JPH1131253A - 媒体カセット取り出し構造 - Google Patents
媒体カセット取り出し構造Info
- Publication number
- JPH1131253A JPH1131253A JP9188294A JP18829497A JPH1131253A JP H1131253 A JPH1131253 A JP H1131253A JP 9188294 A JP9188294 A JP 9188294A JP 18829497 A JP18829497 A JP 18829497A JP H1131253 A JPH1131253 A JP H1131253A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- cassette
- medium cassette
- guide
- roller
- Prior art date
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 媒体カセット取り出し手順を削減し操作性を
向上させるとともに、機構を小物にして、装置の低価格
化,小型化を実現することを目的とする。 【構成】 装置のキャビネット1より媒体カセット17
を取り出す媒体カセット取り出し構造において、装置の
中扉と連動したガイド15とローラ24を介して、媒体
カセット17側の部品とオーバーラップする接客部20
側の板バネ25を上下動する上下機構を設ける。
向上させるとともに、機構を小物にして、装置の低価格
化,小型化を実現することを目的とする。 【構成】 装置のキャビネット1より媒体カセット17
を取り出す媒体カセット取り出し構造において、装置の
中扉と連動したガイド15とローラ24を介して、媒体
カセット17側の部品とオーバーラップする接客部20
側の板バネ25を上下動する上下機構を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融自動化機器、
主として現金自動支払機において装置のキャビネットよ
り媒体カセットを取り出す媒体カセット取り出し構造に
関する。
主として現金自動支払機において装置のキャビネットよ
り媒体カセットを取り出す媒体カセット取り出し構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】図7はこの種の媒体カセット取り出し構
造の従来例を示す斜視図、図8は同側面図である。図に
おいて1はキャビネットであり、該キャビネット1の中
に媒体カセット2を有し、媒体を接客部3から排出して
いる。4は後扉、5は媒体カセット2ごとカセットフレ
ーム全体を降ろすためのレバーである。
造の従来例を示す斜視図、図8は同側面図である。図に
おいて1はキャビネットであり、該キャビネット1の中
に媒体カセット2を有し、媒体を接客部3から排出して
いる。4は後扉、5は媒体カセット2ごとカセットフレ
ーム全体を降ろすためのレバーである。
【0003】ここで、媒体の補充は、媒体カセット2を
装置から取り出してから行うが、媒体カセット2と接客
部3は媒体走行時のジャム防止の為、部品レベルでオー
バーラップしている(図示せず)ので、媒体カセットと
接客部とを一旦分離させた後、媒体カセットを取り出す
必要がある。図9は上記構成の従来例における媒体カセ
ット取り出し手順を示す説明図である。
装置から取り出してから行うが、媒体カセット2と接客
部3は媒体走行時のジャム防止の為、部品レベルでオー
バーラップしている(図示せず)ので、媒体カセットと
接客部とを一旦分離させた後、媒体カセットを取り出す
必要がある。図9は上記構成の従来例における媒体カセ
ット取り出し手順を示す説明図である。
【0004】まず、後扉4を開け、レバー5を操作し媒
体カセット2ごとカセットフレーム全体を降ろす。そし
て、中扉を開けスライドレールによって保持されている
媒体カセット2を装置外部まで水平に引き出して取り出
していた。また、媒体カセットを入れる際は、この逆の
手順で行っていた。
体カセット2ごとカセットフレーム全体を降ろす。そし
て、中扉を開けスライドレールによって保持されている
媒体カセット2を装置外部まで水平に引き出して取り出
していた。また、媒体カセットを入れる際は、この逆の
手順で行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来技術によれば、媒体カセット取り出し手順が多
いため操作性が悪いという問題があった。また、大がか
りな上下機構を要するので、装置の高価格化,大型化を
招くという問題があった。
成の従来技術によれば、媒体カセット取り出し手順が多
いため操作性が悪いという問題があった。また、大がか
りな上下機構を要するので、装置の高価格化,大型化を
招くという問題があった。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑み、中扉を開け
るだけでそのまま媒体カセットを取り出す構成を得て、
媒体カセット取り出し手順が削減し、操作性を向上させ
ることを目的とする。さらに、本発明によれば、部品オ
ーバラップの解除およびセットを行う機構を小物にし
て、装置の低価格化,小型化を実現することを目的とす
る。
るだけでそのまま媒体カセットを取り出す構成を得て、
媒体カセット取り出し手順が削減し、操作性を向上させ
ることを目的とする。さらに、本発明によれば、部品オ
ーバラップの解除およびセットを行う機構を小物にし
て、装置の低価格化,小型化を実現することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、中扉を開けるだけで、媒体カセットと接
客部との部品のオーバーラップが解消するようにする。
さらに、本発明は、部品オーバラップの解除およびセッ
トを行う機構を、接客部側の部品を上下動する上下機構
のみとする。
め、本発明は、中扉を開けるだけで、媒体カセットと接
客部との部品のオーバーラップが解消するようにする。
さらに、本発明は、部品オーバラップの解除およびセッ
トを行う機構を、接客部側の部品を上下動する上下機構
のみとする。
【0008】すなわち、本発明は、装置のキャビネット
より媒体カセットを取り出す媒体カセット取り出し構造
において、装置の中扉と連動したガイドとローラを介し
て、媒体カセット側の部品とオーバーラップする接客部
側の部品を上下動する上下機構を設けたことを特徴とす
る。
より媒体カセットを取り出す媒体カセット取り出し構造
において、装置の中扉と連動したガイドとローラを介し
て、媒体カセット側の部品とオーバーラップする接客部
側の部品を上下動する上下機構を設けたことを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は本発明の一実施の形態の構造
を示す斜視図、図2は同要部側面図である。なお、従来
と同一の構成要素については説明を省略し、符号も同一
のものを使用する。
を用いて説明する。図1は本発明の一実施の形態の構造
を示す斜視図、図2は同要部側面図である。なお、従来
と同一の構成要素については説明を省略し、符号も同一
のものを使用する。
【0010】まず、図1において、カセットフレーム1
1には蝶番12によって、開放可能な中扉13が取り付
けられている。このカセットフレーム11の上部にはシ
ョルダスクリュー14によって、スライド可能なガイド
15が取り付けられている。また、中扉13とガイド1
5はリンク16によって連結されている。また、媒体カ
セット17はカセット台18の上に搭載されており、カ
セット台18はスライドレール19を介してカセットフ
レーム11にスライド可能に取り付けられている。
1には蝶番12によって、開放可能な中扉13が取り付
けられている。このカセットフレーム11の上部にはシ
ョルダスクリュー14によって、スライド可能なガイド
15が取り付けられている。また、中扉13とガイド1
5はリンク16によって連結されている。また、媒体カ
セット17はカセット台18の上に搭載されており、カ
セット台18はスライドレール19を介してカセットフ
レーム11にスライド可能に取り付けられている。
【0011】図2において、接客部20は、操作パネル
21にネジ止めされており、接客部20の下部には、シ
ャフト22を回転支点として回転可能なロワガイド23
を設けている。このロワガイド23にローラ24,媒体
カセット側の部品とオーバーラップする接客部側の部品
である板バネ25およびフィルム26が取り付けられて
いる。なお、通常での板バネ25は図2に示す如く、媒
体カセット17の上面に接している。27は媒体ローラ
である。
21にネジ止めされており、接客部20の下部には、シ
ャフト22を回転支点として回転可能なロワガイド23
を設けている。このロワガイド23にローラ24,媒体
カセット側の部品とオーバーラップする接客部側の部品
である板バネ25およびフィルム26が取り付けられて
いる。なお、通常での板バネ25は図2に示す如く、媒
体カセット17の上面に接している。27は媒体ローラ
である。
【0012】図3は上記構成の本実施の形態の動作を示
す要部側面図、図4は同要部平面図、図5は同要部側面
図、図6は同実施の形態の媒体カセット取り出し手順を
示す説明図である。以下に、図3〜図6に従い、本実施
の形態の作用を説明する。装置稼働時には、図3に示す
ように、媒体28は媒体ローラ27によって上方に送ら
れて接客部20の中に入り、28′の位置に収まる。そ
の後、接客部20の表面のシャッタが開き、操作面から
この媒体を受け取ることになる。この時、媒体カセット
17と接客部20との間から媒体28がすり抜けるのを
防止するため、板バネ25は媒体カセット17の上面に
接している必要がある。
す要部側面図、図4は同要部平面図、図5は同要部側面
図、図6は同実施の形態の媒体カセット取り出し手順を
示す説明図である。以下に、図3〜図6に従い、本実施
の形態の作用を説明する。装置稼働時には、図3に示す
ように、媒体28は媒体ローラ27によって上方に送ら
れて接客部20の中に入り、28′の位置に収まる。そ
の後、接客部20の表面のシャッタが開き、操作面から
この媒体を受け取ることになる。この時、媒体カセット
17と接客部20との間から媒体28がすり抜けるのを
防止するため、板バネ25は媒体カセット17の上面に
接している必要がある。
【0013】媒体補充のため、媒体カセット17を取り
出す際には、図4に示すように、まず中扉13を13′
まで開くと、リンク16は16′の位置となり、リンク
16と連結されているガイド15は矢印の方向にスライ
ドして15′の位置となる。これによって、図5に示す
ように、ローラ24はガイド5′の斜面によって24′
の位置まで上がり、そして、媒体カセット17と接客部
20との間に隙間ができるので、媒体カセット17は図
中の矢印方向にスライド可能となり、これを取り出すこ
とができる。
出す際には、図4に示すように、まず中扉13を13′
まで開くと、リンク16は16′の位置となり、リンク
16と連結されているガイド15は矢印の方向にスライ
ドして15′の位置となる。これによって、図5に示す
ように、ローラ24はガイド5′の斜面によって24′
の位置まで上がり、そして、媒体カセット17と接客部
20との間に隙間ができるので、媒体カセット17は図
中の矢印方向にスライド可能となり、これを取り出すこ
とができる。
【0014】以上のことにより、媒体カセット取り出し
手順は、図6に示す流れとなる。また、媒体カセットを
セットする場合は、逆の手順で行うことで、図2のよう
な所定の位置関係にもどすことができ、セット完了とな
る。
手順は、図6に示す流れとなる。また、媒体カセットを
セットする場合は、逆の手順で行うことで、図2のよう
な所定の位置関係にもどすことができ、セット完了とな
る。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、本発明によれ
ば、装置のキャビネットより媒体カセットを取り出す媒
体カセット取り出し構造において、装置の中扉と連動し
たガイドとローラを介して、媒体カセット側の部品とオ
ーバーラップする接客部側の部品を上下動する上下機構
を設けたので、中扉を開けるだけで、媒体カセットと接
客部との部品のオーバーラップが解消される。
ば、装置のキャビネットより媒体カセットを取り出す媒
体カセット取り出し構造において、装置の中扉と連動し
たガイドとローラを介して、媒体カセット側の部品とオ
ーバーラップする接客部側の部品を上下動する上下機構
を設けたので、中扉を開けるだけで、媒体カセットと接
客部との部品のオーバーラップが解消される。
【0016】これにより、中扉を開けるだけで、そのま
ま媒体カセットを取り出すことが可能となり、媒体カセ
ット取り出し手順が削減され、操作性が向上するという
効果がある。さらに、本発明によれば、部品オーバラッ
プの解除およびセットを行う機構は、接客部側の部品を
上下動する上下機構のみなので、機構が小物であり、従
って装置の低価格化,小型化を実現するという効果があ
る。
ま媒体カセットを取り出すことが可能となり、媒体カセ
ット取り出し手順が削減され、操作性が向上するという
効果がある。さらに、本発明によれば、部品オーバラッ
プの解除およびセットを行う機構は、接客部側の部品を
上下動する上下機構のみなので、機構が小物であり、従
って装置の低価格化,小型化を実現するという効果があ
る。
【図1】本発明の一実施の形態の構造を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施の形態の要部側面図である。
【図3】本発明の一実施の形態の動作を示す要部側面図
である。
である。
【図4】本発明の一実施の形態の動作を示す要部平面図
である。
である。
【図5】本発明の一実施の形態の動作を示す要部側面図
である。
である。
【図6】本発明の一実施の形態の媒体カセット取り出し
手順を示す説明図である。
手順を示す説明図である。
【図7】従来例を示す斜視図である。
【図8】従来例を示す側面図である。
【図9】従来例の媒体カセット取り出し手順を示す説明
図である。
図である。
1 キャビネット 4 後扉 11 カセットフレーム 12 蝶番 13 中扉 14 ショルダスクリュー 15 ガイド 16 リンク 17 媒体カセット 18 カセット台 19 スライドレール 20 接客部 21 操作パネル 22 シャフト 23 ロワガイド 24 ローラ 25 板バネ 26 フィルム 27 媒体ローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 装置のキャビネットより媒体カセットを
取り出す媒体カセット取り出し構造において、 装置の中扉と連動したガイドとローラを介して、媒体カ
セット側の部品とオーバーラップする接客部側の部品を
上下動する上下機構を設けたことを特徴とする媒体カセ
ット取り出し構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9188294A JPH1131253A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 媒体カセット取り出し構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9188294A JPH1131253A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 媒体カセット取り出し構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1131253A true JPH1131253A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16221111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9188294A Withdrawn JPH1131253A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 媒体カセット取り出し構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1131253A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100424425B1 (ko) * | 2000-12-25 | 2004-03-24 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 지폐입출금기 |
US6826773B2 (en) | 2001-03-16 | 2004-11-30 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Disc cartridge |
KR100607562B1 (ko) | 2005-03-11 | 2006-08-28 | 노틸러스효성 주식회사 | 금융자동화기기와 그 내부에 구비된 카세트의 인출방법 |
KR100951487B1 (ko) | 2007-11-08 | 2010-04-07 | 노틸러스효성 주식회사 | 금융자동화기기 |
JP2016088634A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | 沖電気工業株式会社 | 媒体処理装置 |
-
1997
- 1997-07-14 JP JP9188294A patent/JPH1131253A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100424425B1 (ko) * | 2000-12-25 | 2004-03-24 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 지폐입출금기 |
US6826773B2 (en) | 2001-03-16 | 2004-11-30 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Disc cartridge |
KR100607562B1 (ko) | 2005-03-11 | 2006-08-28 | 노틸러스효성 주식회사 | 금융자동화기기와 그 내부에 구비된 카세트의 인출방법 |
KR100951487B1 (ko) | 2007-11-08 | 2010-04-07 | 노틸러스효성 주식회사 | 금융자동화기기 |
US8109434B2 (en) | 2007-11-08 | 2012-02-07 | Nautilus Hyosung Inc. | Cash transaction machine |
JP2016088634A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | 沖電気工業株式会社 | 媒体処理装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |