JPH1184539A - 写真処理装置 - Google Patents
写真処理装置Info
- Publication number
- JPH1184539A JPH1184539A JP9248675A JP24867597A JPH1184539A JP H1184539 A JPH1184539 A JP H1184539A JP 9248675 A JP9248675 A JP 9248675A JP 24867597 A JP24867597 A JP 24867597A JP H1184539 A JPH1184539 A JP H1184539A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- photographic processing
- processing apparatus
- enlargement
- deck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B27/00—Photographic printing apparatus
- G03B27/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 引き伸ばしレンズの清掃作業が容易な写真処
理装置を提供する。 【解決手段】 レンズ移動デッキ600を駆動して引き
伸ばしレンズ500を待避位置に移動させ、一旦レンズ
収納デッキ700上に移動させ、レンズ移動デッキ60
0を元の位置に移動させた後、引き伸ばしレンズ500
を支持レール650により回転可能に支持し、引き伸ば
しレンズ500をその回転軸550を中心として回転さ
せ、レンズ表面502を外部に露出させ、清掃を行う。
理装置を提供する。 【解決手段】 レンズ移動デッキ600を駆動して引き
伸ばしレンズ500を待避位置に移動させ、一旦レンズ
収納デッキ700上に移動させ、レンズ移動デッキ60
0を元の位置に移動させた後、引き伸ばしレンズ500
を支持レール650により回転可能に支持し、引き伸ば
しレンズ500をその回転軸550を中心として回転さ
せ、レンズ表面502を外部に露出させ、清掃を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像所等において
用いられる写真処理装置における引き伸ばしレンズの清
掃に関する。
用いられる写真処理装置における引き伸ばしレンズの清
掃に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の写真処理装置の概略構成を図10
に示す。ロール状に巻回された感光材料(印画紙)10
は、装置1の上部から暗室2の内部に給送され、カッタ
ー4により所定の大きさに切断された後、地面に対して
略45度をなすように設けられた露光台3に載置され
る。引き伸ばしレンズユニット20は、引き伸ばしレン
ズの光軸Lが露光台3に対して直交するように、すなわ
ち、地面に対して露光台3とは逆方向に略45度をなす
ように設けられている。光源11は、ミラーユニット1
2を介して、引き伸ばしレンズユニット20の光軸Lに
対して略直交するように設けられている。光源11と引
き伸ばしレンズユニット20との間には、ネガフィルム
を搬送するためのフィルム搬送機構(図示せず)が設け
られている。また、光源11及び引き伸ばしレンズユニ
ット20の近傍には、操作パネル13及びモニターディ
スプレイ装置14等が設けられている。露光された感光
材料10は、ベルト等の搬送機構5により現像ユニット
30に搬送され、現像、定着、水洗及び乾燥の各処理が
なされた後、装置1の上部に排出される。
に示す。ロール状に巻回された感光材料(印画紙)10
は、装置1の上部から暗室2の内部に給送され、カッタ
ー4により所定の大きさに切断された後、地面に対して
略45度をなすように設けられた露光台3に載置され
る。引き伸ばしレンズユニット20は、引き伸ばしレン
ズの光軸Lが露光台3に対して直交するように、すなわ
ち、地面に対して露光台3とは逆方向に略45度をなす
ように設けられている。光源11は、ミラーユニット1
2を介して、引き伸ばしレンズユニット20の光軸Lに
対して略直交するように設けられている。光源11と引
き伸ばしレンズユニット20との間には、ネガフィルム
を搬送するためのフィルム搬送機構(図示せず)が設け
られている。また、光源11及び引き伸ばしレンズユニ
ット20の近傍には、操作パネル13及びモニターディ
スプレイ装置14等が設けられている。露光された感光
材料10は、ベルト等の搬送機構5により現像ユニット
30に搬送され、現像、定着、水洗及び乾燥の各処理が
なされた後、装置1の上部に排出される。
【0003】次に、従来の写真処理装置における引き伸
ばしレンズユニットの詳細を図11に示す。引き伸ばし
レンズユニット20は、例えばボールネジ機構やベルト
ドライブ機構等(図示せず)により所定のX−X’方向
(例えば、図10の紙面に垂直な方向)に移動可能なレ
ンズ移動デッキ21と、レンズ移動デッキ21上に搭載
されたズームレンズ等の主レンズ22、ミラー23及び
単焦点レンズ等の補助レンズ24等で構成されている。
レンズ移動デッキ21は3つの領域に分割され、中央部
のミラー搭載領域Bにミラー23が搭載され、その両側
の第1及び第2レンズ搭載領域A及びCに、それぞれ主
レンズ22及び補助レンズ24が搭載されている。
ばしレンズユニットの詳細を図11に示す。引き伸ばし
レンズユニット20は、例えばボールネジ機構やベルト
ドライブ機構等(図示せず)により所定のX−X’方向
(例えば、図10の紙面に垂直な方向)に移動可能なレ
ンズ移動デッキ21と、レンズ移動デッキ21上に搭載
されたズームレンズ等の主レンズ22、ミラー23及び
単焦点レンズ等の補助レンズ24等で構成されている。
レンズ移動デッキ21は3つの領域に分割され、中央部
のミラー搭載領域Bにミラー23が搭載され、その両側
の第1及び第2レンズ搭載領域A及びCに、それぞれ主
レンズ22及び補助レンズ24が搭載されている。
【0004】ズームレンズ等の主レンズ22は、例えば
フィルムが135サイズ等であって通常撮影とパノラマ
撮影が混在する場合等に、適宜焦点距離(画角)を切り
換えることにより、2種類のサイズの写真を1つの装置
で処理することを可能にする。また、単焦点レンズ等の
補助レンズ24は、例えばフィルムが120サイズ等の
ように画面サイズが大きい場合や引き伸ばし倍率が大き
い場合に使用される。ミラー23は、開口50及びそれ
に対向するように配置されたフィルムを透過した光の進
行方向を略90度曲げ、光センサ25に導く。光センサ
25は、フィルムの状態、すなわち3原色(赤、青、
緑)の補色であるイエロー、マゼンタ及びシアンの各成
分を検出する。このセンサ25の出力に基づいて、露光
時の各色の割合や露光時間等を決定する。
フィルムが135サイズ等であって通常撮影とパノラマ
撮影が混在する場合等に、適宜焦点距離(画角)を切り
換えることにより、2種類のサイズの写真を1つの装置
で処理することを可能にする。また、単焦点レンズ等の
補助レンズ24は、例えばフィルムが120サイズ等の
ように画面サイズが大きい場合や引き伸ばし倍率が大き
い場合に使用される。ミラー23は、開口50及びそれ
に対向するように配置されたフィルムを透過した光の進
行方向を略90度曲げ、光センサ25に導く。光センサ
25は、フィルムの状態、すなわち3原色(赤、青、
緑)の補色であるイエロー、マゼンタ及びシアンの各成
分を検出する。このセンサ25の出力に基づいて、露光
時の各色の割合や露光時間等を決定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の写真処理装置では、カッター4により感光材料10
を所定の大きさに切断しているため、微細な紙屑が発生
することは避けられない。そのため、長時間の連続使用
により紙屑が引き伸ばしレンズ(主レンズ22又は補助
レンズ24)の表面に付着する。また、暗室2と現像ユ
ニット30とは分離されているが、感光材料10を搬送
するための隙間等を介して空気中に飛散した現像液や潤
滑油等の霧が引き伸ばしレンズの表面に付着する。その
ため、一定時間ごとに引き伸ばしレンズの表面を清掃し
なければならない。
来の写真処理装置では、カッター4により感光材料10
を所定の大きさに切断しているため、微細な紙屑が発生
することは避けられない。そのため、長時間の連続使用
により紙屑が引き伸ばしレンズ(主レンズ22又は補助
レンズ24)の表面に付着する。また、暗室2と現像ユ
ニット30とは分離されているが、感光材料10を搬送
するための隙間等を介して空気中に飛散した現像液や潤
滑油等の霧が引き伸ばしレンズの表面に付着する。その
ため、一定時間ごとに引き伸ばしレンズの表面を清掃し
なければならない。
【0006】従来の写真処理装置では、まず暗室2から
感光材料10を待避させた後、暗室2の扉(図示せず)
を開き、作業者が暗室2の内部に潜り込み、引き伸ばし
レンズユニット20に設けられた引き伸ばしレンズの表
面をブラシ、ブロワー、布等を用いて清掃作業を行って
いた。そのため、作業空間が非常に狭く、かつ暗いた
め、作業性が極めて悪かった。また、清掃作業中、レン
ズ表面を目視することが困難であるため、レンズ表面を
完全に清掃することが困難であった。
感光材料10を待避させた後、暗室2の扉(図示せず)
を開き、作業者が暗室2の内部に潜り込み、引き伸ばし
レンズユニット20に設けられた引き伸ばしレンズの表
面をブラシ、ブロワー、布等を用いて清掃作業を行って
いた。そのため、作業空間が非常に狭く、かつ暗いた
め、作業性が極めて悪かった。また、清掃作業中、レン
ズ表面を目視することが困難であるため、レンズ表面を
完全に清掃することが困難であった。
【0007】本発明は、上記従来例の問題点を解決する
ためになされたものであり、引き伸ばしレンズの表面を
容易に清掃することが可能な写真処理装置を提供するこ
とを目的としている。
ためになされたものであり、引き伸ばしレンズの表面を
容易に清掃することが可能な写真処理装置を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の写真処理装置は、引き伸ばしレンズを搭載
するためのレンズ搭載領域と、フィルムを透過した光を
光センサに導くためのミラーを搭載するミラー搭載領域
とを有し、レンズ搭載領域が相互に隣接する露光位置及
び待避位置のいずれかに位置するように第1の方向に移
動可能なレンズ移動デッキと、レンズ搭載領域の待避位
置に設けられ、引き伸ばしレンズと係合し、引き伸ばし
レンズを回転可能に軸支する支持手段と、レンズ移動デ
ッキを内部に収納し外光から遮蔽すると共に、待避位置
近傍に開閉可能に設けられた扉を有する筐体とを具備す
る。
め、本発明の写真処理装置は、引き伸ばしレンズを搭載
するためのレンズ搭載領域と、フィルムを透過した光を
光センサに導くためのミラーを搭載するミラー搭載領域
とを有し、レンズ搭載領域が相互に隣接する露光位置及
び待避位置のいずれかに位置するように第1の方向に移
動可能なレンズ移動デッキと、レンズ搭載領域の待避位
置に設けられ、引き伸ばしレンズと係合し、引き伸ばし
レンズを回転可能に軸支する支持手段と、レンズ移動デ
ッキを内部に収納し外光から遮蔽すると共に、待避位置
近傍に開閉可能に設けられた扉を有する筐体とを具備す
る。
【0009】すなわち、レンズ移動デッキを駆動してレ
ンズ搭載領域に搭載されている引き伸ばしレンズを待避
位置に移動させ、引き伸ばしレンズを支持手段により回
転可能に支持する。この状態で筐体の扉を開き、引き伸
ばしレンズをその回転軸を中心として回転させることに
より、レンズ表面が筐体の扉部を介して外部に露出され
る。作業者は、写真処理装置の暗室内部に潜り込むこと
なく、引き伸ばしレンズの清掃作業を行うことが可能と
なる。その結果、引き伸ばしレンズの清掃作業が簡単、
かつ容易になる。さらに、引き伸ばしレンズの表面を目
視することができ、容易に引き伸ばしレンズの表面を完
全に清掃することが可能となる。
ンズ搭載領域に搭載されている引き伸ばしレンズを待避
位置に移動させ、引き伸ばしレンズを支持手段により回
転可能に支持する。この状態で筐体の扉を開き、引き伸
ばしレンズをその回転軸を中心として回転させることに
より、レンズ表面が筐体の扉部を介して外部に露出され
る。作業者は、写真処理装置の暗室内部に潜り込むこと
なく、引き伸ばしレンズの清掃作業を行うことが可能と
なる。その結果、引き伸ばしレンズの清掃作業が簡単、
かつ容易になる。さらに、引き伸ばしレンズの表面を目
視することができ、容易に引き伸ばしレンズの表面を完
全に清掃することが可能となる。
【0010】上記構成において、支持手段は、第1の方
向に対して平行に設けられた一対の支持レールと第1の
方向に直交するように設けられた回転軸を含み、扉を筐
体の第1の方向に直交する面に設けるように構成しても
良い。一例として、引き伸ばしレンズの本体に水平な回
転軸を設け、引き伸ばしレンズユニットのフレームの待
避部分に一対の平行な支持レールを設ける。支持レール
の先端にテーパを形成し、支持レールの先端のレール面
の高さを引き伸ばしレンズの回転軸の底部よりも若干低
くし、支持レールの終端のレール面を引き伸ばしレンズ
の回転軸の底部よりも若干高く、かつ水平にする。この
ような構成により、レンズ移動デッキを移動させ、レン
ズ搭載領域を待避位置に移動させると同時に、自動的に
引き伸ばしレンズを支持レールにより支持することが可
能となる。なお、支持レールを引き伸ばしレンズの本体
の側壁に設け、回転軸を引き伸ばしレンズユニットのフ
レームに設けても同様の効果が得られる。
向に対して平行に設けられた一対の支持レールと第1の
方向に直交するように設けられた回転軸を含み、扉を筐
体の第1の方向に直交する面に設けるように構成しても
良い。一例として、引き伸ばしレンズの本体に水平な回
転軸を設け、引き伸ばしレンズユニットのフレームの待
避部分に一対の平行な支持レールを設ける。支持レール
の先端にテーパを形成し、支持レールの先端のレール面
の高さを引き伸ばしレンズの回転軸の底部よりも若干低
くし、支持レールの終端のレール面を引き伸ばしレンズ
の回転軸の底部よりも若干高く、かつ水平にする。この
ような構成により、レンズ移動デッキを移動させ、レン
ズ搭載領域を待避位置に移動させると同時に、自動的に
引き伸ばしレンズを支持レールにより支持することが可
能となる。なお、支持レールを引き伸ばしレンズの本体
の側壁に設け、回転軸を引き伸ばしレンズユニットのフ
レームに設けても同様の効果が得られる。
【0011】または、引き伸ばしレンズを収納するため
のレンズ収納デッキを、レンズ搭載領域の待避位置に隣
接する位置に設けるように構成しても良い。特に、レン
ズ移動デッキのレンズ搭載領域とレンズ収納デッキのレ
ンズ収納面の高さを同じにして、主レンズをレンズ移動
デッキからレンズ収納デッキにスライド可能にすること
が好ましい。上記構成では、構造が簡単である反面、支
持レールを引き伸ばしレンズユニットのフレームの一部
に固定することになり、その位置や方向が限定されてし
まう。しかしながら、この構成では、引き伸ばしレンズ
を一旦レンズ収納デッキに載せ換えた後、待避位置に支
持レールを組み立て、あるいは一部又は全体を移動させ
ることができ、支持レールの位置、方向及び構成等を自
由に選択することができる。また、筐体の扉の位置や方
向も自由に選択することができる。
のレンズ収納デッキを、レンズ搭載領域の待避位置に隣
接する位置に設けるように構成しても良い。特に、レン
ズ移動デッキのレンズ搭載領域とレンズ収納デッキのレ
ンズ収納面の高さを同じにして、主レンズをレンズ移動
デッキからレンズ収納デッキにスライド可能にすること
が好ましい。上記構成では、構造が簡単である反面、支
持レールを引き伸ばしレンズユニットのフレームの一部
に固定することになり、その位置や方向が限定されてし
まう。しかしながら、この構成では、引き伸ばしレンズ
を一旦レンズ収納デッキに載せ換えた後、待避位置に支
持レールを組み立て、あるいは一部又は全体を移動させ
ることができ、支持レールの位置、方向及び構成等を自
由に選択することができる。また、筐体の扉の位置や方
向も自由に選択することができる。
【0012】さらに、レンズ収納デッキを、第1の方向
に対して略直交する第2の方向に設けるように構成して
も良い。すなわち、レンズ移動デッキの移動領域とレン
ズ収納デッキを略L状に配置することにより、レンズ移
動デッキ及びレンズ収納デッキを含む引き伸ばしレンズ
ユニットの横幅を小さくすることが可能になる。特に、
例えば図10に示すように、光源が引き伸ばしレンズユ
ニットの光軸に対して略直交するように設けられている
場合、光源の下方の領域が空いているため、ここにレン
