JPH11299867A - 医療用具の消毒法 - Google Patents
医療用具の消毒法Info
- Publication number
- JPH11299867A JPH11299867A JP10128131A JP12813198A JPH11299867A JP H11299867 A JPH11299867 A JP H11299867A JP 10128131 A JP10128131 A JP 10128131A JP 12813198 A JP12813198 A JP 12813198A JP H11299867 A JPH11299867 A JP H11299867A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】プリオンに汚染された医療用具を、その材質の
腐蝕や劣化を伴うことなく、且つ簡便に消毒する方法の
提供。 【解決手段】濃度2.5〜10v/v%のエチレンオキシ
ド水性溶液を−5〜50℃、1〜72時間、消毒対象物
に接触させることにより課題を解決した。
腐蝕や劣化を伴うことなく、且つ簡便に消毒する方法の
提供。 【解決手段】濃度2.5〜10v/v%のエチレンオキシ
ド水性溶液を−5〜50℃、1〜72時間、消毒対象物
に接触させることにより課題を解決した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリオンに汚染さ
れた、または汚染された可能性のある、たとえば手術具
や内視鏡などの医療用具を、その材質の腐食や劣化を伴
うことなく、簡便に消毒する方法に関する。
れた、または汚染された可能性のある、たとえば手術具
や内視鏡などの医療用具を、その材質の腐食や劣化を伴
うことなく、簡便に消毒する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリオンについてはまだ不明な点が多い
が、核酸の存在が説明できないことにより、DNAまた
はRNAを持たない感染性蛋白といわれている。このプ
リオンを病原体とするヒトの疫病としては、これまでク
ールー、クロイツフェルト・ヤコブ病やゲルストマン・
シュトライスラー症候群などが知られており、ヒト以外
ではヒツジやヤギにおけるスクレイピー、ウシにおける
海綿状脳症(いわゆる狂牛病)などが知られている。医
原性クロイツフェルト・ヤコブ病は、硬膜移植や、角膜
移植、ヒト脳下垂体から抽出した成長ホルモンの投与や
汚染された脳波電極よりヒトに伝播されたことが証明さ
れている。この伝播性病原体はクールーの人の脳や脊髄
に大量存在することが示されており、またクロイツフェ
ルト・ヤコブ病、ゲルストマン・シュトライスラー症候
群の患者では、同様の伝播性病原体が脳、脾臓、肝臓、
リンパ節、肺、脊髄、腎臓、角膜、レンズ、脳脊髄液、
血液中で検出されている。しかしプリオンは抗体形成の
ような免疫応答を生じないためワクチンは存在せず、罹
患の診断も極めて困難である。
が、核酸の存在が説明できないことにより、DNAまた
はRNAを持たない感染性蛋白といわれている。このプ
リオンを病原体とするヒトの疫病としては、これまでク
ールー、クロイツフェルト・ヤコブ病やゲルストマン・
シュトライスラー症候群などが知られており、ヒト以外
ではヒツジやヤギにおけるスクレイピー、ウシにおける
海綿状脳症(いわゆる狂牛病)などが知られている。医
原性クロイツフェルト・ヤコブ病は、硬膜移植や、角膜
移植、ヒト脳下垂体から抽出した成長ホルモンの投与や
汚染された脳波電極よりヒトに伝播されたことが証明さ
れている。この伝播性病原体はクールーの人の脳や脊髄
に大量存在することが示されており、またクロイツフェ
ルト・ヤコブ病、ゲルストマン・シュトライスラー症候
群の患者では、同様の伝播性病原体が脳、脾臓、肝臓、
リンパ節、肺、脊髄、腎臓、角膜、レンズ、脳脊髄液、
血液中で検出されている。しかしプリオンは抗体形成の
ような免疫応答を生じないためワクチンは存在せず、罹
患の診断も極めて困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プリオンを不活化する
方法についてはこれまで種々試みられてはいるが、この
病原体は放射線、煮沸、乾熱、化学薬品(ホルマリン、
ベータープロピオラクトン、アルコール、ヨード、アセ
トン、過マンガン酸カリ、ドデシル硫酸ナトリウム、過
酸化水素、酸化エチレンガス等)を含む従来の病原微生
