JPH1166841A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH1166841A JPH1166841A JP9226612A JP22661297A JPH1166841A JP H1166841 A JPH1166841 A JP H1166841A JP 9226612 A JP9226612 A JP 9226612A JP 22661297 A JP22661297 A JP 22661297A JP H1166841 A JPH1166841 A JP H1166841A
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- signal
- data
- bank
- banks
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
- G11C11/34—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
- G11C11/40—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
- G11C11/41—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
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- G11C8/12—Group selection circuits, e.g. for memory block selection, chip selection, array selection
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C7/00—Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
- G11C7/10—Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
- G11C7/1072—Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers for memories with random access ports synchronised on clock signal pulse trains, e.g. synchronous memories, self timed memories
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Dram (AREA)
- Static Random-Access Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速でメモリセルへのアクセスを行なうこと
ができ、また効率的にメモリセルを選択することのでき
る多バンク同期型半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 複数のメモリバンク(MB0〜MB3)
を、バンク選択信号発生回路(5)からのバンク選択信
号により活性化されてメモリセルの選択が行なわれる。
モード設定回路(4)は、特殊動作モードが指定された
とき、このバンク選択信号発生回路からのバンク選択信
号をすべて活性状態とし、メモリバンクすべてを同時に
活性/非活性状態へ駆動する。
ができ、また効率的にメモリセルを選択することのでき
る多バンク同期型半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 複数のメモリバンク(MB0〜MB3)
を、バンク選択信号発生回路(5)からのバンク選択信
号により活性化されてメモリセルの選択が行なわれる。
モード設定回路(4)は、特殊動作モードが指定された
とき、このバンク選択信号発生回路からのバンク選択信
号をすべて活性状態とし、メモリバンクすべてを同時に
活性/非活性状態へ駆動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
関し、特に複数のバンクを有するマルチバンク半導体記
憶装置に関する。より特定的には、この発明は動作モー
ドがコマンドの形でクロック信号に同期して与えられる
マルチバンク同期型半導体記憶装置に関する。
関し、特に複数のバンクを有するマルチバンク半導体記
憶装置に関する。より特定的には、この発明は動作モー
ドがコマンドの形でクロック信号に同期して与えられる
マルチバンク同期型半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高速でデータを伝送して、プロセサの処
理速度とメモリの処理速度の差を小さくするために、た
とえばシステムクロックである外部クロック信号に同期
してデータの入出力を行なう同期型半導体記憶装置が用
いられることが多くなってきている。
理速度とメモリの処理速度の差を小さくするために、た
とえばシステムクロックである外部クロック信号に同期
してデータの入出力を行なう同期型半導体記憶装置が用
いられることが多くなってきている。
【0003】図39は、従来の同期型半導体記憶装置の
データ読出時の動作を示すタイミングチャート図であ
る。以下、図39を参照して、従来の同期型半導体記憶
装置のデータ読出動作について説明する。この同期型半
導体記憶装置においては、動作モード指示は、コマンド
の形で与えられる。コマンドは、クロック信号CLKの
たとえば立上がりエッジにおける外部制御信号(および
アドレス信号ビットを含む場合もある)の状態の組合せ
により与えられる。
データ読出時の動作を示すタイミングチャート図であ
る。以下、図39を参照して、従来の同期型半導体記憶
装置のデータ読出動作について説明する。この同期型半
導体記憶装置においては、動作モード指示は、コマンド
の形で与えられる。コマンドは、クロック信号CLKの
たとえば立上がりエッジにおける外部制御信号(および
アドレス信号ビットを含む場合もある)の状態の組合せ
により与えられる。
【0004】図39において、クロックサイクル♯0の
クロック信号CLKの立上がりエッジにおいて、チップ
セレクト信号/CSおよびロウアドレスストローブ信号
/RASをLレベルに設定し、コラムアドレスストロー
ブ信号/CASおよびライトイネーブル信号/WEをH
レベルに設定する。この状態は、アクティブコマンドと
呼ばれ、アレイ活性化が指定される。ここで、アレイ活
性化は、メモリセルアレイにおけるワード線の選択、こ
の選択ワード線に接続されるメモリセルデータのセンス
アンプによる検知、増幅およびラッチまでの動作が行な
われた状態を示す。このアクティブコマンドが与えられ
ると、そのときに与えられたアドレス信号ADをロウア
ドレス信号として内部で行選択動作が行なわれ、このア
ドレス指定された行に対応するワード線が選択されて、
選択メモリセルのデータの検知、増幅およびラッチが行
なわれる。
クロック信号CLKの立上がりエッジにおいて、チップ
セレクト信号/CSおよびロウアドレスストローブ信号
/RASをLレベルに設定し、コラムアドレスストロー
ブ信号/CASおよびライトイネーブル信号/WEをH
レベルに設定する。この状態は、アクティブコマンドと
呼ばれ、アレイ活性化が指定される。ここで、アレイ活
性化は、メモリセルアレイにおけるワード線の選択、こ
の選択ワード線に接続されるメモリセルデータのセンス
アンプによる検知、増幅およびラッチまでの動作が行な
われた状態を示す。このアクティブコマンドが与えられ
ると、そのときに与えられたアドレス信号ADをロウア
ドレス信号として内部で行選択動作が行なわれ、このア
ドレス指定された行に対応するワード線が選択されて、
選択メモリセルのデータの検知、増幅およびラッチが行
なわれる。
【0005】標準DRAMにおけるRAS−CAS遅延
時間が経過すると、列選択動作が可能になる。図39に
おいて、クロックサイクル♯2において、クロック信号
CLKの立上がりエッジにおいてチップセレクト信号/
CSおよびコラムアドレスストローブ信号/CASをL
レベルに設定し、ロウアドレスストローブ信号/RAS
およびライトイネーブル信号/WEをHレベルに設定す
る。この状態は、リードコマンドと呼ばれ、データ読出
が指定される。このリードコマンドが与えられると、そ
のときのアドレス信号ADを列アドレス信号Yとして列
選択動作が行なわれ、この選択列上のメモリセルデータ
が読出される。同期型半導体記憶装置においては、CA
Sレイテンシと呼ばれる期間が存在し、リードコマンド
が与えられてから有効データが確定状態となる期間が定
められる。図39においては、CASレイテンシが2の
場合を示す。したがってクロックサイクル♯4にクロッ
ク信号CLKの立上がりエッジにおいて、最初の読出デ
ータQ0が確定状態となる。
時間が経過すると、列選択動作が可能になる。図39に
おいて、クロックサイクル♯2において、クロック信号
CLKの立上がりエッジにおいてチップセレクト信号/
CSおよびコラムアドレスストローブ信号/CASをL
レベルに設定し、ロウアドレスストローブ信号/RAS
およびライトイネーブル信号/WEをHレベルに設定す
る。この状態は、リードコマンドと呼ばれ、データ読出
が指定される。このリードコマンドが与えられると、そ
のときのアドレス信号ADを列アドレス信号Yとして列
選択動作が行なわれ、この選択列上のメモリセルデータ
が読出される。同期型半導体記憶装置においては、CA
Sレイテンシと呼ばれる期間が存在し、リードコマンド
が与えられてから有効データが確定状態となる期間が定
められる。図39においては、CASレイテンシが2の
場合を示す。したがってクロックサイクル♯4にクロッ
ク信号CLKの立上がりエッジにおいて、最初の読出デ
ータQ0が確定状態となる。
【0006】内部においては、バーストアドレスカウン
タと呼ばれるアドレス発生器が、このリードコマンドが
与えられたときのアドレスを先頭アドレスとして各サイ
クルごとに所定のシーケンスで列アドレスを変化させて
列選択動作を行なう。したがって、以降クロックサイク
ル♯5、♯6、および♯7においてデータQ1、Q2お
よびQ3が出力される。1つのリードコマンドが与えら
れたときに連続的に読出すことのできるデータの数をバ
ースト長と呼ぶ。したがって図39においてはバースト
長が4の場合のデータ読出動作が示される。
タと呼ばれるアドレス発生器が、このリードコマンドが
与えられたときのアドレスを先頭アドレスとして各サイ
クルごとに所定のシーケンスで列アドレスを変化させて
列選択動作を行なう。したがって、以降クロックサイク
ル♯5、♯6、および♯7においてデータQ1、Q2お
よびQ3が出力される。1つのリードコマンドが与えら
れたときに連続的に読出すことのできるデータの数をバ
ースト長と呼ぶ。したがって図39においてはバースト
長が4の場合のデータ読出動作が示される。
【0007】クロックサイクル♯7において、クロック
信号CLKの立上がりエッジにおいて、チップセレクト
信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RASおよ
びライトイネーブル信号/WEをLレベルに設定し、コ
ラムアドレスストローブ信号/CASをHレベルに設定
する。この状態は、プリチャージコマンドと呼ばれ、活
性状態にあったアレイが非活性状態へ駆動される。した
がって選択状態のワード線が非選択状態へ駆動され、ま
たメモリセルデータをラッチしていたセンスアンプが非
活性状態となり、また各列のビット線は所定のプリチャ
ージ電位に復帰する。
信号CLKの立上がりエッジにおいて、チップセレクト
信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RASおよ
びライトイネーブル信号/WEをLレベルに設定し、コ
ラムアドレスストローブ信号/CASをHレベルに設定
する。この状態は、プリチャージコマンドと呼ばれ、活
性状態にあったアレイが非活性状態へ駆動される。した
がって選択状態のワード線が非選択状態へ駆動され、ま
たメモリセルデータをラッチしていたセンスアンプが非
活性状態となり、また各列のビット線は所定のプリチャ
ージ電位に復帰する。
【0008】このプリチャージコマンドは、最後のバー
スト長データが読出されるときのクロックサイクルより
CASレイテンシ前のサイクルよりも早いタイミングで
与えることはできない。メモリセルデータが読出される
前に、アレイが非活性状態となるためである。しかしな
がら、アレイがプリチャージ状態に復帰しても、内部の
データ読出回路はバースト長データを転送することがで
きる(内部読出回路は、行系回路と独立に動作し、バー
スト長データを順次転送する)。
スト長データが読出されるときのクロックサイクルより
CASレイテンシ前のサイクルよりも早いタイミングで
与えることはできない。メモリセルデータが読出される
前に、アレイが非活性状態となるためである。しかしな
がら、アレイがプリチャージ状態に復帰しても、内部の
データ読出回路はバースト長データを転送することがで
きる(内部読出回路は、行系回路と独立に動作し、バー
スト長データを順次転送する)。
【0009】上述のように、クロック信号CLKの立上
がりエッジにおける外部信号の状態の組合せにより動作
モードを指定し、クロック信号に同期してデータの入出
力を行なうことにより、各制御信号のスキューを考慮し
て内部動作タイミングを決定する必要がなく、内部動作
開始タイミングを早くすることができ、高速アクセスが
可能となる。また、データは、クロック信号CLKに同
期して出力確定状態となるため、外部装置をこのクロッ
ク信号CLKの立上がりエッジでデータをサンプリング
することにより、クロック信号CLKの速度と同じ速度
でデータの読出を行なうことができ、高速データ転送が
可能となる。
がりエッジにおける外部信号の状態の組合せにより動作
モードを指定し、クロック信号に同期してデータの入出
力を行なうことにより、各制御信号のスキューを考慮し
て内部動作タイミングを決定する必要がなく、内部動作
開始タイミングを早くすることができ、高速アクセスが
可能となる。また、データは、クロック信号CLKに同
期して出力確定状態となるため、外部装置をこのクロッ
ク信号CLKの立上がりエッジでデータをサンプリング
することにより、クロック信号CLKの速度と同じ速度
でデータの読出を行なうことができ、高速データ転送が
可能となる。
【0010】図40は、従来の同期型半導体記憶装置の
データ書込時の動作を示すタイミングチャート図であ
る。以下、図40を参照して、データ書込動作について
説明する。図40において、クロックサイクル♯0にお
いてアクティブコマンドを与え、アレイを活性状態へ駆
動する。次いで、クロックサイクル♯2において、クロ
ック信号CLKの立上がりエッジでチップセレクト信号
/CS、コラムアドレスストローブ信号/CASおよび
ライトイネーブル信号/WEをLレベルに設定し、ロウ
アドレスストローブ信号/RASをHレベルに設定す
る。この状態はライトコマンドと呼ばれ、データの書込
が指定される。ライトコマンドが与えられると、そのと
きに与えられたアドレス信号ADを列アドレス信号とし
てメモリセルの列選択動作が行なわれる。このデータ書
込時においては、ライトコマンドと同時に書込データが
与えられ、このクロックサイクル♯2において与えられ
たデータD0がこの同期型半導体記憶装置内部に取込ま
れる。以降、順次クロックサイクル♯3、♯4および♯
5において書込データD1、D2およびD3が書込まれ
る。このデータ書込時においても、内部でバーストアド
レス発生器が動作してバーストアドレスを生成して順次
列選択動作を行ない、これらの書込データD0〜D3は
内部で所定のシーケンスで順次選択メモリセル列に書込
まれる。
データ書込時の動作を示すタイミングチャート図であ
る。以下、図40を参照して、データ書込動作について
説明する。図40において、クロックサイクル♯0にお
いてアクティブコマンドを与え、アレイを活性状態へ駆
動する。次いで、クロックサイクル♯2において、クロ
ック信号CLKの立上がりエッジでチップセレクト信号
/CS、コラムアドレスストローブ信号/CASおよび
ライトイネーブル信号/WEをLレベルに設定し、ロウ
アドレスストローブ信号/RASをHレベルに設定す
る。この状態はライトコマンドと呼ばれ、データの書込
が指定される。ライトコマンドが与えられると、そのと
きに与えられたアドレス信号ADを列アドレス信号とし
てメモリセルの列選択動作が行なわれる。このデータ書
込時においては、ライトコマンドと同時に書込データが
与えられ、このクロックサイクル♯2において与えられ
たデータD0がこの同期型半導体記憶装置内部に取込ま
れる。以降、順次クロックサイクル♯3、♯4および♯
5において書込データD1、D2およびD3が書込まれ
る。このデータ書込時においても、内部でバーストアド
レス発生器が動作してバーストアドレスを生成して順次
列選択動作を行ない、これらの書込データD0〜D3は
内部で所定のシーケンスで順次選択メモリセル列に書込
まれる。
【0011】データ書込が完了すると、クロックサイク
ル♯6の立上がりエッジにおいてプリチャージコマンド
を与え、アレイを非活性状態へ駆動する。このデータ書
込時においても、プリチャージコマンドは、バースト長
データの書込完了後、読出時のCASレイテンシに対応
する期間が経過するまでは与えることはできない。この
データ書込時においても、1つのライトコマンドにより
連続的に書込むことのできるデータの数をバースト長と
呼ぶ。すなわち、バースト長は、リードコマンドまたは
ライトコマンドのようなデータ書込/読出を示すアクセ
スコマンドが与えられたときに、連続的にアクセスする
ことのできるデータの数を示す。
ル♯6の立上がりエッジにおいてプリチャージコマンド
を与え、アレイを非活性状態へ駆動する。このデータ書
込時においても、プリチャージコマンドは、バースト長
データの書込完了後、読出時のCASレイテンシに対応
する期間が経過するまでは与えることはできない。この
データ書込時においても、1つのライトコマンドにより
連続的に書込むことのできるデータの数をバースト長と
呼ぶ。すなわち、バースト長は、リードコマンドまたは
ライトコマンドのようなデータ書込/読出を示すアクセ
スコマンドが与えられたときに、連続的にアクセスする
ことのできるデータの数を示す。
【0012】このデータ書込時においても、書込データ
はクロック信号に同期して半導体記憶装置内部に取込ま
れている。したがって、データ書込は、クロック信号C
LKと同じ速さで行なうことができ、高速書込が可能と
なる。
はクロック信号に同期して半導体記憶装置内部に取込ま
れている。したがって、データ書込は、クロック信号C
LKと同じ速さで行なうことができ、高速書込が可能と
なる。
【0013】上述のように、同期型半導体記憶装置にお
いては、クロック信号に同期して外部信号の取込および
読出データの出力を行なっており、高速データ転送を実
現することが可能である。しかしながら、この同期型半
導体記憶装置において、アレイが1つしか存在しない場
合、ページ切換(別のワード線を選択する)の場合に
は、一旦プリチャージコマンドを与えアレイを非活性状
態とした後再びアクティブコマンドを与えることによ
り、新たなページ(ワード線)を選択状態へ駆動する必
要がある。したがって、この状態においては、データ転
送を行なうことができず、高速アクセスが損なわれる。
そこで、このようなページ切換時などにおけるアクセス
中断を防止するために、同期型半導体記憶装置内部に各
々が互いに独立に活性状態/非活性状態へ駆動すること
のできる複数のバンクを設け、これらのバンクを所定の
シーケンスで順次活性化および非活性化することによ
り、外部でこのプリチャージ時間を隠して、高速アクセ
スが可能となる。以下、このバンク構成の同期型半導体
記憶装置の動作について説明する。
いては、クロック信号に同期して外部信号の取込および
読出データの出力を行なっており、高速データ転送を実
現することが可能である。しかしながら、この同期型半
導体記憶装置において、アレイが1つしか存在しない場
合、ページ切換(別のワード線を選択する)の場合に
は、一旦プリチャージコマンドを与えアレイを非活性状
態とした後再びアクティブコマンドを与えることによ
り、新たなページ(ワード線)を選択状態へ駆動する必
要がある。したがって、この状態においては、データ転
送を行なうことができず、高速アクセスが損なわれる。
そこで、このようなページ切換時などにおけるアクセス
中断を防止するために、同期型半導体記憶装置内部に各
々が互いに独立に活性状態/非活性状態へ駆動すること
のできる複数のバンクを設け、これらのバンクを所定の
シーケンスで順次活性化および非活性化することによ
り、外部でこのプリチャージ時間を隠して、高速アクセ
スが可能となる。以下、このバンク構成の同期型半導体
記憶装置の動作について説明する。
【0014】図41は、同期型半導体記憶装置の全体の
構成を概略的に示す図である。この図41において、同
期型半導体記憶装置は複数のバンクBK0〜BKnを含
む。これらのバンクBK0〜BKnそれぞれに対応し
て、バンク制御回路BCT0〜BCTnが設けられる。
これらのバンク制御回路BCT0〜BCTnはバンクア
ドレスバッファBABからのバンクアドレス信号BAと
制御入力バッファCIBからの動作モード指示信号を受
ける。制御入力バッファCIBは、制御信号/CS、/
WE、/CASおよび/RASを受ける。バンクBK0
〜BKnは、共通に入出力回路IOBに結合される。
構成を概略的に示す図である。この図41において、同
期型半導体記憶装置は複数のバンクBK0〜BKnを含
む。これらのバンクBK0〜BKnそれぞれに対応し
て、バンク制御回路BCT0〜BCTnが設けられる。
これらのバンク制御回路BCT0〜BCTnはバンクア
ドレスバッファBABからのバンクアドレス信号BAと
制御入力バッファCIBからの動作モード指示信号を受
ける。制御入力バッファCIBは、制御信号/CS、/
WE、/CASおよび/RASを受ける。バンクBK0
〜BKnは、共通に入出力回路IOBに結合される。
【0015】バンク制御回路BCT0〜BCTnの各々
は、バンクアドレスバッファBABからのバンクアドレ
ス信号が対応のバンクを指定するときに活性化され、制
御入力バッファCABから与えられる動作モード指示信
号に従って対応のバンクの動作を制御する。これらのバ
ンク制御回路BCT0〜BCTnの活性/非活性はバン
クアドレスバッファBABからのバンクアドレス信号に
より指定されるため、これらのバンク制御回路BCT0
〜BCTnは、互いに独立に、対応のバンクBK0〜B
Knを活性/非活性状態へ駆動することができる。ここ
で、バンクBK0〜BKnは、行列状に配列される複数
のメモリセルを有する。
は、バンクアドレスバッファBABからのバンクアドレ
ス信号が対応のバンクを指定するときに活性化され、制
御入力バッファCABから与えられる動作モード指示信
号に従って対応のバンクの動作を制御する。これらのバ
ンク制御回路BCT0〜BCTnの活性/非活性はバン
クアドレスバッファBABからのバンクアドレス信号に
より指定されるため、これらのバンク制御回路BCT0
〜BCTnは、互いに独立に、対応のバンクBK0〜B
Knを活性/非活性状態へ駆動することができる。ここ
で、バンクBK0〜BKnは、行列状に配列される複数
のメモリセルを有する。
【0016】次にこの図41に示す複数のバンクを有す
る半導体記憶装置の動作シーケンスの一例を図42を参
照して説明する。図42においては、データ読出時の動
作が示されており、バースト長が4、CASレイテンシ
が4である。
る半導体記憶装置の動作シーケンスの一例を図42を参
照して説明する。図42においては、データ読出時の動
作が示されており、バースト長が4、CASレイテンシ
が4である。
【0017】クロックサイクル♯0においてアクティブ
コマンドが与えられ、アドレス信号AD(図41には示
さず)のバンクアドレス信号に従ってバンク活性化動作
が行なわれる。このアクティブコマンドと同時に与えら
れたバンクアドレス信号BAは、バンクBK0を指定し
ており、バンク制御回路BCT0がバンクBK0を活性
化する。
コマンドが与えられ、アドレス信号AD(図41には示
さず)のバンクアドレス信号に従ってバンク活性化動作
が行なわれる。このアクティブコマンドと同時に与えら
れたバンクアドレス信号BAは、バンクBK0を指定し
ており、バンク制御回路BCT0がバンクBK0を活性
化する。
【0018】クロックサイクル♯2においてリードコマ
ンドが与えられ、そのときに与えられるアドレスを列ア
ドレス信号(Y)として列選択動作が行なわれる。この
とき、バンクアドレス信号BAがバンクBK0を指定し
ており、バンク制御回路BCT0がバンクBK0の対応
のメモリセルを選択して入出力回路IOBに接続し、バ
ンクBK0の選択メモリセルのデータを入出力回路IO
Bへ伝達する。CASレイテンシが2であるため、クロ
ックサイクル♯4におけるクロック信号CLKの立上が
りエッジで、このバンクBK0から読出されたデータが
確定状態となる。バースト長が4であり、このバンクB
K0からのデータQ0、Q1、Q2およびQ3が順次読
出される。
ンドが与えられ、そのときに与えられるアドレスを列ア
ドレス信号(Y)として列選択動作が行なわれる。この
とき、バンクアドレス信号BAがバンクBK0を指定し
ており、バンク制御回路BCT0がバンクBK0の対応
のメモリセルを選択して入出力回路IOBに接続し、バ
ンクBK0の選択メモリセルのデータを入出力回路IO
Bへ伝達する。CASレイテンシが2であるため、クロ
ックサイクル♯4におけるクロック信号CLKの立上が
りエッジで、このバンクBK0から読出されたデータが
確定状態となる。バースト長が4であり、このバンクB
K0からのデータQ0、Q1、Q2およびQ3が順次読
出される。
【0019】クロックサイクル♯4において、再びアク
ティブコマンドが与えられ、バンクアドレスBAはバン
クBK1を指定する。これにより、バンク制御回路BC
T1が活性化され、制御入力バッファCIBからのアク
ティブコマンドに従ってバンクBK1を活性化する。
ティブコマンドが与えられ、バンクアドレスBAはバン
クBK1を指定する。これにより、バンク制御回路BC
T1が活性化され、制御入力バッファCIBからのアク
ティブコマンドに従ってバンクBK1を活性化する。
【0020】クロックサイクル♯6のクロック信号CL
Kの立上がりエッジにおいてバンクBK1を指定するバ
ンクアドレスとともにリードコマンドが与えられる。こ
れにより、バンク制御回路BCT1がバンクBK1のメ
モリセルを選択し、該選択メモリセルのデータを読出
す。バンクBK1からのデータは、2クロックサイクル
後に確定状態となる。したがって、バンクBK0からの
バースト長データが順次読出され、クロックサイクル♯
7において、バンクBK0からのデータQ3が読出され
ると、次のクロックサイクル♯8においては、バンクB
K1からのデータQ0…が順次読出される。
Kの立上がりエッジにおいてバンクBK1を指定するバ
ンクアドレスとともにリードコマンドが与えられる。こ
れにより、バンク制御回路BCT1がバンクBK1のメ
モリセルを選択し、該選択メモリセルのデータを読出
す。バンクBK1からのデータは、2クロックサイクル
後に確定状態となる。したがって、バンクBK0からの
バースト長データが順次読出され、クロックサイクル♯
7において、バンクBK0からのデータQ3が読出され
ると、次のクロックサイクル♯8においては、バンクB
K1からのデータQ0…が順次読出される。
【0021】このデータ読出時において、クロックサイ
クル♯7においてプリチャージコマンドが与えられる。
このプリチャージコマンドとともに、バンクBK0を指
定するバンクアドレスが与えられ、バンクBK0のプリ
チャージが指示される。これにより、バンクBK0が、
バンク制御回路BCT0の制御の下に非活性状態とな
る。続いて、クロックサイクル♯8において、アクティ
ブコマンドが与えられ、そのときに与えられるバンクア
ドレスBAは、バンクBK2を指定する。
クル♯7においてプリチャージコマンドが与えられる。
このプリチャージコマンドとともに、バンクBK0を指
定するバンクアドレスが与えられ、バンクBK0のプリ
チャージが指示される。これにより、バンクBK0が、
バンク制御回路BCT0の制御の下に非活性状態とな
る。続いて、クロックサイクル♯8において、アクティ
ブコマンドが与えられ、そのときに与えられるバンクア
ドレスBAは、バンクBK2を指定する。
【0022】クロックサイクル♯12のクロック信号C
LKの立上がりエッジでリードコマンドとともにバンク
BK2を指定するバンクアドレスBAが与えられる。し
たがって、クロックサイクル♯11において、バンクB
K1からのデータQ3が読出された後、続いて次のバン
クBK2からのデータが読出される。
LKの立上がりエッジでリードコマンドとともにバンク
BK2を指定するバンクアドレスBAが与えられる。し
たがって、クロックサイクル♯11において、バンクB
K1からのデータQ3が読出された後、続いて次のバン
クBK2からのデータが読出される。
【0023】この図42に示すように、複数のバンクを
所定の順序で活性/非活性化することにより、バンクの
プリチャージ時間を隠してデータの読出を行なうことが
でき、高速読出が可能となる。
所定の順序で活性/非活性化することにより、バンクの
プリチャージ時間を隠してデータの読出を行なうことが
でき、高速読出が可能となる。
【0024】このバンクを順次所定のシーケンスで活性
化してメモリセルを選択するシーケンスは、データ書込
時においても同様であり、バンクを順次活性化して、ラ
イトコマンドを与えることにより、ページ切換時におい
ても、バンクの切換により対応することができ、連続的
にデータを書込むことができる。
化してメモリセルを選択するシーケンスは、データ書込
時においても同様であり、バンクを順次活性化して、ラ
イトコマンドを与えることにより、ページ切換時におい
ても、バンクの切換により対応することができ、連続的
にデータを書込むことができる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】今、バンクBK0〜B
Knとして、8個のバンクBK0〜BK7が設けられて
おり、1つのバンクBK0に対するデータ書込時にこれ
らのバンクを順次プリチャージする動作について説明す
る。ここでバースト長が8であり、CASレイテンシが
3の場合について考える。また、プリチャージコマンド
が与えられてからそのバンクを活性化するためには3ク
ロックサイクル必要とするというRASプリチャージサ
イクルが3クロックサイクルの場合を考える。
Knとして、8個のバンクBK0〜BK7が設けられて
おり、1つのバンクBK0に対するデータ書込時にこれ
らのバンクを順次プリチャージする動作について説明す
る。ここでバースト長が8であり、CASレイテンシが
3の場合について考える。また、プリチャージコマンド
が与えられてからそのバンクを活性化するためには3ク
ロックサイクル必要とするというRASプリチャージサ
イクルが3クロックサイクルの場合を考える。
【0026】今、図43において、クロックサイクル♯
1において、アクティブコマンドが与えられ、バンクB
K0が活性化される。
1において、アクティブコマンドが与えられ、バンクB
K0が活性化される。
【0027】クロックサイクル♯4において、ライトコ
マンドが与えられ、バンクBK0に対するデータ書込が
指定され、このクロックサイクル♯4において与えられ
たデータD0がバンクBK0に書込まれる。以降、クロ
ックサイクル♯5から♯11において与えられる書込デ
ータD1〜D7が順次このバンクBK0に書込まれる。
マンドが与えられ、バンクBK0に対するデータ書込が
指定され、このクロックサイクル♯4において与えられ
たデータD0がバンクBK0に書込まれる。以降、クロ
ックサイクル♯5から♯11において与えられる書込デ
ータD1〜D7が順次このバンクBK0に書込まれる。
【0028】一方、クロックサイクル♯5から♯11に
おいて、プリチャージコマンドを与え、各クロックサイ
クルごとにバンクアドレスを変更してバンクBK1〜B
K7を順次指定し、これらのバンクBK1〜BK7を順
次プリチャージする。
おいて、プリチャージコマンドを与え、各クロックサイ
クルごとにバンクアドレスを変更してバンクBK1〜B
K7を順次指定し、これらのバンクBK1〜BK7を順
次プリチャージする。
【0029】クロックサイクル♯11において、バンク
BK0に対するデータ書込が完了し、またバンクBK7
に対するプリチャージコマンドが与えられる。再び一旦
制御信号をすべてHレベルに設定し、NOP(ノーオペ
レーション)コマンドを設定する。これにより、同期型
半導体記憶装置においては、新たな動作は指定されな
い。
BK0に対するデータ書込が完了し、またバンクBK7
に対するプリチャージコマンドが与えられる。再び一旦
制御信号をすべてHレベルに設定し、NOP(ノーオペ
レーション)コマンドを設定する。これにより、同期型
半導体記憶装置においては、新たな動作は指定されな
い。
【0030】クロックサイクル♯13において、バンク
BK0に対するプリチャージコマンドが与えられる。こ
れにより、バンクBK0においてはすべてのデータの書
込が完了し、続いてプリチャージが行なわれる。RAS
プリチャージクロックサイクルが3であるため、クロッ
クサイクル♯14において、バンクBK7に対するアク
ティブコマンドを与えることができ、バンクBK7が活
性化される。続いて、クロックサイクル♯17において
バンクBK0に対するアクティブコマンドが与えられ
る。以降この動作を繰返す。
BK0に対するプリチャージコマンドが与えられる。こ
れにより、バンクBK0においてはすべてのデータの書
込が完了し、続いてプリチャージが行なわれる。RAS
プリチャージクロックサイクルが3であるため、クロッ
クサイクル♯14において、バンクBK7に対するアク
ティブコマンドを与えることができ、バンクBK7が活
性化される。続いて、クロックサイクル♯17において
バンクBK0に対するアクティブコマンドが与えられ
る。以降この動作を繰返す。
【0031】この図43に示す動作シーケンスにおいて
は、データ書込マスクコマンド(ライトワードマスクコ
マンド)DQMは、Lレベルの非活性状態にあり、書込
データに対するマスクはかけられない。すなわち、与え
られた書込データD0〜D7はすべてバンクBK0に書
込まれる。しかしながら、このようにプリチャージコマ
ンドとバンクアドレスとを用いて各クロックサイクルに
おいて1つずつバンクをプリチャージ状態へ復帰させる
場合、すべてのバンクを活性化するのに、長い時間を要
するという問題が生じる。
は、データ書込マスクコマンド(ライトワードマスクコ
マンド)DQMは、Lレベルの非活性状態にあり、書込
データに対するマスクはかけられない。すなわち、与え
られた書込データD0〜D7はすべてバンクBK0に書
込まれる。しかしながら、このようにプリチャージコマ
ンドとバンクアドレスとを用いて各クロックサイクルに
おいて1つずつバンクをプリチャージ状態へ復帰させる
場合、すべてのバンクを活性化するのに、長い時間を要
するという問題が生じる。
【0032】図44は、このデータ書込時の他の動作シ
ーケンスを示す図である。この図44においても、バン
クBK0へのバースト長8のデータ書込時において、他
のバンクを順次プリチャージする動作が示される。この
図44においては、クロックサイクル♯7および♯10
においてライトワードマスクコマンドが与えられ、信号
DQMがHレベルとなり、このクロックサイクルにおけ
るデータワードに対する書込が禁止される。このライト
ワードマスクコマンドは、外部信号であるが1つのコマ
ンドであり、外部コントローラの負荷を軽減するため
に、同じサイクルにおいて2つのコマンドを同時に入力
するのは禁止されている。したがってライトワードコマ
ンドDQMが活性状態となった場合、外部との制御信号
/CS、/RAS、/CASおよび/WEは、NOPコ
マンド状態に設定される。したがって、この状態におい
て、単にデータ書込に対するマスクをかける処理が行な
われるだけである。
ーケンスを示す図である。この図44においても、バン
クBK0へのバースト長8のデータ書込時において、他
のバンクを順次プリチャージする動作が示される。この
図44においては、クロックサイクル♯7および♯10
においてライトワードマスクコマンドが与えられ、信号
DQMがHレベルとなり、このクロックサイクルにおけ
るデータワードに対する書込が禁止される。このライト
ワードマスクコマンドは、外部信号であるが1つのコマ
ンドであり、外部コントローラの負荷を軽減するため
に、同じサイクルにおいて2つのコマンドを同時に入力
するのは禁止されている。したがってライトワードコマ
ンドDQMが活性状態となった場合、外部との制御信号
/CS、/RAS、/CASおよび/WEは、NOPコ
マンド状態に設定される。したがって、この状態におい
て、単にデータ書込に対するマスクをかける処理が行な
われるだけである。
【0033】すなわち、このクロックサイクル♯7およ
び♯10においては、バンクに対するプリチャージコマ
ンドを印加することはできない。したがって、この図4
4に示す動作シーケンスにおいては、バンクBK7は、
クロックサイクル♯13においてプリチャージコマンド
が与えられてプリチャージされる。次のクロックサイク
ル♯14においてバンクBK0のプリチャージが指定さ
れる。RASプリチャージサイクルは3クロックサイク
ルであり、クロックサイクル♯16においてバンクBK
7に対するアクティブコマンドを与えることができ、次
のクロックサイクル♯17においてバンクBK0に対す
るアクティブコマンドを与えることができる。
び♯10においては、バンクに対するプリチャージコマ
ンドを印加することはできない。したがって、この図4
4に示す動作シーケンスにおいては、バンクBK7は、
クロックサイクル♯13においてプリチャージコマンド
が与えられてプリチャージされる。次のクロックサイク
ル♯14においてバンクBK0のプリチャージが指定さ
れる。RASプリチャージサイクルは3クロックサイク
ルであり、クロックサイクル♯16においてバンクBK
7に対するアクティブコマンドを与えることができ、次
のクロックサイクル♯17においてバンクBK0に対す
るアクティブコマンドを与えることができる。
【0034】したがって、このライトワードマスクを用
いる場合、そのクロックサイクルにおいてはアクティブ
コマンドまたはプリチャージコマンドなどのコマンドを
入力することができず、他のバンクに対し順次アクティ
ブコマンドおよびプリチャージコマンドを与えて、イン
ターリーブ態様で順次活性/非活性化して高速アクセス
を実現するということができなくなる。
いる場合、そのクロックサイクルにおいてはアクティブ
コマンドまたはプリチャージコマンドなどのコマンドを
入力することができず、他のバンクに対し順次アクティ
ブコマンドおよびプリチャージコマンドを与えて、イン
ターリーブ態様で順次活性/非活性化して高速アクセス
を実現するということができなくなる。
【0035】データ読出時においても、このコマンドD
QMにより、リードワードマスクが指令されるため、同
様の問題が生じる。
QMにより、リードワードマスクが指令されるため、同
様の問題が生じる。
【0036】また、全バンクを同時にプリチャージする
全バンクプリチャージコマンドが同期型半導体記憶装置
においては準備されている。図45に、この全バンクプ
リチャージコマンドを示す。すなわち、この全バンクプ
リチャージコマンドは、クロック信号CLKの立上がり
エッジで、チップセレクト信号/CS、ロウアドレスス
トローブ信号/RASおよびライトイネーブル信号/W
EをLレベルに設定し、コラムアドレスストローブ信号
/CASおよび特定のアドレス信号ビットAd10をH
レベルに設定する。この場合においては、すべてのバン
クに対するプリチャージが指定される。アドレスビット
Ad10をLレベルに設定すると、シングルバンクプリ
チャージコマンドが与えられ、そのときのバンクアドレ
スが特定するバンクのプリチャージが行なわれる。
全バンクプリチャージコマンドが同期型半導体記憶装置
においては準備されている。図45に、この全バンクプ
リチャージコマンドを示す。すなわち、この全バンクプ
リチャージコマンドは、クロック信号CLKの立上がり
エッジで、チップセレクト信号/CS、ロウアドレスス
トローブ信号/RASおよびライトイネーブル信号/W
EをLレベルに設定し、コラムアドレスストローブ信号
/CASおよび特定のアドレス信号ビットAd10をH
レベルに設定する。この場合においては、すべてのバン
クに対するプリチャージが指定される。アドレスビット
Ad10をLレベルに設定すると、シングルバンクプリ
チャージコマンドが与えられ、そのときのバンクアドレ
スが特定するバンクのプリチャージが行なわれる。
【0037】このような全バンクプリチャージコマンド
を用いた場合、全バンクは同時にプリチャージすること
ができる。しかしながら、全バンクを同時にプリチャー
ジした場合、各バンクを順次アクティブコマンドを用い
て活性化する必要があり、バンクをインターリーブ態様
で活性/非活性化して、データの書込/読出を行なうこ
とにより高速データ転送が可能となるというバンク構成
の利点が損なわれる。
を用いた場合、全バンクは同時にプリチャージすること
ができる。しかしながら、全バンクを同時にプリチャー
ジした場合、各バンクを順次アクティブコマンドを用い
て活性化する必要があり、バンクをインターリーブ態様
で活性/非活性化して、データの書込/読出を行なうこ
とにより高速データ転送が可能となるというバンク構成
の利点が損なわれる。
【0038】またバンクの数が増加して場合、これらの
バンクの活性/非活性化を順次行なってデータの書込/
読出を行なう必要がある。しかしながら、同期型半導体
記憶装置においては、データの読出時においては、CA
Sレイテンシおよびバースト長と呼ばれる条件が存在
し、またRASプリチャージサイクルおよび標準DRA
MのRAS−CAS遅延時間に相当するRAS−CAS
遅延サイクル(アクティブコマンドが与えられてから次
にリード/ライトコマンドを与えるまでに必要とされる
時間)が存在する。したがって、これらの条件を満たし
て、数多くのバンクを周期的に活性/非活性化する場
合、その制御は極めて複雑となり、容易にインターリー
ブ態様で各バンクへアクセスすることができないという
欠点が生じる。
バンクの活性/非活性化を順次行なってデータの書込/
読出を行なう必要がある。しかしながら、同期型半導体
記憶装置においては、データの読出時においては、CA
Sレイテンシおよびバースト長と呼ばれる条件が存在
し、またRASプリチャージサイクルおよび標準DRA
MのRAS−CAS遅延時間に相当するRAS−CAS
遅延サイクル(アクティブコマンドが与えられてから次
にリード/ライトコマンドを与えるまでに必要とされる
時間)が存在する。したがって、これらの条件を満たし
て、数多くのバンクを周期的に活性/非活性化する場
合、その制御は極めて複雑となり、容易にインターリー
ブ態様で各バンクへアクセスすることができないという
欠点が生じる。
【0039】特に、バンクの数が増加した場合、周期的
にアクティブコマンド、リード/ライトコマンド、およ
びプリチャージコマンドを与えて各バンクへ所定のシー
ケンスでアクセスする場合、各クロックサイクルにおい
てアクティブコマンド、リード/ライトコマンドおよび
プリチャージコマンドを与える場合、周期的なコマンド
の印加シーケンスを実現しようとする場合、CASレイ
テンシ、バースト長、RASプリチャージサイクルおよ
びRAS−CAS遅延サイクルの条件により、1つのク
ロックサイクルにおいて、複数のコマンドを与えなけれ
ばならない事態が生じる場合も考えられ、このような場
合、そのコマンド印加シーケンスの規則性が損なわれ、
そのため、データアクセス制御の連続性が損なわれ、高
速転送を行なうことができなくなる。
にアクティブコマンド、リード/ライトコマンド、およ
びプリチャージコマンドを与えて各バンクへ所定のシー
ケンスでアクセスする場合、各クロックサイクルにおい
てアクティブコマンド、リード/ライトコマンドおよび
プリチャージコマンドを与える場合、周期的なコマンド
の印加シーケンスを実現しようとする場合、CASレイ
テンシ、バースト長、RASプリチャージサイクルおよ
びRAS−CAS遅延サイクルの条件により、1つのク
ロックサイクルにおいて、複数のコマンドを与えなけれ
ばならない事態が生じる場合も考えられ、このような場
合、そのコマンド印加シーケンスの規則性が損なわれ、
そのため、データアクセス制御の連続性が損なわれ、高
速転送を行なうことができなくなる。
【0040】このような同期型半導体記憶装置において
は、信頼性を保証するため、製造工程においてさまざま
なテストが行なわれる。このようなテストにおいては、
データが正確に書込/読出されるか否かを判定するため
には、データの書込/読出を行なう必要がある。しかし
ながら、バンクの数が多くなった場合、上述のように、
インターリーブ態様で各バンクを順次所定のシーケンス
で活性化してデータの書込/読出を行なうための制御が
複雑となり、高速でデータの書込/読出を行なうことが
できなくなるという問題が生じる。特に、テストの場合
には、半導体記憶装置のすべてのメモリセルに対するデ
ータの書込/読出を行なう必要がある。したがって、上
述のような各バンクのインターリーブ態様を容易に実現
することができなくなる場合、高速でデータの書込/読
出を行なうことができず、テスト時間が長くなるという
問題が生じる。
は、信頼性を保証するため、製造工程においてさまざま
なテストが行なわれる。このようなテストにおいては、
データが正確に書込/読出されるか否かを判定するため
には、データの書込/読出を行なう必要がある。しかし
ながら、バンクの数が多くなった場合、上述のように、
インターリーブ態様で各バンクを順次所定のシーケンス
で活性化してデータの書込/読出を行なうための制御が
複雑となり、高速でデータの書込/読出を行なうことが
できなくなるという問題が生じる。特に、テストの場合
には、半導体記憶装置のすべてのメモリセルに対するデ
ータの書込/読出を行なう必要がある。したがって、上
述のような各バンクのインターリーブ態様を容易に実現
することができなくなる場合、高速でデータの書込/読
出を行なうことができず、テスト時間が長くなるという
問題が生じる。
【0041】また、全バンクプリチャージコマンドを用
いてプリチャージを行なう場合、すべてのバンクがプリ
チャージ可能な状態になっている必要があり、この全バ
ンクプリチャージコマンドを印加するタイミングは、連
続データにおける最終データ読出前などの限られたタイ
ミングに限定され、この全バンクプリチャージコマンド
を用いて連続的なアクセスを実現するのは困難である。
いてプリチャージを行なう場合、すべてのバンクがプリ
チャージ可能な状態になっている必要があり、この全バ
ンクプリチャージコマンドを印加するタイミングは、連
続データにおける最終データ読出前などの限られたタイ
ミングに限定され、この全バンクプリチャージコマンド
を用いて連続的なアクセスを実現するのは困難である。
【0042】また、アクティブコマンドおよびリード/
ライトコマンドなどのメモリセル選択コマンドは、バン
クアドレス信号とともに用いられ、メモリセルを選択す
るバンクを特定してメモリセルの選択動作がその特定さ
れたバンク内で行なわれる。したがって、複数のバンク
に同時にアクセスするなどを行なうことができず、処理
内容によっては、使い勝手が悪いという問題があった。
ライトコマンドなどのメモリセル選択コマンドは、バン
クアドレス信号とともに用いられ、メモリセルを選択す
るバンクを特定してメモリセルの選択動作がその特定さ
れたバンク内で行なわれる。したがって、複数のバンク
に同時にアクセスするなどを行なうことができず、処理
内容によっては、使い勝手が悪いという問題があった。
【0043】それゆえ、この発明の目的は、高速でコマ
ンドの衝突を伴うことなくメモリセルの選択およびデー
タアクセスを行なうことのできるマルチバンク同期型半
導体記憶装置を提供することである。
ンドの衝突を伴うことなくメモリセルの選択およびデー
タアクセスを行なうことのできるマルチバンク同期型半
導体記憶装置を提供することである。
【0044】この発明の他の目的は、高速でデータの書
込を行なうことのできるマルチバンク同期型半導体記憶
装置を提供することである。
込を行なうことのできるマルチバンク同期型半導体記憶
装置を提供することである。
【0045】この発明のさらに他の目的は、テスト時間
が短縮されるマルチバンク同期型半導体記憶装置を提供
することである。
が短縮されるマルチバンク同期型半導体記憶装置を提供
することである。
【0046】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体記
憶装置は、各々が互いに独立に活性状態および非活性状
態へ駆動することが可能な複数のバンクと、これら複数
のバンク各々に対応して設けられ、各々が活性化時対応
のバンクのメモリセル選択動作を行なうための複数のメ
モリセル選択手段と、動作モード指示信号とメモリセル
選択指示とに応答して、複数のメモリセル選択手段のう
ち2以上の所定数のバンクに対して設けられたメモリセ
ル選択手段を同時に活性化する制御手段を備える。
憶装置は、各々が互いに独立に活性状態および非活性状
態へ駆動することが可能な複数のバンクと、これら複数
のバンク各々に対応して設けられ、各々が活性化時対応
のバンクのメモリセル選択動作を行なうための複数のメ
モリセル選択手段と、動作モード指示信号とメモリセル
選択指示とに応答して、複数のメモリセル選択手段のう
ち2以上の所定数のバンクに対して設けられたメモリセ
ル選択手段を同時に活性化する制御手段を備える。
【0047】請求項2に係る半導体記憶装置は、請求項
1の2以上の所定数のバンクが、複数のバンクのすべて
を含む。
1の2以上の所定数のバンクが、複数のバンクのすべて
を含む。
【0048】請求項3に係る半導体記憶装置は、請求項
1または2の装置において、メモリセル選択指示は選択
メモリセルのデータ読出を指示し、メモリセル選択手段
は、対応のバンクから複数のメモリセルのデータを同時
に読出し、さらに、動作モード指示信号とメモリセル選
択指示とに応答して、このメモリセル選択手段により選
択されて読出されたメモリセルのデータを圧縮して出力
する手段をさらに備える。
1または2の装置において、メモリセル選択指示は選択
メモリセルのデータ読出を指示し、メモリセル選択手段
は、対応のバンクから複数のメモリセルのデータを同時
に読出し、さらに、動作モード指示信号とメモリセル選
択指示とに応答して、このメモリセル選択手段により選
択されて読出されたメモリセルのデータを圧縮して出力
する手段をさらに備える。
【0049】請求項4に係る半導体記憶装置は、請求項
1の複数のバンク各々が行列状に配列される複数のメモ
リセルを有し、かつメモリセル選択指示は行選択を指示
し、制御手段は動作モード指示信号とメモリセル選択指
示と特殊モード指示とに応答して所定数のバンク各々に
おいて複数のワード線を同時に選択するようにメモリセ
ル選択手段を制御する手段を含む。
1の複数のバンク各々が行列状に配列される複数のメモ
リセルを有し、かつメモリセル選択指示は行選択を指示
し、制御手段は動作モード指示信号とメモリセル選択指
示と特殊モード指示とに応答して所定数のバンク各々に
おいて複数のワード線を同時に選択するようにメモリセ
ル選択手段を制御する手段を含む。
【0050】請求項5に係る半導体記憶装置は、請求項
1または2の装置の複数のバンク各々が、行列状に配列
される複数のメモリセルを有する複数のアレイブロック
と、これら複数のアレイブロック各々に対応して設けら
れ、対応のアレイブロックとデータの授受を行なう複数
のローカルデータ線と、これら複数のアレイブロックに
共通に設けられて複数のローカルデータ線と選択的に電
気的に接続されるグローバルデータ線と、さらに、動作
モード指示に応答して複数のローカルデータ線各々を複
数のサブデータ線に分割する手段を備える。
1または2の装置の複数のバンク各々が、行列状に配列
される複数のメモリセルを有する複数のアレイブロック
と、これら複数のアレイブロック各々に対応して設けら
れ、対応のアレイブロックとデータの授受を行なう複数
のローカルデータ線と、これら複数のアレイブロックに
共通に設けられて複数のローカルデータ線と選択的に電
気的に接続されるグローバルデータ線と、さらに、動作
モード指示に応答して複数のローカルデータ線各々を複
数のサブデータ線に分割する手段を備える。
【0051】請求項6に係る半導体記憶装置は、請求項
5の装置においてメモリセル選択指示は、複数のアレイ
ブロックの列を選択する指示を含み、メモリセル選択手
段は与えられたアドレスに従って対応の列を選択する手
段を含み、制御手段は動作モード指示に応答して列選択
手段に各サブデータ線各々に対応して列を選択させるた
めの手段を含む。
5の装置においてメモリセル選択指示は、複数のアレイ
ブロックの列を選択する指示を含み、メモリセル選択手
段は与えられたアドレスに従って対応の列を選択する手
段を含み、制御手段は動作モード指示に応答して列選択
手段に各サブデータ線各々に対応して列を選択させるた
めの手段を含む。
【0052】請求項7に係る半導体記憶装置は、請求項
1の装置がさらに、複数のバンクに共通に設けられる共
通データ線を備え、制御手段は、この動作モード指示に
応答して複数のバンクと共通データ線とを切離す手段を
備える。
1の装置がさらに、複数のバンクに共通に設けられる共
通データ線を備え、制御手段は、この動作モード指示に
応答して複数のバンクと共通データ線とを切離す手段を
備える。
【0053】請求項8に係る半導体記憶装置は、請求項
5の装置がさらに、グローバルデータ線に対応して設け
られ、活性化時対応のグローバルデータ線上のデータを
増幅する複数のプリアンプ手段と、複数のバンク各々に
対応して設けられ、対応のバンクのプリアンプ手段の出
力データを伝達する複数の内部リードデータ線とを備
え、制御手段は、動作モード指示に応答してプリアンプ
手段と対応の内部リードデータ線とを切離す手段を備え
る。
5の装置がさらに、グローバルデータ線に対応して設け
られ、活性化時対応のグローバルデータ線上のデータを
増幅する複数のプリアンプ手段と、複数のバンク各々に
対応して設けられ、対応のバンクのプリアンプ手段の出
力データを伝達する複数の内部リードデータ線とを備
え、制御手段は、動作モード指示に応答してプリアンプ
手段と対応の内部リードデータ線とを切離す手段を備え
る。
【0054】請求項9に係る半導体記憶装置は、請求項
3の選択手段が対応のバンクから同時に複数のメモリセ
ルを同時に選択してデータを読出す手段を含み、圧縮手
段は、各バンク各々に対応して設けられ、活性化時対応
のバンクから読出された複数のメモリセルデータを圧縮
して出力する複数の縮退回路を含み、これら複数の縮退
回路の出力は互いに異なるピン端子に並列に出力され
る。
3の選択手段が対応のバンクから同時に複数のメモリセ
ルを同時に選択してデータを読出す手段を含み、圧縮手
段は、各バンク各々に対応して設けられ、活性化時対応
のバンクから読出された複数のメモリセルデータを圧縮
して出力する複数の縮退回路を含み、これら複数の縮退
回路の出力は互いに異なるピン端子に並列に出力され
る。
【0055】請求項10に係る半導体記憶装置は、請求
項3の装置においてメモリセル選択手段は各バンクにお
いて複数のメモリセルを同時に選択する手段を含み、圧
縮手段は複数のバンク各々に対応して設けられる複数の
内部データ線と、これら複数の内部データ線とワイヤー
ド結合されて縮退データを伝達するデータ線とを含む。
項3の装置においてメモリセル選択手段は各バンクにお
いて複数のメモリセルを同時に選択する手段を含み、圧
縮手段は複数のバンク各々に対応して設けられる複数の
内部データ線と、これら複数の内部データ線とワイヤー
ド結合されて縮退データを伝達するデータ線とを含む。
【0056】請求項11に係る半導体記憶装置は、請求
項5の制御手段が動作モード指示に応答して複数のロー
カルデータ線とグローバルデータ線とを分離する手段を
含む。
項5の制御手段が動作モード指示に応答して複数のロー
カルデータ線とグローバルデータ線とを分離する手段を
含む。
【0057】請求項12に係る半導体記憶装置は、請求
項1の半導体記憶装置において複数のバンク各々が、各
々が行列状に配列される複数のメモリセルを有する複数
のアレイブロックと、これら複数のアレイブロック各々
に対応して設けられ、対応のアレイブロックとデータの
授受を行なう複数のローカルデータ線と、複数のアレイ
ブロックに共通に設けられ、対応の複数のローカルデー
タ線と選択的に電気的に接続されるグローバルデータ線
とを含む。この請求項12に係る半導体記憶装置は、そ
の制御手段が動作モード指示に応答して複数のローカル
データ線とグローバルデータ線とを分離する手段を含
む。
項1の半導体記憶装置において複数のバンク各々が、各
々が行列状に配列される複数のメモリセルを有する複数
のアレイブロックと、これら複数のアレイブロック各々
に対応して設けられ、対応のアレイブロックとデータの
授受を行なう複数のローカルデータ線と、複数のアレイ
ブロックに共通に設けられ、対応の複数のローカルデー
タ線と選択的に電気的に接続されるグローバルデータ線
とを含む。この請求項12に係る半導体記憶装置は、そ
の制御手段が動作モード指示に応答して複数のローカル
データ線とグローバルデータ線とを分離する手段を含
む。
【0058】請求項13に係る半導体記憶装置は、請求
項11または12の制御手段が、複数のバンク各々にお
いて同時に複数の行が選択されるようにメモリセル選択
手段を制御する手段を含む。
項11または12の制御手段が、複数のバンク各々にお
いて同時に複数の行が選択されるようにメモリセル選択
手段を制御する手段を含む。
【0059】動作モード指示信号が特定する動作モード
時においては、メモリセル選択指示が与えられると、複
数のバンクのうち所定数のバンクにおいて同時にメモリ
セルを選択している。したがって、複数のバンクを同時
に駆動することができ、コマンド印加シーケンスは考慮
する必要はなく、また、バンク個々に駆動してテストを
行なう場合に比べて、コマンドの衝突は生じず、テスト
時間を大幅に短縮することができる。また、テストデー
タ書込時においては、同時に選択状態へ駆動されたバン
クへ同時にテストデータを書込むことができ、テストデ
ータ書込時間を短縮することができる。また、テストデ
ータ読出時には、圧縮処理などの手法を用いることによ
り、同時に選択されたバンクからのデータを読出すこと
ができ、テストデータ読出に要する時間を短縮すること
ができる。
時においては、メモリセル選択指示が与えられると、複
数のバンクのうち所定数のバンクにおいて同時にメモリ
セルを選択している。したがって、複数のバンクを同時
に駆動することができ、コマンド印加シーケンスは考慮
する必要はなく、また、バンク個々に駆動してテストを
行なう場合に比べて、コマンドの衝突は生じず、テスト
時間を大幅に短縮することができる。また、テストデー
タ書込時においては、同時に選択状態へ駆動されたバン
クへ同時にテストデータを書込むことができ、テストデ
ータ書込時間を短縮することができる。また、テストデ
ータ読出時には、圧縮処理などの手法を用いることによ
り、同時に選択されたバンクからのデータを読出すこと
ができ、テストデータ読出に要する時間を短縮すること
ができる。
【0060】また、通常のデータ処理においても、複数
のバンクに対し同時に同じデータを書込むことができ、
処理の柔軟性が高くなる。
のバンクに対し同時に同じデータを書込むことができ、
処理の柔軟性が高くなる。
【0061】
[実施の形態1]図1は、この発明の実施の形態1に従
う半導体記憶装置の全体の構成を概略的に示す図であ
る。図1において、この半導体記憶装置は、複数の互い
に独立に活性/非活性状態へ駆動することのできる複数
のメモリバンクを含む。図1においては、一例として、
4つのメモリバンクMB0〜MB3が示される。これら
のメモリバンクMB0〜MB3の各々は、行列状に配列
される複数のメモリセルを有するメモリアレイMA0〜
MA3と、これらのメモリアレイのメモリセルの選択/
非選択ならびにデータの書込/読出を行なうためのバン
ク駆動制御回路BD0〜BD3を含む。
う半導体記憶装置の全体の構成を概略的に示す図であ
る。図1において、この半導体記憶装置は、複数の互い
に独立に活性/非活性状態へ駆動することのできる複数
のメモリバンクを含む。図1においては、一例として、
4つのメモリバンクMB0〜MB3が示される。これら
のメモリバンクMB0〜MB3の各々は、行列状に配列
される複数のメモリセルを有するメモリアレイMA0〜
MA3と、これらのメモリアレイのメモリセルの選択/
非選択ならびにデータの書込/読出を行なうためのバン
ク駆動制御回路BD0〜BD3を含む。
【0062】半導体記憶装置は、さらに、外部からのた
とえばシステムクロックであるクロック信号extCL
Kを受けて内部クロック信号intCLKを生成するク
ロック入力バッファ1と、内部クロック信号intCL
Kの立上がりエッジで外部からの制御信号/CS、/R
AS、/CASおよび/WEを取込み内部制御信号を生
成する制御信号入力バッファ2と、内部クロック信号i
ntCLKの立上がりエッジで外部からのアドレス信号
ADおよびバンクアドレス信号BAを取込み内部アドレ
ス信号ADiおよび内部バンクアドレス信号BAiを生
成するアドレス入力バッファ3と、制御信号入力バッフ
ァ2からの内部制御信号とアドレス入力バッファ3から
の内部アドレス信号ADiとを受けて、これらの受けた
信号が所定の状態のときに、特定動作モードが指定され
たことを示すモードセット指示信号(動作モード指示信
号)MSを出力するモード設定回路4と、制御信号入力
バッファ2からの内部制御信号、アドレス入力バッファ
3からの内部バンクアドレス信号BAiおよびモード設
定回路4からのモードセット指示信号MSとを受けて、
これらの内部制御信号の状態の組合せに従って、動作モ
ード指定信号を生成して、内部バンクアドレス信号BA
iが指定するバンクへ与えるバンク選択信号発生回路5
を含む。
とえばシステムクロックであるクロック信号extCL
Kを受けて内部クロック信号intCLKを生成するク
ロック入力バッファ1と、内部クロック信号intCL
Kの立上がりエッジで外部からの制御信号/CS、/R
AS、/CASおよび/WEを取込み内部制御信号を生
成する制御信号入力バッファ2と、内部クロック信号i
ntCLKの立上がりエッジで外部からのアドレス信号
ADおよびバンクアドレス信号BAを取込み内部アドレ
ス信号ADiおよび内部バンクアドレス信号BAiを生
成するアドレス入力バッファ3と、制御信号入力バッフ
ァ2からの内部制御信号とアドレス入力バッファ3から
の内部アドレス信号ADiとを受けて、これらの受けた
信号が所定の状態のときに、特定動作モードが指定され
たことを示すモードセット指示信号(動作モード指示信
号)MSを出力するモード設定回路4と、制御信号入力
バッファ2からの内部制御信号、アドレス入力バッファ
3からの内部バンクアドレス信号BAiおよびモード設
定回路4からのモードセット指示信号MSとを受けて、
これらの内部制御信号の状態の組合せに従って、動作モ
ード指定信号を生成して、内部バンクアドレス信号BA
iが指定するバンクへ与えるバンク選択信号発生回路5
を含む。
【0063】モード設定回路4からのモードセット指示
信号MSが活性状態に設定されると、バンク選択信号発
生回路5は、アドレス入力バッファ3から与えられる内
部バンクアドレス信号BAiを無視し、メモリバンクM
B0〜MB3それぞれに対し、制御信号入力バッファ2
から与えられた制御信号の状態の組合せ、すなわちコマ
ンドに従った動作モード指定信号を与える。これによ
り、モードセット指示信号MSの活性化時、メモリバン
クMB0〜MB3が同時に活性/非活性状態へ駆動され
る。
信号MSが活性状態に設定されると、バンク選択信号発
生回路5は、アドレス入力バッファ3から与えられる内
部バンクアドレス信号BAiを無視し、メモリバンクM
B0〜MB3それぞれに対し、制御信号入力バッファ2
から与えられた制御信号の状態の組合せ、すなわちコマ
ンドに従った動作モード指定信号を与える。これによ
り、モードセット指示信号MSの活性化時、メモリバン
クMB0〜MB3が同時に活性/非活性状態へ駆動され
る。
【0064】図1に示すようにモード設定回路4からの
モードセット指示信号MSに従って、バンクアドレス信
号BAiを選択的に無効/有効状態と設定することによ
り、動作モードに応じて複数のバンクを同時に活性状態
とすることができる。次に、具体的な複数バンクの同時
活性化の動作について説明する前に各部の構成について
説明する。
モードセット指示信号MSに従って、バンクアドレス信
号BAiを選択的に無効/有効状態と設定することによ
り、動作モードに応じて複数のバンクを同時に活性状態
とすることができる。次に、具体的な複数バンクの同時
活性化の動作について説明する前に各部の構成について
説明する。
【0065】[クロック入力バッファ]図2(A)は、
図1に示すクロック入力バッファ1の構成の一例を示す
図である。図2(A)において、クロック入力バッファ
1は、外部からのクロック信号intCLKを所定時間
遅延しかつ反転して出力する反転遅延回路1aと、反転
遅延回路1aの出力信号と外部からのクロック信号ex
tCLKを受けるNAND回路1bと、NAND回路1
bの出力信号を反転して内部クロック信号intCLK
を生成するインバータ1cを含む。反転遅延回路1a
は、たとえば奇数段のインバータで構成される。次に、
この図2(A)に示すクロック入力バッファの動作を図
2(B)に示す信号波形図を参照して説明する。反転遅
延回路1aは、遅延時間tdを有している。外部クロッ
ク信号extCLKがHレベルに立上がると、このとき
反転遅延回路1aの出力信号はHレベルにあり、応じて
NAND回路1bの出力信号がLレベルとなり、インバ
ータ1cからの内部クロック信号intCLKがHレベ
ルに立上がる。遅延時間tdが経過すると、反転遅延回
路1aの出力信号がLレベルに立下がり、NAND回路
1bの出力信号がHレベルとなり、応じて内部クロック
信号intCLKがLレベルに立下がる。したがって、
この内部クロック信号intCLKは、外部クロック信
号extCLKの立上がりに同期してHレベルに立上が
り、かつ反転遅延回路1aの有する遅延時間tdが経過
するとLレベルに立下がる。
図1に示すクロック入力バッファ1の構成の一例を示す
図である。図2(A)において、クロック入力バッファ
1は、外部からのクロック信号intCLKを所定時間
遅延しかつ反転して出力する反転遅延回路1aと、反転
遅延回路1aの出力信号と外部からのクロック信号ex
tCLKを受けるNAND回路1bと、NAND回路1
bの出力信号を反転して内部クロック信号intCLK
を生成するインバータ1cを含む。反転遅延回路1a
は、たとえば奇数段のインバータで構成される。次に、
この図2(A)に示すクロック入力バッファの動作を図
2(B)に示す信号波形図を参照して説明する。反転遅
延回路1aは、遅延時間tdを有している。外部クロッ
ク信号extCLKがHレベルに立上がると、このとき
反転遅延回路1aの出力信号はHレベルにあり、応じて
NAND回路1bの出力信号がLレベルとなり、インバ
ータ1cからの内部クロック信号intCLKがHレベ
ルに立上がる。遅延時間tdが経過すると、反転遅延回
路1aの出力信号がLレベルに立下がり、NAND回路
1bの出力信号がHレベルとなり、応じて内部クロック
信号intCLKがLレベルに立下がる。したがって、
この内部クロック信号intCLKは、外部クロック信
号extCLKの立上がりに同期してHレベルに立上が
り、かつ反転遅延回路1aの有する遅延時間tdが経過
するとLレベルに立下がる。
【0066】したがって、外部クロック信号extCL
KのHレベル期間が遅延時間tdよりも長いとき、内部
クロック信号intCLKのHレベル期間は反転遅延回
路1aの有する遅延時間tdで与えられる。これによ
り、外部クロック信号extCLKがノイズなどにより
立下がりタイミングが遅くなった場合においても、内部
クロック信号intCLKの立下がりタイミングは変化
することがなく、内部回路の、この内部クロック信号i
ntCLKの立下がりに同期して動作する回路部分の動
作タイミングを一定とすることができ、内部回路動作タ
イミングが遅れるのを防止することができる。外部クロ
ック信号extCLKがノイズの影響により、そのパル
ス幅が反転遅延回路1aの有するパルス遅延時間よりも
短くなった場合には、その内部クロック信号intCL
KのHレベル期間が短くなる。しかしながら、この場合
には、内部回路動作開始タイミングが早くなり、内部回
路を早いタイミングで動作させることができ、特に問題
は生じない。
KのHレベル期間が遅延時間tdよりも長いとき、内部
クロック信号intCLKのHレベル期間は反転遅延回
路1aの有する遅延時間tdで与えられる。これによ
り、外部クロック信号extCLKがノイズなどにより
立下がりタイミングが遅くなった場合においても、内部
クロック信号intCLKの立下がりタイミングは変化
することがなく、内部回路の、この内部クロック信号i
ntCLKの立下がりに同期して動作する回路部分の動
作タイミングを一定とすることができ、内部回路動作タ
イミングが遅れるのを防止することができる。外部クロ
ック信号extCLKがノイズの影響により、そのパル
ス幅が反転遅延回路1aの有するパルス遅延時間よりも
短くなった場合には、その内部クロック信号intCL
KのHレベル期間が短くなる。しかしながら、この場合
には、内部回路動作開始タイミングが早くなり、内部回
路を早いタイミングで動作させることができ、特に問題
は生じない。
【0067】[制御信号入力バッファ]図3は、図1に
示す制御信号入力バッファの構成を概略的に示す図であ
る。図3において、制御信号入力バッファ2は、外部か
らの制御信号ext/RAS、ext/CAS、ext
/WEおよびext/CSそれぞれに対応して設けら
れ、図1に示すクロック入力バッファ1からの内部クロ
ック信号intCLKの立上がりエッジで与えられた信
号をラッチするダイナミックラッチ2a、2b、2cお
よび2dを含む。ダイナミックラッチ2a、2b、2c
および2dからそれぞれ制御信号int/RAS、in
t/CAS、int/WEおよびint/CSが出力さ
れる。これらのダイナミックラッチ2a〜2dの各々
は、同一構成を備え、内部クロック信号intCLKが
Lレベルとなると、プリチャージ状態となり、内部の制
御信号int/RAS、int/CAS、int/WE
およびint/CSをHレベルにプリチャージする。ダ
イナミックラッチ2a〜2dを用いることにより、内部
クロック信号intCLKの立上がりエッジにおける外
部からの制御信号ext/RAS、ext/CAS、e
xt/WEおよびext/CSを取込んでその状態を確
実に判定することができる。
示す制御信号入力バッファの構成を概略的に示す図であ
る。図3において、制御信号入力バッファ2は、外部か
らの制御信号ext/RAS、ext/CAS、ext
/WEおよびext/CSそれぞれに対応して設けら
れ、図1に示すクロック入力バッファ1からの内部クロ
ック信号intCLKの立上がりエッジで与えられた信
号をラッチするダイナミックラッチ2a、2b、2cお
よび2dを含む。ダイナミックラッチ2a、2b、2c
および2dからそれぞれ制御信号int/RAS、in
t/CAS、int/WEおよびint/CSが出力さ
れる。これらのダイナミックラッチ2a〜2dの各々
は、同一構成を備え、内部クロック信号intCLKが
Lレベルとなると、プリチャージ状態となり、内部の制
御信号int/RAS、int/CAS、int/WE
およびint/CSをHレベルにプリチャージする。ダ
イナミックラッチ2a〜2dを用いることにより、内部
クロック信号intCLKの立上がりエッジにおける外
部からの制御信号ext/RAS、ext/CAS、e
xt/WEおよびext/CSを取込んでその状態を確
実に判定することができる。
【0068】図4は、図3に示すダイナミックラッチ2
a〜2dの構成を示す図である。これらのダイナミック
ラッチ2a〜2dは同一構成を有するため、図4におい
ては1つのダイナミックラッチの構成を示し、また入力
信号INを、外部制御信号ext/RAS、ext/C
AS、ext/WEおよびext/CSの代わりに用
い、出力信号OUTを、内部制御信号int/RAS、
int/CAS、int/WEおよびint/CSの代
わりに用いる。
a〜2dの構成を示す図である。これらのダイナミック
ラッチ2a〜2dは同一構成を有するため、図4におい
ては1つのダイナミックラッチの構成を示し、また入力
信号INを、外部制御信号ext/RAS、ext/C
AS、ext/WEおよびext/CSの代わりに用
い、出力信号OUTを、内部制御信号int/RAS、
int/CAS、int/WEおよびint/CSの代
わりに用いる。
【0069】図4において、ダイナミックラッチは、電
源ノードと出力ノードN1の間に接続されかつそのゲー
トに内部クロック信号intCLKを受けるpチャネル
MOSトランジスタQ1と、このpチャネルMOSトラ
ンジスタQ1と並列に接続されかつそのゲートが出力ノ
ードN2に接続されるpチャネルMOSトランジスタQ
2と、ノードN1とノードN3の間に接続されかつその
ゲートに入力信号INを受けるnチャネルMOSトラン
ジスタQ5と、nチャネルMOSトランジスタQ5と並
列に接続されかつそのゲートが出力ノードN2に接続さ
れるnチャネルMOSトランジスタQ6と、電源ノード
と出力ノードN2の間に接続されかつそのゲートに内部
クロック信号intCLKを受けるpチャネルMOSト
ランジスタQ3と、電源ノードと出力ノードN2の間に
接続されかつそのゲートが出力ノードN1に接続される
pチャネルMOSトランジスタQ4と、出力ノードN2
とノードN3の間に接続されかつそのゲートに基準電圧
Vrefを受けるnチャネルMOSトランジスタQ7
と、出力ノードN2とノードN3の間に接続されかつそ
のゲートが出力ノードN1に接続されるnチャネルMO
SトランジスタQ8と、ノードN3と接地ノードの間に
接続されかつそのゲートに内部クロック信号intCL
Kを受けるnチャネルMOSトランジスタQ9を含む。
出力ノードN1から入力信号INに対する補の出力信号
/OUTが出力され、出力ノードN2から入力信号IN
と同じ論理の出力信号OUTが出力される。次に、この
図4(A)に示すダイナミックラッチの動作を、図4
(B)に示す動作波形図を参照して説明する。
源ノードと出力ノードN1の間に接続されかつそのゲー
トに内部クロック信号intCLKを受けるpチャネル
MOSトランジスタQ1と、このpチャネルMOSトラ
ンジスタQ1と並列に接続されかつそのゲートが出力ノ
ードN2に接続されるpチャネルMOSトランジスタQ
2と、ノードN1とノードN3の間に接続されかつその
ゲートに入力信号INを受けるnチャネルMOSトラン
ジスタQ5と、nチャネルMOSトランジスタQ5と並
列に接続されかつそのゲートが出力ノードN2に接続さ
れるnチャネルMOSトランジスタQ6と、電源ノード
と出力ノードN2の間に接続されかつそのゲートに内部
クロック信号intCLKを受けるpチャネルMOSト
ランジスタQ3と、電源ノードと出力ノードN2の間に
接続されかつそのゲートが出力ノードN1に接続される
pチャネルMOSトランジスタQ4と、出力ノードN2
とノードN3の間に接続されかつそのゲートに基準電圧
Vrefを受けるnチャネルMOSトランジスタQ7
と、出力ノードN2とノードN3の間に接続されかつそ
のゲートが出力ノードN1に接続されるnチャネルMO
SトランジスタQ8と、ノードN3と接地ノードの間に
接続されかつそのゲートに内部クロック信号intCL
Kを受けるnチャネルMOSトランジスタQ9を含む。
出力ノードN1から入力信号INに対する補の出力信号
/OUTが出力され、出力ノードN2から入力信号IN
と同じ論理の出力信号OUTが出力される。次に、この
図4(A)に示すダイナミックラッチの動作を、図4
(B)に示す動作波形図を参照して説明する。
【0070】内部クロック信号intCLKがLレベル
のとき、pチャネルMOSトランジスタQ1およびQ3
がオン状態、一方、nチャネルMOSトランジスタQ9
がオフ状態にある。この状態においては、出力ノードN
1およびN2は、pチャネルMOSトランジスタQ1お
よびQ3を介して電源電圧Vccレベルにプリチャージ
される。
のとき、pチャネルMOSトランジスタQ1およびQ3
がオン状態、一方、nチャネルMOSトランジスタQ9
がオフ状態にある。この状態においては、出力ノードN
1およびN2は、pチャネルMOSトランジスタQ1お
よびQ3を介して電源電圧Vccレベルにプリチャージ
される。
【0071】内部クロック信号intCLKがHレベル
に立上がると、nチャネルMOSトランジスタQ1およ
びQ3がオフ状態となり、一方、nチャネルMOSトラ
ンジスタQ9がオン状態となり、内部ノードN3が接地
ノードに結合される。今、内部クロック信号intCL
Kの立上がりエッジにおいては、出力ノードN1および
N2はHレベル(電源電圧Vccレベル)であり、pチ
ャネルMOSトランジスタQ2およびQ4はオフ状態に
ある。
に立上がると、nチャネルMOSトランジスタQ1およ
びQ3がオフ状態となり、一方、nチャネルMOSトラ
ンジスタQ9がオン状態となり、内部ノードN3が接地
ノードに結合される。今、内部クロック信号intCL
Kの立上がりエッジにおいては、出力ノードN1および
N2はHレベル(電源電圧Vccレベル)であり、pチ
ャネルMOSトランジスタQ2およびQ4はオフ状態に
ある。
【0072】入力信号INがLレベルのときには、nチ
ャネルMOSトランジスタQ7のコンダクタンスがnチ
ャネルMOSトランジスタQ5のコンダクタンスよりも
大きくなり、ノードN2の電位が低下する。このノード
N2の電位低下に従って、pチャネルMOSトランジス
タQ2が導通し、ノードN1に対し電流を供給し、この
出力ノードN1をHレベルに保持する。一方、この出力
ノードN1はHレベルであり、pチャネルMOSトラン
ジスタQ4はオフ状態を維持し、したがってノードN2
は、MOSトランジスタQ7およびQ8を介して接地電
圧レベルに放電されてLレベルとなる。pチャネルMO
SトランジスタQ2およびQ4の電流供給力は、nチャ
ネルMOSトランジスタQ7およびQ5のそれよりも大
きい。したがって一旦ラッチ状態となり、MOSトラン
ジスタQ6がオフ状態、MOSトランジスタQ8がオン
状態となると、入力信号INがLレベルからHレベルに
立上がっても、MOSトランジスタQ6はオフ状態を保
持しており、MOSトランジスタQ2の電流供給力がM
OSトランジスタQ5のそれよりも大きいため、出力ノ
ードN1はHレベルを維持し、ラッチ状態は変化しな
い。
ャネルMOSトランジスタQ7のコンダクタンスがnチ
ャネルMOSトランジスタQ5のコンダクタンスよりも
大きくなり、ノードN2の電位が低下する。このノード
N2の電位低下に従って、pチャネルMOSトランジス
タQ2が導通し、ノードN1に対し電流を供給し、この
出力ノードN1をHレベルに保持する。一方、この出力
ノードN1はHレベルであり、pチャネルMOSトラン
ジスタQ4はオフ状態を維持し、したがってノードN2
は、MOSトランジスタQ7およびQ8を介して接地電
圧レベルに放電されてLレベルとなる。pチャネルMO
SトランジスタQ2およびQ4の電流供給力は、nチャ
ネルMOSトランジスタQ7およびQ5のそれよりも大
きい。したがって一旦ラッチ状態となり、MOSトラン
ジスタQ6がオフ状態、MOSトランジスタQ8がオン
状態となると、入力信号INがLレベルからHレベルに
立上がっても、MOSトランジスタQ6はオフ状態を保
持しており、MOSトランジスタQ2の電流供給力がM
OSトランジスタQ5のそれよりも大きいため、出力ノ
ードN1はHレベルを維持し、ラッチ状態は変化しな
い。
【0073】再び内部クロック信号intCLKがLレ
ベルに立下がると、nチャネルMOSトランジスタQ9
がオフ状態となり、またpチャネルMOSトランジスタ
Q1およびQ3がオン状態となり、出力ノードN1およ
びN2がHレベルに充電される。
ベルに立下がると、nチャネルMOSトランジスタQ9
がオフ状態となり、またpチャネルMOSトランジスタ
Q1およびQ3がオン状態となり、出力ノードN1およ
びN2がHレベルに充電される。
【0074】内部クロック信号intCLKの立上がり
エッジにおいて、入力信号INがHレベルのときには、
逆に、出力ノードN1が接地電圧レベルへ放電され、M
OSトランジスタQ4はオン状態、MOSトランジスタ
Q8がオフ状態となり、出力ノードN2は、Hレベルを
保持する。したがって、この出力信号OUTは内部クロ
ック信号intCLKがHレベルの間クロック信号in
tCLKの立上がりエッジにおける入力信号INの状態
に保持される。この図4(A)に示すようなダイナミッ
クラッチを利用することにより、クロック信号の立上が
りエッジにおいて出力ノードN1およびN2の一方を放
電するだけで出力信号OUTおよび/OUTのレベルが
決定され、確実にかつ高速で内部制御信号を生成するこ
とができる。
エッジにおいて、入力信号INがHレベルのときには、
逆に、出力ノードN1が接地電圧レベルへ放電され、M
OSトランジスタQ4はオン状態、MOSトランジスタ
Q8がオフ状態となり、出力ノードN2は、Hレベルを
保持する。したがって、この出力信号OUTは内部クロ
ック信号intCLKがHレベルの間クロック信号in
tCLKの立上がりエッジにおける入力信号INの状態
に保持される。この図4(A)に示すようなダイナミッ
クラッチを利用することにより、クロック信号の立上が
りエッジにおいて出力ノードN1およびN2の一方を放
電するだけで出力信号OUTおよび/OUTのレベルが
決定され、確実にかつ高速で内部制御信号を生成するこ
とができる。
【0075】[モード設定回路]図5は、図1に示すモ
ード設定回路4の構成を示す図である。図5において、
このモード設定回路4は、制御信号入力バッファからの
内部制御信号int/CS、int/RAS、int/
CASおよびint/WEを受けるNORゲート4a
と、NORゲート4aの出力信号がHレベルのときに導
通し、アドレス入力バッファからの内部アドレス信号ビ
ットMA0〜MA10を通過させるnチャネルMOSト
ランジスタで構成されるトランスファゲート4bと、こ
のトランスファゲート4bからのアドレス信号ビットを
ラッチするインバータ4cおよび4dを含む。インバー
タ4cから補の内部アドレス信号ビット/MA0〜/M
A10が生成される。トランスファゲート4bから内部
アドレス信号ビットMA0〜MA10が生成される。
ード設定回路4の構成を示す図である。図5において、
このモード設定回路4は、制御信号入力バッファからの
内部制御信号int/CS、int/RAS、int/
CASおよびint/WEを受けるNORゲート4a
と、NORゲート4aの出力信号がHレベルのときに導
通し、アドレス入力バッファからの内部アドレス信号ビ
ットMA0〜MA10を通過させるnチャネルMOSト
ランジスタで構成されるトランスファゲート4bと、こ
のトランスファゲート4bからのアドレス信号ビットを
ラッチするインバータ4cおよび4dを含む。インバー
タ4cから補の内部アドレス信号ビット/MA0〜/M
A10が生成される。トランスファゲート4bから内部
アドレス信号ビットMA0〜MA10が生成される。
【0076】このモード設定回路4は、さらに、このイ
ンバータラッチによりラッチされたアドレス信号ビット
MA0〜MA10のうち所定のアドレス信号ビットMA
7〜MA10を受けてモードセット指示信号MSを出力
するANDゲート4eを含む。
ンバータラッチによりラッチされたアドレス信号ビット
MA0〜MA10のうち所定のアドレス信号ビットMA
7〜MA10を受けてモードセット指示信号MSを出力
するANDゲート4eを含む。
【0077】この図5に示すモード設定回路4の構成に
おいては、クロック信号intCLKの立上がりエッジ
において、内部制御信号int/CS、int/RA
S、int/CSおよびint/WEがすべてLレベル
に設定され(WCBR条件)かつアドレス信号ビットA
7〜A10がすべてHレベルに設定されると、モードセ
ット指示信号MSがHレベルの活性状態とされる。すな
わちモードセット指示信号MSは、いわゆるWCBR条
件+アドレスキーにより活性化され、複数バンクの同時
活性化を指定する。
おいては、クロック信号intCLKの立上がりエッジ
において、内部制御信号int/CS、int/RA
S、int/CSおよびint/WEがすべてLレベル
に設定され(WCBR条件)かつアドレス信号ビットA
7〜A10がすべてHレベルに設定されると、モードセ
ット指示信号MSがHレベルの活性状態とされる。すな
わちモードセット指示信号MSは、いわゆるWCBR条
件+アドレスキーにより活性化され、複数バンクの同時
活性化を指定する。
【0078】図6は、図1に示すバンク選択信号発生回
路5の構成を概略的に示す図である。図6において、バ
ンク選択信号発生回路5は、アドレス入力バッファから
与えるバンクアドレス信号ビットBA0およびBA1を
受けてデコードして、バンク指定信号BNK0〜BNK
3を出力するバンクアドレスデコーダ5aと、このバン
クアドレスデコーダ5aからのバンク指定信号BNK0
〜BNK3と制御信号入力バッファからの内部制御信号
/CS、/RAS、/CASおよび/WEとモードセッ
ト指示信号MSとを受けて、各バンクに対するロウ系活
性化信号RE0〜RE3を出力するロウ系バンク選択信
号発生回路5bと、バンク指定信号BNK0〜BNK3
と内部制御/RAS、/CASおよび/WEと入力バッ
ファからの特定の内部アドレス信号ビットA10とモー
ドセット指示信号MSとを受けて各バンクに対するプリ
チャージ指示信号PE0〜PE3を出力するプリチャー
ジ信号発生回路5cと、バンク指定信号BNK0〜BN
K3と内部制御信号/CS、/RAS、/CASおよび
/WEとモードセット指示信号MSとを受けて各バンク
に対するコラム系活性化信号CE0〜CE3を出力する
コラム系選択信号発生回路5dを含む。ここで内部制御
信号を示す“int”は省略している。
路5の構成を概略的に示す図である。図6において、バ
ンク選択信号発生回路5は、アドレス入力バッファから
与えるバンクアドレス信号ビットBA0およびBA1を
受けてデコードして、バンク指定信号BNK0〜BNK
3を出力するバンクアドレスデコーダ5aと、このバン
クアドレスデコーダ5aからのバンク指定信号BNK0
〜BNK3と制御信号入力バッファからの内部制御信号
/CS、/RAS、/CASおよび/WEとモードセッ
ト指示信号MSとを受けて、各バンクに対するロウ系活
性化信号RE0〜RE3を出力するロウ系バンク選択信
号発生回路5bと、バンク指定信号BNK0〜BNK3
と内部制御/RAS、/CASおよび/WEと入力バッ
ファからの特定の内部アドレス信号ビットA10とモー
ドセット指示信号MSとを受けて各バンクに対するプリ
チャージ指示信号PE0〜PE3を出力するプリチャー
ジ信号発生回路5cと、バンク指定信号BNK0〜BN
K3と内部制御信号/CS、/RAS、/CASおよび
/WEとモードセット指示信号MSとを受けて各バンク
に対するコラム系活性化信号CE0〜CE3を出力する
コラム系選択信号発生回路5dを含む。ここで内部制御
信号を示す“int”は省略している。
【0079】バンクアドレスデコーダ5aは、与えられ
たバンクアドレス信号ビットBA0およびBA1に従っ
てバンク指定信号BNK0〜BNK3のいずれかを選択
状態へ駆動する。ロウ系バンク選択信号発生回路5b
は、内部制御信号/CS、/RAS、/CASおよび/
WEの状態がアクティブコマンドを示すとき、モードセ
ット指示信号MSが非活性状態のときにはバンク指定信
号に従って指定されたバンクに対しロウ系活性化信号を
活性状態へ駆動する。このロウ系バンク選択信号発生回
路5bは、モードセット指示信号MSが活性状態のとき
には、アクティブコマンドが与えられたとき、すべての
バンクに対するロウ系活性化信号RE0〜RE3を活性
状態へ駆動する。
たバンクアドレス信号ビットBA0およびBA1に従っ
てバンク指定信号BNK0〜BNK3のいずれかを選択
状態へ駆動する。ロウ系バンク選択信号発生回路5b
は、内部制御信号/CS、/RAS、/CASおよび/
WEの状態がアクティブコマンドを示すとき、モードセ
ット指示信号MSが非活性状態のときにはバンク指定信
号に従って指定されたバンクに対しロウ系活性化信号を
活性状態へ駆動する。このロウ系バンク選択信号発生回
路5bは、モードセット指示信号MSが活性状態のとき
には、アクティブコマンドが与えられたとき、すべての
バンクに対するロウ系活性化信号RE0〜RE3を活性
状態へ駆動する。
【0080】プリチャージ信号発生回路5cは、制御信
号/CS、/RAS、/CASおよび/WEの状態がプ
リチャージコマンドでありかつアドレス信号ビットA1
0がLレベルのときには、バンク指定信号BNK0〜B
NK3が指定するバンクに対するプリチャージ指示信号
を活性状態へ駆動する。プリチャージ信号発生回路5c
は、プリチャージコマンドが与えられかつアドレス信号
ビットA10がHレベルのときには、すべてのバンクに
対するプリチャージ指示信号PE0〜PE3を活性状態
へ駆動する。さらに、このプリチャージ信号発生回路5
cは、このシングルバンクプリチャージコマンドおよび
全バンクプリチャージコマンドに加えて、モードセット
指示信号MSが活性状態のときには、プリチャージコマ
ンドが与えられたとき、アドレス信号ビットA10の論
理レベルにかかわらず、プリチャージ指示信号PE0〜
PE3をすべて活性状態へ駆動する。
号/CS、/RAS、/CASおよび/WEの状態がプ
リチャージコマンドでありかつアドレス信号ビットA1
0がLレベルのときには、バンク指定信号BNK0〜B
NK3が指定するバンクに対するプリチャージ指示信号
を活性状態へ駆動する。プリチャージ信号発生回路5c
は、プリチャージコマンドが与えられかつアドレス信号
ビットA10がHレベルのときには、すべてのバンクに
対するプリチャージ指示信号PE0〜PE3を活性状態
へ駆動する。さらに、このプリチャージ信号発生回路5
cは、このシングルバンクプリチャージコマンドおよび
全バンクプリチャージコマンドに加えて、モードセット
指示信号MSが活性状態のときには、プリチャージコマ
ンドが与えられたとき、アドレス信号ビットA10の論
理レベルにかかわらず、プリチャージ指示信号PE0〜
PE3をすべて活性状態へ駆動する。
【0081】コラム系選択信号発生回路5dは、制御信
号/CS、/RAS、/CASおよび/WEがリードコ
マンドまたはライトコマンドのとき、すなわちアクセス
コマンドのとき、バンク指定信号BNK0〜BNK3が
指定するバンクに対するコラム系活性化信号を活性状態
へ駆動する。モードセット指示信号MSが活性状態のと
きには、コラム系選択信号発生回路5dは、アクセスコ
マンドが与えられたときに、すべてのバンクに対するコ
ラム系活性化信号CE0〜CE3を活性状態へ駆動す
る。
号/CS、/RAS、/CASおよび/WEがリードコ
マンドまたはライトコマンドのとき、すなわちアクセス
コマンドのとき、バンク指定信号BNK0〜BNK3が
指定するバンクに対するコラム系活性化信号を活性状態
へ駆動する。モードセット指示信号MSが活性状態のと
きには、コラム系選択信号発生回路5dは、アクセスコ
マンドが与えられたときに、すべてのバンクに対するコ
ラム系活性化信号CE0〜CE3を活性状態へ駆動す
る。
【0082】モードセット指示信号MSによりバンク指
定信号の有効/無効を制御することにより、全バンクの
同時動作または1つのバンクの動作を制御することがで
きる。
定信号の有効/無効を制御することにより、全バンクの
同時動作または1つのバンクの動作を制御することがで
きる。
【0083】図7は、図6に示すバンクアドレスデコー
ダ5aの構成の一例を示す図である。図7において、バ
ンクアドレスデコーダ5aは、バンクアドレスビットB
A0およびBA1を受けてバンク指定信号BNK0を出
力するAND回路5aaと、バンクアドレス信号ビット
BA0および/BA1を受けてバンク指定信号BNK1
を出力するAND回路5abと、バンクアドレス信号ビ
ット/BA0およびBA1を受けてバンク指定信号BN
K2を出力するAND回路5acと、バンクアドレス信
号ビット/BA0および/BA1を受けてバンク指定信
号BNK3を出力するAND回路5adを含む。バンク
アドレス信号ビット/BA0および/BA1は、バンク
アドレス信号ビットBA0およびBA1と互いに相補な
アドレス信号ビットである。AND回路5aa〜5ad
の各々は、与えられたアドレス信号ビットがともにHレ
ベルのときに対応のバンク指定信号をHレベルの活性状
態へ駆動する。
ダ5aの構成の一例を示す図である。図7において、バ
ンクアドレスデコーダ5aは、バンクアドレスビットB
A0およびBA1を受けてバンク指定信号BNK0を出
力するAND回路5aaと、バンクアドレス信号ビット
BA0および/BA1を受けてバンク指定信号BNK1
を出力するAND回路5abと、バンクアドレス信号ビ
ット/BA0およびBA1を受けてバンク指定信号BN
K2を出力するAND回路5acと、バンクアドレス信
号ビット/BA0および/BA1を受けてバンク指定信
号BNK3を出力するAND回路5adを含む。バンク
アドレス信号ビット/BA0および/BA1は、バンク
アドレス信号ビットBA0およびBA1と互いに相補な
アドレス信号ビットである。AND回路5aa〜5ad
の各々は、与えられたアドレス信号ビットがともにHレ
ベルのときに対応のバンク指定信号をHレベルの活性状
態へ駆動する。
【0084】図8は、図6に示すロウ系バンク選択信号
発生回路5bの構成の一例を示す図である。図8におい
て、ロウ系バンク選択信号発生回路5bは、チップセレ
クト信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RAS
およびコラムアドレスストローブ信号/CASを受けて
アレイ活性化指示信号φaを出力するゲート回路5ba
と、バンク指定信号BNK0とモードセット指示信号M
Sとアレイ活性化指示信号φaとを受けてロウ系活性化
信号RE0を出力するAND/OR複合ゲート5bb
と、バンク指定信号BNK1とモードセット指示信号M
Sとアレイ活性化指示信号φaとを受けてロウ系活性化
信号RE1を出力するAND/OR複合ゲート5bc
と、バンク指定信号BNK2とモードセット指示信号M
Sとアレイ活性化指示信号φaとを受けてロウ系活性化
信号RE2を出力するAND/OR複合ゲート5bd
と、バンク指定信号BNK3とモードセット指示信号M
Sとアレイ活性化指示信号φaとを受けてロウ系活性化
信号RE3を出力するAND/OR複合ゲート5beを
含む。
発生回路5bの構成の一例を示す図である。図8におい
て、ロウ系バンク選択信号発生回路5bは、チップセレ
クト信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RAS
およびコラムアドレスストローブ信号/CASを受けて
アレイ活性化指示信号φaを出力するゲート回路5ba
と、バンク指定信号BNK0とモードセット指示信号M
Sとアレイ活性化指示信号φaとを受けてロウ系活性化
信号RE0を出力するAND/OR複合ゲート5bb
と、バンク指定信号BNK1とモードセット指示信号M
Sとアレイ活性化指示信号φaとを受けてロウ系活性化
信号RE1を出力するAND/OR複合ゲート5bc
と、バンク指定信号BNK2とモードセット指示信号M
Sとアレイ活性化指示信号φaとを受けてロウ系活性化
信号RE2を出力するAND/OR複合ゲート5bd
と、バンク指定信号BNK3とモードセット指示信号M
Sとアレイ活性化指示信号φaとを受けてロウ系活性化
信号RE3を出力するAND/OR複合ゲート5beを
含む。
【0085】ゲート回路5baは、チップセレクト信号
/CSおよびロウアドレスストローブ信号/RASがと
もにLレベルにあり、コラムアドレスストローブ信号/
CASおよびライトイネーブル信号/WEがともにHレ
ベルのときにアレイ活性化指示信号φaを活性化する。
すなわち、このゲート回路5baはアクティブコマンド
が与えられたことを識別する。
/CSおよびロウアドレスストローブ信号/RASがと
もにLレベルにあり、コラムアドレスストローブ信号/
CASおよびライトイネーブル信号/WEがともにHレ
ベルのときにアレイ活性化指示信号φaを活性化する。
すなわち、このゲート回路5baはアクティブコマンド
が与えられたことを識別する。
【0086】AND/OR複合ゲート5bb〜5beの
各々は、バンク指定信号BNK(BNK0〜BNK3)
とモードセット指示信号MSを受けるORゲートと、こ
のORゲートの出力信号とアレイ活性化指示信号φaを
受けるANDゲートを含む。
各々は、バンク指定信号BNK(BNK0〜BNK3)
とモードセット指示信号MSを受けるORゲートと、こ
のORゲートの出力信号とアレイ活性化指示信号φaを
受けるANDゲートを含む。
【0087】したがって、この図8に示すように、モー
ドセット指示信号MSがHレベルの活性状態となると、
バンク指定信号BNK0〜BNK3は等価的にすべて選
択状態へ駆動されて、アレイ活性化指示信号φaが活性
状態となると、ロウ系活性化信号RE0〜RE3がすべ
て活性状態へ駆動され、バンクすべてにおいてロウ系回
路が動作する。ここでロウ系回路は行選択に関連する動
作を行なう回路であり、後に詳細に説明する。
ドセット指示信号MSがHレベルの活性状態となると、
バンク指定信号BNK0〜BNK3は等価的にすべて選
択状態へ駆動されて、アレイ活性化指示信号φaが活性
状態となると、ロウ系活性化信号RE0〜RE3がすべ
て活性状態へ駆動され、バンクすべてにおいてロウ系回
路が動作する。ここでロウ系回路は行選択に関連する動
作を行なう回路であり、後に詳細に説明する。
【0088】一方、モードセット指示信号MSがLレベ
ルの非活性状態のときには、バンク指定信号BNK0〜
BNK3が指定するバンクに対するロウ系活性化信号が
アレイ活性化指示信号φaに従って活性状態へ駆動さ
れ、バンクアドレス信号により指定されたバンクにおい
てのみ行選択に関連する動作が行なわれる。
ルの非活性状態のときには、バンク指定信号BNK0〜
BNK3が指定するバンクに対するロウ系活性化信号が
アレイ活性化指示信号φaに従って活性状態へ駆動さ
れ、バンクアドレス信号により指定されたバンクにおい
てのみ行選択に関連する動作が行なわれる。
【0089】図9は、図6に示すプリチャージ信号発生
回路5cの構成の一例を示す図である。図9において、
プリチャージ信号発生回路5cは、チップセレクト信号
/CS、ロウアドレスストローブ信号/RAS、コラム
アドレスストローブ信号/CASおよびライトイネーブ
ル信号/WEを受けてプリチャージ指示信号φpを出力
するゲート回路5caと、バンク指定信号BNK0とモ
ードセット指示信号MSとプリチャージ指示信号φpと
を受けるAND/OR複合ゲート5cbと、バンク指定
信号BNK1とモードセット指示信号MSとプリチャー
ジ指示信号φpとを受けるAND/OR複合ゲート5c
cと、バンク指定信号BNK2とモードセット指示信号
MSとプリチャージ指示信号φpとを受けるAND/O
R複合ゲート5cdと、バンク指定信号BNK3とモー
ドセット指示信号MSとプリチャージ指示信号φpとを
受けるAND/OR複合ゲート5ceと、AND/OR
複合ゲート5cbの出力信号とアドレス信号ビットA1
