JPH11224219A - 分散キャッシュ制御方法及び分散制御装置及び分散キャッシュシステム及び分散キャッシュ制御プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents
分散キャッシュ制御方法及び分散制御装置及び分散キャッシュシステム及び分散キャッシュ制御プログラムを格納した記憶媒体Info
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- JPH11224219A JPH11224219A JP10024765A JP2476598A JPH11224219A JP H11224219 A JPH11224219 A JP H11224219A JP 10024765 A JP10024765 A JP 10024765A JP 2476598 A JP2476598 A JP 2476598A JP H11224219 A JPH11224219 A JP H11224219A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信トラヒックの増大及びヒット率向上のた
めのディスク容量増大の要求に対応した拡張性が高く、
キャッシュ装置の障害に対するフォールト・トレラント
性が高く、処理効率の高い、分散キャッシュ制御方法及
び分散制御装置及び分散キャッシュシステム及び分散キ
ャッシュ制御プログラムを格納した記憶媒体を提供す
る。 【解決手段】 本発明は、分散制御装置が、クライアン
トからの要求を受け取り、要求内に記載されている要求
資源識別情報のハッシュ値を算出し、分散管理情報を用
いて、ハッシュ値に対応したキャッシュ装置を選択し、
選択されたキャッシュ装置へ要求を送信し、キャッシュ
装置から受信した応答をクライアントに送信する。
めのディスク容量増大の要求に対応した拡張性が高く、
キャッシュ装置の障害に対するフォールト・トレラント
性が高く、処理効率の高い、分散キャッシュ制御方法及
び分散制御装置及び分散キャッシュシステム及び分散キ
ャッシュ制御プログラムを格納した記憶媒体を提供す
る。 【解決手段】 本発明は、分散制御装置が、クライアン
トからの要求を受け取り、要求内に記載されている要求
資源識別情報のハッシュ値を算出し、分散管理情報を用
いて、ハッシュ値に対応したキャッシュ装置を選択し、
選択されたキャッシュ装置へ要求を送信し、キャッシュ
装置から受信した応答をクライアントに送信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散キャッシュ制
御方法及び分散制御装置及び分散キャッシュシステム及
び分散キャッシュ制御プログラムを格納した記憶媒体に
係り、インターネットやイントラネットなどのクライア
ント/サーバ方式のシステムにおいて、クライアントと
サーバの間でサーバが提供する情報の複写を一時的に保
持するキャッシュ方式に係り、特に、トラヒックの増大
に対応した拡張性ならびに障害に対する信頼性に優れた
分散キャッシュ制御方法及び分散制御装置及び分散キャ
ッシュシステム及び分散キャッシュ制御プログラムを格
納した記憶媒体に関する。
御方法及び分散制御装置及び分散キャッシュシステム及
び分散キャッシュ制御プログラムを格納した記憶媒体に
係り、インターネットやイントラネットなどのクライア
ント/サーバ方式のシステムにおいて、クライアントと
サーバの間でサーバが提供する情報の複写を一時的に保
持するキャッシュ方式に係り、特に、トラヒックの増大
に対応した拡張性ならびに障害に対する信頼性に優れた
分散キャッシュ制御方法及び分散制御装置及び分散キャ
ッシュシステム及び分散キャッシュ制御プログラムを格
納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、インターネット利用において、
クライアント側のサブネットワークのセキュリティを強
化するため、一般的にインターネットとサブネットワー
クとの接続点にファイアーウォールを設け、許可された
通信のみを通過させる。また、ファイアウォール内のサ
ブネットワーク上のクライアントがインターネット上の
サーバへアクセスすることを可能にするために、ファイ
アーウォール上にプロキシ・サーバを設置し、ファイア
ーウォール内のクライアントとファイアウォール外のサ
ーバとの通信を中継する。このプロキシサーバでは、サ
ブネットワークとインターネットとの通信トラフィック
の削減及びクライアントに対するレスポンス時間の短縮
を目的としてキャッシュ機能を設ける実装が一般的であ
り、過去にサブネットワーク上のクライアントからの要
求に対してインターネット上のサーバから送信された応
答をキャッシュ上に保持し、サブネットワーク上のクラ
イアントから要求された応答がキャッシュ上に存在する
場合には、インターネット上のサーバへ要求することな
く、キャッシュ上の応答をクライアントに送信する。
クライアント側のサブネットワークのセキュリティを強
化するため、一般的にインターネットとサブネットワー
クとの接続点にファイアーウォールを設け、許可された
通信のみを通過させる。また、ファイアウォール内のサ
ブネットワーク上のクライアントがインターネット上の
サーバへアクセスすることを可能にするために、ファイ
アーウォール上にプロキシ・サーバを設置し、ファイア
ーウォール内のクライアントとファイアウォール外のサ
ーバとの通信を中継する。このプロキシサーバでは、サ
ブネットワークとインターネットとの通信トラフィック
の削減及びクライアントに対するレスポンス時間の短縮
を目的としてキャッシュ機能を設ける実装が一般的であ
り、過去にサブネットワーク上のクライアントからの要
求に対してインターネット上のサーバから送信された応
答をキャッシュ上に保持し、サブネットワーク上のクラ
イアントから要求された応答がキャッシュ上に存在する
場合には、インターネット上のサーバへ要求することな
く、キャッシュ上の応答をクライアントに送信する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のキャッシュ方式では、クライアント数の増加に伴う
通信トラヒックの増大に対応できない。通信トラヒック
の増大に対して、キャッシュ・サーバ(プロキシ・サー
バ)を複数台並列に設置する対処案が考えられるが、 キャッシュ・サーバ対応にクライアントを割り振り、
各クライアントは割り振られたキャッシュ・サーバをア
プリケーションに設定しなければならない; キャッシュ・サーバ間の負荷をバランスするための、
負荷情報の収集及びクライアントの再割り振りに膨大な
工数が必要である; 同一の応答が複数のキャッシュ・サーバ上に保持さ
れ、ディスク容量が無駄に使用される; クライアントから要求された応答が隣に設置されたキ
ャッシュ・サーバ上に存在するにもかかわらず、クライ
アントからの要求を受信したキャッシュ・サーバ上に存
在しないため、インターネット上のサーバへ要求を送信
することがあり、キャッシュの効果が削減される;等の
問題点がある。
来のキャッシュ方式では、クライアント数の増加に伴う
通信トラヒックの増大に対応できない。通信トラヒック
の増大に対して、キャッシュ・サーバ(プロキシ・サー
バ)を複数台並列に設置する対処案が考えられるが、 キャッシュ・サーバ対応にクライアントを割り振り、
各クライアントは割り振られたキャッシュ・サーバをア
プリケーションに設定しなければならない; キャッシュ・サーバ間の負荷をバランスするための、
負荷情報の収集及びクライアントの再割り振りに膨大な
工数が必要である; 同一の応答が複数のキャッシュ・サーバ上に保持さ
れ、ディスク容量が無駄に使用される; クライアントから要求された応答が隣に設置されたキ
ャッシュ・サーバ上に存在するにもかかわらず、クライ
アントからの要求を受信したキャッシュ・サーバ上に存
在しないため、インターネット上のサーバへ要求を送信
することがあり、キャッシュの効果が削減される;等の
問題点がある。
【0004】また、従来のキャッシュ方式では、設置可
能なディスク容量に制限があり、クライアントからの要
求の総数に対するキャッシュ上に対応する応答が存在す
る割合であるヒット率が低く抑えられ、また、新しい応
答を格納するために不要な応答を削除するためのオーバ
ーヘッドが大きい。また、従来のキャッシュ方式では、
キャッシュ・サーバ(プロキシ・サーバ)が障害になる
と、インターネットとサブネットワークとの間の中継機
能が喪失するため、サブネットワーク上のクライアント
からインターネットへのアクセスが一切できなくなる。
能なディスク容量に制限があり、クライアントからの要
求の総数に対するキャッシュ上に対応する応答が存在す
る割合であるヒット率が低く抑えられ、また、新しい応
答を格納するために不要な応答を削除するためのオーバ
ーヘッドが大きい。また、従来のキャッシュ方式では、
キャッシュ・サーバ(プロキシ・サーバ)が障害になる
と、インターネットとサブネットワークとの間の中継機
能が喪失するため、サブネットワーク上のクライアント
からインターネットへのアクセスが一切できなくなる。
【0005】キャッシュ・サーバの障害に対して、予備
のキャッシュ・サーバを設置する対処案が考えられる
が、 個々のクライアントがキャッシュ・サーバの障害の判
断を行うことが困難である; キャッシュ・サーバが障害となった場合、全クライア
ントのアプリケーションの設定を予備のキャッシュ・サ
ーバに変更しなければならず、膨大な工数が必要であ
る; 障害となったキャッシュ・サーバ上に保持された応答
が全く引き継がれないため、キャッシュのヒット率がゼ
ロとなり、ヒット率が回復するまでに長時間を要する;
等の問題点がある。
のキャッシュ・サーバを設置する対処案が考えられる
が、 個々のクライアントがキャッシュ・サーバの障害の判
断を行うことが困難である; キャッシュ・サーバが障害となった場合、全クライア
ントのアプリケーションの設定を予備のキャッシュ・サ
ーバに変更しなければならず、膨大な工数が必要であ
る; 障害となったキャッシュ・サーバ上に保持された応答
が全く引き継がれないため、キャッシュのヒット率がゼ
ロとなり、ヒット率が回復するまでに長時間を要する;
等の問題点がある。
【0006】また、上記の問題点に対して、ルータがイ
ンターネット上のサーバへの要求を横取りし、宛先サー
バ・アドレスに対応して複数設置されたキャッシュ・サ
ーバの1台を選択して、要求を転送する方式が提案され
ているが、 キャッシュ・サーバとの特別なプロトコルを実装した
特定のルータが必要である。 キャッシュ・サーバの割り振りを宛先サーバ・アドレ
スで行うため、キャッシュ・サーバ間で負荷がバランス
しない; キャッシュ・サーバ間の負荷をバランスするため、負
荷情報の収集及び宛先サーバ・アドレスの再割り当ての
オーバヘッドがある、等の問題点が有る。
ンターネット上のサーバへの要求を横取りし、宛先サー
バ・アドレスに対応して複数設置されたキャッシュ・サ
ーバの1台を選択して、要求を転送する方式が提案され
ているが、 キャッシュ・サーバとの特別なプロトコルを実装した
特定のルータが必要である。 キャッシュ・サーバの割り振りを宛先サーバ・アドレ
スで行うため、キャッシュ・サーバ間で負荷がバランス
しない; キャッシュ・サーバ間の負荷をバランスするため、負
荷情報の収集及び宛先サーバ・アドレスの再割り当ての
オーバヘッドがある、等の問題点が有る。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、通信トラヒックの増大及びヒット率向上のためのデ
ィスク容量増大の要求に対応した拡張性が高く、キャッ
シュ装置の障害に対するフォールト・トレラント性が高
く、処理効率の高い、分散キャッシュ制御方法及び分散
制御装置及び分散キャッシュシステム及び分散キャッシ
ュ制御プログラムを格納した記憶媒体を提供することを
目的とする。
で、通信トラヒックの増大及びヒット率向上のためのデ
ィスク容量増大の要求に対応した拡張性が高く、キャッ
シュ装置の障害に対するフォールト・トレラント性が高
く、処理効率の高い、分散キャッシュ制御方法及び分散
制御装置及び分散キャッシュシステム及び分散キャッシ
ュ制御プログラムを格納した記憶媒体を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。本発明(請求項1)は、1台
の分散制御装置によってn台のキャッシュ装置を制御す
る分散キャッシュ制御方法において、分散制御装置は、
クライアントからの要求を受け取り(ステップ1)、要
求内に記載されている要求資源識別情報のハッシュ値を
算出し(ステップ2)、分散管理情報を用いて、ハッシ
ュ値に対応したキャッシュ装置を選択し(ステップ
3)、選択されたキャッシュ装置へ要求を送信し(ステ
ップ4)、キャッシュ装置から受信した応答をクライア
ントに送信する(ステップ5)。
説明するための図である。本発明(請求項1)は、1台
の分散制御装置によってn台のキャッシュ装置を制御す
る分散キャッシュ制御方法において、分散制御装置は、
クライアントからの要求を受け取り(ステップ1)、要
求内に記載されている要求資源識別情報のハッシュ値を
算出し(ステップ2)、分散管理情報を用いて、ハッシ
ュ値に対応したキャッシュ装置を選択し(ステップ
3)、選択されたキャッシュ装置へ要求を送信し(ステ
ップ4)、キャッシュ装置から受信した応答をクライア
ントに送信する(ステップ5)。
【0009】本発明(請求項2)は、キャッシュ装置に
おいて、分散制御装置を介してクライアントから受信し
た要求を用いてキャッシュ管理情報を参照し、要求に対
応した応答がキャッシュ記憶手段内に存在すれば、該当
の応答を分散制御装置に送信し、要求に対応した応答が
キャッシュ記憶手段内に存在しなければ、サーバへ要求
を送信し、サーバから受信した要求に対応した応答をキ
ャッシュ記憶手段に格納し、応答を分散制御装置に送信
し、分散制御装置がキャッシュ装置から受信した応答を
クライアントに送信する。
おいて、分散制御装置を介してクライアントから受信し
た要求を用いてキャッシュ管理情報を参照し、要求に対
応した応答がキャッシュ記憶手段内に存在すれば、該当
の応答を分散制御装置に送信し、要求に対応した応答が
キャッシュ記憶手段内に存在しなければ、サーバへ要求
を送信し、サーバから受信した要求に対応した応答をキ
ャッシュ記憶手段に格納し、応答を分散制御装置に送信
し、分散制御装置がキャッシュ装置から受信した応答を
クライアントに送信する。
【0010】本発明(請求項3)は、n台のキャッシュ
装置を、n1 台(n1 ≧2)の運用機とn2 台(n2 ≧
1)の予備機で構成し、通常は、n1 台の運用機を用い
て運用し、n1 台の運用機の1台が障害となった場合、
分散制御装置は、障害となった該運用機を分散管理情報
から削除し、n2 台の予備機の1台を分散管理情報に追
加することにより、n1 台のキャッシュ装置で運用を継
続する。
装置を、n1 台(n1 ≧2)の運用機とn2 台(n2 ≧
1)の予備機で構成し、通常は、n1 台の運用機を用い
て運用し、n1 台の運用機の1台が障害となった場合、
分散制御装置は、障害となった該運用機を分散管理情報
から削除し、n2 台の予備機の1台を分散管理情報に追
加することにより、n1 台のキャッシュ装置で運用を継
続する。
【0011】本発明(請求項4)は、n台(n≧2)の
キャッシュ装置の1台が障害となった場合、分散制御装
置は、障害となったキャッシュ装置を分散管理情報から
削除し、障害となったキャッシュ装置に割り当てられて
いたハッシュ値の範囲を残りの(n−1)台のキャッシ
ュ装置に分割割り当てするように分散管理情報を再構成
することにより、(n−1)台のキャッシュ装置で運用
を継続する。
キャッシュ装置の1台が障害となった場合、分散制御装
置は、障害となったキャッシュ装置を分散管理情報から
削除し、障害となったキャッシュ装置に割り当てられて
いたハッシュ値の範囲を残りの(n−1)台のキャッシ
ュ装置に分割割り当てするように分散管理情報を再構成
することにより、(n−1)台のキャッシュ装置で運用
を継続する。
【0012】本発明(請求項5)は、分散制御装置にお
いて、クライアントからの要求を用いて分散制御装置キ
ャッシュ管理情報を参照し、要求に対応した応答が分散
制御装置キャッシュ記憶手段内に存在すれば、該当する
応答をクライアントに送信し、要求に対応した応答が分
散制御装置キャッシュ記憶手段内に存在しなければ、該
要求内に記載されている要求資源識別情報のハッシュ値
を算出し、分散管理情報を用いてハッシュ値に対応した
キャッシュ装置を選択し、選択されたキャッシュ装置へ
の要求を送信し、キャッシュ装置から受信した要求に対
応した応答を分散制御装置キャッシュ記憶手段に格納
し、応答を分散制御装置キャッシュ管理情報に登録し、
応答をクライアントに送信する。
いて、クライアントからの要求を用いて分散制御装置キ
ャッシュ管理情報を参照し、要求に対応した応答が分散
制御装置キャッシュ記憶手段内に存在すれば、該当する
応答をクライアントに送信し、要求に対応した応答が分
散制御装置キャッシュ記憶手段内に存在しなければ、該
要求内に記載されている要求資源識別情報のハッシュ値
を算出し、分散管理情報を用いてハッシュ値に対応した
キャッシュ装置を選択し、選択されたキャッシュ装置へ
の要求を送信し、キャッシュ装置から受信した要求に対
応した応答を分散制御装置キャッシュ記憶手段に格納
し、応答を分散制御装置キャッシュ管理情報に登録し、
応答をクライアントに送信する。
【0013】本発明(請求項6)は、分散制御装置にお
いて、クライアントからの要求内に記載されている要求
資源識別情報のハッシュ値を算出し、分散管理情報を用
いて、ハッシュ値に対応したキャッシュ装置を選択し、
選択されたキャッシュ装置へ要求を送信し、要求を用い
て分散制御装置キャッシュ管理情報を参照し、要求に対
応した応答が分散制御装置キャッシュ記憶手段内に存在
すれば、該当の応答をクライアントに送信し、キャッシ
ュ装置から受信した応答を破棄し、要求に対応した応答
が分散制御装置キャッシュ記憶手段内に存在しなけれ
ば、キャッシュ装置から受信した要求に対応した応答を
該分散制御装置キャッシュ記憶手段に格納し、応答を分
散制御装置キャッシュ管理情報に登録し、応答をクライ
アントに送信する。
いて、クライアントからの要求内に記載されている要求
資源識別情報のハッシュ値を算出し、分散管理情報を用
いて、ハッシュ値に対応したキャッシュ装置を選択し、
選択されたキャッシュ装置へ要求を送信し、要求を用い
て分散制御装置キャッシュ管理情報を参照し、要求に対
応した応答が分散制御装置キャッシュ記憶手段内に存在
すれば、該当の応答をクライアントに送信し、キャッシ
ュ装置から受信した応答を破棄し、要求に対応した応答
が分散制御装置キャッシュ記憶手段内に存在しなけれ
ば、キャッシュ装置から受信した要求に対応した応答を
該分散制御装置キャッシュ記憶手段に格納し、応答を分
散制御装置キャッシュ管理情報に登録し、応答をクライ
アントに送信する。
【0014】本発明(請求項7)は、キャッシュ装置に
おいて、分散制御装置から受信した要求を用いてキャッ
シュ管理情報を参照し、要求に対応した応答がキャッシ
ュ記憶手段内に存在すれば、該当する応答を直接クライ
アントに送信し、要求に対応した応答がキャッシュ記憶
手段に存在しなければ、サーバへ要求を送信し、サーバ
から受信した要求に対応した応答をキャッシュ記憶手段
に格納し、応答をキャッシュ管理情報に登録し、直接応
答をクライアントに送信する。
おいて、分散制御装置から受信した要求を用いてキャッ
シュ管理情報を参照し、要求に対応した応答がキャッシ
ュ記憶手段内に存在すれば、該当する応答を直接クライ
アントに送信し、要求に対応した応答がキャッシュ記憶
手段に存在しなければ、サーバへ要求を送信し、サーバ
から受信した要求に対応した応答をキャッシュ記憶手段
に格納し、応答をキャッシュ管理情報に登録し、直接応
答をクライアントに送信する。
【0015】本発明(請求項8)は、n台のキャッシュ
装置を制御する1台の分散制御装置であって、分散制御
装置は、クライアントから要求を受信する要求受信手段
と、クライアントから受信した要求内に記載されている
要求資源識別情報のハッシュ値を算出するハッシュ算出
手段と、分散管理情報を参照してハッシュ値に対応した
キャッシュ装置を選択するキャッシュ装置選択手段と、
選択されたキャッシュ装置に要求を送信する要求送信手
段と、要求に対応した応答をキャッシュ装置から受信す
る応答受信手段と、応答をクライアントに送信する応答
送信手段とを有する。
装置を制御する1台の分散制御装置であって、分散制御
装置は、クライアントから要求を受信する要求受信手段
と、クライアントから受信した要求内に記載されている
要求資源識別情報のハッシュ値を算出するハッシュ算出
手段と、分散管理情報を参照してハッシュ値に対応した
キャッシュ装置を選択するキャッシュ装置選択手段と、
選択されたキャッシュ装置に要求を送信する要求送信手
段と、要求に対応した応答をキャッシュ装置から受信す
る応答受信手段と、応答をクライアントに送信する応答
送信手段とを有する。
【0016】図2は、本発明の原理構成図である。本発
明(請求項9)は、1台の分散制御装置5とn台のキャ
ッシュ装置6からなる分散キャッシュシステムであっ
て、分散制御装置5は、クライアントから要求を受信す
るクライアント要求受信手段504と、クライアントか
ら受信した要求内に記載されている要求資源識別情報の
ハッシュ値を算出するハッシュ算出手段507と、分散
管理情報503を参照してハッシュ値に対応したキャッ
シュ装置6を選択するキャッシュ装置選択手段508
と、選択されたキャッシュ装置6に要求を送信する要求
送信手段509と、要求に対応した応答をキャッシュ装
置から受信する応答受信手段510と、応答をクライア
ントに送信する応答送信手段513とを有し、キャッシ
ュ装置6は、要求を分散制御装置5から受信する要求受
信手段603と、キャッシュ管理情報601を検索して
要求に対応した応答がキャッシュ記憶手段602内に存
在するか否かを判定する判定手段611と、キャッシュ
記憶手段602内の応答を読み出す応答読出手段605
と、サーバへ要求を送信する要求送信手段606と、サ
ーバから要求に対応した応答を受信するサーバ応答受信
手段607と、応答をキャッシュ記憶手段602に格納
する格納手段608と、応答と要求との対応関係をキャ
ッシュ管理情報601に登録する登録手段609と、
応答を分散制御装置5に送信する応答送信手段610と
を有する。
明(請求項9)は、1台の分散制御装置5とn台のキャ
ッシュ装置6からなる分散キャッシュシステムであっ
て、分散制御装置5は、クライアントから要求を受信す
るクライアント要求受信手段504と、クライアントか
ら受信した要求内に記載されている要求資源識別情報の
ハッシュ値を算出するハッシュ算出手段507と、分散
管理情報503を参照してハッシュ値に対応したキャッ
シュ装置6を選択するキャッシュ装置選択手段508
と、選択されたキャッシュ装置6に要求を送信する要求
送信手段509と、要求に対応した応答をキャッシュ装
置から受信する応答受信手段510と、応答をクライア
ントに送信する応答送信手段513とを有し、キャッシ
ュ装置6は、要求を分散制御装置5から受信する要求受
信手段603と、キャッシュ管理情報601を検索して
要求に対応した応答がキャッシュ記憶手段602内に存
在するか否かを判定する判定手段611と、キャッシュ
記憶手段602内の応答を読み出す応答読出手段605
と、サーバへ要求を送信する要求送信手段606と、サ
ーバから要求に対応した応答を受信するサーバ応答受信
手段607と、応答をキャッシュ記憶手段602に格納
する格納手段608と、応答と要求との対応関係をキャ
ッシュ管理情報601に登録する登録手段609と、
応答を分散制御装置5に送信する応答送信手段610と
を有する。
【0017】本発明(請求項10)は、1台の分散制御
装置とn台のキャッシュ装置からなる分散キャッシュシ
ステムであって、分散制御装置は、クライアントからの
要求を用いて分散制御装置キャッシュ管理情報を参照す
る参照手段と、参照手段において、要求に対応した応答
が分散制御装置キャッシュ記憶手段内に存在すれば、該
当する応答をクライアントに送信する応答送信手段と、
要求に対応した応答が分散制御装置キャッシュ記憶手段
内に存在しなければ、該要求内に記載されている要求資
源識別情報のハッシュ値を算出するハッシュ値算出手段
と、分散管理情報を用いてハッシュ値に対応したキャッ
シュ装置を選択する選択手段と、選択されたキャッシュ
装置へ要求を送信する要求送信手段と、キャッシュ装置
から受信した要求に対応した応答を分散制御装置キャッ
シュ記憶手段に格納する格納手段と、応答を分散制御装
置キャッシュ管理情報に登録する登録手段と、応答をク
ライアントに送信する応答送信手段とを有する。
装置とn台のキャッシュ装置からなる分散キャッシュシ
ステムであって、分散制御装置は、クライアントからの
要求を用いて分散制御装置キャッシュ管理情報を参照す
る参照手段と、参照手段において、要求に対応した応答
が分散制御装置キャッシュ記憶手段内に存在すれば、該
当する応答をクライアントに送信する応答送信手段と、
要求に対応した応答が分散制御装置キャッシュ記憶手段
内に存在しなければ、該要求内に記載されている要求資
源識別情報のハッシュ値を算出するハッシュ値算出手段
と、分散管理情報を用いてハッシュ値に対応したキャッ
シュ装置を選択する選択手段と、選択されたキャッシュ
装置へ要求を送信する要求送信手段と、キャッシュ装置
から受信した要求に対応した応答を分散制御装置キャッ
シュ記憶手段に格納する格納手段と、応答を分散制御装
置キャッシュ管理情報に登録する登録手段と、応答をク
ライアントに送信する応答送信手段とを有する。
【0018】本発明(請求項11)は、1台の分散制御
装置とn台のキャッシュ装置からなる分散キャッシュシ
ステムであって、分散制御装置は、クライアントからの
要求内に記載されている要求資源識別情報のハッシュ値
を算出するハッシュ値算出手段と、分散管理情報を用い
て、ハッシュ値に対応したキャッシュ装置を選択する選
択手段と、選択されたキャッシュ装置へ要求を送信する
要求送信手段と、要求を用いて分散制御装置キャッシュ
管理情報を参照し、要求に対応した応答が分散制御装置
キャッシュ記憶手段内に存在すれば、該当の応答をクラ
イアントに送信する第1の応答送信手段と、キャッシュ
装置から受信した応答を破棄する応答破棄手段と、要求
に対応した応答が分散制御装置キャッシュ記憶手段内に
存在しなければ、キャッシュ装置から受信した要求に対
応した応答を該分散制御装置キャッシュ記憶手段に格納
する格納手段と、応答を分散制御装置キャッシュ管理情
報に登録する登録手段と、応答をクライアントに送信す
る第2の応答送信手段とを有する。
装置とn台のキャッシュ装置からなる分散キャッシュシ
ステムであって、分散制御装置は、クライアントからの
要求内に記載されている要求資源識別情報のハッシュ値
を算出するハッシュ値算出手段と、分散管理情報を用い
て、ハッシュ値に対応したキャッシュ装置を選択する選
択手段と、選択されたキャッシュ装置へ要求を送信する
要求送信手段と、要求を用いて分散制御装置キャッシュ
管理情報を参照し、要求に対応した応答が分散制御装置
キャッシュ記憶手段内に存在すれば、該当の応答をクラ
イアントに送信する第1の応答送信手段と、キャッシュ
装置から受信した応答を破棄する応答破棄手段と、要求
に対応した応答が分散制御装置キャッシュ記憶手段内に
存在しなければ、キャッシュ装置から受信した要求に対
応した応答を該分散制御装置キャッシュ記憶手段に格納
する格納手段と、応答を分散制御装置キャッシュ管理情
報に登録する登録手段と、応答をクライアントに送信す
る第2の応答送信手段とを有する。
【0019】本発明(請求項12)は、1台の分散制御
装置とn台のキャッシュ装置からなる分散キャッシュシ
ステムであって、キャッシュ装置は、分散制御装置から
受信した要求を用いてキャッシュ管理情報を参照し、要
求に対応した応答がキャッシュ記憶手段内に存在すれ
ば、該当する応答を直接クライアントに送信する第1の
応答送信手段と、要求に対応した応答がキャッシュ記憶
手段に存在しなければ、サーバへ要求を送信する第2の
応答送信手段と、サーバから受信した要求に対応した応
答をキャッシュ記憶手段に格納する格納手段と、応答を
キャッシュ管理情報に登録する登録手段と、直接応答を
クライアントに送信する第3の応答送信手段とを有す
る。
装置とn台のキャッシュ装置からなる分散キャッシュシ
ステムであって、キャッシュ装置は、分散制御装置から
受信した要求を用いてキャッシュ管理情報を参照し、要
求に対応した応答がキャッシュ記憶手段内に存在すれ
ば、該当する応答を直接クライアントに送信する第1の
応答送信手段と、要求に対応した応答がキャッシュ記憶
手段に存在しなければ、サーバへ要求を送信する第2の
応答送信手段と、サーバから受信した要求に対応した応
答をキャッシュ記憶手段に格納する格納手段と、応答を
キャッシュ管理情報に登録する登録手段と、直接応答を
クライアントに送信する第3の応答送信手段とを有す
る。
【0020】本発明(請求項13)は、n台のキャッシ
ュ装置を制御する1台の分散制御装置に搭載される分散
キャッシュ制御プログラムを格納した記憶媒体であっ
て、クライアントから要求を受信させる要求受信プロセ
スと、要求受信プロセスによりクライアントから受信し
た要求内に記載されている要求資源識別情報のハッシュ
値を算出するハッシュ算出プロセスと、 分散管理情報
を参照してハッシュ値に対応したキャッシュ装置を選択
するキャッシュ装置選択プロセスと、要求に対応した応
答をキャッシュ装置から受信させる応答受信プロセス
と、応答をクライアントに送信させる応答送信プロセス
とを有する。
ュ装置を制御する1台の分散制御装置に搭載される分散
キャッシュ制御プログラムを格納した記憶媒体であっ
て、クライアントから要求を受信させる要求受信プロセ
スと、要求受信プロセスによりクライアントから受信し
た要求内に記載されている要求資源識別情報のハッシュ
値を算出するハッシュ算出プロセスと、 分散管理情報
を参照してハッシュ値に対応したキャッシュ装置を選択
するキャッシュ装置選択プロセスと、要求に対応した応
答をキャッシュ装置から受信させる応答受信プロセス
と、応答をクライアントに送信させる応答送信プロセス
とを有する。
【0021】本発明(請求項14)は、1台の分散制御
装置とn台のキャッシュ装置からなる分散キャッシュシ
ステムにおける分散キャッシュ制御プログラムを格納し
た記憶媒体であって、分散制御装置に搭載される、クラ
イアントから要求を受信させるクライアント要求受信プ
ロセスと、クライアントから受信した要求内に記載され
ている要求資源識別情報のハッシュ値を算出するハッシ
ュ算出プロセスと、分散管理情報を参照してハッシュ値
に対応したキャッシュ装置を選択するキャッシュ装置選
択プロセスと、選択されたキャッシュ装置に要求を送信
する要求送信プロセスと、要求に対応した応答をキャッ
シュ装置から受信させる応答受信プロセスと、応答をク
ライアントに送信させる応答送信プロセスとを有し、キ
ャッシュ装置に搭載される、要求を分散制御装置から受
信させる要求受信プロセスと、キャッシュ管理情報を検
索して要求に対応した応答がキャッシュ記憶手段内に存
在するか否かを判定する判定プロセスと、キャッシュ記
憶手段内の応答を読み出す応答読出プロセスと、サーバ
へ要求を送信させる要求送信プロセスと、サーバから要
求に対応した応答を受信させるサーバ応答受信プロセス
と、応答をキャッシュ記憶手段に格納する格納プロセス
と、応答と要求との対応関係をキャッシュ管理情報に登
録する登録プロセスと、応答を分散制御装置に送信させ
る応答送信プロセスとを有する。
装置とn台のキャッシュ装置からなる分散キャッシュシ
ステムにおける分散キャッシュ制御プログラムを格納し
た記憶媒体であって、分散制御装置に搭載される、クラ
イアントから要求を受信させるクライアント要求受信プ
ロセスと、クライアントから受信した要求内に記載され
ている要求資源識別情報のハッシュ値を算出するハッシ
ュ算出プロセスと、分散管理情報を参照してハッシュ値
に対応したキャッシュ装置を選択するキャッシュ装置選
択プロセスと、選択されたキャッシュ装置に要求を送信
する要求送信プロセスと、要求に対応した応答をキャッ
シュ装置から受信させる応答受信プロセスと、応答をク
ライアントに送信させる応答送信プロセスとを有し、キ
ャッシュ装置に搭載される、要求を分散制御装置から受
信させる要求受信プロセスと、キャッシュ管理情報を検
索して要求に対応した応答がキャッシュ記憶手段内に存
在するか否かを判定する判定プロセスと、キャッシュ記
憶手段内の応答を読み出す応答読出プロセスと、サーバ
へ要求を送信させる要求送信プロセスと、サーバから要
求に対応した応答を受信させるサーバ応答受信プロセス
と、応答をキャッシュ記憶手段に格納する格納プロセス
と、応答と要求との対応関係をキャッシュ管理情報に登
録する登録プロセスと、応答を分散制御装置に送信させ
る応答送信プロセスとを有する。
【0022】本発明(請求項15)は、1台の分散制御
装置とn台のキャッシュ装置からなる分散キャッシュシ
ステムにおける分散キャッシュ制御プログラムを格納し
た記憶媒体であって、分散制御装置に搭載される、クラ
イアントからの要求を用いて分散制御装置キャッシュ管
理情報を参照する参照プロセスと、参照プロセスにおい
て、要求に対応した応答が分散制御装置キャッシュ記憶
手段内に存在すれば、該当する応答をクライアントに送
信させる応答送信プロセスと、要求に対応した応答が分
散制御装置キャッシュ記憶手段内に存在しなければ、該
要求内に記載されている要求資源識別情報のハッシュ値
を算出するハッシュ値算出プロセスと、分散管理情報を
用いてハッシュ値に対応したキャッシュ装置を選択する
選択プロセスと、選択されたキャッシュ装置への要求を
送信させる要求送信プロセスと、キャッシュ装置から受
信した要求に対応した応答を分散制御装置キャッシュ記
憶手段に格納する格納プロセスと、応答を分散制御装置
キャッシュ管理情報に登録する登録プロセスと、応答を
クライアントに送信させる応答送信プロセスとを有す
る。
装置とn台のキャッシュ装置からなる分散キャッシュシ
ステムにおける分散キャッシュ制御プログラムを格納し
た記憶媒体であって、分散制御装置に搭載される、クラ
イアントからの要求を用いて分散制御装置キャッシュ管
理情報を参照する参照プロセスと、参照プロセスにおい
て、要求に対応した応答が分散制御装置キャッシュ記憶
手段内に存在すれば、該当する応答をクライアントに送
信させる応答送信プロセスと、要求に対応した応答が分
散制御装置キャッシュ記憶手段内に存在しなければ、該
要求内に記載されている要求資源識別情報のハッシュ値
を算出するハッシュ値算出プロセスと、分散管理情報を
用いてハッシュ値に対応したキャッシュ装置を選択する
選択プロセスと、選択されたキャッシュ装置への要求を
送信させる要求送信プロセスと、キャッシュ装置から受
信した要求に対応した応答を分散制御装置キャッシュ記
憶手段に格納する格納プロセスと、応答を分散制御装置
キャッシュ管理情報に登録する登録プロセスと、応答を
クライアントに送信させる応答送信プロセスとを有す
る。
【0023】本発明(請求項16)は、1台の分散制御
装置とn台のキャッシュ装置からなる分散キャッシュシ
ステムにおける分散キャッシュ制御プログラムを格納し
た記憶媒体であって、分散制御装置に搭載される、クラ
イアントからの要求内に記載されている要求資源識別情
報のハッシュ値を算出するハッシュ値算出プロセスと、
分散管理情報を用いて、ハッシュ値に対応したキャッシ
ュ装置を選択する選択プロセスと、選択されたキャッシ
ュ装置へ要求を送信させる要求送信プロセスと、 要求
を用いて分散制御装置キャッシュ管理情報を参照し、要
求に対応した応答が分散制御装置キャッシュ記憶手段内
に存在すれば、該当の応答をクライアントに送信させる
第1の応答送信プロセスと、キャッシュ装置から受信し
た応答を破棄する応答破棄プロセスと、要求に対応した
応答が分散制御装置キャッシュ記憶手段内に存在しなけ
れば、キャッシュ装置から受信した要求に対応した応答
を該分散制御装置キャッシュ記憶手段に格納する格納プ
ロセスと、応答を分散制御装置キャッシュ管理情報に登
録する登録プロセスと、応答をクライアントに送信させ
る第2の応答送信プロセスを有する。
装置とn台のキャッシュ装置からなる分散キャッシュシ
ステムにおける分散キャッシュ制御プログラムを格納し
た記憶媒体であって、分散制御装置に搭載される、クラ
イアントからの要求内に記載されている要求資源識別情
報のハッシュ値を算出するハッシュ値算出プロセスと、
分散管理情報を用いて、ハッシュ値に対応したキャッシ
ュ装置を選択する選択プロセスと、選択されたキャッシ
ュ装置へ要求を送信させる要求送信プロセスと、 要求
を用いて分散制御装置キャッシュ管理情報を参照し、要
求に対応した応答が分散制御装置キャッシュ記憶手段内
に存在すれば、該当の応答をクライアントに送信させる
第1の応答送信プロセスと、キャッシュ装置から受信し
た応答を破棄する応答破棄プロセスと、要求に対応した
応答が分散制御装置キャッシュ記憶手段内に存在しなけ
れば、キャッシュ装置から受信した要求に対応した応答
を該分散制御装置キャッシュ記憶手段に格納する格納プ
ロセスと、応答を分散制御装置キャッシュ管理情報に登
録する登録プロセスと、応答をクライアントに送信させ
る第2の応答送信プロセスを有する。
【0024】本発明(請求項17)は、1台の分散制御
装置とn台のキャッシュ装置からなる分散キャッシュシ
ステムにおける分散キャッシュ制御プログラムを格納し
た記憶媒体であって、キャッシュ装置に搭載される、分
散制御装置から受信した要求を用いてキャッシュ管理情
報を参照し、要求に対応した応答がキャッシュ記憶手段
内に存在すれば、該当する応答を直接クライアントに送
信させる第1の応答送信プロセスと、要求に対応した応
答がキャッシュ記憶手段に存在しなければ、サーバへ要
求を送信させる第2の応答送信プロセスと、サーバから
受信した要求に対応した応答をキャッシュ記憶手段に格
納する格納プロセスと、応答をキャッシュ管理情報に登
録する登録プロセスと、応答をクライアントに送信させ
る第3の応答送信プロセスとを有する。
装置とn台のキャッシュ装置からなる分散キャッシュシ
ステムにおける分散キャッシュ制御プログラムを格納し
た記憶媒体であって、キャッシュ装置に搭載される、分
散制御装置から受信した要求を用いてキャッシュ管理情
報を参照し、要求に対応した応答がキャッシュ記憶手段
内に存在すれば、該当する応答を直接クライアントに送
信させる第1の応答送信プロセスと、要求に対応した応
答がキャッシュ記憶手段に存在しなければ、サーバへ要
求を送信させる第2の応答送信プロセスと、サーバから
受信した要求に対応した応答をキャッシュ記憶手段に格
納する格納プロセスと、応答をキャッシュ管理情報に登
録する登録プロセスと、応答をクライアントに送信させ
る第3の応答送信プロセスとを有する。
【0025】上記のように、本発明では、分散制御装置
において、クライアントからの要求を受信し、要求内に
記載されている要求資源識別情報のハッシュ値を算出
し、分散管理情報を参照して、ハッシュ値に対応したキ
ャッシュ装置を選択し、選択されたキャッシュ装置に要
求を送信する。キャッシュ装置は、分散制御装置から送
信された要求を受信し、キャッシュ管理情報を検索して
要求に対応した応答がキャッシュ記憶手段内に存在する
か否かの判定を行う。要求に対応した応答がキャッシュ
記憶手段内に存在する場合には、キャッシュ装置は、要
求に対応した応答をキャッシュ装置から読み出し、応答
を分散制御装置に送信する。一方、要求に対応した応答
がキャッシュ記憶内に存在しない場合、キャッシュ装置
は、要求をサーバへ送信し、サーバから送信された要求
に対する応答を受信し、キャッシュ記憶手段に格納する
と共に、キャッシュ記憶手段に格納した応答と要求との
対応関係をキャッシュ管理情報に登録し、当該応答を分
散制御装置に送信する。
において、クライアントからの要求を受信し、要求内に
記載されている要求資源識別情報のハッシュ値を算出
し、分散管理情報を参照して、ハッシュ値に対応したキ
ャッシュ装置を選択し、選択されたキャッシュ装置に要
求を送信する。キャッシュ装置は、分散制御装置から送
信された要求を受信し、キャッシュ管理情報を検索して
要求に対応した応答がキャッシュ記憶手段内に存在する
か否かの判定を行う。要求に対応した応答がキャッシュ
記憶手段内に存在する場合には、キャッシュ装置は、要
求に対応した応答をキャッシュ装置から読み出し、応答
を分散制御装置に送信する。一方、要求に対応した応答
がキャッシュ記憶内に存在しない場合、キャッシュ装置
は、要求をサーバへ送信し、サーバから送信された要求
に対する応答を受信し、キャッシュ記憶手段に格納する
と共に、キャッシュ記憶手段に格納した応答と要求との
対応関係をキャッシュ管理情報に登録し、当該応答を分
散制御装置に送信する。
【0026】分散制御装置は、キャッシュ装置から送信
された応答を受信し、当該応答をクライアントに送信す
る。
された応答を受信し、当該応答をクライアントに送信す
る。
【0027】
【発明の実施の形態】図3は、本発明が適用されるシス
テム構成を示す。同図に示すシステムは、インターネッ
トを経由したクライアント/サーバシステムの構成を示
す。当該クライアント/サーバシステムは、インターネ
ット4を経由してクライアント1とサーバ2が接続さ
れ、分散キャッシュ・システム3がクライアント1とサ
ーバ2との間の通信を中継する。同図に示すように、ク
ライアント1からはプロキシ・サーバの機能を有する分
散キャッシュ・システム3のみが見えているため、当該
クライアント1からは、分散キャッシュ・システム3を
対象としてのみアプリケーションを実行すればよい。
テム構成を示す。同図に示すシステムは、インターネッ
トを経由したクライアント/サーバシステムの構成を示
す。当該クライアント/サーバシステムは、インターネ
ット4を経由してクライアント1とサーバ2が接続さ
れ、分散キャッシュ・システム3がクライアント1とサ
ーバ2との間の通信を中継する。同図に示すように、ク
ライアント1からはプロキシ・サーバの機能を有する分
散キャッシュ・システム3のみが見えているため、当該
クライアント1からは、分散キャッシュ・システム3を
対象としてのみアプリケーションを実行すればよい。
【0028】ここで、分散キャッシュ・システム3につ
いて説明する。図4は、本発明が適用される分散キャッ
シュ・システムの構成を示す。同図に示す分散キャッシ
ュ・システムは、1台の分散制御装置5と4台のキャッ
シュ装置6から構成される例である。同図に示すよう
に、1台の分散制御装置5と複数(4台)のキャッシュ
装置6で構成することにより、キャッシュ装置6の負荷
分散が可能となる。
いて説明する。図4は、本発明が適用される分散キャッ
シュ・システムの構成を示す。同図に示す分散キャッシ
ュ・システムは、1台の分散制御装置5と4台のキャッ
シュ装置6から構成される例である。同図に示すよう
に、1台の分散制御装置5と複数(4台)のキャッシュ
装置6で構成することにより、キャッシュ装置6の負荷
分散が可能となる。
【0029】また、1台のキャッシュ装置に障害が発生
した場合でも残りの3台で運用を継続することも可能で
ある。さらに、例えば、キャッシュ装置A,B,Cを運
用機とし、キャッシュ装置Dを予備機として構成してい
る場合に、当該キャッシュ装置Aに障害が発生した場合
でも、予備機のキャッシュ装置Dのいずれかを運用機と
して代替することも可能である。
した場合でも残りの3台で運用を継続することも可能で
ある。さらに、例えば、キャッシュ装置A,B,Cを運
用機とし、キャッシュ装置Dを予備機として構成してい
る場合に、当該キャッシュ装置Aに障害が発生した場合
でも、予備機のキャッシュ装置Dのいずれかを運用機と
して代替することも可能である。
【0030】
【実施例】以下に、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。 [第1の実施例]図5は、本発明の第1の実施例の分散
キャッシュ・システムの構成を示す。同図に示す分散キ
ャッシュ・システムは、分散制御装置5とキャッシュ装
置6から構成される。分散制御装置5は、ハッシュ値と
当該ハッシュ値に対応するキャッシュ装置を管理するた
めの分散管理情報503、クライアント1からの要求を
受信する要求受信部504、要求内に含まれる要求資源
識別情報URLのハッシュ値を算出するハッシュ値算出
部507、分散管理情報503を参照して、求められた
ハッシュ値に対応するキャッシュ装置を選択するキャッ
シュ装置選択部508、選択されたキャッシュ装置6に
要求を転送する要求送信部509、キャッシュ装置6か
ら送信された応答を受信する応答受信部510、受信し
た応答をクライアント1に送信する応答送信部513と
を有する。
る。 [第1の実施例]図5は、本発明の第1の実施例の分散
キャッシュ・システムの構成を示す。同図に示す分散キ
ャッシュ・システムは、分散制御装置5とキャッシュ装
置6から構成される。分散制御装置5は、ハッシュ値と
当該ハッシュ値に対応するキャッシュ装置を管理するた
めの分散管理情報503、クライアント1からの要求を
受信する要求受信部504、要求内に含まれる要求資源
識別情報URLのハッシュ値を算出するハッシュ値算出
部507、分散管理情報503を参照して、求められた
ハッシュ値に対応するキャッシュ装置を選択するキャッ
シュ装置選択部508、選択されたキャッシュ装置6に
要求を転送する要求送信部509、キャッシュ装置6か
ら送信された応答を受信する応答受信部510、受信し
た応答をクライアント1に送信する応答送信部513と
を有する。
【0031】キャッシュ装置6は、キャッシュしている
情報を管理するキャッシュ管理情報601、キャッシュ
されている情報を格納するキャッシュ記憶部602、分
散制御装置5から要求を受信する要求受信部603、キ
ャッシュ管理情報601に基づいてキャッシュされてい
る情報の格納位置を求めるキャッシュ管理情報検索部6
04、キャッシュ記憶部602からキャッシュ情報を読
み出すキャッシュ記憶読出部605、キャッシュ記憶部
601に要求に対応する情報(応答)がない場合にサー
バ2に要求を転送する要求送信部606、サーバ2から
要求に対応する応答を受信する応答受信部607、サー
バ2から受信した応答をキャッシュ記憶部601に格納
するキャッシュ記憶格納部608、応答がキャッシュさ
れた位置情報をキャッシュ管理情報601に登録するキ
ャッシュ管理情報登録部609、検索され、読み出され
た情報または、サーバ2からの応答を分散管理装置5に
送信する応答送信部610より構成される。
情報を管理するキャッシュ管理情報601、キャッシュ
されている情報を格納するキャッシュ記憶部602、分
散制御装置5から要求を受信する要求受信部603、キ
ャッシュ管理情報601に基づいてキャッシュされてい
る情報の格納位置を求めるキャッシュ管理情報検索部6
04、キャッシュ記憶部602からキャッシュ情報を読
み出すキャッシュ記憶読出部605、キャッシュ記憶部
601に要求に対応する情報(応答)がない場合にサー
バ2に要求を転送する要求送信部606、サーバ2から
要求に対応する応答を受信する応答受信部607、サー
バ2から受信した応答をキャッシュ記憶部601に格納
するキャッシュ記憶格納部608、応答がキャッシュさ
れた位置情報をキャッシュ管理情報601に登録するキ
ャッシュ管理情報登録部609、検索され、読み出され
た情報または、サーバ2からの応答を分散管理装置5に
送信する応答送信部610より構成される。
【0032】上記の構成による動作を以下に示す。最初
に、キャシュ装置6にクライアント1からの要求に対応
する応答が存在する場合の動作を説明する。図6は、本
発明の第1の実施例のキャッシュ装置のキャッシュ記憶
部内に要求に対応した応答が存在する(キャッシュ装置
キャッシュ・ヒット)場合のシーケンスチャートであ
る。
に、キャシュ装置6にクライアント1からの要求に対応
する応答が存在する場合の動作を説明する。図6は、本
発明の第1の実施例のキャッシュ装置のキャッシュ記憶
部内に要求に対応した応答が存在する(キャッシュ装置
キャッシュ・ヒット)場合のシーケンスチャートであ
る。
【0033】クライアント1がサーバ2に対する要求を
送信すると(ステップ101)、分散制御装置5は、要
求受信部504がクライアント1からの要求を受信し
(ステップ102)、ハッシュ値算出部507が要求内
に記載されている要求資源識別情報URL(Uniform Res
ource Locators) のハッシュ値を算出し(ステップ10
3)、キャッシュ装置選択部508が分散管理情報50
3を参照してハッシュ値に対応したキャッシュ装置6を
選択し(ステップ104)、要求送信部509が選択さ
れたキャッシュ装置6に当該要求を送信する(ステップ
105)。
送信すると(ステップ101)、分散制御装置5は、要
求受信部504がクライアント1からの要求を受信し
(ステップ102)、ハッシュ値算出部507が要求内
に記載されている要求資源識別情報URL(Uniform Res
ource Locators) のハッシュ値を算出し(ステップ10
3)、キャッシュ装置選択部508が分散管理情報50
3を参照してハッシュ値に対応したキャッシュ装置6を
選択し(ステップ104)、要求送信部509が選択さ
れたキャッシュ装置6に当該要求を送信する(ステップ
105)。
【0034】キャッシュ装置6は、要求受信部603が
分散制御装置5から送信された要求を受信し(ステップ
106)、キャッシュ管理情報検索部604がキャッシ
ュ管理情報601を検索して(ステップ107)要求に
対応した応答がキャッシュ記憶部602内に存在するこ
とを判定し、キャッシュ記憶読出部605が要求に対応
した応答をキャッシュ装置602から読み出し(ステッ
プ108)、応答送信部610が応答を分散制御装置5
へ送信する(ステップ109)。
分散制御装置5から送信された要求を受信し(ステップ
106)、キャッシュ管理情報検索部604がキャッシ
ュ管理情報601を検索して(ステップ107)要求に
対応した応答がキャッシュ記憶部602内に存在するこ
とを判定し、キャッシュ記憶読出部605が要求に対応
した応答をキャッシュ装置602から読み出し(ステッ
プ108)、応答送信部610が応答を分散制御装置5
へ送信する(ステップ109)。
【0035】分散制御装置5は、応答受信部510がキ
ャッシュ装置6から送信された応答を受信し(ステップ
110)、応答送信部513が応答をクライアント1に
送信する(ステップ111)。クライアント1は、当該
応答を受信する(ステップ112)。次に、キャッシュ
装置6のキャッシュ記憶部内に要求に対応した応答が存
在しない場合について説明する。
ャッシュ装置6から送信された応答を受信し(ステップ
110)、応答送信部513が応答をクライアント1に
送信する(ステップ111)。クライアント1は、当該
応答を受信する(ステップ112)。次に、キャッシュ
装置6のキャッシュ記憶部内に要求に対応した応答が存
在しない場合について説明する。
【0036】図7は、本発明の第1の実施例のキャッシ
ュ装置のキャッシュ・ミス時のシーケンスチャートであ
る。クライアント1がサーバ2に対する要求を送信する
と(ステップ201)、分散制御装置5は、要求受信部
504がクライアント1からの要求を受信し(ステップ
202)、ハッシュ値算出部507が要求内に記載され
ている要求資源識別情報URLのハッシュ値を算出し
(ステップ203)、キャッシュ装置選択部508が分
散管理情報503を参照して、ハッシュ値に対応したキ
ャッシュ装置6を選択し(ステップ204)、要求送信
部509が選択されたキャッシュ装置6に要求を送信す
る(ステップ205)。
ュ装置のキャッシュ・ミス時のシーケンスチャートであ
る。クライアント1がサーバ2に対する要求を送信する
と(ステップ201)、分散制御装置5は、要求受信部
504がクライアント1からの要求を受信し(ステップ
202)、ハッシュ値算出部507が要求内に記載され
ている要求資源識別情報URLのハッシュ値を算出し
(ステップ203)、キャッシュ装置選択部508が分
散管理情報503を参照して、ハッシュ値に対応したキ
ャッシュ装置6を選択し(ステップ204)、要求送信
部509が選択されたキャッシュ装置6に要求を送信す
る(ステップ205)。
【0037】キャッシュ装置6は、要求受信部603が
分散制御装置5から送信された要求を受信し(ステップ
206)、キャッシュ管理情報検索部604がキャッシ
ュ管理情報601を検索して(ステップ207)、要求
に対応した応答がキャッシュ記憶部602内に存在しな
いことを判定し、要求送信部606が要求をサーバ2に
送信し(ステップ208)、サーバ2がこれを受信する
(ステップ209)。サーバ2は、要求に対する応答を
キャッシュ装置6に送信する(ステップ210)。キャ
ッシュ装置6の応答受信部607がサーバ2から送信さ
れた要求に対応した応答を受信し(ステップ211)、
キャッシュ記憶格納部608が応答をキャッシュ記憶部
602に格納し(ステップ212)、キャッシュ管理情
報登録部609がキャッシュ記憶部602に格納した応
答と要求との対応関係をキャッシュ管理情報601に登
録し(ステップ213)、応答送信部610が応答を分
散制御装置5へ送信する(ステップ214)。
分散制御装置5から送信された要求を受信し(ステップ
206)、キャッシュ管理情報検索部604がキャッシ
ュ管理情報601を検索して(ステップ207)、要求
に対応した応答がキャッシュ記憶部602内に存在しな
いことを判定し、要求送信部606が要求をサーバ2に
送信し(ステップ208)、サーバ2がこれを受信する
(ステップ209)。サーバ2は、要求に対する応答を
キャッシュ装置6に送信する(ステップ210)。キャ
ッシュ装置6の応答受信部607がサーバ2から送信さ
れた要求に対応した応答を受信し(ステップ211)、
キャッシュ記憶格納部608が応答をキャッシュ記憶部
602に格納し(ステップ212)、キャッシュ管理情
報登録部609がキャッシュ記憶部602に格納した応
答と要求との対応関係をキャッシュ管理情報601に登
録し(ステップ213)、応答送信部610が応答を分
散制御装置5へ送信する(ステップ214)。
【0038】分散制御装置5は、応答受信部510がキ
ャッシュ装置6から送信された応答を受信し(ステップ
215)、応答送信部513が当該応答をクライアント
1へ送信する(ステップ216)。クライアント1は、
当該応答を受信する(ステップ217)。 [第2の実施例]本実施例では、キャッシュ装置群をn
1 台(n1 ≧2)の運用機と、n2 台(n2 ≧1)の予
備機で構成し、通常時は、n1 台の運用機を用いて運用
し、当該運用機が障害となった場合に、当該運用機を分
散管理情報から削除し、n2 台の予備機を分散管理情報
に追加登録することにより、n1 台のキャッシュ装置で
運用する例を説明する。
ャッシュ装置6から送信された応答を受信し(ステップ
215)、応答送信部513が当該応答をクライアント
1へ送信する(ステップ216)。クライアント1は、
当該応答を受信する(ステップ217)。 [第2の実施例]本実施例では、キャッシュ装置群をn
1 台(n1 ≧2)の運用機と、n2 台(n2 ≧1)の予
備機で構成し、通常時は、n1 台の運用機を用いて運用
し、当該運用機が障害となった場合に、当該運用機を分
散管理情報から削除し、n2 台の予備機を分散管理情報
に追加登録することにより、n1 台のキャッシュ装置で
運用する例を説明する。
【0039】図8は、本発明の第2の実施例の分散管理
情報の構成を示す。分散キャッシュ・システムは、1台
の分散制御装置と、4台のキャッシュ装置運用機から
(A,B,C,D)と、2台のキャッシュ装置予備機
(E,F)とから構成される。障害発生前の分散管理情
報503の内容は、キャッシュ装置Aに対するハッシュ
値範囲が、「000000〜3FFFFF」、キャッシ
ュ装置Bに対応するハッシュ値範囲が「400000〜
7FFFFF」、キャッシュ装置Cに対応するハッシュ
値範囲が「800000〜BFFFFF」、キャッシュ
装置Dに対応するハッシュ値範囲が「C00000〜F
FFFFF」である。運用機Bが障害となると、分散管
理情報503から運用機Bのエントリを削除し、予備機
Fのエントリを追加し、キャッシュ装置Fに対応するハ
ッシュ値範囲を「400000〜7FFFFF」に設定
し、4台のキャッシュ装置(運用機A,C,D、及び旧
予備機F)で運用を継続する。
情報の構成を示す。分散キャッシュ・システムは、1台
の分散制御装置と、4台のキャッシュ装置運用機から
(A,B,C,D)と、2台のキャッシュ装置予備機
(E,F)とから構成される。障害発生前の分散管理情
報503の内容は、キャッシュ装置Aに対するハッシュ
値範囲が、「000000〜3FFFFF」、キャッシ
ュ装置Bに対応するハッシュ値範囲が「400000〜
7FFFFF」、キャッシュ装置Cに対応するハッシュ
値範囲が「800000〜BFFFFF」、キャッシュ
装置Dに対応するハッシュ値範囲が「C00000〜F
FFFFF」である。運用機Bが障害となると、分散管
理情報503から運用機Bのエントリを削除し、予備機
Fのエントリを追加し、キャッシュ装置Fに対応するハ
ッシュ値範囲を「400000〜7FFFFF」に設定
し、4台のキャッシュ装置(運用機A,C,D、及び旧
予備機F)で運用を継続する。
【0040】[第3の実施例]本実施例では、n台(n
≧2)のキャッシュ装置の1台が障害となった場合、分
散制御装置は、障害となったキャッシュ装置を分散管理
情報から削除し、障害となったキャッシュ装置に割り当
てられていたハッシュ値の範囲の残りの(n−1)台の
キャッシュ装置に分割割り当てするように分散管理情報
を再構成する例を説明する。
≧2)のキャッシュ装置の1台が障害となった場合、分
散制御装置は、障害となったキャッシュ装置を分散管理
情報から削除し、障害となったキャッシュ装置に割り当
てられていたハッシュ値の範囲の残りの(n−1)台の
キャッシュ装置に分割割り当てするように分散管理情報
を再構成する例を説明する。
【0041】図9は、本発明の第3の実施例の分散管理
情報の構成を示す。分散キャッシュ・システムは、1台
の分散制御装置と、4台のキャッシュ装置(A,B,
C,D)とから構成される。障害発生前の分散管理情報
503の内容は、キャッシュ装置Aに対応するハッシュ
値範囲が「000000〜3FFFFF」、キャッシュ
装置Bに対応するハッシュ値範囲が「400000〜7
FFFFF」、キャッシュ装置Cに対応するハッシュ値
範囲が「800000〜BFFFFF」、キャッシュ装
置Dに対応するハッシュ値範囲が「C00000〜FF
FFFF」である。キャッシュ装置Bが障害となると、
分散管理情報503からキャッシュ装置Bのエントリを
削除し、キャッシュ装置Bに対応していたハッシュ値範
囲「400000〜7FFFFF」を残り3台のキャッ
シュ装置(A,C,D)に追加割り当てし、3台のキャ
ッシュ装置(A,C,D)で運用を継続する。障害発生
後の分散管理情報503の内容は、キャッシュ装置Aに
対応するハッシュ値範囲が「000000〜3FFFF
F」及び「400000〜555554」、キャッシュ
装置Cに対応するハッシュ値範囲が「800000〜B
FFFFF」及び「555555〜6AAAA9」、キ
ャッシュ装置Dに対応するハッシュ値範囲が「C000
00〜FFFFFF」及び「6AAAAA〜7FFFF
F」である。
情報の構成を示す。分散キャッシュ・システムは、1台
の分散制御装置と、4台のキャッシュ装置(A,B,
C,D)とから構成される。障害発生前の分散管理情報
503の内容は、キャッシュ装置Aに対応するハッシュ
値範囲が「000000〜3FFFFF」、キャッシュ
装置Bに対応するハッシュ値範囲が「400000〜7
FFFFF」、キャッシュ装置Cに対応するハッシュ値
範囲が「800000〜BFFFFF」、キャッシュ装
置Dに対応するハッシュ値範囲が「C00000〜FF
FFFF」である。キャッシュ装置Bが障害となると、
分散管理情報503からキャッシュ装置Bのエントリを
削除し、キャッシュ装置Bに対応していたハッシュ値範
囲「400000〜7FFFFF」を残り3台のキャッ
シュ装置(A,C,D)に追加割り当てし、3台のキャ
ッシュ装置(A,C,D)で運用を継続する。障害発生
後の分散管理情報503の内容は、キャッシュ装置Aに
対応するハッシュ値範囲が「000000〜3FFFF
F」及び「400000〜555554」、キャッシュ
装置Cに対応するハッシュ値範囲が「800000〜B
FFFFF」及び「555555〜6AAAA9」、キ
ャッシュ装置Dに対応するハッシュ値範囲が「C000
00〜FFFFFF」及び「6AAAAA〜7FFFF
F」である。
【0042】[第4の実施例]図10は、本発明の第4
の実施例の分散キャッシュ・システムの構成図である。
同図に示す分散キャッシュ・システムは、キャッシュ装
置6と分散制御装置5から構成される。分散制御装置5
は、キャッシュ管理情報501、キャッシュ記憶部50
2、分散管理情報503、要求受信部504、キャッシ
ュ管理情報検索部505、キャッシュ記憶読出部50
6、ハッシュ値算出部507、キャッシュ装置選択部5
08、要求送信部509、応答受信部510、キャッシ
ュ記憶格納部511、キャッシュ管理情報登録部51
2、及び応答送信部513から構成される。
の実施例の分散キャッシュ・システムの構成図である。
同図に示す分散キャッシュ・システムは、キャッシュ装
置6と分散制御装置5から構成される。分散制御装置5
は、キャッシュ管理情報501、キャッシュ記憶部50
2、分散管理情報503、要求受信部504、キャッシ
ュ管理情報検索部505、キャッシュ記憶読出部50
6、ハッシュ値算出部507、キャッシュ装置選択部5
08、要求送信部509、応答受信部510、キャッシ
ュ記憶格納部511、キャッシュ管理情報登録部51
2、及び応答送信部513から構成される。
【0043】キャッシュ装置6は、キャッシュ管理情報
601、キャッシュ記憶部602、要求受信部603、
キャッシュ管理情報検索部604、キャッシュ記憶読出
部605、要求送信部606、応答受信部607、キャ
ッシュ記憶格納部608、キャッシュ管理情報登録部6
09、及び応答送信部610から構成される。同図に示
す上記の構成は、図5に示す分散制御装置5に、キャシ
ュ管理情報501、キャッシュ記憶部502、キャッシ
ュ管理情報検索部505、キャシュ記憶読出部506、
キャッシュ記憶格納部511、キャッシュ管理情報登録
部512を設けた構成であり、分散制御装置5において
全てのキャッシュ装置6のキャッシュしている情報の一
部を把握している例である。
601、キャッシュ記憶部602、要求受信部603、
キャッシュ管理情報検索部604、キャッシュ記憶読出
部605、要求送信部606、応答受信部607、キャ
ッシュ記憶格納部608、キャッシュ管理情報登録部6
09、及び応答送信部610から構成される。同図に示
す上記の構成は、図5に示す分散制御装置5に、キャシ
ュ管理情報501、キャッシュ記憶部502、キャッシ
ュ管理情報検索部505、キャシュ記憶読出部506、
キャッシュ記憶格納部511、キャッシュ管理情報登録
部512を設けた構成であり、分散制御装置5において
全てのキャッシュ装置6のキャッシュしている情報の一
部を把握している例である。
【0044】次に、上記の構成における動作を説明す
る。最初に、分散制御装置5にクライアント1からの要
求に対応する応答が存在する場合について説明する。図
11は、本発明の第4の実施例の分散制御装置キャッシ
ュ・ヒット時のシーケンスチャートである。
る。最初に、分散制御装置5にクライアント1からの要
求に対応する応答が存在する場合について説明する。図
11は、本発明の第4の実施例の分散制御装置キャッシ
ュ・ヒット時のシーケンスチャートである。
【0045】クライアント1がサーバ2に対する要求を
送信すると(ステップ301)、分散制御装置5は、要
求受信部504がクライアント1からの要求を受信し
(ステップ302)、キャッシュ管理情報検索部505
がキャッシュ管理情報501を検索して(ステップ30
3)、要求に対応した応答がキャッシュ記憶部502内
に存在することを判定し、キャッシュ記憶読出部506
が当該要求に対応した応答をキャッシュ記憶部502か
ら読み出し(ステップ304)、応答送信部513が当
該応答をクライアント1に送信する(ステップ30
5)。クライアント1は、当該応答を受信する(ステッ
プ306)。
送信すると(ステップ301)、分散制御装置5は、要
求受信部504がクライアント1からの要求を受信し
(ステップ302)、キャッシュ管理情報検索部505
がキャッシュ管理情報501を検索して(ステップ30
3)、要求に対応した応答がキャッシュ記憶部502内
に存在することを判定し、キャッシュ記憶読出部506
が当該要求に対応した応答をキャッシュ記憶部502か
ら読み出し(ステップ304)、応答送信部513が当
該応答をクライアント1に送信する(ステップ30
5)。クライアント1は、当該応答を受信する(ステッ
プ306)。
【0046】次に、分散制御装置5に要求に対応する応
答がなく、キャッシュ装置6に応答が存在している場合
について説明する。図12は、本発明の第4の実施例の
分散制御装置キャッシュ・ミス、キャッシュ装置キャッ
シュ・ヒット時のシーケンスチャートである。クライア
ント1がサーバ2に対する要求を送信すると(ステップ
401)、分散制御装置5は、要求受信部504がクラ
イアント1からの要求を受信し(ステップ402)、キ
ャッシュ管理情報検索部505がキャッシュ管理情報5
01を検索して(ステップ403)、当該要求に対応し
た応答がキャッシュ記憶部502内に存在しないことを
判定し、ハッシュ値算出部507が当該要求内に記載さ
れている要求資源識別情報URLのハッシュ値を算出し
(ステップ404)、キャッシュ装置選択部508が分
散管理情報503を参照してハッシュ値に対応したキャ
ッシュ装置6を選択し(ステップ405)、要求送信部
509が選択されたキャッシュ装置6に当該要求を送信
する(ステップ406)。
答がなく、キャッシュ装置6に応答が存在している場合
について説明する。図12は、本発明の第4の実施例の
分散制御装置キャッシュ・ミス、キャッシュ装置キャッ
シュ・ヒット時のシーケンスチャートである。クライア
ント1がサーバ2に対する要求を送信すると(ステップ
401)、分散制御装置5は、要求受信部504がクラ
イアント1からの要求を受信し(ステップ402)、キ
ャッシュ管理情報検索部505がキャッシュ管理情報5
01を検索して(ステップ403)、当該要求に対応し
た応答がキャッシュ記憶部502内に存在しないことを
判定し、ハッシュ値算出部507が当該要求内に記載さ
れている要求資源識別情報URLのハッシュ値を算出し
(ステップ404)、キャッシュ装置選択部508が分
散管理情報503を参照してハッシュ値に対応したキャ
ッシュ装置6を選択し(ステップ405)、要求送信部
509が選択されたキャッシュ装置6に当該要求を送信
する(ステップ406)。
【0047】キャッシュ装置6は、要求受信部603が
分散制御装置5から送信された要求を受信し(ステップ
407)、キャッシュ管理情報検索部604がキャッシ
ュ管理情報601を検索して(ステップ408)、当該
要求に対応した応答がキャッシュ記憶部602内に存在
することを判定し、キャッシュ記憶読み出し部605が
当該要求に対応した応答をキャッシュ記憶部602から
読み出し(ステップ409)、応答送信部610が応答
を分散制御装置5へ送信する(ステップ410)。
分散制御装置5から送信された要求を受信し(ステップ
407)、キャッシュ管理情報検索部604がキャッシ
ュ管理情報601を検索して(ステップ408)、当該
要求に対応した応答がキャッシュ記憶部602内に存在
することを判定し、キャッシュ記憶読み出し部605が
当該要求に対応した応答をキャッシュ記憶部602から
読み出し(ステップ409)、応答送信部610が応答
を分散制御装置5へ送信する(ステップ410)。
【0048】分散制御装置5は、応答受信部510がキ
ャッシュ装置6から送信された応答を受信し(ステップ
411)、キャッシュ記憶格納部511が応答をキャッ
シュ記憶部502に格納し(ステップ412)、キャッ
シュ管理情報登録部512がキャッシュ記憶部502に
格納した応答と当該要求との対応関係をキャッシュ管理
情報501に登録し(ステップ413)、応答送信部5
13が当該応答をクライアント1に送信する(ステップ
414)。クライアント1は、当該応答を受信する(ス
テップ415)。
ャッシュ装置6から送信された応答を受信し(ステップ
411)、キャッシュ記憶格納部511が応答をキャッ
シュ記憶部502に格納し(ステップ412)、キャッ
シュ管理情報登録部512がキャッシュ記憶部502に
格納した応答と当該要求との対応関係をキャッシュ管理
情報501に登録し(ステップ413)、応答送信部5
13が当該応答をクライアント1に送信する(ステップ
414)。クライアント1は、当該応答を受信する(ス
テップ415)。
【0049】次に、分散制御装置5及びキャッシュ装置
6の何れにも、要求に対応する応答が存在しない場合の
例を説明する。図13、図14は、本発明の第4の実施
例の分散制御装置キャッシュ・ミス、キャッシュ装置キ
ャッシュ・ミス時のシーケンスチャートである。クライ
アント1がサーバ2に対する要求を送信すると(ステッ
プ501)、分散制御装置5は、要求受信部504がク
ライアント1からの要求を受信し(ステップ502)、
キャッシュ管理情報検索部505がキャッシュ管理情報
501を検索して(ステップ503)、当該要求に対応
した応答がキャッシュ記憶部502内に存在しないこと
を判定し、ハッシュ値算出部507が要求内に記載され
ている要求資源識別情報URLのハッシュ値を算出し
(ステップ504)、キャッシュ装置選択部508が分
散管理情報503を参照してハッシュ値に対応したキャ
ッシュ装置6を選択し(ステップ505)、要求送信部
509が選択されたキャッシュ装置6に要求を送信する
(ステップ506)。
6の何れにも、要求に対応する応答が存在しない場合の
例を説明する。図13、図14は、本発明の第4の実施
例の分散制御装置キャッシュ・ミス、キャッシュ装置キ
ャッシュ・ミス時のシーケンスチャートである。クライ
アント1がサーバ2に対する要求を送信すると(ステッ
プ501)、分散制御装置5は、要求受信部504がク
ライアント1からの要求を受信し(ステップ502)、
キャッシュ管理情報検索部505がキャッシュ管理情報
501を検索して(ステップ503)、当該要求に対応
した応答がキャッシュ記憶部502内に存在しないこと
を判定し、ハッシュ値算出部507が要求内に記載され
ている要求資源識別情報URLのハッシュ値を算出し
(ステップ504)、キャッシュ装置選択部508が分
散管理情報503を参照してハッシュ値に対応したキャ
ッシュ装置6を選択し(ステップ505)、要求送信部
509が選択されたキャッシュ装置6に要求を送信する
(ステップ506)。
【0050】キャッシュ装置6は、要求受信部603が
分散制御装置5から送信された要求を受信し(ステップ
507)、キャッシュ管理情報検索部604がキャッシ
ュ管理情報601を検索して(ステップ508)、当該
要求に対応した応答がキャッシュ記憶部602内に存在
しないことを判定し、要求送信部606が当該要求をサ
ーバ2へ送信し(ステップ509)、サーバ2が当該要
求を受信する(ステップ510)。サーバ2がキャッシ
ュ装置6に当該要求に対応する応答を送信する(ステッ
プ511)。
分散制御装置5から送信された要求を受信し(ステップ
507)、キャッシュ管理情報検索部604がキャッシ
ュ管理情報601を検索して(ステップ508)、当該
要求に対応した応答がキャッシュ記憶部602内に存在
しないことを判定し、要求送信部606が当該要求をサ
ーバ2へ送信し(ステップ509)、サーバ2が当該要
求を受信する(ステップ510)。サーバ2がキャッシ
ュ装置6に当該要求に対応する応答を送信する(ステッ
プ511)。
【0051】キャッシュ装置6は、応答受信部607が
サーバ2から送信された当該要求に対応した応答を受信
し(ステップ512)、キャッシュ記憶格納部608が
当該応答をキャッシュ記憶部602に格納し(ステップ
513)、キャッシュ管理情報登録部609がキャッシ
ュ記憶部602に格納した応答と要求との対応関係をキ
ャッシュ管理情報601に登録し(ステップ514)、
応答送信部610が当該応答を分散制御装置5へ送信す
る(ステップ515)。
サーバ2から送信された当該要求に対応した応答を受信
し(ステップ512)、キャッシュ記憶格納部608が
当該応答をキャッシュ記憶部602に格納し(ステップ
513)、キャッシュ管理情報登録部609がキャッシ
ュ記憶部602に格納した応答と要求との対応関係をキ
ャッシュ管理情報601に登録し(ステップ514)、
応答送信部610が当該応答を分散制御装置5へ送信す
る(ステップ515)。
【0052】分散制御装置5は、応答受信部510がキ
ャッシュ装置6から送信された当該応答を受信し(ステ
ップ516)、キャッシュ記憶格納部511が当該応答
をキャッシュ記憶部502に格納し(ステップ51
7)、キャッシュ管理情報登録部512がキャッシュ記
憶部502に格納した応答と要求との対応関係をキャッ
シュ管理情報501に登録し(ステップ518)、応答
送信部513が応答をクライアント1に送る(ステップ
519)。クライアント1は、当該応答を受信する(ス
テップ520)。
ャッシュ装置6から送信された当該応答を受信し(ステ
ップ516)、キャッシュ記憶格納部511が当該応答
をキャッシュ記憶部502に格納し(ステップ51
7)、キャッシュ管理情報登録部512がキャッシュ記
憶部502に格納した応答と要求との対応関係をキャッ
シュ管理情報501に登録し(ステップ518)、応答
送信部513が応答をクライアント1に送る(ステップ
519)。クライアント1は、当該応答を受信する(ス
テップ520)。
【0053】[第5の実施例]図15は、本発明の第5
の実施例の分散キャッシュ・システムの構成を示す。同
図に示す分散キャッシュ・システムは、キャッシュ装置
6と分散制御装置5から構成される。分散制御装置5
は、キャッシュ管理情報501、キャッシュ記憶部50
2、分散管理情報503、要求受信部504、キャッシ
ュ管理情報検索部505、キャッシュ記憶読出部50
6、ハッシュ値算出部507、キャッシュ装置選択部5
08、要求送信部509、応答受信部510、キャッシ
ュ記憶格納部511、キャッシュ管理情報登録部51
2、応答送信部513及び応答破棄部514から構成さ
れる。
の実施例の分散キャッシュ・システムの構成を示す。同
図に示す分散キャッシュ・システムは、キャッシュ装置
6と分散制御装置5から構成される。分散制御装置5
は、キャッシュ管理情報501、キャッシュ記憶部50
2、分散管理情報503、要求受信部504、キャッシ
ュ管理情報検索部505、キャッシュ記憶読出部50
6、ハッシュ値算出部507、キャッシュ装置選択部5
08、要求送信部509、応答受信部510、キャッシ
ュ記憶格納部511、キャッシュ管理情報登録部51
2、応答送信部513及び応答破棄部514から構成さ
れる。
【0054】キャッシュ装置6は、キャッシュ管理情報
601、キャッシュ記憶部602、要求受信部603、
キャッシュ管理情報検索部604、キャッシュ記憶読出
部605、要求送信部606、応答受信部607、キャ
ッシュ記憶格納部608、キャッス管理情報登録部60
9、及び応答送信部610から構成される。上記に示す
構成は、分散制御装置5において、図10に示した分散
制御装置5に応答破棄部514を付加した構成であり、
分散制御装置5においてキャッシュ記憶部502に要求
に対応する応答が存在した場合に、キャッシュ装置6か
ら取得した応答を破棄することを可能とした構成であ
る。
601、キャッシュ記憶部602、要求受信部603、
キャッシュ管理情報検索部604、キャッシュ記憶読出
部605、要求送信部606、応答受信部607、キャ
ッシュ記憶格納部608、キャッス管理情報登録部60
9、及び応答送信部610から構成される。上記に示す
構成は、分散制御装置5において、図10に示した分散
制御装置5に応答破棄部514を付加した構成であり、
分散制御装置5においてキャッシュ記憶部502に要求
に対応する応答が存在した場合に、キャッシュ装置6か
ら取得した応答を破棄することを可能とした構成であ
る。
【0055】次に、上記の構成による動作を説明する。
最初に、分散制御装置5において、クライアント1から
の要求に対応する応答が存在する場合について説明す
る。図16は、本発明の第5の実施例の分散制御装置キ
ャッシュ・ヒット時のシーケンスチャートである。
最初に、分散制御装置5において、クライアント1から
の要求に対応する応答が存在する場合について説明す
る。図16は、本発明の第5の実施例の分散制御装置キ
ャッシュ・ヒット時のシーケンスチャートである。
【0056】クライアント1がサーバ2に対する要求を
送信すると(ステップ601)、分散制御装置5は、要
求受信部504がクライアント1からの要求を受信し
(ステップ602)、ハッシュ値算出部507が当該要
求内に記載されている要求資源情報URLのハッシュ値
を算出し(ステップ603)、キャッシュ装置選択部5
08が分散管理情報503を参照してハッシュ値に対応
したキャッシュ装置6を選択し(ステップ604)、要
求送信部509が選択されたキャッシュ装置6に要求を
送信し(ステップ605)、キャッシュ管理情報検索部
505がキャッシュ管理情報501を検索して(ステッ
プ606)、当該要求に対応した応答をキャッシュ記憶
部502に存在すると判定し、キャッシュ記憶読出部5
06が要求に対応した応答をキャッシュ記憶部502か
ら読み出し(ステップ607)、応答送信部513が応
答をクライアント1へ送信する(ステップ608)。ク
ライアント1は当該応答を受信する(ステップ60
9)。
送信すると(ステップ601)、分散制御装置5は、要
求受信部504がクライアント1からの要求を受信し
(ステップ602)、ハッシュ値算出部507が当該要
求内に記載されている要求資源情報URLのハッシュ値
を算出し(ステップ603)、キャッシュ装置選択部5
08が分散管理情報503を参照してハッシュ値に対応
したキャッシュ装置6を選択し(ステップ604)、要
求送信部509が選択されたキャッシュ装置6に要求を
送信し(ステップ605)、キャッシュ管理情報検索部
505がキャッシュ管理情報501を検索して(ステッ
プ606)、当該要求に対応した応答をキャッシュ記憶
部502に存在すると判定し、キャッシュ記憶読出部5
06が要求に対応した応答をキャッシュ記憶部502か
ら読み出し(ステップ607)、応答送信部513が応
答をクライアント1へ送信する(ステップ608)。ク
ライアント1は当該応答を受信する(ステップ60
9)。
【0057】キャッシュ装置6は、要求受信部603が
分散制御装置5から送信された要求を受信し(ステップ
610)、キャッシュ管理情報検索部604がキャッシ
ュ管理情報601を検索して(ステップ611)、当該
要求に対応した応答がキャッシュ記憶部602内に存在
することを判定し、キャッシュ記憶読出部605が当該
要求に対応した応答をキャッシュ記憶部602から読み
出し(ステップ612)、応答送信部610が当該応答
を分散制御装置5に送信する(ステップ613)。分散
制御装置5は、応答受信部510がキャッシュ装置6か
ら送信された応答を受信し(ステップ614)、応答破
棄部514が応答を破棄する(ステップ615)。
分散制御装置5から送信された要求を受信し(ステップ
610)、キャッシュ管理情報検索部604がキャッシ
ュ管理情報601を検索して(ステップ611)、当該
要求に対応した応答がキャッシュ記憶部602内に存在
することを判定し、キャッシュ記憶読出部605が当該
要求に対応した応答をキャッシュ記憶部602から読み
出し(ステップ612)、応答送信部610が当該応答
を分散制御装置5に送信する(ステップ613)。分散
制御装置5は、応答受信部510がキャッシュ装置6か
ら送信された応答を受信し(ステップ614)、応答破
棄部514が応答を破棄する(ステップ615)。
【0058】次に、分散制御装置5にクライアント1か
らの要求に対応する応答がなく、キャッシュ装置に応答
が存在する場合について説明する。図17は、本発明の
第5の実施例の分散制御装置キャッシュ・ミス、キャッ
シュ装置キャッシュ・ヒット時のシーケンスチャートで
ある。クライアント1がサーバ2に対する要求を送信す
ると(ステップ701)、分散制御装置5は、要求受信
部504がクライアント1からの要求を受信し(ステッ
プ702)、ハッシュ値算出部507が要求内に記載さ
れている要求資源識別情報URLのハッシュ値を算出し
(ステップ703)、キャッシュ装置選択部508が分
散管理情報503を参照してハッシュ値に対応したキャ
ッシュ装置6を選択し(ステップ704)、要求送信部
509が選択されたキャッシュ装置6に要求を送信し
(ステップ705)、キャッシュ管理情報検索部505
がキャッシュ管理情報501を検索して(ステップ70
6)、当該要求に対応した応答がキャッシュ記憶部50
2内に存在しないことを判定する。
らの要求に対応する応答がなく、キャッシュ装置に応答
が存在する場合について説明する。図17は、本発明の
第5の実施例の分散制御装置キャッシュ・ミス、キャッ
シュ装置キャッシュ・ヒット時のシーケンスチャートで
ある。クライアント1がサーバ2に対する要求を送信す
ると(ステップ701)、分散制御装置5は、要求受信
部504がクライアント1からの要求を受信し(ステッ
プ702)、ハッシュ値算出部507が要求内に記載さ
れている要求資源識別情報URLのハッシュ値を算出し
(ステップ703)、キャッシュ装置選択部508が分
散管理情報503を参照してハッシュ値に対応したキャ
ッシュ装置6を選択し(ステップ704)、要求送信部
509が選択されたキャッシュ装置6に要求を送信し
(ステップ705)、キャッシュ管理情報検索部505
がキャッシュ管理情報501を検索して(ステップ70
6)、当該要求に対応した応答がキャッシュ記憶部50
2内に存在しないことを判定する。
【0059】キャッシュ装置6は、要求受信部603が
分散制御装置5から送信された要求を受信し(ステップ
707)、キャッシュ管理情報検索部604がキャッシ
ュ管理情報601を検索して(ステップ708)、当該
要求に対応した応答がキャッシュ記憶部602内に存在
することを判定し、キャッシュ記憶読出部605が、当
該要求に対応した応答をキャッシュ記憶部602から読
み出し(ステップ709)、応答送信部610が当該応
答を分散制御装置5へ送信する(ステップ710)。
分散制御装置5から送信された要求を受信し(ステップ
707)、キャッシュ管理情報検索部604がキャッシ
ュ管理情報601を検索して(ステップ708)、当該
要求に対応した応答がキャッシュ記憶部602内に存在
することを判定し、キャッシュ記憶読出部605が、当
該要求に対応した応答をキャッシュ記憶部602から読
み出し(ステップ709)、応答送信部610が当該応
答を分散制御装置5へ送信する(ステップ710)。
【0060】分散制御装置5は、応答受信部510がキ
ャッシュ装置6から送信された当該応答を受信し(ステ
ップ711)、キャッシュ記憶格納部511が応答をキ
ャッシュ記憶部502に格納し(ステップ712)、キ
ャッシュ管理情報登録部512がキャッシュ記憶部50
2に格納した応答と当該要求との対応関係をキャッシュ
管理情報501に登録し(ステップ713)、応答送信
部513が当該応答をクライアント1に送信する(ステ
ップ714)。クライアント1は、当該応答を受信する
(ステップ715)。
ャッシュ装置6から送信された当該応答を受信し(ステ
ップ711)、キャッシュ記憶格納部511が応答をキ
ャッシュ記憶部502に格納し(ステップ712)、キ
ャッシュ管理情報登録部512がキャッシュ記憶部50
2に格納した応答と当該要求との対応関係をキャッシュ
管理情報501に登録し(ステップ713)、応答送信
部513が当該応答をクライアント1に送信する(ステ
ップ714)。クライアント1は、当該応答を受信する
(ステップ715)。
【0061】次に、分散制御装置5及びキャッシュ装置
6のいずれにも、要求に対応する応答が存在していない
場合について説明する。図18、図19は、本発明の第
5の実施例の分散制御装置キャッシュ・ミス、キャッシ
ュ装置キャッシュ・ミス時のシーケンスチャートであ
る。クライアント1がサーバ2に対する要求を送信する
と(ステップ801)、分散制御装置5は、要求受信部
504がクライアント1からの要求を受信し(ステップ
802)、ハッシュ値算出部507が当該要求に記載さ
れている要求資源識別情報URLのハッシュ値を算出し
(ステップ803)、キャッシュ装置選択部508が分
散管理情報503を参照して、ハッシュ値に対応したキ
ャッシュ装置6を選択し(ステップ804)、要求送信
部509が選択されたキャッシュ装置6に当該要求を送
信し(ステップ805)、キャッシュ管理情報検索部5
05がキャッシュ管理情報501を検索して(ステップ
806)当該要求に対応した応答がキャッシュ記憶部5
02内に存在しないことを判定する。
6のいずれにも、要求に対応する応答が存在していない
場合について説明する。図18、図19は、本発明の第
5の実施例の分散制御装置キャッシュ・ミス、キャッシ
ュ装置キャッシュ・ミス時のシーケンスチャートであ
る。クライアント1がサーバ2に対する要求を送信する
と(ステップ801)、分散制御装置5は、要求受信部
504がクライアント1からの要求を受信し(ステップ
802)、ハッシュ値算出部507が当該要求に記載さ
れている要求資源識別情報URLのハッシュ値を算出し
(ステップ803)、キャッシュ装置選択部508が分
散管理情報503を参照して、ハッシュ値に対応したキ
ャッシュ装置6を選択し(ステップ804)、要求送信
部509が選択されたキャッシュ装置6に当該要求を送
信し(ステップ805)、キャッシュ管理情報検索部5
05がキャッシュ管理情報501を検索して(ステップ
806)当該要求に対応した応答がキャッシュ記憶部5
02内に存在しないことを判定する。
【0062】キャッシュ装置6は、要求受信部603が
分散制御装置5から送信された当該要求を受信し(ステ
ップ807)、キャッシュ管理情報検索部604がキャ
ッシュ管理情報601を検索して(ステップ808)、
当該要求に対応した応答がキャッシュ記憶部602内に
存在しないことを判定し、要求送信部606が当該要求
をサーバ2へ送信し(ステップ809)、サーバ2が当
該要求を受信する(ステップ810)。
分散制御装置5から送信された当該要求を受信し(ステ
ップ807)、キャッシュ管理情報検索部604がキャ
ッシュ管理情報601を検索して(ステップ808)、
当該要求に対応した応答がキャッシュ記憶部602内に
存在しないことを判定し、要求送信部606が当該要求
をサーバ2へ送信し(ステップ809)、サーバ2が当
該要求を受信する(ステップ810)。
【0063】サーバ2が当該要求に対応する応答をキャ
ッシュ装置6に送信する(ステップ811)。キャッシ
ュ装置6の応答受信部607がサーバ2から送信された
当該要求に対応した応答を受信し(ステップ812)、
キャッシュ記憶格納部608が当該応答をキャッシュ記
憶部602に格納し(ステップ813)、キャッシュ管
理情報登録部609がキャッシュ記憶部602に格納し
た応答と当該要求との対応関係をキャッシュ管理情報6
01に登録し(ステップ814)、応答送信部610が
当該応答を分散制御装置5へ送信する(ステップ81
5)。
ッシュ装置6に送信する(ステップ811)。キャッシ
ュ装置6の応答受信部607がサーバ2から送信された
当該要求に対応した応答を受信し(ステップ812)、
キャッシュ記憶格納部608が当該応答をキャッシュ記
憶部602に格納し(ステップ813)、キャッシュ管
理情報登録部609がキャッシュ記憶部602に格納し
た応答と当該要求との対応関係をキャッシュ管理情報6
01に登録し(ステップ814)、応答送信部610が
当該応答を分散制御装置5へ送信する(ステップ81
5)。
【0064】分散制御装置5は、応答受信部510がキ
ャッシュ装置6から送信された応答を受信し(ステップ
816)、キャッシュ記憶格納部511が当該応答をキ
ャッシュ記憶部502に格納し(ステップ817)、キ
ャッシュ管理情報登録部512がキャッシュ記憶部50
2に格納した応答と当該要求との対応関係をキャッシュ
管理情報501に登録し(ステップ818)、応答送信
部513が当該応答をクライアント1に送信する(ステ
ップ819)。クライアント1は、当該応答を受信する
(ステップ820)。
ャッシュ装置6から送信された応答を受信し(ステップ
816)、キャッシュ記憶格納部511が当該応答をキ
ャッシュ記憶部502に格納し(ステップ817)、キ
ャッシュ管理情報登録部512がキャッシュ記憶部50
2に格納した応答と当該要求との対応関係をキャッシュ
管理情報501に登録し(ステップ818)、応答送信
部513が当該応答をクライアント1に送信する(ステ
ップ819)。クライアント1は、当該応答を受信する
(ステップ820)。
【0065】[第6の実施例]図20は、本発明の第6
の実施例の分散キャッシュ・システムの構成を示す。同
図に示す分散キャッシュ・システムは、分散制御装置5
及びキャッシュ装置6から構成される。分散制御装置5
は、分散管理情報503、要求受信部504、ハッシュ
値算出部507、キャッシュ装置選択部508、要求送
信部509とを有する。
の実施例の分散キャッシュ・システムの構成を示す。同
図に示す分散キャッシュ・システムは、分散制御装置5
及びキャッシュ装置6から構成される。分散制御装置5
は、分散管理情報503、要求受信部504、ハッシュ
値算出部507、キャッシュ装置選択部508、要求送
信部509とを有する。
【0066】キャッシュ装置6は、キャッシュ管理情報
601、キャッシュ記憶部602、要求受信部603、
キャッシュ管理情報検索部604、キャッシュ記憶読出
部605、要求送信部6060、応答受信部607、キ
ャッシュ記憶格納部608、キャッシュ管理情報登録部
609、及び応答送信部610とを有する。同図に示す
構成は、分散制御装置5において、図5に示す構成から
応答受信部510と応答送信部513を除いた構成であ
り、キャッシュ装置6において要求に対応する応答を分
散制御装置5を経由せずに、直接クライアント1に当該
応答を送信することを可能とした構成である。
601、キャッシュ記憶部602、要求受信部603、
キャッシュ管理情報検索部604、キャッシュ記憶読出
部605、要求送信部6060、応答受信部607、キ
ャッシュ記憶格納部608、キャッシュ管理情報登録部
609、及び応答送信部610とを有する。同図に示す
構成は、分散制御装置5において、図5に示す構成から
応答受信部510と応答送信部513を除いた構成であ
り、キャッシュ装置6において要求に対応する応答を分
散制御装置5を経由せずに、直接クライアント1に当該
応答を送信することを可能とした構成である。
【0067】次に、上記の構成により動作を説明する。
最初に、キャッシュ装置6に要求に対応する応答が存在
している場合について説明する。図21は、本発明の第
6の実施例のキャッシュ装置キャッシュ・ヒット時のシ
ーケンスチャートである。
最初に、キャッシュ装置6に要求に対応する応答が存在
している場合について説明する。図21は、本発明の第
6の実施例のキャッシュ装置キャッシュ・ヒット時のシ
ーケンスチャートである。
【0068】クライアント1がサーバ2に対する要求を
送信すると(ステップ901)、分散制御装置5は、要
求受信部504がクライアント1からの要求を受信し
(ステップ902)、ハッシュ値算出部507が当該要
求内に記載されている要求資源識別情報URLのハッシ
ュ値を算出し(ステップ903)、キャッシュ装置選択
部508が分散管理情報503を参照して当該ハッシュ
値に対応したキャッシュ装置6を選択し(ステップ90
4)、要求送信部509が選択されたキャッシュ装置6
に当該要求を送信する(ステップ905)。
送信すると(ステップ901)、分散制御装置5は、要
求受信部504がクライアント1からの要求を受信し
(ステップ902)、ハッシュ値算出部507が当該要
求内に記載されている要求資源識別情報URLのハッシ
ュ値を算出し(ステップ903)、キャッシュ装置選択
部508が分散管理情報503を参照して当該ハッシュ
値に対応したキャッシュ装置6を選択し(ステップ90
4)、要求送信部509が選択されたキャッシュ装置6
に当該要求を送信する(ステップ905)。
【0069】キャッシュ装置6は、要求受信部603が
分散制御装置5から送信された当該要求を受信し(ステ
ップ906)、キャッシュ管理情報検索部604がキャ
ッシュ管理情報601を検索して(ステップ907)、
当該要求に対応した応答がキャッシュ記憶部602内に
存在することを判定し、キャッシュ記憶読出部605が
当該要求に対応した応答をキャッシュ記憶部602から
読み出し(ステップ908)、応答送信部601が応答
をクライアント1に送信する(ステップ909)。クラ
イアント1は当該応答を受信する(ステップ910)。
分散制御装置5から送信された当該要求を受信し(ステ
ップ906)、キャッシュ管理情報検索部604がキャ
ッシュ管理情報601を検索して(ステップ907)、
当該要求に対応した応答がキャッシュ記憶部602内に
存在することを判定し、キャッシュ記憶読出部605が
当該要求に対応した応答をキャッシュ記憶部602から
読み出し(ステップ908)、応答送信部601が応答
をクライアント1に送信する(ステップ909)。クラ
イアント1は当該応答を受信する(ステップ910)。
【0070】次に、キャッシュ装置6に要求に対応する
応答が存在しない場合について説明する。図22は、本
発明の第6の実施例のキャッシュ装置キャッシュ・ミス
時のシーケンスチャートである。クライアント1がサー
バ2に対する要求を送信すると(ステップ1001)、
分散制御装置5は、要求受信部504がクライアント1
からの要求を受信し(ステップ1002)、ハッシュ値
算出部507が要求内に記載されている要求資源識別情
報URLのハッシュ値を算出し(ステップ1003)、
キャッシュ装置選択部508が分散管理情報503を参
照してハッシュ値に対応したキャッシュ装置6を選択し
(ステップ1004)、要求送信部509が選択された
キャッシュ装置6に要求を送信する(ステップ100
5)。
応答が存在しない場合について説明する。図22は、本
発明の第6の実施例のキャッシュ装置キャッシュ・ミス
時のシーケンスチャートである。クライアント1がサー
バ2に対する要求を送信すると(ステップ1001)、
分散制御装置5は、要求受信部504がクライアント1
からの要求を受信し(ステップ1002)、ハッシュ値
算出部507が要求内に記載されている要求資源識別情
報URLのハッシュ値を算出し(ステップ1003)、
キャッシュ装置選択部508が分散管理情報503を参
照してハッシュ値に対応したキャッシュ装置6を選択し
(ステップ1004)、要求送信部509が選択された
キャッシュ装置6に要求を送信する(ステップ100
5)。
【0071】キャッシュ装置6は、要求受信部603が
分散制御装置5から送信された要求を受信し(ステップ
1006)、キャッシュ管理情報検索部604がキャッ
シュ管理情報601を検索して(ステップ1007)、
要求に対応したキャッシュ記憶部602内に存在しない
ことを判定し、要求送信部606が要求をサーバ2へ送
信し(ステップ1008)、サーバ2が当該要求を受信
し(ステップ1009)、当該要求に対応する応答をキ
ャッシュ装置6に返却する(ステップ1010)。
分散制御装置5から送信された要求を受信し(ステップ
1006)、キャッシュ管理情報検索部604がキャッ
シュ管理情報601を検索して(ステップ1007)、
要求に対応したキャッシュ記憶部602内に存在しない
ことを判定し、要求送信部606が要求をサーバ2へ送
信し(ステップ1008)、サーバ2が当該要求を受信
し(ステップ1009)、当該要求に対応する応答をキ
ャッシュ装置6に返却する(ステップ1010)。
【0072】キャッシュ装置6の応答受信部607がサ
ーバ2から送信された要求に対応した応答を受信し(ス
テップ1011)、キャッシュ記憶格納部608が応答
をキャッシュ記憶部602に格納し(ステップ101
2)、キャッシュ管理情報登録部609がキャッシュ記
憶部602に格納した応答と要求との対応関係をキャッ
シュ管理情報601に登録し(ステップ1013)、応
答送信部610が応答をクライアント1に送信する(ス
テップ1014)。クライアント1は応答を受信する
(ステップ1015)。
ーバ2から送信された要求に対応した応答を受信し(ス
テップ1011)、キャッシュ記憶格納部608が応答
をキャッシュ記憶部602に格納し(ステップ101
2)、キャッシュ管理情報登録部609がキャッシュ記
憶部602に格納した応答と要求との対応関係をキャッ
シュ管理情報601に登録し(ステップ1013)、応
答送信部610が応答をクライアント1に送信する(ス
テップ1014)。クライアント1は応答を受信する
(ステップ1015)。
【0073】また、上記の実施例における分散制御装置
によって分散するキャッシュ装置を制御する方法及びキ
ャッシュ装置を制御する方法をプログラムとして構築
し、分散制御装置及びキャッシュ装置に接続されるディ
スク装置や、フロッピーディスクやCD−ROM等の可
搬記憶媒体に格納しておき、本発明を実施する場合にイ
ンストールすることにより容易に実現することが可能で
ある。
によって分散するキャッシュ装置を制御する方法及びキ
ャッシュ装置を制御する方法をプログラムとして構築
し、分散制御装置及びキャッシュ装置に接続されるディ
スク装置や、フロッピーディスクやCD−ROM等の可
搬記憶媒体に格納しておき、本発明を実施する場合にイ
ンストールすることにより容易に実現することが可能で
ある。
【0074】なお、上記の実施例では、分散制御装置ま
たは、キャッシュ装置のキャッシュ・ヒット時無条件で
キャッシュ記憶部内の応答をクライアントに送信した
が、現在の一般的なキャッシュ制御方式では、キャッシ
ュされる応答毎に「新鮮期間」を管理し、キャッシュ・
ヒット時に「新鮮期間」以内であれば、キャッシュ記憶
内部の応答が最新か否かをサーバに問い合わせた後に、
最新の応答をクライアントに送信する。本発明において
も上記のような新鮮期間を設定し、同様の方式を適用す
ることが可能である。
たは、キャッシュ装置のキャッシュ・ヒット時無条件で
キャッシュ記憶部内の応答をクライアントに送信した
が、現在の一般的なキャッシュ制御方式では、キャッシ
ュされる応答毎に「新鮮期間」を管理し、キャッシュ・
ヒット時に「新鮮期間」以内であれば、キャッシュ記憶
内部の応答が最新か否かをサーバに問い合わせた後に、
最新の応答をクライアントに送信する。本発明において
も上記のような新鮮期間を設定し、同様の方式を適用す
ることが可能である。
【0075】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0076】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、分散キ
ャッシュ・システムを1台の分散制御装置とn台(n≧
2)のキャッシュ装置とで構成するため、キャッシュ装
置の負荷分散が可能であり、拡張性の高いキャッシュ・
サーバを実現することが可能である。
ャッシュ・システムを1台の分散制御装置とn台(n≧
2)のキャッシュ装置とで構成するため、キャッシュ装
置の負荷分散が可能であり、拡張性の高いキャッシュ・
サーバを実現することが可能である。
【0077】また、n台のキャッシュ装置の1台が障害
となった場合、残りの(n−1)台で運用を継続するよ
うに構成することも、あるいは、予備機を準備して障害
となった運用機を予備機で代替することによりn台で運
用を継続するように構成することも可能であり、耐故障
性の高いキャッシュ・サーバを実現することができる。
となった場合、残りの(n−1)台で運用を継続するよ
うに構成することも、あるいは、予備機を準備して障害
となった運用機を予備機で代替することによりn台で運
用を継続するように構成することも可能であり、耐故障
性の高いキャッシュ・サーバを実現することができる。
【0078】また、n台のキャッシュ装置の1台が障害
となった場合、残り(n−1)台のキャッシュ装置が保
持するキャッシュ記憶内の情報は継続して利用可能なた
め、キャッシュ装置障害によるヒット率低下を最低限に
抑えることが可能である。また、クライアントからはプ
ロキシ・サーバとして分散制御装置だけが見えているた
め、障害や保守のためにキャッシュ装置の台数が減少し
たり、運用機が予備機と交換されたり、あるいは性能向
上のためにキャッシュ装置の台数が増加しても、クライ
アント・アプリケーションの設定変更が不要である。
となった場合、残り(n−1)台のキャッシュ装置が保
持するキャッシュ記憶内の情報は継続して利用可能なた
め、キャッシュ装置障害によるヒット率低下を最低限に
抑えることが可能である。また、クライアントからはプ
ロキシ・サーバとして分散制御装置だけが見えているた
め、障害や保守のためにキャッシュ装置の台数が減少し
たり、運用機が予備機と交換されたり、あるいは性能向
上のためにキャッシュ装置の台数が増加しても、クライ
アント・アプリケーションの設定変更が不要である。
【0079】また、n台のキャッシュ装置への負荷の分
散を、URL等の要求資源識別情報から算出したハッシ
ュ値を用いて行うため、負荷が均等に分散され、各キャ
ッシュ装置の負荷状況の監視及び要求とキャッシュ装置
との対応関係の再割り当てが不要である。また、分散制
御装置に1次キャッシュ記憶を設置し、アクセス頻度の
高い情報やキャッシュ期間の短い情報を保持することに
より、クライアントのレスポンス時間を更に改善するこ
とが可能である。
散を、URL等の要求資源識別情報から算出したハッシ
ュ値を用いて行うため、負荷が均等に分散され、各キャ
ッシュ装置の負荷状況の監視及び要求とキャッシュ装置
との対応関係の再割り当てが不要である。また、分散制
御装置に1次キャッシュ記憶を設置し、アクセス頻度の
高い情報やキャッシュ期間の短い情報を保持することに
より、クライアントのレスポンス時間を更に改善するこ
とが可能である。
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明が適用されるシステム構成図である。
【図4】本発明が適用される分散キャッシュ・システム
の構成図である。
の構成図である。
【図5】本発明の第1の実施例の分散キャッシュ・シス
テムの構成図である。
テムの構成図である。
【図6】本発明の第1の実施例のキャッシュ装置のキャ
ッシュ記憶部内に要求に対応した場合の応答が存在する
場合のシーケンスチャートである。
ッシュ記憶部内に要求に対応した場合の応答が存在する
場合のシーケンスチャートである。
【図7】本発明の第1の実施例のキャッシュ装置のキャ
ッシュ記憶部内に要求に対応した応答が存在する場合の
シーケンスチャートである。
ッシュ記憶部内に要求に対応した応答が存在する場合の
シーケンスチャートである。
【図8】本発明の第2の実施例の分散管理情報の構成図
である。
である。
【図9】本発明の第3の実施例の分散管理情報の構成図
である。
である。
【図10】本発明の第4の実施例の分散キャッシュ・シ
ステムの構成図である。
ステムの構成図である。
【図11】本発明の第4の実施例の分散制御装置キャッ
シュ・ヒット時のシーケンスチャートである。
シュ・ヒット時のシーケンスチャートである。
【図12】本発明の第4の実施例の分散制御装置キャッ
シュ・ミス、キャッシュ装置キャッシュ・ヒット時のシ
ーケンスチャートである。
シュ・ミス、キャッシュ装置キャッシュ・ヒット時のシ
ーケンスチャートである。
【図13】本発明の第4の実施例の分散制御装置キャッ
シュ・ミス、キャッシュ装置キャッシュ・ミス時にシー
ケンスチャート(その1)である。
シュ・ミス、キャッシュ装置キャッシュ・ミス時にシー
ケンスチャート(その1)である。
【図14】本発明の第4の実施例の分散制御装置キャッ
シュ・ミス、キャッシュ装置キャッシュ・ミス時にシー
ケンスチャート(その2)である。
シュ・ミス、キャッシュ装置キャッシュ・ミス時にシー
ケンスチャート(その2)である。
【図15】本発明の第5の実施例の分散キャッシュ・シ
ステムの構成図である。
ステムの構成図である。
【図16】本発明の第5の実施例の分散制御装置キャッ
シュ・ヒット時のシーケンスチャートである。
シュ・ヒット時のシーケンスチャートである。
【図17】本発明の第5の実施例の分散制御装置キャッ
シュ・ミス、キャッシュ装置キャッシュ・ヒット時のシ
ーケンスチャートである。
シュ・ミス、キャッシュ装置キャッシュ・ヒット時のシ
ーケンスチャートである。
【図18】本発明の第5の実施例の分散制御装置キャッ
シュ・ミス、キャッシュ装置キャッシュ・ミス時のシー
ケンスチャート(その1)である。
シュ・ミス、キャッシュ装置キャッシュ・ミス時のシー
ケンスチャート(その1)である。
【図19】本発明の第5の実施例の分散制御装置キャッ
シュ・ミス、キャッシュ装置キャッシュ・ミス時のシー
ケンスチャート(その2)である。
シュ・ミス、キャッシュ装置キャッシュ・ミス時のシー
ケンスチャート(その2)である。
【図20】本発明の第6の実施例の分散キャッシュ・シ
ステムの構成図である。
ステムの構成図である。
【図21】本発明の第6の実施例のキャッシュ装置キャ
ッシュ・ヒット時のシーケンスチャートである。
ッシュ・ヒット時のシーケンスチャートである。
【図22】本発明の第6の実施例のキャッシュ装置キャ
ッシュ・ミス時のシーケンスチャートである。
ッシュ・ミス時のシーケンスチャートである。
1 クライアント 2 サーバ 3 分散キャッシュシステム 4 インターネット 5 分散制御装置 6 キャッシュ装置 501 キャッシュ管理情報 502 キャッシュ記憶部 503 分散管理情報 504 要求受信部、要求受信手段 505 キャッシュ管理情報検索部 506 キャッシュ記憶読出部 507 ハッシュ値算出部、ハッシュ算出手段 508 キャッシュ装置選択部、キャッシュ装置選択手
段 509 要求送信部、要求送信手段 510 応答受信部、応答受信手段 511 キャッシュ記憶格納部 512 キャッシュ管理情報登録部 513 応答送信部、応答送信手段 514 応答破棄部 601 キャッシュ管理情報 602 キャッシュ記憶部、キャッシュ記憶手段 603 要求受信部、要求受信手段 604 キャッシュ管理情報検索部 605 キャッシュ記憶読出部、応答読出手段 606 要求送信部、要求送信手段 607 応答受信部、サーバ応答受信手段 608 キャッシュ記憶格納部、格納手段 609 キャッシュ管理情報登録部、登録手段 610 応答送信部、応答送信手段 611 判定手段
段 509 要求送信部、要求送信手段 510 応答受信部、応答受信手段 511 キャッシュ記憶格納部 512 キャッシュ管理情報登録部 513 応答送信部、応答送信手段 514 応答破棄部 601 キャッシュ管理情報 602 キャッシュ記憶部、キャッシュ記憶手段 603 要求受信部、要求受信手段 604 キャッシュ管理情報検索部 605 キャッシュ記憶読出部、応答読出手段 606 要求送信部、要求送信手段 607 応答受信部、サーバ応答受信手段 608 キャッシュ記憶格納部、格納手段 609 キャッシュ管理情報登録部、登録手段 610 応答送信部、応答送信手段 611 判定手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
Claims (17)
- 【請求項1】 1台の分散制御装置によってn台のキャ
ッシュ装置を制御する分散キャッシュ制御方法におい
て、 前記分散制御装置は、 クライアントからの要求を受け取り、 前記要求内に記載されている要求資源識別情報のハッシ
ュ値を算出し、 分散管理情報を用いて、前記ハッシュ値に対応した前記
キャッシュ装置を選択し、 選択された前記キャッシュ装置へ前記要求を送信し、 前記キャッシュ装置から受信した応答を前記クライアン
トに送信することを特徴とする分散キャッシュ制御方
法。 - 【請求項2】 前記キャッシュ装置は、 前記分散制御装置を介して前記クライアントから受信し
た前記要求を用いてキャッシュ管理情報を参照し、 前記要求に対応した応答がキャッシュ記憶手段内に存在
すれば、該当の応答を前記分散制御装置に送信し、 前記要求に対応した応答が前記キャッシュ記憶手段内に
存在しなければ、サーバへ前記要求を送信し、 前記サーバから受信した前記要求に対応した応答を前記
キャッシュ記憶手段に格納し、 前記応答を前記分散制御装置に送信し、 前記分散制御装置が前記キャッシュ装置から受信した応
答を前記クライアントに送信する請求項1記載の分散キ
ャッシュ制御方法。 - 【請求項3】 前記n台のキャッシュ装置を、n1 台
(n1 ≧2)の運用機とn2 台(n2 ≧1)の予備機で
構成し、 通常は、前記n1 台の運用機を用いて運用し、 前記n1 台の運用機の1台が障害となった場合、前記分
