JPH1122771A - アキュムレータ用スプリング組立体及びそれを用いたアキュムレータ - Google Patents
アキュムレータ用スプリング組立体及びそれを用いたアキュムレータInfo
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- JPH1122771A JPH1122771A JP9190596A JP19059697A JPH1122771A JP H1122771 A JPH1122771 A JP H1122771A JP 9190596 A JP9190596 A JP 9190596A JP 19059697 A JP19059697 A JP 19059697A JP H1122771 A JPH1122771 A JP H1122771A
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Abstract
を与えておき、アキュムレータの組立を容易にする。 【解決手段】 スプリング組立体は、コイルスプリング
1と、その両端部に当接するシート2,3と、シート間
の間隔を規制してコイルスプリングに予圧縮をかける可
撓性の規制手段4とからなる。シート2に、アキュムレ
ータのシリンダ穴50の内周と連携する心振れ規制手段
20を設ける。当初湾曲状態にあるスプリング組立体
は、組込み時に、スプリング1の圧縮でシート2がシリ
ンダ穴の底部53に押付けられることで組込み後の湾曲
状態を解消し、かつアキュムレータ作動時のスプリング
1の大きな圧縮を規制手段4の撓みにより可能とする。
Description
制御装置等の油圧制御要素としてのアキュムレータに関
し、特に、それに使用されるスプリングのアキュムレー
タへの組み込みに関する。
は、そのピストンに所定の負荷を与える手段として圧縮
コイルスプリングが組み込まれる。圧縮コイルスプリン
グは、その反発力に抗して関連部品を組み付けなければ
ならないため、他の部品の組み込みを難しくする要素で
あり、アキュムレータにおいては、この反発力に抗して
ピストンを組み込むことになる。こうしたことから、ア
キュムレータ作動時のストロークに支障のない範囲で、
スプリングを自由長より若干短縮する予圧縮を与えてピ
ストンの組み込みを容易にする技術が、実開平6−63
941号公報に開示されている。この技術では、コイル
スプリングの両端に当接させたシートから延びる剛性の
拘束部材を、それらの先端部で相互に係合させてスプリ
ングの伸長方向への戻りを防いでスプリング長を規制し
ている。
ように、スプリング長の規制に剛体を規制部材として用
いた場合、スプリングの両端を押さえるシートから延び
る規制部材の先端がスプリングの圧縮時に、互いに相手
方のシートに当接する方向に移動するため、原理的にい
って、スプリング長の半分以下には圧縮できない。した
がって、このような技術を自由長に比して大きな圧縮量
で作動させるスプリングに適用することは不可能であ
る。
も規制手段がシートと干渉しないようにした、特にアキ
ュムレータに組み込むのに適したスプリング組立体を提
供することを第1の目的とする。
ように可撓性とすると、スプリングの圧縮時の規制手段
の撓み変形で、コイルスプリングの捲線の間に噛みこま
れ、スプリングの作動を妨げる可能性がある。
ルスプリングの捲線の間に噛みこまれないようにするこ
とを第2の目的とする。
ルスプリングの捲線の間にたとえ噛みこまれた場合で
も、コイルスプリングの荷重特性に影響しないようにす
ることを第3の目的とする。
もコイルスプリングの捲線の間に噛みこまれにくい特性
を利用して、圧縮量に応じてばね定数が変化する多重ば
ねを予圧縮状態に設定することを第4の目的とする。
とすると、図7にその形態を想定して示すように、軸長
の長いスプリング組立体Sでは、座屈方向に湾曲する現
象が生じる。こうした状態となったスプリング組立体S
を例えば図8に示すようなシリンダ穴B内に落とし込ん
だ場合、ピストンPの嵌め込みで手前側を心出しするこ
とで奥側が心ずれし、スプリング組立体Sの先端側シー
トIが所期の位置に着座せずに、傾いた状態で組み込ま
れて、作動に支障を生じる可能性がある。
初湾曲状態にあっても、組み付け時に圧縮されること
で、シリンダ穴の底部側のシートが開口側のシートと自
ずと並行になるようにして、コイルスプリングの組み込
み後の湾曲状態を解消可能とすることを第5の目的とす
る。
て心だしし、組み込み前にずれを生じることがないよう
にして、コイルスプリングの組み込み時の湾曲状態の解
