JPH11228782A - 自動車部品用結晶性プロピレンブロック共重合体組成物 - Google Patents
自動車部品用結晶性プロピレンブロック共重合体組成物Info
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- JPH11228782A JPH11228782A JP10035268A JP3526898A JPH11228782A JP H11228782 A JPH11228782 A JP H11228782A JP 10035268 A JP10035268 A JP 10035268A JP 3526898 A JP3526898 A JP 3526898A JP H11228782 A JPH11228782 A JP H11228782A
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Abstract
プロピレンブロック共重合体組成物を得る。 【解決手段】 プロピレン単独重合体部(Fp)とエチ
レン・プロピレンランダム共重合体部(Fc)とからな
り、エチレン含量が1〜10重量%、メルトフローレー
ト(MFR)が20〜100g/10minの結晶性プ
ロピレンブロック共重合体41〜71重量%;相対的に
スチレン含量が少ない水素添加ブロック共重合体12〜
22重量%;相対的にスチレン含量が多い水素添加ブロ
ック共重合体2〜12重量%;タルク15〜25重量%
を含み、前記Fpは、MFRが400〜1000g/1
0minの低分子プロピレン単独重合体を20〜50重
量%含有し、かつ平均MFRが100〜350g/10
minであり、アイソタクチックペンタッド分率が98
%以上であり、前記Fcは固有粘度が7dl/g以上で
ある自動車部品用結晶性プロピレンブロック共重合体組
成物。
Description
ク共重合体、エラストマーおよびタルクを含む自動車部
品用結晶性プロピレンブロック共重合体組成物、特に射
出成形時の流動性に優れる自動車部品用結晶性プロピレ
ンブロック共重合体組成物に関する。
包装用フィルム、自動車部品、機械部品、電気部品な
ど、種々の分野で利用されており、要求される性能に応
じて添加剤が配合されている。例えば、自動車部品など
の機械的強度が要求される分野においては、エラストマ
ー、タルクなどを配合したポリプロピレン組成物が利用
されている。しかしエラストマーおよびタルクを配合し
て物性を改善した従来のポリプロピレン組成物におい
て、射出成形時の流動性の改善が要望されている。
時の流動性に優れ、しかも曲げ弾性率、耐衝撃性、硬度
および脆化温度などの物性のバランスに優れた自動車部
品用結晶性プロピレンブロック共重合体組成物を提供す
ることである。
用結晶性プロピレンブロック共重合体組成物である。 (1) (A)プロピレン単独重合体部(Fp)とエチ
レン・プロピレンランダム共重合体部(Fc)とからな
り、エチレン含有量が1〜10重量%、メルトフローレ
ート(MFR:230℃、荷重2160g)が20〜1
00g/10minの結晶性プロピレンブロック共重合
体41〜71重量%、(B)式(1)または(2) X−Y …(1) X(−Y−X)n …(2) (式中、Xはモノビニル置換芳香族炭化水素の重合ブロ
ック、Yは共役ジエンエラストマー性重合ブロック、n
は1〜5の整数である。) で表されるブロック形態のブロック共重合体であり、か
つXの含有量が5〜22重量%、全体のメルトフローレ
ートが0.5〜70g/10minであるブロック共重
合体の水素添加物であって、水素添加率が90モル%以
上の第1の水素添加ブロック共重合体12〜22重量
%、(C)式(1)または(2) X−Y …(1) X(−Y−X)n …(2) (式中、Xはモノビニル置換芳香族炭化水素の重合ブロ
ック、Yは共役ジエンエラストマー性重合ブロック、n
は1〜5の整数である。) で表されるブロック形態のブロック共重合体であり、か
つXの含有量が30〜80重量%、全体のメルトフロー
レートが0.1〜20g/10minであるブロック共
重合体の水素添加物であって、水素添加率が90モル%
以上の第2の水素添加ブロック共重合体2〜12重量
%、および(D)レーザー回折法で測定した平均粒子径
が1〜5μmのタルク15〜25重量%を含むプロピレ
ンブロック共重合体組成物であって、前記結晶性プロピ
レンブロック共重合体(A)のプロピレン単独重合体部
(Fp)は、メルトフローレート(MFR:230℃、
荷重2160g)が400〜1000g/10minの
低分子プロピレン単独重合体(Fh)を20〜50重量
%含有し、かつプロピレン単独重合体部(Fp)全体の
平均メルトフローレート(MFR:230℃、荷重21
60g)が100〜350g/10minであり、13C
