度よりもわずかに高い温度まで加
熱されてコンベヤ34によって解体ユニット5へ搬送さ
れる。
なお、この加熱は積荷による不可避の熱損失を補償する
ために行なわれる。
ために行なわれる。
また、加熱手段23内の金型はコンベヤ22、搬送装置
31、コンベヤ33及び搬送装置32によって搬送され
てコンベヤ34の今あいている所に置かれる。
31、コンベヤ33及び搬送装置32によって搬送され
てコンベヤ34の今あいている所に置かれる。
付加コンベヤ手段50の搬送装置53はコンベヤ34に
沿った組み立てられた金型の移動を妨げない初期(低い
)位置のままである。
沿った組み立てられた金型の移動を妨げない初期(低い
)位置のままである。
解体ユニット5のマニピュレータ36が金型の下側部分
から上側部分を取り外すように働き、下側部分がコンベ
ヤ34の上にあるままマニピュレータ37へ送られる。
から上側部分を取り外すように働き、下側部分がコンベ
ヤ34の上にあるままマニピュレータ37へ送られる。
マニピュレータ31はこの下側部分を使用面が下を向く
ように引っくり返し次にマニピュレータ39へ送られた
この下側部分がコンベヤ38からマニピュレータ39に
よって持ち上げられる。
ように引っくり返し次にマニピュレータ39へ送られた
この下側部分がコンベヤ38からマニピュレータ39に
よって持ち上げられる。
前述の金型の下側部分が持ち上げられた後に、金型の上
側部分がマニピュレータ36によってコンベヤ38の上
に降ろされ、傾くことなく相次いでマニピュレータ31
及び39を通り抜ける。
側部分がマニピュレータ36によってコンベヤ38の上
に降ろされ、傾くことなく相次いでマニピュレータ31
及び39を通り抜ける。
このときマニピュレータ39は金型の下側部分を懸吊さ
れた位置に維初するように働いている。
れた位置に維初するように働いている。
金型の上側部分がマニピュレータ39を通り抜けた後に
、このマニピュレータ39は金型の下側部分をコンベヤ
38の上に降ろすように働く。
、このマニピュレータ39は金型の下側部分をコンベヤ
38の上に降ろすように働く。
したがって、金型の部分は正確な順序で工程の残りを移
動する。
動する。
すなわち、金型の下側部分は上側部分の後に続いている
。
。
金型の個々の部分が清掃ユニット6のコンベヤ38によ
ってマニピュレータ40に搬送され、ここで使用面が上
を向くように引つ繰り返えされるその後に、これら部分
は清掃ユニット6のコンベヤ41及び金型温度安定ユニ
ツト7のコンベヤ43によってマニピュレータ45へ配
送され、ここで使用面が下を向くように引つ繰り返えさ
れる。
ってマニピュレータ40に搬送され、ここで使用面が上
を向くように引つ繰り返えされるその後に、これら部分
は清掃ユニット6のコンベヤ41及び金型温度安定ユニ
ツト7のコンベヤ43によってマニピュレータ45へ配
送され、ここで使用面が下を向くように引つ繰り返えさ
れる。
金型の個々の部分か清掃ユニット6の装置42を通り抜
けると同時に、この装置42が止められるので金型部分
は妨げられずにこの装置を通ることができる。
けると同時に、この装置42が止められるので金型部分
は妨げられずにこの装置を通ることができる。
さらに金型の各部分がユニット1の冷却室44を通って
動く最中は、金型部分の使用面への冷却剤供給システム
が停止されている。
動く最中は、金型部分の使用面への冷却剤供給システム
が停止されている。
金型の各部分かマニピュレータ45から出ればコンベヤ
46によって搬送装置47へ搬送される。
46によって搬送装置47へ搬送される。
この搬送装置47は金型部分を次々にユニット7のコン
ベヤ46から持ち上げ、そして、これら部分を中間コン
ベヤ49の上に置くように働く。
ベヤ46から持ち上げ、そして、これら部分を中間コン
ベヤ49の上に置くように働く。
金型部分は搬送装置48によってコンベヤ49から取り
出されて塗型ユニット1のコンベヤ8の上に置かれる。
出されて塗型ユニット1のコンベヤ8の上に置かれる。
コンベヤ8上に置かれた金型部分が規定温度まで予熱さ
れた後に、自動ラインの運転が安定した操業条件のもと
で開始される。
れた後に、自動ラインの運転が安定した操業条件のもと
で開始される。
本発明に係る自動ラインが安定した操業条件のもとて次
のように作動する。
のように作動する。
金型の上側部分9及び下側部分10の一組がその使用表
面を下にしてコンベヤ8によってサンド投入機11へ搬
送される。
面を下にしてコンベヤ8によってサンド投入機11へ搬
送される。
金型部分9及び10かこのサンド投入機の2ステーショ
ンタイプの駆動された懸吊移動台部(図示せず)によっ
てサンド投入ヘッド12及び15に向い合った位置にそ
れぞれ置かれる。
ンタイプの駆動された懸吊移動台部(図示せず)によっ
てサンド投入ヘッド12及び15に向い合った位置にそ
れぞれ置かれる。
そのときに、使用温度まで予熱されかつこれらステーシ
ョンに配置されたパターンが金型の対応する部分と連係
するように持ち上げられて前述の金型の各部分をサンド
投入ヘッド12及び15のノズル(図示せず)に押す。
ョンに配置されたパターンが金型の対応する部分と連係
するように持ち上げられて前述の金型の各部分をサンド
投入ヘッド12及び15のノズル(図示せず)に押す。
その後に、表面仕上げサンドがパターンと金型の使用表
面とで限定された空間内へ吹き込まれる。
面とで限定された空間内へ吹き込まれる。
塗布した塗型材が完全に凝固するのに必要な時間又は金
型を動かしてもよい時点までに必要な時間、パターンは
金型の対応する部分と接触したままである。
型を動かしてもよい時点までに必要な時間、パターンは
金型の対応する部分と接触したままである。
前述した操作の最中に、次の一組の金型部分9及び10
がサンド投射機11の移動台部の第2ステーションへ配
送される。
がサンド投射機11の移動台部の第2ステーションへ配
送される。
金型の各部分9及ひ10に塗布された塗材料が硬化した
後に、サンド投入ヘッド12及ひ15の下方に配置され
たパターンが下げられ、金型の塗布された部分が移動台
部によってサンド投入機11の中間ステーションへ搬送
される。
後に、サンド投入ヘッド12及ひ15の下方に配置され
たパターンが下げられ、金型の塗布された部分が移動台
部によってサンド投入機11の中間ステーションへ搬送
される。
移動台部の第2ステーションにある塗布されていない金
型部分9及び10がそれぞれサンド投入ヘッド13及び
14へ搬送されて上述した操作と同様な塗型塗布操作を
受ける。
型部分9及び10がそれぞれサンド投入ヘッド13及び
14へ搬送されて上述した操作と同様な塗型塗布操作を
受ける。
別の一組の塗布されていない金型部分9及び10が塗型
のために送られると同時に塗布された金型9及ひ10が
コンベヤ16に配送される。
のために送られると同時に塗布された金型9及ひ10が
コンベヤ16に配送される。
塗布された金型部分がコンベヤ16によってマニピュレ
ータ17へ搬送され、ここで使用表面か上を向くように
引つ繰り返えされる。
ータ17へ搬送され、ここで使用表面か上を向くように
引つ繰り返えされる。
その後、これら金型部分か加熱器18内へ次にコンベヤ
19上へ連続的に配送される。
19上へ連続的に配送される。
工程の生産速度を高めるために、加熱器18が機械11
内では完結していない塗型をさらに凝結することを意図
している。
内では完結していない塗型をさらに凝結することを意図
している。
塗型の品質がコンベヤ19上でチェックされ、そして、
もし必要ならば、塗布された金型部分が組み立てユニッ
ト2のマニピュレータ20に配送されたときに中子がセ
ットされる。
もし必要ならば、塗布された金型部分が組み立てユニッ
ト2のマニピュレータ20に配送されたときに中子がセ
ットされる。
マニピュレータ20が金型の上側部分をその使用表面が
下を向くように引つ繰り返すように作動し、これら上側
部分がマニピュレータ21に搬送されてこのマニピュレ
ータ21によってコンベヤ22の上方に持ち上げられる
。
下を向くように引つ繰り返すように作動し、これら上側
部分がマニピュレータ21に搬送されてこのマニピュレ
ータ21によってコンベヤ22の上方に持ち上げられる
。
金型の下側部分は引つ繰り返されることなくマニピュレ
ータ20を通り、次にコンベヤ22によってマニピュレ
ータ21に搬送される。
ータ20を通り、次にコンベヤ22によってマニピュレ
ータ21に搬送される。
このところで金型の上側部分が下側部分の上に置かれる
。
。
このようにして金型が塗布された金型部分から組み立て
られる。
られる。
組み立てられた金型がコンベヤ22によって加熱手段2
3へ、それから鋳込みユニット3の搬送装置31へ搬送
される。
3へ、それから鋳込みユニット3の搬送装置31へ搬送
される。
組み立てられた金型が連続的に移動している期間又は静
止している期間、この金型の貯蔵期間、あるいは、溶融
金属の供給か終わったときのアイドル期間の最中は、加
熱手段23内の金型の温度は常に規定した範囲内にある
。
止している期間、この金型の貯蔵期間、あるいは、溶融
金属の供給か終わったときのアイドル期間の最中は、加
熱手段23内の金型の温度は常に規定した範囲内にある
。
付加コンベヤ手段50の搬送装置52はその初期(低い
)位置にあり、したがって、コンベヤ22に沿った組み
立てられた金型の移動を妨げない。
)位置にあり、したがって、コンベヤ22に沿った組み
立てられた金型の移動を妨げない。
搬送装置31が組み立てられた金型25をコンベヤ33
へ搬送するように機能し、このコンベヤ33の上で溶融
金属が従来方法によって組み立てられた金型内へ鋳込ま
れる。
へ搬送するように機能し、このコンベヤ33の上で溶融
金属が従来方法によって組み立てられた金型内へ鋳込ま
れる。
鋳込み作業が工程の必要条件に依存してコンベヤが移動
している最中か停止期間中のいずれかで行なわれる。
している最中か停止期間中のいずれかで行なわれる。
鋳込まれた金型が搬送装置33によって鋳造物凝固ユニ
ット4のコンベヤ34の上へ搬送される。
ット4のコンベヤ34の上へ搬送される。
鋳造物が鋳型内部で凝固するのに必要な時間にわたって
鋳込まれた金型かコンベヤ34に沿って加熱手段35の
中を通って移動する。
鋳込まれた金型かコンベヤ34に沿って加熱手段35の
中を通って移動する。
コンベヤ34の移動速度を調節することによって鋳造物
の凝固時間を変えることができる。
の凝固時間を変えることができる。
自動ラインの通常の運転状態のもとでは、加熱手段35
の加熱装置は作動しないで、この場合にはこの加熱手段
は鋳込まれた金型のための断熱かつ換気包囲部材として
働き、このために鋳造作業場の作業環境が改善される。
の加熱装置は作動しないで、この場合にはこの加熱手段
は鋳込まれた金型のための断熱かつ換気包囲部材として
働き、このために鋳造作業場の作業環境が改善される。
凝固した鋳造物の入っている鋳込まれた金型25がコン
ベヤ34によって金型解体かつ鋳造物取り出しユニット
5に搬送される。
ベヤ34によって金型解体かつ鋳造物取り出しユニット
5に搬送される。
搬送装置53はその初期(低い)位置にあるので鋳込ま
れた金型のコンベヤ34に沿った移動を妨げない。
れた金型のコンベヤ34に沿った移動を妨げない。
鋳込みユニット3のアイドル時間か長い場合に、組み立
てられた金型が加熱手段23内に一杯になるまで集めら
れる。
てられた金型が加熱手段23内に一杯になるまで集めら
れる。
もし鋳込みユニット3がなお作動しないままであるなら
ば、組み立てられた金型か加熱手段23からコンベヤ2
2、搬送装置31、コンベヤ33、搬送装置32及びコ
ンベヤ34によって溶融金属で満たされることなく加熱
手段35に運搬される。
ば、組み立てられた金型か加熱手段23からコンベヤ2
2、搬送装置31、コンベヤ33、搬送装置32及びコ
ンベヤ34によって溶融金属で満たされることなく加熱
手段35に運搬される。
加熱手段35中で維持される温度が加熱千段23内の温
度と等しくなるように加熱手段35にエネルギーが与え
られる。
度と等しくなるように加熱手段35にエネルギーが与え
られる。
この場合に加熱手段35は組み立てられた金型の貯蔵所
として働く。
として働く。
鋳込みユニット3が作動するようになったときに、上述
した鋳込みと同様にして行なわれる鋳込みのために組み
立てられた金型が加熱千段23から搬送される。
した鋳込みと同様にして行なわれる鋳込みのために組み
立てられた金型が加熱千段23から搬送される。
加熱千段35内にあってまだ溶融金属で満たされていな
い金型が付加コンベヤ手段50によってコンベヤ22に
、さらに加熱手段23を通って鋳込みユニット3に搬送
される。
い金型が付加コンベヤ手段50によってコンベヤ22に
、さらに加熱手段23を通って鋳込みユニット3に搬送
される。
加熱千段35から満たされていない金型かなくなった後
で、加熱千段35の加熱装置へのエネルギーが止められ
る。
で、加熱千段35の加熱装置へのエネルギーが止められ
る。
コンベヤ手段50は次のように運転される(第3図及び
第4図)。
第4図)。
組み立てられた金型がコンベヤ34によって搬送装置5
3に搬送される。
3に搬送される。
この搬送装置53のテーブル54がシリンダ55によっ
て持ち上げられる。
て持ち上げられる。
組み立てられた金型25がコンベヤ34のローラー29
から持ち上げられてローラーコンベヤ60及び61のロ
ーラー65及び10上に置かれる。
から持ち上げられてローラーコンベヤ60及び61のロ
ーラー65及び10上に置かれる。
回転発動機62に工不ルギーを与えることによって、ロ
ーラー65及び10が歯車列63,64及び68.69
を介しかつシャフト66及びクラッチ6γによって回転
するようになり、このことによって金型25がコンベヤ
51上に搬送される。
ーラー65及び10が歯車列63,64及び68.69
を介しかつシャフト66及びクラッチ6γによって回転
するようになり、このことによって金型25がコンベヤ
51上に搬送される。
搬送装置53の回転発動機62へのエネルギーが止めら
れると、この装置のテーブル54がシリンダ55によっ
て下げられて次の金型25をこの装置上方で受け取るこ
とになる。
れると、この装置のテーブル54がシリンダ55によっ
て下げられて次の金型25をこの装置上方で受け取るこ
とになる。
組み立てられた金型25はコンベヤ51上を搬送装置5
2のヌトツパ−11に当るまで運搬され、今度はこの搬
送装置52のテーブル54によって持ち上げられる。
2のヌトツパ−11に当るまで運搬され、今度はこの搬
送装置52のテーブル54によって持ち上げられる。
金型25は搬送装W52のローラー65及び10上に載
る。
る。
搬送装置52及び53は同じように作動する。
コンベヤ51から搬送装置52への金型の搬送を妨げる
ように停止部材(図示せず)が働き、この搬送装置52
か金型25と共に下げられて、金型25がコンベヤ22
によって加熱手段23にさらに鋳込ユニット3へ搬送さ
れる。
ように停止部材(図示せず)が働き、この搬送装置52
か金型25と共に下げられて、金型25がコンベヤ22
によって加熱手段23にさらに鋳込ユニット3へ搬送さ
れる。
近づいてくる金型25を受け取るために搬送装置52の
テーブルが持ち上げられかつ停止部材が開かれる。
テーブルが持ち上げられかつ停止部材が開かれる。
解体ユニット5に配送された鋳込まれた金型が初めにマ
ニピュレータ36に送られる。
ニピュレータ36に送られる。
マニピュレータ36のクランプ手段によって金型の上側
部分が下側部分から持ち上げられる。
部分が下側部分から持ち上げられる。
金型の上側部分内のオーバーチャージ孔が固定棒によっ
て同時に清掃され、かつ、鋳造物が金型の下側部分から
押し出されるようにマニピュレータ3γに送られ、ここ
で下側部分はその使用面が下を向くように引つ繰り返さ
れて鋳造物がこの下側部分から落下する。
て同時に清掃され、かつ、鋳造物が金型の下側部分から
押し出されるようにマニピュレータ3γに送られ、ここ
で下側部分はその使用面が下を向くように引つ繰り返さ
れて鋳造物がこの下側部分から落下する。
マニピュレータ39において、金型の下側部分のオーバ
ーチャージ孔が同時に清掃されながらこの下側部が持ち
上げられる。
ーチャージ孔が同時に清掃されながらこの下側部が持ち
上げられる。
その後の操作は運転の初期段階中に説明した操作と同様
である。
である。
上側部分の後に下側部分が続いている金型部分かコンベ
ヤ38によって金型から使用した塗型を清掃するユニッ
ト6のマニピュレータ40に搬送される。
ヤ38によって金型から使用した塗型を清掃するユニッ
ト6のマニピュレータ40に搬送される。
マニピュレータ40において金型部分はその使用面が上
を向くように引つ繰り返されてコンベヤ41によって装
置42に搬送される。
を向くように引つ繰り返されてコンベヤ41によって装
置42に搬送される。
この装置42内にて塗型がその接合面に沿ってローラー
状破砕部材によって破壊される。
状破砕部材によって破壊される。
