JPH11299965A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
- Publication number
- JPH11299965A JPH11299965A JP10125249A JP12524998A JPH11299965A JP H11299965 A JPH11299965 A JP H11299965A JP 10125249 A JP10125249 A JP 10125249A JP 12524998 A JP12524998 A JP 12524998A JP H11299965 A JPH11299965 A JP H11299965A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- winning
- stop
- game
- symbol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Abstract
付け方は一義的で遊技の興趣に欠け、また、CT遊技に
資するところもなかった。 【解決手段】 停止表示制御手段による引込優先順位
は、一般遊技中には小当たり入賞態様と他の入賞態様
(リプレイ、BB,RB)との間で付けられているが、
CT期間中においては小当たり入賞態様の種類によって
付けられている。従って、CT期間中、停止制御される
リールは、例えば、チェリーよりも優先順位の高いプラ
ムが制御コマ数の範囲内で入賞可能な場合には、このプ
ラムのシンボルが有効化ライン上に引き込まれるよう
に、停止表示制御手段によって制御される。
Description
図柄を予め定められた個数の範囲内で引き込んで停止表
示する機能、およびこの停止表示制御を中断する機能を
持った遊技機に関するものである。
T(チャレンジ・タイム)機と呼ばれるスロットマシン
がある。一般的なスロットマシンでは、遊技者によって
スタートレバーが操作されると、複数のリールが回転
し、停止ボタン操作によって各リールの回転が停止す
る。このとき、表示窓に所定の組合せの図柄が停止表示
されると入賞が発生し、入賞役に応じた枚数のメダルが
遊技者に払い出される。回転しているリールの停止位置
は、遊技機械の内部抽選によって特定された入賞態様の
図柄が表示窓に停止表示されるように制御されている。
つまり、停止ボタンの操作時に表示窓に表示される図柄
が入賞態様に応じた図柄ではなく、表示窓に続いて表示
される例えば4コマ分の図柄の中に入賞態様に応じた図
柄が存在する場合、この入賞態様に応じた図柄が表示窓
に停止表示されるよう、この図柄を引き込むリール制御
が行われる。
たり要求があった場合や、機械内部の抽選で外れた場合
などには、このリール制御は、予め定められた優先順位
に従って優先順位の高い入賞態様に応じた図柄が優先し
て引き込まれるように行われる。この引込制御により、
各入賞態様間、例えば再遊技,小当たり入賞およびボー
ナスゲーム入賞間においてレベル付けが行われ、いずれ
か1つの入賞態様の図柄が優先して各回転リールに停止
表示される。
立すると、例えば、小当たり入賞役についての図柄の停
止表示制御が一部のリールについて中断され、回転して
いるリールの停止位置は、遊技者の停止ボタン操作のタ
イミングにのみ応じて定まるようになる。停止表示制御
が中断されるこのCT期間においても、他のリールにつ
いては、4コマ分の図柄の引込制御は行われている。こ
のため、停止表示制御が中断されていない他のリールに
ついては、最大で4コマ分早いタイミングに遊技者が停
止ボタンを操作しても、入賞役の図柄は引き込まれて窓
に表示される。
と熟練者とに対するゲームの勝ち負けの平等性をある程
度保ちつつ、遊技者の熟練度に応じたゲーム結果が得ら
れるようになる。このようなCT機は、例えば、特開平
1−238888号公報に開示されたものがある。
来の遊技機では、CT期間中において遊技者の技量によ
って発生させられるのは特定の入賞態様、例えば小当た
り入賞態様だけに限られている。従って、例えば、上述
のように再遊技,小当たり入賞およびボーナスゲーム入
賞間において引込制御の優先度のレベル付けが行われて
も、CT期間中における小当たり入賞の発生に貢献する
ところはない。つまり、従来の遊技機における引込制御
の優先順位の付け方は一義的で遊技の興趣に欠け、ま
た、CT遊技に資するところもなかった。
を解決するためになされたもので、乱数抽選によって遊
技の入賞態様を決定する入賞態様決定手段と、種々の図
柄を複数列に可変表示する可変表示装置と、この可変表
示装置による図柄の可変表示を各列毎に停止させる可変
表示停止手段と、この可変表示停止手段の操作タイミン
グに応じ,入賞態様決定手段で決定された入賞態様に応
じた図柄を予め定められた個数の範囲内で可変表示装置
に引き込んで停止表示させると共に,予め定められた優
先順位に従って優先順位の高い入賞態様に応じた図柄を
優先して引き込んで停止表示させる停止表示制御手段
と、特定の条件が成立したときに予め定められた遊技回
数分だけ,停止表示制御手段による図柄の停止表示制御
を,可変表示装置の一部の表示列について中断する制御
中断手段とを備えて構成される遊技機において、上記停
止表示制御手段は、制御中断手段によって図柄の停止表
示制御が一部の表示列について中断されている間、残り
の表示列について新たな優先順位で図柄を引き込むこと
を特徴とする。
の表示列について中断されている間、残りの表示列につ
いて新たな優先順位で図柄を引き込むことにより、引込
優先順位は遊技状態によって異なるようになる。従っ
て、遊技に新たな変化が付け加えられ、遊技の興趣は向
上する。
り入賞態様に対してだけ停止表示制御手段による図柄の
停止表示制御を中断し、停止表示制御手段が,制御中断
手段によってこの停止表示制御が中断されていない間,
小当たり入賞態様と他の入賞態様との間でつけられた優
先順位に従って引込制御をしているが、制御中断手段に
よって小当たり入賞態様の図柄の停止表示制御が一部の
表示列について中断されると,残りの表示列について小
当たり入賞態様の種類によって定められた優先順位に従
って小当たり入賞態様の図柄を引き込むことを特徴とす
る。
当たり入賞態様の図柄の停止表示制御が中断されている
間、残りの表示列について小当たり入賞態様の種類によ
る新たな優先順位に従って小当たり入賞態様が引き込ま
れる。このため、停止表示制御が中断されている遊技状
態に新たな変化が付け加えられ、この遊技状態中、優先
順位の高い特定の小当たり入賞態様が発生し易くなる。
機と呼ばれるスロットマシンに適用した一実施形態につ
いて説明する。
の正面図である。
は可変表示装置を構成する3個のリール3,4,5が回
転自在に設けられている。各リール3,4,5の外周面
には複数種類の図柄(以下、シンボルという)から成る
シンボル列が描かれている。これらシンボルはスロット
マシン1の正面の表示窓6,7,8を通してそれぞれ3
個ずつ観察される。また、表示窓6,7,8の下方右側
には、遊技者がメダルを入れるための投入口9が設けら
れている。
ニットとして構成されており、フレーム51にブラケッ
ト52を介して取り付けられている。各リール3〜5は
リールドラム53の外周にリール帯54が貼られて構成
されている。リール帯54の外周面には上記のシンボル
列が描かれている。また、各ブラケット52にはステッ
ピングモータ55が設けられており、各リール3〜5は
これらモータ55が駆動されて回転する。
れる。なお、同図において図2と同一部分には同一符号
を付してその説明は省略する。リール帯54の背後のリ
ールドラム53内部にはランプケース56が設けられて
おり、このランプケース56の3個の各部屋にはそれぞ
れバックランプ57a,57b,57cが取り付けられ
ている。これらバックランプ57a〜57cは図3
(b)に示すように基板58に実装されており、この基
板58がランプケース56の背後に取り付けられてい
る。また、ブラケット52にはホトセンサ59が取り付
けられている。このホトセンサ59は、リールドラム5
3に設けられた遮蔽板60がリールドラム53の回転に
伴ってホトセンサ59を通過するのを検出する。
ランプ駆動回路48によって点灯制御される。各バック
ランプ57a〜57cの点灯により、リール帯54に描
かれたシンボルの内、各バックランプ57の前部に位置
する3個のシンボルが背後から個別に照らし出され、各
表示窓6〜8にそれぞれ3個ずつのシンボルが映し出さ
れる。
本(中央L1および上下L2A,L2B)および斜め2
本(斜め右下がりL3A,斜め右上がりL3B)の入賞
ラインが記されている。ゲーム開始に先立ち、遊技者が
メダル投入口9に1枚のメダルを投入したときは、各リ
ール3〜5上にある中央の入賞ラインL1だけが図4
(a)に示すように有効化される。また、2枚のメダル
を投入口9に投入したときはこれに上下の入賞ラインL
2A,L2Bが加わり、横3本の入賞ラインL1,L2
AおよびL2Bが同図(b)に示すように有効化され
る。また、3枚のメダルを投入口9に投入したときは全
ての入賞ラインL1,L2A,L2B,L3AおよびL
3Bが同図(c)に示すように有効化される。
上に描かれたシンボルを表している。このような入賞ラ
インの有効化は、各入賞ラインの端部に配置された有効
化ライン表示ランプ23(図1参照)が点灯することに
より、遊技者に表示される。
ETスイッチ10,2BETスイッチ11およびマック
スBETスイッチ12が設けられている。クレジット数
表示部13にメダルがクレジットされている場合には、
メダル投入口9へのメダル投入に代え、これら1BET
スイッチ10,2BETスイッチ11およびマックスB
ETスイッチ12の各押ボタン操作により、1回のゲー
ムにそれぞれ1枚,2枚および3枚のメダルが賭けられ
る。クレジット数表示部13は、表示する数値の桁数に
応じた個数の7セグメントLEDで構成されており、現
在クレジットされているメダル数を表示する。
はクレジット/精算切換スイッチ(C/Pスイッチ)1
4およびスタートレバー15が設けられており、スター
トレバー15の右方の機器中央部には停止ボタン16,
17,18が設けられている。C/Pスイッチ14の押
しボタン操作により、メダルのクレジット/払い出し
(PLAY CREDIT/PAY OUT)を切り換えることが出来る。
リール3,4,5の回転が一斉に開始する。停止ボタン
16,17,18は、各リール3,4,5の回転表示を
各列毎に停止させる可変表示停止手段を構成しており、
各リール3,4,5に対応して配置されている。各リー
ル3〜5の回転速度が一定速度に達したときに各停止ボ
タン16〜18の操作が有効化され、各停止ボタン16
〜18は遊技者の押しボタン操作に応じて各リール3〜
5の回転を停止させる。
番最初に停止操作される第1停止リールおよびその次に
停止操作される第2停止リールについては、CT期間
中、後述する停止表示制御手段による停止表示制御が中
断される。つまり、第1停止リールおよび第2停止リー
ルは、遊技者の停止ボタン16〜18の操作タイミング
にのみ応じて直ちに停止される。これに対して最後に停
止操作される第3停止リールについては、CT期間中で
あっても停止表示制御手段による停止表示制御が行われ
る。つまり、第3停止リールは、第1停止リールおよび
第2停止リールが停止表示するシンボルの組合せによっ
て発生し得る小当たり入賞役に応じたシンボルを停止表
示するよう、制御される。
音孔19およびメダル受皿20が設けられている。透音
孔19は、機器内部に収納されたスピーカから発生した
音を外部へ出すものである。メダル受皿20はメダル払
出口21から払い出されるメダルを貯めるものである。
また、スロットマシン1の正面上部には、各入賞に対し
てどれだけのメダルが払い出されるかが示されている配
当表示部22が設けられている。
ネル2には液晶表示部24が設けられている。この液晶
表示部24は各リール3,4,5の回転表示をしたり、
遊技履歴を表示したり、ボーナスゲーム中に演出を行っ
たりするディスプレイ装置である。
おける遊技処理動作を制御する制御部と、これに電気的
に接続された周辺装置(アクチュエータ)とを含む回路
構成を示している。
イコンという)30を主な構成要素とし、これに乱数サ
ンプリングのための回路を加えて構成されている。マイ
コン30は、予め設定されたプログラムに従って制御動
作を行うCPU31と、記憶手段であるROM32およ
びRAM33を含んで構成されている。CPU31に
は、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生
回路34および分周器35と、一定範囲の乱数を発生さ
せる乱数発生器36および発生した乱数の中から任意の
乱数を抽出する乱数サンプリング回路37が接続されて
いる。
制御される主要なアクチュエータとしては、リール3,
4,5を回転駆動する各ステッピングモータ55、メダ
ルを収納するホッパ38、液晶表示部24、スピーカ3
9およびバックランプ57がある。これらはそれぞれモ
ータ駆動回路40、ホッパ駆動回路41、表示駆動回路
42、スピーカ駆動回路43およびランプ駆動回路48
によって駆動される。これら駆動回路40〜43,48
は、マイコン30のI/Oポートを介してCPU31に
接続されている。各ステッピングモータ55はモータ駆
動回路40によって1−2相励磁されており、400パ
ルスの駆動信号が供給されるとそれぞれ1回転する。
ために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段
としては、スタートレバー15の操作を検出するスター
トスイッチ15Sと、メダル投入口9から投入されたメ
ダルを検出する投入メダルセンサ9Sと、前述したC/
Pスイッチ14とがある。また、ホトセンサ59、およ
びこのホトセンサ59からの出力パルス信号を受けて各
