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JPS5827392Y2 - 摩擦トルク発生装置 - Google Patents

摩擦トルク発生装置

Info

Publication number
JPS5827392Y2
JPS5827392Y2 JP1977046221U JP4622177U JPS5827392Y2 JP S5827392 Y2 JPS5827392 Y2 JP S5827392Y2 JP 1977046221 U JP1977046221 U JP 1977046221U JP 4622177 U JP4622177 U JP 4622177U JP S5827392 Y2 JPS5827392 Y2 JP S5827392Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driving wheel
elastic body
friction
friction torque
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977046221U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53140411U (ja
Inventor
照儀 笠間
Original Assignee
三菱電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
Priority to JP1977046221U priority Critical patent/JPS5827392Y2/ja
Publication of JPS53140411U publication Critical patent/JPS53140411U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5827392Y2 publication Critical patent/JPS5827392Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Friction Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は従来より磁気録音再生装置の駆動機構に使用さ
れている摩擦トルク発生装置に関するものである。
従来より知られている、この種の摩擦トルク発生装置に
おける代表的な例の縦断面を第1図に示す。
図にトいて1は駆動源より何らかの手段で駆動され回動
する駆動輪、2は外部機構へ何らかの手段で回動力を伝
達する回動可能な回動軸、3は、回動軸2が圧入される
ことによって回動軸2と共に回動する従動輪、4は駆動
輪1の上側面と従動輪3の輪部下側面との間に置かれ駆
動輪1より従動輪3へ回動力を摩擦伝達する摩擦部材、
5は上記摩擦伝達による回動力の減衰量を決定する摩擦
部材への圧着力を発生する圧着はね、6は駆動輪1、摩
擦部材4、圧着ばね5を係止する為の係止部材を示すも
のである。
上記のように従来の摩擦トルク発生装置は構成されたと
えば倒らかの手段で駆動輪1が従動輪3の軸部外周面に
添って回動されると、すでに圧着はね5の圧着力で上方
へ押し上げられている駆動輪1のその上側面と摩擦部材
4との間で摩擦伝達が開始され同時に摩擦部材4と従動
輪3の輪部下側面との間でも回動力の摩擦伝達が開始さ
れ、減衰された一定の摩擦トルクが従動輪3に伝達され
従動輪3は回動輪2と共に回動する。
ここで上記2種の摩擦伝達により伝達される摩擦トルク
は圧着ばね5によって決定される。
しかしながら従来の摩擦トルク発生装置は駆動輪1に伝
達された回動力を駆動輪1より回動軸2及び従動輪3へ
摩擦伝達させる為の伝達機構が第1図に示されたように
従動輪3の輪部下側面と駆動輪1の上側面との間に摩擦
部材4をはさみ込み、さらに駆動輪1の下側面と係止部
材6の上側面との間に圧着はね5をはさみ込むという構
造であるので、高さを減少するには限度があり狭空間へ
の従来の摩擦トルク発生装置の設置及び摩擦トルク調整
はかなり困難であった。
本考案は上記欠点を解消すべく為されたもので狭窄間に
使用でき、さらに摩擦トルクの調整を可能とする摩擦ト
ルク発生装置の提供を目的とする。
以下本考案の一実施例の横断面を第2図、第4図、第5
図に縦断面を第3図に示す。
ここで従来例の同一、若しくは相当部分は同一符号とす
る。
図にむいて、1は中空部及び中空部内周面上に複数個の
溝幅の異なる溝部を有し駆動源より何らかの手段で駆動
される第1の動輪としての駆動輪、2は外部機構へ側ら
かの手段で回動力を伝達する回動可能な回動軸、3は回
動軸2が圧入されることにより、回動軸2と共に駆動輪
1の中空部内を回動する第2の動輪としての従動輪、4
は従動輪3の外周面上に巻着され、従動輪3の外周面上
を滑回動する円環状の摩擦部材、7は摩擦部材4を弾性
によって圧縮し摩擦部材4の外周面上を滑回動し同時に
従動輪3の外周面と摩擦部材4との間の滑回動を制御し
かつ外周に駆動輪1の有する複数個の溝幅の異なる溝部
9−a 、 9−b 、 9−cのいずれかと係合する
為の係合部7Aをもつことにより駆動輪1と共に駆動輪
1の中空部内を回動する弾性体で、一部が切り離された
輪状部材からなり該係合部7Aは該部材の切り離し部に
おける両端から略平行に相対向して外方に延びる一対の
突出片7a、7bからなる。
8は駆動輪1、回動軸2、従動輪3、摩擦部材4、弾性
体7、を係止する為の係止部材を示すものである。
本考案による摩擦トルク発生装置は上記のように構成さ
れ、たとえば倒らかの手段で駆動輪1が回動軸2の外周
面に添って回動されると、それと同時に駆動輪1の有す
る複数個の溝幅の異なる溝部のいずれかに係合されてい
る係合部7Aを有する弾性体7が駆動輪1の中空部内で
駆動輪1と共に回動する。
次にこの弾性体の有する弾性によってすでに圧縮されて
いる摩擦部材4の外周面と弾性体7の内周面との間で摩
擦伝達が開始され、同時に摩擦部材4の内周面と従動輪
3の外周面との間でも摩擦伝達が開始され減衰された一
定の摩擦トルクが従動輪3に伝達され従動輪3は回動軸
2と共に駆動輪1の中空部内で回動し、伺らかの手段で
との回動軸2から外部機構へ回動力が伝達される。
ここで上記2種の摩擦伝達によって伝達される摩擦トル
クは弾性体7の外周に有されている係合部が駆動輪1の
内周面に有されている複数個の溝幅の異なる構部のどれ
に係合されているかで決定される。
即ち、弾性体7Aの係合部7Aにおける突出片7a、7
bを、駆動輪1の異、中、犬と異なる溝幅の溝部9−a
、 9−b 、 9−c該突出片7a 、7b間隔が
変化し得るように選択的に係合させることにより、該弾
性体7はその内径が縮少又は拡大変化されることになり
、発生される摩擦トルクが異なることとなる。
第2図は標準の摩擦トルクを発生させている係合、第4
図は標準以上の摩擦トルクを発生させている係合、第5
図は標準以下の摩擦トルクを発生させている係合を示し
ている。
以上記載の通り本考案による摩擦トルク発生装置によれ
ば駆動輪1に伝達された回動力を駆動輪1より回動軸2
及び従動輪3へ摩擦伝達させる為の伝達機構が第2図、
第3図、第4図、第5図に示されたように従動輪3の外
周面と摩擦部材4の内周面との間の滑回動摩擦部材4の
外周面と弾性体7の内周面との間の滑回動弾性体7の外
周上の係合部と駆動輪1の内周面上の溝幅の異なる複数
個溝部のいずれかとの係合という関係を有し、さらに弾
性体7、摩擦部材4、従動輪3、回動軸2を駆動輪1の
中空部内に設置するという構造であるので、摩擦トルク
の大きさ調整が容易となり渣た高さ、大きさ、等を小さ
くする可能性が従来の摩擦トルク発生装置よりも犬で狭
窄間への設置も容易となる。
またこの実施例においては溝幅の異なる溝部を3個とし
たが、数が増せばそれに伴って摩擦トルクの調整巾を増
すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の摩擦トルク発生装置の縦断面図、第2図
〜第5図は本考案による摩擦トルク発生装置を示す図で
、第2図、第3図は摩擦トルクの標準発生時の係合を示
す横断面及び縦断面図、第4図は摩擦トルクの過発生時
の係合を示す横断面図、第5図は摩擦トルクの減発生時
の係合を示す横断面図を示し、1は駆動輪、2は回動軸
、3は従動輪、4は摩擦部材、5は圧着ばね、6は係止
部材、7は弾性体、7Aは係合部、7a 、7bは突出
片、8は係止部材、9−aは溝部中、9−bは溝部中、
9−cは溝部大を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空部を有しこの中空部内周に溝幅の異なる複数の溝部
    が設けられた第1の動輪、上記中空部内に設けられ一部
    が切り離された輪状部材からなり該部材の切り離し部に
    おける両端から略平行に相対向して外方に延びる千対の
    突出片からなる係合部を前記複数の溝部に前記一対の突
    出片間隔を変化させ得るようにして選択的に挿入係合可
    能に有した構成で上記第1の動輪と共に回動する弾性体
    、上記弾性体の円環内に設けられ上記弾性体が有する弾
    性によって所定の定圧を受けながら回動または滑回動す
    る円環状の摩擦部材、上記摩擦部材の円環内に設けられ
    上記弾性体が有する弾性による所定の定圧によって上記
    摩擦部材の内周面上を外周面をもって滑回動する第2の
    動輪、および上記第2の動輪と共に回動する回動輪とで
    構成したことを特徴とする摩擦トルク発生装置。
JP1977046221U 1977-04-13 1977-04-13 摩擦トルク発生装置 Expired JPS5827392Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977046221U JPS5827392Y2 (ja) 1977-04-13 1977-04-13 摩擦トルク発生装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1977046221U JPS5827392Y2 (ja) 1977-04-13 1977-04-13 摩擦トルク発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53140411U JPS53140411U (ja) 1978-11-07
JPS5827392Y2 true JPS5827392Y2 (ja) 1983-06-14

Family

ID=28925943

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JP1977046221U Expired JPS5827392Y2 (ja) 1977-04-13 1977-04-13 摩擦トルク発生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2003042042A1 (ja) * 2001-11-14 2005-03-03 株式会社湯山製作所 薬剤フィーダ

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JPS6220745Y2 (ja) * 1978-12-13 1987-05-27

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JPS4992806U (ja) * 1972-12-01 1974-08-12

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JPWO2003042042A1 (ja) * 2001-11-14 2005-03-03 株式会社湯山製作所 薬剤フィーダ
JP4621428B2 (ja) * 2001-11-14 2011-01-26 株式会社湯山製作所 薬剤フィーダ

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JPS53140411U (ja) 1978-11-07

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