JPH1126756A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH1126756A JPH1126756A JP17382197A JP17382197A JPH1126756A JP H1126756 A JPH1126756 A JP H1126756A JP 17382197 A JP17382197 A JP 17382197A JP 17382197 A JP17382197 A JP 17382197A JP H1126756 A JPH1126756 A JP H1126756A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 LOCOS工程とゲート電極形成工程との2
回のパターニングを行う必要がある。また、ゲート電極
とソース/ドレイン領域の分離は、多結晶シリコンを熱
酸化した膜のため、絶縁耐性はかなり低い。 【解決手段】 シリコン基板1上に熱酸化膜2、シリコ
ン窒化膜3を形成し、フィールド領域の部分のシリコン
基板をエッチングした後、フィールド酸化膜4を形成す
る。次に、シリコン窒化膜5を形成した後、SOG膜を
塗布した。次に、活性領域上のシリコン窒化膜3、パッ
ド酸化膜2を除去した後、多結晶シリコン7を堆積し、
エッチバックした。次に、ゲート電極形成領域の多結晶
シリコン7を除去した後、フィールド領域上の酸化膜を
除去した。次に、サイドウォール8を形成後、ゲート酸
化膜9を形成した後、多結晶シリコン10を堆積し、エ
ッチバックすることによりゲート電極の多結晶シリコン
10とソース/ドレイン領域上の多結晶シリコン7とを
分離した。
回のパターニングを行う必要がある。また、ゲート電極
とソース/ドレイン領域の分離は、多結晶シリコンを熱
酸化した膜のため、絶縁耐性はかなり低い。 【解決手段】 シリコン基板1上に熱酸化膜2、シリコ
ン窒化膜3を形成し、フィールド領域の部分のシリコン
基板をエッチングした後、フィールド酸化膜4を形成す
る。次に、シリコン窒化膜5を形成した後、SOG膜を
塗布した。次に、活性領域上のシリコン窒化膜3、パッ
ド酸化膜2を除去した後、多結晶シリコン7を堆積し、
エッチバックした。次に、ゲート電極形成領域の多結晶
シリコン7を除去した後、フィールド領域上の酸化膜を
除去した。次に、サイドウォール8を形成後、ゲート酸
化膜9を形成した後、多結晶シリコン10を堆積し、エ
ッチバックすることによりゲート電極の多結晶シリコン
10とソース/ドレイン領域上の多結晶シリコン7とを
分離した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、更に詳しくは、微細構造を有するMOS型
トランジスタの製造方法に関するものである。
方法に関し、更に詳しくは、微細構造を有するMOS型
トランジスタの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIの高集積化に伴い、使用さ
れるトランジスタはますます微細化され、現在では、
0.2〜0.3μmのゲート長を有するトランジスタが
要求されるまでになってきている。そのため、微細加工
を行うフォトリソグラフィに要求される精度もますます
厳しくなってきている。波長の短い光や電子ビームを利
用した露光装置を用意する方法もあるが、高価になるた
め、これまでの露光装置を用い限界以上の微細パターン
を形成する技術が提案されている。その一例として、図
7を用いて、特開平5−235024号公報に示されて
いる製造方法を説明する。
れるトランジスタはますます微細化され、現在では、
0.2〜0.3μmのゲート長を有するトランジスタが
要求されるまでになってきている。そのため、微細加工
を行うフォトリソグラフィに要求される精度もますます
厳しくなってきている。波長の短い光や電子ビームを利
用した露光装置を用意する方法もあるが、高価になるた
め、これまでの露光装置を用い限界以上の微細パターン
を形成する技術が提案されている。その一例として、図
7を用いて、特開平5−235024号公報に示されて
いる製造方法を説明する。
【0003】まず、図7(a)に示すように、P型シリ
コン基板21に対して、LOCOS法によりフィールド
酸化膜22を形成し、その後、CVD法により、シリコ
ン窒化膜3を堆積させる。次に、フォトリソグラフィ法
により、シリコン窒化膜23に窓(X)を開ける。その
後、CVD法によりシリコン酸化膜24を堆積させる。
コン基板21に対して、LOCOS法によりフィールド
酸化膜22を形成し、その後、CVD法により、シリコ
ン窒化膜3を堆積させる。次に、フォトリソグラフィ法
により、シリコン窒化膜23に窓(X)を開ける。その
後、CVD法によりシリコン酸化膜24を堆積させる。
【0004】次に、RIE法により、シリコン酸化膜2
4を異方性エッチングすることにより、図7(b)に示
すように、シリコン窒化膜23の側壁にサイドウォール
25を形成する。
4を異方性エッチングすることにより、図7(b)に示
すように、シリコン窒化膜23の側壁にサイドウォール
25を形成する。
【0005】次に、熱酸化法により、ゲート酸化膜26
を形成する。その後、CVD法により、リン等のドーパ
ントを含んだ多結晶シリコン27を全面に堆積させる。
を形成する。その後、CVD法により、リン等のドーパ
ントを含んだ多結晶シリコン27を全面に堆積させる。
【0006】その後、図7(c)に示すように、フォト
リソグラフィ法により、ゲート電極28を形成し、その
後、エッチングにより、シリコン窒化膜23及びサイド
ウォール25を除去する。次に、熱酸化法により、全面
にシリコン酸化膜29及び30を形成する。このときゲ
ート電極28の表面のシリコン酸化膜29は、多結晶シ
リコンの増速酸化により基板表面の酸化膜30より厚く
なる。
リソグラフィ法により、ゲート電極28を形成し、その
後、エッチングにより、シリコン窒化膜23及びサイド
ウォール25を除去する。次に、熱酸化法により、全面
にシリコン酸化膜29及び30を形成する。このときゲ
ート電極28の表面のシリコン酸化膜29は、多結晶シ
リコンの増速酸化により基板表面の酸化膜30より厚く
なる。
【0007】次に、P型シリコン基板21表面のシリコ
ン酸化膜30をエッチングにより除去する。更に図7
(d)に示すように、全面にリン等のドーパントを含ん
だ多結晶シリコン32を堆積させる。その後、窒素中で
熱処理を行い、固相拡散によって活性化層31を形成す
る。その後、フォトリソグラフィ法により、配線電極形
成のため、多結晶シリコン32をパターニングし、MO
S型トランジスタを得る。
ン酸化膜30をエッチングにより除去する。更に図7
(d)に示すように、全面にリン等のドーパントを含ん
だ多結晶シリコン32を堆積させる。その後、窒素中で
熱処理を行い、固相拡散によって活性化層31を形成す
る。その後、フォトリソグラフィ法により、配線電極形
成のため、多結晶シリコン32をパターニングし、MO
S型トランジスタを得る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の製造方法では、ゲート電極形成までに、LOC
OS工程で1回とゲート電極形成工程で2回の計3回の
パターニングを行う必要があり、コンタクトの開口、配
線の加工でもパターニングを行う必要がある。
た従来の製造方法では、ゲート電極形成までに、LOC
OS工程で1回とゲート電極形成工程で2回の計3回の
パターニングを行う必要があり、コンタクトの開口、配
線の加工でもパターニングを行う必要がある。
【0009】また、シリコン基板上に存在するシリコン
窒化膜のエッチングはかなり困難で、シリコン基板で止
まらず、シリコン基板が少なからずエッチングされる危
険性がある。
窒化膜のエッチングはかなり困難で、シリコン基板で止
まらず、シリコン基板が少なからずエッチングされる危
険性がある。
【0010】更に、ゲート電極とソース/ドレイン領域
の分離は、多結晶シリコンを熱酸化した膜のため、絶縁
耐性はかなり低く、短絡の危険性が非常に高い。
の分離は、多結晶シリコンを熱酸化した膜のため、絶縁
耐性はかなり低く、短絡の危険性が非常に高い。
【0011】本発明は、フォトリソグラフィ工程を減ら
し、また、ゲート電極とソース/ドレインとの短絡を防
止し、ばらつきの少ない、信頼性のあるMOS型トラン
ジスタの製造工程を提供することを目的とするものであ
る。
し、また、ゲート電極とソース/ドレインとの短絡を防
止し、ばらつきの少ない、信頼性のあるMOS型トラン
ジスタの製造工程を提供することを目的とするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
半導体装置の製造方法は、第1導電型半導体基板上に、
パッド酸化膜及びシリコン窒化膜を形成し、素子分離領
域となる領域上の上記パッド酸化膜及びシリコン窒化膜
を除去する工程と、上記表面が露出した半導体基板を所
定の深さまでエッチングし、溝部を形成した後、上記シ
リコン窒化膜を耐酸化膜として用い、熱酸化により、上
記溝部にロコス酸化膜を形成することにより、段差のな
い素子分離領域を形成する工程と、全面に所定の厚さの
シリコン窒化膜を形成した後、シリコン酸化膜を上記素
子分離領域上に埋め込む工程と、上記活性領域となる領
域上のシリコン窒化膜及びパッド酸化膜を除去し、第2
導電型不純物を含有する第1の導電性物質を全面に堆積
した後、エッチバックすることにより、上記活性領域と
なる領域上に上記第1の導電性物質を埋め込む工程と、
ゲート電極形成領域となる領域の上記第1の導電性物質