−NMRで測定されるアイソタクチックペンタッド分率
(mmmm)が98%以上のプロピレン単独重合体であ
り、前記エチレン・プロピレンランダム共重合体部(F
c)は、固有粘度(〔η〕:135℃デカヒドロナフタ
レン中)が7dl/g以上のエチレン・プロピレンラン
ダム共重合体であることを特徴とする自動車部品用結晶
性プロピレンブロック共重合体組成物。 (2) 射出成形用である上記(1)に記載の自動車部
品用結晶性プロピレンブロック共重合体組成物。
共重合体(A)は、プロピレン単独重合体部(以下、F
pと略記する場合がある)と、エチレン・プロピレンラ
ンダム共重合体部(以下、Fcと略記する場合がある)
とからなるブロック共重合体である。このブロック共重
合体(A)全体のエチレン含有量は1〜10重量%、好
ましくは3〜8重量%であり、ブロック共重合体(A)
のメルトフローレート(MFR:230℃、荷重216
0g、ASTM D1238、以下同じ)は20〜10
0g/10min、好ましくは30〜90g/10mi
nである。
を構成するプロピレン単独重合体部(Fp)は、アイソ
タクチックペンタッド分率(mmmm)が98%以上、
好ましくは98.5%以上のプロピレンの単独重合体で
ある。上記アイソタクチックペンタッド分率とは、13C
−NMRを使用して測定される結晶性ポリプロピレン
(A)分子鎖中のペンタッド単位でのアイソタクチック
連鎖であり、プロピレンモノマー単位で5個連続してメ
ソ結合した連鎖の中心にあるプロピレンモノマー単位の
分率である。具体的には、13C−NMRスペクトルのメ
チル炭素領域の全吸収ピーク中のmmmmピーク分率と
して求める。
一分子が集合したものではなく、分子量の異なる分子が
集合し、全体としてある物性を有する重合体が構成され
る。本発明で用いる結晶性プロピレンブロック共重合体
(A)も分子量の異なる分子が集合したものであり、重
合体全体としては前記特定のエチレン含有量およびMF
Rを有しているが、本発明ではさらにこの共重合体
(A)を構成するプロピレン単独重合体部(Fp)の分
子量および含有量が限定される。すなわち、プロピレン
単独重合体部(Fp)は、この重合体部全体としては、
MFR(平均MFR)が100〜350g/10mi
n、好ましくは150〜300g/10minであり、
かつMFRが400〜1000g/10min、好まし
くは400〜800g/10minの分子量の小さい低
分子プロピレン単独重合体(Fh)をプロピレン単独重
合体部(Fp)中20〜50重量%、好ましくは25〜
40重量%含有している。なおMFRは分子量の指標と
なり、数値が大きくなるほど分子量は小さくなる。
(A)を構成するエチレン・プロピレンランダム共重合
体部(Fc)は、135℃デカヒドロナフタレン中で測
定した固有粘度〔η〕が7dl/g以上、好ましくは8
〜15dl/gである。エチレン・プロピレンランダム
共重合体部(Fc)中のエチレン含有量は15〜50重
量%、好ましくは20〜30重量%であるのが望まし
い。
中のプロピレン単独重合体部(Fp)の含有量は85〜
99重量%、好ましくは90〜97重量%、エチレン・
プロピレンランダム共重合体部(Fc)の含有量は1〜
15重量%、好ましくは3〜10重量%であるのが望ま
しい。結晶性プロピレンブロック共重合体(A)は1種
単独で使用することもできるし、2種以上を組み合せて
使用することもできる。
は種々の方法により製造することができるが、例えば公
知の立体規則性触媒を用いて製造することができる。具
体的には、固体状チタン触媒成分と有機金属化合物触媒
成分とさらに必要に応じて電子供与体とから形成される
触媒の存在下に、ブロック共重合を行わせる方法により
製造することができる。また不活性溶媒中で、リチウム
触媒またはチーグラー触媒の存在下に、ブロック共重合
を行わせる方法により製造することができる。詳細な製
造方法は、例えば特公昭40−23798号などに記載
されている。
重合体(B)は、ブロックの形態が前記式(1)または
(2)で表され、かつXの含有量が5〜22重量%、好
ましくは10〜20重量%、ブロック共重合体全体のメ
ルトフローレート(MFR:230℃、荷重2160
g)が0.5〜70g/10min、好ましくは1〜3
0g/10minのブロック共重合体の水素添加物であ
る。水素添加率は90モル%以上、好ましくは95モル
%以上である。
重合ブロックを構成するモノビニル置換芳香族炭化水素
としては、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチル
スチレン、クロロスチレン、低級アルキル置換スチレ
ン、ビニルナフタレン等のスチレンまたはその誘導体な
どがあげられる。これらは1種単独で使用することもで