消が一層確実に行われるようにすることを第6の目的と
する。
ストロークを大きく採って容量を稼ぐため、圧縮量を自
由長の2倍以上とする設定でコイルスプリングが用いら
れることがあるが、こうした使用形態では、コイルスプ
リングの圧縮量が大きいのに見合って自由長も長くな
る。したがって、こうした長いスプリングにピストンを
嵌め込みながら、なおかつシリンダ内にピストンを押し
込む作業はかなりの熟練を要するものである。また、上
記のように組み込み時の湾曲状態が解消されるとして
も、相互のシートの心がずれていると、コイルスプリン
グが圧縮作動したときに湾曲が増大し、ピストンと干渉
して、その作動を妨げることが懸念される。
を使用するアキュムレータの組立てを容易にするととも
に、スプリングの両端を押さえるシートが並行になると
きに、併せてシート同士の心合わせも行われるようにす
ることを第7の目的とする。
アキュムレータでは、コイルスプリングを組み込む場
合、従来の方法では、図8に示すように、自動変速機ケ
ースCのシリンダB穴内にまずコイルスプリングSを落
とし込み、シリンダ穴BとコイルスプリングSの後部と
に内外周部を案内させてピストンPを嵌め込み、その後
にバルブボディを被せることになるが、その際、ピスト
ンPがケースC壁面から大幅に浮き上がっていて、荷重
に抗して大型部品であるバルブボディの位置を合わせな
がらピストンPを押し込む作業は非常な困難を伴うもの
である。ましてアキュムレータが複数並設されていると
きはなおさらであり、無理な押し込みでピストンの外周
に嵌合されているOリングを損傷させるおそれもある。
機ケースへのバルブボディの組み込みを容易にすること
を第8の目的とする。
るため、本発明のアキュムレータ用スプリング組立体
は、コイルスプリングと、該コイルスプリングのそれぞ
れの端部に当接する第1及び第2のシートと、該第1及
び第2のシート間の間隔を規制してコイルスプリングに
予圧縮をかける規制手段とからなり、該規制手段は、可
撓性部材で構成されたことを特徴とする。
撓性部材は、互いに交差させて組み合わされた一対のワ
イヤの両端部をそれぞれ第1及び第2のシートに係止し
て端部間に形成されるループ部を有する構成とされる。
対のワイヤは、それらの線径をコイルスプリングの最大
圧縮時のコイルスプリングの線間隙間より小径とされ
る。
イルスプリングをアウタスプリングとし、その径方向内
側に、該アウタスプリングより小径のインナコイルスプ
リングが非圧縮状態に配設された構成とされる。
1のシートは、スプリング組立体が組み込まれるアキュ
ムレータのシリンダ穴の内周と連携し、シリンダ穴の軸
心に対するスプリングの心振れを規制する心振れ規制手
段を有する構成とされる。
イヤの一端部は、該端部に固定したブッシュと、該ブッ
シュを係止するプレートを介して第2のシートに係止さ
れ、該第2のシートは、プレートを心だし嵌合する凹部
を有し、前記プレートは、ブッシュを心だしするずれ止
め手段を有する構成とされる。
キュムレータ用スプリング組立体を組み込むアキュムレ
ータにおいて、アキュムレータのシリンダ穴は、その底
部に凹部を有し、アキュムレータ用スプリング組立体の
第1のシートは、凹部に符合する凸部に心出し曲面を有
し、コイルスプリングは、その圧縮により心出し曲面が
凹部の縁に案内されて第1のシートの凸部がシリンダ穴
の凹部に嵌合して心出しされることを特徴とする。
リンダ穴は、自動変速機のケースに設けられ、その開口
側をケースとは別体のバルブボディにより閉じられる構
成とされる。
のアキュムレータ用スプリング組立体では、予圧縮のた
めの規制手段が可撓性部材で構成されているので、コイ
ルスプリングの圧縮変形につれて第1及び第2のシート
の間で撓み、それらの接近を妨害することがないので、
スプリングの圧縮量を大きく採ることができる。
を構成するループ状のワイヤがループ部を若干広げなが
ら相互に重なりあい、完全に重なった後も更にループ部
が押し広げられることで両シートの接近を許容する変形
をするので、コイルスプリングの圧縮量をスプリング長
の半分以上に大きくすることができる。しかも、ループ
状のワイヤは、不規則な形態に変形することがないの
で、コイルスプリングの捲線間に挟みこまれることもな
く、スプリングの圧縮変形を阻害することがない。
の線径がコイルスプリングの線間隙間より小径とされて
いるので、通常作動時及びワイヤの破損時に、万一コイ
ルスプリングの線間隙間にワイヤが噛みこまれた場合で
も、コイルスプリングの圧縮は支障なく行われるので、
常にコイルスプリングの所期の荷重特性を維持すること
ができる。
ような規則性を持った規制手段の変形により挟み込みが
回避されるので、コイルスプリングと可撓性部材との間
の間隙を広く採る必要がなく、それによりアウタスプリ
ングの内側にインナコイルスプリングを配設しても両ス
プリングを支障無く作動させることができる。
段としてのワイヤ自体も両シートに対して組み込み前に
心ずれすることがなくなるので、コイルスプリングの組
み込み時の湾曲状態の解消が一層確実に行われるように
なる。
シートに心振れの規制手段が設けられているので、予圧
縮によりコイルスプリングが湾曲していても、第1のシ
ートをシリンダ穴の底部側に向けてスプリング組立体を
落とし込むことで、第1のシートがシリンダ穴の内周に
案内されて所定の振れの範囲に納めるので、その後の圧
縮力によりシリンダ穴の底部に押しつけられることで自
ずと第2のシートと平行になり、コイルスプリングの湾
曲を解消することができる。
ムレータのシリンダ穴の底部に凹部が設けられ、アキュ
ムレータ用スプリング組立体の第1のシートには、凹部
に符合する凸部に心出し曲面が形成されているので、コ
イルスプリングは、その組み込み時の圧縮により心出し
曲面が凹部の縁に案内されて第1のシートの凸部がシリ
ンダ穴の凹部に嵌合して心出しされることで容易に所定
の位置に設定される。したがって、この構成によれば、
自由長の長いスプリングを使用するアキュムレータの組
立てを容易にすることができる。
プリング組立体の組み込みにより自動変速機ケースへの
バルブボディの組み込みを無理なく容易にすることがで
きる。それにより、無理な押し込みでピストンの外周に
嵌合されているOリングを損傷させるおそれもなくな
る。
形態について説明する。図1は実施形態に係るスプリン
グ組立体を示すもので、これは、円筒形の圧縮コイルス
プリング1と、コイルスプリング1のそれぞれの端部に
当接する第1及び第2のシート2,3と、第1及び第2
のシート2,3間の間隔を規制してコイルスプリング1
に予圧縮をかける規制手段4とから構成されている。そ
して、規制手段4は、可撓性部材で構成されている。こ
の形態では、可撓性部材は、それぞれ両端部41a,4
1b,42a,42bをブッシュ43,44に埋め込み
固定された一対のループ状のワイヤ41,42で構成さ
れており、これらのワイヤ41,42は、線径をコイル
スプリング1の最大圧縮時の線間隙間より小径とされて
いる。
3は、シート2の心孔2aに嵌め込まれ、ワイヤ42を
固定したブッシュ44は、プレート45を介してシート
3の大きめの心孔3aに嵌め込まれて、ワイヤ41,4
2をシート2,3に係止している。図2はワイヤ42の
シート3への係止状態を示すもので、ワイヤ42を埋め
込まれたブッシュ44は、その軸部44aをその軸径に
対応する溝奥形状(図に破線で示す)を有するプレート
45に設けられた溝45aに嵌められて、半周を溝45
aに当接され、鍔部44bの外周をプレート45に突設
されたずれ止め手段としての一対の突起45bに当接さ
れて、溝奥と両突起45bによる周方向の3点支持でプ
レート45に対して心だしされている。そして、このよ
うにブッシュ44を心だししたプレート45は、正方形
とされた該プレートの4角の面取り部をシート3の凹部
30円筒面に嵌合させてシート3に対して心だし係止さ
れている。かくして、ワイヤ42の端部は、ブッシュ4
4とプレート45を介してシート3に対して心だし係止
されている。
41a,41b,42a,42b間に形成されるループ
部41c,42cを互いに交差させて組み合わされてい
る。このように組み合わせて設定された一対のワイヤ4
1,42は、それらのループ部41c,42cが交差部
40で引っ張られて、図に示すような最も偏平な平行線
となる位置で、シート2,3間の間隔を規制し、それに
よりコイルスプリング1を所期の予圧縮状態の長さとす
る設定とされている。また、この形態では、コイルスプ
リング1の径方向内側には、コイルスプリング1をアウ
タスプリングとして、より小径で自由長がアウタスプリ
ングの予圧縮長のほぼ半分のばね定数の大きなインナコ
イルスプリング1Aが非圧縮状態に配設されている。
イルの巻径に比してスプリング長が長い場合に、実際に
はコイルスプリング1への予圧縮の負荷で、図3に示す
ように、座屈方向に弧状に湾曲する(なお、図3におい
てインナコイルスプリングの図示は省略されている)。
そこで、本発明に従い、シート2は、アキュムレータの
シリンダ穴の内周と連携し、シリンダ穴の軸心に対する
スプリング1の心振れを規制する心振れ規制手段20を
