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JPS5814814B2 - 安定な油中水型乳化剤組成物 - Google Patents

安定な油中水型乳化剤組成物

Info

Publication number
JPS5814814B2
JPS5814814B2 JP52044736A JP4473677A JPS5814814B2 JP S5814814 B2 JPS5814814 B2 JP S5814814B2 JP 52044736 A JP52044736 A JP 52044736A JP 4473677 A JP4473677 A JP 4473677A JP S5814814 B2 JPS5814814 B2 JP S5814814B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
acid
emulsifier composition
oil
oil emulsifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52044736A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53129185A (en
Inventor
熊野可丸
中村新
田原定明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP52044736A priority Critical patent/JPS5814814B2/ja
Publication of JPS53129185A publication Critical patent/JPS53129185A/ja
Publication of JPS5814814B2 publication Critical patent/JPS5814814B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q17/00Barrier preparations; Preparations brought into direct contact with the skin for affording protection against external influences, e.g. sunlight, X-rays or other harmful rays, corrosive materials, bacteria or insect stings
    • A61Q17/04Topical preparations for affording protection against sunlight or other radiation; Topical sun tanning preparations
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/49Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds
    • A61K8/494Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with more than one nitrogen as the only hetero atom
    • A61K8/4946Imidazoles or their condensed derivatives, e.g. benzimidazoles

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  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、皮膚、特に汗中に多く存在し、安全性のすぐ
れたウロカニン酸と皮膚にすぐれた作用を有する塩基性
アミノ酸(ジアミノモノカルボン酸)を含有して、紫外
線吸収効果を有する安定な油中水型乳化剤組成物を提供
することを目的とするもので、更には、この乳化剤組成
物を含有し紫外線吸収効果を有する安定な乳化化粧料を
提供するものである。
更に詳しくは、(A)ウロカニン酸と、L−アルギニン
、L−リジン、L−ヒスチジン、L−オキシリジン、L
−オルニチン等の塩基酸アミノ酸の1種又は2種以上を
含有し、pHが6,9〜8を示す水溶液と(B)1分子
内に少くとも3個以上のヒドロキシル基を有する多価ア
ルコールの常温で液状を示す脂肪酸との部分エステル及
びハイドロオキシ脂肪酸1〜リグリセライドのエチレン
オキシド付加体であって常温で液状を呈する物質からな
る群から撰ばれる1種又は2種以上との適切な混合比、
重量比で(B)対(A)が1:1〜1:22、好ましく
は1:2〜1:10の混合物からなる紫外線吸収効果を
もつ新規な油中水型乳化剤組成物並びに本乳化剤組成物
を少くとも、処方中に5重量%以上含有する油中水型ク
リーム、ファンデーション、スチツク状化粧料、スナッ
ク状頭髪刺、ゲル、油性及び親水軟こう等の化粧刺及び
医薬品に関するものである。
本発明者等は、先に特開昭51−46588においてア
ミノ酸又はそれらの塩の1種又は2種からなる水溶液と
前記(B)群の物質とによって安定な油中水型乳化剤組
成物が得られること並びに、この乳化剤組成物を含む安
定な油中水型化粧料及び医薬品について開示しているが
、本発明者等は、更に鋭意研究の結果、ウロカニン酸と
