JPH1150843A - 車両部品の支持装置 - Google Patents
車両部品の支持装置Info
- Publication number
- JPH1150843A JPH1150843A JP22432197A JP22432197A JPH1150843A JP H1150843 A JPH1150843 A JP H1150843A JP 22432197 A JP22432197 A JP 22432197A JP 22432197 A JP22432197 A JP 22432197A JP H1150843 A JPH1150843 A JP H1150843A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic body
- rubber
- vehicle
- bracket
- radiator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F2275/00—Fastening; Joining
- F28F2275/14—Fastening; Joining by using form fitting connection, e.g. with tongue and groove
- F28F2275/143—Fastening; Joining by using form fitting connection, e.g. with tongue and groove with pin and hole connections
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車体に取り付けられた車両部品の高さが多少
変動しても、車両部品のの上部を支持するゴム状弾性体
と上記上部との相対的な高さを容易に調整する。 【解決手段】 車体に固定されたブラケット10の端部
に螺旋部12が形成され、ゴム状弾性体11の外周面に
形成された螺旋部13が上記螺旋部12と係合する一
方、ラジエータのアッパータンク7上面に設けられたピ
ン8がゴム状弾性体11の中央孔14内へ弾力的に挿入
されて、ピン8の頂部におけるマーク15とゴム状弾性
体11における中央孔14の頂点とを一致させることに
より、ゴム状弾性体11の下面とアッパータンク7の上
面との間に所期の隙間Dが設けられる。
変動しても、車両部品のの上部を支持するゴム状弾性体
と上記上部との相対的な高さを容易に調整する。 【解決手段】 車体に固定されたブラケット10の端部
に螺旋部12が形成され、ゴム状弾性体11の外周面に
形成された螺旋部13が上記螺旋部12と係合する一
方、ラジエータのアッパータンク7上面に設けられたピ
ン8がゴム状弾性体11の中央孔14内へ弾力的に挿入
されて、ピン8の頂部におけるマーク15とゴム状弾性
体11における中央孔14の頂点とを一致させることに
より、ゴム状弾性体11の下面とアッパータンク7の上
面との間に所期の隙間Dが設けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両部品、例え
ば、車両におけるエンジンのラジエータ上部等をゴム状
弾性体で支持する場合に、車両部品に対するゴム状弾性
体の高さを調整するための装置に関する。
ば、車両におけるエンジンのラジエータ上部等をゴム状
弾性体で支持する場合に、車両部品に対するゴム状弾性
体の高さを調整するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両におけるエンジンのラジエータにダ
イナミックダンパとしての作用を行わせる従来のラジエ
ータ支持装置は、特開平3−217329号公報に例示
されているように、一端部が車体に取り付けられたブラ
ケットの他端部に弾性体を介してラジエータの上部が支
持され、上記ブラケットの一端部及び他端部間の中途部
と車体との間に、上記ブラケットの他端部における高さ
を調節するためのボルトを設け、ボルトのねじ込み量に
応じブラケットを適宜屈曲させて弾性体を上下させるこ
とにより、ラジエータ高さの寸法誤差を吸収して、ラジ
エータと弾性体との上下間隙を調節できるようにしてい
るが、この場合には、ブラケットが水平方向へ相当に長
く延びていると同時に、ブラケットの中途部から下方へ
延びるボルトとそのボルトがねじ込まれるフレームを設
置する必要があって、車両上の場所的制約からこのよう
な装置の取付けは困難となるおそれがあり、また、上下
調節される弾性体の位置がボルトからはなれているた
め、ブラケット他端部の高さ調を正確に行うことは実際
上非常に難しいという不具合がある。
イナミックダンパとしての作用を行わせる従来のラジエ
