JPH1181020A - 伸縮ベルト用バックル - Google Patents
伸縮ベルト用バックルInfo
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- JPH1181020A JPH1181020A JP24748297A JP24748297A JPH1181020A JP H1181020 A JPH1181020 A JP H1181020A JP 24748297 A JP24748297 A JP 24748297A JP 24748297 A JP24748297 A JP 24748297A JP H1181020 A JPH1181020 A JP H1181020A
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- spring
- band
- constant load
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被装着体に締着されたベルトが、被装着部位
の周囲が伸縮しても、常に一定の締着力で被装着体を締
着する。 【解決手段】 バンド1と、伸縮機能を設けたバックル
Aとにより構成される伸縮ベルトにおいて、バックルA
のバネケース3aの内部に突設した軸芯18aに、リー
ル19に巻着した定荷重バネ5を回動自在に装着し、上
部に係合ピン6aを設けた係合体8aと定荷重バネ5と
を連結する。バネケース3aのバンド止め部23aを上
蓋2aの係止孔25aに回動自在に嵌着する。バンド1
の片端をバンド止め部23aに挿入して、止着凸部16
aと止着凹部17aを嵌着して、バネケース3aと上蓋
2aを組み付けると同時に、係合ピン6aを、上蓋2a
のガイド孔4aを貫通して摺動自在に突設し、バンド1
をバックルAに止着する。
の周囲が伸縮しても、常に一定の締着力で被装着体を締
着する。 【解決手段】 バンド1と、伸縮機能を設けたバックル
Aとにより構成される伸縮ベルトにおいて、バックルA
のバネケース3aの内部に突設した軸芯18aに、リー
ル19に巻着した定荷重バネ5を回動自在に装着し、上
部に係合ピン6aを設けた係合体8aと定荷重バネ5と
を連結する。バネケース3aのバンド止め部23aを上
蓋2aの係止孔25aに回動自在に嵌着する。バンド1
の片端をバンド止め部23aに挿入して、止着凸部16
aと止着凹部17aを嵌着して、バネケース3aと上蓋
2aを組み付けると同時に、係合ピン6aを、上蓋2a
のガイド孔4aを貫通して摺動自在に突設し、バンド1
をバックルAに止着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明の伸縮ベルト用バッ
クルは、被装着体に締着されるベルトのバックルに係る
ものであり、詳しくは締着された被装着体の被装着部位
の周囲の伸縮に合わせて伸縮する伸縮ベルトにおけるバ
ックルに関するものであ。
クルは、被装着体に締着されるベルトのバックルに係る
ものであり、詳しくは締着された被装着体の被装着部位
の周囲の伸縮に合わせて伸縮する伸縮ベルトにおけるバ
ックルに関するものであ。
【0002】
【従来の技術】 従来のこの種の伸縮ベルトは、伸縮機
能を設けるために、バンドの一部あるいは全部にゴムを
使用したり、バックルにコイルバネ、又は板バネを装着
した伸縮ベルトが知られている。(実公昭55−142
47号参照)
能を設けるために、バンドの一部あるいは全部にゴムを
使用したり、バックルにコイルバネ、又は板バネを装着
した伸縮ベルトが知られている。(実公昭55−142
47号参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 これらの従来の伸縮
ベルトは、伸縮機能を達成するために、弾性体であるゴ
ム、コイルバネ、又は板バネを使用することで、被装着
部位に加わる圧迫を和らげる効果を得るものであった。
しかし、これらの弾性体は、牽引するストロークに応じ
て張力が拡大するものであって、これを人が胴回りに着
用すると、通常の生活やスポーツ時において、座ったり
しゃがんだりしたとき、食事の後、及び腹筋や背筋に力
を入れたときに胴回りが拡大して、その拡大の程度に応
じて伸縮ベルトの張力が拡大してしまい、胴回り部分を
圧迫する圧力が必要以上に拡大し、圧迫感を和らげる効
果が不十分であった。その結果、スポーツのプレイの滑
らかさやリズムを損なったり、ベルトが接触する腹部や
脊椎及び背筋を長時間かつ局部的に圧迫して腰痛の原因
になったり、すでに腰痛の人の症状をさらに悪化させた
りしていた。
ベルトは、伸縮機能を達成するために、弾性体であるゴ
ム、コイルバネ、又は板バネを使用することで、被装着
部位に加わる圧迫を和らげる効果を得るものであった。
しかし、これらの弾性体は、牽引するストロークに応じ
て張力が拡大するものであって、これを人が胴回りに着
用すると、通常の生活やスポーツ時において、座ったり
しゃがんだりしたとき、食事の後、及び腹筋や背筋に力
を入れたときに胴回りが拡大して、その拡大の程度に応
じて伸縮ベルトの張力が拡大してしまい、胴回り部分を
圧迫する圧力が必要以上に拡大し、圧迫感を和らげる効
果が不十分であった。その結果、スポーツのプレイの滑
らかさやリズムを損なったり、ベルトが接触する腹部や
脊椎及び背筋を長時間かつ局部的に圧迫して腰痛の原因
になったり、すでに腰痛の人の症状をさらに悪化させた
りしていた。
【0004】更に、これらの従来の伸縮ベルトは、ベル
トが伸びる前の初期状態において、衣服を締着するため
に必要な最低張力を得るために、その張力に達する位置
までゴム、コイルバネ又は板バネを伸ばした状態で設置
する必要があり、長い伸縮ストロークを得るためには、
その分だけ全体が長い構造となり、バックルの重要な要
素であるコンパクト性が損なわれていた。またベルトを
装着していないときもこれらの弾性体に負荷がかかって
いるためにへたりが早く、伸縮機能の寿命が短かった。
トが伸びる前の初期状態において、衣服を締着するため
に必要な最低張力を得るために、その張力に達する位置
までゴム、コイルバネ又は板バネを伸ばした状態で設置
する必要があり、長い伸縮ストロークを得るためには、
その分だけ全体が長い構造となり、バックルの重要な要
素であるコンパクト性が損なわれていた。またベルトを
装着していないときもこれらの弾性体に負荷がかかって
いるためにへたりが早く、伸縮機能の寿命が短かった。
【0005】本発明の伸縮ベルト用バックルは、従来の
技術の有するこのような問題点に対してなされたもので
あり、伸縮ベルトの被装着部位の周囲の伸縮に対して、
ベルトの本来の目的の一つである衣服を被装着体に締着
することに対して、それに必要な圧力以上に被装着部位
を圧迫せず、かつ長い伸縮ストロークをコンパクトなバ
ックルにて達成することができ、かつ伸縮機能の寿命の
長い伸縮ベルト用バックルを提供することを目的とする
ものである。
技術の有するこのような問題点に対してなされたもので
あり、伸縮ベルトの被装着部位の周囲の伸縮に対して、
