JPH1162179A - 二重床の構造 - Google Patents
二重床の構造Info
- Publication number
- JPH1162179A JPH1162179A JP22870997A JP22870997A JPH1162179A JP H1162179 A JPH1162179 A JP H1162179A JP 22870997 A JP22870997 A JP 22870997A JP 22870997 A JP22870997 A JP 22870997A JP H1162179 A JPH1162179 A JP H1162179A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- joist
- joists
- materials
- cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 隣合う根太材を横繋ぎ材で簡単且つ精度よく
繋ぐことができて施工性を向上できると共に施工精度を
向上できる二重床の構造を提供する。 【解決手段】 複数本の長尺の根太材1を平行に並べる
と共に各根太材1の下面から下方に突設した複数個の支
持脚2を床下地4に設置し、根太材1の上に床仕上げ材
を貼った二重床の構造である。これにおいて、上記複数
本の根太材1に亙る横繋ぎ材6を根太材1に直交するよ
うに配置する。横繋ぎ材6に各根太材1の間隔を隔てて
嵌合凹部10を設けると共に各根太材1を嵌合凹部10
に嵌合して複数本の根太材1を横繋ぎ材9にて繋ぐ。
繋ぐことができて施工性を向上できると共に施工精度を
向上できる二重床の構造を提供する。 【解決手段】 複数本の長尺の根太材1を平行に並べる
と共に各根太材1の下面から下方に突設した複数個の支
持脚2を床下地4に設置し、根太材1の上に床仕上げ材
を貼った二重床の構造である。これにおいて、上記複数
本の根太材1に亙る横繋ぎ材6を根太材1に直交するよ
うに配置する。横繋ぎ材6に各根太材1の間隔を隔てて
嵌合凹部10を設けると共に各根太材1を嵌合凹部10
に嵌合して複数本の根太材1を横繋ぎ材9にて繋ぐ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二重床の構造に関
し、詳しくは二重床を組み立てるとき隣合う根太材を繋
ぐ構造に関するものである。
し、詳しくは二重床を組み立てるとき隣合う根太材を繋
ぐ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に防音構造の二重床は図2に示すよ
うに施工される。合板等で形成せる長尺の根太材1には
複数個の支持脚2を根太材1の下面から下方に突出する
ように装着してある。この支持脚2は根太材1の長手方
向に略等間隔に設けてある。また支持脚2はボルト状に
形成されており、高さ調整ができるようになっている。
各支持脚2には防振性能を持たせるための防振ゴム3を
装着してある。この根太材1は複数本の根太材1が平行
になるように等間隔に列設され、各根太材1の支持脚2
の防振ゴム3が床下地4の上に設置される。隣合う根太
材1の間には長手方向に亙るように吸音材5が介装され
る。また隣合う根太材1の間を繋ぐために根太材1の端
部間に横繋ぎ板6′が架設される。つまり、隣合う根太
材1の間隔に対応する長さの横繋ぎ板6′が夫々隣合う
根太材1間に配置され、横繋ぎ板6′の端部が根太材1
の側部の凹段部7に嵌合され、横繋ぎ板6′の端部を釘
打ちすることで固定されている。長手方向に隣合う根太
材1の端部間は縦繋ぎ材11にて接続してある。このよ
うに根太材1を設置した後、根太材1の上に全面に亙る
ように捨て張り合板8が貼られ、捨て貼り合板8の上に
全面に亙るように床仕上げ材9が貼られる。
うに施工される。合板等で形成せる長尺の根太材1には
複数個の支持脚2を根太材1の下面から下方に突出する
ように装着してある。この支持脚2は根太材1の長手方
向に略等間隔に設けてある。また支持脚2はボルト状に
形成されており、高さ調整ができるようになっている。