物に対する不活化法には極めて耐性がある。高温での高
濃度の鉱酸またはアルカリ溶液による処理、次亜塩素酸
−アルカリ溶液による処理により不活化されることは知
られているが、高濃度の鉱酸やアルカリ溶液は金属や有
機物に対する腐蝕性が強く、次亜塩素酸−アルカリ溶液
もその強い酸化力により、金属、ゴム、プラスチックな
どの材質で作られている医療機器の多くは腐蝕や劣化が
起こり、再使用ができないことがある。また132℃、
1時間オートクレーブにより高圧消毒する方法もある
が、大掛かりな装置を必要とし、且つ材料によっては1
32℃の高温に耐えないものもある。そこで金属や有機
物に対する腐蝕性やその他の悪影響が殆どなく、高温や
高圧も必要としないプリオンの消毒法が切望されてい
る。
方法についてはこれまで種々試みられてはいるが、この
病原体は放射線、煮沸、乾熱、化学薬品(ホルマリン、
ベータープロピオラクトン、アルコール、ヨード、アセ
トン、過マンガン酸カリ、ドデシル硫酸ナトリウム、過
酸化水素、酸化エチレンガス等)を含む従来の病原微生
物に対する不活化法には極めて耐性がある。高温での高
濃度の鉱酸またはアルカリ溶液による処理、次亜塩素酸
−アルカリ溶液による処理により不活化されることは知
られているが、高濃度の鉱酸やアルカリ溶液は金属や有
機物に対する腐蝕性が強く、次亜塩素酸−アルカリ溶液
もその強い酸化力により、金属、ゴム、プラスチックな
どの材質で作られている医療機器の多くは腐蝕や劣化が
起こり、再使用ができないことがある。また132℃、
1時間オートクレーブにより高圧消毒する方法もある
が、大掛かりな装置を必要とし、且つ材料によっては1
32℃の高温に耐えないものもある。そこで金属や有機
物に対する腐蝕性やその他の悪影響が殆どなく、高温や
高圧も必要としないプリオンの消毒法が切望されてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するために従来から用いられてきた消毒法も含
め、多くの方法を検討したところ、ガス状では無効であ
ったエチレンオキシドが、特定濃度の水溶液とすると殆
どの医療用機械器具を含む医療用用具に劣化や損傷を与
えることなくプリオンの感染力を効果的に減衰させるこ
とができるという知見を得、その知見を基に研究を重ね
て本発明を完成した。すなわち、本発明は、(1)プリ
オンに汚染された、またはその可能性のある医療用具
に、濃度2.5〜10v/v%のエチレンオキシド水性
溶液を接触させることを特徴とする医療用具の消毒法、
(2)エチレンオキシド濃度が3〜8v/v%である前記
(1)記載の消毒法、(3)医療用具とエチレンオキシ
ド水性溶液の接触を、−5〜50℃、1〜72時間行う
前記(1)記載の消毒法、である。
題を解決するために従来から用いられてきた消毒法も含
め、多くの方法を検討したところ、ガス状では無効であ
ったエチレンオキシドが、特定濃度の水溶液とすると殆
どの医療用機械器具を含む医療用用具に劣化や損傷を与
えることなくプリオンの感染力を効果的に減衰させるこ
とができるという知見を得、その知見を基に研究を重ね
て本発明を完成した。すなわち、本発明は、(1)プリ
オンに汚染された、またはその可能性のある医療用具
に、濃度2.5〜10v/v%のエチレンオキシド水性
溶液を接触させることを特徴とする医療用具の消毒法、
(2)エチレンオキシド濃度が3〜8v/v%である前記
(1)記載の消毒法、(3)医療用具とエチレンオキシ
ド水性溶液の接触を、−5〜50℃、1〜72時間行う
前記(1)記載の消毒法、である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の消毒法の対象となる医療
用具は病院などの医療の現場で使用されるあらゆる機
械、器具、補助用具類を含む概念のもので、たとえば、
静脈カテーテル、心臓カテーテルなどの各種カテーテル
類、メス、鉗子、ハサミなどの手術具、気管内用チュー
ブ、吸引チューブ、気管カニューレ、蛇腹ゴム管、気管
切開用トレイなどの各種手術用器具類、胃鏡、直腸鏡な
ど各種内視鏡や光学機器類その他人工透析具、脳用ドリ
ル、鋸、カメラなど、再使用が望まれる医療用具をあげ
ることができる。本発明に用いられるエチレンオキシド
の水性溶液のために用いられる溶媒は、通常水である
が、水にエタノール等の低級アルコールやその他の親水
性有機溶媒、界面活性剤などを適量、たとえば10重量
%以下の割合で混合したものであってもよい。消毒すべ
き対象物に接触させるエチレンオキシド水性溶液のエチ
レンオキシド濃度は、通常2.5〜10v/v%、好まし
くは3〜8v/v%である。消毒対象物をエチレンオキシ
ド水性溶液に接触させる時間は、通常1〜72時間、好
ましくは3〜60時間、濃度は通常−5〜50℃、好ま
しくは0〜30℃である。消毒対象物とエチレンオキシ
ド水性溶液との接触方法は、どのような方法でもよい
が、たとえば消毒対象物をエチレンオキシド水性溶液を
収容した容器中に浸漬する方法などが挙げられる。消毒
後、医療用具はよく水洗し乾燥するだけでよい。本発明
の効果は、消毒対象物をスクレイピー感染マウス脳乳剤
と接触させ、その脳乳剤が付着した消毒対象物を本発明
に用いるエチレンオキシド水性溶液の一定量中に一定時
間浸漬し、消毒対象物を引き上げた後のエチレンオキシ
ド水性溶液を透析してエチレンオキシドを除去し、ウエ
スタンブロッティング法により抗原性の有無を調べるこ
とにより確認することができる。
用具は病院などの医療の現場で使用されるあらゆる機
械、器具、補助用具類を含む概念のもので、たとえば、
静脈カテーテル、心臓カテーテルなどの各種カテーテル
類、メス、鉗子、ハサミなどの手術具、気管内用チュー
ブ、吸引チューブ、気管カニューレ、蛇腹ゴム管、気管
切開用トレイなどの各種手術用器具類、胃鏡、直腸鏡な
ど各種内視鏡や光学機器類その他人工透析具、脳用ドリ
ル、鋸、カメラなど、再使用が望まれる医療用具をあげ
ることができる。本発明に用いられるエチレンオキシド
の水性溶液のために用いられる溶媒は、通常水である
が、水にエタノール等の低級アルコールやその他の親水
性有機溶媒、界面活性剤などを適量、たとえば10重量
%以下の割合で混合したものであってもよい。消毒すべ
き対象物に接触させるエチレンオキシド水性溶液のエチ
レンオキシド濃度は、通常2.5〜10v/v%、好まし
くは3〜8v/v%である。消毒対象物をエチレンオキシ
ド水性溶液に接触させる時間は、通常1〜72時間、好
ましくは3〜60時間、濃度は通常−5〜50℃、好ま
しくは0〜30℃である。消毒対象物とエチレンオキシ
ド水性溶液との接触方法は、どのような方法でもよい
が、たとえば消毒対象物をエチレンオキシド水性溶液を
収容した容器中に浸漬する方法などが挙げられる。消毒
後、医療用具はよく水洗し乾燥するだけでよい。本発明
の効果は、消毒対象物をスクレイピー感染マウス脳乳剤
と接触させ、その脳乳剤が付着した消毒対象物を本発明
に用いるエチレンオキシド水性溶液の一定量中に一定時
間浸漬し、消毒対象物を引き上げた後のエチレンオキシ
ド水性溶液を透析してエチレンオキシドを除去し、ウエ
スタンブロッティング法により抗原性の有無を調べるこ
とにより確認することができる。
【0006】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに詳しく説明
する。 実施例1 (1)試料液の調製 カテーテルとして用いるシリコンチューブを5本用意
し、それぞれのチューブの先端を10w/v%スクレイピ
ー感染マウス脳乳剤中に浸して、脳乳剤を約100μl
付着させた。これら脳乳剤付着チューブのうちの4本を
それぞれ5v/v%のエチレンオキシド水溶液1mlを収容
した試験管に浸漬し、そのうち2本は25℃で20時
間、他の2本は25℃で40時間放置した。残りの1本
の脳乳剤付着チューブは、1mlの蒸留水を収容した試験
管に25℃で40時間浸漬して対照とした。各試験管か
らチューブを引き上げ、残ったエチレンオキシド水溶液
を、リン酸緩衝液を用いる透析に付してエチレンオキシ
ドを除去し試料液とした。蒸留水にチューブを浸した対
照は、チューブを引きあげそのまま対照液とした。
する。 実施例1 (1)試料液の調製 カテーテルとして用いるシリコンチューブを5本用意
し、それぞれのチューブの先端を10w/v%スクレイピ
ー感染マウス脳乳剤中に浸して、脳乳剤を約100μl
付着させた。これら脳乳剤付着チューブのうちの4本を
それぞれ5v/v%のエチレンオキシド水溶液1mlを収容
した試験管に浸漬し、そのうち2本は25℃で20時
間、他の2本は25℃で40時間放置した。残りの1本
の脳乳剤付着チューブは、1mlの蒸留水を収容した試験
管に25℃で40時間浸漬して対照とした。各試験管か
らチューブを引き上げ、残ったエチレンオキシド水溶液
を、リン酸緩衝液を用いる透析に付してエチレンオキシ
ドを除去し試料液とした。蒸留水にチューブを浸した対
照は、チューブを引きあげそのまま対照液とした。
【0007】(2)ウエスタンブロッティング法による
抗原性の測定 前述の各試料液および対照液を、12.0w/v%の分離
ゲルを用いて電気泳動に付し、ついで分離ゲルからポリ
ビニリデンジフルオライド(PVDF)膜上に転写し
た。転写した試料をプリオン蛋白質のアミノ酸配列から
設計した抗ペプチド抗体と反応させ、結合した抗体を、
さらにこの抗体と特異的に結合し且つ酵素標識を施して
ある抗体と反応させ、その抗体に標識された酵素を用い
て蛍光発色させた。この発色の有無、強弱により、PV
DF膜上に転写された試料の抗原性の有無、強弱を調べ
た。 (3)結果 前記のウエスタンブロッティング法によって得られた各
試料液の抗原性の有無、強弱を蛍光発色の有無、強弱と
して、ポラロイドフィルム上に感光させたものが〔図
1〕である。レーンは全部で5つあり、左から対照試料
(第1レーン)、次いで5v/v%エチレンオキシド水溶
液に25℃、20時間浸漬したもの(第2および第3レ
ーン)および25℃、40時間浸漬したもの(第4およ
び第5レーン)である。対照と比較すると、20時間処
理した試料はバンドがかなり薄くなり、抗原性が減少し
たことを意味している。また40時間処理したものはバ
ンドを全く確認することができず、これは抗原性が消失
したことを示している。
抗原性の測定 前述の各試料液および対照液を、12.0w/v%の分離
ゲルを用いて電気泳動に付し、ついで分離ゲルからポリ
ビニリデンジフルオライド(PVDF)膜上に転写し
た。転写した試料をプリオン蛋白質のアミノ酸配列から
設計した抗ペプチド抗体と反応させ、結合した抗体を、
さらにこの抗体と特異的に結合し且つ酵素標識を施して
ある抗体と反応させ、その抗体に標識された酵素を用い
て蛍光発色させた。この発色の有無、強弱により、PV
DF膜上に転写された試料の抗原性の有無、強弱を調べ
た。 (3)結果 前記のウエスタンブロッティング法によって得られた各
試料液の抗原性の有無、強弱を蛍光発色の有無、強弱と
して、ポラロイドフィルム上に感光させたものが〔図
1〕である。レーンは全部で5つあり、左から対照試料
(第1レーン)、次いで5v/v%エチレンオキシド水溶
液に25℃、20時間浸漬したもの(第2および第3レ
ーン)および25℃、40時間浸漬したもの(第4およ
び第5レーン)である。対照と比較すると、20時間処
理した試料はバンドがかなり薄くなり、抗原性が減少し
たことを意味している。また40時間処理したものはバ
ンドを全く確認することができず、これは抗原性が消失
したことを示している。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、プリオンに汚染され
た、または汚染された恐れのある医療用具類を、腐蝕、
劣化させることなく且つ簡便に消毒することができる。
た、または汚染された恐れのある医療用具類を、腐蝕、
劣化させることなく且つ簡便に消毒することができる。
【図1】は、ウエスタンブロッティング法による抗原性
を示すポラロイドフィルム上での感光像である。
を示すポラロイドフィルム上での感光像である。
a.第1レーン b.第2レーン c.第3レーン d.第4レーン e.第5レーン
Claims (3)
- 【請求項1】プリオンに汚染された、またはその可能性
のある医療用具に、濃度2.5〜10v/v%のエチレ
ンオキシド水性溶液を接触させることを特徴とする医療
用具の消毒法。 - 【請求項2】エチレンオキシド濃度が3〜8v/v%で
ある請求項1記載の消毒法。 - 【請求項3】医療用具とエチレンオキシド水性溶液の接
触を、−5〜50℃、1〜72時間行う請求項1記載の
消毒法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10128131A JPH11299867A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 医療用具の消毒法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10128131A JPH11299867A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 医療用具の消毒法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11299867A true JPH11299867A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14977175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10128131A Pending JPH11299867A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 医療用具の消毒法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11299867A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001062305A1 (fr) * | 2000-02-24 | 2001-08-30 | Menicon Co., Ltd. | Procede d'inactivation du prion et solution de traitement a utiliser dans celui-ci |
JP2002542775A (ja) * | 1999-04-26 | 2002-12-17 | ユニヴェルシテ ドゥ モントリオール | プリオン滅菌プロセスを評価するための生物学的指標 |
JP2005505359A (ja) * | 2001-10-05 | 2005-02-24 | ステリス インコーポレイテッド | プリオンに感染した物質で汚染された表面のガス状の酸化剤を用いた除染 |
WO2012028196A1 (en) * | 2010-09-02 | 2012-03-08 | Ecolab Inc. | Disinfectants based on glucoprotamin with efficacy against prions |
US8142714B2 (en) | 2002-01-28 | 2012-03-27 | Chemische Fabrik Dr. Weigert Gmbh & Co. Kg | Cleaning and disinfection of surgical and medical instruments and appliances |
-
1998
- 1998-04-21 JP JP10128131A patent/JPH11299867A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002542775A (ja) * | 1999-04-26 | 2002-12-17 | ユニヴェルシテ ドゥ モントリオール | プリオン滅菌プロセスを評価するための生物学的指標 |
WO2001062305A1 (fr) * | 2000-02-24 | 2001-08-30 | Menicon Co., Ltd. | Procede d'inactivation du prion et solution de traitement a utiliser dans celui-ci |
JP2005505359A (ja) * | 2001-10-05 | 2005-02-24 | ステリス インコーポレイテッド | プリオンに感染した物質で汚染された表面のガス状の酸化剤を用いた除染 |
US7803315B2 (en) | 2001-10-05 | 2010-09-28 | American Sterilizer Company | Decontamination of surfaces contaminated with prion-infected material with gaseous oxidizing agents |
US8142714B2 (en) | 2002-01-28 | 2012-03-27 | Chemische Fabrik Dr. Weigert Gmbh & Co. Kg | Cleaning and disinfection of surgical and medical instruments and appliances |
WO2012028196A1 (en) * | 2010-09-02 | 2012-03-08 | Ecolab Inc. | Disinfectants based on glucoprotamin with efficacy against prions |
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