JPS5828928A - 加熱調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は引出し式の扉を有する加熱調理器に関するもの
である。

近年高級住宅やマンション等に高周波加熱装置や電気オ
ープン等を組み込んだいわゆるビルトインタイブの加熱
調理器が開発されて好評である。

特に狭い台所のスペースを有効活用するために、２−ニ
゛ 加熱調理器に設ける扉を回動して開閉するよりも前後に
引き出す引出し方式の扉の方が使用上使方１１である。

加熱調理器の扉をこのように構成するには、扉の内壁に
被加熱物の受皿を乗せる皿受台を設ければ、扉を本体前
方へ引き出したとき扉とともに受皿が同時に本体前方へ
でてくるので、加熱調理後の熱い被加熱物を取り出すに
は火傷などするおそれがなく使い勝手のよいものである
。

しかし加熱室内は５００’Ｃ以上に加熱されるため皿受
台やこの皿受台を係止する保持具を低誘電体からなる合
成樹脂材料で構成すると、耐熱性に欠けるのでこれらを
金属材料で構成せざるを得ない。

この金属製の皿受台は扉の内壁左右に設けられた一対の
保持具および係止片に支持され、４点以上の支点で保持
されるように構成されているの一／Ｊ！、実際には４支
点全部を電気的に当接することはｎ常に困難である。

このような皿受台を用いて高周波で加熱調理を台とが離
れていた場合にスパークが発生し、高周波損失が生じた
り、保持具および係止片や皿受台が高周波により異常に
加熱されたりして、受皿を加熱室内から取シ出すときに
非常に危険である。

本発明はこのような従来の加熱調理器の欠点を解消する
もので、本体内に設けられた加熱室内に高周波を供給す
る高周波発生装置と、前記加熱室の開口部に本体前面に
対して前後水平に移動して開閉する扉と、この扉の内壁
に設けられ、複数の係止片を有する金属製の一対の保持
具と、前記加熱室内に収められた受皿を乗せる皿受台と
からなシ、前記皿受台を弾性を有する金属材料で構成し
、前記扉に設けられた一対の保持具および係止片の４支
点で皿受台を電気的に接触して保持する構成としたこと
によシ、高周波で加熱調理するとき扉の内壁に設けられ
た保持具および係止片に皿受台が電気的に接触して保持
されるため、保持具および係止片と皿受台との間にスパ
ークが生じたり、皿受台が異常に加熱されたりすること
がなく、安もので娶る。

以下本発明の実施例を第１図から第６図にもとづ−て説
明する。

第１図において、１は加熱調理器の本体で、この本体１
内に設けられた加熱室２の開口部に扉３が開閉自在に設
けられている。４は扉３に設けられたレール、６はレー
ル４に設けられたローラで、扉３が本体１の前面に対し
前後水平に移動して開閉しやすくするために設けたもの
である。６は加熱室２内に高周波を供給する高周波発生
装置の一例として用いたマグネトロンで、このマグネト
ロン６で発生した高周波が導波管７を経て開口部８から
加熱室２内へ供給される。９は扉３の内壁に設けられた
金属製の一対の保持具で、この保持具９には複数の係止
片１Ｏ，１Ｃ；が設けられている。

１１は係止片１Ｑに電気的に接触して保持された金属製
の皿受台で、この皿受台１１に受皿１２が載置され被加
熱物である食品１３を載せられている。

第３図、第４図に示すようにａ、ｂｅｃ、ｄ、ｅの金具
で構成され、第４図の如く係止片１０に設けられた凹部
１４と皿受台１１の上部の金具ｄが係合し、下部の金具
・と係止片１０とが電気的に接触して皿受台１１が保持
具９に支持されるようになりている。

そして、この皿受台１１を係止片１ｏから取シ外したシ
、上部の係止片１ｄに移動させたシするときは、皿受台
１１を第２図矢印のように上方へ上げると取ｐ外しや移
動が容易にできる。

次に皿受台１１の上部の金具ｄが係止片１ｏの凹部１４
に係合し、かつ下部の金具・が係止片１ｏに電気的に接
触する寸法を第３図、第４図で説明する。

まず皿受台１１の上部の金具ｄと下部の金具ｅとの間隔
Ｑ１を皿受台１１の奥行寸法２２０ｇとする。そして皿
受台１１０幅ｉｓ　（係止片１０間）を上部の金具ｄと
下部の金具０間の間隔ｍ、の６倍以上の寸法に構成する
。

６　　　・ なお、この皿受台１１に用いる金具は弾性を有する材料
で、しかも受皿１２や受皿１２に食品１３を乗せても十
分に耐えれるように構成する。

皿受台１１をこのような寸法に構成することにより、保
持具９に設けられた係止片１ｏの寸法精度あるいは皿受
台１１０寸法精度に多少の誤差がでていても、皿受台１
１の自重で上部の金具ｄと係止片１００支点ム、ム′お
よび下部の金具ｅと係止片１０の支点Ｂ、Ｂ’とが電気
的に接触して皿受台１１が保持される状態となるため、
皿受台１１に食品１３を載せずに加熱室２内を高周波で
予熱しても、係止片１０と皿受台１１の金具ｄ、ｅの支
点ム、ム′、Ｂ、Ｂ’間にスパークなど生じにとはない
。したがって加熱室２内の高周波インピーダンスのばら
つきが少なくなるため、マグネトロン６の不良１発生率
を著しく低下させることができるとともに、加熱室２内
を予熱するに際しても皿受台１１が異常に加熱されるこ
ともないので、安心して使用することができる。

第６図、第６図は本発明の他実施例を示すもの７ページ で、保持具９に凹部１４を設け、この凹部１４に金具ｄ
が係合し、係止片１ｏの上に金具ｅが支持されて皿受台
１１を水平に保持するように構成されている。

また、係止片１ｏと係止片１ｄの間隔Ｑ４を小さく設け
、皿受台１１の高さを加熱調理する食品１３の大きさな
どによって最適な位置に設置できるように構成したもの
である。

このように皿受台１１と、皿受台１１を保持する保持具
９および係止片１０を構成することによって、第６図の
如く保持具ｅと金具ｄの支点ム。

電気的に接触して保持されるためスパークなど生じるこ
とはなく、しかも皿受台１１に加熱調理する食品１３を
多量載置しても皿受台１１の安定性がよいので、扉２を
本体１の前方へ引き出して被加熱物を出し入れするとき
、受皿１３がら汁などをこぼすこともなく一段と使い勝
手のよい加熱調理をつくることができる。

以上の説明から明らかなように本発明の加熱調理器は加
熱室の開口部に本体前面に対して前後水平に移動して開
閉する扉を設け、こＱ扉の内壁に複数の係止片を有する
金属製の一対の保持具を設け、この保持具に弾性を有す
る金属材料で構成された皿受台を電気的に接触して保持
する構成としたことにより、キッチンセットに加熱調理
器を組み込むことが可能となシ狭い台所を有効に活用す
ることができる。

また高周波で加熱室内を予熱したり、被加熱物を加熱調
理するときは保持具および係止片と皿受台とが電気的に
接触しているのでスパークなど発生することがなく、高
周波発生装置の不良発生率を著しく低下させることがで
きる。

さらに皿受台が異常に加熱されることもないので使用上
安全性が高く、しかも皿受台を保持する係止片を保持具
に複数設けたことによシ、被調理物の大きさに応じて皿
受台の高さを任意に調節することもできるので大変使い
勝手もよく、便利な加熱調理器として提供することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

９１．。 第１図は本発明の一実施例を示す加熱調理器の側断面図
、第２図は第１図の皿受台を示す側断面図、第３図は第
１図の加熱調理器の平断面図、第４図は第１図の係止片
と皿受台との保合状態を示す要部の拡大断面図、第６図
は本発明の他の実施例を示す加熱調理器の平断面図、第
６図は第６図の保持具および係止片と皿受台との保合状
態を示す側面図である。 ２・・・・・・加熱室、３・・・・・・扉、６・・・・
・・マグネトロン（高周波発生装置）、９・・・・・・
保持具、１Ｏ，１Ｃ；・・・・・・係止片、１１・・・
・・・皿受台。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 墨　２１ｍ 第　３ｆｌ！１１ １４　閃

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 加熱室と、この加熱室内に高周波を供給する高周波発生
   装置と、前記加熱室の開口部に開閉自在に設けられた扉
   と、この扉の内壁に設けられ、複数の係止片を有する金
   属製の一対の保持具と、弾性を有する金属材料で構成さ
   れ前記加熱室内に設けられた皿受台とからなり、前記界
   は本体前面に対して前後に引出し式に移動して開閉する
   構成とし、前記皿受台を前記保持具および係止片に電気
   的に接触して保持する構成とした加熱調理器。