JPH11234778A - スピーカ装置 - Google Patents
スピーカ装置Info
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- JPH11234778A JPH11234778A JP3181298A JP3181298A JPH11234778A JP H11234778 A JPH11234778 A JP H11234778A JP 3181298 A JP3181298 A JP 3181298A JP 3181298 A JP3181298 A JP 3181298A JP H11234778 A JPH11234778 A JP H11234778A
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Abstract
音源を構成して臨場感あふれる良好な音質と音量の再生
出力を放音する。 【解決手段】 スピーカキャビネット2のバフル板2A
に取り付けられた直接放射型スピーカユニット3と、バ
フル板2Aに取り付けられ再生入力信号に基づいてこの
バフル板2Aに分割振動を生じさせることにより振動板
として作用させるドライバユニット4とを備える。再生
出力は、直接放射型スピーカユニット3から中低音域成
分が放音されるとともに、バフル板2Aから高音域成分
が放音されることにより、無指向性となる。
Description
し、さらに詳しくは低音域の再生出力を放音する放音部
と高音域の再生出力を放音する放音部とを備え、高音域
の再生出力も無指向性で放音するようにしたスピーカ装
置に関する。
生出力を放音するスピーカ装置が接続される。スピーカ
装置としては、一般にコーン型ダイナミックスピーカ
(直接放射型スピーカ)が用いられている。直接放射型
スピーカは、その口径が音波の波長に比べて小さい場合
にはほぼ無指向性となるといった特性を有しており、中
低音域用の直接放射型スピーカ(ウーハ)はほぼ無指向
性である。一方、高音域用の直接放射型スピーカ(ツィ
ータ)は、その口径が音波の波長に比べて充分小さくは
無いことから鋭い指向性を有するものが多い。
広い周波数帯域で良好な周波数応答特性と音質の再生出
力を充分な音量で放音するために、一般に再生周波数帯
域に適合した複数種のスピーカ装置を組み合わせた複合
型スピーカ装置として構成されている。一般ユーザ向け
の複合型スピーカ装置としては、例えば再生周波数帯域
を低音域と高音域とに分割した2ウェイ型或いは低音域
と中音域及び高音域とに分割した3ウェイ型とが提供さ
れている。複合型スピーカ装置は、上述した仕様に適合
する個別スピーカがエンクロジャ内に組み込まれて構成
されている。
に良好な再生特性を有する大口径のウーハと、高音域に
良好な再生特性を有する小口径のツィータとにより構成
される。また、3ウェイ型スピーカ装置は、上述したウ
ーハとツィータとに加えて例えば中音域に良好な再生特
性を有するスコーカが備えられて構成される。一般のユ
ーザ向け複合型スピーカ装置には、口径が約10数cm
のウーハと、口径が約20数mmのツィータとが用いら
れている。
型スピーカ装置は、ほぼ正面位置で再生出力を聴取する
場合には各個別スピーカ装置の再生特性が良好に保持さ
れることから低音域から高音域まで良好な音質と音量が
得られる。一方、従来の複合型スピーカ装置において
は、正面から外れた位置で再生出力を聴取する場合に
は、ツィータの鋭い指向性によって高音域成分の不足感
が生じる。また、従来の複合型スピーカ装置において
は、壁面等によって反射された再生出力に高音域成分の
不足感が生じ臨場感に不満が残る音質となる。
タをスピーカキャビネット内にそれぞれ放音面の角度を
ずらした状態で設置し、高音域の再生出力をより広い範
囲に放音するように構成すればよい。しかしながら、か
かるスピーカ装置は、全体が大型化するとともに高価と
なばかりか、各ツィータから放音される音波が互いに干
渉して聴取位置によっては鋭いピークを有する周波数特
性の再生出力となる等の問題があり実用的では無い。ス
ピーカ装置は、パーソナルユース化と相俟って小型、軽
量化或いはデザインの差別化が図られる本体機器を構成
するオーディオ機器やビデオ機器に合わせて小型化、薄
型化そして軽量化が強く望まれており、かかる要求仕様
に適合されるものでなくてはならない。
して、ツィータを使用者に対して鉛直方向、すなわち上
向きや下向きに設置した構成を採用することが考慮され
る。しかしながら、かかるスピーカ装置は、側方感度
(90°特性)が高音域になるほど低下する直接放射型
スピーカの特性から、指向性を多少の拡げることが可能