を除去し、全面に絶縁膜を堆積させ、エッチバックする
ことにより、上記第1の導電性物質側壁にサイドウォー
ルを形成する工程と、ゲート酸化膜を形成後、ゲート電
極となる第2の導電性物質を全面に堆積し、エッチバッ
クすることにより、ゲート電極を形成する工程と、上記
第1導電性物質埋め込み工程とゲート電極形成工程との
間又はゲート電極形成工程後に、熱処理を行うことによ
り、上記第1の導電性物質に含まれている不純物を上記
半導体基板に拡散させることにより、ソース/ドレイン
領域を形成する工程とを有することを特徴とするもので
ある。
半導体装置の製造方法は、第1導電型半導体基板上に、
パッド酸化膜及びシリコン窒化膜を形成し、素子分離領
域となる領域上の上記パッド酸化膜及びシリコン窒化膜
を除去する工程と、上記表面が露出した半導体基板を所
定の深さまでエッチングし、溝部を形成した後、上記シ
リコン窒化膜を耐酸化膜として用い、熱酸化により、上
記溝部にロコス酸化膜を形成することにより、段差のな
い素子分離領域を形成する工程と、全面に所定の厚さの
シリコン窒化膜を形成した後、シリコン酸化膜を上記素
子分離領域上に埋め込む工程と、上記活性領域となる領
域上のシリコン窒化膜及びパッド酸化膜を除去し、第2
導電型不純物を含有する第1の導電性物質を全面に堆積
した後、エッチバックすることにより、上記活性領域と
なる領域上に上記第1の導電性物質を埋め込む工程と、
ゲート電極形成領域となる領域の上記第1の導電性物質
を除去し、全面に絶縁膜を堆積させ、エッチバックする
ことにより、上記第1の導電性物質側壁にサイドウォー
ルを形成する工程と、ゲート酸化膜を形成後、ゲート電
極となる第2の導電性物質を全面に堆積し、エッチバッ
クすることにより、ゲート電極を形成する工程と、上記
第1導電性物質埋め込み工程とゲート電極形成工程との
間又はゲート電極形成工程後に、熱処理を行うことによ
り、上記第1の導電性物質に含まれている不純物を上記
半導体基板に拡散させることにより、ソース/ドレイン
領域を形成する工程とを有することを特徴とするもので
ある。
【0013】また、請求項2記載の半導体装置の製造方
法は、第1導電型半導体基板上に、パッド酸化膜及びシ
リコン窒化膜を形成し、素子分離領域となる領域上の上
記パッド酸化膜及びシリコン窒化膜を除去する工程と、
上記表面が露出した半導体基板を所定の深さまでエッチ
ングし、溝部を形成した後、上記シリコン窒化膜を耐酸
化膜として用い、熱酸化により、上記溝部にロコス酸化
膜を形成することにより、段差のない素子分離領域を形
成する工程と、全面に所定の厚さのシリコン窒化膜を形
成した後、シリコン酸化膜を上記素子分離領域上に埋め
込む工程と、上記活性領域となる領域上のシリコン窒化
膜及びパッド酸化膜を除去した後、イオン注入により、
活性領域となる領域に、ソース/ドレイン領域となる第
2導電型不純物領域を形成する工程と、第2導電型不純
物を含有する第1の導電性物質を全面に堆積した後、エ
ッチバックすることにより、上記活性領域となる領域上
に上記第1の導電性物質を埋め込む工程と、ゲート電極
形成領域となる領域の上記第1の導電性物質を除去し、
全面に絶縁膜を堆積させ、エッチバックすることによ
り、上記第1の導電性物質側壁にサイドウォールを形成
する工程と、上記第1導電性物質及びサイドウォールを
マスクに半導体基板を上記第2導電型の不純物領域より
深くエッチングすることによりソース/ドレイン領域を
形成する工程と、ゲート酸化膜を形成後、ゲート電極と
なる第2の導電性物質を全面に堆積し、エッチバックす
ることにより、ゲート電極を形成する工程とを有するこ
とを特徴とするものである。
法は、第1導電型半導体基板上に、パッド酸化膜及びシ
リコン窒化膜を形成し、素子分離領域となる領域上の上
記パッド酸化膜及びシリコン窒化膜を除去する工程と、
上記表面が露出した半導体基板を所定の深さまでエッチ
ングし、溝部を形成した後、上記シリコン窒化膜を耐酸
化膜として用い、熱酸化により、上記溝部にロコス酸化
膜を形成することにより、段差のない素子分離領域を形
成する工程と、全面に所定の厚さのシリコン窒化膜を形
成した後、シリコン酸化膜を上記素子分離領域上に埋め
込む工程と、上記活性領域となる領域上のシリコン窒化
膜及びパッド酸化膜を除去した後、イオン注入により、
活性領域となる領域に、ソース/ドレイン領域となる第
2導電型不純物領域を形成する工程と、第2導電型不純
物を含有する第1の導電性物質を全面に堆積した後、エ
ッチバックすることにより、上記活性領域となる領域上
に上記第1の導電性物質を埋め込む工程と、ゲート電極
形成領域となる領域の上記第1の導電性物質を除去し、
全面に絶縁膜を堆積させ、エッチバックすることによ
り、上記第1の導電性物質側壁にサイドウォールを形成
する工程と、上記第1導電性物質及びサイドウォールを
マスクに半導体基板を上記第2導電型の不純物領域より
深くエッチングすることによりソース/ドレイン領域を
形成する工程と、ゲート酸化膜を形成後、ゲート電極と
なる第2の導電性物質を全面に堆積し、エッチバックす
ることにより、ゲート電極を形成する工程とを有するこ
とを特徴とするものである。
【0014】
【実施の形態】以下、実施の形態に基づいて本発明につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施の形態のMOS
型トランジスタの製造工程の前半工程を示す図(図3
(a)におけるX−X断面)、図2は本発明の一実施の
形態のMOS型トランジスタの製造工程の後半工程を示
す図(図3(a)におけるX−X断面)、図3(a)は
図2(a)に示す工程での平面図であり、図3(b)は
図3(a)における図2(a)に示す工程でのY−Y断
面図、図4は本発明の第2の実施の形態のMOS型トラ
ンジスタの製造工程の前半工程を示す図、図5は本発明
の一実施の形態のMOS型トランジスタの製造工程の後
半工程を示す図、図6(a)は図5(a)に示す工程で
の平面図であり、図6(b)は図5(a)に示す工程で
のX−X断面図である。
型トランジスタの製造工程の前半工程を示す図(図3
(a)におけるX−X断面)、図2は本発明の一実施の
形態のMOS型トランジスタの製造工程の後半工程を示
す図(図3(a)におけるX−X断面)、図3(a)は
図2(a)に示す工程での平面図であり、図3(b)は
図3(a)における図2(a)に示す工程でのY−Y断
面図、図4は本発明の第2の実施の形態のMOS型トラ
ンジスタの製造工程の前半工程を示す図、図5は本発明
の一実施の形態のMOS型トランジスタの製造工程の後
半工程を示す図、図6(a)は図5(a)に示す工程で
の平面図であり、図6(b)は図5(a)に示す工程で
のX−X断面図である。
【0016】以下、図1乃至図3を用いて、本発明の第
1の実施の形態について説明する。
1の実施の形態について説明する。
【0017】まず、図1(a)に示すように、P型シリ
コン基板1上に熱酸化膜2(パッド酸化膜)を100〜
200Å形成し、続いてCVD法により、シリコン窒化
膜3を1000〜2000Å形成し、レジストマスクを
用いて既知のフォトリソグラフィ法により、活性領域の
パターニングを行う。尚、図においてAは活性領域、B
はフィールド(ロコス)領域を示す。
コン基板1上に熱酸化膜2(パッド酸化膜)を100〜
200Å形成し、続いてCVD法により、シリコン窒化
膜3を1000〜2000Å形成し、レジストマスクを
用いて既知のフォトリソグラフィ法により、活性領域の
パターニングを行う。尚、図においてAは活性領域、B
はフィールド(ロコス)領域を示す。
【0018】次に、図1(b)に示すように、フィール
ド領域の部分のシリコン基板をRIE法により500〜
1500Åエッチングする。次に、図1(c)に示すよ
うに、1000〜1100℃のウエット酸化法によりフ
ィールド酸化膜4を1000〜3000Å形成する。こ
の条件により、フィールド領域のシリコンエッチングさ
れた部分は酸化膜で埋まり、活性領域の表面とフィール
ド領域の表面はフラットになる。
ド領域の部分のシリコン基板をRIE法により500〜
1500Åエッチングする。次に、図1(c)に示すよ
うに、1000〜1100℃のウエット酸化法によりフ
ィールド酸化膜4を1000〜3000Å形成する。こ
の条件により、フィールド領域のシリコンエッチングさ
れた部分は酸化膜で埋まり、活性領域の表面とフィール
ド領域の表面はフラットになる。
【0019】次に、図1(d)に示すように、CVD法
によりシリコン窒化膜5を50〜150Å形成し、しか
る後、SOG膜を2000〜4000Å塗布し、ガラス
化(300〜400℃、の熱処理)の後、シリコン窒化
膜3と同じ高さまでエッチバックした。シリコン窒化膜
の形成は、後の図3(a)に示すSOG膜エッチングの
時のストッパーとして働き、フィールド酸化膜のエッチ
ングを防ぐためである。
によりシリコン窒化膜5を50〜150Å形成し、しか
る後、SOG膜を2000〜4000Å塗布し、ガラス
化(300〜400℃、の熱処理)の後、シリコン窒化
膜3と同じ高さまでエッチバックした。シリコン窒化膜
の形成は、後の図3(a)に示すSOG膜エッチングの
時のストッパーとして働き、フィールド酸化膜のエッチ
ングを防ぐためである。
【0020】次に、図1(e)に示すように、既知のR
IE法により活性領域上のシリコン窒化膜3を除去、フ
ッ酸によりパッド酸化膜2を除去し、しかる後、リンド
ープされた多結晶シリコン7をCVD法により、100
00〜20000Åディポジションし、フィールド領域
の酸化膜6と同じ高さになるまでエッチバックした。
尚、この多結晶シリコンの埋め込みは、図中のAが0.
5〜1.0μmの時に可能となるが、所望の寸法によっ
ては多結晶シリコン7の膜厚等変化させる必要がある。
IE法により活性領域上のシリコン窒化膜3を除去、フ
ッ酸によりパッド酸化膜2を除去し、しかる後、リンド
ープされた多結晶シリコン7をCVD法により、100
00〜20000Åディポジションし、フィールド領域
の酸化膜6と同じ高さになるまでエッチバックした。
尚、この多結晶シリコンの埋め込みは、図中のAが0.
5〜1.0μmの時に可能となるが、所望の寸法によっ
ては多結晶シリコン7の膜厚等変化させる必要がある。
【0021】次に、図3(a)、図3(b)に示すよう
に、フィールド領域上まで少し延ばした開口部を有する
レジストパターンにより図2(a)に示すように、ゲー
ト電極形成領域Dの多結晶シリコン7を既知のエッチン
グ技術を用い除去し、しかる後、フィールド領域上の酸
化膜をRIE法により除去した。尚、図3(a)におい
て、符号13は上記レジストパターンの開口部、14は
活性領域を示す。
に、フィールド領域上まで少し延ばした開口部を有する
レジストパターンにより図2(a)に示すように、ゲー
ト電極形成領域Dの多結晶シリコン7を既知のエッチン
グ技術を用い除去し、しかる後、フィールド領域上の酸
化膜をRIE法により除去した。尚、図3(a)におい
て、符号13は上記レジストパターンの開口部、14は
活性領域を示す。
【0022】次に、図2(b)に示すように、CVD法
により酸化膜を500〜1500Å堆積し、エッチバッ
クすることにより、サイドウォール8を得た。この時、
サイドウォール幅は0.05〜0.1μmが得られた。
により酸化膜を500〜1500Å堆積し、エッチバッ
クすることにより、サイドウォール8を得た。この時、
サイドウォール幅は0.05〜0.1μmが得られた。
【0023】次に、図2(c)に示すように、800〜
900℃の酸化を行うことにより、ゲート酸化膜9を5
0〜100Å形成し、しかる後、リンドープの多結晶シ
リコン10を5000〜15000Å堆積し、エッチバ
ックすることによりゲート電極の多結晶シリコン10と
ソース/ドレイン領域上の多結晶シリコン7とを分離し
た。ゲート酸化時にソース/ドレイン領域上の多結晶シ
リコン7も酸化されるが、多結晶シリコン10のエッチ
ング時のオーバーエッチングにより除去される。
900℃の酸化を行うことにより、ゲート酸化膜9を5
0〜100Å形成し、しかる後、リンドープの多結晶シ
リコン10を5000〜15000Å堆積し、エッチバ
ックすることによりゲート電極の多結晶シリコン10と
ソース/ドレイン領域上の多結晶シリコン7とを分離し
た。ゲート酸化時にソース/ドレイン領域上の多結晶シ
リコン7も酸化されるが、多結晶シリコン10のエッチ
ング時のオーバーエッチングにより除去される。
【0024】次に、900〜1000℃で窒素雰囲気中
での熱処理を50〜80分間行うことにより、ソース/
ドレイン領域となる領域上の多結晶シリコンからリンを
シリコン基板1中に拡散させて、ソース/ドレイン領域
11を形成し、MOS型トランジスタが完成する。尚、
本発明は、上記多結晶シリコンの拡散は、上記多結晶シ
リコン7堆積後に行えばよい。
での熱処理を50〜80分間行うことにより、ソース/
ドレイン領域となる領域上の多結晶シリコンからリンを
シリコン基板1中に拡散させて、ソース/ドレイン領域
11を形成し、MOS型トランジスタが完成する。尚、
本発明は、上記多結晶シリコンの拡散は、上記多結晶シ
リコン7堆積後に行えばよい。
【0025】この後、全面にメタル配線材料を堆積し、
パターニングを行い、保護膜形成で完成する。すなわ
ち、図2(c)において表面がほぼ平坦であり、ゲート
電極及びソース/ドレイン領域上に保護膜がないので、
層間絶縁膜の形成、コンタクトホールの開口が特に必要
がない。
パターニングを行い、保護膜形成で完成する。すなわ
ち、図2(c)において表面がほぼ平坦であり、ゲート
電極及びソース/ドレイン領域上に保護膜がないので、
層間絶縁膜の形成、コンタクトホールの開口が特に必要
がない。
【0026】次に、図4及び図6を用いて、本発明の第
2の実施の形態について説明する。
2の実施の形態について説明する。
【0027】まず、図4(a)に示すように、P型シリ
コン基板1上に熱酸化膜2(パッド酸化膜)を100〜
200Å形成し、続いてCVD法により、シリコン窒化
膜3を1000〜2000Å形成し、レジストマスクを
用いて既知のフォトリソグラフィ法により、活性領域の
パターニングを行う。尚、図においてAは活性領域、B
はフィールド(ロコス)領域を示す。
コン基板1上に熱酸化膜2(パッド酸化膜)を100〜
200Å形成し、続いてCVD法により、シリコン窒化
膜3を1000〜2000Å形成し、レジストマスクを
用いて既知のフォトリソグラフィ法により、活性領域の
パターニングを行う。尚、図においてAは活性領域、B
はフィールド(ロコス)領域を示す。
【0028】次に、図4(b)に示すように、フィール
ド領域の部分のシリコン基板をRIE法により500〜
1500Åエッチングする。次に、図4(c)に示すよ
うに、1000〜1100℃のウエット酸化法によりフ
ィールド酸化膜4を1000〜3000Å形成する。こ
の条件により、フィールド領域のシリコンエッチングさ
れた部分は酸化膜で埋まり、活性領域の表面とフィール
ド領域の表面とはフラットになる。
ド領域の部分のシリコン基板をRIE法により500〜
1500Åエッチングする。次に、図4(c)に示すよ
うに、1000〜1100℃のウエット酸化法によりフ
ィールド酸化膜4を1000〜3000Å形成する。こ
の条件により、フィールド領域のシリコンエッチングさ
れた部分は酸化膜で埋まり、活性領域の表面とフィール
ド領域の表面とはフラットになる。
【0029】次に、図4(d)に示すように、CVD法
によりシリコン窒化膜5を50〜150Å形成し、しか
る後、SOG膜を2000〜4000Å塗布し、ガラス
化(300〜400℃、の熱処理)の後、シリコン窒化
膜3と同じ高さまでエッチバックした。シリコン窒化膜
の形成は、後の図3(a)に示すSOG膜エッチングの
時のストッパーとして働き、フィールド酸化膜のエッチ
ングを防ぐためである。
によりシリコン窒化膜5を50〜150Å形成し、しか
る後、SOG膜を2000〜4000Å塗布し、ガラス
化(300〜400℃、の熱処理)の後、シリコン窒化
膜3と同じ高さまでエッチバックした。シリコン窒化膜
の形成は、後の図3(a)に示すSOG膜エッチングの
時のストッパーとして働き、フィールド酸化膜のエッチ
ングを防ぐためである。
【0030】次に、図4(e)に示すように、既知のR
IE法により活性領域上のシリコン窒化膜3を除去、フ
ッ酸によりパッド酸化膜2を除去し、ソース/ドレイン
領域形成のため、砒素を注入エネルギーを30〜50k
eV、ドーズ量を3×1015〜5×1015cm-2の条件
でイオン注入、砒素注入領域12を形成した。しかる
後、リンドープされた多結晶シリコン7をCVD法によ
り、10000〜20000Åディポジションし、フィ
ールド領域の酸化膜6と同じ高さになるまでエッチバッ
クした。尚、この多結晶シリコン7の埋め込みは、第1
の実施の形態と同様に、図中のAが0.5〜1.0μm
の時に可能となるが、所望の寸法によっては多結晶シリ
コン7の膜厚等変化させる必要がある。
IE法により活性領域上のシリコン窒化膜3を除去、フ
ッ酸によりパッド酸化膜2を除去し、ソース/ドレイン
領域形成のため、砒素を注入エネルギーを30〜50k
eV、ドーズ量を3×1015〜5×1015cm-2の条件
でイオン注入、砒素注入領域12を形成した。しかる
後、リンドープされた多結晶シリコン7をCVD法によ
り、10000〜20000Åディポジションし、フィ
ールド領域の酸化膜6と同じ高さになるまでエッチバッ
クした。尚、この多結晶シリコン7の埋め込みは、第1
の実施の形態と同様に、図中のAが0.5〜1.0μm
の時に可能となるが、所望の寸法によっては多結晶シリ
コン7の膜厚等変化させる必要がある。
【0031】次に、図6(a)、図6(b)に示すよう
に、フィールド領域に少し延ばした開口のレジストパタ
ーンにより図5(a)に示すように、ゲート電極形成領
域のポリシリコンを既知のエッチング技術を用い除去
し、しかる後、フィールド領域上の酸化膜をRIE法に
より除去した。尚、図6(a)において、符号13はレ
ジストパターンの開口部、14は活性領域を示す。
に、フィールド領域に少し延ばした開口のレジストパタ
ーンにより図5(a)に示すように、ゲート電極形成領
域のポリシリコンを既知のエッチング技術を用い除去
し、しかる後、フィールド領域上の酸化膜をRIE法に
より除去した。尚、図6(a)において、符号13はレ
ジストパターンの開口部、14は活性領域を示す。
【0032】次に、図5(b)に示すように、CVD法
により酸化膜を500〜1500Å堆積し、エッチバッ
クすることにより、サイドウォール8を得た。この時、
サイドウォール幅は0.05〜0.1μmが得られた。
しかる後、既知のRIE法により、シリコン基板1を5
00〜1000Åエッチングした。この際、上述の砒素
注入領域12より深くエッチングすることになる。
により酸化膜を500〜1500Å堆積し、エッチバッ
クすることにより、サイドウォール8を得た。この時、
サイドウォール幅は0.05〜0.1μmが得られた。
しかる後、既知のRIE法により、シリコン基板1を5
00〜1000Åエッチングした。この際、上述の砒素
注入領域12より深くエッチングすることになる。
【0033】次に、図5(c)に示すように、800〜
900℃の酸化を行うことにより、ゲート酸化膜9を5
0〜100Å形成し、しかる後、リンドープの多結晶シ
リコン10を5000〜15000Å堆積し、エッチバ
ックすることによりゲート電極の多結晶シリコン10と
ソース/ドレイン領域上の多結晶シリコン7を分離し
た。ゲート酸化時にソース/ドレイン領域となる領域上
の多結晶シリコン7も酸化されるが、多結晶シリコン1
0のエッチング時のオーバーエッチングにより除去され
る。
900℃の酸化を行うことにより、ゲート酸化膜9を5
0〜100Å形成し、しかる後、リンドープの多結晶シ
リコン10を5000〜15000Å堆積し、エッチバ
ックすることによりゲート電極の多結晶シリコン10と
ソース/ドレイン領域上の多結晶シリコン7を分離し
た。ゲート酸化時にソース/ドレイン領域となる領域上
の多結晶シリコン7も酸化されるが、多結晶シリコン1
0のエッチング時のオーバーエッチングにより除去され
る。
【0034】次に、800〜900℃で窒素雰囲気中で
の熱処理を30〜60分間行うことにより、砒素注入領
域12を活性化させ、ソース/ドレイン領域12aを形
成させ、MOS型トランジスタを得る。この後、第1の
実施の形態と同様に、メタル配線材料を堆積し、パター
ニングを行い、保護膜形成で完成する。すなわち、図6
(c)において表面が平坦であり、ゲート電極上とソー
ス/ドレイン領域上とに保護膜がないので、層間絶縁膜
の形成、コンタクトホールの開口が特に必要がない。
の熱処理を30〜60分間行うことにより、砒素注入領
域12を活性化させ、ソース/ドレイン領域12aを形
成させ、MOS型トランジスタを得る。この後、第1の
実施の形態と同様に、メタル配線材料を堆積し、パター
ニングを行い、保護膜形成で完成する。すなわち、図6
(c)において表面が平坦であり、ゲート電極上とソー
ス/ドレイン領域上とに保護膜がないので、層間絶縁膜
の形成、コンタクトホールの開口が特に必要がない。
【0035】尚、第1の実施の形態及び第2の実施の形
態ともNMOS型トランジスタについて説明したが、P
MOS型トランジスタの場合でも、極性を変えるだけ
で、形成可能であることはいうまでもない。
態ともNMOS型トランジスタについて説明したが、P
MOS型トランジスタの場合でも、極性を変えるだけ
で、形成可能であることはいうまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明を
用いることにより、従来技術では2回のフォトリソ工程
が必要であったゲート電極形成を1回のフォトリソ工程
で行うことができ、また、ゲート電極形成時にゲート電
極とソース/ドレイン電極とが絶縁されているため、別
途層間絶縁膜を形成する必要がない。
用いることにより、従来技術では2回のフォトリソ工程
が必要であったゲート電極形成を1回のフォトリソ工程
で行うことができ、また、ゲート電極形成時にゲート電
極とソース/ドレイン電極とが絶縁されているため、別
途層間絶縁膜を形成する必要がない。
【0037】また、ゲート電極形成時にはゲート電極表
面及びソース/ドレイン電極表面が露出しており、且つ
平坦であることから、ゲート電極及びソース/ドレイン
領域の接続用コンタクト形成のためのフォトリソ工程で
ある。
面及びソース/ドレイン電極表面が露出しており、且つ
平坦であることから、ゲート電極及びソース/ドレイン
領域の接続用コンタクト形成のためのフォトリソ工程で
ある。
【0038】また、ゲート電極とソースドレイン領域の
分離もCVD酸化膜を用いているため、絶縁耐性が従来
技術に対し優れている。
分離もCVD酸化膜を用いているため、絶縁耐性が従来
技術に対し優れている。
【0039】以上のように、本発明によれば、既存の露
光装置を用い、装置の能力以上の微細なゲート電極を有
するMOS型トランジスタをマスク枚数を減らし、工程
数を減らし形成することができる。
光装置を用い、装置の能力以上の微細なゲート電極を有
するMOS型トランジスタをマスク枚数を減らし、工程
数を減らし形成することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態のMOS型トランジ
スタの製造工程の前半工程を示す図である。
スタの製造工程の前半工程を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のMOS型トランジ
スタの製造工程の後半工程を示す図である。
スタの製造工程の後半工程を示す図である。
【図3】(a)は図2(a)に示す工程での平面図であ
り、(b)は図2(a)に示す工程でのY−Y断面図で
ある。
り、(b)は図2(a)に示す工程でのY−Y断面図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施の形態のMOS型トランジ
スタの製造工程の前半工程を示す図である。
スタの製造工程の前半工程を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のMOS型トランジ
スタの製造工程の後半工程を示す図である。
スタの製造工程の後半工程を示す図である。
【図6】(a)は図5(a)に示す工程での平面図であ
り、(b)は図5(a)に示す工程でのY−Y断面図で
ある。
り、(b)は図5(a)に示す工程でのY−Y断面図で
ある。
【図7】従来技術を用いたMOS型トランジスタの製造
工程図である。
工程図である。
1 P型シリコン基板 2 パッド酸化膜 3、5 シリコン窒化膜 4 フィールド酸化膜 6 SOG膜 7、10 多結晶シリコン 8 サイドウォール 9 ゲート酸化膜 11、12a ソース/ドレイン領域 12 砒素注入領域 13 レジスト開口部 14 活性化領域
Claims (2)
- 【請求項1】 第1導電型半導体基板上に、パッド酸化
膜及びシリコン窒化膜を形成し、素子分離領域となる領
域上の上記パッド酸化膜及びシリコン窒化膜を除去する
工程と、 上記表面が露出した半導体基板を所定の深さまでエッチ
ングし、溝部を形成した後、上記シリコン窒化膜を耐酸
化膜として用い、熱酸化により、上記溝部にロコス酸化
膜を形成することにより、段差のない素子分離領域を形
成する工程と、 全面に所定の厚さのシリコン窒化膜を形成した後、シリ
