JPH11220199A - 波長可変光源装置 - Google Patents
波長可変光源装置Info
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- JPH11220199A JPH11220199A JP10019798A JP1979898A JPH11220199A JP H11220199 A JPH11220199 A JP H11220199A JP 10019798 A JP10019798 A JP 10019798A JP 1979898 A JP1979898 A JP 1979898A JP H11220199 A JPH11220199 A JP H11220199A
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01J—MEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
- G01J1/00—Photometry, e.g. photographic exposure meter
- G01J1/42—Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors
-
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- G01J—MEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、波長可変光源装置内に光パ
ワーメータを内蔵し、高い波長分解能を維持しつつ波長
測定の高速化と測定操作の簡略化を実現し、かつ波長可
変光源装置単体で被測定物の波長特性の表示機能及び分
析機能を備えて、低コストで光波長分析システムを実現
可能な波長可変光源装置を提供することである。 【解決手段】 CPU2aは、バスBを介して光パワー
メータ部3内の各部を制御する各種制御信号を出力して
光検出動作を制御して、光パワーメータ部3により被測
定物50の透過光から検出される光検出レベルデータを
取得すると、その被測定物50における波長毎の光検出
レベルデータをRAM2bに格納して、その光検出レベ
ルを表示制御部2eにより表示部5に表示させ、ROM
2c内に格納された波長分析プログラムに従って波長分
析処理を実行し、RAM2bに格納した波長毎の光検出
レベルデータに基づいて被測定物50の光波長特性を分
析し、その分析結果を表示制御部2eにより表示部5に
表示させる。
ワーメータを内蔵し、高い波長分解能を維持しつつ波長
測定の高速化と測定操作の簡略化を実現し、かつ波長可
変光源装置単体で被測定物の波長特性の表示機能及び分
析機能を備えて、低コストで光波長分析システムを実現
可能な波長可変光源装置を提供することである。 【解決手段】 CPU2aは、バスBを介して光パワー
メータ部3内の各部を制御する各種制御信号を出力して
光検出動作を制御して、光パワーメータ部3により被測
定物50の透過光から検出される光検出レベルデータを
取得すると、その被測定物50における波長毎の光検出
レベルデータをRAM2bに格納して、その光検出レベ
ルを表示制御部2eにより表示部5に表示させ、ROM
2c内に格納された波長分析プログラムに従って波長分
析処理を実行し、RAM2bに格納した波長毎の光検出
レベルデータに基づいて被測定物50の光波長特性を分
析し、その分析結果を表示制御部2eにより表示部5に
表示させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光パワーメータを
内蔵して被測定物の波長特性を測定する波長測定機能を
備えた波長可変光源装置に関する。
内蔵して被測定物の波長特性を測定する波長測定機能を
備えた波長可変光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、波長可変光源には、通常、外部共
振器型の半導体レーザ(以下、半導体レーザをLDとい
う)が使用され、その外部共振器内に、波長選択素子で
ある光学フィルタを挿入し、単一モード発振を得てい
る。この光学フィルタの透過(あるいは反射)波長を機
械的に可変することにより、広範囲の波長掃引を可能と
している。
振器型の半導体レーザ(以下、半導体レーザをLDとい
う)が使用され、その外部共振器内に、波長選択素子で
ある光学フィルタを挿入し、単一モード発振を得てい
る。この光学フィルタの透過(あるいは反射)波長を機
械的に可変することにより、広範囲の波長掃引を可能と
している。
【0003】このような波長可変光源と光スペクトラム
アナライザとを組み合わせることによって、被測定物の
波長特性を測定し、その波長特性を表示、分析する光波
長分析システムが実現されている。
アナライザとを組み合わせることによって、被測定物の
波長特性を測定し、その波長特性を表示、分析する光波
長分析システムが実現されている。
【0004】また、波長可変光源と光パワーメータとを
パーソナルコンピュータに接続し、パーソナルコンピュ
ータから波長可変光源と光パワーメータを制御して、被
測定物の波長特性を測定し、その波長特性をパーソナル
コンピュータ上で表示、分析する光波長分析システムも
実現されている。
パーソナルコンピュータに接続し、パーソナルコンピュ
ータから波長可変光源と光パワーメータを制御して、被
測定物の波長特性を測定し、その波長特性をパーソナル
コンピュータ上で表示、分析する光波長分析システムも
実現されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の波長可変光源と光スペクトラムアナライザと
を組み合わせて構成された光波長分析システムの場合
は、以下に述べるような問題があった。
うな従来の波長可変光源と光スペクトラムアナライザと
を組み合わせて構成された光波長分析システムの場合
は、以下に述べるような問題があった。
【0006】すなわち、光スペクトラムアナライザは、
その構造上の制約として、波長可変光源からの出射光の
波長を高い分解能で分析しようとすると掃引される光の
焦点距離を長く取る必要があり、必然的に光スペクトラ
ムアナライザの筐体が光波長光源の大きさに比べて大型
化し、その波長分解能の向上には限界がある。従って、
波長可変光源装置内に光スペクトラムアナライザを内蔵
させて、光波長分析システムの低コスト化を図ることは
不可能であり、光スペクトラムアナライザそのそものの
構造が複雑であるため、低コスト化の実現は更に困難で
ある。
その構造上の制約として、波長可変光源からの出射光の
波長を高い分解能で分析しようとすると掃引される光の
焦点距離を長く取る必要があり、必然的に光スペクトラ
ムアナライザの筐体が光波長光源の大きさに比べて大型
化し、その波長分解能の向上には限界がある。従って、
波長可変光源装置内に光スペクトラムアナライザを内蔵
させて、光波長分析システムの低コスト化を図ることは
不可能であり、光スペクトラムアナライザそのそものの
構造が複雑であるため、低コスト化の実現は更に困難で
ある。
【0007】さらに、波長特性の測定に際しては、波長
可変光源と光スペクトラムアナライザとの間で検出する
波長の校正を行う必要があるため、測定までに煩雑な操
作が必要となり操作性の点でも考慮する必要があった。
可変光源と光スペクトラムアナライザとの間で検出する
波長の校正を行う必要があるため、測定までに煩雑な操
作が必要となり操作性の点でも考慮する必要があった。
【0008】また、上記従来の波長可変光源と光パワー
メータとをパーソナルコンピュータに接続した光波長分
析システムの場合は、波長可変光源と光パワーメータ以
外にパーソナルコンピュータが必要となるため、光波長
分析システムの低コスト化を図ることは困難である。
メータとをパーソナルコンピュータに接続した光波長分
析システムの場合は、波長可変光源と光パワーメータ以
外にパーソナルコンピュータが必要となるため、光波長
分析システムの低コスト化を図ることは困難である。
【0009】さらに、パーソナルコンピュータから波長
可変光源と光パワーメータを制御して、被測定物の波長
特性を測定するため、その測定スピードがパーソナルコ
ンピュータから波長可変光源と光パワーメータへの制御
信号の通信速度により決定されてしまうという制約が発
生し、波長測定の高速化を妨げていた。
可変光源と光パワーメータを制御して、被測定物の波長
特性を測定するため、その測定スピードがパーソナルコ
ンピュータから波長可変光源と光パワーメータへの制御
信号の通信速度により決定されてしまうという制約が発
生し、波長測定の高速化を妨げていた。
【0010】本発明の課題は、波長可変光源装置内に光
パワーメータを内蔵し、高い波長分解能を維持しつつ波
長測定の高速化と測定操作の簡略化を実現し、かつ波長