有する。本形態における心振れ規制手段20は、図1及
び図3に示すシート2とシート3との比較で明らかなよ
うに、シート2の拡径により形成されるフランジ部で構
成されている。
は、図4に示すように、アキュムレータのシリンダ穴5
0に組み込まれることになる(なお、図4においてもイ
ンナコイルスプリングの図示は省略されている)。この
形態におけるシリンダ穴50は、それに摺動自在に嵌合
され、背圧制御のために段付ピストン6とされるピスト
ン径に合わせて開口側を大径とし、底部側を小径とする
段付穴とされている。したがって、上記シート2のフラ
ンジ部20は、具体的には、シート2のフランジ径がシ
リンダ穴50の小径部51の内径より若干小さい外径と
されている。この内外径差は、図3に示すように弧状に
湾曲したスプリング組立体が円滑にシリンダ穴50の底
部53まで落ち込むことが可能で、かつシリンダ穴50
の軸心に対してできるだけシート2の心振れを少なくす
るものとされる。
4を有し、スプリング組立体のシート2は、凹部54に
符合する凸部21に、その底面と周面との間をつなぐ心
出し曲面21aを有し、コイルスプリング1は、その圧
縮により心出し曲面21aが凹部54の縁54aに案内
されてシート2の凸部21がシリンダ穴50の凹部54
に嵌合して心出しされる。この心出し曲面21aは、皿
状のシート2のプレス成形時に截頭円錐形の凸部21の
底面と周面との間に生じるコーナアールで構成される。
立体の変速機ケースへの組込みについて説明する。ま
ず、図3に示すように、当初、スプリング組立体は、湾
曲した状態にある。この状態のスプリング組立体を変速
機ケース5のシリンダ穴50内に落とし込み、図に示す
ようなH字状断面のピストン6をシリンダ穴50内に挿
入すると、スプリング組立体のシリンダ穴50の開口側
の部分がピストン6の内周に嵌まって心出しされるた
め、底部53側の部分はスプリング1の反りでシリンダ
穴50の一方に偏った位置に置かれる。この状態で、従
来例を示す図9との比較から明らかなように、ピストン
6の飛び出し量は、極端に小さくなる。この形態では、
段付のシリンダ穴50の大小径部にそれぞれ段付ピスト
ン6の大小径部が、辛うじて嵌まり込んで、ピストン6
の心出しがなされるようにスプリング1の予圧縮量を設
定しているため、ピストン6の大小径部の外周に嵌合し
た両Oリング61,62はシリンダ穴50の小径部51
及び大径部52に嵌まる寸前の状態となる。
開口側にケース5とは別体のバルブボディ7を被せる
と、その重量でピストン6は若干沈み込み、更に上から
バルブボディ7を押圧することで、傾斜していたシート
2は心出し曲面21aを凹部54と底部53とで形成さ
れる段差の角部で案内されて正規の位置に滑り込み、シ
ート2のシート3との平行化と心出しが同時になされ
て、図5に示す組み込み状態が得られる。
は、シリンダ穴50内への油圧供給によるスプリングの
最大圧縮時には、図6に示すように、当初のスプリング
長の半分以下まで圧縮することができる。このとき、ワ
イヤ4のループ状部41c,42cは、楕円状に広がる
分だけストローク方向に余裕を与えることができる。し
かもこの変形は、インナコイルスプリング1Aの巻方向
に対して直角方向となるため、たとえ撓みによりインナ
コイルスプリング1Aに摺接する状態まで広がっても捲
線間に挟み込まれることはない。
体では、予圧縮のための規制手段がループ状のワイヤ4
1,42で構成され、それらがループ部41c,42c
を若干広げながら相互に重なりあい、完全に重なった後
も更にループ部41c,42cが押し広げられることで
両シート2,3の接近を許容する変形をするので、コイ
ルスプリング1の圧縮量をスプリング長の半分以上に大
きくすることができる。しかも、ループ状のワイヤ4
1,42は、不規則な形態に変形することがないので、
コイルスプリング1Aの捲線間に挟みこまれることもな
く、万が一噛み込まれたとしても、その線径の細さで、
スプリングの圧縮変形を阻害することがない。
41,42の変形により挟み込みが回避されるので、コ
イルスプリング1とワイヤ41,42との間の間隙を広
く採る必要がなく、それによりアウタスプリング1の内
側にインナコイルスプリング1A配設しても両スプリン
グを支障無く作動させることができる。
アキュムレータのシリンダ穴50の底部53の凹部54
に符合する凸部21に心出し曲面21aが形成されてい
るので、予圧縮によりコイルスプリング1が湾曲してい
ても、シート2をシリンダ穴50の底部側に向けてスプ
リング組立体を落とし込むことで、シート2がシリンダ