コン酸化膜を上記素子分離領域上に埋め込む工程と、 上記活性領域となる領域上のシリコン窒化膜及びパッド
酸化膜を除去し、第2導電型不純物を含有する第1の導
電性物質を全面に堆積した後、エッチバックすることに
より、上記活性領域となる領域上に上記第1の導電性物
質を埋め込む工程と、 ゲート電極形成領域となる領域の上記第1の導電性物質
を除去し、全面に絶縁膜を堆積させ、エッチバックする
ことにより、上記第1の導電性物質側壁にサイドウォー
ルを形成する工程と、 ゲート酸化膜を形成後、ゲート電極となる第2の導電性
物質を全面に堆積し、エッチバックすることにより、ゲ
ート電極を形成する工程と、 上記第1導電性物質埋め込み工程とゲート電極形成工程
との間又はゲート電極形成工程後に、熱処理を行うこと
により、上記第1の導電性物質に含まれている不純物を
上記半導体基板に拡散させることにより、ソース/ドレ
イン領域を形成する工程とを有することを特徴とする、
半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 第1導電型半導体基板上に、パッド酸化
膜及びシリコン窒化膜を形成し、素子分離領域となる領
域上の上記パッド酸化膜及びシリコン窒化膜を除去する
工程と、 上記表面が露出した半導体基板を所定の深さまでエッチ
ングし、溝部を形成した後、上記シリコン窒化膜を耐酸
化膜として用い、熱酸化により、上記溝部にロコス酸化
膜を形成することにより、段差のない素子分離領域を形
成する工程と、 全面に所定の厚さのシリコン窒化膜を形成した後、シリ
コン酸化膜を上記素子分離領域上に埋め込む工程と、 上記活性領域となる領域上のシリコン窒化膜及びパッド
酸化膜を除去した後、イオン注入により、活性領域とな
る領域に、ソース/ドレイン領域となる第2導電型不純
物領域を形成する工程と、 第2導電型不純物を含有する第1の導電性物質を全面に
堆積した後、エッチバックすることにより、上記活性領
域となる領域上に上記第1の導電性物質を埋め込む工程
と、 ゲート電極形成領域となる領域の上記第1の導電性物質
を除去し、全面に絶縁膜を堆積させ、エッチバックする
ことにより、上記第1の導電性物質側壁にサイドウォー
ルを形成する工程と、 上記第1導電性物質及びサイドウォールをマスクに半導
体基板を上記第2導電型の不純物領域より深くエッチン
グすることによりソース/ドレイン領域を形成する工程
と、 ゲート酸化膜を形成後、ゲート電極となる第2の導電性
物質を全面に堆積し、エッチバックすることにより、ゲ
ート電極を形成する工程とを有することを特徴とする、
半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17382197A JPH1126756A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17382197A JPH1126756A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1126756A true JPH1126756A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=15967782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17382197A Pending JPH1126756A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1126756A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003069011A (ja) * | 2001-08-27 | 2003-03-07 | Hitachi Ltd | 半導体装置とその製造方法 |
US6661066B2 (en) | 1999-05-21 | 2003-12-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device including inversely tapered gate electrode and manufacturing method thereof |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP17382197A patent/JPH1126756A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6661066B2 (en) | 1999-05-21 | 2003-12-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device including inversely tapered gate electrode and manufacturing method thereof |
JP2003069011A (ja) * | 2001-08-27 | 2003-03-07 | Hitachi Ltd | 半導体装置とその製造方法 |
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