ベルトの本来の目的の一つである衣服を被装着体に締着
することに対して、それに必要な圧力以上に被装着部位
を圧迫せず、かつ長い伸縮ストロークをコンパクトなバ
ックルにて達成することができ、かつ伸縮機能の寿命の
長い伸縮ベルト用バックルを提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ために本発明の伸縮ベルト用バックルは、伸縮機能を設
ける手段としてバックルに定荷重バネを装着するもので
ある。つまり、バンドの片端をバックルの後端に止着
し、バックル内部に摺動自在に設けた係合体に定荷重バ
ネの端部を結合し、定荷重バネのもう一方の端部をバネ
ケース内部に固着し、バンドを被装着体に巻いて、被装
着体の被装着部位が拡大する前の状態で、バンドのもう
一方の端部を係合体に係合して被装着体に締着されるも
のである。
ために本発明の伸縮ベルト用バックルは、伸縮機能を設
ける手段としてバックルに定荷重バネを装着するもので
ある。つまり、バンドの片端をバックルの後端に止着
し、バックル内部に摺動自在に設けた係合体に定荷重バ
ネの端部を結合し、定荷重バネのもう一方の端部をバネ
ケース内部に固着し、バンドを被装着体に巻いて、被装
着体の被装着部位が拡大する前の状態で、バンドのもう
一方の端部を係合体に係合して被装着体に締着されるも
のである。
【0007】上記の定荷重バネとは、バネの伸びが増大
しても、その張力がほとんど変化しない特性をもつバネ
のことを称する。
しても、その張力がほとんど変化しない特性をもつバネ
のことを称する。
【0008】定荷重バネは、リールに巻着してバックル
内に設けた軸芯に取り付けることが、定荷重バネの運動
の安定を保つうえで好ましい。
内に設けた軸芯に取り付けることが、定荷重バネの運動
の安定を保つうえで好ましい。
【0009】また、バネケースと接触する係合体の前方
端部に回転体を取り付けて、係合体が摺動するときの摩
擦抵抗を少なくすることにより、係合体が滑らかに摺動
し、本伸縮ベルトが定荷重バネからの一定張力を得るう
えで効果的である。
端部に回転体を取り付けて、係合体が摺動するときの摩
擦抵抗を少なくすることにより、係合体が滑らかに摺動
し、本伸縮ベルトが定荷重バネからの一定張力を得るう
えで効果的である。
【0010】更に、上蓋から突出する係合ピン上にバン
ドカバーを設けることが、被装着者が係合ピンに触れて
怪我をしたり、バンドが係合ピンから外れたりすること
を防ぐうえで効果的である。
ドカバーを設けることが、被装着者が係合ピンに触れて
怪我をしたり、バンドが係合ピンから外れたりすること
を防ぐうえで効果的である。
【0011】更に、二個の同じ張力をもつ定荷重バネを
並設して、その外端部が両者ともに内側から、もしくは
外側から繰り出されて、その中央で係合体に結合するこ
とにより、この係合体は、摺動したときに左右の定荷重
バネから均等な張力を得て、ガイド孔内において回動す
ることなく安定して摺動する効果がある。
並設して、その外端部が両者ともに内側から、もしくは
外側から繰り出されて、その中央で係合体に結合するこ
とにより、この係合体は、摺動したときに左右の定荷重
バネから均等な張力を得て、ガイド孔内において回動す
ることなく安定して摺動する効果がある。
【0012】また定荷重バネの外端部が外側から繰り出
されて係合体に結合される場合に、円弧状のバネ支え板
を介装することにより、定荷重バネが繰り出されたとき
のバネの変形を防ぐ効果がある。
されて係合体に結合される場合に、円弧状のバネ支え板
を介装することにより、定荷重バネが繰り出されたとき
のバネの変形を防ぐ効果がある。
【0013】また、帯状で、幅が狭く、かつ張力の小さ
い定荷重バネ複数枚を、互いの側面を重ね合わせて目的
の張力を得て用いることは、薄い構造のバックルを造る
うえで効果的である。
い定荷重バネ複数枚を、互いの側面を重ね合わせて目的
の張力を得て用いることは、薄い構造のバックルを造る
うえで効果的である。
【0014】更に、一対の同じ張力をもつ定荷重バネを
並設して、一対の定荷重バネの外側から繰り出された外
端部を、バネケース内を摺動して平行に設けた一対の摺
動バーの後端部に結合し、この一対の摺動バーの先端部
を係合ピンを裏向きに突設した連結アームでつなぐこと
により環状のバンド挿入部を形成して、バンドカバーを
必要としないバックルを形成するものである。
並設して、一対の定荷重バネの外側から繰り出された外
端部を、バネケース内を摺動して平行に設けた一対の摺
動バーの後端部に結合し、この一対の摺動バーの先端部
を係合ピンを裏向きに突設した連結アームでつなぐこと
により環状のバンド挿入部を形成して、バンドカバーを
必要としないバックルを形成するものである。
【0015】更に、前記のバックルにおいて、裏向きに
突出した係合ピンが摺動時に被装着体に接触して摺動を
妨げないようにするために、バックルに裏向きにブリッ
ジを形成してバックル全体を持ち上げることが効果的で
ある。
突出した係合ピンが摺動時に被装着体に接触して摺動を
妨げないようにするために、バックルに裏向きにブリッ
ジを形成してバックル全体を持ち上げることが効果的で
ある。
【0016】上記のように構成された本伸縮ベルト用バ
ックルを装着した伸縮ベルトは、これを被装着体に締着
すると、被装着部位の周囲が伸縮すると同時に伸縮し、
設定された伸縮ストロークの範囲内で常に一定の張力で
被装着体に締着されるように働くものである。
ックルを装着した伸縮ベルトは、これを被装着体に締着
すると、被装着部位の周囲が伸縮すると同時に伸縮し、
設定された伸縮ストロークの範囲内で常に一定の張力で
被装着体に締着されるように働くものである。
【0017】また、定荷重バネは伸縮ストロークの初期
から設定された一定張力を得ることができるため、必要
な初期張力を得るためにバネを伸ばして装着する必要が
なく、限られたスペースで長い伸縮ストロークを得るこ
とができるものである。更に、本伸縮ベルトを取り外し
て保管するときには、バネは無負荷の状態となるために
へたりが少なく、バネの寿命が長く保たれるものであ
る。
から設定された一定張力を得ることができるため、必要
な初期張力を得るためにバネを伸ばして装着する必要が
なく、限られたスペースで長い伸縮ストロークを得るこ
とができるものである。更に、本伸縮ベルトを取り外し
て保管するときには、バネは無負荷の状態となるために
へたりが少なく、バネの寿命が長く保たれるものであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】 本発明の伸縮ベルト用バックル
の実施の形態を、実施例にもとづき図面を参照して説明
する。
の実施の形態を、実施例にもとづき図面を参照して説明
する。
【0019】図1、5、6、7、8及び9において第1
の実施例を示す。バックルAの上蓋2aの上方にバンド
カバー14を形成し、中央に長手方向に長形のガイド孔
4aを形成し、更に、先端の縁部を内側に曲げ起こし、
その中央に止着凸部16aを形成し、上蓋2aの後方の
両側縁部を内側に曲げ起こして、対向する一対の係止孔
25aを形成する。
の実施例を示す。バックルAの上蓋2aの上方にバンド
カバー14を形成し、中央に長手方向に長形のガイド孔
4aを形成し、更に、先端の縁部を内側に曲げ起こし、
その中央に止着凸部16aを形成し、上蓋2aの後方の
両側縁部を内側に曲げ起こして、対向する一対の係止孔
25aを形成する。
【0020】バネケース3aには、両側縁部を内側に曲
げ起こし、先端部に内側に突設した止着凹片17aを上
蓋2aの止着凸部16aに対向して形成する。バネケー
ス3aの後端には内側に曲げ起こして形成された波歯状
の縁部を設けて、その両端に係止突子21aを設けてバ
ンド止め部23aを形成する。更に、バネケース3a内
面後部上に、一対の軸芯18aとストッパー15とを突
設する。
げ起こし、先端部に内側に突設した止着凹片17aを上
蓋2aの止着凸部16aに対向して形成する。バネケー
ス3aの後端には内側に曲げ起こして形成された波歯状
の縁部を設けて、その両端に係止突子21aを設けてバ
ンド止め部23aを形成する。更に、バネケース3a内
面後部上に、一対の軸芯18aとストッパー15とを突
設する。
【0021】リール19に巻着した同じ張力をもつ一対
の定荷重バネ5の外端部に、対向する二対の固定孔7a
を設ける。係合体8aには固定孔7aに符合して貫通し
た固定孔7bを設け、その上部に係合ピン6aを設け
る。更に、係合体8aの前部に、軸孔をもつ回転体装着
部9を設ける。
の定荷重バネ5の外端部に、対向する二対の固定孔7a
を設ける。係合体8aには固定孔7aに符合して貫通し
た固定孔7bを設け、その上部に係合ピン6aを設け
る。更に、係合体8aの前部に、軸孔をもつ回転体装着
部9を設ける。
【0022】両側に回転軸を持つ回転体10を回転体装
着部9の軸孔に回動自在に装着し、一対の定荷重バネ5
の外端部を内側から繰り出して、その外側面により係合
体8aを挟んで、符合する固定孔7a、7bに片軸を螺
刻したU字状固定ネジ11を連通して突出させ、その突
出部に座金12を挿着し、螺刻した片軸にナット13を
螺着する。
着部9の軸孔に回動自在に装着し、一対の定荷重バネ5
の外端部を内側から繰り出して、その外側面により係合
体8aを挟んで、符合する固定孔7a、7bに片軸を螺
刻したU字状固定ネジ11を連通して突出させ、その突
出部に座金12を挿着し、螺刻した片軸にナット13を
螺着する。
【0023】更に、上蓋2aの係止孔25aにバネケー
ス3aの係止突子21aを回動自在に嵌着し、係合体8
aに連結されて、リール19に巻着した定荷重バネ5
を、軸芯18aに回動自在に装着する。このとき、係合
体8aの後端部がストッパー15にて定着される。更
に、バンド1の片端をバンド止め部23aに挿入し、上
蓋2aとバネケース3aとを、止着凸部16aと止着凹
片17aとにて嵌合することにより、係合ピン6aがガ
イド孔4aを貫通して上蓋2a上に摺動自在に突設さ
れ、かつバンド1の片端がバンド止め部23aに止着さ
れる。
ス3aの係止突子21aを回動自在に嵌着し、係合体8
aに連結されて、リール19に巻着した定荷重バネ5
を、軸芯18aに回動自在に装着する。このとき、係合
体8aの後端部がストッパー15にて定着される。更
に、バンド1の片端をバンド止め部23aに挿入し、上
蓋2aとバネケース3aとを、止着凸部16aと止着凹
片17aとにて嵌合することにより、係合ピン6aがガ
イド孔4aを貫通して上蓋2a上に摺動自在に突設さ
れ、かつバンド1の片端がバンド止め部23aに止着さ
れる。
【0024】このように構成された本伸縮ベルトは、係
合孔33を設けたバンド1のもう一方の端部をバンド挿
入孔34から挿入し、被装着体の被装着部位が拡大する
前の状態で係合孔33を係合ピン6aに係合することに
より、被装着部位に一定張力で締着される。
合孔33を設けたバンド1のもう一方の端部をバンド挿
入孔34から挿入し、被装着体の被装着部位が拡大する
前の状態で係合孔33を係合ピン6aに係合することに
より、被装着部位に一定張力で締着される。
【0025】図7及び9は本伸縮ベルトが最大に伸びた
状態を示し、バンド1の片端の係合孔33を係合ピン6
aに係合して被装着体に本伸縮ベルトを締着し、被装着
体の被装着部位が拡大したときにバンド1が係合ピン6
aを牽引し、係合体8aを介して定荷重バネ5の外端部
が牽引されて繰り出された状態を示すものであり、その
間は一定張力でベルトが締着されている。このとき、回
転体10が回転しながら係合体8aはバネケース3a内
を摺動し、係合ピン6aは左右の定荷重バネ5からの均
等な張力を受けて、回動することなく安定してガイド孔
4a内を摺動する。
状態を示し、バンド1の片端の係合孔33を係合ピン6
aに係合して被装着体に本伸縮ベルトを締着し、被装着
体の被装着部位が拡大したときにバンド1が係合ピン6
aを牽引し、係合体8aを介して定荷重バネ5の外端部
が牽引されて繰り出された状態を示すものであり、その
間は一定張力でベルトが締着されている。このとき、回
転体10が回転しながら係合体8aはバネケース3a内
を摺動し、係合ピン6aは左右の定荷重バネ5からの均
等な張力を受けて、回動することなく安定してガイド孔
4a内を摺動する。
【0026】この第1の実施例は、伸縮ストロークの初
期状態で係合体8aを一対の定荷重バネ5と並列に設け
ることができるために、長さが最小、かつ伸縮ストロー
クが最大の本伸縮ベルト用バックルを達成することがで
き、本伸縮ベルトが伸びてもバックルAの長さに変化が
なく、長手方向にバックルAを最もコンパクトに形成で
きる形態である。
期状態で係合体8aを一対の定荷重バネ5と並列に設け
ることができるために、長さが最小、かつ伸縮ストロー
クが最大の本伸縮ベルト用バックルを達成することがで
き、本伸縮ベルトが伸びてもバックルAの長さに変化が
なく、長手方向にバックルAを最もコンパクトに形成で
きる形態である。
【0027】図10、11、12及び13は第2の実施
例を示す。一対の定荷重バネ5の外端部が外側から繰り
出されて連続して連結した状態で使用される場合を示す
ものである。連結した一対の定荷重バネ5の外部中央に
固定孔を設け、係合体8bに固定螺孔を設けて、円弧状
のバネ支え板27の中央に固定孔を設ける。固定ネジ3
2をバネ支え板27の固定孔から定荷重バネ5の固定孔
を連通して係合体8bの固定螺孔に螺着する。その他の
構造は第1の実施例と同様である。
例を示す。一対の定荷重バネ5の外端部が外側から繰り
出されて連続して連結した状態で使用される場合を示す
ものである。連結した一対の定荷重バネ5の外部中央に
固定孔を設け、係合体8bに固定螺孔を設けて、円弧状
のバネ支え板27の中央に固定孔を設ける。固定ネジ3
2をバネ支え板27の固定孔から定荷重バネ5の固定孔
を連通して係合体8bの固定螺孔に螺着する。その他の
構造は第1の実施例と同様である。
【0028】図11及び13は第2の実施例において、
本伸縮ベルトが最大に伸びた状態を示し、バンド1が係
合ピン6bを牽引すると同時に定荷重バネ5の外端部が
外側から繰り出された状態を示すものである。また、バ
ネ支え板27により帯状の定荷重バネ5が繰り出された
ときに折れたり曲がったりするのを防いでいる。
本伸縮ベルトが最大に伸びた状態を示し、バンド1が係
合ピン6bを牽引すると同時に定荷重バネ5の外端部が
外側から繰り出された状態を示すものである。また、バ
ネ支え板27により帯状の定荷重バネ5が繰り出された
ときに折れたり曲がったりするのを防いでいる。
【0029】図14は第3の実施例であり、一個の定荷
重バネ5で構成される例を示すものである。係合体8c
の上部に、係合ピン6bと、ガイド孔4aの長手方向の
対向する平行面と二面が平行な方形体の回動防止凸部2
0とを設ける。一個の軸芯18aをバネケース3aの後
部中央に突出させ、定荷重バネ5の外端部に固定孔を設
ける。その他の構造は第2の実施例と同様である。
重バネ5で構成される例を示すものである。係合体8c
の上部に、係合ピン6bと、ガイド孔4aの長手方向の
対向する平行面と二面が平行な方形体の回動防止凸部2
0とを設ける。一個の軸芯18aをバネケース3aの後
部中央に突出させ、定荷重バネ5の外端部に固定孔を設
ける。その他の構造は第2の実施例と同様である。
【0030】これら第2及び3の実施例は、係合体8
b、8cが定荷重バネ5の前方に設けられるためにバッ
クルAの長さは第1の実施例よりも長くなるが、部品点
数が少なくて価格的に有利である。
b、8cが定荷重バネ5の前方に設けられるためにバッ
クルAの長さは第1の実施例よりも長くなるが、部品点
数が少なくて価格的に有利である。
【0031】図15及び16は第4の実施例であり、バ
ネケース3b内を摺動する係合体8dに、リール19に
巻着した定荷重バネ5を装着する例を示すものである。
バネケース3b内で係合体8dの下方に突設した軸芯1
8bに、リール19に巻着した定荷重バネ5を回動自在
に装着する。バネケース3b内の後部中央に突設したバ
ネ固定部43に、定荷重バネ5の外端部をバネ支え板2
7を介して固定ネジ32にて結合する。係合体8dの上
部に、係合ピン6cと、ガイド孔4aの長手方向の対向
する平行面と二面が平行な方形体の回動防止凸部20と
を設けて、係合体8dの前部には回転体10を装着す
る。上蓋2aの係止孔25aにバネケース3bの係止突
子21aを回動自在に嵌着して設けたバンド止め部23
aに、バンド1の片端を挿入し、上蓋2aとバネケース
3bとを、止着凸部16aと止着凹片17aとにて嵌合
することにより、係合ピン6cと回動防止凸部20とが
上蓋2aの長形のガイド孔4aを貫通して上蓋2a上に
摺動自在に突設され、かつバンド1の片端がバンド止め
部23aに止着される。
ネケース3b内を摺動する係合体8dに、リール19に
巻着した定荷重バネ5を装着する例を示すものである。
バネケース3b内で係合体8dの下方に突設した軸芯1
8bに、リール19に巻着した定荷重バネ5を回動自在
に装着する。バネケース3b内の後部中央に突設したバ
ネ固定部43に、定荷重バネ5の外端部をバネ支え板2
7を介して固定ネジ32にて結合する。係合体8dの上
部に、係合ピン6cと、ガイド孔4aの長手方向の対向
する平行面と二面が平行な方形体の回動防止凸部20と
を設けて、係合体8dの前部には回転体10を装着す
る。上蓋2aの係止孔25aにバネケース3bの係止突
子21aを回動自在に嵌着して設けたバンド止め部23
aに、バンド1の片端を挿入し、上蓋2aとバネケース
3bとを、止着凸部16aと止着凹片17aとにて嵌合
することにより、係合ピン6cと回動防止凸部20とが
上蓋2aの長形のガイド孔4aを貫通して上蓋2a上に
摺動自在に突設され、かつバンド1の片端がバンド止め
部23aに止着される。
【0032】この第4の実施例のバックルAは、係合体
8dを定荷重バネ5と重なる位置に設けることができる
ために、第1の実施例と同様にバックルAの長さをコン
パクトに形成できる形態である。
8dを定荷重バネ5と重なる位置に設けることができる
ために、第1の実施例と同様にバックルAの長さをコン
パクトに形成できる形態である。
【0033】図2、17及び18は第5の実施例を示す
ものである。バックルBのバネケース3c内後部に上蓋
2b内面上に一対の軸芯18cを突設する。係合体8e
の上部には連結支柱42を結合し、その前部には回転体
10を装着する。リール19に巻着した一対の定荷重バ
ネ5を一対の軸芯18cに回動自在に装着し、上蓋2b
の上部に設けた長形のガイド孔4bを貫通して摺動自在
に連結支柱42を上蓋2b上に突設する。このとき、連
結支柱42のガイド孔4b内を摺動する部位は、連結支
柱42が回動しないように、ガイド孔4bの長手方向の
対向する平行面と二面が平行な方形体である。更に、第
1の実施例と同様の方法で係合体8eと一対の定荷重バ
ネ5の外端部を結合する。
ものである。バックルBのバネケース3c内後部に上蓋
2b内面上に一対の軸芯18cを突設する。係合体8e
の上部には連結支柱42を結合し、その前部には回転体
10を装着する。リール19に巻着した一対の定荷重バ
ネ5を一対の軸芯18cに回動自在に装着し、上蓋2b
の上部に設けた長形のガイド孔4bを貫通して摺動自在
に連結支柱42を上蓋2b上に突設する。このとき、連
結支柱42のガイド孔4b内を摺動する部位は、連結支
柱42が回動しないように、ガイド孔4bの長手方向の
対向する平行面と二面が平行な方形体である。更に、第
1の実施例と同様の方法で係合体8eと一対の定荷重バ
ネ5の外端部を結合する。
【0034】更に、上蓋2bの上方に突出した連結支柱
42の上部に、バンド1を着脱自在に係合する環状のバ
ックル本体41を回動自在に連結する。このバックル本
体41の中央の後端部に、バックル本体41の上方に回
動自在に係合ピン6dを連結する。第1の実施例と同様
の方法で、上蓋2bとバネケース3cを嵌着し、このと
き、バックルBの後部に設けたバンド止め部23aに、
バンド1の片端を止着される。このように構成された本
伸縮ベルトは、係合孔33を設けたバンド1のもう一方
の端部を、環状のバックル本体41の中空部に裏から表
に挿入して、被装着体の被装着部位が拡大する前の状態
で係合孔33を係合ピン6dに係合して被装着体に締着
される。
42の上部に、バンド1を着脱自在に係合する環状のバ
ックル本体41を回動自在に連結する。このバックル本
体41の中央の後端部に、バックル本体41の上方に回
動自在に係合ピン6dを連結する。第1の実施例と同様
の方法で、上蓋2bとバネケース3cを嵌着し、このと
き、バックルBの後部に設けたバンド止め部23aに、
バンド1の片端を止着される。このように構成された本
伸縮ベルトは、係合孔33を設けたバンド1のもう一方
の端部を、環状のバックル本体41の中空部に裏から表
に挿入して、被装着体の被装着部位が拡大する前の状態
で係合孔33を係合ピン6dに係合して被装着体に締着
される。
【0035】この第5の実施例に関わる定荷重バネ5の
形状や個数、及び係合体との結合方法は、第2及び3の