次に、破壊されかつ割れ目のある塗型か圧縮空気の吹き
かけによって放逐される。
かけによって放逐される。
防塵防音殼体を用意することによって、清掃領域内の作
業環境が正常になる。
業環境が正常になる。
清掃作業の完了後に金型の各部分がコンベヤ43によっ
て、再塗布サイクルに先立って清掃された金型部分の温
度を安定させるユニットγの冷却室44に搬送される。
て、再塗布サイクルに先立って清掃された金型部分の温
度を安定させるユニットγの冷却室44に搬送される。
冷却室44内で金型部分が霧吹きノズルによって次の塗
布に必要な温度まで冷却される。
布に必要な温度まで冷却される。
清掃されかつ予熱された金型部分を塗型材塗布ユニット
1のコンベヤ8に搬送する順序は自動ライン運転の初期
段階に関連して説明した順序と同様である。
1のコンベヤ8に搬送する順序は自動ライン運転の初期
段階に関連して説明した順序と同様である。
自動ラインが長い期間(例えば、週末)停止されるとき
に、加熱手段23及び35が金型の必要温度を維持する
ようにエネルキーを与えられる。
に、加熱手段23及び35が金型の必要温度を維持する
ようにエネルキーを与えられる。
塗型材が塗布されて又は塗布されずに組み立てられた金
型は上述したように加熱千段23及び35に搬送される
。
型は上述したように加熱千段23及び35に搬送される
。
なお、塗布されていない金型の場合には金型部分がサン
ド投入ヘッド12及ひ15のステーションに送られるこ
となくサンド投入磯11を通過する。
ド投入ヘッド12及ひ15のステーションに送られるこ
となくサンド投入磯11を通過する。
加熱手段23及び35が自動ライン上にある全ての金型
を収容できる限りは、これら全ての金型を工程運転に心
要な温度に維持することができる。
を収容できる限りは、これら全ての金型を工程運転に心
要な温度に維持することができる。
付加コンベヤ手段50及ひコンベヤ34が可逆可能であ
ることから、加熱手段35への組み立てられた金型の装
入が鋳込みユニット3を迂回して行なわれる。
ることから、加熱手段35への組み立てられた金型の装
入が鋳込みユニット3を迂回して行なわれる。
この場合には組み立てられた金型がコンベヤ22によっ
て搬送手段52に搬送され、次にこの搬送手段52、コ
ンベヤ51及ひ搬送装置53によって可逆運転できる設
計のコンベヤ34に搬送される。
て搬送手段52に搬送され、次にこの搬送手段52、コ
ンベヤ51及ひ搬送装置53によって可逆運転できる設
計のコンベヤ34に搬送される。
搬送装置52及び53は上述したように作動し、装置5
2がその初期位置にあるときにはこの装置52は下げら
れ、装置53は上げられる。
2がその初期位置にあるときにはこの装置52は下げら
れ、装置53は上げられる。
組み立てられかつ塗布された金型が加熱手段23及び3
5内に貯蔵されて置かれているならば最初に第一操作は
鋳込みである。
5内に貯蔵されて置かれているならば最初に第一操作は
鋳込みである。
この場合に、自動ラインの運転工程は、鋳込みユニット
3が作動しないままで組み立てられた金型が加熱手段2
3及び35内に集められた場合として説明した運転工程
と同様に進行する。
3が作動しないままで組み立てられた金型が加熱手段2
3及び35内に集められた場合として説明した運転工程
と同様に進行する。
加熱手段23及び35が塗布されずに組み立てられた金
型を貯蔵するのに使用されるならば、自動ラインは本明
細書にて前述した初期運転状態に従って運転される。
型を貯蔵するのに使用されるならば、自動ラインは本明
細書にて前述した初期運転状態に従って運転される。
したがって、本発明に係る塗型の塗布された金型を使用
する自動鋳造ラインは、指定された外形金属の組織及び
物理的かつ機械的特性と正確に同じなる高品質鋳造物の
製造を確実にする。
する自動鋳造ラインは、指定された外形金属の組織及び
物理的かつ機械的特性と正確に同じなる高品質鋳造物の
製造を確実にする。
本発明のきわめて重要な特色は、上述した特性を持った
鋳造物の製造がさまざまな運転条件のもとで(例えば、
製鋼における金属の鋳込み作業が段階的に行なわれる場
合に)機能する本発明の自動ラインによって確実に行な
われることである。
鋳造物の製造がさまざまな運転条件のもとで(例えば、