散制御装置は、前記障害となった該運用機を前記分散管
理情報から削除し、 前記n2 台の予備機の1台を前記分散管理情報に追加す
ることにより、n1 台のキャッシュ装置で運用を継続す
る請求項1または2記載の分散キャッシュ制御方法。 - 【請求項4】 n台(n≧2)のキャッシュ装置の1台
が障害となった場合、前記分散制御装置は、前記障害と
なったキャッシュ装置を前記分散管理情報から削除し、 前記障害となったキャッシュ装置に割り当てられていた
ハッシュ値の範囲を残りの(n−1)台のキャッシュ装
置に分割割り当てするように前記分散管理情報を再構成
することにより、前記(n−1)台のキャッシュ装置で
運用を継続する請求項1または2記載の分散キャッシュ
制御方法。 - 【請求項5】 前記分散制御装置は、 前記クライアントからの要求を用いて分散制御装置キャ
ッシュ管理情報を参照し、 前記要求に対応した応答が分散制御装置キャッシュ記憶
手段内に存在すれば、該当する応答を前記クライアント
に送信し、 前記要求に対応した応答が前記分散制御装置キャッシュ
記憶手段内に存在しなければ、該要求内に記載されてい
る要求資源識別情報のハッシュ値を算出し、 前記分散管理情報を用いて前記ハッシュ値に対応した前
記キャッシュ装置を選択し、 選択された前記キャッシュ装置への前記要求を送信し、 前記キャッシュ装置から受信した前記要求に対応した応
答を前記分散制御装置キャッシュ記憶手段に格納し、 前記応答を前記分散制御装置キャッシュ管理情報に登録
し、 前記応答を前記クライアントに送信する請求項1乃至4
記載の分散キャッシュ制御方法。 - 【請求項6】 前記分散制御装置は、 前記クライアントからの要求内に記載されている要求資
源識別情報のハッシュ値を算出し、 前記分散管理情報を用いて、前記ハッシュ値に対応した
前記キャッシュ装置を選択し、 選択された前記キャッシュ装置へ前記要求を送信し、 前記要求を用いて分散制御装置キャッシュ管理情報を参
照し、 前記要求に対応した応答が分散制御装置キャッシュ記憶
手段内に存在すれば、該当の応答を前記クライアントに
送信し、 前記キャッシュ装置から受信した応答を破棄し、 前記要求に対応した応答が前記分散制御装置キャッシュ
記憶手段内に存在しなければ、前記キャッシュ装置から
受信した前記要求に対応した応答を該分散制御装置キャ
ッシュ記憶手段に格納し、 前記応答を前記分散制御装置キャッシュ管理情報に登録
し、 前記応答を前記クライアントに送信する請求項1乃至4
記載の分散キャッシュ制御方法。 - 【請求項7】 前記キャッシュ装置は、 前記分散制御装置から受信した前記要求を用いてキャッ
シュ管理情報を参照し、 前記要求に対応した応答が前記キャッシュ記憶手段内に
存在すれば、該当する応答を直接前記クライアントに送
信し、 前記要求に対応した応答が前記キャッシュ記憶手段に存
在しなければ、前記サーバへ前記要求を送信し、 前記サーバから受信した前記要求に対応した応答を前記
キャッシュ記憶手段に格納し、 前記応答を前記キャッシュ管理情報に登録し、 直接前記応答を前記クライアントに送信する請求項1乃
至4記載の分散キャッシュ制御方法。 - 【請求項8】 n台のキャッシュ装置を制御する1台の
分散制御装置であって、 前記分散制御装置は、 クライアントから要求を受信する要求受信手段と、 前記クライアントから受信した前記要求内に記載されて
いる要求資源識別情報のハッシュ値を算出するハッシュ
算出手段と、 分散管理情報を参照して前記ハッシュ値に対応したキャ
ッシュ装置を選択するキャッシュ装置選択手段と、 選択されたキャッシュ装置に前記要求を送信する要求送
信手段と、 前記要求に対応した応答を前記キャッシュ装置から受信
する応答受信手段と、 前記応答を前記クライアントに送信する応答送信手段と
を有することを特徴とする分散制御装置。 - 【請求項9】 1台の分散制御装置とn台のキャッシュ
装置からなる分散キャッシュシステムであって、 前記分散制御装置は、 クライアントから要求を受信するクライアント要求受信
手段と、 前記クライアントから受信した前記要求内に記載されて
いる要求資源識別情報のハッシュ値を算出するハッシュ
算出手段と、 分散管理情報を参照して前記ハッシュ値に対応したキャ
ッシュ装置を選択するキャッシュ装置選択手段と、 選択されたキャッシュ装置に前記要求を送信する要求送
信手段と、 前記要求に対応した応答を前記キャッシュ装置から受信
する応答受信手段と、 前記応答を前記クライアントに送信する応答送信手段と
を有し、 前記キャッシュ装置は、 要求を前記分散制御装置から受信する要求受信手段と、 キャッシュ管理情報を検索して前記要求に対応した応答
がキャッシュ記憶手段内に存在するか否かを判定する判
定手段と、 前記キャッシュ記憶手段内の応答を読み出す応答読出手
段と、 サーバへ前記要求を送信する要求送信手段と、 前記サーバから前記要求に対応した応答を受信するサー
バ応答受信手段と、 前記応答を前記キャッシュ記憶手段に格納する格納手段
と、 前記応答と前記要求との対応関係を前記キャッシュ管理
情報に登録する登録手段と、 前記応答を前記分散制御装置に送信する応答送信手段と
を有することを特徴とする分散キャッシュシステム。 - 【請求項10】 1台の分散制御装置とn台のキャッシ
ュ装置からなる分散キャッシュシステムであって、 前記分散制御装置は、 前記クライアントからの要求を用いて分散制御装置キャ
ッシュ管理情報を参照する参照手段と、 前記参照手段において、前記要求に対応した応答が分散
制御装置キャッシュ記憶手段内に存在すれば、該当する
応答を前記クライアントに送信する応答送信手段と、 前記要求に対応した応答が前記分散制御装置キャッシュ
記憶手段内に存在しなければ、該要求内に記載されてい
る要求資源識別情報のハッシュ値を算出するハッシュ値
算出手段と、 前記分散管理情報を用いて前記ハッシュ値に対応した前
記キャッシュ装置を選択する選択手段と、 選択された前記キャッシュ装置へ前記要求を送信する要
求送信手段と、 前記キャッシュ装置から受信した前記要求に対応した応
答を前記分散制御装置キャッシュ記憶手段に格納する格
納手段と、 前記応答を前記分散制御装置キャッシュ管理情報に登録
する登録手段と、 前記応答を前記クライアントに送信する応答送信手段と
を有することを特徴とする分散キャッシュシステム。 - 【請求項11】 1台の分散制御装置とn台のキャッシ
ュ装置からなる分散キャッシュシステムであって、 前記分散制御装置は、 前記クライアントからの要求内に記載されている要求資
源識別情報のハッシュ値を算出するハッシュ値算出手段
と、 前記分散管理情報を用いて、前記ハッシュ値に対応した
前記キャッシュ装置を選択する選択手段と、 選択された前記キャッシュ装置へ前記要求を送信する要
求送信手段と、 前記要求を用いて分散制御装置キャッシュ管理情報を参
照し、前記要求に対応した応答が分散制御装置キャッシ
ュ記憶手段内に存在すれば、該当の応答を前記クライア
ントに送信する第1の応答送信手段と、 前記キャッシュ装置から受信した応答を破棄する応答破
棄手段と、 前記要求に対応した応答が前記分散制御装置キャッシュ
記憶手段内に存在しなければ、前記キャッシュ装置から
受信した前記要求に対応した応答を該分散制御装置キャ
ッシュ記憶手段に格納する格納手段と、 前記応答を前記分散制御装置キャッシュ管理情報に登録
する登録手段と、 前記応答を前記クライアントに送信する第2の応答送信
手段を有することを特徴とする分散キャッシュシステ
ム。 - 【請求項12】 1台の分散制御装置とn台のキャッシ
ュ装置からなる分散キャッシュシステムであって、 前記キャッシュ装置は、 前記分散制御装置から受信した前記要求を用いてキャッ
シュ管理情報を参照し、前記要求に対応した応答が前記
キャッシュ記憶手段内に存在すれば、該当する応答を直
接前記クライアントに送信する第1の応答送信手段と、 前記要求に対応した応答が前記キャッシュ記憶手段に存
在しなければ、前記サーバへ前記要求を送信する第2の
応答送信手段と、 前記サーバから受信した前記要求に対応した応答を前記
キャッシュ記憶手段に格納する格納手段と、 前記応答を前記キャッシュ管理情報に登録する登録手段
と、 直接前記応答を前記クライアントに送信する第3の応答
送信手段とを有することを特徴とする分散キャッシュシ
ステム。 - 【請求項13】 n台のキャッシュ装置を制御する1台
の分散制御装置に搭載される分散キャッシュ制御プログ
ラムを格納した記憶媒体であって、 クライアントから要求を受信させる要求受信プロセス
と、 前記要求受信プロセスにより前記クライアントから受信
した前記要求内に記載されている要求資源識別情報のハ
ッシュ値を算出するハッシュ算出プロセスと、 分散管理情報を参照して前記ハッシュ値に対応したキャ
ッシュ装置を選択するキャッシュ装置選択プロセスと、 前記要求に対応した応答を前記キャッシュ装置から受信
させる応答受信プロセスと、 前記応答を前記クライアントに送信させる応答送信プロ
セスとを有することを特徴とする分散キャッシュ制御プ
ログラムを格納した記憶媒体。 - 【請求項14】 1台の分散制御装置とn台のキャッシ
ュ装置からなる分散キャッシュシステムにおける分散キ
ャッシュ制御プログラムを格納した記憶媒体であって、 前記分散制御装置に搭載される、 クライアントから要求を受信させるクライアント要求受
信プロセスと、 前記クライアントから受信した前記要求内に記載されて
いる要求資源識別情報のハッシュ値を算出するハッシュ
算出プロセスと、 分散管理情報を参照して前記ハッシュ値に対応したキャ
ッシュ装置を選択するキャッシュ装置選択プロセスと、 前記要求に対応した応答を前記キャッシュ装置から受信
させる応答受信プロセスと、 前記応答を前記クライアントに送信させる応答送信プロ
セスとを有し、 前記キャッシュ装置に搭載される、 要求を前記分散制御装置から受信させる要求受信プロセ
スと、 キャッシュ管理情報を検索して前記要求に対応した応答
がキャッシュ記憶手段内に存在するか否かを判定する判
定プロセスと、 前記キャッシュ記憶手段内の応答を読み出す応答読出プ
ロセスと、 サーバへ前記要求を送信させる要求送信プロセスと、 前記サーバから前記要求に対応した応答を受信させるサ
ーバ応答受信プロセスと、 前記応答を前記キャッシュ記憶手段に格納する格納プロ
セスと、 前記応答と前記要求との対応関係を前記キャッシュ管理
情報に登録する登録プロセスと、 前記応答を前記分散制御装置に送信させる応答送信プロ
セスとを有することを特徴とする分散キャッシュ制御プ
ログラムを格納した記憶媒体。 - 【請求項15】 1台の分散制御装置とn台のキャッシ
ュ装置からなる分散キャッシュシステムにおける分散キ
ャッシュ制御プログラムを格納した記憶媒体であって、 前記分散制御装置に搭載される、 前記クライアントからの要求を用いて分散制御装置キャ
ッシュ管理情報を参照する参照プロセスと、 前記参照プロセスにおいて、前記要求に対応した応答が
分散制御装置キャッシュ記憶手段内に存在すれば、該当
する応答を前記クライアントに送信させる応答送信プロ
セスと、 前記要求に対応した応答が前記分散制御装置キャッシュ
記憶手段内に存在しなければ、該要求内に記載されてい
る要求資源識別情報のハッシュ値を算出するハッシュ値
算出プロセスと、 前記分散管理情報を用いて前記ハッシュ値に対応した前
記キャッシュ装置を選択する選択プロセスと、 選択された前記キャッシュ装置への前記要求を送信させ
る要求送信プロセスと、 前記キャッシュ装置から受信した前記要求に対応した応
答を前記分散制御装置キャッシュ記憶手段に格納する格
納プロセスと、 前記応答を前記分散制御装置キャッシュ管理情報に登録
する登録プロセスと、 前記応答を前記クライアントに送信させる応答送信プロ
セスとを有することを特徴とする分散キャッシュ制御プ
ログラムを格納した記憶媒体。 - 【請求項16】 1台の分散制御装置とn台のキャッシ
ュ装置からなる分散キャッシュシステムにおける分散キ
ャッシュ制御プログラムを格納した記憶媒体であって、 前記分散制御装置に搭載される、 前記クライアントからの要求内に記載されている要求資
源識別情報のハッシュ値を算出するハッシュ値算出プロ
セスと、 前記分散管理情報を用いて、前記ハッシュ値に対応した
前記キャッシュ装置を選択する選択プロセスと、 選択された前記キャッシュ装置へ前記要求を送信させる
要求送信プロセスと、 前記要求を用いて分散制御装置キャッシュ管理情報を参
照し、前記要求に対応した応答が分散制御装置キャッシ
ュ記憶手段内に存在すれば、該当の応答を前記クライア
ントに送信させる第1の応答送信プロセスと、 前記キャッシュ装置から受信した応答を破棄する応答破
棄プロセスと、 前記要求に対応した応答が前記分散制御装置キャッシュ
記憶手段内に存在しなければ、前記キャッシュ装置から
受信した前記要求に対応した応答を該分散制御装置キャ
ッシュ記憶手段に格納する格納プロセスと、 前記応答を前記分散制御装置キャッシュ管理情報に登録
する登録プロセスと、 前記応答を前記クライアントに直接送信させる第2の応
答送信プロセスを有することを特徴とする分散キャッシ
ュ制御プログラムを格納した記憶媒体。 - 【請求項17】 1台の分散制御装置とn台のキャッシ
ュ装置からなる分散キャッシュシステムにおける分散キ
ャッシュ制御プログラムを格納した記憶媒体であって、 前記キャッシュ装置に搭載される、 前記分散制御装置から受信した前記要求を用いてキャッ
シュ管理情報を参照し、前記要求に対応した応答が前記
キャッシュ記憶手段内に存在すれば、該当する応答を直
接前記クライアントに送信させる第1の応答送信プロセ
スと、 前記要求に対応した応答が前記キャッシュ記憶手段に存
在しなければ、前記サーバへ前記要求を送信させる第2
の応答送信プロセスと、 前記サーバから受信した前記要求に対応した応答を前記
キャッシュ記憶手段に格納する格納プロセスと、 前記応答を前記キャッシュ管理情報に登録する登録プロ
セスと、 前記応答を前記クライアントに直接送信させる第3の応
答送信プロセスとを有することを特徴とする分散キャッ
シュ制御プログラムを格納した記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10024765A JPH11224219A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 分散キャッシュ制御方法及び分散制御装置及び分散キャッシュシステム及び分散キャッシュ制御プログラムを格納した記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10024765A JPH11224219A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 分散キャッシュ制御方法及び分散制御装置及び分散キャッシュシステム及び分散キャッシュ制御プログラムを格納した記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11224219A true JPH11224219A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12147264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP10024765A Pending JPH11224219A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 分散キャッシュ制御方法及び分散制御装置及び分散キャッシュシステム及び分散キャッシュ制御プログラムを格納した記憶媒体 |
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