JPS58198476A - ポリグリシジル誘導体の製造方法 - Google Patents
ポリグリシジル誘導体の製造方法Info
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- JPS58198476A JPS58198476A JP57082095A JP8209582A JPS58198476A JP S58198476 A JPS58198476 A JP S58198476A JP 57082095 A JP57082095 A JP 57082095A JP 8209582 A JP8209582 A JP 8209582A JP S58198476 A JPS58198476 A JP S58198476A
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- transfer catalyst
- reacting
- epihalohydrin
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D303/00—Compounds containing three-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
- C07D303/02—Compounds containing oxirane rings
- C07D303/12—Compounds containing oxirane rings with hydrocarbon radicals, substituted by singly or doubly bound oxygen atoms
- C07D303/18—Compounds containing oxirane rings with hydrocarbon radicals, substituted by singly or doubly bound oxygen atoms by etherified hydroxyl radicals
- C07D303/20—Ethers with hydroxy compounds containing no oxirane rings
- C07D303/22—Ethers with hydroxy compounds containing no oxirane rings with monohydroxy compounds
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- C07D303/20—Ethers with hydroxy compounds containing no oxirane rings
- C07D303/24—Ethers with hydroxy compounds containing no oxirane rings with polyhydroxy compounds
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Epoxy Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は分子内に芳香族性カルボン酸基とフェノール性
水酸基を含有する化合物(以後これら?一般にヒドロキ
シカルボン酸類とよぶ)とエピノ・ロヒドリンの反応に
より高純度のポリグリシジル誘導体を製造する方法に関
するものである。
水酸基を含有する化合物(以後これら?一般にヒドロキ
シカルボン酸類とよぶ)とエピノ・ロヒドリンの反応に
より高純度のポリグリシジル誘導体を製造する方法に関
するものである。
ヒドロキシカルボン酸類から導かれるポリグリシジル誘
導体はエポキシ樹脂として有用なものでアルカグリシジ
ルエステルがアルカリにより加水分解を受けやすいため
にその製造は容易ではない。
導体はエポキシ樹脂として有用なものでアルカグリシジ
ルエステルがアルカリにより加水分解を受けやすいため
にその製造は容易ではない。
本輩明者らはヒドロキシカルボン酸類をエピノ・ロヒド
リンによりグリシジル化し高純度のポリグリシジル誘導
体を容易に製造する方法につき研究を重ねた結果本発明
に至った。
リンによりグリシジル化し高純度のポリグリシジル誘導
体を容易に製造する方法につき研究を重ねた結果本発明
に至った。
本発明は先ずヒドロキシカルボン酸類とエピノ・ロヒド
リンを相間移動触媒の存在下本質的に無水D条件で反応
させハロヒドリンエーテル、ハロヒドリンエステル、グ
リシジルエーテルおよびグリシジルエステルの混合物と
