JPH11252745A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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- JPH11252745A JPH11252745A JP10043597A JP4359798A JPH11252745A JP H11252745 A JPH11252745 A JP H11252745A JP 10043597 A JP10043597 A JP 10043597A JP 4359798 A JP4359798 A JP 4359798A JP H11252745 A JPH11252745 A JP H11252745A
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- printed circuit
- flexible printed
- copper foil
- bus bar
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/10—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
- H05K3/20—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern by affixing prefabricated conductor pattern
- H05K3/202—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern by affixing prefabricated conductor pattern using self-supporting metal foil pattern
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/361—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
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- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 異層間のバスバーをフレキシブル・プリント
・サーキットを利用して合理的に接続できるようにす
る。 【解決手段】 絶縁板8を介して積層されたバスバー4
を収容した電気接続箱5において、バスバー3の最上層
と最下層の少なくとも一方に、銅箔パターン7の両面を
絶縁シート8で被覆してなるフレキシブル・プリント・
サーキット6が当てがわれて、このフレキシブル・プリ
ント・サーキット6の銅箔パターン7の一部は当てがっ
た層のバスバー3Aに接合される一方、この当てがった
層以外の層のバスバー3Bが露出するよう絶縁板3Aに
切欠き3b若しくは穴3dが形成されて、この切欠き3
b若しくは穴3dの段差に相当する高さでフレキシブル
・プリント・サーキット6の一部が階段状に折り曲げら
れ、この折り曲げ部6e,6fの銅箔パターン7の一部
7d,7eが上記当てがった層以外の層のバスバー3B
に接合されている。
・サーキットを利用して合理的に接続できるようにす
る。 【解決手段】 絶縁板8を介して積層されたバスバー4
を収容した電気接続箱5において、バスバー3の最上層
と最下層の少なくとも一方に、銅箔パターン7の両面を
絶縁シート8で被覆してなるフレキシブル・プリント・
サーキット6が当てがわれて、このフレキシブル・プリ
ント・サーキット6の銅箔パターン7の一部は当てがっ
た層のバスバー3Aに接合される一方、この当てがった
層以外の層のバスバー3Bが露出するよう絶縁板3Aに
切欠き3b若しくは穴3dが形成されて、この切欠き3
b若しくは穴3dの段差に相当する高さでフレキシブル
・プリント・サーキット6の一部が階段状に折り曲げら
れ、この折り曲げ部6e,6fの銅箔パターン7の一部
7d,7eが上記当てがった層以外の層のバスバー3B
に接合されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気接続箱に関
