[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPS5817269B2 - チタン又はチタン合金の電着法 - Google Patents

チタン又はチタン合金の電着法

Info

Publication number
JPS5817269B2
JPS5817269B2 JP51152744A JP15274476A JPS5817269B2 JP S5817269 B2 JPS5817269 B2 JP S5817269B2 JP 51152744 A JP51152744 A JP 51152744A JP 15274476 A JP15274476 A JP 15274476A JP S5817269 B2 JPS5817269 B2 JP S5817269B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrolytic bath
drum
titanium
particles
electrodeposition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51152744A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5376133A (en
Inventor
榎本昌久
荻須謙二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP51152744A priority Critical patent/JPS5817269B2/ja
Priority to US05/860,884 priority patent/US4115213A/en
Priority to GB52496/77A priority patent/GB1582590A/en
Priority to AU31691/77A priority patent/AU519065B2/en
Priority to FR7738331A priority patent/FR2374435A1/fr
Priority to CA293,382A priority patent/CA1104519A/en
Priority to DE19772756619 priority patent/DE2756619A1/de
Publication of JPS5376133A publication Critical patent/JPS5376133A/ja
Publication of JPS5817269B2 publication Critical patent/JPS5817269B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D3/00Electroplating: Baths therefor
    • C25D3/66Electroplating: Baths therefor from melts

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Electrolytic Production Of Metals (AREA)
  • Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はチタン又はチタン合金等の量産に適する電着法
に関する。
チタン等の電着法として、先に本出願人は特許第726
754号、特願昭49−107500号、特願昭49−
131960号及び特願昭51−65920号等に於て
、溶融塩電解浴を使用し平滑な表面状態を保ちつつ電析
成長せしめ、所望の厚さをもつ緻密な電着物を得る種々
の方法を提案した。
特に、特願昭49−131960号にあっては、固相粒
子を熔融塩電解浴中に分散、流動化せしめて電着面に有
効に作用せしめ、電着を長時間に亘って安定に継続せし
め、平滑な、緻密な電着物を得る方法を提案した。
この場合の固相粒子は、外部より酸化シリコン(S i
02 )、金属粒子又はカーボン(C)等の如きものよ
りなる粉末状粒子を投入するか、熔融塩電解浴中より電
解温度に於て組成塩粒子を晶析せしめ得るかの2通りの
方法がある。
しかし乍ら、固相粒子を外部より投入した場合は固相粒
子は不純物が混入したり、酸化することがあり、電着物
の品質の点或は電解浴の長期に亘る保守の点等にしばし
ば不都合を生じる欠点がある。
又、同相粒子として熔融塩電解浴中で得た晶析塩粒子を
用いる場合は上述の欠点はないが、晶析塩粒子を熔融塩
電解浴中で安定に且つ継続的に得るのに難があり、特に
量産化する場合には格別の配慮が必要となる。
本発明は、上述の点に鑑み熔融塩電解浴中に2いて安定
且つ継続的に効率よく固相粒子即ち晶析塩粒子を得るよ
うになし、以って平滑にして緻密な高品位の電着物を量
産化できるようにしたチタン又はチタン合金の電着法を
提供するものである。
本発明は、いわゆる溶融塩電着法に於て、その熔融塩電
解浴中に冷却ドラムとかき落し手段(ドラム)を同心的
に配し少くとも一力を回転し得るようにしてなる回転ド
ラム式の晶析塩粒子の連続生成装置を配置し、その冷却
ドラム表面に析出する晶析塩粒子をかき落し手段との相
対的回転移動によって電解浴中に2いてかき落し、その
かき落されてなる晶析塩粒子を電解浴中に分散・流動化
せしめるようになすものである。
これによれば、晶析塩粒子を効率よく生成し、そのまま
電解浴中に分散・流動化せしめることができるので、平
滑で緻密な高品位の電着物を量産的に得ることができる
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図は本発明に用いられる電着装置の全体を示すもの
で> 1は溶融塩電解浴2を収容した槽を示し、3はそ
の蓋を示す。
溶融塩電解浴2としては、例えばチタン金属の電着の場
合にはTiCl2゜T iCJ’3.BaCl2 、M
gCl2. CaCl2 、NaC11及びKCl等の
組成物を含有して成る浴を用い得る。
槽1内には、電解浴2を例えば500℃以下、好ましく
は480〜440℃の電解温度に保持し陰極4が配置さ
れる低温部5と、電解浴2の組成物を熔融し得る温度の
例えは500℃以上、好ましくは520〜560°Cに
、電解浴2の機能を回復させる高温部6とを設ける。
そして適当な攪拌手段を設けて之によって矢印で示すよ
うに電解浴2に低温部5さ、高温部6とに於て夫々閉ル
ープを形成する環流を生じさせると同時に、低温部5と
高温部6との間を全体的に循環する流れも生ずるように
なす。
そして、低温部5内の電解浴の全体的な流れに関しての
例えば下流側に陰極4を配置する。
この陰極4は例えばモータ7を介して回転させるか、或
は更に才差運動させるなど移動するようになす。
又、陰極4に対向して陽極8を配置。する。
図示の例では陽極8を囲んで隔膜9を配し、之により電
解時中に生ずる陽極反応生成物のために電解浴組成か変
化することがないようにした場合である。
高温部6は、例えば槽1内の一側部に深槽部を設けて、
その落ち込んだ部分を高温部6とし、その上方及び之き
隣り合う浅槽部5となし、この浅槽部に対応する低温部
分に陰極4を配するようになす。
なお、浅槽部の底面13は高温部6に向って落ち込む傾
斜面となすを可とする。
低温部5及び高温部の各温度は、図示しないが、内熱。
式ヒータ、或は槽1の外側より加熱する外熱式ヒータに
よって夫々所要の温度を有するように電解浴2に上述し
た環流を形成させる2個以上の例えばプロペラスクリュ
ウ、へりカルスクリュウの如き攪拌機構10〜12を配
置する。
14,15及び16は夫々攪拌機構10.11及び12
を駆動するためのモータである。
電解浴2は不活性ガス(アルゴン等)により気密に保た
れるもので、17及び18は夫々不活性ガスの送入口及
び排出口である。
そして、本発明に於ては、電解浴2中に固相粒子となる
晶析塩粒子を生成し且つ分散せしめる回転ドラム式の晶
析塩粒子生成装置19を配置する。
この装置19は、例えば空気の導入によって冷却される
冷却ドラム20と、之と対向して配したかき落し手段2
1とより成り、冷却ドラム20の表面に付着した晶析塩
粒子を、電解浴中に3いてドラム20とかき落し手段2
1との相対的な回転移動によってかき落し、分散せしめ
るように構成するもので、その詳細は例えば第2図に示
す如き構成を採り得る。
即ち、第2図に示すように円筒状をなし、電解浴2中に
浸漬される部分の側壁に例えば複数の透孔乃至開口22
を有して成るかき落し手段21を設け、電解浴中に3い
て晶析塩粒子を付着する部分がかき落し手段21の円筒
内面と所定の間隔を保って配置するようになし且玲却ド
ラム20と、かき落し手段21とは互に相対的に回転移
動するようになす。
図示の例では、かき落し手段21を固定とし、冷却ドラ
