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JPH1156301A - ある種のオリゴ糖と乳酸菌代謝産物による栄養剤への添加利用 - Google Patents

ある種のオリゴ糖と乳酸菌代謝産物による栄養剤への添加利用

Info

Publication number
JPH1156301A
JPH1156301A JP9259201A JP25920197A JPH1156301A JP H1156301 A JPH1156301 A JP H1156301A JP 9259201 A JP9259201 A JP 9259201A JP 25920197 A JP25920197 A JP 25920197A JP H1156301 A JPH1156301 A JP H1156301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lactic acid
bacteria
oligosaccharide
nutrient
health
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9259201A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Fukui
正信 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURETSUSENDO CORP KK
Original Assignee
KURETSUSENDO CORP KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KURETSUSENDO CORP KK filed Critical KURETSUSENDO CORP KK
Priority to JP9259201A priority Critical patent/JPH1156301A/ja
Publication of JPH1156301A publication Critical patent/JPH1156301A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ある種のオリゴ糖と乳酸菌代謝産物による栄養
剤への添加利用方法の提供。 【解決手段】特定保健用食品の素材として、整腸効果が
認められたガラクトオリゴ糖等のある種のオリゴ糖と人
間の腸内環境を浄化する乳酸菌代謝産物を健康食品に添
加することにより、健康食品の成分を充分吸収できるよ
うに、腸内の乳酸菌(特にビフィズス菌)を増殖させて
腸内環境を整えて健康維持を図るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人間が長い間食べ
てきたタマネギ、ゴボウ、バナナ、蜂蜜など天然界にも
存在しているある種のオリゴ糖を黒かびがつくっている
砂糖を分解する酵素を使い高濃度の砂糖を原料として高
温で作用させると、砂糖を分解しながら生じた果糖を砂
糖の端に結合させて、ある種のオリゴ糖がつくられる。
このオリゴ糖は、砂糖に近い上質でさわやかな甘味をも
った健康指向の素材である。又、乳酸菌代謝産物は、大
豆を中心とした植物性タンパク質を液状にしたものを培
地とし、数百種類もの乳酸菌の中から十六種類を選び出
し、十六種類の乳酸菌を四つづつに分けて共棲培養し熟
成させます。この中から乳酸菌の分泌物と細胞の有効成
分を抽出します。このような製法で得られたある種のオ
リゴ糖と乳酸菌代謝産物をあらゆる栄養剤に添加するこ
とで、栄養剤の有効成分を充分吸収出来る人間の腸内環
境をつくるものである。
【0002】
【従来の技術】現在の栄養剤は、健康に良いと思われる
材料を液状、粉末、顆粒にして製品化している。これは
口から入れることだけを考えて製品化されている。しか
し、人間の腸内環境を充分整えなければ、口からいくら
入れても吸収することができず、排泄もできにくくな
る。現状での栄養剤には人体の吸収と排泄を考えて製品
化されたものはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】砂糖は優れた甘味料で
すが、虫歯や肥満あるいは糖尿病の原因として問題にな
っています。砂糖は小腸で分解吸収され、人体のエネル
ギーとして使われます。ところがある種のオリゴ糖は小
腸では分解せず、吸収もされません。ですから人間のエ
ネルギーに利用されず太る原因にならないのです。この
ある種のオリゴ糖の消化管での状況を調べてみると、人
間の腸には百種類もの細菌が住み着いており、百兆個も
有るといわれいる。大便の乾燥重量の約一割が細菌の菌
体です。生まれたばかりの乳幼児の腸の細菌のほとんど
はビフィズス菌ですが、しだいに大腸菌、ウエルシュ菌
などの細菌が多くなってきます。老人になると大腸菌や
ウエルシュ菌などが腸内細菌の多くを占めるようになり
ます。これらの腸内細菌は糖質を栄養源として増殖しま
すが、ある種のオリゴ糖は悪玉細菌の大腸菌やウエルシ
ュ菌が取り込んで栄養とすることができません。しか
し、善玉細菌のビフィズス菌は栄養源としてよく生育
し、酢酸、プロピオン酸などをつくります。これらの酸
は大腸から吸収され、腸の動きを活発にして便秘を起こ
りにくくし、コレステロールや中性脂肪などを増やすの
を抑え、大腸菌・ウエルシュ菌・バクテロイデス菌・ユ
ウバクテリウム菌の生育をも抑えます。乳酸菌代謝産物
においては、腸内細菌のバランスを整える役目をしま
す。腸内の乳酸菌は、私達が生まれた時相性の良い乳酸
菌が腸の中に棲みつき、その乳酸菌達が細胞分裂を繰り
返し、人間が死ぬまで棲みつづけます。すべての微生物
は分泌物を出して外敵から自分を守っています。この分
泌物はその微生物にとって、いわば『なわばり』なので
す。分泌物で自分に害のある他の細菌をやっつけるので
す。腸内細菌の場合、乳酸菌のような善玉菌のなかで
は、ウエルシュ菌・大腸菌・バクテロイデス菌・ユウバ
クテリウム菌等のような悪玉菌たちは増殖することがで
きず生きにくくなります。このように腸内の乳酸菌が増
殖することにより、幼き子も年取った人たちも腸のバラ
ンスが崩れず、体調を崩すことなく健康維持ができま
す。しかし、体調が万全でも食事のバランスが崩れてい
てはなんにもなりません。十分な栄養バランスを整える
には、栄養剤を補助剤として体内に投与することが必要
と思われます。すばらしい健康を保ち続けるために、あ
る種のオリゴ糖と乳酸菌代謝産物を栄養剤に添加したの
であります。
【0004】
【課題を解決するための手段】ある種のオリゴ糖は、液
状、粉末、顆粒があり、乳酸菌代謝産物には、液状、顆
粒がある。栄養剤に添加する場合、打錠剤は、打錠する
のに「エタミズ」を使い打錠するのであるが、そのエタ
ミズの代わりに乳酸菌代謝産物の液状を使用してある種
のオリゴ糖と栄養剤を混ぜ合わせて固める。エタミズを
使用しないで固める時は、乳酸菌代謝産物の顆粒とある
種のオリゴ糖の顆粒と栄養剤の粉末或は顆粒の材料を混
ぜ合わせて打錠する。カプセルにする場合は、それぞれ
の顆粒を適量づつ混ぜ合わせてカプセルの中に入れて包
み込む。液状の場合も、それぞれ適量づつ混合して容器
の中に流し込む。このような形態で製品化する。
【0005】
【発明の実施の形態】ある種のオリゴ糖には、ガラクト
オリゴ糖、フラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、イソマル
トオリゴ糖、乳果オリゴ糖、キシロオリゴ糖などあり、
各メーカーが野菜類、大豆、澱粉等から抽出あるいは糖
転移により製造している。これらのオリゴ糖は、厚生省
から特定保健用食品として許可を受けており、お腹のビ
フィズス菌を増やして腸内の環境を良好に保つ機能をも
つ糖である。この優れた機能を持つオリゴ糖と腸内環境
を整える乳酸菌代謝産物を栄養剤に添加することで、人
々の健康に役立てたいと考える。
【0006】
【実施例】現在、市販されている栄養剤の形態の中に、
ある種のオリゴ糖と乳酸菌代謝産物を状況にあわせて適
量混ぜ合わせる。
【0007】
【発明の効果】上述のように本発明のある種のオリゴ糖
と乳酸菌代謝産物は、腸内ビフィズス菌の増加は、腸内
有害菌(大腸菌、ウエルシュ菌など)を抑え、有害産物
の生成抑制による腸内清浄化を図る。近年、騒がれてい
るO−157の大腸菌感染にも大きな効果が期待でき
る。又、ある種のオリゴ糖と乳酸菌代謝産物による栄養
剤との混合は、栄養剤の有する優れた成分を充分引き出
す効果もある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定保健用食品の素材として、整腸効果が
    認められたある種のオリゴ糖と人間の腸内環境を浄化す
    る乳酸菌代謝産物を栄養剤に添加することにより、健康
    食品の成分を充分吸収できるように、腸内の乳酸菌(特
    にビフィズス菌)を増殖させて腸内環境を整えて健康維
    持を図るものである。
JP9259201A 1997-08-20 1997-08-20 ある種のオリゴ糖と乳酸菌代謝産物による栄養剤への添加利用 Pending JPH1156301A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9259201A JPH1156301A (ja) 1997-08-20 1997-08-20 ある種のオリゴ糖と乳酸菌代謝産物による栄養剤への添加利用

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9259201A JPH1156301A (ja) 1997-08-20 1997-08-20 ある種のオリゴ糖と乳酸菌代謝産物による栄養剤への添加利用

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1156301A true JPH1156301A (ja) 1999-03-02

Family

ID=17330798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9259201A Pending JPH1156301A (ja) 1997-08-20 1997-08-20 ある種のオリゴ糖と乳酸菌代謝産物による栄養剤への添加利用

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1156301A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004004747A1 (ja) * 2002-07-09 2004-01-15 Decentwork Inc. 整腸性組成物及び整腸健康飲料並びに大腸内洗浄液

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004004747A1 (ja) * 2002-07-09 2004-01-15 Decentwork Inc. 整腸性組成物及び整腸健康飲料並びに大腸内洗浄液

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