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JPH1165350A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

Info

Publication number
JPH1165350A
JPH1165350A JP9241726A JP24172697A JPH1165350A JP H1165350 A JPH1165350 A JP H1165350A JP 9241726 A JP9241726 A JP 9241726A JP 24172697 A JP24172697 A JP 24172697A JP H1165350 A JPH1165350 A JP H1165350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
roller
fixing roller
pressing
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9241726A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinro Umezawa
梅澤  眞郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9241726A priority Critical patent/JPH1165350A/ja
Publication of JPH1165350A publication Critical patent/JPH1165350A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャム処理中の温度検知手段の破損および汚
れ、あるいは、定着ローラの損傷等を防止できる画像記
録装置を提供する。 【解決手段】 定着ローラ1と加圧ローラ2との両端を
ローラ保持部材6の長孔6aに回動可能に保持させ、加
圧ローラ2を加圧アーム4により定着ローラ1方向に加
圧して定着ローラ1と加圧ローラ2とを圧接させ、定着
ローラ1の表面にサーミスタバネ13aを介してサーミ
スタ13を当接させる。また、加圧アーム4の端部の受
け部4aの上方に、加圧アーム4の加圧状態では受け部
4aに当接せず加圧アーム4の加圧解除状態では受け部
4aを押し下げて加圧解除状態を保持できる形状のカム
3aを有する加圧解除手段3を配置させ、カム3aを回
転させて加圧アーム4の加圧状態を解除すると、加圧ア
ーム4の端部がカム3aに押し下げられて加圧ローラ2
が降下するとともに自重により定着ローラ1がローラ保
持部材6の長孔6aに沿って降下して定着ローラ1とサ
ーミスタ13とが離間させられるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンター、複写
機等のローラ定着装置を有する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像記録装置内には、表面に静電
潜像を形成する像担持体、像担持体の表面の電荷を除電
する前露光手段、像担持体の表面を所望の電位に帯電さ
せる1次帯電手段、帯電した像担持体上を露光して静電
潜像を形成させる露光手段、像担持体上の静電潜像を現
像剤で現像して可視像化する現像器、現像器で現像され
た像担持体上のトナー画像を記録材に転写する転写装
置、記録材に転写されたトナー画像を加熱および加圧さ
れた定着ローラにより溶融定着させるローラ定着装置な
どが所定位置に配置されて、帯電、露光、現像、転写、
定着等の各画像形成プロセスにより記録材上に画像が記
録される。記録材には記録紙やOHP用紙などが用いら
れている。
【0003】ローラ定着装置は、内部にヒータが設けら
れて加熱されるとともにローラ定着装置の筐体等に回転
可能に保持された定着ローラと、定着ローラの表面に当
接されるとともにバネ部材等を有する加圧手段によって
定着ローラ方向に加圧させられる加圧ローラとを有して
おり、未定着のトナー画像が転写された記録材が定着ロ
ーラと加圧ローラとの圧接部分であるニップ部を通過す
ることにより、ヒータで加熱された定着ローラの熱と定
着ローラと加圧ローラとの圧接力とにより記録材上のト
ナーが溶融定着させられて記録材に画像が記録されるよ
うになっている。
【0004】また、ローラ定着装置の定着ローラには、
サーミスタ等の温度検出手段である温度センサをバネ部
材等の圧力により当接させ、このセンサの信号により温
度調節をおこなっている。この温度センサは、通常のプ
リント時以外も常に定着ローラとの当接状態を保ってい
る。
【0005】ローラ定着器は、定着ローラと加圧ローラ
