JPH1127607A - 表示装置 - Google Patents
表示装置Info
- Publication number
- JPH1127607A JPH1127607A JP9176886A JP17688697A JPH1127607A JP H1127607 A JPH1127607 A JP H1127607A JP 9176886 A JP9176886 A JP 9176886A JP 17688697 A JP17688697 A JP 17688697A JP H1127607 A JPH1127607 A JP H1127607A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video
- signal
- screen
- input
- image
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 見る角度に応じて、異なる画像を表示するこ
とができる表示装置を提供する。 【解決手段】 モニタ装置1の表示画面5上に、表示画
面5に対して縦方向に伸びる複数の円柱レンズから構成
されるレンチキュラーレンズ3が配置されている。レン
チキュラーレンズ3の円柱レンズの径に合わせて、2画
面分の画像をストライプ状の画像に切り出し規則的に組
み合わせて配置された状態で、表示画面5に表示する。
レンチキュラーレンズ3を通してモニタ装置1の表示画
面5には、見る角度を変化させることによって2画面分
の画像が切り替わって表示される。
とができる表示装置を提供する。 【解決手段】 モニタ装置1の表示画面5上に、表示画
面5に対して縦方向に伸びる複数の円柱レンズから構成
されるレンチキュラーレンズ3が配置されている。レン
チキュラーレンズ3の円柱レンズの径に合わせて、2画
面分の画像をストライプ状の画像に切り出し規則的に組
み合わせて配置された状態で、表示画面5に表示する。
レンチキュラーレンズ3を通してモニタ装置1の表示画
面5には、見る角度を変化させることによって2画面分
の画像が切り替わって表示される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、目視する方向に
応じて異なった画像を表示することができる表示装置に
関する。
応じて異なった画像を表示することができる表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】一画面に
複数のチャネルの画像を表示できるテレビ受像機が知ら
れている。しかし、この種のテレビ受像機では、複数の
画面(画像)が同時に視野に入るため、見たいチャネル
を集中して見ることが困難であった。
複数のチャネルの画像を表示できるテレビ受像機が知ら
れている。しかし、この種のテレビ受像機では、複数の
画面(画像)が同時に視野に入るため、見たいチャネル
を集中して見ることが困難であった。
【0003】また、従来の対戦型のテレビゲームは、対
戦型でありながら、同一の視点から見た画像を表示して
いるため、臨場感に欠けるという問題があった。この問
題を解決するため、対戦者それぞれの視点で画像を表示
することが考えられるが、同一の画面にそれらを表示し
たのでは、かえって臨場感を損なってしまう。また、画
面を2つ配置すると、ゲーム装置が大型化し、コストが
増加する。
戦型でありながら、同一の視点から見た画像を表示して
いるため、臨場感に欠けるという問題があった。この問
題を解決するため、対戦者それぞれの視点で画像を表示
することが考えられるが、同一の画面にそれらを表示し
たのでは、かえって臨場感を損なってしまう。また、画
面を2つ配置すると、ゲーム装置が大型化し、コストが
増加する。
【0004】また、麻雀ゲーム等のように、各対戦者は
相手に隠した内容を表示したい場合には、複数の画面が
必要であり、ゲーム装置が大型化し、コストが増加する
という問題があった。
相手に隠した内容を表示したい場合には、複数の画面が
必要であり、ゲーム装置が大型化し、コストが増加する
という問題があった。
【0005】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、単一の画面を用いて、異なる方向に異なる画像を
表示することができる表示装置を提供することを目的と
する。また、この発明は、目視する方向に応じた画像を
表示することができる表示装置を提供することを目的と
する。
ので、単一の画面を用いて、異なる方向に異なる画像を
表示することができる表示装置を提供することを目的と
する。また、この発明は、目視する方向に応じた画像を
表示することができる表示装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかる表示装置は、レンチ
キュラーレンズが配置された単一の画面を備え、目視す
る視線の方向によって異なる画像が表示される表示装置
であって、複数の映像信号を入力する入力手段と、前記
入力手段が入力した前記複数の映像信号から、前記レン
チキュラーレンズを通して、視線の方向によって、各前
記映像信号が定義する画像が切り替わって見えるように
表示される画像を定義する信号を生成する加工手段と、
前記加工手段で生成された前記信号を出力する出力手段
と、前記レンチキュラーレンズが配置された画面を備
え、前記出力手段が出力した前記信号を前記画面に表示
する表示手段と、を備えることを特徴とする。
め、この発明の第1の観点にかかる表示装置は、レンチ
キュラーレンズが配置された単一の画面を備え、目視す
る視線の方向によって異なる画像が表示される表示装置
であって、複数の映像信号を入力する入力手段と、前記
入力手段が入力した前記複数の映像信号から、前記レン
チキュラーレンズを通して、視線の方向によって、各前
記映像信号が定義する画像が切り替わって見えるように
表示される画像を定義する信号を生成する加工手段と、
前記加工手段で生成された前記信号を出力する出力手段
と、前記レンチキュラーレンズが配置された画面を備
え、前記出力手段が出力した前記信号を前記画面に表示
する表示手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】この表示装置によれば、物理的には単一の
画面でありながら、目視する方向に応じて映像が切り替
わる。従って、複数の人が、単一の画面を用いて、互い
に干渉されることなく、任意の画像を楽しむことができ
る。また、互いに相手に隠したい複数の画像、観点の異
なる映像等を表示することも可能であり、多チャネルの
テレビ、テレビゲーム等の表示装置として好適である。
画面でありながら、目視する方向に応じて映像が切り替
わる。従って、複数の人が、単一の画面を用いて、互い
に干渉されることなく、任意の画像を楽しむことができ
る。また、互いに相手に隠したい複数の画像、観点の異
なる映像等を表示することも可能であり、多チャネルの
テレビ、テレビゲーム等の表示装置として好適である。
【0008】また、この発明の第2の観点にかかる表示
装置は、複数の映像信号を入力する入力手段と、前記入
力手段が入力した前記複数の映像信号から、レンチキュ
ラーレンズを通して、目視する角度によって、各前記映
像信号が定義する画像が切り替わって表示される画像を
定義する信号を生成する加工手段と、前記加工手段で生
成された前記信号を出力する出力手段と、を備えること
を特徴とする。
装置は、複数の映像信号を入力する入力手段と、前記入
力手段が入力した前記複数の映像信号から、レンチキュ
ラーレンズを通して、目視する角度によって、各前記映
像信号が定義する画像が切り替わって表示される画像を
定義する信号を生成する加工手段と、前記加工手段で生
成された前記信号を出力する出力手段と、を備えること
を特徴とする。
【0009】この表示装置によれば、出力手段の出力信
号を外部等の表示手段に供給することにより、第1の発
明の表示装置と同様に、単一の画面に、見る角度(方
向)に応じて映像が切り替わって見える画像を表示する
ことができる。
号を外部等の表示手段に供給することにより、第1の発
明の表示装置と同様に、単一の画面に、見る角度(方
向)に応じて映像が切り替わって見える画像を表示する
ことができる。
【0010】前記入力手段は、複数チャネル分のテレビ
ジョン信号を入力してもよい。この場合、前記加工手段
は、入力された前記テレビジョン信号から、前記レンチ
キュラーレンズを通して、見る角度によって、各チャネ
ルの映像が切り替わって見えるように表示される映像を
定義する信号を生成する。
ジョン信号を入力してもよい。この場合、前記加工手段
は、入力された前記テレビジョン信号から、前記レンチ
キュラーレンズを通して、見る角度によって、各チャネ
ルの映像が切り替わって見えるように表示される映像を
定義する信号を生成する。
【0011】この表示装置によれば、見る方向によっ
て、異なるチャネルの画像が表示される。従って、1つ
の画面に複数の画像を同時に表示しつつ、自己の好みの
チャネルの画像のみを集中的に鑑賞することができる。
て、異なるチャネルの画像が表示される。従って、1つ
の画面に複数の画像を同時に表示しつつ、自己の好みの
チャネルの画像のみを集中的に鑑賞することができる。
【0012】前記入力手段は、複数のビデオ信号を入力
してもよい。また、前記加工手段は、前記入力手段が入
力した前記ビデオ信号から、前記レンチキュラーレンズ
を通して、見る角度によって、前記複数のビデオ信号が
定義する映像が切り替わって見えるように表示される映
像を生成してもよい。
してもよい。また、前記加工手段は、前記入力手段が入
力した前記ビデオ信号から、前記レンチキュラーレンズ
を通して、見る角度によって、前記複数のビデオ信号が
定義する映像が切り替わって見えるように表示される映
像を生成してもよい。
【0013】この表示装置によれば、見る方向によっ
て、異なるビデオ信号の映像が表示される。従って、1
つの画面に複数の画像が表示されているにもかかわら
ず、自己の好みのビデオの画像のみを集中的に鑑賞する
ことができる。
て、異なるビデオ信号の映像が表示される。従って、1
つの画面に複数の画像が表示されているにもかかわら
ず、自己の好みのビデオの画像のみを集中的に鑑賞する
ことができる。
【0014】前記入力手段は、複数の映像を定義する複
