JPH11271600A - 距離検出装置 - Google Patents
距離検出装置Info
- Publication number
- JPH11271600A JPH11271600A JP10076866A JP7686698A JPH11271600A JP H11271600 A JPH11271600 A JP H11271600A JP 10076866 A JP10076866 A JP 10076866A JP 7686698 A JP7686698 A JP 7686698A JP H11271600 A JPH11271600 A JP H11271600A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distance
- subject
- area
- optical system
- distance measurement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
- G06T7/50—Depth or shape recovery
- G06T7/55—Depth or shape recovery from multiple images
- G06T7/593—Depth or shape recovery from multiple images from stereo images
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T2207/00—Indexing scheme for image analysis or image enhancement
- G06T2207/10—Image acquisition modality
- G06T2207/10004—Still image; Photographic image
- G06T2207/10012—Stereo images
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T2207/00—Indexing scheme for image analysis or image enhancement
- G06T2207/30—Subject of image; Context of image processing
- G06T2207/30196—Human being; Person
- G06T2207/30201—Face
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N2013/0074—Stereoscopic image analysis
- H04N2013/0081—Depth or disparity estimation from stereoscopic image signals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Focusing (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Measurement Of Optical Distance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カメラ撮影時などの被写体との距離を検出す
る距離検出装置において、低コントラストの被写体に対
して距離検出精度を向上させるためにイメージセンサの
測距領域を大きくすると、背景や前景が測距領域に入り
距離検出精度を劣化させる問題があった。 【解決手段】 光学系と、複数の画素を有し前記光学系
を通った被写体3からの光束をそれぞれ受光する一対の
イメージセンサと、前記イメージセンサの測距領域2の
画像情報から被写体3との距離が演算される距離演算手
段と、前記光学系の配置を検出する配置検出手段とを有
し、光学系の配置に応じて常に地面に対して垂直な方向
の長さの方が水平方向の長さよりも長く設定された測距
領域2の画像情報から被写体3との距離を検出する。
る距離検出装置において、低コントラストの被写体に対
して距離検出精度を向上させるためにイメージセンサの
測距領域を大きくすると、背景や前景が測距領域に入り
距離検出精度を劣化させる問題があった。 【解決手段】 光学系と、複数の画素を有し前記光学系
を通った被写体3からの光束をそれぞれ受光する一対の
イメージセンサと、前記イメージセンサの測距領域2の
画像情報から被写体3との距離が演算される距離演算手
段と、前記光学系の配置を検出する配置検出手段とを有
し、光学系の配置に応じて常に地面に対して垂直な方向
の長さの方が水平方向の長さよりも長く設定された測距
領域2の画像情報から被写体3との距離を検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ、ビデオカ
メラ、スチルビデオカメラなどに使用される被写体との
距離を検出する距離検出装置に関する。
メラ、スチルビデオカメラなどに使用される被写体との
距離を検出する距離検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラなどに使用されるパッシブ方式と
呼ばれる距離検出装置は、被写体からの光束が一対の光