とが圧接された状態で記録材が通過するため、記録材が
両ローラから正常に排出されずに両ローラ間に挟まった
状態で記録材の搬送が停止してしまうジャムが発生する
ことがあり、ジャムが発生すると、画像記録工程を再開
するために搬送が停止された記録材を取り除くジャム処
理を行う必要があった。通常のジャム処理は、定着ロー
ラと加圧ローラとが当接した状態で両ローラの間に挟ま
っている記録材を引き抜くようにしている。また、定着
ローラに圧接されている加圧ローラの加圧手段の加圧状
態を解除する加圧解除手段を設けておき、ジャム処理時
には加圧解除手段により定着ローラと加圧ローラとの圧
接状態を解除し、圧力のかかっていない状態で記録材を
ローラ定着装置から引き抜くようにする場合もある。
【0006】また、定着ローラと加圧ローラとは、通常
の状態では所定の圧力で圧接されており、圧接による圧
力で加圧ローラなどが変形する場合が有り、ローラの変
形を防止するために、画像記録装置の出荷などの移動時
や長期間装置を使用しないとき、または、ローラ定着装
置を交換する際の新品ユニットなどは、両ローラの軸の
間に例えば樹脂製のスペーサを設けて両ローラが圧接し
ない状態に保持するようにしたり、加圧解除手段により
加圧手段を加圧解除状態に保持するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、常に定着ロー
ラと温度センサが当接しつづける従来のローラ定着装置
では、ジャム等により定着装置内に残留した用紙を引き
抜く等の操作により装置外へ残留した用紙を排出する場
合、変形した用紙による温度センサ自身の破損や変形等
の問題が発生していた。
【0008】また、連続して画像記録を行う場合などに
は、定着ローラの表面温度が設定温度よりも低下する場
合があり、設定温度より温度の低下した定着ローラにお
いてはトナーが溶解せず定着ローラ表面に付着し、ジャ
ム処理時の定着ローラの回転により当接するセンサにか
きとられることでセンサ汚れが発生していた。さらに、
このセンサ汚れにより固着したトナーによる定着ローラ
の傷つき、削れ等が発生していた。
【0009】さらに、ローラの変形を防止するためにス
ペーサを設ける場合は、部品点数が多くなって手間やコ
ストがかかるとともに、使用時にスペーサの取り外しを
忘れると装置の故障の原因となるという問題があった。
また、加圧解除状態で出荷するなどした場合は、使用す
る前に両ローラを確実に圧接状態にする必要があった。
【0010】そこで、本発明は、加圧手段の加圧状態を
解除する際に、定着ローラと温度検知手段との当接状態
を解除するとともに両者の間を離すことにより、ジャム
処理中の温度検知手段の破損および汚れ、あるいは、定
着ローラの損傷等を防止できる画像記録装置を提供する
ことを目的とする。また、ローラ定着装置の画像記録装
置本体からの脱着に定着ローラの加圧あるいは加圧解除
を同期させることにより、ジャム処理と移動保管時の装
置管理の作業性の向上、および、温度検知部材の破損等
を防止できる画像記録装置を提供することを目的とす
る。さらにまた、加圧手段の加圧状態と加圧解除状態と
の中程の減圧状態を設けることにより、厚さのある記録
材の定着を容易にできる画像記録装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本出願にかかる第1の発
明によれば、上記目的は、加熱手段により加熱されると
ともに加圧手段により加圧された定着ローラと、該定着
ローラに当接されて定着ローラの表面温度を検知する温
度検知手段と、加圧手段の加圧状態を解除して加圧解除
状態を保持できる加圧解除手段とを有し、加圧および加
熱された定着ローラが加圧力および熱により記録材上の
未定着画像を定着させるローラ定着装置が設けられた画
像記録装置において、ローラ定着装置に、定着ローラの
加圧時には定着ローラと温度検知手段とを当接状態に保
持できるとともに加圧解除手段による定着ローラの圧解
除時には定着ローラと温度検出手段との当接状態を解除
する方向に定着ローラの移動を案内できるローラ保持部
材を設け、加圧解除手段の圧解除に同期して温度検知手
段と定着ローラとを離間させらることにより達成され
る。
【0012】また、本出願にかかる第2の発明によれ
ば、上記目的は、加圧解除手段は、加圧手段の加圧状態
において画像記録装置本体に係止されてローラ定着装置
の画像記録装置への装着状態を保持できるとともに、加
圧解除手段の圧解除に応じて画像記録装置本体からの係
止が解除されてローラ定着装置の画像記録装置への装着
状態を解除できるロック部材を設けることにより達成さ
れる。
【0013】また、本出願にかかる第3の発明によれ
ば、上記目的は、ローラ定着装置には、温度検知手段を
定着ローラの表面に圧接させる圧接部材を設け、圧接部
