[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH11268771A - エア・ダンネ―ジ袋 - Google Patents

エア・ダンネ―ジ袋

Info

Publication number
JPH11268771A
JPH11268771A JP11012889A JP1288999A JPH11268771A JP H11268771 A JPH11268771 A JP H11268771A JP 11012889 A JP11012889 A JP 11012889A JP 1288999 A JP1288999 A JP 1288999A JP H11268771 A JPH11268771 A JP H11268771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
air
check valve
synthetic resin
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11012889A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomematsu Abe
留松 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11012889A priority Critical patent/JPH11268771A/ja
Publication of JPH11268771A publication Critical patent/JPH11268771A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自在かつ容易に装着することができ外気の温
度変化にも安定した緩衝効果と完全な荷崩れ防止に好適
なエア・ダンネージ袋を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製薄膜袋体の少なくとも一隅部
に弁フラップ15を有する逆止弁13を熱溶着した内袋
11と排気弁16、及び外袋12を有し、逆止弁13の
内面に油を塗布したエア・ダンネージ袋10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナ、貨車、
船舶、トラックによる積荷を安定的に内部固定して衝撃
を吸収し、輸送中の破損を防止する荷敷き材、すなわ
ち、ダンネージ材に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のダンネージ材のひとつとしてエア
・ダンネージ袋があり、これは、内部に空気を封入した
ポリエチレン薄膜フィルムの内袋の外側を耐久性のある
紙袋で被覆したものであって、これを積荷と積荷の間に
挿入することにより、積荷の固定を兼ねた緩衝用材とし
て使用されている。例えば図4に示すように、従来のエ
ア・ダンネージ袋1は、空気を封入するための気密性に
優れた前記フィルム素材からなる内袋2と、内袋2の外
側面を被覆し反復使用に耐える素材を用いた外袋3から
なり、空気バルブ4を内袋2の平面部分に取り付けてい
る。積荷6を輸送箱5内に収容したのち、積荷6と積荷
6の間、または、積荷6と輸送箱5の間の空間にエア・
ダンネージ袋1を挿入したのち、空気を封入、膨脹させ
て前記空間の隙間をなくし、積荷6の移動を妨げると共
に、緩衝材として積荷6を保護するように構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のエア・ダン
ネージ袋1を使用するには、図5に示すように、エアガ
ン8を用いて空気を注入する際、積荷6と積荷6との間
からエア・ダンネージ袋1の空気バルブ4を手前に引き
出さなければならなかった。すなわち、エア・ダンネー
ジ袋1が積荷6と接触する面と直角の方向からエアガン
8を使用しなければならず、空気を注入するのに時間が
かかり、積荷6を固定しようとして、空気バルブ4にキ
ャップ7を挿入しエアガン8を空気バルブ4から抜き取
る際、注入した空気がエア・ダンネージ袋1から放散し
やすく、完全な状態で積荷を固定することができない。
また逆に、空気をエア・ダンネージ袋1から抜き取った
後にも空気が残留し、再使用時に、エア・ダンネージ袋
1の容積が最小になり難く、利便性、簡便性で問題点が
あった。
【0004】また、逆止弁13に求められる機能として
は、エア・ダンネージ袋10の空気圧を長期間維持する
ことが重要であるが、ポリエチレン系薄膜フィルムを使
用している逆止弁13は、外気温の変化によって伸縮が
生じ、特に、寒冷地での使用時には硬化して逆止弁とし
ての機能を十分に発揮できなくなるおそれがあった。
【0005】外気の空気密度も気温変化によって異なる
が、常時、膨脹、収縮を繰り返しており、素材フィルム
と空気との伸縮率が異なることに起因して、逆止弁から
