JPH1121599A - ランドリー用粉末洗剤組成物 - Google Patents
ランドリー用粉末洗剤組成物Info
- Publication number
- JPH1121599A JPH1121599A JP9189283A JP18928397A JPH1121599A JP H1121599 A JPH1121599 A JP H1121599A JP 9189283 A JP9189283 A JP 9189283A JP 18928397 A JP18928397 A JP 18928397A JP H1121599 A JPH1121599 A JP H1121599A
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- JP
- Japan
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- laundry
- powder detergent
- nonionic surfactant
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 非イオン性界面活性剤を主洗浄基剤とするラ
ンドリー用粉末洗剤を用いたドラム式洗浄機による洗浄
工程において、ドラム内で泡をオーバーフローさせるこ
となく、かつ、配合された蛍光増白剤を有効に被洗物に
付着させ、洗浄後の白さが良好な非イオン性ランドリー
用粉末洗剤組成物を実現する。 【解決手段】 非イオン性界面活性剤:1〜20重量
%、吸油量が80ml/100g以上のシリカ系無機化
合物:0.5〜9重量%、低分子ポリカルボン酸または
その塩:5〜19重量%、蛍光増白剤:0.01〜2重
量%を含有するランドリー用粉末洗剤組成物。
ンドリー用粉末洗剤を用いたドラム式洗浄機による洗浄
工程において、ドラム内で泡をオーバーフローさせるこ
となく、かつ、配合された蛍光増白剤を有効に被洗物に
付着させ、洗浄後の白さが良好な非イオン性ランドリー
用粉末洗剤組成物を実現する。 【解決手段】 非イオン性界面活性剤:1〜20重量
%、吸油量が80ml/100g以上のシリカ系無機化
合物:0.5〜9重量%、低分子ポリカルボン酸または
その塩:5〜19重量%、蛍光増白剤:0.01〜2重
量%を含有するランドリー用粉末洗剤組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非イオン性界面活
性剤を主洗浄基剤とし、低泡性であり、かつ、配合され
た蛍光増白剤を洗濯工程で有効に被洗物に付着させるこ
とで、洗濯後に良好な白さが得られる非イオン性ランド
リー用粉末洗剤組成物に関する。
性剤を主洗浄基剤とし、低泡性であり、かつ、配合され
た蛍光増白剤を洗濯工程で有効に被洗物に付着させるこ
とで、洗濯後に良好な白さが得られる非イオン性ランド
リー用粉末洗剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】非イオン性界面活性剤は、油汚れに対し
優れた洗浄力を示し、且つ耐硬水性が良好である等の特
徴から、業務用ランドリー洗剤の主界面活性剤として重
要視されている。ところが、非イオン性界面活性剤を主
洗浄剤とする粉末洗剤においては、他の、例えば陰イオ
ン性界面活性剤を主洗浄剤とするものに比較して、洗い
上がりの白さが劣ると言われ、その観点からの改良研究
が行われている。例えば特開平6−264099号公報
には特定の非イオン性界面活性剤、特定の吸油担体、特
定のポリカルボン酸又は塩、および特定の蛍光増白剤を
含有する粉末洗剤組成物が開示されている。しかしなが
ら、このような洗剤組成物を用いてドラム式洗浄機で洗
浄した場合、泡が立ちすぎ、オーバーフローしてしまう
という問題を生じた。
優れた洗浄力を示し、且つ耐硬水性が良好である等の特
徴から、業務用ランドリー洗剤の主界面活性剤として重
要視されている。ところが、非イオン性界面活性剤を主
洗浄剤とする粉末洗剤においては、他の、例えば陰イオ
ン性界面活性剤を主洗浄剤とするものに比較して、洗い
上がりの白さが劣ると言われ、その観点からの改良研究
が行われている。例えば特開平6−264099号公報
には特定の非イオン性界面活性剤、特定の吸油担体、特
定のポリカルボン酸又は塩、および特定の蛍光増白剤を
含有する粉末洗剤組成物が開示されている。しかしなが
ら、このような洗剤組成物を用いてドラム式洗浄機で洗
浄した場合、泡が立ちすぎ、オーバーフローしてしまう
という問題を生じた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、非イオン性
界面活性剤を主洗浄基剤とするランドリー用粉末洗剤を
用いたドラム式洗浄機による洗浄工程において、ドラム
内で泡をオーバーフローさせることなく、かつ、配合さ
れた蛍光増白剤を有効に被洗物に付着させ、洗浄後の白
さが良好な非イオン性ランドリー用粉末洗剤組成物を提
供するものである。
界面活性剤を主洗浄基剤とするランドリー用粉末洗剤を
用いたドラム式洗浄機による洗浄工程において、ドラム
内で泡をオーバーフローさせることなく、かつ、配合さ
れた蛍光増白剤を有効に被洗物に付着させ、洗浄後の白
さが良好な非イオン性ランドリー用粉末洗剤組成物を提
供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、非イオン
性界面活性剤を主洗浄基剤とするランドリー用粉末洗剤
組成物について鋭意研究した結果、非イオン性界面活性
剤、シリカ系無機化合物、低分子ポリカルボン酸および
蛍光増白剤を特定比率で配合た非イオン性粉末洗剤組成
物をドラム式洗浄機による衣料洗浄に用いることによ
り、ドラム内において泡をオーバーフローさせることな
く、かつ、洗浄工程における被洗物に対する蛍光増白剤
の付着性を改善できることを見い出し、本発明を完成す
るに至った。すなわち、本発明のランドリー用粉末洗剤
組成物は、下記(a)〜(d)の成分を含有することを
特徴とする。 (a)非イオン性界面活性剤: 1〜20重量% (b)吸油量が80ml/100g以上の シリカ系無機化合物: 0.5〜9重量% (c)低分子ポリカルボン酸またはその塩: 5〜19重量% (d)蛍光増白剤: 0.01〜2重量%
性界面活性剤を主洗浄基剤とするランドリー用粉末洗剤
組成物について鋭意研究した結果、非イオン性界面活性
剤、シリカ系無機化合物、低分子ポリカルボン酸および
蛍光増白剤を特定比率で配合た非イオン性粉末洗剤組成
物をドラム式洗浄機による衣料洗浄に用いることによ
り、ドラム内において泡をオーバーフローさせることな
く、かつ、洗浄工程における被洗物に対する蛍光増白剤
の付着性を改善できることを見い出し、本発明を完成す
るに至った。すなわち、本発明のランドリー用粉末洗剤
組成物は、下記(a)〜(d)の成分を含有することを
特徴とする。 (a)非イオン性界面活性剤: 1〜20重量% (b)吸油量が80ml/100g以上の シリカ系無機化合物: 0.5〜9重量% (c)低分子ポリカルボン酸またはその塩: 5〜19重量% (d)蛍光増白剤: 0.01〜2重量%
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる(a)成分と
しては、非イオン性界面活性剤であればいずれも使用で
きるが、特に以下の化1の一般式(I)で示される非イ
オン性界面活性剤が好適である。
しては、非イオン性界面活性剤であればいずれも使用で
きるが、特に以下の化1の一般式(I)で示される非イ
オン性界面活性剤が好適である。
【化1】 R1−O−(R2)n(R3)m−H …(I) 〔R1 :炭素数10〜20のアルキル基またはアルケニ
ル基 R2 :エチレンオキサイドの付加単位(−CH2CH2O
−) R3 :プロピレンオキサイドの付加単位 n:5〜20 m:0〜5〕
ル基 R2 :エチレンオキサイドの付加単位(−CH2CH2O
−) R3 :プロピレンオキサイドの付加単位 n:5〜20 m:0〜5〕
【0006】すなわち、上記一般式(I)の非イオン性
界面活性剤は、炭素数10〜20、好ましくは12〜1
4の1級または2級のアルコール(R1OH )に、エチ
レンオキサイド(R2 )およびプロピレンオキサイド
(R3 )を付加させたアルコールエトキシレート〔ポリ
オキシエチレンアルキル(またはアルケニル)エーテ
ル〕、アルコールプロポキシレート〔ポリオキシプロピ
レンアルキル(またはアルケニル)エーテル〕、あるい
はアルコールエトキシプロポキシレート〔ポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレンアルキル(またはアルケニ
ル)エーテル〕である。ただし、nは5〜20、好まし
くは6〜15、mは0〜5、好ましくは1〜3の数であ
り、これらは同時に0になることはない。また、エチレ
ンオキサイド、プロピレンオキサイドは、混合付加の場
合にはその付加順序は問わず、また、ランダム重合ある
いはブロック重合のいずれでもよい。
界面活性剤は、炭素数10〜20、好ましくは12〜1
4の1級または2級のアルコール(R1OH )に、エチ
レンオキサイド(R2 )およびプロピレンオキサイド
(R3 )を付加させたアルコールエトキシレート〔ポリ
オキシエチレンアルキル(またはアルケニル)エーテ
ル〕、アルコールプロポキシレート〔ポリオキシプロピ
レンアルキル(またはアルケニル)エーテル〕、あるい
はアルコールエトキシプロポキシレート〔ポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレンアルキル(またはアルケニ
ル)エーテル〕である。ただし、nは5〜20、好まし
くは6〜15、mは0〜5、好ましくは1〜3の数であ
り、これらは同時に0になることはない。また、エチレ
ンオキサイド、プロピレンオキサイドは、混合付加の場
合にはその付加順序は問わず、また、ランダム重合ある
いはブロック重合のいずれでもよい。
【0007】本発明に於ける(a)成分の含有量は1〜
20重量%、好ましくは5〜11重量%の範囲にある。
(a)成分の含有量が5重量%未満では十分な洗浄性能
が得られず、一方、20重量%を超えると浸み出しやケ
ーキングの原因となるとともに、粉体物性が不良とな
る。本発明に用いられる(b)成分の代表例としては、
珪素をSiO2 として30重量%以上、好ましくは50
重量%以上含有し、吸油量が80ml/100g以上、
好ましくは150ml/100g以上の非晶質シリカ、
アルミノケイ酸塩等が挙げられる。本発明の組成物にお
いては、(b)成分を0.5〜9重量%、好ましくは1
〜5重量%配合することができる。(b)成分の含有量
が、0.5重量%未満では非イオン性界面活性剤の浸み
出しやケーキングを生じ一方、9重量%を超えると使用
中に水不溶性の沈降物を生じ好ましくない。
20重量%、好ましくは5〜11重量%の範囲にある。
(a)成分の含有量が5重量%未満では十分な洗浄性能
が得られず、一方、20重量%を超えると浸み出しやケ
ーキングの原因となるとともに、粉体物性が不良とな
る。本発明に用いられる(b)成分の代表例としては、
珪素をSiO2 として30重量%以上、好ましくは50
重量%以上含有し、吸油量が80ml/100g以上、
好ましくは150ml/100g以上の非晶質シリカ、
アルミノケイ酸塩等が挙げられる。本発明の組成物にお
いては、(b)成分を0.5〜9重量%、好ましくは1
〜5重量%配合することができる。(b)成分の含有量
が、0.5重量%未満では非イオン性界面活性剤の浸み
出しやケーキングを生じ一方、9重量%を超えると使用
中に水不溶性の沈降物を生じ好ましくない。
【0008】本発明に用いられる(c)成分は低分子量
のポリカルボン酸であり、炭素数8以下のポリカルボン
酸またはその塩が好適に用いられる。この具体例として
は、酒石酸、クエン酸、コハク酸ニトリロ三酢酸、エチ
レンジアミン四酢酸、オキシジ酢酸、オキシジコハク
酸、タータレートモノサクシネート等およびこれらの塩
が挙げられ、これらの中から選ばれる1種または2種以
上を用いることができる。(c)成分の低分子ポリカル
ボン酸またはその塩は、本発明の組成物中に5〜19重
量%配合される。
のポリカルボン酸であり、炭素数8以下のポリカルボン
酸またはその塩が好適に用いられる。この具体例として
は、酒石酸、クエン酸、コハク酸ニトリロ三酢酸、エチ
レンジアミン四酢酸、オキシジ酢酸、オキシジコハク
酸、タータレートモノサクシネート等およびこれらの塩
が挙げられ、これらの中から選ばれる1種または2種以
上を用いることができる。(c)成分の低分子ポリカル
ボン酸またはその塩は、本発明の組成物中に5〜19重
量%配合される。
【0009】本発明の(d)成分として用いてられる蛍
光増白剤は、洗浄剤分野で一般的に用いられるものであ
れば何れでもよい。白度安定性の点で、化2の構造式
(II)で示される化合物が好ましい。この蛍光増白剤
は、「チノパールCBS」(チバガイギー社製)として
市販されている。また、それ以外にも例えば、以下の化
3の構造式(III)、(IV)、(V)で示される化
合物、化4の構造式(VI)、(VII)、(VII
I)で示される化合物、化5の構造式(IX)、
(X)、(XI)で示される化合物、化6の構造式(X
