JPH11260176A - 導電防水グロメット - Google Patents
導電防水グロメットInfo
- Publication number
- JPH11260176A JPH11260176A JP10061028A JP6102898A JPH11260176A JP H11260176 A JPH11260176 A JP H11260176A JP 10061028 A JP10061028 A JP 10061028A JP 6102898 A JP6102898 A JP 6102898A JP H11260176 A JPH11260176 A JP H11260176A
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- JP
- Japan
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- lip
- waterproof grommet
- conductive
- braid
- conductive waterproof
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外部被覆を剥いて網組を露出したシールド電
線を挿入して電気接続した網組を防水,被覆する適当な
導電防水グロメットを提供する。 【解決手段】 弾性を有する導電性材料より成る筒状被
覆部5の内面に、内面から突出しそれぞれ内径寸法が順
次小径となる第1リップ6,第2リップ7,第3リップ
8を軸方向に配列して設け、第1リップ6はシールド電
線Wの外部被覆4に密接して防水,密閉する寸法とし、
第2リップ7は網組3に密接して電気接続する寸法と
し、第3リップ8は内部被覆2に密接して防水,密閉す
る寸法とした。
線を挿入して電気接続した網組を防水,被覆する適当な
導電防水グロメットを提供する。 【解決手段】 弾性を有する導電性材料より成る筒状被
覆部5の内面に、内面から突出しそれぞれ内径寸法が順
次小径となる第1リップ6,第2リップ7,第3リップ
8を軸方向に配列して設け、第1リップ6はシールド電
線Wの外部被覆4に密接して防水,密閉する寸法とし、
第2リップ7は網組3に密接して電気接続する寸法と
し、第3リップ8は内部被覆2に密接して防水,密閉す
る寸法とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド電線の網
組に電気接続すると共に、網組を防水密封する導電防水
グロメットに関する。
組に電気接続すると共に、網組を防水密封する導電防水
グロメットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般の2本の電線の導体部を接続するに
は、2本の電線の端部の絶縁被覆を剥ぎ取って導体部を
露出させ、露出した相互の導体部を接続し、接続した導
体部を絶縁性の被覆材で密閉して防水する技術がある
(実開昭48−81383号,実開昭49−40790
号,実開昭61−77566号などの公報参照)。これ
に対してシールド電線Wは、図8に示すように、芯線1
を絶縁被覆する内部被覆2の外面に網組3が設けられ、
網組3を外部被覆4で絶縁被覆しているので、網組の電
気接続は一般の電線の導体部の接続に比較して複雑にな
る。
は、2本の電線の端部の絶縁被覆を剥ぎ取って導体部を
露出させ、露出した相互の導体部を接続し、接続した導
体部を絶縁性の被覆材で密閉して防水する技術がある
(実開昭48−81383号,実開昭49−40790
号,実開昭61−77566号などの公報参照)。これ
に対してシールド電線Wは、図8に示すように、芯線1
を絶縁被覆する内部被覆2の外面に網組3が設けられ、
網組3を外部被覆4で絶縁被覆しているので、網組の電
気接続は一般の電線の導体部の接続に比較して複雑にな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シールド電線Wの網組
3を電気接続するには、シールド電線Wの先端部の外部
被覆4を剥ぎ取って網組3を露出したシールド電線Wを
弾性を有する導電防水グロメットに挿入し、網組3を導
電防水グロメットに電気接続すれば接続構造が簡単にな
る。この場合、網組3の先端部分を除去して内部被覆2
を露出させ、導電グロメットの内面を外部被覆4および