ズ収納デッキを設けても、第2の方向における写真処理
装置全体のサイズは変化しない。その分、第1の方向に
おける写真処理装置の幅を狭くすることが可能となる。
に対して略直交する第2の方向に設けるように構成して
も良い。すなわち、レンズ移動デッキの移動領域とレン
ズ収納デッキを略L状に配置することにより、レンズ移
動デッキ及びレンズ収納デッキを含む引き伸ばしレンズ
ユニットの横幅を小さくすることが可能になる。特に、
例えば図10に示すように、光源が引き伸ばしレンズユ
ニットの光軸に対して略直交するように設けられている
場合、光源の下方の領域が空いているため、ここにレン
ズ収納デッキを設けても、第2の方向における写真処理
装置全体のサイズは変化しない。その分、第1の方向に
おける写真処理装置の幅を狭くすることが可能となる。
【0013】また、上記構成において、支持手段は、第
2の方向に対して平行に設けられた一対の支持レールと
第2の方向に直交するように設けられた回転軸を含み、
扉を筐体の第2の方向に直交する面に設けるように構成
しても良い。このような構成により、例えば図10に示
すように、操作パネルが光源や引き伸ばしレンズユニッ
トの前方に設けられている場合、操作パネル側から引き
伸ばしレンズの清掃作業を行うことが可能となる。
2の方向に対して平行に設けられた一対の支持レールと
第2の方向に直交するように設けられた回転軸を含み、
扉を筐体の第2の方向に直交する面に設けるように構成
しても良い。このような構成により、例えば図10に示
すように、操作パネルが光源や引き伸ばしレンズユニッ
トの前方に設けられている場合、操作パネル側から引き
伸ばしレンズの清掃作業を行うことが可能となる。
【0014】また、上記構成において、支持レールを2
つの平行なレールで構成し、少なくとも1つのレールを
可動式としても良い。このような構成により、特に、支
持レールを第2の方向に対して平行に設けた場合、レン
ズ移動デッキを移動させる際、レンズ移動デッキ上に搭
載された引き伸ばしレンズと支持レールとが干渉するこ
とを防止することが可能となる。
つの平行なレールで構成し、少なくとも1つのレールを
可動式としても良い。このような構成により、特に、支
持レールを第2の方向に対して平行に設けた場合、レン
ズ移動デッキを移動させる際、レンズ移動デッキ上に搭
載された引き伸ばしレンズと支持レールとが干渉するこ
とを防止することが可能となる。
【0015】また、上記構成において、第1の方向及び
第2の方向を、それぞれ水平に構成しても良い。すなわ
ち、レンズ移動デッキ及びレンズ収納デッキを水平な同
一平面に配置することにより、引き伸ばしレンズをレン
ズ移動デッキからレンズ収納デッキに移動させる際又は
その逆の際に、重力による水平方向の余分な分力が発生
せず、引き伸ばしレンズをスムーズに移動させることが
可能となる。
第2の方向を、それぞれ水平に構成しても良い。すなわ
ち、レンズ移動デッキ及びレンズ収納デッキを水平な同
一平面に配置することにより、引き伸ばしレンズをレン
ズ移動デッキからレンズ収納デッキに移動させる際又は
その逆の際に、重力による水平方向の余分な分力が発生
せず、引き伸ばしレンズをスムーズに移動させることが
可能となる。
【0016】また、上記構成において、支持レールの終
端部近傍に、引き伸ばしレンズの回転軸の水平方向の移
動を制限するためのストッパーを設けるように構成して
も良い。このような構成により、支持レール上に支持さ
れた引き伸ばしレンズを回転させる際、回転軸の中心の
位置が安定し、引き伸ばしレンズが傾いて回転すること
を防止することが可能となる。
端部近傍に、引き伸ばしレンズの回転軸の水平方向の移
動を制限するためのストッパーを設けるように構成して
も良い。このような構成により、支持レール上に支持さ
れた引き伸ばしレンズを回転させる際、回転軸の中心の
位置が安定し、引き伸ばしレンズが傾いて回転すること
を防止することが可能となる。
【0017】
(第1の実施形態)本発明の写真処理装置の第1の実施
形態について、図1から図7を参照しつつ説明する。図
1は本発明の写真処理装置の第1の実施形態の外観構成
を示す斜視図である。写真処理装置1は、フィルム上の
像を拡大投影し、感光材料(印画紙)を露光させる露光
ユニット100と、ロール状に巻回された感光材料を収
納し、所定サイズに切断して露光ユニット100に供給
する感光材料ユニット200と、露光された感光材料を
現像、定着、水洗及び乾燥処理する現像ユニット300
等で構成されている。
形態について、図1から図7を参照しつつ説明する。図
1は本発明の写真処理装置の第1の実施形態の外観構成
を示す斜視図である。写真処理装置1は、フィルム上の
像を拡大投影し、感光材料(印画紙)を露光させる露光
ユニット100と、ロール状に巻回された感光材料を収
納し、所定サイズに切断して露光ユニット100に供給
する感光材料ユニット200と、露光された感光材料を
現像、定着、水洗及び乾燥処理する現像ユニット300
等で構成されている。
【0018】感光材料ユニット200は露光ユニット1
00の下部に設けられており、ロール状に巻回された印
画紙を感光させないように内蔵した暗箱201が収納さ
れている。ロール状に巻回された新品の感光材料の一例
では、その長さが約180mであり、暗箱201を含め
た重量が14Kgにもなる。そのため、扉202を開い
た内側には、暗箱201を載置して感光材料ユニット2
01の内部に収納するための引き出し可能な支持レール
(図示せず)等が設けられている。暗箱201が感光材
料ユニット200に装填されると、感光材料が暗箱20
1から引き出され、カッター(図示せず)により所定の
寸法に切断された後、露光ユニット100に搬送され
る。
00の下部に設けられており、ロール状に巻回された印
画紙を感光させないように内蔵した暗箱201が収納さ
れている。ロール状に巻回された新品の感光材料の一例
では、その長さが約180mであり、暗箱201を含め
た重量が14Kgにもなる。そのため、扉202を開い
た内側には、暗箱201を載置して感光材料ユニット2
01の内部に収納するための引き出し可能な支持レール
(図示せず)等が設けられている。暗箱201が感光材
料ユニット200に装填されると、感光材料が暗箱20
1から引き出され、カッター(図示せず)により所定の
寸法に切断された後、露光ユニット100に搬送され
る。
【0019】露光ユニット100は、後述する引き伸ば
しレンズユニットと、光源111と、光源からの光の光
路を略直角に曲げ、引き伸ばしレンズユニットに導くた
めのミラーユニット112と、操作パネル113と、モ
ニターディスプレイ装置114と、引き伸ばしレンズユ
ニットを覆い、外部からの光を遮蔽するための筐体12
0等で構成されている。
しレンズユニットと、光源111と、光源からの光の光
路を略直角に曲げ、引き伸ばしレンズユニットに導くた
めのミラーユニット112と、操作パネル113と、モ
ニターディスプレイ装置114と、引き伸ばしレンズユ
ニットを覆い、外部からの光を遮蔽するための筐体12
0等で構成されている。
【0020】現像ユニット300は、前述のように露光
された感光材料を現像、定着、水洗及び乾燥させるもの
であるが、少なくとも全現像行程と定着行程の初期で
は、外部からの迷光による感光があってはならない。そ
のため、現像ユニット300は、少なくとも現像行程、
定着行程及び水洗行程を行う暗室部分301と、乾燥等
を行う乾燥部分302の2つの部分で構成されている。
乾燥された感光材料(すなわち写真)は、現像ユニット
300の上部の排出口303から排出され、第1搬送ベ
ルト304上に、例えば1本のフィルムに撮影されてい
るコマ数分だけ積み重ねられる。フィルム1本分の処理
が終わると、第1搬送ベルト304により第2搬送ベル
ト305上に移動され、第2搬送ベルト305上に保持
される。第2搬送ベルト305上には、複数本分の写真
を保持することができる。
された感光材料を現像、定着、水洗及び乾燥させるもの
であるが、少なくとも全現像行程と定着行程の初期で
は、外部からの迷光による感光があってはならない。そ
のため、現像ユニット300は、少なくとも現像行程、
定着行程及び水洗行程を行う暗室部分301と、乾燥等
を行う乾燥部分302の2つの部分で構成されている。
乾燥された感光材料(すなわち写真)は、現像ユニット
300の上部の排出口303から排出され、第1搬送ベ
ルト304上に、例えば1本のフィルムに撮影されてい
るコマ数分だけ積み重ねられる。フィルム1本分の処理
が終わると、第1搬送ベルト304により第2搬送ベル
ト305上に移動され、第2搬送ベルト305上に保持
される。第2搬送ベルト305上には、複数本分の写真
を保持することができる。
【0021】次に、引き伸ばしレンズユニット400の
詳細について説明する。図2は引き伸ばしレンズ500
が露光位置にある時の状態、図3は引き伸ばしレンズ5
00が待避位置にある時の状態、図4は引き伸ばしレン
ズ500がレンズ収納デッキ700上に収納されている
状態、図5は引き伸ばしレンズ500が待避位置に設け
られた支持レールに支持された状態、図6は引き伸ばし
レンズ500を支持レール上で回転させた状態をそれぞ
れ示す。また、図7は、支持レールの終端近傍に設けら
れたストッパーの一構成例を示す。
詳細について説明する。図2は引き伸ばしレンズ500
が露光位置にある時の状態、図3は引き伸ばしレンズ5
00が待避位置にある時の状態、図4は引き伸ばしレン
ズ500がレンズ収納デッキ700上に収納されている
状態、図5は引き伸ばしレンズ500が待避位置に設け
られた支持レールに支持された状態、図6は引き伸ばし
レンズ500を支持レール上で回転させた状態をそれぞ
れ示す。また、図7は、支持レールの終端近傍に設けら
れたストッパーの一構成例を示す。
【0022】各図に示すように、引き伸ばしレンズユニ
ット400は、プリントされるべきネガフィルムを搬送
し、所定の開口401に対向する位置に保持するフィル
ムホルダ402と、例えばボールネジ機構やベルトドラ
イブ機構等の駆動機構(図示せず)により駆動され、第
1の方向X−X’に移動可能なレンズ移動デッキ600
と、レンズ移動デッキ600上のレンズ搭載領域601
に搭載されたズームレンズ等の引き伸ばしレンズ500
と、レンズ移動デッキ600のミラー搭載領域602に
搭載され、開口401及びそれに対向するように保持さ
れたネガフィルムを透過した光の進行方向を略90度曲
げ、光センサ404に導くためのミラー403、レンズ
移動デッキ600のレンズ搭載領域601が待避位置
(図3参照)にある場合に、レンズ搭載領域601に隣
接し、かつ第1の方向X−X’に略直交する第2の方向
Y−Y’に設けられた引き伸ばしレンズ500を収納す
るためのレンズ収納デッキ700と、引き伸ばしレンズ
ユニット400のフレーム405に回転可能に軸支され
た可動レール651及びフレーム(図示せず)に固定さ
れた固定レール652等で構成されている。
ット400は、プリントされるべきネガフィルムを搬送
し、所定の開口401に対向する位置に保持するフィル
ムホルダ402と、例えばボールネジ機構やベルトドラ
イブ機構等の駆動機構(図示せず)により駆動され、第
1の方向X−X’に移動可能なレンズ移動デッキ600
と、レンズ移動デッキ600上のレンズ搭載領域601
に搭載されたズームレンズ等の引き伸ばしレンズ500
と、レンズ移動デッキ600のミラー搭載領域602に
搭載され、開口401及びそれに対向するように保持さ
れたネガフィルムを透過した光の進行方向を略90度曲
げ、光センサ404に導くためのミラー403、レンズ
移動デッキ600のレンズ搭載領域601が待避位置
(図3参照)にある場合に、レンズ搭載領域601に隣
接し、かつ第1の方向X−X’に略直交する第2の方向
Y−Y’に設けられた引き伸ばしレンズ500を収納す
るためのレンズ収納デッキ700と、引き伸ばしレンズ
ユニット400のフレーム405に回転可能に軸支され
た可動レール651及びフレーム(図示せず)に固定さ
れた固定レール652等で構成されている。
【0023】可動レール651と固定レール652と
で、引き伸ばしレンズ500に設けられた回転軸550
を回転可能に支持するための支持レール650を構成す
る。図7に示すように、固定レール652の先端近傍に
は、例えば板ばね等のストッパー660が設けられてお
り、引き伸ばしレンズ500に設けられた回転軸550
の第2の方向Y−Y’の動きを規制する。図示しない
が、可動レール651の先端近傍にも同様のストッパー
を設けることが好ましい。このような構成により、支持
レール650上での回転軸550の位置が安定し、支持
レール650の先端部近傍で引き伸ばしレンズ500を
回転させることができる。また、引き伸ばしレンズ50
0の回転の際、回転軸550の位置が安定するので、引
き伸ばしレンズ500が傾いて回転することを防止する
ことができる。
で、引き伸ばしレンズ500に設けられた回転軸550
を回転可能に支持するための支持レール650を構成す
る。図7に示すように、固定レール652の先端近傍に
は、例えば板ばね等のストッパー660が設けられてお
り、引き伸ばしレンズ500に設けられた回転軸550
の第2の方向Y−Y’の動きを規制する。図示しない
が、可動レール651の先端近傍にも同様のストッパー
を設けることが好ましい。このような構成により、支持
レール650上での回転軸550の位置が安定し、支持
レール650の先端部近傍で引き伸ばしレンズ500を
回転させることができる。また、引き伸ばしレンズ50
0の回転の際、回転軸550の位置が安定するので、引
き伸ばしレンズ500が傾いて回転することを防止する
ことができる。
【0024】レンズ移動デッキ600は、図示しない駆
動機構により、第1の方向X−X’に図2に示す位置と
図3に示す位置との間を双方向に移動される。図2に示
す状態では、引き伸ばしレンズ500が露光位置にあ
り、ミラー403が待避している。従って、この状態で
は、光源111を制御することにより、フィルム上の画
像を感光材料(印画紙)上に拡大投影し、感光材料を露
光することができる。一方、図3に示す状態では、引き
伸ばしレンズ500が待避位置にあり、ミラー404が
露光位置にあるため、フィルムを透過した光はミラー4
03により反射され、光センサ404に入射する。光セ
ンサ404は、フィルムの状態、すなわち3原色(赤、
青、緑)の補色であるイエロー、マゼンタ及びシアンの
各成分を検出する。このセンサ404の出力に基づい
て、露光時の各色の割合や露光時間等を決定することが
できる。
動機構により、第1の方向X−X’に図2に示す位置と
図3に示す位置との間を双方向に移動される。図2に示
す状態では、引き伸ばしレンズ500が露光位置にあ
り、ミラー403が待避している。従って、この状態で
は、光源111を制御することにより、フィルム上の画
像を感光材料(印画紙)上に拡大投影し、感光材料を露
光することができる。一方、図3に示す状態では、引き
伸ばしレンズ500が待避位置にあり、ミラー404が
露光位置にあるため、フィルムを透過した光はミラー4
03により反射され、光センサ404に入射する。光セ
ンサ404は、フィルムの状態、すなわち3原色(赤、
青、緑)の補色であるイエロー、マゼンタ及びシアンの
各成分を検出する。このセンサ404の出力に基づい
て、露光時の各色の割合や露光時間等を決定することが
できる。
【0025】引き伸ばしレンズユニット400は、図1
に示す筐体120の内部に設けられている。また、フィ
ルムホルダ402は、ミラーユニット112の下方に位
置する。本実施形態では、引き伸ばしレンズ500を第
1の方向X−X’及び第2の方向Y−Y’に摺動させる
必要があるため、第1の方向X−X’及び第2の方向Y
−Y’は、それぞれ地面に対して平行(水平)となるよ
うに調整されている。従って、引き伸ばしレンズ500
の光軸は地面に対して直角(垂直)となる。また、筐体
120には、筐体120の内部の引き伸ばしレンズユニ
ット400のレンズ移動デッキ600のレンズ搭載領域
601の待避位置に対向する位置、すなわち筐体120
の第2の方向に直交する面に扉121が設けられてい
る。この扉121を開くことにより、手作業にて引き伸
ばしレンズ500を第2の方向Y−Y’にレンズ移動デ
ッキ600のレンズ搭載領域601からレンズ収納デッ
キ700に移動させたり、引き伸ばしレンズ500をレ
ンズ収納デッキ700から支持レール650上に移動さ
せ、回転軸550を中心として回転させることができ
る。
に示す筐体120の内部に設けられている。また、フィ
ルムホルダ402は、ミラーユニット112の下方に位
置する。本実施形態では、引き伸ばしレンズ500を第
1の方向X−X’及び第2の方向Y−Y’に摺動させる
必要があるため、第1の方向X−X’及び第2の方向Y