数の映像信号を生成するプログラムを記憶する記憶手段
と、該記憶手段に記憶された前記プログラムを実行する
ことにより、前記複数の映像を定義する映像信号を生成
する生成手段を備えてもよく、また前記加工手段は、前
記生成手段が生成した前記映像信号から、前記レンチキ
ュラーレンズを通して、見る角度によって、前記複数の
映像信号が定義する映像が切り替わって見えるように表
示される映像を生成してもよい。
数の映像信号を生成するプログラムを記憶する記憶手段
と、該記憶手段に記憶された前記プログラムを実行する
ことにより、前記複数の映像を定義する映像信号を生成
する生成手段を備えてもよく、また前記加工手段は、前
記生成手段が生成した前記映像信号から、前記レンチキ
ュラーレンズを通して、見る角度によって、前記複数の
映像信号が定義する映像が切り替わって見えるように表
示される映像を生成してもよい。
【0015】例えば、前記記憶手段は対戦型ゲームのプ
ログラムを記憶し、前記生成手段は、前記対戦型ゲーム
の進行に応じて、対戦者個々の視線での映像を定義する
映像信号を生成してもよい。
ログラムを記憶し、前記生成手段は、前記対戦型ゲーム
の進行に応じて、対戦者個々の視線での映像を定義する
映像信号を生成してもよい。
【0016】このような表示装置では、各対戦者は、ゲ
ーム内でのそれぞれの視線で相手の存在や状況を確認し
て、臨場感あふれるゲームを行うことができる。
ーム内でのそれぞれの視線で相手の存在や状況を確認し
て、臨場感あふれるゲームを行うことができる。
【0017】前記記憶手段は対戦型ゲームのプログラム
を記憶し、前記生成手段は、前記対戦型ゲームの進行に
応じて、各対戦者について相手に隠したい情報を含む映
像を定義する映像信号を生成してもよい。
を記憶し、前記生成手段は、前記対戦型ゲームの進行に
応じて、各対戦者について相手に隠したい情報を含む映
像を定義する映像信号を生成してもよい。
【0018】この表示装置によれば、相手に隠したい情
報を含む映像を各対戦者に表示できる。従って、麻雀ゲ
ームの手牌や配牌のように、相手に見せたくない情報を
含む画面を使用するゲームでも、表示することができ
る。
報を含む映像を各対戦者に表示できる。従って、麻雀ゲ
ームの手牌や配牌のように、相手に見せたくない情報を
含む画面を使用するゲームでも、表示することができ
る。
【0019】前記加工手段は、前記入力手段により入力
された信号により定義される複数の画像のそれぞれをス
トライプ状に切り出して規則的に配列し、配列された画
像を表示するための信号を生成する手段を含んでもよ
い。
された信号により定義される複数の画像のそれぞれをス
トライプ状に切り出して規則的に配列し、配列された画
像を表示するための信号を生成する手段を含んでもよ
い。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態にか
かる見る方向によって異なった画面を表示することがで
きる表示装置について説明する。
かる見る方向によって異なった画面を表示することがで
きる表示装置について説明する。
【0021】(第1の実施の形態)以下、この発明の第
1の実施の形態にかかるテレビ受像機について、図1〜
図5を参照して説明する。この実施の形態のテレビ受像
機は、図1に示すように、画面自体は1つでありなが
ら、右前方と左前方に、任意のチャネルの画像を個別に
表示することができるものである。
1の実施の形態にかかるテレビ受像機について、図1〜
図5を参照して説明する。この実施の形態のテレビ受像
機は、図1に示すように、画面自体は1つでありなが
ら、右前方と左前方に、任意のチャネルの画像を個別に
表示することができるものである。
【0022】図1は、このテレビ受像機に使用されるモ
ニタ装置1の構成を示す。このモニタ装置1は、表示画
面5を備え、表示画面5上には、レンチキュラーレンズ
3が配置されている。このレンチキュラーレンズ3は、
縦方向に伸びる複数の円柱レンズから構成され、その平
坦面側が、表示画面5に取り付けられている。
ニタ装置1の構成を示す。このモニタ装置1は、表示画
面5を備え、表示画面5上には、レンチキュラーレンズ
3が配置されている。このレンチキュラーレンズ3は、
縦方向に伸びる複数の円柱レンズから構成され、その平
坦面側が、表示画面5に取り付けられている。
【0023】このモニタ装置1を用いて、2画面分の画
像を表示する場合には、モニタ装置1の表示画面5に、
レンチキュラーレンズ3の円柱レンズの径に合わせて、
ストライプ状の画像を規則的に配列して表示する。
像を表示する場合には、モニタ装置1の表示画面5に、
レンチキュラーレンズ3の円柱レンズの径に合わせて、
ストライプ状の画像を規則的に配列して表示する。
【0024】例えば、図2(a)、(b)に示す画像
を、レンチキュラーレンズ3を通して、左前方及び右前
方にそれぞれ表示するためには、各画像を図2(c)に
示すように、円柱レンズの径に応じた幅でストライプ状
に切り出して配列して表示する。このように表示するこ
とにより、表示画像は、図2(d)に断面図で示すよう
にレンチキュラーレンズ3により屈折して表示され、画
面の左前方Lからは図2(a)の画像が見え、画面の右
前方Rからは図2(b)の画像が見える。
を、レンチキュラーレンズ3を通して、左前方及び右前
方にそれぞれ表示するためには、各画像を図2(c)に
示すように、円柱レンズの径に応じた幅でストライプ状
に切り出して配列して表示する。このように表示するこ
とにより、表示画像は、図2(d)に断面図で示すよう
にレンチキュラーレンズ3により屈折して表示され、画
面の左前方Lからは図2(a)の画像が見え、画面の右
前方Rからは図2(b)の画像が見える。
【0025】つぎに、図3は、この実施の形態のテレビ
受像機の回路構成を示す。ここで、理解を容易にするた
めに、レンチキュラーレンズを通して左前方から見るこ
とができる画像を左画面、右前方から見ることができる
画像を右画面とする。
受像機の回路構成を示す。ここで、理解を容易にするた
めに、レンチキュラーレンズを通して左前方から見るこ
とができる画像を左画面、右前方から見ることができる
画像を右画面とする。
【0026】図3に示すように、このテレビ受像機は、
モニタ装置1と、スイッチ10と、アンテナ11と、チ
ューナ12と、IF回路13と、クロマ回路14と、コ
ントローラ15と、フレームメモリ16と、表示プロセ
ッサ17と、表示フレームメモリ18と、表示コントロ
ーラ19と、音声出力回路20と、音声出力端子21
と、ビデオ入力端子25と、音声入力端子26とから構
成される。
モニタ装置1と、スイッチ10と、アンテナ11と、チ
ューナ12と、IF回路13と、クロマ回路14と、コ
ントローラ15と、フレームメモリ16と、表示プロセ
ッサ17と、表示フレームメモリ18と、表示コントロ
ーラ19と、音声出力回路20と、音声出力端子21
と、ビデオ入力端子25と、音声入力端子26とから構
成される。
【0027】スイッチ10は、電源ボタン、左右チャネ
ルボタン等を備える。電源ボタンは、押操作により、電
源のオン、オフを行う。左チャネルボタンは、左画面の
表示チャネルを選択し、チャネル信号をコントローラ1
5に供給する。右チャネルボタンは、右画面の表示チャ
ネルを選択し、チャネル信号をコントローラ15に供給
する。
ルボタン等を備える。電源ボタンは、押操作により、電
源のオン、オフを行う。左チャネルボタンは、左画面の
表示チャネルを選択し、チャネル信号をコントローラ1
5に供給する。右チャネルボタンは、右画面の表示チャ
ネルを選択し、チャネル信号をコントローラ15に供給
する。
【0028】アンテナ11は、高周波(RF)信号を受
信する。
信する。
【0029】チューナ12は、左画面用チューナ12L
と右画面用チューナ12Rを有し、それぞれコントロー
ラ15からのチューニング信号に従って、アンテナ11
で受信した高周波信号の中から、受信対象のテレビジョ
ン信号をチューニングして、IF(中間周波)信号に変
換し、IF回路13に供給する。
と右画面用チューナ12Rを有し、それぞれコントロー
ラ15からのチューニング信号に従って、アンテナ11
で受信した高周波信号の中から、受信対象のテレビジョ
ン信号をチューニングして、IF(中間周波)信号に変
換し、IF回路13に供給する。
【0030】IF回路13は、左画面用IF回路13L
と右画面用IF回路13Rを有し、それぞれ、左画面用
チューナ12Lと右画面用チューナ12RからのIF信号
をY/C信号と、音声信号と、同期信号とに分離する。
分離されたY/C信号はクロマ回路14に、音声信号は
音声出力回路20に、同期信号はコントローラ15に供
給される。
と右画面用IF回路13Rを有し、それぞれ、左画面用
チューナ12Lと右画面用チューナ12RからのIF信号
をY/C信号と、音声信号と、同期信号とに分離する。
分離されたY/C信号はクロマ回路14に、音声信号は
音声出力回路20に、同期信号はコントローラ15に供
給される。
【0031】クロマ回路14は、左画面用クロマ回路1
4Lと右画面用クロマ回路14Rを備える。左画面用クロ
マ回路14Lは、左画面用IF回路13Lから供給される
Y/C信号を、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色成
分の輝度信号に変換し、さらに、これらの輝度信号をA
/D(アナログ・ディジタル)変換して、輝度データR
L、GL、BLに変換する。右画面用クロマ回路14Rは、
右画面用IF回路13Rから供給されるY/C信号を、
R、G、Bの各色成分の輝度信号に変換し、さらに、こ
れらの輝度信号をA/D変換して、輝度データRR、
GR、BRに変換する。
4Lと右画面用クロマ回路14Rを備える。左画面用クロ
マ回路14Lは、左画面用IF回路13Lから供給される
Y/C信号を、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色成
分の輝度信号に変換し、さらに、これらの輝度信号をA
/D(アナログ・ディジタル)変換して、輝度データR
L、GL、BLに変換する。右画面用クロマ回路14Rは、
右画面用IF回路13Rから供給されるY/C信号を、
R、G、Bの各色成分の輝度信号に変換し、さらに、こ
れらの輝度信号をA/D変換して、輝度データRR、