材は、圧接部材の圧接力による温度検知手段の移動量
を、加圧手段の加圧解除状態における定着ローラの移動
量よりも小さくすることにより達成される。
【0014】また、本出願にかかる第4の発明によれ
ば、上記目的は、ローラ定着装置には、圧接部材による
温度検知手段の圧接方向への移動量を規制する規制部を
設け、該規制部は、圧接部材の圧接による温度検知手段
の移動量を加圧手段の加圧解除状態における定着ローラ
の移動量よりも小さくできるようにすることにより達成
される。
【0015】また、本出願にかかる第5の発明によれ
ば、上記目的は、加圧解除手段には、加圧手段を加圧状
態と加圧解除状態との中程の減圧状態に保持できる減圧
部を設け、温度検知手段の圧接部材は、圧接部材の圧接
による温度検知手段の移動量が加圧手段の加圧解除状態
における定着ローラの移動量よりも小さく、かつ、加圧
手段の加圧状態および減圧状態において定着ローラと温
度検知手段とを当接させられるようにすることにより達
成される。
【0016】つまり、本出願にかかる第1の発明によれ
ば、定着ローラを加圧手段により加圧することにより、
定着ローラがローラ保持部材に保持された状態で定着ロ
ーラと温度検知手段とが当接させられ、加圧手段の加圧
状態を加圧解除手段により解除して加圧解除状態を保持
することにより定着ローラがローラ保持部材に沿って温
度検知手段から離間する方向に移動するので、定着ロー
ラと温度検知手段とが離れた状態でジャム処理が行わ
れ、温度検知手段の破損および汚れ、また、定着ローラ
の損傷等が防止される。
【0017】また、本出願にかかる第2の発明によれ
ば、加圧解除手段に設けられたロック部材により、定着
ローラを加圧することによりローラ定着装置が画像記録
装置本体に係止され、加圧解除手段の圧解除に応じてロ
ーラ定着装置が画像記録装置本体から取り外し可能とな
るとともに、定着ローラと温度検知手段とが離間させら
れて、ジャム処理と移動保管時の装置管理の作業性が向
上するとともに、ジャム処理に伴う温度検知部材の破損
等が防止される。
【0018】また、本出願にかかる第3の発明によれ
ば、圧接部材の圧接によって定着ローラの加圧時には確
実に定着ローラと温度検知手段とが当接されるととも
に、定着ローラの圧解除時には確実に定着ローラと温度
検知手段との間の距離が確保される。
【0019】また、本出願にかかる第4の発明によれ
ば、圧接部材の圧接による温度検知手段の移動量が規制
部により規制されるので、より確実に定着ローラの圧解
除時の定着ローラと温度検知手段との間の距離が確保さ
れる。
【0020】また、本出願にかかる第5の発明によれ
ば、加圧解除手段に設けられた減圧部により、簡単な構
成および操作で厚紙等の記録材の定着と通常の厚さの記
録材の定着とが切り替えられる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0022】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態を図1〜図6により説明する。記録紙上の未定
着画像を定着させる画像記録装置11は、画像記録装置
11内部に、図示を省略したが、表面に静電潜像を形成
する像担持体、像担持体の表面の電荷を除電する前露光
手段、像担持体の表面を所望の電位に帯電させる1次帯
電手段、帯電した像担持体上を露光して静電潜像を形成
させる露光手段、像担持体上の静電潜像を現像剤で現像
して可視像化する現像器、現像器で現像された像担持体
上のトナー画像を記録材に転写する転写装置等が設けら
れている。また、記録材に転写されたトナー画像を加熱
および加圧された定着ローラにより溶融定着させるロー
ラ定着装置である定着ユニット10が画像記録装置11
の所定位置に脱着可能に配置され、各部材により画像形
成の各プロセスが適宜実行されることにより所望の画像
を得ることができるようになっている。なお、記録材に
は記録紙やOHP用紙などが用いられる。
【0023】図2に示すように、記録装置本体11内に
配置されて未定着画像を担持させた用紙(図示せず)を
熱と加圧力により定着するための定着ユニット10は、
内部に加熱用のヒータ17を有して直接用紙と接触して
用紙に熱および加圧力を加える定着ローラ1、定着ロー
ラ1の表面に圧接させられて加圧力を伝達するととも
に、用紙に熱および加圧力を加える加圧ローラ2が設け
られている。定着ローラ1と加圧ローラ2との両端部
は、定着ユニット10の筐体の両ローラの両端部付近に
設けられたローラ保持部6の後記する加圧手段による加
圧方向に沿った長孔6aに回動可能に保持され、定着ロ
ーラ1と加圧ローラ2とが長孔6aの長手方向に沿って
スライドできるようになっている。また、記録装置本体
11内の駆動源(図示せず)からの駆動力を定着ローラ
1に伝達する駆動ギア18が設けられており、駆動源か
らの駆動力を駆動ギア18を介して定着ローラ1と加圧
ローラ2とに伝達することにより両ローラが所定方向に
回転するようになっている。
【0024】両ローラに加圧力を加える加圧手段とし
て、定着ユニット10の長手方向の両端部に設けられた
基端側が支点5に回動可能に軸支されるとともに加圧ロ
ーラ2の端部を回動可能に保持する2つの加圧アーム4
と、加圧アーム4の端部に設けられた受け部4aに一端
が係止されるとともに他端が定着ユニット10の筐体に
係止されて加圧アーム4の端部を時計回りの方向に押圧
する2つのバネ7が設けられ、バネ7の弾性力で加圧ア
ーム4を時計回りの方向に押圧することにより加圧アー
ム4の中程に保持された加圧ローラ2を定着ローラ1方
向に押圧し、定着ローラ1に加圧ローラ2を圧接できる
ようになっている。このとき、定着ローラ1の両端がロ
ーラ保持部材6の長孔6aの加圧アーム4とは逆側の端
部に突き当たった状態で保持されるので、加圧アーム4
の圧接力が加圧ローラ2を介して定着ローラ1に伝達さ
れて両ローラが圧接させられるようになっている。
【0025】定着ユニット10の長手方向の両端部に設
けられた加圧アーム4の受け部4aの上方には、加圧ア
ーム4の加圧状態を解除して加圧解除状態を保持できる
加圧解除手段3が設けられており、加圧解除手段3は、
偏心位置を軸9によって軸支されたカム3aとカム3a
を回動させる駆動レバー3bとから構成されている。
【0026】カム3aは、軸9と対向する側の周縁部に
軸9からの距離が順に短くなる3つの段部を有してい
る。図1に示すように、カム3aに設けられた、3つの
段部のうち軸9からの距離が一番短い段部が加圧アーム
4の受け部4aと相対する位置まで駆動レバー3bを掴
んで所定方向に回転させることにより、バネ7により押
し上げられた加圧アーム4の受け部4aとカム3aとの
間に隙間ができるようになっており、カム3aの3つの
段部のうち軸9からの距離が一番短い段部が加圧アーム
4の受け部4aと相対する位置にある状態で加圧ローラ
2と定着ローラ1とを加圧することができるようになっ
ている。
【0027】図3と図4に示すように、カム3aの3つ
の段部のうち軸9からの距離が一番長い段部は、この段
部が加圧アーム4の受け部4aと当接する位置にくるよ
うにカム3aを回転させることにより、軸9からの距離
が一番長い段部が加圧アーム4の受け部4aを押し下し
て、加圧アーム4の加圧状態を解除できるとともに、段
部を加圧アーム4の受け部4aに保持させることにより
加圧解除状態を保持できるようになっている。加圧ロー
ラ2の圧接状態が解除されることにより、定着ローラ1
が自重によりローラ保持部材6の長孔6aに沿って下方
にスライドして定着ローラ1が移動するようになってい
る。
【0028】また、図5と図6に示すように、カム3a
の3つの段部のうち軸9からの中間の距離となる段部
は、加圧手段を加圧状態と加圧解除状態との中程の減圧
状態に保持できる減圧部を構成している。この軸9から
の中間の距離となる段部が加圧アーム4の受け部4aと
当接する位置にくるようにカム3aを回転させることに
より、軸9からの中間の距離となる段部が加圧アーム4
の受け部4aを押し下して、加圧アーム4による加圧
を、加圧状態と加圧解除状態との中程の状態である減圧
状態にできるとともに、段部を加圧アーム4の受け部4
aに保持させることにより減圧状態を保持できるように
なっている。減圧状態となった加圧アーム4は、定着ロ
ーラ1と加圧ローラ2との圧接力を減少させるので、両
ローラの間に厚紙などを通紙させることができるように
なる。
【0029】カム3aを軸支している軸9には、カム3
aに同期して回転するとともに定着ユニット10を装置
本体11に固定するためのロック部材8が設けられてお
り、ロック部材8は、定着ユニット10を画像記録装置
11本体に設置した後に駆動レバー3bを掴んで所定方
向に回転させることにより、画像記録装置11本体の所
定位置に設けられた切欠き部12にロック部材8の端部
を係合させて定着ユニット10を画像記録装置11本体
に固定できるようになっている。
【0030】図1に示すように、ロック部材8は、駆動
レバー3bを掴んで所定方向に回転させてロック部材8
の端部を切欠き部12に係合させることにより、カム3
aの軸9からの距離が一番短い段部が加圧アーム4の受
け部4aと相対するとともに、ロック部材8の端部と切
欠き部12との係合状態を解除させることにより、カム
3aの軸9からの距離が一番長い段部が加圧アーム4の
受け部4aを押し下して加圧アーム4の加圧状態を解除
できるようになっていて、定着ユニット10の画像記録
装置11本体からの脱着に応じて、定着ローラ1と加圧
ローラ2との加圧および圧解除が行われるようになって
いる。また、図5に示すように、カム3aを回転させて
減圧状態とした場合には、ロック部材8の端部は切欠き
部12に係合させているようにカム3aとロック部材8
との位置関係等が調節されている。
【0031】定着ローラ1の表面には、定着ローラ1の
表面に当接されて表面温度を検知する温度検知手段とし
てサーミスタ13が設けられており、サーミスタ13で
定着ローラ1の表面温度を検知してヒータ17の温度を
記録装置本体側より制御することができるようになって
いる。
【0032】サーミスタ13は、定着ユニット10の適
宜位置に配置された、例えば板バネを用いたサーミスタ
バネ13aに設けられており、サーミスタバネ13aの
バネカによりサーミスタ13が定着ローラ1の表面に圧
接させられるようになっている。なお、サーミスタは、
サーミスタバネを介して定着ユニットに係止されて、所
定の圧力で定着ローラに当接されるようにしているが、
これに限るものではなく、加圧アームの加圧状態および
減圧状態において定着ローラの表面に当接する位置にサ
ーミスタを固定するようにしてもよい。なお、サーミス
タバネ13aは、板バネに限るものではなく、コイルバ
ネ等の弾性部材を用いることができる。
【0033】また、定着ユニット10には、サーミスタ
バネ13aによるサーミスタ13の移動量を規制する規
制部であるサーミスタストッパ14が設けられており、
サーミスタストッパ14の位置は、カム3aによる加圧
アーム4の加圧解除状態において、定着ローラ1とサー
ミスタ13とが、図3に示す距離Dの間だけ離間できる
ように調節されているとともに、カム3aによる減圧状
態においては、定着ローラ1とサーミスタ13とが当接
しているように調節されている。なお、サーミスタスト
ッパを設けない構成にしてもよく、その場合は、サーミ
スタバネのバネ力によるサーミスタの移動量が、加圧ア
ームの加圧解除状態におけるローラの移動量よりも小さ
くなるようにサーミスタバネのバネ力を調整するように
する。
【0034】上記構成の定着ユニット10は、画像記録
装置11本体に装着された状態で、装置本体11側の駆
動源(図示せず)からの駆動力を駆動ギア18を介して
伝達されることにより、ヒータ17により加熱された定
着ローラ1と、加熱された定着ローラ1からの熱が伝達
された加圧ローラ2とが回転するようになっている。な
お、加圧ローラにヒータを設けるようにして加圧ローラ
自身を加熱するようにしてもよい。
【0035】このとき、バネ7により発生した圧力は支
点5を中心に揺動する加圧アーム4の受け部4aに加え
られ、加圧ローラ2を定着ローラ1へ押し付ける加圧力
として伝達される。この加圧カと先に述べた熱を加えら
れ回転する定着ローラ1と加圧ローラ2の間を未定着画
像が担持された用紙(図示せず)が通過することで、熱
と加圧力とにより未定着画像が用紙上に定着させられて
定着プロセスが終了する。
【0036】次に、ジャムの発生により、定着ユニット
10から用紙の排出処理が必要になった場合、あるいは
何らかの理由で定着ユニット10を装置本体11より取
り出す場合、長期にわたり装置本体11を使用しない場
合などは、カム3aとロック部材8とを軸支している軸
9を中心にして、定着ユニット10の両側のレバー3c
のそれぞれを押し上げることでロック部材8の端部が切
欠き部12から解除されて定着ユニット10は画像記録
装置11本体より、図1において手前側に引き出し可能
となる。
【0037】また、ロック部材8の回転に同期して回転
させられたカム3aは、加圧アーム4の受け部4aと当
接バネ7を圧縮して加圧アーム4を押し下げ固定する。
この結果、図3に示すように、加圧アーム4による加圧
状態から開放された加圧ローラ2が押し下げられるとと
もに、定着ローラ1も自重で下方に下がる。このとき、
定着ユニット10に設けられたサーミスタバネ13aに
固定されているサーミスタ13は、サーミスタバネ13
aの作用により下方に下げられた定着ローラ1に追従し
ようとするが、サーミスタバネ13aの端部とサーミス
タストッパ14とが当接することにより、サーミスタ1
3と定着ローラ1との間が距離Dだけ保たれる。この状
態でジャム処理を行うことにより、定着ローラ1の表面
にサーミスタ13による傷が付くことがないとともに、
ジャム処理の作業位置からサーミスタ13が離れるので
サーミスタ13の損傷の少ないジャム処理が可能とな
る。
【0038】ジャム処理後に再度使用を開始する場合
は、駆動レバー3bをカム3aによる加圧アーム4の押
し下げを解除する方向に回転させることでカム3aによ
る加圧解除状態が解除され、バネ7の復元力により加圧
アーム4が押し上げられて加圧ローラ2が定着ローラ1
と当接し定着可能な状態となる。
【0039】このように、駆動レバー3bの操作だけで
定着ユニット10の画像記録装置11からの着脱を行う
ことができるとともに、定着ローラ1と加圧ローラ2と
の加圧あるいは圧解除、および、定着ローラ1とサーミ
スタ13との当接、離間が同時に可能となる。
【0040】さらに、定着ユニット10は、図5と図6
に示すように、図3に示す加圧解除状態と図2に示す加
圧状態との中間である減圧状態を設定できるので、封筒
等の厚手の用紙の定着に適正な圧力まで減圧する厚紙ポ
ジションをとることができる。これは、レバー3cを軸
9を中心に回転させることでカム3aが加圧アーム4の
受け部4aを押し下げる。このときカム3aの加圧時と
圧解除時の中間にあらかじめ適正圧まで加圧アーム4を
押し下げるようカム3aの周縁部に段部が設定されてい
る。また、この状態ではロック部材8は切欠き部12か
ら解除されておらず、定着ユニット10は本体11に固
定されたまま減圧される。
【0041】さらに、この状態では図6に示すように定
着ローラ1に加えられる加圧ローラ2の圧力が減圧され
るのみで圧解除時のような定着ローラ1の移動がないた
めサーミスタ13もサーミスタバネ13aの作用により
定着ローラ1の表面に当接したままであり、通常の加圧
状態と同様に温度測定が可能である。このためレバー3
cをこのポジションまで回転させる操作で厚紙に対する
適正圧での通紙を可能にしている。
【0042】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を図7と図8により説明する。本実施形態で
は、第1の実施形態において加圧解除手段に加圧アーム
の加圧状態を変化させるカムを設けていたが、これに替
えて、圧解除レバーにより加圧アームの押し下しを行う
ようにしたものである。なお、加圧解除手段の構成が異
なる他は、加圧アームや両ローラ等の構成および作用は
同一であり、第1の実施形態との共通箇所には同一符号
を付す。
【0043】加圧手段である加圧アームの加圧状態を解
除する圧解除レバーを有する定着ユニット10′は、画
像記録装置本体内に脱着可能に設けられる。定着ユニッ
ト10′は、内部に加熱用のヒータ17を有する定着ロ
ーラ1、定着ローラ1の表面に圧接させられる加圧ロー
ラ2が設けられている。定着ローラ1と加圧ローラ2と
の両端部は、第1の実施形態と同様にして、ローラ保持
部6の長孔6aに回動可能に保持され、定着ローラ1と
加圧ローラ2とが長孔6aの長手方向に沿ってスライド
できるようになっている。また、記録装置本体11内の
駆動源(図示せず)からの駆動力を定着ローラ1に伝達
する駆動ギア18が設けられており、駆動源からの駆動
力を駆動ギア18を介して定着ローラ1と加圧ローラ2
とに伝達することにより両ローラが所定方向に回転する
ようになっている。
【0044】両ローラに圧力を加える加圧手段として、
定着ユニット10の長手方向の両端部に設けられた支点
5に回動可能に軸支されるとともに加圧ローラ2の端部
を回動可能に保持する2つの加圧アーム4と、加圧アー
ム4の端部に設けられた受け部4aに一端が係止されて
加圧アーム4の端部を時計回りの方向に押圧する2つの
バネ7が設けられ、バネ7の弾性力で加圧アーム4を時
計回りの方向に押圧することにより加圧アーム4の中程
に保持された加圧ローラ2を定着ローラ1方向に押圧し
て定着ローラ1に加圧ローラ2を圧接できるようになっ
ている。
【0045】定着ユニット10′の長手方向の両端部に
設けられた加圧アーム4の受け部4aの上方には、加圧
アーム4の加圧状態を解除して加圧解除状態を保持でき
る加圧解除手段として圧解除レバー15が設けられてお
り、圧解除レバー15は、長手方向の中程を加圧アーム
4の受け部4の上方にに設けられた軸16によって回動
可能に軸支されているとともに、圧解除例バー15の内
端が加圧アーム4を押し下げできる略カム形状の押圧部
15aに形成されている。
【0046】押圧部15aは、その端部が平面に形成さ
れており、圧解除レバー15の外端を掴んで圧解除レバ
ー15を時計回りの方向に回転させて圧解除レバー15
を起立させることにより、加圧アーム4の受け部4aの
上面に押圧部15aの平面が当接させられて加圧アーム
4を下方に押し下げた状態に保持できるようになってい
る。加圧アーム4が下方に押し下げられると、加圧アー
ム4により加圧されていた加圧ローラ2が下方に移動
し、加圧ローラ2の移動に伴って定着ローラ1が自重に
より下方に移動するようになっている。
【0047】定着ローラ1の表面には、第1の実施形態
と同様に、サーミスタバネ13aを介してサーミスタ1
3が当接させられており、サーミスタ13で定着ローラ
1の表面温度を検知してヒータ17の温度を記録装置本
体側より制御することができるようになっている。な
お、サーミスタは、加圧アームの加圧状態において定着
ローラの表面に当接する位置にサーミスタを固定するよ
うにしてもよい。
【0048】また、定着ユニット10には、サーミスタ
バネ13aの移動量を規制するサーミスタストッパ14
が設けられており、サーミスタストッパ14の位置は、
押圧部15aによる加圧アーム4の加圧解除状態におい
て、定着ローラ1とサーミスタ13とが、図8に示す距
離Dの間だけ離間できるようになっている。
【0049】上記構成の定着ユニット10′は、画像記
録装置本体(図示せず)に装着された状態で、ヒータ1
7により暖められた定着ローラ1が画像記録装置本体側
の駆動源(図示せず)からの駆動カを駆動ギア18を介
し回転することにより加圧ローラ2が加熱される。この
とき、バネ7により発生した圧力は支点5を中心に揺動
する加圧アーム4の受け部4aに加えられ、加圧ローラ
2を定着ローラ1へ押し付ける加圧力として伝達され
る。この加圧力と先に述べた熱を加えられ回転する定着
ローラ1と加圧ローラ2の間を未定着画像を担持させた
用紙(図示せず)が通過することで、未定着画像が熱と
加圧力によって用紙に定着させられて定着プロセスが終
了する。
【0050】用紙への定着工程でジャムの発生した場
合、図8に示すように圧解除レバー15を軸16を中心
に時計回りの方向に回転させて加圧アーム4の受け部4
a上に圧解除レバー15を起立させることで圧解除レバ
ー15の先端に設けられた押圧部15aの作用によりバ
ネ7を圧縮しながら加圧アーム4を押し下げ固定され
る。この結果、加圧アーム4に加圧保持されていた加圧
ローラ2も同様に押し下げられ、加圧ローラ2の降下に
追従して定着ローラ1も自重で下方に下がる。このとき
定着ユニット10内に固定されているサーミスタ13は
サーミスタバネ13aの作用により下方に下げられた定
着ローラ1に追従しようとするが、サーミスタバネ13
aの端部がサーミスタストッパ14に当接するので、サ
ーミスタ13と定着ローラ1とは、図8に示す距離Dの
間が保たれ、この状態で残留し変形した用紙や未定着ト
ナーによるサーミスタの破損、汚れ、ローラ削れ等を防
止したジャム処理等が可能となる。
【0051】またジャム処理後、再度定着ユニット1
0′の使用を開始する場合、圧解除レバー15を時計回
りとは逆方向に回転させすることで押圧部15aと受け
部4aとの当接状態が解除され、バネ7の復元力により
加圧アーム4が押し上げられて加圧ローラ2が定着ロー
ラ1と当接し、かつサーミスタ13も適正に定着ローラ
1表面に当接し、定着可能な状態となる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
1の発明によれば、定着ローラを加圧手段により加圧す
ることにより、定着ローラがローラ保持部材に保持され
た状態で定着ローラと温度検知手段とが当接させられ、
加圧手段の加圧状態を加圧解除手段により解除して加圧
解除状態を保持することにより定着ローラがローラ保持
部材に沿って温度検知手段から離間する方向に移動する
ので、定着ローラと温度検知手段とが離れた状態でジャ
ム処理が行われ、温度検知手段の破損および汚れ、ま
た、定着ローラの損傷等を防止でき、ジャム処理の作業
性のよい画像記録装置が提供される。また、特別の制御
機構を必要としないため部品点数の削減、本体の小型
化、低コスト化が可能となり、同時に機構の簡略化によ
り不良要因が削減されて品質を向上させることができ
る。
【0053】また、本出願にかかる第2の発明によれ
ば、加圧解除手段に設けられたロック部材により、定着
ローラを加圧することによりローラ定着装置が画像記録
装置本体に係止されるので、簡単な構成でローラ定着装
置の交換時等に発生する定着ローラの加圧忘れなどを防
止することができる。また、加圧解除手段の圧解除に応
じてローラ定着装置が画像記録装置本体から取り外し可
能となるとともに、定着ローラと温度検知手段とが離間
させられてジャム処理等を行うことができるので、ジャ
ム処理と移動保管時の装置管理の作業性を向上させるこ
とができるとともに、ジャム処理に伴う温度検知部材の
破損等を防止することができる。また、ローラの変形防
止に対してスペーサ等の部材を設ける必要がなく、部品
点数を削減して作業性がよくコストのかからない画像記
録装置を提供することができる。
【0054】また、本出願にかかる第3の発明によれ
ば、圧接部材の圧接によって定着ローラの加圧時には確
実に定着ローラと温度検知手段とを当接できるので温度
検知を果実に行えるとともに、定着ローラの圧解除時に
は確実に定着ローラと温度検知手段との間の距離を確保
することができるので、ジャム処理による温度検知手段
の破損等を確実に防止できる。
【0055】また、本出願にかかる第4の発明によれ
