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JPH1159516A - タイヤ取付け装置 - Google Patents

タイヤ取付け装置

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Publication number
JPH1159516A
JPH1159516A JP24607897A JP24607897A JPH1159516A JP H1159516 A JPH1159516 A JP H1159516A JP 24607897 A JP24607897 A JP 24607897A JP 24607897 A JP24607897 A JP 24607897A JP H1159516 A JPH1159516 A JP H1159516A
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JP
Japan
Prior art keywords
tire
base
tire mounting
rear direction
lifting
Prior art date
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Granted
Application number
JP24607897A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3704232B2 (ja
Inventor
Masamune Ishii
正宗 石井
Kenji Sasaki
健二 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前輪及び後輪用タイヤを搭載でき、重筋作業
を回避して容易に手作業でホイールハブナットをホイー
ルベースに仮締め可能にするタイヤ取付け装置を提供す
る。 【解決手段】 走行基台10に立設されたガイドフレー
ム15に沿って昇降用シリンダ18で昇降駆動される昇
降基部16を設けると共に、その車幅方向のレール上
に、手動操作式横移動台20を載置し、この横移動台に
前後方向に設けられたレール上に、前後方向に移動し、
かつタイヤ5を互いに離間する間に支持する一対のロー
ラ32が前後方向へ配列された手動操作式縦移動台30
を載置し、先端部の壁面とでL字形に形成されたタイヤ
載置台43の基端部を走行基台0に立設された支持フレ
ームに枢着すると共に、タイヤ載置台43を斜め下方の
格納位置及び斜め上方の搬出位置間を回動させるエアシ
リンダ45をタイヤ載置台43に付属させ、昇降用シリ
ンダ18にその昇降位置を微調整するための手動操作式
のスイッチ51を付属させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ供給装置か
ら供給されるタイヤを自動車ボデーのホイールべースへ
取付けるために、自動車ボデーに沿って前輪及び後輪位
置に前後方向へ走行するタイヤ取付け装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】タイヤをホイールべースに取付ける場
合、エアシリンダで昇降する走行台車をフットスイッチ
で高さ調整して、一方の手でタイヤのセンタをハブボル
トに位置合せし、他方の手でナットを仮締めしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、タイヤを
前後及び車幅方向へ位置調整するのに重筋作業となり、
作業姿勢も悪く、位置合せも難しかった。また、台車に
1個タイヤを載置させるためにタイヤの搬入作業の能率
も良くなかった。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、前輪及
び後輪用の2個のタイヤを搭載でき、しかも重筋作業を
回避して容易に手作業でホイールハブナットをホイール
ベースに仮締め可能にする冒頭に述べた類のタイヤ取付
け装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、タイヤ供給装置から供
給されるタイヤを自動車ボデーのホイールべースへ取付
けるために、自動車ボデーに沿って前輪及び後輪位置に
前後方向へ走行するタイヤ取付け装置において、自動車
ボデーに沿ってレール上を走行する走行基台に、この走
行基台に立設されたガイドフレームに沿って昇降用シリ
ンダで昇降駆動される昇降基部を設けると共に、この昇
降基部に車幅方向に設けられたレール上に、手動操作に
より車幅方向に移動する横移動台を載置し、この横移動
台に前後方向に設けられたレール上に、手動操作により
前後方向に移動し、かつタイヤを互いに離間する間に支
持する一対のローラが前後方向へ配列された縦移動台を
載置し、基準位置に在る縦移動台の前後方向の端部に隣
接するように、先端部の壁面とでL字形に形成されたタ
イヤ載置台の基端部を走行基台に立設された支持フレー
ムに枢着すると共に、タイヤ載置台を斜め下方の格納位
置及びローラ上へタイヤを転動により搬入させる斜め上
方の搬出位置間を回動させるアクチュエータをタイヤ載
置台に付属させ、昇降用シリンダにその昇降位置を微調
整するための手動操作式のスイッチを付属させたことを
特徴とする。
【0006】タイヤをホイールべースに位置合せするよ
うに、タイヤは前後及び車幅方向へ横移動台及び縦移動
台の手動操作で微調整され、スイッチ操作で高さが微調
整される。搭載された2個目のタイヤは縦移動台が基準
位置に在る状態で上方へ回動したタイヤ載置台からその
転動により縦移動台に搬入される。
【0007】請求項3により、横移動台及び縦移動台は
上下に入れ替え可能である。請求項2又は4により、横
移動台及び縦移動台の基準位置への位置付けを簡単な構
成で行うのに、一方の方向はシリンダを利用し、他方の
方向はカムを利用する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2を基に本発明の実施
の形態の一例によるタイヤ取付け装置を説明する。自動
車ボデーに沿ってレール1に沿って走行する走行基台1
0は、四隅に車輪11を備えると共に、モータ12で駆
動される駆動輪13が設けられている。
【0009】この走行基台には、これに立設されたガイ
ドフレーム15に沿って昇降用エアシリンダ18で昇降
駆動される昇降基部16が設けられている。この昇降基
台に車幅方向に設けられたレール17上に、手動操作に
より車幅方向に移動する横移動台20がその裏面に設け
られたスライド部材21で載置されている。この横移動
台に前後方向に設けられたレール22上に、手動操作に
より前後方向に移動し、かつタイヤ用ローラ31、32
が前後方向へ配列された縦移動台30が載置されてい
る。内側一対のローラ31はタイヤ5をその間の凹部に
支持するように所定距離だけ互いに離間しており、その
外側一対のローラ32はタイヤ搬送用である。
【0010】基準位置に在る縦移動台30の前部に隣接
するように、走行基台10に立設された支持フレーム4
2の先端部に、壁面43とでL字形に形成され、かつ両
側部にガイドローラ48を備えたタイヤ載置台40の基
端部が枢着されている。このタイヤ載置台の裏側及び走
行基台10間には、このタイヤ載置台を斜め下方の格納
位置からローラ31上へタイヤ5を転動させるように斜
め上方の搬出位置に回動させるアクチュエータとしての
エアシリンダ45及びそのシリンダロッド46が枢着さ
れている。
【0011】縦移動台30の自動車ボデー寄りの裏面に
は、図2に示すように、前後方向に三角形状のカム37
に係合する三角凹状の従動面35が突設されている。カ
ム37は走行基台10に立設された支持フレーム38の
先端部に設けられ、縦移動台30が基準位置へ下降する
と、従動面35がカム37に横移動台20の切欠20a
を通して自動的に係合・滑動して前後方向の基準位置に
設定される。一方、図3に示すように、昇降基部16に
は自動車ボデーへ向けてエアシリンダ27が載置されて
おり、そのシリンダロッド28の先端に設けられた係合
部28aが横移動台20の裏面に形成された係合突起2
9に係合して後退時に車幅方向の基準位置へ連動させ
る。シリンダロッド28の前進位置では、横移動台20
は手動操作で車幅方向へ操作可能となる。
【0012】モータ12のモータ駆動回路12a及び昇
降用エアシリンダ18のシリンダ駆動回路18aにはシ
ーケンス制御回路19が付属し、またシリンダ駆動回路
18aには上方位置で昇降基部16を手動操作するスイ
ッチ51が付属し、モータ駆動回路12aには走行を手
動操作するスイッチ52が付属している。
【0013】シーケンス制御回路19は、タイヤの搬入
が完了した時点でスイッチ52でモータ12が前進駆動
されると後輪位置へ停止させると共に、エアシリンダ1
8を基準位置から僅かに上昇駆動させて縦移動台30を
カム37から離脱させ、エアシリンダ27を前進駆動さ
せて横移動台20から手動操作可能に離脱させる。後輪
の取付け後、スイッチ52でモータ12が前進駆動され
ると前輪位置へ停止させる。その走行途中に、縦移動台
30を基準位置へ位置付けするようにエアシリンダ1
8、27を原位置に作動させ、タイヤ5をタイヤ載置台
40から搬入するためにエアシリンダ45を前進作動さ
せる。さらに、エアシリンダ18を基準位置から上昇駆
動させ、エアシリンダ27を前進駆動させる。後輪の取
付け後スイッチ52の手動操作でタイヤ搬入位置に復帰
するようにモータ12を駆動させると共に、エアシリン
ダ18、27、45を原位置に作動させる。
【0014】このように構成されたタイヤ取付け装置の
動作は次の通りである。タイヤ供給装置により、タイヤ
5がタイヤ載置台40及び縦移動台30にレール1に沿
って後方から押出されて搬入される。走行基台10を後
輪位置へ移動させ、昇降基部16は自動的に僅かに上昇
する。作業者は、横移動台20及び縦移動台30を手動
操作し、スイッチ51の高さ操作でタイヤ5をホイール
ベースセンタに対応する位置に微調整し、ハブボルトの
位置合せを行い、一方の手でタイヤを保持し、他方の手
でナットを仮締めする。次いで、前輪位置へ走行させる
と、途中で縦移動台30がタイヤ載置台40に揃ってタ
イヤ5が搬入されると共に、僅かに上昇した状態で同様
に手作業で取付ける。
【0015】尚、前述の実施の形態に代えて、横移動台
と縦移動台を上下に入れ替えることが可能であり、この
場合横移動台にローラを取付け、下側の縦移動台をエア
シリンダで自動的に基準位置へ位置付けさせる。また、
横移動台は、可動式の縦移動台に敢えてアクチュエータ
を設けることなく縦移動台の切欠を通して横移動台をカ
ムで横方向の基準位置へ位置付けさせる。これらの基準
位置への移動は前述したシリンダ及びカムを設けること
なく、手動操作のみで位置付けさせることも考えられ
る。タイヤ供給装置が前方から搬入する場合、タイヤ載
置台は、上側の移動台の後方側端部に枢着することも考
えられる。
【0016】
【発明の効果】請求項1又は3の発明によれば、タイヤ
の三次元方向の容易な手動操作による位置調整で重筋作
業及び難作業を回避した取付けが可能となる。走行台車
に2個のタイヤが搭載されるために、作業能率上も極め
て有利となる。
【0017】請求項2又は4の発明によれば、2個目の
タイヤの作業位置への搬入が簡単な構成で容易に行われ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるタイヤ取付け装置の
斜視図である。
【図2】同タイヤ取付け装置の縦移動台の部分断面図で
ある。
【図3】同タイヤ取付け装置の横移動台の裏面の部分断
面図である。
【符号の説明】
5 タイヤ 10 走行基台 16 昇降基部 18 昇降用エアシリンダ 20 横移動台 30 縦移動台 31 ローラ 40 タイヤ載置台

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ供給装置から供給されるタイヤを
    自動車ボデーのホイールべースへ取付けるために、自動
    車ボデーに沿って前輪及び後輪位置に前後方向へ走行す
    るタイヤ取付け装置において、 自動車ボデーに沿ってレール上を走行する走行基台に、
    この走行基台に立設されたガイドフレームに沿って昇降
    用シリンダで昇降駆動される昇降基部を設けると共に、
    この昇降基部に車幅方向に設けられたレール上に、手動
    操作により車幅方向に移動する横移動台を載置し、この
    横移動台に前後方向に設けられたレール上に、手動操作
    により前後方向に移動し、かつタイヤを互いに離間する
    間に支持する一対のローラが前後方向へ配列された縦移
    動台を載置し、 基準位置に在る前記縦移動台の前後方向の端部に隣接す
    るように、先端部の壁面とでL字形に形成されたタイヤ
    載置台の基端部を前記走行基台に立設された支持フレー
    ムに枢着すると共に、前記タイヤ載置台を斜め下方の格
    納位置及び前記ローラ上へタイヤを転動により搬入させ
    る斜め上方の搬出位置間を回動させるアクチュエータを
    タイヤ載置台に付属させ、 前記昇降用シリンダにその昇降位置を微調整するための
    手動操作式のスイッチを付属させたことを特徴とするタ
    イヤ取付け装置。
  2. 【請求項2】 走行基台に前後方向へ三角状のカムを形
    成すると共に、縦移動台が前後方向の基準位置に位置付
    けされるように、下降時にカムに係合して従動する三角
    凹状の従動面を縦移動台の底面に形成し、 後退時に横移動台の裏面にシリンダロッドが係合して車
    幅方向の基準位置に前記横移動台を位置付けし、かつ自
    動車ボデーへ向かう前進状態で前記横移動台から離脱す
    るエアシリンダを昇降基部に設けたことを特徴とする請
    求項1のタイヤ取付け装置。
  3. 【請求項3】 タイヤ供給装置から供給されるタイヤを
    自動車ボデーのホイールべースへ取付けるために、自動
    車ボデーに沿って前輪及び後輪位置に前後方向へ走行す
    るタイヤ取付け装置において、 自動車ボデーに沿ってレール上を走行する走行基台に、
    この走行基台に立設されたガイドフレームに沿って昇降
    用シリンダで昇降駆動される昇降基部を設けると共に、
    この昇降基部に前後方向に設けられたレール上に、手動
    操作により前後方向に移動する縦移動台を載置し、この
    縦移動台に車幅方向に設けられたレール上に、手動操作
    により車幅方向に移動し、かつタイヤを互いに離間する
    間に支持する一対のローラが前後方向へ配列された横移
    動台を載置し、 基準位置に在る前記横移動台の前後方向の端部に隣接す
    るように、先端部の壁面とでL字形に形成されたタイヤ
    載置台の基端部を前記走行基台に立設された支持フレー
    ムに枢着すると共に、前記タイヤ載置台を斜め下方の格
    納位置及び前記ローラ上へタイヤを転動により搬入させ
    る斜め上方の搬出位置間を回動させるアクチュエータを
    タイヤ載置台に付属させ、 前記昇降用シリンダにその昇降位置を微調整するための
    手動操作式のスイッチを付属させたことを特徴とするタ
    イヤ取付け装置。
  4. 【請求項4】 走行基台に車幅方向へ上昇して下降する
    三角状のカムを形成すると共に、横移動台が車幅方向の
    基準位置に位置付けされるように、下降時にカムに係合
    して従動する三角凹状の従動面を横移動台の底面に形成
    し、 後退時に縦移動台の裏面にシリンダロッドが係合して前
    後方向の基準位置に前記縦移動台を位置付けし、かつ前
    進状態で前記縦移動台から離脱するエアシリンダを昇降
    基部に設けたことを特徴とする請求項3のタイヤ取付け
    装置。
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