−Y’は、それぞれ地面に対して平行(水平)となるよ
うに調整されている。従って、引き伸ばしレンズ500
の光軸は地面に対して直角(垂直)となる。また、筐体
120には、筐体120の内部の引き伸ばしレンズユニ
ット400のレンズ移動デッキ600のレンズ搭載領域
601の待避位置に対向する位置、すなわち筐体120
の第2の方向に直交する面に扉121が設けられてい
る。この扉121を開くことにより、手作業にて引き伸
ばしレンズ500を第2の方向Y−Y’にレンズ移動デ
ッキ600のレンズ搭載領域601からレンズ収納デッ
キ700に移動させたり、引き伸ばしレンズ500をレ
ンズ収納デッキ700から支持レール650上に移動さ
せ、回転軸550を中心として回転させることができ
る。
【0026】図4に示すように、レンズ移動デッキ60
0のレンズ搭載領域601の中央部には、引き伸ばしレ
ンズ500により拡大されたネガフィルム上の画像を感
光材上に投影するための露光窓660が設けられてい
る。露光窓660の第1の方向X−X’の両側には、第
2の方向Y−Y’に平行な2本のレール621及び62
2が形成されており、引き伸ばしレンズ500のベース
部形成された摺動面と当接することにより、引き伸ばし
レンズ500の位置決めを行う。また、レンズ搭載領域
601には、ズームレンズ等の引き伸ばしレンズ500
以外の引き伸ばしレンズ(例えば単焦点レンズ)を搭載
する際の位置決めとなる位置決めピン611やガイド溝
612等も形成されている。
0のレンズ搭載領域601の中央部には、引き伸ばしレ
ンズ500により拡大されたネガフィルム上の画像を感
光材上に投影するための露光窓660が設けられてい
る。露光窓660の第1の方向X−X’の両側には、第
2の方向Y−Y’に平行な2本のレール621及び62
2が形成されており、引き伸ばしレンズ500のベース
部形成された摺動面と当接することにより、引き伸ばし
レンズ500の位置決めを行う。また、レンズ搭載領域
601には、ズームレンズ等の引き伸ばしレンズ500
以外の引き伸ばしレンズ(例えば単焦点レンズ)を搭載
する際の位置決めとなる位置決めピン611やガイド溝
612等も形成されている。
【0027】次に、本実施形態の動作について説明す
る。引き伸ばしレンズ500のレンズ表面の清掃作業を
行う場合、図1に示す操作パネル113を操作し、レン
ズ移動デッキ600のレンズ搭載領域601を待避位置
に移動させ、図2に示す状態から図3に示す状態に移行
させる。この状態で、図1に示す扉121を開き、手動
によりハンドル520をY方向に押し、引き伸ばしレン
ズ500を、一旦レンズ移動デッキ600からレンズ収
納デッキ700に、Y方向に移動させ、図3に示す状態
から図4に示す状態に移行させる。図4に示す状態で
は、レンズ移動デッキ600のレンズ搭載領域601が
開放されるので、可動レール651を回転させ、固定レ
ール652と平行な状態にする。これにより支持レール
650が構成され、引き伸ばしレンズ500を、その回
転軸550を中心として回転可能に支持することができ
る。
る。引き伸ばしレンズ500のレンズ表面の清掃作業を
行う場合、図1に示す操作パネル113を操作し、レン
ズ移動デッキ600のレンズ搭載領域601を待避位置
に移動させ、図2に示す状態から図3に示す状態に移行
させる。この状態で、図1に示す扉121を開き、手動
によりハンドル520をY方向に押し、引き伸ばしレン
ズ500を、一旦レンズ移動デッキ600からレンズ収
納デッキ700に、Y方向に移動させ、図3に示す状態
から図4に示す状態に移行させる。図4に示す状態で
は、レンズ移動デッキ600のレンズ搭載領域601が
開放されるので、可動レール651を回転させ、固定レ
ール652と平行な状態にする。これにより支持レール
650が構成され、引き伸ばしレンズ500を、その回
転軸550を中心として回転可能に支持することができ
る。
【0028】次に、操作パネル113を操作し、レンズ
移動デッキ600のレンズ搭載領域601を露光位置に
移動させる。この動作と並行して、引き伸ばしレンズ5
00を、Y’方向にレンズ収納デッキ700から支持レ
ール650に移動させ、図4に示す状態から図5に示す
状態に移行させる。この段階で、引き伸ばしレンズ50
0は、支持レール650により架空支持され、その下方
にはレンズ移動デッキ600は存在しない。そこで、ハ
ンドル520を引き上げることにより、引き伸ばしレン
ズ500を回転軸550を中心として回転させ、図5に
示す状態から図6に示す状態に移行させる。図6に示す
状態では、引き伸ばしレンズ500の底面501は図1
に示す筐体120の扉121を開いた開口部に対向して
いる。従って、作業者は図1に示す写真処理装置1の感
光材料ユニット200の内部に潜り込むことなく、操作
パネル113側から引き伸ばしレンズ500のレンズ表
面502を清掃することができる。清掃作業完了後、引
き伸ばしレンズ500を露光位置に設置する場合は、上
記動作と逆の動作を行う。
移動デッキ600のレンズ搭載領域601を露光位置に
移動させる。この動作と並行して、引き伸ばしレンズ5
00を、Y’方向にレンズ収納デッキ700から支持レ
ール650に移動させ、図4に示す状態から図5に示す
状態に移行させる。この段階で、引き伸ばしレンズ50
0は、支持レール650により架空支持され、その下方
にはレンズ移動デッキ600は存在しない。そこで、ハ
ンドル520を引き上げることにより、引き伸ばしレン
ズ500を回転軸550を中心として回転させ、図5に
示す状態から図6に示す状態に移行させる。図6に示す
状態では、引き伸ばしレンズ500の底面501は図1
に示す筐体120の扉121を開いた開口部に対向して
いる。従って、作業者は図1に示す写真処理装置1の感
光材料ユニット200の内部に潜り込むことなく、操作
パネル113側から引き伸ばしレンズ500のレンズ表
面502を清掃することができる。清掃作業完了後、引
き伸ばしレンズ500を露光位置に設置する場合は、上
記動作と逆の動作を行う。
【0029】なお、上記本発明の写真処理装置の第1の
実施形態の、例えば図3から図6に示す動作において、
筐体120の扉121を開くと、レンズ移動デッキ60
0のレンズ搭載領域601に設けられた露光窓660か
ら、外光が露光ユニット100や感光材料ユニット20
0の暗室部分に漏れる。そのため、引き伸ばしレンズ5
00の清掃作業中、感光材料(印画紙)を暗箱201の
内部に回収しておくことは言うまでもない。
実施形態の、例えば図3から図6に示す動作において、
筐体120の扉121を開くと、レンズ移動デッキ60
0のレンズ搭載領域601に設けられた露光窓660か
ら、外光が露光ユニット100や感光材料ユニット20
0の暗室部分に漏れる。そのため、引き伸ばしレンズ5
00の清掃作業中、感光材料(印画紙)を暗箱201の
内部に回収しておくことは言うまでもない。
【0030】また、第1の実施形態では、支持レール6
50を可動レール651と固定レール652で構成し、
筐体120内部の引き伸ばしレンズユニット400に設
けたが、扉121を開いた状態で、筐体120の外部か
ら挿入するように構成しても良い。あるいは、扉121
を開いた状態で、筐体内部で支持レールを組み立てるよ
うに構成しても良い。
50を可動レール651と固定レール652で構成し、
筐体120内部の引き伸ばしレンズユニット400に設
けたが、扉121を開いた状態で、筐体120の外部か
ら挿入するように構成しても良い。あるいは、扉121
を開いた状態で、筐体内部で支持レールを組み立てるよ
うに構成しても良い。
【0031】(第2の実施形態)次に、本発明の写真処
理装置の第2の実施形態について、図8及び図9を参照
しつつ説明する。なお、上記第1の実施形態の場合と同
じ符号は実質的に同じものを表しているため、その説明
を省略する。
理装置の第2の実施形態について、図8及び図9を参照
しつつ説明する。なお、上記第1の実施形態の場合と同
じ符号は実質的に同じものを表しているため、その説明
を省略する。
【0032】図8は引き伸ばしレンズ500が待避位置
にある時の状態、図9は引き伸ばしレンズ500を支持
レール上で回転させた状態をそれぞれ示す。第2の実施
形態では、支持レール670は引き伸ばしレンズユニッ
ト400のフレーム(図示せず)に固定された2本の平
行なレールで構成され、第1の方向X−X’と並行に設
けられている。この場合、筐体の扉(図示せず)は、第