GR、BRに変換する。
【0032】コントローラ15は、スイッチ10のチャ
ネルボタンの押操作により供給されるチャネル信号に従
って、指示されたチャネルのチューニングを指示するチ
ューニング信号をチューナ12に供給する。また、左画
面用IF回路13Lと右画面用IF回路13Rから供給さ
れる同期信号に従って、フレームメモリ16L及び16R
にデータを書き込むための制御信号を供給する。
ネルボタンの押操作により供給されるチャネル信号に従
って、指示されたチャネルのチューニングを指示するチ
ューニング信号をチューナ12に供給する。また、左画
面用IF回路13Lと右画面用IF回路13Rから供給さ
れる同期信号に従って、フレームメモリ16L及び16R
にデータを書き込むための制御信号を供給する。
【0033】フレームメモリ16は、例えば、マルチポ
ートメモリなどから構成され、書き込みと読み出しが独
立して可能であり、左画面用フレームメモリ16Lと右
画面用フレームメモリ16Rを有し、それぞれ、左画面
用クロマ回路14Lと右画面用クロマ回路14Rで生成さ
れたR、G、Bの輝度データRL、GL、BL;RR、
GR、BRを記憶する。
ートメモリなどから構成され、書き込みと読み出しが独
立して可能であり、左画面用フレームメモリ16Lと右
画面用フレームメモリ16Rを有し、それぞれ、左画面
用クロマ回路14Lと右画面用クロマ回路14Rで生成さ
れたR、G、Bの輝度データRL、GL、BL;RR、
GR、BRを記憶する。
【0034】表示プロセッサ17は、左画面用フレーム
メモリ16Lと右画面用フレームメモリ16Rに格納され
ている2画面分の輝度データを、図2に示すようにレン
チキュラーレンズ3を通して異なる方向から見ることが
可能なデータに合成し、表示フレームメモリ18に書き
込む。合成方法は後述する。
メモリ16Lと右画面用フレームメモリ16Rに格納され
ている2画面分の輝度データを、図2に示すようにレン
チキュラーレンズ3を通して異なる方向から見ることが
可能なデータに合成し、表示フレームメモリ18に書き
込む。合成方法は後述する。
【0035】表示フレームメモリ18は、表示プロセッ
サ17により合成されたR、G、Bの各データを格納す
る。
サ17により合成されたR、G、Bの各データを格納す
る。
【0036】表示コントローラ19は、表示フレームメ
モリ18に格納されているR、G、Bの各データを順次
読み出して、モニタ装置1に表示させる。
モリ18に格納されているR、G、Bの各データを順次
読み出して、モニタ装置1に表示させる。
【0037】音声出力回路20は、左画面用音声出力回
路20Lと右画面用音声出力回路20Rを有し、IF回路
13から供給された音声信号を周波数復調し、左画面用
音声出力端子21Lと右画面用音声出力端子21Rに供給
する。
路20Lと右画面用音声出力回路20Rを有し、IF回路
13から供給された音声信号を周波数復調し、左画面用
音声出力端子21Lと右画面用音声出力端子21Rに供給
する。
【0038】ビデオ入力端子25は、左画面用ビデオ入
力端子25Lと右画面用ビデオ入力端子25Rを有し、ビ
デオ信号(映像信号)を外部から入力する際に使用す
る。音声入力端子26は、左画面用音声入力端子26L
と右画面用音声入力端子26Rを有し、外部から音声信
号を入力する。
力端子25Lと右画面用ビデオ入力端子25Rを有し、ビ
デオ信号(映像信号)を外部から入力する際に使用す
る。音声入力端子26は、左画面用音声入力端子26L
と右画面用音声入力端子26Rを有し、外部から音声信
号を入力する。
【0039】次に、上述の構成を有するテレビ受像機の
動作を、図3〜図5を参照して説明する。なお、電源は
オンされているものとする。左前方Lからテレビを見る
ユーザは、左チャネルボタンを操作して、ユーザが見た
いテレビ番組、例えば、野球中継を放送中の局にチャネ
ルを合わせる。
動作を、図3〜図5を参照して説明する。なお、電源は
オンされているものとする。左前方Lからテレビを見る
ユーザは、左チャネルボタンを操作して、ユーザが見た
いテレビ番組、例えば、野球中継を放送中の局にチャネ
ルを合わせる。
【0040】また、右前方Rからテレビを見るユーザ
は、右チャネルボタンを操作して、ユーザが見たいテレ
ビ番組、例えば、ニュースを放送中の局にチャネルを合
わせる。
は、右チャネルボタンを操作して、ユーザが見たいテレ
ビ番組、例えば、ニュースを放送中の局にチャネルを合
わせる。
【0041】コントローラ15は、左画面用チューナ1
2Lに左チャネルボタンにより選択されたチャネルの受
信を指示するチューニング信号を供給する。左画面用チ
ューナ12Lは、チューニング信号に応答して、ユーザ
が選択したチャネルのテレビジョン信号をチューニング
して、左画面用IF信号を生成し、左画面用IF回路1
3Lに供給する。左画面用IF回路13Lは、左画面用I
F信号からY/C信号、音声信号、同期信号を分離す
る。分離されたY/C信号は左画面用クロマ回路14L
に、音声信号は左画面用音声出力回路20Lに、同期信
号はコントローラ15に、それぞれ供給される。
2Lに左チャネルボタンにより選択されたチャネルの受
信を指示するチューニング信号を供給する。左画面用チ
ューナ12Lは、チューニング信号に応答して、ユーザ
が選択したチャネルのテレビジョン信号をチューニング
して、左画面用IF信号を生成し、左画面用IF回路1
3Lに供給する。左画面用IF回路13Lは、左画面用I
F信号からY/C信号、音声信号、同期信号を分離す
る。分離されたY/C信号は左画面用クロマ回路14L
に、音声信号は左画面用音声出力回路20Lに、同期信
号はコントローラ15に、それぞれ供給される。
【0042】左画面用音声出力回路20Lは、左画面用
IF回路13Lから供給された音声信号を復調して、音
声出力端子21Lに供給する。左画面用クロマ回路14L
は、左画面用IF回路13Lから供給されたY/C信号
を、R、G、B各色の左画面用輝度データRL、GL、B
Lに変換し、左画面用フレームメモリ16Lに供給する。
一方、コントローラ15は、左画面用IF回路13Lか
ら供給される同期信号に従って、左画面用フレームメモ
リ16Lに書込アドレスと書込制御信号を供給する。
IF回路13Lから供給された音声信号を復調して、音
声出力端子21Lに供給する。左画面用クロマ回路14L
は、左画面用IF回路13Lから供給されたY/C信号
を、R、G、B各色の左画面用輝度データRL、GL、B
Lに変換し、左画面用フレームメモリ16Lに供給する。
一方、コントローラ15は、左画面用IF回路13Lか
ら供給される同期信号に従って、左画面用フレームメモ
リ16Lに書込アドレスと書込制御信号を供給する。
【0043】左画面用フレームメモリ16Lは、書き込
み制御信号に従って、書き込みアドレスで指定される位
置に、左画面用輝度データRL、GL、BLを順次保存す
る。
み制御信号に従って、書き込みアドレスで指定される位
置に、左画面用輝度データRL、GL、BLを順次保存す
る。
【0044】同様に、コントローラ15は、右画面用チ
ューナ12Rに右チャネルボタンにより選択されたチャ
ネルの受信を指示するチューニング信号を供給する。右
画面用チューナ12Rは、チューニング信号に応答し
て、ユーザが選択したチャネルのテレビジョン信号をチ
ューニングして、右画面用IF信号を生成し、右画面用
IF回路13Rに供給する。右画面用IF回路13Rは、
右画面用IF信号からY/C信号、音声信号、同期信号
を分離する。分離されたY/C信号は右画面用クロマ回
路14Rに、音声信号は右画面用音声出力回路20Rに、
同期信号はコントローラ15に、それぞれ供給される。
ューナ12Rに右チャネルボタンにより選択されたチャ
ネルの受信を指示するチューニング信号を供給する。右
画面用チューナ12Rは、チューニング信号に応答し
て、ユーザが選択したチャネルのテレビジョン信号をチ
ューニングして、右画面用IF信号を生成し、右画面用
IF回路13Rに供給する。右画面用IF回路13Rは、
右画面用IF信号からY/C信号、音声信号、同期信号
を分離する。分離されたY/C信号は右画面用クロマ回
路14Rに、音声信号は右画面用音声出力回路20Rに、
同期信号はコントローラ15に、それぞれ供給される。
【0045】右画面用音声出力回路20Rは、右画面用
IF回路13Rから供給された音声信号を復調して、音
声出力端子21Rに供給する。右画面用クロマ回路14R
は、右画面用IF回路13Rから供給されたY/C信号
を、R、G、B各色の右画面用輝度データRR、GR、B
Rに変換し、右画面用フレームメモリ16Rに供給する。
一方、コントローラ15は、右画面用IF回路13Rか
ら供給される同期信号に従って、右画面用フレームメモ
リ16Rに書込アドレスと書込制御信号を供給する。
IF回路13Rから供給された音声信号を復調して、音
声出力端子21Rに供給する。右画面用クロマ回路14R
は、右画面用IF回路13Rから供給されたY/C信号
を、R、G、B各色の右画面用輝度データRR、GR、B
Rに変換し、右画面用フレームメモリ16Rに供給する。
一方、コントローラ15は、右画面用IF回路13Rか
ら供給される同期信号に従って、右画面用フレームメモ
リ16Rに書込アドレスと書込制御信号を供給する。
【0046】右画面用フレームメモリ16Rは、書き込
み制御信号に従って、書き込みアドレスで指定される位
置に、右画面用輝度データRR、GR、BRを順次保存す
る。
み制御信号に従って、書き込みアドレスで指定される位
置に、右画面用輝度データRR、GR、BRを順次保存す
る。
【0047】表示プロセッサ17は、左画面用フレーム
メモリ16Lと右画面用フレームメモリ16Rに格納され
た輝度データ(RL、GL、BL;RR、GR、BR)を、レ
ンチキュラーレンズ3を通して見る方向によって異なっ
た画面が表示される画像に合成する。この画像は、例え
ば、図2(a)、(b)に示す元の輝度データを、スト
ライプ状に切り出して、図2(c)に示すように規則的
に配列することにより形成される。
メモリ16Lと右画面用フレームメモリ16Rに格納され
た輝度データ(RL、GL、BL;RR、GR、BR)を、レ
ンチキュラーレンズ3を通して見る方向によって異なっ
た画面が表示される画像に合成する。この画像は、例え
