JPH1171243A - 非洗浄型髪用保護剤 - Google Patents
非洗浄型髪用保護剤Info
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- JPH1171243A JPH1171243A JP10186386A JP18638698A JPH1171243A JP H1171243 A JPH1171243 A JP H1171243A JP 10186386 A JP10186386 A JP 10186386A JP 18638698 A JP18638698 A JP 18638698A JP H1171243 A JPH1171243 A JP H1171243A
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- Cosmetics (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 濡れた髪若しくは乾いた髪に塗布した後に洗
わないで使用でき、べたついた手触りにならずに髪への
櫛どおりを容易にし、髪に負担を与えない髪保護用のコ
ンディショニング剤を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明は、８〜１８個の炭素原子鎖長を
有する脂肪族アルコールと、８〜１８個の炭素原子を有
する脂肪族カルボン酸と、１〜６個の炭素原子を有する
第１若しくは第２アルコールとからなるエステルと、ア
ミノ機能性シリコンとを含み、必要に応じて更なる成分
として、カチオン性若しくは水溶性の非イオン性ポリマ
ー、第４級化アンモニウム化合物、及び植物性若しくは
鉱物性の油を含むことを特徴とする非洗浄型髪用保護剤
とすることによって解決される。
わないで使用でき、べたついた手触りにならずに髪への
櫛どおりを容易にし、髪に負担を与えない髪保護用のコ
ンディショニング剤を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明は、８〜１８個の炭素原子鎖長を
有する脂肪族アルコールと、８〜１８個の炭素原子を有
する脂肪族カルボン酸と、１〜６個の炭素原子を有する
第１若しくは第２アルコールとからなるエステルと、ア
ミノ機能性シリコンとを含み、必要に応じて更なる成分
として、カチオン性若しくは水溶性の非イオン性ポリマ
ー、第４級化アンモニウム化合物、及び植物性若しくは
鉱物性の油を含むことを特徴とする非洗浄型髪用保護剤
とすることによって解決される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿った髪若しくは
乾いた髪に塗布して洗浄しないで使用し、わずかな負荷
で良好な櫛通りが可能で、しかも良好な平滑性と柔軟な
手ざわりを与えるコンディショニングのための髪用保護
剤に関する。
乾いた髪に塗布して洗浄しないで使用し、わずかな負荷
で良好な櫛通りが可能で、しかも良好な平滑性と柔軟な
手ざわりを与えるコンディショニングのための髪用保護
剤に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】米国特許公報第４５２
９５８６号によって、アミノ機能性シリコンポリマー、
カチオン性界面活性剤およびカチオン性ポリマーを水性
エマルジョン中に含むコンディショニングのための髪用
保護剤が既に公知である。ヨーロッパ特許出願第０１５
２１９４号により、アミドベタイン、第４級化アンモニ
ウム塩、アミノ機能性シリコンおよび水を含む髪の洗浄
とコンディショニングに好適なシャンプー調合物が公知
である。分岐アルキル基を有する第４級化アンモニウム
塩、およびポリシロキサン若しくはシリコンを含む髪用
保護剤の調合物が、ヨーロッパ特許第０３１２９９２号
に記載されている。その他に、アニオン性界面活性剤、
非水溶性髪用コンディショニング剤、および長鎖飽和第
１アルコール若しくはその誘導体を含む安定なエマルジ
ョン若しくはサスペンション状態の髪のコンディショニ
ングのためのシャンプーが公知である。これらの公知の
コンディショニング剤は髪処理後に再洗浄しないと、髪
が過剰のコンディショニングを受けて、ややべとついた
手ざわりになるという欠点がある。
９５８６号によって、アミノ機能性シリコンポリマー、
カチオン性界面活性剤およびカチオン性ポリマーを水性
エマルジョン中に含むコンディショニングのための髪用
