JPS58156300A - 音響信号伝達装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は音響信号をパイノーツル信号またはステレオ
収音する場合等に用いて好適な音響信号体４１１ａ置Ｋ
ｌｌする。

一般にパイノーフルとは１両耳で聞く”という広い意味
で、パイノーラル収音は本来人間の両耳の間隔楊度に２
本のマイクロホンを離し【セットする収音方式である。

人間の耳が音響信号発生源（以下、単に音源と云う）の
方向中距離を仰る大きな要因は左右の耳の音圧レベル差
、時間差（位相２！り、音源の周波数特性等にあると考
えられる。

右前方の方向にある音を１右前方の音“と判断できるの
は右の耳に入って来る音が左の耳に入って来る音より強
く、時間的にも左の耳より早く人つ【来るからである。

このような人間の聴覚能力にできるだけ近づけて収音し
ようとする具体的な例として、パイノーラル収晋が考え
られ、ダイ−ヘッドや実際の人間の耳にマイクロホンを
取り付けて収音したりする。そしてこの収音された音な
ヘッドホーンで再生すると収音時の音源の方向、距離が
その場にいるよ５　Ｋ　ＩＪアルに再現され夷行き、動
きのある音が条しめる。

第１図は従来のパイノーラル収音方式の一例を示すもの
で、先ず録音の際には第１図ムに示すようにダミーヘッ
ド（ｌｌの耳介に４ｉＥり付けた左右のマイクロホン（
２）及び（３）により音＠　（４）及び（５）から発生
された音響信号を収音し、鍮音装置例えばテープレコー
ダ（６）により記録する。そして再生の鰺には第１図Ｂ
Ｋ示すようにテープレコーダ（６）より再生されてくる
信号を人のＩＩＩ（７）　Ｋ揚けられたヘッドホーｙ（
８１により聞くととくより立体的な音を聞くことができ
る。

そしてこの際の左右、後方及び上下方向の音像定位は、
上述の如く音源から発生した音が左右の２つの耳に遍す
るまでの時間差と左右の音圧レベル差及び周波数特性差
により判断していると増えられる。ところが第１！＠Ｉ
の如きパイノーラル収音万式の場合、すべての情報をも
っているように思えるが収音の鰍にマイクロホンは固定
されているために前方定位に関しては音圧差も時間差も
生じないため、この前方定位が非常に定位しにくいとい
う欠点があった。また、ヘッドホーンによる再生の場合
には、人は前方音を確認するのＫｌｉを少し左右に動か
し、音源の方向なｉｉｇすると考えられ、この＊ｇの融
に音源も同期して動くため判別がｉｇｍとなり、もって
ヘッドホーンより再生された音像が頭内定位し、収音現
場にいるような臨場感が得られないと共に疲労感な覚え
る等の欠点があった。

この発明は、斯る点に＠みてなされたもので、所望の音
像定位の確立、特にパイノーラルにおける前方定位或い
はヘッドホーン再生における頭外定位を容昌Ｋｍｌ現す
ることができる音響信号伝達装置を提供するものである
。

一般にヘッドホーンによる再生時には、上述の如く人は
前方音を確１するため蝋を少し左右に−かし、音源の方
向をｉｉ−するものと考えられる。

そこでヘッドホーン再生時の頭内定位を頭外定位に移す
には人が音源方向を判別するための１［【左右に動かし
４１−する作業を人工的に付加すればよい。この発明は
斯る点に着目し、このような作業を機械的に或いは電気
的に＃！＆通しようとする−のである。

以下、この発明のｇ＊廁例をｊＩ２図ないし纂５図に基
づいて詳しく説明する。

＋ＳＳ図は、この発明の第１実施例を示すもので、本実
施例では人が音源方向を判別するため頭を左右Ｋａｌｌ
＋かし確醋する作業な機械的に付加してやろうとするも
のである。即ち嬉２図に＃いて、ダイ−ヘッド（１）を
矢印で示すように左右に所定範囲で論かすダミーヘッド
ミー装置（９）を設け、音源霞。

ａｌｌ及びα−等からの音響信号を収音するようＫする
。

これＫよってダミーヘッド（１）の左右の耳介に取り付
けられた音響変換器例えばマイクロホン（２）及び＋３
１　Ｋ　ｊｌｉ適し【来る音源霞、ａυ及びａ３からの
音響信号に音圧レベル差及び時間差を生じるので、前方
定位が確立されることになる。なお、この場合、マイク
ロホーンｔ２１　、１３１と音＃ｌ（１・、ａυ、α２
の空間は夫々実質的に第１０伝遣１ｌｉＩを構成し、マ
イクロホーン（２）。

（３）とテープＶ　：２−　／　ｔ６１　＃）間の信号
Ｍ　（１３、Ｑ４１は夫々第２の伝適絡を構成し【いる
。

ｊＩ３図は、この発明の第２実施例を示すもので、本実
施例ではヘッドホーン再生時の頭内定位を頭外定位に移
すために人が音源方向を判別するため１ｌｌｌｉを左右
に―かす作業を人工的に付加することな電気的に処理し
ようとするものである。即ち第３図において、儲りは音
響信号例えばパイノーラル収音による右信号り或いはス
テレオ収音による右信号Ｒ１が供給される入力端子、■
は同様に音響信号例えばパイノーラル収ｆＫよる左信号
Ｌｂまたはステレオ収音による左信号Ｌｓが供給される
入力端子である。ツ及び（至）は例えばＢＢＤ或いはＣ
ＣＤを使用した遅延回路であって、クロック発生器々か
らのクロック信号により人力された信号４１′ｌ１１次
転送し、その出力側に所定の時間差をもって遅延された
複数個の出力信号を得るようにし【いる。（至）及びα
は夫々遅延励路の及び−の出力１１に配されたアナログ
マルチプレクサ、■は左右時間差コントロール信号及び
音圧レベル差コントロール信号を発生するためのＩｌｌ
ｌｌＩｉｇ回路であつ【、この制御回路（至）からの左
右時間差コントロール信号によってマルチプレクサ（至
）及び面は切換えられ、その出力側に所望の左右時間差
をもった出力信号が取り出されるようになされている。

（支）及び囚は例えば人ＧＣ回路または減衰回路等を用
いたレベル調整回路であって、制御回路（至）からの音
圧レベル差コントロール信号に応答してマルチプレクサ
（至）及び面からの出力信号に音圧レベル差を与えるよ
うに働く。

Ｃυは時間差、音圧レベル差が付加されたパイノーラル
右信号すまたはステレオ右信号Ｒｓ’が取り出される出
力端子、（至）は時間差及び音圧レベル差が付加された
パイノーラル左信号Ｌｂ′またはステレオ左信号Ｌｓ’
が取り出される出力端子である。換言すれば、遅延回路
（２）、マルチプレクサ（至）及びレベル調整回路（２
）の糸路は音響信号伝達路の一方の伝達路を実質的に構
成し、遅延回路（２）、マルチプレクす（５）及びレベ
ル調ＩＩＷｉＡ路（１）の糸路は、音響信号伝達路の他
方の伝適ｔｉｔ’ｓ質的に構成している。肉、制御回路
（至）による時間道及び音圧レベル差のコントロールは
相互に対応してコントロールされるようになされている
。

今、入力端子（至）及び＠より供給された信号は遅延回
路Ω及び（至）でクロック発生器（２）からのクロック
信号により１１次転送され、その出力側に所定の時間ｌ
ｌなもった信号として取り出される。そしてこれらの信
号は、マルチプレクサ（至）及び（至）に供給され、１
１１１１１回路（至）からの左右時間差コントロール信
号により切換えられる。ｆ４えは、今人が右を陶いた状
態に対応した信号を取り出したい場合には、マルチプレ
クサ（至）の出力側にはマルチプレクサ（２）の出力側
に得られる信号より時間的に早い信号、つまり遅延時間
の短かい信号が壜り出される。そしてこの場合右側の耳
Ｋｌ１遍するレベルは左側に到遍する音圧レベルより大
きいはずであるから、レベル調整回路（２）及び（至）
において、制御−ｗｌ！（２）からの音圧レベル差コン
トロール信号によりレベル調ｍＷｊ＆１ｌｌＩ＠の出力
のレベルがレベル１１４１回路圓の出力より大きくなる
ようにして取り出される。従って、出力端子Ｃ３υ及び
口には、時間差及び音圧レベル差の付加された信号、即
ち前方定位の得られるパイノーラル信号ｂ′及びＬｋｔ
’またはステレオ信号Ｒｓ及びＬｍが堆り出される。

第４図は、入力信号に時間差を与えるための他の例を示
すものである。即ち第４−において、電圧制御発振器−
とこの電圧制御発振器＠に電圧制御信号として時間蓋コ
ントロール信号を供給する制御−＃＆−を設け、この制
御回路−からのコントロール信号により脅揚器（至）の
尭揚屑波数を制御し、との脅振器（至）のめ力により週
地回ＷＩｔ（至）に供給されるこの場合はステレオ左信
号Ｌ＄を臘次遍延さぜ、その出力１１Ｋｊｌ駕時間ｊｔ
を有する信号Ｌｌ＋Δｔを順り出すようＫする。

１１１５図は入力信号に時間差及び音圧レベル葺を与え
るための他の例を示すものである。即ち、第５図におい
【、遍駕ｉｉＩ絡−の各出力端に配された例えば複数−
の抵抗器からなる重み付は回路−を設けると共にマルチ
プレクサ（２）を切換え制御するための時間差コントロ
ール信号を発生する制御回路（至）を設ける。斯る構成
によって、例えばパイノーラル右信号りの信号が遅延回
路Ωに供給されると、この信号はクロック発生器−から
のクロック信号により順次転送されてその出力１１に所
定の時間差をもって堆り出され、この取り出された信号
は更に重み付けｇｉｉ＊關において所定の音圧レベル！
！ｋｔ−付加され【マルテプレクｔ（至）に供給される
。

そしてこのマルチプレクす（至）が制御回ｌＩ（至）か
らの時間差コントロール信号により切換えられ、もって
その出力側には所望の時間差及び音圧レベル差の付加さ
れたパイノーラル右信号ばが取り出される。尚、重み付
は回路（至）は遷延時間が短いものはそのレベル差が大
きくなるように相対的ＫＰ［している抵抗器の籠が設定
されている。

上述の如くこの発明によれば、少なくとも２個の伝達路
よりなる音響信号伝達１１において、この音響信号伝達
路のうちの少なくともｉｌｍの伝達路に伝達される音響
信号の伝遣関数、例えば時間差または音圧レベル差（強
度）の少なくと４１個を時間周期で異ならせるよ５Ｋし
たので、所望の音像定位、特に前方定位を確実に定位す
ることができる。或いは音声信号のヘッドホーン再生時
における頭外定位を確実にする仁とがで幹る。

なお、上述の各実施例におい【、音響信号の音圧レベル
差、時間差等の伝遣ｒａ数のうち、少くともｌ＠を時間
周期で可変するようにしＣもよい。

【図面の簡単な説明】

ｊｌ１図は従来のパイノーラル収音方式の一例を示す構
成図、纂２図はこの発明の一実施例を示す構成図、第３
図はこの発明の他の実施例を示す構成図、篇４図及び總
５ｌｉ）は夫々第３図の要部の他の例を示す構成図であ
る。 ｆｉｌはダ２−ヘッド、ｔ２＋　、　＋３１はマイクロ
ホン、（６）はテープレコーダ、（９）は回動装置、（
１１，Ｑυ劃側は音源、α３．Ｑ尋は信号線、Ｏｌ（ロ
）は遅延回路、ｋはクロック発生器、（至）、＠はアナ
ログマルチプレクサ、（至）は１１１ＪＩＫ１回路、（
至）、Ｃ３０はレベル−贅回路である。 （瀞

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　少なくとも２個の伝達路よりなる音響信号伝達路
   を備え、この音響信号伝達路のうちの少なくともｌｆｉ
   の伝達路に伝達される音響信号０伝遍関数を時間周期で
   異ならせるよ５Ｋしたことを脣黴とする音響信号伝達路
   置。 ２、音響信号の伝４１１数が少なくとも音響信号伝達路
   における音響信号伝達強度関数である特許請求の範ｓｌ
   菖１項記載の音響信号伝達装置。 ３、音響信号の伝達ｇＡＩ１１が少なくとも音響４ＩＩ
   ４＃伝達絡における音響信号伝適時聞鵬徴である特許請
   求の範−８１項または第８項記−の音響信号伝達装置。 ４、少なくともａｌｌの伝達路に伝達される音響信号が
   ステレオ信号着しくはパイノーツル信号である脣許ＩＩ
   Ｉ求の＠囲ＪＩＩ２項または纂３項記載の音響信号伝達
   装置。 ５、伝４＃＆が音響信号発生源と音響ｌｌ倶暢との閣の
   １１Ｉｌの伝達路と上記音響変＊！Ｋｍ絖された信号−
   よりなる第２の伝達路とから成り、少なくとも２１１の
   伝達路が異なる如く一定距離離間されて配置された上記
   伝達路の音響変換−を上記音響信号発生１１ｉＫ対して
   時間周期で回−させることにより上記伝達路に伝達され
   た音響信号の伝達関数を時間周期で＾ならせる特許請求
   の範囲第４項記載の音響信号伝達ｉｉｔ。 ６、伝達路が音響信号伝達路間を変えるための遅延ａ路
   と、音響信号伝達路度を変えるための重み付は回路とを
   有し、上記遅延回路と重み付は回路とが時間周期で制御
   されることくより上記伝達路に伝遁された音響信号の伝
   達開数を時間周期で異ならせる特許請求の範ｍ第４項記
   載の音響信号伝達路置。