JPH1194637A - 乗員検出装置 - Google Patents
乗員検出装置Info
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- JPH1194637A JPH1194637A JP9254723A JP25472397A JPH1194637A JP H1194637 A JPH1194637 A JP H1194637A JP 9254723 A JP9254723 A JP 9254723A JP 25472397 A JP25472397 A JP 25472397A JP H1194637 A JPH1194637 A JP H1194637A
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- Japan
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- weight
- receiving member
- seat cushion
- seat
- occupant
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/01—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
- B60R21/015—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting the presence or position of passengers, passenger seats or child seats, and the related safety parameters therefor, e.g. speed or timing of airbag inflation in relation to occupant position or seat belt use
- B60R21/01512—Passenger detection systems
- B60R21/01516—Passenger detection systems using force or pressure sensing means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】多数個のロードセル或いは測定範囲の大きなロ
ードセルを用いなくても良好な検出精度を得られる乗員
検出装置を提供すること。 【解決手段】シートクッション20の下端部がバケット
状の重量受部材21に嵌着され、重量受部材21が上下
動可能にシートフレーム22を介してフロアパネル11
上に取り付けられていると共に、重量受部材21が下方
に押圧変位させられたときに押圧されるロードセル29
シートフレーム22に装着されている乗員検出装置。
ードセルを用いなくても良好な検出精度を得られる乗員
検出装置を提供すること。 【解決手段】シートクッション20の下端部がバケット
状の重量受部材21に嵌着され、重量受部材21が上下
動可能にシートフレーム22を介してフロアパネル11
上に取り付けられていると共に、重量受部材21が下方
に押圧変位させられたときに押圧されるロードセル29
シートフレーム22に装着されている乗員検出装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、助手席エアバッグに展
開許可信号等を送出するか否かを判断するために、乗員
がシートに着座していることを検出する乗員検出装置に
関するものである。
開許可信号等を送出するか否かを判断するために、乗員
がシートに着座していることを検出する乗員検出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の助手席エアバッグの制御装置とし
ては、例えば、図9に示すようなものが知られている。
ては、例えば、図9に示すようなものが知られている。
【0003】すなわち図9において、助手席に乗員が着
座していない場合に、助手席エアバッグ装置3の不要な
展開を防止するため、加速度センサ1で検出された加速
度波形をマイクロコンピュータ2で処理すると共に、助
手席エアバッグ装置3の雷管4までの間には、着座時に
ON状態に切り替えられて、このマイクロコンピュータ
2から送出される展開信号を前記雷管4まで導通させる
と共に、非着座時にOFF状態とするように手動で切り
替えるマニュアルスイッチ5が設けられている。
座していない場合に、助手席エアバッグ装置3の不要な
展開を防止するため、加速度センサ1で検出された加速
度波形をマイクロコンピュータ2で処理すると共に、助
手席エアバッグ装置3の雷管4までの間には、着座時に
ON状態に切り替えられて、このマイクロコンピュータ
2から送出される展開信号を前記雷管4まで導通させる
と共に、非着座時にOFF状態とするように手動で切り
替えるマニュアルスイッチ5が設けられている。
【0004】そして、車両が衝突等によって、所定値以
上の加速度を受けると、水銀式加速度スイッチ等の機械
式加速度スイッチ8が導通状態となるのと同時に、前記
マイクロコンピュータ2から展開信号が運転席エアバッ
グ装置6の雷管7へ送出され、この運転席エアバッグ装
置6を展開させる。
上の加速度を受けると、水銀式加速度スイッチ等の機械
式加速度スイッチ8が導通状態となるのと同時に、前記
マイクロコンピュータ2から展開信号が運転席エアバッ
グ装置6の雷管7へ送出され、この運転席エアバッグ装
置6を展開させる。
【0005】また、このとき、前記マニュアルスイッチ
5が、手動によってON状態に切り替えられていると、
前記マイクロコンピュータ2から送出される展開信号が
前記雷管4まで導通されて、この助手席エアバッグ装置
3を展開させる。
5が、手動によってON状態に切り替えられていると、
前記マイクロコンピュータ2から送出される展開信号が
前記雷管4まで導通されて、この助手席エアバッグ装置
3を展開させる。
【0006】そして、前記マニュアルスイッチ5が、手
動によってOFF状態に切り替えられていると、前記マ
イクロコンピュータ2から送出される展開信号が前記雷
管4まで導通されずに、この助手席エアバッグ装置3が
展開されないので、助手席エアバッグ装置3の不要な展
開が防止される。
動によってOFF状態に切り替えられていると、前記マ
イクロコンピュータ2から送出される展開信号が前記雷
管4まで導通されずに、この助手席エアバッグ装置3が
展開されないので、助手席エアバッグ装置3の不要な展
開が防止される。
【0007】一方で近年、自動化の流れに沿い、このマ
ニュアルスイッチ5を、助手席に乗員が着座しているこ
とを検出する各種センサに置き換えて、手動によるスイ
ッチのON,OFF切り替えの煩雑さを解消しようと考
えられている。
ニュアルスイッチ5を、助手席に乗員が着座しているこ
とを検出する各種センサに置き換えて、手動によるスイ
ッチのON,OFF切り替えの煩雑さを解消しようと考
えられている。
【0008】例えば、着座状態の人体を、助手席の天
井、床面に設けられたコンデンサによって検出するもの
や、インストルメントパネルに設けられた赤外線センサ
によって、乗員の体温を検出するもの、或いは超音波セ
ンサを用いて反射波を検出するもの等が知られている。
井、床面に設けられたコンデンサによって検出するもの
や、インストルメントパネルに設けられた赤外線センサ
によって、乗員の体温を検出するもの、或いは超音波セ
ンサを用いて反射波を検出するもの等が知られている。
【0009】また、助手席座席面に、前記コンデンサ両
極板をくし歯状に形成したシートを設置して、着座時の
そのコンデンサの容量変化を検出するものも知られてい
る。
極板をくし歯状に形成したシートを設置して、着座時の
そのコンデンサの容量変化を検出するものも知られてい