穴50の小径部51内周に案内されて所定の振れの範囲
に納まり、その後の圧縮力によりシリンダ穴50の底部
53に押しつけられることで自ずとシート3と平行にな
り、コイルスプリング1の湾曲を解消し、しかも心出し
曲面21aが凹部54の縁に案内されてシートの凸部2
1がシリンダ穴50の凹部54に嵌合して心出しされる
ことで容易に所定の位置に設定される。したがって、こ
の構成により、自由長の長いスプリングを使用するアキ
ュムレータを備える自動変速機ケース5へのバルブボデ
ィ7の組み込みを無理なく容易にすることができる。そ
れにより、無理な押し込みでピストン6の外周に嵌合さ
れているOリング61,62を損傷させるおそれもなく
なる。
たが、本発明は上記実施形態の開示内容のみに限定され
ることなく、特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で種
々に細部の具体的構成を変更して実施可能なものである
ことはいうまでもない。
プリング組立体の断面図である。
図である。
図である。
みを示す断面図である。
ータの断面図である。
状態を示す断面図である。
ない場合の予圧縮状態の形態を示す断面図である。
ない場合のシリンダ穴への組み込みを示す断面図であ
る。
リンダ穴への組み込みを示す断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 コイルスプリングと、 該コイルスプリングのそれぞれの端部に当接する第1及
び第2のシートと、 該第1及び第2のシート間の間隔を規制してコイルスプ
リングに予圧縮をかける規制手段とからなり、 該規制手段は、可撓性部材で構成されたことを特徴とす
る、アキュムレータ用スプリング組立体。 - 【請求項2】 前記可撓性部材は、互いに交差させて組
み合わされた一対のワイヤの両端部をそれぞれ第1及び
第2のシートに係止して端部間に形成されるループ部を
有する、請求項1記載のアキュムレータ用スプリング組
立体。 - 【請求項3】 前記一対のワイヤは、それらの線径をコ
イルスプリングの最大圧縮時のコイルスプリングの線間
隙間より小径とされた、請求項2記載のアキュムレータ
用スプリング組立体。 - 【請求項4】 前記コイルスプリングをアウタスプリン
グとし、その径方向内側に、該アウタスプリングより小
径のインナコイルスプリングが非圧縮状態に配設され
た、請求項1、2又は3記載のアキュムレータ用スプリ
ング組立体。 - 【請求項5】 前記第1のシートは、スプリング組立体
が組み込まれるアキュムレータのシリンダ穴の内周と連
携し、シリンダ穴の軸心に対するスプリングの心振れを
規制する心振れ規制手段を有する、請求項1〜4のいず
れか1項記載のアキュムレータ用スプリング組立体。 - 【請求項6】 前記ワイヤの一端部は、該端部に固定し
たブッシュと、該ブッシュを係止するプレートを介して
第2のシートに係止され、該第2のシートは、プレート
を心だし嵌合する凹部を有し、前記プレートは、ブッシ
ュを心だしするずれ止め手段を有する、請求項1〜5の
いずれか1項記載のアキュムレータ用スプリング組立
体。 - 【請求項7】 前記請求項1〜6のいずれか1項記載の
アキュムレータ用スプリング組立体を組み込むアキュム
レータにおいて、アキュムレータのシリンダ穴は、その
底部に凹部を有し、アキュムレータ用スプリング組立体
の第1のシートは、凹部に符合する凸部に心出し曲面を
有し、コイルスプリングは、その圧縮により心出し曲面
が凹部の縁に案内されて第1のシートの凸部がシリンダ
穴の凹部に嵌合して心出しされることを特徴とする、ア
キュムレータ。 - 【請求項8】 前記シリンダ穴は、自動変速機のケース
に設けられ、その開口側をケースとは別体のバルブボデ
ィにより閉じられる、請求項5記載のアキュムレータ。
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---|---|---|---|
JP19059697A JP3497063B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | アキュムレータ用スプリング組立体及びそれを用いたアキュムレータ |
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JPH1122771A true JPH1122771A (ja) | 1999-01-26 |
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