極く微量ながら空気漏れを引き起こすおそれがあり、長
期間にわたって空気を密封することが困難になるという
機能障害を生じていた。本発明は、上記の問題点を解決
することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、下記のよ
うなエア・ダンネージ袋によって達成される。第1の発
明(請求項1及び、実施の形態1に相当する)は、ポリ
エチレン薄膜フィルムの流体返戻部を有する逆止弁を、
内袋の互いに対向する平面と平行に、内袋の外縁に沿っ
た隅部に設け、内袋の外側を反復使用に耐える素材を用
いた外袋で被覆して形成したエア・ダンネージ袋であ
る。これにより、従来のようにエア・ダンネージ袋を積
荷と積荷との間から空気バルブを引き出すことなく、空
気を注入することが可能となる。
【0007】使用環境の寒暖の差によって発生する空気
の膨脹、収縮に対応して、逆止弁フィルムも膨脹、収縮
するが、空気とフィルム素材の膨脹率、収縮率の差違に
より歪が発生し、逆止弁からの空気漏れを誘発するおそ
れがある。逆止弁の相対する面に適正なオイルを塗布す
ることによって、外気の温度変化の影響を受けることな
く、逆止弁からの空気漏れを防止することができ、袋内
の空気は安定状態を保持したまま封入することが可能で
ある。本発明に係る逆止弁の作用により、エアガンを空
気バルブから抜き取っても空気は逸散することなく、袋
内の空気圧を最適の状態のまま保持することができ、作
業の簡易化も実現することができる。
【0008】さらに、本発明の逆止弁から、例えば、ス
トロー状の細いパイプ材を差し込むことにより、容易に
袋内部の空気を抜き出すことができ、また、エア・ダン
ネージ袋に排気専用バルブを配設することにより、逆止
弁フィルムを損傷することなくエア・ダンネージ袋の再
使用が可能となる。
【0009】第2の発明(請求項2及び、実施の形態2
に相当する)は、本発明の流体返戻部を有する逆止弁を
溶着した合成樹脂製薄膜袋体を並列に連設して形成した
内袋の複数個の列に対して、これらの内袋と直角方向に
空気を導入する流路を配設し、この流路の末端部に外気
を取り入れる別の逆止弁を設けて形成したものであり、
第1の発明と同様に内袋の外側は外袋で被覆されたエア
・ダンネージ袋である。これにより、各内袋は個別に逆
止弁を備えているから、万一1つの内袋が損傷して空気
圧が減少しても、他の内袋の空気圧に影響が及ぶという
不具合を避けることができる。
【0010】第3の発明(請求項3、請求項4、請求項
6、請求項7及び実施の形態3に相当する)は、前記第
1の発明のエア・ダンネージ袋10の排気弁16の改良
に係るものであって、例えば、図2に示すような使用状
態において、積荷6と積荷6の間に装着したエア・ダン
ネージ袋の排気を容易に実施するための排気弁の位置と
構造の改良を図ったものである。
【0011】また、第4の発明(請求項5、請求項6、
請求項7及び実施の形態5に相当する)は、例えば図1
0、図11に示すように、輸送箱5の内部に緩衝用材と
して使用したエア・ダンネージ袋41の逆止弁43が、
エア・ダンネージ袋41の自重によって、輸送箱5の内
部に引込まれてしまうのを防止する手段として、逆止弁
43の給気口に、容易には曲がり難い硬質の盤状のフラ
ンジを固着してストッパとしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。 〈実施の形態1〉図1は、本発明に係るエア・ダンネー
ジ袋の実施の形態1を示す外観斜視図である。本発明の
エア・ダンネージ袋10は、空気を封入するための気密
性に優れたポリエチレン薄膜フィルム素材からなる内袋
2と、内袋2を覆い反復使用に耐える構造の外袋3を有
するが、本願発明に係る流体返戻部を有する逆止弁は、
先願の特公平7−117171号公報に開示されている
ものを使用する。すなわち実施の形態1は、弁フラップ
15を備える逆止弁13を、内袋2の隅部に少なくとも
1個備える点に特徴を有する。この逆止弁13を使用す
ることにより、図5に示した従来例のように、空気注入
口を手前に引き出すことなく、エア・ダンネージ袋10
の両平面と平行の方向からエアガン7を導入して逆止弁
13から空気を注入する作業と、空気を抜き取る作業と
が極めて容易に実施可能になる。なお排気弁16は内袋
11の平面部に設けられ、外袋12を貫通して外部に露
出するように設けられている。
【0013】上記の構成により、例えば、ストローのよ
うな細いパイプ材を弁フラップ15の内部に差し込み、
容易に内袋11内部の空気を抜き出すことができ、さら
にまた、上記の作業を実施したのち、排気弁16を開放
することにより、残留空気を抜き取ることができる。逆
止弁13の相対する面に塗布したオイルによって、弁フ
ィルム間の密着力を増加し、温度差による伸縮に伴う空
気漏れを完全に防止することができる。
【0014】〈実施の形態2〉図3は、本発明に係るエ