し、特に異層間のバスバーをフレキシブル・プリント・
サーキットを利用して合理的に接続できるようにするも
のである。
し、特に異層間のバスバーをフレキシブル・プリント・
サーキットを利用して合理的に接続できるようにするも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイヤーハーネス等を種々の電
装品に分岐接続するのに用いられる電気接続箱は、分岐
接続点を1個所に集中させて、配線を合理的かつ経済的
に分岐接続するものであり、ワイヤーハーネスの高密度
化に伴って、車種別又は用途別に種々の形式のものが開
発されている。
装品に分岐接続するのに用いられる電気接続箱は、分岐
接続点を1個所に集中させて、配線を合理的かつ経済的
に分岐接続するものであり、ワイヤーハーネスの高密度
化に伴って、車種別又は用途別に種々の形式のものが開
発されている。
【0003】上記のような電気接続箱としては、図7に
示すように、ロアケース1とアッパーケース2内に、絶
縁板3を介して積層されたバスバー4が収容されたもの
がある。
示すように、ロアケース1とアッパーケース2内に、絶
縁板3を介して積層されたバスバー4が収容されたもの
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記積
層されたバスバー4は、1階層毎に回路が完結すること
が必要であることから、1階層に配索できる回路数が限
られてデッドスペースが生じることがあった。即ち、1
階層に5回路のバスバーパターンを配索したところ、あ
と1回路が入るスペースが有るにもかかわらず、パター
ンの取り回しができないために、そのスペースが使用で
きないからである。
層されたバスバー4は、1階層毎に回路が完結すること
が必要であることから、1階層に配索できる回路数が限
られてデッドスペースが生じることがあった。即ち、1
階層に5回路のバスバーパターンを配索したところ、あ
と1回路が入るスペースが有るにもかかわらず、パター
ンの取り回しができないために、そのスペースが使用で
きないからである。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解消するため
になされたもので、異層間のバスバーをフレキシブル・
プリント・サーキットを利用して合理的に接続できるよ
うにして、バスバーのデッドスペースを有効に活用でき
るようにした電気接続箱を提供するものである。
になされたもので、異層間のバスバーをフレキシブル・
プリント・サーキットを利用して合理的に接続できるよ
うにして、バスバーのデッドスペースを有効に活用でき
るようにした電気接続箱を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、絶縁板を介して積層されたバスバーを収
容した電気接続箱において、上記バスバーの最上層と最
下層の少なくとも一方に、銅箔パターンの両面を絶縁シ
ートで被覆してなるフレキシブル・プリント・サーキッ
トが当てがわれて、このフレキシブル・プリント・サー
キットの銅箔パターンの一部は当てがった層のバスバー
に接合される一方、この当てがった層以外の層のバスバ
ーが露出するよう絶縁板に切欠き若しくは穴が形成され
て、この切欠き若しくは穴の段差に相当する高さでフレ
キシブル・プリント・サーキットの一部が階段状に折り
曲げられ、この折り曲げ部の銅箔パターンの一部が上記
当てがった層以外の層のバスバーに接合されていること
を特徴とする電気接続箱を提供するものである。
に、本発明は、絶縁板を介して積層されたバスバーを収
容した電気接続箱において、上記バスバーの最上層と最
下層の少なくとも一方に、銅箔パターンの両面を絶縁シ
ートで被覆してなるフレキシブル・プリント・サーキッ
トが当てがわれて、このフレキシブル・プリント・サー
キットの銅箔パターンの一部は当てがった層のバスバー
に接合される一方、この当てがった層以外の層のバスバ
ーが露出するよう絶縁板に切欠き若しくは穴が形成され
て、この切欠き若しくは穴の段差に相当する高さでフレ
キシブル・プリント・サーキットの一部が階段状に折り
曲げられ、この折り曲げ部の銅箔パターンの一部が上記
当てがった層以外の層のバスバーに接合されていること
を特徴とする電気接続箱を提供するものである。
【0007】本発明によれば、最上層(又は最下層)の
バスバーに当てがったフレキシブル・プリント・サーキ
ットの銅箔パターンの一部を、当てがった層のバスバー
に接合すると共に、当てがった層以外の層のバスバーが
露出するよう絶縁板に形成した切欠き若しくは穴の段差
に相当する高さでフレキシブル・プリント・サーキット
の一部を階段状に折り曲げ、この折り曲げ部の銅箔パタ
ーンの一部を、当てがった層以外の層のバスバーに接合
することにより、異層間のバスバーをフレキシブル・プ
リント・サーキットを利用して合理的に接続できるよう
になる。
バスバーに当てがったフレキシブル・プリント・サーキ
ットの銅箔パターンの一部を、当てがった層のバスバー
に接合すると共に、当てがった層以外の層のバスバーが
露出するよう絶縁板に形成した切欠き若しくは穴の段差
に相当する高さでフレキシブル・プリント・サーキット
の一部を階段状に折り曲げ、この折り曲げ部の銅箔パタ
ーンの一部を、当てがった層以外の層のバスバーに接合
することにより、異層間のバスバーをフレキシブル・プ
リント・サーキットを利用して合理的に接続できるよう
になる。
【0008】請求項2のように、上記フレキシブル・プ
リント・サーキットの銅箔パターンとバスバーとの接合
部近傍の絶縁板にピン状のリブが形成されると共に、フ
レキシブル・プリント・サーキットに、このリブに挿入
される穴が形成されて、リブに穴を挿入した後にリブの
先端が潰されて拡大され、フレキシブル・プリント・サ
ーキットの接合部近傍が絶縁板に固定されるように構成
することができる。
リント・サーキットの銅箔パターンとバスバーとの接合
部近傍の絶縁板にピン状のリブが形成されると共に、フ
レキシブル・プリント・サーキットに、このリブに挿入
される穴が形成されて、リブに穴を挿入した後にリブの
先端が潰されて拡大され、フレキシブル・プリント・サ
ーキットの接合部近傍が絶縁板に固定されるように構成
することができる。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。なお、従来技術と同一構成
・作用の個所は同一番号を付して詳細な説明は省略す
る。
を参照して詳細に説明する。なお、従来技術と同一構成
・作用の個所は同一番号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0011】図1に示すように、電気接続箱5は、ロア
ケース1とアッパーケース2とを備え、両ケース1,2
内に絶縁板3(A〜D)を介して積層されたバスバー4
(A〜E)を収容し、ロアケース1にアッパーケース2
を被せて、両ケース1,2を相互にロック部(不図示)
でロックするようになっている。本実施形態では、図5
(d)に示すように、4枚の絶縁板3(A〜D)を介し
て5枚のバスバー4(A〜E)を積層している。
ケース1とアッパーケース2とを備え、両ケース1,2
内に絶縁板3(A〜D)を介して積層されたバスバー4
(A〜E)を収容し、ロアケース1にアッパーケース2
を被せて、両ケース1,2を相互にロック部(不図示)
でロックするようになっている。本実施形態では、図5
(d)に示すように、4枚の絶縁板3(A〜D)を介し
て5枚のバスバー4(A〜E)を積層している。
【0012】第1層(最上層)のバスバー4Aには、図
5(a)に詳細に示すように、銅箔パターン7の両面を
絶縁シート8で被覆してなるフレキシブル・プリント・
サーキット6(以下、本実施形態の項ではFPCと略記
する。)を当てがって、図1に示したように、このFP
C6から露出させた銅箔パターン7の各端部7a,…
は、当てがった第1層のバスバー4Aの適所にレーザー
溶接等で接合する。なお、FPC6は、第5層(最下
層)のバスバー4Eに当てがうように構成しても良く、
さらには第1層(最上層)のバスバー4Aと第5層(最
下層)のバスバー4Eとの双方に当てがうように構成し
ても良い。
5(a)に詳細に示すように、銅箔パターン7の両面を
絶縁シート8で被覆してなるフレキシブル・プリント・
サーキット6(以下、本実施形態の項ではFPCと略記
する。)を当てがって、図1に示したように、このFP
C6から露出させた銅箔パターン7の各端部7a,…
は、当てがった第1層のバスバー4Aの適所にレーザー
溶接等で接合する。なお、FPC6は、第5層(最下
層)のバスバー4Eに当てがうように構成しても良く、
さらには第1層(最上層)のバスバー4Aと第5層(最
下層)のバスバー4Eとの双方に当てがうように構成し
ても良い。
【0013】上記FPC6の銅箔パターン7の各端部7
a,…と第1層のバスバー4Aの溶接接合部近傍の絶縁
板3Aには、図2及び図5(b)に示すようなピン状の
リブ3aをそれぞれ形成すると共に、FPC6には、こ
の各リブ3aに挿入される穴6aを形成して、リブ3a
に穴6aを挿入した後に、図5(c)に示すように、リ
ブ3aの先端を熱プレス等で潰して拡大させることによ
り、FPC6の溶接接合部近傍を絶縁板3Aに固定す
る。なお、FPC6の適所も同様にして絶縁板3Aに固
定する。
a,…と第1層のバスバー4Aの溶接接合部近傍の絶縁
板3Aには、図2及び図5(b)に示すようなピン状の
リブ3aをそれぞれ形成すると共に、FPC6には、こ
の各リブ3aに挿入される穴6aを形成して、リブ3a
に穴6aを挿入した後に、図5(c)に示すように、リ
ブ3aの先端を熱プレス等で潰して拡大させることによ
り、FPC6の溶接接合部近傍を絶縁板3Aに固定す
る。なお、FPC6の適所も同様にして絶縁板3Aに固
定する。
【0014】上記FPC6は、成形時には、図3に示す
ようなフラット(平面)状に形成されるが、成形後に、
図2に示したように、FPC6の一部を折り曲げ加工す
る。即ち、図3に示したフラットなFPC6を谷折り線
a−aと山折り線b−b及び山折り線c−cと谷折り線
d−dとで、各折り線に沿って、図2に示したような3
個の逆U字状折り曲げ部6bに加工して、この3個の折
り曲げ部6bの内の1個に、部品を半田付けで接続する
ために絶縁板3Aから上方に浮かしたランド部6cを形
成する。なお、ランド部6cを形成しない2個の折り曲
げ部6bは、ランド部6cを形成する1個の折り曲げ部
6bを得るためのものである。
ようなフラット(平面)状に形成されるが、成形後に、
図2に示したように、FPC6の一部を折り曲げ加工す
る。即ち、図3に示したフラットなFPC6を谷折り線
a−aと山折り線b−b及び山折り線c−cと谷折り線
d−dとで、各折り線に沿って、図2に示したような3
個の逆U字状折り曲げ部6bに加工して、この3個の折
り曲げ部6bの内の1個に、部品を半田付けで接続する
ために絶縁板3Aから上方に浮かしたランド部6cを形
成する。なお、ランド部6cを形成しない2個の折り曲
げ部6bは、ランド部6cを形成する1個の折り曲げ部
6bを得るためのものである。
【0015】同様に、フラットなFPC6を谷折り線e
−eと山折り線f−f及び山折り線g−gと谷折り線h
−hとで、各折り線に沿って、図2に示したような3個
の逆U字状折り曲げ部6dに加工して、この3個の折り
曲げ部6dの内の1個に、部品を半田付けで接続するた
めに絶縁板3Aから上方に浮かしたランド部6cを形成
する。なお、ランド部6cを形成しない2個の折り曲げ
部6dは、ランド部6cを形成する1個の折り曲げ部6
dを得るためのものである。
−eと山折り線f−f及び山折り線g−gと谷折り線h
−hとで、各折り線に沿って、図2に示したような3個
の逆U字状折り曲げ部6dに加工して、この3個の折り
曲げ部6dの内の1個に、部品を半田付けで接続するた
めに絶縁板3Aから上方に浮かしたランド部6cを形成
する。なお、ランド部6cを形成しない2個の折り曲げ
部6dは、ランド部6cを形成する1個の折り曲げ部6
dを得るためのものである。
【0016】上記各折り曲げ線a−a〜h−hの前後位
置には、銅箔パターン7に折り曲げガイド7bとなる切
込み凹部7fをそれぞれ設けると、FPC6を正確な位
置で直角に折り曲げることができる。
置には、銅箔パターン7に折り曲げガイド7bとなる切
込み凹部7fをそれぞれ設けると、FPC6を正確な位
置で直角に折り曲げることができる。
【0017】即ち、図6(a)に詳細に示すように、こ
の折り曲げガイド7bは、銅箔パターン7の一部に切込
み凹部7fを設けて銅箔パターン7を細くし、この凹部
7fの前後位置の銅箔パターン7が無い折り曲げ線に沿
ってFPC6を折り曲げることができる。この凹部7f
により銅箔パターン7が細くなるので、折り曲げが容易
に行なえる。
の折り曲げガイド7bは、銅箔パターン7の一部に切込
み凹部7fを設けて銅箔パターン7を細くし、この凹部
7fの前後位置の銅箔パターン7が無い折り曲げ線に沿
ってFPC6を折り曲げることができる。この凹部7f
により銅箔パターン7が細くなるので、折り曲げが容易
に行なえる。
【0018】また、図6(b)に詳細に示すように、銅
箔パターン7とは別に、折り曲げガイド7bとなるダミ
ーの銅箔パターン7gを設けると、この折り曲げガイド
7bの前後位置の銅箔パターン7が無い折り曲げ線に沿
ってFPC6を折り曲げることができる。このダミーの
銅箔パターン7gである折り曲げガイド7bの間には銅
箔パターン7が無いので、折り曲げが容易に行なえる。
箔パターン7とは別に、折り曲げガイド7bとなるダミ
ーの銅箔パターン7gを設けると、この折り曲げガイド
7bの前後位置の銅箔パターン7が無い折り曲げ線に沿
ってFPC6を折り曲げることができる。このダミーの
銅箔パターン7gである折り曲げガイド7bの間には銅
箔パターン7が無いので、折り曲げが容易に行なえる。
【0019】一方、図2に示したように、上記FPC6
を当てがった第1層のバスバー4Aの絶縁板3Aに切欠
き3bを形成して、第2層のバスバー4Bの一部を露出
させる。また、図1及び図5(e)に示したように、上
記絶縁板3Aに穴3dを形成して、第2層のバスバー4
Bの一部を露出させる。
を当てがった第1層のバスバー4Aの絶縁板3Aに切欠
き3bを形成して、第2層のバスバー4Bの一部を露出
させる。また、図1及び図5(e)に示したように、上
記絶縁板3Aに穴3dを形成して、第2層のバスバー4
Bの一部を露出させる。
【0020】なお、別例として、図5(d)に示したよ
うに、第2層のバスバー4Bの絶縁板3Bにも切欠き3
cを形成して、第3層のバスバー4Cの一部を露出させ
るようにすることもできる。
うに、第2層のバスバー4Bの絶縁板3Bにも切欠き3
cを形成して、第3層のバスバー4Cの一部を露出させ
るようにすることもできる。
【0021】そして、図3及び図2に示したように、上
記FPC6の一部を山折り線i−iと谷折り線j−jと
で、絶縁板3Aの切欠き3bの段差に相当する高さで階
段状に折り曲げ加工して、この折り曲げ部6eのFPC
6から露出させた銅箔パターン7の端部7dを第2層の
バスバー4Bにレーザー溶接等で接合する。また、図5
(e)のように、FPC6の銅箔パターン7から露出さ
せた端部7eを絶縁板3Aの穴3dの段差に相当する高
さで階段状に折り曲げ加工して、この端部7eを第2層
のバスバー4Bにレーザー溶接等で接合する。
記FPC6の一部を山折り線i−iと谷折り線j−jと
で、絶縁板3Aの切欠き3bの段差に相当する高さで階
段状に折り曲げ加工して、この折り曲げ部6eのFPC
6から露出させた銅箔パターン7の端部7dを第2層の
バスバー4Bにレーザー溶接等で接合する。また、図5
(e)のように、FPC6の銅箔パターン7から露出さ
せた端部7eを絶縁板3Aの穴3dの段差に相当する高
さで階段状に折り曲げ加工して、この端部7eを第2層
のバスバー4Bにレーザー溶接等で接合する。
【0022】これらの折り曲げ部にも、銅箔パターン7
の一部に切込み凹部7fを設けて銅箔パターン7を細く
し、この切込み凹部7fの前後位置の銅箔パターン7が
無い折り曲げ線に沿ってFPC6を折り曲げることによ
り、折り曲げが精度良く容易に行なえる。
の一部に切込み凹部7fを設けて銅箔パターン7を細く
し、この切込み凹部7fの前後位置の銅箔パターン7が
無い折り曲げ線に沿ってFPC6を折り曲げることによ
り、折り曲げが精度良く容易に行なえる。
【0023】なお、図5(d)に示した別例では、上記
FPC6の一部をさらに山折り線m−mと谷折り線n−
nとで、絶縁板3Bの切欠き3cの段差に相当する高さ
で階段状に折り曲げ加工して、この折り曲げ部6fのF
PC6から露出させた銅箔パターン7の端部7dを第3
層のバスバー4Cにレーザー溶接等で接合する。
FPC6の一部をさらに山折り線m−mと谷折り線n−
nとで、絶縁板3Bの切欠き3cの段差に相当する高さ
で階段状に折り曲げ加工して、この折り曲げ部6fのF
PC6から露出させた銅箔パターン7の端部7dを第3
層のバスバー4Cにレーザー溶接等で接合する。
【0024】これらの各折り曲げ部6e又は6fの端部
7dは、上記と同様にして、絶縁板3B又は3Cのリブ
3aにFPC6の穴6aを挿入した後に、リブ3aの先
端を熱プレス等で潰して拡大させることにより、FPC
6の溶接接合部近傍を絶縁板3B又は3Cに固定する。
7dは、上記と同様にして、絶縁板3B又は3Cのリブ
3aにFPC6の穴6aを挿入した後に、リブ3aの先
端を熱プレス等で潰して拡大させることにより、FPC
6の溶接接合部近傍を絶縁板3B又は3Cに固定する。
【0025】上記構成であれば、最上層のバスバー4A
に当てがったFPC6の銅箔パターン7の端部7aを、
当てがった層のバスバー4Aに溶接接合すると共に、第
2層(又は第3層)のバスバー4B(又は4C)が露出
するよう絶縁板3A(又は3B)に形成した切欠き3b
(又は3c)若しくは穴3dの段差に相当する高さでF
PC6を階段状に折り曲げ、この折り曲げ部6e(又は
6f)の銅箔パターン7の端部7d若しくは7eを、対
応する下層のバスバー4B(又は4C)に溶接接合する
ことによって、異層間のバスバー4Aと4B(又は4
C)をFPC6を利用して合理的に接続できることにな
る。
に当てがったFPC6の銅箔パターン7の端部7aを、
当てがった層のバスバー4Aに溶接接合すると共に、第
2層(又は第3層)のバスバー4B(又は4C)が露出
するよう絶縁板3A(又は3B)に形成した切欠き3b
(又は3c)若しくは穴3dの段差に相当する高さでF
PC6を階段状に折り曲げ、この折り曲げ部6e(又は
6f)の銅箔パターン7の端部7d若しくは7eを、対
応する下層のバスバー4B(又は4C)に溶接接合する
ことによって、異層間のバスバー4Aと4B(又は4
C)をFPC6を利用して合理的に接続できることにな
る。
【0026】したがって、従来のように、1階層毎にバ
スバー4A〜4Eの回路が完結する必要がなくなるの
で、バスバー4A〜4Eの配索の自由度が向上する。ま
た、バスバー4A〜4Eのデッドスペースとなる絶縁板
3A(又は3B)に切欠き3b(又は3c)若しくは穴
3dを形成したり、各階層のデッドスペースに配索した
バスバー同士をFPC6で接続して回路を形成できるの
で、デッドスペースを有効に活用できる。さらに、FP
C6を用いて各バスバー4A〜4Eの異層間接続が可能
となるので、バスバー層数を減少できると共に、FPC
6の厚み(約0.3mm)はバスバー4A〜4Eの厚み
(約1.2mm)の約1/4であるので、層厚みを減少
できるから、電気接続箱5を軽量化、小型化できる。
スバー4A〜4Eの回路が完結する必要がなくなるの
で、バスバー4A〜4Eの配索の自由度が向上する。ま
た、バスバー4A〜4Eのデッドスペースとなる絶縁板
3A(又は3B)に切欠き3b(又は3c)若しくは穴
3dを形成したり、各階層のデッドスペースに配索した
バスバー同士をFPC6で接続して回路を形成できるの
で、デッドスペースを有効に活用できる。さらに、FP
C6を用いて各バスバー4A〜4Eの異層間接続が可能
となるので、バスバー層数を減少できると共に、FPC
6の厚み(約0.3mm)はバスバー4A〜4Eの厚み
(約1.2mm)の約1/4であるので、層厚みを減少
できるから、電気接続箱5を軽量化、小型化できる。
【0027】さらにまた、FPC6の銅箔パターン7の
端部7a,7d,7eとバスバー4A〜4Cとの接合部
近傍の絶縁板3A〜3Cに形成したリブ3aに、FPC
6の穴6aを挿入して、リブ3aの先端を潰して拡大す
ることにより、FPC6の接合部近傍を絶縁板3A〜3
Cに固定すると、FPC6の接続端部7a,7d,7e
近傍に応力がかからないので、接合外れが生じなくな
る。
端部7a,7d,7eとバスバー4A〜4Cとの接合部
近傍の絶縁板3A〜3Cに形成したリブ3aに、FPC
6の穴6aを挿入して、リブ3aの先端を潰して拡大す
ることにより、FPC6の接合部近傍を絶縁板3A〜3
Cに固定すると、FPC6の接続端部7a,7d,7e
近傍に応力がかからないので、接合外れが生じなくな
る。
【0028】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の電気接続箱は、フレキシブル・プリント・サーキッ
トの銅箔パターンの一部を、当てがった層のバスバーに
接合すると共に、当てがった層以外の層のバスバーが露
出するよう絶縁板に形成した切欠き若しくは穴の段差に
相当する高さでフレキシブル・プリント・サーキットの
一部を階段状に折り曲げ、この折り曲げ部の銅箔パター
ンの一部を、当てがった層以外の層のバスバーに接合す
るようにしたから、異層間のバスバーをフレキシブル・
プリント・サーキットを利用して合理的に接続できるよ
うになる。
明の電気接続箱は、フレキシブル・プリント・サーキッ
トの銅箔パターンの一部を、当てがった層のバスバーに
接合すると共に、当てがった層以外の層のバスバーが露
出するよう絶縁板に形成した切欠き若しくは穴の段差に
相当する高さでフレキシブル・プリント・サーキットの
一部を階段状に折り曲げ、この折り曲げ部の銅箔パター
ンの一部を、当てがった層以外の層のバスバーに接合す
るようにしたから、異層間のバスバーをフレキシブル・
プリント・サーキットを利用して合理的に接続できるよ
うになる。
【0029】したがって、1階層毎にバスバーの回路が
完結する必要がなくなるので、バスバーの配索の自由度
が向上する。また、デッドスペースに切欠き若しくは穴
を形成したり、各階層のデッドスペースに配索したバス
バー同士をフレキシブル・プリント・サーキットで接続
して回路を形成できるので、デッドスペースを有効に活
用できる。
完結する必要がなくなるので、バスバーの配索の自由度
が向上する。また、デッドスペースに切欠き若しくは穴
を形成したり、各階層のデッドスペースに配索したバス
バー同士をフレキシブル・プリント・サーキットで接続
して回路を形成できるので、デッドスペースを有効に活
用できる。
【0030】さらに、フレキシブル・プリント・サーキ
ットを用いてバスバーの異層間接続が可能となるので、
バスバー層数を減少できると共に、フレキシブル・プリ
ント・サーキットの厚みはバスバーの厚みの約1/4で
あるので、層厚みを減少できるから、電気接続箱を軽量
化、小型化できる。
ットを用いてバスバーの異層間接続が可能となるので、
バスバー層数を減少できると共に、フレキシブル・プリ
ント・サーキットの厚みはバスバーの厚みの約1/4で
あるので、層厚みを減少できるから、電気接続箱を軽量
化、小型化できる。
【0031】また、フレキシブル・プリント・サーキッ
トの銅箔パターンとバスバーとの接合部近傍の絶縁板の
リブに、フレキシブル・プリント・サーキットの穴を挿
入した後にリブの先端を潰して拡大させて、フレキシブ
ル・プリント・サーキットの接合部近傍を絶縁板に固定
するように構成すると(請求項2)、フレキシブル・プ
リント・サーキットの接続部近傍の応力がかからないの
で、接合外れが生じなくなる。
トの銅箔パターンとバスバーとの接合部近傍の絶縁板の
リブに、フレキシブル・プリント・サーキットの穴を挿
入した後にリブの先端を潰して拡大させて、フレキシブ
ル・プリント・サーキットの接合部近傍を絶縁板に固定
するように構成すると(請求項2)、フレキシブル・プ
リント・サーキットの接続部近傍の応力がかからないの
で、接合外れが生じなくなる。
【図1】 本発明の電気接続箱の分解斜視図である。
【図2】 フレキシブル・プリント・サーキットの斜視
図である。
図である。
【図3】 折り曲げ加工前のフレキシブル・プリント・
サーキットの斜視図である。
サーキットの斜視図である。
【図4】 フレキシブル・プリント・サーキットの要部
であり、(a)は折り曲げ前の斜視図、(b)は折り曲
げ後の斜視図である。
であり、(a)は折り曲げ前の斜視図、(b)は折り曲
げ後の斜視図である。
【図5】 (a)はフレキシブル・プリント・サーキッ
トの断面図、(b)はリブの断面図、(c)は潰したリ
ブの断面図、(d)は第3層のバスバーに銅箔パターン
を接合した例の断面図、(e)は絶縁板の穴から第2層
のバスバーに銅箔パターンを接合した断面図である。
トの断面図、(b)はリブの断面図、(c)は潰したリ
ブの断面図、(d)は第3層のバスバーに銅箔パターン
を接合した例の断面図、(e)は絶縁板の穴から第2層
のバスバーに銅箔パターンを接合した断面図である。
【図6】 (a)は銅箔パターンに切込み凹部を形成し
たフレキシブル・プリント・サーキットの要部斜視図、
(b)はダミーの銅箔パターンを設けたフレキシブル・
プリント・サーキットの要部斜視図である。
たフレキシブル・プリント・サーキットの要部斜視図、
(b)はダミーの銅箔パターンを設けたフレキシブル・
プリント・サーキットの要部斜視図である。
【図7】 従来の電気接続箱の分解斜視図である。
1 ロアケース 2 アッパーケース 3(A〜D) 絶縁板 3a リブ 3b,3c 切欠き 3d 穴 4(A〜E) バスバー 5 電気接続箱 6 フレキシブル・プリント・サーキット(FPC) 6a 穴 6e,6f 折り曲げ部 7 銅箔パターン 7a,7d,7e 端部 7b 折り曲げガイド 8 絶縁シート
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁板を介して積層されたバスバーを収
容した電気接続箱において、 上記バスバーの最上層と最下層の少なくとも一方に、銅
箔パターンの両面を絶縁シートで被覆してなるフレキシ
ブル・プリント・サーキットが当てがわれて、このフレ
キシブル・プリント・サーキットの銅箔パターンの一部
は当てがった層のバスバーに接合される一方、この当て
がった層以外の層のバスバーが露出するよう絶縁板に切
欠き若しくは穴が形成されて、この切欠き若しくは穴の
段差に相当する高さでフレキシブル・プリント・サーキ
ットの一部が階段状に折り曲げられ、この折り曲げ部の
銅箔パターンの一部が上記当てがった層以外の層のバス
バーに接合されていることを特徴とする電気接続箱。 - 【請求項2】 上記フレキシブル・プリント・サーキッ
トの銅箔パターンとバスバーとの接合部近傍の絶縁板に
ピン状のリブが形成されると共に、フレキシブル・プリ
ント・サーキットに、このリブに挿入される穴が形成さ
れて、リブに穴を挿入した後にリブの先端が潰されて拡
大され、フレキシブル・プリント・サーキットの接合部
近傍が絶縁板に固定されるように構成した請求項1に記
載の電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10043597A JPH11252745A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10043597A JPH11252745A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 電気接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11252745A true JPH11252745A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12668227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10043597A Withdrawn JPH11252745A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11252745A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6814591B2 (en) | 2000-08-24 | 2004-11-09 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Electrical connector housing |
-
1998
- 1998-02-25 JP JP10043597A patent/JPH11252745A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6814591B2 (en) | 2000-08-24 | 2004-11-09 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Electrical connector housing |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |