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JPH11345802A - ドライエッチング方法および装置内部の洗浄方法 - Google Patents

ドライエッチング方法および装置内部の洗浄方法

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JPH11345802A
JPH11345802A JP10153192A JP15319298A JPH11345802A JP H11345802 A JPH11345802 A JP H11345802A JP 10153192 A JP10153192 A JP 10153192A JP 15319298 A JP15319298 A JP 15319298A JP H11345802 A JPH11345802 A JP H11345802A
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gas
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cleaning
dry
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Makoto Okawa
大川  誠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安定した処理を行うことができるドライエッチ
ング方法および装置内部の洗浄方法を提供する。 【解決手段】半導体基板1の上に薄膜抵抗体となるCr
−Si−N薄膜3を形成するとともに、その上にバリア
メタルとしてのTiW薄膜4を形成する。エッチングガ
スとして、CF4 −O2 −N2 系ガスを用い、CDE
(ケミカルドライエッチャー)を用いて、CF4 −O2
−N2 ガス流量をそれぞれ40−80−280scc
m、マイクロ波パワー600W、の条件でTiW薄膜4
をドライエッチングする。その後、Cr−Si−N薄膜
3をドライエッチングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、Ti−W系高融
点金属等のチタン(Ti)を含有する高融点金属を加工
する際のドライエッチング方法、および装置内部の洗浄
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平10−56007号公報
のようにCrSi系薄膜を抵抗体として用い、その上に
バリアメタルとしてTiWを用いた半導体装置が知られ
ており、この半導体装置の製造の際には、半導体基板上
にCrSi系薄膜とTiW薄膜を順に堆積した後にTi
W薄膜およびCrSi系薄膜を所望の形状にパターニン
グする。このとき、微細化、高精度化の要求に伴い、T
iWのドライエッチングの必要性が高まってきている。
TiW系高融点金属をドライエッチングにてエッチング
する場合、Tiは、一般に塩素(Cl)を含むガス(C
2 等)で、Wはフッ素(F)を含むガス(CF4 等)
で、エッチングできることが知られており、エッチング
ガスとして塩素系ガスとフッ素系ガスの混合ガスを用い
ることが考えられるが、塩素系ガスは、腐食性、毒性が
強く、環境汚染や、取り扱い・管理面で使用が好ましく
ない。
【0003】また、単純なフッ素系ガスのエッチング
(一般にCF4 −O2 系が使われる)では、Tiが安定
してエッチングされず、エッチング速度のばらつきが大
きくなるという問題点が発生する。
【0004】また、TiWのエッチングは、室温では、
CF4 −O2 系ガスでは殆どエッチングが進まない。し
かし、温度依存性が大きいため、基板を加熱して温度を
上げてやるとエッチングが進むようになる。ところが、
エッチングによって生じた生成物は、反応室内を移動中
に温度が下がり、固化して反応室の壁面等に付着し、累
積エッチング処理枚数の増加に伴いエッチングレートが
低下するという問題が発生する。特に、CrSiのドラ
イエッチングは極めて大きな影響を受ける(10分の1
以下になる)ことが発明者らの調査から分かった。その
ため、TiWとCrSiを同一の装置を用いて連続して
ドライエッチングする場合には、予め決められた枚数を
処理する毎に、この付着物を取り除く必要がある。その
ために、反応室を大気解放し、アルコールや過酸化水素
を含む溶液にてウェットクリーニングしなければなら
ず、設備の稼働率が著しく低下するという問題があっ
た。なお、前述の反応室の壁面等への付着物は反応種の
活性を弱める働きをして、累積エッチング処理枚数の増
加に伴いエッチングレートが低下するものと思われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
事情に鑑みなされたものであり、その目的は、安定した
処理を行うことができるドライエッチング方法および装
置内部の洗浄方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のドライ
エッチング方法は、チタンを含有する高融点金属をドラ
イエッチングにて加工する際に、エッチングガスとし
て、CF4 −O2 −N2系ガスを用いたことを特徴とし
ている。よって、CF4 −O2 −N2 系ガスを用いるこ
とにより、安定したエッチングが行われる。
【0007】また、請求項2に記載のドライエッチング
方法は、チタンおよびタングステンを含有する高融点金
属をドライエッチングにて加工する際に、エッチングガ
スとして、CF4 −O2 −N2 系ガスを用いたことを特
徴としている。よって、CF 4 −O2 −N2 系ガスを用
いることにより、安定したエッチングが行われる。
【0008】請求項3に記載の装置内部の洗浄方法は、
チタンを含有する高融点金属を処理する装置における内
部の洗浄の際に、洗浄ガスとしてCF4 −O2 −N2
ガスを用いて装置内部に付着したチタン含有高融点金属
を除去するようにしたことを特徴としている。よって、
CF4 −O2 −N2 系ガスを用いることにより、安定し
た装置内部の洗浄が行われる。
【0009】ここで、請求項4に記載のように前記処理
装置を、半導体基板上のCrSi系薄膜及びその上のチ
タンを含有する高融点金属に対し連続してドライエッチ
ングを行うものとすると、実用上好ましいものとなる。
【0010】また、請求項5に記載のように、前記チタ
ンを含有する高融点金属のエッチングを、半導体基板を
加熱しながら行う装置に適用すると、実用上好ましいも
のとなる。
【0011】請求項6に記載の装置内部の洗浄方法は、
チタンおよびタングステンを含有する高融点金属を処理
する装置における内部の洗浄の際に、洗浄ガスとしてC
4−O2 −N2 系ガスを用いて装置内部に付着したチ
タン・タングステン含有高融点金属を除去するようにし
たことを特徴としている。よって、CF4 −O2 −N 2
系ガスを用いることにより、安定した装置内部の洗浄が
行われる。
【0012】ここで、請求項7に記載のように前記処理
装置を、半導体基板上のCrSi系薄膜と、その上のチ
タンおよびタングステンを含有する高融点金属に対し連
続してドライエッチングを行うものとすると、実用上好
ましいものとなる。
【0013】また、請求項8に記載のように、前記チタ
ンおよびタングステンを含有する高融点金属のエッチン
グを、半導体基板を加熱しながら行う装置に適用する
と、実用上好ましいものとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した実施
の形態を図面に従って説明する。図1には、本実施の形
態における半導体装置の断面図を示す。この半導体装置
は、バイポーラトランジスタおよびCrSi系薄膜から
なる薄膜抵抗体3を具備している。
【0015】すなわち、半導体基板(シリコン基板)1
上に絶縁膜2が形成され、絶縁膜2の上に薄膜抵抗体と
してのCr−Si−N薄膜3が配置されている。さら
に、Cr−Si−N薄膜3における図中の左右両端部に
はバリアメタルとしてのTiW薄膜4a,4bを介して
アルミ配線7a,7bが接続されている。つまり、Cr
−Si−N薄膜3の上に、Tiを含有する高融点金属で
あるTiW薄膜4a,4bが配設され、その上にアルミ
配線7a,7bが配設されている。
【0016】次に、このように構成した半導体装置の製
造方法を、図2〜図8を用いて説明する。まず、図2に
示すように、半導体基板(シリコン基板)1に通常の方
法によって半導体素子(バイポーラトランジスタ)を形
成する。その後、半導体基板1の表面に絶縁膜としての
酸化膜(BPSG等)2を形成する。
【0017】さらに、図3に示すように、酸化膜2の上
に、Cr−Siからなるターゲットを用いて、N2 ガス
を含む雰囲気中(Ar−N2 等)でスパッタリング法に
より、厚さ約15nmのCr−Si−N薄膜3を形成す
る。
【0018】その後、図4に示すように、Cr−Si−
N薄膜3上に、Ti−W(10wt%Ti)ターゲット
を用いて、Arガス中でスパッタリング法により、厚さ
約150nmのTiW薄膜4を形成する。
【0019】さらに、図5に示すように、ホトリソグラ
フィー技術を用いて、TiW薄膜4上に所望のホトレジ
ストパターン5を形成する。そして、CDE(ケミカル
ドライエッチャー)を用いて、CF4 −O2 −N2 系ガ
スをエッチングガスとし、CF4 −O2 −N2 ガス流量
をそれぞれ40−80−280sccm、マイクロ波パ
ワー600W、基板加熱なし、の条件でTiW薄膜4を
ドライエッチングする。
【0020】引き続き、同一のCDE(ケミカルドライ
エッチャー)を使用し、図6に示すように、CF4 −O
2 系のガスを用いて、Cr−Si−N薄膜3をドライエ
ッチングする。そして、O2 プラズマアッシング及び有
機洗浄によりホトレジスト5を除去する。
【0021】次に、図7に示すように、半導体基板1上
の絶縁膜2にコンタクトホール6をパターニングする。
さらにその上にアルミ配線7a,7bを含むアルミ配線
7を、レジスト8を用いてパターニングする。
【0022】さらに、図8に示すように、レジスト8を
用いて、パターン化したCr−Si−N薄膜3上のTi
W薄膜4の不要部分をウェットエッチングにより除去
し、Cr−Si−N薄膜3の抵抗パターンを完成する。
ここで、エッチング液には、過酸化水素を含むエッチン
グ液(典型的には、容量比で31%過酸化水素:29%
アンモニア水溶液=100:5)が用いられる。
【0023】そして、以降、通常の工程により、図1に
示すように、層間絶縁膜9、ビアホール10、2層目の
アルミ配線パターン11、保護膜12を順次形成する。
以下、TiW薄膜4のドライエッチングの際にエッチン
グガスとしてCF4 −O2 −N2 系ガスを使用した場合
(ガス流量CF4 −O2 −N2 =40−80−280s
ccmとした場合)の効果に関し、各種の実験を行った
ので説明する。
【0024】CDE(ケミカルドライエッチング)は、
ラジカルによる化学反応を主体として、エッチングが進
行するものであるから、被エッチング物が、TiWのよ
うに、複数の不揮発性元素からなる場合、それぞれの元
素をエッチングするようなガス系と、組成比にあったガ
ス流量比を設定することが望ましい。Wは、CF4 ガス
のみ、または、CF4 −O2 系ガスで十分なエッチング
速度が得られるが、Tiは、CF4 ガスのみでもCF4
−O2 系ガスでも十分なエッチング速度が得られない。
これは、反応生成物と思われるTiF4 やTiOの蒸気
圧が低すぎるためと考えられる。
【0025】つまり、表1,2に示すように、CF4
2 系およびCF4 −N2 系ガスにおける混合比を変え
た場合での、エッチング開始から120秒後のTiW薄
膜のシート抵抗ρs の変化量(%)およびエッチングの
進行状態を測定すると、CF 4 −O2 系、CF4 −N2
系ではガス混合比を変えてもエッチングは進行しないこ
とが分かった。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】 ところが、CF4 −O2 系ガスにN2 を導入したCF4
−O2 −N2 系ガスを使用すると、エッチング反応が進
むようになる。これは、反応生成物はNを含む化合物に
なり、そのため、蒸気圧が比較的高くなり、エッチング
反応が進むようになるものと推測される。
【0028】そのことを確認すべく行った実験結果を図
9に示す。この測定は、ケミカルドライエッチング装置
を用いて、CF4 の流量を40sccm、パワーを60
0Wとし、基板を加熱することなく、CF4 ガス流量を
固定し、O2 とN2 の流量比を変えた場合におけるエッ
チング開始から3分後のTiW薄膜のシート抵抗ρsの
変化量、発光色、エッチングの進行状態を調べたもので
ある。具体的には、O 2 とN2 の流量の比は、O2 /N
2 =360sccm/0sccm、220sccm/1
40sccm、180sccm/180sccm、14
0sccm/220sccm、80sccm/280s
ccm、40sccm/320sccm、0sccm/
360sccmの7種類である。
【0029】なお、使用設備として芝浦製作所製CDE
−7(ケミカルドライエッチング装置)を用い、この装
置は加熱なしでエッチングが行われるものである。図9
から、CF4 ガス流量を固定し、O2 とN2 の流量比を
変えていくと、エッチングが途中で停止することなく継
続して行えるのはO2 /N2 =80sccm/280s
ccmであった。つまり、O2 /N2 =360sccm
/0sccm〜140sccm/220sccmではエ
ッチングが停止し、O2 /N2 =40sccm/320
sccmではエッチングが途中で停止し、O2 /N2
0sccm/360sccmではエッチングが進行しな
かった。さらに、O2 /N2=80sccm/280s
ccmのシート抵抗ρs の変化率は大きく、安定したエ
ッチングが可能となる。よって、上述した製造工程で
は、この条件(CF4 −O2 −N2 ガス流量をそれぞれ
40−80−280sccm、マイクロ波パワー600
W、基板加熱なし)でTiW薄膜をドライエッチングし
ている。
【0030】また、ドライエッチング時の発光色の観察
を行うと、O2 リッチ側でWのエッチングに起因すると
思われる黄色の発光が、N2 リッチ側でTiのエッチン
グに起因すると思われる紫色の発光が現れ、前述の最適
混合比(O2 /N2 =80sccm/280sccm)
付近で、両方の中間色(青〜緑)の発光が観察された。
【0031】このようにN2 を導入するとエッチング反
応が進むことが、金属元素に由来するエッチング時の発
光色を観察した結果からも推定できる(W元素の反応色
は黄色、Ti元素の反応色は紫)。
【0032】このことから、TiWのエッチングメカニ
ズムおよびO2 、N2 の働きとして、次のように推定す
ることができる。O2 がWのエッチングを助け、N2
Tiのエッチングを助けており、WとTiのエッチレー
トが均衡するガス比となった時に、全体としてのエッチ
レートが最大となり、安定したエッチングが可能とな
る。
【0033】なお、各構成元素のエッチング速度の温度
依存性は同一とは限らないため、温度によって、N2
2 のガス流量比の最適値は変わる。このように本実施
の形態は、下記の特徴を有する。
【0034】TiW薄膜4(チタンを含有する高融点金
属)をドライエッチングにて加工する際に、エッチング
ガスとして、CF4 −O2 −N2 系ガスを用いたので、
安定したエッチングが可能となる。
【0035】つまり、CF4 系ガスを用いたTiWのド
ライエッチングでは、エッチングされた物質が再デポし
やすいとか、途中でエッチングがストップしてしまうと
いう問題が発生しやすいが、これが回避できる。また、
エッチングガスとして、腐食性ガスである塩素系ガスを
用いておらず、毒性もなく扱いやすものとなっている。 (第2の実施の形態)次に、第2の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0036】本実施の形態では、第1の実施の形態にお
ける図5でのTiW薄膜4のドライエッチングとして以
下の方法を用いており、他は同じである。CDE(ケミ
カルドライエッチャー、芝浦製作所製CDE−7−4)
を用いて、CF4 −O2 −N2 ガス流量をそれぞれ40
−80−280sccm、マイクロ波パワー600W、
基板温度100℃、の条件でTiW薄膜4をドライエッ
チングしている。 (第3の実施の形態)次に、第3の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0037】本実施の形態では、第1の実施の形態にお
ける図5でのTiW薄膜4のドライエッチングとして以
下の方法を用いており、他は同じである。CDE
((株)キャノン製MAS−1800)を用いて、CF
4 −O2 ガス流量をそれぞれ33−17sccm、圧力
0.3Torr、マイクロ波パワー1000W、基板温
度100℃、の条件でTiW薄膜4をドライエッチング
する。
【0038】エッチング終了後、CF4 −O2 −N2
ガスを用いてCF4 −O2 −N2 系ガス流量をそれぞれ
10−20−70sccm、マイクロ波パワー1000
W、の条件で装置内部に付着したTiWを除去する。こ
の反応室内のドライクリーニングにより、装置の内部が
洗浄される。
【0039】引き続き、同一のCDE(ケミカルドライ
エッチャー)を使用し、図6に示すように、CF4 −O
2 系のガスを用いて、Cr−Si−N薄膜3がドライエ
ッチングされる。
【0040】このようにケミカルドライエッチャーの反
応室を大気解放することなくドライクリーニングによっ
て安定して付着生成物が除去でき、設備の稼働率を上げ
ることができる。
【0041】つまり、CF4 −O2 系ガスを用いたTi
Wのエッチングの際に室温では殆どエッチングが進まな
いが半導体基板1を加熱して温度を上げることによりエ
ッチングが進む。このとき、エッチングによって生じた
生成物は、反応室内を移動中に温度が下がり、固化して
反応室の壁面等に付着しCr−Si−N薄膜3のエッチ
ングレートを低下させるが、基板1を1〜25枚程度処
理する毎に、CF4 −O2 −N2 系ガスを用いたドライ
クリーニングにて、この付着生成物が除去される。よっ
て、反応室を大気解放しアルコールや過酸化水素を含む
溶液にてウェットクリーニングする場合には設備の稼働
率が著しく低下するが、これに比べて本例では、反応室
を大気解放することなくドライクリーニングによって付
着生成物が除去でき設備の稼働率を上げることができ
る。
【0042】このように本実施の形態は、下記の特徴を
有する。 (イ)TiW薄膜4(チタンを含有する高融点金属)の
ドライエッチング装置における内部を洗浄する際に、洗
浄ガスとしてCF4 −O2 −N2 系ガスを用いて装置内
部に付着したTiWを除去するようにしたので、安定し
たドライエッチング装置の内部の洗浄を行うことができ
る。 (ロ)より詳しくは、ドライエッチング装置は、半導体
基板1上のCr−Si−N薄膜3(CrSi系薄膜)及
びその上のTiW薄膜4に対し連続してドライエッチン
グを行うものであり、このTiW薄膜4のエッチング
は、半導体基板1を加熱しながら行うものであり、この
場合においては付着物のTiWがCr−Si−N薄膜3
のエッチングレートを低下させるが、このTiWを安定
して除去することができ、実用上好ましいものとなる。
【0043】なお、本方式によるドライクリーニングは
ドライエッチング装置の他にもCVDデポ装置にも適用
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態における半導体装置の断面図。
【図2】 半導体装置の製造プロセスを示す断面図。
【図3】 半導体装置の製造プロセスを示す断面図。
【図4】 半導体装置の製造プロセスを示す断面図。
【図5】 半導体装置の製造プロセスを示す断面図。
【図6】 半導体装置の製造プロセスを示す断面図。
【図7】 半導体装置の製造プロセスを示す断面図。
【図8】 半導体装置の製造プロセスを示す断面図。
【図9】 O2 とN2 の流量比を変えた場合における各
種の測定結果を示す図。
【符号の説明】
1…半導体基板、3…Cr−Si−N薄膜、4…TiW
薄膜。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チタンを含有する高融点金属をドライエ
    ッチングにて加工する方法であって、 エッチングガスとして、CF4 −O2 −N2 系ガスを用
    いたことを特徴とするドライエッチング方法。
  2. 【請求項2】 チタンおよびタングステンを含有する高
    融点金属をドライエッチングにて加工する方法であっ
    て、 エッチングガスとして、CF4 −O2 −N2 系ガスを用
    いたことを特徴とするドライエッチング方法。
  3. 【請求項3】 チタンを含有する高融点金属を処理する
    装置における内部の洗浄方法であって、 洗浄ガスとしてCF4 −O2 −N2 系ガスを用いて装置
    内部に付着したチタン含有高融点金属を除去するように
    したことを特徴とする装置内部の洗浄方法。
  4. 【請求項4】 前記処理装置は、半導体基板上のCrS
    i系薄膜及びその上のチタンを含有する高融点金属に対
    し連続してドライエッチングを行うものである請求項3
    に記載の装置内部の洗浄方法。
  5. 【請求項5】 前記チタンを含有する高融点金属のエッ
    チングは、半導体基板を加熱しながら行うものである請
    求項4に記載の装置内部の洗浄方法。
  6. 【請求項6】 チタンおよびタングステンを含有する高
    融点金属を処理する装置における内部の洗浄方法であっ
    て、 洗浄ガスとしてCF4 −O2 −N2 系ガスを用いて装置
    内部に付着したチタン・タングステン含有高融点金属を
    除去するようにしたことを特徴とする装置内部の洗浄方
    法。
  7. 【請求項7】 前記処理装置は、半導体基板上のCrS
    i系薄膜と、その上のチタンおよびタングステンを含有
    する高融点金属に対し連続してドライエッチングを行う
    ものである請求項6に記載の装置内部の洗浄方法。
  8. 【請求項8】 前記チタンおよびタングステンを含有す
    る高融点金属のエッチングは、半導体基板を加熱しなが
    ら行うものである請求項7に記載の装置内部の洗浄方
    法。
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