JPH11206328A - 棒状食品用包装材 - Google Patents
棒状食品用包装材Info
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- JPH11206328A JPH11206328A JP10011380A JP1138098A JPH11206328A JP H11206328 A JPH11206328 A JP H11206328A JP 10011380 A JP10011380 A JP 10011380A JP 1138098 A JP1138098 A JP 1138098A JP H11206328 A JPH11206328 A JP H11206328A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内フイルムが抜けやすくなっており、簡単に
包装を解いて食べることができるようにした棒状食品用
包装材を提供することを課題とする。 【解決手段】 引裂方向が長手方向である矩形の引裂方
向性を有する外フイルム1の長辺側の両側部に、一対の
内フイルム2,3を外フイルム1の幅方向の略中央にて
対向辺2a,3a どうしを重ね合わせた状態で外フイルム1
の周囲と接合して袋状に形成し、さらに外フイルム1と
内フイルム2,3の間にシート状食品4を挟み、さらに
外フイルム1の短辺側端に開封用切り込み1a,1b,1cを複
数形成した棒状食品用包装材であって、内フイルム2,
3が、内側面にシリコンコートされ、且つ外フイルム1
の長辺側端より突出する幅広のものであり、さらに内フ
イルム2,3の外フイルム1より突出した部分2b,3b で
内フイルム2,3上に乗せた棒状食材5の端面を包被す
るようにしたものとした。
包装を解いて食べることができるようにした棒状食品用
包装材を提供することを課題とする。 【解決手段】 引裂方向が長手方向である矩形の引裂方
向性を有する外フイルム1の長辺側の両側部に、一対の
内フイルム2,3を外フイルム1の幅方向の略中央にて
対向辺2a,3a どうしを重ね合わせた状態で外フイルム1
の周囲と接合して袋状に形成し、さらに外フイルム1と
内フイルム2,3の間にシート状食品4を挟み、さらに
外フイルム1の短辺側端に開封用切り込み1a,1b,1cを複
数形成した棒状食品用包装材であって、内フイルム2,
3が、内側面にシリコンコートされ、且つ外フイルム1
の長辺側端より突出する幅広のものであり、さらに内フ
イルム2,3の外フイルム1より突出した部分2b,3b で
内フイルム2,3上に乗せた棒状食材5の端面を包被す
るようにしたものとした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、海苔巻等、米飯
等の食材を棒状に加工した棒状食材の外周をシート状食
品で巻いた棒状食品の包装材であって、棒状食材とシー
ト状食品とが分離された状態で包装され、食するときに
簡単な操作で棒状食材にシート状食品を巻いた状態にす
ることができるようにしたものである。
等の食材を棒状に加工した棒状食材の外周をシート状食
品で巻いた棒状食品の包装材であって、棒状食材とシー
ト状食品とが分離された状態で包装され、食するときに
簡単な操作で棒状食材にシート状食品を巻いた状態にす
ることができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、おにぎりとシート状食品(例
えば、焼き海苔)とが分離された状態で包まれ、食する
ときに簡単な操作でシート状食品を巻くことができるよ
うにしたものがある。
えば、焼き海苔)とが分離された状態で包まれ、食する
ときに簡単な操作でシート状食品を巻くことができるよ
うにしたものがある。
【0003】このおにぎり用包装材は、引裂方向が長手
方向である矩形の引裂方向性を有する外フイルムの長辺
側の両側部に一対の内フイルムを外フイルムの幅方向の
略中央にて対向辺どうしを重ね合わせた状態で外フイル
ムの長辺側端と接合して袋状に形成し、さらに外フイル
ムと内フイルムの間にシート状食品を挟み、さらに短辺
側端に開封用切り込みを二つ形成し、その間を開封操作
片としたものであった。
方向である矩形の引裂方向性を有する外フイルムの長辺
側の両側部に一対の内フイルムを外フイルムの幅方向の
略中央にて対向辺どうしを重ね合わせた状態で外フイル
ムの長辺側端と接合して袋状に形成し、さらに外フイル
ムと内フイルムの間にシート状食品を挟み、さらに短辺
側端に開封用切り込みを二つ形成し、その間を開封操作
片としたものであった。
【0004】この包装材の両側の長辺側端に一対のフイ
ルムを接着し、前記フイルムで棒状食材の端部を包むよ
うにした棒状食品用包装材もあった。(例えば、登録実
用新案公報第3022871号) しかし、この包装材は、卵形や俵形に加工された加工食
材を包むときは良いが、棒状に加工した棒状食材を包む
ときには棒状食材と内フイルムとの接触面積が大きく、
摩擦抵抗が大きすぎて内フイルムが抜けにくいという問
題点があった。
ルムを接着し、前記フイルムで棒状食材の端部を包むよ
うにした棒状食品用包装材もあった。(例えば、登録実
用新案公報第3022871号) しかし、この包装材は、卵形や俵形に加工された加工食
材を包むときは良いが、棒状に加工した棒状食材を包む
ときには棒状食材と内フイルムとの接触面積が大きく、
摩擦抵抗が大きすぎて内フイルムが抜けにくいという問
題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明では、
上記の問題点を解決し、海苔巻等、棒状に加工した棒状
食材の外周をシート状食品で巻いた棒状食品の包装材で
あって、棒状食材とシート状食品とが分離された状態で
包装されており、簡単に包装を解いて食べることができ
るようにした棒状食品用包装材を提供することを課題と
する。
上記の問題点を解決し、海苔巻等、棒状に加工した棒状
食材の外周をシート状食品で巻いた棒状食品の包装材で
あって、棒状食材とシート状食品とが分離された状態で
包装されており、簡単に包装を解いて食べることができ
るようにした棒状食品用包装材を提供することを課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明で
は、引裂方向が長手方向である矩形の引裂方向性を有す
る外フイルム1の長辺側の両側部に、一対の内フイルム
2,3を外フイルム1の幅方向の略中央にて対向辺2a,3
a どうしを重ね合わせた状態で外フイルム1の周囲と接
合して袋状に形成し、さらに外フイルム1と内フイルム
2,3の間にシート状食品4を挟み、さらに外フイルム
1の短辺側端に開封用切り込み1a,1b,1cを複数形成した
棒状食品用包装材であって、内フイルム2,3が、内側
面にシリコンコートされ、且つ外フイルム1の長辺側端
より突出する幅広のものであり、さらに内フイルム2,
3の外フイルム1より突出した部分2b,3b で内フイルム
2,3上に乗せた棒状食材5の端面を包被するようにし
たものとした。
は、引裂方向が長手方向である矩形の引裂方向性を有す
る外フイルム1の長辺側の両側部に、一対の内フイルム
2,3を外フイルム1の幅方向の略中央にて対向辺2a,3
a どうしを重ね合わせた状態で外フイルム1の周囲と接
合して袋状に形成し、さらに外フイルム1と内フイルム
2,3の間にシート状食品4を挟み、さらに外フイルム
1の短辺側端に開封用切り込み1a,1b,1cを複数形成した
棒状食品用包装材であって、内フイルム2,3が、内側
面にシリコンコートされ、且つ外フイルム1の長辺側端
より突出する幅広のものであり、さらに内フイルム2,
3の外フイルム1より突出した部分2b,3b で内フイルム
2,3上に乗せた棒状食材5の端面を包被するようにし
たものとした。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
構成に加え、内フイルム2,3の外フイルム1より突出
した部分2b,3b に、外側端から内側に向かう切り込み2
c,2d,3c,3d を複数設けたものとした。
構成に加え、内フイルム2,3の外フイルム1より突出
した部分2b,3b に、外側端から内側に向かう切り込み2
c,2d,3c,3d を複数設けたものとした。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
構成に加え、内フイルム2,3の外フイルム1より突出
した部分の巻き方向両端に、切り欠きを設けたものとし
た。
構成に加え、内フイルム2,3の外フイルム1より突出
した部分の巻き方向両端に、切り欠きを設けたものとし
た。
【0009】請求項4記載の発明では、請求項1乃至3
のいずれかに記載の構成に加え、開封用切り込み1a,1b,
1cが、外フイルム1の短辺側端の略中央と両端付近の3
箇所に形成されているものとした。
のいずれかに記載の構成に加え、開封用切り込み1a,1b,
1cが、外フイルム1の短辺側端の略中央と両端付近の3
箇所に形成されているものとした。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜図9に基づき、この発明の
実施例を説明する。
実施例を説明する。
【0011】図1〜図6はこの発明の第1実施例を示し
ており、図1は斜視図、図2は分解斜視図、図3は中央
断面図、図4は包装過程を示す説明図、図5は包装状態
を示す斜視図、図6は開封する手順を示す説明図であ
る。
ており、図1は斜視図、図2は分解斜視図、図3は中央
断面図、図4は包装過程を示す説明図、図5は包装状態
を示す斜視図、図6は開封する手順を示す説明図であ
る。
【0012】先ず、前記図1〜図3により、この発明の
第1実施例の構成について具体的に説明する。
第1実施例の構成について具体的に説明する。
【0013】図において、1は、矩形に形成された外フ
イルムであり、引裂方向性を有するフイルムからなり、
その引裂方向は長手方向となっている。
イルムであり、引裂方向性を有するフイルムからなり、
その引裂方向は長手方向となっている。
【0014】2及び3は、内側面(図示上側の面)にシ
リコンコートされた矩形の内フイルムであり、外フイル
ム1の幅方向の略中央にて対向辺2a,3a どうしを重ね合
わせた状態で外フイルム1の周囲と接合されて袋状に形
成されている。さらに、内フイルム2,3は、外フイル
ム1の長辺側端より突出する幅広のものであり、外フイ
ルム1から突出した部分2b,3b で内フイルム2,3上に
乗せた棒状食材の端面を包被するようになっている。
リコンコートされた矩形の内フイルムであり、外フイル
ム1の幅方向の略中央にて対向辺2a,3a どうしを重ね合
わせた状態で外フイルム1の周囲と接合されて袋状に形
成されている。さらに、内フイルム2,3は、外フイル
ム1の長辺側端より突出する幅広のものであり、外フイ
ルム1から突出した部分2b,3b で内フイルム2,3上に
乗せた棒状食材の端面を包被するようになっている。
【0015】尚、外フイルム1と内フイルム2,3との
接合に使用される接着剤は、この種の包装材に一般的に
使用されているものであり、接着後剥離可能な弱接着タ
イプのものである。
接合に使用される接着剤は、この種の包装材に一般的に
使用されているものであり、接着後剥離可能な弱接着タ
イプのものである。
【0016】1a,1b,1cは、外フイルム1の短辺側端に形
成された開封用切り込みであり、略中央と両端付近の3
箇所に形成されている。
成された開封用切り込みであり、略中央と両端付近の3
箇所に形成されている。
【0017】4は、前記外フイルム1と内フイルム2,
3との間に収納されたシート状食品である。シート状食
品4としては、具体的には、焼き海苔、鰹節をシート状
に形成した鰹シート、昆布をシート状に形成した昆布シ
ート、薄焼卵、クレープ生地等が挙げられる。
3との間に収納されたシート状食品である。シート状食
品4としては、具体的には、焼き海苔、鰹節をシート状
に形成した鰹シート、昆布をシート状に形成した昆布シ
ート、薄焼卵、クレープ生地等が挙げられる。
【0018】以上のように構成された包装材の上に、図
4に示すように棒状食材5を乗せ、棒状食材5の端面を
内フイルム2,3の外フイルム1より突出した部分2b,3
b で覆い、端から巻いていき、包装材の端部をテープや
シール(図示せず)等で止めると図5の状態となり、こ
の状態で販売される。
4に示すように棒状食材5を乗せ、棒状食材5の端面を
内フイルム2,3の外フイルム1より突出した部分2b,3
b で覆い、端から巻いていき、包装材の端部をテープや
シール(図示せず)等で止めると図5の状態となり、こ
の状態で販売される。
【0019】前記棒状食材5としては、具体的には、中
心に具6を入れ円柱状に形成された米飯、円柱状に形成
された練り物、円柱状に形成された餅等が挙げられる。
心に具6を入れ円柱状に形成された米飯、円柱状に形成
された練り物、円柱状に形成された餅等が挙げられる。
【0020】図5の状態となった棒状食品を手に持ち、
外フイルム1の端を引っ張ると、開封用切り込み1b,1c
が外フイルム1に形成されており、しかも外フイルム1
が引裂方向性を有するフイルムからなるものであるの
で、開封用切り込み1b,1c と同一幅で綺麗に平行に裂け
る。開封用切り込み1bを略中央に、開封用切り込み1cを
端付近に形成しているので、外フイルム1を裂くと、シ
ート状食品4が大きく表れる。
外フイルム1の端を引っ張ると、開封用切り込み1b,1c
が外フイルム1に形成されており、しかも外フイルム1
が引裂方向性を有するフイルムからなるものであるの
で、開封用切り込み1b,1c と同一幅で綺麗に平行に裂け
る。開封用切り込み1bを略中央に、開封用切り込み1cを
端付近に形成しているので、外フイルム1を裂くと、シ
ート状食品4が大きく表れる。
【0021】さらに、残された外フイルム1と内フイル
ム3を棒状食品の軸方向外側に引くと、棒状食材5の上
にシート状食品4が巻かれた状態になる(図6参照)。
ム3を棒状食品の軸方向外側に引くと、棒状食材5の上
にシート状食品4が巻かれた状態になる(図6参照)。
【0022】このとき、内フイルム3の内側面にシリコ
ンコートがされているので、内フイルム3と棒状食材5
との摩擦抵抗が少ないだけでなく、開封用切り込み1b,1
c の幅がカットテープ等の開封手段を使用したときに比
べ広くなっており、外フイルム1とシート状食品4との
摩擦抵抗も少なくなっているので、簡単に引き抜ける。
ンコートがされているので、内フイルム3と棒状食材5
との摩擦抵抗が少ないだけでなく、開封用切り込み1b,1
c の幅がカットテープ等の開封手段を使用したときに比
べ広くなっており、外フイルム1とシート状食品4との
摩擦抵抗も少なくなっているので、簡単に引き抜ける。