各支持脚2には防振性能を持たせるための防振ゴム3を
装着してある。この根太材1は複数本の根太材1が平行
になるように等間隔に列設され、各根太材1の支持脚2
の防振ゴム3が床下地4の上に設置される。隣合う根太
材1の間には長手方向に亙るように吸音材5が介装され
る。また隣合う根太材1の間を繋ぐために根太材1の端
部間に横繋ぎ板6′が架設される。つまり、隣合う根太
材1の間隔に対応する長さの横繋ぎ板6′が夫々隣合う
根太材1間に配置され、横繋ぎ板6′の端部が根太材1
の側部の凹段部7に嵌合され、横繋ぎ板6′の端部を釘
打ちすることで固定されている。長手方向に隣合う根太
材1の端部間は縦繋ぎ材11にて接続してある。このよ
うに根太材1を設置した後、根太材1の上に全面に亙る
ように捨て張り合板8が貼られ、捨て貼り合板8の上に
全面に亙るように床仕上げ材9が貼られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
にあっては、隣合う根太材1の間に夫々架設するように
横繋ぎ板6′を配置して釘打ちで固定するため、釘打ち
時に根太材1が転倒したりしてずれが生じることがあ
り、施工性が悪いと共に施工精度も悪くなるという問題
があった。
にあっては、隣合う根太材1の間に夫々架設するように
横繋ぎ板6′を配置して釘打ちで固定するため、釘打ち
時に根太材1が転倒したりしてずれが生じることがあ
り、施工性が悪いと共に施工精度も悪くなるという問題
があった。
【0004】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、隣合う根太材を横繋ぎ材で簡単且つ精度よく繋
ぐことができて施工性を向上できると共に施工精度を向
上できる二重床の構造を提供するにある。
あって、隣合う根太材を横繋ぎ材で簡単且つ精度よく繋
ぐことができて施工性を向上できると共に施工精度を向
上できる二重床の構造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の請求項1の二重床の構造は、複数本の長尺の根
太材1を平行に並べると共に各根太材1の下面から下方
に突設した複数個の支持脚2を床下地4に設置し、根太
材1の上に床仕上げ材を貼ったものにおいて、上記複数
本の根太材1に亙る横繋ぎ材6を根太材1に直交するよ
うに配置し、横繋ぎ材6に各根太材1の間隔を隔てて嵌
合凹部10を設けると共に各根太材1を嵌合凹部10に
嵌合して複数本の根太材1を横繋ぎ材9にて繋いで成る
ことを特徴とする。根太材1の長手方向と直交して複数
本の根太材1に亙る横繋ぎ材6の嵌合凹部10に根太材
1を嵌合することで複数本の根太材1を横繋ぎ材6にて
繋ぐことができ、従来のように不安定な状態での釘打ち
をすることがなく、根太材1を横繋ぎ材6で簡単に繋ぐ
ことができ、また隣合う根太材1の間隔が所定間隔にな
るように精度よく繋ぐことができ、施工性を向上できる
と共に施工精度を向上できる。
本発明の請求項1の二重床の構造は、複数本の長尺の根
太材1を平行に並べると共に各根太材1の下面から下方
に突設した複数個の支持脚2を床下地4に設置し、根太
材1の上に床仕上げ材を貼ったものにおいて、上記複数
本の根太材1に亙る横繋ぎ材6を根太材1に直交するよ
うに配置し、横繋ぎ材6に各根太材1の間隔を隔てて嵌
合凹部10を設けると共に各根太材1を嵌合凹部10に
嵌合して複数本の根太材1を横繋ぎ材9にて繋いで成る
ことを特徴とする。根太材1の長手方向と直交して複数
本の根太材1に亙る横繋ぎ材6の嵌合凹部10に根太材
1を嵌合することで複数本の根太材1を横繋ぎ材6にて
繋ぐことができ、従来のように不安定な状態での釘打ち
をすることがなく、根太材1を横繋ぎ材6で簡単に繋ぐ
ことができ、また隣合う根太材1の間隔が所定間隔にな
るように精度よく繋ぐことができ、施工性を向上できる
と共に施工精度を向上できる。
【0006】また本発明の請求項2の二重床の構造は、
請求項1において、根太材1の断面形状を凸形状にする
と共に横繋ぎ材6の嵌合凹部10の形状を凸形状とし、
根太材1を嵌合凹部10に嵌合して成ることを特徴とす
る。凸形状の嵌合凹部10に断面凸形状の根太材1を嵌
合することで外れないように確実に嵌合できて横繋ぎ材
6にて確実に繋ぐことができる。
請求項1において、根太材1の断面形状を凸形状にする
と共に横繋ぎ材6の嵌合凹部10の形状を凸形状とし、
根太材1を嵌合凹部10に嵌合して成ることを特徴とす
る。凸形状の嵌合凹部10に断面凸形状の根太材1を嵌
合することで外れないように確実に嵌合できて横繋ぎ材
6にて確実に繋ぐことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の二重床の構造も上記従来
の技術で述べたものと全体的な構造は同じであり、横繋
ぎ材6で繋ぐ構造が異なるだけである。このため重複す
る部分の説明を省略して異なる点だけを主に説明する。
根太材1は断面凸形状をした長尺物であり、根太材1に
は長手方向に略等間隔に支持脚2を装着してあり、支持
脚2の下端には防振ゴム3を装着してある。この根太材
1は複数本の根太材1が平行になるように並べられ、各
支持脚2の下端の防振ゴム3が床下地4に設置される。
このように複数本の根太材1を並べて設置した状態で従
来の技術と同様に隣合う根太材1の間に吸音材が介装さ
れる。横繋ぎ材6は長尺物であり、この横繋ぎ材6には
上記根太材1の並ぶ間隔と同じ間隔で嵌合凹部10を設
けてある。この嵌合凹部10は根太材1の断面形状と同
じ凸形状に形成してある。この横繋ぎ材6を根太材1の
長手方向の端部で根太材1の長手方向と直交するように
配置し、各根太材1の端部を嵌合凹部10に嵌合し、横
繋ぎ材6にて複数本の根太材1を接続する。嵌合凹部1
0に根太材1を嵌合したときこの部分を釘打ちで固定し
てもよい。この場合、嵌合凹部10に根太材1を嵌合し
て位置決めしてあるために容易に釘打ち固定できる。根
太材1の長手方向の端部間は従来の技術と同様に縦繋ぎ
材で接続される。上記のように根太材1を設置した後、
上面の全面に捨て張り合板が貼られ、捨て張り合板の上
に床仕上げ材が貼られて防音構造の二重床が形成され
る。
の技術で述べたものと全体的な構造は同じであり、横繋
ぎ材6で繋ぐ構造が異なるだけである。このため重複す
る部分の説明を省略して異なる点だけを主に説明する。
根太材1は断面凸形状をした長尺物であり、根太材1に
は長手方向に略等間隔に支持脚2を装着してあり、支持
脚2の下端には防振ゴム3を装着してある。この根太材
1は複数本の根太材1が平行になるように並べられ、各
支持脚2の下端の防振ゴム3が床下地4に設置される。
このように複数本の根太材1を並べて設置した状態で従
来の技術と同様に隣合う根太材1の間に吸音材が介装さ
れる。横繋ぎ材6は長尺物であり、この横繋ぎ材6には
上記根太材1の並ぶ間隔と同じ間隔で嵌合凹部10を設
けてある。この嵌合凹部10は根太材1の断面形状と同
じ凸形状に形成してある。この横繋ぎ材6を根太材1の
長手方向の端部で根太材1の長手方向と直交するように
配置し、各根太材1の端部を嵌合凹部10に嵌合し、横
繋ぎ材6にて複数本の根太材1を接続する。嵌合凹部1
0に根太材1を嵌合したときこの部分を釘打ちで固定し
てもよい。この場合、嵌合凹部10に根太材1を嵌合し
て位置決めしてあるために容易に釘打ち固定できる。根
太材1の長手方向の端部間は従来の技術と同様に縦繋ぎ
材で接続される。上記のように根太材1を設置した後、
上面の全面に捨て張り合板が貼られ、捨て張り合板の上
に床仕上げ材が貼られて防音構造の二重床が形成され
る。
【0008】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、複数本の根
太材に亙る横繋ぎ材を根太材に直交するように配置し、
横繋ぎ材に各根太材の間隔を隔てて嵌合凹部を設けると
共に各根太材を嵌合凹部に嵌合して複数本の根太材を横
繋ぎ材にて繋いでいるので、根太材の長手方向と直交し
て複数本の根太材に亙る横繋ぎ材の嵌合凹部に根太材を
嵌合することで複数本の根太材を横繋ぎ材にて繋ぐこと
ができるものであって、従来のように不安定な状態での
釘打ちをすることがなく、根太材を横繋ぎ材で簡単に繋
