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JPH1159536A - 自動二輪車のシートカウル取付構造 - Google Patents

自動二輪車のシートカウル取付構造

Info

Publication number
JPH1159536A
JPH1159536A JP24340397A JP24340397A JPH1159536A JP H1159536 A JPH1159536 A JP H1159536A JP 24340397 A JP24340397 A JP 24340397A JP 24340397 A JP24340397 A JP 24340397A JP H1159536 A JPH1159536 A JP H1159536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
rear fender
seat cowl
cowl
motorcycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24340397A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsurou Muroo
振郎 室尾
Yuichi Takeda
祐一 竹田
Takao Koya
孝男 小屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP24340397A priority Critical patent/JPH1159536A/ja
Publication of JPH1159536A publication Critical patent/JPH1159536A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動二輪車のシートカウル取付構造につい
て、車体フレーム(バックステー)に対してリヤフェン
ダーとシートカウルをそれぞれ個別に取り付けることな
く、また、車体フレームに対してシートカウルとリヤフ
ェンダーを共締めすることなく、シートカウルをリヤフ
ェンダーに取り付けることで、リヤフェンダーの車体へ
の取付部分に影響を与えることなく、シートカウルの着
脱を簡単に行なうことができ、しかも、その際のシート
カウルの取付剛性を充分に確保することができるように
する。 【解決手段】 シート11,12の下面側を下方から覆
うようにリヤフェンダー14が設置され、シート11,
12の周辺からリヤフェンダー14の大部分を側方から
覆うようにシートカウル13が設置されている自動二輪
車において、車体フレーム25に取り付けられているリ
ヤフェンダー14に対して、該リヤフェンダー14の車
体フレーム25への取付部の近傍で、車体フレーム25
に関係なくシートカウル13をリヤフェンダー14に取
り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車におい
てシートの周辺を覆うように設置されるシートカウルの
車体への取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車では、車体の後方上部で、左
右一対のシートレールに載置された状態のシートに対し
て、該シートの下面側を下方から覆うように、リヤフェ
ンダーが左右一対のバックステーの間に設置され、更
に、それらシートレールやバックステーやリヤフェンダ
ーの大部分を覆い隠すように、シートの下方両側から後
方を覆うようなシートカウルが設置されていて、シート
カウルとリヤフェンダーは、通常、共締めされた状態で
車体フレームのバックステーに対して取り付けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の自動二輪車のシートカウル取付構造について
は、シートカウルとリヤフェンダーをバックステーに共
締めしていることで、取付作業時に両者を同時に位置合
わせしてバックステーに取り付けるような面倒な作業が
必要となり、また、シートカウルだけを取り外す時にリ
ヤフェンダーの取付部分も同時に取り外してしまうよう
な不都合が生じる。
【0004】これに対して、共締めすることなくリヤフ
ェンダーとシートカウルを個別にそれぞれバックステー
に取り付けようとすると、バックステーに対して多くの
取付部分を形成しておくことが必要となり、また、その
ような多くの取付部分に対してリヤフェンダーとシート
カウルをそれぞれ着脱する作業が複雑で面倒なものとな
ってしまう一方、バックステーに取り付けられたリヤフ
ェンダーに対してシートカウルを取り付けると、シート
カウルの取付剛性がどうしても低下することとなる。
【0005】本発明は、上記のような問題の解消を課題
とするものであり、具体的には、自動二輪車のシートカ
ウル取付構造について、車体フレーム(バックステー)
に対してリヤフェンダーとシートカウルをそれぞれ個別
に取り付けることなく、また、車体フレームに対してシ
ートカウルとリヤフェンダーを共締めすることなく、シ
ートカウルをリヤフェンダーに取り付けることで、リヤ
フェンダーの車体への取付部分に影響を与えることな