内部被覆2を密着させて網組3周辺を防水,密封する必
要がある。
3を電気接続するには、シールド電線Wの先端部の外部
被覆4を剥ぎ取って網組3を露出したシールド電線Wを
弾性を有する導電防水グロメットに挿入し、網組3を導
電防水グロメットに電気接続すれば接続構造が簡単にな
る。この場合、網組3の先端部分を除去して内部被覆2
を露出させ、導電グロメットの内面を外部被覆4および
内部被覆2を密着させて網組3周辺を防水,密封する必
要がある。
【0004】そのためには、導電防水グロメットの内面
を3つの異径内周面に形成して、大径内周面を外部被覆
4に密着させて防水,密封し、中径内周面を網組3に密
着させて電気接続し、小径内周面を内部被覆2に密着さ
せて防水,密封する方法が考えられる。しかし、小径内
周面の部分では導電防水グロメットの肉厚が厚くなり、
密着力が大きくなるのに対して、大径内周面の部分では
導電防水グロメットの肉厚が厚が薄くなるので、弾性密
着力が不足する問題が生じる。
を3つの異径内周面に形成して、大径内周面を外部被覆
4に密着させて防水,密封し、中径内周面を網組3に密
着させて電気接続し、小径内周面を内部被覆2に密着さ
せて防水,密封する方法が考えられる。しかし、小径内
周面の部分では導電防水グロメットの肉厚が厚くなり、
密着力が大きくなるのに対して、大径内周面の部分では
導電防水グロメットの肉厚が厚が薄くなるので、弾性密
着力が不足する問題が生じる。
【0005】導電防水グロメットの各部分の弾性密着力
を過不足がないようにするには、導電防水グロメットの
外周面を3つの異径外周面にして、導電防水グロメット
の各部分の肉厚をほぼ均一にする方法が考えられる。こ
のような形状の筒状体として、図9に示すようなケーブ
ルブッシュBが公知である(実開平6−86230号公
報参照)。
を過不足がないようにするには、導電防水グロメットの
外周面を3つの異径外周面にして、導電防水グロメット
の各部分の肉厚をほぼ均一にする方法が考えられる。こ
のような形状の筒状体として、図9に示すようなケーブ
ルブッシュBが公知である(実開平6−86230号公
報参照)。
【0006】このケーブルブッシュBのような形状をし
た3つの異径内周面および異径外周面をもつ導電性のケ
ーブルブッシュを作成してシールド電線Wを挿入し、大
径内周面に外部被覆4を防水,密封する密着力で圧接
し、中径内周面に網組3を圧接して電気接続し、小径内
周面に内部被覆2を防水,密封する密着力で圧接した場
合、シールド電線Wをケーブルブッシュに挿入するのに
極めて大きな挿入力が必要となるので、挿入作業が極め
て困難になるのみならず、大きな挿入摩擦力を受けるケ
ーブルブッシュが部分的に異常引張して損傷する問題が
ある。特に、ケーブルブッシュの直径の変化する部分に
ウイークポイントPがあると切断が生じ易い。
た3つの異径内周面および異径外周面をもつ導電性のケ
ーブルブッシュを作成してシールド電線Wを挿入し、大
径内周面に外部被覆4を防水,密封する密着力で圧接
し、中径内周面に網組3を圧接して電気接続し、小径内
周面に内部被覆2を防水,密封する密着力で圧接した場
合、シールド電線Wをケーブルブッシュに挿入するのに
極めて大きな挿入力が必要となるので、挿入作業が極め
て困難になるのみならず、大きな挿入摩擦力を受けるケ
ーブルブッシュが部分的に異常引張して損傷する問題が
ある。特に、ケーブルブッシュの直径の変化する部分に
ウイークポイントPがあると切断が生じ易い。
【0007】本発明は、かかる課題を解決することを目
的とし、シールド電線Wの挿入作業が容易であり、挿入
作業によって損傷することなく、しかも、網組3の電気
接続とその周囲の防水,密封が確実である導電防水グロ
メットを提供するものである。
的とし、シールド電線Wの挿入作業が容易であり、挿入
作業によって損傷することなく、しかも、網組3の電気
接続とその周囲の防水,密封が確実である導電防水グロ
メットを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の導電防水グロメットは、弾性を有する導電
性材料より成る筒状被覆部の内面に、該内面から突出し
それぞれの内径寸法が順次小径となる第1リップ,第2
リップ,第3リップを前記筒状被覆部の軸方向に配列し
て設け、該第1リップは、シールド電線の外側被覆を防
水密封する内径を有し、該第2リップは、前記シールド