ぐことができ、また隣合う根太材の間隔が所定間隔にな
るように精度よく繋ぐことができ、施工性を向上できる
と共に施工精度を向上できるものである。
太材に亙る横繋ぎ材を根太材に直交するように配置し、
横繋ぎ材に各根太材の間隔を隔てて嵌合凹部を設けると
共に各根太材を嵌合凹部に嵌合して複数本の根太材を横
繋ぎ材にて繋いでいるので、根太材の長手方向と直交し
て複数本の根太材に亙る横繋ぎ材の嵌合凹部に根太材を
嵌合することで複数本の根太材を横繋ぎ材にて繋ぐこと
ができるものであって、従来のように不安定な状態での
釘打ちをすることがなく、根太材を横繋ぎ材で簡単に繋
ぐことができ、また隣合う根太材の間隔が所定間隔にな
るように精度よく繋ぐことができ、施工性を向上できる
と共に施工精度を向上できるものである。
【0009】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、根太材の断面形状を凸形状にすると共に横繋
ぎ材の嵌合凹部の形状を凸形状とし、根太材を嵌合凹部
に嵌合しているので、凸形状の嵌合凹部に断面凸形状の
根太材を嵌合することで外れないように確実に嵌合でき
て横繋ぎ材にて確実に繋ぐことができるものである。
において、根太材の断面形状を凸形状にすると共に横繋
ぎ材の嵌合凹部の形状を凸形状とし、根太材を嵌合凹部
に嵌合しているので、凸形状の嵌合凹部に断面凸形状の
根太材を嵌合することで外れないように確実に嵌合でき
て横繋ぎ材にて確実に繋ぐことができるものである。
【図1】本発明の実施の形態の要部の一部切欠斜視図で
ある。
ある。
【図2】従来の二重床の一部切欠斜視図である。
1 根太材 2 支持脚 4 床下地 6 横繋ぎ材 10 嵌合凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 複数本の長尺の根太材を平行に並べると
共に各根太材の下面から下方に突設した複数個の支持脚
を床下地に設置し、根太材の上に床仕上げ材を貼った二
重床の構造において、上記複数本の根太材に亙る横繋ぎ
材を根太材に直交するように配置し、横繋ぎ材に各根太
材の間隔を隔てて嵌合凹部を設けると共に各根太材を嵌
合凹部に嵌合して複数本の根太材を横繋ぎ材にて繋いで
成ることを特徴とする二重床の構造。 - 【請求項2】 根太材の断面形状を凸形状にすると共に
横繋ぎ材の嵌合凹部の形状を凸形状とし、根太材を嵌合
凹部に嵌合して成ることを特徴とする請求項1記載の二
重床の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22870997A JPH1162179A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 二重床の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22870997A JPH1162179A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 二重床の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1162179A true JPH1162179A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16880587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22870997A Withdrawn JPH1162179A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 二重床の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1162179A (ja) |
-
1997
- 1997-08-26 JP JP22870997A patent/JPH1162179A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041102 |