製鋼における金属の鋳込み作業が段階的に行なわれる場
合に)機能する本発明の自動ラインによって確実に行な
われることである。
また、本発明は(1)生産性を高めること、(2)作業
環境を改善すること、(3)自動ラインの全長をかなり
短かくすること、及び、(4)製造費、建設費及び維持
費を下げることを可能にする。
環境を改善すること、(3)自動ラインの全長をかなり
短かくすること、及び、(4)製造費、建設費及び維持
費を下げることを可能にする。
第1図は本発明に係る塗型の塗布された金型を使用する
自動鋳造ラインの概略図であり、第2図は第1図中の線
■−Hに沿った断面図であって、組み立てられた鋳型を
は)鋳込みユニット、及び、(2にの鋳型内部の鋳造物
を凝固させるユニットへ搬送する工程におけるコンベヤ
手段を示す図であり、第3図は搬送装置を有する中間コ
ンベヤ手段の側面図(第1図中の線■−■に沿った断面
図)であり、及び、第4図は第3図中の搬送装置の線I
V−IVに沿った断面図である。 1;金型の各部分の使用表面に塗型材を塗布するユニッ
ト、2;金型の塗布された部分から金型を組み立てるユ
ニット、3;鋳込みユニット、4;金型内部の鋳造物を
凝固させるユニット、5;金型を解体して鋳造物を取り
出すユニット、6;金型の各部分から使用した塗型を清
掃するユニット、7;再塗型サイクルに先立って清掃し
た金型の各部分の温度を安定させるユニット、22;組
み立てユニットを鋳込みユニットと結ぶコンベヤ、23
;組み立てユニットと鋳込みユニットとの中間のコンベ
ヤ区域に沿って配置された加熱手段、24;炉、34:
鋳込みユニットを解体ユニットと結ぶコンベヤ、35;
鋳込みユニットと組み立てユニットとの中間のコンベヤ
区域に沿って配置された加熱手段、50;付加コンベヤ
手段、51;付加コンベヤ手段のコンベヤ、52,53
;付加コンベヤ手段の搬送装置、54;搬送装置テーブ
ル、55;搬送装置テーブルの可逆駆動機、60.61
;搬送装置の可逆ローラー。
自動鋳造ラインの概略図であり、第2図は第1図中の線
■−Hに沿った断面図であって、組み立てられた鋳型を
は)鋳込みユニット、及び、(2にの鋳型内部の鋳造物
を凝固させるユニットへ搬送する工程におけるコンベヤ
手段を示す図であり、第3図は搬送装置を有する中間コ
ンベヤ手段の側面図(第1図中の線■−■に沿った断面
図)であり、及び、第4図は第3図中の搬送装置の線I
V−IVに沿った断面図である。 1;金型の各部分の使用表面に塗型材を塗布するユニッ
ト、2;金型の塗布された部分から金型を組み立てるユ
ニット、3;鋳込みユニット、4;金型内部の鋳造物を
凝固させるユニット、5;金型を解体して鋳造物を取り
出すユニット、6;金型の各部分から使用した塗型を清
掃するユニット、7;再塗型サイクルに先立って清掃し
た金型の各部分の温度を安定させるユニット、22;組
み立てユニットを鋳込みユニットと結ぶコンベヤ、23
;組み立てユニットと鋳込みユニットとの中間のコンベ
ヤ区域に沿って配置された加熱手段、24;炉、34:
鋳込みユニットを解体ユニットと結ぶコンベヤ、35;
鋳込みユニットと組み立てユニットとの中間のコンベヤ
区域に沿って配置された加熱手段、50;付加コンベヤ
手段、51;付加コンベヤ手段のコンベヤ、52,53
;付加コンベヤ手段の搬送装置、54;搬送装置テーブ
ル、55;搬送装置テーブルの可逆駆動機、60.61
;搬送装置の可逆ローラー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鋳造のフローチャートに従って連続して配置されか
つコンベヤ手段によって相互に連結されている下記ユニ
ット(イ)〜(ト): (イ)金型の各部分の使用表面に塗型材を塗布してこの
表面で凝結させるユニット、 (ロ)塗布された金型の各部分を完全な金型に組み立て
るユニット、 (ハ) 組み立てられた金型内へ溶融金属を鋳込むユニ
ット、 (ニ)金型内部の鋳造物を凝固させるユニット、(ホ)
金型を解体してこの金型から鋳造物を増り出すユニット
、 (ヘ)金型の各部分から使用した塗型を清掃するユニッ
ト、及び、 (ト)塗型材の再塗布サイクルに先立って清掃された金
型の各部分の温度を安定させるユニット、を含んでなる
塗型の塗布された金型を使用する自動鋳造ラインにおい