学系によって集光され、前記光学系の後方に配置したエ
リアセンサなどの一対のイメージセンサ上に結像する。
そして双方のイメージセンサ上の所定領域の輝度分布を
示す情報を抽出し、抽出した輝度分布の差から三角測距
の原理によって被写体との距離を検出している。
呼ばれる距離検出装置は、被写体からの光束が一対の光
学系によって集光され、前記光学系の後方に配置したエ
リアセンサなどの一対のイメージセンサ上に結像する。
そして双方のイメージセンサ上の所定領域の輝度分布を
示す情報を抽出し、抽出した輝度分布の差から三角測距
の原理によって被写体との距離を検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な方法によると被写体のコントラストが低い場合に距離
検出精度の低下を招いたり測定できない場合があった。
これを解決するために、イメージセンサ上の像から画像
情報を抽出する部分の面積を増加させ、低コントラスト
の被写体に対して距離検出が可能なようにする方法が考
えられる。
な方法によると被写体のコントラストが低い場合に距離
検出精度の低下を招いたり測定できない場合があった。
これを解決するために、イメージセンサ上の像から画像
情報を抽出する部分の面積を増加させ、低コントラスト
の被写体に対して距離検出が可能なようにする方法が考
えられる。
【0004】この方法によると、カメラの場合例えば図
1(a)に示すように撮影画面1を縦長とし、この時に
撮影画面1に対応したイメージセンサ上の距離検出に使
用される領域(以下「測距領域」という)2の面積を大
きくしており低コントラストの被写体に対しても精度良
く距離の検出が可能となる。ところが、図1の(b)に
示すようにカメラの向きを変えて撮影画面1が横長とな
った場合に測距領域2が横長となる。
1(a)に示すように撮影画面1を縦長とし、この時に
撮影画面1に対応したイメージセンサ上の距離検出に使
用される領域(以下「測距領域」という)2の面積を大
きくしており低コントラストの被写体に対しても精度良
く距離の検出が可能となる。ところが、図1の(b)に
示すようにカメラの向きを変えて撮影画面1が横長とな
った場合に測距領域2が横長となる。
【0005】このため撮影画面1内の被写体3以外の背
景4が測距領域2内に入るため被写体3以外の輝度分布
の情報も距離検出の演算に使用されるので距離検出精度
を低下させるという問題があった。撮影画面1が横長の
時に測距領域2を縦長となるように設定しても撮影画面
1が縦長の時には測距領域2が横長となるので同様の問
題を生ずる。
景4が測距領域2内に入るため被写体3以外の輝度分布
の情報も距離検出の演算に使用されるので距離検出精度
を低下させるという問題があった。撮影画面1が横長の
時に測距領域2を縦長となるように設定しても撮影画面
1が縦長の時には測距領域2が横長となるので同様の問
題を生ずる。
【0006】本発明は低コントラストの被写体に対して
距離検出精度を向上させるとともに背景や前景による距
離検出精度の劣化のない距離検出装置を提供することを
目的とする。
距離検出精度を向上させるとともに背景や前景による距
離検出精度の劣化のない距離検出装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、被写体と対面して配置された光学系と、複
数の画素を有し前記光学系を通った被写体からの光束を
それぞれ受光する一対のイメージセンサと、前記イメー
ジセンサ内の一対の所定領域の画像情報から被写体との
距離を演算する距離演算手段とを備えた距離検出装置に
おいて、前記イメージセンサが捉える被写体の構図に応
じて前記所定領域の形状が切り換えられるようになって
いる。
に本発明は、被写体と対面して配置された光学系と、複
数の画素を有し前記光学系を通った被写体からの光束を
それぞれ受光する一対のイメージセンサと、前記イメー
ジセンサ内の一対の所定領域の画像情報から被写体との
距離を演算する距離演算手段とを備えた距離検出装置に
おいて、前記イメージセンサが捉える被写体の構図に応
じて前記所定領域の形状が切り換えられるようになって
いる。
【0008】この構成によると、光学系を通った被写体
からの光束は一対のイメージセンサで受光され、カメラ
撮影などの向きを変えた時にその向きに対応してイメー
ジセンサ上の測距領域の形状が設定される。そして2つ
の測距領域の輝度分布の差によって被写体との距離が距
離演算手段によって演算される。
からの光束は一対のイメージセンサで受光され、カメラ
撮影などの向きを変えた時にその向きに対応してイメー
ジセンサ上の測距領域の形状が設定される。そして2つ
の測距領域の輝度分布の差によって被写体との距離が距
離演算手段によって演算される。
【0009】前記所定領域は水平方向よりも鉛直方向の
方が長くなっている。この構成によると、カメラ撮影な
どの向きを変えた時に測距領域は常に水平方向よりも鉛
直方向の方が長くなっている。
方が長くなっている。この構成によると、カメラ撮影な
どの向きを変えた時に測距領域は常に水平方向よりも鉛
直方向の方が長くなっている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明にかかる実施形態を図2乃
至図10を参照して説明する。これらの図において従来