ば、図2(a)、(b)に示す元の輝度データを、スト
ライプ状に切り出して、図2(c)に示すように規則的
に配列することにより形成される。
【0048】この合成方法を図4のフローチャートに沿
って説明する。表示プロセッサ17は、R成分の合成デ
ータを作成するため、輝度データRL、RRから切り出す
ストライプの番号を表すポインタiに初期値1をセット
する(ステップS11)。
って説明する。表示プロセッサ17は、R成分の合成デ
ータを作成するため、輝度データRL、RRから切り出す
ストライプの番号を表すポインタiに初期値1をセット
する(ステップS11)。
【0049】表示プロセッサ17は、左画面用フレーム
メモリ16Lに記憶されている輝度データRLから、第i
番目のストライプ状データRLiを切り出す(ステップ
S12)。このストライプ状データRLiは、図5
(a)に示すように、X軸座標が((i−1)・n/
2)から(i・n/2)まで、Y軸座標が0からKまで
の領域に格納されているデータである。ここで、nはレ
ンチキュラーレンズ3の円柱レンズの径に相当する画素
数である。
メモリ16Lに記憶されている輝度データRLから、第i
番目のストライプ状データRLiを切り出す(ステップ
S12)。このストライプ状データRLiは、図5
(a)に示すように、X軸座標が((i−1)・n/
2)から(i・n/2)まで、Y軸座標が0からKまで
の領域に格納されているデータである。ここで、nはレ
ンチキュラーレンズ3の円柱レンズの径に相当する画素
数である。
【0050】表示プロセッサ17は、切り出したストラ
イプ状データを図5(b)に示すように表示フレームメ
モリ18上のR成分の合成データの格納領域の、X軸方
向に((i−1)・n)から(((i−1)・n)+n
/2)まで、Y軸方向に0からKまでの領域に展開する
(ステップS13)。次に、表示プロセッサ17は、右
画面用フレームメモリ16Rに記憶されている輝度デー
タRRから、第i番目のストライプ状データRRiを切り
出す(ステップS14)。このストライプ状データRR
iは、図5(a)に示すように輝度データRRのX軸座
標が(((i−1)・n)+n/2)から(i・n/
2)まで、Y軸座標が0からKまでの領域に格納されて
いるデータである。
イプ状データを図5(b)に示すように表示フレームメ
モリ18上のR成分の合成データの格納領域の、X軸方
向に((i−1)・n)から(((i−1)・n)+n
/2)まで、Y軸方向に0からKまでの領域に展開する
(ステップS13)。次に、表示プロセッサ17は、右
画面用フレームメモリ16Rに記憶されている輝度デー
タRRから、第i番目のストライプ状データRRiを切り
出す(ステップS14)。このストライプ状データRR
iは、図5(a)に示すように輝度データRRのX軸座
標が(((i−1)・n)+n/2)から(i・n/
2)まで、Y軸座標が0からKまでの領域に格納されて
いるデータである。
【0051】表示プロセッサ17は、切り出したストラ
イプ状データを図5(b)に示すように表示フレームメ
モリ18上のR成分の合成データの格納領域の、X軸方
向に(((i−1)・n)+n/2)から(i・n)ま
で、Y軸方向に0からKまでの領域に展開する(ステッ
プS15)。
イプ状データを図5(b)に示すように表示フレームメ
モリ18上のR成分の合成データの格納領域の、X軸方
向に(((i−1)・n)+n/2)から(i・n)ま
で、Y軸方向に0からKまでの領域に展開する(ステッ
プS15)。
【0052】次に、表示プロセッサ17は、ポインタi
の値が、ストライプ状データの切り出し回数N(レンチ
キュラーレンズ3を構成する円柱レンズの数)に達して
いるか否かを判別する(ステップS16)。達していな
いと判断された場合、ポインタiに1を加え(ステップ
S17)、ステップS12にリターンし、輝度データR
L、RRから次のストライプ状データを切り出して、表示
フレームメモリ18に展開する動作を繰り返す(ステッ
プS12〜ステップS16)。
の値が、ストライプ状データの切り出し回数N(レンチ
キュラーレンズ3を構成する円柱レンズの数)に達して
いるか否かを判別する(ステップS16)。達していな
いと判断された場合、ポインタiに1を加え(ステップ
S17)、ステップS12にリターンし、輝度データR
L、RRから次のストライプ状データを切り出して、表示
フレームメモリ18に展開する動作を繰り返す(ステッ
プS12〜ステップS16)。
【0053】ストライプ状データの切り出し及び展開が
N回繰り返されて、合成データの格納領域に図5(b)
に示すような、データRL、RRのストライプ状データが
順番に配列されたデータが完成すると、ステップS16
で、ポインタiの値が基準値Nに達したと判別され、フ
ローは、ステップS18に進む。
N回繰り返されて、合成データの格納領域に図5(b)
に示すような、データRL、RRのストライプ状データが
順番に配列されたデータが完成すると、ステップS16
で、ポインタiの値が基準値Nに達したと判別され、フ
ローは、ステップS18に進む。
【0054】ステップS18では、G色成分の輝度デー
タGL、GRについて、上述と同様のデータ合成を行い、
G色成分の合成データを作成する。輝度データGL、GR
のデータの切り出し及び展開位置については、輝度デー
タRL、RRについて行った処理と同一である。
タGL、GRについて、上述と同様のデータ合成を行い、
G色成分の合成データを作成する。輝度データGL、GR
のデータの切り出し及び展開位置については、輝度デー
タRL、RRについて行った処理と同一である。
【0055】G成分の合成データが完成すると、表示プ
ロセッサ17は、B色成分の輝度データBL、BRについ
て、同様のデータ合成を行い、B成分の合成データを作
成する(ステップS19)。B色成分の合成データが完
成すると、データの合成は終了する。
ロセッサ17は、B色成分の輝度データBL、BRについ
て、同様のデータ合成を行い、B成分の合成データを作
成する(ステップS19)。B色成分の合成データが完
成すると、データの合成は終了する。
【0056】表示コントローラ19は、表示フレームメ
モリ18に格納されている合成されたR、G、Bの各色
のデータを、順次読みとってモニタ装置1に供給する。
モニタ装置1は、表示コントローラ19から供給された
各色のデータを表示画面5に表示する。表示される画像
は、図2(a)〜(c)に示すように、左チャネルボタ
ンにより選択した野球中継の映像と右チャネルボタンに
より選択したニュースの映像がストライプ状に配列され
ている画像である。従って、図2(d)に示すように、
左前方には野球中継の映像が、右前方からはニュースの
映像がそれぞれ表示される。
モリ18に格納されている合成されたR、G、Bの各色
のデータを、順次読みとってモニタ装置1に供給する。
モニタ装置1は、表示コントローラ19から供給された
各色のデータを表示画面5に表示する。表示される画像
は、図2(a)〜(c)に示すように、左チャネルボタ
ンにより選択した野球中継の映像と右チャネルボタンに
より選択したニュースの映像がストライプ状に配列され
ている画像である。従って、図2(d)に示すように、
左前方には野球中継の映像が、右前方からはニュースの
映像がそれぞれ表示される。
【0057】以上説明したように、この実施の形態のテ
レビ受像機は、2画面分の回路構造を有し、レンチキュ
ラーレンズの円柱レンズの径に合わせて、2画面分の映
像をストライプに切り出して配列をして表示している。
従って、このテレビ受像機は、レンチキュラーレンズを
通して見る方向によって異なったチャネルの画像が表示
される。
レビ受像機は、2画面分の回路構造を有し、レンチキュ
ラーレンズの円柱レンズの径に合わせて、2画面分の映
像をストライプに切り出して配列をして表示している。
従って、このテレビ受像機は、レンチキュラーレンズを
通して見る方向によって異なったチャネルの画像が表示
される。
【0058】以上の説明では、左画面と右画面の両方に
同時に映像を表示するテレビ受像機について説明した
が、いずれか一方の画面のみ表示可能としてもよい。こ
の場合、例えば、スイッチ10に、左画面と右画面のそ
れぞれに画像を表示するか否かを指示する表示スイッチ
を配置する。コントローラ15は表示スイッチにより
「表示」が指示された画面用の回路を動作させ、他方の
画面用の回路を停止させる。
同時に映像を表示するテレビ受像機について説明した
が、いずれか一方の画面のみ表示可能としてもよい。こ
の場合、例えば、スイッチ10に、左画面と右画面のそ
れぞれに画像を表示するか否かを指示する表示スイッチ
を配置する。コントローラ15は表示スイッチにより
「表示」が指示された画面用の回路を動作させ、他方の
画面用の回路を停止させる。
【0059】例えば、左画面のみ表示する場合、表示ス
イッチにより左画面の表示を指示し、右画面の表示の停
止を指示する。コントローラ15は、左画面用チューナ
12Lと左画面用IF回路13Lと左画面用クロマ回路1
4Lと左画面用音声出力回路20Lとに、動作を指示する
イネーブル信号を供給し、右画面用チューナ12Rと右
画面用IF回路13Rと右画面用クロマ回路14Rとに、
動作を禁止するディスエイブル信号を供給する。従っ
て、左画面用フレームメモリ16Lには輝度データが格
納され、右画面用フレームメモリ16Rには、輝度0を
示す輝度データが格納される。
イッチにより左画面の表示を指示し、右画面の表示の停
止を指示する。コントローラ15は、左画面用チューナ
12Lと左画面用IF回路13Lと左画面用クロマ回路1
4Lと左画面用音声出力回路20Lとに、動作を指示する
イネーブル信号を供給し、右画面用チューナ12Rと右
画面用IF回路13Rと右画面用クロマ回路14Rとに、
動作を禁止するディスエイブル信号を供給する。従っ
て、左画面用フレームメモリ16Lには輝度データが格
納され、右画面用フレームメモリ16Rには、輝度0を
示す輝度データが格納される。
【0060】表示プロセッサ17は、左画面用フレーム
メモリ16Lと、右画面用フレームメモリ16Rに格納さ
れているデータを合成する。従って、モニタ装置1の左
画面には画像が表示され、右画面は暗い状態に維持され
る。
メモリ16Lと、右画面用フレームメモリ16Rに格納さ
れているデータを合成する。従って、モニタ装置1の左