実施例における実施形態も適用されることは容易に理解
できるものである。
形状や個数、及び係合体との結合方法は、第2及び3の
実施例における実施形態も適用されることは容易に理解
できるものである。
【0036】この第5の実施例は、第1、2、3及び4
の実施例と比べて、バックルAの上部を覆ったバンドカ
バー14が不要のため、被装着者の体や衣類をバンドカ
バー14で引っかけて傷つけることのない安全性の高い
構造である。
の実施例と比べて、バックルAの上部を覆ったバンドカ
バー14が不要のため、被装着者の体や衣類をバンドカ
バー14で引っかけて傷つけることのない安全性の高い
構造である。
【0037】図3、19、20、21、22及び23は
第6の実施例を示すものである。バックルCの上蓋2c
の後端に、内側に曲げ起こした波歯状の縁部を形成し、
その両端に係止突子21bを設けてバンド止め部23b
を形成する。上蓋2cの前方両側縁部を内側に曲げ起こ
して、一対の対向する止着凸片22を形成する。
第6の実施例を示すものである。バックルCの上蓋2c
の後端に、内側に曲げ起こした波歯状の縁部を形成し、
その両端に係止突子21bを設けてバンド止め部23b
を形成する。上蓋2cの前方両側縁部を内側に曲げ起こ
して、一対の対向する止着凸片22を形成する。
【0038】係合体8fの摺動板28の後端中央には、
固定螺孔7eを設けた縁部を内側に曲げ起こしてバネ固
定部26を形成し、前方には、突起を持つ側縁部を折り
曲げて歯付バンド固定板29を形成する。一対のリール
19を巻着した一対の定荷重バネ5の外端部を外側から
繰り出して中央で連結し、その中央に固定孔7fを設け
る。円弧状のバネ支え板27の中央に固定孔7gを設
け、固定ネジ32を固定孔7g及び7fを連通して固定
螺孔7eに螺着することにより、摺動板28と一対の定
荷重バネ5とを結合する。
固定螺孔7eを設けた縁部を内側に曲げ起こしてバネ固
定部26を形成し、前方には、突起を持つ側縁部を折り
曲げて歯付バンド固定板29を形成する。一対のリール
19を巻着した一対の定荷重バネ5の外端部を外側から
繰り出して中央で連結し、その中央に固定孔7fを設け
る。円弧状のバネ支え板27の中央に固定孔7gを設
け、固定ネジ32を固定孔7g及び7fを連通して固定
螺孔7eに螺着することにより、摺動板28と一対の定
荷重バネ5とを結合する。
【0039】バネケース3dの後方の両側縁部を内側に
曲げ起こして、一対の対向する係止孔25bを設ける。
バネケース3d内後部に一対の軸芯18dを突設する。
バネケース3dの前部の両側縁部を内側に曲げ起こし
て、上蓋2cの一対の止着凸片22と対向した一対の止
着凹片17cを形成する。更に、一対の止着凹片17c
の前部に設けた両側縁部の側板30を内側に曲げ起こ
す。
曲げ起こして、一対の対向する係止孔25bを設ける。
バネケース3d内後部に一対の軸芯18dを突設する。
バネケース3dの前部の両側縁部を内側に曲げ起こし
て、上蓋2cの一対の止着凸片22と対向した一対の止
着凹片17cを形成する。更に、一対の止着凹片17c
の前部に設けた両側縁部の側板30を内側に曲げ起こ
す。
【0040】一対のリール19に巻着した一対の定荷重
バネ5を軸芯18dに回動自在に装着すると同時に、摺
動板28をバネケース3d内に装着し、バネケース3d
の側板30を摺動板28を覆って内側に折り曲げて、対
向した一対の側方ガイド溝31を形成し、この側方ガイ
ド溝31内に摺動板28を摺動自在に設ける。
バネ5を軸芯18dに回動自在に装着すると同時に、摺
動板28をバネケース3d内に装着し、バネケース3d
の側板30を摺動板28を覆って内側に折り曲げて、対
向した一対の側方ガイド溝31を形成し、この側方ガイ
ド溝31内に摺動板28を摺動自在に設ける。
【0041】更に、上蓋2cの係止突子21bをバネケ
ース3dの係止孔25bに回動自在に嵌着し、バンド1
の片端をバンド止め部23bに挿入し、止着凸片22と
止着凹片17cとを嵌合させて、バネケース3dと上蓋
2cとが嵌着されると同時に、バックルCにバンド1が
止着される。更に、バンド1のもう一方の端を前方の歯
付バンド固定板29により止着する。
ース3dの係止孔25bに回動自在に嵌着し、バンド1
の片端をバンド止め部23bに挿入し、止着凸片22と
止着凹片17cとを嵌合させて、バネケース3dと上蓋
2cとが嵌着されると同時に、バックルCにバンド1が
止着される。更に、バンド1のもう一方の端を前方の歯
付バンド固定板29により止着する。
【0042】図22は、第6の実施例における本伸縮ベ
ルトが最大に伸びた状態を示し、バンド1が係合体8f
を牽引すると同時に定荷重バネ5が外側から繰り出され
て、係合体8fが側方ガイド溝31内を摺動し、バネケ
ース3dの先端から飛び出すが、このときバネ固定部2
6が側板30に突き当たり、係合体8fがバネケース3
dから外れることを防いでいる。この間は、定荷重バネ
5により一定張力でバンド1が牽引されるものである。
また、バネ支え板27により帯状の定荷重バネ5が折れ
たり曲がったりすることを防いでいる。
ルトが最大に伸びた状態を示し、バンド1が係合体8f
を牽引すると同時に定荷重バネ5が外側から繰り出され
て、係合体8fが側方ガイド溝31内を摺動し、バネケ
ース3dの先端から飛び出すが、このときバネ固定部2
6が側板30に突き当たり、係合体8fがバネケース3
dから外れることを防いでいる。この間は、定荷重バネ
5により一定張力でバンド1が牽引されるものである。
また、バネ支え板27により帯状の定荷重バネ5が折れ
たり曲がったりすることを防いでいる。
【0043】更に、定荷重バネ5の装着方法は、第1及
び3の実施例と同様に、一対の定荷重バネ5の外端部を
内側から繰り出したり、一個の定荷重バネ5を使用した
り(図23の実施例)することについても容易に理解で
きるものである。
び3の実施例と同様に、一対の定荷重バネ5の外端部を
内側から繰り出したり、一個の定荷重バネ5を使用した
り(図23の実施例)することについても容易に理解で
きるものである。
【0044】この第6の実施例のバックルCは、これに
バンド1を容易に着脱可能にする他のバックルを連結し
て、被装着体の被装着部位が拡大する前の状態で、他の
バックルとバンド1を係合して、被装着体を一定の張力
で締着するものである。例えば、サスペンダー方式のベ
ルトに用いるのが効果的である。
バンド1を容易に着脱可能にする他のバックルを連結し
て、被装着体の被装着部位が拡大する前の状態で、他の
バックルとバンド1を係合して、被装着体を一定の張力
で締着するものである。例えば、サスペンダー方式のベ
ルトに用いるのが効果的である。
【0045】図4、24、25、26、27及び28は
第7の実施例を示すものである。バックルDのバネケー
ス3e内後部に突設した一対の軸芯18eに、一対のリ
ール19に巻着した一対の定荷重バネ5を回動自在に装
着する。平行に設けた一対の摺動バー40の前方端部を
表方向に折り曲げて連結アーム37にて連結し、この連
結アームの中央に裏方向に係合ピン6eを突設し、更
に、一対の摺動バー40の後部に係止ピン24を外向き
に突設し、係止ピン24の前方に外向きにストッパー3
6aを突設することにより、係合体8eが構成される。
第7の実施例を示すものである。バックルDのバネケー
ス3e内後部に突設した一対の軸芯18eに、一対のリ
ール19に巻着した一対の定荷重バネ5を回動自在に装
着する。平行に設けた一対の摺動バー40の前方端部を
表方向に折り曲げて連結アーム37にて連結し、この連
結アームの中央に裏方向に係合ピン6eを突設し、更
に、一対の摺動バー40の後部に係止ピン24を外向き
に突設し、係止ピン24の前方に外向きにストッパー3
6aを突設することにより、係合体8eが構成される。
【0046】更に、バネケース3eの前方に突出して、
その間に空間を形成した一対の側方ガイド溝35に一対
の摺動バー40を挿入すると同時に、外端部に係止ピン
24に符合する係止孔7hを設けた一対の定荷重バネ5
を、係止ピン24に係着する。一対の側方ガイド溝35
の外側の側縁部を内側に折り曲げて、摺動バー40を側
方ガイド溝35内に摺動自在に装着する。更に、一対の
側方ガイド溝35の先端内側にストッパー36aに対向
するストッパー36bを形成する。更に、一対の側方ガ
イド溝35の外部側壁をつないで裏方向に突出したブリ
ッジ38を設ける。
その間に空間を形成した一対の側方ガイド溝35に一対
の摺動バー40を挿入すると同時に、外端部に係止ピン
24に符合する係止孔7hを設けた一対の定荷重バネ5
を、係止ピン24に係着する。一対の側方ガイド溝35
の外側の側縁部を内側に折り曲げて、摺動バー40を側
方ガイド溝35内に摺動自在に装着する。更に、一対の
側方ガイド溝35の先端内側にストッパー36aに対向
するストッパー36bを形成する。更に、一対の側方ガ
イド溝35の外部側壁をつないで裏方向に突出したブリ
ッジ38を設ける。
【0047】更に、下蓋2dの後端の縁部を波歯状に形
成し、両縁部に係止突子21cを設けて内側に曲げ起こ
してバンド止め部23cを形成し、バネケース3eの係
止孔25cに係止突子21cを回動自在に嵌着する。更
に、下蓋2dの前方端部に止着凹片17bを形成し、バ
ネケース3eの前方端部を内側に曲げ起こして設けた側
部に、止着凹片17bに対向した止着凸部16bを設け
る。バンド止め部23cにバンド1の片端を挿入し、止
着凹片17bを止着凸部16bに嵌着してバンド1をバ
ックルDに止着する。このように構成された本伸縮ベル
トは、係合孔33を設けたバンド1のもう一方の端部
を、一対の側方ガイド溝35の間の空間に裏から表に向
けて挿入し、被装着体の被装着部位が拡大する前の状態
で係合孔33を係合ピン6eに係合して、被装着体に一
定張力で締着される。
成し、両縁部に係止突子21cを設けて内側に曲げ起こ
してバンド止め部23cを形成し、バネケース3eの係
止孔25cに係止突子21cを回動自在に嵌着する。更
に、下蓋2dの前方端部に止着凹片17bを形成し、バ
ネケース3eの前方端部を内側に曲げ起こして設けた側
部に、止着凹片17bに対向した止着凸部16bを設け
る。バンド止め部23cにバンド1の片端を挿入し、止
着凹片17bを止着凸部16bに嵌着してバンド1をバ
ックルDに止着する。このように構成された本伸縮ベル
トは、係合孔33を設けたバンド1のもう一方の端部
を、一対の側方ガイド溝35の間の空間に裏から表に向
けて挿入し、被装着体の被装着部位が拡大する前の状態
で係合孔33を係合ピン6eに係合して、被装着体に一
定張力で締着される。
【0048】図27及び28は、第7の実施例において
ベルトが伸びた状態を示す。バンド1が係合体8gを牽
引すると同時に定荷重バネ5の外端部が繰り出されて、
一定張力でバンド1が牽引される。このときストッパー
36a、36bは摺動バー40がバネケース3eから外
れることを防いでいる。更に、ブリッジ38がバックル
D全体を被装着部位から浮かせることにより、係合体8
gが被装着体に触れることなく滑らかに摺動運動をする
ことができる。更に、定荷重バネ5は係止ピン24より
も内側に装着されることにより、定荷重バネ5の外端部
の、自らの内側へ働く張力により、外向きの係止ピン2
4に安定して係合するものである。
ベルトが伸びた状態を示す。バンド1が係合体8gを牽
引すると同時に定荷重バネ5の外端部が繰り出されて、
一定張力でバンド1が牽引される。このときストッパー
36a、36bは摺動バー40がバネケース3eから外
れることを防いでいる。更に、ブリッジ38がバックル
D全体を被装着部位から浮かせることにより、係合体8
gが被装着体に触れることなく滑らかに摺動運動をする
ことができる。更に、定荷重バネ5は係止ピン24より
も内側に装着されることにより、定荷重バネ5の外端部
の、自らの内側へ働く張力により、外向きの係止ピン2
4に安定して係合するものである。
【0049】この第7の実施例は、従来技術の一般的な
環状のバックルと同じ形態を実現し、かつ一定張力の伸
縮機能をそなえたものである。
環状のバックルと同じ形態を実現し、かつ一定張力の伸
縮機能をそなえたものである。
【0050】更に、以上に述べた全ての実施例におい
て、図29に示すごとく、張力が小さくて幅の狭い複数
の定荷重バネ(5a、5b)の側面同士を重ね合わせ
て、必要な張力を得た定荷重バネ5を用いることによ
り、薄い構造の本伸縮ベルト用バックルが達成できる。
て、図29に示すごとく、張力が小さくて幅の狭い複数
の定荷重バネ(5a、5b)の側面同士を重ね合わせ
て、必要な張力を得た定荷重バネ5を用いることによ
り、薄い構造の本伸縮ベルト用バックルが達成できる。
【0051】また、以上に述べた全ての実施例におい
て、定荷重バネの張力特性を維持するために、バネケー
ス内にて定荷重バネが繰り出された部分は、その側面が
バネケース内のどこにも接触しないように装着されるも
のである。
て、定荷重バネの張力特性を維持するために、バネケー
ス内にて定荷重バネが繰り出された部分は、その側面が
バネケース内のどこにも接触しないように装着されるも
のである。
【0052】
【発明の効果】 本発明の伸縮ベルト用バックルは、以
上説明したように構成されることにより、以下に記載す
る効果を奏するものである。
上説明したように構成されることにより、以下に記載す
る効果を奏するものである。
【0053】以上に述べた本伸縮ベルト用バックルをバ
ンドに装着した伸縮ベルトを、被装着体に衣服を締着す
るために装着した場合に、衣服を締着するために必要な
最低張力を定荷重バネの張力として設定することによ
り、設定した伸縮ストロークの範囲内では被装着部位の
拡大の程度に関係なく本伸縮ベルトの締着力は常に一定
であり、衣服を締着するための機能を保ちながら、腹
部、脊椎及び背筋への圧迫を常に最低かつ一定に保つこ
とができるものである。
ンドに装着した伸縮ベルトを、被装着体に衣服を締着す
るために装着した場合に、衣服を締着するために必要な
最低張力を定荷重バネの張力として設定することによ
り、設定した伸縮ストロークの範囲内では被装着部位の
拡大の程度に関係なく本伸縮ベルトの締着力は常に一定
であり、衣服を締着するための機能を保ちながら、腹
部、脊椎及び背筋への圧迫を常に最低かつ一定に保つこ
とができるものである。
【0054】上記の作用により、本伸縮ベルト用バック
ルを装着した伸縮ベルトは、これを人が胴回りに装着す
ると、通常の生活やスポーツ時において、座ったりしゃ
がんだりしたときや、食事の後や、腹筋や背筋に力を入
れたときに生ずる胴回りの伸縮に対して、腹部、脊椎及
び背筋を最低かつ一定の張力で締着するものであり、そ
の結果、本伸縮ベルトが接触する腹部や、脊椎及び背筋
に対しての、長時間、又は瞬間的、かつ局部的な圧迫を
最低限に押さえることができ、スポーツのプレイの滑ら
かさやリズムを保ち、脊椎や背筋に関わる腰痛の防止に
役立ち、すでに腰痛の人の症状をさらに悪化させたりす
ることがない。
ルを装着した伸縮ベルトは、これを人が胴回りに装着す
ると、通常の生活やスポーツ時において、座ったりしゃ
がんだりしたときや、食事の後や、腹筋や背筋に力を入
れたときに生ずる胴回りの伸縮に対して、腹部、脊椎及
び背筋を最低かつ一定の張力で締着するものであり、そ
の結果、本伸縮ベルトが接触する腹部や、脊椎及び背筋
に対しての、長時間、又は瞬間的、かつ局部的な圧迫を
最低限に押さえることができ、スポーツのプレイの滑ら
かさやリズムを保ち、脊椎や背筋に関わる腰痛の防止に
役立ち、すでに腰痛の人の症状をさらに悪化させたりす
ることがない。
【0055】更に、定荷重バネと係合ピンを並列に設け
て、バネを繰り出して初期張力を設定することなく、係
合ピンが牽引されて摺動する初期段階から、設定された
一定張力が得られることから、限られた長さの中に長い
伸縮ストロークを達成することが可能であり、バックル
の小型化を達成するものである。
て、バネを繰り出して初期張力を設定することなく、係
合ピンが牽引されて摺動する初期段階から、設定された
一定張力が得られることから、限られた長さの中に長い
伸縮ストロークを達成することが可能であり、バックル
の小型化を達成するものである。
【0056】また、幅が狭くて張力の小さい定荷重バネ
を重ね合わせて用いることにより、幅の狭い定荷重バネ
が得られ、これを本伸縮ベルト用バックルに用いること
により、薄い構造のバックルを造ることができるもので
ある。
を重ね合わせて用いることにより、幅の狭い定荷重バネ
が得られ、これを本伸縮ベルト用バックルに用いること
により、薄い構造のバックルを造ることができるもので
ある。
【0057】更に、本伸縮ベルトを被装着体から取り外
して保管するときは、定荷重バネが無負荷の状態にな
り、バネのへたりの発生は装着している時間だけである
から、バネの寿命が長くなり、しいては伸縮機能の寿命
の長い本伸縮ベルト用バックルが得られる。
して保管するときは、定荷重バネが無負荷の状態にな
り、バネのへたりの発生は装着している時間だけである
から、バネの寿命が長くなり、しいては伸縮機能の寿命
の長い本伸縮ベルト用バックルが得られる。
【0058】以上、述べたごとく本伸縮ベルト用バック
ルをバンドに装着した伸縮ベルトは、ゴム、コイルバネ
又は板バネを使用した従来技術の伸縮ベルトに比べて、
その欠点を極めて優位に解消する効果を有するものであ
る。
ルをバンドに装着した伸縮ベルトは、ゴム、コイルバネ
又は板バネを使用した従来技術の伸縮ベルトに比べて、
その欠点を極めて優位に解消する効果を有するものであ
る。
【図1】バックルAの斜視図
【図2】バックルBの斜視図
【図3】バックルCの斜視図
【図4】バックルDの斜視図
【図5】バックルAの分解図
【図6】バックルAのバネケース内部の正面図(一対の
定荷重バネ、及び係合体の位置が初期状態)
定荷重バネ、及び係合体の位置が初期状態)
【図7】バックルAのバネケース内部の正面図(一対の
定荷重バネ、及び係合体が最大移動した状態)
定荷重バネ、及び係合体が最大移動した状態)
【図8】バックルAの縦断面図(一対の定荷重バネ、及
び係合体の位置が初期状態)
び係合体の位置が初期状態)
【図9】バックルAの縦断面図(一対の定荷重バネ、及
び係合体が最大移動した状態)
び係合体が最大移動した状態)
【図10】バックルAのバネケース内部の正面図(連結
した定荷重バネ、及び係合体が初期状態)
した定荷重バネ、及び係合体が初期状態)
【図11】バックルAのバネケース内部の正面図(連結
した定荷重バネ、及び係合体が最大移動した状態)
した定荷重バネ、及び係合体が最大移動した状態)
【図12】バックルAの縦断面図(連結した定荷重バ
ネ、及び係合体の位置が初期状態)
ネ、及び係合体の位置が初期状態)
【図13】バックルAの縦断面図(連結した定荷重バ
ネ、及び係合体が最大移動した状態)
ネ、及び係合体が最大移動した状態)
【図14】バックルAのバネケース内部の正面図(定荷
重バネが一個)
重バネが一個)
【図15】バックルAのバネケース内部の正面図(定荷
重バネが一個、及び係合体へのリールを介した定荷重バ
ネの装着)
重バネが一個、及び係合体へのリールを介した定荷重バ
ネの装着)
【図16】バックルAの縦断面図(定荷重バネが一個、
及び係合体へのリールを介した定荷重バネの装着)
及び係合体へのリールを介した定荷重バネの装着)
【図17】バックルBの正面図
【図18】バックルBの縦断面図(一対の定荷重バネ、
及び係合体の位置が初期状態)
及び係合体の位置が初期状態)
【図19】バックルCの分解図
【図20】バックルCのバネケース内部の正面図
【図21】バックルCの縦断面図(連結した定荷重バ
ネ、及び係合体の位置が初期状態)
ネ、及び係合体の位置が初期状態)
【図22】バックルCの縦断面図(連結した定荷重バ
ネ、及び係合体が最大移動した状態)
ネ、及び係合体が最大移動した状態)
【図23】バックルCのバネケース内部の正面図(一個
の定荷重バネ、及び係合体が初期状態)
の定荷重バネ、及び係合体が初期状態)
【図24】バックルDの分解図(背面から見た状態)
【図25】バックルDの斜視図(背面から見た状態)
【図26】バックルDのバネケース内部の正面図(一対
の定荷重バネ、及び係合体が初期状態)
の定荷重バネ、及び係合体が初期状態)
【図27】バックルDのバネケース内部の正面図(一対
の定荷重バネ、及び係合体が移動した状態)
の定荷重バネ、及び係合体が移動した状態)
【図28】バックルDの縦断面図(一対の定荷重バネ、
及び係合体が移動した状態)
及び係合体が移動した状態)
【図29】定荷重バネを重ね合わせた斜視図
A,B,C,D バックル 1 バンド 2a,2b、2c 上蓋 2d 下蓋 3a,3b,3c,3d,3e バネケース 4a,4b ガイド孔 5,5a,5b 定荷重バネ 6a,6b,6c,6d,6e 係合ピン 7a,7b,7f,7g 固定孔 7e 固定螺孔 7h 係止孔 8a,8b,8c,8d,8e,8f,8g 係合体 9 回転体装着部 10 回転体 11 U字状固定ネジ 12 座金 13 ナット 14 バンドカバー 15,36a,36b ストッパー 16a,16b 止着凸部 17a,17b,17c 止着凹片 18a,18b,18c,18d,18e 軸芯 19 リール 20 回動防止凸部 21a,21b 係止突子 22 止着凸片 23a,23b,23c バンド止め部 24 係止ピン 25a,25b,25c 係止孔 27 バネ支え板 28 摺動板 29 歯付バンド固定板 30 側板 31,35 側方ガイド溝 32 固定ネジ 33 係合孔 34 バンド挿入孔 37 連結アーム 38 ブリッジ 40 摺動バー 41 バックル本体 42 連結支柱 43 バネ固定部
Claims (9)
- 【請求項1】 バンド(1)と、該バンド(1)の片端
が止着されたバックル(A、B、C、D)とによりな
り、被装着体の周囲に締着され、該被装着体の被装着部
位の周囲が伸縮したときに、同時に伸縮するベルトにお
いて、該被装着部位の周囲が伸縮したときに、該被装着
部位にかかる締着力が一定となることを特徴とする伸縮
ベルト用バックル。 - 【請求項2】 該バックル(A、B、C、D)のバネケ
ース(3a、3c、3d、3e)内に突設した軸芯(1
8a、18c、18d、18e)に、リール(19)に
巻着した定荷重バネ(5)を回動自在に装着し、該バネ
ケース(3a、3c、3d、3e)内を摺動する係合体
(8a、8b、8c、8e、8f、8g)に、該定荷重
バネ(5)の外端部を結合し、該バックル(A、B、
C、D)の後端部にバンド止め部(23a、23b、2
3c)を設けることを特徴とする、請求項1記載の伸縮
ベルト用バックル。 - 【請求項3】 該バックル(A)のバネケース(3b)
内を摺動する係合体(8d)に設けた軸芯(18b)
に、リール(19)に巻着した定荷重バネ(5)を回動
自在に装着し、該バネケース(3b)内のバネ固定部
(43)に、該定荷重バネ(5)の外端部を結合し、該
バックル(A)の後端部にバンド止め部(23a)を設
けることを特徴とする、請求項1記載の伸縮ベルト用バ
ックル。 - 【請求項4】 該バックル(A)の上蓋(2a)に設け
た長形のガイド孔(4a)を貫通して摺動自在に設けた
係合ピン(6a、6b、6c)を、該係合体(8a、8
b、8c、8d)の上部に設けることを特徴とする、請
求項2又は3記載の伸縮ベルト用バックル。 - 【請求項5】 該バックル(B)の上蓋(2b)に設け
た長形のガイド孔(4b)を貫通して摺動自在に設けた
連結支柱(42)を、該係合体(8e)の上部に設け
て、該上蓋(2b)から突出した連結支柱(42)の上
部に、該バンド(1)を着脱自在に連結するバックル本
体(41)を回動自在に結合することを特徴とする、請
求項2又は3記載の伸縮ベルト用バックル。 - 【請求項6】 該バネケース(3a、3b、3c)内の
該係合体(8a、8b、8c、8d、8e)の前部に、
回転体(10)を回動自在に装着することを特徴とす
る、請求項4又は5記載の伸縮ベルト用バックル。 - 【請求項7】 該バックル(C)の該バネケース(3
d)内に設けた側方ガイド溝(31)に、該係合体(8
f)を摺動自在に設けることを特徴とする、請求項2又
は3記載の伸縮ベルト用バックル。 - 【請求項8】 該バックル(D)の該バネケース(3
e)の前方に、一対の側方ガイド溝(35)を、その間
に空間を設けて並設し、係合ピン(6e)を付設した連
結アーム(37)により先端部を連結した一対の摺動バ
ー(40)にて構成される該係合体(8g)を、該側方
ガイド溝(35)に摺動自在に装着することを特徴とす
る、請求項2記載の伸縮ベルト用バックル。 - 【請求項9】 複数の帯状の定荷重バネ(5a、5b)
を、互いの側面を重ね合わせて該リール(19)に巻着
した該定荷重バネ(5)を用いることを特徴とする、請
求項4、5、6、7又は8記載の伸縮ベルト用バック
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24748297A JPH1181020A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 伸縮ベルト用バックル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24748297A JPH1181020A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 伸縮ベルト用バックル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1181020A true JPH1181020A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17164127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24748297A Pending JPH1181020A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 伸縮ベルト用バックル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1181020A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009207346A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-09-10 | Yazaki Corp | 給電装置 |
JP2014124301A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Castem Co Ltd | 金属製バックル及びその製造方法 |
KR200481409Y1 (ko) * | 2016-07-05 | 2016-09-27 | 김용기 | 혁대 길이 자동 조절장치 |
CN110723039A (zh) * | 2019-09-30 | 2020-01-24 | 江苏大学 | 一种限力式儿童安全座椅 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP24748297A patent/JPH1181020A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009207346A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-09-10 | Yazaki Corp | 給電装置 |
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WO2018008843A1 (ko) * | 2016-07-05 | 2018-01-11 | 김용기 | 혁대 길이 자동 조절장치 |
CN110723039A (zh) * | 2019-09-30 | 2020-01-24 | 江苏大学 | 一种限力式儿童安全座椅 |
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