保護剤が既に公知である。ヨーロッパ特許出願第０１５
２１９４号により、アミドベタイン、第４級化アンモニ
ウム塩、アミノ機能性シリコンおよび水を含む髪の洗浄
とコンディショニングに好適なシャンプー調合物が公知
である。分岐アルキル基を有する第４級化アンモニウム
塩、およびポリシロキサン若しくはシリコンを含む髪用
保護剤の調合物が、ヨーロッパ特許第０３１２９９２号
に記載されている。その他に、アニオン性界面活性剤、
非水溶性髪用コンディショニング剤、および長鎖飽和第
１アルコール若しくはその誘導体を含む安定なエマルジ
ョン若しくはサスペンション状態の髪のコンディショニ
ングのためのシャンプーが公知である。これらの公知の
コンディショニング剤は髪処理後に再洗浄しないと、髪
が過剰のコンディショニングを受けて、ややべとついた
手ざわりになるという欠点がある。
【０００３】そこで本発明は、濡れた髪若しくは乾いた
髪に塗布した後に洗わないで使用でき、べたついた手ざ
わりにならずに髪への櫛通りを容易にし、髪に負担を与
えない髪保護用のコンディショニング剤を提供すること
を課題とする。
髪に塗布した後に洗わないで使用でき、べたついた手ざ
わりにならずに髪への櫛通りを容易にし、髪に負担を与
えない髪保護用のコンディショニング剤を提供すること
を課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
従って −８〜１８個の炭素原子鎖長を有する脂肪族アルコール
と、 −８〜１８個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸と、
１〜６個の炭素原子を有する第１若しくは第２アルコー
ルとからなるエステルと、 −アミノ機能性シリコンとを含む非洗浄型髪用保護剤に
よって解決される。ここで、この髪用保護剤はさらに、
コンディショニング剤として一般的な添加剤、例えば、
カチオン性ポリマー、第４級化アンモニウム化合物、お
よび植物性若しくは鉱物性の油などを含んでいてもよ
い。
従って −８〜１８個の炭素原子鎖長を有する脂肪族アルコール
と、 −８〜１８個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸と、
１〜６個の炭素原子を有する第１若しくは第２アルコー
ルとからなるエステルと、 −アミノ機能性シリコンとを含む非洗浄型髪用保護剤に
よって解決される。ここで、この髪用保護剤はさらに、
コンディショニング剤として一般的な添加剤、例えば、
カチオン性ポリマー、第４級化アンモニウム化合物、お
よび植物性若しくは鉱物性の油などを含んでいてもよ
い。
【０００５】一般に、本発明に従う処方に含まれる８〜
１８個の炭素原子鎖長を有する脂肪族アルコールとして
は、非分岐状の飽和第１アルコール、例えば、セチルア
ルコールが好ましい。しかしながら、１〜１０モルのエ
チレンオキシド、プロピレンオキシドまたはこれらの混
合物と上記の脂肪族アルコールとの縮合製品を添加して
もよい。一般に、この脂肪族アルコールは０．１〜１０
重量％量、好ましくは０．１〜５重量％量が本発明の髪
用保護剤に添加される。
１８個の炭素原子鎖長を有する脂肪族アルコールとして
は、非分岐状の飽和第１アルコール、例えば、セチルア
ルコールが好ましい。しかしながら、１〜１０モルのエ
チレンオキシド、プロピレンオキシドまたはこれらの混
合物と上記の脂肪族アルコールとの縮合製品を添加して
もよい。一般に、この脂肪族アルコールは０．１〜１０
重量％量、好ましくは０．１〜５重量％量が本発明の髪
用保護剤に添加される。
【０００６】本発明の髪用保護剤の好ましいコンディシ
ョニング特性は、８〜１８個の炭素原子を有する線状若
しくは分岐状の脂肪族カルボン酸と、１〜６個の炭素原
子を有する線状若しくは分岐状の第１若しくは第２アル
コールとからのエステルの添加によって非常に有効に影
響される。ここで、特に好ましくは、イソプロピルミリ
ステートが添加される。このエステルは０．１〜２０重
量％量、好ましくは０．１〜１０重量％量、さらに好ま
しくは０．１〜５重量％量が添加される。
ョニング特性は、８〜１８個の炭素原子を有する線状若
しくは分岐状の脂肪族カルボン酸と、１〜６個の炭素原
子を有する線状若しくは分岐状の第１若しくは第２アル
コールとからのエステルの添加によって非常に有効に影
響される。ここで、特に好ましくは、イソプロピルミリ