ア・ダンネージ袋の実施の形態2を示す外観斜視図であ
る。本実施の形態では、内袋21は、それぞれ逆止弁1
3(請求項2の逆止弁の第1)を備えており、内袋21
aと内袋21bとは並列に隣接して設けられている。ま
た、各内袋の逆止弁13a、13bに臨んで一方が閉端
部、他方に開端部を有する筒状の流路22が設けられ、
流路22の開端部に逆止弁23(請求項2の逆止弁の第
2)が設けられている。内袋21a、21bの外側面は
外袋24によって被覆されている。
【0015】逆止弁23から空気を送入することによ
り、逆止弁13を経て内袋21内にそれぞれ空気が封入
され、エア・ダンネージ袋20は膨脹し、空気の送入を
停止しても外部へ漏れることはない。内袋21は、それ
ぞれに逆止弁13を備えているから、例えば内袋21a
が、突起物により穴があくことがあっても、流路22と
内袋21bの空気は外部に放散されることなく、エア・
ダンネージ袋20の機能が完全に喪失することはなく、
積荷に対する荷崩れ防止効果は維持される。
【0016】なお、実施の形態1、実施の形態2の何れ
についても、本発明の流体返戻部を有する逆止弁を介し
てエア・ダンネージ袋に専用のエアガンを用いて空気を
注入することにより、エアガン後部の空気誘導口から外
気を吸入して通常の概ね3倍の流量の空気を流入し、作
業の簡易化を実現することができる。任意の空気圧力に
達したとき、余分な空気は、自動的にエアガンの後部穴
から排出することができ、作業員が交代しても適正な空
気圧力が確保される。
【0017】なお、本発明に係るエア・ダンネージ袋に
使用される材料の実施例を記すと、外袋は、クラフト
紙:75g/15PE/PEクロス、内袋は、HPE:
0.1μm×2を使用しており、空気の注入圧力は、
0.15kg/cm2〜0.21kg/cm2の範囲での
使用が好ましい。また、コンテナ用エア・ダンネージ袋
のサイズは、500mm×1000mm〜1050mm
〜2200mmの各種があり、充填可能な間隙寸法は、
10cm〜40cmに及んでいる。
【0018】〈実施の形態3〉本発明に係るエア・ダン
ネージ袋の実施の形態3を図6、図7、図8、及び、図
12を用いて説明する。図6は、本実施の形態のエア・
ダンネージ袋の構造を示す平面図であって、内袋31を
形成する合成樹脂製薄膜シートの片面を剥がした状態を
示している。同図に示すように、内袋31は、上下2枚
の合成樹脂製薄膜シートの間に逆止弁33、排気弁36
を挾んだのち、内袋31の周縁部のみを、例えば、熱溶
着によりシールして気密形成したものである。
【0019】図7は、内袋31の排気弁36に、排気弁
クリップ39を装着して排気弁36を気密状態に封止し
た状態を示す平面図である。図2に示した積荷6と積荷
6に挾まれたエア・ダンネージ袋の排気を容易に実施す
るため、図6のように、空気を送給する逆止弁33を有
する給気口、及び空気を排出する排気弁36は、何れも
内袋31の外縁部に沿って並設されている。本実施の形
態では、図8に示す手順により、排気弁36の排気口と
なる筒状体の先端を、同図(a)から同図(b)のよう
にUターンさせ、このUターン部分に同図(c)のよう
に排気弁クリップ39を装着したものである。
【0020】図9は、図7のA−A拡大断面図であっ
て、排気弁36をUターンさせてループ状に変形した部
分に、中空円筒体の案内ロッド38を挿入させつつ、排
気弁クリップ39の切溝40の、互いに対向する面と面
との間に、Uターンして重なった排気弁36を挟接して
固定するように構成している。排気弁クリップ39は、
切溝40の互いに対向する面同士が弾性的に密着するよ
うに形成しているから、排気弁36に、排気弁クリップ
39を装着することによって内袋31内は気密状態を確
保することができる。なお切溝40が中空円筒体の開放
端に臨む部位は、図7に示すように、円弧R状に形成し
前記挿入動作の容易化を図っている。また、排気弁36
から排気弁クリップ39を引抜くことにより、積荷6に
よって空間を限定されることなく、封入した空気を容易
に脱気することができる点に本実施の形態の特徴があ
る。
【0021】逆止弁33から圧縮空気を送給することに
より、内袋31は膨化して体積を増し、積荷6と積荷6
の間にエア・ダンネージ袋を容易に装着することするこ
とができる。図12(a)は、内袋31の膨化状態にお
ける逆止弁を含む断面を示す図である。内袋31を膨化
させたのち、給気口33aからの空気の送給を停止する
と、実施の形態1と同様に、内袋31内の圧縮空気は、
逆止弁33からも、排気弁36からも外部への放出は妨
げられるから、内袋31の内圧を受けて逆止弁33、排
気弁36は扁平状態に収縮している。
【0022】逆止弁33は、2枚の合成樹脂製薄膜を重
ねて両側縁を溶着して扁平な筒状体と給気口33aを形
成しているが、同図(b)に示すように、逆止弁33の
変形として、2枚の合成樹脂製薄膜を重ね合わせる代り
に、内袋31を形成している合成樹脂製薄膜の一方側
と、1枚の合成樹脂製薄膜との間に弁フラップ15を溶
着してエア・ダンネージ袋を形成することも可能であ
る。図12(b)はこのように形成した逆止弁33を備
えた内袋31の膨化状態における逆止弁33を含む断面
図を示し、逆止弁33は、内袋31の内圧を受けて扁平
になり、内袋31の内側に収縮して張り着いている。排
気弁36についても、逆止弁33に準じて形成すること
が可能なことは言うまでもない。
【0023】次に、図6〜図9に示した本実施の形態の
エア・ダンネージ袋は、内袋31単独に用いたものを例
示しているが、実施の形態1と同様に、反復して使用す
るに耐えうる素材、例えば、セメント袋のようなクラフ
ト紙の保護袋を用いて、図6の逆止弁33と排気弁36
を除く内袋31のみを被覆した、エア・ダンネージ袋に
も適用できることは勿論である。
【0024】また、本実施の形態は、実施の形態1と同
様に、逆止弁33の互いに対向する2面に適正な粘性を
有するオイルを塗布して、弁フィルム間の接着力を増加
することにより、例えば、赤道直下の酷暑地から北極圏
に近い寒冷地までの輸送に耐えるエア・ダンネージ袋を
提供することができる。
【0025】〈実施の形態4〉さらにまた、図3に示し
た実施の形態2において、流路22に逆止弁23を備え
ず単に各内袋21a、21bが流路22を共有するタイ
プについて、外袋24と内袋21とを一体にシールすれ
ば、複数個並列に連設したn個のエア・ダンネージ袋が
得られ、これらのn個をそれぞれ単独に切り離して独立
形として使用することもできる。なお、本実施の形態
は、特開平5−193673号の実施例に開示された袋
体と、図3の外袋24とを共にシールして形成した応用
例を提示したものである。
【0026】〈実施の形態5〉図10、図11は、本発
明の実施の形態5を示し、図4は、輸送箱5の内部に緩
衝用材としてエア・ダンネージ袋41を使用した例であ
って、輸送箱5内に収容した物品などのパッキング材、
緩衝用材としてエア・ダンネージ袋41が使用されてい
るものであるが、輸送箱5に物品を収容した後、空気を
送給してエア・ダンネージ袋41を膨化させるとき、逆
止弁43がエア・ダンネージ袋41の自重によって、輸
送箱5の内部に引込まれてしまうことがある。本実施の
形態は、このような事態に対処するに好適な逆止弁43
の構造を提供するものである。
【0027】すなわち、図11に示すように、内袋41
には、貫通穴44aを具有する硬質盤状フランジ44が
逆止弁43の先端部に固着されており、給気口43aと
貫通穴44aとは気密して連通するように一体に固着さ
れている。よって、図10に示すように、硬質盤状フラ
ンジ44がストッパとなって逆止弁43は輸送箱5に係
止される。フランジ付きのエアガンと硬質盤状フランジ
44とを接続して、圧縮空気を送給すれば、なんらの支
障なく内袋41に圧縮空気を封入することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の実施により、積荷と積荷間、ま
たは、積荷とコンテナ、または、輸送箱内壁との空間ス
ペースに容易、かつ、自在にエア・ダンネージ袋を装着
することができ、また、外気の温度変化に対しても安定
した緩衝と固定の効果を得ることが可能で、完全な荷崩
れ防止効果を達成することができる。
【0029】また、積荷と積荷間に装着したエア・ダン
ネージ袋の脱気の容易な構造を提供し、さらにまた、輸
送箱内に使用するエア・ダンネージ袋に好適な逆止弁ス
トッパを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態1のエア・ダンネージ
袋の外観を示す斜視図である。
【図2】エア・ダンネージ袋の使用例を示す図である。
【図3】本発明に係る実施の形態2のエア・ダンネージ
袋の外観を示す斜視図である。
【図4】従来のエア・ダンネージ袋の外観を示す斜視図
である。
【図5】従来のエア・ダンネージ袋の装着作業状態を示
す図である。
【図6】本発明の実施の形態3の内袋の合成樹脂製薄膜
シートの片面を剥がした状態を示す平面図である。
【図7】本発明の実施の形態3の排気弁に排気弁クリッ
プを装着した状態を示す平面図である。
【図8】本発明の実施の形態3の排気弁の先端をUター
ンさせた部分に排気弁クリップを装着する手順を示す図
である。
【図9】本発明の実施の形態3の排気弁クリップの断面
を示す状態図である。
【図10】本発明の実施の形態5であって、輸送箱内に
使用した逆止弁用ストッパを示す図である。
【図11】本発明の実施の形態5の内袋の合成樹脂製薄
膜シートの片面を剥がした状態を示す外観斜視図であ
る。
【図12】本発明の内袋に空気を送給して膨化したエア
・ダンネージ袋の逆止弁を含む断面を示す図(a)、
(b)である。
【符号の説明】
1…エア・ダンネージ袋 2…内袋 3、24…外袋 4…空気バル
