JPS58162704A - 蒸気タ−ビン - Google Patents
蒸気タ−ビンInfo
- Publication number
- JPS58162704A JPS58162704A JP4437782A JP4437782A JPS58162704A JP S58162704 A JPS58162704 A JP S58162704A JP 4437782 A JP4437782 A JP 4437782A JP 4437782 A JP4437782 A JP 4437782A JP S58162704 A JPS58162704 A JP S58162704A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam turbine
- rotor
- labyrinth
- packing
- steam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D11/00—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
- F01D11/02—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の技術分野］
本発明は蒸気タービンに係り特に蒸気タービンロータの
振動を抑制することのできる蒸気タービンに関する。
振動を抑制することのできる蒸気タービンに関する。
（発明の技術的背景］
一般に、蒸気タービンは、ノズルダイヤフラムに配設さ
れた複数個のノズルを通過した流れが蒸気タービンロー
タに配設される複数個の胃を通過する際に有用な仕事を
するものであり、ノズルダイヤフラムの内周面には、ノ
ズルダイヤフラムの上流と下流との差圧による蒸気漏洩
を防止するため蒸気漏洩抑制装置が配設されている。
れた複数個のノズルを通過した流れが蒸気タービンロー
タに配設される複数個の胃を通過する際に有用な仕事を
するものであり、ノズルダイヤフラムの内周面には、ノ
ズルダイヤフラムの上流と下流との差圧による蒸気漏洩
を防止するため蒸気漏洩抑制装置が配設されている。
第１図は、このような蒸気漏洩抑制装置を備えた蒸気タ
ービンの段落構造を示す縦断面図であり、図において符
号１は蒸気タービンロータを示しており、この蒸気ター
ビンロータ１には一定間隔をおいてローターディスク２
が配設されている。ローターディスク２の間には、蒸気
タービンロータ１を一定間隔をおいて囲繞するノズルダ
イヤフラム３が配設されている。そしてこのノズルダイ
ヤフラム３の内周面には、ノズルダイヤフラム３の上流
と下流との差圧による蒸気の漏洩を抑制するラビリンス
パツキン４が配設されている。
ービンの段落構造を示す縦断面図であり、図において符
号１は蒸気タービンロータを示しており、この蒸気ター
ビンロータ１には一定間隔をおいてローターディスク２
が配設されている。ローターディスク２の間には、蒸気
タービンロータ１を一定間隔をおいて囲繞するノズルダ
イヤフラム３が配設されている。そしてこのノズルダイ
ヤフラム３の内周面には、ノズルダイヤフラム３の上流
と下流との差圧による蒸気の漏洩を抑制するラビリンス
パツキン４が配設されている。
第２図は、このようなラビリンスパツキン４の詳細を示
すもので、ノズルダイヤフラム３の内側に形成される凹
部５にはラビリンスパツキン４のパツキンホルダー４８
が挿入支持されている。パツキンホルダー４ａの内側面
には、ラビリンスパツキン４と蒸気タービンロータ１と
の間隙をシールするためにラビリンスパツキン４を構成
する先端先細り形状の多数のフィン・・４ｂが蒸気ター
ビンロータ１と一定の間隙を保つように周方向に沿って
固設されている。
すもので、ノズルダイヤフラム３の内側に形成される凹
部５にはラビリンスパツキン４のパツキンホルダー４８
が挿入支持されている。パツキンホルダー４ａの内側面
には、ラビリンスパツキン４と蒸気タービンロータ１と
の間隙をシールするためにラビリンスパツキン４を構成
する先端先細り形状の多数のフィン・・４ｂが蒸気ター
ビンロータ１と一定の間隙を保つように周方向に沿って
固設されている。
しかしながら、蒸気タービンの大容量化に伴い蒸気ター
ビンロータ１が大型化され、またローターディスク２問
距離が増大することとなるため、蒸気タービンの運転中
には、例えば第３図に示すように蒸気タービンロータ１
が撓み、蒸気タービン０−夕１とラビリンスパツキン４
との１ｉＩＦＩＩがラビリンスパツキン４の上流側と下
流側とで異なることとなる。このような場合には第４図
に示すように、図の実線で示される蒸気タービンロータ
１の上側を流れる蒸気の圧力Ｐｕ と、図の破線で示さ
れる蒸気タービンロータ１の下側を流れる蒸気の圧力Ｐ