ステートが添加される。このエステルは０．１〜２０重
量％量、好ましくは０．１〜１０重量％量、さらに好ま
しくは０．１〜５重量％量が添加される。
【０００７】本発明の髪用保護剤の更なる必須成分は、
アミノ機能性シリコンである。ここで、化学式１の化合
物の添加が有用である。
アミノ機能性シリコンである。ここで、化学式１の化合
物の添加が有用である。
【０００８】
【化１】
【０００９】ここで、ｘとｙの比率は約２７．５：１〜
約１６０：１の範囲で変更することができる。この化合
物の分子量は約５，０００〜３０，０００の範囲にあ
る。このような製品としては、分子量が８，０００であ
り、上記式Ｉにおけるｘとｙの比率が約４９：１である
ものが、ダウコーニング社からAmodimethicone Q2-8075
の名称で市販されている。このAmodimethicone（アモジ
メチコン）はこの製品中に約３７％まで含まれている。
同じく本発明の調合物に好適な他のアミノ機能性シリコ
ンは、化学式２に相当するものである。
約１６０：１の範囲で変更することができる。この化合
物の分子量は約５，０００〜３０，０００の範囲にあ
る。このような製品としては、分子量が８，０００であ
り、上記式Ｉにおけるｘとｙの比率が約４９：１である
ものが、ダウコーニング社からAmodimethicone Q2-8075
の名称で市販されている。このAmodimethicone（アモジ
メチコン）はこの製品中に約３７％まで含まれている。
同じく本発明の調合物に好適な他のアミノ機能性シリコ
ンは、化学式２に相当するものである。
【００１０】
【化２】
【００１１】ここで、ｘとｙは任意の数値をとり得る。
このようなアミノ機能性シリコンは、３，０００〜１０
０，０００の範囲の分子量を有するものであり、アミノ
機能性シリコンを３５％まで含むものがダウコーニング
社よりシリコンエマルジョン９２９番の商品名で市販さ
れている。このアミノ機能性シリコンは、一般に０．５
〜５重量％濃度、好ましくは０．５〜４重量％、さらに
好ましくは１〜３．５重量％の範囲で添加され得る。
このようなアミノ機能性シリコンは、３，０００〜１０
０，０００の範囲の分子量を有するものであり、アミノ
機能性シリコンを３５％まで含むものがダウコーニング
社よりシリコンエマルジョン９２９番の商品名で市販さ
れている。このアミノ機能性シリコンは、一般に０．５
〜５重量％濃度、好ましくは０．５〜４重量％、さらに
好ましくは１〜３．５重量％の範囲で添加され得る。
【００１２】本発明の髪用保護剤は、その他にカチオン
性若しくは水溶性の非イオン性ポリマーを含んでいても
よい。
性若しくは水溶性の非イオン性ポリマーを含んでいても
よい。
【００１３】ここで、特にポリジアルキルジアリルアン
モニウム化合物、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリ
ドンとジアルキルアミノアルキルメタクリレートとから
の共重合体、またはビニルピロリドンとジアルキルアミ
ノアルキルメタクリレートとからの第４級化共重合体が
好ましい。好適な重合体は、例えば、次のものである。
モニウム化合物、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリ
ドンとジアルキルアミノアルキルメタクリレートとから
の共重合体、またはビニルピロリドンとジアルキルアミ
ノアルキルメタクリレートとからの第４級化共重合体が
好ましい。好適な重合体は、例えば、次のものである。
【００１４】カルゴン社より商品名Merquat 100 （Poly
quaternium-6) で入手できるようなジメチルジアリルア
ンモニウムクロリドポリマー BASF社の商品名Luviskol K 80 で入手され得るポリビニ
ルピロリドン ＩＳＰ社よりコポリマー８４５、コポリマー９３７およ
びコポリマー９５８の商品名で入手できるビニルピロリ
ドンとジメチルアミノエチルメタクリレートとからの共
重合体 ジエチルスルフェートで４級化した、ビニルピロリドン
とジメチルアミノエチルメタクリレートとからの共重合
体（例えば、ＩＳＰ社のGafquat734、Gafquat755、Gafq
uat755N、またはＢＡＳＦ社のLuviquatPQ11）
quaternium-6) で入手できるようなジメチルジアリルア
ンモニウムクロリドポリマー BASF社の商品名Luviskol K 80 で入手され得るポリビニ