画面には画像が表示され、右画面は暗い状態に維持され
る。
【0061】このような構成とすれば、両画面を常時表
示する場合に比較して、消費電力を抑え、表示画面の劣
化を低減することができる。
示する場合に比較して、消費電力を抑え、表示画面の劣
化を低減することができる。
【0062】また、以上の説明では、受信したテレビ放
送を表示する例について説明したが、この表示装置は、
ビデオテープ、LD(レーザディスク)、DVD(ディ
ジタルビデオディスク)などから再生されたビデオ信号
を表示することも可能である。
送を表示する例について説明したが、この表示装置は、
ビデオテープ、LD(レーザディスク)、DVD(ディ
ジタルビデオディスク)などから再生されたビデオ信号
を表示することも可能である。
【0063】この場合、ユーザは、必要に応じて、図3
に示す左画面用ビデオ入力端子25Lと右画面用ビデオ
入力端子25Rに、ビデオデッキ等のビデオ出力端子を
それぞれ接続し、左画面用音声入力端子26Lと右画面
用音声入力端子26Rに音声出力端子を接続する。ま
た、スイッチ10からビデオ入力を指示する。
に示す左画面用ビデオ入力端子25Lと右画面用ビデオ
入力端子25Rに、ビデオデッキ等のビデオ出力端子を
それぞれ接続し、左画面用音声入力端子26Lと右画面
用音声入力端子26Rに音声出力端子を接続する。ま
た、スイッチ10からビデオ入力を指示する。
【0064】コントローラ15は、指示に従い、チュー
ナ12にディスエイブル信号を供給し、動作を停止す
る。一方、左画面用及び右画面用IF回路13L、13R
は、それぞれ、左画面用及び右画面用ビデオ入力端子2
5Lと25Rからビデオ信号を入力し、処理を行い、同期
信号、Y/C信号、音声信号を分離して、対応する回路
に出力する。また、左画面用及び右画面用音声出力回路
20L、20Rは、それぞれ、左画面用及び右画面用音声
入力端子26L、26Rから音声信号を入力し、復調され
た音声信号を出力する。
ナ12にディスエイブル信号を供給し、動作を停止す
る。一方、左画面用及び右画面用IF回路13L、13R
は、それぞれ、左画面用及び右画面用ビデオ入力端子2
5Lと25Rからビデオ信号を入力し、処理を行い、同期
信号、Y/C信号、音声信号を分離して、対応する回路
に出力する。また、左画面用及び右画面用音声出力回路
20L、20Rは、それぞれ、左画面用及び右画面用音声
入力端子26L、26Rから音声信号を入力し、復調され
た音声信号を出力する。
【0065】なお、左画面と右画面の一方にテレビ信号
を表示し、他方にビデオ信号を表示することも可能であ
る。この場合、コントローラ15は、スイッチ10の指
示に応じて、ビデオ信号の再生に必要な設定及びテレビ
信号の再生に必要な設定をそれぞれ行う。例えば、左画
面にテレビ信号を表示し、右画面にビデオ信号を表示す
る場合には、コントローラ15は、スイッチ10からの
指示に従って、左画面用チューナ12Lにイネーブル信
号を出力し、右画面用チューナ12Rにディスエイブル
信号を出力する。左画面用IF回路13Lはチューナ1
2Lから供給される映像信号を処理し、右画面用IF回
路13Rは右画面用ビデオ入力端子25Rから供給される
ビデオ信号を処理する。
を表示し、他方にビデオ信号を表示することも可能であ
る。この場合、コントローラ15は、スイッチ10の指
示に応じて、ビデオ信号の再生に必要な設定及びテレビ
信号の再生に必要な設定をそれぞれ行う。例えば、左画
面にテレビ信号を表示し、右画面にビデオ信号を表示す
る場合には、コントローラ15は、スイッチ10からの
指示に従って、左画面用チューナ12Lにイネーブル信
号を出力し、右画面用チューナ12Rにディスエイブル
信号を出力する。左画面用IF回路13Lはチューナ1
2Lから供給される映像信号を処理し、右画面用IF回
路13Rは右画面用ビデオ入力端子25Rから供給される
ビデオ信号を処理する。
【0066】(第2の実施の形態)第1の実施の形態で
は、テレビジョン信号やビデオ信号を表示する2画面の
表示装置について説明したが、ゲーム等の映像をこの表
示装置に表示することも可能である。以下、このような
機能を有するゲーム装置の実施の形態を説明する。
は、テレビジョン信号やビデオ信号を表示する2画面の
表示装置について説明したが、ゲーム等の映像をこの表
示装置に表示することも可能である。以下、このような
機能を有するゲーム装置の実施の形態を説明する。
【0067】この実施の形態のゲーム装置の回路構成を
図6に示す。図示するように、このゲーム装置は、モニ
タ装置1と、スイッチ部31と、制御部32と、メモリ
33と、フレームメモリ16と、表示プロセッサ17
と、表示フレームメモリ18と、表示コントローラ19
と、音声出力回路20とから構成される。ここで、モニ
タ装置1と、フレームメモリ16、表示プロセッサ17
と、表示フレームメモリ18と、表示コントローラ19
と、音声出力回路20とは、図3を用いて説明した、回
路構成と同様の回路構成を有する。
図6に示す。図示するように、このゲーム装置は、モニ
タ装置1と、スイッチ部31と、制御部32と、メモリ
33と、フレームメモリ16と、表示プロセッサ17
と、表示フレームメモリ18と、表示コントローラ19
と、音声出力回路20とから構成される。ここで、モニ
タ装置1と、フレームメモリ16、表示プロセッサ17
と、表示フレームメモリ18と、表示コントローラ19
と、音声出力回路20とは、図3を用いて説明した、回
路構成と同様の回路構成を有する。
【0068】スイッチ部31は、左画面用スイッチ部3
1Lと、右画面表示用スイッチ部31Rを有し、それぞれ
電源ボタン、矢印ボタン、決定ボタン等のゲームの進行
に必要なボタンを備える。
1Lと、右画面表示用スイッチ部31Rを有し、それぞれ
電源ボタン、矢印ボタン、決定ボタン等のゲームの進行
に必要なボタンを備える。
【0069】メモリ33は、対戦ゲーム等のプログラム
データを格納したROM等を含むカセット、CD−RO
M装置等からなり、制御部32が実行するゲーム用のプ
ログラムを記憶する。
データを格納したROM等を含むカセット、CD−RO
M装置等からなり、制御部32が実行するゲーム用のプ
ログラムを記憶する。
【0070】制御部32は、CPUを備え、メモリ33
に格納されているプログラムを実行し、スイッチ部31
の操作に応じてゲームを進行し、ゲームの進行に応じた
画像を左画面用フレームメモリ16Lと右画面用フレー
ムメモリ16Rに書き込む。
に格納されているプログラムを実行し、スイッチ部31
の操作に応じてゲームを進行し、ゲームの進行に応じた
画像を左画面用フレームメモリ16Lと右画面用フレー
ムメモリ16Rに書き込む。
【0071】次に、上述の構成を有するゲーム装置の動
作を図7を参照して説明する。制御部32は、電源が投
入されると、図7に示す処理を開始する。まず、制御部
32は、スイッチ部31の操作状態を検出する(ステッ
プS21)。次に、スイッチ部31の操作状況に応じ
て、メモリ33に格納されているプログラムを実行し、
スイッチ部31の操作に従ってゲームの選択・進行等の
処理をを進める(ステップS22)。次に、ゲームの進
行に合わせて左画面用フレームメモリ16Lと右画面用
フレームメモリ16Rに、それぞれ、左画面用及び右画
面用の画像を書き込む(ステップS23,S24)。上
述の動作を電源がオフされるまで、繰り返して実行す
る。
作を図7を参照して説明する。制御部32は、電源が投
入されると、図7に示す処理を開始する。まず、制御部
32は、スイッチ部31の操作状態を検出する(ステッ
プS21)。次に、スイッチ部31の操作状況に応じ
て、メモリ33に格納されているプログラムを実行し、
スイッチ部31の操作に従ってゲームの選択・進行等の
処理をを進める(ステップS22)。次に、ゲームの進
行に合わせて左画面用フレームメモリ16Lと右画面用
フレームメモリ16Rに、それぞれ、左画面用及び右画
面用の画像を書き込む(ステップS23,S24)。上
述の動作を電源がオフされるまで、繰り返して実行す
る。
【0072】このような構成によれば、例えば、ゲーム
が麻雀ゲームなどの場合、ステップS21で、スイッチ
部31の操作により、麻雀のルールに沿ったゲームが実
行され、左画面を見ながらゲームをしている人の視点か
らの画面が左画面用フレーム16Lに書き込まれ、右画
面を見ながらゲームをしている人の視点からの画面が右
画面用フレーム16Rに書き込まれる。例えば、左画面
用フレームメモリ16Lには、自己の手牌や配牌やツモ
の内容が見え、相手の手牌や配牌やツモの内容は伏せた
状態で、牌の動きだけが見えるように画像が書き込まれ
る。
が麻雀ゲームなどの場合、ステップS21で、スイッチ
部31の操作により、麻雀のルールに沿ったゲームが実
行され、左画面を見ながらゲームをしている人の視点か
らの画面が左画面用フレーム16Lに書き込まれ、右画
面を見ながらゲームをしている人の視点からの画面が右
画面用フレーム16Rに書き込まれる。例えば、左画面
用フレームメモリ16Lには、自己の手牌や配牌やツモ
の内容が見え、相手の手牌や配牌やツモの内容は伏せた
状態で、牌の動きだけが見えるように画像が書き込まれ
る。
【0073】また、ゲームがレーシングゲームなどの場
合、ステップS21で、スイッチ部31の操作に応じた
速度・方向等に各ゲーム者の車を走らせてゲームを進行
し、左画面を見ながらゲームをしている人の視点からの
画面が左画面用フレーム16Lに書き込まれ、右画面を
見ながらゲームをしている人の視点からの画面が右画面
用フレーム16Rに書き込まれる。従って、例えば、左
画面を見ながらゲームをしている人が右画面を見ながら
ゲームをしている人の先を走っている場合等には、左画
面用フレームメモリ16Lには、自己の車両の先頭部と
サーキットのコースの画像が書き込まれ、右画面用フレ
ームメモリ16Rには、先をゆく車両の後ろ姿等も書き
込まれる。
合、ステップS21で、スイッチ部31の操作に応じた
速度・方向等に各ゲーム者の車を走らせてゲームを進行
し、左画面を見ながらゲームをしている人の視点からの
画面が左画面用フレーム16Lに書き込まれ、右画面を
見ながらゲームをしている人の視点からの画面が右画面
用フレーム16Rに書き込まれる。従って、例えば、左
画面を見ながらゲームをしている人が右画面を見ながら
ゲームをしている人の先を走っている場合等には、左画
面用フレームメモリ16Lには、自己の車両の先頭部と
サーキットのコースの画像が書き込まれ、右画面用フレ
ームメモリ16Rには、先をゆく車両の後ろ姿等も書き
込まれる。
【0074】また、ゲームが武闘ゲームなどの場合、ス
テップS21で、例えば、各プレーヤが各スイッチ部3
1の操作に応じた動作を行ってゲームを進行し、左画面
を見ながらゲームをしている人の視点からの画面が左画
面用フレーム16Lに書き込まれ、右画面を見ながらゲ
ームをしているプレーヤの視点からの画面が右画面用フ
レーム16Rに書き込まれる。従って、左画面用フレー
ムメモリ16Lには、右画面でゲームをしている人の武
闘家の動きが書き込まれ、逆に、右画面用フレームメモ
リ16Rには、左画面でゲームをしている人の武闘家の
動きが書き込まれる。
テップS21で、例えば、各プレーヤが各スイッチ部3
1の操作に応じた動作を行ってゲームを進行し、左画面
を見ながらゲームをしている人の視点からの画面が左画
面用フレーム16Lに書き込まれ、右画面を見ながらゲ
ームをしているプレーヤの視点からの画面が右画面用フ
レーム16Rに書き込まれる。従って、左画面用フレー
ムメモリ16Lには、右画面でゲームをしている人の武
闘家の動きが書き込まれ、逆に、右画面用フレームメモ
リ16Rには、左画面でゲームをしている人の武闘家の
動きが書き込まれる。
【0075】表示プロセッサ17は、左画面用フレーム
メモリ16Lと右画面用フレームメモリ16Rに格納され
た輝度データを、図4、図5を参照して説明した方法と
同様の方法で合成し、表示フレームメモリ18に展開す
る。
メモリ16Lと右画面用フレームメモリ16Rに格納され
た輝度データを、図4、図5を参照して説明した方法と
同様の方法で合成し、表示フレームメモリ18に展開す
る。
【0076】表示コントローラ19は、表示フレームメ
モリ18から輝度データを順次読み出して、モニタ装置
1に供給し、モニタ装置1はこれを表示する。モニタ装
置1が表示画面5に表示する画像は、左画面用フレーム
メモリ16Lと右画面用フレームメモリ16Rに書き込ま
れた画像がストライプ状に配列された画像であり、レン
チキュラーレンズ3を介して、左前方のプレーヤには左
画面用フレームメモリ16Lに書き込まれた画像のみが
表示され、右前方のプレーヤには右画面用フレームメモ
リ16Rに書き込まれた画像のみが表示され、各プレー
ヤは自己用の画面のみが見え、対戦相手用の画面を見る
ことができない。従って、麻雀ゲーム等の場合には、各
プレーヤは、自己の配牌等は見えるが、相手の配牌等は
隠れて見えない状態で、プレーを行うことができる。ま
た、レーシングゲームや武闘ゲームなどの場合には、相
手の動きを見ながらゲームを行うことができる。
モリ18から輝度データを順次読み出して、モニタ装置
1に供給し、モニタ装置1はこれを表示する。モニタ装
置1が表示画面5に表示する画像は、左画面用フレーム
メモリ16Lと右画面用フレームメモリ16Rに書き込ま
れた画像がストライプ状に配列された画像であり、レン
チキュラーレンズ3を介して、左前方のプレーヤには左
画面用フレームメモリ16Lに書き込まれた画像のみが
表示され、右前方のプレーヤには右画面用フレームメモ
リ16Rに書き込まれた画像のみが表示され、各プレー
ヤは自己用の画面のみが見え、対戦相手用の画面を見る
ことができない。従って、麻雀ゲーム等の場合には、各
プレーヤは、自己の配牌等は見えるが、相手の配牌等は
隠れて見えない状態で、プレーを行うことができる。ま
た、レーシングゲームや武闘ゲームなどの場合には、相
手の動きを見ながらゲームを行うことができる。
【0077】以上説明したように、このゲーム装置は、
対戦型のゲームを行う際に、それぞれに固有の画像を見
ながらゲームを進めることができる。
対戦型のゲームを行う際に、それぞれに固有の画像を見
ながらゲームを進めることができる。
【0078】また、1つのモニタ装置1を用いて、異な
った視点からゲームを表示することができるため、相手
の存在や状況を確認しつつ、臨場感あふれるゲームを行
うことができる。
った視点からゲームを表示することができるため、相手
の存在や状況を確認しつつ、臨場感あふれるゲームを行
うことができる。
【0079】また、メモリ33に格納されているプログ
ラムはゲームを実行するためのゲームプログラムに限ら
ずに、例えば、異なった視点から描かれたようなドラマ
(いわゆる、ザッピングドラマ)を描画するプログラム
等でもよい。
ラムはゲームを実行するためのゲームプログラムに限ら
ずに、例えば、異なった視点から描かれたようなドラマ
(いわゆる、ザッピングドラマ)を描画するプログラム
等でもよい。
【0080】(第3の実施の形態)第1の実施の形態で
は、見る方向によって異なったチャネルを表示するテレ
ビ受像機を説明し、第2の実施の形態では、異なった視
点からゲームを進めていくゲーム装置について説明した
が、共用のシステムとすることも可能である。
は、見る方向によって異なったチャネルを表示するテレ
ビ受像機を説明し、第2の実施の形態では、異なった視
点からゲームを進めていくゲーム装置について説明した
が、共用のシステムとすることも可能である。
【0081】このような機能を有する、表示装置を図8
を参照して説明する。図8に示すようにこの表示装置
は、モニタ装置1と、スイッチ部31と、切り替えスイ
ッチ41と、制御処理部42と、フレームメモリ16
と、表示プロセッサ17と、表示フレームメモリ18
と、表示コントローラ19と、音声出力回路20とから
構成される。
を参照して説明する。図8に示すようにこの表示装置
は、モニタ装置1と、スイッチ部31と、切り替えスイ
ッチ41と、制御処理部42と、フレームメモリ16
と、表示プロセッサ17と、表示フレームメモリ18
と、表示コントローラ19と、音声出力回路20とから
構成される。
【0082】モニタ装置1と、フレームメモリ16と、
表示プロセッサ17と、表示フレームメモリ18と、表
示コントローラ19と、音声出力回路20は、図3を用
いて説明した構造と実質的に同一である。また、スイッ
チ部31は、図6を用いて説明した構造と実質的に同一
である。
表示プロセッサ17と、表示フレームメモリ18と、表
示コントローラ19と、音声出力回路20は、図3を用
いて説明した構造と実質的に同一である。また、スイッ
チ部31は、図6を用いて説明した構造と実質的に同一
である。
【0083】切り替えスイッチ41は、スイッチの切り
替えに応答して、テレビ用制御処理部42Aとゲーム用
制御処理部42Bとの一方に、動作を可能とするイネー
ブル信号を供給し、他方には動作を禁止するディスイネ
ーブル信号を供給する。
替えに応答して、テレビ用制御処理部42Aとゲーム用
制御処理部42Bとの一方に、動作を可能とするイネー
ブル信号を供給し、他方には動作を禁止するディスイネ
ーブル信号を供給する。
【0084】テレビ用制御処理部42Aは、図3のアン
テナ11と、チューナ12と、IF回路13と、クロマ
回路14と、コントローラ15を備え、スイッチ部31
の操作に従って、テレビ信号を受信及び再生し、フレー
ムメモリ16に2チャンネル分のテレビの映像を書き込
む。また、ゲーム用制御処理部42Bは、図6の制御部
32とメモリ33の構成を有し、メモリ33に記憶され
たプログラムを実行してゲームを進行し、フレームメモ
リ16に各プレーヤ用の画像を書き込む。
テナ11と、チューナ12と、IF回路13と、クロマ
回路14と、コントローラ15を備え、スイッチ部31
の操作に従って、テレビ信号を受信及び再生し、フレー
ムメモリ16に2チャンネル分のテレビの映像を書き込
む。また、ゲーム用制御処理部42Bは、図6の制御部
32とメモリ33の構成を有し、メモリ33に記憶され
たプログラムを実行してゲームを進行し、フレームメモ
リ16に各プレーヤ用の画像を書き込む。
【0085】この表示装置を使用してテレビを見る場
合、切り替えスイッチ41でテレビを選択すると共にス
イッチ部31から受信チャネルなどを選択する。この選
択操作により、切り替えスイッチ41からテレビ用制御
処理部42Aに、イネーブル信号が供給され、ゲーム用
制御処理部42Bに、ディスイネーブル信号が供給され
る。イネーブル信号に応答して、テレビ用制御処理部4
2Aは、図3を用いて説明した方法と同様の方法で、指
定されたチャネルを受信して、その映像をフレームメモ
リ16に書き込む。以後の、合成及び表示処理などは、
上述の第1及び第2の実施の形態の処理と同一である。
合、切り替えスイッチ41でテレビを選択すると共にス
イッチ部31から受信チャネルなどを選択する。この選
択操作により、切り替えスイッチ41からテレビ用制御
処理部42Aに、イネーブル信号が供給され、ゲーム用
制御処理部42Bに、ディスイネーブル信号が供給され
る。イネーブル信号に応答して、テレビ用制御処理部4
2Aは、図3を用いて説明した方法と同様の方法で、指
定されたチャネルを受信して、その映像をフレームメモ
リ16に書き込む。以後の、合成及び表示処理などは、
上述の第1及び第2の実施の形態の処理と同一である。
【0086】また、ゲームをする場合は、切り替えスイ
ッチ41で、ゲームを選択する。この押操作により、切
り替えスイッチ41からゲーム用制御処理部42Bにイ
ネーブル信号が供給され、テレビ用制御処理部42Aに
ディスイネーブル信号が供給される。ゲーム用制御処理
部42Bは、スイッチ部31の操作に応答して、ゲーム
プログラムを実行し、フレームメモリ16に各プレーヤ
への表示画像を表示する。以後の、合成及び表示処理な
どは、上述の第1及び第2の実施の形態の処理と同一で
ある。
ッチ41で、ゲームを選択する。この押操作により、切
り替えスイッチ41からゲーム用制御処理部42Bにイ
ネーブル信号が供給され、テレビ用制御処理部42Aに
ディスイネーブル信号が供給される。ゲーム用制御処理
部42Bは、スイッチ部31の操作に応答して、ゲーム
プログラムを実行し、フレームメモリ16に各プレーヤ
への表示画像を表示する。以後の、合成及び表示処理な
どは、上述の第1及び第2の実施の形態の処理と同一で
ある。
【0087】以上説明したように、この実施の形態の表
示装置によれば、テレビとゲームを任意に切り替えて、
しかも、1つの画面で実質的に2つの内容を表示するこ
とができる。
示装置によれば、テレビとゲームを任意に切り替えて、
しかも、1つの画面で実質的に2つの内容を表示するこ
とができる。
【0088】第1、第2及び第3の実施の形態では、表
示モニタ1を備える表示装置について説明した。しか
し、この発明はこれに限定されない。例えば、図3,図
6,図8等に示した回路をアダプタとして供給し、この
アダプタに家庭のテレビ受像機等を接続し、そのテレビ
受像機にレンチキュラーレンズを取り付けることによ
り、左右画面を表示できるように構成してもよい。
示モニタ1を備える表示装置について説明した。しか
し、この発明はこれに限定されない。例えば、図3,図
6,図8等に示した回路をアダプタとして供給し、この
アダプタに家庭のテレビ受像機等を接続し、そのテレビ
受像機にレンチキュラーレンズを取り付けることによ
り、左右画面を表示できるように構成してもよい。
【0089】この場合は、例えば、図8の構成におい
て、制御処理部42とフレームメモリ16と表示プロセ
ッサ17と表示フレームメモリ18と表示コントローラ
19と音声出力回路20をアダプタの筐体内に配置し、
スイッチ31と41を筐体に接続し、表示コントローラ
19の出力端子をテレビ受像機等に接続可能に構成す
る。また、レンチキュラーレンズを粘着テープなどを用
いてテレビ受像機等の画面に取り付ける。
て、制御処理部42とフレームメモリ16と表示プロセ
ッサ17と表示フレームメモリ18と表示コントローラ
19と音声出力回路20をアダプタの筐体内に配置し、
スイッチ31と41を筐体に接続し、表示コントローラ
19の出力端子をテレビ受像機等に接続可能に構成す
る。また、レンチキュラーレンズを粘着テープなどを用
いてテレビ受像機等の画面に取り付ける。
【0090】このような構成とすれば、必要な時だけこ
のアダプタをテレビに接続して、テレビやゲームを楽し
むことができる。しかも、1つの画面で実質的に2つの
内容を表示をすることができる。
のアダプタをテレビに接続して、テレビやゲームを楽し
むことができる。しかも、1つの画面で実質的に2つの
内容を表示をすることができる。
【0091】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、モニ
タ装置1は、テレビジョン(TV)受像機、CRT(Ca
thode Ray Tube)モニタ、LCD(Liquid Crystal Dis
play)、PDP(Plasma DisplayPanel)等の任意の表
示デバイスを使用することができる。使用する表示デバ
イスの仕様に合わせて表示コントローラ19を選択・調
整する。
れず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、モニ
タ装置1は、テレビジョン(TV)受像機、CRT(Ca
thode Ray Tube)モニタ、LCD(Liquid Crystal Dis
play)、PDP(Plasma DisplayPanel)等の任意の表
示デバイスを使用することができる。使用する表示デバ
イスの仕様に合わせて表示コントローラ19を選択・調
整する。
【0092】なお、ストライプ状画像の処理方法は、上
記実施の形態に限定されず、任意に変更可能である。例
えば、ストライプ状画像の、切り出し位置、幅、数、展
開位置等は、表示する複数の画像(映像)に応じて適宜
設定可能である。例えば、各ストライプ状画像の幅を、
レンチキュラーレンズ3の円柱レンズの径の1/2より
小さくしてもよい。この場合、ストライプ状画像の各展
開位置の間に任意の間隙を配置することができる。この
ような配置とすれば、視線の向きを変化させた時に、画
像と画像の切り替わりの間に空白部分が生じ、画像の切
り替わりが明確になる。また、ストライプ状画像の切り
出し位置も任意に設定可能であり、例えば、間隙なく切
り出してもよく、また、任意の間隔をおいて切り出して
もよい。
記実施の形態に限定されず、任意に変更可能である。例
えば、ストライプ状画像の、切り出し位置、幅、数、展
開位置等は、表示する複数の画像(映像)に応じて適宜
設定可能である。例えば、各ストライプ状画像の幅を、
レンチキュラーレンズ3の円柱レンズの径の1/2より
小さくしてもよい。この場合、ストライプ状画像の各展
開位置の間に任意の間隙を配置することができる。この
ような配置とすれば、視線の向きを変化させた時に、画
像と画像の切り替わりの間に空白部分が生じ、画像の切
り替わりが明確になる。また、ストライプ状画像の切り
出し位置も任意に設定可能であり、例えば、間隙なく切
り出してもよく、また、任意の間隔をおいて切り出して
もよい。
【0093】また、表示する画面の数は2つに限定され
ず、3つ以上でもよい。例えば、物理的な画面を右前方
と正面と左前方から見たときで、異なった画像が表示さ
れるようにしてもよい。この場合は、3つの画像をフレ
ームメモリに展開して、これをストライプ状に切り出し
て、1つの円柱レンズに3つの画像から切り出した画像
が対向するように規則的に配列すればよい。
ず、3つ以上でもよい。例えば、物理的な画面を右前方
と正面と左前方から見たときで、異なった画像が表示さ
れるようにしてもよい。この場合は、3つの画像をフレ
ームメモリに展開して、これをストライプ状に切り出し
て、1つの円柱レンズに3つの画像から切り出した画像
が対向するように規則的に配列すればよい。
【0094】また、図3,図6,図8等に示した回路構
成等は任意に変更可能である。例えば、図3の構成で
は、クロマ回路14で輝度信号をディジタル信号に変換
したが、受信信号をそのままディジタル信号に変換し、
ディジタル信号処理を行ってもよい。
成等は任意に変更可能である。例えば、図3の構成で
は、クロマ回路14で輝度信号をディジタル信号に変換
したが、受信信号をそのままディジタル信号に変換し、
ディジタル信号処理を行ってもよい。
【0095】また、左画面用フレームメモリ16Lと右
画面用フレームメモリ16Rをそれぞれ2セットずつ設
け、2セットのうちの一方から表示プロセッサ17がデ
ータを読み出し、クロマ回路14が他方に輝度データを
書き込み、フレーム毎に書き込み対象と読み出し対象の
メモリを切り替えるようにしてもよい。このような構成
とすれば、書き込み途中のデータを読み出すような事態
を防止でき、高い品質の画像を表示できる。また、表示
フレームメモリ18も2つ設け、一方に表示プロセッサ
17がデータを書き込み、表示コントローラ19が他方
からデータを読み出し、フレーム毎に書き込み対象と読
み出し対象のメモリを切り替えるようにしてもよい。
画面用フレームメモリ16Rをそれぞれ2セットずつ設
け、2セットのうちの一方から表示プロセッサ17がデ
ータを読み出し、クロマ回路14が他方に輝度データを
書き込み、フレーム毎に書き込み対象と読み出し対象の
メモリを切り替えるようにしてもよい。このような構成
とすれば、書き込み途中のデータを読み出すような事態
を防止でき、高い品質の画像を表示できる。また、表示
フレームメモリ18も2つ設け、一方に表示プロセッサ
17がデータを書き込み、表示コントローラ19が他方
からデータを読み出し、フレーム毎に書き込み対象と読
み出し対象のメモリを切り替えるようにしてもよい。
【0096】また、理解を容易にするため、図3と図6
の回路では、左画面用の回路と右画面用の回路を区分し
て示したが、回路を共用(共通化)してもよい。図8の
回路のテレビ用制御処理部42Aとゲーム用制御処理部
42Bとの回路の一部を共用させてもよい。
の回路では、左画面用の回路と右画面用の回路を区分し
て示したが、回路を共用(共通化)してもよい。図8の
回路のテレビ用制御処理部42Aとゲーム用制御処理部
42Bとの回路の一部を共用させてもよい。
【0097】なお、この発明の表示装置及びアダプタ
は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシス
テムを用いて実現可能である。例えば、テレビの受信機
能を備えるコンピュータに上述の動作を実行するための
プログラムを格納した媒体(フロッピーディスク、CD
−ROM等)から該プログラムをインストールすること
により、上述の処理を実行する表示装置を構成すること
ができる。
は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシス
テムを用いて実現可能である。例えば、テレビの受信機
能を備えるコンピュータに上述の動作を実行するための
プログラムを格納した媒体(フロッピーディスク、CD
−ROM等)から該プログラムをインストールすること
により、上述の処理を実行する表示装置を構成すること
ができる。
【0098】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネットワー
ク、通信システムのように、一時的且つ流動的にプログ
ラムを保持する媒体)でも良い。例えば、通信ネットワ
ークの掲示板(BBS)に該プログラムを掲示し、これ
をネットワークを介して配信してもよい。そして、この
プログラムを起動し、OSの制御下に、他のアプリケー
ションプログラムと同様に実行することにより、上述の
処理を実行することができる。
るための媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネットワー
ク、通信システムのように、一時的且つ流動的にプログ
ラムを保持する媒体)でも良い。例えば、通信ネットワ
ークの掲示板(BBS)に該プログラムを掲示し、これ
をネットワークを介して配信してもよい。そして、この
プログラムを起動し、OSの制御下に、他のアプリケー
ションプログラムと同様に実行することにより、上述の
処理を実行することができる。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、レンチキュラーレンズを通して見る方向によって異
なったチャネルの画面が表示するような表示装置及びア
ダプタを提供することができる。また、この発明の表示
装置によれば、対戦者がそれぞれの視点からの画像を見
ながらゲームを進めることができる。
ば、レンチキュラーレンズを通して見る方向によって異
なったチャネルの画面が表示するような表示装置及びア
ダプタを提供することができる。また、この発明の表示
装置によれば、対戦者がそれぞれの視点からの画像を見
ながらゲームを進めることができる。
【図1】本発明の表示装置の一例を示す図である。
【図2】レンチキュラーレンズを通して複数の画像を表
示する方法を説明するための図であり、(a)は、左方
向から見ることができる画像を示す図、(b)は、右方
向から見ることができる画像を示す図、(c)は、合成
した画像にレンチキュラーレンズを重ねた状態を示す
図、(d)は、(c)の断面図である。
示する方法を説明するための図であり、(a)は、左方
向から見ることができる画像を示す図、(b)は、右方
向から見ることができる画像を示す図、(c)は、合成
した画像にレンチキュラーレンズを重ねた状態を示す
図、(d)は、(c)の断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のテレビ受像機の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図4】テレビ受像機で行われるデータ合成を説明する
ためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
【図5】(a)は、データ合成を行うためのデータの切
り出し方法を説明するための図である。(b)は、切り
出したストライプ状の画像の貼り付け方法を説明するた
めの図である。
り出し方法を説明するための図である。(b)は、切り
出したストライプ状の画像の貼り付け方法を説明するた
めの図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のゲーム装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図7】図6に示すゲーム装置の動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図8】本発明の第3の実施の形態の表示装置の構成を
示す図である。
示す図である。
1 モニタ装置 3 レンチキュラーレンズ 5 表示画面 10 スイッチ 11 アンテナ 12 チューナ 13 IF回路 14 クロマ回路 15 コントローラ 16 フレームメモリ 17 表示プロセッサ 18 表示フレームメモリ 19 表示コントローラ 20 音声出力回路 21 音声出力端子 25 ビデオ入力端子 26 音声入力端子 31 スイッチ部 32 制御部 33 メモリ 41 切り替えスイッチ 42 制御処理部
Claims (8)
- 【請求項1】レンチキュラーレンズが配置された単一の
画面を備え、目視する視線の方向によって異なる画像が
表示される表示装置であって、 複数の映像信号を入力する入力手段と、 前記入力手段が入力した前記複数の映像信号から、前記
レンチキュラーレンズを通して、視線の方向によって、
各前記映像信号が定義する画像が切り替わって見えるよ
うに表示される画像を定義する信号を生成する加工手段
と、 前記加工手段で生成された前記信号を出力する出力手段
と、 前記レンチキュラーレンズが配置された画面を備え、前
記出力手段が出力した前記信号を前記画面に表示する表
示手段と、 を備える表示装置。 - 【請求項2】複数の映像信号を入力する入力手段と、 前記入力手段が入力した前記複数の映像信号から、レン
チキュラーレンズを通して、目視する角度によって、各
前記映像信号が定義する画像が切り替わって表示される
画像を定義する信号を生成する加工手段と、 前記加工手段で生成された前記信号を出力する出力手段
と、 を備える表示装置。 - 【請求項3】前記入力手段は、複数チャネル分のテレビ
ジョン信号を入力し、 前記加工手段は、前記入力手段が入力した前記テレビジ
ョン信号から、前記レンチキュラーレンズを通して、目
視する角度によって、各チャネルの映像が切り替わって
表示される映像を定義する映像信号を生成する、ことを
特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。 - 【請求項4】前記入力手段は、複数のビデオ信号を入力
し、 前記加工手段は、前記入力手段が入力した前記ビデオ信
号から、前記レンチキュラーレンズを通して、目視する
角度によって、前記複数のビデオ信号が定義する映像が
切り替わって表示される映像を定義する映像信号を生成
する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。 - 【請求項5】前記入力手段は、複数の映像を定義する複
数の映像信号を生成するプログラムを記憶する記憶手段
と、該記憶手段に記憶された前記プログラムを実行する
ことにより、前記複数の映像を定義する映像信号を生成
する生成手段を備え、 前記加工手段は、前記生成手段が生成した前記映像信号
から、前記レンチキュラーレンズを通して、目視する角
度によって、前記複数の映像信号が定義する映像が切り
替わって表示される映像の映像信号を生成する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。 - 【請求項6】前記記憶手段は対戦型ゲームのプログラム
を記憶し、前記生成手段は、前記対戦型ゲームの進行に
応じて、対戦者個々の視線での映像を定義する映像信号
を生成する、 ことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。 - 【請求項7】前記記憶手段は対戦型ゲームのプログラム
を記憶し、前記生成手段は、前記対戦型ゲームの進行に
応じて、各対戦者について相手に隠したい情報を含む映
像を定義する映像信号を生成する、 ことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。 - 【請求項8】前記加工手段は、前記入力手段により入力
された信号により定義される複数の画像のそれぞれをス
トライプ状に切り出して規則的に配列する手段と、配列
された画像を表示するための信号を生成する手段を含
む、 ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の
表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9176886A JPH1127607A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9176886A JPH1127607A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1127607A true JPH1127607A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16021489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9176886A Withdrawn JPH1127607A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1127607A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002077940A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-15 | Namco Ltd | 立体視画像生成装置およびゲーム装置 |
JP2004113586A (ja) * | 2002-09-27 | 2004-04-15 | Sega Corp | 視野角に対応した表示を行う画像表示装置を用いるゲーム画像の生成方法、ゲームの実行を制御するゲームプログラム及びこれを実行するゲーム装置 |
JP2006163413A (ja) * | 2005-12-07 | 2006-06-22 | Fujitsu Ten Ltd | マルチビュー表示装置 |
JP2006245680A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Victor Co Of Japan Ltd | 映像音響再生方法及び映像音響再生装置 |
JP2007034247A (ja) * | 2004-12-03 | 2007-02-08 | Fujitsu Ten Ltd | 表示装置 |
JP2007184734A (ja) * | 2006-01-05 | 2007-07-19 | Fujifilm Corp | デジタルカメラ |
EP3138082A1 (en) * | 2014-04-30 | 2017-03-08 | Cubic Corporation | Adaptive gate walkway floor display |
-
1997
- 1997-07-02 JP JP9176886A patent/JPH1127607A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
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US6954223B2 (en) | 2000-08-25 | 2005-10-11 | Namco Ltd. | Stereoscopic image generating apparatus and game apparatus |
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JP2004113586A (ja) * | 2002-09-27 | 2004-04-15 | Sega Corp | 視野角に対応した表示を行う画像表示装置を用いるゲーム画像の生成方法、ゲームの実行を制御するゲームプログラム及びこれを実行するゲーム装置 |
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EP3138082A1 (en) * | 2014-04-30 | 2017-03-08 | Cubic Corporation | Adaptive gate walkway floor display |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |