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JPH11202721A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH11202721A
JPH11202721A JP10003603A JP360398A JPH11202721A JP H11202721 A JPH11202721 A JP H11202721A JP 10003603 A JP10003603 A JP 10003603A JP 360398 A JP360398 A JP 360398A JP H11202721 A JPH11202721 A JP H11202721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive drum
image forming
drum
shaft
forming unit
Prior art date
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Granted
Application number
JP10003603A
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English (en)
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JP3700366B2 (ja
Inventor
Akira Naruse
彰 成瀬
Takeshi Kinoshita
健 木下
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易かつ安価でコンパクトな構成により、連
結部の係合性を確保しつつ、感光体ドラムを装置本体に
対し軸方向に高精度に位置決めできる画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 画像形成ユニット30は、感光体ドラム
32を、その軸方向に移動可能に保持すると共に、当該
感光体ドラム32を係合部322側に付勢するコイルバ
ネ35を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置本体に対し、
少なくとも感光体ドラムを含む画像形成ユニットが、当
該感光体ドラムの軸方向に着脱可能に取り付けられる構
成を有する複写機やファクシミリなどの画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子写真式の複写機において
は、感光体ドラムを中心にして、その周囲に帯電チャー
ジャや現像器などを配設して画像形成部を構成し、感光
体ドラム周面を露光走査して得られた静電潜像を現像器
から供給されるトナーで顕像化し、これを記録紙に転写
して画像を形成するようになっている。
【0003】このような複写機、特に小型の複写機にお
いては、当該現像器のトナーの交換や感光体ドラムの劣
化時におけるメンテナンスなどを容易にするため、当該
画像形成部をユニット化して装置本体に対し着脱可能な
構成とされている。以下、このユニット化された画像形
成部を「画像形成ユニット」という。
【0004】このような場合、複写機内部の省スペース
化のため、画像形成ユニットは、感光体ドラムの軸方向
に引き出しもしくは押し込んで脱着するように構成され
ているのがほとんどであり、当該装着時において感光体
ドラムの回動軸の係合凹部(ドラム側係合凹部)が装置
本体側の駆動装置の駆動軸の係合爪(駆動装置側係合
爪)と同軸上に係合することにより、装置本体側の動力
が感光体ドラムに伝達されるようになっていると共に
(以下、この双方の係合凹部と係合爪が係合する部分を
「連結部」という。)、連結時の衝撃を吸収するため、
装置本体側の連結部に板バネが設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような着脱構造においては、画像形成ユニットの取り外
しが容易なようにドラム側係合凹部と駆動装置側係合爪
が単に板バネで軸方向に圧接された状態で係合するよう
になっているだけであり、この係合を確実にしておかな
ければ、当該係合部においてバックラッシュなどが生じ
て感光体ドラムに回転ムラが発生し、画像形成精度が著
しく劣化するおそれがある。しかも、画像描画位置など
との関係上、画像形成ユニット装着時における感光体ド
ラムの軸方向の位置決めを精度よく行う必要があり、そ
のため、画像形成ユニット装着時における当該ユニット
と装置本体との位置決め、および当該ユニット内部にお
ける感光体ドラムの位置決めの双方の精度が要求され
る。
【0006】ところが、連結部の係合性を確実にしつ
つ、位置決め精度をあげるためには、画像形成ユニット
のケーシングの成形精度、装置本体側のガイド部材など
の取付精度および感光体ドラムの軸受け部の精度などが
要求されると共に、本体側に位置決め部材と板バネなど
の付勢部材を別途に2,3箇所に設け、上記画像形成ユ
ニットのケーシングを付勢部材により当該位置決め部材
方向に付勢して位置決めする必要があった(以下、上記
位置決め部材と付勢部材を併せて単に「位置決め手段」
という。)。
【0007】このようなケーシングなどの成形精度の向
上や複数の位置決め手段の設置のためコストアップは避
けられないし、また、そのような位置決め手段を設けて
も、感光体ドラムとケーシング間の位置決めについて
は、依然として問題が残る。さらに、通常ケーシングの
上記付勢手段により付勢される位置には受座などが設け
られており、それだけ部品点数および組立工数が増える
一方、当該受座と複数の位置決め手段を設置するための
スペースが必要となるため、その分だけ装置やケーシン
グが大型化してしまう傾向にある。
【0008】最近では、画像形成ユニットのケーシング
に対して、さらに感光体ドラムユニットや現像ユニッ
ト、クリーニングユニット、帯電ユニットを着脱可能に
し、寿命のきたユニットのみを交換して、高価な感光体
ドラムをそのまま使用することによりメンテナンスコス
トの低減を図る構成のものが現れているが、このような
二重の着脱構造の場合には感光体ドラムユニットと画像
形成ユニットのケーシング間にも位置決め精度が要求さ
れ、位置決め手段の設置が必要となるので、さらにコス
トアップにつながると共にその設置スペースを設けるた
め画像形成ユニットが大型化し、ひいては複写機全体が
大型化することになってしまう。
【0009】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、簡易かつ安価でコンパクトな構成により、
連結部の係合性を確保しつつ、感光体ドラムを装置本体
に対し軸方向に高精度に位置決めできる画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る画像形成装置は、装置本体に対し、少
なくとも感光体ドラムを含む画像形成ユニットが、当該
感光体ドラムの軸方向に着脱可能に取り付けられ、その
装着状態において感光体ドラムの回動軸の一端部と当該
装置本体側の駆動装置の駆動軸の端部を同軸上に係合さ
せて駆動する構成を有する画像形成装置において、前記
画像形成ユニットは、前記感光体ドラムを、その軸方向
に移動可能に保持すると共に、当該感光体ドラムを回動
軸の一端部側に付勢する付勢手段を備えることを特徴と
する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の実施の形態を、単色のデジタル複写機(以下、単に
「複写機」という。)に適用した例について説明する。
【0012】(実施の形態1) (複写機全体の構成)図1は、複写機1の全体の構成を
示す図である。この複写機1は、原稿画像を読み取るイ
メージリーダ部IRと、読み取った画像を複写紙やOH
Pシートなどの記録シートP上にプリントして再現する
プリンタ部PRとから構成される。
【0013】イメージリーダ部IRは、プラテンガラス
に載置された原稿画像をスキャンし、これを電気信号に
変換して画像データを得る周知のものである。イメージ
リーダ部IRで得られた画像データは、制御部10にお
いてA/D変換されてデジタル信号となり、さらにシェ
ーディング補正や濃度変換、エッジ強調など必要な処理
を加えられた後、レーザダイオードの駆動信号として出
力される。
【0014】プリンタ部PRは、電子写真方式により記
録シートP上に画像を形成するものであって、露光走査
部20と、画像形成ユニット30と、給紙部50などか
らなる。
【0015】露光走査部20は、不図示のレーザダイオ
ード、ポリゴンミラー、走査レンズなどを備える。レー
ザダイオードは、上記制御部10からの駆動信号を受け
て光変調されたレーザ光を発光する。この光変調された
レーザ光は、定速で回転駆動されるポリゴンミラーのミ
ラー面で反射して偏向され、走査レンズを通過して、画
像形成ユニット30の感光体ドラム32表面を露光走査
する。
【0016】画像形成ユニット30は、上記感光体ドラ
ム32や、クリーナ33などを備える感光体ドラムカー
トリッジ31と、感光体ドラム32の周囲に配設される
帯電チャージャ36や、現像ユニット37などと、これ
らを2重構造に分割収納するプロセスケース38とから
構成されており、ユーザは寿命となったユニットを個別
に交換できるようになっている。この画像形成ユニット
30は、レバー391を支軸392を中心にして図の矢
印方向に倒すことにより紙面に垂直な方向に装脱され、
装着後レバー391を矢印と反対方向に倒すことにより
装置本体に固定装着されるようになっており、この画像
形成ユニット30の装着状態においては、感光体ドラム
32は、装置本体の後側フレーム2に設けられた駆動装
置70A(図2参照)により、予め定められた所定のシ
ステムスピードで回転駆動されるようになっている。
【0017】感光体ドラム32直下の転写位置には、チ
ャージャユニット40の転写チャージャ41が配設さ
れ、この転写チャージャ41の側側部にはチャージャユ
ニット40の除電チャージャ42が配設される。転写位
置の記録シート搬送方向上流側には給紙部50が設けら
れており、転写位置の記録シート搬送方向下流側には定
着装置60などが設けられている。給紙部50は、所定
サイズの記録シートPを積層収容しておくための給紙カ
セット51と、この記録シートPを給紙カセット51か
ら繰り出すための給紙ローラ52と、記録シートPを繰
り出すタイミングをとるためのレジストローラ53など
を備える。
【0018】感光体ドラム32は、上記露光を受ける前
にクリーナ33で感光体表面の残留トナーを除去され、
さらにイレーサランプ(不図示)に照射されて除電され
た後、帯電チャージャ36により一様に帯電されてお
り、このように一様に帯電した状態で露光を受けると、
感光体ドラム32の表面の感光体に静電潜像が形成さ
れ、現像ユニット37により現像されてトナー像が形成
される。このトナー像は、当該作像動作と同期して給紙
部50から給紙されてきた記録シートP上に転写位置に
おいてドラム・転写チャージャ間の電荷付与でトナー像
を記録シートPに転写される。トナー像が転写された記
録シートPは、除電チャージャ42によりドラムから引
き剥がされて定着装置60に搬送され、定着装置60に
おいてトナーが熱定着された後、排紙トレイ61上に排
出され、これにより原稿の画像データに基づく画像形成
が終了する。
【0019】図2は、上記画像形成ユニット30および
その駆動装置70Aを、図1の上方向から見たときの図
であり、簡易化のため帯電チャージャ36などは省略さ
れている。
【0020】駆動装置70Aにおいて、装置本体の後側
フレーム2には、軸受3を介してモータ71の駆動軸7
2が回動自在に取着されるとともに、軸受4を介して駆
動軸73が回動自在に取着されている。駆動軸72には
歯車74が取着され、駆動軸73には歯車75が取着さ
れており、両歯車74,75を噛み合わせ、モータ71
の駆動力を駆動軸73に伝達するようになっている。こ
の駆動軸73の画像形成ユニット30側端部には、感光
体ドラム32に駆動力を伝達するために、V字山状の係
合部731が形成されている。
【0021】画像形成ユニット30において、プロセス
ケース38に収納される感光体ドラムカートリッジ31
は、感光体ドラム32と、カートリッジケース34と、
コイルバネ35などからなる。感光体ドラム32に固着
された軸321の駆動装置70A側端部、すなわち画像
形成ユニット30装着方向X端部には、上記係合部73
1と同軸上に係合するV字溝状の係合部322が形成さ
れている。カートリッジケース34は、感光体ドラム3
2に固着された軸321を回動可能にかつ感光体ドラム
32を軸方向に移動可能に保持する一対の腕341,3
42を備え、クリーナ33の先端が感光体ドラム32表
面に均一に当接するように支持するとともに、クリーナ
33で掻き取られた排トナーをその内部に貯留するよう
になっている。なお、カートリッジケース34の前側側
壁には、カートリッジケース自体の回転を防止するた
め、ピン343が立設されている。
【0022】上記コイルバネ35は、感光体ドラム32
の前側端部と腕341との間の軸321回りに配設され
ている。このコイルバネ35のバネ力は、画像形成ユニ
ット30の非装着時には腕341と感光体ドラム32の
前側端部との間隔を押し広げて、感光体ドラム32の後
側端部を腕342に当接させる、すなわち、感光体ドラ
ム32を軸心方向移動可能範囲の片側に片寄せする程度
のFa1,Fb1に、また、画像形成ユニット30の装
置本体への装着時においては駆動装置70Aへの衝撃を
吸収する程度のFa2,Fb2に、かつ感光体ドラム3
2の駆動時においては感光体ドラム32を装着方向Xに
付勢し、感光体ドラム32の軸321の係合部322と
駆動軸73の係合部731との係合状態が変化しない程
度のFa3,Fb3(Fa1,Fb1<Fa2,Fb2
<Fa3,Fb3)に設定されている。
【0023】プロセスケース38の後側側壁には、駆動
装置70Aの駆動軸73を挿通するための挿通孔381
が設けられ、前側側壁には、感光体ドラム32の軸32
1を挿通し、軸321を回動可能に保持する軸受382
と、カートリッジケース34に立設されたピン343を
嵌挿するための嵌挿孔384と、レバー391側に突出
するヒンジ部385とが設けられる。
【0024】なお、装置本体の前側フレーム5には、プ
ロセスケース38を感光体ドラム32の軸と直交する方