可変光源装置単体で被測定物の波長特性の表示機能及び
分析機能を備えて、低コストで光波長分析システムを実
現可能な波長可変光源装置を提供することである。
パワーメータを内蔵し、高い波長分解能を維持しつつ波
長測定の高速化と測定操作の簡略化を実現し、かつ波長
可変光源装置単体で被測定物の波長特性の表示機能及び
分析機能を備えて、低コストで光波長分析システムを実
現可能な波長可変光源装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
半導体レーザ光源からの出射光を所定の波長で外部共振
させる外部共振部を有し、この外部共振部における外部
共振条件を可変する波長可変光源部と、この波長可変光
源部における波長を制御する制御部と、を備えた波長可
変光源装置において、前記波長可変光源部から出射され
る各波長の光を被測定物に入射させ、この被測定物から
出射した各波長の出力光の光出力レベルを検出する光検
出部を内蔵し、前記制御部は、この光検出部により検出
される各波長の光出力レベルに基づいて、被測定物の光
波長特性を分析することを特徴としている。
半導体レーザ光源からの出射光を所定の波長で外部共振
させる外部共振部を有し、この外部共振部における外部
共振条件を可変する波長可変光源部と、この波長可変光
源部における波長を制御する制御部と、を備えた波長可
変光源装置において、前記波長可変光源部から出射され
る各波長の光を被測定物に入射させ、この被測定物から
出射した各波長の出力光の光出力レベルを検出する光検
出部を内蔵し、前記制御部は、この光検出部により検出
される各波長の光出力レベルに基づいて、被測定物の光
波長特性を分析することを特徴としている。
【0012】したがって、高い波長分解能を維持しつつ
波長測定の高速化と測定操作の簡略化を実現することが
でき、従来の大型かつ高価な光スペクトラムアナライザ
や外部から制御するパーソナルコンピュータ等を使用す
ることなく、低コストで光波長分析システムを構成する
波長可変光源装置を提供することができる。
波長測定の高速化と測定操作の簡略化を実現することが
でき、従来の大型かつ高価な光スペクトラムアナライザ
や外部から制御するパーソナルコンピュータ等を使用す
ることなく、低コストで光波長分析システムを構成する
波長可変光源装置を提供することができる。
【0013】請求項2記載の発明は、半導体レーザ光源
からの出射光を所定の波長で外部共振させる外部共振部
を有し、この外部共振部における外部共振条件を可変す
る波長可変光源部と、この波長可変光源部における波長
を制御する制御部と、を備えた波長可変光源装置におい
て、前記波長可変光源部から出射される各波長の光を被
測定物に入射させ、この被測定物から出射した各波長の
出力光の光出力レベルを検出し、その光出力レベル信号
を専用通信回線を介して送出する通信機能を有する光検
出部を内蔵し、前記制御部は、この光検出部と専用通信
回線を介して接続する通信機能を有し、この光検出部に
より送出される各波長の光出力レベルに基づいて、被測
定物の光波長特性を分析することを特徴としている。
からの出射光を所定の波長で外部共振させる外部共振部
を有し、この外部共振部における外部共振条件を可変す
る波長可変光源部と、この波長可変光源部における波長
を制御する制御部と、を備えた波長可変光源装置におい
て、前記波長可変光源部から出射される各波長の光を被
測定物に入射させ、この被測定物から出射した各波長の
出力光の光出力レベルを検出し、その光出力レベル信号
を専用通信回線を介して送出する通信機能を有する光検
出部を内蔵し、前記制御部は、この光検出部と専用通信
回線を介して接続する通信機能を有し、この光検出部に
より送出される各波長の光出力レベルに基づいて、被測
定物の光波長特性を分析することを特徴としている。
【0014】したがって、高い波長分解能を維持しつつ
波長測定の高速化と測定操作の簡略化を実現することが
でき、従来の大型かつ高価な光スペクトラムアナライザ
や外部から制御するパーソナルコンピュータ等を使用す
ることなく、低コストで光波長分析システムを構成する
波長可変光源装置を提供することができる。更に、専用
通信回線により制御部と光検出部との間の制御信号や光
出力レベル信号の授受を高速化することができ、測定速
度を更に向上させることができる。
波長測定の高速化と測定操作の簡略化を実現することが
でき、従来の大型かつ高価な光スペクトラムアナライザ
や外部から制御するパーソナルコンピュータ等を使用す
ることなく、低コストで光波長分析システムを構成する
波長可変光源装置を提供することができる。更に、専用
通信回線により制御部と光検出部との間の制御信号や光
出力レベル信号の授受を高速化することができ、測定速
度を更に向上させることができる。
【0015】この場合、上記目的は、例えば、請求項3
に記載する発明のように、請求項1あるいは2記載の波
長可変光源装置において、前記制御部は、前記各波長の
光出力レベル及び前記分析した被測定物の光波長特性を
内蔵された表示部に表示することが有効である。
に記載する発明のように、請求項1あるいは2記載の波
長可変光源装置において、前記制御部は、前記各波長の
光出力レベル及び前記分析した被測定物の光波長特性を
内蔵された表示部に表示することが有効である。
【0016】したがって、外部に表示装置を用意するこ
となく、測定中の被測定物の光出力レベルや光波長特性
を確認することができ、光波長分析システムを更に低コ
ストで構成する波長可変光源装置を提供することができ
る。
となく、測定中の被測定物の光出力レベルや光波長特性
を確認することができ、光波長分析システムを更に低コ
ストで構成する波長可変光源装置を提供することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明を適用した第1の
実施の形態における波長可変光源装置1の制御系の構成
を示すブロック図である。まず、構成を説明する。図1
において、波長可変光源装置1は、波長可変光源部2、
光パワーメータ部3、波長可変光源ブロック4、及び表
示部5により構成されている。波長可変光源部2と光パ
ワーメータ部3とは、バスBを介して接続されており、
このバスBを介して各種制御信号や光検出データ等を授
受する。波長可変光源ブロック4は、その出射光がオプ
ティカルコネクタ11と光ファイバ12により被測定物
50に掃引されており、被測定物50を透過した透過光
は、オプティカルコネクタ13と光ファイバ14により
光パワーメータ部3に出射される。
の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明を適用した第1の
実施の形態における波長可変光源装置1の制御系の構成
を示すブロック図である。まず、構成を説明する。図1
において、波長可変光源装置1は、波長可変光源部2、
光パワーメータ部3、波長可変光源ブロック4、及び表
示部5により構成されている。波長可変光源部2と光パ
ワーメータ部3とは、バスBを介して接続されており、
このバスBを介して各種制御信号や光検出データ等を授
受する。波長可変光源ブロック4は、その出射光がオプ
ティカルコネクタ11と光ファイバ12により被測定物
50に掃引されており、被測定物50を透過した透過光
は、オプティカルコネクタ13と光ファイバ14により
光パワーメータ部3に出射される。
【0018】波長可変光源部2は、CPU2a、RAM
2b、ROM2c、モータ制御部2d、及び表示制御部
2eにより構成されており、各部はバスBに接続されて
いる。
2b、ROM2c、モータ制御部2d、及び表示制御部
2eにより構成されており、各部はバスBに接続されて
いる。
【0019】CPU(Central Processing Unit)2a
は、ROM2c内に格納された波長可変制御プログラム
に従って波長可変制御処理を実行し、RAM2b内に格
納された出射光の波長λとモータ回転移動量(例えば、
パルスモータの移動量を示すパルス数)との関係を設定
したテーブルに基づいてモータ制御部2dにモータ制御
信号を出力して、モータ制御部2dにより波長可変光源
ブロック4内のパルスモータを回転移動させて出射光の
波長λを可変させるとともに、モータ制御部部2dから
フィードバック入力される位置信号(ロータリーエンコ
ード信号)により、その出射光の波長λを確認してパル
スモータの回転移動を停止させる。
は、ROM2c内に格納された波長可変制御プログラム
に従って波長可変制御処理を実行し、RAM2b内に格
納された出射光の波長λとモータ回転移動量(例えば、
パルスモータの移動量を示すパルス数)との関係を設定
したテーブルに基づいてモータ制御部2dにモータ制御
信号を出力して、モータ制御部2dにより波長可変光源
ブロック4内のパルスモータを回転移動させて出射光の
