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JPS5819130B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPS5819130B2
JPS5819130B2 JP51089860A JP8986076A JPS5819130B2 JP S5819130 B2 JPS5819130 B2 JP S5819130B2 JP 51089860 A JP51089860 A JP 51089860A JP 8986076 A JP8986076 A JP 8986076A JP S5819130 B2 JPS5819130 B2 JP S5819130B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor
single crystal
substrate
silicon
grown
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51089860A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5315089A (en
Inventor
粟根克昶
奥野勝
橋本浩
佐藤宏
森田達夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP51089860A priority Critical patent/JPS5819130B2/ja
Publication of JPS5315089A publication Critical patent/JPS5315089A/ja
Publication of JPS5819130B2 publication Critical patent/JPS5819130B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は絶縁性単結晶基板上に半導体単結晶を成長させ
、その半導体単結晶に例えば電界効果トランジスタなど
の半導体素子を有する半導体装置の構造方法に関するも
ので簡単な製作工程で半導体装置の歩留りの向上をはか
るものである。
従来から絶縁性単結晶基板上に半導体単結晶を成長させ
たものとして、5O8(SILICON 0NSAPP
HIRE)が知られている。
これは絶縁性単結晶基板であるサファイア基板上に半導
体であるシリコン単結晶を成長させ、そのシリコンの一
部を化学エツチングなどで除去して、サファイア基板上
にシリコンを島状即ちメサ状に残し、このメサ状のシリ
コンに例えば電界効果トランジスタなどを作製する。
従って、SO8による半導体装置は素子間の電気的な分
離が容易かつ完全であり、周波数特性にすぐれるなど数
々の特徴を有するが、サファイア基板表面とシリコン表
面との間に段差があるため、サファイア基板上の複数個
の素子相互間の又は外部との電気的接続をとるためのア
ルミニウム(A7 )薄膜による配線がメサの肩の部分
で断線しやすく半導体装置の歩留りの低下をまねく原因
となるばかりでなく、周知の技術であるフヤトエッチン
グの際の精度が劣化し、微細加工が不可能となり、集積
回路の集積度の向上に制限が生じていた。
このアルミニウム配線の断線を防止する方法として、基
板及びシリコンのメサ状部分の全面にわたって絶縁物の
薄膜(例えば気相反応を利用した二酸化シリコン膜)を
付着させメサの肩の部分の角度をやわらげるなどいろい
ろ提案はされているが、サファイア基板とシリコンとの
表面の段差は依然として存在し本質的な解決には至って
いない。
以下にこれらの様子を第1図乃至第5図で説明する。
絶縁性単結晶基板(以下基板と略称する)1のある一方
の全面に例えば周知のエピタキシアル法などにより半導
体単結晶の薄膜(以下半導体フィルムと略称する)2を
付着させ(第1図)周知のフォトエツチング技術及び半
導体フィルムのエツチング技術などを用いて、半導体フ
ィルムの一部を除去し、他の部分を島状に即ちメサ状に
残す(第2図)。
このメサ状の半導体フィルム2に周知の半導体素子作製
技術を用いて半導体素子を作る(第3図)。
第3図において、3は不純物を拡散した半導体フィルム
、51はゲート酸化膜41上に形成したゲート電極、5
2.53は半導体素子のドレイン或いソース電極より二
酸化シリコン層42上に伸びるアルミニウム等の配線で
ある。
この場合、成長させる半導体フィルム2の結晶学的な面
方向を適当に定めればメサの側面は半導体フィルムのエ
ツチングの面方向依存性によりミラー指数の低指数であ
られせるある結晶面があられれその面と基板表面及び半
導体フィルムの表面とのなす角度(d2.dl)は結晶
構造学的考案を加えれば容易に計算で求められる。
例えば、半導体フィルム2として(ioo)の面方向を
もったシリコン(Si)を成長させ、水酸化カリウム(
KOH)水溶液などでエツチングしメサ状にするとメサ
の側面は(iii)の方位をもった面でかこまれ、その
角度は(第4図)に示す如く肩の部分即ち半導体表面と
なす角度α1は約125.3°、裾の部分即ち基板1と
なす角度α2は約54.7°となることが知られている
しかし実際にはフォトエッチの精度、半導体フィルムの
エツチングの仕方などによって第5図に示す如くメサの
肩の部分などにガケ状の段差6が生じ、この様な部分で
内部配線5などに使用するアルミニウムが断線しやすく
、素子の歩留り低下の原因となっていた。
本発明は上記従来の欠点を除去するものであり以下第6
図乃至第9図に示す実施例と共に本発明の詳細な説明す
る。
先ず基板1の全面又は一部に、この基板の一部にエツチ
ングなどで孔をあける際のマスクとして使用する他の材
料(以下マスク材料という)7を付着する。
マスク材料7の一例としてCVD(CH−EMICAL
VAPORDEPO8ITION )法ニヨる二酸化
シリコン(SiO□)がある。
そして周知のフォトエツチング技術及びマスク材料のエ
ツチング技術を用いて、マスク材料7の一部を除去しく
第6図)、残ったマスク材料7をマスクとして、露出し
ている基板1をエツチングし、基板1の一部に孔8をあ
ける(第7図)。
この孔8の部分に半導体単結晶2を成長させる。
例えばモノシラン(SiH4)の熱分解法によるシリコ
ン単結晶を約1000℃位の温度で成長させる。
基板に孔をあけるときに用いたマスク材料7を付けたま
ま半導体単結晶2を成長させるとき、その成長条件を適
当にえらべば孔8の部分にのみ半導体単結晶2を成長さ