リール3,4,5の回転位置を検出するリール位置検出
回路44もある。
回転する毎に遮蔽板60を検出してリセットパルスを発
生する。このリセットパルスはリール位置検出回路44
を介してCPU31に与えられる。RAM33内には、
各リール3〜5について、一回転の範囲内における回転
位置に対応した計数値が格納されており、CPU31は
リセットパルスを受け取ると、RAM33内に形成され
たこの計数値を“0”にクリアする。このクリア処理に
より、各シンボルの移動表示と各ステッピングモータ5
5の回転との間に生じるずれが、一回転毎に解消されて
いる。
リール停止信号回路45と、払出し完了信号発生回路4
6とがある。リール停止信号回路45は、停止ボタン1
6,17,18が押された時に、対応するリール3,
4,5を停止させる信号を発生する。また、メダル検出
部47はホッパ38から払い出されるメダル数を計数
し、払出し完了信号発生回路46は、このメダル検出部
47から入力した実際に払い出しのあったメダル計数値
が所定の配当枚数データに達した時に、メダル払い出し
の完了を知らせる信号をCPU31へ出力する。
実行されるゲーム処理の手順がシーケンスプログラムと
して記憶されている他、入賞確率テーブル,シンボルテ
ーブル、および入賞シンボル組合せテーブル等がそれぞ
れ区分されて格納されている。
7で抽出された乱数を各入賞態様に区分けするために使
用され、乱数発生器36で発生する一定範囲の乱数を各
入賞態様に区画するデータを記憶している。このような
入賞確率テーブルは例えば図6に示すように構成され
る。同図におけるa1〜a3,b1〜b3,c1〜c
3,d1〜d3,e1〜e3,f1〜f3,g1〜g3
は予め設定された数値データであり、サンプリング回路
37で抽出された乱数を各入賞態様に区画する際に用い
られる。このデータは、投入メダル枚数が1枚の場合に
は「a1〜g1」、2枚の場合には「a2〜g2」、3
枚の場合には「a3〜g3」の各数値の組合せが用いら
れる。
f<g」の大小関係に設定され、抽出された乱数値がa
未満であれば大当たり入賞(大ヒット)となって「B
B」当選フラグが立つ。また、抽出された乱数値がa以
上b未満であれば中当たり入賞(中ヒット)となって
「RB」当選フラグが立つ。また、抽出された乱数値が
b以上f未満であれば小当たり入賞(小ヒット)とな
り、この場合、b以上c未満の場合には「プラム」当選
フラグが立ち、c以上d未満の場合には「ベル」当選フ
ラグ、d以上e未満の場合には「4枚チェリー」当選フ
ラグ、e以上f未満の場合には「2枚チェリー」当選フ
ラグが立つ。また、抽出された乱数値がf以上g未満で
あれば「再遊技」当選フラグが立ち、g以上であれば入
賞なしの「ハズレ」当選フラグが立つ。
1つの乱数値がこのどの数値範囲に属するかによって決
定され、「ハズレ」および「再遊技」を含めて合計8種
類の当選フラグによって表される。ここで、乱数発生器
36,サンプリング回路37,入賞確率テーブルおよび
マイコン30は、乱数抽選によって遊技の入賞態様を決
定する入賞態様決定手段を構成している。
態様決定手段で小当たり入賞が決定されても、上記の小
当たり入賞の当選フラグは立たないように制御される。
つまり、CT期間では、小当たり入賞の抽選は行われな
くなり、ボーナス入賞(BB,RB入賞)と再遊技とに
ついてだけ、抽選が行われる。
示される。このシンボルテーブルは各リール3〜5の回
転位置とシンボルとを対応づけるものであり、シンボル
列を記号で表したものである。このシンボルテーブルに
はコードナンバに対応したシンボルコードが各リール3
〜5毎に記憶されている。コードナンバは、前述したリ
セットパルスが発生する回転位置を基準として各リール
3〜5の一定の回転ピッチ毎に順次付与されている。シ
ンボルコードはそれぞれのコードナンバ毎に対応して設
けられたシンボルを示している。
配当表示部22に示される各入賞シンボル組合せのシン
ボルコードや、特定ゲーム発生のフラグが成立している
ことを遊技者に示唆する「リーチ目」を構成するシンボ
ル組合せのシンボルコード、各入賞を表す入賞判定コー
ド、入賞メダル配当枚数等が記憶されている。この入賞
シンボル組合せテーブルは、第1リール3,第2リール
4、第3リール5の停止制御時、および全リール停止後
の入賞確認を行うときに参照される。
回路45,モータ駆動回路40,ステッピングモータ5
5およびマイコン30は、停止表示制御手段を構成して
いる。この停止表示制御手段は、停止ボタン16〜18
の操作タイミングをリール停止信号回路45によって検
出し、この操作タイミングに有効化ライン上に表示され
るシンボルが入賞態様に応じたシンボルでなく、有効化
ライン上に続いて表示される4コマ分のシンボルの中に
入賞態様に応じたシンボルが存在する場合、このシンボ
ルを表示窓6〜8の有効化ライン上に引き込む制御をす
る。この際、リール位置検出回路44によって表示窓6
〜8に表示されるシンボルの種類が把握されながら、モ
ータ駆動回路40およびステッピングモータ55がマイ
コン30によって制御され、リール3〜5の回転制御が
行われる。
成している。この制御中断手段は、特定の条件が成立し
たとき、つまり、後述する乱数抽選に当選したときに作
動し、予め定められた条件に従って、停止表示制御手段
による入賞態様に応じたシンボルの停止表示制御を第1
停止リールおよび第2停止リールについて中断する。こ
の予め定められた条件は、本実施形態では、予め定めら
れた回数分の遊技が行われるまでか、または所定枚数の
メダルが払い出されるまでかのいずれか早い方が達成す
るまで、ということが条件になっており、この条件が成
立するまで停止表示制御手段による停止制御が中断され
る。また、本実施形態によるCT機と呼ばれるスロット
マシンでは、この制御中断手段は、小当たり入賞態様に
対してだけ停止表示制御手段によるシンボルの停止表示
制御を中断する。
制御される遊技機の動作について説明する。
すフローチャートである。
イ)が生じ、メダルの自動投入があるか否かがCPU3
1によって判別される(図8,ステップ101参照)。
この自動投入がある場合には、次に、投入要求分の遊技
メダルが自動投入される(ステップ102)。一方、自
動投入がない場合には、次に、遊技者によってメダル投
入口9にメダルが投入され、メダルセンサ9Sから検出
信号が入力されるのを待つ(ステップ103)。また
は、遊技者によってBETスイッチ10,11,12が
操作され、これらスイッチからの信号が入力されるのを
待つ。一般遊技中は最大3枚までのメダルを投入するこ
とが出来、BBゲームやRBゲーム中のボーナスゲーム
では1枚のメダルを投入することが出来る。
スタートスイッチ15Sからのスタート信号入力があっ
たか否かが判別される(ステップ104)。この判別が
“YES”の場合、次に、前回の遊技から4.1秒経過
しているか否かが判別される(ステップ105)。4.
1秒経過していない場合には、4.1秒経過するまで遊
技開始の待ち時間が消化される(ステップ106)。
4.1秒経過すると、次に、入賞態様決定手段によって
入賞判定が行われる。つまり、乱数発生器36で発生し
た抽選用の乱数がサンプリング回路37によって抽出さ
れ(ステップ107)、確率抽選処理が行われる(ステ
ップ108)。
ンプリング回路37によって特定された1つの乱数値
が、入賞確率テーブル(図6参照)においてどの入賞グ
ループに属する値になっているか判断されることによっ
て行われる。この入賞態様決定手段で決定された入賞態
様は当選フラグの種類によって表され、「ハズレ」,
「再遊技」,「2枚チェリー」,「4枚チェリー」,
「ベル」,「プラム」,「RB」および「BB」の8種
類の中のいずれか1つの当選フラグがRAM33の所定
領域にセットされる。
当選フラグが立ってBB内部当たりが生じた場合には、
続いてCT遊技の抽選が行われる。このCT遊技の抽選
も、入賞態様決定のための上記の確率抽選処理と同様、
乱数発生器36で発生した乱数がサンプリング回路37
によって抽出されて行われる。そして、サンプリングさ
れたこの乱数値が特定値と大小関係が比較され、例えば
サンプリングされた乱数値が特定値よりも小さい場合に
当選となり、抽選結果が決定される。この抽選の結果が
当選したことは、特定条件が成立したことに相当する。
T遊技は、BBゲームの終了後に引き続いて所定遊技回
数だけ例えば150ゲームだけ行われる。ただし、15
0ゲーム以内でも所定枚数例えば200枚のメダルが遊
技者に払い出されると、CT遊技は終了する。このCT
期間では、ステップ108における入賞態様の決定のた
めの確率抽選処理は、前述したように、小当たり入賞の
抽選結果は無効化され、いわゆるボーナス入賞(BB,
RB入賞)と再遊技とについてだけ行われる。
まれるRAM33の所定領域が、リール回転の開始に際
して初期化され(ステップ109)、引き続いて各リー
ル3〜5がステッピングモータ55によって回転駆動さ
れる。次に、何れかの停止ボタン16〜18がオン操作
されたか否かが判別される(ステップ110)。オン操
作されていない場合には、自動停止タイマーが0になっ
たか否かが判別される(ステップ111)。この自動停
止タイマーは、停止ボタン16〜18が所定時間操作さ
れない場合に、各リール3〜5を所定時間経過後に自動
的に停止させるためのものである。
されたか、または、自動停止タイマーが0になると、次
に、停止表示制御手段によって有効化ライン上に引き込
まれるシンボルのコマ数、つまり滑りコマ数が決定され
る(ステップ112)。この滑りコマ数は、遊技状態,
当選要求,制御コマ数,図柄位置等から定められる。
タスという1バイトの領域に格納されている。遊技状態
には、「RB作動中」,「BB作動中」,「一般遊技
中」,「BB内部当たり中」,「RB内部当たり中」お
よび「CT期間中」の6種類がある。
を表している。RBはレギュラー・ボーナス・ゲームを
意味しており、このRBゲームでは複数回の高配当ゲー
ムが一組となったボーナスゲームが1回行える。「BB
作動中」はBBゲーム中の遊技状態を表している。BB
はビッグ・ボーナス・ゲームを意味しており、このBB
ゲームでは一般遊技および上記のボーナスゲームのセッ
トを複数回行うことが出来る。「一般遊技中」はBB,
RBのいずれの入賞も生じていない遊技状態を表してい
る。
立っているが、各リール3〜5に所定の入賞シンボル組
合せが停止表示されず、未だBBゲームに突入していな
い一般遊技状態のことを表している。「RB内部当たり
中」はRB当選フラグは立っているが、各リール3〜5
に所定の入賞シンボル組合せが停止表示されず、未だR
Bゲームに突入していない一般遊技状態のことを表して
いる。
RBゲームおよびリプレイの入賞役の抽選は行っている
が、小当たり入賞役の抽選が無効化される遊技状態を表
している。小当たり入賞には、有効化ライン上にプラム
のシンボルが3個揃って発生するプラム,ベルのシンボ
ルが3個揃って発生するベル,チェリーのシンボルが第
1リール3の有効化ラインに停止して発生する2枚チェ
リー、および有効化ライン上に3個のチェリーが揃って
発生する4枚チェリーがある。ここで、メダル払出枚数
はプラム入賞時は15枚,ベル入賞時は8枚,4枚チェ
リー入賞時は4枚,2枚チェリー入賞時は2枚である。
グ格納領域に記憶されている。この領域も1バイトから
なり、当たり要求フラグには「CT無しBB」,「CT
付きBB」,「RB」,「リプレイ」,「ベル」,「プ
ラム」,「4枚チェリー」および「2枚チェリー」の8
種類がある。ここで、「CT無しBB」は、ステップ1
08の確率抽選処理でBBの内部当たりが有り、その後
のCT遊技の抽選で外れた場合にセットされる当たり要
求フラグである。「CT付きBB」は、確率抽選処理で
BBの内部当たりが有り、その後のCT遊技の抽選でも
当選した場合にセットされる当たり要求フラグである。
のが立つことがある。例えば、BB当選フラグまたはR
B当選フラグが立った場合には、「BB」または「R
B」の当たり要求フラグが立つ。この当たり要求フラグ
は、その回の遊技で「BB」または「RB」に対応する
シンボル組合せが各リール3〜5に停止表示されなかっ
た場合、次回の遊技にも持ち越される。このため、「B
B内部当たり中」または「RB内部当たり中」の次回の
遊技のときに、入賞態様決定手段によって小当たり入賞
態様が決定されれば、小当たり入賞の当たり要求フラグ
が立つ。よって、「BB」または「RB」の当たり要求
フラグと、小当たり入賞の当たり要求フラグとが同時に
立つことになる。
込み制御が優先されるシンボルの順位に応じ、RAM3
3にテーブルとして格納されている。同図(a)は一般
遊技中における引込優先順位テーブルであり、一般遊技
中では、リプレイ,小当たり,BB・RBゲームの順に
引込優先順位が決められている。この優先順位は、有効
化ライン上に優先して引き込まれる入賞役の優先順位で
ある。2種類の入賞態様について上記のように同時に当
たり要求があった場合や、入賞態様決定手段で外れの態
様が決定された場合などには、予め定められたこの優先
順位に従って優先順位の高い入賞態様に応じた図柄が優
先して引き込まれる。制御コマ数は停止表示制御手段に
よって引き込み制御可能な範囲のコマ数であり、一般遊
技中では各入賞役とも4コマに設定されている。
順位テーブルであり、CT期間中では、プラム,ベル,
4枚チェリー,2枚チェリーの順に小当たり入賞役が引
込制御される。この優先順位はメダル払出枚数の多い順
位になっている。CT期間中における停止表示制御手段
によるリールの引込処理は、CT期間においては小当た
り入賞当選フラグが無効とされるため、この引込優先デ
ータにのみ従って行われる。つまり、一般遊技状態時に
おけるように、当たり要求に応じた入賞態様の図柄を引
込制御するといったことは行われない。また、制御コマ
数はプラム,ベルについては1コマ、4枚チェリー,2
枚チェリーについては0コマに設定されている。制御コ
マ数が0ということは、引き込み制御を行わないという
ことを意味している。
たRAM33の領域に書き込まれた各リール3〜5の位
置データである。この図柄位置は、各有効化ライン上に
その時に存在するシンボルのデータであり、図7に示す
シンボルコードとして記憶されている。
の遊技状態が参照され、遊技状態に応じた優先順位テー
ブルが選択される。つまり、一般遊技状態であれば図1
0(a)に示すテーブルが選択され、CT期間中であれ
ば図10(b)に示すテーブルが選択される。次に、当
選要求に応じた当選役の制御コマ数が選択したテーブル
から参照される。その後、そのときの図柄位置が参照さ
れ、第1停止リールの有効化ライン上にそのときにある
シンボルが把握される。このシンボルが当選要求に応じ
たシンボルではない場合、参照された制御コマ数の範囲
内に当選要求に応じたシンボルがあるか否か判別され
る。もしも、当選要求に応じたシンボルが制御コマ数の
範囲内に有る場合、有効化ラインからそのシンボルまで
のコマ数が滑りコマ数として決定される。
だけ第1停止リール(回胴)が回転するよう、この滑り
コマ数がRAM33の所定領域に格納される(ステップ
113)。ただし、CT期間中においては、第1停止リ
ールおよび第2停止リールについては停止表示制御が行
われないため、ステップ112およびステップ113は
実行されない。その後、停止要求フラグがセットされる
(ステップ114)。停止表示制御手段はこの停止要求
フラグがセットされるのに応じ、1個のリールの回転を
停止させる。
別される(図9,ステップ115)。第2リールおよび
第3リールが未だ停止していない場合には、処理はステ
ップ110に戻り、以上の処理が繰り返して行われる。
0〜115のリール停止処理は、一般遊技中には例えば
次のように行われる。
操作が検出された場合には、第1リール停止ボタン16
が遊技者によって操作された時点で、第1リール3のス
テッピングモータ55に供給された駆動パルスの数がR
AM33から読み出され、第1リール3の回転位置と対
応づけられる。第1リール3の回転位置が分かると、シ
ンボルテーブル(図7参照)との対照により、観察窓6
に現れている3個のシンボルがシンボルコードとして把
握される。
いるときには、観察窓6の有効化入賞ライン上に大ヒッ
トを構成するシンボルがあるか否かがチェックされる。
同様に、中ヒット,小ヒットの当選フラグが立っている
ときには、観察窓6の有効化入賞ライン上に中ヒット,
小ヒットを構成するシンボルがあるか否かがチェックさ
れる。有効化入賞ライン上に当選フラグに対応したシン
ボルがあるときは、CPU31は即座に第1リール3を
停止させる。
対応したシンボルが観察窓6の有効化入賞ライン上に現
れていない場合には、さらに第1リール3を制御コマ数
(シンボル4コマ)分回転させたときにどのようなシン
ボルが現れてくるかをチェックする。もし、この中に当
選フラグに対応するシンボルが有ったときには、そのコ
マ位置までが滑りコマ数であり、第1リール3を滑りコ
マ数分回転させてそこで停止させる。この引き込み制御
処理は以下に説明する第2リール4および第3リール5
の各停止制御処理時にも同様にして行われる。
ン操作された場合には、第2リール4の停止制御処理が
行われる。この停止制御処理では、第2リール4が回転
している状態で、まず、観察窓7の中央の入賞ラインL
1に各コードナンバ0〜20の21通りのシンボルが停
止することを想定し、有効化入賞ライン上に既に停止し
ている第1リール3のシンボルとの組合せが読み込まれ
る。また、第3リール5については回転中であることを
表す回転コードが読み込まれる。なお、第2リール4も
回転中であるが、上記処理によって停止されることを仮
定しているため、回転コードとしては読み込まれない。
読み込まれると、前述した入賞シンボル組合せテーブル
が参照され、第1リール3の停止により決定されたシン
ボルに対し、第2リール4が21通りの回転位置で停止
したとき、有効化入賞ライン上にどのような入賞が生じ
る可能性があるかが順次判断されていく。例えば、図1
1(a)に示すように第1リール3が停止していたとす
れば、第2リール4の停止位置を21通り想定してその
ときのシンボル組合せパターンがチェックされる。例え
ば、同図(b)に示すように、第2リール4が観察窓7
の中央でコードナンバ「5」で停止したとすると、各入
賞ラインL1,L2A,L2B,L3A,L3B上での
シンボル組合せは同図(c)に示すようになる。
示す回転コードであるが、第3リールの停止位置によっ
ては、入賞ラインL1に「A−A−A」の大ヒット入
賞、入賞ラインL2Bに「E−E−E」の小ヒット入賞
が生じる可能性がある。従って、第2リール4のコード
ナンバ「5」に対しては、図12に示すように大ヒット
の予想フラグと小ヒットの予想フラグとがセットされ
る。このような予想フラグの有無が第2リール4の全て
のコードナンバについてチェックされ、これらデータは
RAM33に書き込まれる。
予想フラグデータは、第2リール4の停止制御時に参照
される。つまり、第2リール4の停止ボタン17が操作
されたとき、第2リール4のコードナンバに対応する予
想フラグが参照され、大ヒットの予想が発生している場
合には、有効化入賞ライン上に大ヒットのシンボルが停
止するように第2リール4の停止制御が実行される。
ン操作が検出された場合には、第3リール5の停止制御
処理が行われる。この停止制御処理では、既に第1リー
ル3および第2リール4が停止してそのシンボルの組合
せが特定されているので、これらのシンボルの組合せに
対し、第3リール5の各々のコードナンバ毎に入賞の可
能性が判定され、図12に示すテーブルと同様にして入
賞予想フラグが立てられる。
止ボタン18が操作されたときに参照され、大ヒットの
予想が立っているときには、有効化入賞ライン上に大ヒ
ットのシンボルが停止するように第3リール5の停止制
御が実行される。この第3リール5の停止制御処理時に
は、既に停止している第1リール3,第2リール4のシ
ンボルとの組合せによって当選フラグ通りの入賞が得ら
れるだけでなく、当選フラグと異なる入賞が得られない
ようにリール停止位置が制御される。
御手段によるリール停止処理は、CT期間中には、第1
停止リールおよび第2停止リールについては行われな
い。つまり、上記の例と同様に、第1停止リールが第1
リール3,第2停止リールが第2リール4の場合、これ
ら各リール3,4は、停止ボタン16,17のオン操作
が検出されたタイミングに直ちに停止する。つまり、遊
技者による停止ボタン16,17の目押しタイミングの
みに応じて各リール3,4は停止し、停止表示制御手段
による引き込み制御は行われない。
ールについては停止表示制御が行われるが、この際行わ
れる引き込み制御の制御コマ数は、図10(b)に示す
ように1または0となり、一般遊技中における制御コマ
数4に比べて小さくなる。従って、例えば、第3停止リ
ールが上記の例と同様に第3リール5である場合、停止
ボタン18が操作されたタイミングに表示窓8の有効化
入賞ライン上に入賞役に応じたシンボルが無い場合、有
効化ラインから1コマまたは0コマの範囲内に入賞役に
応じたシンボルが有るか否かが判別される。
にプラムが揃っている場合、またはベルが揃っている場
合にはプラムまたはベルが1コマまで引き込み制御され
る。つまり、停止ボタン18の操作タイミングに有効化
ライン上にプラムまたはベルが存在しなくても、1コマ
の制御コマ数の範囲内にこれらシンボルが存在する場
合、停止表示制御手段によって第3リール5が1コマだ
け滑らせられ、プラムまたはベルの入賞が発生させられ
る。しかし、2枚チェリーおよび4枚チェリーの制御コ
マ数は0であるため、このような引き込み停止表示制御
は行われない。
位は、一般遊技中には図10(a)に示すように小当た
り入賞態様と他の入賞態様(リプレイ、BB,RB)と
の間で付けられているが、CT期間中においては図10
(b)に示すように小当たり入賞態様の種類によって付
けられている。従って、CT期間中、例えば、第2リー
ル4,第3リール5が第1停止リール,第2停止リール
になってそれぞれ遊技者の目押し操作によって図13
(a)に示す状態で停止表示されると、第3停止リール
である第1リール3の引込制御は次のように行われる。
で停止して表示窓6の中央にチェリーのシンボルが来る
と、2枚チェリーの入賞になる。しかし、このチェリー
よりも優先順位の高いプラムが制御コマ数(1コマ)の
範囲内で入賞可能なため、図示する状態からリール3は
1コマ滑らせられる。この結果、プラムのシンボルが各
表示窓6,7,8の上部の有効化ラインL2A上に3個
揃うと同時に、各表示窓6,7,8の下部の有効化ライ
ンL2B上にチェリーのシンボルが3個揃う。従って、
3枚賭けまたは2枚賭けの遊技時にはプラムの入賞と同
時に4枚チェリーの入賞が発生し、プラム入賞時の15
枚と4枚チェリー入賞時の4枚との合計19枚のメダル
が遊技者に払い出される。
それぞれ第1リール3,第2リール4のときに、同図
(b)の状態でこれら各リールが遊技者の目押しタイミ
ングに応じて停止表示されると、第3停止リールである
第3リール5は停止表示制御手段によって次のように引
込制御される。つまり、第3リール5が図示の状態で停
止してベルのシンボルが表示窓8の上部に来ると、有効
化ラインL2A上においてベルの入賞になる。しかし、
このベルよりも優先順位の高いプラムが制御コマ数の範
囲内にあるため、第3リール5は図示する状態から1コ
マ滑らせられる。この結果、停止表示制御手段の優先引
込処理により、ベルの入賞は外されることになる。
プログラムを変更することによって停止表示制御手段に
よる上記の優先引込処理を中止し、ベルの入賞を発生す
るようにすることも可能である。
それぞれ第1リール3,第2リール4のときに、同図
(c)の状態でこれら各リールが遊技者の目押しタイミ
ングに応じて停止表示されると、第3停止リールである
第3リール5は停止表示制御手段によって次のように引
込制御される。つまり、第3リール5が図示の状態で停
止してベルのシンボルが表示窓8の上部に来ると、斜め
右上がりの有効化ラインL3B上においてベルの入賞に
なる。しかし、このベルよりも優先順位の高いプラムが
制御コマ数の範囲内にあるため、第3リール5は図示す
る状態から1コマ滑らせられる。この結果、停止表示制
御手段の優先引込処理により、有効化ラインL3B上の
ベルの入賞は外されることになる。しかし、この優先引
込処理により、有効化ラインL2A上においてプラムの
入賞が発生することになる。
と、次に、入賞検索処理が行われる(図9,ステップ1
16)。この入賞検索処理では、有効化入賞ライン上に
実際に揃っているシンボルの組合せの種類と、確率抽選
処理によって当選した入賞フラグの種類との一致がとら
れる。そして、次にこの入賞フラグが正常か否かが判別
される(ステップ117)。この判別結果が正常でない
場合、例えば、ベルのシンボル組合せが有効化入賞ライ
ン上に揃っているのに、入賞フラグがプラムのフラグで
ある場合には、前面パネル2のメダル払出枚数表示ラン
プにイリーガルエラーが表示される(ステップ11
8)。
枚数が0か否かが判別される(ステップ119)。入賞
枚数が0でない場合には、次に、その時の状態によって
遊技メダルの貯留、または払い出しを行う(ステップ1
20)。つまり、クレジットで遊技が行われている状態
では、入賞によって獲得したメダル数分、クレジット数
が増加され、また、投入口9へのメダル投入で遊技が行
われている状態では、入賞によって獲得した枚数のメダ
ルが受け皿20へ払い出される。
され(ステップ121)、再遊技入賞の場合には自動投
入要求がセットされる(ステップ122)。そして、次
に、1遊技終了時の初期化、例えば、その遊技で使用し
たRAM33の領域が初期化され(ステップ123)、
1遊技が終了する。
ルおよび第2停止リールについて小当たり入賞態様の図
柄の停止表示制御が中断されている間、つまり、CT期
間中、第3停止リールについて、小当たり入賞態様の種
類による新たな優先順位に従い、停止表示制御手段によ
って小当たり入賞態様が引き込まれる。このため、CT
遊技に新たな変化が付け加えられ、CT期間中、優先順
位の高いプラムやベルといった特定の小当たり入賞態様
が発生し易くなる。
ル払出枚数の多い順に引込優先順位が付けられている
と、少ないゲーム数でメダルの獲得枚数を増やすことが
可能になる。
の少ない順に引込優先順位を付けると、CT期間中に獲
得することの出来る上限のメダル枚数である200枚に
なかなか到達しなくなる。このため、CT遊技はその上
限遊技回数である150ゲームに近くなるまで行えるよ
うになる。手元に持っているメダルは、一般遊技中に
は、BB,RBゲーム入賞といったボーナスゲームを行
えないと直ぐに減っていってしまうが、CT遊技中に
は、小当たり入賞を頻度高く発生させることにより、そ
の減少していく割合を抑制することが出来る。よって、
CT遊技の遊技回数が増えると、持っているメダルを余
り減らすことなく、BB,RBゲーム入賞が抽選によっ
て発生するチャンスが増大する。従って、これらBB,
RBゲームの抽選回数が増える分、ゲームの面白味が持
続するようになる。
従ってリールの引込制御が行われることにより、CT遊
技に新たな興趣が加わるようになる。
T期間中、停止表示制御手段による停止制御が中断され
るリールを第1停止リールおよび第2停止リール、停止
制御が行われるリールを第3停止リールとして説明した
が、停止制御が中断されるリールの数および種類、並び
に停止制御が行われるリールの数および種類はこれに限
定されるものではない。例えば、停止制御が中断される
リールを第3停止リールとし、停止制御が行われるリー
ルを第1停止リールおよび第2停止リールとしてもよ
い。
変表示装置を回転リール3〜5として説明したが、この
可変表示装置はこれに限定されるものではなく、例え
ば、液晶表示装置,プラズマディスプレイ装置,発光ダ
イオード(LED)や、エレクトロルミネセンスといっ
た装置を可変表示装置としてもよい。
態と同様な効果が奏される。
柄の停止表示制御が一部の表示列について中断されてい
る間、残りの表示列について新たな優先順位で図柄を引
き込むことにより、引込優先順位は遊技状態によって異
なるようになる。従って、遊技に新たな変化が付け加え
られ、遊技の興趣は向上する。
観を示す正面図である。
トを示す斜視図である。
リールの構造を示す斜視図である。
入賞ラインが順次有効化される状態を示す図である。
成を示すブロック図である。
技処理に用いられる入賞確率テーブルを示す図である。
技処理に用いられるシンボルテーブルを示す図である。
技処理を示す第1のフローチャートである。
技処理を示す第2のフローチャートである。
遊技処理に用いられる引込優先順位テーブルを示す図で
ある。
遊技処理で各回転リールに割り当てて読み込まれるシン
ボルコードの関係を示す図である。
遊技処理に用いられるヒット予想フラグテーブルを示す
図である。
従ってリールが引込制御される具体例を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 乱数抽選によって遊技の入賞態様を決定
する入賞態様決定手段と、種々の図柄を複数列に可変表
示する可変表示装置と、この可変表示装置による図柄の
可変表示を各列毎に停止させる可変表示停止手段と、こ
の可変表示停止手段の操作タイミングに応じ,前記入賞
態様決定手段で決定された入賞態様に応じた図柄を予め
定められた個数の範囲内で前記可変表示装置に引き込ん
で停止表示させると共に,予め定められた優先順位に従
って優先順位の高い入賞態様に応じた図柄を優先して引
き込んで停止表示させる停止表示制御手段と、特定の条
件が成立したときに予め定められた条件に従って,前記
停止表示制御手段による図柄の停止表示制御を,前記可
変表示装置の一部の表示列について中断する制御中断手
段とを備えて構成される遊技機において、 前記停止表示制御手段は、前記制御中断手段によって図
柄の停止表示制御が一部の表示列について中断されてい
る間、残りの表示列について新たな優先順位で図柄を引
き込むことを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 前記制御中断手段は,小当たり入賞態様
に対してだけ前記停止表示制御手段による図柄の停止表
示制御を中断し、前記停止表示制御手段は,前記制御中
断手段によってこの停止表示制御が中断されていない
間,小当たり入賞態様と他の入賞態様との間でつけられ
た優先順位に従って引込制御をしているが、前記制御中
断手段によって小当たり入賞態様の図柄の停止表示制御
が一部の表示列について中断されると,残りの表示列に
ついて小当たり入賞態様の種類によって定められた優先
順位に従って小当たり入賞態様の図柄を引き込むことを
特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 【請求項3】 前記可変表示装置は並設された3個の回
転リールであり、前記遊技機はスロットマシンであるこ
とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12524998A JP3712526B2 (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12524998A JP3712526B2 (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 遊技機 |
Related Child Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005062002A Division JP2005152678A (ja) | 2005-03-07 | 2005-03-07 | 遊技機 |
JP2005062001A Division JP2005152677A (ja) | 2005-03-07 | 2005-03-07 | 遊技機 |
JP2005062003A Division JP2005152679A (ja) | 2005-03-07 | 2005-03-07 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11299965A true JPH11299965A (ja) | 1999-11-02 |
JP3712526B2 JP3712526B2 (ja) | 2005-11-02 |
Family
ID=14905464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12524998A Expired - Lifetime JP3712526B2 (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3712526B2 (ja) |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001286603A (ja) * | 2000-04-11 | 2001-10-16 | Samii Kk | 遊技機 |
JP2003305170A (ja) * | 2002-04-15 | 2003-10-28 | Olympia:Kk | 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2005131312A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-26 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2005152470A (ja) * | 2003-11-27 | 2005-06-16 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2006026169A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Samii Kk | スロットマシン |
JP2006149480A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Abilit Corp | スロットマシン |
JP2006312023A (ja) * | 2005-04-06 | 2006-11-16 | Kpe Inc | スロットマシン |
JP2007038014A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-02-15 | Kpe Inc | スロットマシン |
JP2007037841A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2007117487A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2007143794A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2007151573A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2007289416A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2008061914A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Aruze Corp | 回胴式遊技機 |
JP2008253532A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Sankyo Co Ltd | スロットマシン |
JP2012005594A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Sammy Corp | スロットマシン |
JP2012179488A (ja) * | 2012-06-29 | 2012-09-20 | Sankyo Co Ltd | スロットマシン |
JP2012196561A (ja) * | 2012-07-25 | 2012-10-18 | Sankyo Co Ltd | スロットマシン |
JP2014158837A (ja) * | 2014-03-05 | 2014-09-04 | Sankyo Co Ltd | スロットマシン |
JP2015000134A (ja) * | 2013-06-13 | 2015-01-05 | 株式会社三共 | スロットマシン |
JP2015019970A (ja) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09285596A (ja) * | 1996-04-22 | 1997-11-04 | Samii Kk | スロットマシン |
JPH09313670A (ja) * | 1996-03-22 | 1997-12-09 | Yuu Gijutsu Kenkyusho:Kk | スロットマシンの停止制御方法 |
JPH11151343A (ja) * | 1997-11-25 | 1999-06-08 | West C:Kk | スロットマシン |
-
1998
- 1998-04-20 JP JP12524998A patent/JP3712526B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09313670A (ja) * | 1996-03-22 | 1997-12-09 | Yuu Gijutsu Kenkyusho:Kk | スロットマシンの停止制御方法 |
JPH09285596A (ja) * | 1996-04-22 | 1997-11-04 | Samii Kk | スロットマシン |
JPH11151343A (ja) * | 1997-11-25 | 1999-06-08 | West C:Kk | スロットマシン |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001286603A (ja) * | 2000-04-11 | 2001-10-16 | Samii Kk | 遊技機 |
JP2003305170A (ja) * | 2002-04-15 | 2003-10-28 | Olympia:Kk | 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2005131312A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-26 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2005152470A (ja) * | 2003-11-27 | 2005-06-16 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2006026169A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Samii Kk | スロットマシン |
JP2006149480A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Abilit Corp | スロットマシン |
JP2006312023A (ja) * | 2005-04-06 | 2006-11-16 | Kpe Inc | スロットマシン |
JP2007038014A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-02-15 | Kpe Inc | スロットマシン |
JP2007037841A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2007117487A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2007143794A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2007151573A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2007289416A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2008061914A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Aruze Corp | 回胴式遊技機 |
JP2008253532A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Sankyo Co Ltd | スロットマシン |
JP2012005594A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Sammy Corp | スロットマシン |
JP2012179488A (ja) * | 2012-06-29 | 2012-09-20 | Sankyo Co Ltd | スロットマシン |
JP2012196561A (ja) * | 2012-07-25 | 2012-10-18 | Sankyo Co Ltd | スロットマシン |
JP2015000134A (ja) * | 2013-06-13 | 2015-01-05 | 株式会社三共 | スロットマシン |
JP2015019970A (ja) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2014158837A (ja) * | 2014-03-05 | 2014-09-04 | Sankyo Co Ltd | スロットマシン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3712526B2 (ja) | 2005-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4111682B2 (ja) | 遊技機 | |
JP3712526B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2001129155A (ja) | 遊技機 | |
JP2003245403A (ja) | 遊技機 | |
JP4260270B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2004337506A (ja) | 遊技機 | |
JP2004337508A (ja) | 遊技機 | |
JP4515011B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4401490B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2000308705A (ja) | 遊技機 | |
JPH11164934A (ja) | 遊技機 | |
JP2001009084A (ja) | 遊技機 | |
JPH11309242A (ja) | 遊技機 | |
JP2003339945A (ja) | 遊技機 | |
JP4111587B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2005103026A (ja) | 遊技機 | |
JP2002011151A (ja) | 遊技機 | |
JP2000237378A (ja) | 遊技機 | |
JP2005152679A (ja) | 遊技機 | |
JP2007007133A (ja) | 遊技機 | |
JP2006238923A (ja) | 遊技機 | |
JP2006320748A (ja) | 遊技機 | |
JP3260736B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2005152678A (ja) | 遊技機 | |
JP2005204783A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20040709 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20040903 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040914 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050104 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050307 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050816 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050817 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080826 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080826 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090826 Year of fee payment: 4 |
|
RVTR | Cancellation of determination of trial for invalidation | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090826 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090826 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090826 Year of fee payment: 4 |