波長λを可変させるとともに、モータ制御部部2dから
フィードバック入力される位置信号(ロータリーエンコ
ード信号)により、その出射光の波長λを確認してパル
スモータの回転移動を停止させる。
【0020】また、CPU2aは、バスBを介して光パ
ワーメータ部3内の各部を制御する各種制御信号を出力
して光検出動作を制御するとともに、光パワーメータ部
3により被測定物50の透過光から検出される光検出レ
ベルデータをバスBを介して取得すると、その被測定物
50における波長毎の光検出レベルデータをRAM2b
に格納するとともに、その光検出レベルを表示制御部2
eにより表示部5に表示させる。
ワーメータ部3内の各部を制御する各種制御信号を出力
して光検出動作を制御するとともに、光パワーメータ部
3により被測定物50の透過光から検出される光検出レ
ベルデータをバスBを介して取得すると、その被測定物
50における波長毎の光検出レベルデータをRAM2b
に格納するとともに、その光検出レベルを表示制御部2
eにより表示部5に表示させる。
【0021】さらに、CPU2aは、ROM2c内に格
納された波長分析プログラムに従って波長分析処理を実
行し、光パワーメータ部3から取得してRAM2bに格
納した波長毎の光検出レベルデータに基づいて被測定物
50の光波長特性を分析し、その分析結果を表示制御部
2eにより表示部5に表示させる。
納された波長分析プログラムに従って波長分析処理を実
行し、光パワーメータ部3から取得してRAM2bに格
納した波長毎の光検出レベルデータに基づいて被測定物
50の光波長特性を分析し、その分析結果を表示制御部
2eにより表示部5に表示させる。
【0022】RAM(Random Access Memory )2b
は、波長可変光源ブロック4からの出射光の波長λとモ
ータ回転移動量(例えば、パルスモータの回転移動量を
示すパルス数)との関係を設定したテーブル等を格納す
るとともに、CPU2aが処理を実行する際のワークエ
リアを形成して、光検出レベルデータや被測定物50の
光波長分析結果等を一時的に格納する。ROM(Read O
nly Memory )2cは、CPU2aにより実行される波
長可変制御プログラム及び波長分析プログラム等を格納
する。
は、波長可変光源ブロック4からの出射光の波長λとモ
ータ回転移動量(例えば、パルスモータの回転移動量を
示すパルス数)との関係を設定したテーブル等を格納す
るとともに、CPU2aが処理を実行する際のワークエ
リアを形成して、光検出レベルデータや被測定物50の
光波長分析結果等を一時的に格納する。ROM(Read O
nly Memory )2cは、CPU2aにより実行される波
長可変制御プログラム及び波長分析プログラム等を格納
する。
【0023】モータ制御部2dは、CPU2aから入力
されるモータ制御信号により波長可変光源ブロック4内
のパルスモータに駆動信号を供給して、パルスモータを
回転移動させて出射光の波長λを可変させるとともに、
そのパルスモータから回転移動量を示すロータリーエン
コード信号を受信して位置信号としてCPU2aに出力
する。
されるモータ制御信号により波長可変光源ブロック4内
のパルスモータに駆動信号を供給して、パルスモータを
回転移動させて出射光の波長λを可変させるとともに、
そのパルスモータから回転移動量を示すロータリーエン
コード信号を受信して位置信号としてCPU2aに出力
する。
【0024】表示制御部2eは、CPU2aから入力さ
れる表示制御信号に基づいて表示部5の表示内容を制御
して、被測定物50における波長毎の光検出レベルや被
測定物50の光波長特性の分析結果等を表示させる。
れる表示制御信号に基づいて表示部5の表示内容を制御
して、被測定物50における波長毎の光検出レベルや被
測定物50の光波長特性の分析結果等を表示させる。
【0025】波長可変光源ブロック4は、外部共振器型
のLD(図示せず)が使用されており、外部共振器を構
成する光学フィルタとして回折格子(図示せず)に対す
る反射面の機械的位置が、内蔵するパルスモータにより
移動されることにより、その外部共振条件が可変され
て、出射光の波長λを広範囲(最小波長λ0 〜最大波長
λMAX )に可変可能としている。また、波長可変光源ブ
ロック4からの出射光は、光ファイバ12とオプティカ
ルコネクタ11により外部の被測定物50に出力光とし
て出射される。また、波長可変光源ブロック4内には、
LDを駆動する駆動電流を発生するLD駆動部(図示せ
ず)が内蔵されている。
のLD(図示せず)が使用されており、外部共振器を構
成する光学フィルタとして回折格子(図示せず)に対す
る反射面の機械的位置が、内蔵するパルスモータにより
移動されることにより、その外部共振条件が可変され
て、出射光の波長λを広範囲(最小波長λ0 〜最大波長
λMAX )に可変可能としている。また、波長可変光源ブ
ロック4からの出射光は、光ファイバ12とオプティカ
ルコネクタ11により外部の被測定物50に出力光とし
て出射される。また、波長可変光源ブロック4内には、
LDを駆動する駆動電流を発生するLD駆動部(図示せ
ず)が内蔵されている。
【0026】表示部5は、CRT(Cathode Ray Tube
)や液晶表示パネル等により構成され、表示制御部2
eにより表示制御されて、被測定物50における波長毎
の光検出レベルや被測定物50の光波長特性の分析結果
等を表示する。
)や液晶表示パネル等により構成され、表示制御部2
eにより表示制御されて、被測定物50における波長毎
の光検出レベルや被測定物50の光波長特性の分析結果
等を表示する。
【0027】光パワーメータ部3は、A/Dコンバータ
3a、増幅部3b、及び光検出素子3cにより構成され
ており、各部は波長可変光源部2内と共通のバスBに接
続されている。
3a、増幅部3b、及び光検出素子3cにより構成され
ており、各部は波長可変光源部2内と共通のバスBに接
続されている。
【0028】光検出素子3cは、波長可変光源ブロック
4からの出射光が被測定物50を透過してオプティカル
コネクタ13と光ファイバ14を介して入射される透過
光を受光して、その波長に応じた受光感度特性で受光し
た光強度に応じて、所定電圧レベルの光検出信号に変換
して増幅部3bに出力する。
4からの出射光が被測定物50を透過してオプティカル
コネクタ13と光ファイバ14を介して入射される透過
光を受光して、その波長に応じた受光感度特性で受光し
た光強度に応じて、所定電圧レベルの光検出信号に変換
して増幅部3bに出力する。
【0029】増幅部3bは、バスBを介して波長可変光
源部2内のCPU2aから入力される制御信号により光
検出素子3cから入力される光検出信号を所定の増幅率
で増幅し、この増幅した光検出信号をA/Dコンバータ
3aに出力する。
源部2内のCPU2aから入力される制御信号により光
検出素子3cから入力される光検出信号を所定の増幅率
で増幅し、この増幅した光検出信号をA/Dコンバータ
3aに出力する。
【0030】A/Dコンバータ3aは、バスBを介して
波長可変光源部2内のCPU2aから入力される制御信
号により増幅部3bから入力される光検出信号をA/D
変換し、その光検出レベルを示す光検出レベルデータと
してCPU2aに出力する。被測定物50としては、例
えば、光学フィルタや通信用光ファイバ等の光波長特性
を測定対象としてセットされる。
波長可変光源部2内のCPU2aから入力される制御信
号により増幅部3bから入力される光検出信号をA/D
変換し、その光検出レベルを示す光検出レベルデータと
してCPU2aに出力する。被測定物50としては、例
えば、光学フィルタや通信用光ファイバ等の光波長特性
を測定対象としてセットされる。
【0031】次に、本第1の実施の形態における動作を
説明する。
説明する。
【0032】図1の波長可変光源装置1では、まず、波
長可変光源部2内のCPU2aは、ROM2cに格納さ
れた波長可変制御プログラムにより波長可変制御処理を
実行し、CPU2aは、RAM2b内に格納された出射
光の波長λとモータ回転移動量との関係を設定したテー
ブルに基づいて初期波長λ0 になるようにモータ制御信
号をモータ制御部2dに出力する。モータ制御部2dで
は、CPU2aから入力されるモータ制御信号に基づい
て駆動制御信号が波長可変光源ブロック4に出力され
て、波長可変光源ブロック4内のパルスモータの初期位
置への回転移動が開始される。この時、波長可変光源ブ
ロック4内では、外部共振器を構成する回折格子に対す
る反射面の機械的位置がパルスモータにより初期位置に
移動されることにより、その外部共振条件が初期状態に
セットされ、LD駆動部からLDに所定の駆動電流が供
給されることにより、その初期の外部共振条件に基づく
初期波長λ0 の光が、光ファイバ12により外部の被測
定物50に出射される。