ム20側をモータ(図示せず)よりベルト24及びプー
リー23を介して回転せしめるようにしている。
25は冷却ドラム20及びかき落し手段21間に介挿し
たベアリング、26はオイルシールである。
そして、冷却ドラム20内には空気を導入する導入管2
7を配する。
空気は導入口27aより導入管27を通ってドラム20
内に導入し、導入管27及びドラム20間の間隙を経て
排出口27bより外部に排出する。
かかる構成の装置19は、例えば低温部5内の電解浴2
の全体的な流れに関しての上流側に配置する(第1図)
この状態に2いて、電解浴2は常時かき落し手段21の
透孔22を通って冷却ドラム20の表面に接触する。
な8、装置19と陰極4との間には透孔が穿設された或
は穿設されない例えばついたて状のセパレーク28を配
置し得る。
な2又、上側では冷却ドラム20を回転させかき落し手
段21を固定したが、逆に冷却ドラム20を固定として
かき落し手段21を回転させるようにしても良く、或は
双方を例えば逆方向に回転するようにしてもよい。
かかる装置19において、ドラム20内に導入管27を
通して外部より空気を導入すると、電解浴2に接するド
ラム表面が冷却され、この部分に晶析が起り、すなわち
晶析塩粒子が付着する。
この付着した晶析塩粒子は一足の大きさに成長しドラム
20の回転によってその外側のかき落し手段21をして
連続的にかき落され、そのかき落された晶析塩粒子が透
孔乃至開口部22を通して電解浴2中に分散され流動化
される。
この晶析塩粒子の生成、分散はドラム20の回転によっ
て連続的に行なわれ、かくて分散し、流動化された晶析
塩粒子は陰極4の電着面に作用し、電着物を平らな状態
を保ちつつ電着成長させる。
そして、この装置19によれは、ドラム20の冷却を空
気の導入によって行っているので、その導入する空気の
量、空気の温度を制御することで容易に電解浴2の晶析
温度を制御することができる。
又、導入する空気の量及び温度を制御すると共に、ドラ
ム20とかき落し手段21との相対的な回転速度を制御
することによって晶析塩粒子の電解浴2中への分散量の
制御が容易となり、且つ上記回転速度の制御でかき落さ
れる晶析塩粒子の粒子サイズを制御することができる。
又、ドラム20の表面の晶析塩の成長状態によってドラ
ム20を回転するモータに負荷がかかる。
従ってこのモータのトルクを検知することによって晶析
塩の成長状態を判別できる。
尚、熔融塩電解浴中でその組成塩の晶析を効率よく行う
ためには、従来の水溶液から晶析させる様な装置では、
その温度コントロールが困難であり、且つ継続して得る
ことが困難である。
しかし、本発明の装置19によれは空気の導入口27a
の温度、排出口27bの温度及び回転ドラムの回転数の
みをコントロールすることにより容易に目的を達成でき
る。
上述せる如く、本発明によれば熔融塩電解浴中に2いて
安定且つ継続的に効率よく晶析塩粒子を得、之を分散せ
しめ得るものであるから、平滑にして緻密な高品位の電
着物の量産化が可能となり、チタン金属又はチタン合金
の電着製練に適用して好適ならしめるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用される電着装置の一例を示す断面
図、第2図はその晶析塩粒子生成装置の具体側番示す断
面図である。 1は槽、2は溶融塩電解浴、4は陰極、8は陽極、9は
隔膜、19は晶析塩粒子生成装置、20は冷却ドラム、
21はかき落し手段である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 熔融塩電解浴中に同心的に配された少くとも一刀を
    回転し得る二重ドラムを設け、該二重ドラムの内側のド
    ラムを冷却ドラムとし、該冷却ドラムに付着する晶析塩
    粒子を外側のドラムとの相対的な回転移動によって前記
    熔融塩電解浴中に分散せしめるようにした事を特徴とす
    るチタン又はチタン合金の電着法。
JP51152744A 1976-12-17 1976-12-17 チタン又はチタン合金の電着法 Expired JPS5817269B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51152744A JPS5817269B2 (ja) 1976-12-17 1976-12-17 チタン又はチタン合金の電着法
US05/860,884 US4115213A (en) 1976-12-17 1977-12-15 Electrodeposition process & apparatus
GB52496/77A GB1582590A (en) 1976-12-17 1977-12-16 Electrodeposition
AU31691/77A AU519065B2 (en) 1976-12-17 1977-12-19 Electrodeposition from fused electrolyte baths
FR7738331A FR2374435A1 (fr) 1976-12-17 1977-12-19 Preparation de titane ou d'alliage de titane par electrolyse de sels fondus
CA293,382A CA1104519A (en) 1976-12-17 1977-12-19 Electrodeposition process
DE19772756619 DE2756619A1 (de) 1976-12-17 1977-12-19 Verfahren und vorrichtung zur galvanischen oder elektrophoretischen abscheidung eines metallniederschlags auf einer oberflaeche

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51152744A JPS5817269B2 (ja) 1976-12-17 1976-12-17 チタン又はチタン合金の電着法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5376133A JPS5376133A (en) 1978-07-06
JPS5817269B2 true JPS5817269B2 (ja) 1983-04-06

Family

ID=15547200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51152744A Expired JPS5817269B2 (ja) 1976-12-17 1976-12-17 チタン又はチタン合金の電着法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4115213A (ja)
JP (1) JPS5817269B2 (ja)
AU (1) AU519065B2 (ja)
CA (1) CA1104519A (ja)
DE (1) DE2756619A1 (ja)
FR (1) FR2374435A1 (ja)
GB (1) GB1582590A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4521281A (en) * 1983-10-03 1985-06-04 Olin Corporation Process and apparatus for continuously producing multivalent metals
US4517253A (en) * 1984-01-23 1985-05-14 Rose Robert M Cryoelectrodeposition
US6033622A (en) * 1998-09-21 2000-03-07 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Method for making metal matrix composites
EP1680530A4 (en) * 2003-09-16 2007-06-13 Global Ionix Inc ELECTROLYTIC CELL INTENDED TO REMOVE A MATERIAL FROM A SOLUTION
EP3546621A4 (en) * 2016-11-22 2020-08-05 Sumitomo Electric Industries, Ltd. TITANIUM PLATE SOLUTION MANUFACTURING METHOD AND TITANIUM PLATED PRODUCT MANUFACTURING METHOD

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5157605A (ja) * 1974-11-18 1976-05-20 Sony Corp

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537600B2 (ja) * 1974-09-30 1980-09-29
US4016052A (en) * 1975-11-17 1977-04-05 Sony Corporation Electrodeposition process

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5157605A (ja) * 1974-11-18 1976-05-20 Sony Corp

Also Published As

Publication number Publication date
AU3169177A (en) 1979-06-28
FR2374435B1 (ja) 1984-10-19
GB1582590A (en) 1981-01-14
FR2374435A1 (fr) 1978-07-13
CA1104519A (en) 1981-07-07
US4115213A (en) 1978-09-19
DE2756619A1 (de) 1978-07-20
JPS5376133A (en) 1978-07-06
AU519065B2 (en) 1981-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2607674A (en) Production of metals
US4743428A (en) Method for agitating metals and producing alloys
US4717540A (en) Method and apparatus for dissolving nickel in molten zinc
JPS6345112A (ja) ケイ素の精製方法
JPS5817269B2 (ja) チタン又はチタン合金の電着法
CN103282559A (zh) SiC单晶体的制造装置和SiC单晶体的制造方法
US4016052A (en) Electrodeposition process
US2847297A (en) Method of producing titanium crystals
JPH0335595B2 (ja)
US2785066A (en) Solid plates of titanium and zirconium
US4049530A (en) Electrolyzer
CN210385830U (zh) 一种硫胺酯生产用反应釜
JPH02185931A (ja) 金属チタンの製造方法
JPH089083B2 (ja) 半凝固金属スラリー製造装置
JP2005297003A (ja) 軽金属または軽合金の半凝固スラリー製造方法および鋳造方法。
JPS597357B2 (ja) 電着法
US2398590A (en) Electrolytic cell
JPH0365415B2 (ja)
JPS5846555B2 (ja) デンカイソウ
JPH11100620A (ja) 金属の精製装置
KR20200041167A (ko) 실리콘카바이드 단결정의 제조 장치 및 제조 방법
JP2554888B2 (ja) 金属チタンの製造法
RU2397279C1 (ru) Способ получения порошков тугоплавких металлов
JPH05125463A (ja) アルミニウムの精製方法
US544153A (en) Wilhelm bouchers