1の実施形態の場合と異なり、第1の方向X−X’と直
交する面(例えば、図1に示す写真処理装置でいえば、
ハッチング130で示す部分)に設ける。
にある時の状態、図9は引き伸ばしレンズ500を支持
レール上で回転させた状態をそれぞれ示す。第2の実施
形態では、支持レール670は引き伸ばしレンズユニッ
ト400のフレーム(図示せず)に固定された2本の平
行なレールで構成され、第1の方向X−X’と並行に設
けられている。この場合、筐体の扉(図示せず)は、第
1の実施形態の場合と異なり、第1の方向X−X’と直
交する面(例えば、図1に示す写真処理装置でいえば、
ハッチング130で示す部分)に設ける。
【0033】支持レール670の先端にテーパ(図示せ
ず)を形成し、支持レール670の先端のレール面の高
さを、レンズ移動ユニット600のレンズ搭載領域60
1上の引き伸ばしレンズ500の回転軸500の底部よ
りも若干低くしている。また、支持レール670の終端
670aのレール面を、レンズ移動ユニット600のレ
ンズ搭載領域601上の引き伸ばしレンズ500の回転
軸550の底部よりも若干高く、かつ水平にしている。
このような構成により、レンズ移動デッキ600を移動
させ、レンズ搭載領域601を待避位置に移動させると
同時に、自動的に引き伸ばしレンズ500を支持レール
670により支持することが可能となる。
ず)を形成し、支持レール670の先端のレール面の高
さを、レンズ移動ユニット600のレンズ搭載領域60
1上の引き伸ばしレンズ500の回転軸500の底部よ
りも若干低くしている。また、支持レール670の終端
670aのレール面を、レンズ移動ユニット600のレ
ンズ搭載領域601上の引き伸ばしレンズ500の回転
軸550の底部よりも若干高く、かつ水平にしている。
このような構成により、レンズ移動デッキ600を移動
させ、レンズ搭載領域601を待避位置に移動させると
同時に、自動的に引き伸ばしレンズ500を支持レール
670により支持することが可能となる。
【0034】第2の実施形態では、筐体に設ける扉の位
置が限定されるというデメリットもあるが、レンズ収納
デッキ700を省略することができ、引き伸ばしレンズ
ユニット400の構造を簡単、かつ小型にすることがで
きる。また、引き伸ばしレンズ500を一旦レンズ収納
デッキに載せ換える必要がないので、引き伸ばしレンズ
500の清掃作業をさらに容易にすることも可能であ
る。
置が限定されるというデメリットもあるが、レンズ収納
デッキ700を省略することができ、引き伸ばしレンズ
ユニット400の構造を簡単、かつ小型にすることがで
きる。また、引き伸ばしレンズ500を一旦レンズ収納
デッキに載せ換える必要がないので、引き伸ばしレンズ
500の清掃作業をさらに容易にすることも可能であ
る。
【0035】なお、第2の実施形態においても、図7に
示すようなストッパーを支持レール670の終端670
a近傍に設けることが好ましいことは言うまでもない。
示すようなストッパーを支持レール670の終端670
a近傍に設けることが好ましいことは言うまでもない。
【0036】また、上記各実施形態では、回転軸550
を引き伸ばしレンズ500側に設け、支持レール650
又は670を引き伸ばしレンズユニット400のフレー
ム側に設けるように構成したが、これに限定されるもの
ではなく、逆に支持レールを引き伸ばしレンズ500の
本体側壁に設け、これと係合する軸を引き伸ばしレンズ
ユニット400のフレーム側に設けても良い。
を引き伸ばしレンズ500側に設け、支持レール650
又は670を引き伸ばしレンズユニット400のフレー
ム側に設けるように構成したが、これに限定されるもの
ではなく、逆に支持レールを引き伸ばしレンズ500の
本体側壁に設け、これと係合する軸を引き伸ばしレンズ
ユニット400のフレーム側に設けても良い。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明の写真処理装置に
よれば、引き伸ばしレンズを搭載するためのレンズ搭載
領域と、フィルムを透過した光を光センサに導くための
ミラーを搭載するミラー搭載領域とを有し、レンズ搭載
領域が相互に隣接する露光位置及び待避位置のいずれか
に位置するように第1の方向に移動可能なレンズ移動デ
ッキと、レンズ搭載領域の待避位置に設けられ、引き伸
ばしレンズと係合し、引き伸ばしレンズを回転可能に軸
支する支持手段と、レンズ移動デッキを内部に収納し外
光から遮蔽すると共に、待避位置近傍に開閉可能に設け
られた扉を有する筐体とを具備するので、レンズ移動デ
ッキを駆動してレンズ搭載領域に搭載されている引き伸
ばしレンズを待避位置に移動させ、引き伸ばしレンズを
支持手段により回転可能に支持し、この状態で筐体の扉
を開き、引き伸ばしレンズをその回転軸を中心として回
転させることにより、レンズ表面が筐体の扉部を介して
外部に露出される。作業者は、写真処理装置の暗室内部
に潜り込むことなく、引き伸ばしレンズの清掃作業を行
うことが可能となる。その結果、引き伸ばしレンズの清
掃作業が簡単、かつ容易になる。さらに、引き伸ばしレ
ンズの表面を目視することができ、容易に引き伸ばしレ
ンズの表面を完全に清掃することが可能となる。
よれば、引き伸ばしレンズを搭載するためのレンズ搭載
領域と、フィルムを透過した光を光センサに導くための
ミラーを搭載するミラー搭載領域とを有し、レンズ搭載
領域が相互に隣接する露光位置及び待避位置のいずれか
に位置するように第1の方向に移動可能なレンズ移動デ
ッキと、レンズ搭載領域の待避位置に設けられ、引き伸
ばしレンズと係合し、引き伸ばしレンズを回転可能に軸
支する支持手段と、レンズ移動デッキを内部に収納し外
光から遮蔽すると共に、待避位置近傍に開閉可能に設け
られた扉を有する筐体とを具備するので、レンズ移動デ
ッキを駆動してレンズ搭載領域に搭載されている引き伸
ばしレンズを待避位置に移動させ、引き伸ばしレンズを
支持手段により回転可能に支持し、この状態で筐体の扉
を開き、引き伸ばしレンズをその回転軸を中心として回
転させることにより、レンズ表面が筐体の扉部を介して
外部に露出される。作業者は、写真処理装置の暗室内部
に潜り込むことなく、引き伸ばしレンズの清掃作業を行
うことが可能となる。その結果、引き伸ばしレンズの清
掃作業が簡単、かつ容易になる。さらに、引き伸ばしレ
ンズの表面を目視することができ、容易に引き伸ばしレ
ンズの表面を完全に清掃することが可能となる。
【0038】また、支持手段は、第1の方向に対して平
行に設けられた一対の支持レールと第1の方向に直交す
るように設けられた回転軸を含み、扉を筐体の第1の方
向に直交する面に設けるように構成することにより、レ
ンズ移動デッキを移動させ、レンズ搭載領域を待避位置
に移動させると同時に、自動的に引き伸ばしレンズを支
持レールにより支持することが可能となる。
行に設けられた一対の支持レールと第1の方向に直交す
るように設けられた回転軸を含み、扉を筐体の第1の方
向に直交する面に設けるように構成することにより、レ
ンズ移動デッキを移動させ、レンズ搭載領域を待避位置
に移動させると同時に、自動的に引き伸ばしレンズを支
持レールにより支持することが可能となる。
【0039】または、引き伸ばしレンズを収納するため
のレンズ収納デッキを、レンズ搭載領域の待避位置に隣
接する位置に設けるように構成することにより、引き伸
ばしレンズを一旦レンズ収納デッキに載せ換えた後、待
避位置に支持レールを組み立て、あるいは一部又は全体
を移動させることができ、支持レールの位置、方向及び
構成等を自由に選択することができる。また、筐体の扉
の位置や方向も自由に選択することができる。
のレンズ収納デッキを、レンズ搭載領域の待避位置に隣
接する位置に設けるように構成することにより、引き伸
ばしレンズを一旦レンズ収納デッキに載せ換えた後、待
避位置に支持レールを組み立て、あるいは一部又は全体
を移動させることができ、支持レールの位置、方向及び
構成等を自由に選択することができる。また、筐体の扉
の位置や方向も自由に選択することができる。
【0040】さらに、レンズ収納デッキを、第1の方向
に対して略直交する第2の方向に設けるように構成する
ことにより、レンズ移動デッキの移動領域とレンズ収納
デッキを略L状に配置することができ、レンズ移動デッ
キ及びレンズ収納デッキを含む引き伸ばしレンズユニッ
トの横幅を小さくすることが可能になる。特に、例えば
図10に示すように、光源が引き伸ばしレンズユニット
の光軸に対して略直交するように設けられている場合、
光源の下方の領域が空いているため、ここにレンズ収納
デッキを設けても、第2の方向における写真処理装置全
体のサイズは変化しない。その分、第1の方向における
写真処理装置の幅を狭くすることが可能となる。
に対して略直交する第2の方向に設けるように構成する
ことにより、レンズ移動デッキの移動領域とレンズ収納
デッキを略L状に配置することができ、レンズ移動デッ
キ及びレンズ収納デッキを含む引き伸ばしレンズユニッ
トの横幅を小さくすることが可能になる。特に、例えば
図10に示すように、光源が引き伸ばしレンズユニット
の光軸に対して略直交するように設けられている場合、
光源の下方の領域が空いているため、ここにレンズ収納
デッキを設けても、第2の方向における写真処理装置全
体のサイズは変化しない。その分、第1の方向における
写真処理装置の幅を狭くすることが可能となる。
【0041】また、支持手段は、第2の方向に対して平
行に設けられ他一対の支持レールと第2の方向に直交す
るように設けられた回転軸を含み、扉を筐体の前記第2
の方向に直交する面に設けるように構成することによ
り、操作パネルが光源や引き伸ばしレンズユニットの前
方に設けられている場合、操作パネル側から引き伸ばし
レンズの清掃作業を行うことが可能となる。
行に設けられ他一対の支持レールと第2の方向に直交す
るように設けられた回転軸を含み、扉を筐体の前記第2
の方向に直交する面に設けるように構成することによ
り、操作パネルが光源や引き伸ばしレンズユニットの前
方に設けられている場合、操作パネル側から引き伸ばし
レンズの清掃作業を行うことが可能となる。
【0042】また、支持レールを2つの平行なレールで
構成し、少なくとも1つのレールを可動式とすることに
より、特に、支持レールを第2の方向に対して平行に設
けた場合、レンズ移動デッキを移動させる際、レンズ移
動デッキ上に搭載された引き伸ばしレンズと支持レール
とが干渉することを防止することが可能となる。
構成し、少なくとも1つのレールを可動式とすることに
より、特に、支持レールを第2の方向に対して平行に設
けた場合、レンズ移動デッキを移動させる際、レンズ移
動デッキ上に搭載された引き伸ばしレンズと支持レール
とが干渉することを防止することが可能となる。
【0043】また、第1の方向及び第2の方向を、それ
ぞれ水平に構成することにより、引き伸ばしレンズをレ
ンズ移動デッキからレンズ収納デッキに移動させる際又
はその逆の際に、重力による水平方向の余分な分力が発
生せず、引き伸ばしレンズをスムーズに移動させること
が可能となる。
ぞれ水平に構成することにより、引き伸ばしレンズをレ
ンズ移動デッキからレンズ収納デッキに移動させる際又
はその逆の際に、重力による水平方向の余分な分力が発
生せず、引き伸ばしレンズをスムーズに移動させること
が可能となる。
【0044】また、支持レールの終端部近傍に、引き伸
ばしレンズの回転軸の水平方向の移動を制限するための
ストッパーを設けるように構成することにより、支持レ
ール上に支持された引き伸ばしレンズを回転させる際、
回転軸の中心の位置が安定し、引き伸ばしレンズが傾い
て回転することを防止することが可能となる。
ばしレンズの回転軸の水平方向の移動を制限するための
ストッパーを設けるように構成することにより、支持レ
ール上に支持された引き伸ばしレンズを回転させる際、
回転軸の中心の位置が安定し、引き伸ばしレンズが傾い
て回転することを防止することが可能となる。
【図1】 本発明の写真処理装置の第1の実施形態の外
観構成を示す斜視図である。
観構成を示す斜視図である。
【図2】 本発明の写真処理装置の第1の実施形態にお
ける引き伸ばしレンズが露光位置にある時の状態を示す
斜視図である。
ける引き伸ばしレンズが露光位置にある時の状態を示す
斜視図である。
【図3】 本発明の写真処理装置の第1の実施形態にお
ける引き伸ばしレンズが待避位置にある時の状態を示す
斜視図である。
ける引き伸ばしレンズが待避位置にある時の状態を示す
斜視図である。
【図4】 本発明の写真処理装置の第1の実施形態にお
ける引き伸ばしレンズがレンズ収納デッキ上に収納され
ている状態を示す斜視図である。
ける引き伸ばしレンズがレンズ収納デッキ上に収納され
ている状態を示す斜視図である。
【図5】 本発明の写真処理装置の第1の実施形態にお
ける引き伸ばしレンズが支持レール上に支持された状態
を示す斜視図である。
ける引き伸ばしレンズが支持レール上に支持された状態
を示す斜視図である。
【図6】 本発明の写真処理装置の第1の実施形態にお
ける支持レール上に支持された引き伸ばしレンズを回転
させた状態を示す斜視図である。
ける支持レール上に支持された引き伸ばしレンズを回転
させた状態を示す斜視図である。
【図7】 本発明の写真処理装置の第1の実施形態にお
ける、支持レールの終端近傍に設けられたストッパーの
一構成例を示す斜視図である。
ける、支持レールの終端近傍に設けられたストッパーの
一構成例を示す斜視図である。
【図8】 本発明の写真処理装置の第2の実施形態に
おける引き伸ばしレンズが待避位置にある時の状態を示
す斜視図である。
おける引き伸ばしレンズが待避位置にある時の状態を示
す斜視図である。
【図9】 本発明の写真処理装置の第2の実施形態にお
ける支持レール上に支持された引き伸ばしレンズを回転
させた状態を示す斜視図である。
ける支持レール上に支持された引き伸ばしレンズを回転
させた状態を示す斜視図である。
【図10】 従来の写真処理装置の概略構成を示す断面
図である。
図である。
【図11】 従来の写真処理装置におけるレンズ移動デ
ッキの構成を示す斜視図である。
ッキの構成を示す斜視図である。
400 :引き伸ばしレンズユニット 401 :開口 402 :フィルムホルダ 403 :ミラー 404 :光センサ 500 :引き伸ばしレンズ 550 :回転軸 600 :レンズ移動デッキ 601 :レンズ搭載領域 650 :支持レール 670 :支持レール 700 :レンズ収納デッキ
Claims (8)
- 【請求項1】 引き伸ばしレンズを搭載するためのレン
ズ搭載領域と、フィルムを透過した光を光センサに導く
ためのミラーを搭載するミラー搭載領域とを有し、前記
レンズ搭載領域が相互に隣接する露光位置及び待避位置
のいずれかに位置するように第1の方向に移動可能なレ
ンズ移動デッキと、 前記レンズ搭載領域の前記待避位置に設けられ、前記引
き伸ばしレンズと係合し、前記引き伸ばしレンズを回転
可能に軸支する支持手段と、 前記レンズ移動デッキを内部に収納し外光から遮蔽する
と共に、待避位置近傍に開閉可能に設けられた扉を有す
る筐体とを具備する写真処理装置。 - 【請求項2】 前記支持手段は、前記第1の方向に対し
て平行に設けられた一対の支持レールと前記第1の方向
に直交するように設けられた回転軸を含み、前記扉を前
記筐体の前記第1の方向に直交する面に設けたことを特
徴とする請求項1記載の写真処理装置。 - 【請求項3】 前記引き伸ばしレンズを収納するための
レンズ収納デッキを、前記レンズ搭載領域の前記待避位
置に隣接する位置に設けたことを特徴とする請求項1記
載の写真処理装置。 - 【請求項4】 前記レンズ収納デッキを、前記第1の方
向に対して略直交する第2の方向に設けたことを特徴と
する請求項3記載の写真処理装置。 - 【請求項5】 前記支持手段は、前記第2の方向に対し
て平行に設けられた一対の支持レールと前記第2の方向
に直交するように設けられた回転軸を含み、前記扉を前
記筐体の前記第2の方向に直交する面に設けることを特
徴とする請求項3又は4記載の写真処理装置。 - 【請求項6】 前記支持レールを2つの平行なレールで
構成し、少なくとも1つのレールを可動式とすることを
特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の写真処理
装置。 - 【請求項7】 前記第1の方向及び第2の方向は、それ
ぞれ水平であることを特徴とする請求項1から6のいず
れかに記載の写真処理装置。 - 【請求項8】 前記支持レールの終端部近傍に、前記引
き伸ばしレンズの回転軸の水平方向の移動を制限するた
めのストッパーを設けたことを特徴とする請求項1から
7のいずれかに記載の写真処理装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9248675A JPH1184539A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 写真処理装置 |
US09/149,777 US5956128A (en) | 1997-09-12 | 1998-09-08 | Photo-processing apparatus |
CNB981193161A CN1140843C (zh) | 1997-09-12 | 1998-09-11 | 底片加工设备 |
DE19842024A DE19842024C2 (de) | 1997-09-12 | 1998-09-14 | Fotoverarbeitungsapparat |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9248675A JPH1184539A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 写真処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1184539A true JPH1184539A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17181671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9248675A Withdrawn JPH1184539A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 写真処理装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5956128A (ja) |
JP (1) | JPH1184539A (ja) |
CN (1) | CN1140843C (ja) |
DE (1) | DE19842024C2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69824698T2 (de) * | 1997-10-27 | 2005-07-07 | Noritsu Koki Co., Ltd. | Fotografisches entwicklungsgerät |
US8668334B2 (en) | 2006-02-27 | 2014-03-11 | Vital Art And Science Incorporated | Vision measurement and training system and method of operation thereof |
JP5812986B2 (ja) | 2009-05-09 | 2015-11-17 | ヴァイタル アート アンド サイエンス,エルエルシー | 形状識別視力評価及び追跡システム |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT968439B (it) * | 1972-09-29 | 1974-03-20 | Durst Ag | Dispositivo di regolazione per la testa dell obiettivo di un appa recchio di ingrandimento |
DE3224344C2 (de) * | 1982-06-30 | 1986-01-23 | Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen | Optisches Kopiergerät |
DE3228028C2 (de) * | 1982-07-27 | 1985-04-18 | Kindermann & Co Gmbh, 8703 Ochsenfurt | Betrachtungseinrichtung für die Dias eines Diaprojektors |
JPS63188649U (ja) * | 1987-05-19 | 1988-12-02 | ||
JP2738237B2 (ja) * | 1992-09-25 | 1998-04-08 | ノーリツ鋼機株式会社 | 写真自動焼付現像機におけるレンズの自動調整方法および装置 |
US5801811A (en) * | 1993-01-06 | 1998-09-01 | Image Technology International, Inc. | 3D photographic printer using a matrix display for exposure |
-
1997
- 1997-09-12 JP JP9248675A patent/JPH1184539A/ja not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-09-08 US US09/149,777 patent/US5956128A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-09-11 CN CNB981193161A patent/CN1140843C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1998-09-14 DE DE19842024A patent/DE19842024C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1211752A (zh) | 1999-03-24 |
US5956128A (en) | 1999-09-21 |
CN1140843C (zh) | 2004-03-03 |
DE19842024C2 (de) | 2003-02-13 |
DE19842024A1 (de) | 1999-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1184539A (ja) | 写真処理装置 | |
EP0955561B1 (en) | Photograph processing apparatus | |
US3762815A (en) | Camera with rotatable vacuum exposure plate and ben day screen | |
US6146029A (en) | Magazine mounting device for photographic processing system and magazines suited thereto | |
JP3743511B2 (ja) | キーボード収納装置 | |
JP2000002934A (ja) | 写真処理装置 | |
JPH08234313A (ja) | 画像焼付方法及び装置 | |
JP2000002935A (ja) | 写真処理装置 | |
JP2782460B2 (ja) | 写真焼付装置 | |
JPH10115856A (ja) | 画像露光装置 | |
JP2003330122A (ja) | 写真プリント装置 | |
JPS58142328A (ja) | プリンタ− | |
JPH08234314A (ja) | 写真焼付装置、ロールマガジン保持装置及び感光材料移送装置 | |
JPH0756239A (ja) | 写真焼付装置および印画紙収納マガジン | |
JPH05181206A (ja) | 3d立体写真および通常写真の自動焼付現像装置 | |
JPH1062868A (ja) | スライドプロジェクター及びそのカートリッジホルダー | |
JPH0752275B2 (ja) | カメラ装置 | |
JPH0943850A (ja) | 両面露光装置 | |
JPH11305347A (ja) | 投影焼付装置 | |
JPH0437736A (ja) | 露光装置 | |
JPH05289186A (ja) | 写真焼付処理装置 | |
JP2004045627A (ja) | 印画紙マガジン | |
JPH11237693A (ja) | 写真焼き付け装置 | |
JPH0882871A (ja) | マスクの組付構造 | |
JPH06167747A (ja) | 等倍焼レンズ取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |