JPH1196231A - 来院管理システム - Google Patents
来院管理システムInfo
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- JPH1196231A JPH1196231A JP25534497A JP25534497A JPH1196231A JP H1196231 A JPH1196231 A JP H1196231A JP 25534497 A JP25534497 A JP 25534497A JP 25534497 A JP25534497 A JP 25534497A JP H1196231 A JPH1196231 A JP H1196231A
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】予約患者の担当医師の勤務状況と、当該医師に
係る被診療中の患者及び診療待ちの患者に係る時間情報
を、来院患者に公開して、患者毎にその待ち時間を的確
に判断できるようにする。 【解決手段】患者毎に各種の時間情報と患者毎の担当医
師等を記憶する予約情報ファイルと、勤務する医師毎に
所在する診療室、勤務状況、代替医師等を記憶する医師
情報ファィルと、各診療室において被診療中の患者及び
診療待ちの患者に係る時間情報を記憶する患者情報ファ
イルと、を備えて、各診療室でこれらのファイルをリア
ルタイムに更新し、受付では患者の担当医師の所在する
診療室と当該医師の勤務状況を取得し、待合室では来院
患者の担当医師を取得するとともに該医師の所在する診
療室を取得して、その診療室に係る診療待ち患者の時間
情報により当該患者の診療開始時間を求めて、診療時間
情報を公開する。
係る被診療中の患者及び診療待ちの患者に係る時間情報
を、来院患者に公開して、患者毎にその待ち時間を的確
に判断できるようにする。 【解決手段】患者毎に各種の時間情報と患者毎の担当医
師等を記憶する予約情報ファイルと、勤務する医師毎に
所在する診療室、勤務状況、代替医師等を記憶する医師
情報ファィルと、各診療室において被診療中の患者及び
診療待ちの患者に係る時間情報を記憶する患者情報ファ
イルと、を備えて、各診療室でこれらのファイルをリア
ルタイムに更新し、受付では患者の担当医師の所在する
診療室と当該医師の勤務状況を取得し、待合室では来院
患者の担当医師を取得するとともに該医師の所在する診
療室を取得して、その診療室に係る診療待ち患者の時間
情報により当該患者の診療開始時間を求めて、診療時間
情報を公開する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療機関において
担当医師の勤務状況等の情報と、被診療中の患者及び診
療待ちの患者の情報を管理する来院管理システムに関す
るものである。
担当医師の勤務状況等の情報と、被診療中の患者及び診
療待ちの患者の情報を管理する来院管理システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、来院管理システムは、特開平8−
329146号公報に見られるように、患者の来院や、
来院患者の検査終了など患者に係る状況変化が発生し
て、その患者の担当医師に斯かる状況の変化を通知する
場合には、当該医師の識別情報によりスケジュールデー
タを検索し、該スケジュールデータ内の情報から当該医
師の所在する診療室を特定して、該診療室の識別情報に
より対応する端末機を検索し、該端末機の識別情報によ
り当該端末機の各種情報を検索し、かかる端末機の各種
情報に基いて前記の状況変化を通知するものであった。
そして上記の医師、診療室、及び端末機に関しては各々
識別情報が付与されていてこれらの識別情報を逐一求め
て上記の各検索が進められていた。
329146号公報に見られるように、患者の来院や、
来院患者の検査終了など患者に係る状況変化が発生し
て、その患者の担当医師に斯かる状況の変化を通知する
場合には、当該医師の識別情報によりスケジュールデー
タを検索し、該スケジュールデータ内の情報から当該医
師の所在する診療室を特定して、該診療室の識別情報に
より対応する端末機を検索し、該端末機の識別情報によ
り当該端末機の各種情報を検索し、かかる端末機の各種
情報に基いて前記の状況変化を通知するものであった。
そして上記の医師、診療室、及び端末機に関しては各々
識別情報が付与されていてこれらの識別情報を逐一求め
て上記の各検索が進められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ある患
者の来院情報を当該患者の担当医師に的確に通知する為
には、前記公報に見られるように、医師と端末機との識
別情報を有して各医師のスケジュールデータを常に更新
管理するという必要があり、該データが厳密に管理され
ていない場合には、ある患者が来院してその患者の担当
医師に対して当該患者の来院情報を通知するに際して、
かかる来院情報が通知される端末機が設置されている診
療室に当該医師がいるいないに拘わらず全ての端末機に
対して前記来院情報を通知することにより、前記スケジ
ュールデータの管理を補う必要があった。また、予約患
者が来院した時点で、該予約患者の担当医師が現在診療
可能かどうかを判断するのに、前記スケジュールデータ
という予定又は計画が参照されており、かかる情報は現
時点での活きている情報ではなく過去に入力された計画
としての情報であって、スケジュール変更に対して迅速
に、正確に、またタイミングよく対処されていないと、
前記医師の所在が確実に断定できないし、また現時点で
前記医師が本当に診療可能かどうかが疑わしい。また、
本来は患者が予約する際に設定された担当医師に対して
患者が来院したことを通知するものであるが、時には、
予定の担当医師が手術や会議などのために急遽診療でき
なくなって、代替する医師に患者が来院したことを通知
しなければならない場合も起こり得る。そして予約患者
が来院した後に、該患者の担当医師が診療中なのかどう
かという医師の勤務状況の情報と、当該医師に関して被
診療中の患者及び診療待ちの患者に係る診療開始予定時
間、診療所要予定時間、及び診療開始予測時間等の情報
とを、来院患者に公開して、患者毎にその待ち時間を的
確に判断できるようにして診療を待つ患者の待ち時間を
患者自身に知らしめて、診療待ち時間を患者が有効に活
用できるようにする必要がある。
者の来院情報を当該患者の担当医師に的確に通知する為
には、前記公報に見られるように、医師と端末機との識
別情報を有して各医師のスケジュールデータを常に更新
管理するという必要があり、該データが厳密に管理され
ていない場合には、ある患者が来院してその患者の担当
医師に対して当該患者の来院情報を通知するに際して、
かかる来院情報が通知される端末機が設置されている診
療室に当該医師がいるいないに拘わらず全ての端末機に
対して前記来院情報を通知することにより、前記スケジ
ュールデータの管理を補う必要があった。また、予約患
者が来院した時点で、該予約患者の担当医師が現在診療
可能かどうかを判断するのに、前記スケジュールデータ
という予定又は計画が参照されており、かかる情報は現
時点での活きている情報ではなく過去に入力された計画
としての情報であって、スケジュール変更に対して迅速
に、正確に、またタイミングよく対処されていないと、
前記医師の所在が確実に断定できないし、また現時点で
前記医師が本当に診療可能かどうかが疑わしい。また、
本来は患者が予約する際に設定された担当医師に対して
患者が来院したことを通知するものであるが、時には、
予定の担当医師が手術や会議などのために急遽診療でき
なくなって、代替する医師に患者が来院したことを通知
しなければならない場合も起こり得る。そして予約患者
が来院した後に、該患者の担当医師が診療中なのかどう
かという医師の勤務状況の情報と、当該医師に関して被
診療中の患者及び診療待ちの患者に係る診療開始予定時
間、診療所要予定時間、及び診療開始予測時間等の情報
とを、来院患者に公開して、患者毎にその待ち時間を的
確に判断できるようにして診療を待つ患者の待ち時間を
患者自身に知らしめて、診療待ち時間を患者が有効に活
用できるようにする必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報を表示す
る端末情報表示部と、情報を入力する端末情報入力部
と、情報を記憶する端末情報記憶部と、を有する端末機
と、情報を記憶する情報記憶部と、患者毎の診療予約日
時や担当医師等の診療予約情報を前記情報記憶部内に記
憶する予約情報ファイルと、医療機関に勤務する各医師
について各医師の所在する診療室や使用する端末機、各
医師の勤務状況や代替医師等の医師情報を各医師毎に前
記情報記憶部内に記憶する医師情報ファィルと、各診療
室において被診療中の患者及び診療待ちの患者について
の患者名、担当医師等の患者情報を各患者の診療開始実
時間や診療所要予定時間や診療開始予定時間等の時間情
報とともに前記情報記憶部内に各患者毎に記憶する患者
情報ファイルと、を備え、通信回線により前記端末機と
接続された情報処理装置と、医療機関の診療室に設置さ
れた前記端末機において、前記医師情報ファイルより当
該診療室に係る医師情報を抜き出し、当該医師情報を前
記端末情報入力部より変更するとともに、変更後の情報
を前記情報処理装置に送信して医師情報ファイルを更新
する担当医師更新処理部と、医療機関の診療室に設置さ
れた前記端末機において、前記患者情報ファイルより当
該診療室に係る患者情報を抜き出して、診療室患者情報
ファイルとして前記端末情報記憶部に記憶し、当該診療
室患者情報ファイルの内容を前記端末情報入力部により
変更するとともに、変更後の情報を前記情報処理装置に
送信して患者情報ファイルを更新する患者情報更新処理
部と、を備えた事を特徴とし、更に、医療機関の受付に
設置された前記端末機において、前記予約情報ファイル
を検索して来院した予約患者に係る担当医師を読み出
し、当該医師に係る医師情報を医師情報ファイルより読
み出して当該医師の所在する診療室の端末機を特定し、
当該端末機に患者が来院した旨を送信する患者来院送信
処理部を、設け、そして、前記患者来院送信処理部は、
来院した予約患者に係る担当医師の医師情報内の情報で
ある前記勤務状況が当該医師は現時点で診療中ではない
ことを示している場合に、当該医師情報内の前記代替医
師を当該患者の担当医師と見做して当該代替医師の医師
情報を医師情報ファイルより読み出して、該医師情報に
よりその所在する診療室の端末機を特定して、当該端末
機に患者が来院した旨を送信する。
る端末情報表示部と、情報を入力する端末情報入力部
と、情報を記憶する端末情報記憶部と、を有する端末機
と、情報を記憶する情報記憶部と、患者毎の診療予約日
時や担当医師等の診療予約情報を前記情報記憶部内に記
憶する予約情報ファイルと、医療機関に勤務する各医師
について各医師の所在する診療室や使用する端末機、各
医師の勤務状況や代替医師等の医師情報を各医師毎に前
記情報記憶部内に記憶する医師情報ファィルと、各診療
室において被診療中の患者及び診療待ちの患者について
の患者名、担当医師等の患者情報を各患者の診療開始実
時間や診療所要予定時間や診療開始予定時間等の時間情
報とともに前記情報記憶部内に各患者毎に記憶する患者
情報ファイルと、を備え、通信回線により前記端末機と
接続された情報処理装置と、医療機関の診療室に設置さ
れた前記端末機において、前記医師情報ファイルより当
該診療室に係る医師情報を抜き出し、当該医師情報を前
記端末情報入力部より変更するとともに、変更後の情報
を前記情報処理装置に送信して医師情報ファイルを更新
する担当医師更新処理部と、医療機関の診療室に設置さ
れた前記端末機において、前記患者情報ファイルより当
該診療室に係る患者情報を抜き出して、診療室患者情報
ファイルとして前記端末情報記憶部に記憶し、当該診療
室患者情報ファイルの内容を前記端末情報入力部により
変更するとともに、変更後の情報を前記情報処理装置に
送信して患者情報ファイルを更新する患者情報更新処理
部と、を備えた事を特徴とし、更に、医療機関の受付に
設置された前記端末機において、前記予約情報ファイル
を検索して来院した予約患者に係る担当医師を読み出
し、当該医師に係る医師情報を医師情報ファイルより読
み出して当該医師の所在する診療室の端末機を特定し、
当該端末機に患者が来院した旨を送信する患者来院送信
処理部を、設け、そして、前記患者来院送信処理部は、
来院した予約患者に係る担当医師の医師情報内の情報で
ある前記勤務状況が当該医師は現時点で診療中ではない
ことを示している場合に、当該医師情報内の前記代替医
師を当該患者の担当医師と見做して当該代替医師の医師
情報を医師情報ファイルより読み出して、該医師情報に
よりその所在する診療室の端末機を特定して、当該端末
機に患者が来院した旨を送信する。
【0005】更に、医療機関の待合室に設置された前記
端末機において、当該端末機により前記患者情報ファイ
ルを検索して来院患者に係る担当医師を特定し、次いで
前記医師情報ファイルを検索して当該医師の所在する診
療室を特定し、更に当該診療室に係る患者情報ファイル
を検索して当該医師の所在する診療室において診療中又
は診療待ちである全ての患者情報を読み出して、これら
の患者情報内の前記時間情報に基いて当該患者の診療開
始予測時間を算出して、前記端末情報表示部に表示する
診療情報表示処理部を、設けた事を特徴とするものであ
る。
端末機において、当該端末機により前記患者情報ファイ
ルを検索して来院患者に係る担当医師を特定し、次いで
前記医師情報ファイルを検索して当該医師の所在する診
療室を特定し、更に当該診療室に係る患者情報ファイル
を検索して当該医師の所在する診療室において診療中又
は診療待ちである全ての患者情報を読み出して、これら
の患者情報内の前記時間情報に基いて当該患者の診療開
始予測時間を算出して、前記端末情報表示部に表示する
診療情報表示処理部を、設けた事を特徴とするものであ
る。
【0006】各担当医師は、本日診療を行う診療室に設
置してある端末機に対し「診療可」を入力し、また帰宅
時や休憩、会議などのために診療できない時には「診療
不可」を入力する。再び診療可能な状態になれば、再度
「診療可」を入力する。こうした操作を診療室側で端末
機により行うことにより、受付において、担当医師が現
在診療可能かどうかを的確に判断することができるよう
になるものである。
置してある端末機に対し「診療可」を入力し、また帰宅
時や休憩、会議などのために診療できない時には「診療
不可」を入力する。再び診療可能な状態になれば、再度
「診療可」を入力する。こうした操作を診療室側で端末
機により行うことにより、受付において、担当医師が現
在診療可能かどうかを的確に判断することができるよう
になるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の来院管理システムの実施
例について図面を参照して説明する。図1は来院管理シ
ステムのブロック構成を示す模式図である。図1におい
て、3は診療所や病院等の医療機関においてその診療
室、受付、若しくは待合室等の情報を扱う場所に設置さ
れた端末機である。1は端末機3のホストコンピュータ
である情報処理装置であって、例えば医療機関の事務所
に設置されており、2は端末機3と情報処理装置1とを
ネットワーク接続している通信回線を示している。情報
処理装置1の持つ情報記憶部101内には、少なくとも
次の3種のファイルが記憶されている。第1に、患者毎
の診療予約の情報を記憶する予約情報ファイル1011
であり、第2に医療機関において診療を担当する医師に
係る診療開始若しくは終了、帰宅、休憩中、会議中、手
術中等の勤務状況等の情報と、現時点で各医師が担当し
ている診療室、及び当該医師の代替医師等の医師情報と
を記憶する医師情報ファィル1012である。そして第
3に、各診療室における被診療中の患者及び診療待ちの
患者に係る診療開始実時間、診療所要予定時間、及び診
療開始予定時間等の時間情報とともに、当該患者の氏名
や担当医師等の患者情報を記憶する患者情報ファイル1
013がある。端末機3は、情報を表示する端末情報表
示部306と、情報を入力する端末情報入力部307
と、情報を記憶する端末情報記憶部301と、を有す
る。端末情報入力部307は文字、数字等や各種の制御
コードを端末機3に入力するキーボードと、マウス等の
ポインティングデバイスとが含まれている。診療室に設
置された端末機3における端末情報記憶部301内に
は、当該端末機が設置された診療室等における被診療中
の患者及び診療待ちの患者の情報を患者情報ファイル1
013より抜き出して診療室患者情報ファイル3011
として記憶するとともに、以下に説明する担当医師更新
処理部302と患者情報更新処理部303とを有してい
る。但、前記診療室患者情報ファイル3011に関して
は、当該端末機の端末情報記憶部301に敢えてファイ
ルとして記憶しないで、診療室における患者情報を扱う
必要が生じる都度に、前記患者情報ファイル1013よ
り取得して使用してもよい。担当医師更新処理部302
は、医師情報ファィル1012の情報のうちで、端末機
3が設置された診療室に係る医師情報を更新する。更新
情報としては、各医師毎に診療を担当する診療室、勤務
状況、及び各医師の代替医師等の医師情報が含まれてい
る。担当医師更新処理部302では、当該診療室に設置
された前記端末機3において、当該診療室を担当しよう
とする医師が端末情報入力部307より、自らの名前を
入力若しくは指定し、また勤務情報や代替医師等を変更
する。該医師の診療担当となる診療室の情報について
は、端末機3に対応する診療室が自動的に割り当てられ
る。つまり診療室の情報については、端末機3が設置さ
れた診療室がデフォルトとして設定される。これらの医
師情報は情報処理装置1に送信されて前記医師情報ファ
イル1012を更新する。患者情報更新処理部303
は、端末機3が設置された診療室における被診療中の患
者及び診療待ちの患者の情報を更新する。これらの患者
の情報としては、患者名、担当医師、診療室等の固有の
情報と、診療開始実時間、診療所要予定時間、又は診療
開始予定時間等の時間情報とが含まれる。各診療室にお
ける被診療中の患者及び診療待ちの患者の情報は、情報
処理装置1において患者情報ファイル1013として一
括して集中管理されている。そして診療室患者情報ファ
イル3011は、患者情報ファイル1013より各診療
室に係る情報のみを抜き出して対応する端末機3内の端
末情報記憶部301内に重複して記憶されている。患者
情報更新処理部303では、診療室の患者に係る状況が
変化した時、診療室患者情報ファイル3011の内容を
端末情報入力部307により変更する。例えば被診療中
の患者に関してその診療が終了した時は、当該患者の患
者情報を診療室患者情報ファイル3011より削除し、
そしてまた診療待ちの患者の診療を開始する時には、そ
の時の時刻を当該患者の診療開始実時間として設定す
る。同時に通信回線2を通じてかかる情報を送信して情
報処理装置1内の患者情報ファイル1013を更新す
る。304は端末機3が設置された受付において患者が
来院したという情報を、当該患者の担当医師が勤務して
いる診療室に設置された端末機3へ送信する患者来院送
信処理部である。患者来院送信処理部304は、予約情
報ファイル1011を検索して来院した予約患者の担当
医師を調べる。次いで医師情報ファィル1012を検索
して当該担当医師の医師情報を取得し、当該医師情報に
示された当該医師の所在する診療室に対応する端末機3
に、当該患者が来院したという情報を送信するととも
に、予約情報ファイル1011内の当該患者の情報よ
り、患者情報ファイル1013内に新規に当該患者にか
かる情報を追加して記憶しておく。然し乍ら、患者来院
送信処理部304は、上記の検索で得られた医師情報に
より当該患者の担当医師が診療不可能な状態であること
が判明した場合には、前記医師情報内の当該担当医師の
代替医師を取得して、上述した担当医師における場合と
同様に、当該代替医師の所在する診療室を調べてその診
療室に対応する端末機3に、当該患者が来院したことを
送信して、当該診療室に患者が来院したことを通知する
とともに、予約情報ファイル1011内の当該患者の情
報より、患者情報ファイル1013内に新規に当該患者
にかかる情報を追加して記憶しておく。この場合の担当
医師としては上記の代替医師が充てられる。305は、
各診療室において被診療中の患者及び診療待ちの患者に
かかる診療室患者情報ファイル3011の情報に基いて
来院患者の診療待ち時間を算出して、該算出時間を待合
室に設置された端末機3の端末情報表示部306に表示
する診療情報公開処理部である。診療情報公開処理部3
05は、待合室における端末機3により患者情報ファイ
ル1013を検索して来院患者に係る担当医師を取得す
る。次いで診療情報公開処理部305は、医師情報ファ
イルを検索して当該担当医師にかかる医師情報を取得
し、該医師情報が示すしている当該担当医師が勤務して
いる診療室及び端末機3を取得する。更に診療情報公開
処理部305では、取得した端末機3に記憶された診療
室患者情報ファイルを3011を読み込んで、当該診療
室において被診療中の患者及び診療待ちの患者の情報を
全て取得し、これらの患者情報内に記憶された前記時間
情報に基いて、新たに来院した患者の診療開始時間を算
出し、該診療開始時間を予測情報として前記患者情報と
ともに前記端末情報表示部301に表示する。かかる診
療情報公開処理部305により来院患者が自らの診療予
定時間を確認することが可能となった。
例について図面を参照して説明する。図1は来院管理シ
ステムのブロック構成を示す模式図である。図1におい
て、3は診療所や病院等の医療機関においてその診療
室、受付、若しくは待合室等の情報を扱う場所に設置さ
れた端末機である。1は端末機3のホストコンピュータ
である情報処理装置であって、例えば医療機関の事務所
に設置されており、2は端末機3と情報処理装置1とを
ネットワーク接続している通信回線を示している。情報
処理装置1の持つ情報記憶部101内には、少なくとも
次の3種のファイルが記憶されている。第1に、患者毎
の診療予約の情報を記憶する予約情報ファイル1011
であり、第2に医療機関において診療を担当する医師に
係る診療開始若しくは終了、帰宅、休憩中、会議中、手
術中等の勤務状況等の情報と、現時点で各医師が担当し
ている診療室、及び当該医師の代替医師等の医師情報と
を記憶する医師情報ファィル1012である。そして第
3に、各診療室における被診療中の患者及び診療待ちの
患者に係る診療開始実時間、診療所要予定時間、及び診
療開始予定時間等の時間情報とともに、当該患者の氏名
や担当医師等の患者情報を記憶する患者情報ファイル1
013がある。端末機3は、情報を表示する端末情報表
示部306と、情報を入力する端末情報入力部307
と、情報を記憶する端末情報記憶部301と、を有す
る。端末情報入力部307は文字、数字等や各種の制御
コードを端末機3に入力するキーボードと、マウス等の
ポインティングデバイスとが含まれている。診療室に設
置された端末機3における端末情報記憶部301内に
は、当該端末機が設置された診療室等における被診療中
の患者及び診療待ちの患者の情報を患者情報ファイル1
013より抜き出して診療室患者情報ファイル3011
として記憶するとともに、以下に説明する担当医師更新
処理部302と患者情報更新処理部303とを有してい
る。但、前記診療室患者情報ファイル3011に関して
は、当該端末機の端末情報記憶部301に敢えてファイ
ルとして記憶しないで、診療室における患者情報を扱う
必要が生じる都度に、前記患者情報ファイル1013よ
り取得して使用してもよい。担当医師更新処理部302
は、医師情報ファィル1012の情報のうちで、端末機
3が設置された診療室に係る医師情報を更新する。更新
情報としては、各医師毎に診療を担当する診療室、勤務
状況、及び各医師の代替医師等の医師情報が含まれてい
る。担当医師更新処理部302では、当該診療室に設置
された前記端末機3において、当該診療室を担当しよう
とする医師が端末情報入力部307より、自らの名前を
入力若しくは指定し、また勤務情報や代替医師等を変更
する。該医師の診療担当となる診療室の情報について
は、端末機3に対応する診療室が自動的に割り当てられ
る。つまり診療室の情報については、端末機3が設置さ
れた診療室がデフォルトとして設定される。これらの医
師情報は情報処理装置1に送信されて前記医師情報ファ
イル1012を更新する。患者情報更新処理部303
は、端末機3が設置された診療室における被診療中の患