とされるが高音域成分の不足感を解消するまでには至ら
ない。
ジャ等を必要とせず薄型であり、自由な位置に設置する
ことができるいわゆるパネル型スピーカ装置の実現につ
いて多くの試みが図られてきた。これらの試みは、その
多くが上述したコーン型ダイナミックスピーカやホーン
型ダイナミックスピーカを基本としたものであった。し
かしながら、これらの多くの試みは、いずれも技術上の
限界や音響性能の限界等により理想的なパネル型スピー
カ装置を実現するまでには至っていない。
給されるとドライバユニットによって振動板がピストン
のように動作して再生出力の放音が行われると考えられ
ている。したがって、パネル型スピーカ装置において
も、振動板を電磁駆動方式や静電駆動方式により上述し
た従来型のスピーカ装置の振動板と同様に動作する高精
度の平面ダイヤフラムを製作する試みがなされていた。
例えば静電駆動方式の振動板においては、所定のテンシ
ョンを以って外周部が支持されており、ドライバユニッ
トからの駆動力が与えられるとその駆動位置から波動が
同心円状に連続して発生する。かかる振動板は、大きな
単一位相の振動板として動作することによって、音の集
中と制御が不可能な振動とを生じる大面積ピストン動作
に起因する種々の問題を解決しなければならない。
て、曲げ波動理論に基づいてドライバユニットにより振
動板を駆動するようにした新規なパネル構造を有するス
ピーカ装置が提案されている。この新規なパネル型スピ
ーカ装置は、機械的剛性が比較的大きな堅いパネル構造
によって振動板が構成されており、ドライバユニットか
ら駆動力が与えられるとこの振動板の表面全体に複雑な
振動モードが生成される。振動モードは、平面パネル
(振動板)の動作周波数の範囲に均一に分布された最も
複雑で密集した波形の構造となる。新規なパネル型スピ
ーカ装置は、有限サイズの振動板に関する曲げ波動の物
理的特性と、波動の速度対周波数特性と、駆動点インピ
ーダンス特性との解析により特徴付けられる。
る用途に応じてパラメータが最適化された曲げ剛性の振
動板が用いられる。新規なパネル型スピーカ装置は、一
般に振動板から最大密度の曲げモードを確保するため
に、この振動板の中心点付近がドライバユニットによっ
て駆動される。振動板は、有限要素解析によって均一な
モード密度を与える特定の縦横比が数学的なモデリング
ツールによって実証されている。また、振動板は、フー
リェ型の分析によって、最良のモードの均一性を実現す
る駆動力の供給位置が求められる。そして、振動板にお
いては、フーリェ型分析の拡張によって高周波数帯域に
おいて多少の損失が生じるものの、より大きな面積の振
動板を駆動することが可能とされる。振動板は、波動関
数のゼロ周波数限界をとることにより、より一般的な静
的梁の曲げ方程式に近似した曲げ剛性の式によって表現
される。
曲げ動作を規定する要因、すなわち面密度、曲げ剛性、
幾何学的寸法(外形寸法)、表面積、駆動点の位置、及
びドライブユニットのパラメータ、コアのシェアモジュ
ール、内部損失、或いは振動板の支持方法のパラメータ
が最適に設定されることによって製作される。一般的な
スピーカ装置においては、ダイポールと称される後方の
音が前方の音と逆相を呈することから、中周波数帯域か
ら低周波数帯域の音響エネルギーの打ち消しを防ぐ大き
なバッフル板やエンクロジャを必要とする。一方、新規
なパネル型スピーカ装置においては、バイポーラと称さ
れる後方の音の輻射が前方の音と加算されることから、
音響効率の改善が図られるとともに大型で大重量のバッ
フル板やエンクロージャを不要としている。
のトランスデューサで駆動される1枚の振動板によって
フルレンジの出力再生を可能とする。新規なパネル型ス
ピーカ装置は、振動板の適切な材質の選択とトランスデ
ューサに適合した構成とによって、従来のスピーカ装置
と同等のフラットな周波数特性を得ることが可能とされ
ている。
気的負荷とが従来のスピーカ装置と同等とされることに
より既存のアンプとの互換性が図られるばかりでなく、
これらに一般的に用いられているダイナミックドライバ
ユニットや圧電型ドライバユニットの適用が可能とさ
れ、非常に広い音場の放射パターン並びに双指向性の放
射パターンが得られる。新規なパネル型スピーカ装置
は、機械的エネルギから音響的エネルギへの変換効率が
ほぼ100%であるとともに入力周波数に独立した無指
向性放射の特性、すなわち各入力周波数に関してサウン
ドパワーの大きな均一性を保有している。新規なパネル
型スピーカ装置は、距離の条件によるサウンドパワーの
減衰が小さいといった特徴を有するとともに、その新規
な構成によりその他種々の特徴を有している。
ネル型スピーカ装置の特徴を巧みに利用して小型、薄型
かつ軽量に構成され低音域から高音域までの幅広い音域
で無指向性音源を構成することにより臨場感あふれる再
生出力を良好な音質と音量とで放音するようにしたスピ
ーカ装置を提供することを目的に提案されたものであ
る。
明にかかるスピーカ装置は、スピーカキャビネットと、
このスピーカキャビネットのバフル板に取り付けられた
直接放射型スピーカユニットと、スピーカキャビネット
の少なくとも1面のバフル板に取り付けられ再生入力信
号に基づいてこのバフル板に分割振動を生じさせること
により再生出力を放音させる振動板として作用させるド
ライバユニットとを備えて構成される。また、スピーカ
装置は、ドライバユニットが、ボイスコイル部と再生入
力信号に基づいてこのボイスコイル部を振動させる磁気
回路部とから構成され、スピーカキャビネットの少なく
とも1面のバフル板に磁気回路部の構成部材を介して固
定されてなる。
ピーカ装置によれば、中低音域成分の再生入力信号が供
給される直接放射型スピーカユニットから主として中低
音域の再生出力が放音される。また、スピーカ装置は、
高音域成分の放音再生入力信号に基づいてドライバユニ
ットが駆動され、振動するそのボイスコイル部の反作用
力が磁気回路部の構成部材に作用されてバフル板に分割
振動を生じさせることによって高音域の再生出力が放音
される。スピーカ装置は、バフル板がその全面に生じる
部分的な曲げ動作に基づく分割振動によって高音域の再
生出力を放音することから、あたかも多数の音源から再
生出力が放音される状態を呈してほぼ無指向性音源を構
成する。したがって、スピーカ装置は、低音域から高音
域までの広い音域において聴取位置にかかわらず良好な
音質と充分な音量で臨場感あふれる再生出力を放音す
る。
て図面を参照して詳細に説明する。本発明の第1の実施
の形態として図1及び図2に示したスピーカ装置1は、
スピーカキャビネット2と、高音域の再生出力の放音を
担当するウーハ3と、低音域の再生出力を担当するドラ
イバユニット4とを備えて構成される。スピーカキャビ
ネット2は、全体箱状を呈しており、その前面2Aがウ
ーハ3を取り付けたバフル板を構成するとともに後述す
るようにドライバユニット4によって駆動されることに
より高音域の再生出力を放音する振動板として作用す
る。
ては、スピーカキャビネット2に対してウーハ3が取り
付けられた前面2A(バフル板2A)に第1のドライバ
ユニット4Aを取り付けるとともに、同図において鎖線
で示すように、側面2Bや天井面2Cにもドライバユニ
ット4B、4Cが取り付けられて構成されている。ドラ
イバユニット4は、このようにスピーカキャビネット2
に対して複数個を取り付けてもよいが、バフル板2Aに
のみ取り付けて構成してもよいことは勿論である。した
がって、以下の説明においては、1個のドライバユニッ
ト4をバフル板2Aに取り付けて構成したものとみなし
て説明する。
良好な特性を有するいわゆるバスレフ型キャビネットで
あり、詳細を省略するがその内部に音響管が構成される
とともにバフル板2Aにこの音響管の音響開口部5が形
成されてなる。スピーカキャビネット2は、周知のよう
にウーハ3の振動板から前方に向かって放音される音波
に対して振動板の背面に放音される音波がその位相をそ
ろえられて音響開口部5から放音される。勿論、スピー
カキャビネット2は、かかるバスレフ型キャビネットに
限定されるものでは無い。
信号の高音域成分を放音する振動板として限定的に作用
させられる。したがって、スピーカキャビネット2は、
バフル板2Aを、その外周部が自由振動されるように非
拘束状態で支持して低音域成分の放音を可能とさせる構
成が不要とされることから、従来のスピーカキャビネッ
トと同様に構成される。勿論、バフル板2Aは、後述す
るようにその外周部が部分的に固定されて構成されてい
てもよい。
れる周知のコーン型ウーハと同等のものが用いられ、詳
細な説明及び図示を省略するがドライバユニットや振動
板を備えてなる。振動板は、例えばアルミニウム等の軽
金属や、スチロール樹脂等の合成樹脂、コーン紙或いは
布入りベークライト等を素材としてコーン状に形成され
るとともに、一般に内周部から外周部に向かって次第に
その厚みが薄くされている。また、振動板は、その外周
縁部が全周に亘って矢紙を介してフレームに支持されて
いる。フレームは、振動板とドライバユニットとを連結
するとともに、振動板を保護する作用を奏する。また、
フレームには、振動板に対してその振動動作による反作
用の影響を及ぼさないようにするために適宜の切欠窓が
設けられている。矢紙は、振動板の外周縁部の押さえ
と、振動板の振動動作に際してこれがキャビネットの取
付部に接触しないように作用する。
ボイスコイル部と、このボイスコイル部を再生入力信号
に基づいて振動動作させる磁気回路部とからなるドライ
バユニットを備える。ウーハ3は、図1に示すように、
振動板を外方へと露呈させるようにしてバフル板2Aに
フレームが固定されることによってスピーカキャビネッ
ト2に組み付けられる。ウーハ3は、詳細を後述するよ
うに、再生入力信号に基づいて主としてその中音域成分
や低音域成分の再生出力を直接外方へと放音する。
中音域成分や低音域成分の再生出力の音波の波長に比べ
て口径が小さいために、これらの再生出力をほぼ無指向
性音源を構成して放音する。なお、音波の波長は、例え
ば100Hzで約3.4mであるのに対して1000H
zで約34cmである。
を従来の直接放射型スピーカ装置、換言すればウーハ3
に備えられるドライバユニットと同等のものが用いられ
ている。なお、図2に詳細を示したドライバユニット4
は、いわゆる内磁型ダイナミックドライバユニットであ
るが、ドライバユニットとしてはこれに限定されるもの
ではなく、例えば外磁型ダイナミックドライバユニット
や圧電素子からなる圧電型ドライバユニット等の適宜の
ドライバユニットを用いることが可能とされることは勿
論である。また、ドライバユニット4は、詳細を後述す
るがその磁気回路部11を構成するヨーク14がバフル
板2に固定されているが、例えばプレート17やボイス
コイル部10側をバフル板2に固定するようにしてもよ
いことは勿論である。さらに、ドライバユニット4は、
バフル板2Aの放音面2a側に取り付けるようにしても
よい。
0と、磁気回路部11とからなり、上述したウーハ3の
ドライバユニットから振動板を取り外したものと同等に
構成されている。ボイスコイル部10は、ボビン12
と、このボビン12の外周部に捲き線を施して構成した
コイル13とからなる。磁気回路部11は、ヨーク14
と、マグネット15と、センタポール16と、プレート
17と、ダンパ18等の部材によって構成される。ヨー
ク14は、底面部14aとその外周部に一体に立ち上が
り形成された外周壁により構成された外極部14bとか
らなる有底筒状を呈して形成される。マグネット15
は、その一方側面がヨーク14の底面部14aの内面に
取り付けられる。マグネット15は、やや厚みのある円
盤状を呈しており、ヨーク14に取り付けられた状態に
おいて、他方側面がこのヨーク14の外極部14bの開
口縁とほぼ同一面を構成する。
4の外極部14bの内径よりもやや小径とされた薄厚の
円盤状を呈して形成され、マグネット15の一方側面に
磁気的に一体化されて取り付けられている。プレート1
7は、その外径がヨーク14の外極部14bとほぼ同径
とされるとともにその内径がセンタポール16の外径よ
りもやや大径とされたリング状を呈している。また、プ
レート17は、その厚みがセンタポール16の厚みとほ
ぼ同等とされ、ヨーク14の外極部14bの開口端部に
磁気的に一体化されて取り付けられている。センタポー
ル16とプレート17との間には、環状の磁気ギャップ
が構成されている。磁気回路部11は、上述した構成各
部材によって、ヨーク14の底面部14a−マグネット
15−センタポール16−(磁気ギャップ)−プレート
17−ヨーク14の外極部14b−ヨーク10の底面部
14aの磁気回路を構成している。
0が磁気回路部11に対して、そのコイル13をセンタ
ポール16とプレート17とによって構成される磁気ギ
ャップに位置されるようにして組み合わされてなる。ド
ライバユニット4は、ボビン12とプレート17との間
を弾性部材によって環状に形成されてなるダンパ18に
よって連結することにより、ボイスコイル部10が軸方
向(ヨーク14の底面部14aと直交する方向)に対し
て振動自在に支持されてなる。
成した取付孔2cにヨーク14の底面部14aに設けた
取付孔を連通させて、このバフル板2Aの内面2bに当
てがわれる。ドライバユニット4は、放音面2a側から
取付孔2cにねじ込んだ取付ねじ19a、19bがそれ
ぞれヨーク14の取付孔までねじ込まれることによって
バフル板2Aにしっかりと取り付けられる。ドライバユ
ニット4は、硬くて機械的強度の大きなパネル材によっ
て形成されたバフル板2Aに対して、同様に硬くて機械
的強度が大きく機械的インピーダンスが近似したヨーク
14を介して取り付けられる。そして、ドライバユニッ
ト4は、接合部位であるヨーク14の底面部14aが、
バフル板2Aに対する駆動部位を構成している。
は、詳細を後述する再生入力信号供給回路部から中低周
波数成分の再生入力信号がウーハ3に供給されるととも
に、高周波数成分の再生入力信号がドライバユニット4
に供給される。スピーカ装置1は、ウーハ3から中低音
域の再生出力が放音されるとともに、ドライバユニット
4によってバフル板2Aが駆動されて高音域の再生出力
が放音される。バフル板2Aは、ドライバユニット4の
振動動作によって、接合部位であるヨーク14の底面部
14aを駆動点としてその全面に部分的な曲げ動作が生
じて、再生出力の放音が行われる。すなわち、スピーカ
装置1においては、ボイスコイル部10が振動動作する
ことにより、その反作用力が磁気回路部11に作用し、
さらにこの磁気回路部11を介してバフル板2Aが振動
される。
ックスピーカにおいては、ドライバユニットの磁気回路
部を構成する各部材やフレーム等の筐体部を機械的強度
が大きな材料によって形成することにより、ボイスコイ
ル部の振動動作に伴う反作用力で筐体部が振動すること
を防止するように構成している。したがって、ドライバ
ユニット4は、例えば磁気回路部11のヨーク14やプ
レート13が機械的強度が大きな材料により形成されて
いる。また、バフル板2Aは、上述したように硬くて機
械的強度の大きなパネル材によって形成され大きな重量
を有している。かかるバフル板2Aは、ボイスコイル部
10によって直接駆動するようにした場合には、その大
きな重量によって振動の効率化が悪く、感度がやや劣化
する。
に再生入力信号によって駆動されるボイスコイル部10
の反作用力がバフル板2Aと機械的インピーダンスが近
似する磁気回路部7のヨーク14に作用される。スピー
カ装置1は、このヨーク14から振動エネルギーが縦波
となってバフル板2Aに伝達され、このバフル板2Aが
振動動作されるようになる。スピーカ装置1は、バフル
板2Aにおいてヨーク14との接合部位から全面に亘っ
て部分的な曲げ動作が伝わって分割振動が生じて再生出
力が放音される。スピーカ装置1は、かかる構成によっ
て駆動点における伝達損失が低減されてバフル板2Aが
効率よく振動動作されることにより、高感度の再生出力
が行われる。
生じる部分的な曲げ動作に基づく分割振動によりあたか
も多数の音源が存在するかのように高音域の再生出力を
全面から放音することから、ほぼ無指向性音源を構成す
る。スピーカ装置1は、かかる原理により再生出力を放
音することから、スピーカキャビネット2内に多数個の
ドライバユニット4が設けられていても放音された音波
が相互に干渉して周波数応答特性や指向特性に大きな影
響を生じるといったことは無い。
波数が10kHzと20kHzの再生入力信号をドライ
バユニット4に供給してバフル板2Aから再生出力を放
音した場合の指向特性を測定した図である。なお、同図
において、実線は10kHzの入力周波数に対する指向
特性を示し破線は20kHzの入力周波数に対する指向
特性を示す。スピーカ装置1は、同図から明らかなよう
に、細かなゆらぎはあるものの高音域では実質的に無指
向性の特性を有している。
数成分の再生入力信号をドライバユニット4に供給して
パネル状を呈するバフル板2Aを駆動するように構成し
たことから、高音域の再生出力をほぼ無指向性の特性を
以って放音する。したがって、スピーカ装置1は、ウー
ハ3の特性によりほぼ無指向性の中低音域の再生出力を
放音することから、バフル板2Aからの高音域の再生出
力と相俟って低音域から高音域の幅広い音域において無
指向性の再生出力を放音する。したがって、スピーカ装
置1は、低音域から高音域までの幅広い音域において聴
取位置にかかわらず良好な音質と充分な音量で臨場感あ
ふれる再生出力を放音する。
大きな振動面積を有するバフル板2Aを汎用されている
ドライバユニット4によって駆動して高音域の再生出力
を無指向性でかつ感度よく放音することから、高音域用
スピーカが矢紙やフレーム等の支持部材を不要として構
成され部品点数も少なく組立工程が合理化されてコスト
の低減も図られる。さらに、スピーカ装置1は、バフル
板2Aがその放音面2aをパネル状とされることから、
その外形形状或いは表面デザインを比較的自由に展開す
ることが可能であり、例えばこの放音面2aに絵を書い
たり、写真や絵を挟んだり或いは適宜の写真や図形を投
影するといった応用が可能となる。
再生入力信号を供給する再生入力信号供給回路部の構成
例を示した図である。スピーカ装置1においては、音源
20から供給される再生入力信号が、再生入力信号供給
回路部において周波数帯域を分割するフィルタ処理が施
されてウーハ3及びドライバユニット4にそれぞれ供給
される。ウーハ3には、音源20から、再生出力の音量
を調整するボリューム21と、ローパスフィルタ22及
びアンプ23を介して、高音域成分をカットするフィル
タ処理を施した再生入力信号の中低音域成分が供給され
る。また、ドライバユニット4には、再生出力の音量を
調整するボリューム24と、ハイパスフィルタ25と、
アンプ26及び直流成分をカットするコンデンサ27を
介して、中低音域成分をカットするフィルタ処理を施し
た再生入力信号の低音域成分が供給される。
4を調整することによってウーハ3及びドライバユニッ
ト4により駆動されるバフル板2Aから放音される中低
音域成分及び高音域成分の再生出力の音量を相互に調整
可能とすることから、バランスが図られて良好な音質の
再生出力が放音されるようになる。また、スピーカ装置
1は、各ボリューム21、24を調整することによっ
て、ウーハ3及びドライバユニット4により駆動される
バフル板2Aから放音される中低音域成分及び高音域成
分の再生出力のバランスを変化させて、使用者の音質的
な嗜好やソースの音場表現の嗜好を得ることが可能とな
る。
た構成に限定されるものではないことは勿論であり、例
えば各ボリューム21、24をアンプ23、26或いは
コンデンサ27の後段に位置して配置するようにしても
よい。また、再生入力信号供給回路部には、ウーハ3及
びドライバユニット4をそれぞれ独立に駆動するアンプ
23、26を設けるようにしたが、例えば前段において
上述したフィルタ処理を施して周波数分割した再生入力
信号をアンプに供給してウーハ3及びドライバユニット
4を駆動するように構成してもよい。スピーカ装置1
は、例えば各ドライバユニットに減衰器(アッテネー
タ)を取り付けたり、独立した増幅器を設ける等するこ
とにより、同等の特性を得ることがことが可能となる。
様として種々の展開が可能である。図5は、本発明の第
2の実施の形態として示すスピーカ装置30であり、ス
ピーカキャビネット31のウーハ3が取り付けられたバ
フル板32の構成に特徴を有している。すなわち、バフ
ル板32は、スピーカキャビネット31に対して上方へ
と一体に延長されており、この延長部位にドライバユニ
ット4を取り付けて取付部32aが構成されている。ス
ピーカ装置30は、その他の構成を上述したスピーカ装
置1と同様とすることから、その説明を省略する。
ニット4の取付部位32aがその背面部を開放された構
造となっている。したがって、スピーカ装置30は、ド
ライバユニット4によって駆動されるバフル板32から
放音される高音域成分の再生出力が、バフル板32の前
面(放音面)からだけではなく背面側にも放音されるよ
うになる。また、スピーカ装置30は、バフル板32に
形成されたドライバユニット4の取付部位32aが、そ
の外周部を非拘束状態とされて自由振動し易い構造であ
ることからより良好な感度特性を有する。
音源による再生出力が臨場感によってより豊かになる特
性を有している。スピーカ装置30は、上述したように
バフル板32の取付部位32aから高音域成分の再生出
力が四方へと放音されることでより豊かな臨場感を得る
ことが可能となる。なお、スピーカ装置30において
は、バフル板32にドライバユニット4の取付部位32
aが一体に延長形成されているが、この取付部位32a
を別部材によって構成してスピーカキャビネット31に
取り付けるように構成してもよいことは勿論である。
いては、例えばバフル板2Aが、ドライバユニット4が
接合される接合部位を材質を異にする取付板によって構
成されるようにしてもよい。かかる取付板は、例えばバ
フル板2Aを成形する際に、インサート成形法によって
一体化されてなり、特定の入力周波数に対する応答特性
を改善する材質のものが選定される。スピーカ装置1
は、かかる構成を採用することで、バフル板2Aと取付
板とで振動特性が異なって機械的にいわゆる2ウェイス
ピーカ装置と同等の機能を有するようになる。
2Aを1個のドライバユニット4によって駆動するよう
にしたが、複数個のドライバユニット4によって駆動す
るように構成してもよい。かかるスピーカ装置は、複数
個のドライバユニットによってバフル板2Aの各部にそ
れぞれ独立の曲げ動作が生じられる。スピーカ装置1
は、各ドライバユニット4について意図的に節位置をバ
フル板2Aに対する加振動位置としない限り、各ドライ
バユニット4が各周波数帯で節位置を駆動することは無
い。スピーカ装置1は、かかる構成によって各ドライバ
ユニット4が各周波数帯において相互に節位置でのバフ
ル板2Aの駆動を補完することによって、その周波数応
答特性に鋭いピークやディップの発生が抑制されるよう
になる。スピーカ装置1は、各ドライバユニット4によ
って複数箇所を駆動されることから、バフル板2Aの大
きさとその材料特性に応じた固有の再生出力が薄められ
ていわゆるくせの無い音質の再生出力が放音されるよう
になる。
対して各ドライバユニット4を適宜に配置することによ
って、その材質に起因する発生しやすい振動モードを意
図的に変更してこのバフル板2A内に発生する過度に大
きな振動モードを抑制し必要な振動モードを生成するこ
とが可能となる。したがって、スピーカ装置1は、ある
特定方向に関する特定周波数の振動モードが抑制されて
音質の安定化とその向上が図られるようになる。
駆動する複数個のドライバユニット4に対してそれぞれ
独立に再生入力信号の供給或いは位相の切換等を行って
バフル板2Aを駆動するように構成してもよい。このた
め、再生入力信号供給回路部は、例えば音源から供給さ
れる再生入力信号を増幅するアンプと、このアンプと各
ドライバユニットとの間に互いに独立してそれぞれ接続
された切換スイッチ及びボリュームとからなる直列回路
等によって構成される。各切換スイッチは、各ドライバ
ユニットに対するそれぞれ再生入力信号の入力のオン/
オフ切換操作とともに、入力オン状態で再生入力信号の
位相の切換操作とを行う。各ボリュームは、各ドライバ
ユニットに対してそれぞれ入力される再生入力信号のレ
ベル調整を行ってこれら各ドライバユニットの感度を個
々に調整するようにする。
される位相成分を有する再生入力信号がバフル板2Aを
駆動する複数個のドライバユニット4に供給され、これ
ら各ドライバユニット4がそれぞれ独立に動作されてバ
フル板2Aを駆動して再生出力を放音する。したがっ
て、スピーカ装置1は、特別な回路素子や切換装置等を
不要とするとともに使用者による極めて簡単な操作によ
って、音場や音質等を適宜変えた再生出力を得ることが
可能となる。
部にディップ部分や過度のピークを発生させる特定の周
波数帯域を分離する等のフィルタ処理を施すデジタルフ
ィルタを設けてもよい。再生入力信号供給回路部は、例
えば音源から供給される再生入力信号に対して適当なフ
ィルタ処理を施す複数個のデジタルフィルタと、これら
各デジタルフィルタを通過した再生入力信号を増幅して
各ドライバユニットをそれぞれ駆動するアンプとから構
成される。
生入力信号が、例えばインパルス応答の逆フィルタ作用
を奏する各デジタルフィルタによってディップ部分や過
度のピークを発生させる特定の周波数帯域を分離する等
のフィルタ処理を施されて各ドライバユニット4に供給
されてバフル板2Aが駆動されることで、再生周波数特
性の平坦化が図られた再生出力が放音されるようにな
る。なお、スピーカ装置1は、各デジタルフィルタを適
宜選択することによって、特定の周波数帯域のみを強調
させた再生出力を放音することも可能となる。また、ス
ピーカ装置1は、デジタルフィルタばかりでなく、適宜
のアナログフィルタも用いられ、また再生入力信号に対
して特定の周波数帯域のフィルタ処理ばかりでなく振幅
や位相等の適宜の信号処理を行うようにしてもよい。
た各フィルタにそのフィルタ係数を経時的に更新させる
ように制御する制御部を設けることによって指向特性を
変化させるように構成してもよい。スピーカ装置1は、
かかる構成を採用することによって特殊な機械的構成を
用いることなく放音軸の回転、移動等の特殊な音響効果
の生成が可能となる。
各ドライバユニット4或いはウーハ3に再生入力信号を
供給してこれらを駆動する各フィルタについて、フィル
タ係数に適当な遅れ成分を付与して構成してもよい。ス
ピーカ装置1は、かかる構成によってウーハ3或いはバ
フル板2Aから放音される再生出力の音波波面が制御さ
れてその主軸を正面から適宜ずらすことが可能となり拡
声化が図られる。
的に対称位置に配置されたドライバユニットに互いに逆
相の再生入力信号を供給して駆動することにより、ある
特定の周波数帯域においてバフル板2Aの材質にかかわ
らずこれらドライバユニット4の等間隔位置で振動の節
を強制的に生成することが可能となる。したがって、ス
ピーカ装置1は、かかる現象を巧みに利用することによ
り上述した各周波数帯域の感度調整、再生周波数特性の
改善或いは音場や音質の調整等が可能となる。勿論、再
生入力信号のフィルタ処理は、各ドライバユニット4に
対してフィルタを適宜に組合せることによって行うよう
にしてもよい。
かるスピーカ装置によれば、直接放射型スピーカユニッ
トから無指向性の中低音域の再生出力を放音するととも
にドライバユニットによって駆動するバフル板により無
指向性の高音域の再生出力を放音することから、低音域
から高音域までの幅広い音域の無指向性音源が極めて簡
易でかつ廉価に構成される。したがって、スピーカ装置
は、放音面から外れる聴取位置であっても良好な音質と
充分な音量で臨場感あふれる再生出力が放音されるよう
になる。
装置の斜視図である。
る高音域の指向特性図である。
回路部の構成図である。
装置の斜視図である。
バフル板、3 中低音域用の直接放射型スピーカユニッ
ト(ウーハ)、4 高音域用のドライバユニット、10
ボイスコイル部、11 磁気回路部、12 ボビン、
13 コイル、14 ヨーク、15 マグネット、16
センタポール、17 プレート、18ダンパ、20
音源、21 ボリューム、22 ローパスフィルタ、2
3 アンプ、24 ボリューム、25 ハイパスフィル
タ、26 アンプ、30 スピーカ装置、31 スピー
カキャビネット、32 バフル板、32a ドライバユ
ニットの取付部位
Claims (7)
- 【請求項1】 スピーカキャビネットと、 上記スピーカキャビネットのバフル板に取り付けられた
直接放射型スピーカユニットと、 上記スピーカキャビネットの少なくとも1面のバフル板
に取り付けられ再生入力信号に基づいてこのバフル板に
分割振動を生じさせることにより再生出力を放音させる
振動板として作用させるドライバユニットとを備え、 上記直接放射型スピーカユニットは主として中低音域の
再生出力を放音するとともに、上記バフル板は上記ドラ
イバユニットによって駆動されて主として高音域の再生
出力を放音することを特徴とするスピーカ装置。 - 【請求項2】 上記ドライバユニットは、ボイスコイル
部と再生入力信号に基づいて上記ボイスコイル部を振動
させる磁気回路部とから構成されるとともに、上記スピ
ーカキャビネットの少なくとも1面のバフル板に上記磁
気回路部の構成部材を介して固定され、 再生入力信号に基づいて振動される上記ボイスコイル部
の反作用力が作用される上記磁気回路部の構成部材を介
して上記バフル板に分割振動を生じさせて高音域の再生
出力を放音させることを特徴とする請求項1に記載のス
ピーカ装置。 - 【請求項3】 上記バフル板に固定される上記磁気回路
部の構成部材は、ヨークであることを特徴とする請求項
2に記載のスピーカ装置。 - 【請求項4】 上記ドライバユニットには、少なくとも
低音域成分を減衰させるフィルタ処理を施された再生入
力信号が供給されることを特徴とする請求項1に記載の
スピーカ装置。 - 【請求項5】 少なくとも上記ドライバユニットには、
その再生出力の音量レベルを上記直接放射型スピーカユ
ニットの再生出力の音量レベルと調節する音量レベル調
整手段を介して再生入力信号が供給されることを特徴と
する請求項1に記載のスピーカ装置。 - 【請求項6】 上記バフル板は、上記直接放射型スピー
カユニットが取り付けられるバフル板が共用され、上記
ドライバユニットの取付部位の背面が音響的に開放され
て構成されることを特徴とする請求項1に記載のスピー
カ装置。 - 【請求項7】 上記ドライバユニットは、上記直接放射
型スピーカユニットが取り付けられるバフル板と独立し
たバフル板によって構成されることを特徴とする請求項
1に記載のスピーカ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3181298A JPH11234778A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | スピーカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3181298A JPH11234778A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | スピーカ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11234778A true JPH11234778A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12341514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3181298A Pending JPH11234778A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | スピーカ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11234778A (ja) |
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-
1998
- 1998-02-13 JP JP3181298A patent/JPH11234778A/ja active Pending
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