向に位置決めするため、位置決めピン6が取着されてお
り、上記ヒンジ部385には、位置決めピン6を嵌挿す
るための嵌挿孔386が形成される。
【0025】次いで、画像形成ユニット30の着脱時の
動作について説明する。例えば、感光体ドラム32の寿
命のために、感光体ドラムカートリッジ31を交換し
て、装置本体に画像形成ユニット30を装着するような
場合、図2(a)に示すように、感光体ドラムカートリ
ッジ31のピン343をプロセスケース38の嵌挿孔3
84に、感光体ドラム32の軸321を軸受382の孔
に差し込んで、感光体ドラムカートリッジ31をプロセ
スケース38内に収納する。なお、現像ユニット37な
どは、プロセスケース38に対して個別に位置決め固定
されている。
【0026】レバー391(図1参照)が矢印方向に押
し上げられた状態で、画像形成ユニット30を装着方向
Xに押し込めると、プロセスケース38に帯同して感光
体ドラム32も装着方向Xに押し込められ、図2(b)
に示すように、装置本体に固定された駆動軸73の係合
部731が挿通孔381からプロセスケース38内に進
入して、この係合部731と軸321の係合部322と
が係合され、軸321と駆動軸73とが同軸上に直接連
結される。したがって、感光体ドラムカートリッジ31
にコイルバネ35を設けるという簡易かつ安価でコンパ
クトな構成でありながら、感光体ドラム32が、装置本
体を基準として高精度に位置決めされる。しかも、駆動
軸73に軸321が連結されるとき、コイルバネ35の
バネ力がFa1,Fb1と小さいため、連結時の衝撃を
吸収することもできる。
【0027】軸321と駆動軸73とが連結された後、
画像形成ユニット30がさらに押し込められると、軸3
21が位置決めされているので、感光体ドラム32の装
着方向Xへの移動が阻害され、位置決め後のスライド分
だけコイルバネ35が押し縮められようとしてバネ力が
Fa2,Fb2に増大する。このため、コイルバネ35
は、感光体ドラム32を軸321を介して装置本体側へ
押しつける一方、カートリッジケース34を装着方向X
の反対方向に移動させる。この結果、カートリッジケー
ス34の腕341は、プロセスケース38の軸受382
側に相対的に移動し、当接する。この際、嵌挿孔386
に位置決めピン6が嵌挿され、プロセスケース38が感
光体ドラム32の軸と直交する方向に位置決めされる。
【0028】さらに、腕341が軸受382に当接した
後、画像形成ユニット30がさらに押し込められると、
ヒンジ部385が前側フレーム5に当接し、それ以上画
像形成ユニット30を装着方向Xに押し込めなくなる。
この状態で、レバー391が図1の矢印と反対方向に回
転される。これによって、ヒンジ部385がレバー39
1と前側フレーム5とで挟まれ、プロセスケース38が
装着方向Xに位置決め固定される。プロセスケース38
が位置決め固定されると、カートリッジケース34の腕
341がコイルバネ35のバネ力Fb3によって軸受3
82に当接されるため、カートリッジケース34を、装
置本体を基準として感光体ドラム32に対しても装着方
向Xに位置決め固定することができる。
【0029】したがって、このような二重構造の構成で
あっても、簡易かつ安価でコンパクトな構成により、装
置本体の駆動軸73、プロセスケース38の軸受382
によってのみ感光体ドラム32と、カートリッジケース
34の装置本体を基準として装着方向Xの位置を高精度
に位置決めすることができ、感光体ドラム32、カート
リッジケース34そして装置本体とは常に同じ位置関係
を保つことができる。しかも、画像形成ユニット30の
固定装着時には、コイルバネ35が押し縮められてバネ
力がFa3,Fb3にまで増大するため、モータ71か
ら感光体ドラム32への駆動力伝達時に係合部731,
322の係合が外れたり、バックラッシュなどが生じる
こともなく、駆動力が正確に伝達され、感光体ドラム3
2に回転ムラが発生するのを防止でき、画像形成精度を
高精度に維持することができる。
【0030】装置本体から画像形成ユニット30を取り
外す場合は、レバー391を矢印方向に回動する。する
と、プロセスケース38の軸受382が腕341を介し
てコイルバネ35のバネ力Fb3で押されているので、
プロセスケース38が装着方向Xとは反対側、すなわち
手前側に押し出され、コイルバネ35による軸受382
へのバネ力とともに装置本体へのバネ力とがFa1,F
b1にまで解放され、画像形成ユニット30が図2
(a)の状態に戻る。したがって、手前側に押し出され
た画像形成ユニット30を容易に引き出し、取り外すこ
とができる。
【0031】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2における、上記画像形成ユニット30およびその
駆動装置70Bを示す図であり、簡易化のため帯電チャ
ージャ36などは省略されている。この実施の形態2に
おいては、画像形成ユニット30は実施の形態1と同様
であるが、駆動装置70Bは、モータ71の駆動軸72
の先端に係合部731が形成され、感光体ドラム32を
ダイレクト駆動するように構成されている。したがっ
て、駆動装置70Bの構成をさらに小型化することがで
きるとともに、歯車の噛合振動をなくすことができるの
で、画像形成精度をさらに高めることができる。さら
に、ダイレクト駆動であっても、軸321が駆動軸72
に連結されるときの衝撃をコイルバネ35によって吸収
することもできる。
【0032】(変形例)以上、本発明に係る画像形成装
置を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明の内
容が、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であ
り、以下のような変形例が考えられる。
【0033】 上記実施の形態1,2においては、付
勢手段としてコイルバネ35を用いたが、板バネなどの
弾性部材や、ダンパーなどの付勢力を与えられる機能を
有するものであればよい。
【0034】 また、上記実施の形態1,2において
は、現像ユニット37をプロセスケース38に対して位
置決めするようにしたが、現像ユニット37をカートリ
ッジケース34に対して取り外し可能にするとともに、
位置決め固定してもよい。この場合には、現像ユニット
37は、カートリッジケース34の位置決めとともに装
着方向Xに位置決めされることになる。
【0035】 また、上記実施の形態1,2において
は、感光体ドラム32をクリーナ33と一体化したが、
現像ユニット37など他の部材と一体化するようにして
もよい。
【0036】 また、上記実施の形態1,2において
は、画像形成ユニット30を2重構造の構成にしたが、
プロセスケース38を含まない構成にも適用できる。
【0037】 さらに、上記実施の形態では、複写機
について説明したが、レーザプリンターなど他の画像形
成装置にも適用できる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る画像形成装
置によれば、装置本体に対し、少なくとも感光体ドラム
を含む画像形成ユニットが、当該感光体ドラムの軸方向
に着脱可能に取り付けられ、その装着状態において感光
体ドラムの回動軸の一端部と当該装置本体側の駆動装置
の駆動軸の端部を同軸上に係合させて駆動する構成を有
する画像形成装置において、前記画像形成ユニットが、
前記感光体ドラムを、その軸方向に移動可能に保持する
と共に、当該感光体ドラムを回動軸の一端部側に付勢す
る付勢手段を備えるので、簡易かつ安価でコンパクトな
構成により、連結部の係合性を確保しつつ、感光体ドラ
ムを装置本体に対し軸方向に高精度に位置決めすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る複写機の構成を示
す図である。
【図2】上記複写機に装着されるイメージングユニット
およびその駆動装置の構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係るイメージングユニ
ットおよびその駆動装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 複写機 2 後側フレーム 3,4 軸受 5 前側フレーム 6 位置決めピン 30 画像形成ユニット 31 感光体ドラムカートリッジ 32 感光体ドラム 33 クリーナ 34 カートリッジケース 36 帯電チャージャ 35 コイルバネ 37 現像ユニット 38 プロセスケース 70A,70B 駆動装置 71 モータ 72,73 駆動軸 74,75 歯車 321 軸 322,731 係合部 341,342 腕 343 ピン 381 挿通孔 382 軸受 384,386 嵌挿孔 385 ヒンジ部 391 レバー IR イメージリーダ部 PR プリンタ部 X 装着方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に対し、少なくとも感光体ドラ
    ムを含む画像形成ユニットが、当該感光体ドラムの軸方
    向に着脱可能に取り付けられ、その装着状態において感
    光体ドラムの回動軸の一端部と装置本体側の駆動装置の
    駆動軸の端部を同軸上に係合させて駆動する構成を有す
    る画像形成装置において、 前記画像形成ユニットは、前記感光体ドラムを、その軸
    方向に移動可能に保持すると共に、当該感光体ドラムを
    回動軸の一端部側に付勢する付勢手段を備えることを特
    徴とする画像形成装置。
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