者及び診療待ちの患者の情報を更新する。これらの患者
の情報としては、患者名、担当医師、診療室等の固有の
情報と、診療開始実時間、診療所要予定時間、又は診療
開始予定時間等の時間情報とが含まれる。各診療室にお
ける被診療中の患者及び診療待ちの患者の情報は、情報
処理装置1において患者情報ファイル1013として一
括して集中管理されている。そして診療室患者情報ファ
イル3011は、患者情報ファイル1013より各診療
室に係る情報のみを抜き出して対応する端末機3内の端
末情報記憶部301内に重複して記憶されている。患者
情報更新処理部303では、診療室の患者に係る状況が
変化した時、診療室患者情報ファイル3011の内容を
端末情報入力部307により変更する。例えば被診療中
の患者に関してその診療が終了した時は、当該患者の患
者情報を診療室患者情報ファイル3011より削除し、
そしてまた診療待ちの患者の診療を開始する時には、そ
の時の時刻を当該患者の診療開始実時間として設定す
る。同時に通信回線2を通じてかかる情報を送信して情
報処理装置1内の患者情報ファイル1013を更新す
る。304は端末機3が設置された受付において患者が
来院したという情報を、当該患者の担当医師が勤務して
いる診療室に設置された端末機3へ送信する患者来院送
信処理部である。患者来院送信処理部304は、予約情
報ファイル1011を検索して来院した予約患者の担当
医師を調べる。次いで医師情報ファィル1012を検索
して当該担当医師の医師情報を取得し、当該医師情報に
示された当該医師の所在する診療室に対応する端末機3
に、当該患者が来院したという情報を送信するととも
に、予約情報ファイル1011内の当該患者の情報よ
り、患者情報ファイル1013内に新規に当該患者にか
かる情報を追加して記憶しておく。然し乍ら、患者来院
送信処理部304は、上記の検索で得られた医師情報に
より当該患者の担当医師が診療不可能な状態であること
が判明した場合には、前記医師情報内の当該担当医師の
代替医師を取得して、上述した担当医師における場合と
同様に、当該代替医師の所在する診療室を調べてその診
療室に対応する端末機3に、当該患者が来院したことを
送信して、当該診療室に患者が来院したことを通知する
とともに、予約情報ファイル1011内の当該患者の情
報より、患者情報ファイル1013内に新規に当該患者
にかかる情報を追加して記憶しておく。この場合の担当
医師としては上記の代替医師が充てられる。305は、
各診療室において被診療中の患者及び診療待ちの患者に
かかる診療室患者情報ファイル3011の情報に基いて
来院患者の診療待ち時間を算出して、該算出時間を待合
室に設置された端末機3の端末情報表示部306に表示
する診療情報公開処理部である。診療情報公開処理部3
05は、待合室における端末機3により患者情報ファイ
ル1013を検索して来院患者に係る担当医師を取得す
る。次いで診療情報公開処理部305は、医師情報ファ
イルを検索して当該担当医師にかかる医師情報を取得
し、該医師情報が示すしている当該担当医師が勤務して
いる診療室及び端末機3を取得する。更に診療情報公開
処理部305では、取得した端末機3に記憶された診療
室患者情報ファイルを3011を読み込んで、当該診療
室において被診療中の患者及び診療待ちの患者の情報を
全て取得し、これらの患者情報内に記憶された前記時間
情報に基いて、新たに来院した患者の診療開始時間を算
出し、該診療開始時間を予測情報として前記患者情報と
ともに前記端末情報表示部301に表示する。かかる診
療情報公開処理部305により来院患者が自らの診療予
定時間を確認することが可能となった。
【0008】図2は、医療機関における一般的な来院患
者の状態遷移を示す模式図である。患者の来院状態とし
ては、「未来院患者」、「待合室患者」、「診療呼出患
者」、「診療室患者」、「診療終了患者」、「会計終了
患者」等の6種類があってかかる6種類の状態を各患者が
遷移している。前記「未来院患者」は「予約患者」でも
あり、まだ来院していない患者であって、予約していて
まだ来院していない患者を指す。「待合室患者」は、受
付を済ませて、待合室又は担当医師の所在する診療室の
近辺に待機して診療待ちをしている患者を指し、来院し
た患者は受付を済ますことによって当該患者の担当医師
の所在する診療室に対して当該患者の来院が通知されて
おり、かかる患者を診療待ち患者としている。「診療呼
出患者」は、担当医師が診療待ち患者の中から特定の患
者を指定して診療の為の呼出を指示した患者のことをい
う。呼出を指示された場合には、受付担当者が待合室に
いる当該患者を呼出すこともある。「診療室患者」は、
担当医師が診療を行っている患者のことである。「診療
終了患者」は、診療を終了して会計待ちをしている患者
のことである。「会計終了患者」は、会計処理を済ませ
た患者のことである。
者の状態遷移を示す模式図である。患者の来院状態とし
ては、「未来院患者」、「待合室患者」、「診療呼出患
者」、「診療室患者」、「診療終了患者」、「会計終了
患者」等の6種類があってかかる6種類の状態を各患者が
遷移している。前記「未来院患者」は「予約患者」でも
あり、まだ来院していない患者であって、予約していて
まだ来院していない患者を指す。「待合室患者」は、受
付を済ませて、待合室又は担当医師の所在する診療室の
近辺に待機して診療待ちをしている患者を指し、来院し
た患者は受付を済ますことによって当該患者の担当医師
の所在する診療室に対して当該患者の来院が通知されて
おり、かかる患者を診療待ち患者としている。「診療呼
出患者」は、担当医師が診療待ち患者の中から特定の患
者を指定して診療の為の呼出を指示した患者のことをい
う。呼出を指示された場合には、受付担当者が待合室に
いる当該患者を呼出すこともある。「診療室患者」は、
担当医師が診療を行っている患者のことである。「診療
終了患者」は、診療を終了して会計待ちをしている患者
のことである。「会計終了患者」は、会計処理を済ませ
た患者のことである。
【0009】図3は、本発明の来院管理システムにおけ
る一実施例として端末機3の設置のイメージ図を示して
いる。医療機関には、診療室、受付、待合室等があり、
受付、待合室は各々1箇所であるが、診療室は複数箇所
という場合が多い。受付や各診療室には、端末機3が設
置してある。本実施例では待合室にも端末機3が設置さ
れている。図4は診療室の端末情報表示部306に表示
される勤務状況設定画面である。ここでは端末機が設置
された診療室を担当しようとする医師の勤務状況が入力
される。かかる勤務状況は医師情報ファイル1012に
記憶されている情報である。担当医師が出勤した時に
は、本日診療を行う診療室に設置してある端末機3の画
面(図4)を開く。次に当該診療室を担当する可能性の
ある医師として画面内に予め表示された医師の中から、
端末情報入力部307におけるマウス等のポインティン
グデバイスを操作して担当医師を選択し、勤務状況とし
て「診療可」を選択する(以下かかる端末情報表示部3
06上のボタンを前記デバイスを操作して選択すること
を、「ボタンを押す」と簡略して記述する)。画面(図
4)の例では、佐藤、河合、中川の3名の医師が当該診
療室の担当医師として設定されていて、例えば河合医師
が出勤した場合であれば、画面(図4)中のボタン「河
合先生」を押す。続いて診療室の当該河合医師は、画面
(図4)中に表示された2つの勤務状況である「診療
可」と「診療不可」とから例えば「診療可」のボタンを
押す。以上の操作によって、当該河合医師が本日診療を
行う診療室がどこか、更には現時点で当該医師が診療中
であるのかどうか、という情報が情報処理装置1内の医
師情報ファイル1012に記憶されるので、受付を含む
他の端末機を操作することにより前記河合医師の情報を
知ることができるようになる。また、休憩や会議のため
に診療できない場合は、図4の勤務状況設定画面で「診
療不可」のボタンを押す。「診療不可」を選択した場
合、診療できない理由を入力指定することができる。画
面(図4)の例では、「休憩中」「会議中」「手術中」
「帰宅」等の入力候補から診療不可の理由を選択して届
け出をしておく。図5は、受付に設置された端末機3に
表示される予約患者表示画面である。画面(図5)内に
は、予約患者名、予約時刻、患者コード、及び担当医師
が、予約患者について一覧表示されている。かかる予約
患者の情報は予約情報ファイル1011に記憶されてい
る情報である。ある患者が来院した場合には、受付にお
いて予約患者一覧の中から該当する患者を選択した後
に、画面(図5)の下段に設けられた「受付」のボタン
を押す。画面(図5)には、「山田 太郎」という予約
患者が11時10分に予約していて、担当医師は「佐藤
先生」であるということ、及び「山田 花子」という予
約患者が11時20分に予約していて、担当医師は「中
川先生」であるということが、例示されている。画面
(図5)の例においては、医師情報ファイル1012に
記憶された「佐藤先生」の勤務状況が「診療可」かどう
かを調べて、「診療可」の場合には、担当医師が使用し
ている端末機の待合室患者一覧の画面(図7参照)に来
院患者の情報が表示される(図7の例示画面では上記の
如く受付を済ませた予約患者3人が、来院時刻により昇
順に一覧表示されている)と同時に「山田 太郎」とい
う予約患者の情報に担当医師「佐藤先生」を付加して患
者情報ファイル1013と診療室患者情報ファイル30
11を更新する。また、当該患者の担当医師が(本実施
例では「佐藤先生」)診療不可能なら、前記医師情報フ
ァイル1012に記憶された代替医師を前記担当医師と
見做して、前記代替医師に係る医師情報ファイル101
2の情報を取得し、前記代替医師の勤務状況を調べて、
その勤務状況が「診療可」である場合には、前記代替医
師が使用している端末機の待合室患者一覧の画面に来院
患者の情報を表示する、と同時に「山田 太郎」という
予約患者の情報に前記代替医師を担当医師として付加し
て患者情報ファイル1013と診療室患者情報ファイル
3011を更新する。前記代替医師の勤務状況も「診療
不可」である場合には、図6に示す担当医師選択画面が
表示されて、当該患者の本日の担当医師を決定する。こ
こには、現在診療可能な担当医師のみが表示されてお
り、この中から担当医師を選択する。かように選択され
た担当医師が使用している端末機の待合室患者一覧の画
面に来院患者の情報を表示する、と同時に「山田 太
郎」という予約患者の情報に前記選択された医師を担当
医師として付加して患者情報ファイル1013と診療室
患者情報ファイル3011を更新する。そして当該患者
を診療することになった診療室の端末機3に、当該患者
の来院を通知する情報が情報処理装置1から送信され
て、当該端末機3の端末情報表示部306に当該通知情
報が表示される。図7は診療室に関する待合室患者を一
覧表示している画面例である。かかる表示は、来院時刻
による昇順であって、これにより、診療室に所在する担
当医師は、どの患者を先に診療するかを判断できるよう
にしている。担当医師は、診療室において次に診療する
患者として診療呼出をする患者を選択し、図7の画面上
の「診療呼出」ボタンを押す。この操作によって受付に
設置された端末機上に、該診療呼出患者が表示されので
受付では当該患者を診療室へ案内する。診療室では、当
該患者の診療開始をするが、この時現在時刻を診療開始
実時間として患者情報ファイル1013に記録する。
る一実施例として端末機3の設置のイメージ図を示して
いる。医療機関には、診療室、受付、待合室等があり、
受付、待合室は各々1箇所であるが、診療室は複数箇所
という場合が多い。受付や各診療室には、端末機3が設
置してある。本実施例では待合室にも端末機3が設置さ
れている。図4は診療室の端末情報表示部306に表示
される勤務状況設定画面である。ここでは端末機が設置
された診療室を担当しようとする医師の勤務状況が入力
される。かかる勤務状況は医師情報ファイル1012に
記憶されている情報である。担当医師が出勤した時に
は、本日診療を行う診療室に設置してある端末機3の画
面(図4)を開く。次に当該診療室を担当する可能性の
ある医師として画面内に予め表示された医師の中から、
端末情報入力部307におけるマウス等のポインティン
グデバイスを操作して担当医師を選択し、勤務状況とし
て「診療可」を選択する(以下かかる端末情報表示部3
06上のボタンを前記デバイスを操作して選択すること
を、「ボタンを押す」と簡略して記述する)。画面(図
4)の例では、佐藤、河合、中川の3名の医師が当該診
療室の担当医師として設定されていて、例えば河合医師
が出勤した場合であれば、画面(図4)中のボタン「河
合先生」を押す。続いて診療室の当該河合医師は、画面
(図4)中に表示された2つの勤務状況である「診療
可」と「診療不可」とから例えば「診療可」のボタンを
押す。以上の操作によって、当該河合医師が本日診療を
行う診療室がどこか、更には現時点で当該医師が診療中
であるのかどうか、という情報が情報処理装置1内の医
師情報ファイル1012に記憶されるので、受付を含む
他の端末機を操作することにより前記河合医師の情報を
知ることができるようになる。また、休憩や会議のため
に診療できない場合は、図4の勤務状況設定画面で「診
療不可」のボタンを押す。「診療不可」を選択した場
合、診療できない理由を入力指定することができる。画
面(図4)の例では、「休憩中」「会議中」「手術中」
「帰宅」等の入力候補から診療不可の理由を選択して届
け出をしておく。図5は、受付に設置された端末機3に
表示される予約患者表示画面である。画面(図5)内に
は、予約患者名、予約時刻、患者コード、及び担当医師
が、予約患者について一覧表示されている。かかる予約
患者の情報は予約情報ファイル1011に記憶されてい
る情報である。ある患者が来院した場合には、受付にお
いて予約患者一覧の中から該当する患者を選択した後
に、画面(図5)の下段に設けられた「受付」のボタン
を押す。画面(図5)には、「山田 太郎」という予約
患者が11時10分に予約していて、担当医師は「佐藤
先生」であるということ、及び「山田 花子」という予
約患者が11時20分に予約していて、担当医師は「中
川先生」であるということが、例示されている。画面
(図5)の例においては、医師情報ファイル1012に
記憶された「佐藤先生」の勤務状況が「診療可」かどう
かを調べて、「診療可」の場合には、担当医師が使用し
ている端末機の待合室患者一覧の画面(図7参照)に来
院患者の情報が表示される(図7の例示画面では上記の
如く受付を済ませた予約患者3人が、来院時刻により昇
順に一覧表示されている)と同時に「山田 太郎」とい
う予約患者の情報に担当医師「佐藤先生」を付加して患
者情報ファイル1013と診療室患者情報ファイル30
11を更新する。また、当該患者の担当医師が(本実施
例では「佐藤先生」)診療不可能なら、前記医師情報フ
ァイル1012に記憶された代替医師を前記担当医師と
見做して、前記代替医師に係る医師情報ファイル101
2の情報を取得し、前記代替医師の勤務状況を調べて、
その勤務状況が「診療可」である場合には、前記代替医
師が使用している端末機の待合室患者一覧の画面に来院
患者の情報を表示する、と同時に「山田 太郎」という
予約患者の情報に前記代替医師を担当医師として付加し
て患者情報ファイル1013と診療室患者情報ファイル
3011を更新する。前記代替医師の勤務状況も「診療
不可」である場合には、図6に示す担当医師選択画面が
表示されて、当該患者の本日の担当医師を決定する。こ
こには、現在診療可能な担当医師のみが表示されてお
り、この中から担当医師を選択する。かように選択され
た担当医師が使用している端末機の待合室患者一覧の画
面に来院患者の情報を表示する、と同時に「山田 太
郎」という予約患者の情報に前記選択された医師を担当
医師として付加して患者情報ファイル1013と診療室
患者情報ファイル3011を更新する。そして当該患者
を診療することになった診療室の端末機3に、当該患者
の来院を通知する情報が情報処理装置1から送信され
て、当該端末機3の端末情報表示部306に当該通知情
報が表示される。図7は診療室に関する待合室患者を一
覧表示している画面例である。かかる表示は、来院時刻
による昇順であって、これにより、診療室に所在する担
当医師は、どの患者を先に診療するかを判断できるよう
にしている。担当医師は、診療室において次に診療する
患者として診療呼出をする患者を選択し、図7の画面上
の「診療呼出」ボタンを押す。この操作によって受付に