0とを受けてプリチャージ活性化信号P0を出力するO
Rゲート5cfと、アドレス信号ビットA10とAND
/OR複合ゲート5ccの出力信号とを受けてプリチャ
ージ活性化信号P1を出力するORゲート5cgと、A
ND/OR複合ゲート5cdとアドレス信号ビットA1
0とを受けてプリチャージ活性化信号P2を出力するO
Rゲート5chと、AND/OR複合ゲート5ceとア
ドレス信号ビットA10とを受けてプリチャージ活性化
信号P3を出力するOR回路5ciを含む。
回路5cの構成の一例を示す図である。図9において、
プリチャージ信号発生回路5cは、チップセレクト信号
/CS、ロウアドレスストローブ信号/RAS、コラム
アドレスストローブ信号/CASおよびライトイネーブ
ル信号/WEを受けてプリチャージ指示信号φpを出力
するゲート回路5caと、バンク指定信号BNK0とモ
ードセット指示信号MSとプリチャージ指示信号φpと
を受けるAND/OR複合ゲート5cbと、バンク指定
信号BNK1とモードセット指示信号MSとプリチャー
ジ指示信号φpとを受けるAND/OR複合ゲート5c
cと、バンク指定信号BNK2とモードセット指示信号
MSとプリチャージ指示信号φpとを受けるAND/O
R複合ゲート5cdと、バンク指定信号BNK3とモー
ドセット指示信号MSとプリチャージ指示信号φpとを
受けるAND/OR複合ゲート5ceと、AND/OR
複合ゲート5cbの出力信号とアドレス信号ビットA1
0とを受けてプリチャージ活性化信号P0を出力するO
Rゲート5cfと、アドレス信号ビットA10とAND
/OR複合ゲート5ccの出力信号とを受けてプリチャ
ージ活性化信号P1を出力するORゲート5cgと、A
ND/OR複合ゲート5cdとアドレス信号ビットA1
0とを受けてプリチャージ活性化信号P2を出力するO
Rゲート5chと、AND/OR複合ゲート5ceとア
ドレス信号ビットA10とを受けてプリチャージ活性化
信号P3を出力するOR回路5ciを含む。
【0090】AND/OR複合ゲート5cb〜5ceの
構成は同じであり、バンク指定信号BNK(BNK0〜
BNK3)とモードセット指示信号MSを受けるORゲ
ートと、このORゲートの出力信号とプリチャージ指示
信号φpを受けるANDゲートの構成と等価である。
構成は同じであり、バンク指定信号BNK(BNK0〜
BNK3)とモードセット指示信号MSを受けるORゲ
ートと、このORゲートの出力信号とプリチャージ指示
信号φpを受けるANDゲートの構成と等価である。
【0091】ゲート回路5caは、チップセレクト信号
/CS、ロウアドレスストローブ信号/RASおよびラ
イトイネーブル信号/WEがLレベルに設定されかつコ
ラムアドレスストローブ信号/CASがHレベルに設定
されてプリチャージコマンドが与えられたときにプリチ
ャージ指示信号φpをHレベルの活性状態へ駆動する。
/CS、ロウアドレスストローブ信号/RASおよびラ
イトイネーブル信号/WEがLレベルに設定されかつコ
ラムアドレスストローブ信号/CASがHレベルに設定
されてプリチャージコマンドが与えられたときにプリチ
ャージ指示信号φpをHレベルの活性状態へ駆動する。
【0092】この図9に示すように、プリチャージ信号
発生回路5cにおいては、モードセット指示信号MSが
Hレベルの活性状態のときには、等価的にバンク指定信
号BNK0〜BNK3がすべて選択状態となり、プリチ
ャージ指示信号φpに従って全バンクに対するプリチャ
ージ活性化信号P0〜P3が活性状態のHレベルへ駆動
される。
発生回路5cにおいては、モードセット指示信号MSが
Hレベルの活性状態のときには、等価的にバンク指定信
号BNK0〜BNK3がすべて選択状態となり、プリチ
ャージ指示信号φpに従って全バンクに対するプリチャ
ージ活性化信号P0〜P3が活性状態のHレベルへ駆動
される。
【0093】モードセット指示信号MSがLレベルのと
きには、プリチャージ指示信号φpとアドレス信号ビッ
トA10により、シングルバンクプリチャージまたは全
バンクプリチャージが行なわれる。すなわち、プリチャ
ージ指示信号φpが活性状態のときに、アドレス信号ビ
ットA10がLレベルのときには、バンク指定信号BN
K0〜BNK3に従って選択されたバンクに対するプリ
チャージのみが行なわれる。一方、アドレス信号ビット
A10がHレベルにあり、かつ、プリチャージ指示信号
φpが活性状態のときには、プリチャージ活性化信号P
0〜P3がすべて活性状態へ駆動される。
きには、プリチャージ指示信号φpとアドレス信号ビッ
トA10により、シングルバンクプリチャージまたは全
バンクプリチャージが行なわれる。すなわち、プリチャ
ージ指示信号φpが活性状態のときに、アドレス信号ビ
ットA10がLレベルのときには、バンク指定信号BN
K0〜BNK3に従って選択されたバンクに対するプリ
チャージのみが行なわれる。一方、アドレス信号ビット
A10がHレベルにあり、かつ、プリチャージ指示信号
φpが活性状態のときには、プリチャージ活性化信号P
0〜P3がすべて活性状態へ駆動される。
【0094】プリチャージ信号発生回路5cに対してモ
ードセット指示信号MSが与えられているのは、アクテ
ィブコマンドおよびリード/ライトイコマンドと同様、
モードセット指示信号MSの活性化時、同じ制御信号発
生態様で、全バンクに対するメモリセル選択動作(アク
ティブコマンドおよびリード/ライトコマンド)を行な
うためである。プリチャージ信号発生回路のみ、モード
セット指示信号MSの活性化時、シングルバンクプリチ
ャージコマンドに代えて全バンクプリチャージコマンド
を与える場合、このコマンドを与えるコントローラの負
荷が大きくなる。
ードセット指示信号MSが与えられているのは、アクテ
ィブコマンドおよびリード/ライトイコマンドと同様、
モードセット指示信号MSの活性化時、同じ制御信号発
生態様で、全バンクに対するメモリセル選択動作(アク
ティブコマンドおよびリード/ライトコマンド)を行な
うためである。プリチャージ信号発生回路のみ、モード
セット指示信号MSの活性化時、シングルバンクプリチ
ャージコマンドに代えて全バンクプリチャージコマンド
を与える場合、このコマンドを与えるコントローラの負
荷が大きくなる。
【0095】したがって、この図9に示す構成におい
て、モードセット指示信号MSが活性状態のHレベルの
ときには、アドレス信号ビットA10が、常時全バンク
プリチャージを指定するように、これらのモードセット
指示信号MSおよびアドレス信号ビットA10のORを
とった信号が、ORゲート5cf〜5ciへ与えられて
もよい。この場合には、AND/OR複合ゲート5cb
〜5ceは、単にANDゲートで置換えることができ
る。
て、モードセット指示信号MSが活性状態のHレベルの
ときには、アドレス信号ビットA10が、常時全バンク
プリチャージを指定するように、これらのモードセット
指示信号MSおよびアドレス信号ビットA10のORを
とった信号が、ORゲート5cf〜5ciへ与えられて
もよい。この場合には、AND/OR複合ゲート5cb
〜5ceは、単にANDゲートで置換えることができ
る。
【0096】図10は図6に示すコラム系選択信号発生
回路5dの構成の一例を示す図である。図10におい
て、コラム系選択信号発生回路5dは、チップセレクト
信号/CSとロウアドレスストローブ信号/RASとコ
ラムアドレスストローブ信号/CASを受けてコラム系
活性化信号φcを出力するゲート回路5deと、バンク
指定信号BNK0とモードセット指示信号MSとコラム
系活性化指示信号φcとを受けてバンクMB0に対する
コラム系活性化信号CE0を出力するAND/OR複合
ゲート5dbと、バンク指定信号BNK1とモードセッ
ト指示信号MSとコラム系活性化指示信号φcとを受け
てバンクMB1に対するコラム系活性化信号CE1を出
力するAND/OR複合ゲート5dcと、バンク指定信
号BNK2とモードセット指示信号MSとコラム系活性
化指示信号φcとを受けてバンクMB2に対するコラム
系活性化信号CE2を出力するAND/OR複合ゲート
5ddと、バンク指定信号BNK3とモードセット指示
信号MSとコラム系活性化指示信号φcとを受けてバン
クMB3に対するコラム系活性化信号CE3を出力する
AND/OR複合ゲート5deを含む。
回路5dの構成の一例を示す図である。図10におい
て、コラム系選択信号発生回路5dは、チップセレクト
信号/CSとロウアドレスストローブ信号/RASとコ
ラムアドレスストローブ信号/CASを受けてコラム系
活性化信号φcを出力するゲート回路5deと、バンク
指定信号BNK0とモードセット指示信号MSとコラム
系活性化指示信号φcとを受けてバンクMB0に対する
コラム系活性化信号CE0を出力するAND/OR複合
ゲート5dbと、バンク指定信号BNK1とモードセッ
ト指示信号MSとコラム系活性化指示信号φcとを受け
てバンクMB1に対するコラム系活性化信号CE1を出
力するAND/OR複合ゲート5dcと、バンク指定信
号BNK2とモードセット指示信号MSとコラム系活性
化指示信号φcとを受けてバンクMB2に対するコラム
系活性化信号CE2を出力するAND/OR複合ゲート
5ddと、バンク指定信号BNK3とモードセット指示
信号MSとコラム系活性化指示信号φcとを受けてバン
クMB3に対するコラム系活性化信号CE3を出力する
AND/OR複合ゲート5deを含む。
【0097】ゲート回路5daは、チップセレクト信号
/CSおよびコラムアドレスストローブ信号/CASが
ともにLレベルにありかつロウアドレスストローブ信号
/RASがHレベルのときに、コラム系活性化指示信号
φcをHレベルの活性状態へ駆動する。この状態は、リ
ードコマンドまたはライトコマンドが与えられた状態に
対応する。したがって、メモリセルの列選択に関連する
部分の活性化がこのコラム系活性化指示信号の活性化に
従って指定される。データの書込/読出の識別は、リー
ド/ライトコマンドデコーダにより行なわれ、すなわち
ライトイネーブル信号/WEの論理レベルに従って、内
部の書込回路および内部の読出回路の活性/非活性化が
指定される。
/CSおよびコラムアドレスストローブ信号/CASが
ともにLレベルにありかつロウアドレスストローブ信号
/RASがHレベルのときに、コラム系活性化指示信号
φcをHレベルの活性状態へ駆動する。この状態は、リ
ードコマンドまたはライトコマンドが与えられた状態に
対応する。したがって、メモリセルの列選択に関連する
部分の活性化がこのコラム系活性化指示信号の活性化に
従って指定される。データの書込/読出の識別は、リー
ド/ライトコマンドデコーダにより行なわれ、すなわち
ライトイネーブル信号/WEの論理レベルに従って、内
部の書込回路および内部の読出回路の活性/非活性化が
指定される。
【0098】AND/OR複合ゲート5db〜5deの
各々は同一構成を有し、バンク指定信号BNK(BNK
0〜BNK3)とモードセット指示信号MSを受けるO
Rゲートと、ORゲートの出力信号とコラム系活性化指
示信号φcを受けるANDゲートの構成を含む。
各々は同一構成を有し、バンク指定信号BNK(BNK
0〜BNK3)とモードセット指示信号MSを受けるO
Rゲートと、ORゲートの出力信号とコラム系活性化指
示信号φcを受けるANDゲートの構成を含む。
【0099】この図10に示すコラム系選択信号発生回
路5dの構成においても、モードセット指示信号MSが
Hレベルの活性状態のときには、コラム系活性化指示信
号φcの活性化に従ってコラム系活性化信号CE0〜C
E3がすべて活性状態に駆動され、すべてのバンクにお
いて、列選択に関連する回路が動作する。一方、モード
セット指示信号MSがLレベルの非活性状態のときに
は、バンク指定信号BNK0〜BNK3に従って、この
バンク指定信号が指定するバンクに対してのみ、コラム
活性化指示信号φcに従ってコラム活性化信号が活性状
態とされる。
路5dの構成においても、モードセット指示信号MSが
Hレベルの活性状態のときには、コラム系活性化指示信
号φcの活性化に従ってコラム系活性化信号CE0〜C
E3がすべて活性状態に駆動され、すべてのバンクにお
いて、列選択に関連する回路が動作する。一方、モード
セット指示信号MSがLレベルの非活性状態のときに
は、バンク指定信号BNK0〜BNK3に従って、この
バンク指定信号が指定するバンクに対してのみ、コラム
活性化指示信号φcに従ってコラム活性化信号が活性状
態とされる。
【0100】上述のように、モードセット指示信号MS
を用いることにより、全バンク同時動作およびバンクア
ドレス信号が指定するバンクのみの動作を実現すること
ができる。
を用いることにより、全バンク同時動作およびバンクア
ドレス信号が指定するバンクのみの動作を実現すること
ができる。
【0101】図11は、1つのバンクにおけるロウ系制
御部およびメモリアレイの構成を示す図である。この図
11に示す構成は各バンクに対して設けられる。
御部およびメモリアレイの構成を示す図である。この図
11に示す構成は各バンクに対して設けられる。
【0102】図11において、メモリアレイMAは、行
列状に配列される複数のメモリセルMCと、メモリセル
の各行に対応して配置されるワード線と、メモリセルの
各列に対応して配置されるビット線対を含む。図11に
おいては、1つのワード線WLと1対のビット線BLお
よび/BLと、ワード線WLとビット線BLの交差部に
対応して配置されるメモリセルMCを代表的に示す。メ
モリセルMCは、その一方電極(セルプレート電極)に
所定の電圧Vcp(=Vcc/2)を受けるキャパシタ
Cと、ワード線WL上の信号電位に応答して導通し、キ
ャパシタCの他方電極(ストレージノード)をビット線
BLに接続するnチャネルMOSトランジスタで構成さ
れるアクセストランジスタMTを含む。
列状に配列される複数のメモリセルMCと、メモリセル
の各行に対応して配置されるワード線と、メモリセルの
各列に対応して配置されるビット線対を含む。図11に
おいては、1つのワード線WLと1対のビット線BLお
よび/BLと、ワード線WLとビット線BLの交差部に
対応して配置されるメモリセルMCを代表的に示す。メ
モリセルMCは、その一方電極(セルプレート電極)に
所定の電圧Vcp(=Vcc/2)を受けるキャパシタ
Cと、ワード線WL上の信号電位に応答して導通し、キ
ャパシタCの他方電極(ストレージノード)をビット線
BLに接続するnチャネルMOSトランジスタで構成さ
れるアクセストランジスタMTを含む。
【0103】ビット線BLおよび/BLには、活性化時
ビット線BLおよび/BLの電位を差動的に増幅するセ
ンスアンプ10と、活性化時ビット線BLおよび/BL
を所定のプリチャージ電位Vbl(=Vcc/2)にプ
リチャージしかつイコライズするビット線プリチャージ
/イコライズ回路11が設けられる。センスアンプ10
は、通常の、交差結合されたpチャネルMOSトランジ
スタおよび交差結合されたnチャネルMOSトランジス
タを含む。ビット線プリチャージ/イコライズ回路11
は、導通時ビット線BLおよび/BLを電気的に短絡す
るnチャネルMOSトランジスタT1と、導通時ビット
線プリチャージ電位Vblをビット線BLおよび/BL
へそれぞれ伝達するnチャネルMOSトランジスタT2
およびT3を含む。
ビット線BLおよび/BLの電位を差動的に増幅するセ
ンスアンプ10と、活性化時ビット線BLおよび/BL
を所定のプリチャージ電位Vbl(=Vcc/2)にプ
リチャージしかつイコライズするビット線プリチャージ
/イコライズ回路11が設けられる。センスアンプ10
は、通常の、交差結合されたpチャネルMOSトランジ
スタおよび交差結合されたnチャネルMOSトランジス
タを含む。ビット線プリチャージ/イコライズ回路11
は、導通時ビット線BLおよび/BLを電気的に短絡す
るnチャネルMOSトランジスタT1と、導通時ビット
線プリチャージ電位Vblをビット線BLおよび/BL
へそれぞれ伝達するnチャネルMOSトランジスタT2
およびT3を含む。
【0104】バンク駆動制御回路BDのロウ系駆動制御
部は、ロウ系活性化信号RE(RE0〜RE3)の活性
化時セットされかつプリチャージ活性化信号PEの活性
化時リセットされて、アレイ活性化信号ACTを出力す
るセット/リセットフリップフロップ15aと、このア
レイ活性化信号ACTの活性化に応答してロウアドレス
ラッチ指示信号RAL、ワード線駆動信号WX、ビット
線イコライズ指示信号BEQおよびセンスアンプ活性化
信号SPNを所定のタイミングで出力する行系制御回路
15bと、行系制御回路15bからのロウアドレスラッ
チ指示信号RALの活性化時アドレス入力バッファから
与えられた内部アドレス信号ADiを取込みラッチする
ロウアドレスラッチ15cと、行系制御回路15bの制
御の下に、このロウアドレスラッチ15cから与えられ
たロウアドレス信号をデコードし、メモリアレイMAの
アドレス指定された行に対応して配置されたワード線W
Lを、ワード線駆動信号WXに従って選択状態へ駆動す
るロウ選択回路15dを含む。
部は、ロウ系活性化信号RE(RE0〜RE3)の活性
化時セットされかつプリチャージ活性化信号PEの活性
化時リセットされて、アレイ活性化信号ACTを出力す
るセット/リセットフリップフロップ15aと、このア
レイ活性化信号ACTの活性化に応答してロウアドレス
ラッチ指示信号RAL、ワード線駆動信号WX、ビット
線イコライズ指示信号BEQおよびセンスアンプ活性化
信号SPNを所定のタイミングで出力する行系制御回路
15bと、行系制御回路15bからのロウアドレスラッ
チ指示信号RALの活性化時アドレス入力バッファから
与えられた内部アドレス信号ADiを取込みラッチする
ロウアドレスラッチ15cと、行系制御回路15bの制
御の下に、このロウアドレスラッチ15cから与えられ
たロウアドレス信号をデコードし、メモリアレイMAの
アドレス指定された行に対応して配置されたワード線W
Lを、ワード線駆動信号WXに従って選択状態へ駆動す
るロウ選択回路15dを含む。
【0105】このロウ選択回路15dは、行系制御回路
15bからの図示しないロウデコーダイネーブル信号の
活性化時与えられたロウアドレス信号をデコードし、ワ
ード線駆動信号WXの活性化に従ってアドレス指定され
たワード線を選択状態へ駆動する。ビット線イコライズ
指示信号BEQは、ビット線プリチャージ/イコライズ
回路11へ与えられ、センスアンプ活性化信号SPNは
センスアンプ10へ与えられる。
15bからの図示しないロウデコーダイネーブル信号の
活性化時与えられたロウアドレス信号をデコードし、ワ
ード線駆動信号WXの活性化に従ってアドレス指定され
たワード線を選択状態へ駆動する。ビット線イコライズ
指示信号BEQは、ビット線プリチャージ/イコライズ
回路11へ与えられ、センスアンプ活性化信号SPNは
センスアンプ10へ与えられる。
【0106】図12は、図11に示すバンクのアレイ活
性化動作、すなわちロウ系回路の動作を示す信号波形図
である。以下、図12を参照して、図11に示すバンク
のアレイ活性化/非活性化動作について説明する。
性化動作、すなわちロウ系回路の動作を示す信号波形図
である。以下、図12を参照して、図11に示すバンク
のアレイ活性化/非活性化動作について説明する。
【0107】アクティブコマンドが与えられると、コマ
ンドデコーダからのアレイ活性化指示信号φaが活性状
態となり、応じてロウ系活性化信号REが所定期間活性
状態のHレベルとなる。これにより、図11に示すセッ
ト/リセットフリップフロップ15aがセットされ、ア
レイ活性化信号ACTが活性状態となる。行系制御回路
15bは、このアレイ活性化信号ACTの活性化に応答
して、所定期間ロウアドレスラッチ指示信号RLを活性
状態へ駆動する。これにより、ロウアドレスラッチ15
cが、与えられたアドレス信号ADiを取込みラッチし
かつロウ選択回路15dへ与える。ロウ選択回路15a
は、行系制御回路15bの制御の下にこのロウアドレス
ラッチ15cから与えられた内部ロウアドレス信号をデ
コードし、次いでワード線駆動信号WXの活性化に従っ
て、このアドレス指定された行に対応するワード線WL
を選択状態(Hレベル)へ駆動する。このワード線WL
の電位がHレベルに立上がると、図11に示すメモリセ
ルMCのアクセストランジスタMTが導通し、キャパシ
タCに格納された電荷がビット線BLに移動する。図1
2においては、キャパシタCにHレベルのデータが格納
されている場合のビット線の電位の変化が一例として示
される。
ンドデコーダからのアレイ活性化指示信号φaが活性状
態となり、応じてロウ系活性化信号REが所定期間活性
状態のHレベルとなる。これにより、図11に示すセッ
ト/リセットフリップフロップ15aがセットされ、ア
レイ活性化信号ACTが活性状態となる。行系制御回路
15bは、このアレイ活性化信号ACTの活性化に応答
して、所定期間ロウアドレスラッチ指示信号RLを活性
状態へ駆動する。これにより、ロウアドレスラッチ15
cが、与えられたアドレス信号ADiを取込みラッチし
かつロウ選択回路15dへ与える。ロウ選択回路15a
は、行系制御回路15bの制御の下にこのロウアドレス
ラッチ15cから与えられた内部ロウアドレス信号をデ
コードし、次いでワード線駆動信号WXの活性化に従っ
て、このアドレス指定された行に対応するワード線WL
を選択状態(Hレベル)へ駆動する。このワード線WL
の電位がHレベルに立上がると、図11に示すメモリセ
ルMCのアクセストランジスタMTが導通し、キャパシ
タCに格納された電荷がビット線BLに移動する。図1
2においては、キャパシタCにHレベルのデータが格納
されている場合のビット線の電位の変化が一例として示
される。
【0108】このビット線BLおよび/BLの電位が大
きくなると、次いで、センスアンプ活性化信号SPNが
活性化され、センスアンプ10が活性化され、ビット線
BLおよび/BLの電位が差動増幅され、高電位のビッ
ト線(BL)の電位が電源電圧Vccレベル、他方の低
電位レベルのビット線(/BL)の電位が接地電位レベ
ルに駆動される。
きくなると、次いで、センスアンプ活性化信号SPNが
活性化され、センスアンプ10が活性化され、ビット線
BLおよび/BLの電位が差動増幅され、高電位のビッ
ト線(BL)の電位が電源電圧Vccレベル、他方の低
電位レベルのビット線(/BL)の電位が接地電位レベ
ルに駆動される。
【0109】アレイ活性状態においては、このセンスア
ンプ10によるセンス動作が完了し、センスアンプはこ
のメモリセルデータの検知、増幅およびラッチを行なっ
ている。
ンプ10によるセンス動作が完了し、センスアンプはこ
のメモリセルデータの検知、増幅およびラッチを行なっ
ている。
【0110】プリチャージコマンドが与えられると、プ
リチャージ指示信号φpがコマンドデコーダから発生さ
れ、応じてプリチャージ活性化信号PEが所定期間活性
状態となり、セット/リセットフリップフロップ15a
がリセットされ、アレイ活性化信号ACTがLレベルの
非活性状態となる。これにより、ワード線駆動信号WX
が非活性状態となり、選択ワード線WLの電位がLレベ
ルとなる。次いで、センスアンプ活性化信号SPNが非
活性状態となり、センスアンプ10が非活性化され、メ
モリセルデータのラッチ動作が完了する。次いでビット
線イコライズ指示信号BEQが活性状態となり、ビット
線プリチャージ/イコライズ回路11が活性化され、ビ
ット線BLおよび/BLを所定のプリチャージ電位Vb
lレベルにプリチャージする。これにより、アレイが非
活性状態となる。
リチャージ指示信号φpがコマンドデコーダから発生さ
れ、応じてプリチャージ活性化信号PEが所定期間活性
状態となり、セット/リセットフリップフロップ15a
がリセットされ、アレイ活性化信号ACTがLレベルの
非活性状態となる。これにより、ワード線駆動信号WX
が非活性状態となり、選択ワード線WLの電位がLレベ
ルとなる。次いで、センスアンプ活性化信号SPNが非
活性状態となり、センスアンプ10が非活性化され、メ
モリセルデータのラッチ動作が完了する。次いでビット
線イコライズ指示信号BEQが活性状態となり、ビット
線プリチャージ/イコライズ回路11が活性化され、ビ
ット線BLおよび/BLを所定のプリチャージ電位Vb
lレベルにプリチャージする。これにより、アレイが非
活性状態となる。
【0111】このアレイ活性化動作は、モードセット指
示信号MSの活性状態のとき、すべてのバンクにおいて
実行される。したがって、たとえば以下に示すワード線
ディスターブテスト(ディスターブリフレッシュテス
ト)をバンク単位で行なう場合に比べて、テスト時間を
大幅に短縮することができる。
示信号MSの活性状態のとき、すべてのバンクにおいて
実行される。したがって、たとえば以下に示すワード線
ディスターブテスト(ディスターブリフレッシュテス
ト)をバンク単位で行なう場合に比べて、テスト時間を
大幅に短縮することができる。
【0112】図13は、ワード線ディスターブ(ディス
ターブリフレッシュ)動作を説明するための図である。
図13において、ワード線WL1およびWL2とビット
線BLおよび/BLの部分が示される。ワード線WL1
とビット線BLの交差部に対応してメモリセルMC1が
配置され、ワード線WL2とビット線/BLの交差部に
対応してメモリセルMC2が配置される。今、これらの
メモリセルMC1およびMC2は、Hレベルのデータを
格納している場合を考える。ワード線WL1とワード線
WL2の間には寄生容量Cpが存在する。ワード線WL
1が選択状態へ駆動されると、このワード線WL1の電
位がHレベルに立上がる。この寄生容量Cpの容量結合
により、非選択ワード線WL2の電位も浮き上がる。こ
の状態で、センスアンプが動作した場合、ビット線BL
はHレベルに駆動され、ビット線/BLはLレベルに駆
動される。ワード線WL2が、ワード線WL1の選択時
の容量結合により、この電位が浮き上がっている場合、
このメモリセルMC2のアクセストランジスタが導通状
態となり、このメモリセルMC2のキャパシタに格納さ
れたHレベルのデータが、Lレベルのビット線/BLへ
伝達される。この電荷のリークにより、メモリセルMC
2のキャパシタの蓄積電荷量が低下する。このワード線
間の寄生容量Cpは、隣接ワード線のみならず、他の離
れて存在するワード線との間においても存在する。この
非選択ワード線に接続されるメモリセルの蓄積電荷量が
低下した場合、周期的にリフレッシュを行なう前に、こ
のメモリセルの記憶データが失われてしまう。メモリセ
ルキャパシタの蓄積電荷の流出量は、ワード線の選択回
数が多くなるほど多くなる。このワード線は選択する回
数を通常「ディスターブ回数」と呼ばれる。このような
ディスターブリフレッシュテストにおいては、できるだ
け多くの回数ワード線を選択状態へ駆動して、ディスタ
ーブ回数を増加させることが行なわれる。このため、通
常動作時において同時に選択されるワード線の数より
も、このディスターブリフレッシュテスト時において
は、より多くのワード線が選択状態へ駆動される(メモ
リアレイが複数のアレイブロックに分割されており、各
アレイブロックにおいてワード線を選択する)。このよ
うなディスターブリフレッシュ動作時において、全バン
クを同時にテストを行なうことにより、ディスターブリ
フレッシュテスト時間を短縮することができる。また、
ディスターブリフレッシュテスト時間が同じであれば、
このディスターブ回数を増加させることができる。
ターブリフレッシュ)動作を説明するための図である。
図13において、ワード線WL1およびWL2とビット
線BLおよび/BLの部分が示される。ワード線WL1
とビット線BLの交差部に対応してメモリセルMC1が
配置され、ワード線WL2とビット線/BLの交差部に
対応してメモリセルMC2が配置される。今、これらの
メモリセルMC1およびMC2は、Hレベルのデータを
格納している場合を考える。ワード線WL1とワード線
WL2の間には寄生容量Cpが存在する。ワード線WL
1が選択状態へ駆動されると、このワード線WL1の電
位がHレベルに立上がる。この寄生容量Cpの容量結合
により、非選択ワード線WL2の電位も浮き上がる。こ
の状態で、センスアンプが動作した場合、ビット線BL
はHレベルに駆動され、ビット線/BLはLレベルに駆
動される。ワード線WL2が、ワード線WL1の選択時
の容量結合により、この電位が浮き上がっている場合、
このメモリセルMC2のアクセストランジスタが導通状
態となり、このメモリセルMC2のキャパシタに格納さ
れたHレベルのデータが、Lレベルのビット線/BLへ
伝達される。この電荷のリークにより、メモリセルMC
2のキャパシタの蓄積電荷量が低下する。このワード線
間の寄生容量Cpは、隣接ワード線のみならず、他の離
れて存在するワード線との間においても存在する。この
非選択ワード線に接続されるメモリセルの蓄積電荷量が
低下した場合、周期的にリフレッシュを行なう前に、こ
のメモリセルの記憶データが失われてしまう。メモリセ
ルキャパシタの蓄積電荷の流出量は、ワード線の選択回
数が多くなるほど多くなる。このワード線は選択する回
数を通常「ディスターブ回数」と呼ばれる。このような
ディスターブリフレッシュテストにおいては、できるだ
け多くの回数ワード線を選択状態へ駆動して、ディスタ
ーブ回数を増加させることが行なわれる。このため、通
常動作時において同時に選択されるワード線の数より
も、このディスターブリフレッシュテスト時において
は、より多くのワード線が選択状態へ駆動される(メモ
リアレイが複数のアレイブロックに分割されており、各
アレイブロックにおいてワード線を選択する)。このよ
うなディスターブリフレッシュ動作時において、全バン
クを同時にテストを行なうことにより、ディスターブリ
フレッシュテスト時間を短縮することができる。また、
ディスターブリフレッシュテスト時間が同じであれば、
このディスターブ回数を増加させることができる。
【0113】上述のようなディスターブリフレッシュテ
ストを行なう構成について以下に説明する。
ストを行なう構成について以下に説明する。
【0114】図14(A)に示すように、メモリアレイ
MAが、列方向に沿って複数個(図14(A)において
は8個)のサブアレイSA0〜SA7に分割される構成
を考える。通常動作モード時においては、これらのサブ
アレイSA0〜SA7において2つのサブアレイが選択
されて各選択サブアレイにおいてワード線WLが選択さ
れる。図14(A)においては、サブアレイSA0およ
びSA4においてワード線WLが選択される状態を示
す。
MAが、列方向に沿って複数個(図14(A)において
は8個)のサブアレイSA0〜SA7に分割される構成
を考える。通常動作モード時においては、これらのサブ
アレイSA0〜SA7において2つのサブアレイが選択
されて各選択サブアレイにおいてワード線WLが選択さ
れる。図14(A)においては、サブアレイSA0およ
びSA4においてワード線WLが選択される状態を示
す。
【0115】一方、図14(B)に示すように、ディス
ターブリフレッシュテスト時においては、より多くのサ
ブアレイにおいてワード線が選択状態へ駆動される。図
14(A)において、サブアレイSA0〜SA7それぞ
れにおいてワード線WLが選択状態へ駆動される場合が
一例として示される。したがって、この場合、限られた
時間内で、ワード線WLが選択状態へ駆動される回数を
増加することができ、ディスターブリフレッシュ回数を
増加させて、ディスターブリフレッシュテストをより正
確に行なうことができる(ディスターブ回数が増加する
ため)。
ターブリフレッシュテスト時においては、より多くのサ
ブアレイにおいてワード線が選択状態へ駆動される。図
14(A)において、サブアレイSA0〜SA7それぞ
れにおいてワード線WLが選択状態へ駆動される場合が
一例として示される。したがって、この場合、限られた
時間内で、ワード線WLが選択状態へ駆動される回数を
増加することができ、ディスターブリフレッシュ回数を
増加させて、ディスターブリフレッシュテストをより正
確に行なうことができる(ディスターブ回数が増加する
ため)。
【0116】図15は、このディスターブリフレッシュ
動作を示すタイミングチャート図である。以下、図15
を参照してディスターブリフレッシュ動作について説明
する。
動作を示すタイミングチャート図である。以下、図15
を参照してディスターブリフレッシュ動作について説明
する。
【0117】クロックサイクル♯0において、クロック
信号CLKの立上がりエッジで、チップセレクト信号/
CS、ロウアドレスストローブ信号/RAS、コラムア
ドレスストローブ信号/CAS、およびライトイネーブ
ル信号/WEをLレベルに設定し、かつアドレス信号A
Dを特定の状態に設定する。これにより、モードセット
設定コマンドが与えられかつディスターブリフレッシュ
テストモードが指定される。ディスターブリフレッシュ
テストは、単にアドレス信号ビットの特定のアドレス信
号の状態により識別される。このモードセット設定コマ
ンドにより、モードセット指示信号MSがHレベルの活
性状態となり、全バンク同時動作可能な状態に設定され
る。このモードセットを行なうことにより、ディスター
ブリフレッシュテストに入る。
信号CLKの立上がりエッジで、チップセレクト信号/
CS、ロウアドレスストローブ信号/RAS、コラムア
ドレスストローブ信号/CAS、およびライトイネーブ
ル信号/WEをLレベルに設定し、かつアドレス信号A
Dを特定の状態に設定する。これにより、モードセット
設定コマンドが与えられかつディスターブリフレッシュ
テストモードが指定される。ディスターブリフレッシュ
テストは、単にアドレス信号ビットの特定のアドレス信