せることが出来る。
又他の成)長条性を用いれば、孔8の部分には単結晶マ
スク材料7の上には多結晶が成長するが、マスク材料7
を除去すると同時にこの多結晶は取りのぞかれ、等測的
に孔8の部分にのみ成長させたのと同等となる(第8図
)。
そしてこの半導体単結晶部分2、に周知の半導体素子作
製技術を用いて素子を作製する(第9図)。
第9図において、第3図に対応する部分は同一符号で示
す。
上記孔8の部分に半導体単結晶2を成長させる:際に半
導体単結晶2の厚さを制御すれば基板1の表面との段差
をすくなくすることが出来るし、孔8の深さと同じにす
れば凹凸のない平滑な表面をもった基板1をうろことが
出来る。
従って第5図に示すような従来の技術による素子の配線
の断線、は本発明にては生じ得ず素子の歩留りは大巾に
向上する。
次に本発明の実施態様の具体例を示す。
絶縁性基板1として直径約40朋厚さ約0.3 mmの
円板状のサファイア(α−A1203)を用い、その[
表面にモノシラン(SiH4)と酸素(0□)の気相反
応を利用して二酸化シリコン(SiO□)膜を0.5μ
m〜1μm程度付着させ、マスク材料7とする。
そしてフッ酸(HF)−フッ化アンモニウム(NH4F
)系のエツチング液を用いてマスク材、料7である二酸
化シリコン膜の一部を除去し基板のサファイア表面を露
出せしめる。
残った二酸化シリコン膜をマスクとして熱リン酸中で基
板のサファイアの露出した部分をエツチングする。
例えばリン酸(HaP04) 250℃位で約0.5p
m/hr;のエツチング量であった。
しかる後にモノシランの熱分解を利用しシリコン(Sl
)単結晶2を孔8の部分にエピタキシアル成長させる。
マスク材料の二酸化シリコンをつけたま\シリコンを成
長させる際、成長条件を適当に定めれば孔8の部分にの
みシリコン単結晶を成長させることが出来る。
例えば温度1030℃において孔の部分でのシリコンの
成長速度は約2μm/―であった。
この孔の部分に成長させたシリコン単結晶に周知の半導
体素子作製技術でPチャネルのMO8型電界効果トラン
ジスタを作製する。
以上の実施例では基板1としてサファイア(α−A72
03)を用いているが、例えばスピネルなどその上に半
導体単結晶2が成長蓋るもめなら何でも良いことは明ら
かである。
又マスク材料7も基板1に孔8をあける方法(例えば化
学エツチング)に耐えうるものなら何でも良く、その材
質付着方法、エツチング方法などに特に制限はない。
基板1のエツチング方法も実施例に示した熱リン酸によ
る化学エツチングの他エツチング方法に特に制限はない
成長させる半導体2もモノシランの熱分解によるシリコ
ン(Si)を例にとったがその他の成長法によるシリコ
ンでも良くさらにゲルマニウム(Ge)などの単元素半
導体のみならず化合物半導体でも良く、又半導体以外の
材料などその種類及び成長方法などに制限はない。
又、この部分に作る素子もMO8型電界効果トランジス
タを例にあげたがそれに限らず他の電界効果素子、バイ
ポーラ素子、発光受光素子、圧電素子など通常の半導体
素子ならなんでも良く、複数個の素子を同一基板上につ
くるとき同種の素子でも異種の素子でも良い。
□これまでの説明は基板のある一方の表面に素子を作る
例につき行なったが、基板の両面に素子を作る場合でも
全く同様である。
さらに内部配線としてアルミニウム単一の金属を用いた
例をあげたが、例えばチタン(Ti )−ニッケル(N
i )−金(Au)の様な多重金属膜を内部配線に用い
た場合でも本発明の特徴がいかんなく発揮され、断線の
発生がおさえられ、素子の歩留りの向上が可能であるこ
とは言うまでもない。
従って本発明によれば絶縁性単結晶表面と、この上に成
長させる半導体単結晶の表面との段差を皆無にするか少
くすることができるので、内部配線の断線が防止でき、
簡単な製作工程で半導体装置の歩留りを飛躍的に向上さ
せることができる。
特に絶縁性基板の凹部のみに半導体単結晶を選択的に成
長させているため、成長後に不要な単結晶部分を除去す
る工程を挿入する必要がなく、半導体装置製造のための
工程が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は、従来技術の説明図、第6図乃至第
9図は本発明による素子の製造工程を示す概略図である
。 図中、1は絶縁性単結晶基板、2は半導体単結晶、7は
マスク材料、8は孔である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 絶縁性単結晶基板の片面上又は両面上に成長させた
    半導体単結晶に半導体素子を作成した半導体装置の製造
    方法において、上記絶縁性単結晶基板の一部に凹部をう
    がち、該凹部の部分のみに凹部の周辺とほぼ平面が揃う
    状態に窪み内に半導体単結晶を成長させ、該半導体単結
    晶に半導体素子を形成し、半導体単結晶の表面と絶縁性
    単結晶基板の表面との段差を無くするか少なくすること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
JP51089860A 1976-07-27 1976-07-27 半導体装置の製造方法 Expired JPS5819130B2 (ja)

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JP51089860A JPS5819130B2 (ja) 1976-07-27 1976-07-27 半導体装置の製造方法

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JPS5315089A JPS5315089A (en) 1978-02-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60101962A (ja) * 1983-11-07 1985-06-06 Seiko Epson Corp 半導体素子

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5056886A (ja) * 1973-09-14 1975-05-17

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JPS5056886A (ja) * 1973-09-14 1975-05-17

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