する。次にこの反応混合物に苛性アルカリの水溶液を反
応させ脱ハロゲン化水素反応を行ない目的とする高純度
のポリグリシジル誘導体の製造方法を内容とする。
リンを相間移動触媒の存在下本質的に無水D条件で反応
させハロヒドリンエーテル、ハロヒドリンエステル、グ
リシジルエーテルおよびグリシジルエステルの混合物と
する。次にこの反応混合物に苛性アルカリの水溶液を反
応させ脱ハロゲン化水素反応を行ない目的とする高純度
のポリグリシジル誘導体の製造方法を内容とする。
本発明の出発物質であるヒドロキシカルボン酸類として
は、たとえばOs ms p−ヒドロキシ安息香酸、
さらに多核の芳香族化合物から誘導されるヒドロキシカ
ルボン酸類を使用することができる 分子中に含まれる
カルボン酸基および水酸基の数は1個に限定されるもの
ではない。
は、たとえばOs ms p−ヒドロキシ安息香酸、
さらに多核の芳香族化合物から誘導されるヒドロキシカ
ルボン酸類を使用することができる 分子中に含まれる
カルボン酸基および水酸基の数は1個に限定されるもの
ではない。
本発明の第1段階はヒドロキシカルボン酸類のカルボン
酸基およびフェノール性水酸基に対し当駿ないし加剰蓋
のエピハロヒドリンを相間移動触媒の6右下反応させる
ことにより行なう。この段階ではヒドロキシカルボン酸
類とエピハロヒドリンの付加反応が起り、ハロヒドリン
エーテル、ハロヒドリンエステルとなると同時に、これ
らが一部加剰のエピハロヒドリンにより脱ハロゲン化水
素されてグリ7ジルエーテル、グリシジルエステルとな
る。エピハロヒドリンの使用量は好ましくは3〜6倍モ
ル量である。
酸基およびフェノール性水酸基に対し当駿ないし加剰蓋
のエピハロヒドリンを相間移動触媒の6右下反応させる
ことにより行なう。この段階ではヒドロキシカルボン酸
類とエピハロヒドリンの付加反応が起り、ハロヒドリン
エーテル、ハロヒドリンエステルとなると同時に、これ
らが一部加剰のエピハロヒドリンにより脱ハロゲン化水
素されてグリ7ジルエーテル、グリシジルエステルとな
る。エピハロヒドリンの使用量は好ましくは3〜6倍モ
ル量である。
反応温度は50°C〜110″Cの任意の温度で行なう
ことができる。より好ましくは90″C〜100’Cの
範囲で行なうことができる。
ことができる。より好ましくは90″C〜100’Cの
範囲で行なうことができる。
反応時間は反応温度及びヒドロキシカルボン酸類の種類
によるがたとえば90 ′C〜100’Cの反応では3
0分〜2時間で十分である。相間移動触媒の便用歓はヒ
ドロキシカルボン酸類に対してo、oiモル%〜100
モルチの任意の量を使用しうるが、より好ましい使用量
は1モル%〜1′θモルチである。
によるがたとえば90 ′C〜100’Cの反応では3
0分〜2時間で十分である。相間移動触媒の便用歓はヒ
ドロキシカルボン酸類に対してo、oiモル%〜100
モルチの任意の量を使用しうるが、より好ましい使用量
は1モル%〜1′θモルチである。
エピハロヒドリンとしては、たとえばエピクロルヒドリ
ン、エピブロムヒドリン、エピヨードヒドリンが使用で
きる。
ン、エピブロムヒドリン、エピヨードヒドリンが使用で
きる。
相聞移動触媒としては一般に知られているものたとえば
テトラブチルアンモニウムブロマイド、トリオクチルメ
チルアンモニウムクロライド、ベンジルトリエチルアン
モニウムクロライド、ベンジルトリメチルアンモニウム
クロライドなどの第4級アンモニウム塩、テトラフェニ
ルホスホニウムクロライド、トリフェニルメチルホスホ
ニウムクロライドなどの第4級ホスホニウム塩、および
第4級アルソニウム塩が使用できる。
テトラブチルアンモニウムブロマイド、トリオクチルメ
チルアンモニウムクロライド、ベンジルトリエチルアン
モニウムクロライド、ベンジルトリメチルアンモニウム
クロライドなどの第4級アンモニウム塩、テトラフェニ
ルホスホニウムクロライド、トリフェニルメチルホスホ
ニウムクロライドなどの第4級ホスホニウム塩、および
第4級アルソニウム塩が使用できる。
本発明の第2段階では第1段階で得られた反応混合物、
もしくは第1段階で得られた反応混合物から未反応エピ
ハロヒドリンを留去したものに苛性アルカリ水溶液を作
用させて・・ロヒドリンエーテル、ハロヒドリンエステ
ルの脱ハロゲン化水素を行なう。反応温度は脱ハロゲン
化水素が十分進行し、かつグリシジルエステルの加水分
解を抑えるように設定される。通常この温度は20〜3
0°Cである。脱ハロゲン化水素反応を完結させるのに
必要な時間は温度により異なるが、たとえば30゛Cで
30分ないし1時間である。苛性アルカリとしてはたと
えば苛性ソーダ、苛性カリが使用できる。
もしくは第1段階で得られた反応混合物から未反応エピ
ハロヒドリンを留去したものに苛性アルカリ水溶液を作
用させて・・ロヒドリンエーテル、ハロヒドリンエステ
ルの脱ハロゲン化水素を行なう。反応温度は脱ハロゲン
化水素が十分進行し、かつグリシジルエステルの加水分
解を抑えるように設定される。通常この温度は20〜3
0°Cである。脱ハロゲン化水素反応を完結させるのに
必要な時間は温度により異なるが、たとえば30゛Cで
30分ないし1時間である。苛性アルカリとしてはたと
えば苛性ソーダ、苛性カリが使用できる。
使用する苛性アルカリ水溶液の濃度は1〜70チの範囲
でfE意に選ぶことができるがより好ましい濃度は5〜
20チである。°苛性アルカリの使用量は出発原料のヒ
ドロキンカルボン酸類のカルボン酸基及び水酸基に対し
て0.5倍モル量以上である。
でfE意に選ぶことができるがより好ましい濃度は5〜
20チである。°苛性アルカリの使用量は出発原料のヒ
ドロキンカルボン酸類のカルボン酸基及び水酸基に対し
て0.5倍モル量以上である。
より好ましい使用量は1.0〜1.5倍モル量である。
反応は所定の温度で激しく攪拌することにより行なう。
脱ハロゲン化水素反応終了後反応混合物は二層に分離す
るので水層を除き、数回水洗したのち未反応エピハロヒ
ドリンを減圧で留去することにより目的とするポリグリ
シジル誘導体が得られる。
るので水層を除き、数回水洗したのち未反応エピハロヒ
ドリンを減圧で留去することにより目的とするポリグリ
シジル誘導体が得られる。
相間移動触媒がなければ本反応はほとんど進行しない。
本発明によるヒドロキンカルボン酸類のポリグリシジル
誘導体の製造方法の特徴は容易に高いエポキシ合歓を有
するポリグリシジル誘導体が高収率で得られる点にある
。たとえばp−ヒドロキシ安息香酸を出発原料として用
いた場合はとんど純粋なp−グリシジルオキシ安息香酸
グリシジルエステルが得られる。
誘導体の製造方法の特徴は容易に高いエポキシ合歓を有
するポリグリシジル誘導体が高収率で得られる点にある
。たとえばp−ヒドロキシ安息香酸を出発原料として用
いた場合はとんど純粋なp−グリシジルオキシ安息香酸
グリシジルエステルが得られる。
相間移動触媒(mいる長所は、第1段階のヒドロキンカ
ルボン酸類どエピハロヒドリンの付加反応をすみやかに
開始させ完結させる点にある。さラニハロヒトリンエー
テル及ヒハロヒドリンエステルの脱ハロゲン化水素反応
を低い温度で短時間に完結させることができるためグリ
シジルエステルの加水分解による生成物の損失が殆んど
みられないという点も相間移動触媒を用いる本発明の特
徴である。このだめ通常グリシジルエステルの製造に際
して行なわれる苛性アルカリ水溶液の添加を共沸脱水条
件下に行なうという煩雑な工程を本発明では必要とせず
高収率でポリグリシノル誘導体がflられる。
ルボン酸類どエピハロヒドリンの付加反応をすみやかに
開始させ完結させる点にある。さラニハロヒトリンエー
テル及ヒハロヒドリンエステルの脱ハロゲン化水素反応
を低い温度で短時間に完結させることができるためグリ
シジルエステルの加水分解による生成物の損失が殆んど
みられないという点も相間移動触媒を用いる本発明の特
徴である。このだめ通常グリシジルエステルの製造に際
して行なわれる苛性アルカリ水溶液の添加を共沸脱水条
件下に行なうという煩雑な工程を本発明では必要とせず
高収率でポリグリシノル誘導体がflられる。
次に本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
実施例のみに限定されるものではない。
実施例のみに限定されるものではない。
実施例1
p−ヒドロキシ安息香酸1.38f (10ミリモル)
、エピクロルヒドリン1lf(120ミリモル)及ヒペ
ンジルトリエチルアンモニウムクロリド0.23F/(
1ミリモル)の混合物を100°Cで30分間攪拌した
後、30゛Cに冷却した。20チ苛性ソーダ水溶液4.
Ogを加え30”Cに保ち30分間攪拌し、静置して水
層を除いたのち水で2回洗浄した。減圧下110 ’C
で未反応エピクロルヒドリンを留去すると2.48IC
収率99%)の無色透明の液体を得た。このものは室温
では結晶化した。塩酸−ジオキサン法で測定したエポキ
シ当量は 140であった(p−グリシジルオキシ安息
香酸グリシジルエステルとして理論値125)。
、エピクロルヒドリン1lf(120ミリモル)及ヒペ
ンジルトリエチルアンモニウムクロリド0.23F/(
1ミリモル)の混合物を100°Cで30分間攪拌した
後、30゛Cに冷却した。20チ苛性ソーダ水溶液4.
Ogを加え30”Cに保ち30分間攪拌し、静置して水
層を除いたのち水で2回洗浄した。減圧下110 ’C
で未反応エピクロルヒドリンを留去すると2.48IC
収率99%)の無色透明の液体を得た。このものは室温
では結晶化した。塩酸−ジオキサン法で測定したエポキ
シ当量は 140であった(p−グリシジルオキシ安息
香酸グリシジルエステルとして理論値125)。
メタノールより再結晶化させるとm、p55〜56゛C
の無色板状結晶を得た(文献値56〜58°C)。
の無色板状結晶を得た(文献値56〜58°C)。
IRスペクトルはカルボン酸基及びフェノール性水酸基
の吸収がみられず3050.=1と910.−1に末端
エポキシ基の吸収、1715〜1720.−1にエステ
ルの吸収がみられた。
の吸収がみられず3050.=1と910.−1に末端
エポキシ基の吸収、1715〜1720.−1にエステ
ルの吸収がみられた。
実施例2
p−ヒドロキシ安息香酸1.38f(10ミリモル)、
エピクロルヒドリン11g(120ミリモル)及ヒペン
ジルトリエチルアンモニウムクロライド0.239(1
,01モル)の混合物を100″Cで40分間攪拌した
のち28°Cに冷却した。20%苛性ソーダ水溶液2、
Ogを加え28°Cで20分間激しく攪拌した。静置し
て水層を除いたのち水で2回洗浄した。
エピクロルヒドリン11g(120ミリモル)及ヒペン
ジルトリエチルアンモニウムクロライド0.239(1
,01モル)の混合物を100″Cで40分間攪拌した
のち28°Cに冷却した。20%苛性ソーダ水溶液2、
Ogを加え28°Cで20分間激しく攪拌した。静置し
て水層を除いたのち水で2回洗浄した。
減圧(:31111Hg)下100’Cで未反応エピク
ロルヒドリンを留去すると2.699の無色透明の液体
を得た。このものは室温でも結晶化しなかった。
ロルヒドリンを留去すると2.699の無色透明の液体
を得た。このものは室温でも結晶化しなかった。
エポキシ当量は147であった。
実施例3
p−ヒドロキシ安息香酸1.38g(10ミリモル)、
エピクロルヒドリン1llf(120ミリモル)及ヒペ
ンジルトリエチルアンモニウムクロライド0.239(
10ミリモル)の混合物を100°Cで40分間攪拌し
たのち減圧(3,wa+Hg)下100°Cで未反応エ
ピクロルヒドリンを留去すると2.76gの無色液体が
得られた。このもののIRスペクトルは3450c、
にクロルヒドリンの−o Hの吸収、1710rtn
−’ ニエス−r ルノ吸収、3050tn ’と9
10t、、’に末端エポキシ基の吸収がみられた。塩酸
−ジオキサン法で測定したこのもののエポキシ当量は2
20であった。
エピクロルヒドリン1llf(120ミリモル)及ヒペ
ンジルトリエチルアンモニウムクロライド0.239(
10ミリモル)の混合物を100°Cで40分間攪拌し
たのち減圧(3,wa+Hg)下100°Cで未反応エ
ピクロルヒドリンを留去すると2.76gの無色液体が
得られた。このもののIRスペクトルは3450c、
にクロルヒドリンの−o Hの吸収、1710rtn
−’ ニエス−r ルノ吸収、3050tn ’と9
10t、、’に末端エポキシ基の吸収がみられた。塩酸
−ジオキサン法で測定したこのもののエポキシ当量は2
20であった。
このものを30yxlの塩化メチレンに溶解し、20%
M性ソーダ水溶液4.Ofを加え30’Cで30分間撤
しく攪拌した。静置して水層を除いたのち、減圧(31
31)Ig)下100″Cで溶媒を留去すると2.40
fの無色透明の液体を得だ。このものは室温で結晶化
し、IRスペクトルは実施例1で得られたものに一致し
た。エポキシ当量は143であった。
M性ソーダ水溶液4.Ofを加え30’Cで30分間撤
しく攪拌した。静置して水層を除いたのち、減圧(31
31)Ig)下100″Cで溶媒を留去すると2.40
fの無色透明の液体を得だ。このものは室温で結晶化
し、IRスペクトルは実施例1で得られたものに一致し
た。エポキシ当量は143であった。
実施例4
サリチル酸1.38F(10ミリモル)、エピクロルヒ
ドリンl1F(120ミリモル)及びベンジルトリエチ
ルアンモニウム20リド0.231 (1ミリモル)の
混合物を100°Cで2時間攪拌したのち30′Cに冷
却した。この反応混合物に20%苛性ソーダ水溶液4.
0gを加え30°Cで30分間攪拌し、静置して水層を
除いたのち水で2回洗浄した。減圧下110°Cで未反
応エピクロルヒドリンを留去すると2.499C収率9
−9.5%)の無色液体を得だ。このもののエポキシ当
量は200であった。
ドリンl1F(120ミリモル)及びベンジルトリエチ
ルアンモニウム20リド0.231 (1ミリモル)の
混合物を100°Cで2時間攪拌したのち30′Cに冷
却した。この反応混合物に20%苛性ソーダ水溶液4.
0gを加え30°Cで30分間攪拌し、静置して水層を
除いたのち水で2回洗浄した。減圧下110°Cで未反
応エピクロルヒドリンを留去すると2.499C収率9
−9.5%)の無色液体を得だ。このもののエポキシ当
量は200であった。
特許出願人 鐘淵化学工業株式会社
代理人 弁理士 浅 野 真 −
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)分子内に芳香族性カルボ/酸基とフェノール性水
酸基を含有するヒドロキシカルボン酸化合物とエピハロ
ヒドリンを相間移動触媒の存在下反応させたのち、アル
カリ水溶液と反応させることを特徴とするポリグリシジ
ル誘導体の製造方法。 I2)ハロヒドリンエーテル、ハロヒドリンエステルを
含む混合物を相間移動触媒の存在下、共沸脱水を行なう
ことなくアルカリ水溶液と反応させることにより脱ハロ
ゲン化水素反応を行なう特許請求の範囲第1項の製造方
法。 (3) 相間移動触媒が第4級アンモニウム塩、第4
級ホスホニウム塩、第4級アルソニウム塩である特許請
求の範囲第1項、または第2項dピ載の製造方法。 (4)分子内に芳香族カルボン酸基とフェノール性水酸
基を含有する化合物が0、mおよびp−ヒドロキシ安息
香酸である特許請求の範囲第1項、第2項、または第3
項記載の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57082095A JPS58198476A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | ポリグリシジル誘導体の製造方法 |
DE8383104565T DE3365422D1 (en) | 1982-05-14 | 1983-05-10 | Process for preparing polyglycidyl compounds |
EP83104565A EP0094588B1 (en) | 1982-05-14 | 1983-05-10 | Process for preparing polyglycidyl compounds |
US07/077,994 US4810808A (en) | 1982-05-14 | 1987-07-27 | Process for preparing polyglycidyl compounds |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57082095A JPS58198476A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | ポリグリシジル誘導体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58198476A true JPS58198476A (ja) | 1983-11-18 |
JPH0366303B2 JPH0366303B2 (ja) | 1991-10-16 |
Family
ID=13764862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57082095A Granted JPS58198476A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | ポリグリシジル誘導体の製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4810808A (ja) |
EP (1) | EP0094588B1 (ja) |
JP (1) | JPS58198476A (ja) |
DE (1) | DE3365422D1 (ja) |
Families Citing this family (7)
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US5117010A (en) * | 1991-08-15 | 1992-05-26 | Ciba-Geigy Corporation | Process for the preparation of addition products of epoxides and alcohols |
US5194637A (en) * | 1991-08-22 | 1993-03-16 | Syracuse University | Method and apparatus for synthesis of highly isomerically pure stereoisomers of glycidol derivatives |
US5274160A (en) * | 1991-08-22 | 1993-12-28 | Syracuse University | Method and apparatus for synthesis of highly isomerically pure stereoisomers of glycidol derivatives |
GB9125116D0 (en) * | 1991-11-23 | 1992-01-22 | Ciba Geigy Ag | Chemical process |
US5239093A (en) * | 1992-06-12 | 1993-08-24 | Ciba-Geigy Corporation | Process for the preparation of addition products of epoxides and alcohols |
US5290958A (en) * | 1993-03-18 | 1994-03-01 | Industrial Technology Research Institute | Phase transfer catalytic process for preparing intermediates of atenolol, propranolol, and their derivatives |
Citations (2)
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JPS49114697A (ja) * | 1973-02-15 | 1974-11-01 |
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US2943096A (en) * | 1957-05-10 | 1960-06-28 | Union Carbide Corp | Preparation of monomeric glycidyl polyethers of polyhydric phenols |
US3336342A (en) * | 1963-03-21 | 1967-08-15 | Bayer Ag | Process for preparing glycidyl ethers of polyhydric phenols |
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DE1225661B (de) * | 1964-09-11 | 1966-09-29 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung von Polyepoxydverbindungen |
US3399174A (en) * | 1967-04-28 | 1968-08-27 | Dow Chemical Co | Self-extringuishing epoxy resins |
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