塩基性アミノ酸とによる水溶液を利用することにより前
記発明では期待出来なかったところの紫外線吸収効果を
も兼ね備えた安定な油中水型乳化剤組成物が得られるこ
とを見出し、本発明を完成したのである。
本発明にかかるウロカニン酸は人の汗中に多量に存在し
ていることが古くから知られており、太陽光線による紅
斑や水泡の原因となる特定波長(290〜310mμ)
の光線を吸収し、表皮を保護する機能を有している。
ウロカニン酸の優位性は、従来の紫外線吸収剤、例えば
、パラアミノ安息香酸誘導体やサリチル酸誘導体とは異
なり、天然や人体に存在するNMF(NaturalM
oisturizing Factor)の一員であっ
て、人体に安全なアミノ酸であることにあり、配合量上
でも利点を有している。
しかしながら、一方、ウロカニン酸の問題点は、水や油
脂等の各種化粧品用溶剤に難溶であることであった。
この溶解性に関して、従来はウロカニン酸のエチルエス
テル化物やウロカニン酸の脂肪酸によるアシル化物など
が使用されていた。
本発明者等は、この様な合成物に拠らずに天然のままの
ウロカニン酸を活用すべく、鋭意研究した結果、前記の
如く、塩基性アミノ酸をウロカニン酸と併用させること
により、これらの欠点を克服したのである。
すなわち、紫外線吸収に適切なpH領域の調整を容易に
し、水に対する溶解度を増大させることが可能となった
のである。
塩基性アミノ酸は、天然物には、もちろん、人体中にも
その存在が知られている重要で、しかも安全なアミノ酸
である。
そのうち特に、L−リジンは必質アミノ酸として人体の
成長、生命の維持に不可欠なものであり、L−アルギニ
ン、L−ヒスチジンも必須アミノ酸ではないが準必須ア
ミノ酸として重要度が広く知られている。
オキシリジンは動物のコラーゲンおよびそれから誘導し
たゼラチン中に存在する。
又、L−オルニチンは、生体内における尿素生成サイク
ルの一員で、生化学的に重要である。
本発明はこの様にして調整したウロカニン酸と塩基性ア
ミノ酸とを含む水溶液を、多価アルコールの脂肪酸部分
エステル等の前記(B)群の物質と混合して、新規な油
中水型乳化剤組成物をうろこと並びに、その乳化剤組成
物を化粧品へ配合することによって人体に安全、且つ安
定性がすぐれ、しかも紫外線吸収効果をも併せ持つ油中
水型エマルジョンが得られることを見い出し、本発明を
完成するに至ったものである。
なお、後出のデータが示す通り、本発明者らは塩基性ア
ミノ酸の水溶液にウロカニン酸を溶解すれば、紫外線吸
収効果を発揮するpHに調整できること(第1図参照)
、及び上記塩基性アミノ酸とウロカニン酸との水溶液を
脂肪酸と多価アルコールとの部分エステル等の前記(B
)群の物質と混合すれば油中水型乳化組成物が得られる
こと(表−1参照)を確認している。
また、周知の通り、油中水型エマルジョンは耐水性に優
れており、汗や水浴によっても落ちにくいので、本発明
による化粧料は、長時間日やけ防止効果を保つことがで
きる。
しかも、本発明による乳化組成物は肌に対して安全であ
るので、誠に有用な化粧料ということができる。
次に、本発明の構成について述べる。
本発明は<A)ウロカニン酸と塩基性アミノ酸(ジアミ
ノモノカルボン酸)とを含有し、pHが6.9〜8を示
す水溶液と、(B)1分子内に少なくとも3個以上のヒ
ドロキシル基を有する多価アルコールと脂肪酸との部分
エステル及びハイドロオキシ脂肪酸トリグリセライドの
エチレンオキシド付加物からなる群から選ばれる常温に
て液状を呈する物質との組み合せからなり、(B)対(
A)の割合が重量比で1=1〜1:22、好ましくは1
:2〜1:10なる紫外線吸収効果をもつことを特徴と
する油中水型乳化剤組成物及びそれを配合せしめた安定
な油中水型化粧料に関するものである。
本発明において乳化剤組成物に用いるウロカニン酸と塩
基性アミノ酸との水溶液において、その水溶液のpHが
中性を示すことが重要である。
好ましくは、水溶液のpHが約7〜8を示すことである
配合比で云えば、ウロカニン酸1.0に対し、塩基性ア
ミノ酸は当量以上、例えばL−アルギニンについては約
1.2倍量が好ましい。
後者を過剰に加えたアルカリ側で調整した乳化剤組成物
は、長期間の保存には不適である。
又、後者の配合比が低い場合には、結晶析出が起り、そ
の水溶液は組成物の調整に実用的でない。
次に塩基性アミノ酸(ジアミノモノカルボン酸)として
は、L−アルギニン、L−リジン、L−ヒスチジン、L
−オキシリジン、L−オルニチン等である。
これらの光学異性体としてのD体及びDL体についても
、この範噴に属するものである。
これらの中で特に好ましいのは、ウロカニン酸〜L−ア
ルギニン系水溶液である。
表−1は、(A)ウロカニン酸〜L〜アルギニンにより
調整した各種pH水溶液と(B)ジグリセリルジイソオ
クタデカノエートとによって得られた油中水型乳化剤組
成物の強度を示す。
強度は、カードテンションメーターヲ使用し、200g
荷重、8mmφの感圧軸により連続的に侵入させた場合
に流動し始めるときの目盛値であり、試料は(A):(
B)=4:1で調製したものを使用した。
表−1より、水溶液のpHが7付近のとき、組成物強度
が最大となることがわかる。
次にウロカニン酸〜L−アルギニン間で調整した各水溶
液のpHによる紫外線吸収曲線の変化を第1図に示す。
pHが高くなると紫外線吸収曲線は高波長側にシフトし
、紅斑や水泡の原因となる波長の吸収率が増大する。
(第1図のグラフに付した数値は水溶液のpHを示すも
