JPH1126796A - 太陽電池モジュール及びその製造方法、建材及びその施工方法及び発電装置 - Google Patents
太陽電池モジュール及びその製造方法、建材及びその施工方法及び発電装置Info
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- JPH1126796A JPH1126796A JP10118465A JP11846598A JPH1126796A JP H1126796 A JPH1126796 A JP H1126796A JP 10118465 A JP10118465 A JP 10118465A JP 11846598 A JP11846598 A JP 11846598A JP H1126796 A JPH1126796 A JP H1126796A
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Abstract
強板上に固定して太陽電池モジュールを作製するとき
に、充填材と補強板の間で、気泡溜りを形成することが
ない太陽電池モジュールを提供する。 【解決手段】 光起電力素子が補強板上に充填材で封止
された太陽電池モジュールにおいて、前記補強板の少な
くとも前記光起電力素子側の表面の少なくとも一部に塑
性変形によって形成された凹凸形状を有し、該凹凸形状
と前記光起電力素子の間が前記充填材により充填されて
いることを特徴とする太陽電池モジュールを提供する。
その製造方法は、表面に凹凸を有する補強板上に、少な
くとも熱可塑性樹脂のシート部材、光起電力素子を積層
し、該補強板と該熱可塑性樹脂のシート部材との間、及
び該熱可塑性樹脂のシート部材と該光起電力素子との間
を脱気しつつ加熱し、互いに密着固定させることを特徴
とする。
Description
強板上に充填材で封止された太陽電池モジュール及びそ
の製造方法、それを用いた建材、その施工方法、発電装
置に関する。
に補強板を用いた太陽電池モジュールが知られている。
その一例として、図8に示すアルミフレーム材を有した
汎用性のある太陽電池モジュールについて以下に簡単に
説明する。
示す斜視図であり、図9は、図8の断面BB′での部分
拡大断面図である。
1の構成を述べる。本発明の太陽電池モジュール1は、
光起電力素子2を透光性樹脂3により樹脂封止したもの
である。透光性樹脂3は、光起電力素子を封止し且つ補
強板上に固定するための充填材の役割を果たす。本例に
おいては、太陽電池モジュール1は受光面側の最表面に
透光性表面保護フィルム4を有し、補強板105として
金属補強板を有しており、それらは、それぞれ上記透光
性樹脂3によって接着積層されているものである。
フレーム7が設けてある。このアルミフレームを用いて
太陽電池モジュール1を所望の場所に固定することがで
きる。本例の太陽電池モジュール1の電気出力は、補強
板5に接着剤19で固定された端子取り出し箱8より導
出されているケーブル10より行われる。
するその方法の一例を以下に簡単に説明する。まず、光
起電力素子を封止固定して太陽電池モジュールを作製す
るための充填材料として、次のものを用意する。
の外側の充填材料を接着する働きをする充填材として、
例えばEVA樹脂(エチレン−酢酸ビニル共重体)を厚
さ450μmのシート状に形成したものを表裏分の2枚
を用意し、表面保護フィルムとして、例えば厚さ50μ
mのフッ素樹脂フィルムを用意する。太陽電池モジュー
ルの裏面側に設ける補強板として、例えば厚さ0.4m
mのガルバリウム鋼板(55%アルミ・亜鉛合金めっき
鋼板)を用意する。
ルファスシリコン光起電力素子を用意する。これは厚さ
125μmのステンレス基板上にアモルファスシリコン
半導体層を形成したものである。
により、封止固定する。図10は封止固定用治具の一例
を示す斜視図であり、図11は治具の上に太陽電池モジ
ュールを作製するための材料をのせていく過程を示すと
ころの、図10の線CC′部分に相当する断面図であ
る。治具18は、アルミニウム製の板で作られており、
その上に上記光起電力素子及びその充填材となるべきも
のを載せて用いられる。そしてそのアルミニウム製の板
には、治具としての機能を果たすために、光起電力素子
及び充填材を載せる領域を囲むようにその外側に溝19
が設けられ、溝19には耐熱性の樹脂により作製された
Oリング20がおかれる。Oリング20のすぐ内側に
は、真空にするための吸気口21が設けられ、それは管
22につながり、管22はさらに不図示の真空ポンプに
つながる。また、管22にはバルブ26が設けられてい
る。
の作製は、例えば次のように行われる。最初に、治具1
8の上に離型用のテフロンフィルム23を敷く。これ
は、充填材であるEVA樹脂がはみ出して、治具にくっつ
かないようにするためである。次に、治具18の上に上
記用意したものを次のように積み重ねる。即ち、一番下
に、補強板としての厚さ0.4mmのガルバリウム鋼板
(大同鋼板(株)製:55%アルミ・亜鉛めっき鋼
板)、その上に充填材として厚さ450μmのシートに
形成したEVA樹脂、アモルファスシリコン光起電力素
子、同EVA樹脂、一番上に厚さ50μmのフッ素樹脂
フィルムを順に積み重ねた積層体24を、離型用テフロ
ンフィルム23上に載置する。このとき、フッ素樹脂フ
ィルムは、EVA樹脂のシートサイズより大きいものを
用いる。これにより、一番下に離型用のテフロンフィル
ム23を敷いたのと同様に、充填材がはみ出してその他
の材料部材にくっつくことを防止する。このように積み
重ねた上に最後にシリコンラバー25を載せる。これ
で、治具18上への材料の積み重ねは終わる。
せ、バルブ26を開く。そうすると、シリコンラバー2
5はOリング20と密着して、シリコンラバー25とO
リング20と治具18のアルミニウム製の板との間で密
閉された空間が形成され、その中は真空状態となる。こ
れにより、補強板、充填材、光起電力素子、充填材、透
光性表面保護フィルムは、シリコンラバー25を介し
て、一様に大気圧により治具18に押し付けれる。
を動作させたまま、即ち、真空状態を保持したまま加熱
炉に投入する。加熱炉内の温度は、上記充填材の融点を
超える温度に保持されている。加熱炉内で充填材が融点
を超えて柔らかくなり、かつ、十分な接着力を発揮する
ための化学変化が完了する時間が経過した後、加熱炉よ
り、上記真空状態に保持したままの治具を取り出す。こ
れを室温まで冷却した後、真空ポンプの動作を停止し、
シリコンラバー25を取り除くことにより真空状態より
開放する。かくして太陽電池モジュールを得ることがで
きる。
池モジュールを作製するのであるが、上記材料を積み重
ねた後に真空にするときに、補強板であるガルバリウム
鋼板と、充填材であるEVA樹脂との間の空気を、真空ポ
ンプで完全に吸い取ることができないという問題があ
る。
EVA樹脂3と補強板であるガルバリウム鋼板105と
の間の一部に空気27を取り込んだ状態で他の部分が密
着してしまうことがある。このことは、例えばEVA樹
脂が吸湿していて、補強板の表面が非常に平滑であると
きに多く発生する。いったんこのような状態になってし
まうと、真空ポンプでいくら吸引してもこの部分の空気
27を吸い取ることができずに、そのまま太陽電池モジ
ュールを封止固定して作製することとなる。その結果、
EVA樹脂と補強板とが密着していない気泡溜り部が発
生することとなる。
は大面積なものが求められる場合も増えているが、この
問題は、大型、大面積な太陽電池モジュールを作製する
際に、より顕著となる。太陽電池モジュールが大型、大
面積化することによって、太陽電池モジュールの中央部
から端部までの距離が長くなる。そのため、空気を抜く
ときの抵抗が非常に増大するためである。今まで、上記
気泡溜り部が発生するという問題のなかった太陽電池モ
ジュールでさえ、市場の要望に応え、単純に大型化しよ
うとするときに、この問題が発生してきているものであ
る。
外観を著しく損なうこととなり、製品として出荷するこ
とができず、それは生産の歩留まり率を下げる要因とな
っており、結果として生産コストを上昇させているとい
う問題がある。
光起電力素子の裏側にある場合などは、製品出荷前の外
観検査で発見することができないという問題がある。外
観検査で発見できないということは、初期状態での外観
上では問題ないということである。しかし、太陽電池モ
ジュールを長期間使用しているうちに、この小さな気泡
溜り部内の空気が膨張収縮を繰り返すために、大きな気
泡溜り部へと成長していく場合がある。そうなると、外
観上問題となる。また、その成長の過程において、気泡
溜り部内で結露などの現象を起こし、水分を溜め込んで
しまうことがある。その場合、その水分が光起電力素子
にまで浸透して、光起電力素子の電気性能を低下させる
場合があるという問題がある。
補強板上に充填材で封止された太陽電池モジュールにお
いて、前記補強板の少なくとも前記光起電力素子側の表
面の少なくとも一部に塑性変形によって形成された凹凸
形状を有し、該凹凸形状と前記光起電力素子の間が前記
充填材により充填されていることを特徴とする太陽電池
モジュールを提供する。
に充填材で封止された太陽電池モジュールにおいて、前
記補強板の少なくとも前記光起電力素子側の表面の少な
くとも一部に凹凸形状を有し、該凹凸形状の凸部の幅及
び隣りあう凸部の中心間距離が0.1mm以上50mm
以下であり、凸部の高さが0.1mm以上10mm以下
であることを特徴とする太陽電池モジュールを提供す
る。
に充填材で封止された太陽電池モジュールにおいて、前
記補強板の少なくとも前記光起電力素子側の表面の少な
くとも一部に線状の凹凸形状を有し、該凹凸形状と前記
光起電力素子の間が前記充填材により充填されているこ
とを特徴とする太陽電池モジュールを提供する。
上に、少なくとも熱可塑性樹脂のシート部材、光起電力
素子を積層し、該補強板と該熱可塑性樹脂のシート部材
との間、及び該熱可塑性樹脂のシート部材と該光起電力
素子との間を脱気しつつ加熱し、互いに密着固定させる
ことを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法を提供
する。
モジュール1の好適な態様の一例の構成を述べる。本発
明の太陽電池モジュール1は、光起電力素子2を透光性
樹脂3により樹脂封止したものである。透光性樹脂3
は、光起電力素子を封止し且つ補強板上に固定するため
の充填材の役割を果たすものであり、熱可塑性のシート
部材を用いることができる。本例においては、受光面側
の最表面には透光性表面保護フィルム4を、裏面には補
強板5を有しており、それらは、それぞれ上記透光性樹
脂(充填材)3によって接着封止されているものであ
る。
ム7が設けてあり、このフレーム7を用いて所望の場所
に固定することができる。本例の太陽電池モジュールの
電気出力は、端子取り出し箱8より導出されているケー
ブル10より行われる。端子取り出し箱8は接着剤9に
よって補強板5に固定されている。
ている。図2は凹凸形状の一例で、補強板5の光起電力
素子側に凸な領域を複数形成した例である。図3は、図
2のA-A′断面の部分拡大断面図である。図中aは凸
部の幅、bは凸部の高さ、cは隣接する凸部の中心間距
離である。このような凹凸形状は例えば塑性変形を生じ
させることにより形成することができ、補強板が金属の
場合にはプレス成形により形成することができる。プラ
スチック板の場合には凹凸形状を有する型を用いて硬化
することにより形成することもできる。
により、光起電力素子を封止して作製するときに、充填
材3と補強板5の間で、気泡溜りを形成して密着してし
まうことを防止することができる。その理由は、補強板
に凹凸形状があることにより、補強板と充填材シートを
密着させる際に、気泡溜りを抱えにくく、また、凹凸形
状にそって空気を抜きやすいためである。これにより、
太陽電池モジュールの作製上の歩留まりを非常に向上さ
せることができる。また、気泡に起因する光起電力素子
の電気性能の低下の可能性もなくなり、信頼性も非常に
向上する。
凹凸形状を有していることにより充填材との接触面積が
増大し、接着力の増大につながる。それにより、補強板
と充填材がはがれる可能性が非常に小さくなり、長期信
頼性が向上する。
面にも凹凸形状を有することにより、太陽電池モジュー
ルの裏面の表面積を大きくすることができる。それによ
り、太陽電池モジュールの放熱効率を高めることができ
る。特に、後述する図13(c)に示すように太陽電池
モジュールを設置し、モジュールの離面を通過する空気
を熱エネルギー源として利用する場合に、モジュールの
放熱効率が高いことは大きな利点となる。
隣接する凸部の中心間距離(図3のc)は、0.1mm
以上50mm以下であることが好ましく、1mm以上1
0mm以下であることがより好ましい。また凸部の高さ
(図3のb)は0.1mm以上10mm以下であること
が好ましく、0.5mm以上5mm以下であることがよ
り好ましい。凹凸がこの範囲よりも大きいと空気が抜け
にくくなるおそれがある。また、凹凸がこの範囲よりも
小さいと、放熱効率が下がるおそれがある。
ジュールに、電気出力用の端子取り出し箱8及びケーブ
ル10を取り付ける。簡単に説明すると、次のようであ
る。補強板5の端子取り出し部に相当位置する部分に
は、予め図2に示すような穴11を開けてある。また、
封止時に予め端子部は穴11から外に露出するようにし
ておく。この穴11を利用して光起電力素子2の端子部
とケーブル10を半田付けして電気出力を行う。その際
に、端子取り出し部の保護と防水の目的で、端子取り出
し箱8を取り付ける。端子取り出し箱8と補強板5の接
着は、例えばシリコーン系接着剤9で行う。この時同時
に補強板と端子取り出し箱との間の防水性も確保してい
る。補強板は、この端子取り出し箱の接着部領域では凹
凸形状であるが、シリコーン系接着剤は、この凹凸形状
を吸収して確実に接着する。
凹凸形状がない補強板の例である。これにより、次のよ
うな作用効果を期待でき、太陽電池モジュールの電気信
頼性も向上する。 凹凸形状を吸収して接着させる必要がないので、接
着させる部材として多種のものを選択できる。 端子取り出し箱に接続されたケーブルを引っ張るなど
して、端子取り出し箱を剥離させる力が働いたとして
も、接着面に凹凸がないので、凸部などで剥離力の応力
集中が発生するというようなことがなく、端子取り出し
箱の剥離強度が強い。
板への固定の方法は、上記従来例での作製方法と同様の
方法とすることができる。なお、補強板5よりはみ出た
充填材3及び透光性表面保護フィルム4は切り落とすこ
とが好ましい。
装置として簡単な構成の装置を用いつつ、装置を容易に
大型化することができる。このように装置を容易に大型
化することができると、作製することのできる太陽電池
モジュールも容易に大型化、大面積化することができ、
多様な要望に応えることができる。即ち、太陽電池モジ
ュールの大型化、大面積化に伴って生じる部材間の空気
を抜く際の問題点は、本発明の手段を用いることにより
解決される。
の裏面側に用いる補強板については、光起電力素子側の
表面の少なくとも一部に凹凸形状を有していること以外
に特に限定はない。しかし、補強板の形状としては、板
状のものが好ましく、その材質としては、カーボンファ
イバー、FRP(ガラスファイバー強化プラスチッ
ク)、セラミック、ガラスなどが挙げられ、特に好まし
くは、金属製の板を用いるものである。
る。 凹凸形状の形成が容易である。例えば、所望の凹凸
形状を有した金型によりプレス加工することによって容
易に形成できる。 可撓性を有しているので、湾曲部にも固定すること
のできる太陽電池モジュールを得ることができる。 側部に、折り曲げ加工もしくは穴あけ加工を施すこ
とにより、その部分を利用して太陽電池モジュールを固
定することができる。 折り曲げ加工により太陽電池一体型の建材とする事が
できる。
性、耐食性、折り曲げ加工性に優れるものが好ましい。
例えば、亜鉛メッキ鋼板やそれらの上にさらにフッ素樹
脂や塩化ビニルなどの耐候性物質を有した鋼板や、ステ
ンレス鋼板等が挙げられる。
状の一例を示す。図13(a)は棟側係止部31と軒側
係止部32を互いにはぜ組む屋根材の模式的な斜視図、
図13(b)は野地板33上に固定された固定部材34
に係止部35を嵌挿する屋根材の一部を示す模式的な斜
視図、図13(c)は隣り合う屋根材同士の係止部36
をキャップ37で係止する屋根材の一部を示す模式的な
斜視図である。それぞれの屋根材の受光面には光起電力
素子30が設けられている。図13(a)に示す屋根材
は、まず第1の屋根材の軒側係止部32を吊子などの固
定部材で野地板に固定し、その棟側係止部31に同様の
第2の屋根材をはぜ組み、第2の屋根材の軒側係止部3
2を吊子で固定するという作業を繰り返して施工され
る。
太陽電池モジュールの補強板に設ける凹凸形状は、特に
限定するものではない。しかし、補強板の端部にまで凹
凸形状が形成されていることが好ましい。それにより、
空気の通る道を途中で閉ざすことなく、より気泡溜りを
作りにくい構成となる。
が、図5に示すような線状の凹凸形状であることがより
好ましい。線状の凹凸形状であることにより、部材間の
空気を抜くときに、その抜く方向性を作製者の意図に従
うようにすることができる。例えば、細長い長方形の補
強板を用いて太陽電池モジュールを作製する場合、短辺
方向に空気を抜いてやるほうが、空気を抜くための距離
も短く、抵抗も小さい。そのため、補強板の短辺方向と
おおよそ平行の線状の凹凸を形成することにより、空気
がその凹凸を通り道として、平行に通り、脱気性がより
向上する。
ことにより、その線状の凹凸が補強リブの働きをするこ
ととなり、この線状の凹凸の伸長方向と直角な方向に曲
げようとする力に対する曲げ剛性が向上し、太陽電池モ
ジュール全体としての強度が向上する。これにより、従
来では太陽電池モジュールの曲げ剛性を補助するため
に、太陽電池モジュールの側部にフレーム材等を設けて
いたが、凹凸の伸長方向と平行方向ではそれが必要でな
くなりコスト削減をはかることができる。
いて、点線で表す範囲17は、光起電力素子2を配置す
る部分であり、この範囲内には凹凸形状6はなく、その
外側の領域に凹凸形状6を形成したものである。
池モジュールを構成する部材の封止前の断面図である。
図7において、繊維材により構成されたシート部材28
が、光起電力素子2の配置領域とその外側の凹凸形状部
にかかるように、かつ、補強板15と充填材3の間に配
置されている。
響を与えることがない。例えば、結晶シリコン光起電力
素子などの可撓性を有しない光起電力素子を用いても、
大気圧で押し付けたときに割れるような事故は発生しな
い。また、ステンレス基板上に形成したアモルファスシ
リコン光起電力素子のように可撓性を有した光起電力素
子においては、補強板の凹凸形状が光起電力素子に反映
した外観となる場合があり見る人によっては、意匠上で
好ましくないものとされ、嫌がられる場合もあるが、本
実施形態によれば凹凸形状の模様が見えるということは
なく、デザイン上でも美しい太陽電池モジュールを得る
ことができる。
がないので、空気の抜けやすさに劣る構成となるのであ
るが、繊維材により構成されたシート部材28の働きに
より、空気の抜けやすさを改善している。シート部材2
8は、補強板15と充填材3の間に介在することによ
り、補強板15と充填材3が密着することを防止する働
きと、空気の抜ける通り道として、繊維材の隙間を提供
するものである。また、繊維状シート部材28は補強板
15の端部にまで達していないことが望ましい。繊維状
シート部材28が補強板15の端部にまで達している場
合、該端部が水分の侵入経路となり得、光起電力素子2
の信頼性を損なうことがある。このシート部材28がな
い端部においては、補強板15の凹凸形状6により、空
気の抜け性を確保する。
ュールにおける光起電力素子2については特に限定はな
い。それらの例として結晶シリコン光起電力素子、多結
晶シリコン光起電力素子、微結晶シリコン光起電力素
子、アモルファスシリコン光起電力素子、銅インジウム
セレナイド光起電力素子、化合物半導体光起電力素子等
が挙げられる。好ましくは、可撓性を有する光起電力素
子であり、特に好ましくは、ステンレス基板上に形成さ
れたアモルファスシリコン光起電力素子である。可撓性
を有する光起電力素子を用いることにより、上記述べて
きたような製造工程において、この光起電力素子を補強
板の凹凸形状の上に載置し、大気圧により押し付けられ
たとしても、割れるような事故は発生しない。
ンレス基板上に形成されたアモルファスシリコン光起電
力素子を用いることにより、例えばフィルムを基板とし
た光起電力素子に比べて、それ自身で剛性を有している
ので、充填材との間に隙間を形成しやすく、部材間の空
気を抜くときの空気の通り道が確保され、脱気性がより
向上する。
化、湿度、衝撃などの過酷な外部環境から守りかつ表面
フィルム及び/又は補強材と、素子との接着を確保す
る。材料としてはエチレン−酢酸ビニル共重合体(EV
A)、エチレン−アクリル酸メチル共重合体(EM
A)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EE
A)、ブチラール樹脂などのポリオレフィン系樹脂、ウ
レタン樹脂、シリコーン樹脂などが挙げられる。なかで
も、EVAは太陽電池用途として好適に用いられる。E
VAの場合は有機過酸化物で架橋するのが一般的であ
る。
確保する為に、充填材と積層して絶縁フィルムが設けら
れることがある。材料としては、ナイロン、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリカーボネートが挙げられる。絶
縁フィルムの両面に上述した充填材、例えばEVAやEEAな
どをあらかじめ一体積層した材料を用いることにより、
裏面に充填材を配置する工程を簡略化できる。
8)脱気を助ける為に、補強板の凹凸のない部分に配置
される、繊維材により構成されたシート部材として、ガ
ラス繊維不織布、ガラス繊維織布などを例示することが
できる。ガラス繊維不織布の方がコストが低く、充填材
として熱可塑性樹脂を用いた場合に、ガラス繊維間をこ
の熱可塑性樹脂により容易に充填することできるので、
より好ましい。
ィルム4との間にも設けられることがある。これにより
耐スクラッチ性を向上し、少ない樹脂で光起電力素子を
外部環境から十分に保護することができる。
陽電池モジュールの屋外暴露における長期信頼性を確保
する。材料としてはフッ素樹脂、アクリル樹脂などが挙
げられる。なかでもフッ素樹脂は耐候性、耐汚染性に優
れているため好んで用いられる。具体的にはポリフッ化
ビニリデン樹脂、ポリフッ化ビニル樹脂あるは四フッ化
エチレン−エチレン共重合体などがある。耐候性の観点
ではポリフッ化ビニリデン樹脂が優れているが、耐候性
および機械的強度の両立の観点と透明性の点では四フッ
化エチレン−エチレン共重合体が優れている。前記充填
材103との接着性の改良のために、コロナ処理、プラ
ズマ処理、オゾン処理、UV照射、電子線照射、火炎処
理等の処理を表面フィルムの充填材と接する面に行うこ
とが望ましい。
合わせて発電装置とする事ができる。電力変換装置は商
用電力との連携機能を備えていてもよい。
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
ルを作製した。ただし、補強板5として図4に示すよう
な端子取り出し箱を接着する領域12には凹凸形状を形
成しない補強板を用いた。凹凸形状の寸法は、図3にお
いて凸部の幅aについては7mm、凸部の高さbについ
ては1.5mm、隣接する凸部の中心間距離cついて
は、7mmとして形成した。凹凸の形成はそれぞれが表
面に凹凸を有するローラー対でロールプレスすることに
より行なった。
のステンレス基板上にアモルファスシリコン半導体層を
形成したアモルファスシリコン光起電力素子、充填材3
はEVA樹脂(エチレン−酢酸ビニル共重体)を厚さ4
50μmのシート状に形成したものを光起電力素子の表
裏に2枚を用い、透光性表面保護フィルム4は厚さ50
μmのフッ素樹脂フィルム、補強板5は厚さ0.4mm
のガルバリウム鋼板を用いた。
3において、端子取り出し用の穴11をあけるためにプ
レス成形するときに、上記端子取り出し箱を接着する領
域12を、このプレス型を用いて平滑面に形成し直し
た。これにより、端子取り出し箱の接着に厚さ0.5m
mの構造用両面接着テープを用いることができた。両面
接着テープは、実施態様例で用いていたシリコーン接着
剤に比べ、乾燥硬化させる時間が必要でない。そのた
め、生産工程上、太陽電池モジュールを乾燥硬化させる
ために保管する場所が必要ないなど非常に便利になっ
た。
様に行なった。図10、11に示した治具18上に離型
用テフロンフィルム23を載置し、その上に一番下に補
強板5、その上にシート状の充填材3、光起電力素子
2、シート状の充填材3、表面保護フィルム4、と順に
積み重ねた積層体24を載置した。さらにシリコンラバ
ー25を被せ、この状態で不図示の真空ポンプを動作さ
せ、バルブ26を開いた。それにより、シリコンラバー
25はOリング20と密着して、シリコンラバー25と
Oリング20と治具18のアルミニウム製の板との間で
密閉された空間が形成され、その中は真空状態となっ
た。これにより、補強板、充填材、光起電力素子、充填
材、透光性表面保護フィルムは、シリコンラバー25を
介して、一様に大気圧により治具18に押し付けられ
た。凹凸形状を有する補強板を用いることにより、スム
ースな脱気が行われる為、補強板と充填材との間に気泡
が残存することがなかった。
を動作させ、真空状態を保持したまま加熱炉に投入し
た。加熱炉内の温度は、上記充填材の融点を超える温度
に保持されている。加熱炉内で充填材が融点を超えて柔
らかくなり、かつ、十分な接着力発揮するための化学変
化が完了する時間が経過した後、加熱炉より、上記真空
状態に保持したままの治具を取り出した。これを室温ま
で冷却した後、真空ポンプの動作を停止し、シリコンラ
バー25を取り除くことにより真空状態より開放した。
かくして太陽電池モジュールを得ることができた。
ルは、図5に示すように線状の凹凸形態を有する補強板
を用いたことを特徴する以外、実施例1と同様に作製し
た。図5に示す線状の凹凸形状は、光起電力素子側に凸
状である部分16の幅を7mm、高さを2mm、その間
隔を10mmで形成したものである。このとき、凸状で
ある部分16は、補強リブの働きをするので、この凸状
である部分16の伸長方向に直角となる方向の曲げ剛性
が強くなり、太陽電池モジュール全体としての強度が非
常に向上した。
ルは、図6及び7に示すように、補強板15の光起電力
素子を配置する部分17には凹凸形状を設けないで、該
部分に繊維材により構成されたシート部材28を配置し
たことを特徴とするもので、それ以外については実施例
1と同様に作製した。繊維材により構成されたシート部
材28としては、ガラス繊維により構成された不織布を
用いた。この不織布は、線径10μmのガラス繊維で、
目付け量20g/m2、厚さ100μmに作製されたも
のである。これにより気泡の残存を防ぎ、且つ完成した
太陽電池モジュールの外観を好ましいものにする事がで
きた。
光起電力素子を充填材により封止、かつ、補強板上に固
定して太陽電池モジュールを作製するときに、充填材と
補強板の間で、気泡溜りを形成することがないので、外
観での不良品を作製することがなく、生産性を向上させ
ることができた。また、電気性能の低下を引き起こす可
能性もなくなり、信頼性も非常に向上した。更に放熱効
率を向上させることができた。
一例。
一例の部分拡大断面図。
る補強板を示す平面図。
る補強板を示す平面図。
る補強板を示す平面図。
するために、各構成材を重ねている状態を示す部分拡大
断面図。
いる治具を示す斜視図。
治具上に充填材料を積み重ねたところを示す断面図。
た様子を示す断面図。
Claims (43)
- 【請求項1】 光起電力素子が補強板上に充填材で封止
された太陽電池モジュールにおいて、前記補強板の少な
くとも前記光起電力素子側の表面の少なくとも一部に塑
性変形によって形成された凹凸形状を有し、該凹凸形状
と前記光起電力素子の間が前記充填材により充填されて
いることを特徴とする太陽電池モジュール。 - 【請求項2】 充填材として、熱可塑性樹脂のシート部
材を用いたことを特徴とする請求項1記載の太陽電池モ
ジュール。 - 【請求項3】 凹凸形状は、線状の凹凸であることを特
徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項4】 光起電力素子は可撓性を有することを特
徴とする請求項1項記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項5】 可撓性を有する光起電力素子は、ステン
レス基板上に形成されたアモルファスシリコン光起電力
素子であることを特徴とする請求項4記載の太陽電池モ
ジュール。 - 【請求項6】 凹凸形状の少なくとも一部は、補強板の
端部にまで達していることを特徴とする請求項1記載の
太陽電池モジュール。 - 【請求項7】 補強板の非受光面側は、少なくとも端子
取り出し箱の接着部に相当する領域において凹凸形状が
ないことを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュー
ル。 - 【請求項8】 補強板の、光起電力素子が配置される部
分は凹凸形状がないことを特徴とする請求項1記載の太
陽電池モジュール。 - 【請求項9】 補強板の、凹凸形状がない部分に接し
て、繊維材により構成されたシート部材が配置され、且
つ凹凸形状がある部分の一部に重なっていることを特徴
とする請求項8記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項10】 補強板と光起電力素子との間に絶縁部
材を有することを特徴とする請求項1記載の太陽電池モ
ジュール。 - 【請求項11】 表面に凹凸を有する補強板上に、少な
くとも熱可塑性樹脂のシート部材、光起電力素子を積層
し、該補強板と該熱可塑性樹脂のシート部材との間、及
び該熱可塑性樹脂のシート部材と該光起電力素子との間
を脱気しつつ加熱し、互いに密着固定させることを特徴
とする太陽電池モジュールの製造方法。 - 【請求項12】 凹凸形状は、線状の凹凸であることを
特徴とする請求項11記載の太陽電池モジュールの製造
方法。 - 【請求項13】 光起電力素子は可撓性を有することを
特徴とする請求項11項記載の太陽電池モジュールの製
造方法。 - 【請求項14】 可撓性を有する光起電力素子は、ステ
ンレス基板上に形成されたアモルファスシリコン光起電
力素子であることを特徴とする請求項13記載の太陽電
池モジュールの製造方法。 - 【請求項15】 凹凸形状の少なくとも一部は、補強板
の端部にまで達していることを特徴とする請求項11記
載の太陽電池モジュールの製造方法。 - 【請求項16】 補強板の非受光面側は、少なくとも端
子取り出し箱の接着部に相当する領域において凹凸形状
がないことを特徴とする請求項11記載の太陽電池モジ
ュールの製造方法。 - 【請求項17】 補強板の、光起電力素子が配置される
部分は凹凸形状がないことを特徴とする請求項11記載
の太陽電池モジュールの製造方法。 - 【請求項18】 補強板の、凹凸形状がない部分に接し
て、繊維材により構成されたシート部材が配置され、且
つ凹凸形状がある部分の一部に重なっていることを特徴
とする請求項17記載の太陽電池モジュールの製造方
法。 - 【請求項19】 補強板に端子取り出し用の穴をプレス
成形機により打ち抜き加工する際に、端子取り出し箱の
接着部に相当する領域を、該打ち抜き型により平滑状に
形成することを特徴とする請求項15記載の太陽電池モ
ジュールの製造方法。 - 【請求項20】 補強板と光起電力素子との間に絶縁部
材を有することを特徴とする請求項11記載の太陽電池
モジュールの製造方法。 - 【請求項21】 光起電力素子が補強板上に充填材で封
止された建材において、前記補強板の少なくとも前記光
起電力素子側の表面の一部に凹凸形状を有し、該凹凸形
状と前記光起電力素子の間が前記充填材により充填され
ている事を特徴とする建材。 - 【請求項22】 請求項21記載の建材を、野地板上に
固定部材で固定し、且つ隣り合う前記建材どうしを固定
することを特徴とする建材の施工方法。 - 【請求項23】 表面に凹凸を有する補強板上に、少な
くとも熱可塑性樹脂のシート部材、光起電力素子を積層
し、該補強板と該熱可塑性樹脂のシート部材との間、及
び該熱可塑性樹脂のシート部材と該光起電力素子との間
を脱気しつつ加熱し、互いに密着固定させることを特徴
とする建材の製造方法。 - 【請求項24】 請求項1記載の太陽電池モジュール
と、該太陽電池モジュールに接続された電力変換装置と
を有することを特徴とする発電装置。 - 【請求項25】 光起電力素子が補強板上に充填材で封
止された太陽電池モジュールにおいて、前記補強板の少
なくとも前記光起電力素子側の表面の少なくとも一部に
凹凸形状を有し、該凹凸形状と前記光起電力素子の間が
前記充填材により充填されており、該凹凸形状の凸部の
幅及び隣りあう凸部の中心間距離が0.1mm以上50
mm以下であり、凸部の高さが0.1mm以上10mm
以下であることを特徴とする太陽電池モジュール。 - 【請求項26】 充填材として、熱可塑性樹脂のシート
部材を用いたことを特徴とする請求項25記載の太陽電
池モジュール。 - 【請求項27】 凹凸形状は、線状の凹凸であることを
特徴とする請求項25記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項28】 光起電力素子は可撓性を有することを
特徴とする請求項25項記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項29】 可撓性を有する光起電力素子は、ステ
ンレス基板上に形成されたアモルファスシリコン光起電
力素子であることを特徴とする請求項28記載の太陽電
池モジュール。 - 【請求項30】 凹凸形状の少なくとも一部は、補強板
の端部にまで達していることを特徴とする請求項25記
載の太陽電池モジュール。 - 【請求項31】 補強板の非受光面側は、少なくとも端
子取り出し箱の接着部に相当する領域において凹凸形状
がないことを特徴とする請求項25記載の太陽電池モジ
ュール。 - 【請求項32】 補強板の、光起電力素子が配置される
部分は凹凸形状がないことを特徴とする請求項25記載
の太陽電池モジュール。 - 【請求項33】 補強板の、凹凸形状がない部分に接し
て、繊維材により構成されたシート部材が配置され、且
つ凹凸形状がある部分の一部に重なっていることを特徴
とする請求項32記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項34】 補強板と光起電力素子との間に絶縁部
材を有することを特徴とする請求項25記載の太陽電池
モジュール。 - 【請求項35】 光起電力素子が補強板上に充填材で封
止された太陽電池モジュールにおいて、前記補強板の少
なくとも前記光起電力素子側の表面の少なくとも一部に
線状の凹凸形状を有し、該凹凸形状と前記光起電力素子
の間が前記充填材により充填されていることを特徴とす
る太陽電池モジュール。 - 【請求項36】 充填材として、熱可塑性樹脂のシート
部材を用いたことを特徴とする請求項35記載の太陽電
池モジュール。 - 【請求項37】 光起電力素子は可撓性を有することを
特徴とする請求項35項記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項38】 可撓性を有する光起電力素子は、ステ
ンレス基板上に形成されたアモルファスシリコン光起電
力素子であることを特徴とする請求項37記載の太陽電
池モジュール。 - 【請求項39】 凹凸形状の少なくとも一部は、補強板
の端部にまで達していることを特徴とする請求項35記
載の太陽電池モジュール。 - 【請求項40】 補強板の非受光面側は、少なくとも端
子取り出し箱の接着部に相当する領域において凹凸形状
がないことを特徴とする請求項35記載の太陽電池モジ
ュール。 - 【請求項41】 補強板の、光起電力素子が配置される
部分は凹凸形状がないことを特徴とする請求項35記載
の太陽電池モジュール。 - 【請求項42】 補強板の、凹凸形状がない部分に接し
て、繊維材により構成されたシート部材が配置され、且
つ凹凸形状がある部分の一部に重なっていることを特徴
とする請求項41記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項43】 補強板と光起電力素子との間に絶縁部
材を有することを特徴とする請求項35記載の太陽電池
モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11846598A JP3667082B2 (ja) | 1997-05-07 | 1998-04-28 | 太陽電池モジュール及びその製造方法、建材及びその施工方法及び発電装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-116854 | 1997-05-07 | ||
JP11685497 | 1997-05-07 | ||
JP11846598A JP3667082B2 (ja) | 1997-05-07 | 1998-04-28 | 太陽電池モジュール及びその製造方法、建材及びその施工方法及び発電装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1126796A true JPH1126796A (ja) | 1999-01-29 |
JP3667082B2 JP3667082B2 (ja) | 2005-07-06 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP11846598A Expired - Fee Related JP3667082B2 (ja) | 1997-05-07 | 1998-04-28 | 太陽電池モジュール及びその製造方法、建材及びその施工方法及び発電装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3667082B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006093225A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Sharp Corp | 太陽電池モジュール |
JP2014105957A (ja) * | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Mitsubishi Electric Corp | 混成型ソーラーシステム |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP11846598A patent/JP3667082B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006093225A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Sharp Corp | 太陽電池モジュール |
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