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JPH1127434A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH1127434A
JPH1127434A JP9178107A JP17810797A JPH1127434A JP H1127434 A JPH1127434 A JP H1127434A JP 9178107 A JP9178107 A JP 9178107A JP 17810797 A JP17810797 A JP 17810797A JP H1127434 A JPH1127434 A JP H1127434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
double
printing
sided
transmitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9178107A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Iijima
祐司 飯島
Hiroshi Endo
浩 遠藤
Hirobumi Fujino
博文 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Data Corp filed Critical Oki Data Corp
Priority to JP9178107A priority Critical patent/JPH1127434A/ja
Publication of JPH1127434A publication Critical patent/JPH1127434A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の両面を読取可能な読取部と両面印刷が
可能な印刷部を有するファクシミリ装置において、両面
原稿と片面原稿を混在させて送信しても、受信側の装置
で原稿と同様の印刷出力を得ることができるようにす
る。 【解決手段】 送信側のオペレーションインタフェース
部で原稿の各ページについて両面読取か片面読取かを登
録する。受信側は両面印刷機能があることをNSFで送
信側へ通知する。送信側はNSSによりページ情報とし
て原稿枚数と両面なのか片面なのかを通知する。受信側
は受信した画データを送られてきたページ情報にしたが
って印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面読取り、両面
印刷が可能なファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置の機能が向上す
るにつれて、両面読取り、両面印刷が可能な装置が出現
してきたが、両面読取り、両面印刷に関する情報がIT
U−T勧告であるT.30で定義されていないので、両
面を読取ったデータを送信する場合にも、片面を読取っ
た複数ページのデータを送信する場合にも、同様の手順
で送信している。複数ページのデータを送信する場合に
は、送信側から受信側にMPS(マルチページ信号)を
送って通知するが、このMPSには両面の信号を付加す
ることはできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】両面読取、両面印刷の
機能を持ったファクシミリ装置であっても、通信手順に
両面に関する情報がないので、送信されるデータは、原
稿の両面から読取られたデータなのか片面から読取られ
たデータなのか区別されることなく受信側の装置へ送ら
れている。受信側の装置に両面印刷の機能があっても、
受信側の装置で受信データを両面印刷しているのか片面
印刷しているのか送信側の装置にはわからない。したが
って表裏にデータを有する原稿(両面原稿)と片面にデ
ータを有する原稿(片面原稿)を混在させて送信した場
合、受信側の装置で原稿と同様の印刷出力を得ることが
できないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、原稿の両面を読取可能な読取部と両面印刷
が可能な印刷部を有するファクシミリ装置において、送
信する原稿が片面印刷であるか両面印刷であるかの情報
を各ページについて登録する登録手段と、前記登録手段
により登録された前記情報を所定の信号に挿入して送信
する機能と、前記所定の信号に挿入されて送信されてく
る前記情報に基いて受信データを片面印刷または両面印
刷する機能とを備えたことを特徴とする。
【0005】上記構成を有する本発明によれば、原稿の
データを送信する場合には、各ページについて両面のデ
ータなのか片面のデータなのかの情報を受信側へ通知す
る。受信側では受信した情報に基いて各ページのデータ
を両面印刷または片面印刷する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にしたがって説明する。なお各図面に共通する要素には
同一の符号を付す。図1は第1の実施の形態のファクシ
ミリ装置を示すブロック図である。
【0007】図1において、CPU1はファクシミリ装
置全体を制御するもので、演算回路、ダイレクトメモリ
アクセス制御回路、割り込み制御回路等から構成され
る。CPU1にはオペレーションインタフェース部2が
接続され、オペレーションインタフェース部2は電話番
号、パスワード等の登録データを入力するものである。
両面読取部3は原稿を読取る画像読取センサを具備し、
原稿の片面読取および両面読取を行う。画像処理部4は
両面読取部3で読取られた画像データに対して画像処理
を行う。符号/復号部5はハフマンテーブルを参照しな
がら画像データの符号化、復号化を行う。
【0008】両面印刷部6は印刷制御部7の制御によ
り、受信した画像データを印刷出力するもので、片面印
刷および両面印刷を行う。RAM8は画像データを一時
的に格納するとともにオペレーションインタフェース部
2から入力される登録データを格納する。通信制御部9
はITU−T勧告であるT.30等で定義される通信手
順を制御する。モデム10は通信データをアナログデー
タに変調するとともにアナログデータから復調する。ま
た回線制御部11は回線交換網との接続を制御する。
【0009】図2はオペレーションインタフェース部を
示す説明図である。図2において、オペレーションイン
タフェース部2にはLCDパネル21および入力キー2
2、23が設けられている。入力キー22は原稿の該当
するページが両面読取をする場合に押下され、入力キー
23は原稿の該当するページが片面読取をする場合に押
下される。現在何ページの情報を入力しているかは、L
CDパネル21に順次ページが表示されることにより知
ることができる。
【0010】次に動作を説明する。ここでは送信する原
稿として両面に画データがあるものが含まれており、受
信側で原稿と同様に出力する場合の動作を通信手順を中
心にして説明する。なお送信側のファクシミリ装置も受
信側のファクシミリ装置もともに両面読取、両面印刷の
機能を備えているものとする。
【0011】まずオペレータはオペレーションインタフ
ェース部2により、これから送信する原稿の各ページに
ついて両面読取をするのか片面読取をするのかの情報を
入力する。入力された情報(登録データ)はRAM8に
格納されることにより登録される。
【0012】次に図3により第1の実施の形態の通信手
順を説明する。図3はITU−T勧告であるT.30に
準拠した第1の実施の形態の通信手順を示すシーケンス
図、図4は送信側の通信動作を示すフローチャートであ
る。まず送信側からCNG(コーリングトーン)を送信
して受信側を呼び出す。これを受けて受信側の装置は、
CED(被呼端末識別信号)を送信側へ送るとともに、
NSF(非標準機能識別信号)、CSI(被呼端末識別
信号)およびDIS(ディジタル識別信号)を送信側へ
送る。送信側はこれらの信号を受け入れる(ステップ
1)。このとき図5に示すように、NSF信号の中のビ
ットを使用して、受信側の装置が両面印刷機能があるこ
とが宣言される。なお図5はNSF信号の構成を示す説
明図である。
【0013】送信側はNSFの両面印刷機能を示すビッ
トを確認し、TSI(送信端末識別信号)およびNSS
(非標準機能設定信号)を受信側へ送る(ステップ
2)。NSS信号の中には、図6に示すように、両面読
取の情報が挿入されるとともに、原稿の各ページについ
て両面読取なのか片面読取なのかの情報が挿入される。
図6はNSS信号の構成を示す説明図である。
【0014】図6において、NSSでは内容指定項にお
いて両面機能のビット31がセットされ、またRAM8
に登録された情報に基づいて、ページ情報として全ペー
ジについて両面読取なのか片面読取なのかを示すビット
32がセットされる。本実施の形態においては、両面読
取の場合は“1”がセットされ、片面読取の場合は
“0”がセットされる。図6の例では、原稿の1枚目と
3枚目が片面読取で、2枚目が両面読取であることを示
している。次に送信側はTCF(トレーニングチェッ
ク)を送信する。
【0015】受信側はNSSで各ページの情報を確認
し、両面印刷部6の印刷機構を両面モード(両面を印刷
可能にするモード)にセットするとともに、送信側にC
FR(受信準備確認信号)を送る(ステップ3)。送信
側はCFRを受信すると、RAM8に登録されたページ
情報に基づいて、原稿の各ページを片面と両面に区別し
て読み取る。
【0016】両面読取部3が原稿の1枚目の片面を読み
取り、読み取られた画データは画像処理部4により処理
され、符号/復号部5で符号化される。符号化された画
データはモデム10によりアナログデータに変調され、
通信制御部9に制御されて回線制御部11を介して受信
側へ送信される(ステップ4)。原稿の1枚目について
はページ情報に基づいて片面だけしか読み取られない。
送信すべき原稿はまだ残っているので、送信側はMPS
を送信する(ステップ6)。
【0017】受信側は回線制御部11により制御された
回線から画データを受信すると、モデム10により復調
され、さらに符号/復号部5で復号化されて印刷制御部
7へ送られる。印刷制御部7は画データを両面印刷部6
へ送り、片面印刷が行われる。受信側はNSSで最初の
画データは片面印刷であることを知らされており、片面
印刷が終了すると1枚目の用紙を排出する。
【0018】受信側がMCF(メッセージ確認)を送信
し、送信側がこのMCFを受信すると、原稿の2枚目を
読み取る。2枚目はRAM8に登録されたページ情報に
よると両面読取であるので、両面読取部3によりまず2
枚目の片面が読み取られる。読み取られた画データは、
受信側に送信される(ステップ4)。送信すべき原稿は
まだ残っているので、送信側はMPSを送信する(ステ
ップ6)。
【0019】受信側は2番目の画データを受信すると、
その画データを両面印刷部6でまず片面に印刷する。受
信側はNSSで2枚目の原稿は両面印刷であることを知
らされており、片面の印刷が終了した時点で反対側の印
刷に備える。
【0020】受信側がMCFを送信し、送信側がこのM
CFを受信すると、原稿の2枚目の他の片面を読み取
る。読み取られた画データは、受信側に送信される(ス
テップ4)。送信すべき原稿はまだ残っているので、送
信側はMPSを送信する(ステップ6)。
【0021】受信側は3番目の画データを受信すると、
その画データを両面印刷部6で先ほど印刷した用紙の反
対面に印刷する。受信側はNSSで2枚目の原稿は両面
印刷であることを知らされており、両面の印刷が終了し
た時点で用紙を排出する。
【0022】受信側がMCFを送信し、送信側がこのM
CFを受信すると、原稿の3枚目を読み取る。3枚目は
RAM8に登録されたページ情報によると片面読取であ
るので、両面読取部3は3枚目の片面のみを読み取る。
読み取られた画データは、トレーニング信号に引き続い
て送信される(ステップ4)。これで送信すべき原稿は
終了したので、送信側はEOP(手順終了)を送信し
(ステップ7)、受信側からMCFを送られると、DC
N(切断命令)を送信して手順を終了する。
【0023】受信側は4番目の画データを受信すると、
その画データを両面印刷部6で用紙の片面に印刷する。
受信側はNSSで3枚目の原稿は片面印刷であることを
知らされており、片面の印刷が終了した時点で用紙を排
出する。
【0024】なお図3に示す丸数字は図4におけるステ
ップに対応しており、画データの後に示す数字は画デー
タを送る順序を示し、図3の例では2番目の画データと
3番目の画データが原稿の2枚目の両面の画データであ
る。
【0025】以上説明したように、第1の実施の形態に
よれば、NSFとNSSに両面機能の情報を付加し、さ
らにNSSには原稿のページ情報を付加したことによ
り、両面読取、両面印刷の画データをITU−T勧告で
あるT.30の通信手順を変更することなく送信するこ
とができ、受信側で原稿と同様の印刷出力ができる効果
がある。
【0026】次に本発明の第2の実施の形態を説明す
る。第2の実施の形態は、両面印刷に関する情報をMP
Sに付加して受信側へ送信するようにしたものである。
第2の実施の形態のファクシミリ装置の構成は、図1に
示す第1の実施の形態のものと同様である。したがって
構成についての説明は省略し、送受信動作について通信
手順を中心に説明する。図7は第2の実施の形態の通信
手順を示すシーケンス図である。
【0027】原稿の各ページについての両面読取か片面
読取かの情報は、第1の実施の形態と同様に、オペレー
ションインタフェース2から入力され、RAM8に格納
され、これによりページ情報が登録される。なお第2の
実施の形態においては、送信されるべき原稿の枚数は3
枚で、1枚目と3枚目が両面読取で、2枚目が片面読取
となっているものとする。
【0028】図7において、まず図示していないが、送
信側からCNGを送信して受信側を呼び出すと、これを
受けて受信側の装置は、CEDを送信側へ送るととも
に、NSF、CSIおよびDISを送信側へ送る。送信
側はこれらの信号を受け入れる。このとき第1の実施の
形態と同様に、NSF信号の中のビットを使用して、受
信側の装置が両面印刷機能があることを宣言する。両面
印刷機能を宣言するのにNSFを使用するのは、標準手
順信号であるDISの中に両面印刷機能を宣言するビッ
トが標準化されていないためであるが、将来DISに中
に両面読取、両面印刷機能を宣言するビットが割り当て
られた場合はDISを使用することも可能である。
【0029】送信側はNSFの両面印刷機能を示すビッ
トを確認し、TSIおよびNSSを受信側へ送り、さら
にTCFを送信する。NSS信号の中には、両面読取の
原稿を含むという情報が挿入される。
【0030】受信側はNSSの内容を確認し、両面印刷
部6の印刷機構を両面モードにセットするとともに、送
信側にCFRを送る。送信側はCFRを受信すると、R
AM8に登録されたページ情報に基づいて、原稿の各ペ
ージを片面と両面に区別して読み取る。
【0031】両面読取部3が原稿の1枚目の片面を読み
取り、読み取られた画データは画像処理部4により処理
され、符号/復号部5で符号化される。符号化された画
データはモデム10によりアナログデータに変調され、
通信制御部9に制御されて回線制御部11を介して受信
側へ送信される。原稿の1枚目についてはページ情報に
基づいて両面が読み取られるのであるが、まず読み取ら
れた片面の画データが送信される。続いて送信側は、送
信すべき原稿はまだ残っているので、MPSを送信す
る。MPSを送信することにより、次に同様の特性を持
ったページのあることが通知されるが、MPSの中に、
図8に示すように、付加情報として次のページが両面読
取の裏面であることを示す情報が付加される。図8はM
PSの構成を示す説明図である。
【0032】図8において、通常のMPSにファクシミ
リ情報フィールド41が付加されており、ファクシミリ
情報フィールド41にはページの情報とともに両面の属
性、即ち表面かまたは裏面かの情報が挿入されている。
図8では表面は“00”で示され、裏面は“01”で示
される。
【0033】受信側は1枚目の表面の画データを受信す
ると、両面印刷部6で片面の印刷が行われる。受信側は
MPSで次の画データは両面読取の裏面の画データであ
ることを知らされており、片面の印刷が終了した時点で
反対側の印刷に備える。
【0034】受信側がMCFを送信し、送信側がこのM
CFを受信すると、両面読取部3により原稿の1枚目の
裏面を読み取る。読み取られた画データは、受信側へ送
信される。送信すべき原稿はまだ残っているので、送信
側はMPSを送信する。ここで送信されるMPSは図8
に示すファクシミリ情報フィールド41が付加されてな
い信号であり、同様の特性を持ったページのあることが
通知されるのみである。
【0035】受信側は2番目の画データを受信すると、
その画データを両面印刷部6で1枚目の裏面に印刷す
る。受信側はMPSで2番目の画データは両面読取の裏
面であることを知らされている。受信側はMCFを送信
側へ送る。
【0036】送信側がMCFを受信すると、原稿の2枚
目の画データを読み取り、受信側へ送信し、またMPS
を送信する。ここで送信されるMPSは、原稿の2枚目
が片面読取であるので、ファクシミリ情報フィールド4
1が付加されてない信号である。
【0037】受信側は3番目の画データを受信すると、
その画データを両面印刷部6で2枚目の用紙に印刷する
とともに、送信側にMCFを送信する。
【0038】送信側がこのMCFを受信すると、原稿の
3枚目を読み取る。3枚目はRAM8に登録されたペー
ジ情報によると両面読取であるので、両面読取部3はま
ず3枚目の表面を読み取る。読み取られた画データは受
信側へ送信され、その後MPSを送信する。ここで送信
されるMPSの中には付加情報として次のページが両面
読取の裏面であることを示す情報が付加される。
【0039】受信側は3枚目の表面の画データを受信す
ると、両面印刷部6で片面の印刷が行われる。受信側は
MPSで4番目の画データは両面読取の表面の画データ
であることを知らされており、片面の印刷が終了した時
点で反対側の印刷に備える。
【0040】受信側がMCFを送信し、送信側がこのM
CFを受信すると、両面読取部3により原稿の3枚目の
裏面を読み取る。読み取られた画データは、受信側へ送
信される。これで送信すべき画データは終了したので、
送信側はEOPを送信する。
【0041】受信側は送られてきた画データを受信する
と、その画データを両面印刷部6で3枚目の裏面に印刷
する。受信側はMPSで5番目の画データは両面読取の
裏面であることを知らされている。受信側はMCFを送
信側へ送る。送信側は受信側からMCFを送られると、
DCNを送信して手順を終了する。
【0042】以上説明したように、第2の実施の形態に
よれば、手順信号であるMPS信号に両面読取の情報を
付加し、次に送る画データのページ情報を受信側へ通知
するようにしたことにより、両面読取、両面印刷の画デ
ータをITU−T勧告であるT.30の通信手順を変更
することなく送信することができ、受信側で原稿と同様
の印刷出力ができる効果がある。
【0043】次に本発明の第3の実施の形態を説明す
る。第3の実施の形態のファクシミリ装置は原稿の両面
の画データを同じフェーズで送信するようにしたもので
ある。図9は第3の実施の形態のファクシミリ装置を示
すブロック図である。図9において、第3の実施の形態
のファクシミリ装置には蓄積メモリ12が設けられてい
る。蓄積メモリ12は符号化された送信用の画データま
たは受信した画データを蓄積するもので、2ページ分の
画データを蓄積できるようになっている。その他の構成
は第1の実施の形態と同様である。
【0044】次に、送受信動作について通信手順を中心
に説明する。図10はITU−T勧告であるT.30 A
nnexAに準拠した第3の実施の形態の通信手順を示すシ
ーケンス図である。原稿の各ページについての両面読取
か片面読取かの情報は、第1の実施の形態と同様に、オ
ペレーションインタフェース2から入力され、RAM8
に格納され、これによりページ情報が登録される。なお
第3の実施の形態においては、第2の実施の形態と同様
に、送信されるべき原稿の枚数は3枚で、1枚目と3枚
目が両面読取で、2枚目が片面読取となっているものと
する。
【0045】図10において、まず図示していないが、
送信側からCNGを送信して受信側を呼び出すと、これ
を受けて受信側の装置は、CEDを送信側へ送るととも
に、NSF、CSIおよびDISを送信側へ送る。送信
側はこれらの信号を受け入れる。このとき第1の実施の
形態と同様に、NSF信号の中のビットを使用して、受
信側の装置が両面印刷機能があることを宣言する。
【0046】送信側はNSFの両面印刷機能を示すビッ
トを確認し、TSIおよびNSSを受信側へ送り、さら
にTCFを送信する。NSS信号の中には、両面読取の
原稿を含むという情報が挿入される。
【0047】受信側はNSSの内容を確認し、両面印刷
部6の印刷機構を両面モードにセットするとともに、送
信側にCFRを送る。送信側はCFRを受信すると、R
AM8に登録されたページ情報に基づいて、原稿の各ペ
ージを片面と両面に区別して読み取る。
【0048】両面読取部3が原稿の1枚目の表面を読み
取り、読み取られた画データは画像処理部4により処理
され、符号/復号部5で符号化される。符号化された画
データは蓄積メモリ12に格納される。格納後、両面読
取部3は原稿を反転して1枚目の裏面を読み取る。読み
取られた裏面の画データは画像処理部4で処理され、符
号/復号部5で符号化された後、表面の画データと同様
に蓄積メモリ12に格納される。蓄積メモリ12に格納
された表裏の画データは通信制御部9にて1つの画デー
タにまとめられ、モデム10に転送される。モデム10
に転送された画データはアナログデータに変調された
後、再び通信制御部9にて制御されながら回線制御部1
1を経て回線に送出される。
【0049】1枚目の表裏の画データはHDLC形式
(ハイレベル伝送制御手順)のフレームで送信される。
図11にそのフレーム構成を示す。図11において、フ
レーム構成は、同期部分51、1ページ分の画データを
格納するFCD(ファクシミリコードデータ)部52、
1ページの画データの終端を表すRTC(制御復帰信
号)部53、1ページ分の画データを格納するFCD
(ファクシミリコードデータ)部54、1ページの画デ
ータの終端を表すRTC(制御復帰信号)部55および
RCP(部分ページ制御復帰信号)部とから成る。これ
らのうちFCD部52、54とRCP部56は256バ
イト単位のフレームに分割される。FCD部52に表面
の画データが格納され、FCD部54に裏面の画データ
が格納されている。表面の画データと裏面の画データは
RCP部56を介することなく連続して格納されてい
る。
【0050】1枚目の表裏の画データを送信した後、送
信側は、送信すべき原稿はまだ残っているので、MPS
を送信し、受信側からの応答を待つ。回線制御部11か
ら入力された画データはモデム10にて復調され、通信
制御部9によって処理された後、蓄積メモリ12に格納
される。蓄積メモリ12に格納された表裏面の画データ
は、表面の画データと裏面の画データを分離され、それ
ぞれ別の画データとして符号/復号部5で2値のデータ
に復号される。その後、印刷制御部7により制御されて
両面印刷部6で表面の画データは用紙の表面に、裏面の
画データはその用紙の裏面にそれぞれ印刷される。
【0051】受信側はMPSを受信したタイミングでM
CFを送信する。送信側がこのMCFを受信すると、両
面読取部3により原稿の2枚目の表面を読み取る。読み
取られた画データは、受信側へ送信される。ここでは当
然1ページ分の画データが送信される。引き続いて送信
側は、送信すべき原稿はまだ残っているので、MPSを
送信する。
【0052】受信側は2枚目の画データを受信すると、
その画データを両面印刷部6で2枚目の表面に印刷す
る。また受信側はMCFを送信側へ送る。
【0053】送信側がMCFを受信すると、原稿の3枚
目の表裏面の画データを読み取り、受信側へ送信し、ま
たEOPを送信する。ここで送信される画データも図1
1に示すように、表面の画データと裏面の画データが連
続して送られる。
【0054】受信側は3枚目の表裏面の画データを受信
すると、1枚目の場合と同様にその表裏面の画データを
両面印刷部6で3枚目の用紙の表裏に印刷するととも
に、送信側にMCFを送信する。送信側がこのMCFを
受信すると、DCNを送信して手順を終了する。
【0055】以上説明したように、第3の実施の形態に
よれば、両面の画データをフェーズC(画データ送信
時)で1つにまとめて送信するようにしたので、ITU
−T勧告であるT.30の通信手順を変更することなく
受信側で原稿と同様の印刷出力ができるとともに、画デ
ータ送信の迅速化が図れる。
【0056】次に本発明の第4の実施の形態を説明す
る。第4の実施の形態のファクシミリ装置は、画データ
を送信する毎に両面印刷に関する情報をNSSに付加し
て受信側へ送信するようにしたものである。図12は第
4の実施の形態のファクシミリ装置を示すブロック図で
ある。
【0057】図12において、第4の実施の形態のファ
クシミリ装置には操作部13が設けられ、この操作部1
3からは原稿を両面読取するか片面読取するかの設定、
および受信した画データを両面印刷するか片面印刷する
かの設定を行えるようになっている。送信側の装置にお
いて両面読取を設定すると、全ての原稿について、たと
え片面のみの原稿が混在していても、両面読取を行う。
また受信側の装置において両面印刷を設定すると、受信
した画データを必ず両面で印刷する。第4の実施の形態
のファクシミリ装置のその他の構成は、図1に示す第1
の実施の形態のものと同様である。
【0058】次に、送受信動作について通信手順を中心
に説明する。図13は第4の実施の形態の通信手順を示
すシーケンス図、図14は第4の実施の形態における送
信側の動作を示すフローチャート、図15は第4の実施
の形態における受信側の動作を示すフローチャートであ
る。
【0059】送信側装置において、原稿を両面読取する
か片面読取するかは操作部13から指定される。なお第
4の実施の形態においては、送信されるべき原稿の枚数
は3枚で、1枚目と3枚目が両面読取で、2枚目が片面
読取となっているものとする。
【0060】図13、図14、図15において、まず受
信側の装置において、操作部13を介してユーザ設定に
より両面印刷がオンになっていることを確認する(ステ
ップ31)。受信側装置が両面印刷機能を持っていると
(ステップ32)、受信側の装置は、信号NSFに両面
印刷機能ありを設定する(ステップ33)、両面印刷機
能を持っていない場合にはNSFに両面印刷機能なしを
設定する(ステップ34)。NSFへの両面印刷機能あ
りの設定は第1の実施の形態と同様に行われる。このよ
うにして受信側の装置に両面印刷機能がある場合には、
NSF信号の中のビットを使用して、受信側の装置が両
面印刷機能があることを宣言する。受信側装置が両面印
刷機能を持っていない場合には、NSFには両面印刷機
能なしが設定される。送信側からCNGを受けて、CE
Dを送信側へ送るとともに、NSF、CSIおよびDI
Sを送信側へ送る(ステップ35)。
【0061】送信側はNSFを受信すると(ステップ1
1)、NSFの両面印刷機能を示すビットを確認する
(ステップ12)。これにより送信側は、両面印刷が指
定されているかを判断し(ステップ13)、指定されて
いる場合には、信号NSSに両面印刷指示とページ番号
m、表裏nを設定する(ステップ14)。ここで最初に
送られる画データは、1枚目の原稿の表の画データであ
るので、ページ番号は1で表裏は表が設定される。これ
によりNSS信号の中には、図16に示すように両面読
取の原稿を含むという情報が挿入される。図16は第4
の実施の形態のNSS信号の構成を示す説明図である。
また両面印刷が指定されていない場合には、信号NSS
に片面印刷指示を設定する(ステップ15)。送信側は
TSIおよびNSSを受信側へ送信し(ステップ16、
17)、さらにTCFを送信する。
【0062】受信側はNSSを受信して(ステップ3
6)、その内容を確認し(ステップ37)、両面印刷部
6の印刷機構部を両面モードにセットするとともに、送
信側にCFRを送る。送信側はCFRを受信すると、操
作部13で指定された両面読取をするか片面読取をする
かの情報に基づいて(ステップ18、19)、原稿を片
面と両面に区別して読み取る(ステップ20、21、2
2、23)。本例では両面読取が指定されており、ステ
ップ20ではまず原稿の1枚目の表面が読み取られる。
【0063】両面読取部3が原稿の1枚目の表面を読み
取り、読み取られた画データは画像処理部4により処理
され、符号/復号部5で符号化されて、モデム10に転
送される。モデム10に転送された画データはアナログ
データに変調された後、再び通信制御部9にて制御され
ながら回線制御部11を経て回線に送出される。このと
き画データは原稿1枚目の表面の画データとして送出さ
れる(ステップ24)。また片面印刷指示が設定されて
いる場合は、送出される画データにはページ番号および
表裏の情報は付されない(ステップ25)。
【0064】受信側では、画データを受信すると(ステ
ップ38、39)、両面印刷が指定された場合にはNS
Sのページ番号「1」、表裏情報「表」にしたがって用
紙の表面に画データを印刷する(ステップ40)。また
片面印刷が指定してある場合には用紙の片面に画データ
を印刷する(ステップ41)。
【0065】送信側は画データを送出した後、まだ送信
すべき原稿があるので(ステップ26、27)、EOM
を送信する。受信側はEOMを受信することにより画デ
ータの終了を確認し、MCFを送信して次の画データが
送信されてくるのを待つ(ステップ42、43)。送信
側がEOMを送信することにより、受信側からのMCF
受信後、通信手順はフェーズBの初めから繰り返される
ことになる。
【0066】この後、送信側および受信側は、図14お
よび図15に示すフローをそれぞれ繰り返すことにな
る。ただし、送信側から送信されるNSSに設定される
情報は、両面印刷指示とページ番号として1枚目の原稿
の裏の画データであるという情報と裏面であるという情
報が設定される。
【0067】送信側では、両面読取部3で原稿の1枚目
の裏面を読み取り、読み取られた画データは原稿1枚目
の裏面の画データとして送出される。受信側では、画デ
ータを受信すると、NSSのページ番号「1」、表裏情
報「裏」にしたがって前回印刷した用紙の裏面に受信し
た画データを印刷する。
【0068】送信側は画データを送出した後、まだ送信
すべき原稿があるので、EOMを送信する。送信側がE
OMを送信することにより、受信側からのMCF受信
後、通信手順はフェーズBの初めから繰り返されること
になる。このようにまだ送信すべき原稿が残っているか
ぎり、通信手順はフェーズBの初めから繰り返され、送
信される画データは、2枚目の表、2枚目の裏、3枚目
の表、3枚目の裏という順に送信され、受信側では同じ
様に2枚目の表、2枚目の裏、3枚目の表、3枚目の裏
という形態で印刷が行われる。ここで、本例では2枚目
の原稿は片面にしか画データはないが、この場合でも画
データのない2枚目の裏面を読み取ってその読取データ
を送信し、受信側もその読取データを印刷することにな
る。
【0069】以上説明したように、第4の実施の形態に
よれば、1ページ分の画データを送信する毎にフェーズ
Bに戻るようにしても、ITU−T勧告であるT.30
の通信手順を変更することなく、受信側で原稿と同様の
印刷出力ができる。
【0070】次に本発明の第5の実施の形態を説明す
る。第5の実施の形態のファクシミリ装置は、画データ
と同時に両面印刷に関する情報を受信側へ送信するよう
にしたものである。第5の実施の形態のファクシミリ装
置の構成は、図12に示す第4の実施の形態のものと同
様であり、構成の説明は省略する。
【0071】次に、送受信動作について通信手順を中心
に説明する。図17は第5の実施の形態の通信手順を示
すシーケンス図、図18は第5の実施の形態における送
信側の動作を示すフローチャート、図19は第5の実施
の形態における受信側の動作を示すフローチャートであ
る。
【0072】送信側装置において、原稿を両面読取する
か片面読取するかは操作部13から指定される。なお第
5の実施の形態においては、第4の実施の形態の場合と
同様に、送信されるべき原稿の枚数は3枚で、1枚目と
3枚目が両面読取で、2枚目が片面読取となっているも
のとする。
【0073】図17、図18、図19において、まず受
信側の装置において、操作部13を介してユーザ設定に
より両面印刷がオンになっていることを確認する(ステ
ップ71)。受信側装置が両面印刷機能を持っていると
(ステップ72)、受信側の装置は、信号NSFに両面
印刷機能ありを設定する(ステップ73)、両面印刷機
能を持っていない場合にはNSFに両面印刷機能なしを
設定する(ステップ74)。NSFへの両面印刷機能あ
りの設定は第1の実施の形態と同様に行われる。このよ
うにして受信側の装置に両面印刷機能がある場合には、
NSF信号の中のビットを使用して、受信側の装置が両
面印刷機能があることを宣言する。受信側装置が両面印
刷機能を持っていない場合には、NSFには両面印刷機
能なしが設定される。送信側からCNGを受けて、CE
Dを送信側へ送るとともに、NSF、CSIおよびDI
Sを送信側へ送る(ステップ75)。
【0074】送信側はNSFを受信すると(ステップ5
1)、NSFの両面印刷機能を示すビットを確認する
(ステップ52)。これにより送信側は、両面印刷が指
定されているかを判断し(ステップ53)、指定されて
いる場合には、信号NSSに両面印刷指示を設定する
(ステップ54)。図20は第5の実施の形態のNSS
信号を示す説明図である。同図に示すように、NSSに
は両面読取であるという情報だけが挿入される。また両
面印刷が指定されていない場合には、信号NSSに片面
印刷指示を設定する(ステップ55)。送信側はTSI
およびNSSを受信側へ送信し(ステップ56、5
7)、さらにTCFを送信する。
【0075】受信側はNSSを受信して(ステップ7
6)、その内容を確認し(ステップ77)、両面印刷部
6の印刷機構部を両面モードにセットするとともに、送
信側にCFRを送る。送信側はCFRを受信すると、操
作部13で指定された両面読取をするか片面読取をする
かの情報に基づいて(ステップ58、59)、原稿を片
面と両面に区別して読み取る(ステップ60、61、6
2、63)。本例では両面読取が指定されており、ステ
ップ60ではまず原稿の1枚目の表面が読み取られる。
【0076】両面読取部3が原稿の1枚目の表面を読み
取り、読み取られた画データは画像処理部4により処理
され、符号/復号部5で符号化されて、モデム10に転
送される。モデム10に転送された画データはアナログ
データに変調された後、再び通信制御部9にて制御され
ながら回線制御部11を経て回線に送出される。このと
き画データは原稿1枚目の表面の画データとして送出さ
れる(ステップ64)が、画データの先頭には、図21
に示すようにページ情報としてページ番号「1」と表裏
情報「表」が付加される。この場合、表裏情報のビット
数は1で足りるが、ページ番号のビット数は必要に応じ
て確保されているものとする。また片面印刷指示が設定
されている場合は、送出される画データにはページ番号
および表裏の情報は付されない(ステップ65)。
【0077】受信側では、画データを受信すると(ステ
ップ78、79)、両面印刷が指定された場合には画デ
ータとともに送信されたページ情報のページ番号
「1」、表裏情報「表」にしたがって用紙の表面に画デ
ータを印刷する(ステップ80)。また片面印刷が指定
してある場合には用紙の片面に画データを印刷する(ス
テップ81)。
【0078】送信側は画データを送出した後、まだ送信
すべき原稿があるので(ステップ66、67)、MPS
送信する。これにより受信側はまだ送られてくる画デー
タがあることを確認し(ステップ82、83)、MCF
を送信して次の画データが送信されてくるのを待つ。
【0079】送信側では、両面読取部3で原稿の1枚目
の裏面を読み取った画データが原稿1枚目の裏面の画デ
ータとして送信される。このとき画データの先頭には、
ページ情報として1ページ目で裏面という情報が同時に
送信される。受信側では、この情報に基づいて、受信し
た画データを前回印刷した用紙の裏面に印刷する。
【0080】送信側は画データを送出した後、まだ送信
すべき原稿があるので、MPSを送信し、受信側からの
MCF受信後、次の画データを送信する。この画データ
には2ページ目で表面という情報が付加される。以下、
この動作を繰り返し、送信される画データは、これ以
降、2枚目の裏、3枚目の表、3枚目の裏という順に送
信され、受信側では同じ様に、2枚目の裏、3枚目の
表、3枚目の裏という形態で印刷が行われる。ここで、
本例では2枚目の原稿は片面にしか画データはないが、
この場合でも画データのない2枚目の裏面を読み取って
その読取データを送信し、受信側もその読取データを印
刷することになる。
【0081】以上説明したように、第5の実施の形態に
よれば、ページ情報を画データと共に送信するようにし
ても、ITU−T勧告であるT.30の通信手順を変更
することなく、受信側で原稿と同様の印刷出力ができ
る。
【0082】本発明は上記各実施の形態に限定されるも
のではなく、さらに種々の変形が可能である。例えば、
前記第4の実施の形態と第5の実施の形態ではページ情
報としてページ番号を送信しているが、このページ番号
は必ずしも送信しなくても受信側での印刷は可能であ
る。
【0083】また上記第1、第2、第3の各実施の形態
では、オペレーションインタフェース部を設けて、オペ
レータが両面読取の指示をするようにしているが、図2
2に示すように、白紙判定部を設けて、原稿が両面原稿
であるのか片面原稿であるのかを判定し、人手入力を省
くようにしてもよい。図22は第6の実施の形態のファ
クシミリ装置を示すブロック図である。
【0084】図22において、白紙判定部14は、両面
読取部3で読み取られた原稿の両面の画データについ
て、1ページ分の総黒画素数をカウントし、そのカウン
ト値が所定の黒画素数より少ない場合に読取面が白紙で
あると判定する。そしてこの白紙判定部14の判定結果
にしたがって両面読取か片面読取かを設定する。このよ
うに白紙判定部14を設けることにより、オペレータが
介在することなく自動的に両面読取の設定が可能にな
る。
【0085】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、受信側に両面機能があることを確認し、ページ情報
を受信側へ送信することにより、ITU−T勧告である
T.30の通信手段を変更することなく、受信側で原稿
と同様の印刷出力を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のファクシミリ装置を示すブ
ロック図である。
【図2】オペレーションインタフェース部を示す説明図
である。
【図3】第1の実施の形態の通信手順を示すシーケンス
図である。
【図4】送信側の通信動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】NSF信号の構成を示す説明図である。
【図6】NSS信号の構成を示す説明図である。
【図7】第2の実施の形態の通信手順を示すシーケンス
図である。
【図8】MPS信号の構成を示す説明図である。
【図9】第3の実施の形態のファクシミリ装置を示すブ
ロック図である。
【図10】第3の実施の形態の通信手順を示すシーケン
ス図である。
【図11】第3の実施の形態のフレーム構成を示す説明
図である。
【図12】第4の実施の形態のファクシミリ装置を示す
ブロック図である。
【図13】第4の実施の形態の通信手順を示すシーケン
ス図である。
【図14】第4の実施の形態における送信側の動作を示
すフローチャートである。
【図15】第4の実施の形態における受信側の動作を示
すフローチャートである。
【図16】NSS信号の構成を示す説明図である。
【図17】第5の実施の形態の通信手順を示すシーケン
ス図である。
【図18】第5の実施の形態における送信側の動作を示
すフローチャートである。
【図19】第5の実施の形態における受信側の動作を示
すフローチャートである。
【図20】NSS信号の構成を示す説明図である。
【図21】PIXの構成を示す説明図である。
【図22】第6の実施の形態のファクシミリ装置を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
2 オペレーションインタフェース部 3 両面読取部 6 両面印刷部 12 蓄積メモリ 13 操作部 14 白紙判定部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の両面を読取可能な読取部と両面印
    刷が可能な印刷部を有するファクシミリ装置において、 送信する原稿が片面印刷であるか両面印刷であるかの情
    報を各ページについて登録する登録手段と、 前記登録手段により登録された前記情報を所定の信号に
    挿入して送信する機能と、 前記所定の信号に挿入されて送信されてくる前記情報に
    基いて受信データを片面印刷または両面印刷する機能と
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記片面印刷であるか両面印刷であるか
    の情報は全ページについて一括して前記所定の信号に挿
    入される請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記片面印刷であるか両面印刷であるか
    の情報は前記各ページの画像データを送信すると同時に
    送信される請求項1記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記登録手段により登録された前記情報
    に基いて両面印刷するページの表裏の画像データを一括
    して送信する請求項1記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記登録手段は、原稿が両面であるか片
    面であるかを自動的に判定する手段を含む請求項1記載
    のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 原稿の両面を読取可能な読取部と両面印
    刷が可能な印刷部を有するファクシミリ装置において、 両面読取か片面読取かを指示する指示手段と、 前記指示手段の指示により両面読取を行った場合、表面
    の画データか裏面の画データかを所定の信号に挿入して
    画データを送る毎に受信側へ送信する機能とを備えたこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
JP9178107A 1997-07-03 1997-07-03 ファクシミリ装置 Pending JPH1127434A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001052521A1 (fr) * 2000-01-14 2001-07-19 Canon Kabushiki Kaisha Telecopieur, procede de commande du telecopieur et programme de commande d'enregistrement sur un support lisible par ordinateur destine a ce telecopieur
US7085019B2 (en) 2001-03-27 2006-08-01 Canon Kabushiki Kaisha Facsimile apparatus
US7173725B2 (en) 2001-01-25 2007-02-06 Canon Kabushiki Kaisha Electronic apparatus for facsimile communication, control method and control program therefor
JP2011077875A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Brother Industries Ltd 画像読取装置及びプログラム

Cited By (5)

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US6982806B2 (en) 2000-01-14 2006-01-03 Canon Kabushiki Kaisha Facsimile apparatus, control method for facsimile apparatus, and computer-readable storage medium storing control program for facsimile apparatus
US7173725B2 (en) 2001-01-25 2007-02-06 Canon Kabushiki Kaisha Electronic apparatus for facsimile communication, control method and control program therefor
US7085019B2 (en) 2001-03-27 2006-08-01 Canon Kabushiki Kaisha Facsimile apparatus
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