ば、圧接部材の圧接による温度検知手段の移動量が規制
部により規制されるので、より確実に定着ローラの圧解
除時の定着ローラと温度検知手段との間の距離を確保す
ることができる。
【0056】また、本出願にかかる第5の発明によれ
ば、加圧解除手段に設けられた減圧部により、簡単な構
成および操作で厚紙等の記録材の定着と通常の厚さの記
録材の定着とを切り替えることにより、記録材の種類に
応じた適正な圧力を記録材に加えて定着を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の画像記録装置を示し
た概略説明図である。
【図2】定着ユニットの加圧状態を示す側面説明図であ
る。
【図3】定着ユニットの加圧解除状態を示す側面説明図
である。
【図4】定着ユニットの加圧解除状態を示す正面説明図
である。
【図5】定着ユニットの減圧状態を示す正面説明図であ
る。
【図6】定着ユニットの減圧状態を示す側面説明図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施形態の定着ユニットにおい
て加圧状態を示す側面説明図である。
【図8】定着ユニットの加圧解除状態を示す側面説明図
である。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 加圧ローラ 3 加圧解除手段 4 加圧アーム(加圧手段) 6 ローラ保持部材 7 バネ(加圧手段) 8 ロック部材 13 サーミスタ(温度検知手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段により加熱されるとともに加圧
    手段により加圧された定着ローラと、該定着ローラに当
    接されて定着ローラの表面温度を検知する温度検知手段
    と、加圧手段の加圧状態を解除して加圧解除状態を保持
    できる加圧解除手段とを有し、加圧および加熱された定
    着ローラが加圧力および熱により記録材上の未定着画像
    を定着させるローラ定着装置が設けられた画像記録装置
    において、ローラ定着装置に、定着ローラの加圧時には
    定着ローラと温度検知手段とを当接状態に保持できると
    ともに加圧解除手段による定着ローラの圧解除時には定
    着ローラと温度検出手段との当接状態を解除する方向に
    定着ローラの移動を案内できるローラ保持部材が設けら
    れ、加圧解除手段の圧解除に同期して温度検知手段と定
    着ローラとが離間させられることを特徴とする画像記録
    装置。
  2. 【請求項2】 加圧解除手段には、加圧手段の加圧状態
    において画像記録装置本体に係止されてローラ定着装置
    の画像記録装置への装着状態を保持できるとともに、加
    圧解除手段の圧解除に応じて画像記録装置本体からの係
    止が解除されてローラ定着装置の画像記録装置への装着
    状態を解除できるロック部材が設けられていることとす
    る請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 ローラ定着装置に、温度検知手段を定着
    ローラの表面に圧接させる圧接部材が設けられ、圧接部
    材は、圧接部材の圧接力による温度検知手段の移動量
    が、加圧手段の加圧解除状態における定着ローラの移動
    量よりも小さいこととする請求項1または請求項2に記
    載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 ローラ定着装置には、圧接部材による温
    度検知手段の圧接方向への移動量を規制する規制部が設
    けられ、該規制部は、圧接部材の圧接による温度検知手
    段の移動量を加圧手段の加圧解除状態における定着ロー
    ラの移動量よりも小さくできることとする請求項3に記
    載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 加圧解除手段には、加圧手段を加圧状態
    と加圧解除状態との中程の減圧状態に保持できる減圧部
    が設けられ、温度検知手段の圧接部材は、圧接部材の圧
    接による温度検知手段の移動量が加圧手段の加圧解除状
    態における定着ローラの移動量よりも小さく、かつ、加
    圧手段の加圧状態および減圧状態において定着ローラと
    温度検知手段とを当接させられることとする請求項3ま
    たは請求項4に記載の画像記録装置。
JP9241726A 1997-08-25 1997-08-25 画像記録装置 Pending JPH1165350A (ja)

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