長可変光源部2内のCPU2aは、ROM2cに格納さ
れた波長可変制御プログラムにより波長可変制御処理を
実行し、CPU2aは、RAM2b内に格納された出射
光の波長λとモータ回転移動量との関係を設定したテー
ブルに基づいて初期波長λ0 になるようにモータ制御信
号をモータ制御部2dに出力する。モータ制御部2dで
は、CPU2aから入力されるモータ制御信号に基づい
て駆動制御信号が波長可変光源ブロック4に出力され
て、波長可変光源ブロック4内のパルスモータの初期位
置への回転移動が開始される。この時、波長可変光源ブ
ロック4内では、外部共振器を構成する回折格子に対す
る反射面の機械的位置がパルスモータにより初期位置に
移動されることにより、その外部共振条件が初期状態に
セットされ、LD駆動部からLDに所定の駆動電流が供
給されることにより、その初期の外部共振条件に基づく
初期波長λ0 の光が、光ファイバ12により外部の被測
定物50に出射される。
【0033】そして、CPU2aは、モータ制御部2d
から入力される位置信号(ロータリーエンコード信号)
に基づいて出射光が初期波長λ0 になったことを確認し
て、モータ制御部2dにおける駆動制御を停止させる。
この時、波長λ0 に対応する被測定物50を透過した透
過光の光検出レベルが光パワーメータ部3で検出され
て、その光検出レベルデータが光パワーメータ部3から
CPU2aに出力されると、CPU2aでは、その光検
出レベルデータをRAM2bに格納し、この光検出レベ
ルデータに基づいて、被測定物50における波長λ0 の
光検出レベルを表示制御部2eにより表示部5に表示さ
せる。
から入力される位置信号(ロータリーエンコード信号)
に基づいて出射光が初期波長λ0 になったことを確認し
て、モータ制御部2dにおける駆動制御を停止させる。
この時、波長λ0 に対応する被測定物50を透過した透
過光の光検出レベルが光パワーメータ部3で検出され
て、その光検出レベルデータが光パワーメータ部3から
CPU2aに出力されると、CPU2aでは、その光検
出レベルデータをRAM2bに格納し、この光検出レベ
ルデータに基づいて、被測定物50における波長λ0 の
光検出レベルを表示制御部2eにより表示部5に表示さ
せる。
【0034】次いで、CPU2aは、RAM2b内に格
納された出射光の波長λとモータ回転移動量との関係を
設定したテーブルに基づいて、初期波長λ0 から任意の
可変波長λ1 になるようにモータ制御信号がモータ制御
部2dに出力されると、モータ制御部2dから駆動制御
信号が波長可変光源ブロック4に出力されて、波長可変
光源ブロック4内のパルスモータが波長λ1 に対応する
設定位置への回転移動が開始される。
納された出射光の波長λとモータ回転移動量との関係を
設定したテーブルに基づいて、初期波長λ0 から任意の
可変波長λ1 になるようにモータ制御信号がモータ制御
部2dに出力されると、モータ制御部2dから駆動制御
信号が波長可変光源ブロック4に出力されて、波長可変
光源ブロック4内のパルスモータが波長λ1 に対応する
設定位置への回転移動が開始される。
【0035】この時、波長可変光源ブロック4内では、
外部共振器を構成する光学フィルタの回折格子に対する
反射面の機械的位置がパルスモータにより初期位置から
波長λ1 に対応する設定位置に移動されることにより、
その外部共振条件が波長λ1状態にセットされ、LD駆
動部からLDに所定の駆動電流が供給されることによ
り、その波長λ1 の外部共振条件に基づく波長λ1 の光
が、光ファイバ12により外部の被測定物50に出射さ
れる。
外部共振器を構成する光学フィルタの回折格子に対する
反射面の機械的位置がパルスモータにより初期位置から
波長λ1 に対応する設定位置に移動されることにより、
その外部共振条件が波長λ1状態にセットされ、LD駆
動部からLDに所定の駆動電流が供給されることによ
り、その波長λ1 の外部共振条件に基づく波長λ1 の光
が、光ファイバ12により外部の被測定物50に出射さ
れる。
【0036】そして、CPU2aでは、モータ制御部2
dから入力される位置信号(ロータリーエンコード信
号)に基づいて出射光が初期波長λ1 になったことを確
認して、モータ制御部2dにおける駆動制御を停止させ
る。この時、波長λ1 に対応する被測定物50を透過し
た透過光の光検出レベルデータが光パワーメータ部3か
らCPU2aに出力されると、CPU2aでは、その光
検出レベルデータに基づいて、被測定物50における波
長λ1 の光検出レベルを表示制御部2eにより表示部5
に表示させる。
dから入力される位置信号(ロータリーエンコード信
号)に基づいて出射光が初期波長λ1 になったことを確
認して、モータ制御部2dにおける駆動制御を停止させ
る。この時、波長λ1 に対応する被測定物50を透過し
た透過光の光検出レベルデータが光パワーメータ部3か
らCPU2aに出力されると、CPU2aでは、その光
検出レベルデータに基づいて、被測定物50における波
長λ1 の光検出レベルを表示制御部2eにより表示部5
に表示させる。
【0037】以上のように、波長可変光源部2内のCP
U2aは、波長可変制御処理を実行することにより、波
長可変光源ブロック4から出射される光の波長λを、R
AM2bに格納された出射光の波長λとモータ回転移動
量との関係を設定したテーブルに基づいて所定波長間隔
で可変させて、その各波長の出射光を被測定物50に透
過させる。
U2aは、波長可変制御処理を実行することにより、波
長可変光源ブロック4から出射される光の波長λを、R
AM2bに格納された出射光の波長λとモータ回転移動
量との関係を設定したテーブルに基づいて所定波長間隔
で可変させて、その各波長の出射光を被測定物50に透
過させる。
【0038】そして、CPU2aは、その各波長の透過
光から光パワーメータ部3により検出される各波長の光
検出レベルデータをRAM2bに格納するとともに、各
波長の光検出レベルを表示部5に表示させる。
光から光パワーメータ部3により検出される各波長の光
検出レベルデータをRAM2bに格納するとともに、各
波長の光検出レベルを表示部5に表示させる。
【0039】次いで、波長可変光源部2内のCPU2a
は、ROM2cに格納された波長分析プログラムにより
波長分析処理を実行し、上記波長可変制御処理において
RAM2bに格納した各波長の光検出レベルデータに基
づいて、被測定物50である光学フィルタや通信用光フ
ァイバ等の各波長の透過特性を分析し、その分析結果を
RAM2bに格納するとともに、表示制御部2eにより
表示部5に表示させる。
は、ROM2cに格納された波長分析プログラムにより
波長分析処理を実行し、上記波長可変制御処理において
RAM2bに格納した各波長の光検出レベルデータに基
づいて、被測定物50である光学フィルタや通信用光フ
ァイバ等の各波長の透過特性を分析し、その分析結果を
RAM2bに格納するとともに、表示制御部2eにより
表示部5に表示させる。
【0040】以上のように、本第1の実施の形態におけ
る波長可変光源装置1では、光パワーメータ部3及び情
報を表示する表示部5を内蔵し、波長可変光源部2内の
CPU2aが波長可変制御処理機能と波長分析処理機能
を備えて、被測定物50の各波長における光検出レベル
や波長分析結果を表示部5に表示することを可能にした
ため、高い波長分解能を維持しつつ波長測定の高速化と
測定操作の簡略化を実現することができる。
る波長可変光源装置1では、光パワーメータ部3及び情
報を表示する表示部5を内蔵し、波長可変光源部2内の
CPU2aが波長可変制御処理機能と波長分析処理機能
を備えて、被測定物50の各波長における光検出レベル
や波長分析結果を表示部5に表示することを可能にした
ため、高い波長分解能を維持しつつ波長測定の高速化と
測定操作の簡略化を実現することができる。
【0041】したがって、上記従来のように、大型かつ
高価な光スペクトラムアナライザや外部から制御するパ
ーソナルコンピュータ等を使用することなく、低コスト
で光波長分析システムを構成する波長可変光源装置を提
供することができる。
高価な光スペクトラムアナライザや外部から制御するパ
ーソナルコンピュータ等を使用することなく、低コスト
で光波長分析システムを構成する波長可変光源装置を提
供することができる。
【0042】(第2の実施の形態)図2は、本発明を適
用した第2の実施の形態における波長可変光源装置20
の制御系の構成を示すブロック図であり、上記第1の実
施の形態において図1に示した波長可変光源装置1と同
一構成部分には同一符号を付している。また、同一符号
を付した部分の構成説明は省略する。まず、構成を説明
する。図2において、波長可変光源装置20は、波長可
変光源部21、光パワーメータ部22、波長可変光源ブ
ロック4、及び表示部5により構成されている。波長可