て、 萌記金型組み立てユニット(ロ)と前記組み立てられた
金型内への溶融金属の鋳込みユニット(ハ)との中間に
位置するコンベヤ手段の区域に沿って、前記組み立てら
れた金型の必要な温度を維持するのに適した加熱手段が
配置されており、また、前記鋳込みユニット(ハ)と前
記釜型解体ユニット(ホ)との中間に位置するコンベヤ
手段の区域に沿って、前記自動ラインが全体として停止
される際に使用される加熱手段が配置されており、そし
て、前記区域の一方から他力へ前記組み立てられた金型
を搬送するのに適した付加コンベヤ手段によって前記区
域が相互に連結されていることを特徴とする塗型の塗布
された金型を使用する自動鋳造ライン。 2 前記加熱手段23及び35のそれそれに対応する区
域のコンベヤ手段22又は34を貫通させる炉24を主
要部として該加熱手段がなることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の自動ライン。 3 前記炉24の長さが該炉を貫通するコンベヤ手段2
2又は34の長さに相当していることを特徴とする特許
請求の範囲第2項記載の自動ライン4 前記組み立てら
れた金型内への溶融金属の鋳込みのために該金型を配送
する区域における前記加熱手段23の入口と、前記金型
内部で鋳造物を凝固させている区域における前記加熱手
段35の出口との間に前記付加コンベヤ手段50が配置
されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の自動ライン。 5 前記付加コンベヤ手段50はその両端部に配置され
た搬送装置52及び53を備えたコンベヤ51を主要部
としていることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載
の自動ライン。 6 前記コンベヤ51が可逆であることを特徴とする特
許請求の範囲第5項記載の自動ライン。 7 前記搬送装置52及ひ53のそれぞれがテーブル5
4と駆動される可逆テーブルローラー60及び61とを
含んでなり、前記テーブル54はテーブル自身を鉛直方
向に上下運動させる駆動機55を備え、また、前記テー
ブルローラー60及び61は前記テーブル54の上に装
着されかつ前記組み立てられた金型を水平方向に搬送す
るのに適していることを特徴とする特許請求の範囲第4
項記載の自動ライン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1254378A JPS583472B2 (ja) | 1978-02-08 | 1978-02-08 | 塗型の塗布された金型を使用する自動鋳造ライン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1254378A JPS583472B2 (ja) | 1978-02-08 | 1978-02-08 | 塗型の塗布された金型を使用する自動鋳造ライン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54110925A JPS54110925A (en) | 1979-08-30 |
JPS583472B2 true JPS583472B2 (ja) | 1983-01-21 |
Family
ID=11808242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1254378A Expired JPS583472B2 (ja) | 1978-02-08 | 1978-02-08 | 塗型の塗布された金型を使用する自動鋳造ライン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583472B2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-08 JP JP1254378A patent/JPS583472B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54110925A (en) | 1979-08-30 |
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