る。
【0010】更に、図10に示すように、助手席の座部
9に助手席乗員の体重を検出するロードセル10を設け
るもの等も知られている。
9に助手席乗員の体重を検出するロードセル10を設け
るもの等も知られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、助手席
の天井、床部に電極を形成した前記コンデンサを用いた
センサは、高価であると共に、形状も大きく、また容量
変化が小さいために電子回路でそれを補助する必要があ
り、製造コストの上昇を招いてしまうという虞があっ
た。
の天井、床部に電極を形成した前記コンデンサを用いた
センサは、高価であると共に、形状も大きく、また容量
変化が小さいために電子回路でそれを補助する必要があ
り、製造コストの上昇を招いてしまうという虞があっ
た。
【0012】また、助手席座席面に、前記コンデンサ両
極板をくし歯状に設けたシートを用いるものでは、乗員
の着座の度に、これらのコンデンサ両極板が、折曲され
て、金属疲労が激しいので、金属疲労に強い金属を用い
た構成にする必要があった。
極板をくし歯状に設けたシートを用いるものでは、乗員
の着座の度に、これらのコンデンサ両極板が、折曲され
て、金属疲労が激しいので、金属疲労に強い金属を用い
た構成にする必要があった。
【0013】更に、座部9に助手席乗員の体重を検出す
るロードセル10を設けるものでは、例えば、ロードセ
ル10が、座部略中央位置に設けられているのに、乗員
が座部の隅部に片寄って着座する等、ロードセル配設位
置と、着座位置とが一致しない場合には、乗員の着座状
態によってロードセルの受ける乗員の体重が変わってし
まい検出精度が低下する虞があった。
るロードセル10を設けるものでは、例えば、ロードセ
ル10が、座部略中央位置に設けられているのに、乗員
が座部の隅部に片寄って着座する等、ロードセル配設位
置と、着座位置とが一致しない場合には、乗員の着座状
態によってロードセルの受ける乗員の体重が変わってし
まい検出精度が低下する虞があった。
【0014】また、乗員の体重を一つのロードセル10
によって検出しようとすると、測定範囲の大きなロード
セル10を用いなければならない。このため、高価なロ
ードセルを使用しなければならず、製造コストが上昇し
てしまう虞があった。
によって検出しようとすると、測定範囲の大きなロード
セル10を用いなければならない。このため、高価なロ
ードセルを使用しなければならず、製造コストが上昇し
てしまう虞があった。
【0015】更には、検出精度を高めつつ、複数のロー
ドセル10…を座部9の四隅近傍に配設することによっ
て、一つのロードセル10が負担する体重を分散させ、
測定範囲の小さな安価なロードセルを用いることも考え
られるが、このようなものでは、ロードセルの単価は低
減されるものの、ロードセルの数量が増大して、製造コ
ストの上昇を抑制できないといった問題があった。
ドセル10…を座部9の四隅近傍に配設することによっ
て、一つのロードセル10が負担する体重を分散させ、
測定範囲の小さな安価なロードセルを用いることも考え
られるが、このようなものでは、ロードセルの単価は低
減されるものの、ロードセルの数量が増大して、製造コ
ストの上昇を抑制できないといった問題があった。
【0016】そこで、この発明の目的は、従来の様に多
数個のロードセル或いは測定範囲の大きなロードセルを
用いなくても良好な検出精度を得られる乗員検出装置を
提供することを課題としている。
数個のロードセル或いは測定範囲の大きなロードセルを
用いなくても良好な検出精度を得られる乗員検出装置を
提供することを課題としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1の発明は、乗員が着座するシートクッショ
ンの少なくとも下端部がバケット状の重量受部材に嵌着
され、車室床面側に取り付けられた床側取付部材に軸支
されたリンク機構に、前記重量受部材が上下動可能に取
り付けられていると共に、前記重量受部材が前記乗員の
体重によって下方に押圧変位させられたときにその押圧
力に応じた重量信号を出力する重量センサが前記床側取
付部材に装着されていることを特徴とする。
め、請求項1の発明は、乗員が着座するシートクッショ
ンの少なくとも下端部がバケット状の重量受部材に嵌着
され、車室床面側に取り付けられた床側取付部材に軸支
されたリンク機構に、前記重量受部材が上下動可能に取
り付けられていると共に、前記重量受部材が前記乗員の
体重によって下方に押圧変位させられたときにその押圧
力に応じた重量信号を出力する重量センサが前記床側取
付部材に装着されていることを特徴とする。
【0018】また、請求項2の発明は、前記床側取付部
材はシートフレームであることを特徴とする。
材はシートフレームであることを特徴とする。
【0019】また、請求項3の発明は、前記重量受部材
は前記シートフレームと相似形状をなし、かつ該シート
フレームに嵌り込む大きさであることを特徴とする。
は前記シートフレームと相似形状をなし、かつ該シート
フレームに嵌り込む大きさであることを特徴とする。
【0020】更に、請求項4の発明は、前記リンク機構
は、隣接部同士が互いに回動可能に連結された一対の第
1,第2リンク部材からなると共に、そのリンク機構
は、前記第1,第2リンク部材が上下回動するように前
記シートフレームに取り付けられると共に、前記重量受
部材の上下方向への変位に、前記第1,第2リンク部材
を連動させる連動手段が設けられていることを特徴とす
る。
は、隣接部同士が互いに回動可能に連結された一対の第
1,第2リンク部材からなると共に、そのリンク機構
は、前記第1,第2リンク部材が上下回動するように前
記シートフレームに取り付けられると共に、前記重量受
部材の上下方向への変位に、前記第1,第2リンク部材
を連動させる連動手段が設けられていることを特徴とす
る。
【0021】また、請求項5の発明は、前記第1,第2
リンク部材は前記シートクッション下面の前部側及び後
部側に夫々配設され、前記連動手段は前記シートクッシ
ョン下面の四隅に対応して配設されていることを特徴と
する。
リンク部材は前記シートクッション下面の前部側及び後
部側に夫々配設され、前記連動手段は前記シートクッシ
ョン下面の四隅に対応して配設されていることを特徴と
する。
【0022】更に、請求項6の発明は、前記第1,第2
リンク部材は互いに反対側の端部を中心に連結部を上下
回動させるように前記シートフレームに取り付けられ、
前記第1,第2リンク部材の互いに反対側の端部近傍の
部分と前記重量受部材とを上下方向に連動させる連動手
段が設けられていると共に、前記第1,第2リンク部材
の連結部が下方に回動させられたときに前記重量センサ
を押圧する押圧部が前記第1,第2リンク部材の前記連
結部側の一方の端部に設けられていることを特徴とす
る。
リンク部材は互いに反対側の端部を中心に連結部を上下
回動させるように前記シートフレームに取り付けられ、
前記第1,第2リンク部材の互いに反対側の端部近傍の
部分と前記重量受部材とを上下方向に連動させる連動手
段が設けられていると共に、前記第1,第2リンク部材
の連結部が下方に回動させられたときに前記重量センサ
を押圧する押圧部が前記第1,第2リンク部材の前記連
結部側の一方の端部に設けられていることを特徴とす
る。
【0023】
【作用】上述の請求項1の発明によれば、シートクッシ
ョンに乗員の体重が作用したとき及びシートクッション
への乗員の体重が除かれたとき、シートクッションが下
方或は上方に移動変位させられて、重量センサが押圧さ
れるが、重量受部材の作用によりシートクッションが周
辺の部材に直接接触することないので、シートクッショ
ンの上下変位が滑らかとなる。しかも、多数個のロード
セル或いは測定範囲の大きなロードセルを用いなくても
良好な検出精度を得られる。