変光源部21と光パワーメータ部22とは、通信回線C
を介して接続されており、この通信回線Cを介して各種
制御信号や光検出データ等を授受する。
用した第2の実施の形態における波長可変光源装置20
の制御系の構成を示すブロック図であり、上記第1の実
施の形態において図1に示した波長可変光源装置1と同
一構成部分には同一符号を付している。また、同一符号
を付した部分の構成説明は省略する。まず、構成を説明
する。図2において、波長可変光源装置20は、波長可
変光源部21、光パワーメータ部22、波長可変光源ブ
ロック4、及び表示部5により構成されている。波長可
変光源部21と光パワーメータ部22とは、通信回線C
を介して接続されており、この通信回線Cを介して各種
制御信号や光検出データ等を授受する。
【0043】波長可変光源部21は、CPU21a、R
AM21b、ROM21c、モータ制御部21d、通信
制御部21f及び表示制御部21eにより構成されてお
り、各部はバスBに接続されている。
AM21b、ROM21c、モータ制御部21d、通信
制御部21f及び表示制御部21eにより構成されてお
り、各部はバスBに接続されている。
【0044】CPU21aは、ROM21c内に格納さ
れた波長可変制御プログラムに従って波長可変制御処理
を実行し、RAM21b内に格納された出射光の波長λ
とモータ回転移動量(例えば、パルスモータの移動量を
示すパルス数)との関係を設定したテーブルに基づいて
モータ制御部21dにモータ制御信号を出力して、モー
タ制御部21dにより波長可変光源ブロック4内のパル
スモータを回転移動させて出射光の波長λを可変させる
とともに、モータ制御部部21dからフィードバック入
力される位置信号(ロータリーエンコード信号)によ
り、その出射光の波長λを確認してパルスモータの回転
移動を停止させる。
れた波長可変制御プログラムに従って波長可変制御処理
を実行し、RAM21b内に格納された出射光の波長λ
とモータ回転移動量(例えば、パルスモータの移動量を
示すパルス数)との関係を設定したテーブルに基づいて
モータ制御部21dにモータ制御信号を出力して、モー
タ制御部21dにより波長可変光源ブロック4内のパル
スモータを回転移動させて出射光の波長λを可変させる
とともに、モータ制御部部21dからフィードバック入
力される位置信号(ロータリーエンコード信号)によ
り、その出射光の波長λを確認してパルスモータの回転
移動を停止させる。
【0045】また、CPU21aは、光パワーメータ部
22により被測定物50の透過光から検出される光検出
レベルデータを通信制御部21aにより通信回線Cを介
して取得すると、その被測定物50における波長毎の光
検出レベルデータをRAM21bに格納するとともに、
その光検出レベルを表示制御部21fにより表示部5に
表示させる。
22により被測定物50の透過光から検出される光検出
レベルデータを通信制御部21aにより通信回線Cを介
して取得すると、その被測定物50における波長毎の光
検出レベルデータをRAM21bに格納するとともに、
その光検出レベルを表示制御部21fにより表示部5に
表示させる。
【0046】さらに、CPU21aは、ROM21c内
に格納された波長分析プログラムに従って波長分析処理
を実行し、光パワーメータ部22から取得してRAM2
1bに格納した波長毎の光検出レベルデータに基づいて
被測定物50の光波長特性を分析し、その分析結果を表
示制御部21eにより表示部5に表示させる。
に格納された波長分析プログラムに従って波長分析処理
を実行し、光パワーメータ部22から取得してRAM2
1bに格納した波長毎の光検出レベルデータに基づいて
被測定物50の光波長特性を分析し、その分析結果を表
示制御部21eにより表示部5に表示させる。
【0047】RAM21bは、波長可変光源ブロック4
からの出射光の波長λとモータ回転移動量(例えば、パ
ルスモータの回転移動量を示すパルス数)との関係を設
定したテーブル等を格納するとともに、CPU21aが
処理を実行する際のワークエリアを形成して、光検出レ
ベルデータや被測定物50の光波長分析結果等を一時的
に格納する。ROM21cは、CPU21aにより実行
される波長可変制御プログラム及び波長分析プログラム
等を格納する。
からの出射光の波長λとモータ回転移動量(例えば、パ
ルスモータの回転移動量を示すパルス数)との関係を設
定したテーブル等を格納するとともに、CPU21aが
処理を実行する際のワークエリアを形成して、光検出レ
ベルデータや被測定物50の光波長分析結果等を一時的
に格納する。ROM21cは、CPU21aにより実行
される波長可変制御プログラム及び波長分析プログラム
等を格納する。
【0048】モータ制御部21dは、CPU21aから
入力されるモータ制御信号により波長可変光源ブロック
4内のパルスモータに駆動信号を供給して、パルスモー
タを回転移動させて出射光の波長λを可変させるととも
に、そのパルスモータから回転移動量を示すロータリー
エンコード信号を受信して位置信号としてCPU21a
に出力する。
入力されるモータ制御信号により波長可変光源ブロック
4内のパルスモータに駆動信号を供給して、パルスモー
タを回転移動させて出射光の波長λを可変させるととも
に、そのパルスモータから回転移動量を示すロータリー
エンコード信号を受信して位置信号としてCPU21a
に出力する。
【0049】通信制御部21eは、CPU21aの指示
により光パワーメータ部22内の通信制御部22aとの
間で通信回線Cを介して各種制御信号や光検出レベルデ
ータ等を授受する。
により光パワーメータ部22内の通信制御部22aとの
間で通信回線Cを介して各種制御信号や光検出レベルデ
ータ等を授受する。
【0050】表示制御部21fは、CPU21aから入
力される表示制御信号に基づいて表示部5の表示内容を
制御して、被測定物50における波長毎の光検出レベル
や被測定物50の光波長特性の分析結果等を表示させ
る。
力される表示制御信号に基づいて表示部5の表示内容を
制御して、被測定物50における波長毎の光検出レベル
や被測定物50の光波長特性の分析結果等を表示させ
る。
【0051】光パワーメータ部22は、通信制御部22
a、CPU22b、A/Dコンバータ22c、増幅部2
2d、及び光検出素子22eにより構成されており、各
部はバスBに接続されている。
a、CPU22b、A/Dコンバータ22c、増幅部2
2d、及び光検出素子22eにより構成されており、各
部はバスBに接続されている。
【0052】通信制御部22aは、CPU22bの指示
により波長可変光源部21内の通信制御部21eとの間
で通信回線Cを介して各種制御信号や光検出レベルデー
タ等を授受する。
により波長可変光源部21内の通信制御部21eとの間
で通信回線Cを介して各種制御信号や光検出レベルデー
タ等を授受する。
【0053】CPU22bは、光パワーメータ部22内
の各部を制御する各種制御信号を出力して光検出動作を
制御するとともに、A/Dコンバータ22cから入力さ
れる光検出レベルデータの波長可変光源部21への送信
を通信制御部22aに指示して送信させる。
の各部を制御する各種制御信号を出力して光検出動作を
制御するとともに、A/Dコンバータ22cから入力さ
れる光検出レベルデータの波長可変光源部21への送信
を通信制御部22aに指示して送信させる。
【0054】光検出素子22eは、波長可変光源ブロッ
ク4からの出射光が被測定物50を透過してオプティカ
ルコネクタ13と光ファイバ14を介して入射される透
過光を受光して、その波長に応じた受光感度特性で受光
した光強度に応じて、所定電圧レベルの光検出信号に変
換して増幅部22dに出力する。
ク4からの出射光が被測定物50を透過してオプティカ
ルコネクタ13と光ファイバ14を介して入射される透
過光を受光して、その波長に応じた受光感度特性で受光
した光強度に応じて、所定電圧レベルの光検出信号に変
換して増幅部22dに出力する。
【0055】増幅部22dは、CPU22bから入力さ
れる制御信号により光検出素子22eから入力される光
検出信号を所定の増幅率で増幅し、この増幅した光検出
信号をA/Dコンバータ22cに出力する。
れる制御信号により光検出素子22eから入力される光
検出信号を所定の増幅率で増幅し、この増幅した光検出
信号をA/Dコンバータ22cに出力する。
【0056】A/Dコンバータ22cは、CPU22b
から入力される制御信号により増幅部22dから入力さ
れる光検出信号をA/D変換し、その光検出レベルを示
す光検出レベルデータとしてCPU22bに出力する。
から入力される制御信号により増幅部22dから入力さ
れる光検出信号をA/D変換し、その光検出レベルを示
す光検出レベルデータとしてCPU22bに出力する。
【0057】次に、本第2の実施の形態における動作を
説明する。
説明する。
【0058】図2の波長可変光源装置20では、まず、
波長可変光源部21内のCPU21aは、ROM21c
に格納された波長可変制御プログラムにより波長可変制
御処理を実行し、CPU21aは、RAM21b内に格
納された出射光の波長λとモータ回転移動量との関係を
設定したテーブルに基づいて初期波長λ0 になるように
モータ制御信号をモータ制御部21dに出力する。モー
タ制御部21dでは、CPU21aから入力されるモー
タ制御信号に基づいて駆動制御信号が波長可変光源ブロ
ック4に出力されて、波長可変光源ブロック4内のパル
スモータの初期位置への回転移動が開始される。この
時、波長可変光源ブロック4内では、外部共振器を構成
する回折格子に対する反射面の機械的位置がパルスモー
タにより初期位置に移動されることにより、その外部共
振条件が初期状態にセットされ、LD駆動部からLDに
所定の駆動電流が供給されることにより、その初期の外
部共振条件に基づく初期波長λ0 の光が、光ファイバ1
2により外部の被測定物50に出射される。
波長可変光源部21内のCPU21aは、ROM21c
に格納された波長可変制御プログラムにより波長可変制
御処理を実行し、CPU21aは、RAM21b内に格
納された出射光の波長λとモータ回転移動量との関係を
設定したテーブルに基づいて初期波長λ0 になるように
モータ制御信号をモータ制御部21dに出力する。モー
タ制御部21dでは、CPU21aから入力されるモー
タ制御信号に基づいて駆動制御信号が波長可変光源ブロ
ック4に出力されて、波長可変光源ブロック4内のパル
スモータの初期位置への回転移動が開始される。この
時、波長可変光源ブロック4内では、外部共振器を構成
する回折格子に対する反射面の機械的位置がパルスモー
タにより初期位置に移動されることにより、その外部共
振条件が初期状態にセットされ、LD駆動部からLDに
所定の駆動電流が供給されることにより、その初期の外
部共振条件に基づく初期波長λ0 の光が、光ファイバ1
2により外部の被測定物50に出射される。
【0059】そして、CPU21aは、モータ制御部21
dから入力される位置信号(ロータリーエンコード信
号)に基づいて出射光が初期波長λ0 になったことを確
認して、モータ制御部21dにおける駆動制御を停止さ
せる。この時、波長λ0 に対応する被測定物50を透過
した透過光の光検出レベルが光パワーメータ部22で検
出されて、その光検出レベルデータが光パワーメータ部
22内のCPU22bから通信制御部22aにより波長
可変光源部21内の通信制御部21eに送信されると、
波長可変光源部21内のCPU21aでは、その通信制
御部21eで受信された光検出レベルデータをRAM2
1bに格納し、この光検出レベルデータに基づいて、被
測定物50における波長λ0 の光検出レベルを表示制御
部21fにより表示部5に表示させる。
dから入力される位置信号(ロータリーエンコード信
号)に基づいて出射光が初期波長λ0 になったことを確
認して、モータ制御部21dにおける駆動制御を停止さ
せる。この時、波長λ0 に対応する被測定物50を透過
した透過光の光検出レベルが光パワーメータ部22で検
出されて、その光検出レベルデータが光パワーメータ部
22内のCPU22bから通信制御部22aにより波長
可変光源部21内の通信制御部21eに送信されると、
波長可変光源部21内のCPU21aでは、その通信制
御部21eで受信された光検出レベルデータをRAM2
1bに格納し、この光検出レベルデータに基づいて、被
測定物50における波長λ0 の光検出レベルを表示制御
部21fにより表示部5に表示させる。
【0060】次いで、CPU21aは、RAM21b内
に格納された出射光の波長λとモータ回転移動量との関
係を設定したテーブルに基づいて、初期波長λ0 から任
意の可変波長λ1 になるようにモータ制御信号がモータ
制御部21dに出力されると、モータ制御部21dから
駆動制御信号が波長可変光源ブロック4に出力されて、
波長可変光源ブロック4内のパルスモータが波長λ1 に
対応する設定位置への回転移動が開始される。
に格納された出射光の波長λとモータ回転移動量との関
係を設定したテーブルに基づいて、初期波長λ0 から任
意の可変波長λ1 になるようにモータ制御信号がモータ
制御部21dに出力されると、モータ制御部21dから
駆動制御信号が波長可変光源ブロック4に出力されて、
波長可変光源ブロック4内のパルスモータが波長λ1 に
対応する設定位置への回転移動が開始される。
【0061】この時、波長可変光源ブロック4内では、
外部共振器を構成する光学フィルタの回折格子に対する
反射面の機械的位置がパルスモータにより初期位置から
波長λ1 に対応する設定位置に移動されることにより、
その外部共振条件が波長λ1状態にセットされ、LD駆
動部からLDに所定の駆動電流が供給されることによ
り、その波長λ1 の外部共振条件に基づく波長λ1 の光
が、光ファイバ12により外部の被測定物50に出射さ
れる。
外部共振器を構成する光学フィルタの回折格子に対する
反射面の機械的位置がパルスモータにより初期位置から
波長λ1 に対応する設定位置に移動されることにより、
その外部共振条件が波長λ1状態にセットされ、LD駆
動部からLDに所定の駆動電流が供給されることによ
り、その波長λ1 の外部共振条件に基づく波長λ1 の光
が、光ファイバ12により外部の被測定物50に出射さ
れる。
【0062】そして、CPU21aでは、モータ制御部
21dから入力される位置信号(ロータリーエンコード
信号)に基づいて出射光が初期波長λ1 になったことを
確認して、モータ制御部21dにおける駆動制御を停止
させる。この時、波長λ1 に対応する被測定物50を透
過した透過光の光検出レベルデータが光パワーメータ部
22内のCPU22bから通信制御部22aにより波長
可変光源部21内の通信制御部21eに送信されると、
波長可変光源部21内のCPU21aでは、その通信制
御部21eで受信された光検出レベルデータをRAM2
1bに格納し、この光検出レベルデータに基づいて、被
測定物50における波長λ1 の光検出レベルを表示制御
部21fにより表示部5に表示させる。
21dから入力される位置信号(ロータリーエンコード
信号)に基づいて出射光が初期波長λ1 になったことを
確認して、モータ制御部21dにおける駆動制御を停止
させる。この時、波長λ1 に対応する被測定物50を透
過した透過光の光検出レベルデータが光パワーメータ部
22内のCPU22bから通信制御部22aにより波長
可変光源部21内の通信制御部21eに送信されると、
波長可変光源部21内のCPU21aでは、その通信制
御部21eで受信された光検出レベルデータをRAM2
1bに格納し、この光検出レベルデータに基づいて、被
測定物50における波長λ1 の光検出レベルを表示制御
部21fにより表示部5に表示させる。
【0063】以上のように、波長可変光源部21内のC
PU21aは、波長可変制御処理を実行することによ
り、波長可変光源ブロック4から出射される光の波長λ
を、RAM21bに格納された出射光の波長λとモータ
回転移動量との関係を設定したテーブルに基づいて所定
波長間隔で可変させて、その各波長の出射光を被測定物
50に透過させる。
PU21aは、波長可変制御処理を実行することによ
り、波長可変光源ブロック4から出射される光の波長λ
を、RAM21bに格納された出射光の波長λとモータ
回転移動量との関係を設定したテーブルに基づいて所定
波長間隔で可変させて、その各波長の出射光を被測定物
50に透過させる。
【0064】そして、CPU21aは、その各波長の透
過光から光パワーメータ部22により検出される各波長
の光検出レベルデータをRAM21bに格納するととも
に、各波長の光検出レベルを表示部5に表示させる。
過光から光パワーメータ部22により検出される各波長
の光検出レベルデータをRAM21bに格納するととも
に、各波長の光検出レベルを表示部5に表示させる。
【0065】次いで、波長可変光源部2内のCPU21
aは、ROM21cに格納された波長分析プログラムに
より波長分析処理を実行し、上記波長可変制御処理にお
いてRAM21bに格納した各波長の光検出レベルデー
タに基づいて、被測定物50である光学フィルタや通信
用光ファイバ等の各波長の透過特性を分析し、その分析
結果をRAM21bに格納するとともに、表示制御部2
1fにより表示部5に表示させる。
aは、ROM21cに格納された波長分析プログラムに
より波長分析処理を実行し、上記波長可変制御処理にお
いてRAM21bに格納した各波長の光検出レベルデー
タに基づいて、被測定物50である光学フィルタや通信
用光ファイバ等の各波長の透過特性を分析し、その分析
結果をRAM21bに格納するとともに、表示制御部2
1fにより表示部5に表示させる。
【0066】以上のように、本第2の実施の形態におけ
る波長可変光源装置20では、光パワーメータ部22及
び情報を表示する表示部5を内蔵し、波長可変光源部2
1内のCPU21aが波長可変制御処理機能と波長分析
処理機能を備えて、被測定物50の各波長における光検
出レベルや波長分析結果を表示部5に表示することを可
能にしたため、高い波長分解能を維持しつつ波長測定の
高速化と測定操作の簡略化を実現することができる。
る波長可変光源装置20では、光パワーメータ部22及
び情報を表示する表示部5を内蔵し、波長可変光源部2
1内のCPU21aが波長可変制御処理機能と波長分析
処理機能を備えて、被測定物50の各波長における光検
出レベルや波長分析結果を表示部5に表示することを可
能にしたため、高い波長分解能を維持しつつ波長測定の
高速化と測定操作の簡略化を実現することができる。
【0067】したがって、上記従来のように、大型かつ
高価な光スペクトラムアナライザや外部から制御するパ
ーソナルコンピュータ等を使用することなく、低コスト
で光波長分析システムを構成する波長可変光源装置を提
供することができる。
高価な光スペクトラムアナライザや外部から制御するパ
ーソナルコンピュータ等を使用することなく、低コスト
で光波長分析システムを構成する波長可変光源装置を提
供することができる。
【0068】また、本第2の実施の形態における波長可
変光源装置20では、内蔵する波長可変光源部21と光
パワーメータ部23との間を専用の通信回線Cで接続し
て、波長可変光源部21内のCPU21aと、光パワー
メータ部23内のCPU22bは、専用の通信回線Cに
接続された通信制御部21e、22aにより制御信号や
光検出レベルデータの授受を行うようにしたため、その
通信速度の高速化により測定速度を更に向上させること
ができる。
変光源装置20では、内蔵する波長可変光源部21と光
パワーメータ部23との間を専用の通信回線Cで接続し
て、波長可変光源部21内のCPU21aと、光パワー
メータ部23内のCPU22bは、専用の通信回線Cに
接続された通信制御部21e、22aにより制御信号や
光検出レベルデータの授受を行うようにしたため、その
通信速度の高速化により測定速度を更に向上させること
ができる。
【0069】
【発明の効果】請求項1記載の発明の波長可変光源装置
によれば、高い波長分解能を維持しつつ波長測定の高速
化と測定操作の簡略化を実現することができ、従来の大
型かつ高価な光スペクトラムアナライザや外部から制御
するパーソナルコンピュータ等を使用することなく、低
コストで光波長分析システムを構成する波長可変光源装
置を提供することができる。
によれば、高い波長分解能を維持しつつ波長測定の高速
化と測定操作の簡略化を実現することができ、従来の大
型かつ高価な光スペクトラムアナライザや外部から制御
するパーソナルコンピュータ等を使用することなく、低
コストで光波長分析システムを構成する波長可変光源装
置を提供することができる。
【0070】請求項2記載の発明の波長可変光源装置に
よれば、高い波長分解能を維持しつつ波長測定の高速化
と測定操作の簡略化を実現することができ、従来の大型
かつ高価な光スペクトラムアナライザや外部から制御す
るパーソナルコンピュータ等を使用することなく、低コ
ストで光波長分析システムを構成する波長可変光源装置
を提供することができる。更に、専用通信回線により制
御部と光検出部との間の制御信号や光出力レベル信号の
授受を高速化することができ、測定速度を更に向上させ
ることができる。
よれば、高い波長分解能を維持しつつ波長測定の高速化
と測定操作の簡略化を実現することができ、従来の大型
かつ高価な光スペクトラムアナライザや外部から制御す
るパーソナルコンピュータ等を使用することなく、低コ
ストで光波長分析システムを構成する波長可変光源装置
を提供することができる。更に、専用通信回線により制
御部と光検出部との間の制御信号や光出力レベル信号の
授受を高速化することができ、測定速度を更に向上させ
ることができる。
【0071】請求項3記載の発明の波長可変光源装置に
よれば、外部に表示装置を用意することなく、測定中の
被測定物の光出力レベルや光波長特性を確認することが
でき、光波長分析システムを更に低コストで構成する波
長可変光源装置を提供することができる。
よれば、外部に表示装置を用意することなく、測定中の
被測定物の光出力レベルや光波長特性を確認することが
でき、光波長分析システムを更に低コストで構成する波
長可変光源装置を提供することができる。
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態における波
長可変光源装置1の制御系の構成を示すブロック図であ
る。
長可変光源装置1の制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明を適用した第2の実施の形態における波
長可変光源装置20の制御系の構成を示すブロック図で
ある。
長可変光源装置20の制御系の構成を示すブロック図で
ある。
1、20 波長可変光源装置 2、21 波長可変光源部 2a、21a CPU 2b、21b RAM 2c、21c ROM 2d、21d モータ制御部 2e、21f 表示制御部 21e 通信制御部 3、22 光パワーメータ部 3a、22c A/Dコンバータ 3b、22d 増幅部 3c、22e 光検出素子 22a 通信制御部 22b CPU 4 波長可変光源ブロック 5 表示部 11、13 オプティカルコネクタ 12、14 光ファイバ 50 被測定物
Claims (3)
- 【請求項1】半導体レーザ光源からの出射光を所定の波
長で外部共振させる外部共振部を有し、この外部共振部
における外部共振条件を可変する波長可変光源部と、
この波長可変光源部における波長を制御する制御部と、 を備えた波長可変光源装置において、 前記波長可変光源部から出射される各波長の光を被測定
物に入射させ、この被測定物から出射した各波長の出力
光の光出力レベルを検出する光検出部を内蔵し、 前記制御部は、この光検出部により検出される各波長の
光出力レベルに基づいて、被測定物の光波長特性を分析
することを特徴とする波長可変光源装置。 - 【請求項2】半導体レーザ光源からの出射光を所定の波
長で外部共振させる外部共振部を有し、この外部共振部
における外部共振条件を可変する波長可変光源部と、 この波長可変光源部における波長を制御する制御部と、 を備えた波長可変光源装置において、 前記波長可変光源部から出射される各波長の光を被測定
物に入射させ、この被測定物から出射した各波長の出力
光の光出力レベルを検出し、その光出力レベル信号を専
用通信回線を介して送出する通信機能を有する光検出部
を内蔵し、 前記制御部は、この光検出部と専用通信回線を介して接
続する通信機能を有し、この光検出部により送出される
各波長の光出力レベルに基づいて、被測定物の光波長特
性を分析することを特徴とする波長可変光源装置。 - 【請求項3】前記制御部は、前記各波長の光出力レベル
及び前記分析した被測定物の光波長特性を内蔵された表
示部に表示するようにしたことを特徴とする請求項1あ
るいは2記載の波長可変光源装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10019798A JPH11220199A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 波長可変光源装置 |
EP99101580A EP0933625A3 (en) | 1998-01-30 | 1999-01-29 | Wavelength-variable light source apparatus |
US09/239,792 US6611332B2 (en) | 1998-01-30 | 1999-01-29 | Wavelength-variable light source apparatus |
CA002260396A CA2260396C (en) | 1998-01-30 | 1999-01-29 | Wavelength-variable light source apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10019798A JPH11220199A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 波長可変光源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11220199A true JPH11220199A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12009377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10019798A Pending JPH11220199A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 波長可変光源装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6611332B2 (ja) |
EP (1) | EP0933625A3 (ja) |
JP (1) | JPH11220199A (ja) |
CA (1) | CA2260396C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017501385A (ja) * | 2013-10-29 | 2017-01-12 | ユニバーシティー コート オブ ザ ユニバーシティー オブ セイント アンドリューズUniversity Court Of The University Of St Andrews | ランダム波長計測器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7665364B2 (en) * | 2006-03-21 | 2010-02-23 | Ut-Battelle, Llc | Method and apparatus for remote sensing of molecular species at nanoscale utilizing a reverse photoacoustic effect |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4791569A (en) * | 1985-03-18 | 1988-12-13 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Electronic control system for internal combustion engines |
JP2520153B2 (ja) * | 1988-07-01 | 1996-07-31 | 国際電信電話株式会社 | 半導体レ―ザ光源制御装置 |
EP0529731B1 (en) * | 1991-08-30 | 1995-11-08 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Continuously tunable laser oscillator |
JP2595928B2 (ja) * | 1992-07-14 | 1997-04-02 | 東洋紡績株式会社 | シート状物色差検査方法 |
US5450207A (en) * | 1993-07-16 | 1995-09-12 | Cymer Laser Technologies | Method and apparatus for calibrating a laser wavelength control mechanism |
US5533509A (en) * | 1993-08-12 | 1996-07-09 | Kurashiki Boseki Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for non-invasive measurement of blood sugar level |
US5949562A (en) * | 1994-11-30 | 1999-09-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Transmission wavelength control method permitting efficient wavelength multiplexing, optical communication method, optical transmitter, optical transmitter-receiver apparatus, and optical communication system |
CA2185880C (en) * | 1995-09-19 | 2000-04-25 | Masao Majima | Communication system for performing wavelength division multiplexing communications, and wavelength control method used in the system |
US6058128A (en) * | 1996-03-25 | 2000-05-02 | Sdl, Inc. | Apparatus for providing a stabilized laser source |
US5780843A (en) * | 1996-07-16 | 1998-07-14 | Universite Laval | Absolute optical frequency calibrator for a variable frequency optical source |
US5956141A (en) * | 1996-09-13 | 1999-09-21 | Olympus Optical Co., Ltd. | Focus adjusting method and shape measuring device and interference microscope using said focus adjusting method |
WO1998043327A2 (de) * | 1997-03-26 | 1998-10-01 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur wellenlängenstabilisierung eines lasers und anordnung zur durchführung des verfahrens |
JPH11163462A (ja) * | 1997-11-27 | 1999-06-18 | Hitachi Ltd | 光波長安定制御装置、光送信器、光波長多重送信器 |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP10019798A patent/JPH11220199A/ja active Pending
-
1999
- 1999-01-29 EP EP99101580A patent/EP0933625A3/en not_active Ceased
- 1999-01-29 CA CA002260396A patent/CA2260396C/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-01-29 US US09/239,792 patent/US6611332B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017501385A (ja) * | 2013-10-29 | 2017-01-12 | ユニバーシティー コート オブ ザ ユニバーシティー オブ セイント アンドリューズUniversity Court Of The University Of St Andrews | ランダム波長計測器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0933625A2 (en) | 1999-08-04 |
CA2260396A1 (en) | 1999-07-30 |
CA2260396C (en) | 2001-12-25 |
EP0933625A3 (en) | 2000-08-16 |
US20010013932A1 (en) | 2001-08-16 |
US6611332B2 (en) | 2003-08-26 |
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---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040720 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040917 |
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A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20041104 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050221 |