【0023】棒状食品の前記操作で表れた部分を食べた
あとは、上下をひっくり返して残った下側の外フイルム
1の端を引っ張る。すると、外フイルム1が開封用切り
込み1aから裂け、またシート状食品4が大きく表れる。
あとは、上下をひっくり返して残った下側の外フイルム
1の端を引っ張る。すると、外フイルム1が開封用切り
込み1aから裂け、またシート状食品4が大きく表れる。
【0024】さらに、残された外フイルム1と内フイル
ム2を棒状食品の軸方向外側に引くと、残された棒状食
材5の上にもシート状食品4が巻かれる。
ム2を棒状食品の軸方向外側に引くと、残された棒状食
材5の上にもシート状食品4が巻かれる。
【0025】以上がこの発明の第1実施例の説明であ
り、次に図7に基づきこの発明の第2実施例について説
明する。
り、次に図7に基づきこの発明の第2実施例について説
明する。
【0026】この実施例は、第1実施例の包装材を形成
した後、内フイルム2,3の外フイルム1より突出した
部分2b,3b に外側端から内側に向かう切り込み2c,2d,3
c,3dを複数(この実施例ではそれぞれ2本)設けたもの
である。
した後、内フイルム2,3の外フイルム1より突出した
部分2b,3b に外側端から内側に向かう切り込み2c,2d,3
c,3dを複数(この実施例ではそれぞれ2本)設けたもの
である。
【0027】この切り込み2cと切り込み2dとの間隔、及
び切り込み3cと切り込み3dとの間隔は、棒状食材5の端
面を覆うに充分な長さであれば良い。
び切り込み3cと切り込み3dとの間隔は、棒状食材5の端
面を覆うに充分な長さであれば良い。
【0028】この切り込み2c,2d,3c,3d は、図4に示す
ように、包装材の内フイルム2,3の上に棒状食材5を
乗せ、棒状食材5の端面を内フイルム2,3の突出した
部分2b,3b の3つに別れた中央片で覆い、端から巻いて
いくときに、内フイルム2,3の突出した部分2b,3b の
後端がずれて、外フイルム1の後端より突出して外観が
悪くなることを防ぐために設けたものである。
ように、包装材の内フイルム2,3の上に棒状食材5を
乗せ、棒状食材5の端面を内フイルム2,3の突出した
部分2b,3b の3つに別れた中央片で覆い、端から巻いて
いくときに、内フイルム2,3の突出した部分2b,3b の
後端がずれて、外フイルム1の後端より突出して外観が
悪くなることを防ぐために設けたものである。
【0029】即ち、棒状食材5の端面を内フイルム2,
3の中央片で覆って巻くときに、中央片の位置が多少ず
れても、前側片及び後側片に影響を与えないので、前側
片及び後側片がずれて、外フイルム1の後端より突出す
ることがなくなる。
3の中央片で覆って巻くときに、中央片の位置が多少ず
れても、前側片及び後側片に影響を与えないので、前側
片及び後側片がずれて、外フイルム1の後端より突出す
ることがなくなる。
【0030】包装方法及び開封の手順は前記第1実施例
と同様であるので、ここでは説明を省略する。
と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0031】次に、図8に基づきこの発明の第3実施例
について説明する。この実施例は、第1実施例の包装材
を形成した後、内フイルム2,3の外フイルム1より突
出した部分2b,3b の巻き方向前後端を斜めに切り欠いた
ものである。
について説明する。この実施例は、第1実施例の包装材
を形成した後、内フイルム2,3の外フイルム1より突
出した部分2b,3b の巻き方向前後端を斜めに切り欠いた
ものである。
【0032】この切り欠き2e,3e は、図4に示すよう
に、包装材の内フイルム2,3の上に棒状食材5を乗
せ、棒状食材5の端面を内フイルム2,3の突出した部
分2b,3bで覆い、端から巻いていくときに、内フイルム
2,3の突出した部分2b,3b の後端がずれて、外フイル
ム1の後端より突出して外観が悪くなることを防ぐため
である。
に、包装材の内フイルム2,3の上に棒状食材5を乗
せ、棒状食材5の端面を内フイルム2,3の突出した部
分2b,3bで覆い、端から巻いていくときに、内フイルム
2,3の突出した部分2b,3b の後端がずれて、外フイル
ム1の後端より突出して外観が悪くなることを防ぐため
である。
【0033】包装方法及び開封の手順は前記第1実施例
と同様であるので、ここでは説明を省略する。
と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0034】次に、図9に基づきこの発明の第4実施例
について説明する。この実施例は、第1実施例の包装材
を形成した後、内フイルム2,3の外フイルム1より突
出した部分2b,3b の巻き方向の前後端を切り欠き、巻き
方向の前後端に突出した部分がないようにしたものであ
る。尚、前記内フイルム2,3の突出した部分2b,3b の
幅は、棒状食材5の端面を覆うに充分な広さにする必要
がある。
について説明する。この実施例は、第1実施例の包装材
を形成した後、内フイルム2,3の外フイルム1より突
出した部分2b,3b の巻き方向の前後端を切り欠き、巻き
方向の前後端に突出した部分がないようにしたものであ
る。尚、前記内フイルム2,3の突出した部分2b,3b の
幅は、棒状食材5の端面を覆うに充分な広さにする必要
がある。
【0035】この切り欠き2f,3f は、図4に示すよう
に、包装材の内フイルム2,3の上に棒状食材5を乗
せ、棒状食材5の端面を内フイルム2,3の突出した部
分2b,3bで覆い、端から巻いていくときに、内フイルム
2,3の突出した部分2b,3b の後端がずれて、外フイル
ム1の後端より突出して外観が悪くなることを防ぐため
である。
に、包装材の内フイルム2,3の上に棒状食材5を乗
せ、棒状食材5の端面を内フイルム2,3の突出した部
分2b,3bで覆い、端から巻いていくときに、内フイルム
2,3の突出した部分2b,3b の後端がずれて、外フイル
ム1の後端より突出して外観が悪くなることを防ぐため
である。
【0036】包装方法及び開封の手順は前記第1実施例
と同様であるので、ここでは説明を省略する。
と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0037】
【発明の効果】この発明の棒状食品用包装材では、上述
のように構成されており、内フイルム2,3と棒状食材
5との摩擦抵抗が少なくなっているので、簡単に包装を
解いて食べることができるという効果を有する。
のように構成されており、内フイルム2,3と棒状食材
5との摩擦抵抗が少なくなっているので、簡単に包装を
解いて食べることができるという効果を有する。
【0038】請求項2記載のように、請求項1記載の構
成に加え、内フイルム2,3の外フイルム1より突出し
た部分2b,3b に、外側端から内側に向かう切り込み2c,2
d,3c,3d を複数設けたものとすれば、外フイルム1の後
端より内フイルム2,3の一部が突出して外観が悪くな
ることがなくなる。
成に加え、内フイルム2,3の外フイルム1より突出し
た部分2b,3b に、外側端から内側に向かう切り込み2c,2
d,3c,3d を複数設けたものとすれば、外フイルム1の後
端より内フイルム2,3の一部が突出して外観が悪くな
ることがなくなる。
【0039】請求項3記載のように、請求項1記載の構
成に加え、内フイルム2,3の外フイルム1より突出し
た部分の巻き方向両端に、切り欠きを設けたものとすれ
ば、外フイルム1の後端より内フイルム2,3の一部が
突出して外観が悪くなることがなくなる。
成に加え、内フイルム2,3の外フイルム1より突出し
た部分の巻き方向両端に、切り欠きを設けたものとすれ
ば、外フイルム1の後端より内フイルム2,3の一部が
突出して外観が悪くなることがなくなる。
【0040】請求項4記載のように、請求項1乃至3の
いずれかに記載の構成に加え、開封用切り込み1a,1b,1c
が、外フイルム1の短辺側端の略中央と両端付近の3箇
所に形成されているものとすれば、開封したときに外フ
イルム1とシート状食品4と接触部分が少なくなるの
で、シート状食品4との摩擦抵抗も少なくなり、さらに
簡単に内フイルム2,3が引き抜けるようになる。
いずれかに記載の構成に加え、開封用切り込み1a,1b,1c
が、外フイルム1の短辺側端の略中央と両端付近の3箇
所に形成されているものとすれば、開封したときに外フ
イルム1とシート状食品4と接触部分が少なくなるの
で、シート状食品4との摩擦抵抗も少なくなり、さらに
簡単に内フイルム2,3が引き抜けるようになる。
【図1】この発明の棒状食品用包装材の斜視図である。
【図2】この発明の棒状食品用包装材の分解斜視図であ
る。
る。
【図3】この発明の棒状食品用包装材の中央断面図であ
る。
る。
【図4】この発明の棒状食品用包装材により包装する過
程を示す説明図である。
程を示す説明図である。
【図5】この発明の棒状食品用包装材により包装された
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図6】この発明の棒状食品用包装材により包装された
棒状食品を開封する手順を示す説明図である。
棒状食品を開封する手順を示す説明図である。
【図7】この発明の棒状食品用包装材の第2実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図8】この発明の棒状食品用包装材の第3実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図9】この発明の棒状食品用包装材の第4実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
1 外フイルム 1a,1b,1c 開封用切り込み 2 内フイルム 2a 対向辺 2b 突出した部分 2c,2d 切り込み 3 内フイルム 3a 対向辺 3b 突出した部分 3c,3d 切り込み 4 シート状食品 5 棒状食材
Claims (4)
- 【請求項1】 引裂方向が長手方向である矩形の引裂方
向性を有する外フイルム(1)の長辺側の両側部に、一
対の内フイルム(2,3)を外フイルム(1)の幅方向
の略中央にて対向辺(2a,3a )どうしを重ね合わせた状
態で外フイルム(1)の周囲と接合して袋状に形成し、
さらに外フイルム(1)と内フイルム(2,3)の間に
シート状食品(4)を挟み、さらに外フイルム(1)の
短辺側端に開封用切り込み(1a,1b,1c)を複数形成した
棒状食品用包装材であって、内フイルム(2,3)が、
内側面にシリコンコートされ、且つ外フイルム(1)の
長辺側端より突出する幅広のものであり、さらに内フイ
ルム(2,3)の外フイルム(1)より突出した部分
(2b,3b )で内フイルム(2,3)上に乗せた棒状食材
(5)の端面を包被するようにしたことを特徴とする棒
状食品用包装材。 - 【請求項2】 内フイルム(2,3)の外フイルム
(1)より突出した部分(2b,3b )に、外側端から内側
に向かう切り込み(2c,2d,3c,3d )を複数設けたことを
特徴とする請求項1記載の棒状食品用包装材。 - 【請求項3】 内フイルム(2,3)の外フイルム
(1)より突出した部分の巻き方向両端に、切り欠きを
設けたことを特徴とする請求項1記載の棒状食品用包装
材。 - 【請求項4】 開封用切り込み(1a,1b,1c)が、外フイ
ルム(1)の短辺側端の略中央と両端付近の3箇所に形
成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
かに記載の棒状食品用包装材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10011380A JPH11206328A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 棒状食品用包装材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10011380A JPH11206328A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 棒状食品用包装材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11206328A true JPH11206328A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11776417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10011380A Pending JPH11206328A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 棒状食品用包装材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11206328A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008239214A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Makoto Suzuki | 包装巻寿司及び包装シート |
JP2016093165A (ja) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | 不二精機株式会社 | 棒状寿司の包装方法 |
CN114286631A (zh) * | 2019-08-30 | 2022-04-05 | Ykk株式会社 | 面连接件 |
-
1998
- 1998-01-23 JP JP10011380A patent/JPH11206328A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008239214A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Makoto Suzuki | 包装巻寿司及び包装シート |
JP2016093165A (ja) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | 不二精機株式会社 | 棒状寿司の包装方法 |
CN114286631A (zh) * | 2019-08-30 | 2022-04-05 | Ykk株式会社 | 面连接件 |
CN114286631B (zh) * | 2019-08-30 | 2024-02-20 | Ykk株式会社 | 面连接件 |
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