ョンに乗員の体重が作用したとき及びシートクッション
への乗員の体重が除かれたとき、シートクッションが下
方或は上方に移動変位させられて、重量センサが押圧さ
れるが、重量受部材の作用によりシートクッションが周
辺の部材に直接接触することないので、シートクッショ
ンの上下変位が滑らかとなる。しかも、多数個のロード
セル或いは測定範囲の大きなロードセルを用いなくても
良好な検出精度を得られる。
【0024】また、請求項2の発明は、前記床側取付部
材はシートフレームであるので、検出位置を重量受部材
に近接して設けることができる。
材はシートフレームであるので、検出位置を重量受部材
に近接して設けることができる。
【0025】また、請求項3の発明によれば、前記重量
受部材は前記シートフレームと相似形状をなし、かつ該
シートフレームに嵌り込む大きさであるので、重量受部
材がシートフレーム内を滑らかに上下動することにな
る。
受部材は前記シートフレームと相似形状をなし、かつ該
シートフレームに嵌り込む大きさであるので、重量受部
材がシートフレーム内を滑らかに上下動することにな
る。
【0026】更に、請求項4の発明によれば、乗員がシ
ートクッションに着座すると、このときの乗員の重量が
リンク機構に作用して、リンク機構の第1,第2リンク
部材の連結部が上方又は下方に回動させられ、リンク機
構に設けた押圧部が重量センサを押圧することにより、
シートクッションに着座している乗員が検出される。こ
の結果、一つのロードセルで乗員を検出できるので、従
来のように多数個のロードセル或いは測定範囲の大きな
ロードセルを用いなくても良好な検出精度を得られるこ
とになる。しかも、重量センサをシートクッションの中
央下部に配置できるので、重量センサがシートクッショ
ンの前側に位置して、シートスライドレバーの操作の邪
魔になるようなことはない。
ートクッションに着座すると、このときの乗員の重量が
リンク機構に作用して、リンク機構の第1,第2リンク
部材の連結部が上方又は下方に回動させられ、リンク機
構に設けた押圧部が重量センサを押圧することにより、
シートクッションに着座している乗員が検出される。こ
の結果、一つのロードセルで乗員を検出できるので、従
来のように多数個のロードセル或いは測定範囲の大きな
ロードセルを用いなくても良好な検出精度を得られるこ
とになる。しかも、重量センサをシートクッションの中
央下部に配置できるので、重量センサがシートクッショ
ンの前側に位置して、シートスライドレバーの操作の邪
魔になるようなことはない。
【0027】また、請求項5の発明は、前記第1,第2
リンク部材は前記シートクッション下面の前部側及び後
部側にそれぞれ配設され、前記連動手段は前記シートク
ッション下面の四隅に対応して配設されているので、シ
ートクッションに作用する乗員の体重は四隅の連動手段
を介してリンク機構に伝達される。この結果、シートク
ッションに作用する乗員の体重を広い面積で検知でき、
検知精度が向上する。
リンク部材は前記シートクッション下面の前部側及び後
部側にそれぞれ配設され、前記連動手段は前記シートク
ッション下面の四隅に対応して配設されているので、シ
ートクッションに作用する乗員の体重は四隅の連動手段
を介してリンク機構に伝達される。この結果、シートク
ッションに作用する乗員の体重を広い面積で検知でき、
検知精度が向上する。
【0028】更に、請求項6の発明は、シートクッショ
ンに乗員の重量(体重)が作用すると、この重量により
リンク機構の第1,第2リンク部材の中間部が下方に押
圧変位させられて、第1,第2リンク機構の連結部が下
方に変位させられ、この連結部に設けられた押圧部が重
量センサを押圧することになる。この構成では、リンク
機構のリンク部材の回動中心をシートクッションの四隅
に対応して配置できるととに、連動機構を四隅に近接し
て配置できるので、シートクッションに作用する乗員の
体重を広い面積で検知でき、検知精度が向上するとと
に、連動機構がリンク部材の回動中心より内側にくるの
で、シートクッションの側方にはみ出して邪魔になるよ
うなことを確実に防止できる。
ンに乗員の重量(体重)が作用すると、この重量により
リンク機構の第1,第2リンク部材の中間部が下方に押
圧変位させられて、第1,第2リンク機構の連結部が下
方に変位させられ、この連結部に設けられた押圧部が重
量センサを押圧することになる。この構成では、リンク
機構のリンク部材の回動中心をシートクッションの四隅
に対応して配置できるととに、連動機構を四隅に近接し
て配置できるので、シートクッションに作用する乗員の
体重を広い面積で検知でき、検知精度が向上するとと
に、連動機構がリンク部材の回動中心より内側にくるの
で、シートクッションの側方にはみ出して邪魔になるよ
うなことを確実に防止できる。
【0029】
<第1実施例>図1〜図8は、この発明の第1実施例を
示したものである。
示したものである。
【0030】図1(a)において、11は自動車(車両)
のフロアパネル(車室床面)、12はフロアパネル11
上に取り付けられたシートスライド装置、13はフロア
パネル11上にシートスライド装置12を介して取り付
けられたシートである。
のフロアパネル(車室床面)、12はフロアパネル11
上に取り付けられたシートスライド装置、13はフロア
パネル11上にシートスライド装置12を介して取り付
けられたシートである。
【0031】シートスライド装置12は、フロアパネル
11に固定された複数の脚部材14と、該複数の脚部材
14と一体的に設けられ且つ車両前後方向に延びる左右
一対の固定レール15と、この左右一対の固定レール1
5のそれぞれの上には前後に移動調整可能に取り付けら
れたスライドレール16が設けられている。また、スラ
イドレール16には、前後に間隔をおいて一対のブラケ
ット16a,16aが固着され、各ブラケット16a,
16aには取付穴16b,16bが形成されている。こ
のスライドレール16,16は、図示しない操作レバー
の操作により、固定レール15,15に対する固定を解
除可能となっている。この構成には、周知の構造のもの
が採用されているので、その詳細な説明は省略する。
11に固定された複数の脚部材14と、該複数の脚部材
14と一体的に設けられ且つ車両前後方向に延びる左右
一対の固定レール15と、この左右一対の固定レール1
5のそれぞれの上には前後に移動調整可能に取り付けら
れたスライドレール16が設けられている。また、スラ
イドレール16には、前後に間隔をおいて一対のブラケ
ット16a,16aが固着され、各ブラケット16a,
16aには取付穴16b,16bが形成されている。こ
のスライドレール16,16は、図示しない操作レバー
の操作により、固定レール15,15に対する固定を解
除可能となっている。この構成には、周知の構造のもの
が採用されているので、その詳細な説明は省略する。
【0032】シート13は、シートクッション本体17
と、シートクッション本体(図10においては座部9と
いう)17の後部上に配設されたシートバック18と、
シートバック18をシートクッション本体17に対して
前後に傾動調整可能に支持しているリクライニング装置
19を有する。このリクライニング装置19は、前後に
延びスライドレール16に固定された固定側板19a
と、固定側板19aに前後回動可能に軸支され且つシー
トバック18の側部に固定された可動側板19bを有す
る。この側板19a,19b間にはリクライニング機構
が介装されているが、このリクライニング機構も周知の
構造が採用されているので、その詳細な説明は省略す
る。
と、シートクッション本体(図10においては座部9と
いう)17の後部上に配設されたシートバック18と、
シートバック18をシートクッション本体17に対して
前後に傾動調整可能に支持しているリクライニング装置
19を有する。このリクライニング装置19は、前後に
延びスライドレール16に固定された固定側板19a
と、固定側板19aに前後回動可能に軸支され且つシー
トバック18の側部に固定された可動側板19bを有す
る。この側板19a,19b間にはリクライニング機構
が介装されているが、このリクライニング機構も周知の
構造が採用されているので、その詳細な説明は省略す
る。
【0033】シートクッション本体17は、図1(b),
(c)に示した様に、シートクッション(シートクッショ
ンパッド)20と、シートクッション20の下端部に嵌
着されたバケット状の重量受部材21と、重量受部材2
1が上下動可能に嵌合するバケット状のシートフレーム
(支持部材)22と、シートクッション20,重量受部
材21及びシートフレーム22を覆うシートクッション
トリム23を有する(図2参照)。尚、各21aは重量
受部材21の底壁21bの四隅のそれぞれに設けられた
取付穴、各22aは前記各取付穴21aに対応してシー
トフレーム22の底壁22bにそれぞれ設けられた取付
穴である。また、このシートクッショントリム23は布
又は合成革等から縫製されたクッション表皮である。な
お、重量受部材21はシートフレーム22に対して相似
形状をなし、かつシートフレーム22より一回り小さい
形状を有し、嵌り込むようになっている。
(c)に示した様に、シートクッション(シートクッショ
ンパッド)20と、シートクッション20の下端部に嵌
着されたバケット状の重量受部材21と、重量受部材2
1が上下動可能に嵌合するバケット状のシートフレーム
(支持部材)22と、シートクッション20,重量受部
材21及びシートフレーム22を覆うシートクッション
トリム23を有する(図2参照)。尚、各21aは重量
受部材21の底壁21bの四隅のそれぞれに設けられた
取付穴、各22aは前記各取付穴21aに対応してシー
トフレーム22の底壁22bにそれぞれ設けられた取付
穴である。また、このシートクッショントリム23は布
又は合成革等から縫製されたクッション表皮である。な
お、重量受部材21はシートフレーム22に対して相似
形状をなし、かつシートフレーム22より一回り小さい
形状を有し、嵌り込むようになっている。
【0034】このシートクッション本体17とシートス
ライド装置12との間には、リンク機構24が介装され
ている。このリンク機構24は、固定ベース板25と、
前側の第1リンク部材26と、後側の第2リンク部材2
7とを有する。
ライド装置12との間には、リンク機構24が介装され
ている。このリンク機構24は、固定ベース板25と、
前側の第1リンク部材26と、後側の第2リンク部材2
7とを有する。
【0035】固定ベース25は、左右の一対のベース板
部25a,25aと、該一対のベース板部25a,25
aの中間部を連設している連設ベース板部25bとを有
し、これらは平面形状がH字状をなすように形成されて
いる。そして、各ベース板部25a,25aの前後端部
の両側には支持片25c,25c及び25c´,25c
´が起立させられ、また各ベース板25a,25aの前
後端部近傍の部分には上方に延びた後に外側方に折曲げ
られて突出するL字状取付片25dがそれぞれ突設され
ている。また、連設ベース板部25bの長手方向中央に
は、上方に折曲げ突出した後に、該連設ベース板部25
bに対面するように折曲げられて後方に向けて延びるL
字状の押圧片25eが突設されている。尚、25d´は
L字状取付片25dの水平板部、25d´´は水平板部
25d´に設けられた取付穴で、このL字状取付片25
dには前記フレーム22がボルト43で取り付けられ
る。また、25e´は押圧片25eの水平板部(押圧
部)である。
部25a,25aと、該一対のベース板部25a,25
aの中間部を連設している連設ベース板部25bとを有
し、これらは平面形状がH字状をなすように形成されて
いる。そして、各ベース板部25a,25aの前後端部
の両側には支持片25c,25c及び25c´,25c
´が起立させられ、また各ベース板25a,25aの前
後端部近傍の部分には上方に延びた後に外側方に折曲げ
られて突出するL字状取付片25dがそれぞれ突設され
ている。また、連設ベース板部25bの長手方向中央に
は、上方に折曲げ突出した後に、該連設ベース板部25
bに対面するように折曲げられて後方に向けて延びるL
字状の押圧片25eが突設されている。尚、25d´は
L字状取付片25dの水平板部、25d´´は水平板部
25d´に設けられた取付穴で、このL字状取付片25
dには前記フレーム22がボルト43で取り付けられ
る。また、25e´は押圧片25eの水平板部(押圧
部)である。
【0036】第1リンク部材26は、断面が逆U字状に
形成されていると共に、左右一対の側片部26a,26
aと、側片部26a,26aの前端同士を連設している
連設部26bから構成され、その全体形状は平面形状が
コ字状に形成されている。そして、第1リンク部材26
の前端の両コーナ部(両隅部)のそれぞれには取付穴2
6c,26cがそれぞれ形成されている。
形成されていると共に、左右一対の側片部26a,26
aと、側片部26a,26aの前端同士を連設している
連設部26bから構成され、その全体形状は平面形状が
コ字状に形成されている。そして、第1リンク部材26
の前端の両コーナ部(両隅部)のそれぞれには取付穴2
6c,26cがそれぞれ形成されている。
【0037】また、第2リンク部材27は、第1リンク
部材26と同様に断面が逆U字状に形成されていると共
に、左右一対の側片部27a,27a(後リンク)と、
その一対の側片部27a,27aのそれぞれの後端同士
を連設している連設部27bと、側片部27a,27a
の前端側に、前記連設部25bに対面して固着された連
設板(押圧部としての連結部材)28から構成されて、
その全体形状は平面形状が方形に形成されている。しか
も、連設板28の長手方向中央上にはロードセル(重量
センサ)29が取り付けられ、このロードセル29のア
クチュエータ29aには押圧片25eの水平板部(押圧
部)25e´が当接させられている。そして、第2リン
ク部材27の後端の両コーナ部(両隅部)には取付穴2
7c,27cがそれぞれ形成されている。
部材26と同様に断面が逆U字状に形成されていると共
に、左右一対の側片部27a,27a(後リンク)と、
その一対の側片部27a,27aのそれぞれの後端同士
を連設している連設部27bと、側片部27a,27a
の前端側に、前記連設部25bに対面して固着された連
設板(押圧部としての連結部材)28から構成されて、
その全体形状は平面形状が方形に形成されている。しか
も、連設板28の長手方向中央上にはロードセル(重量
センサ)29が取り付けられ、このロードセル29のア
クチュエータ29aには押圧片25eの水平板部(押圧
部)25e´が当接させられている。そして、第2リン
ク部材27の後端の両コーナ部(両隅部)には取付穴2
7c,27cがそれぞれ形成されている。
【0038】しかも、側片部27a,27aのそれぞれ
の前部側は側片部26a,26aそれぞれの後部側に図
5の如く嵌合されている。また、一対の側片部26a,
26aのそれぞれは、第1リンク部材26の前端部近傍
の部分(中間部)がピン30,30を介して支持片25
c,25cに回動自在に取り付けられて、前後端がピン
30,30を中心に上下回動できるようになっている。
更に、側片部27aは、第2リンク部材27の後端部近
傍の部分(中間部)のそれぞれがピン31,31を介し
てAで示す連結部で、一対の支持片25c´,25c´
に回動自在に取り付けられ(連結され)て、前後端がピ
ン31を中心に上下回動できるようになっている。
の前部側は側片部26a,26aそれぞれの後部側に図
5の如く嵌合されている。また、一対の側片部26a,
26aのそれぞれは、第1リンク部材26の前端部近傍
の部分(中間部)がピン30,30を介して支持片25
c,25cに回動自在に取り付けられて、前後端がピン
30,30を中心に上下回動できるようになっている。
更に、側片部27aは、第2リンク部材27の後端部近
傍の部分(中間部)のそれぞれがピン31,31を介し
てAで示す連結部で、一対の支持片25c´,25c´
に回動自在に取り付けられ(連結され)て、前後端がピ
ン31を中心に上下回動できるようになっている。
【0039】更に、一対の側片部26a,26aの後端
部近傍の部分と、一対の側片部27a,27aの前端部
近傍の部分がピン32を介して互いに回動可能に連結さ
れている。尚、ピン30,31,32による取り付け部
は多少の遊びを持たせてあるので、第1及び第2リンク
部材26,27の上下回動に伴う円弧運動を吸収できる
ようになっている。しかも、この一対の側片部26a,
26aの後端部下面と、一対の側片部27a,27a上
面との間には荷重伝達手段33が介装されている。この
荷重伝達手段33は、図5に示した様に、一対の側片部
26a,26aの後端部上面26a´,26a´のそれ
ぞれと側片部27aの下面27a´,27a´のそれぞ
れに突設され、且つ互いに当接する半球状の凸部34,
35からなり、両者が常に接して互いに力を及ぼし合う
ようになっている。
部近傍の部分と、一対の側片部27a,27aの前端部
近傍の部分がピン32を介して互いに回動可能に連結さ
れている。尚、ピン30,31,32による取り付け部
は多少の遊びを持たせてあるので、第1及び第2リンク
部材26,27の上下回動に伴う円弧運動を吸収できる
ようになっている。しかも、この一対の側片部26a,
26aの後端部下面と、一対の側片部27a,27a上
面との間には荷重伝達手段33が介装されている。この
荷重伝達手段33は、図5に示した様に、一対の側片部
26a,26aの後端部上面26a´,26a´のそれ
ぞれと側片部27aの下面27a´,27a´のそれぞ
れに突設され、且つ互いに当接する半球状の凸部34,
35からなり、両者が常に接して互いに力を及ぼし合う
ようになっている。
【0040】上述した重量受部材21、シートフレーム
(支持部材)22及びリンク機構24は、図6に示した
連結手段36で連結されている。この連結手段36は、
重量受部材21及びシートフレーム(支持部材)22の
四隅にそれぞれ設けられている。
(支持部材)22及びリンク機構24は、図6に示した
連結手段36で連結されている。この連結手段36は、
重量受部材21及びシートフレーム(支持部材)22の
四隅にそれぞれ設けられている。
【0041】この各連結手段36は、各取付穴26c,
26c及び27c,27cにそれぞれ嵌着固定された筒
体37と、筒体37内に焼付け固着されたゴムブッシュ
38と、取付穴21a,22a及びゴムブッシュ28を
貫通する連結ボルト39と、連結ボルト39の下端部に
螺着され且つ接着剤等で固着された抜け防止ナット40
を有する。41は、底壁21bと連結ボルト39の頭部
39aとの間に介装されたワッシャである。また、この
底壁21bの下面には複数の円錐状の凸部42,42が
連動手段として突設され、この凸部42は下端が筒体3
7の上フランジ37aに当接させられている。
26c及び27c,27cにそれぞれ嵌着固定された筒
体37と、筒体37内に焼付け固着されたゴムブッシュ
38と、取付穴21a,22a及びゴムブッシュ28を
貫通する連結ボルト39と、連結ボルト39の下端部に
螺着され且つ接着剤等で固着された抜け防止ナット40
を有する。41は、底壁21bと連結ボルト39の頭部
39aとの間に介装されたワッシャである。また、この
底壁21bの下面には複数の円錐状の凸部42,42が
連動手段として突設され、この凸部42は下端が筒体3
7の上フランジ37aに当接させられている。
【0042】尚、固定ベース板25は、各取付穴25d
´´に挿通したボルト43をシートスライド装置12の
左右のスライドレール16,16に設けた取付穴16
b,16bに螺着することにより、左右のスライドレー
ル16,16を連結固定している。
´´に挿通したボルト43をシートスライド装置12の
左右のスライドレール16,16に設けた取付穴16
b,16bに螺着することにより、左右のスライドレー
ル16,16を連結固定している。
【0043】次に、この様な構成のシート13及びリン
ク機構24の作用を説明する。
ク機構24の作用を説明する。
【0044】(1)シートクッション本体17の中心に乗
員重量が作用する場合 シートクッション本体17のシートクッショントリム2
3上に乗員が着座して、シートクッション20の略中央
に、または前記重量受部材21の4つの取付穴21aの
中心を結ぶラインの内側に乗員の重量の中心が作用する
と、シートクッション20及び重量受部材21全体がシ
ートフレーム22に対して下方に略均一に押圧変位させ
られる。
員重量が作用する場合 シートクッション本体17のシートクッショントリム2
3上に乗員が着座して、シートクッション20の略中央
に、または前記重量受部材21の4つの取付穴21aの
中心を結ぶラインの内側に乗員の重量の中心が作用する
と、シートクッション20及び重量受部材21全体がシ
ートフレーム22に対して下方に略均一に押圧変位させ
られる。
【0045】この押圧変位力は、重量受部材21の底壁
21bの下面に設けた凸部42及び筒体37のフランジ
37aを介して第1及び第2リンク部材26,27の四
隅に略均一に伝達され、第1及び第2リンク部材26,
27の四隅がピン30,31を中心に下方に回動変位し
て、第1及び第2リンク部材26,27の連結部Aが上
方に回動変位させられ、連設板28と押圧片25eの水
平板部25e´との間隔が徐々に狭くなる。
21bの下面に設けた凸部42及び筒体37のフランジ
37aを介して第1及び第2リンク部材26,27の四
隅に略均一に伝達され、第1及び第2リンク部材26,
27の四隅がピン30,31を中心に下方に回動変位し
て、第1及び第2リンク部材26,27の連結部Aが上
方に回動変位させられ、連設板28と押圧片25eの水
平板部25e´との間隔が徐々に狭くなる。
【0046】この際、第1リンク部材26の後端部上面
26a´に突設された凸部34と第2リンク部材27の
中間部下面27a´に突設された凸部35は互いに押圧
させられることになる。
26a´に突設された凸部34と第2リンク部材27の
中間部下面27a´に突設された凸部35は互いに押圧
させられることになる。
【0047】この様な作用により、連設板28上に取り
付けたロードセル29のアクチュエータ29aが水平板
部25e´によって押圧されて、ロードセル29から乗
員の重量を示す検出信号が出力される。
付けたロードセル29のアクチュエータ29aが水平板
部25e´によって押圧されて、ロードセル29から乗
員の重量を示す検出信号が出力される。
【0048】(2)シートクッション本体17の後部及び
後側部に乗員重量が作用する場合 シートクッション本体17のシートクッショントリム2
3上に乗員が着座して、シートクッション20の後部の
中央又は後部の一部分(前記重量部材21の4つの取付
穴21aの中心を結ぶラインの内側の一部分)に乗員の
重量の中心が作用した場合も、シートクッション20及
び重量受部材21全体がシートフレーム22に対して下
方に押圧変位させられる。
後側部に乗員重量が作用する場合 シートクッション本体17のシートクッショントリム2
3上に乗員が着座して、シートクッション20の後部の
中央又は後部の一部分(前記重量部材21の4つの取付
穴21aの中心を結ぶラインの内側の一部分)に乗員の
重量の中心が作用した場合も、シートクッション20及
び重量受部材21全体がシートフレーム22に対して下
方に押圧変位させられる。
【0049】この押圧変位力は、重量受部材21の底壁
21bの下面に設けた凸部42及び筒体37のフランジ
37aを介して第1及び第2リンク部材26,27の四
隅に伝達され、第1及び第2リンク部材26,27の四
隅がピン30,31を中心に下方に回動変位して、第1
及び第2リンク部材26,27の連結部Aが上方に回動
変位させられ、連設板28と押圧片25eの水平板部2
5e´との間隔が徐々に狭くなる。
21bの下面に設けた凸部42及び筒体37のフランジ
37aを介して第1及び第2リンク部材26,27の四
隅に伝達され、第1及び第2リンク部材26,27の四
隅がピン30,31を中心に下方に回動変位して、第1
及び第2リンク部材26,27の連結部Aが上方に回動
変位させられ、連設板28と押圧片25eの水平板部2
5e´との間隔が徐々に狭くなる。
【0050】この際、第2リンク部材27の後端部に作
用する押圧力が第1リンク部材26の前端部に作用する
押圧力よりも大きくなるが、第1リンク部材26の後端
部上面26a´に突設された凸部34と第2リンク部材
27の中間部下面27a´に突設された凸部35は互い
に押圧させられることになる。
用する押圧力が第1リンク部材26の前端部に作用する
押圧力よりも大きくなるが、第1リンク部材26の後端
部上面26a´に突設された凸部34と第2リンク部材
27の中間部下面27a´に突設された凸部35は互い
に押圧させられることになる。
【0051】この場合も、連設板28上に取り付けたロ
ードセル29のアクチュエータ29aが水平板部25e
´が押圧されて、ロードセル29から乗員検出信号が出
力される。
ードセル29のアクチュエータ29aが水平板部25e
´が押圧されて、ロードセル29から乗員検出信号が出
力される。
【0052】(3)シートクッション本体17の前部及び
前側部に乗員重量が作用する場合 シートクッション本体17のシートクッショントリム2
3上に乗員が着座して、シートクッション20の前部の
中央又は前部の一部分(前記重量部材21の4つの取付
穴21aの中心を結ぶラインの内側の一部分)に乗員の
重量の中心が作用した場合も、シートクッション20及
び重量受部材21全体がシートフレーム22に対して下
方に押圧変位させられる。
前側部に乗員重量が作用する場合 シートクッション本体17のシートクッショントリム2
3上に乗員が着座して、シートクッション20の前部の
中央又は前部の一部分(前記重量部材21の4つの取付
穴21aの中心を結ぶラインの内側の一部分)に乗員の
重量の中心が作用した場合も、シートクッション20及
び重量受部材21全体がシートフレーム22に対して下
方に押圧変位させられる。
【0053】この押圧変位力は、重量受部材21の底壁
21bの下面に設けた凸部42及び筒体37のフランジ
37aを介して第1及び第2リンク部材26,27の四
隅に伝達され、第1及び第2リンク部材26,27の四
隅がピン30,31を中心に下方に回動変位して、第1
及び第2リンク部材26,27の連結部Aが上方に回動
変位させられ、連設板28と押圧片25eの水平板部2
5e´との間隔が徐々に狭くなる。
21bの下面に設けた凸部42及び筒体37のフランジ
37aを介して第1及び第2リンク部材26,27の四
隅に伝達され、第1及び第2リンク部材26,27の四
隅がピン30,31を中心に下方に回動変位して、第1
及び第2リンク部材26,27の連結部Aが上方に回動
変位させられ、連設板28と押圧片25eの水平板部2
5e´との間隔が徐々に狭くなる。
【0054】この際、第1リンク部材26の前端部に作
用する押圧力が第2リンク部材27の後端部に作用する
押圧力よりも大きくなるが、第1リンク部材26の後端
部上面26a´に突設された凸部34と第2リンク部材
27の中間部下面27a´に突設された凸部35は互い
に押圧させられることになる。
用する押圧力が第2リンク部材27の後端部に作用する
押圧力よりも大きくなるが、第1リンク部材26の後端
部上面26a´に突設された凸部34と第2リンク部材
27の中間部下面27a´に突設された凸部35は互い
に押圧させられることになる。
【0055】この場合も、連設板28上に取り付けたロ
ードセル29のアクチュエータ29aが水平板部25e
´が押圧されて、ロードセル29から乗員検出信号が出
力される。
ードセル29のアクチュエータ29aが水平板部25e
´が押圧されて、ロードセル29から乗員検出信号が出
力される。
【0056】この様にしてロードセル29により検出さ
れた乗員検出信号は図15に示したロードセル10に代
えて用いられる。
れた乗員検出信号は図15に示したロードセル10に代
えて用いられる。
【0057】<第2実施例>上述した実施例では、リン
ク機構24が前後方向において上下に回動するように設
定されているが、図7に示した様にリンク機構24を左
右方向において上下動するように配設してもよい。
ク機構24が前後方向において上下に回動するように設
定されているが、図7に示した様にリンク機構24を左
右方向において上下動するように配設してもよい。
【0058】尚、図8に示した様に、シートクッション
20の下部がシートフレーム22内に直接嵌着されたタ
イプでは、シートクッション20の下面に設けた平板状
の重量受部材Bを介して乗員の重量を上述したリンク機
構24に伝達させるようにしても、シートクッション2
0に作用する乗員の重量は一部がシートフレーム22に
直接作用して分散し、(矢印X,Yで示されている)シ
ートクッション20の下方への変位を阻害するので、こ
の重量の全部をリンク機構24にスムースに伝達するこ
とはできない。
20の下部がシートフレーム22内に直接嵌着されたタ
イプでは、シートクッション20の下面に設けた平板状
の重量受部材Bを介して乗員の重量を上述したリンク機
構24に伝達させるようにしても、シートクッション2
0に作用する乗員の重量は一部がシートフレーム22に
直接作用して分散し、(矢印X,Yで示されている)シ
ートクッション20の下方への変位を阻害するので、こ
の重量の全部をリンク機構24にスムースに伝達するこ
とはできない。
【0059】これに対して、本実施例では、図7に示し
た様に、シートクッション20の下部がバケット状の重
量受部材21に嵌着され、重量受部材21がバケット状
のシートフレーム22内に上下動可能に嵌合されている
ので、シートクッション20がシートフレーム22に直
接接触することもなく、シートクッション20に作用す
る乗員の重量は図7に示した如く重量受部材21に作用
して(矢印Zで示す)シートフレーム22に作用するこ
とはない。この結果、シートクッション20及び重量受
部材21が一体に上下動する際に、シートクッション2
0がシートフレーム22に接触して、手動抵抗となるこ
とはないので、シートクッション20及び重量受部材2
1の上下動が滑らかに行われることになる。この点は、
第1実施例でも同じである。
た様に、シートクッション20の下部がバケット状の重
量受部材21に嵌着され、重量受部材21がバケット状
のシートフレーム22内に上下動可能に嵌合されている
ので、シートクッション20がシートフレーム22に直
接接触することもなく、シートクッション20に作用す
る乗員の重量は図7に示した如く重量受部材21に作用
して(矢印Zで示す)シートフレーム22に作用するこ
とはない。この結果、シートクッション20及び重量受
部材21が一体に上下動する際に、シートクッション2
0がシートフレーム22に接触して、手動抵抗となるこ
とはないので、シートクッション20及び重量受部材2
1の上下動が滑らかに行われることになる。この点は、
第1実施例でも同じである。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、乗員が着座するシートクッションの少なくとも下端
部がバケット状の重量受部材に嵌着され、車室床面側に
取り付けられた床側取付部材に軸支されたリンク機構
に、前記重量受部材が上下動可能に取り付けられている
と共に、前記重量受部材が前記乗員の体重によって下方
に押圧変位させられたときにその押圧力に応じた重量信
号を出力する重量センサが前記床側取付部材に装着され
ている構成としたので、シートクッションに乗員の体重
が作用したとき及びシートクッションへの乗員の体重が
除かれたとき、シートクッションが下方或は上方に移動
変位させられて、重量センサが押圧されるが、重量受部
材の作用によりシートクッションが周辺の部材に直接接
触することがない。この結果、シートクッションの上下
変位が滑らかとなる。しかも、多数個のロードセル或い
は測定範囲の大きなロードセルを用いなくても良好な検
出精度を得られる。
は、乗員が着座するシートクッションの少なくとも下端
部がバケット状の重量受部材に嵌着され、車室床面側に
取り付けられた床側取付部材に軸支されたリンク機構
に、前記重量受部材が上下動可能に取り付けられている
と共に、前記重量受部材が前記乗員の体重によって下方
に押圧変位させられたときにその押圧力に応じた重量信
号を出力する重量センサが前記床側取付部材に装着され
ている構成としたので、シートクッションに乗員の体重
が作用したとき及びシートクッションへの乗員の体重が
除かれたとき、シートクッションが下方或は上方に移動
変位させられて、重量センサが押圧されるが、重量受部
材の作用によりシートクッションが周辺の部材に直接接
触することがない。この結果、シートクッションの上下
変位が滑らかとなる。しかも、多数個のロードセル或い
は測定範囲の大きなロードセルを用いなくても良好な検
出精度を得られる。
【0061】また、請求項2の発明は、前記床側取付部
材はシートフレームであるので、検出位置を重量受部材
に近接して設けることができる。
材はシートフレームであるので、検出位置を重量受部材
に近接して設けることができる。
【0062】更に、請求項3の発明は、前記重量受部材
は前記シートフレームと相似形状をなし、かつ該シート
フレームに嵌り込む大きさである構成としたので、重量
受部材がシートフレーム内を滑らかに上下動し、乗員を
確実かつ良好に検出することができる。
は前記シートフレームと相似形状をなし、かつ該シート
フレームに嵌り込む大きさである構成としたので、重量
受部材がシートフレーム内を滑らかに上下動し、乗員を
確実かつ良好に検出することができる。
【0063】また、請求項4の発明は、前記リンク機構
は、隣接部同士が互いに回動可能に連結された一対の第
1,第2リンク部材からなると共に、そのリンク機構
は、前記第1,第2リンク部材が上下回動するように前
記シートフレームに取り付けられると共に、前記重量受
部材の上下方向への変位に、前記第1,第2リンク部材
を連動させる連動手段が設けられている構成としたの
で、乗員がシートクッションに着座すると、このときの
乗員の重量がリンク機構に作用して、リンク機構の第
1,第2リンク部材の連結部が上方又は下方に回動させ
られ、リンク機構に設けた押圧部が重量センサを押圧す
ることにより、シートクッションに着座している乗員が
検出される。この結果、一つのロードセルで乗員を検出
できるので、従来のように多数個のロードセル或いは測
定範囲の大きなロードセルを用いなくても良好な検出精
度を得られることになる。しかも、重量センサをシート
クッションの中央下部に配置できるので、重量センサが
シートクッションの前側に位置して、シートスライドレ
バーの操作の邪魔になるようなことはない。
は、隣接部同士が互いに回動可能に連結された一対の第
1,第2リンク部材からなると共に、そのリンク機構
は、前記第1,第2リンク部材が上下回動するように前
記シートフレームに取り付けられると共に、前記重量受
部材の上下方向への変位に、前記第1,第2リンク部材
を連動させる連動手段が設けられている構成としたの
で、乗員がシートクッションに着座すると、このときの
乗員の重量がリンク機構に作用して、リンク機構の第
1,第2リンク部材の連結部が上方又は下方に回動させ
られ、リンク機構に設けた押圧部が重量センサを押圧す
ることにより、シートクッションに着座している乗員が
検出される。この結果、一つのロードセルで乗員を検出
できるので、従来のように多数個のロードセル或いは測
定範囲の大きなロードセルを用いなくても良好な検出精
度を得られることになる。しかも、重量センサをシート
クッションの中央下部に配置できるので、重量センサが
シートクッションの前側に位置して、シートスライドレ
バーの操作の邪魔になるようなことはない。
【0064】また、請求項5の発明は、前記第1,第2
リンク部材は前記シートクッション下面の前部側及び後
部側に夫々配設され、前記連動手段は前記シートクッシ
ョン下面の四隅に対応して配設されている構成としたの
で、シートクッションに作用する乗員の体重は四隅の連
動手段を介してリンク機構に伝達される。この結果、シ
ートクッションに作用する乗員の体重を広い面積で検知
でき、検知精度が向上する。
リンク部材は前記シートクッション下面の前部側及び後
部側に夫々配設され、前記連動手段は前記シートクッシ
ョン下面の四隅に対応して配設されている構成としたの
で、シートクッションに作用する乗員の体重は四隅の連
動手段を介してリンク機構に伝達される。この結果、シ
ートクッションに作用する乗員の体重を広い面積で検知
でき、検知精度が向上する。
【0065】更に、請求項6の発明は、前記第1,第2
リンク部材は互いに反対側の端部を中心に連結部を上下
回動させるように前記シートフレームに取り付けられ、
前記第1,第2リンク部材の互いに反対側の端部近傍の
部分と前記重量受部材とを上下方向に連動させる連動手
段が設けられていると共に、前記第1,第2リンク部材
の連結部が下方に回動させられたときに前記重量センサ
を押圧する押圧部が前記第1,第2リンク部材の前記連
結部側の一方の端部に設けられている構成としたので、
シートクッションに乗員の重量(体重)が作用すると、
この重量によりリンク機構の第1,第2リンク部材の中
間部が下方に押圧変位させられて、第1,第2リンク機
構の連結部が下方に変位させられ、この連結部に設けら
れた押圧部が重量センサを押圧することになる。
リンク部材は互いに反対側の端部を中心に連結部を上下
回動させるように前記シートフレームに取り付けられ、
前記第1,第2リンク部材の互いに反対側の端部近傍の
部分と前記重量受部材とを上下方向に連動させる連動手
段が設けられていると共に、前記第1,第2リンク部材
の連結部が下方に回動させられたときに前記重量センサ
を押圧する押圧部が前記第1,第2リンク部材の前記連
結部側の一方の端部に設けられている構成としたので、
シートクッションに乗員の重量(体重)が作用すると、
この重量によりリンク機構の第1,第2リンク部材の中
間部が下方に押圧変位させられて、第1,第2リンク機
構の連結部が下方に変位させられ、この連結部に設けら
れた押圧部が重量センサを押圧することになる。
【0066】この構成では、リンク機構のリンク部材の
回動中心をシートクッションの四隅に対応して配置でき
るととに、連動機構を四隅に近接して配置できるので、
シートクッションに作用する乗員の体重を広い面積で検
知でき、検知精度が向上するととに、連動機構がリンク
部材の回動中心より内側にくるので、シートクッション
の側方にはみ出して邪魔になるようなことを確実に防止
できる。
回動中心をシートクッションの四隅に対応して配置でき
るととに、連動機構を四隅に近接して配置できるので、
シートクッションに作用する乗員の体重を広い面積で検
知でき、検知精度が向上するととに、連動機構がリンク
部材の回動中心より内側にくるので、シートクッション
の側方にはみ出して邪魔になるようなことを確実に防止
できる。
【図1】(a)はこの発明の第1実施例にかかる乗員検出
装置を備える車両シートの部分側面図、(b)は(a)のシー
トの部分分解斜視図、(c)はこの発明にかかるシートク
ッション断面図である。
装置を備える車両シートの部分側面図、(b)は(a)のシー
トの部分分解斜視図、(c)はこの発明にかかるシートク
ッション断面図である。
【図2】図1(a)の要部分解斜視図である。
【図3】図2のリンク機構の拡大説明図である。
【図4】図3のB−B線に沿う断面図である。
【図5】図3のC−C線に沿う断面図である。
【図6】図1に示した重量伝達部の説明図である。
【図7】この発明の第2実施例を示すシートクッション
本体の作用説明図である。
本体の作用説明図である。
【図8】重量受部材が設けられていないシートクッショ
ン本体の作用説明図である。
ン本体の作用説明図である。
【図9】従来のエアバッグ装置の制御回路図の一例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図10】従来のエアバッグ装置の制御回路図の他の例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
11…フロアパネル(車室床面) 20…シートクッション 21…重量受部材 22…シートフレーム 24…リンク機構 26…第1リンク部材 25e´…水平板部(押圧部) 27…第2リンク部材 27a…側片部(後側リンク) 28…連結板(押圧部,連結部材) 29…ロードセル(重量センサ) 42…凸部(連動手段) A…連結部
Claims (6)
- 【請求項1】 乗員が着座するシートクッションの少な
くとも下端部がバケット状の重量受部材に嵌着され、車
室床面側に取り付けられた床側取付部材に軸支されたリ
ンク機構に、前記重量受部材が上下動可能に取り付けら
れていると共に、前記重量受部材が前記乗員の体重によ
って下方に押圧変位させられたときにその押圧力に応じ
た重量信号を出力する重量センサが前記床側取付部材に
装着されていることを特徴とする乗員検出装置。 - 【請求項2】 前記床側取付部材はシートフレームであ
ることを特徴とする請求項1に記載の乗員検出装置。 - 【請求項3】 前記重量受部材は前記シートフレームと
相似形状をなし、かつ該シートフレームに嵌り込む大き
さであることを特徴とする請求項2に記載の乗員検出装
置。 - 【請求項4】 前記リンク機構は、隣接部同士が互いに
回動可能に連結された一対の第1,第2リンク部材から
なると共に、そのリンク機構は、前記第1,第2リンク
部材が上下回動するように前記シートフレームに取り付
けられると共に、前記重量受部材の上下方向への変位
に、前記第1,第2リンク部材を連動させる連動手段が
設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載
の乗員検出装置。 - 【請求項5】 前記第1,第2リンク部材は前記シート
クッション下面の前部側及び後部側に夫々配設され、前
記連動手段は前記シートクッション下面の四隅に対応し
て配設されていることを特徴とする請求項4に記載の乗
員検出装置。 - 【請求項6】 前記第1,第2リンク部材は互いに反対
側の端部を中心に連結部を上下回動させるように前記シ
ートフレームに取り付けられ、前記第1,第2リンク部
材の互いに反対側の端部近傍の部分と前記重量受部材と
を上下方向に連動させる連動手段が設けられていると共
に、前記第1,第2リンク部材の連結部が下方に回動さ
せられたときに前記重量センサを押圧する押圧部が前記
第1,第2リンク部材の前記連結部側の一方の端部に設
けられていることを特徴とする請求項4又は5に記載の
乗員検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9254723A JPH1194637A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 乗員検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9254723A JPH1194637A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 乗員検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1194637A true JPH1194637A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17268960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9254723A Pending JPH1194637A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 乗員検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1194637A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6397688B1 (en) | 1999-09-24 | 2002-06-04 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Seating load detecting device with bracket mounted sensor |
US6561300B1 (en) | 1999-11-30 | 2003-05-13 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Vehicle seat having passenger detector |
US7091426B2 (en) | 2003-03-11 | 2006-08-15 | Honda Motor Co., Ltd. | Occupant weight detection system having linked weight detection means with maintained positional relationships |
US7185727B2 (en) | 2003-08-05 | 2007-03-06 | Honda Motor Co., Ltd. | Seat assembly |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP9254723A patent/JPH1194637A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6397688B1 (en) | 1999-09-24 | 2002-06-04 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Seating load detecting device with bracket mounted sensor |
US6561300B1 (en) | 1999-11-30 | 2003-05-13 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Vehicle seat having passenger detector |
US7091426B2 (en) | 2003-03-11 | 2006-08-15 | Honda Motor Co., Ltd. | Occupant weight detection system having linked weight detection means with maintained positional relationships |
US7185727B2 (en) | 2003-08-05 | 2007-03-06 | Honda Motor Co., Ltd. | Seat assembly |
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