II)、(XIII)で示される化合物なども、本発明
における(d)成分の蛍光増白剤として用いることがで
きる。
光増白剤は、洗浄剤分野で一般的に用いられるものであ
れば何れでもよい。白度安定性の点で、化2の構造式
(II)で示される化合物が好ましい。この蛍光増白剤
は、「チノパールCBS」(チバガイギー社製)として
市販されている。また、それ以外にも例えば、以下の化
3の構造式(III)、(IV)、(V)で示される化
合物、化4の構造式(VI)、(VII)、(VII
I)で示される化合物、化5の構造式(IX)、
(X)、(XI)で示される化合物、化6の構造式(X
II)、(XIII)で示される化合物なども、本発明
における(d)成分の蛍光増白剤として用いることがで
きる。
【0010】
【化2】
【0011】
【化3】
【0012】
【化4】
【0013】
【化5】
【0014】
【化6】
【0015】本発明の於ける(d)成分の含有量は0.
01〜2重量%、好ましくは0.2〜1重量%の範囲で
ある。この含有量が0.01重量%未満では所望の蛍光
増白効果が得られず、一方、2重量%を超えると得られ
る粉末洗剤の外観が黄色化し、好ましくない。
01〜2重量%、好ましくは0.2〜1重量%の範囲で
ある。この含有量が0.01重量%未満では所望の蛍光
増白効果が得られず、一方、2重量%を超えると得られ
る粉末洗剤の外観が黄色化し、好ましくない。
【0016】本発明の非イオン性ランドリー用粉末洗剤
組成物は、さらに蛍光増白剤の付着率を向上させる目的
で、アクリル酸−マレイン酸共重合体またはその塩を配
合することができる。本発明に用いるアクリル酸−マレ
イン酸共重合体としては、平均分子量が20,000〜
200,000、特に50,000〜150,000の
ものが好ましい。また、本共重合体の配合量としては、
0.5〜10重量%が好ましい。
組成物は、さらに蛍光増白剤の付着率を向上させる目的
で、アクリル酸−マレイン酸共重合体またはその塩を配
合することができる。本発明に用いるアクリル酸−マレ
イン酸共重合体としては、平均分子量が20,000〜
200,000、特に50,000〜150,000の
ものが好ましい。また、本共重合体の配合量としては、
0.5〜10重量%が好ましい。
【0017】本発明の非イオン性洗浄剤組成物には、洗
浄性能向上、柔軟付与等の目的で陰イオン性界面活性剤
あるいは、陽イオン性界面活性剤を配合することができ
る。ただしこれらの配合量は、非イオン性界面活性剤に
対し30重量%未満、特に10重量%未満であることが
好ましい。本発明の非イオン性ランドリー用粉末洗剤組
成物には上記成分以外にも、一般的に洗剤組成物に配合
されている洗浄補助剤および添加剤を配合することがで
きる。例えば、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム等の無機電解質、ポリエチレングリコール、ポ
リアクリル酸、カルボキシメチルセルロース等の再汚染
防止剤、プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ等の酵
素、酸化防止剤、色素、香料等が挙げられる。また、過
炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム等の漂白剤、漂白
活性化剤等を洗浄強化剤として配合することができる。
浄性能向上、柔軟付与等の目的で陰イオン性界面活性剤
あるいは、陽イオン性界面活性剤を配合することができ
る。ただしこれらの配合量は、非イオン性界面活性剤に
対し30重量%未満、特に10重量%未満であることが
好ましい。本発明の非イオン性ランドリー用粉末洗剤組
成物には上記成分以外にも、一般的に洗剤組成物に配合
されている洗浄補助剤および添加剤を配合することがで
きる。例えば、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム等の無機電解質、ポリエチレングリコール、ポ
リアクリル酸、カルボキシメチルセルロース等の再汚染
防止剤、プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ等の酵
素、酸化防止剤、色素、香料等が挙げられる。また、過
炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム等の漂白剤、漂白
活性化剤等を洗浄強化剤として配合することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、非イオン性界面活性剤
を主洗浄基剤とするランドリー用粉末洗剤を用いたドラ
ム式洗浄機による洗浄工程において、ドラム内で泡をオ
ーバーフローさせることなく、かつ、配合された蛍光増
白剤を有効に被洗物に付着させ、洗浄後の白さが良好な
非イオン性ランドリー用粉末洗剤組成物を実現できる。
を主洗浄基剤とするランドリー用粉末洗剤を用いたドラ
ム式洗浄機による洗浄工程において、ドラム内で泡をオ
ーバーフローさせることなく、かつ、配合された蛍光増
白剤を有効に被洗物に付着させ、洗浄後の白さが良好な
非イオン性ランドリー用粉末洗剤組成物を実現できる。
【0019】
【実施例】次に実施例により本発明の効果を更に詳細に
説明するが、本発明は実施例によって制約されるもので
はない。 実施例1〜5 下記表1に示した組成を有する実施例および比較例のラ
ンドリー用粉末洗剤組成物を調製し、その評価結果を表
1に示した。 (1)調製方法 非イオン界面活性剤であるEP7030およびEP14
04をトクシールNに含浸して粉体化した後、他成分を
添加し十分に混合した。
説明するが、本発明は実施例によって制約されるもので
はない。 実施例1〜5 下記表1に示した組成を有する実施例および比較例のラ
ンドリー用粉末洗剤組成物を調製し、その評価結果を表
1に示した。 (1)調製方法 非イオン界面活性剤であるEP7030およびEP14
04をトクシールNに含浸して粉体化した後、他成分を
添加し十分に混合した。
【0020】(2)被洗物白度の評価方法(視覚評価
法) 実施例および比較例に示した組成の各洗剤組成物を用
い、下記条件にて洗浄処理した布を風乾後、パネラーに
よる被洗物白度を視覚判定により評価した。 (i)洗浄方法 洗浄機:Terg−O−Tometer、洗浄温度=2
5℃、洗剤濃度=0.1%、浴比=30倍、洗浄時間=
10分、すすぎ時間=10分、脱水時間=3分 評価布:20×20綿布 (ii)視覚判定法 洗浄処理前布と洗浄処理を3回繰り返した布との一対比
較を行い、白度を目視判定した。すなわち、10名のパ
ネラーにより、D65光源下にて処理前布と塗理後布の白
度の一対比較を行い、下記基準により点数化した。さら
に、パネラー全員の点数の和を視覚評価結果の点数とし
た。 1点:処理前布の方が処理後布より白い 2点:処理前布と処理後布の白さは同等 3点:処理後布の方が処理前布より白い
法) 実施例および比較例に示した組成の各洗剤組成物を用
い、下記条件にて洗浄処理した布を風乾後、パネラーに
よる被洗物白度を視覚判定により評価した。 (i)洗浄方法 洗浄機:Terg−O−Tometer、洗浄温度=2
5℃、洗剤濃度=0.1%、浴比=30倍、洗浄時間=
10分、すすぎ時間=10分、脱水時間=3分 評価布:20×20綿布 (ii)視覚判定法 洗浄処理前布と洗浄処理を3回繰り返した布との一対比
較を行い、白度を目視判定した。すなわち、10名のパ
ネラーにより、D65光源下にて処理前布と塗理後布の白
度の一対比較を行い、下記基準により点数化した。さら
に、パネラー全員の点数の和を視覚評価結果の点数とし
た。 1点:処理前布の方が処理後布より白い 2点:処理前布と処理後布の白さは同等 3点:処理後布の方が処理前布より白い
【0021】(3)泡立ちの評価方法 以下の条件で布を洗浄処理した場合、泡がドラム内でオ
ーバーフローしなかった場合を○、オーバーのフローし
た場合を×とした。 洗浄機:ラボワッシャー、洗浄温度=25℃、洗浄剤濃
度=0.1%、浴比=30倍、洗浄時間=10分
ーバーフローしなかった場合を○、オーバーのフローし
た場合を×とした。 洗浄機:ラボワッシャー、洗浄温度=25℃、洗浄剤濃
度=0.1%、浴比=30倍、洗浄時間=10分
【0022】
【表1】 表1:組成および評価結果 実 施 例 比較例 1 2 3 4 5 6 1 2 組成(wt%) (a)EP7030*1 6 6 6 10 10 3 6 6 (a)EP14040*2 4 4 4 − − 2 4 4 (b)トクシールN*3 3 3 3 3 3 3 3 3 (c)クエン酸ナトリウム 18 18 18 18 18 18 − − (d)チノパールCBS*4 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 炭酸ナトリウム 30 30 30 30 30 30 30 30 アクリル酸-マレ 3 3 − 3 − 3 − 3 イン酸共重合体 ポリアクリル酸 − − 3 − 3 − − − ポリエチレングリコール 2 2 2 2 2 2 2 2 カルボキシメチル 3 − 3 3 − 3 3 3 セルロース 硫酸ナトリウム バ ラ ン ス バランス 評価結果 視覚評価結果 26 24 25 27 23 24 19 16 泡立ち ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × *1)アルキル鎖長12または14、エチレンオキサイド平均付加モル数=7 、プロピレンオキサイド平均付加モル数=3のアルコールエトキシプロポキシレ ート(一般式(I)においてn=7,m=3)〔非イオン性界面活性剤〕 *2)アルキル鎖長12または14、エチレンオキサイド平均付加モル数=1 4、プロピレンオキサイド平均付加モル数=4のアルコールエトキシプロポキシ レート〔非イオン性界面活性剤〕 *3)吸油量240ml/100g、珪素をSiO2 として93重量%含有す る非晶質シリカ(徳山曹達(株)製) *4)蛍光増白剤(チバガイギー社製)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C11D 3:42 3:37)
Claims (1)
- 【請求項1】 以下の(a)〜(d)成分を含有するこ
とを特徴とするランドリー用粉末洗剤組成物。 (a)非イオン性界面活性剤: 1〜20重量% (b)吸油量が80ml/100g以上の シリカ系無機化合物: 0.5〜9重量% (c)低分子ポリカルボン酸またはその塩: 5〜19重量% (d)蛍光増白剤: 0.01〜2重量%
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9189283A JPH1121599A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | ランドリー用粉末洗剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9189283A JPH1121599A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | ランドリー用粉末洗剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1121599A true JPH1121599A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16238738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9189283A Pending JPH1121599A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | ランドリー用粉末洗剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1121599A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06116598A (ja) * | 1992-08-20 | 1994-04-26 | Kao Corp | 水溶性フィルムを用いた分包包装洗剤 |
JPH06256797A (ja) * | 1993-03-02 | 1994-09-13 | Kao Corp | 漂白洗浄剤組成物 |
JPH0827492A (ja) * | 1994-07-13 | 1996-01-30 | Kao Corp | 非イオン性粉末洗浄剤組成物の製造方法 |
JPH0987691A (ja) * | 1995-09-27 | 1997-03-31 | Lion Corp | 粒状ノニオン洗剤組成物及びその製造方法 |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP9189283A patent/JPH1121599A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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