きるし、2種以上を組み合せて使用することもできる。
エラストマー性重合ブロックを構成する共役ジエンとし
ては、ブタジエン、イソプレン、クロロプレンなどがあ
げられる。これらは1種単独で使用することもできる
し、2種以上を組み合せて使用することもできる。nは
1〜5の整数、好ましくは1または2である。
具体的なものとしては、スチレン・エチレン・ブテン・
スチレンブロック共重合体(SEBS)、スチレン・エ
チレン・プロピレン・スチレンブロック共重合体(SE
PS)およびスチレン・エチレン・プロピレンブロック
共重合体(SEP)等のスチレン系ブロック共重合体で
あって、前記物性を満たすものなどがあげられる。第1
の水素添加ブロック共重合体(B)は1種単独で使用す
ることもできるし、2種以上を組み合せて使用すること
もできる。
不活性溶媒中で、リチウム触媒またはチーグラー触媒の
存在下に、ブロック共重合を行わせる方法により製造す
ることができる。詳細な製造方法は、例えば特公昭40
−23798号などに記載されている。水素添加処理
は、不活性溶媒中で公知の水素添加触媒の存在下に行う
ことができる。詳細な方法は、例えば特公昭42−87
04号、同43−6636号、同46−20814号な
どに記載されている。
重合体(C)は、ブロックの形態が前記式(1)または
(2)で表され、かつXの含有量が30〜80重量%、
好ましくは40〜70重量%、ブロック共重合体全体の
メルトフローレート(MFR:230℃、荷重2160
g)が0.1〜20g/10min、好ましくは0.3
〜15g/10minのブロック共重合体の水素添加物
である。水素添加率は90モル%以上、好ましくは95
モル%以上である。
合ブロックを構成するモノビニル置換芳香族炭化水素、
およびYで示されるエラストマー性重合ブロックを構成
する共役ジエンとしては、前記第1の水素添加ブロック
共重合体(B)で例示したものと同じものがあげられ
る。nは1〜5の整数、好ましくは1または2である。
具体的なものとしては、スチレン・エチレン・ブテン・
スチレンブロック共重合体(SEBS)、スチレン・エ
チレン・プロピレン・スチレンブロック共重合体(SE
PS)およびスチレン・エチレン・プロピレンブロック
共重合体(SEP)等のスチレン系ブロック共重合体で
あって、前記物性を満たすものなどがあげられる。
1種単独で使用することもできるし、2種以上を組み合
せて使用することもできる。第2の水素添加ブロック共
重合体(C)は前記第1の水素添加ブロック共重合体
(B)と同様の方法で製造することができる。
回折法で測定した平均粒子径が1〜5μm、好ましくは
1〜3μmのタルクであり、平均粒子径が上記範囲にあ
るものが制限なく使用できる。
性プロピレンブロック共重合体41〜71重量%、好ま
しくは52〜66重量%、第1の水素添加ブロック共重
合体(B)12〜22重量%、好ましくは13〜19重
量%、第2の水素添加ブロック共重合体(C)2〜12
重量%、好ましくは2〜6重量%、タルク(D)15〜
25重量%、好ましくは18〜22重量%である。
分の他に、必要に応じて、耐熱安定剤、帯電防止剤、耐
候安定剤、耐光安定剤、老化防止剤、酸化防止剤、軟化
剤、分散剤、充填剤、着色剤、滑剤などの他の添加剤
を、本発明の目的を損なわない範囲で配合することがで
きる。
分、および必要により配合する他の添加剤を、バンバリ
ーミキサー、単軸押出機、2軸押出機、高速2軸押出機
などの混合装置により混合または溶融混練することによ
り得ることができる。
成形時の流動性に優れ、しかも曲げ弾性率、耐衝撃性、
硬度および脆化温度などの物性のバランスに優れてい
る。このため本発明の組成物は自動車部品用の樹脂原
料、特に射出成形用の樹脂原料として好適に利用するこ
とができ、この場合射出成形時に非常に良好な流動性を
示し、射出成形品を容易に成形することができる。
パー、サイドモール、ガーニッシュ、ウインドウモー
ル、ホイルハウスカバー等の自動車外装部品;インスツ
ルメントパネル、グローブボックス、コンソールボック
ス、ドアトリム、ピラートリム、ステアリングコラムカ
バー等の自動車内装部品があげられる。
ブロック共重合体組成物は、特定の結晶性プロピレンブ
ロック共重合体、水素添加ブロック共重合体およびタル
クを特定量含有しているので、成形時の流動性に優れ、
しかも曲げ弾性率、耐衝撃性、硬度および脆化温度など
の物性のバランスに優れている。
する。各実施例および比較例で使用した(A)〜(D)
成分および対照となる成分を表1〜表5に示す。
g、ASTM D1238 Fp:プロピレン単独重合体部 Fh:低分子プロピレン単独重合体 Fc:エチレン・プロピレンランダム共重合体部 Fh含有量:Fh/Fp×100 Fpペンタッド分率:13C−NMRスペクトルのメチル
炭素領域の全吸収ピーク中のmmmmピーク分率として
求めた。 固有粘度:135℃デカヒドロナフタレン中
ポリプロピレン樹脂組成物を得た。この組成物について
物性を測定した。なお測定に用いた試験片は、日本製鋼
所(株)製J100SAII型射出成形機を用い、シリン
ダー設定温度230℃、金型温度40℃の条件で射出成
形して調製した。結果を表6〜表11に示す。
法による。 IZ:アイゾット衝撃強度。ASTM D256に規定
された方法による。測定温度は−30℃。 HR:表面硬度。ASTM D685に規定された方法
による。鋼球はRを用い、評価の値はRスケールで示
す。 BT:脆化温度。ASTM D746に規定された方法
による。 SFL:流動性=スパイラルフロー長。流動性は、厚さ
3mm、幅10mm、長さ2000mmのスパイラル状
の流路をもつ樹脂流動長測定用金型を用いて射出成形を
行い、流動長を測定して求めた。
組成物はいずれも流動性(SFL)に優れ、しかも曲げ
弾性率(FM)、アイゾット衝撃強度(IZ)、表面硬
度(HR)および脆化温度(BT)のバランスに優れて
いることがわかる。これに対して、比較例1および2は
流動性が悪く、比較例3はアイゾット衝撃強度および脆
化温度が悪い。
が悪く、比較例5はアイゾット衝撃強度および脆化温度
が悪い。比較例6はアイゾット衝撃強度、表面硬度およ
び流動性が悪い。また比較例7はアイゾット衝撃強度お
よび脆化温度が悪く、比較例8は曲げ弾性率、表面硬度
および脆化温度が悪い。比較例9は表面硬度および脆化
温度が悪い。
面硬度、脆化温度および流動性が悪い。比較例11およ
び12はアイゾット衝撃強度および脆化温度が悪い。ま
た比較例13は全ての物性が悪く、比較例14は曲げ弾
性率、表面硬度および脆化温度が悪く、比較例15は曲
げ弾性率および脆化温度が悪い。
Claims (2)
- 【請求項1】 (A)プロピレン単独重合体部(Fp)
とエチレン・プロピレンランダム共重合体部(Fc)と
からなり、エチレン含有量が1〜10重量%、メルトフ
ローレート(MFR:230℃、荷重2160g)が2
0〜100g/10minの結晶性プロピレンブロック
共重合体41〜71重量%、(B)式(1)または
(2) X−Y …(1) X(−Y−X)n …(2) (式中、Xはモノビニル置換芳香族炭化水素の重合ブロ
ック、Yは共役ジエンエラストマー性重合ブロック、n
は1〜5の整数である。) で表されるブロック形態のブロック共重合体であり、か
つXの含有量が5〜22重量%、全体のメルトフローレ
ートが0.5〜70g/10minであるブロック共重
合体の水素添加物であって、水素添加率が90モル%以
上の第1の水素添加ブロック共重合体12〜22重量
%、(C)式(1)または(2) X−Y …(1) X(−Y−X)n …(2) (式中、Xはモノビニル置換芳香族炭化水素の重合ブロ
ック、Yは共役ジエンエラストマー性重合ブロック、n
は1〜5の整数である。) で表されるブロック形態のブロック共重合体であり、か
つXの含有量が30〜80重量%、全体のメルトフロー
レートが0.1〜20g/10minであるブロック共
重合体の水素添加物であって、水素添加率が90モル%
以上の第2の水素添加ブロック共重合体2〜12重量
%、および(D)レーザー回折法で測定した平均粒子径
が1〜5μmのタルク15〜25重量%を含むプロピレ
ンブロック共重合体組成物であって、 前記結晶性プロピレンブロック共重合体(A)のプロピ
レン単独重合体部(Fp)は、メルトフローレート(M
FR:230℃、荷重2160g)が400〜1000
g/10minの低分子プロピレン単独重合体(Fh)
を20〜50重量%含有し、かつプロピレン単独重合体
部(Fp)全体の平均メルトフローレート(MFR:2
30℃、荷重2160g)が100〜350g/10m
inであり、13C−NMRで測定されるアイソタクチッ
クペンタッド分率(mmmm)が98%以上のプロピレ
ン単独重合体であり、 前記エチレン・プロピレンランダム共重合体部(Fc)
は、固有粘度(〔η〕:135℃デカヒドロナフタレン
中)が7dl/g以上のエチレン・プロピレンランダム
共重合体であることを特徴とする自動車部品用結晶性プ
ロピレンブロック共重合体組成物。 - 【請求項2】 射出成形用である請求項1記載の自動車
部品用結晶性プロピレンブロック共重合体組成物。
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KR1019990004253A KR100293105B1 (ko) | 1998-02-17 | 1999-02-08 | 자동차 부품용 결정성 프로필렌 블록 공중합체 조성물 |
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