例と同じ部分については同一の符号を付している。図2
は本発明の第1実施形態を示しており、カメラに搭載さ
れた距離検出装置におけるエリアセンサなどのイメージ
センサに受光した撮影画面1内の画像を示している。同
図においてカメラの向きは水平に配置し、撮影画面1は
横長になっている。
至図10を参照して説明する。これらの図において従来
例と同じ部分については同一の符号を付している。図2
は本発明の第1実施形態を示しており、カメラに搭載さ
れた距離検出装置におけるエリアセンサなどのイメージ
センサに受光した撮影画面1内の画像を示している。同
図においてカメラの向きは水平に配置し、撮影画面1は
横長になっている。
【0011】この時測距領域2は縦長の長方形に設定さ
れており、測距領域2内には被写体3のみが存在するよ
うになっているので、背景(または前景)4に影響され
ることなく距離検出可能になっている。一般に被写体3
は人の場合が多く縦長であるので測距領域2を縦長とし
ても背景4や前景が測距領域2内に入る可能性が低い。
また、被写体3が建物などの場合においても測距領域2
の縦方向において被写体3が同じ距離になるため距離検
出精度が劣化することはない。また測距領域2は広い面
積を有し多くの画素からの情報を得ることができるの
で、被写体のコントラストが低い場合においても精度を
確保して距離検出することが可能になっている。
れており、測距領域2内には被写体3のみが存在するよ
うになっているので、背景(または前景)4に影響され
ることなく距離検出可能になっている。一般に被写体3
は人の場合が多く縦長であるので測距領域2を縦長とし
ても背景4や前景が測距領域2内に入る可能性が低い。
また、被写体3が建物などの場合においても測距領域2
の縦方向において被写体3が同じ距離になるため距離検
出精度が劣化することはない。また測距領域2は広い面
積を有し多くの画素からの情報を得ることができるの
で、被写体のコントラストが低い場合においても精度を
確保して距離検出することが可能になっている。
【0012】測距領域2を縦長の長方形に設定すると横
長の被写体の背景に建物があったり被写体の前に低い壁
があった場合などにおいては距離検出精度の劣化の要因
となるが、例えばファインダー内に測距領域を表示して
おき測距領域内に背景や前景が入った場合に使用者がわ
かるようにしておくことで、使用者によって手動で測距
領域を変更するようにして距離検出精度の劣化を防止す
ることができる。手動で測距領域を変更するような操作
は煩雑であるが、このような被写体の状況の方が通常は
少ないため標準では測距領域2を縦長としておくことで
カメラ操作を簡単にすることができる。
長の被写体の背景に建物があったり被写体の前に低い壁
があった場合などにおいては距離検出精度の劣化の要因
となるが、例えばファインダー内に測距領域を表示して
おき測距領域内に背景や前景が入った場合に使用者がわ
かるようにしておくことで、使用者によって手動で測距
領域を変更するようにして距離検出精度の劣化を防止す
ることができる。手動で測距領域を変更するような操作
は煩雑であるが、このような被写体の状況の方が通常は
少ないため標準では測距領域2を縦長としておくことで
カメラ操作を簡単にすることができる。
【0013】次に図3に示すように、カメラを90゜傾
けて垂直に配置し撮影画面1が縦長となった場合におい
ても測距領域2は縦長の長方形に設定されるようにして
いる。これによって同様に測距領域2内には被写体3の
みが存在するようになっているので、背景4に影響され
ることなく距離検出可能になっている。
けて垂直に配置し撮影画面1が縦長となった場合におい
ても測距領域2は縦長の長方形に設定されるようにして
いる。これによって同様に測距領域2内には被写体3の
みが存在するようになっているので、背景4に影響され
ることなく距離検出可能になっている。
【0014】ここでカメラの向きを変えたことを向き検
知手段によって検知して測距領域の形状を変更してい
る。向き検知手段は例えば水銀スイッチを使用して球状
の電極の移動によって検出する等の手段によって構成す
ることが可能である。
知手段によって検知して測距領域の形状を変更してい
る。向き検知手段は例えば水銀スイッチを使用して球状
の電極の移動によって検出する等の手段によって構成す
ることが可能である。
【0015】また、図4の第2実施形態に示すように、
測距領域2が長方形でない場合においても横方向の長さ
Xよりも縦方向の長さYを長くすることで同様の効果を
得ることができる。さらに、図5の第3実施形態に示す
ように複数のラインセンサを間隔を空けて配置して測距
領域2を構成することも可能で全体の測距領域2の横方
向の長さXよりも縦方向の長さYを長くすることで同様
の効果を得ることができる。ここで2aは1つのライン
センサにおける画像情報を抽出する領域である。
測距領域2が長方形でない場合においても横方向の長さ
Xよりも縦方向の長さYを長くすることで同様の効果を
得ることができる。さらに、図5の第3実施形態に示す
ように複数のラインセンサを間隔を空けて配置して測距
領域2を構成することも可能で全体の測距領域2の横方
向の長さXよりも縦方向の長さYを長くすることで同様
の効果を得ることができる。ここで2aは1つのライン
センサにおける画像情報を抽出する領域である。
【0016】以上は測距領域を撮影画面の略中央に配置
した場合について説明したが、図6の第4実施形態に示
すように被写体が撮影画面の中央にない時でも距離検出
が可能なように、2つのエリアセンサ13a、13b内
に複数の測距領域を設ける場合について説明する。同図
においてエリアセンサ13a、13bが水平に配置され
ている状態を示しており、夫々に被写体との距離を測定
するための測距領域L1乃至L9及びR1乃至R9が設
けられている。
した場合について説明したが、図6の第4実施形態に示
すように被写体が撮影画面の中央にない時でも距離検出
が可能なように、2つのエリアセンサ13a、13b内
に複数の測距領域を設ける場合について説明する。同図
においてエリアセンサ13a、13bが水平に配置され
ている状態を示しており、夫々に被写体との距離を測定
するための測距領域L1乃至L9及びR1乃至R9が設
けられている。
【0017】制御部11では転送用クロックを生成しエ
リアセンサ13a、13bの全領域の情報を後述する抽
出部に転送している。画像情報を抽出する測距領域は一
方のエリアセンサに対して9箇所設けられているがこの
中から被写体像の有無を検出して検出された測距領域
(例えばL5)とこれに対応する他方のエリアセンサの
測距領域(例えばR5)との情報によって三角測距の原
理から距離検出が行われる。
リアセンサ13a、13bの全領域の情報を後述する抽
出部に転送している。画像情報を抽出する測距領域は一
方のエリアセンサに対して9箇所設けられているがこの
中から被写体像の有無を検出して検出された測距領域
(例えばL5)とこれに対応する他方のエリアセンサの
測距領域(例えばR5)との情報によって三角測距の原
理から距離検出が行われる。
【0018】また一つの測距領域内に被写体があり、別
の測距領域内に背景があるような場合には双方の距離検
出結果から距離が近くにある方を選択したり、距離が所
定の範囲内にある方を選択するなどの方法によって被写
体のある測距領域の距離検出結果を抽出することができ
る。
の測距領域内に背景があるような場合には双方の距離検
出結果から距離が近くにある方を選択したり、距離が所
定の範囲内にある方を選択するなどの方法によって被写
体のある測距領域の距離検出結果を抽出することができ
る。
【0019】このようなシステムにおいても測距領域は
縦長に設定することによって背景が同一の測距領域内に
入る可能性が低く距離検出精度の劣化を防止することが
できる。また測距領域が広い面積を有するので被写体の
コントラストが低い場合においても精度を確保して距離
検出することができる。
縦長に設定することによって背景が同一の測距領域内に
入る可能性が低く距離検出精度の劣化を防止することが
できる。また測距領域が広い面積を有するので被写体の
コントラストが低い場合においても精度を確保して距離
検出することができる。
【0020】図7は2つのエリアセンサ13a、13b
内に長方形以外の測距領域を設定する場合の第5実施形
態を示しており、測距領域の縦方向の長さを横方向の長
さよりも長くすることによって前述の図4に示す場合と
同様の効果を得ることができる。またこのシステムの2
つの光学系を地面に対して垂直に配置した際における測
距領域の形状を図8に示すと、距離検出装置の向きを向
き検知手段によって検知し測距領域の水平方向の長さよ
りも垂直方向の長さを長くするようにしている。
内に長方形以外の測距領域を設定する場合の第5実施形
態を示しており、測距領域の縦方向の長さを横方向の長
さよりも長くすることによって前述の図4に示す場合と
同様の効果を得ることができる。またこのシステムの2
つの光学系を地面に対して垂直に配置した際における測
距領域の形状を図8に示すと、距離検出装置の向きを向
き検知手段によって検知し測距領域の水平方向の長さよ
りも垂直方向の長さを長くするようにしている。
【0021】ここで本発明における距離検出装置をカメ
ラなどの撮像装置に搭載した際の制御方法の例を図9を
用いて簡単に説明しておく。撮像装置10には距離検出
装置20、駆動装置16、撮像光学系15、撮像手段1
7が搭載され、距離検出装置20によって検出された被
写体までの距離に応じて駆動装置16が撮像光学系15
を矢印A方向に駆動する。これによって撮像光学系15
を通過した被写体からの光束は撮像手段17に合焦して
結像する。
ラなどの撮像装置に搭載した際の制御方法の例を図9を
用いて簡単に説明しておく。撮像装置10には距離検出
装置20、駆動装置16、撮像光学系15、撮像手段1
7が搭載され、距離検出装置20によって検出された被
写体までの距離に応じて駆動装置16が撮像光学系15
を矢印A方向に駆動する。これによって撮像光学系15
を通過した被写体からの光束は撮像手段17に合焦して
結像する。
【0022】距離検出装置20には、一対の距離検出用
光学系12が設けられ距離検出用光学系12から入射し
た光束がエリアセンサ13a、13bに結像する。制御
部11で生成された転送用クロックによりエリアセンサ
13a、13bのすべての画素の画像情報が抽出部18
に転送される。また水銀スイッチなどの向き検知部19
では構図の向きが縦長か横長かを検知しその情報が抽出
部18に転送されて測距領域の形状が設定される。
光学系12が設けられ距離検出用光学系12から入射し
た光束がエリアセンサ13a、13bに結像する。制御
部11で生成された転送用クロックによりエリアセンサ
13a、13bのすべての画素の画像情報が抽出部18
に転送される。また水銀スイッチなどの向き検知部19
では構図の向きが縦長か横長かを検知しその情報が抽出
部18に転送されて測距領域の形状が設定される。
【0023】抽出部18ではエリアセンサ13a、13
bから転送された情報から測距領域の情報のみを抽出し
マイコン(距離演算手段)14に転送する。マイコン1
4では被写体の有無を検知しエリアセンサ13aとエリ
アセンサ13bとの2つの画像情報から三角測距の原理
により被写体との距離を演算する。次にマイコン14に
よって検出された被写体との距離に応じて駆動装置16
が制御されるようになっている。
bから転送された情報から測距領域の情報のみを抽出し
マイコン(距離演算手段)14に転送する。マイコン1
4では被写体の有無を検知しエリアセンサ13aとエリ
アセンサ13bとの2つの画像情報から三角測距の原理
により被写体との距離を演算する。次にマイコン14に
よって検出された被写体との距離に応じて駆動装置16
が制御されるようになっている。
【0024】なお、上記構成は、前記距離検出用光学系
が撮像光学系とは異なるいわゆる外光パッシブ方式であ
るが、これに限らず撮像光学系を通った光より距離を算
出するいわゆるTTL(Through The Lens)方式であって
もよい。
が撮像光学系とは異なるいわゆる外光パッシブ方式であ
るが、これに限らず撮像光学系を通った光より距離を算
出するいわゆるTTL(Through The Lens)方式であって
もよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明によると、カメラなどに
搭載された距離検出装置の向きを変えた時にその向きに
応じてイメージセンサの測距領域が所定の形状に設定さ
れて被写体との距離が演算されるようになり、低コント
ラストの被写体に対して距離検出精度を向上させるとと
もに背景や前景による距離検出精度の劣化のない距離検
出装置を提供することができる。
搭載された距離検出装置の向きを変えた時にその向きに
応じてイメージセンサの測距領域が所定の形状に設定さ
れて被写体との距離が演算されるようになり、低コント
ラストの被写体に対して距離検出精度を向上させるとと
もに背景や前景による距離検出精度の劣化のない距離検
出装置を提供することができる。
【0026】請求項2の発明によると、カメラなどに搭
載された距離検出装置の向きを変えた時にその向きに対
応してイメージセンサの測距領域形状が縦長に設定され
て被写体との距離が演算されるようになり、人などの縦
長の被写体が多い通常の撮影状況において被写体が低コ
ントラスト時の距離検出精度を向上させるとともに背景
や前景による距離検出精度の劣化のない距離検出装置を
提供することができる。
載された距離検出装置の向きを変えた時にその向きに対
応してイメージセンサの測距領域形状が縦長に設定され
て被写体との距離が演算されるようになり、人などの縦
長の被写体が多い通常の撮影状況において被写体が低コ
ントラスト時の距離検出精度を向上させるとともに背景
や前景による距離検出精度の劣化のない距離検出装置を
提供することができる。
【図1】 従来の距離検出装置における測距領域を
示す図である。
示す図である。
【図2】 本発明の第1実施形態の距離検出装置に
おける測距領域を示す図である。
おける測距領域を示す図である。
【図3】 本発明の第1実施形態の距離検出装置の
向きを変更した場合における測距領域を示す図である。
向きを変更した場合における測距領域を示す図である。
【図4】 本発明の第2実施形態の距離検出装置に
おける測距領域を示す図である。
おける測距領域を示す図である。
【図5】 本発明の第3実施形態の距離検出装置に
おける測距領域を示す図である。
おける測距領域を示す図である。
【図6】 本発明の第4実施形態の距離検出装置に
おける測距領域を示す図である。
おける測距領域を示す図である。
【図7】 本発明の第5実施形態の距離検出装置に
おける測距領域を示す図である。
おける測距領域を示す図である。
【図8】 本発明の第5実施形態の距離検出装置の
向きを変更した場合における測距領域を示す図である。
向きを変更した場合における測距領域を示す図である。
【図9】 本発明の距離検出装置を用いた撮像装置
の制御方法を示すブロック図である。
の制御方法を示すブロック図である。
1 撮影画面 2 測距領域 3 被写体 4 背景 10 撮像装置 11 制御部 12 距離検出用光学系 13 エリアセンサ 14 マイコン 15 撮像光学系 16 駆動装置 17 撮像手段 18 抽出部 19 配置検出部 20 距離検出装置
Claims (2)
- 【請求項1】 被写体と対面して配置された光学系と、
複数の画素を有し前記光学系を通った被写体からの光束
をそれぞれ受光する一対のイメージセンサと、前記イメ
ージセンサ内の一対の所定領域の画像情報から被写体と
の距離を演算する距離演算手段とを備えた距離検出装置
において、前記イメージセンサが捉える被写体の構図に
応じて前記所定領域の形状が切り換えられることを特徴
とする距離検出装置。 - 【請求項2】 前記所定領域は水平方向よりも鉛直方向
の方が長いことを特徴とする請求項1に記載の距離検出
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10076866A JPH11271600A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 距離検出装置 |
US09/275,033 US6791617B1 (en) | 1998-03-25 | 1999-03-24 | Distance detecting device and a method for distance detection |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10076866A JPH11271600A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 距離検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11271600A true JPH11271600A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13617581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10076866A Pending JPH11271600A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 距離検出装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6791617B1 (ja) |
JP (1) | JPH11271600A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001304855A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-10-31 | Olympus Optical Co Ltd | 測距装置 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000292681A (ja) * | 1999-04-06 | 2000-10-20 | Canon Inc | 焦点検出装置 |
JP2000350086A (ja) * | 1999-06-03 | 2000-12-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像処理装置、画像出力装置、及び、カメラ |
JP3823921B2 (ja) * | 2002-12-27 | 2006-09-20 | コニカミノルタフォトイメージング株式会社 | 撮像装置 |
JP2008011349A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Nikon Corp | 動画撮影が可能なカメラ |
US8493453B2 (en) * | 2009-06-05 | 2013-07-23 | Apple Inc. | Image capturing devices using orientation detectors to implement automatic exposure mechanisms |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5821334B2 (ja) * | 1978-12-25 | 1983-04-28 | 株式会社東芝 | 自動焦点調節装置 |
US5051833A (en) * | 1989-04-28 | 1991-09-24 | Casio Computer Co., Ltd. | Camera apparatus capable of freely setting objective area within viewed subject |
DE69121930T2 (de) * | 1990-02-08 | 1997-04-03 | Canon Kk | Bildaufnahmevorrichtung |
US5241167A (en) * | 1990-11-07 | 1993-08-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Photosensor device including means for designating a plurality of pixel blocks of any desired size |
JPH04175739A (ja) * | 1990-11-09 | 1992-06-23 | Nikon Corp | 自動焦点カメラ |
US5311004A (en) * | 1991-10-17 | 1994-05-10 | Nikon Corporation | Focus detecting apparatus with gaze detection and focus area changing |
US5416518A (en) * | 1992-08-27 | 1995-05-16 | Sony Electronics, Inc. | Camera auto focus system |
JPH06250075A (ja) | 1993-02-22 | 1994-09-09 | Canon Inc | カメラの測距装置 |
JP3491343B2 (ja) | 1994-06-29 | 2004-01-26 | 株式会社ニコン | 焦点検出装置および焦点検出方法 |
WO1997025812A1 (fr) * | 1996-01-11 | 1997-07-17 | Sony Corporation | Dispositif et procede de reglage de la nettete |
JP4149528B2 (ja) * | 1996-01-17 | 2008-09-10 | オリンパス株式会社 | 自動焦点検出装置 |
JP3787209B2 (ja) * | 1997-02-12 | 2006-06-21 | ペンタックス株式会社 | カメラのファインダー |
US6285831B1 (en) * | 1997-09-09 | 2001-09-04 | Minolta Co., Ltd. | Optical apparatus with a posture detection device |
US6657668B1 (en) * | 1997-11-19 | 2003-12-02 | Ricoh Company, Ltd. | Method, system, and computer readable medium for controlling automatic focusing of a digital camera |
-
1998
- 1998-03-25 JP JP10076866A patent/JPH11271600A/ja active Pending
-
1999
- 1999-03-24 US US09/275,033 patent/US6791617B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001304855A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-10-31 | Olympus Optical Co Ltd | 測距装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6791617B1 (en) | 2004-09-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7256817B2 (en) | Following device | |
WO2013035353A1 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP2005210728A (ja) | デジタル撮像装置における連続的な焦点および露出合わせ方法および装置 | |
JP2011114496A (ja) | 撮像装置 | |
JPH05344403A (ja) | 撮像装置 | |
US6963376B2 (en) | Distance measuring device and a camera provided with the distance measuring device | |
US20170150035A1 (en) | Imaging apparatus, control method of imaging apparatus, and non-transitory recording medium | |
JP3570198B2 (ja) | 画像処理方法およびその装置 | |
JPH11271600A (ja) | 距離検出装置 | |
JP2001243478A (ja) | 目標物体追尾装置 | |
JP2012053029A (ja) | 測光・測距装置、測光・測距方法及びその測光・測距装置を有する撮像機器 | |
JP2003259357A (ja) | カメラのキャリブレーション方法及びカメラのアタッチメント | |
WO2019151704A1 (ko) | 교통 모니터링 카메라를 이용하는 3차원 시정 측정 방법 및 시스템 | |
KR20180101115A (ko) | 영상 적설 측정 시스템 | |
JPH0683963A (ja) | 目標物体追尾装置 | |
JP2001004367A (ja) | 測距演算装置 | |
JP3620710B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP3237273B2 (ja) | 被写体追尾機能を有するカメラ | |
JPH07324932A (ja) | 被写体位置・軌跡検出システム | |
JP2007025967A (ja) | 交通流計測システムおよびカメラユニット | |
JP2000330008A (ja) | 自動焦点調節装置 | |
JP2011166336A (ja) | 監視カメラ | |
JP2000206399A (ja) | 主被写体検出装置およびそれを用いた機器 | |
JP2008053809A (ja) | カメラおよび被写体領域抽出方法 | |
JPS63128215A (ja) | カメラ光軸の傾き検出方法 |