電線の網組に密接して電気接続される内径を有し、該第
3リップは、前記シールド電線の内部被覆を防水密封す
る内径に構成した。
に、本発明の導電防水グロメットは、弾性を有する導電
性材料より成る筒状被覆部の内面に、該内面から突出し
それぞれの内径寸法が順次小径となる第1リップ,第2
リップ,第3リップを前記筒状被覆部の軸方向に配列し
て設け、該第1リップは、シールド電線の外側被覆を防
水密封する内径を有し、該第2リップは、前記シールド
電線の網組に密接して電気接続される内径を有し、該第
3リップは、前記シールド電線の内部被覆を防水密封す
る内径に構成した。
【0009】前記第1リップ,第2リップおよび第3リ
ップの肉厚をほぼ同一にすることにより、前記各リップ
の内周面の密接力をほぼ均一にするとよい。
ップの肉厚をほぼ同一にすることにより、前記各リップ
の内周面の密接力をほぼ均一にするとよい。
【0010】それぞれ前記第1リップ,第2リップ,第
3リップを備えた複数個の前記筒状被覆部を一体的に結
合することにより、それぞれの前記筒状被覆部に挿入さ
れるシールド電線相互を電気接続することができる。
3リップを備えた複数個の前記筒状被覆部を一体的に結
合することにより、それぞれの前記筒状被覆部に挿入さ
れるシールド電線相互を電気接続することができる。
【0011】また、前記筒状被覆部の外面に折り曲げ可
能なカバーシート部を延設し、折り曲げられた該カバー
シート部に挟持されたシールド電線の網組と前記第2リ
ップに密接するシールド電線の網組が電気接続されるよ
うにすることができる。この場合、前記導電防水グロメ
ットは、前記カバーシート部を折り曲げた状態でプロテ
クタ本体に収容され、前記カバーシート部は、該プロテ
クタ本体を閉鎖する蓋により前記網組を挟圧する方向に
押圧されるようにすることができる。
能なカバーシート部を延設し、折り曲げられた該カバー
シート部に挟持されたシールド電線の網組と前記第2リ
ップに密接するシールド電線の網組が電気接続されるよ
うにすることができる。この場合、前記導電防水グロメ
ットは、前記カバーシート部を折り曲げた状態でプロテ
クタ本体に収容され、前記カバーシート部は、該プロテ
クタ本体を閉鎖する蓋により前記網組を挟圧する方向に
押圧されるようにすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態の具体例
を図面を参照して説明する。図1はシールド電線Wが挿
入された導電防水グロメットAの縦断面図、図2は導電
防水グロメットAの斜視図、図3は図2のX−X断面図
である。導電防水グロメットAは、弾性を有する導電性
材料として、例えば導電性ゴム材により構成される。
を図面を参照して説明する。図1はシールド電線Wが挿
入された導電防水グロメットAの縦断面図、図2は導電
防水グロメットAの斜視図、図3は図2のX−X断面図
である。導電防水グロメットAは、弾性を有する導電性
材料として、例えば導電性ゴム材により構成される。
【0013】導電防水グロメットAは、筒状被覆部5の
内面に、内面から環状突起状に突出する第1リップ6,
第2リップ7,第3リップ8が一体的に設けられる。第
1リップ6の内径は、シールド電線Wの外部被覆4に弾
性力で密着して防水,密封する寸法であり、第2リップ
7の内径は、シールド電線Wの網組3に弾性力で密着し
て電気接続する寸法であり、第3リップ8の内径は、シ
ールド電線Wの内部被覆2に弾性力で密着して防水,密
封する寸法である。
内面に、内面から環状突起状に突出する第1リップ6,
第2リップ7,第3リップ8が一体的に設けられる。第
1リップ6の内径は、シールド電線Wの外部被覆4に弾
性力で密着して防水,密封する寸法であり、第2リップ
7の内径は、シールド電線Wの網組3に弾性力で密着し
て電気接続する寸法であり、第3リップ8の内径は、シ
ールド電線Wの内部被覆2に弾性力で密着して防水,密
封する寸法である。
【0014】第1リップ6,第2リップ7,第3リップ
8の肉厚をほぼ同一にして、それぞれの内周面がシール
ド電線Wに密接する力をほぼ均一になるようにする。第
1リップ6および第3リップ8は、網組3の周辺を確実
に防水,密封する密着力で接触するが、導電防水グロメ
ットAの軸方向の接触幅が大きくないので、シールド電
線Wを挿入するときの大きな摩擦抵抗にはならない。第
