JPH1176673A - ミシン - Google Patents
ミシンInfo
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- JPH1176673A JPH1176673A JP24064897A JP24064897A JPH1176673A JP H1176673 A JPH1176673 A JP H1176673A JP 24064897 A JP24064897 A JP 24064897A JP 24064897 A JP24064897 A JP 24064897A JP H1176673 A JPH1176673 A JP H1176673A
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- sewing
- pattern
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- sewing machine
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
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Abstract
記憶されている。糸切れ検出により自動的に、或いは、
糸替え停止に伴ない、糸通しキーが表示され、それが押
圧されると、移動体20は糸通し装置の糸通し部200
の下降位置から離れた、最左端に糸切れ位置や糸替え前
の縫製位置に関わらず移動される。そして、糸通し終了
後、RAMに記憶されたデータに基づき、縫製中断位置
から縫製が再開される。
Description
対移動によって加工布に形成される絵,文字等の縫製模
様を縫製する装置に関するものである。
平5−123470号公報に示すように、絵,文字等の
模様に対応する刺繍データに基づいて、加工布に所定模
様の刺繍を形成することができるものが供されてきてい
る。このものは、多数(多種類)の模様に対応した刺繍
データが、内蔵するメモリに予め記憶されたり、メモリ
カード等の記憶媒体によって外部から与えられるように
なっており、例えばマイコンが所定の刺繍データを読出
し、その刺繍データに基づいて、縫い針駆動機構や布送
り機構(刺繍枠)を制御して加工布に対する刺繍縫い動
作を実行するようになっている。
望の模様の刺繍縫い動作を実行させるにあたって、例え
ばミシン本体の前面に設けられたLCD等の表示装置
に、多数個の模様を表示し、使用者はそれを見てそのな
かから所望の模様を選択操作するようになっている。こ
の場合、複数の文字模様を組合わせたり、さらには文字
模様と絵模様とを組合わせた刺繍を行うために、上記し
た模様の選択操作後に、例えば配置編集のモードを指定
すると、前記表示装置が配置編集画面に切替わるように
なっている。
縫いをするには使用者が自ら糸替え作業を行なう。ま
た、上糸が切れた場合にも同様にセンサーがそれを検出
し、ミシンが自動停止され、使用者が上糸を縫針に挿通
させている。
ンでは糸替えや糸切れのために上糸を縫針に挿通させる
際に、刺繍枠移動機構や刺繍枠自体が縫針に接近して停
止しそれへの糸通し作業のさまたげになるおそれがある
という問題点があった。
で、その目的は円滑に糸替えや糸切れに伴う上糸の準備
を円滑にすることができるミシンを提供するにある。
に、請求項1記載のミシンは、縫針に対して布を移動さ
せて縫製模様を形成するミシンであって、前記縫針に対
して相対的に移動し前記縫製模様を形成される布を支持
する支持手段と、前記縫針の上糸の切断或いは交換の少
なくとも一方に関わり前記支持手段を所定の位置に移動
させる制御手段とを備えるている。
は、支持手段によって布が支持されると共に縫針に対し
て移動され、縫製模様が布に形成される。制御手段は、
前記縫針の上糸の切断或いは交換の少なくとも一方に関
わり前記支持手段を所定の位置に自動的に移動させる。
を移動させて縫製模様を形成するミシンであって、前記
縫針に対して相対的に移動し前記縫製模様を形成される
布を支持する支持手段と、前記支持手段を移動させるた
めの操作或いは設定のうち少なくとも一方を可能な操作
手段と、前記操作手段の操作或いは設定の少なくとも一
方に基づき前記縫針の上糸の切断或いは交換の少なくと
も一方に関わり前記支持手段を所定の位置に移動させる
制御手段とを備えている。
段によって布が支持されると共に縫針に対して移動さ