ブ 5…輸送箱 6…積荷 7…キャップ 8…エアガン 10、20…エア・ダンネージ袋 11、21…内袋 12…外袋 13、23…逆止弁 14…シール 15…弁フラ
ップ 16…排気弁 31…内袋 33…逆止弁 33a…給気口 36…排気弁 37…有底型中空円筒体 37a…底部 38…案内ロッド 39…排気弁
クリップ 41…内袋 43…逆止弁 44…硬質盤状フランジ 44a…貫通穴

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚の合成樹脂製薄膜を重ねて両側端を溶
    着した扁平な筒状体の中心軸に関し左右1対に溶着して
    形成した流体返戻部を有する逆止弁と、 合成樹脂製薄膜袋体の少なくとも一隅部に前記逆止弁を
    熱溶着した内袋と、 前記内袋を被覆する外袋と、 前記内袋の平面部に設けられ、前記外袋を貫通して外部
    に露出するように設けた排気弁を有し、前記逆止弁の筒
    状内面に油を塗布したことを特徴とするエア・ダンネー
    ジ袋。
  2. 【請求項2】前記逆止弁の第1を溶着した合成樹脂製薄
    膜袋体を並列に複数個連設した内袋と、 前記複数個の逆止弁の第1とそれぞれ連通し、かつ、閉
    端部と開端部を備える合成樹脂製薄膜筒状流路と、 前記筒状流路の開端部に配置した前記逆止弁の第2と、 前記複数個の内袋を被覆する外袋とを有し、 前記逆止弁の筒状内面に油を塗布したことを特徴とする
    エア・ダンネージ袋。
  3. 【請求項3】合成樹脂製薄膜袋状体の内部に逆止弁と排
    気弁を収容・密封してなるエア・ダンネージ袋であっ
    て、 前記逆止弁は、2枚の合成樹脂製薄膜を重ねて両側縁を
    溶着してなる扁平な筒状体の給気口と、この筒状体の給
    気口の中心軸に関し左右対象に溶着して形成した流体返
    戻部を備えて、前記合成樹脂製薄膜袋状体の外周縁部ま
    たは角隅部に溶着され、 前記排気弁は、2枚の合成樹脂製薄膜を重ねて両側縁を
    溶着してなる扁平な筒状体の排気口を有し、この排気口
    に着脱自在に付設することにより、この排気口を密封ま
    たは開放自在とする排気弁クリップを有することを特徴
    とするエア・ダンネージ袋。
  4. 【請求項4】前記排気弁クリップは、 硬質合成樹脂製の有底型中空円筒体と、この有底型中空
    円筒体の底部中心に植設され、この有底型中空円筒体の
    開放端よりも突出した案内ロッドとからなり、かつ前記
    有底型中空円筒体の円筒面に、軸心と平行な切溝を有
    し、この切溝の互いに対向する面が弾性的に密着するよ
    うに形成すると共に、 前記有底型中空円筒体の前記切溝がこの中空円筒体の開
    放端に臨む部位は、円弧状に形成していることを特徴と
    する請求項3記載のエア・ダンネージ袋。
  5. 【請求項5】前記逆止弁は、中心部に貫通穴を有する硬
    質盤状フランジを備え、 前記逆止弁の給気口とこの硬質盤状フランジの貫通穴と
    は、気密して連通するように形成したことを特徴とする
    請求項3記載のエア・ダンネージ袋。
  6. 【請求項6】前記合成樹脂製薄膜袋状体は、外表面を被
    覆する保護袋を備えていることを特徴とする請求項3〜
    請求項5のいずれかに記載のエア・ダンネージ袋。
  7. 【請求項7】前記逆止弁の筒状内面に油を塗布したこと
    を特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のエ
    ア・ダンネージ袋。
JP11012889A 1998-01-23 1999-01-21 エア・ダンネ―ジ袋 Pending JPH11268771A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11012889A JPH11268771A (ja) 1998-01-23 1999-01-21 エア・ダンネ―ジ袋

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1093498 1998-01-23
JP10-10934 1998-01-23
JP11012889A JPH11268771A (ja) 1998-01-23 1999-01-21 エア・ダンネ―ジ袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11268771A true JPH11268771A (ja) 1999-10-05

Family

ID=26346302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11012889A Pending JPH11268771A (ja) 1998-01-23 1999-01-21 エア・ダンネ―ジ袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11268771A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003261178A (ja) * 2002-03-04 2003-09-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衛生洗浄装置の包装体
JP2004042887A (ja) * 2002-05-20 2004-02-12 Illinois Tool Works Inc <Itw> 膨張収縮弁部材と閉鎖部材との組立体、その弁部材に連結するエアガン具、およびその組立体とエアガン具との組合体
JP2006290358A (ja) * 2005-04-05 2006-10-26 Tomematsu Abe エアー・ダンネージバック
JP2009121028A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Kanto Auto Works Ltd 駐車用ポール装置
US8251624B2 (en) * 2002-03-12 2012-08-28 Inflatable Packaging, Inc. Inflatable dunnage bag with protected inflator valve
WO2013119462A1 (en) * 2012-02-06 2013-08-15 Advanced Technology Materials, Inc. Folded liner for use with an overpack and methods of manufacturing the same
JP2014503437A (ja) * 2011-01-19 2014-02-13 コードファイン エス エイ 液体及び準液体の輸送及び保持用袋の縦圧縮に対する抗力を一時的に増加させる方法並びにかかる方法により得られる袋
US9211993B2 (en) 2011-03-01 2015-12-15 Advanced Technology Materials, Inc. Nested blow molded liner and overpack and methods of making same
US9522773B2 (en) 2009-07-09 2016-12-20 Entegris, Inc. Substantially rigid collapsible liner and flexible gusseted or non-gusseted liners and methods of manufacturing the same and methods for limiting choke-off in liners
US9637300B2 (en) 2010-11-23 2017-05-02 Entegris, Inc. Liner-based dispenser

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003261178A (ja) * 2002-03-04 2003-09-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衛生洗浄装置の包装体
US8251624B2 (en) * 2002-03-12 2012-08-28 Inflatable Packaging, Inc. Inflatable dunnage bag with protected inflator valve
JP2004042887A (ja) * 2002-05-20 2004-02-12 Illinois Tool Works Inc <Itw> 膨張収縮弁部材と閉鎖部材との組立体、その弁部材に連結するエアガン具、およびその組立体とエアガン具との組合体
JP2006290358A (ja) * 2005-04-05 2006-10-26 Tomematsu Abe エアー・ダンネージバック
JP2009121028A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Kanto Auto Works Ltd 駐車用ポール装置
US9522773B2 (en) 2009-07-09 2016-12-20 Entegris, Inc. Substantially rigid collapsible liner and flexible gusseted or non-gusseted liners and methods of manufacturing the same and methods for limiting choke-off in liners
US9637300B2 (en) 2010-11-23 2017-05-02 Entegris, Inc. Liner-based dispenser
JP2014503437A (ja) * 2011-01-19 2014-02-13 コードファイン エス エイ 液体及び準液体の輸送及び保持用袋の縦圧縮に対する抗力を一時的に増加させる方法並びにかかる方法により得られる袋
US9211993B2 (en) 2011-03-01 2015-12-15 Advanced Technology Materials, Inc. Nested blow molded liner and overpack and methods of making same
US9650169B2 (en) 2011-03-01 2017-05-16 Entegris, Inc. Nested blow molded liner and overpack and methods of making same
US9067718B2 (en) 2012-02-06 2015-06-30 Advanced Technology Materials, Inc. Folded liner for use with an overpack and methods of manufacturing the same
WO2013119462A1 (en) * 2012-02-06 2013-08-15 Advanced Technology Materials, Inc. Folded liner for use with an overpack and methods of manufacturing the same
US9573747B2 (en) 2012-02-06 2017-02-21 Entegris, Inc. Folded liner for use with an overpack and methods of manufacturing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6220702B1 (en) Ink bag for ink jet type recording apparatus and package suitable for packing such ink bag
US5826723A (en) Impact resistant wrapping system
US6571954B2 (en) Inflatable packaging system
US6722502B1 (en) Inflatable corner cushion
KR970015046A (ko) 잉크 탱크 카트리지와 그 제조 방법 및 잉크 탱크 카트리지의 패키징 구조
KR20040100834A (ko) 곤포 방법, 곤포 부재 및 그 제조 방법
JP2008162266A (ja) 二層密封袋式空気密封体の製造装置及び方法
JP2008162695A (ja) 部分的に補強した空気密封体及びその製造方法
CA2436468A1 (en) A system for packaging, storing &amp; transporting agricultural produce
JPH11268771A (ja) エア・ダンネ―ジ袋
CZ302092A3 (en) Liner of plastic material for magazines
JP2008254780A (ja) エアクッション付き封筒
EP1009687B1 (en) Container liner
CN103496506A (zh) 空气包装装置及其制造方法
WO2014126832A1 (en) Vented fitment for flexible pouch
JP2017137112A (ja) 青果物保護用の緩衝体
JPH06328712A (ja) 交換型インクジェット記録用インクカートリッジのパッケージおよびその開封方法
JP2001240138A (ja) 包装体及びその製造方法
JPS59227458A (ja) インクジエツト記録装置におけるインクカセツト
US6666552B2 (en) Diaphragm/check valve used in inkjet cassette to air removal for extended life storage
JPH10250111A (ja) インクカートリッジの包装体
JP4387448B2 (ja) 梱包材
JPH0635973Y2 (ja) 送品用緩衝性包装袋
JPWO2006003694A1 (ja) 気体密封袋及び梱包材、広告宣伝媒体
KR102686469B1 (ko) 내부 압력 배출 성능이 우수한 식품 포장 봉투

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070925

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080205