2リップ7も、網組3を電気接続するに足りる密着力を
有するが、軸方向の接触幅が大きくないので、同様に大
きな摩擦抵抗にはならない。
8の肉厚をほぼ同一にして、それぞれの内周面がシール
ド電線Wに密接する力をほぼ均一になるようにする。第
1リップ6および第3リップ8は、網組3の周辺を確実
に防水,密封する密着力で接触するが、導電防水グロメ
ットAの軸方向の接触幅が大きくないので、シールド電
線Wを挿入するときの大きな摩擦抵抗にはならない。第
2リップ7も、網組3を電気接続するに足りる密着力を
有するが、軸方向の接触幅が大きくないので、同様に大
きな摩擦抵抗にはならない。
【0015】図4は、以上のように構成された導電防水
グロメットAを複数個(図3では2個)を一体的に結合
した複合型の導電防水グロメットA1 を示す斜視図であ
り、それぞれの導電防水グロメットAに挿入した電線W
の網組3が相互に電気接続される。
グロメットAを複数個(図3では2個)を一体的に結合
した複合型の導電防水グロメットA1 を示す斜視図であ
り、それぞれの導電防水グロメットAに挿入した電線W
の網組3が相互に電気接続される。
【0016】図5は、導電防水グロメットAの筒状被覆
部5の外面に、折り曲げ可能なカバーシート部9を延設
したシート付き導電防水グロメットA2 の斜視図であ
り、カバーシート部9は折り曲げたときの内壁面には、
シールド電線Wの外部被覆4を挟持する挟持面9aと、
露出した網組3を挟持する挟持面9bが形成される。導
電防水グロメットAに網組3を露出したシールド電線W
を挿入し、図5に示すように、半ば折り曲げたカバーシ
ート部9に網組3を露出した他のシールド電線W′をカ
バーシート部9を挿入した後に、カバーシート部9を更
に折り曲げると、両シールド電線W,W′の網組3が相
互に電気接続される。
部5の外面に、折り曲げ可能なカバーシート部9を延設
したシート付き導電防水グロメットA2 の斜視図であ
り、カバーシート部9は折り曲げたときの内壁面には、
シールド電線Wの外部被覆4を挟持する挟持面9aと、
露出した網組3を挟持する挟持面9bが形成される。導
電防水グロメットAに網組3を露出したシールド電線W
を挿入し、図5に示すように、半ば折り曲げたカバーシ
ート部9に網組3を露出した他のシールド電線W′をカ
バーシート部9を挿入した後に、カバーシート部9を更
に折り曲げると、両シールド電線W,W′の網組3が相
互に電気接続される。
【0017】図6は、シート付き導電防水グロメットA
2 を収容するプロテクタCの側面図であり、溝形状のプ
ロテクタ本体10の一端にヒンジ11を介して蓋12が
接続し、プロテクタ本体10の他端には、蓋12の端部
に係合する公知のロック機構が設けられる。このプロテ
クタ本体10に、カバーシート部9を半ば折り曲げた状
態にしてシート付き導電防水グロメットA2 を挿入した
後に、蓋12を閉めてロックすると、蓋12に押圧され
たカバーシート部9の内壁面の挟持面9bがシールド電
線W′の網組3に密着する。
2 を収容するプロテクタCの側面図であり、溝形状のプ
ロテクタ本体10の一端にヒンジ11を介して蓋12が
接続し、プロテクタ本体10の他端には、蓋12の端部
に係合する公知のロック機構が設けられる。このプロテ
クタ本体10に、カバーシート部9を半ば折り曲げた状
態にしてシート付き導電防水グロメットA2 を挿入した
後に、蓋12を閉めてロックすると、蓋12に押圧され
たカバーシート部9の内壁面の挟持面9bがシールド電
線W′の網組3に密着する。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上述べたように構成されてい
るので、下記に示すような効果を奏する。 (1) 導電防水グロメットは、筒状被覆部の内面に内径が
異なる第1,第2,第3リップを設け、第1リップをシ
ールド電線の外部被覆に密着させ、第2リップを網組に
密着させ、第3リップを内部被覆に密着させることがで
きる。第1,第2,第3のリップは軸方向の密着幅が小
さいので、シールド電線の挿入抵抗が小さく、挿入作業
は容易である。
るので、下記に示すような効果を奏する。 (1) 導電防水グロメットは、筒状被覆部の内面に内径が
異なる第1,第2,第3リップを設け、第1リップをシ
ールド電線の外部被覆に密着させ、第2リップを網組に
密着させ、第3リップを内部被覆に密着させることがで
きる。第1,第2,第3のリップは軸方向の密着幅が小
さいので、シールド電線の挿入抵抗が小さく、挿入作業
は容易である。
【0019】(2) 第1,第2,第3リップの肉厚をほぼ
同一にすることにより、各リップの密着力はほぼ均一で
あり、電気接続および防水密封に過不足を生じることは
ない。 (3) この導電防水グロメットを複数連結して複合型の導
電防水グロメットとした場合には、それぞれの導電防水
グロメットに挿入したシールド電線の網組を相互に電気
接続することができる。
同一にすることにより、各リップの密着力はほぼ均一で
あり、電気接続および防水密封に過不足を生じることは
ない。 (3) この導電防水グロメットを複数連結して複合型の導
電防水グロメットとした場合には、それぞれの導電防水
グロメットに挿入したシールド電線の網組を相互に電気
接続することができる。
【0020】(4) 導電防水グロメットに折り曲げ可能な
カバーシート部を設けてシート付き導電防水グロメット
とした場合には、導電防水グロメットに挿入したシール
ド電線の網組と、カバーシート部に挟持したシールド電
線の網組とを電気接続することができる。
カバーシート部を設けてシート付き導電防水グロメット
とした場合には、導電防水グロメットに挿入したシール
ド電線の網組と、カバーシート部に挟持したシールド電
線の網組とを電気接続することができる。
【図1】本発明のシールド電線が挿入された導電防水グ
ロメットの縦断面図である。
ロメットの縦断面図である。
【図2】図1の導電防水グロメットの斜視図である。
【図3】図2のX−X断面図である。
【図4】本発明の導電防水グロメットを複数個一体的に
結合した複合型の導電防水グロメットを示す斜視図であ
る。
結合した複合型の導電防水グロメットを示す斜視図であ
る。
【図5】本発明の導電防水グロメットの筒状被覆部の外
面に、折り曲げ可能なシートを延設したシート付き導電
防水グロメットの斜視図である。
面に、折り曲げ可能なシートを延設したシート付き導電
防水グロメットの斜視図である。
【図6】図5のシート付き導電防水グロメットが挿入さ
れたプロテクタの側面図である。
れたプロテクタの側面図である。
【図7】蓋を閉鎖した図6のプロテクタの側面図であ
る。
る。
【図8】本発明に使用する端部の皮剥きをしたシールド
電線の斜視図である。
電線の斜視図である。
【図9】異径内周面および異径外周面をもつ従来のケー
ブルブッシュの縦断面図である。
ブルブッシュの縦断面図である。
W,W′ シールド電線 A,A1 ,A2 導電防水グロメット C プロテクタ 1 芯線 2 内部被覆 3 網組 4 外部被覆 5 筒状被覆部 6 第1リップ 7 第2リップ 8 第3リップ 9 折り曲げ可能なカバーシート部 10 プロテクタ本体 12 蓋
Claims (5)
- 【請求項1】 弾性を有する導電性材料より成る筒状被
覆部の内面に、該内面から突出しそれぞれの内径寸法が
順次小径となる第1リップ,第2リップ,第3リップを
前記筒状被覆部の軸方向に配列して設け、 該第1リップは、シールド電線の外側被覆を防水密封す
る内径を有し、該第2リップは、前記シールド電線の網
組に密接して電気接続される内径を有し、該第3リップ
は、前記シールド電線の内部被覆を防水密封する内径を
有することを特徴とする導電防水グロメット。 - 【請求項2】 前記第1リップ,第2リップおよび第3
リップの肉厚をほぼ同一にすることにより、前記各リッ
プの内周面の密接力をほぼ均一にしたことを特徴とする
請求項1記載の導電防水グロメット。 - 【請求項3】 それぞれ前記第1リップ,第2リップ,
第3リップを備えた複数個の前記筒状被覆部を一体的に
結合することにより、それぞれの前記筒状被覆部に挿入
されるシールド電線相互を電気接続することを特徴とす
る請求項1又は2記載の導電防水グロメット。 - 【請求項4】 前記筒状被覆部の外面に折り曲げ可能な
カバーシート部を延設し、折り曲げられた該カバーシー
ト部に挟持されたシールド電線の網組と前記第2リップ
に密接するシールド電線の網組が電気接続されることを
特徴とする請求項1,2又は3記載の導電防水グロメッ
ト。 - 【請求項5】前記導電防水グロメットは、前記カバーシ
ート部を折り曲げた状態でプロテクタ本体に収容され、
前記カバーシート部は、該プロテクタ本体を閉鎖する蓋
