JPS5827874A - 機関の燃料噴射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動車用内燃機関の燃料噴射装置に係り、特
に機関の吸入空気量を検出する渦流量計とこの渦流量計
の周波数出力に同期し一定時間駆動されて燃料を噴射す
る燃料噴射弁とこの燃料噴射弁に供給される燃料圧力を
上記機関の運転状態に応じて制御する装置を備えた機関
の燃料噴射装置に関するものである。

衆知のように渦流量計は計測すべき吸入空気量に比例す
る渦速度（渦発生数）に対応した周波数の出力が得られ
る。この吸入空気量に比例した周波数出力に同期して一
定量の燃料を機関に噴射供給する方法は実開昭５３−１
３３９１９号あるいは特開昭５５−５４４８号公報で提
案されている。このように吸入空気量に比例した周波数
出力に同期して燃料を噴射する方法は機関の加速時にお
ける急激な吸入空気量の変化に追従して燃料を噴射する
ことができるので上記機関は加速性能の優れたものとな
る特長を有している。ところが機関の吸入空気量はｚｏ
ｏｏｃｃクラスの機関で２ｔ／ｓ　　（アイド〃運転時
）〜８５１／８（最大出力時）程度でありその変化範囲
は４０〜４５倍にもなる。他方燃料噴射弁の噴射周波数
はアイドル運転では少なくとも１０Ｈｚ程度以上でない
とトμり変動が生じる。したがって機関の高速運転では
上記燃料噴射弁の噴射周波数は必然的に高くなる。噴射
周波数が高くなるので噴射弁の開弁時間を長くすること
ができず、特に機関の運転状態に応じて１機関温度、吸
入空気温度、あるいは空燃比帰還制御等の補助的要素に
より上記開弁時間を変えて欄間に供給する燃料量を補正
する従来の方法では上記開弁時間は非常に短かくなり、
短時間での燃料計量による計量誤差が増大する欠点を有
している。

この発明は機関の運転状態に応じて１機関温度。

吸入空気温度、あるいは空燃比帰還制御等の補助的要素
により補正すべき燃料量を燃料噴射弁の開弁時間は一定
とし、燃料噴射圧力を変えて行なうようにして上記開弁
時間を長くするようにした機関の燃料噴射装置を提供す
るものである。

以下１図に示すこの発明の一実施例について説明する１
図中（１）は機関、（匂は自動車のアクセμペダルに連
動したスロツ）〜弁、（３）は吸気管、（４）は上記機
関（１）に吸入される吸入空気量を検出する渦流量計、
（６）は燃料噴射弁であり圧送されてくる燃料を上記渦
流量計１４）の周波数出力に同期して上記吸気管（３）
内に噴射する。（６）は上記燃料噴射弁（５）を上記周
波数出力に同期して一定時間駆動する噴射弁駆動装置、
（１１はエアクリーナ、（８）は該エアクリーナ（７）
内に収納されたクリーナエレメント（Ｆ紙）（９）は吸
入空気温度検出器、　＋１０１は燃料タンク、（■）は
燃料ポンプで上記燃料タンク（ＩＯ）はパイプ（１２１
によって上記燃料ポンプ（Ｉｌｌの吸入側に結合しであ
る。０９は上記燃料ポンプ（１１）の吐出側に結合した
パイプ、α４はこのパイプ（＋４の他端に結合され燃料
圧力調整室（１４１）を構成したケースで、更にこの燃
料圧力調整室（１４ｍ）はパイプ（ｌ翰で上記燃料噴射
弁（６）に連通している。Ｑυは差圧調整室（１６１）
を構成するケースでありパイプＱ７１によシ上記吸気管
（３）内に連通している。　（１８１はスプリング、帥
はダイアフツムであり上記燃料圧力調整室（１４ｍ）と
上記差圧調整室（１６ａ）を区画している。（イ）は圧
力調整弁であり。

上記ダイ・アフヲムいに一体的に取付られている。

シｌ）は上記ケースα舶に固着されているモータケース
である。固は可動コイルでおり、永久磁石いとヨークが
、コア（２４１と共に衆知のリニア七−夕を構成してい
る。＠は上記ケースＩに対して気密を保って貫通し摺動
自在に設けられた圧力調整ロッドであり、アーム罰を介
して上記可動コイＡ／（２２が連結しており、この可動
コイ〜（社）の移動に従って矢印の方向に移動するよう
に構成されている。また上記圧力調整ロッド（至）は中
空となっており、その一端は上記圧力調整弁（イ）に当
接し、該圧力調整弁−と共に上記圧力調整室（１４１）
内の燃料圧力を制御する作用をする。一方他端は伸縮自
在のジャバフ憾を介してパイプ−に連結されておシさら
に上記燃料タンク１ｌｏｌに連通している。−はコイル
スプリング、＠ｌｌは機関温度検出器、φカは上記吸入
空気温度検出器（９）および機関温度検出器＠１１から
の出力信号に対応した電流を上記可動コイ／Ｌ’（財）
に供給する電子制御装置である。

以上のように構成された装置の動作について説明する。

まず、機関Ｏ）が始動されると吸入空気はエアクリーナ
（７）を通り、渦流量計（４）内に入り該渦流計（４）
により吸入空気量が検出されて吸気管（３）から上記機
関（１）に導入される。一方燃料タンク＋１（Ｉ内の燃
料は燃料ポンプ（１１）によジ燃料圧力調整室（１４ｍ
）に圧送される。圧送された燃料の圧力が所定値以上に
なるとダイアツブ五〇鑓に加わる力が増大し。

スプリング錦の力に抗して該スプリングａυを圧縮する
方向に上記ダイアプラム噛が移動する。この時圧力調整
弁−は圧力調整ロッド翰から離れる。

そして高圧の燃料は上記圧力調整ロッド翰の中空部から
上記燃料タンク１１０１に溢流し上記圧力調整室（１４
ｓｈ）内の圧力を下げる。圧力が下がると再び上記圧力
調整弁−が上記圧力調整ロッド（至）に当接し。

中空部は閉じられる。

このような上記圧力調整弁−の開閉動作により上記圧力
調整室（１４ａ）の燃料圧力がほぼ一定に保たれる。調
圧された燃料はパイプ吐から燃料噴射弁ｔＩｌに供給さ
れ吸気管（３）内に噴射される。噴射される燃料量を所
定値に保つには上記圧力調整室（１４１）内の燃料圧力
と燃料が噴射される上記吸気管（３）内の圧力との差圧
（燃料噴射圧力）を一定に保持するのがよく、このため
に上記ｅ、気管（３）内の圧力と差圧調整室（１６りの
圧力を等しくして上記ダイアプラム翰に上記吸気管（３
）内の圧力を作用させている０以上の動作は従来装置と
同様である。

上記燃料噴射弁（６）は噴射弁駆動装置（６）により上
記渦流量計（４）の周波数出力に同期して一定時間（例
えば４ｍｓ　）駆動されて燃料を噴射する。他方吸入空
気温度あるいは機関温度が変化すると吸入空気温度検出
器１９＋あるいは機関温度検出器＠０の出力信号を入力
した電子制御装置（９）は上記温度変化に対応した電流
を可動コイＰｖ（ｍに供給し、この電流値に応じて圧力
調整ロッド（ハ）が移動する。その結果。

圧力調整弁−と上記圧力調整ロッド翰が当接する位置が
変わり圧力調整室（１４１）内の燃料圧力が変更される
。すなわち燃料噴射弁（６）に供給される燃料噴射圧力
が変更され噴射される燃料量が制約される。

以上のようにこの発明は調圧さ、れた燃料を機関（１）
の吸気管（３）内に噴射する燃料噴射弁（５）、上記機
関（１）の吸入空気量に応じ過速度に対応した周波数の
出力を発生して上記吸入空気量を検出する渦流量計（４
）とこの渦流量計（４）の周波数出力に同期し一定時間
、上記燃料噴射弁（６１を駆動せしめて燃料を噴射する
噴射弁駆動装置（６）、上記燃料噴射弁ｆＩＩ＋に供給
される燃料圧力と上記燃料が噴射される吸気管（３）内
の圧力との差圧（燃料噴射圧力）をほぼ一定に保持する
装置と上記機関（１）の運転状態に応じて上記差圧を制
御する電子制御装置俤４を備えたので燃料噴射弁（５）
の駆動時間（開弁時間）を従来装置より長くすることが
でき燃料の噴射量が正確に設定できるようになった。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示す構成図である。 図中、（１）は機関、（３）は吸気管、（４）は渦流量
計、（５）は燃料噴射弁、（７）はエアクリーナ、　Ｉ
ＩＯ＋は燃料タンク、（川は燃料ポンプ、０８１はスプ
リング、Ｈはダイアプラム、＠は可動コイμ、翰は圧力
調整ロッド、（ハ）はジャバフ、＠４は電子制御装置で
ある。 代理人　葛野信−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 調圧された燃料を機関の吸気管内に噴射する燃料噴射弁
   、上記機関の吸入空気量に応じ渦速度に対応した周波数
   の出力を発生して上記吸入空気量を検出する渦流量計、
   該渦流量計の周波数出力に同期し一定時間上記燃料噴射
   弁を駆動せしめて燃料を噴射する噴射弁駆動装置、上記
   燃料噴射弁に供給される燃料圧力と上記燃料が噴射され
   る吸気管内の圧力との差圧をほぼ一定に保持する装置と
   及び上記機関の運転状態に応じて上記差圧（燃料噴射圧
   力）を制御する装置を備えた機関の燃料噴射装置。