れ、縫製模様が布に形成される。操作手段の操作或いは
設定の少なくとも一方に従って支持手段の移動が操作或
いは設定のうち少なくとも一方が行われる。前記支持手
段は前記制御手段によって前記操作手段の操作或いは設
定の少なくとも一方に基づき前記縫針の上糸の切断或い
は交換の少なくとも一方に関わり所定の位置に移動され
る。
出する検出手段と、前記糸切れが検出された場合、前記
支持手段を所定の位置に移動させる制御制御手段を備
え、前記検出手段は前記糸切れを検出し、前記糸切れが
検出された場合、前記支持手段は制御手段によって所定
の位置に移動される。
を通す糸通し手段を備え、前記糸通し手段は縫針に上糸
を通すように接近配置されている。
形成位置を任意に決定するレイアウト手段を備え、縫製
模様がレイアウト手段によって形成位置を決定される。
いて、図面を参照しながら説明する。尚、この実施の形
態は、本発明を家庭用の刺繍ミシン等に適用したもので
ある。
外観を概略的に示しており、ミシン本体11は、ミシン
ベッド12の上方にアーム部13を一体的に有して構成
されている。前記アーム部13の先端部には、針14を
有する針棒15が設けられると共に、布押え16が設け
られている。一方、前記ミシンベッド12の上面には、
前記針棒15に対応して貫通穴を形成された針板(図
略)が設けられ、その針板の下面側に位置して図示しな
い釜機構(糸輪捕捉装置)が設けられている。図示はし
ないが、前記針棒15及び釜機構並びに布押え16等
は、ミシンモータ17により駆動機構を介して同期駆動
され、縫製動作を実行するように構成されている。
が平行に配置され、糸通しフックを有する糸通し部20
0(図1、3、4参照)が上下方に移動するように構成
されている。この糸通し部200はアーム13に接近し
た上方の待機位置よりベッド部12に向けて使用者の操
作レバー202の押し下げによって下降され、更に、そ
のベッド部12に接近した位置で、水平方向に糸通しフ
ックを、針14の水平方向に貫通する針孔14aに突入
させて、上糸を針孔14aに挿通するように構成されて
いる。その詳細な機構は本願出願人の特開平3−133
485号公報を参照されたい。
時に加工布を保持するための刺繍枠18(図1に一転鎖
線で図示)が設けられていると共に、その刺繍枠18ひ
いては加工布をミシンベッド12上方で水平方向に自在
に移動させるための水平移動機構19(実線及び破線に
て図示)が設けられている。前記刺繍枠18は、この場
合ほぼ矩形枠状をなし、外枠と内枠とから構成されてそ
れらの間に加工布を挟み込むことにより、加工布を枠の
内部に張渡した状態に保持するようになっている。
構19は、前記刺繍枠18をY軸モータ19aによりY
軸(前後)方向に自在に移動させるように構成された移
動体20を、X軸モータ19bにより、X軸(左右)方
向に自在に移動させるように構成されている。これに
て、刺繍枠18に保持された加工布は、水平移動機構1
9により、固有のXY座標系に基づく任意の位置に移動
されるのである。このような水平移動機構19により加
工布を移動させながら、前記駆動機構により針棒15な
どを駆動することにより縫目を布上に形成して、種々の
刺繍縫い動作が刺繍データに基づき形成される。尚、こ
の移動体20の右最端位置を実線で示し、その左最端位
置を破線で図1に図示する。
部200の糸通し時の下降状態での最下端部より垂直方
向において上方に位置し、移動体20が待機状態の糸通
し部200の下方に位置(停止)している時に、使用者
が糸通しのために糸通しレバー202を押し下げると、
その糸通し部200が移動体に衝突する可能性があっ
て、それらの破損を招いたり、適正な位置まで下降でき
ないために糸通しができない恐れがある。また、移動体
20が待機状態の糸通し部200の下方に位置すると、
使用者が糸通し部200に糸をかけること自体もやりづ
らい。尚、この糸通し部200と移動体20との距離を
多くとるということは、針14の上下ストロークやミシ
ン脚柱部、その他の装置が長く大きくなるので、あまり
好ましくない。
スタート・ストップキー21が設けられており、ミシン
本体11の右側壁面の下部には、電源スイッチ(図略)
が設けられている。また、本実施の形態の刺繍ミシン
は、刺繍の他にも、一般的な各種の実用縫い(直線縫
い,ジグザグ縫い,裁ち目かがりなど)を実行すること
ができることは勿論である。前記水平移動機構19部分
は、ミシンベッド12に対して着脱可能に装着されてい
て、刺繍縫いを行わないときには、この部分を刺繍枠1
8と共に取外して一般縫製用の平坦なテーブルに付替え
ることができるようになっている。
種の模様やメッセージなどを画面に表示するためのモノ
トーン(2値)のLCD23が設けられている。このL
CD23には、後述するように使用者が刺繍を実行させ
るにあたって、模様選択画面や配置編集画面が表示され
るようになっている。さらに、このLCD23の表面に
は、選択操作部を構成するタッチパネル24(図2にの
み図示)が設けられている。このタッチパネル24は、
周知のように、透明電極を縦横に並べて構成され、使用
者が手指でタッチ操作した位置を検出することができ、
表示内容を選択するように構成されている。
すように、各機構を制御するための制御装置25が設け
られている。この制御装置25は、マイクロコンピュー
タを主体として構成され、CPU26、ROM27、R
AM28、各種コントローラ(図略)及び入出力インタ
ーフェース30(30a,30b)を、バスにより相互
に接続して構成されている。前記ミシンモータ26(駆
動機構)や水平移動機構19のX軸モータ19b,Y軸
モータ19a等は、前記コントローラを介して制御装置
25により制御されるようになっている。また、前記入
出力インターフェース30には、前記LCD23及びタ
ッチパネル24が接続されている。
作や実用縫い動作を制御するための制御プログラム、L
CD23の表示制御用の制御プログラム、刺繍データの
読出し,編集等の各種のデータ処理を行うためのデータ
処理用プログラムなどが記憶されている。前記LCD2
3の表示制御用の制御プログラムの実行により、制御装
置25は、後述するように各種表示を制御する手段とし
て機能するようになっている。
繍縫いに関しての多数個の模様の形状を確定する模様デ
ータが記憶されている。この場合、ROM27に記憶さ
れる模様データとしては、例えば仮名やアルファベッ
ト,数字などの文字や記号の模様、比較的単純な形状の
飾り模様等とされている。
は、刺繍縫い動作に必要な刺繍データ、及び各模様をL
CD23(模様選択画面)に表示するために必要なビッ
トマップデータからなる表示データ、並びに付随するデ
ータ(糸色データ等)を含んでいる。この場合、刺繍デ
ータとは、最終的には、一針毎の加工布のX,Y方向の
移動量(針落ち位置)を示すデータとなるが、記憶され
る刺繍データとしては、模様の外形を示すデータとさ
れ、刺繍縫い動作実行時にそのデータから最終的なデー
タが演算により作成されるようにしている。また、刺繍
データと表示データとを共用化したり、一方のみのデー
タを記憶しそのデータから他方のデータを作成するよう
にすることも可能である。
には、記憶手段としての外部ROMカード32が着脱可
能に接続されるようになっている。この外部ROMカー
ド32には、比較的複雑な絵模様に対応した模様データ
(刺繍データ及び表示データ並びに付随する色分解等の
データ)が、多数個の模様に関して記憶されている。従
って、本実施の形態においては、前記ROM27及び外
部ROMカード32の双方が記憶装置として機能するの
である。尚、この外部ROMカード32の制御装置25
への接続は、図1に示すように、ミシン本体11の右側
壁部に設けられたカード挿入孔(図略)に使用者が外部
ROMカード32を着脱自在に差込むことによって行わ
れるようになっている。
る場合は、各色糸の領域の移動データの間に停止データ
が記憶されている(図5参照)。その停止データにより
CPU26は自動的にミシンモータ17を停止させ、L
CD23を図10に示す縫製中画面から図12に示す糸
替え状態の画面に自動的に変更する。この停止に伴ない
使用者は縫針14に糸通し装置を用いて次の色の上糸を
縫針14に通し直し縫製の次の領域を縫製する。
7に記憶されたプログラム及び使用者によるタッチパネ
ル24の選択操作等に基づいて、ミシンの各機構を制御
し、刺繍縫い動作や一般の実用縫い動作を実行させるよ
うになっている。このとき、後の作用説明にて明らかと
なるように、制御装置25は、使用者が刺繍を実行させ
たい模様を選択するモードでは、LCD23の画面に多
数個の模様を表示させる各種の模様選択画面を表示させ
るようになっている。使用者は、その模様選択画面にお
いて選択操作(タッチパネル24のタッチ操作)を行う
ことによって、1個以上の模様を選択することができる
ようになっている。選択された模様は、その選択された
順番で所定のデータがRAM28の所定の記憶領域に記
憶され、刺繍縫い動作は、選択された順番で実行される
ように構成されている。
行われて配置編集のモードに移行されたときには、LC
D23の画面に配置編集画面(図9参照)を表示するよ
うになっている。この配置編集画面においては、LCD
23の画面の図の左部に、加工布の刺繍形成領域(刺繍
枠18)をイメージしたレイアウト用領域Aを枠で囲っ
て表示すると共に、そのレイアウト用領域A内に選択さ
れた少なくとも1個の模様を表示するようになってい
る。
刺繍全体の出来上りを確認するために設けられるもので
あり、刺繍枠18での縫製可能領域に対応し、各模様の
大きさや模様どうしの間隔はその縫製可能領域に対する
相対的な寸法や距離に対応する。また、前記レイアウト
用領域Aの右側には、タッチパネル24の操作位置を操
作ボタンのイメージで示す各種のキーが表示されるよう
になっている。
キーに対応しタッチ操作することにより、選択された模
様のレイアウト用領域A内での移動、回転、大きさの変
更(標準からの拡大,縮小)、文字間隔の変更等の編集
処理を行うことができ、その操作に応じて模様の表示も
変更されるようになる。これにて、レイアウト用領域A
においては、加工布に刺繍が形成されたときのイメージ
に合った表示がなされるようになり、使用者は、これを
見て、選択した模様の刺繍を形成する際の所望のレイア
ウトを設定することができるのである。
センサー308が設けられ、糸切れが検出されると、C
PU26がミシンモータ17を停止させ、LCD23を
縫製中画面から図11に示す糸切れ時の画面に自動的に
変更する。この停止に伴ない使用者は縫針14に糸通し
装置を用いて上糸を縫針14に通し直し縫製の復帰をす
る。
ャートを参照して縫製全体について説明する。
源スイッチがオンされると、LCD23に、図7に示す
初期画面(メニュー選択画面)がCPU26によって表
示される(ステップS1)。ここで、使用者が刺繍縫い
動作を実行させたい場合には、タッチパネル24を操作
して模様選択の項目(画面上の仮想キー)を選択すると
(S2:YES)、制御装置25は、所定の模様選択に
対応した処理を実行する(S4)。
模様を種別により大分類(9個)した模様種類を選ぶ項
目が現れ、ここで使用者がタッチパネル24のタッチ操
作により「パンダ・船・糸巻き」の描かれた絵模様の項
目500を選ぶと、LCD23の画面は、図8に示すよ
うな絵模様の選択に係る模様選択画面に切替えられる。
ここでは、前記内部ROM27に記憶された表示データ
に基づいて、画面に「パンダ」,「象」,「キリン」…
などの多数個の絵模様が表示される(ステップS4)。
尚、カードを呼出せは、外部記憶媒体である外部ROM
32から表示データや縫製データが呼出される。
択画面を見て、刺繍を形成したい模様Bを選択する(ス
テップS4:詳細略)。この選択は、LCD23の画面
(タッチパネル24)の選択したい模様が表示されてい
る部分を直接手指でタッチ操作することにより行われ
る。そして、使用者による模様選択が行われると(ステ
ップS4)、次に配置編集の処理を行うことができるの
であるが、LCD23に所定の位置にそのためのキーが
表示される。このとき、上述のように加工布の刺繍形成
領域(刺繍枠18)をイメージしたレイアウト用領域A
や、タッチパネル24の操作位置を示す各種のキー(8
方向のいずれかに移動する8つの矢印移動キー102、
刺繍枠を中心に移動するキー104、針位置を中心か左
下かに移動させるキー106、縫製領域の占有する領域
を針でトレースするためしキー108、イメージを簡易
なボックスに変更するイメージキー110、大きさを変
更する大きさキー112、90度ずつ模様を回転させる
回転キー114、前の状態に戻る戻るキー116等)が
表示される。
きさや配置位置等)や初期値をRAM28の模様種類エ
リア(図略)や模様情報エリア(図略)に自動的に記憶
する。次に、レイアウト用領域Aと選択された模様とが
表示され、選択された模様は初期位置としてレイアウト
用領域内Aの中央に自動的に配置される。
パネル24を必要に応じてタッチ操作することにより
(ステップS6:YES)、選択された模様の移動、回
転等の配置編集の指定を任意に行うことができ、その操
作に応じてレイアウト用領域A内の模様Bの表示が移動
したり回転したりするようになると共に、その操作に対
応して、模様情報エリア28bに記憶されたデータが順
次自動的に更新される(ステップS7)。例えば、図9
に示すように、使用者は模様の形成位置を縫製領域の左
側に矢印キーを使って任意に設定する。このように、模
様が左側に位置すると、糸切れが発生しすぐに停止する
場合、糸通し装置の下方或いは近傍にに移動体20が位
置し易い。尚、上方に待機する糸通し装置の下方を移動
体20は通過可能である。
ような模様の選択及び配置編集が終了すると、制御装置
25により、それに基づいて最終的な刺繍データが生成
され、使用者が、刺繍枠18に加工布をセットした上
で、スタート・ストップキー21を操作することにより
(ステップ9:YES)、刺繍縫い動作がRAM28の
模様に関わるデータ、外部ROMカード32、或いはミ
シン内部のROM27に基づき実行される(S10)。
このとき、加工布には、レイアウト用領域A内の表示の
イメージ通りの刺繍が形成されるのである。
うに、選択された模様が多色である場合には、糸色別に
その領域が模様全体と共に表示される。そして、現在縫
針14と刺繍枠18が水平面上においてどのような位置
関係にあるかを、CPU26が認識するための現在位置
データや、選択された模様のデータをどこまで縫製実行
したかを示す縫製実行データがRAM28の現在位置記
憶エリア28bに自動的に記憶更新されていく(図6参
照)。
示すように、縫製時の画面の下方のキーが消され、糸切
れを報知するメッセージが表示され、このとき、糸切れ
を検出するとすぐ縫製動作は中断される。即ち、縫針1
4の上下動と選択された模様の縫製データに基づく移動
体20の水平方向の移動は中断される。従来は、糸切れ
時の縫製位置によって、停止位置が決まるのである。
ートに示すように、その糸切れを検出すると、CPUは
26はミシンモータ17を停止させるが、X方向駆動モ
ータ19及びY方向駆動モータを、選択された模様に予
め決められた移動データによるのではなく、即ち、模様
の形成とは関係無く、図1の実線で示す最左端部に位置
させるように制御する。糸切れを検出したときのメモリ
上の絶対座標は、RAM28の中断位置記憶エリア28
aに復帰のために自動的に記憶される。このとき、現在
位置データのうち、選択された模様の移動データに関わ
らないので、模様の移動データをどこまで縫製実行した
かという縫製実行データは更新されないが、現在位置デ
ータは移動体20の位置に従い更新される。
左端に位置して、糸通し部200の下降位置と離れてい
るので、糸通し部200の下降や糸通し作業の妨げにな
らない。そして、使用者が糸通し作業を終え、スタート
ストップキー21を押すと、CPU26は、RAM28
の中断位置記憶エリア28aに記憶された中断位置デー
タと現在位置データに基づき復帰のための移動量を演算
して、中断された位置に戻りそこから縫製を自動的に再
開する。
縫製再開位置を、記憶された模様の移動データに基づき
1針以上戻せるようにしても良い。その場合、現在位置
データのうち、模様の移動データをどこまで縫製実行し
たかという縫製実行データは、その操作により更新され
る(戻される)。
域を縫い終えて、停止コードが読み取られると、図14
のフローチャートに従って図12に示すように、縫製時
の画面の下方に糸通しキー300が追加して表示され、
次の色の糸への交換を促すメッセージが下方に表示さ
れ、このとき、その完了した糸色の領域の縫製位置に基
づき移動体20は停止する。即ち、移動データの累積に
よって決まる最終の縫製位置によって、移動体20の停
止位置が決まるのである。
キー300を押すと、CPUは26はミシンモータ17
を停止させた状態で、X方向駆動モータ19及びY方向
駆動モータを、選択された模様に予め決められた移動デ
ータによるのではなく、即ち、模様の形成とは関係無
く、図1の実線で示す最左端部に位置させるように制御
する。糸替えのための停止のメモリ上の絶対座標は、R
AM28の中断位置記憶エリア28aに復帰のために自
動的に記憶される。このとき、現在位置データのうち、
選択された模様の移動データに関わらないので、模様の
移動データをどこまで縫製実行したかという縫製実行デ
ータは更新されないが、現在位置データは移動体20の
位置に従い更新される。
停止コードを糸替え停止の基準としたが、糸切り装置を
備えるミシンにおいては、糸切りコードを糸替え停止の
基準としても良い。また、停止コードを読み取って停止
した際に移動体20の糸通し移動のための糸通しキー3
00を自動的に表示するが、スタート/ストップキー2
1が停止のために押圧された場合にも、糸通しキー30
0を自動的に表示するようにしても良い。また、停止コ
ードを読み取って停止した際に移動体20の糸通し移動
のための糸通しキー300を表示し、糸通しキー300
が使用者によって押圧されると移動体20が最左端に移
動して糸通しが確実に行なえるが、糸切れ検出時と同様
に自動的に最左端に移動するようにしても良い。
8の中断位置記憶エリアの中断位置データと現在位置デ
ータとの差によって縫製に復帰するための移動量を演算
しているが、糸切れ検出や糸通しキー300の押圧に伴
って、移動体20に繰り返し左方向への移動を命じ、移
動体20が最左位置に達すると検出するセンサーを設
け、検出によって移動体20の左方向の移動を停止し、
そのセンサーの検出結果に基づき縫製に復帰するための
移動量を演算しても良い。
を糸通し装置の糸通し部200から最も離れる最左端部
にまで移動させるが、糸通し部200の下降や糸通し作
業の妨げにならなければ、縫製可能領域の中央であって
も良い。その場合、糸通しキー300出はなく、センタ
ー移動キー400を表示すれば良い。また、糸切れ検出
時においても、センター移動キー400を表示しても良
い。
ための移動の専用キーを設けたが、スタート/ストップ
キー21のように他の目的の操作部材を、ある条件にお
いてのみ糸通しのための移動キーとして働くように構成
しても良い。
れるものではなく、以下のような種々の拡張,変更が可
能である。即ち、例えば上記実施の形態では、本発明を
家庭用のミシンに適用したが、工業用(業務用)の縫製
装置に適用しても良く、また、例えばパソコン(ノート
パソコン)等を用いて、ミシンとは独立して刺繍データ
の処理を行う処理装置に適用することも可能である。
より針14に対して加工布側を移動させる構成とした
が、針(針棒)側を加工布に対して移動させながら模様
を形成するものにも適用でき。
M及び外部ROMカードに限らず、ROMのみで済ませ
たり、あるいはRAMを用いたり、磁気ディスク,光デ
ィスクなど読書き可能なものも含めて各種の記憶媒体を
記憶手段として用いることができる。また、表示手段と
してもLCDに限らず、CRTディスプレイ等であって
も良い。そして、選択装置,指定装置としては別途のス
イッチやキーボードを用いても良い。
の請求項1のミシンによれば、布が支持手段によって縫
針に対して相対的に移動されその布上に縫製模様が形成
され、縫針の上糸の切断或いは交換の少なくとも一方に
関わり、制御手段が支持手段を所定の位置に移動させる
ので、糸通し作業の妨げになるような位置に支持手段が
停止することが防止され、糸通し作業が円滑に行うこと
ができる。
よって縫針に対して相対的に移動されその布上に縫製模
様が形成され、支持手段を移動させるための操作或いは
設定のうち少なくとも一方を可能な操作手段が設けら
れ、操作手段の操作或いは設定の少なくとも一方に基づ
き縫針の上糸の切断或いは交換の少なくとも一方に関わ
り支持手段が制御手段によって所定の位置に移動されの
で、糸通し作業の妨げになるような位置に支持手段が停
止することが防止され、糸通し作業が円滑に行うことが
できる。
する検出手段が備えられ、糸切れが検出された場合、制
御手段によって支持手段が所定の位置に移動されるの
で、糸通し作業の妨げになるような不測の位置に支持手
段が停止することが防止され、糸切れに伴う糸通し作業
が円滑に行うことができる。
通す糸通し手段を備えられ、制御手段によって支持手段
が所定の位置に移動されるので、糸通し装置の操作、糸
通し装置の移動、或いは、糸通し作業の少なくとも1つ
の妨げになるような位置に支持手段が停止することが防
止され、糸通し作業が円滑に行うことができる。
成位置を任意に決定するレイアウト手段を備えられ、制
御手段によって支持手段が所定の位置に移動されるの
で、糸通し装置の操作、糸通し作業の妨げになるような
位置に支持手段が停止することが防止され、レイアウト
によって任意に配置された縫製模様においても糸通し作
業が円滑に行うことができる。
外観図
成を示すブロック図
拡大図
拡大図
タのデータ構成図
アを示す図
示す図
の一例を示す図
の一例を示す図
画面の一例を示す図
検出後画面の一例を示す図
停止後画面の一例を示す図
図
のフローチャートを示す図
のフローチャートを示す図
停止後画面の他の例を示す図
検出後画面の他の例を示す図
19は水平移動機構、21はスタート・ストップキー、
23はLCD、24はタッチパネル、25は制御装置、
27はROM、32は外部ROMカードを示す。
Claims (5)
- 【請求項1】 縫針に対して布を移動させて縫製模様を
形成するミシンにおいて、 前記縫針に対して相対的に移動し前記縫製模様を形成さ
れる布を支持する支持手段と、 前記縫針の上糸の切断或いは交換の少なくとも一方に関
わり前記支持手段を所定の位置に移動させる制御手段と
を備えることを特徴とするミシン。 - 【請求項2】 縫針に対して布を移動させて縫製模様を
形成するミシンにおいて、 前記縫針に対して相対的に移動し前記縫製模様を形成さ
れる布を支持する支持手段と、 前記支持手段を移動させるための操作或いは設定のうち
少なくとも一方を可能な操作手段と、 前記操作手段の操作或いは設定の少なくとも一方に基づ
き前記縫針の上糸の切断或いは交換の少なくとも一方に
関わり前記支持手段を所定の位置に移動させる制御手段
とを備えることを特徴とするミシン。 - 【請求項3】 前記糸切れを検出する検出手段を備え、
前記制御手段は前記糸切れが検出された場合、前記支持
手段を所定の位置に移動させることを特徴とする請求項
2記載のミシン。 - 【請求項4】 前記縫針に上糸を通す糸通し手段を備え
ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
ミシン。 - 【請求項5】 前記縫製模様の形成位置を任意に決定す
るレイアウト手段を備えることを特徴とする請求項1乃
至4のいずれかに記載のミシン。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24064897A JP4226671B2 (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | ミシン |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP24064897A JP4226671B2 (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | ミシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1176673A true JPH1176673A (ja) | 1999-03-23 |
JP4226671B2 JP4226671B2 (ja) | 2009-02-18 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP24064897A Expired - Fee Related JP4226671B2 (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | ミシン |
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JP (1) | JP4226671B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100807946B1 (ko) * | 2001-06-25 | 2008-03-03 | 도카이 고교 미싱 가부시키가이샤 | 자수기 및 그 제어방법 |
US8028633B2 (en) | 2006-03-02 | 2011-10-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sewing machine capable of embroidery sewing |
-
1997
- 1997-09-05 JP JP24064897A patent/JP4226671B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100807946B1 (ko) * | 2001-06-25 | 2008-03-03 | 도카이 고교 미싱 가부시키가이샤 | 자수기 및 그 제어방법 |
US8028633B2 (en) | 2006-03-02 | 2011-10-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sewing machine capable of embroidery sewing |
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