により前記網組を挟圧する方向に押圧されることを特徴
とする請求項4記載の導電防水グロメット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10061028A JPH11260176A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 導電防水グロメット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10061028A JPH11260176A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 導電防水グロメット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11260176A true JPH11260176A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13159446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10061028A Withdrawn JPH11260176A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 導電防水グロメット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11260176A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005016340B3 (de) * | 2005-04-09 | 2006-08-10 | Adc Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zur universellen Kabeldurchführung |
JP2006310315A (ja) * | 2005-04-30 | 2006-11-09 | Weidmueller Interface Gmbh & Co Kg | 電気的な導体のための導通部を備えたケーシング |
JP2012235637A (ja) * | 2011-05-06 | 2012-11-29 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | グロメット |
JP2014100013A (ja) * | 2012-11-15 | 2014-05-29 | Yazaki Corp | 電線保持構造 |
-
1998
- 1998-03-12 JP JP10061028A patent/JPH11260176A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005016340B3 (de) * | 2005-04-09 | 2006-08-10 | Adc Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zur universellen Kabeldurchführung |
US7790989B2 (en) | 2005-04-09 | 2010-09-07 | Adc Gmbh | Device and method for universally leading through cables |
JP2006310315A (ja) * | 2005-04-30 | 2006-11-09 | Weidmueller Interface Gmbh & Co Kg | 電気的な導体のための導通部を備えたケーシング |
JP2012235637A (ja) * | 2011-05-06 | 2012-11-29 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | グロメット |
JP2014100013A (ja) * | 2012-11-15 | 2014-05-29 | Yazaki Corp | 電線保持構造 |
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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