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JPH11255048A - 補強構造を有する構造部材 - Google Patents

補強構造を有する構造部材

Info

Publication number
JPH11255048A
JPH11255048A JP5774598A JP5774598A JPH11255048A JP H11255048 A JPH11255048 A JP H11255048A JP 5774598 A JP5774598 A JP 5774598A JP 5774598 A JP5774598 A JP 5774598A JP H11255048 A JPH11255048 A JP H11255048A
Authority
JP
Japan
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main
reinforcing
stay
load
stays
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5774598A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Hishida
博俊 菱田
Hisashi Naoi
久 直井
Hitoaki Kimura
仁昭 木村
Tatsu Maekawa
竜 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP5774598A priority Critical patent/JPH11255048A/ja
Publication of JPH11255048A publication Critical patent/JPH11255048A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、例えば自動車のバンパーの補強部
材やその他の一般構造部材において、形成材料の容量
(重量)を大きくしないで、正面方向からの荷重に対し
てはもちろん、斜め方向からの荷重に対しても強度を最
大限に発揮でき座屈を抑制できる断面形状とすることに
よって、形成材料を効率使用して軽量化を実現可能にす
る構造部材を提供する。 【解決手段】 1以上の隅部を有する中空部材におい
て、荷重の作用方向で相対する壁間に、屈曲部を形成し
た一対の主スティを、屈曲部の屈曲方向が反対になるよ
うに配設し、この一対の主スティの屈曲部間、または主
スティの屈曲部と相対する中空部材の短辺壁との間に補
強スティを配設して座屈を抑制する、構造部材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、各種の車両におい
て安全性の確保、車体損傷の軽減のために、これらの車
両の緩衝器(以下「バンパー」という。)や車体等に用
いられる構造部材、あるいは一般の構造物において用い
られる構造部材の補強法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車において用いられるバン
パーは、一般的には、例えば図7(a)に示すように、
外殻1と、この外殻1を補強する補強部材2と、外殻1
と補強部材2間に介在させた緩衝材3を組み立てて形成
するものが知られている(参考技術 特開平7−762
51号公報、特開平8−80789号公報記載の技術、
他)。
【0003】このバンパーにおいては、外殻1と補強部
材2は、図7(b)に示すように、それぞれ、車体(フ
レーム)4への取付部5、6を有しており、外殻1と補
強部材2間に緩衝材3を介在させて外殻1と補強部材2
を、それぞれボルト・ナット7、8によって車体4の前
端部(後端部)に取り付けることによりバンパーとして
機能させるようにしている。
【0004】このようなバンパーにおいては、例えば、
衝突による衝撃荷重wは、バンパーの外殻1から、緩衝
材3、補強部材2を経て車体フレーム4に伝達され、そ
の過程で、外殻2、緩衝材3、補強部材2の変形によっ
て衝撃が緩和される。例えば、このバンパーの場合で
は、補強部材2として、荷重w方向で相対する長辺の壁
板2aと2b間に主スティ9a、9bを等間隔(対称)
に設けてなる断面目型の中空部材が用いられている。
【0005】しかし、補強部材2が、このような主ステ
ィ9a、9bを有する場合、正面方向からの荷重wに対
しては、例えば図8(b)に示すように変形して補強効
果が発揮されるが、斜め方向からの荷重wに対しては、
例えば図8(c)に示すような倒壊現象が発生し、主ス
ティ9a、9bによる補強効果が十分に発揮されないこ
とがある。また、この補強部材は大きな衝撃荷重を受け
るため、主として強度確保が容易な鋼材によって形成さ
れており、その製造に際しては圧延、切断、曲げ加工、
溶接等の作業を伴うため製造コスト削減の要請も高い。
【0006】一方、近年、各種の自動車においては、燃
費節減、事故規模の軽減の観点から軽量化の要請が高ま
ってきている折り、この部材の断面形状が、使用材料の
強度を最大限に発揮させ軽量化の要請に応えられる最適
のものかどうかの観点では、必ずしも十分に評価できる
ものとの確証は得られていない。また、軽量化のため
に、補強部材にアルミニウム材を用いることについても
知られているが、少ない容量(重量)で十分な強度を確
保する最適の断面形状のものであるとの確証は得られて
いない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、例えば自動
車のバンパーの補強部材やその他の一般構造部材におい
て、形成材料の容量(重量)を大きくしないで、正面方
向からの荷重に対してはもちろん、斜め方向からの荷重
に対しても強度を最大限に発揮でき断面の偏平(座屈)
を抑制できる断面形状とすることによって、形成材料を
効率使用して軽量化を実現可能にする構造部材の補強方
法と構造部材を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の構成を
要旨とするものである。 (1) 1以上の隅部を有する中空部材であって、荷重
の作用方向で相対する壁間に、屈曲部を形成した一対の
主スティを、屈曲部の屈曲方向が互いに反対方向となる
ように配設し、この一対の主スティの屈曲部間に補強ス
ティを配設したことを特徴とする補強構造を有する構造
部材。 (2) 1以上の隅部を有する中空部材であって、荷重
の作用方向で相対する壁間に、屈曲部を形成した主ステ
ィを配設し、この主スティの屈曲部と相対する中空部材
の壁との間に補強スティを配設したことを特徴とする補
強構造を有する構造部材。 (3) (2)において、補強スティの屈曲部と相対す
る中空部材の壁に、座屈主荷重を中央部側に誘導する屈
曲部が形成されていることを特徴とする補強構造を有す
る構造部材。
【0009】
【発明の実施形態】本発明は、1以上の隅部を有する中
空の構造部材を、形成材料の容量(重量)を大きくしな
いで、正面方向からの荷重に対してはもちろん、斜め方
向からの荷重に対しても強度を最大限に発揮でき座屈を
抑制できる断面形状とすることによって、形成材料を効
率使用して構造部材の軽量化を実現可能にするものであ
る。
【0010】より具体的には、予め意図した方向に座屈
させるように、中空部材を補強する主スティ(ここで
は、荷重の作用方向で相対する中空部材の壁間を保持す
る保持体を意味する、以下「主スティ」という。)に対
して、屈曲変位を与えて座屈主荷重を中央部側に誘導す
るようにし、この屈曲部を、補強スティ(ここでいう
「補強スティ」とは、主スティと交叉する方向から主ス
ティの支えになるもので、基本的には、引張荷重か圧縮
荷重で支えるものである、以下「補強スティ」とい
う。)で補強して座屈の進行を抑制するものである。
【0011】本発明でいう隅部(曲面状に形成された隅
部を含み、以下「隅部」という。)を有する中空の構造
部材とは、例えば前記図7(b)に示す自動車のバンパ
ーに用いられる補強部材や、車体、あるいは一般の構造
物において用いられる構造部材(以下「構造部材」とい
う。)で、例えば断面が四角形や台形あるいは多角形の
中空部材のように4以上の隅部を有するもの、断面が三
角形の中空部材のように3隅部を有するもの、あるいは
断面が半円形の中空部材のように2隅部を有する構造部
材が代表的なものとしてあげられる。
【0012】この構造部材を形成する材料としては、鋼
材が一般的であるが、製造方法として、圧延、切断、曲
げ加工、穿孔、溶接、嵌め込み等の作業を伴う製造方法
を採用する場合、製造コストの面で不利があるので、所
定形状の補強部を有する構造部材が一体的に得られる押
出成形や鋳造等の製造方法を採用することがより好まし
い。また、鋼材の場合には、比重が大きいため、軽量化
の要請には十分に応えられない場合があるため、軽量化
が容易であり鋳造や押出成形等により所定形状の補強部
を有する一体的な構造部材が容易に得られる、例えばア
ルミニウムやその合金等の軽金属材料や合成樹脂材料等
の軽量材料を用いることが有効である。
【0013】本発明者等は、従来から用いられている荷
重の作用方向で相対する壁管に2条の主スティを配設し
た断面目型の構造部材について、荷重Wを付与する座屈
実験を行ったところ、断面目型の構造部材に荷重が作用
した場合の座屈は対称に起こるとは限らないことが判明
した。
【0014】つまり、主スティの効果は、長辺の壁面と
直角方向から荷重が作用した場合に、補強効果が発揮さ
れるが、寸法誤差、その他の要因によって、偏った方向
に座屈荷重が作用した場合、偏った方向に座屈、倒壊し
て、補強効果が十分に発揮されないことが判明した。
【0015】本発明者らは、これらの実験結果から、実
際の使用条件下では荷重の作用方向が固定される訳でな
く、多くの場合は偏った方向に座屈することを考慮する
と、、主スティを設けた従来方の目型断面の構造部材で
は、十分な補強効果が得られないと認識するに至った。
そこで、例えば斜め方向から荷重が作用した場合におい
ても、座屈を抑制できる主スティによる補強構造につい
て実験を重ね上記の各発明に到達した。
【0016】本発明では、基本的には、主スティとこの
主スティを補強する補強スティを有する断面形状を有
し、主スティに屈曲部や屈曲面(ここでいう屈曲部とは
曲部を含み、屈曲面とは曲面を含むもので、以下「屈曲
部」と「屈曲面」を総称して「屈曲部」という。)を形
成して、荷重が作用したとき、主スティの屈曲部に主荷
重を一定の方向に集中させて主スティの屈曲部を補強ス
ティにより補強するようにしたものである。この補強ス
ティは、主スティの屈曲部の座屈による変位を抑制して
座屈を抑制するために設けるものであり、引張荷重を受
けるように配置しても、圧縮荷重を受けるように配置し
てもよい。
【0017】補強スティは、引張荷重を受ける側と圧縮
荷重を受ける側の両側に配置してもよいが、この場合、
例えば自動車のバンパーの補強部材のように、適度の緩
衝効果が求められるものとして用いる際には、座屈抑制
が過剰になり緩衝効果を阻害したり、重量増加があり軽
量化促進の面ではマイナスになる。
【0018】また、補強スティは、構造部材の長さ方向
に連続形成され、主スティを全長にわたって連続的に支
えるようにしてもよく、断続的に複数配置して主スティ
をところどころで支えるようにしても良い。この補強ス
ティとしては、連続的に支える場合には板状体や管状
体、また、ところどころで支える場合には、板状体、短
管状体のまたは環状体(リング)などが主に用いられ
る。
【0019】主スティは、構造部材の長さ方向に連続形
成され、壁間を全長にわたって連続的に支えるようにし
てもよく、断続的に複数配置して壁間をところどころで
支えるようにしても良い。この主スティとしては、壁間
を連続的に支える場合には板状体や管状体、また、とこ
ろどころで支える場合には板状体、短管状体のまたは環
状体などが主に用いられる。この主スティの屈曲部は、
座屈主荷重を誘導できれば主スティ全体に形成されてい
てもよいし、局部的に形成されていてもよい。
【0020】また、屈曲の方向は、左右いずれの方向で
もよいが、例えば2本の主スティを設ける場合には、こ
の屈曲の方向は互いに反対方向の向きにすることが有効
である。主スティの屈曲部は、一側にのみ凸曲面または
凹曲面を形成したり、両側に凹曲面を形成することによ
って形成してもよい。
【0021】なお、補強スティは、基本的には、主ステ
ィと主スティ間または主スティと構造部材の壁間に設け
るものであるが、主スティと補強スティの配置は対称で
あることは必須ではない。例えば、荷重の作用方向が容
易に想定されるような条件で用いられる構造部材の場合
では、積極的に非対称に配置することも有効な場合もあ
り、この場合には、このような非対称配置を考慮するこ
とが有効である。この配置については、材料、断面形状
と応力の程度と作用方向、応力作用位置、設定強度等を
考慮して選択し、極力重量(容量)を増加させない範囲
内で決定する。
【0022】なお、主スティと補強スティ、または補強
スティと壁との連結部位には、座屈作用により応力が集
中しやすいので、例えば、連結部を肉厚にしたり、管状
体を介した連結部とするなどして連結部を補強したり、
応力集中を緩和することが有効である。
【0023】構造部材を形成する材料は、鋼材が一般的
であるが、製造方法としては、圧延、切断、曲げ加工、
穿孔、溶接、嵌め込み等の繁雑な作業を伴う製造方法を
採用する場合、生産性、製造コストの面で不利があるの
で、主スティと補強ステイが一体的に得られる、例えば
押出成形等による製造方法を採用することも考慮する。
【0024】また、鋼材の場合には、比重が大きいた
め、軽量化の要請には十分に応えられない場合があるの
で、軽量化が容易であり主スティと横ステイを一体的に
得られる例えば押出成形等による製造方法の適用が容易
である、例えばアルミニウムやその合金等の軽金属材料
や合成樹脂材料等の軽量材料を用いることも有効であ
る。また、構造部材は、すべて同じ材料で形成されるこ
とは不可欠ではない。
【0025】以下に、本発明による構造部材例の座屈特
性について、従来の断面が目型の構造部材例との座屈特
性と比較して図1、図2に基づき説明する。図1(b)
は、前記図8(a)に示した、従来の目型の矩形断面の
構造部材例(断面寸法:長辺70mm、短辺30mm、主ス
ティを等間隔配置、厚みは2mmで共通)を示し、図1
(a)は、これと同じ断面積(同じ重量)を有する本発
明の構造部材(例)の座屈試験結果を比較して示したも
のである。
【0026】本発明の構造部材(例)は、従来の目型の
矩形断面の構造部材例と同様、矩形断面を有する有する
ものであり、荷重wの作用方向で相対する壁2a、2b
間に内側に屈曲変位(x)する屈曲部10cを形成した
一対の主スティ10a、10bを、屈曲部2cの屈曲方
向が反対になるように間隔を開けて配設し、この一対の
主スティ10a、10bの屈曲部10c間に補強スティ
11を配設したものであり、この補強スティに圧縮荷重
が加わるようにしたものである。
【0027】座屈実験結果の結果は、図2に示す通り
で、本発明の構造部材では、最大荷重(応力)はあまり
増えていないが、これは従来の目型の矩形断面の構造部
材と同様に座屈を始める瞬間まで補強スティ11がその
機能を果たしていないためである。しかし、主スティ1
0a、10bに座屈が生じた後、座屈主荷重が中央部側
に誘導される結果、補強スティによる補強機能が最大に
作用し荷重(応力)の急激な減少を抑え、吸収エネルギ
ーの大幅な増加、すなわち、耐座屈特性が概ね2倍に向
上することを示している。
【0028】なお、ここでの屈曲変位xは、2〜4mmで
あれば十分であり、荷重方向が正面方向の場合だけでは
なく斜め方向の場合にも、概ね同様の座屈抑制効果が得
られることが確認している。また、ここでは主スティ1
0a、10bは内側に屈曲させ、座屈が開始した際、補
強スティに圧縮荷重が加わるようにしているが、主ステ
ィ10a、10bを外側に屈曲させ、座屈が開始した
際、補強スティに引張荷重が加わるようにしても概ね同
様の座屈抑制効果が得られることも確認している。ま
た、座屈を誘導する屈曲部12cを形成した主スティ1
0a、10bの屈曲部と構造部材の短辺壁2c、2dと
の間に補強スティを設け、補強スティに圧縮または引張
荷重が加わるようにしても概ね同様の座屈抑制効果があ
る。
【0029】以下に、本発明の補強部を有する構造部材
を、排気量が3000ccクラスの大型乗用車の前部バン
パーの補強部材として適用した場合を代表例として具体
的に説明する。 (1)図3〜図5は、本発明の第一の発明と第三の発明
に係るバンパーの補強部材の構造例を示したものであ
る。この例では、バンパーは、図3(a)に示すよう
に、鋼板をプレス加工して形成した外殻1と、本発明に
よる補強部材すなわち、主スティ12a、12bと補強
スティ13による補強構造を有する断面矩形の補強部材
2と、外殻1と補強部材2間に介在させた緩衝材3から
なっており、このバンパーは、外殻1の上端部の取付部
5と補強部材2の取付部6を車体(フレーム)4に、ボ
ルトナット7、8により、それぞれ取り付けられ固定さ
れる。例えば、衝突した場合には、衝撃による荷重Wは
外殻1から緩衝材3、補強部材2を経て車体(フレー
ム)4に伝達されるが、その過程で、外殻1と緩衝材3
と補強部材2の変形によって衝撃が緩衝される。
【0030】補強部材2は、ここでは、アルミニウムを
押出成形により一体に形成したものであり、より具体的
には、図3(b)に示すように、断面は矩形で、荷重w
の作用方向で相対する長辺壁2aと2b間に、屈曲部1
2c(ここでは曲部)を形成した一対の主スティ12
a、12bと、この一対の主スティの屈曲部12c間
に、荷重の作用方向から該主スティ12a、12bを支
える補強スティ13を配したもので両端が開放された中
空の角部材である。
【0031】ここでは、一対の主スティ12a、12b
の屈曲部12cは、屈曲方向が外側になるように形成
(反対の向きになるように形成)されている。これは、
主スティ12a、12bが屈曲変位xの作用で、衝突し
た場合に衝撃による座屈主荷重wを中央部側に誘導し、
座屈が開始したとき、補強スティに引張荷重が十分に作
用し、補強スティ13が主スティ12a、12bの屈曲
変位xの増加を抑制して主スティの補強効果を十分に発
揮するようにしている。
【0032】補強部材2の他の断面形状例としては、図
4(a)〜(i)に示すようなものがある。図4(a)
は、衝撃荷重の作用方向で相対する壁2a、2b間に配
設の一対の主スティ14a、14bを、それぞれ外側に
屈曲させて屈曲部14cを有するものにし、一対の主ス
ティの屈曲部14c間に補強スティ15を配設して、主
スティに対する衝撃による座屈主荷重wを中央側に誘導
し、補強スティ13に引張荷重が作用するようにしたも
のである。
【0033】図4(b)は、衝撃荷重の作用方向で相対
する壁2a、2b間に配設の一対の主スティ16a、1
6bを、それぞれ内側に屈曲させて屈曲部16cとし、
一対の主スティの屈曲部16c間に補強スティ17を配
設しており、主スティに対する衝撃による座屈主荷重w
を中央側に誘導し、補強スティ17には圧縮荷重が作用
するようにしたものである。
【0034】図4(c)は、衝撃荷重の作用方向で相対
する壁2a、2b間に配設の一対の主スティ18a、1
8bを、それぞれ内側に屈曲(ここでは湾曲)させて屈
曲部18cとし、この一対の主スティの屈曲部18c間
に補強スティ19を配設しており、主スティに対する衝
撃による座屈主荷重wを中央側に誘導し、補強スティ1
9には圧縮荷重が作用するようにしたものである。
【0035】図4(d)は、衝撃荷重の作用方向で相対
する壁2a、2b間に配設の一対の主スティ20a、2
0bを、それぞれ内側に屈曲させて屈曲部20cとし、
一対の主スティの屈曲部間に断面管状の補強スティ21
を配設しており、主スティに対する衝撃による座屈主荷
重wを中央側に誘導し、管状の補強スティ21に圧縮荷
重が作用するようにしたものである。
【0036】図4(e)は、衝撃荷重の作用方向で相対
する壁2a、2b間に配設の一対の主スティ22a、2
2bの内側の面を凸曲面にして屈曲部22cとし、一対
の主スティの屈曲部22c間に補強スティ23を配設し
ており、主スティに対する衝撃による座屈主荷重wを中
央側に誘導し、補強スティ23に圧縮荷重が作用するよ
うにしたものである。
【0037】図4(f)は、衝撃荷重の作用方向で相対
する壁2a、2b間に配設の一対の主スティ24a、2
4bの外側の面を凸曲面にして屈曲部24cとし、一対
の主スティの屈曲部24cに補強スティを配設してお
り、主スティに対する衝撃による座屈主荷重wを中央側
に誘導し、補強スティ25に引張荷重が作用するように
したものである。
【0038】図4(g)は、衝撃荷重の作用方向で相対
する壁2a、2b間に配設の一対の主スティ26a、2
6bを、外側に屈曲させて屈曲部26cとし、一対の主
スティの屈曲部26c間に補強スティ27を配設してお
り、主スティに対する衝撃による座屈主荷重wを中央側
に誘導し、補強スティ27に引張荷重が作用するように
したものである。この例では、主スティ26a、26b
と壁2a、2b間、主スティと補強スティ間を管状体2
8を介して連結して、連結部の応力集中を緩和するよう
にしたものである。
【0039】図4(h)は、衝撃荷重の作用方向で相対
する壁2a、2b間に配設の管状体により形成した主ス
ティ29の外周部を屈曲部29cとし、この主スティの
屈曲部29c間に補強スティ30を配設しており、主ス
ティに対する衝撃による座屈主荷重wを中央側に誘導
し、補強スティ30に引張荷重が作用するようにしたも
のである。
【0040】図4(i)は、衝撃荷重の作用方向で相対
する壁2a、2b間に配設の一対の主スティ31a、3
1bを外側にわずかに屈曲(湾曲)させて屈曲部31c
とし、主スティ31a、31b間の間隔が荷重w側に狭
くなるように傾斜させて配設し、この一対の主スティの
屈曲部31c間に補強スティ32を配設しており、主ス
ティに対する衝撃による座屈主荷重wを中央側に誘導
し、補強スティを引張荷重が作用するようにしたもので
ある。
【0041】(2)図5〜図6は、本発明の第二の発
明、第四の発明、第五の発明に係るバンパーの補強部材
例を示したものである。この補強部材は、基本的には、
図3に示したような構造のバンパーの補強部材2として
用いられるのものであり、補強部材2の構造のみに特徴
を有するので、バンパーの全体構造については説明を省
略する。
【0042】補強部材2は、ここでは、アルミニウムを
押出成形により一体に形成したものであり、断面は矩形
で、衝撃荷重方向で相対する壁2a、2b間に配設し
た、内側に屈曲させて屈曲部33cを形成した一対の主
スティ33a、33bと、構造部材の短辺壁2c、2d
間に、荷重の作用方向に交叉する方向から、該一対の主
スティを支える補強スティ34a、34bを配設したも
ので、両端が開放された中空の角部材である。
【0043】ここでは、一対の主スティ33a、33b
の屈曲部33cは、反対方向に形成されており、主ステ
ィに対する衝撃による座屈主荷重wを中央側に誘導し、
主スティ33a、33bが座屈を開始したとき、補強ス
ティ34a、34bに引張荷重が十分に作用し、主ステ
ィ33a、33bの屈曲変位xの増加を抑制して主ステ
ィの補強効果を十分に発揮するようにしている。
【0044】補強部材2の他の断面形状例としては、図
6(a)〜(f)に示すようなものがある。図6(a)
は、衝撃荷重方向で相対する壁2a、2b間に配設の一
対の主スティ35a、35bを、それぞれ外側に屈曲さ
せて屈曲部35cとし、この一対の主スティの屈曲部3
5cと構造部材の短辺壁2c、2dと間に、荷重の作用
方向に交叉する方向から、該一対の主スティ35a、3
5bを支える補強スティ36a、36bを配設してお
り、主スティに対する衝撃による座屈主荷重wを中央側
に誘導し、主スティ35a、35bが座屈を開始したと
き、補強スティ36a、36bに圧縮荷重が作用するよ
うにしたものである。
【0045】図6(b)は、衝撃荷重の作用方向で相対
する壁2a、2b間に一対の主スティ37a、37b
を、それぞれ内側に屈曲させて屈曲部37cとし、この
一対の主スティの屈曲部37cと構造部材の短辺壁2
c、2dと間に、荷重の作用方向に交叉する方向から、
該一対の主スティを支える補強スティ38a、38bを
配設しており、座屈を中央側に誘導し、主スティ37
a、37bが座屈を開始したとき補強スティ38a、3
8bに引張荷重が作用するようにしたものである。
【0046】図6(c)は、衝撃荷重の作用方向で相対
する壁2a、2b間に一対の主スティ39a、39b
を、それぞれ内側に湾曲させて屈曲部39cとし、この
一対の主スティの屈曲部と構造部材の短辺壁2c、2d
と間に、荷重の作用方向に交叉する方向から、該一対の
主スティを支える補強スティ40a、40bを配設して
おり、主スティ39a、39bに対する衝撃による座屈
主荷重wを中央側に誘導し、この一対の主スティが座屈
を開始したとき、補強スティ40a、40bに引張荷重
が作用するようにしたものである。
【0047】図6(d)は、衝撃荷重の作用方向で相対
する壁2a、2b間に配設の管状体により形成した主ス
ティ41の外周部を屈曲部41cとし、この主スティの
屈曲部41cと構造部材の短辺壁2c、2d間に、荷重
の作用方向に交叉する方向から、該一対の主スティを支
える補強スティ42a、42bを配設しており、主ステ
ィに対する衝撃による座屈主荷重wを中央側に誘導し、
この一対の主スティが座屈を開始したとき、補強スティ
42a、42bに引張荷重が作用するようにしたもので
ある。
【0048】図6(e)は、衝撃荷重の作用方向で相対
する壁2a、2b間に配設の一対の主スティ43a、4
3bを外側にわずかに屈曲させて屈曲部(凸曲面)43
cとし、主スティ43a43b間の間隔が荷重w側に狭
くなるように傾斜させて配設し、この一対の主スティの
屈曲部43cと構造部材の短辺壁2c、2bとの間に、
荷重の作用方向に交叉する方向から、該一対の主スティ
を支える補強スティ44a、44bを配設しており、主
スティに対する衝撃による座屈主荷重wを中央側に誘導
し、この一対の主スティが座屈を開始したとき、補強ス
ティに引張荷重が作用するようにしたものである。
【0049】図6(f)は、衝撃荷重の作用方向で相対
する壁2a、2b間に、外側に屈曲させて屈曲部(凸曲
面)45cとした1条の主スティ45を配設するととも
に、構造部材の一方の短辺壁2eを外側に屈曲させて屈
曲部(凸曲面)2pとし、主スティ45と構造部材の一
方の短辺壁2eとの間に、荷重の作用方向に交叉する方
向から、該一対の主スティを支える補強スティ46を配
設しており、主スティに対する衝撃による座屈主荷重w
を中央側にに誘導し、補強スティ46に引張荷重が作用
するようにしたものである。
【0050】なお、本発明の構造部材は、上記例のよう
なバンパーの補強部材としてのみ適用されるものではな
く、各種の車両において人的な安全性の確保、車体損傷
の軽減のために車体用の構造部材として、あるいはその
他の一般構造物の構造部材としても適用されるものであ
り、4隅部を有する矩形断面の構造部材にのみに限定さ
れるものではない。また、主スティ、補強スティの形
状、数、配置、製造方法等は、適用対象、構造部材の形
状、規模、要求される重量、強度等に応じて、上記請求
項を満足する範囲内で変更されるものである。
【0051】また、上記の例では、補強部材をアルミニ
ウムで押出成形により一体に形成し、軽量化をさらに容
易にし、製造コストの大幅削減を実現できるようにした
が、アルミニウム以外の軽量金属材あるいは合成樹脂材
でもよいし、鋼材やステンレス鋼材であってもよい。し
たがって、製造方法としては、押出成形法や、成形加
工、溶接を用いる方法等も用いることができる。主ステ
ィ、補強スティは、構造部材と別に製造し、構造部材と
嵌入、接合によって固定するようにしてもよい。
【0052】
【実施例】アルミニウムを押出成形して得られた、前記
図3(b)に示したような本発明の構造部材について、
座屈試験を行い耐座屈特性を調査した。調査結果を、従
来の構造部材と比較して、以下に説明する。
【0053】比較例とした従来の構造部材は、アルミニ
ウムを押出成形して得られた、図1(b)に示したよう
に、矩形断面の中空部材に2条の主スティを配設した目
型の断面を有するもので、厚みが2mm、長辺の長さ70
mm、短辺の長さが30mm、長さ2mの矩形断面の中空角
材の中空部内に、厚みが2mmの主スティを、等間隔に2
条配設したものである。
【0054】本発明の構造部材は、前記図3(b)に示
したように従来例と同様の矩形断面の中空部材に、外側
に屈曲する屈曲部(屈曲変位x=4mm)を有する一対の
主スティを等間隔に配設し、この一対の主スティ間に補
強スティを配設したもので、補強スティの付加したこと
を考慮して、比較例の構造部材と重量が同じになるよう
に、一対の主スティと補強スティの厚みを1.7mmと薄
くしたものである。
【0055】ここでの座屈実験では荷重wの付与位置
を、構造部材の高さ方向の中間点から上下にそれぞれ3
0mmの範囲で変化させ、荷重wの付与位置別の各部位の
座屈変位量と最大耐荷重値、および吸収エネルギーをも
って、耐座屈強度の指標とした。その結果、耐座屈強度
は、従来の構造部材の場合、最大荷重8.5ton で変位
0.2mmの平均値であった。
【0056】これに対して、本発明では、耐座屈強度
は、最大荷重9.5ton で変位0.22mmの平均値と、
従来例に比較した場合の各部位の耐座屈強度の絶対値が
大きく、各部位間の耐座屈強度の偏差も小さく、荷重付
与位置がが上下方向で多少変化しても、安定した耐座屈
強度を確保できることを示している。また、吸収エネル
ギーも2倍に大きく改善された。これらは、主スティの
屈曲変位による荷重の誘導効果と補強スティによる補強
効果によるものである。このことから、本発明の構造部
材は、従来の目型断面の構造部材の約1.1倍の耐荷重
性および2倍の吸収エネルギー性を実現することが確認
できた。
【0057】
【発明の効果】本発明では、断面形状が一以上の隅部を
有する中空の構造部材を、その形成材料の容量(重量)
を大きくしないで、強度を最大限にできる断面形状とす
ることによって、構造部材の耐座屈強度を補強すること
ができ、形成材料を効率使用して構造部材の軽量化も実
現可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)図は、座屈試験に用いた、本発明の構造
部材の断面例と荷重付与方向を示す模式図、(b)図
は、従来の構造部材の断面例と荷重付与方向を示す模式
図。
【図2】図1(a)のの本発明の構造部材例と、(b)
図の従来の構造部材例における耐座屈強度を示す説明
図。
【図3】(a)図は、本発明による構造部材を補強部材
として用いた自動車のバンパーの構造例を示す側断面説
明図、(b)図は、(a)図における補強部材の一部断
面立体説明図。
【図4】本発明による自動車のバンパーの補強部材の他
の断面形状例を模式的に示す側断面説明図。
【図5】本発明による自動車のバンパーの補強部材の構
造例を示す一部断面立体説明図。
【図6】図5における補強部材の他の断面形状例を模式
的に示す側断面説明図。
【図7】(a)図は、従来の自動車のバンパーの一般的
な構成材を示す立体説明図。(b)図は、(a)図の構
成材により形成された従来の自動車のバンパーの一般的
な構造例を示す側断面説明図。
【図8】従来の補強部材の荷重に対する変形状況を説明
するための断面模式図。
【符号の説明】
1 外殻 2 補強部材 2a、2b 壁 2c、2d 短
辺壁 3 緩衝材 4 車体 5、6 取付部 6o 取付孔 7、8 ボルト・ナット w 荷重 9a、9b スティ 10a、10b
主スティ(1例) x 屈曲変位 11 補強スティ 12a、12b
主スティ(2例) 12c 屈曲部 13 補強ステ
ィ 14a、14b 主スティ(3例) 14c 屈曲部 15 補強スティ 16a、16b
主スティ(4例) 16c 屈曲部 17 補強ステ
ィ 18a、18b 主スティ(5例) 18c 屈曲部 19 補強スティ 20a、20b
主スティ(6例) 20c 屈曲部 21 補強ステ
ィ 22a、22b 主スティ(7例) 22c 屈曲部 23 補強スティ 24a、24b
主スティ(8例) 24c 屈曲部 25 補強ステ
ィ 26a、26b 主スティ(9例) 26c 屈曲部 27 補強スティ 28 管状体 29 主スティ(10例) 29c 屈曲部 30 補強スティ 31a、31b 主スティ(11例) 31c 屈曲部 32 補強スティ 33a、33b
主スティ(12例) 33c 屈曲部 34a、34b
補強スティ 35a、35b 主スティ(13例) 35c 屈曲部 36a、36b 補強スティ 37a、37b
主スティ(14例) 37c 屈曲部 38a、38b
補強スティ 39a、39b 主スティ(15例) 39c 屈曲部 40a、40b 補強スティ 41 主スティ
(16例) 41c 屈曲部 42a、42b
補強スティ 43a、43b 主スティ(17例) 43c 屈曲部 44a、44b 補強スティ 45a、45b
主スティ(18例) 45c 屈曲部 46 補強ステ
フロントページの続き (72)発明者 前川 竜 東京都小金井市梶野町3−7−2 法政大 学 工学部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上の隅部を有する中空部材であっ
    て、荷重の作用方向で相対する壁間に、屈曲部を形成し
    た一対の主スティを、屈曲部の屈曲方向が互いに反対方
    向となるように配設し、この一対の主スティの屈曲部間
    に補強スティを配設したことを特徴とする補強構造を有
    する構造部材。
  2. 【請求項2】 1以上の隅部を有する中空部材であっ
    て、荷重の作用方向で相対する壁間に、屈曲部を形成し
    た主スティを配設し、この主スティの屈曲部と相対する
    中空部材の壁との間に補強スティを配設したことを特徴
    とする補強構造を有する構造部材。
  3. 【請求項3】 補強スティの屈曲部と相対する中空部材
    の壁に、座屈主荷重を中央部側に誘導する屈曲部が形成
    されていることを特徴とする請求項2記載の補強構造を
    有する構造部材。
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