JPH1133072A - パッティングブラシ - Google Patents
パッティングブラシInfo
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- JPH1133072A JPH1133072A JP19250997A JP19250997A JPH1133072A JP H1133072 A JPH1133072 A JP H1133072A JP 19250997 A JP19250997 A JP 19250997A JP 19250997 A JP19250997 A JP 19250997A JP H1133072 A JPH1133072 A JP H1133072A
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- brush
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Abstract
なく、頭皮を傷めることのないパッティングブラシを提
供する。 【解決手段】表面1aにブラシ毛4を植設したブラシ台
部1と、柄部2と、上記ブラシ台部1と柄部2を連結す
る弾性連結部3とを備えている。そして、上記ブラシ台
部1と柄部2と弾性連結部3を合成樹脂材料により一体
成形し、上記ブラシ毛4を、馬毛5と、この馬毛5より
短い豚毛6とで構成している。
Description
発毛促進のために用いられるパッティングブラシに関す
るものである。
ために用いられるパッティングブラシとして、実開平2
−35733号公報に示すものが提案されている。この
パッティングブラシは、図12に示すように、ブラシ毛
20が植設されたプラスチック製基台21と、プラスチ
ック製柄部22と、上記基台21と柄部22を連結する
コイルばね23とを備えており、上記基台21の第1係
合穴(図示せず)にコイルばね23の一端を係合させた
状態で上記第1係合穴に接着剤を充填して強固に抜け止
め・固定し、上記柄部22の第2係合穴(図示せず)に
コイルばね23の他端を係合させた状態で上記第2係合
穴に接着剤を充填して強固に抜け止め・固定している。
図において、24a,24bは基台21に形成された隙
間部分であり、25は基台21に形成された穴部であ
る。このようなパッティングブラシを用いて頭部をパッ
ティングする場合には、柄部22を手で持ち、ブラシ毛
20の先端を頭部に軽く当てるようにして、頭部を軽く
連続的にパッティングすることを行う。
パッティングブラシでは、基台21と柄部22とコイル
ばね23がそれぞれ別体に作製されているため、部品点
数が多く、在庫管理等の管理面が煩雑になる。しかも、
基台21と柄部22をコイルばね23により一体化する
ためには、基台21の第1係合穴にコイルばね23の一
端を係合させたのち第1係合穴に接着剤を充填する工
程、および、柄部22の第2係合穴にコイルばね23の
他端を係合させたのち第2係合穴に接着剤を充填する工
程が必要であり、作業工程が多くなる。さらに、パッテ
ィング時に、ブラシ毛20の先端を頭部に少し強く当て
てしまうと、ブラシ毛20の先端で頭皮を傷めやすい。
もので、在庫管理等の管理面が簡単になり、作業工程が
少なく、頭皮を損傷することのないパッティングブラシ
の提供をその目的とする。
め、本発明のパッティングブラシは、表面にブラシ毛を
植設したブラシ台部と、柄部と、上記ブラシ台部と柄部
を連結する弾性連結部とを備え、上記ブラシ台部と柄部
と弾性連結部を合成樹脂材料により一体成形するととも
に、上記ブラシ毛を、腰の弱い毛と、この腰の弱い毛よ
り短い腰の強い毛とで構成したという構成をとる。
は、これを構成するブラシ台部と柄部と弾性連結部を合
成樹脂材料により一体成形しているため、部品点数が少
なくなり、在庫管理等の管理面が簡単になる。しかも、
従来例のように、基台21と柄部22をコイルばね23
により一体化する作業が不要であり、作業工程が少なく
なる。さらに、ブラシ毛を、腰の弱い毛と、この腰の弱
い毛より短い腰の強い毛とで構成しているため、ブラシ
毛の先端が頭部に当たる際に、先に腰の弱い毛が頭皮に
当たり、ついで腰の強い毛が頭皮に当たることから、腰
の弱い毛が緩衝作用をする。したがって、パッティング
時に、ブラシ毛の先端を頭部に少し強く当ててしまって
も、腰の弱い毛で緩衝され、ブラシ毛の先端で頭皮を傷
めることがない。
2本の弾性棒状体で構成した場合には、両弾性棒状体が
別々に変形し、撓むため、パッティングブラシを振る方
向に(図2の矢印A方向に)撓みやすくなるだけでな
く、この矢印A方向に対して少し捩じれる方向に(図3
の矢印B方向に)も撓みやすくなり、頭部のどの部分に
対してもブラシ毛の先端が軽く当たるようになる。
面にもとづいて詳しく説明する。
施の形態を示している。この実施の形態では、パッティ
ングブラシは、図2〜図4に示すように、表面1aにブ
ラシ毛4が植設されたブラシ台部1と、柄部2と、ブラ
シ台部1と柄部2を連結する弾性連結部3とからなり、
これらブラシ台部1と柄部2と弾性連結部3がPBT
(ポリブチレンテレフタレート)樹脂により一体成形さ
れている。このPBT樹脂は、その曲げ弾性率が高く、
2.3〜20×104 kg/cm2 に設定されており、
好適には、4〜10×104 kg/cm2 に設定されて
いる。なお、ポリエステルエラストマー(熱可塑性エラ
ストマー)である「ハイトレル」の曲げ弾性率は、0.
06〜1.2×104 kg/cm2 である。
に、その表面1aに、多数の凹部10が列設されてお
り、これら各凹部10に、ブラシ毛4を構成するブラシ
毛束4aがそれぞれ植設されている。これら各ブラシ毛
束4aは、馬毛(腰の弱い毛)5と豚毛(腰の強い毛)
6からなり、馬毛5の方が豚毛6よりも長く延びてい
る。このようなブラシ毛束4aを上記各凹部10に植設
する場合には、図6に示すように、馬毛5(この馬毛5
の長さは、豚毛6の長さより長く設定されており、通常
は上記長さの差が0.1〜3mmに設定されている)と
豚毛6を並べ、このとき、角状の小片7に近い方に馬毛
5が並ぶようにし、その状態で馬毛5および豚毛6を小
片7に沿って折り曲げたのち、図7に示すように、ブラ
シ台部1の表面1aの凹部10に圧入する。これによ
り、馬毛5を豚毛6よりも長く延ばした状態で、ブラシ
毛束4aを凹部10に植設することができる。
下面に)、滑り止め用として9本の筋状突部11が列設
されており、また、端部には、吊り下げ用の貫通穴12
が穿設されている。
連結部3の長手方向に沿うように長く延びる切欠き部1
3が形成されており、この切欠き部13により上記弾性
連結部3が2本の弾性棒状体8で構成されている。これ
ら両弾性棒状体8は、図8に示すように、両者を当接さ
せることができる程度に、矢印B方向に対しても弾性を
有している。また、両弾性棒状体8は、そのブラシ台部
1側端部8aがブラシ台部1側に湾曲しており、図9に
示すように、一方向に(パッティング時に、頭皮に向か
う方向に)撓みやすく、他方向に(パッティング時に、
頭皮から離れる方向に)撓みにくくしている。また、こ
の実施の形態では、パッティングブラシの長さ(全長は
25cm程度)は、ブラシ台部1の長さ:弾性連結部3
の長さ(弾性棒状体8の長さ):柄部2の長さ=1:
1.2〜1.7(1.1〜1.6):2に設定されてい
る。なお、柄部2の長さは、使用者が握りやすい長さに
設定されており、通常、10〜12cmで作製されてい
る。また、パッティングブラシの重量(全重量は60g
程度)は、ブラシ台部1の重量:弾性連結部3の重量
(両弾性棒状体8の合計重量に略同じ):柄部2の重量
=7〜9:1:5に設定されている。このように、弾性
連結部3の長さがブラシ台部1の長さの1.2〜1.7
倍に設定されているとともに、ブラシ台部1の重さが弾
性連結部3の重さの7〜9倍に設定されており、かつ、
PBT樹脂のように曲げ弾性率の高い材料でブラシ台部
1と柄部2と弾性連結部3が一体成形されているため、
パッティング時に、両弾性棒状体8が上記一方向に非常
に撓みやすくなる。
シ台部1と柄部2と弾性連結部3がPBT樹脂により一
体成形されているため、在庫管理等の管理面が容易にな
る。しかも、従来例のように、基台21と柄部22をコ
イルばね23により一体化する作業が不要になる。さら
に、ブラシ毛4を馬毛5と豚毛6で構成し、馬毛5を豚
毛6より長くしているため、パッティング時に、先に頭
皮に当たる馬毛5が緩衝作用をし、頭皮を傷めることが
ない。さらに、弾性連結部3が2本の弾性棒状体8で構
成されているため、これら両弾性棒状体8が色々の方向
に撓みやすく、使い勝手がよい。また、両弾性棒状体8
は上記一方向に撓みやすく、他方向に撓みにくいため、
ブラシ毛4の先端を頭皮に当てるときに、当てる位置や
角度を調節しやすく、しかも、頭皮に当たったのちに跳
ね返りが少なく、頭部後方のスペースが少なくても、ブ
ラシ台部1が他物に当たりにくい。
グブラシの他の実施の形態を示している。この実施の形
態では、柄部2の弾性連結部3寄り側端部に滑り止め用
として9個の突部9が突設されている。また、ブラシ台
部1が円盤状に形成されている。それ以外の部分は上記
実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付
している。この実施の形態でも、上記実施の形態と同様
の作用・効果を奏する。
として豚毛6を用い、腰の弱い毛として馬毛5を用いる
組み合わせにしているが、これに限定するものではな
く、腰の強い毛と腰の弱い毛との組み合わせを、猪の毛
と豚毛の組み合わせ、豚毛とナイロン製毛(直径0.6
8mm)の組み合わせ、ナイロン製毛(直径0.68m
m)とナイロン製毛(直径0.5mm)の組み合わせに
してもよい。また、腰の強い毛と腰の弱い毛との組み合
わせを2種類の毛により行うのではなく、猪の毛と豚毛
と馬毛との組み合わせ(3種類の毛による組み合わせ)
等にしてもよい。この場合には、猪の毛より豚毛を長く
し、豚毛より馬毛を長くすることが行われる。また、上
記両実施の形態では、馬毛5の全てを豚毛6より長くす
る必要がなく、大部分の馬毛5が豚毛6より長くすれば
よい。また、他の種類の毛を用いる場合も同様であり、
腰の弱い毛の全てを腰の強い毛より長くする必要はな
い。
実施例では、パッティングブラシは、そのブラシ台部1
と柄部2と弾性連結部3がPBT樹脂(曲げ弾性率が5
×104 kg/cm2 に設定されている)により一体成
形されている。また、パッティングブラシの全長が2
3.5cmである。そのうち,ブラシ台部1が5.5c
mで、弾性連結部3が7.0cmで、柄部2が11.0
cmである。また、パッティングブラシの重量は60g
である。そのうち、ブラシ毛が5gで、ブラシ台部1が
31gで、弾性連結部3が4gで、柄部2が20gであ
る。
ラシによれば、これを構成するブラシ台部と柄部と弾性
連結部を合成樹脂材料により一体成形しているため、部
品点数が少なくなり、在庫管理等の管理面が簡単にな
る。しかも、従来例のように、基台21と柄部22をコ
イルばね23により一体化する作業が不要であり、作業
工程が少なくなる。さらに、ブラシ毛を、腰の弱い毛
と、この腰の弱い毛より短い腰の強い毛とで構成してい
るため、ブラシ毛の先端が頭部に当たる際に、先に腰の
弱い毛が頭皮に当たり、ついで腰の強い毛が頭皮に当た
ることから、腰の弱い毛が緩衝作用をする。したがっ
て、パッティング時に、ブラシ毛の先端を頭部に少し強
く当ててしまっても、腰の弱い毛で緩衝され、ブラシ毛
の先端で頭皮を傷めることがない。また、本発明におい
て、上記弾性連結部を2本の弾性棒状体で構成した場合
には、両弾性棒状体が別々に変形し、撓むため、パッテ
ィングブラシを振る方向に(図2の矢印A方向に)撓み
やすくなるだけでなく、この矢印A方向に対して少し捩
じれる方向に(図3の矢印B方向に)も撓みやすくな
り、頭部のどの部分に対してもブラシ毛の先端が軽く当
たるようになる。
示す斜視図である。
ある。
ある。
態を示す底面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 表面1aにブラシ毛4を植設したブラシ
台部1と、柄部2と、上記ブラシ台部1と柄部2を連結
する弾性連結部3とを備え、上記ブラシ台部1と柄部2
と弾性連結部3を合成樹脂材料により一体成形するとと
もに、上記ブラシ毛4を、腰の弱い毛5と、この腰の弱
い毛5より短い腰の強い毛6とで構成したことを特徴と
するパッティングブラシ。 - 【請求項2】 上記弾性連結部3を2本の弾性棒状体8
で構成した請求項1記載のパッティングブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19250997A JP3272638B2 (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 頭部用パッティングブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19250997A JP3272638B2 (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 頭部用パッティングブラシ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1133072A true JPH1133072A (ja) | 1999-02-09 |
JP3272638B2 JP3272638B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=16292477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19250997A Expired - Lifetime JP3272638B2 (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 頭部用パッティングブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3272638B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7845047B2 (en) * | 2007-05-15 | 2010-12-07 | The Servicemaster Company | Cleaning brush |
JP2011083593A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-04-28 | Kao Corp | マッサージブラシ及びマッサージブラシ用ハンドル |
-
1997
- 1997-07-17 JP JP19250997A patent/JP3272638B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7845047B2 (en) * | 2007-05-15 | 2010-12-07 | The Servicemaster Company | Cleaning brush |
JP2011083593A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-04-28 | Kao Corp | マッサージブラシ及びマッサージブラシ用ハンドル |
US9125481B2 (en) | 2009-09-17 | 2015-09-08 | Kao Corporation | Massage brush and handle for massage brush |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3272638B2 (ja) | 2002-04-08 |
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