号の状態により識別される。このモードセット設定コマ
ンドにより、モードセット指示信号MSがHレベルの活
性状態となり、全バンク同時動作可能な状態に設定され
る。このモードセットを行なうことにより、ディスター
ブリフレッシュテストに入る。
【0118】クロックサイクル♯1において、チップセ
レクト信号/CSおよびロウアドレスストローブ信号/
RASをクロック信号CLKの立上がりエッジでLレベ
ルに設定する。このアクティブコマンドにより、そのと
きのアドレス信号ADをロウアドレス信号X0として、
すべてのバンクにおいて、所定数のワード線が同時に活
性状態へ駆動される。この場合、バンクアドレス信号B
Aは無視される。
レクト信号/CSおよびロウアドレスストローブ信号/
RASをクロック信号CLKの立上がりエッジでLレベ
ルに設定する。このアクティブコマンドにより、そのと
きのアドレス信号ADをロウアドレス信号X0として、
すべてのバンクにおいて、所定数のワード線が同時に活
性状態へ駆動される。この場合、バンクアドレス信号B
Aは無視される。
【0119】このクロックサイクル♯1におけるアクテ
ィブコマンドにより、ワード線が選択され、かつ行系回
路が動作し、センスアンプによる検知増幅動作が完了す
ると、次いでクロックサイクル♯2においてチップセレ
クト信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RAS
およびライトイネーブル信号/WEをLレベルに設定し
かつコラムアドレスストローブ信号/CASをHレベル
に設定しプリチャージコマンドを与える。このプリチャ
ージコマンドは、アドレス信号ADおよびバンクアドレ
ス信号BAの状態にかかわらず、全バンクがプリチャー
ジ状態に復帰する。
ィブコマンドにより、ワード線が選択され、かつ行系回
路が動作し、センスアンプによる検知増幅動作が完了す
ると、次いでクロックサイクル♯2においてチップセレ
クト信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RAS
およびライトイネーブル信号/WEをLレベルに設定し
かつコラムアドレスストローブ信号/CASをHレベル
に設定しプリチャージコマンドを与える。このプリチャ
ージコマンドは、アドレス信号ADおよびバンクアドレ
ス信号BAの状態にかかわらず、全バンクがプリチャー
ジ状態に復帰する。
【0120】RASプリチャージサイクルが経過した
後、クロックサイクル♯3において、再びアクティブコ
マンドを与える。このアクティブコマンドが与えられる
と、そのときのアドレス信号ADをロウアドレス信号X
1として、次のワード線の選択動作が行なわれる。以
降、アクティブコマンドおよびプリチャージコマンドの
交互印加を所定のディスターブ回数(ワード線選択回
数)繰返す。
後、クロックサイクル♯3において、再びアクティブコ
マンドを与える。このアクティブコマンドが与えられる
と、そのときのアドレス信号ADをロウアドレス信号X
1として、次のワード線の選択動作が行なわれる。以
降、アクティブコマンドおよびプリチャージコマンドの
交互印加を所定のディスターブ回数(ワード線選択回
数)繰返す。
【0121】クロックサイクル♯mにおいて、プリチャ
ージコマンドを与え、最後のワード線を非選択状態へ駆
動し、ディスターブリフレッシュ動作が完了する。この
ディスターブリフレッシュ動作が完了すると、次いでメ
モリセルデータが正確に保持されているか否かのテスト
を行なうためのデータ読出が行なわれるため、このディ
スターブリフレッシュテストモードをリセットする必要
があり、再びチップセレクト信号/CS、ロウアドレス
ストローブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ信
号/CASおよびライトイネーブル信号/WEをLレベ
ルに設定しかつアドレス信号ADを所定の状態に設定す
る。このとき、モードセット設定コマンドのときとアド
レス信号のビットの論理状態を変更する。これによりモ
ードセット指示信号MSがLレベルの非活性状態とな
り、複数バンクの同時動作が完了するとともに、ディス
ターブリフレッシュ動作も完了し、ワード線選択本数が
増加する動作モードがリセットされる。
ージコマンドを与え、最後のワード線を非選択状態へ駆
動し、ディスターブリフレッシュ動作が完了する。この
ディスターブリフレッシュ動作が完了すると、次いでメ
モリセルデータが正確に保持されているか否かのテスト
を行なうためのデータ読出が行なわれるため、このディ
スターブリフレッシュテストモードをリセットする必要
があり、再びチップセレクト信号/CS、ロウアドレス
ストローブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ信
号/CASおよびライトイネーブル信号/WEをLレベ
ルに設定しかつアドレス信号ADを所定の状態に設定す
る。このとき、モードセット設定コマンドのときとアド
レス信号のビットの論理状態を変更する。これによりモ
ードセット指示信号MSがLレベルの非活性状態とな
り、複数バンクの同時動作が完了するとともに、ディス
ターブリフレッシュ動作も完了し、ワード線選択本数が
増加する動作モードがリセットされる。
【0122】この図15に示すように、ディスターブリ
フレッシュテスト時においてモードセット指示信号MS
を活性状態へ駆動することにより、複数のバンク(4バ
ンク)において同時にディスターブリフレッシュ動作を
行なうことができ、ディスターブリフレッシュ回数の増
加(ディスターブリフレッシュ時間が同じ場合)または
ディスターブリフレッシュ時間の短縮(ディスターブリ
フレッシュ回数が同じ場合)を実現することができる。
フレッシュテスト時においてモードセット指示信号MS
を活性状態へ駆動することにより、複数のバンク(4バ
ンク)において同時にディスターブリフレッシュ動作を
行なうことができ、ディスターブリフレッシュ回数の増
加(ディスターブリフレッシュ時間が同じ場合)または
ディスターブリフレッシュ時間の短縮(ディスターブリ
フレッシュ回数が同じ場合)を実現することができる。
【0123】なお、図14に示す構成においては、サブ
アレイSA0〜SA7それぞれにおいてワード線WLが
選択状態へ駆動されている。しかしながら、このディス
ターブリフレッシュ動作時において、同時に選択状態へ
駆動されるワード線の数は、通常動作モード時に選択さ
れるワード線の数よりも多ければよい。また、1つのサ
ブアレイ内においてメモリセルにすべて同じデータが書
込まれる場合、1つのサブアレイ内で複数本のワード線
が同時に選択状態へ駆動されてもよい。これらは、単に
サブアレイ特定用のアドレス信号ビットおよびワード線
特定用のアドレス信号ビットのたとえば下位アドレス信
号ビットを縮退状態(アドレス信号ビットおよびその補
のアドレス信号ビットをともに選択状態に設定する状
態)とすることにより実現できる。
アレイSA0〜SA7それぞれにおいてワード線WLが
選択状態へ駆動されている。しかしながら、このディス
ターブリフレッシュ動作時において、同時に選択状態へ
駆動されるワード線の数は、通常動作モード時に選択さ
れるワード線の数よりも多ければよい。また、1つのサ
ブアレイ内においてメモリセルにすべて同じデータが書
込まれる場合、1つのサブアレイ内で複数本のワード線
が同時に選択状態へ駆動されてもよい。これらは、単に
サブアレイ特定用のアドレス信号ビットおよびワード線
特定用のアドレス信号ビットのたとえば下位アドレス信
号ビットを縮退状態(アドレス信号ビットおよびその補
のアドレス信号ビットをともに選択状態に設定する状
態)とすることにより実現できる。
【0124】[コラム系駆動/制御回路の構成]図16
は、1つのバンクに対するバンク制御駆動回路のコラム
系駆動制御回路の構成を示す図である。図16におい
て、このコラム系駆動制御回路は、コラム系活性化信号
CE(CE0〜CE3)の活性化に応答してセットされ
リード/ライト活性化信号CACをその出力Qから出力
するセット/リセットフリップフロップ20aと、この
リード/ライト活性化信号CACをバースト長期間遅延
するバースト長カウンタ20bと、このリード/ライト
活性化信号CACの活性化に従ってコラム系回路(列選
択に関連する回路およびデータの書込/読出に関連する
回路)の動作を制御するコラム系制御回路20cを含
む。
は、1つのバンクに対するバンク制御駆動回路のコラム
系駆動制御回路の構成を示す図である。図16におい
て、このコラム系駆動制御回路は、コラム系活性化信号
CE(CE0〜CE3)の活性化に応答してセットされ
リード/ライト活性化信号CACをその出力Qから出力
するセット/リセットフリップフロップ20aと、この
リード/ライト活性化信号CACをバースト長期間遅延
するバースト長カウンタ20bと、このリード/ライト
活性化信号CACの活性化に従ってコラム系回路(列選
択に関連する回路およびデータの書込/読出に関連する
回路)の動作を制御するコラム系制御回路20cを含
む。
【0125】バースト長カウンタ20bは、バースト長
期間をカウントアップすると、その出力信号を活性状態
としてセット/リセットフリップフロップ20aをリセ
ット状態へ駆動する。バースト長カウンタ20aは、コ
ラム系活性化信号CEが与えられると、そのカウント動
作がリセットされる。したがって、コラム系活性化信号
CEがバースト長期間ごとに与えられる場合、バースト
長カウンタ20bの出力信号はリセット状態を維持し、
応じてリード/ライト活性化信号CACは活性状態を維
持する。このバースト長カウンタ20bは、通常、内部
クロック信号intCLKに同期してこのコラム系活性
化信号CEをシフトするシフト回路で構成される。
期間をカウントアップすると、その出力信号を活性状態
としてセット/リセットフリップフロップ20aをリセ
ット状態へ駆動する。バースト長カウンタ20aは、コ
ラム系活性化信号CEが与えられると、そのカウント動
作がリセットされる。したがって、コラム系活性化信号
CEがバースト長期間ごとに与えられる場合、バースト
長カウンタ20bの出力信号はリセット状態を維持し、
応じてリード/ライト活性化信号CACは活性状態を維
持する。このバースト長カウンタ20bは、通常、内部
クロック信号intCLKに同期してこのコラム系活性
化信号CEをシフトするシフト回路で構成される。
【0126】コラム系制御回路20cは、このリード/
ライト活性化信号CACの活性化時、内部クロック信号
に同期して、所定のシーケンスで、列選択および内部デ
ータ書込/読出に必要な制御信号を生成する。
ライト活性化信号CACの活性化時、内部クロック信号
に同期して、所定のシーケンスで、列選択および内部デ
ータ書込/読出に必要な制御信号を生成する。
【0127】コラム系駆動制御回路は、さらに、コラム
系制御回路20cからのコラムアドレスラッチ指示信号
CALに従ってアドレス入力バッファから与えられた内
部アドレス信号ADiを取込みラッチするコラムアドレ
スラッチ20dと、コラム系制御回路20cからのコラ
ムデコードイネーブル信号CDEと内部クロック信号i
ntCLKに従って、このコラムアドレスラッチ20d
から与えられたコラムアドレス信号を先頭アドレスとし
て所定のシーケンスで列アドレスを生成してデコードし
て対応の列を選択状態へ駆動する列選択回路20eを含
む。この列選択回路20eは、したがって、コラムアド
レスラッチ20dからの内部列アドレスをラッチし、内
部クロック信号intCLKに従ってそのラッチしたア
ドレスを所定のシーケンスで変更するアドレス発生回路
と、このアドレス発生回路からのアドレス信号をコラム
デコードイネーブル信号CDEに従ってデコードして列
選択信号を生成するコラムデコーダを含む。
系制御回路20cからのコラムアドレスラッチ指示信号
CALに従ってアドレス入力バッファから与えられた内
部アドレス信号ADiを取込みラッチするコラムアドレ
スラッチ20dと、コラム系制御回路20cからのコラ
ムデコードイネーブル信号CDEと内部クロック信号i
ntCLKに従って、このコラムアドレスラッチ20d
から与えられたコラムアドレス信号を先頭アドレスとし
て所定のシーケンスで列アドレスを生成してデコードし
て対応の列を選択状態へ駆動する列選択回路20eを含
む。この列選択回路20eは、したがって、コラムアド
レスラッチ20dからの内部列アドレスをラッチし、内
部クロック信号intCLKに従ってそのラッチしたア
ドレスを所定のシーケンスで変更するアドレス発生回路
と、このアドレス発生回路からのアドレス信号をコラム
デコードイネーブル信号CDEに従ってデコードして列
選択信号を生成するコラムデコーダを含む。
【0128】この列選択回路20eからの列選択信号
は、ビット線BLおよび/BLに設けられた列選択ゲー
トSGに接続される列選択線CSL上に伝達される。列
選択ゲートSGは、対応の列選択線CSL上の信号がH
レベルの活性状態のとき導通し、ビット線BLおよび/
BLを内部データ線IOおよび/IOに電気的に接続す
る。ビット線BLおよび/BLには、1列のメモリセル
が接続されるが、図16においては、センスアンプ10
のみを示す。
は、ビット線BLおよび/BLに設けられた列選択ゲー
トSGに接続される列選択線CSL上に伝達される。列
選択ゲートSGは、対応の列選択線CSL上の信号がH
レベルの活性状態のとき導通し、ビット線BLおよび/
BLを内部データ線IOおよび/IOに電気的に接続す
る。ビット線BLおよび/BLには、1列のメモリセル
が接続されるが、図16においては、センスアンプ10
のみを示す。
【0129】図17は、バンクMB0〜MB3のデータ
出力部の構成を概略的に示す図である。図17におい
て、バンクMB0〜MB3それぞれにおいて内部データ
バスIO0〜IO3が配設され、これらの内部データバ
スIO0〜IO3それぞれに対してプリアンプPA0〜
PA3が設けられる。これらのプリアンプPA0〜PA
3の出力信号は、読出ゲートRG0〜RG3それぞれを
介して読出データバスRDに伝達される。この読出デー
タバスRD上のデータが出力回路(メインアンプ)OB
により増幅されて出力データが生成される。
出力部の構成を概略的に示す図である。図17におい
て、バンクMB0〜MB3それぞれにおいて内部データ
バスIO0〜IO3が配設され、これらの内部データバ
スIO0〜IO3それぞれに対してプリアンプPA0〜
PA3が設けられる。これらのプリアンプPA0〜PA
3の出力信号は、読出ゲートRG0〜RG3それぞれを
介して読出データバスRDに伝達される。この読出デー
タバスRD上のデータが出力回路(メインアンプ)OB
により増幅されて出力データが生成される。
【0130】読出ゲートRG0は、バンク活性化信号B
E0とモードセット設定信号MSの反転信号/MSがと
もにHレベルのときに導通状態となる。読出ゲートRG
1は、バンク活性化信号BE1と信号/MSがともにH
レベルのときに導通状態となる。読出ゲートRG2は、
バンク活性化信号BE2と信号/MSがともにHレベル
のときに導通状態となる。読出ゲートRG3は、バンク
活性化信号BE3と信号/MSがともにHレベルのとき
に導通する。すなわち、この読出ゲートRG0〜RG3
は、モードセット指示信号MSがHレベルのときには、
すべて非導通状態となり、通常の動作モード時において
は、バンク活性化信号BE0〜BE3に従って選択的に
活性状態へ駆動される。バンク活性化信号BE0〜BE
3はコラム系活性化信号CE0〜CE3に従って生成さ
れる。次に、この図16および図17に示す回路の動作
を図18に示すタイムチャート図を参照して説明する。
E0とモードセット設定信号MSの反転信号/MSがと
もにHレベルのときに導通状態となる。読出ゲートRG
1は、バンク活性化信号BE1と信号/MSがともにH
レベルのときに導通状態となる。読出ゲートRG2は、
バンク活性化信号BE2と信号/MSがともにHレベル
のときに導通状態となる。読出ゲートRG3は、バンク
活性化信号BE3と信号/MSがともにHレベルのとき
に導通する。すなわち、この読出ゲートRG0〜RG3
は、モードセット指示信号MSがHレベルのときには、
すべて非導通状態となり、通常の動作モード時において
は、バンク活性化信号BE0〜BE3に従って選択的に
活性状態へ駆動される。バンク活性化信号BE0〜BE
3はコラム系活性化信号CE0〜CE3に従って生成さ
れる。次に、この図16および図17に示す回路の動作
を図18に示すタイムチャート図を参照して説明する。
【0131】まず、クロックサイクル♯aにおいて、信
号/CS、/RAS、/CASおよび/WEをLレベル
に設定しかつアドレス信号ADを所定の状態に設定す
る。これにより、ディスターブリードモードが設定さ
れ、モードセット指示信号MSが活性状態のHレベルへ
駆動される。
号/CS、/RAS、/CASおよび/WEをLレベル
に設定しかつアドレス信号ADを所定の状態に設定す
る。これにより、ディスターブリードモードが設定さ
れ、モードセット指示信号MSが活性状態のHレベルへ
駆動される。
【0132】このテストモードが設定されると、クロッ
クサイクル♯bにおいて、信号/CSおよび/RASを
Lレベルに設定し、信号/CASおよび/WEをHレベ
ルに設定してアクティブコマンドを与える。これによ
り、各バンクにおいて所定数のワード線が選択状態へ駆
動される。
クサイクル♯bにおいて、信号/CSおよび/RASを
Lレベルに設定し、信号/CASおよび/WEをHレベ
ルに設定してアクティブコマンドを与える。これによ
り、各バンクにおいて所定数のワード線が選択状態へ駆
動される。
【0133】この各バンクにおいて、ワード線が選択状
態へ駆動され、かつセンスアンプによる選択メモリセル
データのラッチが完了すると、クロックサイクル♯bに
おいて信号/CSおよび/CASをLレベルに設定しか
つ信号/RASおよび/WEをHレベルに設定してリー
ドコマンドを与える。このリードコマンドが与えられる
とそのときのアドレス信号ADを列アドレスYとして各
バンクにおいて列選択動作が行なわれる。すなわち、図
16に示すセット/リセットフリップフロップ20aが
セットされて、リード/ライト活性化信号CACが活性
状態へ駆動され、コラム系制御回路20cの制御の下に
列選択回路20eが動作し、この与えられたアドレス信
号に従って列選択線CSL上の電位をHレベルに立上げ
る。次にこの列選択線CSLの選択により、列選択ゲー
トSGが導通し、対応のビット線BLおよび/BLが内
部データ線対IOに接続され、センスアンプ10にラッ
チされていたデータが内部データバスに読出される。
態へ駆動され、かつセンスアンプによる選択メモリセル
データのラッチが完了すると、クロックサイクル♯bに
おいて信号/CSおよび/CASをLレベルに設定しか
つ信号/RASおよび/WEをHレベルに設定してリー
ドコマンドを与える。このリードコマンドが与えられる
とそのときのアドレス信号ADを列アドレスYとして各
バンクにおいて列選択動作が行なわれる。すなわち、図
16に示すセット/リセットフリップフロップ20aが
セットされて、リード/ライト活性化信号CACが活性
状態へ駆動され、コラム系制御回路20cの制御の下に
列選択回路20eが動作し、この与えられたアドレス信
号に従って列選択線CSL上の電位をHレベルに立上げ
る。次にこの列選択線CSLの選択により、列選択ゲー
トSGが導通し、対応のビット線BLおよび/BLが内
部データ線対IOに接続され、センスアンプ10にラッ
チされていたデータが内部データバスに読出される。
【0134】次いで、プリアンプ活性化信号PAEが活
性化され、図17に示すプリアンプPA0〜PA3が動
作し、この内部データバスIO0〜IO3に読出された
データの増幅を行なう。しかしながら、読出ゲートRG
0〜RG3は、非導通状態にあり、データの読出は行な
われない。内部共通読出データバスRD上のデータの衝
突が防止される。
性化され、図17に示すプリアンプPA0〜PA3が動
作し、この内部データバスIO0〜IO3に読出された
データの増幅を行なう。しかしながら、読出ゲートRG
0〜RG3は、非導通状態にあり、データの読出は行な
われない。内部共通読出データバスRD上のデータの衝
突が防止される。
【0135】クロックサイクル♯cにおいてリードコマ
ンドが与えられると、コラム系制御回路20cの制御の
下に、列アドレスYを先頭アドレスとしてバーストアド
レスが所定のシーケンスで発生され、順次列選択動作が
行なわれる。
ンドが与えられると、コラム系制御回路20cの制御の
下に、列アドレスYを先頭アドレスとしてバーストアド
レスが所定のシーケンスで発生され、順次列選択動作が
行なわれる。
【0136】バースト長期間が経過すると、再びクロッ
クサイクル♯dにおいてリードコマンドを与え、列選択
動作を繰返す。
クサイクル♯dにおいてリードコマンドを与え、列選択
動作を繰返す。
【0137】すべての列の選択動作が完了すると、クロ
ックサイクル♯eにおいて、信号/CS、/RASおよ
び/WEをLレベルに設定し、かつ信号/CASをHレ
ベルに設定して、プリチャージコマンドを与える。これ
により、すべてのバンクにおいて、選択ワード線が非選
択状態へ復帰する。以降このアクティブコマンドを与
え、ワード線を選択状態へ駆動した後、列を選択する動
作を繰返す。これにより、内部で、単に列選択動作が行
なわれ、メモリセルデータが読出される。このテストモ
ードはリードディスターブテストモードと呼ばれる。こ
の列選択動作を繰返すことにより、メモリセルキャパシ
タのストレージノードとビット線との短絡などの絶縁不
良を検出する。これについては後に説明する。
ックサイクル♯eにおいて、信号/CS、/RASおよ
び/WEをLレベルに設定し、かつ信号/CASをHレ
ベルに設定して、プリチャージコマンドを与える。これ
により、すべてのバンクにおいて、選択ワード線が非選
択状態へ復帰する。以降このアクティブコマンドを与
え、ワード線を選択状態へ駆動した後、列を選択する動
作を繰返す。これにより、内部で、単に列選択動作が行
なわれ、メモリセルデータが読出される。このテストモ
ードはリードディスターブテストモードと呼ばれる。こ
の列選択動作を繰返すことにより、メモリセルキャパシ
タのストレージノードとビット線との短絡などの絶縁不
良を検出する。これについては後に説明する。
【0138】すべてのメモリセルに対するリードディス
ターブテストが完了すると、クロックサイクル♯fにお
いてプリチャージコマンドが与えられ、全バンクのメモ
リアレイが非活性状態となり、リードディスターブテス
トが完了する。
ターブテストが完了すると、クロックサイクル♯fにお
いてプリチャージコマンドが与えられ、全バンクのメモ
リアレイが非活性状態となり、リードディスターブテス
トが完了する。
【0139】次いで、クロックサイクル♯gにおいて、
信号/CS、/RAS、/CASおよび/WEをLレベ
ルに設定しかつアドレス信号ADを特定の状態に設定し
て、このリードディスターブテストをリセットする。こ
れにより、モードセット指示信号MSがLレベルの非活
性状態となり、リードディスターブテストがリセットさ
れ、次の動作モードの指定が可能となる。
信号/CS、/RAS、/CASおよび/WEをLレベ
ルに設定しかつアドレス信号ADを特定の状態に設定し
て、このリードディスターブテストをリセットする。こ
れにより、モードセット指示信号MSがLレベルの非活
性状態となり、リードディスターブテストがリセットさ
れ、次の動作モードの指定が可能となる。
【0140】図19は、このリードディスターブテスト
を説明するための図である。図19において、ワード線
WL1およびWL2と、ビット線対BL1,/BL1お
よびBL2,/BL2を示す。ワード線WL1とビット
線BL1の交差部に対応してメモリセルMC1が配置さ
れ、ワード線WL1とビット線BL2の交差部に対応し
てメモリセルMC2が配置される。ワード線WL2とビ
ット線/BL1の交差部に対応してメモリセルMC3が
配置され、ワード線WL2とビット線/BL2の交差部
に対応してメモリセルMC4が配置される。
を説明するための図である。図19において、ワード線
WL1およびWL2と、ビット線対BL1,/BL1お
よびBL2,/BL2を示す。ワード線WL1とビット
線BL1の交差部に対応してメモリセルMC1が配置さ
れ、ワード線WL1とビット線BL2の交差部に対応し
てメモリセルMC2が配置される。ワード線WL2とビ
ット線/BL1の交差部に対応してメモリセルMC3が
配置され、ワード線WL2とビット線/BL2の交差部
に対応してメモリセルMC4が配置される。
【0141】今、ワード線WL1が選択状態にあり、ま
たビット線BL1および/BL1が選択されて、内部デ
ータバスに接続されている状態を考える。ワード線WL
1が選択状態のときには、ビット線BL1の電位は、メ
モリセルMC1の記憶データに応じた電位レベルとな
り、またビット線BL2は、このメモリセルMC2の記
憶データに対応した電位レベルとなる。これらのビット
線BL1および/BL1の電位ならびにビット線BL2
および/BL2の電位は図示しないセンスアンプにより
ラッチされている。メモリセルMC1〜MC4に同じデ
ータが書込まれている状態を考える。また、このメモリ
セルMC4のストレージノードSNがビット線BL1と
電気的に短絡しているかまたは絶縁不良により、弱いリ
ークが生じる場合を考える。この状態において、ビット
線BL1および/BL1を選択して内部データバスに接
続した場合、この接続時、ビット線BL1および/BL
1の電位が変動し、その後センスアンプにより元の電圧
レベルに復帰する。この接続時において、メモリセルM
C4のストレージノードSN4とビット線BL1の間に
電荷の移動が生じ、メモリセルMC4の蓄積電荷量が変
化する。このビット線対選択を順次繰返すことにより、
各メモリセルが同じデータを記憶している場合において
も、この列選択動作時において非選択メモリセルのキャ
パシタの蓄積電荷量が変化し(不良セルにおいて)、こ
れにより不良メモリセルの存在を検出することができ
る。このテストモードがリードディスターブテストと呼
ばれる。
たビット線BL1および/BL1が選択されて、内部デ
ータバスに接続されている状態を考える。ワード線WL
1が選択状態のときには、ビット線BL1の電位は、メ
モリセルMC1の記憶データに応じた電位レベルとな
り、またビット線BL2は、このメモリセルMC2の記
憶データに対応した電位レベルとなる。これらのビット
線BL1および/BL1の電位ならびにビット線BL2
および/BL2の電位は図示しないセンスアンプにより
ラッチされている。メモリセルMC1〜MC4に同じデ
ータが書込まれている状態を考える。また、このメモリ
セルMC4のストレージノードSNがビット線BL1と
電気的に短絡しているかまたは絶縁不良により、弱いリ
ークが生じる場合を考える。この状態において、ビット
線BL1および/BL1を選択して内部データバスに接
続した場合、この接続時、ビット線BL1および/BL
1の電位が変動し、その後センスアンプにより元の電圧
レベルに復帰する。この接続時において、メモリセルM
C4のストレージノードSN4とビット線BL1の間に
電荷の移動が生じ、メモリセルMC4の蓄積電荷量が変
化する。このビット線対選択を順次繰返すことにより、
各メモリセルが同じデータを記憶している場合において
も、この列選択動作時において非選択メモリセルのキャ
パシタの蓄積電荷量が変化し(不良セルにおいて)、こ
れにより不良メモリセルの存在を検出することができ
る。このテストモードがリードディスターブテストと呼
ばれる。
【0142】図20は、プリアンプ活性化信号発生回路
の構成を概略的に示す図である。図20において、プリ
アンプ活性化回路20caは、図16に示すコラム系制
御回路20cに含まれており、リード/ライト活性化信
号CAC読出活性化信号φreの論理積信号と内部クロ
ック信号intCLKに従ってプリアンプ活性化信号P
AEを出力する。このプリアンプ活性化回路20cは、
各バンクにおいてそれぞれ設けられており、活性化信号
CACおよびPAEは、各バンク単位で発生される活性
化信号CAC0−CAC3およびPAE0−PAE3を
示す。読出活性化信号φreはリードコマンド印加時活
性化される。
の構成を概略的に示す図である。図20において、プリ
アンプ活性化回路20caは、図16に示すコラム系制
御回路20cに含まれており、リード/ライト活性化信
号CAC読出活性化信号φreの論理積信号と内部クロ
ック信号intCLKに従ってプリアンプ活性化信号P
AEを出力する。このプリアンプ活性化回路20cは、
各バンクにおいてそれぞれ設けられており、活性化信号
CACおよびPAEは、各バンク単位で発生される活性
化信号CAC0−CAC3およびPAE0−PAE3を
示す。読出活性化信号φreはリードコマンド印加時活
性化される。
【0143】[アレイの他の構成]図21は、この発明
を実現する半導体記憶装置のメモリアレイの他の構成を
示す図である。図21においては、1つのメモリバンク
のメモリアレイの構成が示される。この図21に示すメ
モリアレイが、各バンクに対して設けられる。図21に
おいて、メモリアレイMAは、行方向および列方向に配
列される複数のサブアレイブロックSB00〜SBnm
を含む。これらのサブアレイブロックSB00〜SBn
mの各々は、行列状に配列される複数のメモリセルを有
する。行方向に整列して配置されるサブアレイブロック
が1つのサブアレイを構成する。たとえば、サブアレイ
ブロックSB00〜SB0mは、サブアレイSA0を構
成する。図21においては、サブアレイSA0〜SAn
が配置される。同じサブアレイに含まれるサブアレイブ
ロックに共通にワード線WLが配置される。図21にお
いては、サブアレイSA1に含まれるサブアレイブロッ
クSB10〜SB1mに対してワード線WLが共通に設
けられる状態を示す。
を実現する半導体記憶装置のメモリアレイの他の構成を
示す図である。図21においては、1つのメモリバンク
のメモリアレイの構成が示される。この図21に示すメ
モリアレイが、各バンクに対して設けられる。図21に
おいて、メモリアレイMAは、行方向および列方向に配
列される複数のサブアレイブロックSB00〜SBnm
を含む。これらのサブアレイブロックSB00〜SBn
mの各々は、行列状に配列される複数のメモリセルを有
する。行方向に整列して配置されるサブアレイブロック
が1つのサブアレイを構成する。たとえば、サブアレイ
ブロックSB00〜SB0mは、サブアレイSA0を構
成する。図21においては、サブアレイSA0〜SAn
が配置される。同じサブアレイに含まれるサブアレイブ
ロックに共通にワード線WLが配置される。図21にお
いては、サブアレイSA1に含まれるサブアレイブロッ
クSB10〜SB1mに対してワード線WLが共通に設
けられる状態を示す。
【0144】列方向に整列して配置されるサブアレイブ
ロックは、列ブロックを構成する。図21においては、
列ブロックSC0〜SCmを示す。たとえば、サブアレ
イブロックSB00〜SBn0は、列ブロックSC0を
構成する。1つの列ブロックに含まれるサブアレイブロ
ックに対しては共通に列選択線CSLが配置される。図
21においては、列ブロックSC0に対する列選択線C
SLaおよび列ブロックSC1に対する列選択線CSL
bおよび列ブロックSCmに対する列選択線CSLcを
代表的に示す。これらの列選択線CSLa〜CSLc
は、先の図16に示す列選択回路(20e)からの列選
択信号を伝達する。
ロックは、列ブロックを構成する。図21においては、
列ブロックSC0〜SCmを示す。たとえば、サブアレ
イブロックSB00〜SBn0は、列ブロックSC0を
構成する。1つの列ブロックに含まれるサブアレイブロ
ックに対しては共通に列選択線CSLが配置される。図
21においては、列ブロックSC0に対する列選択線C
SLaおよび列ブロックSC1に対する列選択線CSL
bおよび列ブロックSCmに対する列選択線CSLcを
代表的に示す。これらの列選択線CSLa〜CSLc
は、先の図16に示す列選択回路(20e)からの列選
択信号を伝達する。
【0145】サブアレイブロックSB00〜SBnmそ
れぞれに対し、ローカルデータバスLIO00〜LIO
nmが設けられる。これらのローカルデータバスLIO
00〜LIOnmは、対応のサブアレイブロックとのみ
データの授受を行なう。列ブロックSC0〜SCmに対
応して、対応の列ブロックとのみデータの授受を行なう
グローバルデータバスGI0〜GImが設けられる。た
とえば、グローバルデータバスGIO0は、列ブロック
SC0に含まれるサブアレイブロックSB00〜SBn
0とのみデータの授受を行なう。
れぞれに対し、ローカルデータバスLIO00〜LIO
nmが設けられる。これらのローカルデータバスLIO
00〜LIOnmは、対応のサブアレイブロックとのみ
データの授受を行なう。列ブロックSC0〜SCmに対
応して、対応の列ブロックとのみデータの授受を行なう
グローバルデータバスGI0〜GImが設けられる。た
とえば、グローバルデータバスGIO0は、列ブロック
SC0に含まれるサブアレイブロックSB00〜SBn
0とのみデータの授受を行なう。
【0146】ローカルデータバスLIO00〜LIOn
mと対応のグローバルデータバスGIO0〜GIOmを
接続するためにブロック選択ゲートTG00〜TGnm
が設けられる。ブロック選択ゲートTG00〜TGnm
は、対応のローカルデータバスLIO00〜LIOnm
と対応のグローバルデータバスGIO0〜GIOmの間