ルピロリドン ＩＳＰ社よりコポリマー８４５、コポリマー９３７およ
びコポリマー９５８の商品名で入手できるビニルピロリ
ドンとジメチルアミノエチルメタクリレートとからの共
重合体 ジエチルスルフェートで４級化した、ビニルピロリドン
とジメチルアミノエチルメタクリレートとからの共重合
体（例えば、ＩＳＰ社のGafquat734、Gafquat755、Gafq
uat755N、またはＢＡＳＦ社のLuviquatPQ11）
【００１５】本発明によると、上記のカチオン性若しく
は非イオン性ポリマーは、０．１〜１０重量％量、好ま
しくは０．１〜５重量％量、さらに好ましくは０．１〜
３重量％量添加される。ここで、４級化したポリマーと
共重合体が特に好ましい。
は非イオン性ポリマーは、０．１〜１０重量％量、好ま
しくは０．１〜５重量％量、さらに好ましくは０．１〜
３重量％量添加される。ここで、４級化したポリマーと
共重合体が特に好ましい。
【００１６】さらに、カチオン性界面活性剤と、必要で
あれば補足的な両性界面活性剤とを添加してもよい。本
発明の場合、髪用保護剤には化学式３のカチオン性界面
活性剤を添加することができる。
あれば補足的な両性界面活性剤とを添加してもよい。本
発明の場合、髪用保護剤には化学式３のカチオン性界面
活性剤を添加することができる。
【００１７】
【化３】
【００１８】ここで、基Ｒ1 およびＲ2 は、同種または
異種であり、Ｃ1 〜Ｃ4 ‐アルキル基、飽和若しくは不
飽和のＣ8 〜Ｃ18‐アルキル基、
異種であり、Ｃ1 〜Ｃ4 ‐アルキル基、飽和若しくは不
飽和のＣ8 〜Ｃ18‐アルキル基、
【００１９】
【化４】
【００２０】又は
【００２１】
【化５】
【００２２】のいずれかを意味する。ここでＲ5 は飽和
若しくは不飽和のＣ8 〜Ｃ18‐アルキル基であり、ｎ＝
１〜４である。Ｒ3 およびＲ4 はＣ1 〜Ｃ4 ‐アルキル
基であり、ヒドロキシル基を有していてもよい。ｘ-は
任意のアニオンを意味するが、好ましくはクロライドま
たはメソスルフェート(Methosulfat)である。
若しくは不飽和のＣ8 〜Ｃ18‐アルキル基であり、ｎ＝
１〜４である。Ｒ3 およびＲ4 はＣ1 〜Ｃ4 ‐アルキル
基であり、ヒドロキシル基を有していてもよい。ｘ-は
任意のアニオンを意味するが、好ましくはクロライドま
たはメソスルフェート(Methosulfat)である。
【００２３】好ましい化合物は、例えば、セチルトリメ
チルアンモニウムクロリド（Akzo NobelのArquard 1
6）、またはいわゆるEsterquats（エステルクワッツ）
であり、その製法はヨーロッパ特許出願第０２８４０３
６号、同第０６６９３９１号および同第０５５０３６１
号に記載されており、ケラチン繊維または他の繊維の保
護のためのこれらの化合物の添加は、国際特許出願ＷＯ
９６／３９７０、およびヨーロッパ特許出願第０６３６
３５６号、同第０６８９５３２号および同第０６１４３
４９号により公知である。これらの化合物は、Rewoquat
（登録商標）WE 18 、Rewoquat（登録商標）WE 38 DPG
（Witco Surfactants GmbH社）、またはStepantex （登
録商標）GS 90 （Stepan社）の商品名で市販されてい
る。
チルアンモニウムクロリド（Akzo NobelのArquard 1
6）、またはいわゆるEsterquats（エステルクワッツ）
であり、その製法はヨーロッパ特許出願第０２８４０３
６号、同第０６６９３９１号および同第０５５０３６１
号に記載されており、ケラチン繊維または他の繊維の保
護のためのこれらの化合物の添加は、国際特許出願ＷＯ
９６／３９７０、およびヨーロッパ特許出願第０６３６
３５６号、同第０６８９５３２号および同第０６１４３
４９号により公知である。これらの化合物は、Rewoquat
（登録商標）WE 18 、Rewoquat（登録商標）WE 38 DPG
（Witco Surfactants GmbH社）、またはStepantex （登
録商標）GS 90 （Stepan社）の商品名で市販されてい
る。
【００２４】このカチオン性界面活性剤は０．１〜３重
量％量、好ましくは０．５〜２重量％量が本発明の髪用
保護剤に添加される。
量％量、好ましくは０．５〜２重量％量が本発明の髪用
保護剤に添加される。
【００２５】さらに、本発明の髪用保護剤には、ドイツ
特許出願第３５２７９７４号に記載されるようないわゆ