設置された端末機上に、該診療呼出患者が表示されので
受付では当該患者を診療室へ案内する。診療室では、当
該患者の診療開始をするが、この時現在時刻を診療開始
実時間として患者情報ファイル1013に記録する。
【0010】次に、予約患者の待ち時間を算出する方法
について説明する。図8は、診療終了した患者に係り、
次回の診療を予約する診療予約画面である。本画面を利
用して、次回予約の日時としての診療開始予定時間と、
次回の診療に必要な時間である診療所要予定時間との時
間情報を設定し、予約情報ファイルに記憶する。そして
かかる診療開始予定時間と診療所要予定時間とに基い
て、以下に述べるように患者毎に待ち時間が算出され
る。前記端末機3が待合室に設置されている場合に、診
療待ちのある患者(以下この患者を対象患者という)に
ついて、当該端末機により前記患者情報ファイル101
3を検索して対象患者に係る担当医師を読み出し、次い
で該担当医師により医師情報ファイル1012を検索し
て当該担当医師の所在する診療室を読み出し、更に該診
療室により患者情報ファイル1013を検索して当該担
当医師の所在する診療室における前記患者情報ファイル
1013のうち当該患者より以前に診療開始予定時間が
設定されている患者を全て取得する(以下これらの患者
を先診療患者という)。かかる患者のなかには診療中の
患者も含まれている。当該診療室における診療待ちの患
者は通常複数人存在し、従ってかかる複数の患者にかか
る情報が、待ち時間を算出しょうとする当該患者とは別
個に取得される。前記先診療患者について患者情報内に
記憶された時間情報のうちで診療所要予定時間を各先診
療患者について累計し、次いでかかる累計結果より、先
診療患者の中の現在診療中の患者に係る時間情報のうち
で診療経過時間(現在時間より診療開始実時間を差し引
いた時間)を差し引くことにより、対象自身の診療待ち
時間が算出される。かようにして算出された対象患者の
診療待ち時間を、対象患者の診療待ち時間の予測情報と
して、前記待合室に設置された端末機3の前記端末情報
表示部306に前記先診療患者の情報とともに表示す
る。図10は、対象患者として山田太郎を例として当該
患者の診療開始予測時間を算出して、前記先診療患者の
情報とともに端末情報表示部306に公開表示した具体
例を示している。この図では対象患者の前に5人の診療
中又は診療待ちの先診療患者がいて、対象患者の診療開
始予測時間は、約1時間30分後である事を示してお
り、この約1時間30分を有効に使用することを考える
ことができる。図9は、受付担当者が来院した予約患者
の担当医師を決定するフローチャートであり、一連の処
理をその流れに従って説明する。STEP901.先
ず、来院した予約患者の担当医師を調べる。当該患者の
氏名又は患者コードを検索キーとして、情報処理装置1
内の予約情報ファイル1011を検索して当該患者の予
約情報を取得する。取得した当該患者の予約情報には、
患者の氏名、患者コード、診療予約日時、診療担当予定
の医師、診療所要予定時間等が記憶されている。STE
P902.上記で取得した診療担当予定の医師(以下担
当医師と略す)の勤務状況を調べる。該担当医師を検索
キーとして、情報処理装置1内の医師情報ファイル10
12を検索して当該医師の勤務状況を取得する。該勤務
状況は、図4の勤務状況設定画面において説明したよう
に各医師が対応する診療室で設定する情報であって、医
療機関内の各医師についてその名前と、担当中の診療
室、代替医師名、現在診療可能か否かの区分情報、現在
診療不可能である場合にその理由、等が記憶されてい
る。かかる情報のうち前記現在診療可能か否かの区分情
報により、診療可能と判断される場合にはSTEP90
5へ移り、また診療不可能と判断される場合にはSTE
P903へ進む。STEP903.本ステップでは、当
該患者に係りその診療予約時に設定されている担当医師
では診療できないので、診療可能な当該患者の診療を担
当できる他の医師を検索する。先ずSTEP902で取
得した代替医師について、該代替医師を検索キーとし
て、前記医師情報ファイル1012を検索して当該医師
の勤務状況を取得する。取得した当該医師の勤務状況の
情報の現在診療可能か否かの区分情報により、診療可能
と判断される場合には前記代替医師を前記患者の担当医
師として置き換えて、STEP904へ進み、また診療
不可能と判断される場合には更に図6に示す担当医師選
択画面で説明したように診療可能な医師を全て前記担当
医師選択画面に表示して、当該患者の担当医師を選択す
る。STEP904.ここでは当該患者の本日の担当医
師を最終的に決定する。STEP903で、前記代替医
師が現在診療可能と判断された場合には、本代替医師を
当該患者の本日の担当医師として決定し、又は前記代替
医師も現在診療不可能と判断された場合には、前記担当
医師選択画面で選択された医師を当該患者の本日の担当
医師として決定する。STEP904.ここでは当該患
者の予約時の担当医師、又はSTEP904で決定され
担当医師た担当医師として、当該担当医師の所在する診
療室に於いて使用中の端末機3に、診療予約患者が来院
した旨の情報を送信する。以上説明してきたように、図
9のフローチャート図によれば、一連の処理の中で、受
付に設置された端末において、来院患者に関して本日の
診療を担当する担当医師の勤務状況を、即座に確認して
担当医師として決定できるものであって、かかる担当医
師の決定は、医師情報ファイル1012内に医療機関に
勤務する医師に係り各医師の所在する診療室や勤務状況
や代替医師等の情報を記憶し、かかる情報がリアルタイ
ムに各診療室において更新されるという、本発明の来院
管理システムの技術思想により実現されている。
について説明する。図8は、診療終了した患者に係り、
次回の診療を予約する診療予約画面である。本画面を利
用して、次回予約の日時としての診療開始予定時間と、
次回の診療に必要な時間である診療所要予定時間との時
間情報を設定し、予約情報ファイルに記憶する。そして
かかる診療開始予定時間と診療所要予定時間とに基い
て、以下に述べるように患者毎に待ち時間が算出され
る。前記端末機3が待合室に設置されている場合に、診
療待ちのある患者(以下この患者を対象患者という)に
ついて、当該端末機により前記患者情報ファイル101
3を検索して対象患者に係る担当医師を読み出し、次い
で該担当医師により医師情報ファイル1012を検索し
て当該担当医師の所在する診療室を読み出し、更に該診
療室により患者情報ファイル1013を検索して当該担
当医師の所在する診療室における前記患者情報ファイル
1013のうち当該患者より以前に診療開始予定時間が
設定されている患者を全て取得する(以下これらの患者
を先診療患者という)。かかる患者のなかには診療中の
患者も含まれている。当該診療室における診療待ちの患
者は通常複数人存在し、従ってかかる複数の患者にかか
る情報が、待ち時間を算出しょうとする当該患者とは別
個に取得される。前記先診療患者について患者情報内に
記憶された時間情報のうちで診療所要予定時間を各先診
療患者について累計し、次いでかかる累計結果より、先
診療患者の中の現在診療中の患者に係る時間情報のうち
で診療経過時間(現在時間より診療開始実時間を差し引
いた時間)を差し引くことにより、対象自身の診療待ち
時間が算出される。かようにして算出された対象患者の
診療待ち時間を、対象患者の診療待ち時間の予測情報と
して、前記待合室に設置された端末機3の前記端末情報
表示部306に前記先診療患者の情報とともに表示す
る。図10は、対象患者として山田太郎を例として当該
患者の診療開始予測時間を算出して、前記先診療患者の
情報とともに端末情報表示部306に公開表示した具体
例を示している。この図では対象患者の前に5人の診療
中又は診療待ちの先診療患者がいて、対象患者の診療開
始予測時間は、約1時間30分後である事を示してお
り、この約1時間30分を有効に使用することを考える
ことができる。図9は、受付担当者が来院した予約患者
の担当医師を決定するフローチャートであり、一連の処
理をその流れに従って説明する。STEP901.先
ず、来院した予約患者の担当医師を調べる。当該患者の
氏名又は患者コードを検索キーとして、情報処理装置1
内の予約情報ファイル1011を検索して当該患者の予
約情報を取得する。取得した当該患者の予約情報には、
患者の氏名、患者コード、診療予約日時、診療担当予定
の医師、診療所要予定時間等が記憶されている。STE
P902.上記で取得した診療担当予定の医師(以下担
当医師と略す)の勤務状況を調べる。該担当医師を検索
キーとして、情報処理装置1内の医師情報ファイル10
12を検索して当該医師の勤務状況を取得する。該勤務
状況は、図4の勤務状況設定画面において説明したよう
に各医師が対応する診療室で設定する情報であって、医
療機関内の各医師についてその名前と、担当中の診療
室、代替医師名、現在診療可能か否かの区分情報、現在
診療不可能である場合にその理由、等が記憶されてい
る。かかる情報のうち前記現在診療可能か否かの区分情
報により、診療可能と判断される場合にはSTEP90
5へ移り、また診療不可能と判断される場合にはSTE
P903へ進む。STEP903.本ステップでは、当
該患者に係りその診療予約時に設定されている担当医師
では診療できないので、診療可能な当該患者の診療を担
当できる他の医師を検索する。先ずSTEP902で取
得した代替医師について、該代替医師を検索キーとし
て、前記医師情報ファイル1012を検索して当該医師
の勤務状況を取得する。取得した当該医師の勤務状況の
情報の現在診療可能か否かの区分情報により、診療可能
と判断される場合には前記代替医師を前記患者の担当医
師として置き換えて、STEP904へ進み、また診療
不可能と判断される場合には更に図6に示す担当医師選
択画面で説明したように診療可能な医師を全て前記担当
医師選択画面に表示して、当該患者の担当医師を選択す
る。STEP904.ここでは当該患者の本日の担当医
師を最終的に決定する。STEP903で、前記代替医
師が現在診療可能と判断された場合には、本代替医師を
当該患者の本日の担当医師として決定し、又は前記代替
医師も現在診療不可能と判断された場合には、前記担当
医師選択画面で選択された医師を当該患者の本日の担当
医師として決定する。STEP904.ここでは当該患
者の予約時の担当医師、又はSTEP904で決定され
担当医師た担当医師として、当該担当医師の所在する診
療室に於いて使用中の端末機3に、診療予約患者が来院
した旨の情報を送信する。以上説明してきたように、図
9のフローチャート図によれば、一連の処理の中で、受
付に設置された端末において、来院患者に関して本日の
診療を担当する担当医師の勤務状況を、即座に確認して
担当医師として決定できるものであって、かかる担当医
師の決定は、医師情報ファイル1012内に医療機関に
勤務する医師に係り各医師の所在する診療室や勤務状況
や代替医師等の情報を記憶し、かかる情報がリアルタイ
ムに各診療室において更新されるという、本発明の来院
管理システムの技術思想により実現されている。
【0011】
【発明の効果】本発明の来院管理システムは、医療機関
において患者毎に診療開始予定時間、診療所要予定時
間、担当医師等を記憶する予約情報ファイルと、勤務す
る医師毎に所在する診療室、勤務状況、代替医師等を記
憶する医師情報ファィルと、各診療室において被診療中
の患者及び診療待ちの患者に係る診療開始実時間や診療
所要予定時間や診療開始予定時間等の患者情報を記憶す
る患者情報ファイルと、を備え、各診療室において前記
医師情報ファイルと前記患者情報ファイルとの内容を情
報発生時にリアルタイムに更新し、受付においては前記
予約情報ファイルと医師情報ファイルとによって、来院
患者の担当医師の所在する診療室の検索と、当該医師が
診療可能かどうかの確認とを可能にし、待合室において
は前記患者情報ファイルと医師情報ファイルとによっ
て、来院患者の担当医師を取得するとともに、当該担当
医師の所在する診療室を取得し、更に取得された診療室
により患者情報ファイルを検索して当該診療室における
全ての診療待ちの患者情報に記憶された時間情報に基い
て当該患者の診療開始時間を算出して前記患者情報とと
もに前記端末情報表示部に表示し、診療情報の公開処理
を行なうようにしたので、下記の様な優れた効果を有す
るものである。 (1) 患者が来院したことを受付から担当医師の診療
中である診療室へ直接通知することができる。 (2) 担当医師が診療可能でない場合、当該患者の代
替医師若しくは現在診療可能である他の担当医師に、患
者が来院したことを通知することができる。 (3) 担当医師の勤怠状況を管理することができる。 (4) 前記端末機が設置された部署が待合室である場合
には予約患者が当該端末機を操作して当該患者の担当医
師若しくは代替医師を検索して、当該患者の担当医師若
しくは代替医師の所在する診療室等における被診療中の
患者及び診療待ちの患者の情報を取得して、当該患者自
身の診療予定時間(患者の現時点における待ち時間でも
ある)を確認することができる。 (5) 担当医師が診療する診療室における端末機で勤務
状況や患者情報を更新若しくは入力するので、担当医師
や被診療中の患者及び診療待ちの患者の所在する診療室
を入力する必要がない。
において患者毎に診療開始予定時間、診療所要予定時
間、担当医師等を記憶する予約情報ファイルと、勤務す
る医師毎に所在する診療室、勤務状況、代替医師等を記
憶する医師情報ファィルと、各診療室において被診療中
の患者及び診療待ちの患者に係る診療開始実時間や診療
所要予定時間や診療開始予定時間等の患者情報を記憶す
る患者情報ファイルと、を備え、各診療室において前記
医師情報ファイルと前記患者情報ファイルとの内容を情
報発生時にリアルタイムに更新し、受付においては前記
予約情報ファイルと医師情報ファイルとによって、来院
患者の担当医師の所在する診療室の検索と、当該医師が
診療可能かどうかの確認とを可能にし、待合室において
は前記患者情報ファイルと医師情報ファイルとによっ
て、来院患者の担当医師を取得するとともに、当該担当
医師の所在する診療室を取得し、更に取得された診療室
により患者情報ファイルを検索して当該診療室における
全ての診療待ちの患者情報に記憶された時間情報に基い
て当該患者の診療開始時間を算出して前記患者情報とと
もに前記端末情報表示部に表示し、診療情報の公開処理
を行なうようにしたので、下記の様な優れた効果を有す
るものである。 (1) 患者が来院したことを受付から担当医師の診療
中である診療室へ直接通知することができる。 (2) 担当医師が診療可能でない場合、当該患者の代
替医師若しくは現在診療可能である他の担当医師に、患
者が来院したことを通知することができる。 (3) 担当医師の勤怠状況を管理することができる。 (4) 前記端末機が設置された部署が待合室である場合
には予約患者が当該端末機を操作して当該患者の担当医
師若しくは代替医師を検索して、当該患者の担当医師若
しくは代替医師の所在する診療室等における被診療中の
患者及び診療待ちの患者の情報を取得して、当該患者自
身の診療予定時間(患者の現時点における待ち時間でも
ある)を確認することができる。 (5) 担当医師が診療する診療室における端末機で勤務
状況や患者情報を更新若しくは入力するので、担当医師
や被診療中の患者及び診療待ちの患者の所在する診療室
を入力する必要がない。
【図1】 本発明の来院管理システムのブロック構成を示
す模式図である。
す模式図である。
【図2】 医療機関における来院患者の遷移を示す模式図
である。
である。
【図3】 本発明の来院管理システムにおける端末機の設
置のイメージ図を示している。
置のイメージ図を示している。
【図4】 本発明の来院管理システムにおける勤務状況設
定画面を示す模式図である。
定画面を示す模式図である。
【図5】 本発明の来院管理システムにおける一実施例の
受付において予約患者一覧を示す模式図である。
受付において予約患者一覧を示す模式図である。
【図6】 本発明の来院管理システムにおける一実施例の
担当医師選択画面を示す模式図である。
担当医師選択画面を示す模式図である。
【図7】 本発明の来院管理システムにおける一実施例の
診療室側の待合室患者一覧を示す模式図である。
診療室側の待合室患者一覧を示す模式図である。
【図8】 本発明の来院管理システムにおける一実施例の
次回予約入力画面を示す模式図である。
次回予約入力画面を示す模式図である。
【図9】 本発明の来院管理システムにおける一実施例の
担当医師決定フローチャートを示す模式図である。
担当医師決定フローチャートを示す模式図である。
【図10】 本発明の来院管理システムにおける一実施例
の診療開始予測時間を端末情報表示部に公開表示した画
面を示す模式図である。
の診療開始予測時間を端末情報表示部に公開表示した画
面を示す模式図である。
1 情報処理装置 101 情報記憶部 1011 予約情報ファイル 1012 医師情報ファイル 1013 患者情報ファイル 2 通信回線 3 端末機 301 端末情報記憶部 3011 診療室患者情報ファイル 302 担当医師更新処理部 303 患者情報更新処理部 304 患者来院送信処理部 305 診療情報公開処理部 306 端末情報表示部 307 端末情報入力部
Claims (4)
- 【請求項1】 情報を表示する端末情報表示部と、情
報を入力する端末情報入力部と、情報を記憶する端末情
報記憶部と、を有する端末機と、情報を記憶する情報記
憶部と、患者毎の診療予約日時や担当医師等の診療予約
情報を前記情報記憶部内に記憶する予約情報ファイル
と、医療機関に勤務する各医師について各医師の所在す
る診療室や使用する端末機、各医師の勤務状況や代替医
師等の医師情報を各医師毎に前記情報記憶部内に記憶す
る医師情報ファィルと、各診療室において被診療中の患
者及び診療待ちの患者についての患者名、担当医師等の
患者情報を各患者の診療開始実時間や診療所要予定時間
や診療開始予定時間等の時間情報とともに前記情報記憶
部内に各患者毎に記憶する患者情報ファイルと、を備
え、通信回線により前記端末機と接続された情報処理装
置と、医療機関の診療室に設置された前記端末機におい
て、前記医師情報ファイルより当該診療室に係る医師情
報を抜き出し、当該医師情報を前記端末情報入力部より
変更するとともに、変更後の情報を前記情報処理装置に
送信して医師情報ファイルを更新する担当医師更新処理
部と、 医療機関の診療室に設置された前記端末機において、前
記患者情報ファイルより当該診療室に係る患者情報を抜
き出して、診療室患者情報ファイルとして前記端末情報
記憶部に記憶し、当該診療室患者情報ファイルの内容を
前記端末情報入力部により変更するとともに、変更後の
情報を前記情報処理装置に送信して患者情報ファイルを
更新する患者情報更新処理部と、を備えたことを特徴と
する来院管理システム。 - 【請求項2】 医療機関の受付に設置された前記端末
機において、前記予約情報ファイルを検索して来院した
予約患者に係る担当医師を読み出し、当該医師に係る医
師情報を医師情報ファイルより読み出して当該医師の所
在する診療室の端末機を特定し、当該端末機に患者が来
院した旨を送信する患者来院送信処理部を、設けたこと
を特徴とする請求項1記載の来院管理システム。 - 【請求項3】 前記患者来院送信処理部は、来院した
予約患者に係る担当医師の医師情報内の情報である前記
勤務状況が当該医師は現時点で診療中ではないことを示
している場合に、当該医師情報内の前記代替医師を当該
患者の担当医師と見做して当該代替医師の医師情報を医
師情報ファイルより読み出して、該医師情報によりその
所在する診療室の端末機を特定して、当該端末機に患者
が来院した旨を送信する、ことを特徴とする請求項2記
載の来院管理システム。 - 【請求項4】 医療機関の待合室に設置された前記端
末機において、当該端末機により前記患者情報ファイル
を検索して来院患者に係る担当医師を特定し、次いで前
記医師情報ファイルを検索して当該医師の所在する診療
室を特定し、更に当該診療室に係る患者情報ファイルを
検索して当該医師の所在する診療室において診療中又は
診療待ちである全ての患者情報を読み出して、これらの
患者情報内の前記時間情報に基いて当該患者の診療開始
予測時間を算出して、前記端末情報表示部に表示する診
療情報表示処理部を、設けた事を特徴とする請求項1乃
至3記載の来院管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25534497A JPH1196231A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 来院管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25534497A JPH1196231A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 来院管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1196231A true JPH1196231A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17277493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25534497A Pending JPH1196231A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 来院管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1196231A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001357216A (ja) * | 2000-06-16 | 2001-12-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | 顧客誘導方法および顧客誘導システム |
JP2009230716A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Ajs Kk | 医療業務メッセージ処理装置、方法及びプログラム |
JP2010165093A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-07-29 | Asahi Roentgen Kogyo Kk | 歯科診療ネットワークシステム |
JP2012094169A (ja) * | 2011-12-12 | 2012-05-17 | Oki Electric Ind Co Ltd | 顧客誘導システム |
JP2019012436A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | Phcホールディングス株式会社 | 診察管理装置 |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP25534497A patent/JPH1196231A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001357216A (ja) * | 2000-06-16 | 2001-12-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | 顧客誘導方法および顧客誘導システム |
JP2009230716A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Ajs Kk | 医療業務メッセージ処理装置、方法及びプログラム |
JP2010165093A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-07-29 | Asahi Roentgen Kogyo Kk | 歯科診療ネットワークシステム |
JP2012094169A (ja) * | 2011-12-12 | 2012-05-17 | Oki Electric Ind Co Ltd | 顧客誘導システム |
JP2019012436A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | Phcホールディングス株式会社 | 診察管理装置 |
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