JPS5827752Y2 - 安全剃刀の剃りかす排除機構 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は摺動排除板１に押出し規制用のストッパ一部２
または自動復帰用の固定スプリング部３を設けた安全剃
刀の剃りかす排除機構に係り、剃りひげ等の剃りかすを
適切に除排できて、刃先の清浄、保護に適し、組立に便
利な安全剃刀の剃りかす排除機構を得ることを目的とす
るものである。

尚図中、４は介在スペーサー、５は排除板１の後部の摘
み部、６は天板、７は天板の裏面に突設した固定用の貫
通脚部である。

８は上下二枚刃中の上刃体である。

第１図、第２図図示の実施例ではストッパ一部２は面状
をなしスペーサー４に当接する。

排除板１の前後摺動は手動によるが、ひけ剃り時には排
除板はひげかすによって押込められて行くようになり自
然に後退する。

第３図図示の実施例ではストッパ一部２は突起状をなし
、排除板１を手動操作で前進させて、ひげかすを刃体間
で完全に押出した状態でストッパーをきかせるようにす
る。

排除板１のかす取り前板部１′の幅を広目にして排除板
の動きを大きくシ、ストッパーと相俟って不使用時の刃
先保護を図るものとする。

第４図、第５図図示の実施例では自動復帰用の固定スプ
リング部３は、摺動排除板１の両側から弾性スプリング
材を突設し、その先端部を天板６の両側の切欠凹部９内
に係止して固定させて構成される。

手動で排除板１を前進させると固定スプリング部３は第
５図図示のように変形し、押圧解止によりその弾力で排
除板は自動復帰する。

第６図、第７図図示の実施例では固定スプリング部３は
、排除板１の後部両側から空隙１０を介在させて内方に
弾性スプリング材を対向突設し、且つその各先端部に上
向き又は下向きの固定用突起１１を突設して構成される
。

上向き突起の場合はこれを天板６に固定し、下向き突起
は刃台に固定するものとする。

手動で排除板１を前進させると固定スプリング部３は第
７図図示のように変形し、指先を離すとその弾力で排除
板は自動復帰する。

本考案は前記のような構成であるから、剃りひげ等の剃
りかすを前方に適切に排除でき、刃先の清浄と保護に適
し、組立固定に便利である等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は天板に本機構を組立てた状態の斜面図、第２図
は同上の裏側の斜面図、第３図は本機構の他の実施例の
斜面図、第４図は更に他の実施例の斜面図、第５図は同
上の排除板前進状態の斜面図、第６図は更に別の実施例
の斜面図、第７図は同上の排除板前進状態の斜面図でろ
る。 。主要符号、１は摺動排除板、２はストッパ一部、３は
固定スプリング部である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 介在スペーサー４の外周に遊嵌する摺動排除板１の後部
   に押出し規制用のストッパ一部２を形威し、且つ摺動排
   除板の後部または両側部に自動復帰用の固定スプリング
   部３を一体に形成して成る安全剃刀の剃りかす排除機構
   。