るベタインエステルを含めてもよい。
特許出願第３５２７９７４号に記載されるようないわゆ
るベタインエステルを含めてもよい。
【００２６】両性界面活性剤として、化学式６の物質を
添加することができる。
添加することができる。
【００２７】
【化６】
【００２８】ここで、Ｒ5 は、飽和若しくは不飽和のＣ
8 〜Ｃ18‐アルキル基であるか、または‐（ＣＨ2 ) n
‐ＮＨ‐ＣＯ‐Ｒ8 基（ここで、Ｒ8 は飽和若しくは不
飽和のＣ8 〜Ｃ18‐アルキル基である）であり、ｎ＝１
〜４である。Ｒ6 およびＲ7 は、Ｃ1 〜Ｃ4 ‐アルキル
基、またはＣ1 〜Ｃ4 ‐ヒドロキシアルキル基である。
このような技術の商業製品としては、Rewoteric （登録
商標）AM DML（Witco Surfactants GmbH社；CTFA名：La
urylbetain）、Dehyton AB 30 （Henkel KGaA ；CTFA
名：Coco Betaine）、Rewoteric （登録商標）AM B 14
、Rewoteric （登録商標）AM B 45 、Rewoteric （登
録商標）AM B 50 （Witco Surfactants GmbH社；CTFA
名：Cocamidopropylbetaine ）、Tegobetain（登録商
標）F 、Tegobetain（登録商標）L 7 （Goldschmidt
社）が挙げられる。この両性界面活性剤は、親水性相に
０〜５重量％量が添加される。
8 〜Ｃ18‐アルキル基であるか、または‐（ＣＨ2 ) n
‐ＮＨ‐ＣＯ‐Ｒ8 基（ここで、Ｒ8 は飽和若しくは不
飽和のＣ8 〜Ｃ18‐アルキル基である）であり、ｎ＝１
〜４である。Ｒ6 およびＲ7 は、Ｃ1 〜Ｃ4 ‐アルキル
基、またはＣ1 〜Ｃ4 ‐ヒドロキシアルキル基である。
このような技術の商業製品としては、Rewoteric （登録
商標）AM DML（Witco Surfactants GmbH社；CTFA名：La
urylbetain）、Dehyton AB 30 （Henkel KGaA ；CTFA
名：Coco Betaine）、Rewoteric （登録商標）AM B 14
、Rewoteric （登録商標）AM B 45 、Rewoteric （登
録商標）AM B 50 （Witco Surfactants GmbH社；CTFA
名：Cocamidopropylbetaine ）、Tegobetain（登録商
標）F 、Tegobetain（登録商標）L 7 （Goldschmidt
社）が挙げられる。この両性界面活性剤は、親水性相に
０〜５重量％量が添加される。
【００２９】また、０．１〜３重量％濃度、好ましくは
０．１〜２重量％濃度、さらに好ましくは０．１〜１重
量％濃度のセルロースまたはグアーなどの天然起源の高
分子からのカチオン性誘導体が本発明の髪用保護剤のコ
ンディショニング特性に有利な影響を及ぼし得る。
０．１〜２重量％濃度、さらに好ましくは０．１〜１重
量％濃度のセルロースまたはグアーなどの天然起源の高
分子からのカチオン性誘導体が本発明の髪用保護剤のコ
ンディショニング特性に有利な影響を及ぼし得る。
【００３０】次に、本発明の髪用処理剤はさらに植物性
若しくは鉱物性の油を０．１〜１０重量％量、好ましく
は０．５〜３重量％量含んでいてもよい。ここで、菜種
油、ひまわり油、および液体パラフィンが特に有用であ
る。
若しくは鉱物性の油を０．１〜１０重量％量、好ましく
は０．５〜３重量％量含んでいてもよい。ここで、菜種
油、ひまわり油、および液体パラフィンが特に有用であ
る。
【００３１】一般に、本発明の髪用保護剤に添加する添
加剤および補助剤は、香油；髪用化粧品に一般的な色
素；合成若しくは天然のフォスファチド、又は澱粉若し
くはセルロースの４級化誘導体などの髪用コンディショ
ニング剤；短鎖の第１アルコールなどの溶液媒体（例え
ば、５〜５０重量％量のエタノール、ｎ‐プロパノール
およびイソプロパノール）；コラーゲン加水分解物、ケ
ラチン加水分解物、絹プロテイン加水分解物および小麦
プロテイン加水分解物などのプロテイン加水分解物
（０．０１〜１重量％量）である。ヒスチジン、グリシ
ン、アラニン、トレオニン、アルギニン、システインな
どのアミノ酸、およびその誘導体、例えば脂肪酸縮合製
品も好適な添加剤である。また、植物抽出物、ビタミ
ン、アラントイン、およびキトサン、並びに脂肪酸アル
カノールアミドなどの粘度調製剤、グリセリン、ソルビ
トール、フルクトースまたはグルコースなどのポリオー
ル(Polyolen)のアルコキシル化(alkoxylierte)エステル
も添加され得る。
加剤および補助剤は、香油；髪用化粧品に一般的な色
素；合成若しくは天然のフォスファチド、又は澱粉若し
くはセルロースの４級化誘導体などの髪用コンディショ
ニング剤；短鎖の第１アルコールなどの溶液媒体（例え
ば、５〜５０重量％量のエタノール、ｎ‐プロパノール
およびイソプロパノール）；コラーゲン加水分解物、ケ
ラチン加水分解物、絹プロテイン加水分解物および小麦
プロテイン加水分解物などのプロテイン加水分解物
（０．０１〜１重量％量）である。ヒスチジン、グリシ
ン、アラニン、トレオニン、アルギニン、システインな
どのアミノ酸、およびその誘導体、例えば脂肪酸縮合製
品も好適な添加剤である。また、植物抽出物、ビタミ
ン、アラントイン、およびキトサン、並びに脂肪酸アル
カノールアミドなどの粘度調製剤、グリセリン、ソルビ
トール、フルクトースまたはグルコースなどのポリオー
ル(Polyolen)のアルコキシル化(alkoxylierte)エステル
も添加され得る。
【００３２】上記の成分から調製される本発明の調合物
は、‐所定の粘度に応じて‐通常のポンプまたは配量器
具を使用して、乾いた髪または濡れた髪に塗布される。
さらに、このようにして得た調合物は、プロパン、ブタ
ンまたはジメチルエーテルなどの推進剤とともにエーロ
ゾル缶に９２：８（推進剤）の比率で充填される。この
とき、その内部の圧力は２０℃で１．５〜８．０ｂａｒ
になっている。
は、‐所定の粘度に応じて‐通常のポンプまたは配量器
具を使用して、乾いた髪または濡れた髪に塗布される。
さらに、このようにして得た調合物は、プロパン、ブタ
ンまたはジメチルエーテルなどの推進剤とともにエーロ
ゾル缶に９２：８（推進剤）の比率で充填される。この
とき、その内部の圧力は２０℃で１．５〜８．０ｂａｒ
になっている。
【００３３】次に、本発明に従う髪用保護剤をさらに詳
細に説明するとともに、本発明から外れた処方の比較例
と対比する。表１および表２は本発明の実施例の調合と
その調合物に対する使用技術的評価であり、表３および
表４は比較例としての調合とその調合物に対する使用技
術的評価である。
細に説明するとともに、本発明から外れた処方の比較例
と対比する。表１および表２は本発明の実施例の調合と
その調合物に対する使用技術的評価であり、表３および
表４は比較例としての調合とその調合物に対する使用技
術的評価である。
【００３４】
【表１】
【００３５】
【表２】
【００３６】
【表３】
【００３７】
【表４】
【００３８】上記の試作品を実施するに際しては、試用
者の頭髪をコンディショニング効果若しくは保護効果を
有しない市販の温和なシャンプーで普通に洗う。次に、
タオルで濡らした髪または乾いた髪にこのテスト製品を
与える。評価は美容院における半分テストで行った。末
端消費者テストの場合、製品は頭部すべてに用いられ
る。
者の頭髪をコンディショニング効果若しくは保護効果を
有しない市販の温和なシャンプーで普通に洗う。次に、
タオルで濡らした髪または乾いた髪にこのテスト製品を
与える。評価は美容院における半分テストで行った。末
端消費者テストの場合、製品は頭部すべてに用いられ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジルベール パスキール スイス連邦、1724 プラロマン、レ リュ ルシ（番地なし)
Claims (12)
- 【請求項１】 ８〜１８個の炭素原子鎖長を有する脂肪
族アルコールと、８〜１８個の炭素原子を有する脂肪族
カルボン酸と、１〜６個の炭素原子を有する第１若しく
は第２アルコールとからなるエステルと、アミノ機能性
シリコンとを含み、必要に応じて更なる成分として、カ
チオン性若しくは水溶性の非イオン性ポリマー、第４級
化アンモニウム化合物、および植物性若しくは鉱物性の
油を含むことを特徴とする非洗浄型髪用保護剤。 - 【請求項２】 前記脂肪族アルコールを、０．１〜１０
重量％量、好ましくは０．１〜５重量％量含むことを特
徴とする請求項１に記載の髪用保護剤。 - 【請求項３】 前記脂肪族アルコールとしてセチルアル
コールを含むことを特徴とする請求項１または請求項２
に記載の髪用保護剤。 - 【請求項４】 前記エステルを、０．１〜２０重量％
量、好ましくは０．１〜１０重量％量含むことを特徴と
する請求項１〜請求項３のいずれか１項に記載の髪用保
護剤。 - 【請求項５】 前記エステルとしてイソプロピルミリス
テートを含むことを特徴とする請求項１〜請求項４のい
ずれか１項に記載の髪用保護剤。 - 【請求項６】 前記アミノ機能性シリコンを、０．５〜
５重量％量、好ましくは１〜３．５重量％量含むことを
特徴とする請求項１〜請求項５のいずれか１項に記載の
髪用保護剤。 - 【請求項７】 平均分子量が３，０００〜１００，００
０の前記アミノ機能性シリコンを含むことを特徴とする
請求項１〜請求項６のいずれか１項に記載の髪用保護
剤。 - 【請求項８】 前記カチオン性ポリマー若しくは前記水
溶性の非イオン性ポリマーを、０．１〜１０重量％量、
好ましくは０．１〜５重量％含むことを特徴とする請求
項１〜請求項７のいずれか１項に記載の髪用保護剤。 - 【請求項９】 前記カチオン性ポリマーまたは前記水溶
性の非イオン性ポリマーは、ジアルキルジアリルアンモ
ニウム化合物、ビニルピロリドン、および／またはジア
ルキルアミノアルキルメタクリレートから単独重合また
は共重合されることを特徴とする請求項１〜請求項８の
いずれか１項に記載の髪用保護剤。 - 【請求項１０】 前記第４級化アンモニウム化合物を、
０．１〜３重量％量、好ましくは０．５〜２重量％量含
むことを特徴とする請求項１〜請求項９のいずれか１項
に記載の髪用保護剤。 - 【請求項１１】 前記植物性若しくは鉱物性の油を、
０．１〜１０重量％量、好ましくは０．５〜３重量％量
含むことを特徴とする請求項１〜請求項10のいずれか１
項に記載の髪用保護剤。 - 【請求項１２】 乳化状態またはエローゾル状態で存在
することを特徴とする請求項１〜請求項11のいずれか１
項に記載の髪用保護剤。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10186386A JPH1171243A (ja) | 1997-07-01 | 1998-07-01 | 非洗浄型髪用保護剤 |
| EP08167713A EP2017846B1 (en) | 1998-07-01 | 1999-07-01 | Method for calculating the addresses in the navigation pack of a VOBU unit |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19727903.1 | 1997-07-01 | ||
| JP10186386A JPH1171243A (ja) | 1997-07-01 | 1998-07-01 | 非洗浄型髪用保護剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1171243A true JPH1171243A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=40084116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10186386A Pending JPH1171243A (ja) | 1997-07-01 | 1998-07-01 | 非洗浄型髪用保護剤 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP2017846B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1171243A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002293719A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Asahi Denka Kogyo Kk | 毛髪処理剤組成物 |
| JP2005525372A (ja) * | 2002-03-08 | 2005-08-25 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | ヘアトリートメント組成物 |
| JP2008525332A (ja) * | 2004-12-23 | 2008-07-17 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | 毛髪トリートメント用油中水型マイクロエマルジョン |
| CN100430043C (zh) * | 1999-12-20 | 2008-11-05 | 荷兰联合利华有限公司 | 含水头发定型组合物 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3250383B2 (ja) | 1994-07-13 | 2002-01-28 | ジェイエスアール株式会社 | 熱可塑性エラストマー組成物 |
| JP2747268B2 (ja) | 1995-01-30 | 1998-05-06 | 株式会社東芝 | ナビゲーションデータに従ってデータを再生する方法及びその装置、ナビゲーションデータを備えたデータを記録媒体に記録する方法及びその装置 |
| CA2168327C (en) * | 1995-01-30 | 2000-04-11 | Shinichi Kikuchi | A recording medium on which a data containing navigation data is recorded, a method and apparatus for reproducing a data according to navigationdata, a method and apparatus for recording a data containing navigation data on a recording medium. |
| WO1997013365A1 (fr) * | 1995-09-29 | 1997-04-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Procede et dispositif d'enregistrement et de reproduction de train binaire intercale sur et a partir d'un support |
| JP3969762B2 (ja) * | 1996-03-18 | 2007-09-05 | パイオニア株式会社 | 情報記録媒体、その記録装置及び方法並びにその再生装置及び方法 |
-
1998
- 1998-07-01 JP JP10186386A patent/JPH1171243A/ja active Pending
-
1999
- 1999-07-01 EP EP08167713A patent/EP2017846B1/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100430043C (zh) * | 1999-12-20 | 2008-11-05 | 荷兰联合利华有限公司 | 含水头发定型组合物 |
| JP2002293719A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Asahi Denka Kogyo Kk | 毛髪処理剤組成物 |
| JP2005525372A (ja) * | 2002-03-08 | 2005-08-25 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | ヘアトリートメント組成物 |
| JP2010111680A (ja) * | 2002-03-08 | 2010-05-20 | Unilever Nv | ヘアトリートメント組成物 |
| JP2008525332A (ja) * | 2004-12-23 | 2008-07-17 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | 毛髪トリートメント用油中水型マイクロエマルジョン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP2017846B1 (en) | 2013-01-16 |
| EP2017846A2 (en) | 2009-01-21 |
| EP2017846A3 (en) | 2009-02-18 |
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| A521 | Written amendment |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080312 |