JPH11507650A - 濯ぎ化粧用クレンジング組成物 - Google Patents
濯ぎ化粧用クレンジング組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
少なくとも1種の表面活性剤可溶性の化粧用有益剤と少なくとも1種の表面活性剤とを含む濯ぎクレンジング組成物を提供する。この組成物は表面活性剤を含む連続相を有する第1エマルジョンおよび第2エマルジョンを含む内部相からなっている。第2エマルジョンは化粧用有益剤が実質的に不溶性であるキャリヤを含む連続相と化粧用有益剤およびその乳化剤を含む内部相とを有する。キャリヤは表面活性剤不溶性である。化粧用有益剤を保護することにより、その向上した付着が組成物の使用に際し達成される。
Description
【発明の詳細な説明】
濯ぎ化粧用クレンジング組成物
本発明は化粧組成物、特に処理された皮膚もしくは毛髪に付着させるべき1種
もしくはそれ以上の化粧用有益剤(cosmetic benefit agent)を含有する濯ぎク
レンジング組成物に関するものである。
処理された皮膚および/または毛髪に付着させるため、クレンジング組成物に
化粧用有益剤を含ませることは公知である。たとえばヨーロッパ特許公報第38
6898号は陰イオン型表面活性剤と水不溶性サンスクリーン物質と陽イオン型
ポリマーとを含む水性シャンプー組成物を開示している。陽イオン型ポリマーを
含ませて処理毛髪に対するサンスクリーニング物質の付着を向上させる。
化粧用有益剤を付着させるこの種の組成物、特に「濯ぎ」組成物、すなわち濯
ぎ或いは拭い取りにより除去する前に一時的に皮膚および/または毛髪に施され
る組成物の主たる欠点の1つは効果的付着が得られない点である。これは、有益
剤がしばしば「濯ぎ」過程に際し所望の付着部位から除去されるからである。こ
の問題は、有益剤か水−および/または表面活性剤−
可溶性である場合に特に重大である。この問題は一般に、毛髪でなく皮膚を処理
する組成物を用いる場合、毛髪の濾過作用のため一層顕著となる。
油性化粧用有益剤(たとえばサンスクリーン)を含有する、たとえば皮膚に付
着させることを意図したクリーム、ローション、乳液などの形態のオイル系組成
物が知られている。しかしながら、この種の組成物は典型的には付着したままの
耐摩擦性製品である。さらに、これらはしばしば耐水性製品であり、より重要な
ことに殆どまたは全く表面活性剤を含有せず、したがって皮膚および毛髪をクレ
ンジングするには不適当である。
単に表面活性剤を添加してクレンジング特性を与えることにより公知の組成物
を改変することは、不可能でないにせよ極めて困難である。一般に表面活性剤可
溶性である化粧用有益剤をこの種の系から付着させることは有効でない。何故な
ら、これは表面活性剤により溶解され、したがって組成物を濯ぐ際に付着の所定
部位から容易に除去されるからである。
ヨーロッパ特許公報第552 024号においてはエマルジョンを含む濯ぎク
レンジング組成物を提供してこの問題を解消することが提案されており、ここで
は化粧用有益剤の効果的付
着が組成物中に追加油相を含ませて達成される。化粧用有益剤は油または油の混
合物に溶解されて、表面活性剤から保護される。油における化粧用有益剤はエマ
ルジョンの内部相を形成する。存在する表面活性剤は連続相を形成すると共に内
部相を乳化させる。
しかしながら、この種の系は或る場合には付着の向上をもたらしうるが、油に
より与えられる保護は完全には効果的でない。何故なら、生成物が老化するにつ
れ化粧上有益剤の分布が平衡化すると共に相対的分布係数に等しい比率部分が表
面活性剤中に溶解されて、もはや付着には利用しえなくなるからである。
今回、化粧用有益剤をキャリヤ液滴中に捕捉させることにより、表面活性剤感
受性の化粧用有益剤を保護する改良方法が見出された。特定の理論に拘束される
ものでないが、化粧用有益剤の溶解はこの手段により相当に減少すると思われ、
その結果化粧用有益剤の向上した付着が達成される。
したがって本発明は、表面活性剤含有組成物から表面活性剤溶解/ミセル化さ
れた化粧用有益剤を効果的に付着させることにある。
したがって本発明は、少なくとも1種の表面活性剤可溶性の
化粧用有益剤と少なくとも1種の表面活性剤とを含む濯ぎクレンジング組成物を
提供し、この組成物は少なくとも1種の表面活性剤を含む連続相を有する第1エ
マルジョンおよび第2エマルジョンを含む内部相からなり、第2エマルジョンは
化粧用有益剤が実質的に不溶性であるキャリヤを含む連続相を有し、前記キャリ
ヤは実質的に表面活性剤不溶性であり、内部相は化粧用有益剤と前記有益剤のた
めの乳化剤とを含むことを特徴とする。
本発明による組成物の利点は、表面活性剤可溶性である化粧用有益剤を表面活
性剤含有組成物から付着させうる手段を与える点にある。「表面活性剤可溶性」
という用語は、化粧用有益剤が組成物における表面活性剤のミセル内に、組成物
が濯ぎ処理された皮膚および/または毛髪から濯がれる際にミセルにて主として
運び去られるような程度まで溶解しうることを意味する。
さらに本発明は上記濯ぎクレンジング組成物の製造方法をも提供し、この方法
は:
(i)化粧用有益剤をキャリヤ中で乳化剤により乳化させて第2エマルジョンを
形成させ;
(ii)第2エマルジョンを少なくとも1種の表面活性剤の混合物に添加して第
1エマルジョンを形成させ;
(iii)適宜の成分を第1エマルジョンに添加する
ことを特徴とする。
さらに本発明は、表面活性剤を含む濯ぎクレンジング組成物から表面活性剤可
溶性の化粧用有益剤を付着させる方法をも提供し、この方法は乳化型における化
粧用有益剤を第2エマルジョンの内部相として供給し、第2エマルジョンは化粧
剤が実質的に不溶性である少なくとも1種の実質的に表面活性剤不溶性のキャリ
ヤを含む連続相を有し、第2エマルジョンは少なくとも1種の表面活性剤を含む
連続相を有する第1エマルジョンの内部相を形成することを特徴とする。
さらに本発明は、表面活性剤を含む濯ぎクレンジング組成物から表面活性剤可
溶性の化粧用有益剤を付着させるためのエマルジョンの使用をも提供し、化粧用
有益剤を乳化させて第2エマルジョンの内部相を形成させ、第2エマルジョンは
化粧剤が実質的に不溶性である少なくとも1種の実質的に表面活性剤不溶性キャ
リヤを含む連続相を有し、第2エマルジョンは少なくとも1種の表面活性剤を含
む連続相を有する第1エマルジョン
の内部相を形成することを特徴とする。化粧用有益剤
化粧用有益剤は、化粧上有益性を付与する目的で毛髪もしくは皮膚に付着させ
ることを意図した任意の表面活性剤可溶性の物質(液体もしくは固体)とするこ
とができる。たとえば化粧用有益剤は、皮膚および/または毛髪を湿潤化させ、
状態調節しかつ/または保護することができる。好適な化粧用有益剤は次のもの
を包含する:
(a)ワックス、たとえばカルナウバワックス、鯨蝋、蜜蝋、ラノリンおよびそ
の誘導体;
(b)疎水性植物抽出物;
(c)炭化水素、たとえばスクワレンおよびスクワラン;(d)高級脂肪酸、た
とえば少なくとも12個の炭素原子を有するもの、たとえばラウリン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、リ
ノレン酸、ラノリン酸、イソステアリン酸およびポリ不飽和脂肪酸(PUFA)
;
(e)高級脂肪族アルコール、たとえば少なくとも12個の炭素原子を有するも
の、たとえばラウリル、セチル、ステアリル、
オレイル、ベヘニル、コレステロールおよび2−ヘキサデカノールアルコール;
(f)エステル、たとえばオクタン酸セチル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、
乳酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン
酸イソプロピル、アジピン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸デ
シル、イソステアリン酸コレステロール、モノステアリン酸グリセリン、ジステ
アリン酸グリセリン、トリステアリン酸グリセリン、乳酸アルキル、クエン酸ア
ルキルおよび酒石酸アルキル;
(g)エッセンシュルオイル、たとえば魚油、メンサ、ジャスミン、カンファー
、ホワイトセダー、ビターオレンジピール、リュー、ターペンチン、シンナモン
、ベラグモット、シトラスウンシュー、カラムス、パイン、ラベンダー、ベイ、
クローブ、ハイバ、ユーカリプス、レモン、スターフラワー、タイム、ペパーミ
ント、ローズ、セイジ、メントール、シネオール、オイゲノール、シトラール、
シトロネレ、ボルネオール、リナルール、ゲラニオール、イーブニングプリムロ
ース、カンファー、チモール、スピラントール、ピネン、リモネンおよびテルペ
ノイド油;
(h)脂質、たとえばコレステロール、セラミド、蔗糖エステルおよびヨーロッ
パ特許公報第556 957号に記載されたプソイドセラミド;
(i)ビタミン、たとえばビタミンAおよびE、並びにビタミンアルキルエステ
ル、たとえばビタミンCアルキルエステル;
(j)サンスクリーン、たとえばオクチルメトキシシンナメート(パルソールM
CX)およびブチルメトキシベンゾイルメタン(パルソール1789);
(k)燐脂質;並び
(l)α−ヒドロキシ酸の誘導体、たとえば式
[式中、R1はCpHqNrOsであり、ここでpは0〜20であり、qは1〜41
であり、rは0〜3であり、sは0〜3であり;
R2はCtHuであり、ここでtは0〜20であり、uは1〜41であり;
R3はCvHwNxOyであり、ここでvは0〜20であり、wは1〜41であり、
xは0〜3であり、yは0〜3であり、ま
たは金属、アンモニウムもしくはアルカノールアンモニウム陰イオンであり;
mは1〜10である]
の物質;
(m)香料;
(n)殺菌剤、たとえば合成抗微生物剤、その例はサリチル酸;
1,6−ビス(N−p−クロルフェニルビグアニド)ヘキサン(クロルヘキシジ
ン);クロルヘキシジングルコネート;2,4,4−トリクロル−2−ヒドロキ
シ−ジフェニルエーテル(イルゴサンDP300);イミダゾリニル尿素;p−
ヒドロキシ安息香酸メチル、プロピル、ブチル、ヘプチルおよびベンジル;2−
ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール;ノニルフェノールエトキシレ
ート/沃素錯体;2−フェノキシエタノール;3−ジメチロール−5,5−ジメ
チルヒダントイン;並びに天然抗微生物剤、その例はヤナギ抽出物、センダン樹
抽出物;竹抽出物;並びにグレープフルーツ抽出物;
(o)上記各成分の混合物。
本発明は、サンスクリーニング剤(たとえばUV吸収剤)およびアフターサン
処理物質;角質層に侵入すると共に天然保湿
剤を放出すると思われる乳酸アルキル;たとえばパルミチン酸ソプロピルのよう
なエステル;香料;ビタミン;たとえばリノール酸のような高級脂肪酸;および
その混合物の付着に特定の用途を見出した。
適するサンスクリーンはベンゾフェノン化合物およびジベンゾイルメタンの誘
導体、カンファーおよびシンナメート、並びに特定のパルソールMCZ(2−エ
チルヘキシルメトキシシンナメート)を包含する。
乳酸アルキルは、式
[式中、R1はCxHyであり、ここでxおよびyはそれぞれ0〜22および1〜
45の範囲の数であり;
R2はCx,Hy,であり、ここでx′およびy′はそれぞれ1〜22および3〜
45の範囲の数であり;
mは1〜10である]
を有する物質である。
特に好適な物質はクロダモールLL(クロダ社)、乳酸ラウリル、または乳酸
ミリスチルを包含する。
本発明に使用するのに適するビタミンおよびその誘導体はビタミンCパルミチ
ン酸塩、ビタミンE酢酸塩、およびビタミンAパルミチン酸塩を包含する。
化粧用有益剤はキャリヤ中に実質的に不溶性であることが本発明の重要な特徴
であり、これは化粧用有益剤の60%より多い比率が、平衡に達した際に0〜4
5℃の範囲の温度にてキャリヤ中に未分配に留まることを意味する。
化粧用有益剤は好ましくは組成物に対し0.1〜10重量%、特に好ましくは
0.5〜5重量%の量で存在させる。キャリヤ
キャリヤ物質は組成物中の表面活性剤に実質的に不溶性であることが本発明の
重要な特徴である。実質的に不溶性という用語は、これが安定懸濁液滴として留
まることにより生成物が平衡に達した際に0〜45℃の範囲の温度にて10%未
満が表面活性剤相に分配されるよう化粧用有益剤を保護することを意味する。
キャリヤは好ましくは組成物に対し0.48〜49.8重量%の量にて存在さ
せる。
適するキャリヤはシリコーン油、ガムおよびその改変物、た
とえば線状および環式ポリジメチルシロキサン;アミノ、アルキル、アルキルア
リールおよびアリールシリコーン油;天然脂肪および油を含む脂肪および油、た
とえばジョジョバ油、大豆油、米糠油、アボカド油、アーモンド油、オリーブ油
、ゴマ油、タデ油、ヒマシ油、ココナッツ油、ミンク油;カカオ脂、ビーフタロ
ウ、ラード;上記油の水素化により得られる硬化油;並びに合成モノ、ジおよび
トリグリセリド、たとえばミリスチン酸グリセリドおよび2−エチルヘキサン酸
グリセリド;炭化水素、たとえば液体パラフィン、ペトロレータム、マイクロク
リセリンワックス、セレシン、並びに使用すべき化粧用有益剤が実質的に不溶性
である鉱油を包含する。特に好適なものはペトロレータム、並びに25℃にて2
00〜500,000cSの範囲の粘度を有するポリジメチルシロキサンである
。乳化剤
本発明の組成物において、乳化剤は化粧用有益剤を乳化して第2エマルジョン
の内部相を形成する。好ましくは乳化剤は組成物に対し0.1〜5重量%の量に
て存在させる。
安定なエマルジョンを形成するには、乳化剤はキャリヤと有益剤との間に連続
モノレイヤーを形成すべきである。乳化剤は
2種の材料の分子複合体で構成すべきである。第1のものは有益剤に対し実質的
に混和性であり、第2のものはキャリヤ相に対し実質的に混和性である。
キャリヤ相がシリコーン油またはその誘導体である場合、適する乳化剤はペン
ダント置換ポリジメチルシロキサン、特にペンダントアルキル、フェニル、アル
ケン基およびエトキシル化アルキル、アミノ、アリールもしくはアルキルアリー
ル基で置換された物質を包含する。アルキルペンダント置換ポリジメチルシロキ
サンを使用する場合、アルキル鎖長は好ましくは12〜30の範囲であり、これ
ら物質は1〜40%の置換度を有する。
適する材料はX2シリーズとしてダウ・コーニング社から入手しうるものであ
り、X2 5504、10〜40%置換の範囲を有するラウリル物質;商品名S
F 160−D1およびSF 1632−D2としてゼネラル・エレクトリック
社から入手しうるもの(両者とも20%置換を有する実質的にC16物質);商品
名Abilワックスとしてゴールドシュミット社から入手しうるもの;および商
品名シルビオンとしてローン・プーラン社から入手しうるもの、すなわち33%
の置換度を有す
るC22、C18もしくはC22/C18物質のシリーズである。
キャリヤ相が炭化水素油で構成される場合、適する乳化剤は、それぞれキャリ
ヤおよび有益剤と均等な極性を有する2種の成分の分子複合体である。
乳化剤の最適選択は、使用される化粧用有益剤および用いるキャリヤに依存す
る。
たとえば化粧用有益剤が乳酸アルキルであると共にキャリヤがポリジメチルシ
ロキサンである場合、好適乳化剤はアルキルシリコーンのアルキル置換基が乳酸
アルキルの炭化水素鎖長にマッチするものである。
第2エマルジョンは好ましくは全組成物に対し0.5〜50重量%の量にて存
在させる。表面活性剤
本発明による組成物はさらに必須成分として少なくとも1種の表面活性剤をも
好ましくは1〜35重量%、特に好ましくは3〜30重量%の量にて含む。
表面活性剤は人体に局部使用するのに適した任意公知の表面活性剤から選択す
ることができ、陰イオン型、非イオン型、双性イオン型および陽イオン型表面活
性剤、石鹸およびその混合
物から選択される物質である。緩和な表面活性剤、すなわち角質層(すなわち皮
膚の外層)を損傷しない表面活性剤が特に好適である。1つの好適な陰イオン型
洗剤は式:
RCO2CH2CH2SO3M
[式中、Rは7〜21個の炭素原子を有するアルキルもしくはアルケニル基であ
り、Mはたとえばナトリウム、カリウム、アンモニウムもしくは置換アンモニウ
ムのような溶解用陽イオンである]
の脂肪族イセチオン酸アシルである。好ましくはRCO基の少なくとも3/4は
12〜18個の炭素原子を有し、ココナッツ、椰子またはココナッツ/椰子配合
物から誘導することができる。
他の好適な陰イオン型洗剤は式:
R4O(CH2CH2O)nSO3M
[式中、R4は8〜22個の炭素原子を有するアルキル基あり、nは0.5〜1
0、特に1.5〜8であり、Mは上記と同じ溶解用陽イオンである]
のアルキルエーテルサルフェートである。
他の可能な陰イオン型洗剤はアルキルグリセリルエーテルサルフェート、スル
ホスクシネート、タウレート、サルコシネー
ト、スルホアセテート、アルキルホスフェート、アルキルホスフェートエステル
およびアシルラクチレート、アルキルグルタメートおよびその混合物を包含する
。
スルホスクシネートは式:R5O2CCH2CH(SO3M)CO2Mを有するモ
ノアルキルスルホスクシネートおよびR5CONHCH2CH2O2CCH2CH(
SO3M)CO2M[式中、R5はC8〜C20アルキル、好ましくはC12〜C15アル
キルの範囲であり、Mは溶解用陽イオンである]のアミド−MEAスルホスクシ
ネートとすることができる。
サルコシネートは一般に式:R5CON(CH3)CH2CO2M[式中、R5は
C8〜C20アルキル、好ましくはC12〜C15アルキルであり、Mは溶解用陽イ
オンである]により示される。
タウレートは一般に式R5CONR6CH2CH2SO3M[式中、R5はC8〜C2 0
アルキル、好ましくはC12〜C15アルキルであり、R6はC1〜C4アルキルの範
囲であり、Mは溶解用陽イオンである]により示される。
たとえば第一アルカンスルホネートもしくはアルキルベンゼンスルホネートの
ような苛酷な表面活性剤は回避される。
適する非イオン型表面活性剤はアルキルポリサッカライド、ラクトビオナミド
、エチレングリコールエステル、グリセリルモノエーテル、ポリヒドロキシアミ
ド(グルカミド)、第一および第二アルコールエトキシレート、特にアルコール
1モル当たり平均して1〜20モルの酸化エチレンでエトキシル化されたC8〜
C20脂肪族アルコールを包含する。
表面活性剤が石鹸からなる場合、石鹸は好ましくはC8〜C22の実質的に飽和
された炭素鎖を有する物質から得られ、好ましくはC12〜C18炭素鎖を有するカ
リウム石鹸である。
上記表面活性剤の任意の混合物も使用することができる。
さらに組成物は、0.5〜15重量%の皮膚軟化利点を有する補助表面活性剤
を含むことも好ましい。適する物質は双性イオン型洗剤であって、7〜18個の
炭素原子を有するアルキルもしくはアルケニル基を有すると共に全体的な構造式
:
[式中、R1は7〜18個の炭素原子を有するアルキルもしくはアルケニルであ
り、
R2およびR3はそれぞれ独立して1〜3個の炭素原子を有するアルキル、ヒドロ
キシアルキルもしくはカルボキシアルキルであり、
mは2〜4であり、
nは0もしくは1であり、
xは1〜3個の炭素原子を有し、必要に応じヒドロキシルにより置換されたアル
キレンであり、
yは−CO2 -もしくは−SO3 -である]
に一致する。
上記の一般式における双性イオン型洗剤は式:
の単純なベタイン、および式
[式中、mは2もしくは3である]
のアミドベタインを包含する。
上記両式においてR1、R2およびR3は前記の意味を有する。特にR1はココナ
ッツから得られるC12およびC14アルキル基の混合とすることができ、基R1の
少なくとも半分、好ましくは少なくとも3/4は10〜14個の炭素原子を有す
る。R2およびR3は好ましくはメチルである。
他の可能性は式:
または
[式中、mは2もしくは3であり、これらの変種において−(CH2)3SO3 -は
により置換され、R1、R2およびR3は上記の意味を有する]
のスルホベタインである。
本発明の組成物は自己構造形成性としうるが、一般にこれらは構造剤および/
または増粘剤を含む。適する物質は膨潤性粘土、たとえばラポナイト;脂肪酸お
よびその誘導体、特に脂肪酸モノグリセリドポリグリコールエーテル;架橋ポリ
アクリレート、たとえばカルボポール(商標)(グッドリッチ社から入手しうる
ポリマー);アクリレートおよびそのコポリマー、ポリビニルピロリドンおよび
そのコポリマー;ポリエチレンイミン;アルギネート、グアル、キサンタンおよ
び多糖類誘導体(たとえばカルボキシメチルセルロースおよびヒドロキシプロピ
ルグアール);プロピレングリコールおよびプロピレングリコールオレエート;
たとえば塩化ナトリウムおよび硫酸アンモニウムのような塩類;蔗糖エステル;
ゲル化剤;並びにその混合物を包含する。
粘土のうち、特に好適なものは、粘土を増粘させうる電解質塩と組合わせて使
用される合成ヘクトライト(ラポナイト)粘土である。適する電解質はたとえば
ハロゲン化物、アンモニウム塩および硫酸塩のようなアルカリおよびアリカル土
類の塩類;並びにその混合物を包含する。
構造剤および増粘剤の他の例はインターナショナル・コスメ
チック・イングレジエント・ディクショナリー、第5版(1993)、CTAF
(コスメチック、トワレトリー・アンド・フラグランス・アソシエーション)に
より出版(参考のためここに引用する)に示されている。
付着助剤、特にたとえばグアヤガムの陽イオン型誘導体のような陽イオン型ポ
リマー、および第四窒素置換セルロースエーテル誘導体を化粧組成物に添加して
、化粧剤の付着をさらに向上させることができる。適する陽イオン型グアヤガム
誘導体は、たとえばジャグアールC13Sとして市販されているCTFA名称に
てグアヤヒドロキシプロピルトリモニウムクロライドであって陽イオン基の低い
置換度と高い粘度とを有する。他の適する物質はジャグアールC15およびジャ
グアールC16を包含する。適する第四窒素置換セルロースエーテル誘導体は、
ポリマーJRシリーズとして市販されているものを包含する。存在させる場合、
この種の物質は組成物に対し0.01〜10重量%の量にて添加される。
本発明の組成物に添加しうる他の添加物の例は白色化剤;たとえばパラヒドロ
キシ安息香酸エステルのような保存料;抗微生物剤;たとえばブチルヒドロキシ
トルエンのような酸化防止
剤;殺細菌剤;たとえばグリセリンおよびソルビトールのように保湿剤;たとえ
ばアロエ・ベラ、ウィッチ・ハーゼルおよびエルダーフラワーのような植物抽出
物;着色料、並びに香料を包含する。
本発明の組成物は皮膚および毛髪を洗浄するため、たとえば浴用もしくはシャ
ワー用ゲルとして処方することができ;手洗い組成物;洗面組成物;並びに髭剃
り前後の製品として処方することができる。
本発明の組成物は一般に注ぎうる液体もしくは半液体、たとえばペーストであ
り、ハーケ・ロトビスコメーターRV20にて10s-1の剪断速度および25℃
で測定して1000〜100,000mPasの範囲の粘度を有する。
本発明の他面によれば、請求の範囲第1項に記載の濯ぎクレンジング組成物の
製造方法も提供され、この方法は:
(i)化粧用有益剤をキャリヤ中で乳化剤により乳化して第2エマルジョンを形
成させ;
(ii)第2エマルジョンを少なくとも1種の表面活性剤に添加して第1エマル
ジョンを形成させ;
(iii)任意の適宜成分を第1エマルジョンに添加する
ことを特徴とする。
以下、限定はしないが実施例より本発明をさらに説明する。実施例
実施例において:
APG(アルキルポリグルコシド)はプランタレン2000(ヘンケル社)とし
た。
ベヘニルアルコールはナコール22−97(コンデア社)とした。
ベヘニルPDMSはシルビオン71649(ローン・プーラン社)とした。
ココアミドプロピルベタインはアモニルBA 380(セピックス社)とした。
架橋ポリアクリレートはカルボポールETD 2020(グッドリッチ社)とし
た。
DC556はポリフェニルシジメチルシロキサン(ダウ・コーニング社)とした
。
IPP(パルミチン酸イソプロピル)はエストール1517(ユニケマ社)とし
た。
乳酸ラウリルはクロダモールLL(クロダ・ケミカルス社)と
した。
MEAスルホスクシネートはウィトコ5690(ウィトコ社)とした。
PDMSは種々の粘度のポリジメチルシロキサン(ダウ・コーニング社)とした
。
SF1265はフェニルシリコーン(ゼネラル・エレクトリック社)とした。
ココイルイセチオン酸ナトリウムはジョルダポンSCI(PPG/メイザー社)
とした。
ラウリルエーテル硫酸ナトリウムはケナポールZRO(ヘキスト社)とした。
ステアリルPDMSはX25502(ダウ・コーニング社)とした。
ステアリン酸はプリステリン4911(ユニケマ社)とした。
サンスクリーンは2−エチルヘキシルメトキシシンナメート(パルソールMCX
)(ギボダン・カンパニー・リミテッド)とした。
増粘剤はアンチル141(プロピレングリコールおよびプロピレングリコールオ
レエート)(ゴールドシュミット社)とした。実施例1〜4
以下の方法を用いて、本発明の組成物で処理された全厚さのブタ皮膚(5×5
cm)に付着したサンスクリーンの量を測定した。
皮膚を予備水和させ、次いで0.16mLの生成物をこれに施した。生成物を
10秒間にわたり起泡させ、次いで流水下で10秒間濯いだ。
その後、皮膚を紙タオルで1回拭って過剰の水を除去した。
乾燥の2分間後、付着したサンスクリーンをエタノールにより皮膚から3回抽
出した(1回の抽出当たり3mL)。これら抽出液を合してエタノールにより1
0gにした。
サンスクリーンのレベルを、UV/可視分光光度計を用いると共に吸光度を標
準検量曲線と比較して決定した。
3片の皮膚を試験生成物につき使用した。
以下の方法を用いて、本発明の組成物で処理された全厚さのブタ皮膚(5×1
5cm)に付着したシリコーン油の量を測定した。
皮膚を予備水和させ、次いで0.5mLの生成物をこれに施した。生成物を1
0秒間にわたり起泡させ、次いで流水下で1
0秒間濯いだ。
その後、皮膚を紙タオルで1回拭って過剰の水を除去した。
乾燥の2分間後、接着テープ片を100g・cm-2の一定荷重を加えることに
より60秒間にわたり皮膚に押圧させた。用いた接着テープはJ−Larスーパ
ークリアー(商標)テープとし、2.5cmの幅を有した。全部で5枚のテープ
を皮膚の各部位における隣接部位に施した。2片の皮膚を各生成物の試験につき
用いた。
この試験手順にて、皮膚に付着したシリコーンを次いで皮膚の外層と一緒にテ
ープに移行させた。
テープに付着したシリコーンおよび皮膚の量をX線蛍光分光光度法によって測
定した。テープ片をX線蛍光分光光度計に入れ、接着面をこの装置の光線に向け
た。テープにはマスクを設けて、X線に露出されるテープの中心に標準領域を形
成した。装置の試料室を測定前に減圧下に置き、分光光度計を次いで使用して珪
素および硫黄の量を測定した。硫黄は、テープに移行した皮膚の量を示す。
綺麗な接着テープ片にて観察された珪素および硫黄の量を実験測定値から引算
した。硫黄および珪素の平均レベルに関する
実験測定値を珪素と硫黄との比として現す。この比から、皮膚の単位面積当たり
のシリコーン油付着量を測定することができる。実施例1
次の組成を有するベース洗面製品を作成した。
重量%
ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 4.00
(SLES)
ココアミドプロピルベタイン 1.00
(CAPB)
アルキルポリグルコシド 5.00
(APG)
ソルビン酸 0.37
クエン酸ナトリウム二水塩 0.49
増粘剤 0.97
pH調整剤 〜1.00
微量成分および水 100まで
この処方物は、APGとSLESとCAPBとを過剰の水と混合して作成した
。その後、保存料を添加した。得られた組成物のpHおよび粘度を、5.3のp
Hおよび10s-1にて25℃で5500mPasの粘度とを有する組成物を与え
るよう調整した。
処方
重量%
サンスクリーン 10
乳化剤 10
ベヘニルもしくはステアリルPDMS
PDMS 600000cS 80
のエマルジョンをも2種の異なる乳化剤および種々異なる粘度のシリコーン油を
用いて作成した。このエマルジョンは、乳化剤とサンスクリーンとをガラス容器
内で混合して作成した。高度置換されたベヘニルポリジメチルシロキサンを選択
乳化剤とした場合、乳化剤とサンスクリーンとの混合物を60℃まで加熱して前
者を後者中に溶融させた。
その後、シリコーン油をゆっくり乳化サンスクリーンにシル
バーソンの高剪断ミキサで剪断しながら添加した。次いで、得られた生成物を手
でベース処方物中に混入して、サンスクリーンが2%のレベルで存在するエマル
ジョンの大液滴を有する生成物を生成させた。
本発明の組成物で処理された皮膚に付着したシリコーン油およびサンスクリー
ンの量を上記のように測定した。
比較は次のものを用いて行った:
(i)本発明による実施例と同量のシリコーン油(PDMS)を混入したが乳化
された化粧用有益剤が存在しないベース処方物;および
(ii)2%のサンスクリーンを混入したベース処方物。
次の結果は、本発明による組成物からの向上したサンスクリーンの付着を示す
。
実施例5〜9
この一連の実施例においては、本発明による組成物からのIPP(パルミチン
酸イソプロピル)の付着を検討した。
以下の方法を用いて、本発明の組成物で処理された全厚さのブタ皮膚(5×1
5cm片)に付着したIPPの量を測定した。
皮膚を予備水和させ、次いで0.5mLの生成物をこれに施した。生成物を1
0秒間にわたり起泡させ、次いで流水下で10秒間濯いだ。
その後、皮膚を紙タオルで1回拭って過剰の水を除去した。
2分間にわたり乾燥させた後、皮膚をエタノールで3回抽出し(抽出1回当た
り3mL)、抽出液を10gとなし、ガスクロマトグラフ分析にかけてIPPの
付着量を測定した。
この実施例で用いてベース処方物は実施例1〜4で用いたものと同一とした。
処方:
重量%
IPP 45
ベヘニルPDMS 5
シリコーン油 50
のエマルジョンを粘度が異なる広範囲のシリコーン油を用いて作成した。エマル
ジョンは、ヘベニルPDMSとIIPとをガラス容器内で一緒に溶融させて作成
した。その後、シリコーン油をゆっくり乳化IPPにシルバーソンの高剪断ミキ
サにて剪
断しながら添加した。次いで、得られた生成物をベース処方物に手で混入して、
IPPが全処方物に対し4.5重量%のレベルで存在する生成物を生成させた。
本発明の組成物で処理された皮膚に付着したIPPの量を上記と同様に測定し
た。次の結果が得られ、乳化IPPがベース表面活性剤組成物中にシリコーン油
キャリヤの不存在下で直接混入されたシステムと比較して本発明の利点を示す。
シリコーン油 付着/ppm
5 PDMS(5000cS) 12
6 PDMS(12500cS) 17
7 PDMS(30000cS) 15
8 PDMS(60000cS) 23
D シリコーン油なし 0.7実施例9〜12
次の方法を用いて、乳酸ラウリルを含有する本発明による組成物(実施例9〜
12)および比較例(例E〜H)で処理された全厚さのブタ皮膚(5×15cm
)に付着した乳酸ラウリル
の量を測定した。
皮膚を予備水和させ、次いで0.20gの生成物および0.1gの水をこれに
施した。皮膚を30秒間洗浄し、次いで流水下で15秒間にわたり濯いだ。
その後、皮膚を紙タオルで1回拭って過剰の水を除去した。
乾燥の30分間後、皮膚にテープを貼り、これには接着テープ片を皮膚上に3
0秒間にわたり100g/cm-2の一定荷重を加えて施すことにより押圧した。
全部で5枚のデスケームテープ(ジアストロン社)を皮膚の中心領域に施すと
共に、2枚のJ−LAR(ペルマセル社)を皮膚試料の各面に施した。
次いでデスケーム片を皮膚から除去し、2mLのNaOH(0.5M)中で6
0℃にて30分間にわたり加水分解させた。次いで、これらを2mLのHCl(
0.5M)によりソレンセン燐酸塩緩衝液(pH7.0)中で中和した。全乳酸
ラウリルおよびテープの蛋白質含有量(これは皮膚に移行した乳酸ラウリルを示
す)をシグマ・ダイヤグノスティック分析キット735/10および690によ
り測定した。試料および処理片を含有する溶液を作成し、540nmにおける吸
光度をUV分光光度計
で測定した。
J−LARテープを、上記のようにXRFを用いてシリコーンにつき分析した
。
最終生成物の処方物は次の通りである:
重量%
ココイルイセチオン酸ナトリウム 8.9
MEAスルホスクシネート 11.7
ココアミドプロピルベタイン 12.5
架橋ポリアクリレート 0.4
ベヘニルアルコール 3.00
ステアリン酸 3.00
グリセリン 8.00
増粘剤 0.50
エマルジョン 16
水および微量成分 100%まで
エマルジョンは次ぎの成分を含んだ。
重量%
シリコーン油 10
乳酸ラウリル 5
乳化剤 1
生成物は次のように作成した:
表面活性剤を第1容器にて20%の水で水和させ、これにグリセリンを添加し
た。得られた混合物を架橋ポリアクリレートに添加し、撹拌しながら50℃まで
加熱した。脂肪酸およびベヘニルアルコールを次いで添加した。
第2容器にて乳化剤を乳酸ラウリル中へ50℃にて配合し、PDMSをスムー
スなクリールが形成されるまで高剪断ミキサによりゆっくり添加した。
第1容器を室温まで冷却し、次いでミキサを高速度に設定してエマルジョンを
添加した。ミキサの速度を減少させ、得られた混合物のpHを20%NaOHに
よりpH6.75に調整した。その後、たとえば保存料のような適宜の成分を添
加し、さらに増粘剤を添加して所要の厚さを有する生成物を得た。
生成物の安定性を37℃にて4週間および室温にて12週間
にわたり評価した。最も安定な処方物は、生成物がが
(i)たとえば架橋ポリアクリレートのような構造剤またはたとえばラポナイト
のような粘土を含有した場合;(ii)乳化剤をベヘニルPMDSとした場合
に見られた。この乳化剤はエマルジョンの内部相を増粘させ、したがって液滴凝
集を防止するという追加利点を有すると思われる。
次の付着結果が得られた:
(例E、FおよびGの処方物の残部は水で構成した)。
これらの結果は、付着したラクテートの量に関し本発明による組成物の利点を
示す。実施例13
この一群の実験では、50μmより大の平均液滴寸法を有する大液滴の珪素エ
マルジョンからの乳酸ラウリルの付着を測定した。
実施例9〜11に記載したと同じ方法を用いて、処理皮膚に付着した乳酸ラウ
リルの量を測定した。
次の実験のベース処方物は次の通りとした:
重量%
MEAスルホスクシネート 11.7
架橋ポリアクリレート 0.3
ココイルイセチオン酸ナトリウム 8.5
ココアミドプロピルベタイン 15.8
水および微量成分 100まで
ポリアクリレートを過剰の水に分散させて作成した。次いで2種の表面活性剤
のプレミックスをポリマー分散物に添加した。その後、微量成分を添加した。
上記の方法により次のエマルジョンを作成した。
重量%
乳酸ラウリル 27.03
ベヘニルPDMS 18.92
PDMS(5000cS) 54.05
次の結果が得られ、これらは本発明による組成物の利点を示す。
ラクテート/
吸光度単位
ベース・アンド・5%エマルジョン 0.164
ベース処方物 0.063
ベース・アンド・ 0.102
5%乳酸ラウリル実施例14
この実施例は、化粧用有益剤を油相に溶解させると共に得られた生成物を表面
活性剤により乳化させた系に比べ、本発明による組成物の利点を示す。
次の組成を有するベース処方物を作成した。
重量%
ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 8.00
(SLES)
ココアミドプロピルベタイン 2.00
(CAPB)
架橋ポリアクリレート 0.9
pH調整剤 〜5.3
微量成分および水 100まで
ポリアクリレートを水に添加すると共にこれを水和させて処方物を作成した。
SLESおよびCAPBを混合し、次いでポリアクリレート分散物に添加した。
処方物のpHを5N水酸化ナトリウムにより調整した。
次のエマルジョンを作成し、ここでIおよびJは比較である:
エマルジョン14は実施例1〜4につき記載した方法により作成した。Iおよ
びJはヘベニルシリコーンとサンスクリーンとを1:1の比で混合して作成した
。その後、グリセリンおよびSLESをゆっくり添加しながら混合物をシルバー
ソン高剪断ミキサで剪断した。エマルジョン14、IおよびJを、サンスクリー
ンのレベルが全組成物に対し2重量%となるような量にてベース処方物に添加し
た。2重量%のサンスクリーンをベース処方物に混入して他の比較(K)を作成
し、すなわちエマ
ルジョンは存在しなかった。
皮膚に付着したサンスクリーンの量を上記と同様に測定し、次の結果を得た。
例 サンスクリーン付着/ppm
14 6.7
I 2.5
J 2.4
K 0.9
これらの結果は、乳化された化粧用有益剤がキャリヤ液滴に捕捉される点で本
発明による組成物の利点を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ
,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,
DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I
S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR
,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,
MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S
D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT
,UA,UG,UZ,VN
(72)発明者 ジヨブリング、マーガレツト
イギリス国、マージイサイド・エル・63・
2・エイチ・エー、ウイラル、ベビント
ン、ヒース・ロード・145
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 少なくとも1種の表面活性剤可溶性の化粧用有益剤と少なくとも1種の表 面活性剤とを含む濯ぎクレンジング組成物において、少なくとも1種の表面活性 剤を含む連続相を有する第1エマルジョンおよび第2エマルジョンを含む内部相 からなり、第2エマルジョンは化粧用有益剤が実質的に不溶性であるキャリヤを 含む連続相を有し、前記キャリヤは実質的に表面活性剤不溶性であり、内部相は 化粧用有益剤と前記有益剤のための乳化剤とを含むことを特徴とする濯ぎクレン ジング組成物。 2. 化粧用有益剤がワックス;疎水性植物抽出物;炭化水素;高級脂肪酸;高 級脂肪族アルコール;エステル;エッセンシャルオイル;脂質;燐脂質;ビタミ ン;サンスクリーン;α−ヒドロキシ酸の誘導体;香料;殺菌剤;およびその混 合物から選択される請求の範囲第1項に記載の組成物。 3. 乳化剤がペンダントアルキル置換ポリジメチルシロキサンである請求の範 囲第1項または第2項に記載の組成物。 4. キャリヤ物質がシリコーン油;ガム;脂肪および油;合成モノ、ジおよび トリグリセリド;液体パラフィン;ペトロレ ータム;マイクロクリスタリンワックス;セレシン;および化粧用有益剤が実質 的に不溶性である鉱油から選択される請求の範囲第1〜3項のいずれか一項に記 載の組成物。 5. 1〜35重量%の量の表面活性剤を含む請求の範囲第1〜4項のいずれか 一項に記載の組成物。 6. 全組成物に対し0.5〜50重量%の量の第2エマルジョンを含む請求の 範囲第1〜5項のいずれか一項に記載の組成物。 7. 組成物に対し0.48〜49.8重量%のキャリヤを含む請求の範囲第1 〜6項のいずれか一項に記載の組成物。 8. 組成物に対し0.1〜10重量%の量の化粧用有益剤を含む請求の範囲第 1〜7項のいずれか一項に記載の組成物。 9. 組成物に対し0.1〜5重量%の量の乳化剤を含む請求の範囲第1〜8項 のいずれか一項に記載の組成物。 10. 第2エマルジョンがペトロレータムからなる連続相と、乳酸アルキル; サンスクリーン;エステル;香料;高級脂肪酸;および炭化水素乳化剤により乳 化されたビタミンから選択された化粧用有益剤からなる内部相とを含む請求の範 囲第1項に記載の組成物。 11. 第2エマルジョンがポリジメチルシロキサンからなる連続相と、乳酸ア ルキル;サクスクリーン;エステル;香料;高級脂肪酸;およびペンダントアル キル置換ポリジメチルシロキサンにより乳化されたビタミンから選択された化粧 用有益剤からなる内部相とを含む請求の範囲第1項に記載の組成物。 12. (i)化粧用有益剤をキャリヤ中で乳化剤により乳化させて第2エマル ジョンを形成させ; (ii)第2エマルジョンを少なくとも1種の表面活性剤の混合物に添加して第 1エマルジョンを形成させ; (iii)適宜の成分を第1エマルジョンに添加する ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の濯ぎクレンジング組成物の製造方法 。 13. 表面活性剤を含む濯ぎクレンジング組成物から表面活性剤可溶性の化粧 用有益剤を付着させる方法において、乳化型における化粧用有益剤を第2の内部 相として供給し、第2エマルジョンは化粧剤が実質的に不溶性である少なくとも 1種の実質的に表面活性剤不溶性のキャリヤを含む連続相を有し、第2エマルジ ョンは少なくとも1種の表面活性剤を含む連続相を有する第1エマルジョンの内 部相を形成することを特徴とする表 面活性剤可溶性の化粧用有益剤の付着方法。 14. 表面活性剤を含む濯ぎクレンジング組成物から表面活性剤可溶性の化粧 用有益剤を付着させるためのエマルジョンの使用において、化粧用有益剤を乳化 させて第2エマルジョンの内部相を形成させ、第2エマルジョンは化粧剤が実質 的に不溶性である少なくとも1種の実質的に表面活性剤不溶性のキャリヤを含む 連続相を有し、第2エマルジョンは少なくとも1種の表面活性剤を含む連続相を 有する第1エマルジョンの内部相を形成することを特徴とするエマルジョンの使 用。
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