のである。
)次に本発明において、乳化剤組成物に用いる多価アル
コールと脂肪酸との部分エステル類は、下記物質から導
くことが出来る。
用いる多価アルコール類は、ヒドロキシル基が3個以上
のもので、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン
、テトラグリセリン、ペンタグリセリン、ヘキサグリセ
リン、オクタグリセリン、ノナグリセリン、デカグリセ
リン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン
、ペンクエリスリット、ソルビタン、ソルビトール等で
ある。
これらの多価アルコールと反応させ部分エステルを形成
する脂肪酸は、カプリル酸、カプリン酸、オレイン酸、
リノール酸、イソオクタン酸、イソヘキサデカン酸及ば
イソオクタデカン酸等より選択され得る。
これらの部分エステルは、一般に、主にモノー、ジー、
トリー及び1部のテトラー、ペンタエステルの混合物を
云う。
これらの部分エステルのうち、特に好ましいものは、グ
リセリンモノー2−ヘプチルウンデカノエート、トリメ
チロールプロパンモノー2−へプチルウンデカノエート
、ジグリセリンジー2−へプチルウンデカノエート、グ
リセリンモノオレート、トリメチロールプロパンモノオ
レート、ジグリセリンジオレート、グリセリンジリシノ
レート、ソルビタンモノ(又はジ、トリ)オレート、等
である。
また、ハイドロオキシ脂肪酸トリグリセライドのエチレ
ンオキサイド付加体としては、ヒマシ油又は硬化ヒマシ
油の少なくとも約1モルから約10モルのエチレンオキ
サイド付加体が好ましい。
尚、多価アルコールの常温で液状を示す脂肪酸との部分
エステルには、前記物質の他に、多価アルコールと、脂
肪酸の部分エステルにエチレンオキシドを1〜10モル
付加したものあるいは、多価アルコールにエチレンオキ
シド1〜10モル付加したものと脂肪酸との部分エステ
ル等も含まれる。
前者の具体例としては、グリセリンジー2一へプチルウ
ンデカノエート、グリセリンージオレート、ソルビタン
ジ−2−ヘプチルウンデカノエート、ソルビタンジオレ
ート等のエチレンオキシド1〜10モル付加体である。
後者の具体例とし)では、グリセリン又はソルビタンに
エチレンオキシド1〜10モル付加した物に、2−へプ
チルウンデカン酸又はオレイン酸を部分エステル化した
化合物が挙げられる。
これはいずれも、ウロカニン酸と塩基性アミノ酸(ジア
ミノモノカルボン酸)の水溶液と混合し、紫外線吸収効
果を有する安定な油中水型乳化剤組成物を形成する。
次に本発明における油中水型乳化剤組成物の製法につい
て述べる。
本発明の油中水型乳化剤組成物は、ウロカニン酸と塩基
性アミノ酸(ジアミノモノカルボン酸)の種々の濃度の
水溶液を多価アルコールの脂肪酸部分エステル又は、ハ
イドロオキシ脂肪酸トリグリセライドのエチレンオキシ
ド付加物に適当な割合で加え、室温にて攪拌することに
よって得られる。
この混合割合は、(B)対(A)比が重量比で1:1〜
1:22、好ましくは1:2〜1:1oである。
この様にして得られた油中水型乳化剤組成物は、油中水
型のクリーム、スチツク、ファンデーションに他のいか
なる乳化剤をも併用することなしに単独で供され、上配
の如く安定で紫外線吸収効果をもつ油中水型乳化化粧料
を与える。
その際、これらの油中水型乳化化粧料又は医薬品を製造
する際には、本発明物を全エマルジョン又は軟こうを基
準として少なくとも5重量%以上油相側に添加し、均一
に分散混合した状態で使用する。
上記品の他の成分は通常の化粧料又は医薬品に用いられ
る油脂物質、保湿剤、粉末、防腐剤香料、金属石鹸、染
料や水等である。
以上の如くして得られるクリーム(1)と特開昭51−
46588号公報記載の方法によって得られるクリーム
(2)との処方例を表−2に、各々のクリームの紫外線
吸収効果の比較を第2図に示す。
第2図の如く、本発明によるクリームは280〜310
mμの紫外線をよく吸収していることが明白である。
本発明によって得られた化粧料のもう1つの特徴は、従
来の油性の油中水型クリームにありがちな油つぼさやぎ
らつきが少なく、多量の水分を安定な形で配合すること
が可能な為、皮膚へのなじみが極めて早く、シっとりと
した使用後感を与えることであり、紫外線吸収効果をも
兼ね備えてい点を合せ考慮すると、極めてすぐれた化粧
品や医薬品であると言える。
次に本発明方法により得られた油中水型乳化剤組成物及
び化粧料の実施例を示す。
下記の諸例は本発明の対象をより詳しく説明するもので
あり、対象を限定するものではない。
実施例 I L−アルギニン4.0部とウロカニン酸3.2部をイオ
ン交換水72.6部に溶解し、次いで常温にてジグリセ
リルジイソオクタデカノエート20.2部に加え、攪拌
、混合して油中水型乳化剤組成物を得た。
実施例 2 ペンタエリスリトールジオレート100部、ウロカニン
酸1.8部、L−リジン2.2部、イオン交換水860
部から、実施例1と同様にして油中水型乳化剤絹成物を
得た。
実施例 3 硬化ヒマシ油ポリオキシエチレン(5モル)付加体25
.3部、ウロカニン酸51部、L−アルギニン6.3部
、イオン交換水633部より、実施例1と同様にして油
中水型乳化剤、組成物を得た。
実施例 4 油中水型日焼け止めクリーム (処方) (重量%)実施
例1の乳化剤組成物 5.0ワセリン
10.0マイクロクリスクリンワッ
クス 50鉱物油 23
.0イソプロビルミリステート(IPM) 3.
0イオン交換水 50.0グリセリ
ン 30 金属石鹸 10 防腐剤 適量 香料 適量 (製造方法) 鉱物油、IPMに金属石命を溶解し、次にワセリン、マ
イクロクリスタリンワックス、防腐剤、香料を加え、均
一に溶解混合した後、油中水型乳化剤糾成物を加え、均
一に攪拌混合しながら70℃迄加温する。
これに70’Cまで加温したイオン交換水及びグリセリ
ンを加える。
次にこれらの混合物をホモゲナイザーで所定時間攪拌し
、室温まで攪拌冷却する。
実施例 5 油中水型日焼け止めクリーム 下記処方により、実施例4と同様にして油中水型日焼け
止めクリームを得た。
(処方) (重量%)実施例
2の乳化剤組成物 30ワセリン
10マイクロクリスタリンワックス
5鉱物油 18 IPM 3イオン交換水
35グリセリン
3 金属石鹸 1 防腐剤 適量 香料 適量 実施例 6 日焼け止めスチツク (処方) (重量%)実施例
2の乳化剤組成物 8 セレシン 20ピースワック
ス 2 鉱物油 48 イオン交換水 5 色材 18 防腐剤 適量 香料 適量 (製法) イオン交換水を除いた他の成分を75〜85゜Cに加温
し、完全に溶解、混合する。
次いでイオン交換水を加えて、ホモゲナイザーで色材の
分散、乳化を行なう。
この乳化混合物を所定の容器に注ぎ込み、室温まで冷却
して、日焼け止めスチックを得た。
実施例 7 ヘアスチツク (処方) (重量%)実施例
3の乳化剤組成物 10ヒマシ油
50ピースワックス
20硬化ヒマシ油 8 キャンデリラロウ 5 香 料 2 (製法) ヒマシ油、ビースワツクス、硬化ヒマシ油、キャンデリ
ラロウを加温し溶解する。
それに乳化剤組成物を加え均一に分散した後、香料を加
える。
これらの混合物を所定の容器に注ぎ込み、室温迄冷却し
てヘアスチツクを得た。
以上本発明の実施例について記載してきたが、更に他の
物質で処方中の1部を置換すること、濃度比率を変える
こと及び処理工程を入れかえることや省略することが本
特許請求の範囲に内包されることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用されるウロカニン酸〜L一アルギ
ニン系水溶液の紫外線吸収曲線のpH依存性を示すもの
で、第2図は、本発明のクリームと従来のクリームとの
紫外線吸収曲線の比較を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)ウロカニン酸と、塩基酸アミノ酸の1種又は
    2種以上とを含有し、pHが6.9〜8を示す水溶液と
    、(B)1分子内に3個以上のヒドロキシル基を有する
    多価アルコールと脂肪酸との部分エステル及びハイドロ
    オキシ脂肪酸トリグリセライドエチレンオキザイド付加
    体からなる群から選ばれる常温で液状を呈する物質の1
    種又は2種以上とからなり、(B):(A)が重量比で
    1:1〜1:22の範囲であることを特徴とする紫外線
    吸収効果を有する安定な油中水型乳化剤組成物。 2 ハイドロオキシ脂肪酸トリグリセライドのエチレン
    オキサイド付加モル数が1〜10モルである特許請求の
    範囲第1項記載の油中水型乳化剤組成物。 3 塩基性アミノ酸がL−アルギニンである特許請求の
    範囲第1項又は第2項記載の油中水型乳化剤組成物。 4 (A)ウロカニン酸と、塩基性アミノ酸の1種又は
    2種以上とを含有し、pHが6.9〜8を示す水溶液と
    (B)1分子内に3個以上のヒドロキシル基を有する多
    価アルコールと脂肪酸との部分エステル及び、ハイドロ
    オキシ脂肪酸1・リグリセライドエチレンオキサイド付
    加体からなる群から選ばれる常温で液状を呈する物質の
    1種又は2種以上とからなり、(B) : (A)が重
    量比で1:1〜1:22の範囲である油中水型乳化剤組
    成物を5重量%以上配合したことを特徴とする化粧料。
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