に接続され、アレイ選択信号RB0〜RBnに従って選
択的に導通状態となり、対応のローカルデータバスとグ
ローバルデータバスとを電気的に接続する。
mと対応のグローバルデータバスGIO0〜GIOmを
接続するためにブロック選択ゲートTG00〜TGnm
が設けられる。ブロック選択ゲートTG00〜TGnm
は、対応のローカルデータバスLIO00〜LIOnm
と対応のグローバルデータバスGIO0〜GIOmの間
に接続され、アレイ選択信号RB0〜RBnに従って選
択的に導通状態となり、対応のローカルデータバスとグ
ローバルデータバスとを電気的に接続する。
【0147】アレイ選択信号RB0〜RBnは、サブア
レイSA0〜SAnを選択し、選択サブアレイに対して
設けられたローカルデータバスをグローバルデータバス
に接続する。たとえば、サブアレイSA0に対するアレ
イ選択信号RB0は、ローカルデータバスLIO00〜
LIO0mに対して設けられたブロック選択ゲートTG
00〜TG0mに共通に与えられる。同様に、サブアレ
イSA1に対するアレイ選択信号RB1は、ローカルデ
ータバスLIO10〜LIO1mに対して設けられたブ
ロック選択ゲートTG10〜TG1mに共通に与えられ
る。また、サブアレイSAnに対するアレイ選択信号R
Bnは、ローカルデータバスLIOn0〜LIOnmに
対して設けられたブロック選択ゲートTGn0〜TGn
mに共通に与えられる。したがって、通常動作モード時
においては、1つのアレイ選択信号が活性状態へ駆動さ
れて、1つのサブアレイに含まれるサブアレイブロック
がグローバルデータバスGIO0〜GIOmに電気的に
接続される(ローカルデータバスとグローバルデータバ
スのバス幅が同じとき)。
レイSA0〜SAnを選択し、選択サブアレイに対して
設けられたローカルデータバスをグローバルデータバス
に接続する。たとえば、サブアレイSA0に対するアレ
イ選択信号RB0は、ローカルデータバスLIO00〜
LIO0mに対して設けられたブロック選択ゲートTG
00〜TG0mに共通に与えられる。同様に、サブアレ
イSA1に対するアレイ選択信号RB1は、ローカルデ
ータバスLIO10〜LIO1mに対して設けられたブ
ロック選択ゲートTG10〜TG1mに共通に与えられ
る。また、サブアレイSAnに対するアレイ選択信号R
Bnは、ローカルデータバスLIOn0〜LIOnmに
対して設けられたブロック選択ゲートTGn0〜TGn
mに共通に与えられる。したがって、通常動作モード時
においては、1つのアレイ選択信号が活性状態へ駆動さ
れて、1つのサブアレイに含まれるサブアレイブロック
がグローバルデータバスGIO0〜GIOmに電気的に
接続される(ローカルデータバスとグローバルデータバ
スのバス幅が同じとき)。
【0148】グローバルデータバスGIO0〜GIOm
それぞれに対し、データ読出時活性化されて対応のグロ
ーバルデータバス上のデータを増幅して共通データバス
CDB上に伝達するプリアンプ回路PAM0〜PAMm
と、データ書込時共通データバスCDB上の書込データ
を増幅して対応のグローバルデータバスへ伝達する書込
ドライバWD0〜WDmが設けられる。この共通データ
バスCDBは、バンクMB0〜MB3に共通に設けられ
たデータ入出力回路に接続される。
それぞれに対し、データ読出時活性化されて対応のグロ
ーバルデータバス上のデータを増幅して共通データバス
CDB上に伝達するプリアンプ回路PAM0〜PAMm
と、データ書込時共通データバスCDB上の書込データ
を増幅して対応のグローバルデータバスへ伝達する書込
ドライバWD0〜WDmが設けられる。この共通データ
バスCDBは、バンクMB0〜MB3に共通に設けられ
たデータ入出力回路に接続される。
【0149】グローバルデータバスGIO0〜GIOm
それぞれのビット幅とローカルデータバスLIO00〜
LIOnmのビット幅は同じである(1つのサブアレイ
のみが選択される場合)。しかしながら、このサブアレ
イSA0〜SAnにおいて、2つのサブアレイが選択さ
れ、これらの同時に選択されたサブアレイのサブアレイ
ブロックに対して設けられたローカルデータバスがグロ
ーバルデータバスの異なるバス線に接続される構成の場
合、グローバルデータバスのバス幅は、ローカルデータ
バスのバス幅よりも大きくなる。
それぞれのビット幅とローカルデータバスLIO00〜
LIOnmのビット幅は同じである(1つのサブアレイ
のみが選択される場合)。しかしながら、このサブアレ
イSA0〜SAnにおいて、2つのサブアレイが選択さ
れ、これらの同時に選択されたサブアレイのサブアレイ
ブロックに対して設けられたローカルデータバスがグロ
ーバルデータバスの異なるバス線に接続される構成の場
合、グローバルデータバスのバス幅は、ローカルデータ
バスのバス幅よりも大きくなる。
【0150】また、共通データバスCDBのバス幅とグ
ローバルデータバスGIO0〜GIOmのバス幅は同じ
であってもよく、または異なっていてもよい。異なる場
合には、プリアンプ回路PAM0〜PAMmが選択的に
活性状態とされ(列アドレスに従って)または書込ドラ
イバWD0〜WDmが選択的に活性状態とされる。これ
により、共通データバスCDBとグローバルデータバス
との間での複数ビットのデータの授受が行なわれる。
ローバルデータバスGIO0〜GIOmのバス幅は同じ
であってもよく、または異なっていてもよい。異なる場
合には、プリアンプ回路PAM0〜PAMmが選択的に
活性状態とされ(列アドレスに従って)または書込ドラ
イバWD0〜WDmが選択的に活性状態とされる。これ
により、共通データバスCDBとグローバルデータバス
との間での複数ビットのデータの授受が行なわれる。
【0151】この図21に示すメモリアレイの構成にお
いて、通常動作モード時においては、データの衝突が生
じないように、グローバルデータバスGIO0〜GIO
mとローカルデータバスLIO00〜LIOnmがブロ
ック選択信号RB0〜RBmに従って電気的に接続され
る。
いて、通常動作モード時においては、データの衝突が生
じないように、グローバルデータバスGIO0〜GIO
mとローカルデータバスLIO00〜LIOnmがブロ
ック選択信号RB0〜RBmに従って電気的に接続され
る。
【0152】ディスターブリフレッシュ動作時において
は、サブアレイSA0〜SAnにおいてワード線が同時
に選択状態へ駆動される。この場合、ローカルデータバ
スとグローバルデータバスが電気的に接続されていても
問題はない。ディスターブリフレッシュにおいては、ワ
ード線が順次選択状態へ駆動されるだけであり、列選択
動作は行なわれないためである。しかしながら、リード
ディスターブテストを行なう場合、列選択が行なわれ
る。この場合、リードディスターブテストを、通常動作
モード時よりも多くのサブアレイを選択している場合、
複数のローカルデータバスが同じグローバルデータバス
線に接続され、データの衝突が生じる。このためリード
ディスターブテストを行なう場合には、アレイ選択信号
RB0〜RBmを非活性状態に設定して、グローバルデ
ータバスGIO0〜GIOmとローカルデータバスLI
O00〜LIOnmとを電気的に切離す。単にサブアレ
イブロックSB00〜SBnmにおいて、センスアンプ
にラッチされたデータが対応のローカルデータバスLI
O00〜LIOnmに伝達されるだけである。この場合
においても、列選択線CSLが順次選択状態へ駆動され
ているため、十分にリードディスターブテストを行なう
ことができる。
は、サブアレイSA0〜SAnにおいてワード線が同時
に選択状態へ駆動される。この場合、ローカルデータバ
スとグローバルデータバスが電気的に接続されていても
問題はない。ディスターブリフレッシュにおいては、ワ
ード線が順次選択状態へ駆動されるだけであり、列選択
動作は行なわれないためである。しかしながら、リード
ディスターブテストを行なう場合、列選択が行なわれ
る。この場合、リードディスターブテストを、通常動作
モード時よりも多くのサブアレイを選択している場合、
複数のローカルデータバスが同じグローバルデータバス
線に接続され、データの衝突が生じる。このためリード
ディスターブテストを行なう場合には、アレイ選択信号
RB0〜RBmを非活性状態に設定して、グローバルデ
ータバスGIO0〜GIOmとローカルデータバスLI
O00〜LIOnmとを電気的に切離す。単にサブアレ
イブロックSB00〜SBnmにおいて、センスアンプ
にラッチされたデータが対応のローカルデータバスLI
O00〜LIOnmに伝達されるだけである。この場合
においても、列選択線CSLが順次選択状態へ駆動され
ているため、十分にリードディスターブテストを行なう
ことができる。
【0153】図22は、ブロック選択信号発生部の構成
を示す図である。図22において、ブロック選択信号発
生部は、図11に示すロウアドレスラッチ15cから与
えられる内部ロウアドレスのうちサブアレイを指定する
サブアレイアドレスRAをデコードしてサブアレイ指示
信号RGBを出力するアレイブロックデコーダ15da
と、モードセット指示信号MSを受けるインバータ15
baと、インバータ15baの出力信号とアレイブロッ
クデコーダ15baからのサブアレイ選択信号RDBと
を受けて、サブアレイ選択信号RBを出力するAND回
路15bbを含む。
を示す図である。図22において、ブロック選択信号発
生部は、図11に示すロウアドレスラッチ15cから与
えられる内部ロウアドレスのうちサブアレイを指定する
サブアレイアドレスRAをデコードしてサブアレイ指示
信号RGBを出力するアレイブロックデコーダ15da
と、モードセット指示信号MSを受けるインバータ15
baと、インバータ15baの出力信号とアレイブロッ
クデコーダ15baからのサブアレイ選択信号RDBと
を受けて、サブアレイ選択信号RBを出力するAND回
路15bbを含む。
【0154】アレイブロックデコーダ15daは、図1
1に示すロウ選択回路15dに含まれており、インバー
タ回路15baおよびAND回路15bbは、行系制御
回路15bに含まれる。このモードセット指示信号MS
は、通常動作時より、数多くのワード線が同時に選択状
態へ駆動されて順次選択されるディスターブリフレッシ
ュモード時においては、Lレベルに設定され、列選択線
CSLを順次選択するリードディスターブテスト時には
Hレベルに設定される。ただし、ディスターブリフレッ
シュモード時およびリードディスターブテスト時におい
ては、バンクに対するモードセット指示信号MSは活性
状態であり、バンクはすべて同時に活性化される。ただ
し、以下の説明においては、リードディスターブテスト
を指定するモードセット指示信号MSを、符号MSrで
示し、ディスターブリフレッシュテストを示すときに設
定されるモードセット指示信号MSを、符号MSdで示
す。
1に示すロウ選択回路15dに含まれており、インバー
タ回路15baおよびAND回路15bbは、行系制御
回路15bに含まれる。このモードセット指示信号MS
は、通常動作時より、数多くのワード線が同時に選択状
態へ駆動されて順次選択されるディスターブリフレッシ
ュモード時においては、Lレベルに設定され、列選択線
CSLを順次選択するリードディスターブテスト時には
Hレベルに設定される。ただし、ディスターブリフレッ
シュモード時およびリードディスターブテスト時におい
ては、バンクに対するモードセット指示信号MSは活性
状態であり、バンクはすべて同時に活性化される。ただ
し、以下の説明においては、リードディスターブテスト
を指定するモードセット指示信号MSを、符号MSrで
示し、ディスターブリフレッシュテストを示すときに設
定されるモードセット指示信号MSを、符号MSdで示
す。
【0155】この図22に示すサブアレイ選択信号発生
部の構成に従えば、リードディスターブテストを行なう
場合には、モードセット指示信号MSrがHレベルであ
り、インバータ15baの出力信号がLレベルとなり、
AND回路15bbからのサブアレイ選択信号RBがL
レベルとなり、図21に示すブロック選択ゲートTG0
0〜TGnmはすべてオフ状態となり、グローバルデー
タバスGIO0〜GIOmとローカルデータバスLIO
00〜LIOnmはすべて電気的に切離される。したが
って、各サブアレイにおいてビット線が選択状態へ駆動
されても、グローバルデータバス上でのデータの衝突は
生じず、正確にリードディスターブテストを行なうこと
ができる。
部の構成に従えば、リードディスターブテストを行なう
場合には、モードセット指示信号MSrがHレベルであ
り、インバータ15baの出力信号がLレベルとなり、
AND回路15bbからのサブアレイ選択信号RBがL
レベルとなり、図21に示すブロック選択ゲートTG0
0〜TGnmはすべてオフ状態となり、グローバルデー
タバスGIO0〜GIOmとローカルデータバスLIO
00〜LIOnmはすべて電気的に切離される。したが
って、各サブアレイにおいてビット線が選択状態へ駆動
されても、グローバルデータバス上でのデータの衝突は
生じず、正確にリードディスターブテストを行なうこと
ができる。
【0156】なお、ディスターブリフレッシュ時におい
ても、サブアレイ選択信号RBがLレベルに設定される
構成が用いられてもよい。
ても、サブアレイ選択信号RBがLレベルに設定される
構成が用いられてもよい。
【0157】図23は、1つのサブアレイSAに対する
ロウ選択回路の構成を概略的に示す図である。この図2
3に示すロウ選択回路30は、図11に示す行系制御回
路15bをマスタ制御回路としてセンスアンプ活性化信
号SPN、ビット線イコライズ指示信号BEQおよびワ
ード線駆動信号WXを受け、対応のサブアレイの活性/
非活性を制御する。
ロウ選択回路の構成を概略的に示す図である。この図2
3に示すロウ選択回路30は、図11に示す行系制御回
路15bをマスタ制御回路としてセンスアンプ活性化信
号SPN、ビット線イコライズ指示信号BEQおよびワ
ード線駆動信号WXを受け、対応のサブアレイの活性/
非活性を制御する。
【0158】図23において、ロウ選択回路30は、サ
ブアレイアドレス信号RAをデコードしてサブアレイ指
示信号RGBを出力するアレイブロックデコーダ30a
と、アレイブロックデコーダ30aの出力するサブアレ
イ指示信号RGBとモードセット指示信号MSとを受け
るORゲート30bと、ORゲート30bの出力信号の
活性化時活性化され、与えられたワード線アドレス信号
RArをデコードし、対応のワード線WLを選択状態へ
駆動するロウデコードドライバ30cと、ORゲート3
0bの出力信号の活性化時活性化され、ワード線駆動信
号WX、ビット線イコライズ指示信号BEQおよびセン
スアンプ活性化信号SPNに従って対応のサブアレイに
対するワード線駆動信号WXa、ビット線イコライズ指
示信号BEQaおよびセンスアンプ活性化信号SPNa
を出力するロウ系駆動回路30dを含む。ロウ系駆動回
路30dからのワード線駆動信号WXaはロウデコード
・ドライバ30cへ与えられる。ビット線イコライズ指
示信号BEQaおよびセンスアンプ活性化信号SPNa
は、サブアレイSAに含まれるビット線プリチャージ/
イコライズ回路およびセンスアンプに与えられる。
ブアレイアドレス信号RAをデコードしてサブアレイ指
示信号RGBを出力するアレイブロックデコーダ30a
と、アレイブロックデコーダ30aの出力するサブアレ
イ指示信号RGBとモードセット指示信号MSとを受け
るORゲート30bと、ORゲート30bの出力信号の
活性化時活性化され、与えられたワード線アドレス信号
RArをデコードし、対応のワード線WLを選択状態へ
駆動するロウデコードドライバ30cと、ORゲート3
0bの出力信号の活性化時活性化され、ワード線駆動信
号WX、ビット線イコライズ指示信号BEQおよびセン
スアンプ活性化信号SPNに従って対応のサブアレイに
対するワード線駆動信号WXa、ビット線イコライズ指
示信号BEQaおよびセンスアンプ活性化信号SPNa
を出力するロウ系駆動回路30dを含む。ロウ系駆動回
路30dからのワード線駆動信号WXaはロウデコード
・ドライバ30cへ与えられる。ビット線イコライズ指
示信号BEQaおよびセンスアンプ活性化信号SPNa
は、サブアレイSAに含まれるビット線プリチャージ/
イコライズ回路およびセンスアンプに与えられる。
【0159】この図23に示すロウ選択回路30は、サ
ブアレイそれぞれに対応して設けられ、サブアレイSA
単位での活性/非活性の制御が行なわれる。
ブアレイそれぞれに対応して設けられ、サブアレイSA
単位での活性/非活性の制御が行なわれる。
【0160】モードセット指示信号MSが非活性状態の
Lレベルのときには、ORゲート30bの出力信号はア
レイブロックデコーダ30aからのサブアレイ指定信号
RGBに従って変化する。対応のサブアレイSAが指定
されたときには、ロウデコード・ドライバ30cおよび
ロウ系駆動回路30dが活性化され、対応のサブアレイ
SAの活性/非活性化が行なわれる。
Lレベルのときには、ORゲート30bの出力信号はア
レイブロックデコーダ30aからのサブアレイ指定信号
RGBに従って変化する。対応のサブアレイSAが指定
されたときには、ロウデコード・ドライバ30cおよび
ロウ系駆動回路30dが活性化され、対応のサブアレイ
SAの活性/非活性化が行なわれる。
【0161】モードセット指示信号MSの活性化時に
は、アレイブロックデコーダ30aからのサブアレイ指
定信号RGBの状態にかかわらず、ORゲート30bの
出力信号がHレベルの活性状態となり、ロウデコード・
ドライバ30cおよびロウ系駆動回路30dが活性状態
となる。したがって、メモリアレイにおけるすべてのサ
ブアレイSAにおいて活性/非活性化が行なわれる。こ
れにより、ディスターブリフレッシュをメモリアレイ内
のすべてのサブアレイにおいて同時に行なうことができ
る。また、この図23に示す構成を用いれば、ディスタ
ーブリフレッシュおよびリードディスターブテストを同
時に行なうことができる。
は、アレイブロックデコーダ30aからのサブアレイ指
定信号RGBの状態にかかわらず、ORゲート30bの
出力信号がHレベルの活性状態となり、ロウデコード・
ドライバ30cおよびロウ系駆動回路30dが活性状態
となる。したがって、メモリアレイにおけるすべてのサ
ブアレイSAにおいて活性/非活性化が行なわれる。こ
れにより、ディスターブリフレッシュをメモリアレイ内
のすべてのサブアレイにおいて同時に行なうことができ
る。また、この図23に示す構成を用いれば、ディスタ
ーブリフレッシュおよびリードディスターブテストを同
時に行なうことができる。
【0162】この図23に示すモードセット指示信号M
Sは、リードディスターブモード時に活性状態とされる
モードセット指示信号MSrおよびディスターブリフレ
ッシュモードを指定したときに活性状態とされるモード
セット指示信号MSdのORにより生成され、両モード
時において活性状態とされる。
Sは、リードディスターブモード時に活性状態とされる
モードセット指示信号MSrおよびディスターブリフレ
ッシュモードを指定したときに活性状態とされるモード
セット指示信号MSdのORにより生成され、両モード
時において活性状態とされる。
【0163】したがって、ディスターブリフレッシュお
よびリードディスターブテストを同時に行なうことがで
き、テスト時間の短縮を実現することができる。特に全
バンクにおいて同時にこれらのテストが行なわれるた
め、テスト時間のより一層の短縮が可能となる。
よびリードディスターブテストを同時に行なうことがで
き、テスト時間の短縮を実現することができる。特に全
バンクにおいて同時にこれらのテストが行なわれるた
め、テスト時間のより一層の短縮が可能となる。
【0164】[メモリアレイの変更例2]図24は、メ
モリアレイの変更例2の構成を示す図である。図24に
おいて、サブアレイSB00〜SBnmそれぞれに対応
して設けられるローカルデータバスLIO00〜LIO
nm各々に対し、インバータIVからのモードセット指
示信号MSrのLレベルのときにオフ状態となる分離ゲ
ートIGが設けられる。この分離ゲートIGがオフ状態
となると、ローカルデータバスLIO00〜LIOnm
の各々は、サブローカルデータバスLIaおよびLIb
に2分割される。
モリアレイの変更例2の構成を示す図である。図24に
おいて、サブアレイSB00〜SBnmそれぞれに対応
して設けられるローカルデータバスLIO00〜LIO
nm各々に対し、インバータIVからのモードセット指
示信号MSrのLレベルのときにオフ状態となる分離ゲ
ートIGが設けられる。この分離ゲートIGがオフ状態
となると、ローカルデータバスLIO00〜LIOnm
の各々は、サブローカルデータバスLIaおよびLIb
に2分割される。
【0165】モードセット指示信号MSrがHレベルの
活性状態となるのはリードディスターブテストモード時
であり、このリードディスターブテスト時ローカルデー
タバスLIO00〜LIOnmを、分離ゲートIGをオ
フ状態として2分割する。ブロック選択ゲートTG00
〜TGnmはすべてサブアレイ選択信号RB0〜RBn
が非活性状態にあり、オフ状態にある。したがって、こ
のリードディスターブテスト時、ローカルデータバスL
IO00〜LIOnmのサブローカルデータバスLIa
およびLIbに対し、同時に対応のサブアレイのセンス
アンプにラッチされたデータを伝達しても、データの衝
突は生じない。したがって、このリードディスターブテ
スト時において、各サブアレイブロックにおいて、2つ
の列選択線CSLaaおよびCSLabを同時に選択状
態へ駆動し、ローカルデータバスLIO00〜LIOn
mのサブローカルデータバスLIaおよびLIbにデー
タを読出し、リードディスターブテスト時間をより短縮
する。この場合においても、ブロック選択ゲートTG0
0〜TGnmはすべてオフ状態にあり(図22参照)、
グローバルデータバスGIO0〜GIOm上でのデータ
の衝突は生じず、正確にリードディスターブテストを行
なうことができる。
活性状態となるのはリードディスターブテストモード時
であり、このリードディスターブテスト時ローカルデー
タバスLIO00〜LIOnmを、分離ゲートIGをオ
フ状態として2分割する。ブロック選択ゲートTG00
〜TGnmはすべてサブアレイ選択信号RB0〜RBn
が非活性状態にあり、オフ状態にある。したがって、こ
のリードディスターブテスト時、ローカルデータバスL
IO00〜LIOnmのサブローカルデータバスLIa
およびLIbに対し、同時に対応のサブアレイのセンス
アンプにラッチされたデータを伝達しても、データの衝
突は生じない。したがって、このリードディスターブテ
スト時において、各サブアレイブロックにおいて、2つ
の列選択線CSLaaおよびCSLabを同時に選択状
態へ駆動し、ローカルデータバスLIO00〜LIOn
mのサブローカルデータバスLIaおよびLIbにデー
タを読出し、リードディスターブテスト時間をより短縮
する。この場合においても、ブロック選択ゲートTG0
0〜TGnmはすべてオフ状態にあり(図22参照)、
グローバルデータバスGIO0〜GIOm上でのデータ
の衝突は生じず、正確にリードディスターブテストを行
なうことができる。
【0166】図25は、図24に示す列選択線を駆動す
るための構成を示す図である。図25において、サブア
レイブロックSBは、2つの領域♯Aおよび♯Bに分割
される。領域♯Aは、コラムアドレス信号ビットCA0
がHレベルのときに選択され、領域♯Bは、補のコラム
アドレス信号ビット/CA0がHレベルのときに選択状
態へ駆動される。コラムデコーダCDは、与えられたコ
ラムアドレス信号ビットCA0,/CA0〜CA7,/
CA7をデコードしてアドレス指定された列に対応する
列選択線を選択状態へ駆動する。このコラムデコーダC
Dに対し、コラムアドレス信号ビットCA0とモードセ
ット指示信号MSrを受けるORゲートOG1およびコ
ラムアドレス信号ビット/CA0とモードセット指示信
号MSrを受けるORゲートOG2を設ける。モードセ
ット指示信号MSrがLレベルの非活性状態のときに
は、コラムデコーダCDへは、コラムアドレス信号ビッ
トCA0および/CA0がそのまま与えられる。一方、
モードセット指示信号MSrがHレベルのときには、コ
ラムアドレス信号ビットCA0および/CA0がともに
HレベルとなってコラムデコーダCDへ与えられる。こ
の状態においては、サブアレイブロックSBにおいて領
域♯Aおよび♯Bそれぞれにおいて列選択線CSLaお
よびCSLbが同時に選択状態へ駆動される。
るための構成を示す図である。図25において、サブア
レイブロックSBは、2つの領域♯Aおよび♯Bに分割
される。領域♯Aは、コラムアドレス信号ビットCA0
がHレベルのときに選択され、領域♯Bは、補のコラム
アドレス信号ビット/CA0がHレベルのときに選択状
態へ駆動される。コラムデコーダCDは、与えられたコ
ラムアドレス信号ビットCA0,/CA0〜CA7,/
CA7をデコードしてアドレス指定された列に対応する
列選択線を選択状態へ駆動する。このコラムデコーダC
Dに対し、コラムアドレス信号ビットCA0とモードセ
ット指示信号MSrを受けるORゲートOG1およびコ
ラムアドレス信号ビット/CA0とモードセット指示信
号MSrを受けるORゲートOG2を設ける。モードセ
ット指示信号MSrがLレベルの非活性状態のときに
は、コラムデコーダCDへは、コラムアドレス信号ビッ
トCA0および/CA0がそのまま与えられる。一方、
モードセット指示信号MSrがHレベルのときには、コ
ラムアドレス信号ビットCA0および/CA0がともに
HレベルとなってコラムデコーダCDへ与えられる。こ
の状態においては、サブアレイブロックSBにおいて領
域♯Aおよび♯Bそれぞれにおいて列選択線CSLaお
よびCSLbが同時に選択状態へ駆動される。
【0167】この図25に示すようにモードセット指示
信号MSrに従って所定のコラムアドレス信号ビットを
縮退状態(ビットCA0および/CA0がともにHレベ
ルの選択状態)に設定することにより、容易に必要な数
の列選択線を同時に選択状態へ駆動することができる。
信号MSrに従って所定のコラムアドレス信号ビットを
縮退状態(ビットCA0および/CA0がともにHレベ
ルの選択状態)に設定することにより、容易に必要な数
の列選択線を同時に選択状態へ駆動することができる。
【0168】[データ読出部の構成]図26は、この発
明を実現する半導体記憶装置のデータ読出部の構成を概
略的に示す図である。図26において、メモリバンクM
B0〜MB3の選択メモリセルから読出されたデータ
が、それぞれ対応のバンク読出データバスRDF0〜R
DF3上に伝達される。これらのバンク読出データバス
RDF0〜RDF3の各々は16ビットの幅を有する。
すなわち、メモリバンクMB0〜MB3からは、16ビ
ットのデータが読出される。これらのバンク読出データ
バスRDF0〜RDF3の各々は、図21に示す共通デ
ータバスCDBに対応する。
明を実現する半導体記憶装置のデータ読出部の構成を概
略的に示す図である。図26において、メモリバンクM
B0〜MB3の選択メモリセルから読出されたデータ
が、それぞれ対応のバンク読出データバスRDF0〜R
DF3上に伝達される。これらのバンク読出データバス
RDF0〜RDF3の各々は16ビットの幅を有する。
すなわち、メモリバンクMB0〜MB3からは、16ビ
ットのデータが読出される。これらのバンク読出データ
バスRDF0〜RDF3の各々は、図21に示す共通デ
ータバスCDBに対応する。
【0169】バンク読出データバスRDF0〜RDF3
それぞれに対応して、与えられた16ビットのデータを
4ビットのデータに圧縮して(縮退して)出力する縮退
回路40−0〜40−3が設けられる。これらの縮退回
路40−0〜40−3の各々は、与えられたデータの論
理の一致/不一致を判定しその判定結果を示す信号を縮
退データとして出力する。
それぞれに対応して、与えられた16ビットのデータを
4ビットのデータに圧縮して(縮退して)出力する縮退
回路40−0〜40−3が設けられる。これらの縮退回
路40−0〜40−3の各々は、与えられたデータの論
理の一致/不一致を判定しその判定結果を示す信号を縮
退データとして出力する。
【0170】バンク読出データバスRDF0〜RDF3
の各々は、バンク選択ゲートGS0〜GS3を介して共
通読出データバスRDに結合される。これらのバンク選
択ゲートGS0〜GS3の各々は、バンク選択信号BE
0とモードセット指示信号MSの反転信号/MSの論理
積がHレベルのときに導通状態となり、対応のバンク読
出データバスRDF0〜RDF3を共通読出データバス
RDに電気的に接続する。バンク活性化信号BE0〜B
E3は、その生成法は以下に説明するが、図10に示す
コラム活性化信号CE0〜CE3に従って生成される。
したがって通常動作モード時においては、モードセット
指示信号/MSがHレベルの非活性状態にあり、バンク
選択ゲートGS0〜GS3は、バンク活性化信号BE0
〜BE3に従って導通/非導通状態となる。
の各々は、バンク選択ゲートGS0〜GS3を介して共
通読出データバスRDに結合される。これらのバンク選
択ゲートGS0〜GS3の各々は、バンク選択信号BE
0とモードセット指示信号MSの反転信号/MSの論理
積がHレベルのときに導通状態となり、対応のバンク読
出データバスRDF0〜RDF3を共通読出データバス
RDに電気的に接続する。バンク活性化信号BE0〜B
E3は、その生成法は以下に説明するが、図10に示す
コラム活性化信号CE0〜CE3に従って生成される。
したがって通常動作モード時においては、モードセット
指示信号/MSがHレベルの非活性状態にあり、バンク
選択ゲートGS0〜GS3は、バンク活性化信号BE0
〜BE3に従って導通/非導通状態となる。
【0171】縮退回路40−0〜40−3の各々の出力
は、縮退データ選択ゲートGT0〜GT3を介してそれ
ぞれ共通読出データバスの予め定められたバス線に結合
される。これらの縮退データ選択ゲートGT0〜GT3
は、モードセット指示信号MSの活性化時導通し、対応
の縮退回路40−0〜40−3からの縮退データを共通
読出データバスRDに伝達する。
は、縮退データ選択ゲートGT0〜GT3を介してそれ
ぞれ共通読出データバスの予め定められたバス線に結合
される。これらの縮退データ選択ゲートGT0〜GT3
は、モードセット指示信号MSの活性化時導通し、対応
の縮退回路40−0〜40−3からの縮退データを共通
読出データバスRDに伝達する。
【0172】縮退回路40−0〜40−3の各々が出力
する4ビットデータは、共通読出データバスRDの異な
るデータバス線に伝達される。すなわち、縮退回路40
−0の4ビットデータは共通データバスRDの4ビット
のバス線RD<0:3>上に伝達される。縮退回路40
−1の4ビットデータは、共通読出データバスRDの4
ビットデータバス線RD<4:7>に伝達される。縮退
回路40−2の出力する4ビットデータは、共通読出デ
ータバスRDのバス線RD<8:11>上に伝達され
る。縮退回路40−3の出力する4ビットデータは、共
通読出データバスRDのバス線RD<12:15>上に
伝達される。これにより、テストデータ読出時メモリバ
ンクMB0〜MB3すべてを同時に動作させてメモリセ
ルデータを読出しても、各バンクからの選択メモリセル
データの圧縮データを共通読出データバスRD上に衝突
することなく伝達することができる。
する4ビットデータは、共通読出データバスRDの異な
るデータバス線に伝達される。すなわち、縮退回路40
−0の4ビットデータは共通データバスRDの4ビット
のバス線RD<0:3>上に伝達される。縮退回路40
−1の4ビットデータは、共通読出データバスRDの4
ビットデータバス線RD<4:7>に伝達される。縮退
回路40−2の出力する4ビットデータは、共通読出デ
ータバスRDのバス線RD<8:11>上に伝達され
る。縮退回路40−3の出力する4ビットデータは、共
通読出データバスRDのバス線RD<12:15>上に
伝達される。これにより、テストデータ読出時メモリバ
ンクMB0〜MB3すべてを同時に動作させてメモリセ
ルデータを読出しても、各バンクからの選択メモリセル
データの圧縮データを共通読出データバスRD上に衝突
することなく伝達することができる。
【0173】共通読出データバスRDは出力回路OBに
接続され、この出力回路OBは、活性化時16ビットの
共通読出データバスRD上のデータをバッファ処理して
データ出力端子DQ0〜DQ15上に伝達する。
接続され、この出力回路OBは、活性化時16ビットの
共通読出データバスRD上のデータをバッファ処理して
データ出力端子DQ0〜DQ15上に伝達する。
【0174】図27は、図26に示すメモリバンクMB
0に対して設けられた縮退回路40−0の構成の一例を
示す図である。図27において、この縮退回路40−0
は、バンク読出データバスRDF0<0:15>の異な
る4ビットのバス線上の信号を受ける4つのAND回路
を含む。図27においては、4ビットバス線RDF0<
0>〜RDF0<3>のデータを受けるAND回路40
aと、バス線RDF0<12>〜RDF0<15>上の
データを受けるAND回路40bを示す。残りの4ビッ
トバス線RDF0<4>〜RDF0<7>およびRDF
0<8>〜RDF0<11>に対してもそれぞれAND
回路が設けられる。AND回路40aの出力信号は、縮
退データ選択ゲートGTaを介して共通読出データバス
RD<0:3>上に伝達される。AND回路40bの出
力信号は、縮退データ選択ゲートGTbを介して共通読
出データバスRD<3>上に伝達される。残りのメモリ
バンクMB1〜MB3に対して設けられた縮退回路40
−1〜40−3も同様の構成を備え、それぞれ4ビット
データを1ビットデータに圧縮するAND回路が設けら
れ、縮退データ選択ゲートを介して共通読出データバス
線の異なるバス線上にこの出力信号が伝達される。
0に対して設けられた縮退回路40−0の構成の一例を
示す図である。図27において、この縮退回路40−0
は、バンク読出データバスRDF0<0:15>の異な
る4ビットのバス線上の信号を受ける4つのAND回路
を含む。図27においては、4ビットバス線RDF0<
0>〜RDF0<3>のデータを受けるAND回路40
aと、バス線RDF0<12>〜RDF0<15>上の
データを受けるAND回路40bを示す。残りの4ビッ
トバス線RDF0<4>〜RDF0<7>およびRDF
0<8>〜RDF0<11>に対してもそれぞれAND
回路が設けられる。AND回路40aの出力信号は、縮
退データ選択ゲートGTaを介して共通読出データバス
RD<0:3>上に伝達される。AND回路40bの出
力信号は、縮退データ選択ゲートGTbを介して共通読
出データバスRD<3>上に伝達される。残りのメモリ
バンクMB1〜MB3に対して設けられた縮退回路40
−1〜40−3も同様の構成を備え、それぞれ4ビット
データを1ビットデータに圧縮するAND回路が設けら
れ、縮退データ選択ゲートを介して共通読出データバス
線の異なるバス線上にこの出力信号が伝達される。
【0175】この図27に示すように、縮退回路40−
0〜40−3からのデータを共通読出データバス線RD
<0>〜RD<15>上に伝達することにより、これら
の共通読出データバス線RD<0>〜RD<15>の各
々の上には、4ビットデータが1ビットデータに圧縮さ
れて伝達される。
0〜40−3からのデータを共通読出データバス線RD
<0>〜RD<15>上に伝達することにより、これら
の共通読出データバス線RD<0>〜RD<15>の各
々の上には、4ビットデータが1ビットデータに圧縮さ
れて伝達される。
【0176】図28は、バンク選択ゲートGS0〜GS
3へ与えられるバンク活性化信号BE0〜BE3を発生
する部分の構成を示す図である。このバンク活性化信号
発生部は、図16に示すコラム系制御回路に含まれても
よく、またこれと別に設けられてもよい。この図28に
示すバンク活性化信号発生部は各バンクに対して設けら
れる。
3へ与えられるバンク活性化信号BE0〜BE3を発生
する部分の構成を示す図である。このバンク活性化信号
発生部は、図16に示すコラム系制御回路に含まれても
よく、またこれと別に設けられてもよい。この図28に
示すバンク活性化信号発生部は各バンクに対して設けら
れる。
【0177】図28において、バンク活性化信号発生部
は、コラム系活性化信号CEの活性化時セットされるフ
リップフロップ45aと、このフリップフロップ45a
の出力信号の活性化に応答して起動され、CASレイテ
ンシ−1のクロックサイクル期間カウントし、バンク活
性化信号BE(BE0−BE3)を出力するCASレイ
テンシカウンタ45bと、このCASレイテンシカウン
タ45bからのバンク活性化信号BEの活性化時活性化
され、バースト長期間をカウントしてカウントアップ信
号をセット/リセットフリップフロップのリセット入力
Rへ与えるバースト長カウンタ45cを含む。これらの
CASレイテンシカウンタ45bおよびバースト長カウ
ンタ45cは、内部クロック信号に同期して動作するシ
フトレジスタで構成されており、与えられた信号をクロ
ック信号に従って所定期間シフトしてその出力信号を生
成する。次にこの図28に示すバンク活性化信号発生部
の動作を図29に示すタイミングチャート図を参照して
説明する。
は、コラム系活性化信号CEの活性化時セットされるフ
リップフロップ45aと、このフリップフロップ45a
の出力信号の活性化に応答して起動され、CASレイテ
ンシ−1のクロックサイクル期間カウントし、バンク活
性化信号BE(BE0−BE3)を出力するCASレイ
テンシカウンタ45bと、このCASレイテンシカウン
タ45bからのバンク活性化信号BEの活性化時活性化
され、バースト長期間をカウントしてカウントアップ信
号をセット/リセットフリップフロップのリセット入力
Rへ与えるバースト長カウンタ45cを含む。これらの
CASレイテンシカウンタ45bおよびバースト長カウ
ンタ45cは、内部クロック信号に同期して動作するシ
フトレジスタで構成されており、与えられた信号をクロ
ック信号に従って所定期間シフトしてその出力信号を生
成する。次にこの図28に示すバンク活性化信号発生部
の動作を図29に示すタイミングチャート図を参照して
説明する。
【0178】図29において、クロックサイクル♯0に
おいてリードコマンドが与えられ、コラム系活性化信号
CEが所定期間活性状態となる。これにより、セット/
リセットフリップフロップ45aがセットされ、その出
力Qからの信号がHレベルに立上がる。CASレイテン
シカウンタ45bは、CASレイテンシ−1サイクル期
間与えられた信号を遅延する。今、CASレイテンシが
2の場合を考えると、クロックサイクル♯1において、
このCASレイテンシカウンタ45bからのバンク活性
化信号BEが活性状態となり、かつバースト長カウンタ
45cが起動される。このバンク活性化信号BEの活性
化に従って、バンク選択ゲートが導通し、出力回路へ読
出データが与えられて、クロックサイクル♯2におい
て、最初に読出データQ0が確定状態となる。今、バー
スト長が4であるとすると、クロックサイクル♯3、♯
4および♯5それぞれにおいて、データQ1、Q2およ
びQ3がそれぞれ出力回路OBへ与えられてクロック信
号CLKの立上がりエッジで確定状態となる。
おいてリードコマンドが与えられ、コラム系活性化信号
CEが所定期間活性状態となる。これにより、セット/
リセットフリップフロップ45aがセットされ、その出
力Qからの信号がHレベルに立上がる。CASレイテン
シカウンタ45bは、CASレイテンシ−1サイクル期
間与えられた信号を遅延する。今、CASレイテンシが
2の場合を考えると、クロックサイクル♯1において、
このCASレイテンシカウンタ45bからのバンク活性
化信号BEが活性状態となり、かつバースト長カウンタ
45cが起動される。このバンク活性化信号BEの活性
化に従って、バンク選択ゲートが導通し、出力回路へ読
出データが与えられて、クロックサイクル♯2におい
て、最初に読出データQ0が確定状態となる。今、バー
スト長が4であるとすると、クロックサイクル♯3、♯
4および♯5それぞれにおいて、データQ1、Q2およ
びQ3がそれぞれ出力回路OBへ与えられてクロック信
号CLKの立上がりエッジで確定状態となる。
【0179】バースト長カウンタ45cはバースト長期
間すなわち、4クロックサイクル期間カウントし、クロ
ックサイクル♯4においてその出力信号が活性状態とな
り、セット/リセットフリップフロップ45aがリセッ
トされる。このセット/リセットフリップフロップ45
aの出力信号はCASレイテンシカウンタ45bを介し
て伝達される。したがって、クロックサイクル♯5にお
いてバンク活性化信号BEが非活性状態となる。
間すなわち、4クロックサイクル期間カウントし、クロ
ックサイクル♯4においてその出力信号が活性状態とな
り、セット/リセットフリップフロップ45aがリセッ
トされる。このセット/リセットフリップフロップ45
aの出力信号はCASレイテンシカウンタ45bを介し
て伝達される。したがって、クロックサイクル♯5にお
いてバンク活性化信号BEが非活性状態となる。
【0180】この図29に示す動作波形においては、出
力回路は与えられたデータをその取込んだクロックサイ
クルにおいて出力するように説明している。しかしなが
ら、出力回路が1段のラッチ回路を含み、取込んだデー
タを次のクロックサイクルで出力する場合には、このバ
ンク活性化信号BEの活性期間もそれに応じて異なる。
力回路は与えられたデータをその取込んだクロックサイ
クルにおいて出力するように説明している。しかしなが
ら、出力回路が1段のラッチ回路を含み、取込んだデー
タを次のクロックサイクルで出力する場合には、このバ
ンク活性化信号BEの活性期間もそれに応じて異なる。
【0181】このバンク活性化信号BE(BE0−BE
3)を縮退データ選択ゲートへも与えることにより、テ
スト動作時においても、正確に、レイテンシのパラメー
タに従って正確なタイミングでデータの読出を行なうこ
とができる。
3)を縮退データ選択ゲートへも与えることにより、テ
スト動作時においても、正確に、レイテンシのパラメー
タに従って正確なタイミングでデータの読出を行なうこ
とができる。
【0182】この図28に示すバンク活性化信号発生部
の構成を図17に示すバンク活性化信号BE0〜BE3
を発生するためにも用いられる。
の構成を図17に示すバンク活性化信号BE0〜BE3
を発生するためにも用いられる。
【0183】次に、この図26に示す半導体記憶装置の
動作を図30に示すタイミングチャート図を参照して説
明する。
動作を図30に示すタイミングチャート図を参照して説
明する。
【0184】クロックサイクル♯0においてモードセッ
トコマンドが与えられる。このモードセットコマンドが
与えられたときのアドレス信号ADをモード設定信号M
として、全バンクの同時活性化が指定され、またディス
ターブリフレッシュを行なうか、リードディスターブテ
ストを行なうかなどのテストモードが指定される。この
モードセットコマンドに従ってモードセット指示信号M
SがHレベルの活性状態となる。これにより、テストモ
ードが設定される。次いでクロックサイクル♯1におい
てアクティブコマンドが与えられる。モードセット指示
信号MSがHレベルの活性状態にあり、このときには、
アドレス信号ADをロウアドレス信号としてすべてのバ
ンクにおいて行選択動作が行なわれる。バンクアドレス
信号がすべて無視され、すべてのバンクが活性状態へ駆
動される。
トコマンドが与えられる。このモードセットコマンドが
与えられたときのアドレス信号ADをモード設定信号M
として、全バンクの同時活性化が指定され、またディス
ターブリフレッシュを行なうか、リードディスターブテ
ストを行なうかなどのテストモードが指定される。この
モードセットコマンドに従ってモードセット指示信号M
SがHレベルの活性状態となる。これにより、テストモ
ードが設定される。次いでクロックサイクル♯1におい
てアクティブコマンドが与えられる。モードセット指示
信号MSがHレベルの活性状態にあり、このときには、
アドレス信号ADをロウアドレス信号としてすべてのバ
ンクにおいて行選択動作が行なわれる。バンクアドレス
信号がすべて無視され、すべてのバンクが活性状態へ駆
動される。
【0185】次いでクロックサイクル♯2においてライ
トコマンドが与えられ、そのときのアドレス信号ADを
コラムアドレス信号として列選択動作が行なわれる。こ
のライトコマンドが与えられたときのデータDが順次メ
モリセルへ書込まれる。このテストデータの書込をすべ
てのメモリセルに対して行なうと、クロックサイクル♯
3においてプリチャージコマンドを与え、テストデータ
の書込サイクルが完了する。このテストデータの書込回
路は、先の図21に示す書込ドライバWD0〜WDmを
すべてのバンクにおいて活性状態としてデータの書込を
行なう。このテストデータ書込時においては、先の図2
4に示すようなローカルデータバスの2分割は行なわれ
ない。
トコマンドが与えられ、そのときのアドレス信号ADを
コラムアドレス信号として列選択動作が行なわれる。こ
のライトコマンドが与えられたときのデータDが順次メ
モリセルへ書込まれる。このテストデータの書込をすべ
てのメモリセルに対して行なうと、クロックサイクル♯
3においてプリチャージコマンドを与え、テストデータ
の書込サイクルが完了する。このテストデータの書込回
路は、先の図21に示す書込ドライバWD0〜WDmを
すべてのバンクにおいて活性状態としてデータの書込を
行なう。このテストデータ書込時においては、先の図2
4に示すようなローカルデータバスの2分割は行なわれ
ない。
【0186】次いで、このクロックサイクル♯3以降に
おいて、必要なテストが行なわれ、ディスターブリフレ
ッシュ動作および/またはリードディスターブテストが
行なわれる。このテスト期間においてリードディスター
ブテストを行なう場合には、先の図24の構成を実現す
るために、新たにモードセットコマンドが与えられて、
各ローカルデータバスの2分割が行なわれる。
おいて、必要なテストが行なわれ、ディスターブリフレ
ッシュ動作および/またはリードディスターブテストが
行なわれる。このテスト期間においてリードディスター
ブテストを行なう場合には、先の図24の構成を実現す
るために、新たにモードセットコマンドが与えられて、
各ローカルデータバスの2分割が行なわれる。
【0187】このディスターブリフレッシュおよび/ま
たはリードディスターブテストは、先の実施の形態にお
いて説明したように全バンクの全サブアレイにおいて同
時に行なわれる。
たはリードディスターブテストは、先の実施の形態にお
いて説明したように全バンクの全サブアレイにおいて同
時に行なわれる。
【0188】このディスターブテスト期間が完了する
と、次いでメモリセルのデータの読出が行なわれる。
と、次いでメモリセルのデータの読出が行なわれる。
【0189】クロックサイクル♯4においてアクティブ
コマンドを与え、そのときのアドレス信号ADをロウア
ドレス信号Xとして全バンクにおいて行選択が行なわれ
る。続いて、クロックサイクル♯5においてリードコマ
ンドを与え、そのときのアドレス信号ADをコラムアド
レス信号としてメモリセルの選択動作が行なわれる。こ
のリードコマンドに従って図26のメモリバンクMB0
〜MB3それぞれから16ビットのメモリセルデータが
読出される。モードセット指示信号MSがHレベルの活
性状態にあり、バンク活性化信号BE0−BE3は、コ
ラム系活性化信号CE0−CE3がすべて活性状態にあ
るため活性状態にあり、バンク選択ゲートGS0〜GS
3が非導通状態にあり、一方、縮退データ選択ゲートG
T0〜GT3が導通状態にある。縮退回路40−0〜4
0−3各々は、与えられた16ビットのデータを4ビッ
トデータに縮退して読出データバスRD上に伝達し出力
回路OBを介してデータ入出力端子DQ0−DQ15へ
出力する。
コマンドを与え、そのときのアドレス信号ADをロウア
ドレス信号Xとして全バンクにおいて行選択が行なわれ
る。続いて、クロックサイクル♯5においてリードコマ
ンドを与え、そのときのアドレス信号ADをコラムアド
レス信号としてメモリセルの選択動作が行なわれる。こ
のリードコマンドに従って図26のメモリバンクMB0
〜MB3それぞれから16ビットのメモリセルデータが
読出される。モードセット指示信号MSがHレベルの活
性状態にあり、バンク活性化信号BE0−BE3は、コ
ラム系活性化信号CE0−CE3がすべて活性状態にあ
るため活性状態にあり、バンク選択ゲートGS0〜GS
3が非導通状態にあり、一方、縮退データ選択ゲートG
T0〜GT3が導通状態にある。縮退回路40−0〜4
0−3各々は、与えられた16ビットのデータを4ビッ
トデータに縮退して読出データバスRD上に伝達し出力
回路OBを介してデータ入出力端子DQ0−DQ15へ
出力する。
【0190】この縮退回路を用いて、各縮退回路の出力
信号を異なる読出データバス線上に伝達することによ
り、全バンクから同時にメモリセルデータを読出しても
正確にデータの衝突を伴うことなくデータの読出を行な
うことができる。以降このバースト長データの読出が完
了するごとに、リードコマンドを与える。ページ(ワー
ド線)を切換える必要が生じたとき、クロックサイクル
♯6においてプリチャージコマンドを与え、全バンクを
一旦非活性状態へ駆動する。続いて、クロックサイクル
♯7においてアクティブコマンドを与え、新たなアドレ
ス信号ADをロウアドレス信号として全バンクにおいて
行選択動作が行なわれる。続いてクロックサイクル♯8
においてリードコマンドを与え、そのときのアドレス信
号ADをコラムアドレス信号として列選択動作が行なわ
れまたメモリセルデータの読出が行なわれる。以降この
読出動作を各ワード線に対して実行する。このデータ読
出が1行のメモリセルについて完了すると、クロックサ
イクル♯9においてプリチャージコマンドが与えられ、
次の行選択動作が行なわれる。この動作を繰返し、全ワ
ード線についてメモリセルデータの読出を行ない、読出
されたメモリセルデータの論理がすべて一致しているか
否かの判定が行なわれる。この読出したメモリセルデー
タの論理の一致/不一致により、メモリセルが正常であ
るか不良であるかを識別することができる。なお、当
然、書込データはすべて論理が同じである。
信号を異なる読出データバス線上に伝達することによ
り、全バンクから同時にメモリセルデータを読出しても
正確にデータの衝突を伴うことなくデータの読出を行な
うことができる。以降このバースト長データの読出が完
了するごとに、リードコマンドを与える。ページ(ワー
ド線)を切換える必要が生じたとき、クロックサイクル
♯6においてプリチャージコマンドを与え、全バンクを
一旦非活性状態へ駆動する。続いて、クロックサイクル
♯7においてアクティブコマンドを与え、新たなアドレ
ス信号ADをロウアドレス信号として全バンクにおいて
行選択動作が行なわれる。続いてクロックサイクル♯8
においてリードコマンドを与え、そのときのアドレス信
号ADをコラムアドレス信号として列選択動作が行なわ
れまたメモリセルデータの読出が行なわれる。以降この
読出動作を各ワード線に対して実行する。このデータ読
出が1行のメモリセルについて完了すると、クロックサ
イクル♯9においてプリチャージコマンドが与えられ、
次の行選択動作が行なわれる。この動作を繰返し、全ワ
ード線についてメモリセルデータの読出を行ない、読出
されたメモリセルデータの論理がすべて一致しているか
否かの判定が行なわれる。この読出したメモリセルデー
タの論理の一致/不一致により、メモリセルが正常であ
るか不良であるかを識別することができる。なお、当
然、書込データはすべて論理が同じである。
【0191】また、データの書込および読出は、全バン
クに対し同時に行なわれるが、選択状態へ駆動されるワ
ード線の数はディスターブテスト期間よりも少ない。し
たがってディスターブテスト期間において、このテスト
データの書込および読出を行なうときのワード線よりも
より多くのワード線およびコラム選択線を活性状態とす
るために、ディスターブテスト期間開始時において新た
にこれらのディスターブテストを行なうためのセットが
行なわれる。これにより、テストデータ書込時およびテ
ストデータ読出時において同時に複数本のワード線およ
び/または複数のコラム線(ビット線対)が同時に選択
状態とされてデータの衝突が生じるのを防止する。ただ
しテストデータ書込時においては、ディスターブテスト
時と同様、複数のワード線が同時に選択状態へ駆動され
る構成が適用されてもよい(書込データの論理が同じ場
合)。ただし、ローカルデータバスの2分割およびロー
カルデータバスとグローバルデータバスの分離は当然の
ごとくテスト期間開始時に設定される。
クに対し同時に行なわれるが、選択状態へ駆動されるワ
ード線の数はディスターブテスト期間よりも少ない。し
たがってディスターブテスト期間において、このテスト
データの書込および読出を行なうときのワード線よりも
より多くのワード線およびコラム選択線を活性状態とす
るために、ディスターブテスト期間開始時において新た
にこれらのディスターブテストを行なうためのセットが
行なわれる。これにより、テストデータ書込時およびテ
ストデータ読出時において同時に複数本のワード線およ
び/または複数のコラム線(ビット線対)が同時に選択
状態とされてデータの衝突が生じるのを防止する。ただ
しテストデータ書込時においては、ディスターブテスト
時と同様、複数のワード線が同時に選択状態へ駆動され
る構成が適用されてもよい(書込データの論理が同じ場
合)。ただし、ローカルデータバスの2分割およびロー
カルデータバスとグローバルデータバスの分離は当然の
ごとくテスト期間開始時に設定される。
【0192】上述のように、全バンクに対し同時にテス
トデータの書込および読出を行なうことにより、1つの
バンクに対するアドレス空間へのアクセスのみで、全バ
ンクに対するアクセスを実現することができ、テスト期
間を短縮することができる。
トデータの書込および読出を行なうことにより、1つの
バンクに対するアドレス空間へのアクセスのみで、全バ
ンクに対するアクセスを実現することができ、テスト期
間を短縮することができる。
【0193】なお、縮退回路40−0〜40−3は、テ
ストデータ読出時においてのみ活性状態とされ、それ以
外の状態においては、非活性状態に保持される構成が利
用されてもよい(消費電流低減のため)。
ストデータ読出時においてのみ活性状態とされ、それ以
外の状態においては、非活性状態に保持される構成が利
用されてもよい(消費電流低減のため)。
【0194】[縮退回路の変更例]図31は、図26に
示す縮退回路40−0〜40−3の変更例の構成を示す
図である。図31においては、1つの縮退回路のための
構成を示す。図31において内部信号線51に、バンク
読出データバス線RDF<0>〜RDF<3>がワイヤ
ード接続され、また信号線52に、内部読出データバス
線RDF<12>〜RDF<15>がワイヤード接続さ
れる。残りの8ビットの読出データ線についても、同
様、それぞれ4ビットずつワイヤード接続される。これ
らの信号線51および52は、信号MS・BE(信号M
SおよびBEの論理積)の活性化時導通する縮退データ
選択ゲートGTを介して内部読出データバス線RD<i
>〜RD<i+3>に電気的に接続される。
示す縮退回路40−0〜40−3の変更例の構成を示す
図である。図31においては、1つの縮退回路のための
構成を示す。図31において内部信号線51に、バンク
読出データバス線RDF<0>〜RDF<3>がワイヤ
ード接続され、また信号線52に、内部読出データバス
線RDF<12>〜RDF<15>がワイヤード接続さ
れる。残りの8ビットの読出データ線についても、同
様、それぞれ4ビットずつワイヤード接続される。これ
らの信号線51および52は、信号MS・BE(信号M
SおよびBEの論理積)の活性化時導通する縮退データ
選択ゲートGTを介して内部読出データバス線RD<i
>〜RD<i+3>に電気的に接続される。
【0195】ワイヤード接続構成において、たとえば信
号線51において、ビットRDF<0>〜RDF<3>
がすべてHレベルのときには、この信号線51はHレベ
ルを維持する。一方、これらのビットRDF<0>〜R
DF<3>のうち1つでも1ビットのLレベルのデータ
が混在する場合には、この信号線51の電位はLレベル
に低下する。同様、信号線52においても、ビットRD
F<12>〜RDF<15>の値がすべてHレベルのと
きには、信号線52の電位はHレベルを維持する。この
ようなワイヤード接続(ワイヤードAND接続)を行な
っても、4ビットデータを1ビットのデータに圧縮する
ことができる。
号線51において、ビットRDF<0>〜RDF<3>
がすべてHレベルのときには、この信号線51はHレベ
ルを維持する。一方、これらのビットRDF<0>〜R
DF<3>のうち1つでも1ビットのLレベルのデータ
が混在する場合には、この信号線51の電位はLレベル
に低下する。同様、信号線52においても、ビットRD
F<12>〜RDF<15>の値がすべてHレベルのと
きには、信号線52の電位はHレベルを維持する。この
ようなワイヤード接続(ワイヤードAND接続)を行な
っても、4ビットデータを1ビットのデータに圧縮する
ことができる。
【0196】なお、言うまでもなく、信号線51および
52は、データ読出前にHレベルにプリチャージされ
る。この図31に示す構成を用いた場合、特にAND回
路のようなゲート回路は必要ではなく、回路占有面積を
低減することができる。この図31に示すワイヤード接
続する構成の場合、読出されるメモリセルデータはHレ
ベルのときに有効である。しかしながら、DRAM(ダ
イナミック・ランダム・アクセス・メモリ)においてデ
ィスターブテスト時においては、Hレベルデータがその
電荷リーク等によりLレベルに低下する特性が測定され
る。したがって、このようなワイヤード接続を用いてH
レベルデータが書込まれてまたHレベルデータが読出さ
れるか否かを判別する構成であっても、特に問題は生じ
ない。
52は、データ読出前にHレベルにプリチャージされ
る。この図31に示す構成を用いた場合、特にAND回
路のようなゲート回路は必要ではなく、回路占有面積を
低減することができる。この図31に示すワイヤード接
続する構成の場合、読出されるメモリセルデータはHレ
ベルのときに有効である。しかしながら、DRAM(ダ
イナミック・ランダム・アクセス・メモリ)においてデ
ィスターブテスト時においては、Hレベルデータがその
電荷リーク等によりLレベルに低下する特性が測定され
る。したがって、このようなワイヤード接続を用いてH
レベルデータが書込まれてまたHレベルデータが読出さ
れるか否かを判別する構成であっても、特に問題は生じ
ない。
【0197】[読出回路の変更例]図32は、この発明
を実現する半導体記憶装置のテストデータ読出部の他の
構成を示す図である。通常のデータの書込/読出を行な
う部分の構成は、先の図26に示す構成と同じであり、
バンク選択ゲートGS0〜GS3が導通して、メモリバ
ンクMB0〜MB3のメモリセルへのデータの書込/読
出が行なわれる。
を実現する半導体記憶装置のテストデータ読出部の他の
構成を示す図である。通常のデータの書込/読出を行な
う部分の構成は、先の図26に示す構成と同じであり、
バンク選択ゲートGS0〜GS3が導通して、メモリバ
ンクMB0〜MB3のメモリセルへのデータの書込/読
出が行なわれる。
【0198】図32において、メモリバンクMB0に対
するバンク読出データバスRDF0<0:15>は、縮
退データ選択ゲートGT0を介して読出データバスRD
<0:15>にそれぞれ1対1対応で接続される。同様
に、メモリバンクMB1のバンク読出データバスRDF
1<0:15>が、縮退データ選択ゲートGT1を介し
て読出データバスRD<0:15>に1対1対応で接続
される。メモリバンクMB2のバンク読出データバスR
DF2<0:15>が、読出データバスRD<0:15
>に縮退データ選択ゲートGT2を介して1対1対応で
接続される。メモリバンクMB3のバンク読出データバ
スRDF3<0:15>は、縮退データ選択ゲートGT
3を介して読出データバスRD<0:15>に1対1対
応で接続される。
するバンク読出データバスRDF0<0:15>は、縮
退データ選択ゲートGT0を介して読出データバスRD
<0:15>にそれぞれ1対1対応で接続される。同様
に、メモリバンクMB1のバンク読出データバスRDF
1<0:15>が、縮退データ選択ゲートGT1を介し
て読出データバスRD<0:15>に1対1対応で接続
される。メモリバンクMB2のバンク読出データバスR
DF2<0:15>が、読出データバスRD<0:15
>に縮退データ選択ゲートGT2を介して1対1対応で
接続される。メモリバンクMB3のバンク読出データバ
スRDF3<0:15>は、縮退データ選択ゲートGT
3を介して読出データバスRD<0:15>に1対1対
応で接続される。
【0199】各読出データバスRDF0<0:15>〜
RD3<0:15>は、読出データバスRD<0:15
>にワイヤード接続される。したがって結果的に、図3
2に示す構成においても、メモリセルの読出データが圧
縮されて出力される。
RD3<0:15>は、読出データバスRD<0:15
>にワイヤード接続される。したがって結果的に、図3
2に示す構成においても、メモリセルの読出データが圧
縮されて出力される。
【0200】図33は、図32に示す構成における、1
ビットの読出データバス線RD<j>に対するバンク読
出データバスの接続態様を概略的に示す図である。図3
3においては、テスト動作時、縮退データ選択ゲートは
導通状態にあるため、省略している。図33において、
メモリバンクMB0からの読出データバス線RDF0<
j>、メモリバンクMB1からの読出データバス線RD
F1<j>、メモリバンクMB2からの読出データバス
線RDF2<j>、およびメモリバンクMB3からの読
出データバス線RDF3<j>が読出データバス線RD
<j>にワイヤード接続される。ただしjは0から15
のいずれかである。したがって各バンクから読出された
メモリセルデータが共通データバス線上でワイヤード接
続され、この場合においても、4ビットのデータが1ビ
ットのデータに圧縮される。この図33のワイヤード接
続においても、実質的にバス線RDF<j>〜RDF3
<j>のデータのHレベルのときに共通読出データバス
線RD<j>のデータがHレベルとなり、それ以外、読
出データバス線RD<j>がLレベルとなり、実質的に
ワイヤードAND接続となる。
ビットの読出データバス線RD<j>に対するバンク読
出データバスの接続態様を概略的に示す図である。図3
3においては、テスト動作時、縮退データ選択ゲートは
導通状態にあるため、省略している。図33において、
メモリバンクMB0からの読出データバス線RDF0<
j>、メモリバンクMB1からの読出データバス線RD
F1<j>、メモリバンクMB2からの読出データバス
線RDF2<j>、およびメモリバンクMB3からの読
出データバス線RDF3<j>が読出データバス線RD
<j>にワイヤード接続される。ただしjは0から15
のいずれかである。したがって各バンクから読出された
メモリセルデータが共通データバス線上でワイヤード接
続され、この場合においても、4ビットのデータが1ビ
ットのデータに圧縮される。この図33のワイヤード接
続においても、実質的にバス線RDF<j>〜RDF3
<j>のデータのHレベルのときに共通読出データバス
線RD<j>のデータがHレベルとなり、それ以外、読
出データバス線RD<j>がLレベルとなり、実質的に
ワイヤードAND接続となる。
【0201】以上のように、この読出経路において縮退
回路として、ワイヤード接続を利用することにより、専
用の論理ゲートが不要となり、回路占有面積を低減する
ことができる。
回路として、ワイヤード接続を利用することにより、専
用の論理ゲートが不要となり、回路占有面積を低減する
ことができる。
【0202】[他の適用例]上述の説明においては、テ
ストモード時において、全バンクを同時に動作させて、
メモリセルの選択を行なっている。以下、通常のユーザ
が使用するモードにおける動作モードについて説明す
る。
ストモード時において、全バンクを同時に動作させて、
メモリセルの選択を行なっている。以下、通常のユーザ
が使用するモードにおける動作モードについて説明す
る。
【0203】今、図34に示すように、画像処理分野に
おいて、通常知られているように、表示画面SCRN
が、256本の走査線HL0〜HL255を含む構成を
考える。この表示画面SCRNは、偶数フィールドおよ
び奇数フィールドからなるフレームの1フィールドに対
応する。
おいて、通常知られているように、表示画面SCRN
が、256本の走査線HL0〜HL255を含む構成を
考える。この表示画面SCRNは、偶数フィールドおよ
び奇数フィールドからなるフレームの1フィールドに対
応する。
【0204】今、図35に示すように、半導体記憶装置
内において、8個のバンクBK♯0〜BK♯7を設け、
バンクBK♯0〜BK♯7それぞれに、8本置きの走査
線上の画素データを格納する。すなわち、バンクBK♯
0上には走査線HL8n(n=0,1,…)上の画素デ
ータを格納し、バンクBK♯1上には、走査線HL8n
+1上の画素データを格納する。以下、同様にして、バ
ンクBK♯7には、走査線HL8n+7上の画素データ
を格納する。これらのバンクBK♯0〜BK♯7は、入
出力回路IOBに共通に接続される。
内において、8個のバンクBK♯0〜BK♯7を設け、
バンクBK♯0〜BK♯7それぞれに、8本置きの走査
線上の画素データを格納する。すなわち、バンクBK♯
0上には走査線HL8n(n=0,1,…)上の画素デ
ータを格納し、バンクBK♯1上には、走査線HL8n
+1上の画素データを格納する。以下、同様にして、バ
ンクBK♯7には、走査線HL8n+7上の画素データ
を格納する。これらのバンクBK♯0〜BK♯7は、入
出力回路IOBに共通に接続される。
【0205】通常動作時においては、バンクBK♯0〜
BK♯7をインターリーブ態様で活性化し、走査線HL
0〜HL255上の画素データを順次入出力し、ページ
書換(走査線変更時)のオーバヘッドを低減する。
BK♯7をインターリーブ態様で活性化し、走査線HL
0〜HL255上の画素データを順次入出力し、ページ
書換(走査線変更時)のオーバヘッドを低減する。
【0206】今、図36に示すように、画面SCRN上
の所定の小領域SMRGを同じ色の領域で表示する「塗
りつぶし」処理を考える。今、説明を簡単にするため
に、この小領域SMRGが8行×8列の画素で構成され
る場合を考える。この小領域SMRGの塗りつぶし処理
を、図37に示すシーケンスに従って実行する。
の所定の小領域SMRGを同じ色の領域で表示する「塗
りつぶし」処理を考える。今、説明を簡単にするため
に、この小領域SMRGが8行×8列の画素で構成され
る場合を考える。この小領域SMRGの塗りつぶし処理
を、図37に示すシーケンスに従って実行する。
【0207】まず、クロックサイクル♯0においてモー
ドセットコマンドを与え、全バンク同時に活性化を指示
し、またバースト長を8に設定する(バースト長の初期
設定が8とは異なる場合)。次いで、クロックサイクル
♯1においてアクティブコマンドを与え、バンクBK♯
0〜BK♯7において、この小領域SMRGの各行を選
択状態へ駆動する。これにより、小領域SMRGに含ま
れる走査線が各バンクにおいて同時に選択状態へ駆動さ
れる(今、小領域は8行すなわち8本の走査線で構成さ
れる場合を考えている)。
ドセットコマンドを与え、全バンク同時に活性化を指示
し、またバースト長を8に設定する(バースト長の初期
設定が8とは異なる場合)。次いで、クロックサイクル
♯1においてアクティブコマンドを与え、バンクBK♯
0〜BK♯7において、この小領域SMRGの各行を選
択状態へ駆動する。これにより、小領域SMRGに含ま
れる走査線が各バンクにおいて同時に選択状態へ駆動さ
れる(今、小領域は8行すなわち8本の走査線で構成さ
れる場合を考えている)。
【0208】次いで、クロックサイクル♯2においてラ
イトコマンドを与え、塗りつぶすべき色を示すデータD
を与える。ライトコマンドを与えたときのアドレス信号
ADをコラムアドレス信号Yとしてメモリセル選択動作
が行なわれる。このときの書込データDが取込まれ、選
択メモリセルに書込まれる。内部でバーストアドレスが
順次発生されて、外部から与えるデータDが取込まれて
順次所定のシーケンスで選択メモリセルへ書込まれる。
したがって、クロックサイクル♯3において、以降のデ
ータの書込が完了したとき、バンクBK♯0〜BK♯7
各々においては1行×8列上のメモリセルにデータが書
込まれており、合計8行×8列の画素データの書込が完
了する。したがって、このバースト長が8に設定されて
いるため、1回のライトコマンドのみで小領域SMRG
の塗りつぶし処理が完了し、高速処理が可能となる。塗
りつぶし処理が完了すると、全バンクプリチャージコマ
ンドを与えてすべてのバンクを非活性状態へ駆動した
後、モードリセットコマンドを与えて、モードセット指
示信号MSを非活性状態として、バンクBK♯0〜BK
♯7を再びインターリーブ態様で活性/非活性化する。
イトコマンドを与え、塗りつぶすべき色を示すデータD
を与える。ライトコマンドを与えたときのアドレス信号
ADをコラムアドレス信号Yとしてメモリセル選択動作
が行なわれる。このときの書込データDが取込まれ、選
択メモリセルに書込まれる。内部でバーストアドレスが
順次発生されて、外部から与えるデータDが取込まれて
順次所定のシーケンスで選択メモリセルへ書込まれる。
したがって、クロックサイクル♯3において、以降のデ
ータの書込が完了したとき、バンクBK♯0〜BK♯7
各々においては1行×8列上のメモリセルにデータが書
込まれており、合計8行×8列の画素データの書込が完
了する。したがって、このバースト長が8に設定されて
いるため、1回のライトコマンドのみで小領域SMRG
の塗りつぶし処理が完了し、高速処理が可能となる。塗
りつぶし処理が完了すると、全バンクプリチャージコマ
ンドを与えてすべてのバンクを非活性状態へ駆動した
後、モードリセットコマンドを与えて、モードセット指
示信号MSを非活性状態として、バンクBK♯0〜BK
♯7を再びインターリーブ態様で活性/非活性化する。
【0209】この図34から図37に示すように、通常
のデータの書込/読出を行なう場合においても、画像処
理用途などの特定の処理内容に応じて全バンクを同時に
活性化することにより、処理時間を大幅に短縮すること
ができる。
のデータの書込/読出を行なう場合においても、画像処
理用途などの特定の処理内容に応じて全バンクを同時に
活性化することにより、処理時間を大幅に短縮すること
ができる。
【0210】図38は、この発明のさらに他の実施の形
態である同期型半導体記憶装置の要部の構成を示す図で
ある。この図38においては、バンク選択信号BNK0
〜BNK3を出力するバンクデコード回路部の構成が示
される。図38において、バンクアドレス信号ビットB
A0とモードセット指示信号MSを受けるOR回路OG
5と、補のバンクアドレス信号ビット/BA0とモード
セット指示信号MSを受けるOR回路OG6が設けられ
る。このバンクデコーダ5aの構成は図7に示す構成と
同じである。したがって、この図38に示す構成におい
ては、モードセット指示信号MSが活性状態とされる
と、バンクアドレス信号ビットBA0および/BA0が
ともにHレベルとなり、したがって、バンクデコーダ5
aは、4つのバンク選択信号BNK0〜BNK3のうち
2つのバンク選択信号を活性状態へ駆動する。この場合
においても、同時に活性化されるバンクの数が通常と異
なり2つであり、テスト時において同時に活性化される
バンクの数が増加し、テスト時間を短縮することができ
る。
態である同期型半導体記憶装置の要部の構成を示す図で
ある。この図38においては、バンク選択信号BNK0
〜BNK3を出力するバンクデコード回路部の構成が示
される。図38において、バンクアドレス信号ビットB
A0とモードセット指示信号MSを受けるOR回路OG
5と、補のバンクアドレス信号ビット/BA0とモード
セット指示信号MSを受けるOR回路OG6が設けられ
る。このバンクデコーダ5aの構成は図7に示す構成と
同じである。したがって、この図38に示す構成におい
ては、モードセット指示信号MSが活性状態とされる
と、バンクアドレス信号ビットBA0および/BA0が
ともにHレベルとなり、したがって、バンクデコーダ5
aは、4つのバンク選択信号BNK0〜BNK3のうち
2つのバンク選択信号を活性状態へ駆動する。この場合
においても、同時に活性化されるバンクの数が通常と異
なり2つであり、テスト時において同時に活性化される
バンクの数が増加し、テスト時間を短縮することができ
る。
【0211】[他の適用例2]上述の説明においては、
SDRAM(同期型ダイナミック・ランダム・アクセス
・メモリ)が示されている。しかしながら、バンク構成
を有しかつ動作モードがクロック信号に同期して与えら
れるコマンドにより指定されるとともに、データの入出
力がクロック信号に同期して行なわれるメモリ(たとえ
ばシンクロナス・スタティック・ランダム・アクセス・
メモリ)であれば、本発明は適用可能である。
SDRAM(同期型ダイナミック・ランダム・アクセス
・メモリ)が示されている。しかしながら、バンク構成
を有しかつ動作モードがクロック信号に同期して与えら
れるコマンドにより指定されるとともに、データの入出
力がクロック信号に同期して行なわれるメモリ(たとえ
ばシンクロナス・スタティック・ランダム・アクセス・
メモリ)であれば、本発明は適用可能である。
【0212】また、クロック信号の立上がりエッジおよ
び立下がりエッジで外部信号の取込およびデータの入出
力が行なわれるメモリであっても本発明は適用可能であ
る。
び立下がりエッジで外部信号の取込およびデータの入出
力が行なわれるメモリであっても本発明は適用可能であ
る。
【0213】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、特定
の動作モード時においては、複数のバンクを同時に活性
/非活性化できるように構成したため、1つのバンクに
割当てられたアドレス空間へのアクセスのみで複数のバ
ンクのアドレス空間へのアクセスが可能となり、高速処
理が可能となる。
の動作モード時においては、複数のバンクを同時に活性
/非活性化できるように構成したため、1つのバンクに
割当てられたアドレス空間へのアクセスのみで複数のバ
ンクのアドレス空間へのアクセスが可能となり、高速処
理が可能となる。
【0214】すなわち、請求項1に係る発明に従えば、
複数のバンク各々に設けられたメモリセル選択手段のう
ち所定数のメモリセル選択手段を、動作モード指示とメ
モリセル選択指示とに従って同時に活性化するように構
成しているため、1つのバンクに対するコマンドのみ
で、複数のバンクに対するメモリセル選択を行なうこと
ができ、高速処理が可能となる。
複数のバンク各々に設けられたメモリセル選択手段のう
ち所定数のメモリセル選択手段を、動作モード指示とメ
モリセル選択指示とに従って同時に活性化するように構
成しているため、1つのバンクに対するコマンドのみ
で、複数のバンクに対するメモリセル選択を行なうこと
ができ、高速処理が可能となる。
【0215】請求項2に係る発明に従えば、複数のバン
クすべてのバンクが同時に活性化されるため、同時に活
性化されるバンクの数が多くなり、より高速処理が可能
となる。
クすべてのバンクが同時に活性化されるため、同時に活
性化されるバンクの数が多くなり、より高速処理が可能
となる。
【0216】請求項3に係る発明に従えば、メモリセル
データの読出時、対応のバンクから複数のメモリセルを
同時に選択して選択メモリセルデータを読出し、これら
の選択メモリセルデータを圧縮して出力するように構成
しているため、全バンクから同時にメモリセルデータが
読出されても、データ圧縮により、読出データの衝突を
防止して正確に読出データの一致/不一致を判定するこ
とができ、良/不良を正確に識別することができる。
データの読出時、対応のバンクから複数のメモリセルを
同時に選択して選択メモリセルデータを読出し、これら
の選択メモリセルデータを圧縮して出力するように構成
しているため、全バンクから同時にメモリセルデータが
読出されても、データ圧縮により、読出データの衝突を
防止して正確に読出データの一致/不一致を判定するこ
とができ、良/不良を正確に識別することができる。
【0217】請求項4に係る発明に従えば、各バンクの
行選択時において、所定数のバンクそれぞれにおいて複
数のワード線を同時に選択状態へ駆動するように構成し
ているため、ディスターブリフレッシュテストを高速で
行なうことが可能となる。
行選択時において、所定数のバンクそれぞれにおいて複
数のワード線を同時に選択状態へ駆動するように構成し
ているため、ディスターブリフレッシュテストを高速で
行なうことが可能となる。
【0218】請求項5に係る発明に従えば、特殊動作モ
ード時においては、各バンクの複数のサブアレイそれぞ
れに設けられたローカルデータ線とサブアレイ共通に設
けられたグローバルデータ線の接続を停止するように構
成しているため、各サブアレイにおいて同時に列を選択
状態へ駆動しても、データの衝突は生じず、確実なリー
ドディスターブテストを行なうことができ、テスト時間
を短縮することができる。
ード時においては、各バンクの複数のサブアレイそれぞ
れに設けられたローカルデータ線とサブアレイ共通に設
けられたグローバルデータ線の接続を停止するように構
成しているため、各サブアレイにおいて同時に列を選択
状態へ駆動しても、データの衝突は生じず、確実なリー
ドディスターブテストを行なうことができ、テスト時間
を短縮することができる。
【0219】請求項6に係る発明に従えば、複数のロー
カルデータ線を特殊動作モード時において、複数のサブ
データ線に接続し、これらのサブデータ線それぞれに対
応して列を選択しているため、選択状態へ駆動される列
の数がより多くなり、リードディスターブテストを容易
に高速で行なうことが可能となる。
カルデータ線を特殊動作モード時において、複数のサブ
データ線に接続し、これらのサブデータ線それぞれに対
応して列を選択しているため、選択状態へ駆動される列
の数がより多くなり、リードディスターブテストを容易
に高速で行なうことが可能となる。
【0220】請求項7に係る発明に従えば、特殊動作モ
ード時、このバンクと共通データ線とを切離しているた
め、バンクからデータが読出されても、バンク内部で読
出されるだけであり、データの衝突は生じず、リードデ
ィスターブテストなどの特殊モードを正確に行なえる。
ード時、このバンクと共通データ線とを切離しているた
め、バンクからデータが読出されても、バンク内部で読
出されるだけであり、データの衝突は生じず、リードデ
ィスターブテストなどの特殊モードを正確に行なえる。
【0221】請求項8に係る発明に従えば、グローバル
データ線それぞれに対応して設けられたプリアンプと内
部リードデータ線とを分離するように構成しているた
め、この内部リードデータ線が複数のバンクそれぞれに
接続されても、プリアンプの出力データが共通データ線
上で衝突するのが防止される。
データ線それぞれに対応して設けられたプリアンプと内
部リードデータ線とを分離するように構成しているた
め、この内部リードデータ線が複数のバンクそれぞれに
接続されても、プリアンプの出力データが共通データ線
上で衝突するのが防止される。
【0222】請求項9に係る発明に従えば、各バンクそ
れぞれに対応して設けられ、かつ活性化時対応のバンク
から読出された複数のメモリセルデータを圧縮する複数
の縮退回路の出力をそれぞれ異なるピン端子に並列に接
続するように構成しているため、各バンクが同時に動作
してデータの読出/圧縮が行なわれても、これらのバン
クのデータの衝突は生じず、正確な縮退データの出力を
行なうことができ、正確なテストを行なうことができ
る。
れぞれに対応して設けられ、かつ活性化時対応のバンク
から読出された複数のメモリセルデータを圧縮する複数
の縮退回路の出力をそれぞれ異なるピン端子に並列に接
続するように構成しているため、各バンクが同時に動作
してデータの読出/圧縮が行なわれても、これらのバン
クのデータの衝突は生じず、正確な縮退データの出力を
行なうことができ、正確なテストを行なうことができ
る。
【0223】請求項10に係る発明に従えば、圧縮手段
を、複数のバンクそれぞれに対して設けられた内部デー
タ線を、入出力回路に接続される共通データ線にワイヤ
ード接続するように構成しているため、回路構成を簡略
化して、正確にデータの衝突が生じても、論理の一致/
不一致は正確に判定されるため、正確なテスト結果デー
タの読出を行なうことができる。
を、複数のバンクそれぞれに対して設けられた内部デー
タ線を、入出力回路に接続される共通データ線にワイヤ
ード接続するように構成しているため、回路構成を簡略
化して、正確にデータの衝突が生じても、論理の一致/
不一致は正確に判定されるため、正確なテスト結果デー
タの読出を行なうことができる。
【0224】請求項11に係る発明に従えば、特殊動作
モード時、データ線とグローバルデータ線とを分離して
いるため、各バンクにおいて、複数のサブアレイが同時
に列選択動作を行なっても、メモリセルのデータ線上の
データがグローバルデータバス線上に伝達されず、読出
データの衝突は生じず、複数のサブアレイに同時にリー
ドディスターブテストを同時に行なっても正確なテスト
を行なうことができ、テスト時間を短縮することができ
る。
モード時、データ線とグローバルデータ線とを分離して
いるため、各バンクにおいて、複数のサブアレイが同時
に列選択動作を行なっても、メモリセルのデータ線上の
データがグローバルデータバス線上に伝達されず、読出
データの衝突は生じず、複数のサブアレイに同時にリー
ドディスターブテストを同時に行なっても正確なテスト
を行なうことができ、テスト時間を短縮することができ
る。
【0225】請求項12に係る発明に従えば、非分割の
ローカルデータ線とグローバルデータ線との接続を特殊
動作モード時に禁止しているため、複数のサブアレイに
おいて同時にメモリセルデータが読出されても単に各メ
モリセルアレイにおいてリストア動作が行なわれるだけ
であり、すなわち、リードディスターブが行なわれるだ
けであり、正確なリードディスターブテストを行なうこ
とが可能となる。
ローカルデータ線とグローバルデータ線との接続を特殊
動作モード時に禁止しているため、複数のサブアレイに
おいて同時にメモリセルデータが読出されても単に各メ
モリセルアレイにおいてリストア動作が行なわれるだけ
であり、すなわち、リードディスターブが行なわれるだ
けであり、正確なリードディスターブテストを行なうこ
とが可能となる。
【0226】請求項13に係る発明に従えば、複数のバ
ンク各々において、動作モード指示に応答して、同時に
複数の行を選択するように構成しているため、ディスタ
ーブリフレッシュテストを各バンクにおいて同時に行な
うことができ、テスト時間が短縮される。
ンク各々において、動作モード指示に応答して、同時に
複数の行を選択するように構成しているため、ディスタ
ーブリフレッシュテストを各バンクにおいて同時に行な
うことができ、テスト時間が短縮される。
【図1】 この発明を実現する半導体記憶装置の全体の
構成を概略的に示す図である。
構成を概略的に示す図である。
【図2】 (A)は図1に示すクロック入力バッファの
構成を示し、(B)は、その動作波形を示す図である。
構成を示し、(B)は、その動作波形を示す図である。
【図3】 図1に示す制御信号入力バッファの構成を概
略的に示す図である。
略的に示す図である。
【図4】 (A)は図3に示すダイナミックラッチの構
成を示し、(B)はその動作を示す信号波形図である。
成を示し、(B)はその動作を示す信号波形図である。
【図5】 図1に示すモード設定回路の構成を示す図で
ある。
ある。
【図6】 図1に示すバンク選択信号発生回路の構成を
概略的に示す図である。
概略的に示す図である。
【図7】 図6に示すバンクアドレスデコーダの構成を
概略的に示す図である。
概略的に示す図である。
【図8】 図6に示すロウ系バンク選択信号発生回路の
構成を概略的に示す図である。
構成を概略的に示す図である。
【図9】 図6に示すプリチャージ信号発生回路の構成
を概略的に示す図である。
を概略的に示す図である。
【図10】 図6に示すコラム系選択信号発生回路の構
成を概略的に示す図である。
成を概略的に示す図である。
【図11】 ロウ系制御回路およびメモリアレイの構成
を概略的に示す図である。
を概略的に示す図である。
【図12】 図11に示す制御回路の動作を示す信号波
形図である。
形図である。
【図13】 ディスターブリフレッシュテストを説明す
るための図である。
るための図である。
【図14】 (A)は通常動作モード時のワード線選択
状態を示し、(B)はディスターブリフレッシュ動作時
のワード線選択状態を示す図である。
状態を示し、(B)はディスターブリフレッシュ動作時
のワード線選択状態を示す図である。
【図15】 ディスターブリフレッシュを行なうための
外部制御信号の状態を示すタイミングチャート図であ
る。
外部制御信号の状態を示すタイミングチャート図であ
る。
【図16】 この発明に従って実現される半導体記憶装
置のコラム系回路の構成を概略的に示す図である。
置のコラム系回路の構成を概略的に示す図である。
【図17】 この発明に従って実現される半導体記憶装
置のデータ読出部の構成を概略的に示す図である。
置のデータ読出部の構成を概略的に示す図である。
【図18】 図16および図17に示す半導体記憶装置
のリードディスターブテスト時の動作を示すタイミング
チャート図である。
のリードディスターブテスト時の動作を示すタイミング
チャート図である。
【図19】 リードディスターブテストを説明するため
の図である。
の図である。
【図20】 図17に示すプリアンプを活性化するため
の回路の構成を概略的に示す図である。
の回路の構成を概略的に示す図である。
【図21】 この発明に従って構成される半導体記憶装
置のメモリアレイの他の構成を概略的に示す図である。
置のメモリアレイの他の構成を概略的に示す図である。
【図22】 図21に示すサブアレイ選択信号発生部の
構成を概略的に示す図である。
構成を概略的に示す図である。
【図23】 図21に示すメモリアレイに対するロウ系
制御駆動回路の構成を概略的に示す図である。
制御駆動回路の構成を概略的に示す図である。
【図24】 図21に示すメモリアレイのリードディス
ターブテスト時の内部データバスの接続態様を示す図で
ある。
ターブテスト時の内部データバスの接続態様を示す図で
ある。
【図25】 図24に示す列選択態様を実現するための
構成を概略的に示す図である。
構成を概略的に示す図である。
【図26】 この発明に従って構成される半導体記憶装
置のデータ読出部の構成を概略的に示す図である。
置のデータ読出部の構成を概略的に示す図である。
【図27】 図26に示す縮退回路の構成の一例を概略
的に示す図である。
的に示す図である。
【図28】 図26に示すバンク活性化信号を発生する
部分の構成を概略的に示す図である。
部分の構成を概略的に示す図である。
【図29】 図28に示す回路の動作を示すタイミング
チャート図である。
チャート図である。
【図30】 この発明に従って構成される半導体記憶装
置のデータの書込/読出動作を示すタイミングチャート
図である。
置のデータの書込/読出動作を示すタイミングチャート
図である。
【図31】 縮退回路の他の構成を示す図である。
【図32】 図26に示す半導体記憶装置のデータ読出
部の他の構成を概略的に示す図である。
部の他の構成を概略的に示す図である。
【図33】 図32の読出データバス接続に対する具体
的構成を概略的に示す図である。
的構成を概略的に示す図である。
【図34】 この発明の他の適用例を説明するための画
面構成を示す図である。
面構成を示す図である。
【図35】 この発明の他の適用例のためのメモリのバ
ンク構成を概略的に示す図である。
ンク構成を概略的に示す図である。
【図36】 この図35に示す半導体記憶装置の処理す
る内容を説明するための図である。
る内容を説明するための図である。
【図37】 図36に示す処理を実行する際の動作シー
ケンスを示すタイミングチャート図である。
ケンスを示すタイミングチャート図である。
【図38】 この発明のさらに他の実施の形態であるバ
ンク選択信号発生部の構成を概略的に示す図である。
ンク選択信号発生部の構成を概略的に示す図である。
【図39】 従来の同期型半導体記憶装置のデータ読出
時の動作を示すタイミングチャート図である。
時の動作を示すタイミングチャート図である。
【図40】 従来の同期型半導体記憶装置のデータ書込
時の動作を示すタイミングチャート図である。
時の動作を示すタイミングチャート図である。
【図41】 従来の同期型半導体記憶装置の全体の構成
を概略的に示す図である。
を概略的に示す図である。
【図42】 図41に示す同期型半導体記憶装置のデー
タ読出時の動作を示すタイミングチャート図である。
タ読出時の動作を示すタイミングチャート図である。
【図43】 図41に示す同期型半導体記憶装置のデー
タ書込時の動作を示すタイミングチャート図である。
タ書込時の動作を示すタイミングチャート図である。
【図44】 従来の同期型半導体記憶装置の問題点を説
明するための図である。
明するための図である。
【図45】 従来の同期型半導体記憶装置の全バンクプ
リチャージコマンドを示す図である。
リチャージコマンドを示す図である。
【符号の説明】 1 クロック入力バッファ、2 制御信号入力バッフ
ァ、3 アドレス入力バッファ、4 モード設定回路、
5 バンク選択信号発生回路、MA0〜MA3メモリア
レイ、BD0〜BD3 バンク駆動制御回路、MB0〜
MB3 メモリバンク、5a バンクアドレスデコー
ダ、5b ロウ系バンク選択信号発生回路、5c プリ
チャージ信号発生回路、5d コラム系選択信号発生回
路、15b行系制御回路、15c ロウアドレスラッ
チ、15d ロウ選択回路、SA0〜SA7 サブアレ
イ、20c コラム系制御回路、20e 列選択回路、
PA0〜PA3 プリアンプ、OB 出力回路、RG0
〜RG3 読出ゲート、RD共通読出データバス、IO
0〜IO3 内部データバス、SB00〜SBnmサブ
アレイブロック、GIO0〜GIOm グローバルデー
タバス、LIO00〜LIOnm ローカルデータバ
ス、LIa、LIb サブローカルデータバス、TG0
0〜TGnm ブロック選択ゲート、PAM0〜PAM
m プリアンプ、WD0〜WDm ライトドライバ、3
0a アレイブロックデコーダ、30c ロウデコード
・ドライバ、30d ロウ系駆動回路、CD コラムデ
コーダ、CSLa〜CSLc,CSLaa,CSLa
b,CSLca,CSLcb 列選択線、40−0〜4
0−3 縮退回路、GS0〜GS3 バンク選択ゲー
ト、GT0〜GT3 縮退データ選択ゲート、RDF0
〜RDF3 バンク読出データバス、BK♯0〜BK♯
7 メモリバンク。
ァ、3 アドレス入力バッファ、4 モード設定回路、
5 バンク選択信号発生回路、MA0〜MA3メモリア
レイ、BD0〜BD3 バンク駆動制御回路、MB0〜
MB3 メモリバンク、5a バンクアドレスデコー
ダ、5b ロウ系バンク選択信号発生回路、5c プリ
チャージ信号発生回路、5d コラム系選択信号発生回
路、15b行系制御回路、15c ロウアドレスラッ
チ、15d ロウ選択回路、SA0〜SA7 サブアレ
イ、20c コラム系制御回路、20e 列選択回路、
PA0〜PA3 プリアンプ、OB 出力回路、RG0
〜RG3 読出ゲート、RD共通読出データバス、IO
0〜IO3 内部データバス、SB00〜SBnmサブ
アレイブロック、GIO0〜GIOm グローバルデー
タバス、LIO00〜LIOnm ローカルデータバ
ス、LIa、LIb サブローカルデータバス、TG0
0〜TGnm ブロック選択ゲート、PAM0〜PAM
m プリアンプ、WD0〜WDm ライトドライバ、3
0a アレイブロックデコーダ、30c ロウデコード
・ドライバ、30d ロウ系駆動回路、CD コラムデ
コーダ、CSLa〜CSLc,CSLaa,CSLa
b,CSLca,CSLcb 列選択線、40−0〜4
0−3 縮退回路、GS0〜GS3 バンク選択ゲー
ト、GT0〜GT3 縮退データ選択ゲート、RDF0
〜RDF3 バンク読出データバス、BK♯0〜BK♯
7 メモリバンク。
Claims (13)
- 【請求項1】 各々が互いに独立に活性状態および非活
性状態へ駆動されることが可能な複数のバンクを有する
半導体記憶装置であって、 前記複数のバンク各々に対応して設けられ、各々が活性
化時対応のバンクのメモリセルの選択動作を行なうため
の複数のメモリセル選択手段、および動作モード指示信
号とメモリセル選択指示とに応答して前記複数のメモリ
セル選択手段のうち2以上の所定数のバンクに対して設
けられたメモリセル選択手段を同時に活性化する制御手
段を備える、半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記2以上の所定数のバンクは、前記複
数のバンクのすべてを含む、請求項1記載の半導体記憶
装置。 - 【請求項3】 前記メモリセル選択指示は、選択メモリ
セルのデータ読出を指示し、 前記動作モード指示信号と前記メモリセル選択指示とに
応答して、前記所定数のバンクから前記メモリセル選択
手段により選択されて読出されたメモリセルのデータを
圧縮して出力する手段をさらに備える、請求項1または
2記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記複数のバンク各々は、行列状に配列
される複数のメモリセルを有し、 前記メモリセル選択指示は、メモリセルの行の選択を指
示し、 前記制御手段は、前記動作モード指定信号と前記メモリ
セル選択指示と特殊モード指示とに応答して、前記所定
数のバンク各々において複数のワード線を同時に選択す
るように前記メモリセル選択手段を制御する手段を含
む、請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項5】 前記複数のバンク各々は、 (i) 各々が行列状に配列される複数のメモリセルを
有する複数のアレイブロックと、 (ii) 前記複数のアレイブロック各々に対応して設
けられ、対応のアレイブロックとデータの授受を行なう
複数のローカルデータ線と、 (iii) 前記複数のアレイブロックに共通に設けら
れ、前記複数のローカルデータ線と選択的に電気的に接
続されるグローバルデータ線とを含み、 前記動作モード指定信号に応答して前記複数のローカル
データ線各々を複数のサブデータ線に分割する手段をさ
らに備える、請求項1または2に記載の半導体記憶装
置。 - 【請求項6】 前記メモリセル選択指示は、前記複数の
アレイブロックの列を選択する指示を含み、 前記メモリセル選択手段は与えられたアドレスに従って
対応の列を選択する手段を含み、 前記制御手段は、前記動作モード指示信号に応答して前
記列選択手段に各前記サブデータ線各々に対応して列を
選択させるための手段を含む、請求項5記載の半導体記
憶装置。 - 【請求項7】 前記複数のバンクに共通に設けられる共
通データ線をさらに備え、 前記制御手段は、前記動作モード指示信号に応答して前
記複数のバンクと前記共通データ線とを切離す手段をさ
らに備える、請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項8】 前記グローバルデータ線に対応して設け
られ、活性化時対応のグローバルデータ線上のデータを
増幅する複数のプリアンプ手段、 前記複数のバンク各々に対応して設けられ、対応のバン
クのプリアンプ手段の出力データを伝達する複数の内部
リードデータ線をさらに備え、 前記制御手段は、前記動作モード指示信号に応答して前
記プリアンプ手段と対応の内部リードデータ線とを切離
す手段を備える、請求項5記載の半導体記憶装置。 - 【請求項9】 前記メモリセル選択手段は、対応のバン
クから同時に複数のメモリセルのデータを読出す手段を
含み、 前記圧縮手段は、各前記バンクに対応して設けられ、活
性化時対応のバンクから読出された複数のメモリセルデ
ータを圧縮して出力する複数の縮退回路を含み、 前記複数の縮退回路の各々の出力は互いに異なるピン端
子に並列に出力される、請求項3記載の半導体記憶装
置。 - 【請求項10】 前記メモリセル選択手段は、各バンク
において同時に複数のメモリセルを選択する手段を含
み、 前記圧縮手段は、 前記複数のバンク各々に対応して設けられる複数の内部
データ線と、 前記複数の内部データ線とワイヤード結合されて縮退デ
ータを伝達するデータ線とを含む、請求項3記載の半導
体記憶装置。 - 【請求項11】 前記制御手段は、前記動作モード指示
信号に応答して前記複数のローカルデータ線と前記グロ
ーバルデータ線とを分離する手段を含む、請求項5記載
の半導体記憶装置。 - 【請求項12】 前記複数のバンクの各々は、 (i) 各々が行列状に配列される複数のメモリセルを
有する複数のアレイブロックと、 (ii) 前記アレイブロック各々に対応して設けら
れ、対応のアレイブロックとデータの授受を行なう複数
のローカルデータ線と、 (iii) 前記複数のアレイブロックに共通に設けら
れ、前記複数のローカルデータ線と選択的に電気的に接
続されるグローバルデータ線とを含み、 さらに前記動作モード指示信号に応答して前記複数のロ
ーカルデータ線と前記グローバルデータ線とを分離する
手段を含む、請求項5記載の半導体記憶装置。 - 【請求項13】 前記制御手段は、前記複数のバンク各
々において同時に複数の行が選択されるように前記動作
モード指示信号に応答して前記メモリセル選択手段を制
御する手段を含む、請求項5、6、11または12のい
ずれかに記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9226612A JPH1166841A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 半導体記憶装置 |
TW087102371A TW360867B (en) | 1997-08-22 | 1998-02-18 | Semiconductor storage memory device |
CNB981070639A CN1147865C (zh) | 1997-08-22 | 1998-02-25 | 多存储体同步型半导体存储装置 |
US09/030,001 US5959930A (en) | 1997-08-22 | 1998-02-25 | Multi-bank synchronous semiconductor memory device |
KR10-1998-0006273A KR100348925B1 (ko) | 1997-08-22 | 1998-02-26 | 멀티뱅크동기형반도체기억장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9226612A JPH1166841A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1166841A true JPH1166841A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16847936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9226612A Pending JPH1166841A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 半導体記憶装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5959930A (ja) |
JP (1) | JPH1166841A (ja) |
KR (1) | KR100348925B1 (ja) |
CN (1) | CN1147865C (ja) |
TW (1) | TW360867B (ja) |
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