ータ支持装置は、特開平3−217329号公報に例示
されているように、一端部が車体に取り付けられたブラ
ケットの他端部に弾性体を介してラジエータの上部が支
持され、上記ブラケットの一端部及び他端部間の中途部
と車体との間に、上記ブラケットの他端部における高さ
を調節するためのボルトを設け、ボルトのねじ込み量に
応じブラケットを適宜屈曲させて弾性体を上下させるこ
とにより、ラジエータ高さの寸法誤差を吸収して、ラジ
エータと弾性体との上下間隙を調節できるようにしてい
るが、この場合には、ブラケットが水平方向へ相当に長
く延びていると同時に、ブラケットの中途部から下方へ
延びるボルトとそのボルトがねじ込まれるフレームを設
置する必要があって、車両上の場所的制約からこのよう
な装置の取付けは困難となるおそれがあり、また、上下
調節される弾性体の位置がボルトからはなれているた
め、ブラケット他端部の高さ調を正確に行うことは実際
上非常に難しいという不具合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、車体
に取り付けられた車両部品の高さが多少変動しても、車
両部品の上部を支持するゴム状弾性体と上記上部との相
対的な高さを容易に調整できるようにすることにある。
に取り付けられた車両部品の高さが多少変動しても、車
両部品の上部を支持するゴム状弾性体と上記上部との相
対的な高さを容易に調整できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
る車両部品の支持装置は、軸線が略上下方向へ延びる螺
旋部が端部に形成され車体に取り付けられたブラケッ
ト、及び、上記ブラケットの螺旋部と相互に係合する螺
旋部が形成され上記車体に取り付けられた車両部品の上
部を保持するゴム状弾性体を有している。
る車両部品の支持装置は、軸線が略上下方向へ延びる螺
旋部が端部に形成され車体に取り付けられたブラケッ
ト、及び、上記ブラケットの螺旋部と相互に係合する螺
旋部が形成され上記車体に取り付けられた車両部品の上
部を保持するゴム状弾性体を有している。
【0005】すなわち、車体に取り付けられたブラケッ
ト端部の螺旋部と、車両部品の上部を保持するゴム状弾
性体の螺旋部とが相互に係合しているので、軸線が略上
下方向へ延びる両螺旋部を相対的に回動させることによ
り、車体に取り付けられた車両部品の上部とゴム状弾性
体との相対的な高さを容易に調整することができ、従っ
て、車体に取り付けられた車両部品の高さに多少の変動
があっても、必要に応じて車両部品の上部とゴム状弾性
体との間に常に適正な間隙を設ける等の操作を行うこと
ができる。
ト端部の螺旋部と、車両部品の上部を保持するゴム状弾
性体の螺旋部とが相互に係合しているので、軸線が略上
下方向へ延びる両螺旋部を相対的に回動させることによ
り、車体に取り付けられた車両部品の上部とゴム状弾性
体との相対的な高さを容易に調整することができ、従っ
て、車体に取り付けられた車両部品の高さに多少の変動
があっても、必要に応じて車両部品の上部とゴム状弾性
体との間に常に適正な間隙を設ける等の操作を行うこと
ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す本発明の実施形
態例について説明する。図1において、車両におけるエ
ンジンのラジエータ1は、ロアタンク2の下面に固着さ
れた下方ピン3が、ロアクロスメンバ4に取り付けられ
たゴム状弾性体5の中央孔6内へ弾力的に挿入されて、
上下方向及び水平方向に弾性支持されている一方、アッ
パータンク7の上面に固着された上方ピン8が、アッパ
ークロスメンバ9にボルト止めされたブラケット10の
端部におけるゴム状弾性体11により弾性的に保持され
ている。
態例について説明する。図1において、車両におけるエ
ンジンのラジエータ1は、ロアタンク2の下面に固着さ
れた下方ピン3が、ロアクロスメンバ4に取り付けられ
たゴム状弾性体5の中央孔6内へ弾力的に挿入されて、
上下方向及び水平方向に弾性支持されている一方、アッ
パータンク7の上面に固着された上方ピン8が、アッパ
ークロスメンバ9にボルト止めされたブラケット10の
端部におけるゴム状弾性体11により弾性的に保持され
ている。
【0007】図2及び図3によく示されているように、
ブラケット10の端部には、各縦断面が略コ字状で軸線
が略上下方向へ延びる螺旋部12が形成され、ゴム状弾
性体11の外周面に形成された螺旋部13が螺旋部12
と弾力的に係合している。また、ゴム状弾性体11の中
心孔14内にアッパータンク7の上方ピン8が弾力的に
挿入されて、ラジエータ1の上部が弾性的に保持され、
このとき、上方ピン8の頂部周面に設けられた環状のマ
ーク15と中心孔14の頂点とがほぼ一致しており、他
方、ゴム状弾性体11における上方孔16の内面には略
十字状に溝17が形成されている。
ブラケット10の端部には、各縦断面が略コ字状で軸線
が略上下方向へ延びる螺旋部12が形成され、ゴム状弾
性体11の外周面に形成された螺旋部13が螺旋部12
と弾力的に係合している。また、ゴム状弾性体11の中
心孔14内にアッパータンク7の上方ピン8が弾力的に
挿入されて、ラジエータ1の上部が弾性的に保持され、
このとき、上方ピン8の頂部周面に設けられた環状のマ
ーク15と中心孔14の頂点とがほぼ一致しており、他
方、ゴム状弾性体11における上方孔16の内面には略
十字状に溝17が形成されている。
【0008】すなわち、車体の組立て時に、車体各部の
寸法誤差や組立て誤差等のためロアクロスメンバ4及び
アッパークロスメンバ9間の上下距離が多少変動して
も、ゴム状弾性体11の溝17に適当な工具等を係合さ
せて、ブラケット10の螺旋部12と相対的にゴム状弾
性体11を適宜回動させることにより、ロアクロスメン
バ4上に定置されたラジエータ1に対してゴム状弾性体
11を上下させ、上方ピン8頂部の環状マーク15とゴ
ム状弾性体11における中心孔14の頂点とをほぼ一致
させれば、ゴム状弾性体11とアッパータンク7との相
対的な高さを一定に規制することが可能となって、ゴム
状弾性体11の下面とアッパータンク7の上面との隙間
Dを常に一定範囲内の大きさに設定することができる。
寸法誤差や組立て誤差等のためロアクロスメンバ4及び
アッパークロスメンバ9間の上下距離が多少変動して
も、ゴム状弾性体11の溝17に適当な工具等を係合さ
せて、ブラケット10の螺旋部12と相対的にゴム状弾
性体11を適宜回動させることにより、ロアクロスメン
バ4上に定置されたラジエータ1に対してゴム状弾性体
11を上下させ、上方ピン8頂部の環状マーク15とゴ
ム状弾性体11における中心孔14の頂点とをほぼ一致
させれば、ゴム状弾性体11とアッパータンク7との相
対的な高さを一定に規制することが可能となって、ゴム
状弾性体11の下面とアッパータンク7の上面との隙間
Dを常に一定範囲内の大きさに設定することができる。
【0009】従って、上下のゴム状弾性体5、11によ
り弾性支持されたラジエータ1は、上記隙間Dの存在に
より一定範囲内で車体の振動に応じた上下振動が許容さ
れるため、常に適切な減衰力をもったダイナミックダン
パとして作用することが可能となり、また、ゴム状弾性
体11とラジエータ1のアッパータンク7との上下距離
が上記隙間Dの大きさに規制されているので、ラジエー
タ1の上下振動によりアッパータンク7の上方ピン8が
ゴム状弾性体11の中心孔14から脱落するようなこと
は確実に防止することができる。
り弾性支持されたラジエータ1は、上記隙間Dの存在に
より一定範囲内で車体の振動に応じた上下振動が許容さ
れるため、常に適切な減衰力をもったダイナミックダン
パとして作用することが可能となり、また、ゴム状弾性
体11とラジエータ1のアッパータンク7との上下距離
が上記隙間Dの大きさに規制されているので、ラジエー
タ1の上下振動によりアッパータンク7の上方ピン8が
ゴム状弾性体11の中心孔14から脱落するようなこと
は確実に防止することができる。
【0010】さらに、ゴム状弾性体11はブラケット1
0の螺旋部12に対して単に回動させることによりその
相対的な高さを容易に、かつ、正確に微調節することが
できるため、ゴム状弾性体11の上下位置調整機構がき
わめて簡単、かつ、小型である上に、その操作も非常に
簡便であって、装備空間に制約が大きい車両用として実
用的長所がとくに大きい特色がある。
0の螺旋部12に対して単に回動させることによりその
相対的な高さを容易に、かつ、正確に微調節することが
できるため、ゴム状弾性体11の上下位置調整機構がき
わめて簡単、かつ、小型である上に、その操作も非常に
簡便であって、装備空間に制約が大きい車両用として実
用的長所がとくに大きい特色がある。
【0011】なお、ブラケット10の螺旋部12とゴム
状弾性体11の螺旋部13とは弾力的に係合して、ゴム
状弾性体11が不用意に回動しないように構成されてい
るので、ラジエータ1に対するゴム状弾性体11の取り
付け高さが変動することは確実に防止することができ
る。
状弾性体11の螺旋部13とは弾力的に係合して、ゴム
状弾性体11が不用意に回動しないように構成されてい
るので、ラジエータ1に対するゴム状弾性体11の取り
付け高さが変動することは確実に防止することができ
る。
【0012】
【発明の効果】本発明にかかる車両部品の支持装置にお
いては、車体に取り付けられたブラケット端部の螺旋部
と、車両部品の上部を保持するゴム状弾性体の螺旋部と
の係合により、場所的な制約をとくに受けることなく、
車両部品の上部とゴム状弾性体との相対的な高さを容易
に調整することができ、従ってまた、必要に応じて車両
部品の上部とゴム状弾性体との間に常に適正な間隙を設
ける等の操作を簡単に行うことが可能となって、大層便
利である。
いては、車体に取り付けられたブラケット端部の螺旋部
と、車両部品の上部を保持するゴム状弾性体の螺旋部と
の係合により、場所的な制約をとくに受けることなく、
車両部品の上部とゴム状弾性体との相対的な高さを容易
に調整することができ、従ってまた、必要に応じて車両
部品の上部とゴム状弾性体との間に常に適正な間隙を設
ける等の操作を簡単に行うことが可能となって、大層便
利である。
【図1】本発明の実施形態例における側面図。
【図2】上記実施形態例の要部縦断面拡大図。
【図3】上記実施形態例の要部分解斜視図。
1 ラジエータ 7 アッパータンク 8 上方ピン 10 ブラケット 11 ゴム状弾性体 12 螺旋部 13 螺旋部 14 中央孔 15 マーク
Claims (2)
- 【請求項1】 軸線が略上下方向へ延びる螺旋部が端部
に形成され車体に取り付けられたブラケット、及び、上
記ブラケットの螺旋部と相互に係合する螺旋部が形成さ
れ上記車体に取り付けられた車両部品の上部を保持する
ゴム状弾性体を有する車両部品の支持装置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記車両部品の上部
と上記ゴム状弾性体との相対的な略上下間隙を規定する
機構を、上記車両部品の上部及びまたは上記ゴム状弾性
体にそなえた車両部品の支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22432197A JPH1150843A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 車両部品の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22432197A JPH1150843A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 車両部品の支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1150843A true JPH1150843A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16811929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22432197A Withdrawn JPH1150843A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 車両部品の支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1150843A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008512286A (ja) * | 2004-09-08 | 2008-04-24 | ヘラ・ベール ファールツォイクズュステーム ゲーエムベーハー | 熱伝達体、特に自動車用冷却剤クーラーを固定するための装置 |
KR20130020051A (ko) * | 2011-08-18 | 2013-02-27 | 현대모비스 주식회사 | 차량용 에어스프링 장치 |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP22432197A patent/JPH1150843A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008512286A (ja) * | 2004-09-08 | 2008-04-24 | ヘラ・ベール ファールツォイクズュステーム ゲーエムベーハー | 熱伝達体、特に自動車用冷却剤クーラーを固定するための装置 |
JP4785070B2 (ja) * | 2004-09-08 | 2011-10-05 | エッチビーピーオー ゲーエムベーハー | 熱伝達体、特に自動車用冷却剤クーラーを固定するための装置 |
KR20130020051A (ko) * | 2011-08-18 | 2013-02-27 | 현대모비스 주식회사 | 차량용 에어스프링 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041102 |