、が異なることとなり、この結果、蒸気タービンロータ
１には自重以外に圧力Ｐｕと圧力ＰＬによる差圧による
力が働くことになり、蒸気タービンロータ１には不安定
な振動が生じ易くなる。なお、第３図および第４図にお
いて、ｐｏおよびＰｌは、それぞれラビリンスパツキン
４の上流側および下流側の圧力を示しており、Ｐｕ お
よびＰＬは、それぞれラビリンスパツキン４下側および
上側の圧力を示している。また、第４図において、横軸
（Ｘ軸）には、パツキンホルダー４８の一番上流側に配
設されるフィン４ｂの位置から下流側、への距離がとら
れており、パツキンホルダー４ａの一番下流側に配設さ
れるフィン４ｂまでの距離がぶとされている。そして第
４図において縦軸には圧力Ｐがとられている。この傾向
は、特に蒸気タービンロータ１が良く、段落数の多い超
大型タービンに著しい。
ビンロータ１が大型化され、またローターディスク２問
距離が増大することとなるため、蒸気タービンの運転中
には、例えば第３図に示すように蒸気タービンロータ１
が撓み、蒸気タービン０−夕１とラビリンスパツキン４
との１ｉＩＦＩＩがラビリンスパツキン４の上流側と下
流側とで異なることとなる。このような場合には第４図
に示すように、図の実線で示される蒸気タービンロータ
１の上側を流れる蒸気の圧力Ｐｕ と、図の破線で示さ
れる蒸気タービンロータ１の下側を流れる蒸気の圧力Ｐ
、が異なることとなり、この結果、蒸気タービンロータ
１には自重以外に圧力Ｐｕと圧力ＰＬによる差圧による
力が働くことになり、蒸気タービンロータ１には不安定
な振動が生じ易くなる。なお、第３図および第４図にお
いて、ｐｏおよびＰｌは、それぞれラビリンスパツキン
４の上流側および下流側の圧力を示しており、Ｐｕ お
よびＰＬは、それぞれラビリンスパツキン４下側および
上側の圧力を示している。また、第４図において、横軸
（Ｘ軸）には、パツキンホルダー４８の一番上流側に配
設されるフィン４ｂの位置から下流側、への距離がとら
れており、パツキンホルダー４ａの一番下流側に配設さ
れるフィン４ｂまでの距離がぶとされている。そして第
４図において縦軸には圧力Ｐがとられている。この傾向
は、特に蒸気タービンロータ１が良く、段落数の多い超
大型タービンに著しい。
［発明の０釣］
本発明はかかる従来の事情に対処してなされたもので、
前述した蒸気タービンロータ１上下の圧力差による蒸気
タービンロータ１の振動を防止することのできる蒸気タ
ービンを提供しようとするものである。
前述した蒸気タービンロータ１上下の圧力差による蒸気
タービンロータ１の振動を防止することのできる蒸気タ
ービンを提供しようとするものである。
Ｅ発明の概要］
すなわち本発明は、蒸気タービンロータをｍ＝定間隔を
おいて囲繞するノズルダイヤフラムと、このノズルダイ
ヤフラムの内周面に沿ってかつ前記蒸気タービンロータ
と一定間隔をおいて配設される複数のラビリンスパツキ
ンとを備えた蒸気タービンにおいて、前記蒸気タービン
ロータの下側に位１する前記ラビリンスパツキンには、
前記ラビリンスパツキンとタービン０−夕との間に流入
する蒸気の一部を前記ラビリンスパツキン下流側に導く
逃がし流路が形成されていることを特徴とする蒸気ター
ビンである。
おいて囲繞するノズルダイヤフラムと、このノズルダイ
ヤフラムの内周面に沿ってかつ前記蒸気タービンロータ
と一定間隔をおいて配設される複数のラビリンスパツキ
ンとを備えた蒸気タービンにおいて、前記蒸気タービン
ロータの下側に位１する前記ラビリンスパツキンには、
前記ラビリンスパツキンとタービン０−夕との間に流入
する蒸気の一部を前記ラビリンスパツキン下流側に導く
逃がし流路が形成されていることを特徴とする蒸気ター
ビンである。
し発明の実施例］
以下本発明の詳細を第５図および第６図に示す一実施例
について説明する。なお、第５図および第６図において
第２図と共通する部分には同一符号が付されている。
について説明する。なお、第５図および第６図において
第２図と共通する部分には同一符号が付されている。
第５図および第６図は本発明の一実施例を示すもので、
図において符号１は蒸気タービン０−タを示している。
図において符号１は蒸気タービン０−タを示している。
この蒸気タービンロータ１を一定間隔をおいて囲繞して
ノズルダイヤフラム３が配設されており、このノズルダ
イ１７フラム３の内周面に形成される凹部５には円環を
８分割した形状の８個のラビリンスパツキン７のパツキ
ンホルダー７ａが挿入支持されており、パツキンホルダ
ー７ａには局方向に沿って多数のフィン７ｂが形成され
ている。そして、蒸気タービンロータ１の下側に位置す
る４個のラビリンスパツキン７にはパツキンホルダ−７
８内周面８上流側と、パツキンホルダー７８の下流側の
側面９とを連通するバランスホール１０が穿設されてい
る。
ノズルダイヤフラム３が配設されており、このノズルダ
イ１７フラム３の内周面に形成される凹部５には円環を
８分割した形状の８個のラビリンスパツキン７のパツキ
ンホルダー７ａが挿入支持されており、パツキンホルダ
ー７ａには局方向に沿って多数のフィン７ｂが形成され
ている。そして、蒸気タービンロータ１の下側に位置す
る４個のラビリンスパツキン７にはパツキンホルダ−７
８内周面８上流側と、パツキンホルダー７８の下流側の
側面９とを連通するバランスホール１０が穿設されてい
る。
以上のように構成された蒸気タービンでは、ラビリンス
パツキン７の上流側からラビリンスパツキン７のフィン
７ｂと蒸気タービンロータ１の問隙に流入した蒸気の一
部はパツキンホルダー７８の内周面８に開口するバラン
スホール１ｏの流入口１１を通り、パツキンホルダー７
８の下流側の側面９へ流出する。従ってバランスホール
１ｏの流入口１１近傍の蒸気圧は蒸気タービンロータ１
上半部の蒸気圧よりも低下し、蒸気タービンロータ１に
は常に下向きの力が作用ｐ゛ることとなる。
パツキン７の上流側からラビリンスパツキン７のフィン
７ｂと蒸気タービンロータ１の問隙に流入した蒸気の一
部はパツキンホルダー７８の内周面８に開口するバラン
スホール１ｏの流入口１１を通り、パツキンホルダー７
８の下流側の側面９へ流出する。従ってバランスホール
１ｏの流入口１１近傍の蒸気圧は蒸気タービンロータ１
上半部の蒸気圧よりも低下し、蒸気タービンロータ１に
は常に下向きの力が作用ｐ゛ることとなる。
従って蒸気タービンロータ１は常に下側に押付けられる
こととなり、蒸気タービンロータ１の上下の几力差に起
因する蒸気タービンロータ１の不安定な振動を解消する
ことができる。
こととなり、蒸気タービンロータ１の上下の几力差に起
因する蒸気タービンロータ１の不安定な振動を解消する
ことができる。
（発明の効果］
以上述べたように本発明の蒸気タービンによれば、蒸気
タービンロー夕の上下に作用する蒸気圧力の差による蒸
気タービンロー夕の不安定な振動を完全に防止すること
ができ、蒸気タービンの安定した運転をすることができ
る。 なお、以上述べた実施例では、ラビリンスパツキ
ンとして円環を８等分した形状のラビリンスパツキンを
使用した例について述べたが、本発明はかかる実施例に
限定されるものではなく、複数または分割されていない
ラビリンスパツキンに対して−も適用できることは勿論
である。
タービンロー夕の上下に作用する蒸気圧力の差による蒸
気タービンロー夕の不安定な振動を完全に防止すること
ができ、蒸気タービンの安定した運転をすることができ
る。 なお、以上述べた実施例では、ラビリンスパツキ
ンとして円環を８等分した形状のラビリンスパツキンを
使用した例について述べたが、本発明はかかる実施例に
限定されるものではなく、複数または分割されていない
ラビリンスパツキンに対して−も適用できることは勿論
である。
第１図は蒸気タービンの段落構造図、第２図は従来の蒸
気タービンの一実施例を示す縦断面図、第３図は蒸気タ
ービンロータの不安定振動を説明するための説明図、第
４図は第３図における蒸気タービンロー夕の上側および
下側の蒸気圧の変化を示すグラフ、第５図は第６図のｖ
−■線に沿う縦断面図、第６図は本発明の蒸気タービン
の一実施例を示す横断面図である。 １・・・・・・・・・・・・蒸気タービンロータ２・・
・・・・・・・・・・ローターディスク３・・・・・・
・・・・・・ノズルダイヤフラム７・・・・・・・・・
・・・ラビリンスパツキン７ａ・・・・・・・・・パツ
キンホルダー７ｂ・・・・・・・・・フィン
１１０・・・・・・・・・
バランスホール第１図 第２図 第３図 第４図
気タービンの一実施例を示す縦断面図、第３図は蒸気タ
ービンロータの不安定振動を説明するための説明図、第
４図は第３図における蒸気タービンロー夕の上側および
下側の蒸気圧の変化を示すグラフ、第５図は第６図のｖ
−■線に沿う縦断面図、第６図は本発明の蒸気タービン
の一実施例を示す横断面図である。 １・・・・・・・・・・・・蒸気タービンロータ２・・
・・・・・・・・・・ローターディスク３・・・・・・
・・・・・・ノズルダイヤフラム７・・・・・・・・・
・・・ラビリンスパツキン７ａ・・・・・・・・・パツ
キンホルダー７ｂ・・・・・・・・・フィン
１１０・・・・・・・・・
バランスホール第１図 第２図 第３図 第４図
Claims (2)
- （１）蒸気タービンロータを一定間隔をおいて囲繞する
ノズルダイヤフラムと、このノズルダイヤフラムの内周
面に沿ってかつ前記蒸気タービンロータと一定間隔をお
いて配設される複数のラビリンスパツキンとを備えた蒸
気タービンにおいて、前記蒸気タービンロータの下側に
位置する前記ラビリンスパツキンには、前記ラビリンス
パツキンとタービンロータとの間に流入する蒸気の一部
を前記ラビリンスパツキン下流側に導く逃がし流路が形
成されていることを特徴とする蒸気タービン。 - （２）逃がし流路は、ラビリンスパツキン内周面と前記
ラビリンスパツキン下流側側面とを連通するバランスホ
ールからなることを特徴とする特許請求の範囲第一項記
載の蒸気タービン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4437782A JPS58162704A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 蒸気タ−ビン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4437782A JPS58162704A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 蒸気タ−ビン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58162704A true JPS58162704A (ja) | 1983-09-27 |
Family
ID=12689807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4437782A Pending JPS58162704A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 蒸気タ−ビン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58162704A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2385220A2 (de) * | 2010-05-07 | 2011-11-09 | MAN Diesel & Turbo SE | Labyrinthdichtung für eine Turbomaschine |
| US20120121411A1 (en) * | 2010-11-12 | 2012-05-17 | Hitachi, Ltd. | Labyrinth Seals for Turbomachinery |
| KR101157539B1 (ko) | 2009-10-27 | 2012-06-22 | 조정봉 | 스팀 터빈 및 스팀 터빈용 펌프 씰 |
| US20130058766A1 (en) * | 2011-09-06 | 2013-03-07 | General Electric Company | Systems, Methods, and Apparatus for a Labyrinth Seal |
-
1982
- 1982-03-19 JP JP4437782A patent/JPS58162704A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101157539B1 (ko) | 2009-10-27 | 2012-06-22 | 조정봉 | 스팀 터빈 및 스팀 터빈용 펌프 씰 |
| EP2385220A2 (de) * | 2010-05-07 | 2011-11-09 | MAN Diesel & Turbo SE | Labyrinthdichtung für eine Turbomaschine |
| EP2385220A3 (de) * | 2010-05-07 | 2013-08-14 | MAN Diesel & Turbo SE | Labyrinthdichtung für eine Turbomaschine |
| US20120121411A1 (en) * | 2010-11-12 | 2012-05-17 | Hitachi, Ltd. | Labyrinth Seals for Turbomachinery |
| US20130058766A1 (en) * | 2011-09-06 | 2013-03-07 | General Electric Company | Systems, Methods, and Apparatus for a Labyrinth Seal |
| US8932001B2 (en) * | 2011-09-06 | 2015-01-13 | General Electric Company | Systems, methods, and apparatus for a labyrinth seal |
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