く、シートカウルの着脱を簡単に行なうことができ、し
かも、その際のシートカウルの取付剛性を充分に確保す
ることができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するために、上記の請求項1に記載したよう
に、シートの下面側を下方から覆うようにリヤフェンダ
ーが設置され、シートの周辺からリヤフェンダーの大部
分を側方から覆うようにシートカウルが設置されている
自動二輪車において、車体フレームに取り付けられてい
るリヤフェンダーに対して、該リヤフェンダーの車体フ
レームへの取付部の近傍で、車体フレームに関係なくシ
ートカウルがリヤフェンダーに取り付けられていること
を特徴とするものである。
【0007】また、上記の請求項1に記載した自動二輪
車のシートカウル取付構造において、上記の請求項2に
記載したように、リヤフェンダーの両側からそれぞれ外
方に張り出した部分の適所にリヤフェンダー側のシート
カウル取付部が形成され、シートカウルの両側下端の適
所からそれぞれ内方に延出するようにシートカウル側の
固定部が形成されていて、リヤフェンダーのシートカウ
ル取付部の上面にシートカウルの固定部を載置した状態
で両者を固定することにより、リヤフェンダーに対して
シートカウルが取り付けられていることを特徴とするも
のである。
【0008】さらに、上記の請求項2に記載した自動二
輪車のシートカウル取付構造において、上記の請求項3
に記載したように、リヤフェンダーの外方に張り出した
部分の縁部に沿って、且つ、シートカウル取付部の部分
では縁部とシートカウル取付部を迂回するように、上方
に突出するリブが形成されていると共に、リヤフェンダ
ーのシートカウル取付部に載置されるシートカウルの固
定部に、上方に突出するリブが該固定部の延出方向に沿
って形成されていることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動二輪車のシー
トカウル取付構造の実施形態について図面に基づいて説
明する。
【0010】図1〜図3は、本発明のシートカウル取付
構造が適用されているロードスポーツタイプの自動二輪
車の外観を示すもので、自動二輪車1には、ステアリン
グハンドル2の前方に配置されてスクリーン3が一体的
に取り付けられたフロントカウル4と、前輪5の上部後
方で車体の前部両側を覆う左右一対のサイドカウル6
と、前輪5と後輪7の間で車体の下部を覆うアンダーカ
ウル8とが、アンダーカウル一体型のフェアリングとし
て連続した状態で設置されている。
【0011】また、ステアリングハンドル2の後方に配
置された燃料タンク9に対して、その後部下方を両側か
ら覆うように、車体の両側に左右一対のサイドカバー1
0が設置され、燃料タンク9の後方に配置された操縦者
用のシート11と同乗者用のシート12の下方周辺を覆
うように、一体的に形成されたシートカウル13が設置
されていて、シートカウル13の内側には、各シート1
1,12の下面側を下方から覆うように、リヤフェンダ
ー14が設置されている。
【0012】なお、本実施形態の自動二輪車1では、フ
ロントカウル4に対して、左右一対のヘッドライト15
のレンズ部分が、フロントカウル4の先端近傍から、ハ
ンドル操作のためのフロントカウル4の切れ込み部分の
近傍にまで、フロントカウル4の表面に連続した面とし
て延びており、それによって、左右一対の大きなヘッド
ライト15が設置されているにもかかわらず、前方から
の風圧抵抗が少ないものとなっている。
【0013】図4および図5は、上記の自動二輪車1の
車体フレームを示すもので、ステアリング部分を回動自
在に支持するへッドパイプ21からは、車体の左右両側
に別れて一対のメインフレーム22が、側方から見てそ
れぞれ斜下方に延びてから屈曲部を経て下方に延びてお
り、左右のメインフレーム22の間を連結するように、
各メインフレーム22の下方への屈曲部付近にはフレー
ムクロスメンバー23が固着され、各メインフレーム2
2の下端付近にはクロスパイプ24が固着されている。
【0014】また、各メインフレーム22の下方屈曲部
付近でフレームクロスメンバー23の下方には、後方斜
め上に延びる左右一対のバックステー25がそれぞれ連
結されており、フレームクロスメンバー23の後端に
は、後方斜め上に延びる左右一対のシートレール26が
それぞれ連結されていて、各シートレール26の後端
は、各バックステー25の後端近傍に連結されている。
【0015】上記のような車体フレーム20に対して、
へッドパイプ21の前側にボルトで固着される部品取付
用ステーによってヘッドライト15とメーター16が固
定され、ヘッドライト15に対してフロントカウル4が
固定され、メインフレーム22に設けられたエンジン取
付部とクロスパイプ24に設けられたエンジン取付部と
によってメインフレーム22の下側にエンジン本体が固
定され、左右のメインフレーム22に掛け渡されたタン
ク係止部とフレームクロスメンバー23に形成されたタ
ンク固定部とによってメインフレーム22の上側に燃料
タンク9が固定される。
【0016】また、左右一対のシートレール26の上側
には各シート11,12がそれぞれ固定され、左右一対
のバックステー25の間にはリヤフェンダー14が固定
され、フレームクロスメンバー23の両側後端にはシー
トカウル13の両側前端が固定される。
【0017】なお、図12は、本実施形態の自動二輪車
1における各シート11,12の車体フレームへの固定
状態を示すもので、各シート11,12のそれぞれにお
いては、何れも、左右のシートレール26の間に渡され
たそれぞれのクロスプレート31の上面にシートボトム
32が載置され、シートボトム32の側に設けられたシ
ートロックブラケット33とプレート31の側に設けら
れたシートロック34とによりシートボトム32がクロ
スプレート31上に固定されるものであって、シートボ
トム32の底面には、シートにかかる荷重が小さい時に
シートボトム32がクロスプレート41の上で上下動す
ることによるガタつき音をなくすために、ゴム等の弾性
材料からなるグロメット35が設けられている。
【0018】このグロメット35については、通常は、
シートボトム32の平坦な底面から下方に大きく突出す
るように設けられていて、シートにかかる荷重の大小に
かかわらず、常にグロメットの部分でシートの荷重を受
けるように構成されているため、シートにかかる荷重が
大きくなってグロメットが大きく圧縮されるとシートボ
トム32の上下位置が大きく変わってしまい、そのた
め、シートボトム32に対する他部品のクリアランスを
多く取る必要があった。
【0019】これに対して、本実施形態の自動二輪車1
では、グロメット35の取り付けられている部分がシー
トボトム32の底面から座ぐりされた凹部となってお
り、グロメット35よりも大径の凹部からグロメット3
5が僅かに突出するように設けられていて、シートにか
かる荷重が小さい時には、図12(A)に示すように、
凹部から突出したグロメット35によって荷重を受け、
シートにかかる荷重が大きい時には、図12(B)に示
すように、グロメット35が凹部内に圧縮されて、シー
トボトム32の底面そのもので荷重を受けるように構成
されているため、シートにかかる荷重が大きくなって
も、シートボトム32の上下位置は所定以上には変わら
ず、その結果、荷重の小さい時にはガタつき音がなく、
しかも、シートボトム32に対する他部品のクリアラン
スを多く取る必要のないものとなっている。
【0020】ところで、上記の自動二輪車1では、車体
の後方上部において、既に述べたように、操縦者用のシ
ート11と同乗者用のシート12の下方周辺を覆うよう
に、一体的に形成されたシートカウル13が設置されて
おり、シートカウル13の内側には、各シート11,1
2の下面側を下方から覆うように、リヤフェンダー14
が設置されている。
【0021】図6は、シート11,12やシートカウル
13やリヤフェンダー14等が設置された車体の後方上
部を示し、図7は、図6に示した部分のシート11,1
2とシートカウル13を取り除いた状態を示し、図8お
よび図9は、リヤフェンダー14の構造を示し、図10
および図11は、シートカウル13の構造を示すもので
あって、更に、図13は、リヤフェンダー14の車体左
側を前方から見た状態を示し、図14および図15は、
リヤフェンダー14のバックステー25への取付部分を
示し、図16および図17は、シートカウル13のリヤ
フェンダー14への固定部分をそれぞれ示すものであ
る。
【0022】自動二輪車1の車体後方上部では、図6に
示すように、シートレール26の上側に前後してそれぞ
れ設置された各シート11,12に対して、それらの下
面側を下方から覆うようにリヤフェンダー14が左右の
バックステー25の間に設置されており、各シート1
1,12の周辺からシートレール26やバックステー2
5やリヤフェンダー14の大部分を覆うようにシートカ
ウル13が設置されていて、シートカウル13の下方に
露出したリヤフェンダー14のライセンスプレート取付
部分の左右両側にはそれぞれウインカー17が取り付け
られ、リヤフェンダー後端部にはテールライト18が取
り付けられている。
【0023】リヤフェンダー14には、その左右両側に
おいて、図8,図9,および図13に示すように、シー
トカウル13の下端に沿うような面として側壁部14a
から外方に張り出した部分14bが一体的に形成され、
該張り出し部分14bの2箇所と側壁部14aの後方上
部の一箇所とに、リヤフェンダー14をバックステー2
5に固定するための取付部14c,14d,14eがそ
れぞれ形成されていて、図7に示すように、それらの取
付部14c,14d,14eでバックステー25に固定
することによって、左右一対のバックステー25に挟ま
れるようにリヤフェンダー14が設置されている。
【0024】なお、リヤフェンダー14の各取付部14
c,14d,14eについて、本実施形態では、図14
(A)に示すような取付部14cでは、図15(A)に
示すように、ボルトによってバックステー25に強固に
固着し、また、図示していないが、取付部14eでも同
様に、ボルトによってバックステー25の後端部に強固
に固着しているが、取付部14cと取付部14eの間に
位置する図14(B)に示すような取付部14dについ
ては、図15(B),(C)に示すように、樹脂製リベ
ット等の簡単な固着手段によってバックステー25に簡
単に固定している。
【0025】上記のように車体フレームであるバックス
テー25に取り付けられたリヤフェンダー14には、そ
の左右両側の張り出し部分14bのそれぞれにおいて、
バックステー25への取付部14c,14d,14eと
は別に、シートカウル13を取り付けるための図16
(C)に示すような取付部14fが、図8および図9に
示すように、各取付部14c,14d,14eの近傍で
張り出し部分14bの縁部にそれぞれ形成されている。
【0026】また、本実施形態では、リヤフェンダー1
4の張り出し部分14bには、その縁部に沿って、且
つ、シートカウル取付部14fの箇所では縁部とシート
カウル取付部14fを迂回するように、上方に突出する
リブ14gが一体的に形成されている。
【0027】一方、シートカウル13には、リヤフェン
ダー14側の各取付部14fに対応して、図10および
図11に示すように、その両側下端のそれぞれに、縁部
から更に内方に突出するようにリヤフェンダー14への
固定部13fがそれぞれ形成されており、それぞれの固
定部13fには、図16(A),(B)に示すように、
その取付孔の両側で固定部13fの延出方向に沿って、
上方に突出するリブ13hが形成されていて、さらに、
各固定部13fの間で縁部の内側の適所(本実施形態で
は4箇所)には、内方に突出するリブ13gが形成され
ている。
【0028】そして、シートカウル13側の固定部13
fは、図16(C)に示すようなリヤフェンダー14側
の取付部14fに対して、図17(A),(B)に示す
ような状態で樹脂製リベット等の簡単な固着手段によっ
て固定され、また、そのようにシートカウル13がリヤ
フェンダー14に取り付けられた状態で、シートカウル
13側のリブ13gは、図17(C)に示すように、リ
ヤフェンダー14側のリブ14gに対して、その張り出
し部分14bの縁部に沿う部分で上方から係合すること
となる。
【0029】上記のようにバックステー25に取り付け
られたリヤフェンダー14に対してシートカウル13が
取り付けられている本実施形態の自動二輪車1によれ
ば、バックステー25に対してシートカウル13のため
の取付部分を設ける必要がなく、リヤフェンダー14と
シートカウル13をそれぞれ個別にバックステー25に
対して取り付ける必要がない。
【0030】また、シートカウル13とリヤフェンダー
14をバックステー25に対して共締めしていないた
め、取付作業時に両者を同時に位置合わせすることな
く、先にバックステー25に固定したリヤフェンダー1
4に対してシートカウル13を簡単に取り付けることが
でき、また、リヤフェンダー14のバックステー25へ
の取付部14c,14d,14eに影響を与えることな
く、シートカウル13だけを簡単に取り外すことができ
る。
【0031】そして、リヤフェンダー14では剛性が高
くなっているバックステー25への取付部14c,14
d,14eの近傍においてシートカウル13をリヤフェ
ンダー14に取り付けているため、シートカウル13の
取付剛性を充分に確保することができる。
【0032】また、本実施形態では、リヤフェンダー1
4の張り出し部分14bに設けられた取付部14fの上
にシートカウル13の固定部13fを載せた状態で、樹
脂製リベット等による固定作業を行なうことによって、
リヤフェンダー14に対するシートカウル13の取付作
業を楽に行なうことができる。
【0033】また、本実施形態では、リヤフェンダー1
4の張り出し部分14bの縁部からシートカウル取付部
14fの周辺に連続してリブ14gが形成されているこ
とで、リヤフェンダー14のシートカウル取付部14f
の剛性が高められ、また、シートカウル13の固定部1
3fもリブ13hにより剛性が高められ、更に、シート
カウル13の縁部の内側にリヤフェンダー14のリブ1
4gと係合するリブ13gが形成されていることから、
リヤフェンダー14に取り付けられたシートカウル13
の取付剛性が更に高められている。
【0034】さらに、本実施形態では、シートカウル1
3の固定部13fをリヤフェンダー14側のリブ14g
の上に適当に載せてからシートカウル13をずらせて、
該固定部13fをリヤフェンダー14側のシートカウル
取付部14fに落とし込むことで、該シートカウル取付
部14fに対するシートカウル13側の固定部13fの
位置合わせを容易に行なうことができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したような本発明の自動二輪車
のシートカウル取付構造によれば、車体フレームに対し
てリヤフェンダーとシートカウルをそれぞれ個別に取り
付けることなく、また、車体フレームに対してシートカ
ウルとリヤフェンダーを共締めすることなく、シートカ
ウルをリヤフェンダーにだけ取り付けることで、リヤフ
ェンダーの車体への取付部分に影響を与えることなく、
シートカウルの着脱を容易に行なうことができると共
に、リヤフェンダーに取り付けられたシートカウルの取
付剛性を充分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシートカウル取付構造が適用されてい
る自動二輪車の車体左側を示す側面図。
【図2】図1に示した自動二輪車の上面図。
【図3】図1に示した自動二輪車の前面図。
【図4】図1に示した自動二輪車の車体フレームを示す
側面図。
【図5】図4に示した車体フレームの上面図。
【図6】図1に示した自動二輪車においてシートやシー
トカウルやリヤフェンダー等が設置された車体の後方上
部を示す側面図。
【図7】図6に示した車体の後方上部のシートとシート
カウルを取り除いた状態を示す側面図。
【図8】図7に示した部分におけるリヤフェンダー自体
の構造を示す側面図。
【図9】図8に示したリヤフェンダーの一部を省略した
上面図。
【図10】図6に示した部分におけるシートカウル自体
の構造を示す側面図。
【図11】図10に示したシートカウルの一部を省略し
た下面図。
【図12】図1に示した自動二輪車における各シートの
車体フレームへの固定状態を示す断面説明図、および、
(A)シートへの荷重が小さいときのグロメット部分を
示す一部拡大断面図,(B)シートへの荷重が大きいと
きのグロメット部分を示す一部拡大断面図。
【図13】図8および図9に示したリヤフェンダーの車
体左側を前方から見た状態を示す前面図。
【図14】図8および図9に示したリヤフェンダーにお
けるバックステーへの各取付部分(A),(B)をそれ
ぞれ示す上面図。
【図15】図14に示した各取付部分におけるバックス
テーへの取付構造を示す(A)図14(A)のA−A線
に沿った断面図,(B)図14(B)のB−B線に沿っ
た断面図,および(C)図14(B)のC−C線に沿っ
た断面図。
【図16】図10および図11に示したシートカウルに
おけるリヤフェンダーへの各固定部分を示す(A)側面
図,(B)下面図,および(C)シートカウル側の固定
部分に対応するリヤフェンダー側の取付部分を示す上面
図。
【図17】図16に示したシートカウルの各部分のリヤ
フェンダーへの取付構造を示す(A)図16(A)のA
−A線に沿った断面図,(B)図16(C)のB−B線
に沿った断面図,および(C)図16(A)のC−C線
に沿った断面図。
【符号の説明】
1 自動二輪車 11 シート 12 シート 13 シートカウル 13f (シートカウルの)固定部 13g (シートカウルの縁部内側に形成された)リ
ブ 13h (シートカウルの固定部に形成された)リブ 14 リヤフェンダー 14b (リヤフェンダーの)張り出し部分 14f (リヤフェンダーの)シートカウル取付部 14g (リヤフェンダーの張り出し部分に形成され
た)リブ 25 バックステー(車体フレーム)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの下面側を下方から覆うようにリ
    ヤフェンダーが設置され、シートの周辺からリヤフェン
    ダーの大部分を側方から覆うようにシートカウルが設置
    されている自動二輪車において、車体フレームに取り付
    けられているリヤフェンダーに対して、該リヤフェンダ
    ーの車体フレームへの取付部の近傍で、車体フレームに
    関係なくシートカウルがリヤフェンダーに取り付けられ
    ていることを特徴とする自動二輪車のシートカウル取付
    構造。
  2. 【請求項2】 リヤフェンダーの両側からそれぞれ外方
    に張り出した部分の適所にリヤフェンダー側のシートカ
    ウル取付部が形成され、シートカウルの両側下端の適所
    からそれぞれ内方に延出するようにシートカウル側の固
    定部が形成されていて、リヤフェンダーのシートカウル
    取付部の上面にシートカウルの固定部を載置した状態で
    両者を固定することにより、リヤフェンダーに対してシ
    ートカウルが取り付けられていることを特徴とする請求
    項1に記載の自動二輪車のシートカウル取付構造。
  3. 【請求項3】 リヤフェンダーの外方に張り出した部分
    の縁部に沿って、且つ、シートカウル取付部の部分では
    縁部とシートカウル取付部を迂回するように、上方に突
    出するリブが形成されていると共に、リヤフェンダーの
    シートカウル取付部に載置されるシートカウルの固定部
    に、上方に突出するリブが該固定部の延出方向に沿って
    形成されていることを特徴とする請求項2に記載の自動
    二輪車のシートカウル取付構造。
JP24340397A 1997-08-25 1997-08-25 自動二輪車のシートカウル取付構造 Pending JPH1159536A (ja)

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JP (1) JPH1159536A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015067021A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 本田技研工業株式会社 自動二輪車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015067021A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 本田技研工業株式会社 自動二輪車

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